JPH09168090A - 輪郭強調装置 - Google Patents
輪郭強調装置Info
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- JPH09168090A JPH09168090A JP7328975A JP32897595A JPH09168090A JP H09168090 A JPH09168090 A JP H09168090A JP 7328975 A JP7328975 A JP 7328975A JP 32897595 A JP32897595 A JP 32897595A JP H09168090 A JPH09168090 A JP H09168090A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 帯域制限により劣化してしまう映像信号の輪
郭成分を強調する処理を施すことにより、劣化する輪郭
成分を補償することができ、見やすいテキスト画像を表
示させる。 【解決手段】 入力端子40から入力されたディジタル
映像信号S41は非線形処理部10及び最大値・最小値
・平均値算出部11に夫々与える。最大値・最小値・平
均値算出部11は、入力ディジタル映像信号から、例え
ば画面の左右4画素、上下3ラインの所定領域における
階調データの内、最大値、最小値及び平均値を算出し非
線形処理部10に与える。非線形処理部10は入力ディ
ジタル映像信号S41に対し、最大値、最小値及び平均
値を用いて非線形処理を施して出力する。このとき、入
力値が平均値より小さいレベルの場合にはより小さく、
平均値よりも大きいレベルの場合にはより大きくなるよ
うに演算処理を行う。この入出力特性により、LPF3
の帯域制限による輪郭成分の劣化を補償すると共に強調
することができるため、明確な文字等のテキスト画像の
表示を可能にする。
郭成分を強調する処理を施すことにより、劣化する輪郭
成分を補償することができ、見やすいテキスト画像を表
示させる。 【解決手段】 入力端子40から入力されたディジタル
映像信号S41は非線形処理部10及び最大値・最小値
・平均値算出部11に夫々与える。最大値・最小値・平
均値算出部11は、入力ディジタル映像信号から、例え
ば画面の左右4画素、上下3ラインの所定領域における
階調データの内、最大値、最小値及び平均値を算出し非
線形処理部10に与える。非線形処理部10は入力ディ
ジタル映像信号S41に対し、最大値、最小値及び平均
値を用いて非線形処理を施して出力する。このとき、入
力値が平均値より小さいレベルの場合にはより小さく、
平均値よりも大きいレベルの場合にはより大きくなるよ
うに演算処理を行う。この入出力特性により、LPF3
の帯域制限による輪郭成分の劣化を補償すると共に強調
することができるため、明確な文字等のテキスト画像の
表示を可能にする。
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、入力された映像信号の
信号処理に伴う輪郭成分を強調するのに好適の輪郭強調
装置に関する。
信号処理に伴う輪郭成分を強調するのに好適の輪郭強調
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル処理化が進んでいる。
特に、入力映像信号を表示画面に表示する表示機器で
は、高画質・高音質の理由からディジタル処理を行うデ
ィジタル信号処理回路が採用されている。ディジタル信
号処理回路は入力された映像信号がアナログ信号である
場合には、通常処理を行う前にアナログ映像信号を一度
ディジタル信号に変換して処理を行う。つまり、ディジ
タル処理を行うために、アナログ信号をディジタル信号
に変換するアナログ→ディジタル変換回路(以下、A/
D回路と称す)を用いて入力映像信号をディジタル映像
信号に変換する。
特に、入力映像信号を表示画面に表示する表示機器で
は、高画質・高音質の理由からディジタル処理を行うデ
ィジタル信号処理回路が採用されている。ディジタル信
号処理回路は入力された映像信号がアナログ信号である
場合には、通常処理を行う前にアナログ映像信号を一度
ディジタル信号に変換して処理を行う。つまり、ディジ
タル処理を行うために、アナログ信号をディジタル信号
に変換するアナログ→ディジタル変換回路(以下、A/
D回路と称す)を用いて入力映像信号をディジタル映像
信号に変換する。
【0003】このように、入力映像信号にディジタル処
理を施す場合、処理前にA/D変換回路を用いてアナロ
グ→ディジタル変換が行われているが、その際、A/D
変換を行う前段、即ち、A/D変換回路に与える入力映
像信号の周波数帯域をサンプリング周波数fsに応じて
制限する必要がある。サンプリング定理によれば、fs
/2以下の周波数に周波数帯域を制限しなければならな
い。
理を施す場合、処理前にA/D変換回路を用いてアナロ
グ→ディジタル変換が行われているが、その際、A/D
変換を行う前段、即ち、A/D変換回路に与える入力映
像信号の周波数帯域をサンプリング周波数fsに応じて
制限する必要がある。サンプリング定理によれば、fs
/2以下の周波数に周波数帯域を制限しなければならな
い。
【0004】ディジタル信号処理を行う入力映像信号を
考慮すると、例えば、パーソナル・コンピュータから出
力されるアナログ映像信号が考えられる。このアナログ
映像信号は広い周波数帯域を有しており、例えば、10
24×768画素の映像信号の場合には、ビット周波数
で30MHz程度の周波数帯域を有している。この映像
信号をA/D変換してディジタル信号処理を行う場合に
は、A/D変換の前段に該信号の周波数帯域を制限しな
ければならないが、例えばこの場合、サンプリング周波
数fsが28MHzであったとすると、14MHz以下
に帯域制限する必要があり、周波数帯域を1/2以下に
落とさなければならない。
考慮すると、例えば、パーソナル・コンピュータから出
力されるアナログ映像信号が考えられる。このアナログ
映像信号は広い周波数帯域を有しており、例えば、10
24×768画素の映像信号の場合には、ビット周波数
で30MHz程度の周波数帯域を有している。この映像
信号をA/D変換してディジタル信号処理を行う場合に
は、A/D変換の前段に該信号の周波数帯域を制限しな
ければならないが、例えばこの場合、サンプリング周波
数fsが28MHzであったとすると、14MHz以下
に帯域制限する必要があり、周波数帯域を1/2以下に
落とさなければならない。
【0005】そこで、従来のディジタル信号処理装置で
は、A/D変換前に入力映像信号の周波数帯域制限を行
うと共に、高い周波数の入力映像信号が入力された場合
でもサンプリングを効果的に行うための低域透過フィル
タ(以下、LPFと称す)が用いられている。
は、A/D変換前に入力映像信号の周波数帯域制限を行
うと共に、高い周波数の入力映像信号が入力された場合
でもサンプリングを効果的に行うための低域透過フィル
タ(以下、LPFと称す)が用いられている。
【0006】このように、入力されたアナログ映像信号
に対してディジタル信号処理を施して該映像信号を表示
部(例えばモニタ)へと出力すると共に、上記A/D変
換に伴うサンプリングの不可を防止するLPFを備えた
ディジタル信号処理装置の一例を図9に示す。
に対してディジタル信号処理を施して該映像信号を表示
部(例えばモニタ)へと出力すると共に、上記A/D変
換に伴うサンプリングの不可を防止するLPFを備えた
ディジタル信号処理装置の一例を図9に示す。
【0007】図9は従来のディジタル信号処理装置の概
略構成の一例を示すブロック図である。
略構成の一例を示すブロック図である。
【0008】図9に示すように、映像信号入力端子1に
は、アナログ方式の映像信号S1が入力される。入力さ
れた映像信号はLPF3に与える。一方、入力端子2に
は、図示しない同期信号分離回路によって前記映像信号
から分離された映像同期信号S2が入力される。入力さ
れた映像同期信号S2はクロック発生部7に与える。ク
ロック発生部7は与えられた映像同期信号S2に基づい
てディジタル信号処理用クロックパルスCK(以下、ク
ロックCKと称す)を発生し、A/D処理部4、ディジ
タル信号処理部5及びD/A処理部6に夫々与える。
は、アナログ方式の映像信号S1が入力される。入力さ
れた映像信号はLPF3に与える。一方、入力端子2に
は、図示しない同期信号分離回路によって前記映像信号
から分離された映像同期信号S2が入力される。入力さ
れた映像同期信号S2はクロック発生部7に与える。ク
ロック発生部7は与えられた映像同期信号S2に基づい
てディジタル信号処理用クロックパルスCK(以下、ク
ロックCKと称す)を発生し、A/D処理部4、ディジ
タル信号処理部5及びD/A処理部6に夫々与える。
【0009】LPF3は、入力した映像信号S1の周波
数帯域を、例えば14MHz以下に周波数帯域を制限
し、帯域制限した映像信号S3をA/D処理部4に与え
る。
数帯域を、例えば14MHz以下に周波数帯域を制限
し、帯域制限した映像信号S3をA/D処理部4に与え
る。
【0010】A/D処理部4は、LPF3により与えれ
た映像信号S3をクロック発生部7により供給されたク
ロックCKでサンプリングを行うことにより、ディジタ
ル化する。即ち、A/D処理部4によりディジタル化さ
れたディジタル映像信号S4はディジタル信号処理部5
に与える。
た映像信号S3をクロック発生部7により供給されたク
ロックCKでサンプリングを行うことにより、ディジタ
ル化する。即ち、A/D処理部4によりディジタル化さ
れたディジタル映像信号S4はディジタル信号処理部5
に与える。
【0011】ディジタル信号処理部5は、与えれたディ
ジタル映像信号S4に対して、クロック発生部7からの
クロックCKを用いて、例えば走査線変換等のディジタ
ル信号処理を行い、その処理結果としてのディジタル映
像信号S5をD/A処理部6に与える。
ジタル映像信号S4に対して、クロック発生部7からの
クロックCKを用いて、例えば走査線変換等のディジタ
ル信号処理を行い、その処理結果としてのディジタル映
像信号S5をD/A処理部6に与える。
【0012】D/A処理部6は、ディジタル信号処理部
5より与えられたディジタル映像信号S5をクロック発
生部7からのクロックCKに基づいてディジタル→アナ
ログ変換(以下、D/A変換と称す)を行い、アナログ
化した映像信号S6を出力端子8に出力する。その後、
映像信号6は出力端子8を介して該映像信号6を表示画
面に表示するための表示部(例えばモニタ)へと出力さ
れるようになっている。これにより、表示部の表示画面
には、入力映像信号に基づく画像が表示される。
5より与えられたディジタル映像信号S5をクロック発
生部7からのクロックCKに基づいてディジタル→アナ
ログ変換(以下、D/A変換と称す)を行い、アナログ
化した映像信号S6を出力端子8に出力する。その後、
映像信号6は出力端子8を介して該映像信号6を表示画
面に表示するための表示部(例えばモニタ)へと出力さ
れるようになっている。これにより、表示部の表示画面
には、入力映像信号に基づく画像が表示される。
【0013】ところで、パーソナル・コンピュータから
出力される映像信号は、文字等のテキスト画像を含む映
像信号であることが多い。映像信号がテキスト画像であ
る場合、走査線毎の信号波形で見ると、ある一定の背景
レベルに対してテキスト部分の信号波形がインパルス
状、又はステップ状の信号となる。
出力される映像信号は、文字等のテキスト画像を含む映
像信号であることが多い。映像信号がテキスト画像であ
る場合、走査線毎の信号波形で見ると、ある一定の背景
レベルに対してテキスト部分の信号波形がインパルス
状、又はステップ状の信号となる。
【0014】次に、このようなパーソナル・コンピュー
タからのアナログ方式の映像信号が装置に入力された場
合の動作を図10及び図11を参照して説明する。
タからのアナログ方式の映像信号が装置に入力された場
合の動作を図10及び図11を参照して説明する。
【0015】図10は入力されたアナログ映像信号S1
がインパルス状の信号であった場合のディジタル信号処
理装置における各処理部の出力波形を示す波形図であ
る。
がインパルス状の信号であった場合のディジタル信号処
理装置における各処理部の出力波形を示す波形図であ
る。
【0016】いま、図9に示すディジタル信号処理装置
の入力端子1に、図10(a)のようなインパルス状の
映像信号S1が入力されたものとする。すると、インパ
ルス状の映像信号S1はLPF3によって帯域制限さ
れ、図10(b)に示すように振幅が下がり、幅が広が
った出力信号S3となる。即ち、LPF3はこのような
出力信号をA/D処理部4に与える。
の入力端子1に、図10(a)のようなインパルス状の
映像信号S1が入力されたものとする。すると、インパ
ルス状の映像信号S1はLPF3によって帯域制限さ
れ、図10(b)に示すように振幅が下がり、幅が広が
った出力信号S3となる。即ち、LPF3はこのような
出力信号をA/D処理部4に与える。
【0017】その後、LPF3の出力信号はA/D処理
部4によって、図10(e)に示すクロックCKでA/
D変換され、ディジタル化された映像信号S4(ディジ
タル映像信号)は図10(c)に示すものとなる。そし
て、このディジタル映像信号はディジタル信号処理部に
よって処理される。このとき、ディジタル信号処理部5
の出力信号S5は、入力信号S4と同じ波形であったと
すると、D/A処理部6によってD/A変換されて出力
されるアナログ映像信号S6は、図10(d)に示すも
のとなる。つまり、このディジタル信号処理装置の映像
信号の入力時(図10(a)に示す入力映像信号)と、
出力時(図10(d)に示す出力信号)とを比較する
と、出力信号である図10(d)に示す波形は、入力映
像信号である図10(a)に示す波形と比べて、振幅が
小さく且つ幅が広がってしまっている。
部4によって、図10(e)に示すクロックCKでA/
D変換され、ディジタル化された映像信号S4(ディジ
タル映像信号)は図10(c)に示すものとなる。そし
て、このディジタル映像信号はディジタル信号処理部に
よって処理される。このとき、ディジタル信号処理部5
の出力信号S5は、入力信号S4と同じ波形であったと
すると、D/A処理部6によってD/A変換されて出力
されるアナログ映像信号S6は、図10(d)に示すも
のとなる。つまり、このディジタル信号処理装置の映像
信号の入力時(図10(a)に示す入力映像信号)と、
出力時(図10(d)に示す出力信号)とを比較する
と、出力信号である図10(d)に示す波形は、入力映
像信号である図10(a)に示す波形と比べて、振幅が
小さく且つ幅が広がってしまっている。
【0018】また、図11は入力されたアナログ映像信
号S1がステップ状の信号であった場合のディジタル信
号処理装置における各処理部の出力波形を示す信号波形
図である。
号S1がステップ状の信号であった場合のディジタル信
号処理装置における各処理部の出力波形を示す信号波形
図である。
【0019】この場合においても、図9に示すディジタ
ル信号処理装置は同様に動作することにより、図11
(a)に示すステップ状の入力映像信号に対して処理が
施されて、図11(d)に示す映像信号を出力する。こ
こで、ステップ状の映像信号の入力時(図11(a)に
示す入力映像信号)と、出力時(図11(d)に示す出
力信号)とを比較すると、エッジ部分の立ち上がりが図
11(d)に示す出力時の信号波形の方がかなり緩やか
になってしまっている。しかしながら、ステップ状の入
力信号の場合には、図10(d)に示すインパルス状の
出力信号波形に示すように最大振幅が小さくなるという
ことはない。
ル信号処理装置は同様に動作することにより、図11
(a)に示すステップ状の入力映像信号に対して処理が
施されて、図11(d)に示す映像信号を出力する。こ
こで、ステップ状の映像信号の入力時(図11(a)に
示す入力映像信号)と、出力時(図11(d)に示す出
力信号)とを比較すると、エッジ部分の立ち上がりが図
11(d)に示す出力時の信号波形の方がかなり緩やか
になってしまっている。しかしながら、ステップ状の入
力信号の場合には、図10(d)に示すインパルス状の
出力信号波形に示すように最大振幅が小さくなるという
ことはない。
【0020】その後、上述の如くディジタル処理及びD
/A変換が施されたインパルス状の映像信号又はステッ
プ状の映像信号(D/A出力映像信号S6)は出力端子
8を介して、CRTディスプレー等の表示部(モニタ
ー)に与えることにより、入力映像信号に基づく画像を
表示する。
/A変換が施されたインパルス状の映像信号又はステッ
プ状の映像信号(D/A出力映像信号S6)は出力端子
8を介して、CRTディスプレー等の表示部(モニタ
ー)に与えることにより、入力映像信号に基づく画像を
表示する。
【0021】しかしながら、このようなディジタル処理
された出力映像の信号S6を表示部の表示画面に表示し
た場合には、入力端子1に入力される映像信号をそのま
まの状態で表示する場合よりも、入力された映像信号の
周波数帯域によっては、著しくぼけた画像が表示されて
しまう場合がある。特に、文字等のテキスト画像では、
水平方向がステップ状であり且つ横線状の信号部分では
最大振幅が確保されるが、水平方向がインパルス状であ
り且つ縦線状の信号部分では、最大振幅が小さくなって
しまう。つまり、全体的にみると、縦線状の部分と横線
状の部分とでは、最大振幅が異なってしまい、結果とし
て読みにくい文字が表示されてしまうという問題点があ
った。
された出力映像の信号S6を表示部の表示画面に表示し
た場合には、入力端子1に入力される映像信号をそのま
まの状態で表示する場合よりも、入力された映像信号の
周波数帯域によっては、著しくぼけた画像が表示されて
しまう場合がある。特に、文字等のテキスト画像では、
水平方向がステップ状であり且つ横線状の信号部分では
最大振幅が確保されるが、水平方向がインパルス状であ
り且つ縦線状の信号部分では、最大振幅が小さくなって
しまう。つまり、全体的にみると、縦線状の部分と横線
状の部分とでは、最大振幅が異なってしまい、結果とし
て読みにくい文字が表示されてしまうという問題点があ
った。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来のデ
ィジタル信号処理装置では、広帯域のアナログ入力映像
信号を入力し、ディジタル化したディジタル信号に信号
処理を施す場合には、A/D変換によるサンプリング不
可を防止するためにA/D変換処理前に入力映像信号に
対して帯域制限を行うLPF3を用いて入力映像信号の
帯域制限を行っていたが、この帯域制限のためにディジ
タル処理された映像信号を表示画面に表示すると、原画
像よりもぼけた画像になってしまう。特にテキスト画像
などでは、帯域制限によりエッジ部分などの高周波成分
が劣化してしまう他、縦線状の部分では最大振幅が小さ
くなってしまい、結果として読みにくい文字が表示され
てしまうという問題点があった。
ィジタル信号処理装置では、広帯域のアナログ入力映像
信号を入力し、ディジタル化したディジタル信号に信号
処理を施す場合には、A/D変換によるサンプリング不
可を防止するためにA/D変換処理前に入力映像信号に
対して帯域制限を行うLPF3を用いて入力映像信号の
帯域制限を行っていたが、この帯域制限のためにディジ
タル処理された映像信号を表示画面に表示すると、原画
像よりもぼけた画像になってしまう。特にテキスト画像
などでは、帯域制限によりエッジ部分などの高周波成分
が劣化してしまう他、縦線状の部分では最大振幅が小さ
くなってしまい、結果として読みにくい文字が表示され
てしまうという問題点があった。
【0023】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、帯域制限により劣化してしまう映像信号の
輪郭成分を強調する処理を施すことにより、劣化する輪
郭成分を補償することができ、見やすいテキスト画像を
表示させることのできる輪郭強調装置の提供を目的とす
る。
れたもので、帯域制限により劣化してしまう映像信号の
輪郭成分を強調する処理を施すことにより、劣化する輪
郭成分を補償することができ、見やすいテキスト画像を
表示させることのできる輪郭強調装置の提供を目的とす
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の輪郭強調装置
は、映像信号を入力する入力手段と、前記入力手段によ
り入力された前記映像信号の所定の領域の最大値、最小
値及び平均値を算出する算出手段と、前記算出手段によ
り算出した最大値、最小値及び平均値と前記映像信号と
が入力され、前記入力された映像信号の値が平均値と最
大値との間にある場合には入力映像信号のレベルを大き
くして最大値に近い値にし、前記入力された映像信号の
値が平均値と最小値との間にある場合には入力映像信号
のレベルを小さくして最小値に近い値にする非線形処理
を前記入力された映像信号に施して出力する非線形処理
手段と、を具備したものである。
は、映像信号を入力する入力手段と、前記入力手段によ
り入力された前記映像信号の所定の領域の最大値、最小
値及び平均値を算出する算出手段と、前記算出手段によ
り算出した最大値、最小値及び平均値と前記映像信号と
が入力され、前記入力された映像信号の値が平均値と最
大値との間にある場合には入力映像信号のレベルを大き
くして最大値に近い値にし、前記入力された映像信号の
値が平均値と最小値との間にある場合には入力映像信号
のレベルを小さくして最小値に近い値にする非線形処理
を前記入力された映像信号に施して出力する非線形処理
手段と、を具備したものである。
【0025】本発明においては、入力手段は映像信号を
入力する。算出手段は前記入力手段により入力された前
記映像信号の所定の領域の最大値、最小値及び平均値を
算出する。非線形処理手段は、前記算出手段により算出
した最大値、最小値及び平均値と前記映像信号とが入力
され、前記入力された映像信号の値が平均値と最大値と
の間にある場合には入力映像信号のレベルを大きくして
最大値に近い値にし、前記入力された映像信号の値が平
均値と最小値との間にある場合には入力映像信号のレベ
ルを小さくして最小値に近い値にする非線形処理を前記
入力された映像信号に施して出力する。これにより、A
/D変換するために配置されたLPFの帯域制限によ
り、信号レベルが劣化した映像信号の輪郭成分(高周波
成分)を強調することができるため、ぼけることなくく
っきりと画像を表示することができる。
入力する。算出手段は前記入力手段により入力された前
記映像信号の所定の領域の最大値、最小値及び平均値を
算出する。非線形処理手段は、前記算出手段により算出
した最大値、最小値及び平均値と前記映像信号とが入力
され、前記入力された映像信号の値が平均値と最大値と
の間にある場合には入力映像信号のレベルを大きくして
最大値に近い値にし、前記入力された映像信号の値が平
均値と最小値との間にある場合には入力映像信号のレベ
ルを小さくして最小値に近い値にする非線形処理を前記
入力された映像信号に施して出力する。これにより、A
/D変換するために配置されたLPFの帯域制限によ
り、信号レベルが劣化した映像信号の輪郭成分(高周波
成分)を強調することができるため、ぼけることなくく
っきりと画像を表示することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0027】図1は本発明に係る輪郭強調装置の一実施
形態例を示すブロック図である。
形態例を示すブロック図である。
【0028】本実施形態例においては、図1に示す回路
構成の輪郭強調装置を、図9に示すディジタル信号処理
を行うディジタル信号処理装置の、例えばA/D処理部
4の後段に配置することにより、LPF3の帯域制限に
伴い信号劣化した部分を強調するように処理が施される
ようになっている。
構成の輪郭強調装置を、図9に示すディジタル信号処理
を行うディジタル信号処理装置の、例えばA/D処理部
4の後段に配置することにより、LPF3の帯域制限に
伴い信号劣化した部分を強調するように処理が施される
ようになっている。
【0029】図1に示すように、入力端子40には、図
9に示すディジタル処理装置のA/D処理部4から出力
されるディジタル映像信号S4と同じ信号形態のディジ
タル信号S41が入力される。入力されたディジタル映
像信号S41は非線形処理部10及び最大値・最小値・
平均値算出部11に夫々与える。
9に示すディジタル処理装置のA/D処理部4から出力
されるディジタル映像信号S4と同じ信号形態のディジ
タル信号S41が入力される。入力されたディジタル映
像信号S41は非線形処理部10及び最大値・最小値・
平均値算出部11に夫々与える。
【0030】最大値・最小値・平均値算出部11は、与
えられたディジタル映像信号S41から画面の所定の領
域における階調データのうち、最大値(図中にはMAX
と略記)、最小値(図中にはMINと略記)、平均値
(図中にはAVRと略記)の3つの値を算出し、算出し
た3つの値を非線形処理部10に与える。上記最大値、
最小値及び平均値の算出方法としては、例えば画面上の
左右4画素ずつ、画面上の上下3ラインに基づく所定の
領域から算出する。
えられたディジタル映像信号S41から画面の所定の領
域における階調データのうち、最大値(図中にはMAX
と略記)、最小値(図中にはMINと略記)、平均値
(図中にはAVRと略記)の3つの値を算出し、算出し
た3つの値を非線形処理部10に与える。上記最大値、
最小値及び平均値の算出方法としては、例えば画面上の
左右4画素ずつ、画面上の上下3ラインに基づく所定の
領域から算出する。
【0031】図2に最大値・最小値・平均値算出部11
の具体的な回路構成が示されている。図2において、入
力端子50にはディジタル映像信号S41が入力され
る。1クロック遅延回路51は、入力端子50からのデ
ィジタル映像信号S41を1クロックだけ遅延させ、次
段の1クロック遅延回路52、8入力平均値算出回路5
8、8入力最大値算出回路63及び8入力最小値算出回
路68に夫々入力する。同様に、1クロック遅延回路5
2〜57は、入力されたディジタル映像信号を1クロッ
クだけ遅延させ、次段のクロック遅延回路、8入力平均
値算出回路58、8入力最大値算出回路63、8入力最
小値算出回路68に夫々入力する。
の具体的な回路構成が示されている。図2において、入
力端子50にはディジタル映像信号S41が入力され
る。1クロック遅延回路51は、入力端子50からのデ
ィジタル映像信号S41を1クロックだけ遅延させ、次
段の1クロック遅延回路52、8入力平均値算出回路5
8、8入力最大値算出回路63及び8入力最小値算出回
路68に夫々入力する。同様に、1クロック遅延回路5
2〜57は、入力されたディジタル映像信号を1クロッ
クだけ遅延させ、次段のクロック遅延回路、8入力平均
値算出回路58、8入力最大値算出回路63、8入力最
小値算出回路68に夫々入力する。
【0032】8入力平均値算出回路58は、入力された
8系統の映像信号の階調データの平均値を求め、3入力
値算出回路61及び1H遅延回路59に与える。1H遅
延回路59は、8入力平均値算出回路58より供給され
た映像信号を1走査線期間だけ遅延させ、3入力平均値
算出回路61及び次段の1H遅延回路60に与える。同
様に1H遅延回路60は、1H遅延回路59より供給さ
れた映像信号を1走査線期間だけ遅延させ、3入力平均
値算出回路61に与える。3入力平均値算出回路61
は、8入力平均値算出回路58、1H遅延回路59、6
0より供給された3系統の映像信号の平均値を算出し、
出力端子62に出力する。
8系統の映像信号の階調データの平均値を求め、3入力
値算出回路61及び1H遅延回路59に与える。1H遅
延回路59は、8入力平均値算出回路58より供給され
た映像信号を1走査線期間だけ遅延させ、3入力平均値
算出回路61及び次段の1H遅延回路60に与える。同
様に1H遅延回路60は、1H遅延回路59より供給さ
れた映像信号を1走査線期間だけ遅延させ、3入力平均
値算出回路61に与える。3入力平均値算出回路61
は、8入力平均値算出回路58、1H遅延回路59、6
0より供給された3系統の映像信号の平均値を算出し、
出力端子62に出力する。
【0033】8入力最大値算出回路63は、入力された
8系統の映像信号の階調データの最大値を求め、3入力
最大値算出回路66及び1H遅延回路64に与える。1
H遅延回路64は、8入力最大値算出回路63より供給
された映像信号を1走査線期間だけ遅延させ、3入力最
大値算出回路66及び次段の1H遅延回路65に与え
る。同様に1H遅延回路65は、前記1H遅延回路64
より供給された映像信号を1走査線期間だけ遅延させ、
3入力最大値算出回路66に与える。3入力最大値算出
回路66は、8入力最大値算出回路63、1H遅延回路
64、65より供給された3系統の映像信号の最大値を
算出し、出力端子33に出力する。
8系統の映像信号の階調データの最大値を求め、3入力
最大値算出回路66及び1H遅延回路64に与える。1
H遅延回路64は、8入力最大値算出回路63より供給
された映像信号を1走査線期間だけ遅延させ、3入力最
大値算出回路66及び次段の1H遅延回路65に与え
る。同様に1H遅延回路65は、前記1H遅延回路64
より供給された映像信号を1走査線期間だけ遅延させ、
3入力最大値算出回路66に与える。3入力最大値算出
回路66は、8入力最大値算出回路63、1H遅延回路
64、65より供給された3系統の映像信号の最大値を
算出し、出力端子33に出力する。
【0034】8入力最小値算出回路68は、入力された
8系統の映像信号の階調データの最小値を求め、3入力
最小値算出回路71及び1H遅延回路69に与える。1
H遅延回路69は、8入力最小値算出回路68より供給
された映像信号を1走査線期間だけ遅延させ、3入力最
小算出回路71及び次段の1H遅延回路70に与える。
同様に1H遅延回路70は、前記1H遅延回路69より
供給された映像信号を1走査線期間だけ遅延させ、3入
力最小値算出回路71に与える。3入力最小値算出回路
71は、8入力最小値算出回路68、1H遅延回路6
9、70より供給された3系統の映像信号の最小値を算
出し、出力端子34に出力する。
8系統の映像信号の階調データの最小値を求め、3入力
最小値算出回路71及び1H遅延回路69に与える。1
H遅延回路69は、8入力最小値算出回路68より供給
された映像信号を1走査線期間だけ遅延させ、3入力最
小算出回路71及び次段の1H遅延回路70に与える。
同様に1H遅延回路70は、前記1H遅延回路69より
供給された映像信号を1走査線期間だけ遅延させ、3入
力最小値算出回路71に与える。3入力最小値算出回路
71は、8入力最小値算出回路68、1H遅延回路6
9、70より供給された3系統の映像信号の最小値を算
出し、出力端子34に出力する。
【0035】このような構成により、平均値について
は、画面上で左側3画素、右側4画素と現画素の計8画
素の水平方向の平均値が求められ、さらに、求められた
水平方向の平均値から垂直方向に上下1画素ずつ計3画
素の平均値を求めることができる。このため、出力端子
62には水平8画素×垂直3画素の領域での平均値が供
給され、同様に出力端子67には水平8画素×垂直3画
素の領域での最大値が、出力端子72には水平8画素×
垂直3画素の領域での最大値が夫々供給される。即ち、
このように算出された最大値、最小値及び平均値が図1
に示す非線形処理部10に与えられるようになってい
る。
は、画面上で左側3画素、右側4画素と現画素の計8画
素の水平方向の平均値が求められ、さらに、求められた
水平方向の平均値から垂直方向に上下1画素ずつ計3画
素の平均値を求めることができる。このため、出力端子
62には水平8画素×垂直3画素の領域での平均値が供
給され、同様に出力端子67には水平8画素×垂直3画
素の領域での最大値が、出力端子72には水平8画素×
垂直3画素の領域での最大値が夫々供給される。即ち、
このように算出された最大値、最小値及び平均値が図1
に示す非線形処理部10に与えられるようになってい
る。
【0036】非線形処理部10は、最大値・最小値・平
均値算出部11からの最大値、最小値及び平均値の3つ
の値を用いて入力ディジタル映像信号に対して所定の非
線形演算処理を行う。即ち、非線形処理部10は非線形
演算処理を行うための演算回路で構成されており、所定
の非線形的入出力特性を備えている。非線形処理された
ディジタル映像信号S42は、出力端子43を介して、
例えばディジタル信号処理を行うディジタル信号処理部
5(図9参照)へと出力する。
均値算出部11からの最大値、最小値及び平均値の3つ
の値を用いて入力ディジタル映像信号に対して所定の非
線形演算処理を行う。即ち、非線形処理部10は非線形
演算処理を行うための演算回路で構成されており、所定
の非線形的入出力特性を備えている。非線形処理された
ディジタル映像信号S42は、出力端子43を介して、
例えばディジタル信号処理を行うディジタル信号処理部
5(図9参照)へと出力する。
【0037】非線形処理部10による非線形処理におい
ては、例えば入力映像信号がパーソナル・コンピュータ
からの出力映像に含まれるテキスト画像であるものとす
ると、一定の階調レベルを持つ背景上にインパルス状の
データが存在する場合も考えられる。この場合には、背
景の階調レベルが小さく文字データの階調レベルが大き
ければ、背景の階調レベルは最小値もしくはそれに近い
値であり、文字データの階調レベルが最大値もしくはそ
れに近い値であるものと考えられる。このとき、平均値
は背景レベルである最小値に近い値であるものと考えら
れる。
ては、例えば入力映像信号がパーソナル・コンピュータ
からの出力映像に含まれるテキスト画像であるものとす
ると、一定の階調レベルを持つ背景上にインパルス状の
データが存在する場合も考えられる。この場合には、背
景の階調レベルが小さく文字データの階調レベルが大き
ければ、背景の階調レベルは最小値もしくはそれに近い
値であり、文字データの階調レベルが最大値もしくはそ
れに近い値であるものと考えられる。このとき、平均値
は背景レベルである最小値に近い値であるものと考えら
れる。
【0038】逆に、背景の階調レベルが大きく文字デー
タの階調レベルが小さければ、背景の階調レベルは最大
値もしくはそれに近い値であり、文字の階調レベルが最
小値もしくはそれに近い値であると考えられる。また、
平均値は背景レベルである最大値に近い値であるものと
考えられる。したがって、最大値又は最小値と平均値と
の差分(最大値−平均値)、(平均値−最小値)を比較
し、前者が大きければ最小値が背景レベル、後者が大き
ければ最大値が背景レベルであると類推できる。つま
り、最小値と最大値とのどちらか一方が背景レベル側に
近いかを判断して、この判断結果に基づいて非線形処理
部に10における入出力特性を設定する。例えば、入力
値が平均値よりも背景レベル側にある場合に背景レベル
により近く、また、入力値が平均値よりも文字レベル側
にある場合には文字レベルにより近く、あるいは入力値
と平均値との差分が文字レベルと平均値との差分よりも
大きくなるように非線形処理部10における入出力特性
を設定する。図3はこのような非線形処理部10におけ
る入出力特性を示した特性図であり、図3(a)は最小
値が背景レベルと判断した場合の特性を示し、図3
(b)は最大値が背景レベルと判断した場合の特性を示
したものである。尚、図中x軸(横軸)は入力信号の階
調値を示し、y軸(縦軸)は出力信号の階調値を示して
いる。
タの階調レベルが小さければ、背景の階調レベルは最大
値もしくはそれに近い値であり、文字の階調レベルが最
小値もしくはそれに近い値であると考えられる。また、
平均値は背景レベルである最大値に近い値であるものと
考えられる。したがって、最大値又は最小値と平均値と
の差分(最大値−平均値)、(平均値−最小値)を比較
し、前者が大きければ最小値が背景レベル、後者が大き
ければ最大値が背景レベルであると類推できる。つま
り、最小値と最大値とのどちらか一方が背景レベル側に
近いかを判断して、この判断結果に基づいて非線形処理
部に10における入出力特性を設定する。例えば、入力
値が平均値よりも背景レベル側にある場合に背景レベル
により近く、また、入力値が平均値よりも文字レベル側
にある場合には文字レベルにより近く、あるいは入力値
と平均値との差分が文字レベルと平均値との差分よりも
大きくなるように非線形処理部10における入出力特性
を設定する。図3はこのような非線形処理部10におけ
る入出力特性を示した特性図であり、図3(a)は最小
値が背景レベルと判断した場合の特性を示し、図3
(b)は最大値が背景レベルと判断した場合の特性を示
したものである。尚、図中x軸(横軸)は入力信号の階
調値を示し、y軸(縦軸)は出力信号の階調値を示して
いる。
【0039】非線形処理部10の演算回路は、最大値・
最小値・平均値算出部11からの各算出値から、(最大
値−平均値)>(平均値−最小値)の関係である場合に
は、最小値が背景レベルとなり、最大値が文字レベルと
なる。つまり、このような映像信号では、背景が低輝度
で表示され、文字が高輝度で表示される。
最小値・平均値算出部11からの各算出値から、(最大
値−平均値)>(平均値−最小値)の関係である場合に
は、最小値が背景レベルとなり、最大値が文字レベルと
なる。つまり、このような映像信号では、背景が低輝度
で表示され、文字が高輝度で表示される。
【0040】このような非線形処理部10の出力信号を
y、入力信号をxとすると、y=f(x)の関係とな
り、図3(a)に示すように入出力特性となる。
y、入力信号をxとすると、y=f(x)の関係とな
り、図3(a)に示すように入出力特性となる。
【0041】つまり、非線形処理部10は階調値が平均
値より大きい信号が入力されると、平均値よりより大き
く、平均値より小さい信号が入力されると、平均値より
より小さくなるように処理して出力する。この場合、入
力信号が最大値の場合には、出力信号は最大値より大き
い信号に処理して出力する。これにより、最大値が文字
レベルであることから、ディジタル映像信号S42は文
字等の映像信号のレベルが強調されると共に、背景側の
レベルの映像信号は背景レベルに抑制された信号とな
る。
値より大きい信号が入力されると、平均値よりより大き
く、平均値より小さい信号が入力されると、平均値より
より小さくなるように処理して出力する。この場合、入
力信号が最大値の場合には、出力信号は最大値より大き
い信号に処理して出力する。これにより、最大値が文字
レベルであることから、ディジタル映像信号S42は文
字等の映像信号のレベルが強調されると共に、背景側の
レベルの映像信号は背景レベルに抑制された信号とな
る。
【0042】一方、非線形処理部10の演算回路は、平
均値が最大値に近い場合、即ち、(最大値−平均値)<
(平均値−最小値)の関係である場合には、最大値が背
景レベルとなり、最小値が文字レベルとなる。つまり、
このような映像信号では、背景が高輝度で、文字が低輝
度で表示される。したがって、このように最大値が背景
レベルと判断された場合には、非線形処理部10は図3
(b)に示すような入出力特性となる。この場合、平均
値と最大値との差が小さいので、平均値より大きい信号
は少し大きく、平均値から最小値にかけては平均値より
小さくするように処理を行う。これにより、ディジタル
映像信号S42は文字等の映像信号のレベルが強調さ
れ、背景側のレベルの映像信号は背景レベルに抑制され
た信号となる。
均値が最大値に近い場合、即ち、(最大値−平均値)<
(平均値−最小値)の関係である場合には、最大値が背
景レベルとなり、最小値が文字レベルとなる。つまり、
このような映像信号では、背景が高輝度で、文字が低輝
度で表示される。したがって、このように最大値が背景
レベルと判断された場合には、非線形処理部10は図3
(b)に示すような入出力特性となる。この場合、平均
値と最大値との差が小さいので、平均値より大きい信号
は少し大きく、平均値から最小値にかけては平均値より
小さくするように処理を行う。これにより、ディジタル
映像信号S42は文字等の映像信号のレベルが強調さ
れ、背景側のレベルの映像信号は背景レベルに抑制され
た信号となる。
【0043】次に、図1に示す輪郭強調装置の動作を図
4及び図5を参照して詳細に説明する。
4及び図5を参照して詳細に説明する。
【0044】図4及び図5は輪郭強調装置の動作を説明
するための波形図であり、図4は入力映像信号がインパ
ルス状の信号であった場合の各信号処理部の入出力波形
を示し、図5は入力映像信号がステップ状の信号であっ
た場合の各信号処理部の入出力波形を示す波形図であ
る。尚、図4及び図5は図10及び図11に対応したも
のであり、図4及び図5に示されている(a)入力映像
信号、(b)LPF出力及び(c)入力ディジタル映像
信号(A/D出力)は、図10及び図11に示されてい
る(a)、(b)及び(c)と同様の信号である。い
ま、図9に示すディジタル信号処理装置の入力端子1
に、図4(a)のようなインパルス状の映像信号S1が
入力されたものとする。すると、インパルス状の映像信
号S1はLPF3によって帯域制限され、図10(b)
に示すように振幅が下がり、幅が広がった出力信号S3
となる。即ち、LPF3はこのような出力信号をA/D
処理部4に与える。その後、LPF3の出力信号はA/
D処理部4によって、図4(g)に示すクロックCKで
A/D変換され、ディジタル化された映像信号S4(デ
ィジタル映像信号)は図4(c)に示すものとなる。即
ち、このディジタル映像信号S4と同様のディジタル映
像信号S41が図1に示す入力端子40に入力される。
尚、図4(g)の下側に付した数字はクロックパルスに
対応する時刻を表している。
するための波形図であり、図4は入力映像信号がインパ
ルス状の信号であった場合の各信号処理部の入出力波形
を示し、図5は入力映像信号がステップ状の信号であっ
た場合の各信号処理部の入出力波形を示す波形図であ
る。尚、図4及び図5は図10及び図11に対応したも
のであり、図4及び図5に示されている(a)入力映像
信号、(b)LPF出力及び(c)入力ディジタル映像
信号(A/D出力)は、図10及び図11に示されてい
る(a)、(b)及び(c)と同様の信号である。い
ま、図9に示すディジタル信号処理装置の入力端子1
に、図4(a)のようなインパルス状の映像信号S1が
入力されたものとする。すると、インパルス状の映像信
号S1はLPF3によって帯域制限され、図10(b)
に示すように振幅が下がり、幅が広がった出力信号S3
となる。即ち、LPF3はこのような出力信号をA/D
処理部4に与える。その後、LPF3の出力信号はA/
D処理部4によって、図4(g)に示すクロックCKで
A/D変換され、ディジタル化された映像信号S4(デ
ィジタル映像信号)は図4(c)に示すものとなる。即
ち、このディジタル映像信号S4と同様のディジタル映
像信号S41が図1に示す入力端子40に入力される。
尚、図4(g)の下側に付した数字はクロックパルスに
対応する時刻を表している。
【0045】その後、入力されたディジタル映像信号S
41は非線形処理部10及び最大値・最小値・平均値算
出部11に夫々与える。そして、最大値・最小値・平均
値算出部11によって、与えられたディジタル映像信号
S41から画面の所定の領域における階調データのう
ち、最大値(図中にはMAXと略記)、最小値(図中に
はMINと略記)、平均値(図中にはAVRと略記)の
3つの値を算出し、算出した3つの値を非線形処理部1
0に与える。このとき算出された最大値、最小値及び平
均値は、図4(d)に示すレベルに基づく信号となる。
41は非線形処理部10及び最大値・最小値・平均値算
出部11に夫々与える。そして、最大値・最小値・平均
値算出部11によって、与えられたディジタル映像信号
S41から画面の所定の領域における階調データのう
ち、最大値(図中にはMAXと略記)、最小値(図中に
はMINと略記)、平均値(図中にはAVRと略記)の
3つの値を算出し、算出した3つの値を非線形処理部1
0に与える。このとき算出された最大値、最小値及び平
均値は、図4(d)に示すレベルに基づく信号となる。
【0046】その後、非線形処理部10によって、最大
値、最小値及び平均値を用いて入力ディジタル映像信号
に対して非線形処理を施す。このとき、図4(d)に示
す信号レベル背景レベルが最小値、文字レベルが最大値
と判断され、判断結果に基づく入出力特性で非線形処理
を施す。即ち、上述したように図4(a)に示す特性で
非線形処理を施す。すると、非線形処理部10の出力波
形は図4(e)に示すディジタル映像信号S42とな
る。
値、最小値及び平均値を用いて入力ディジタル映像信号
に対して非線形処理を施す。このとき、図4(d)に示
す信号レベル背景レベルが最小値、文字レベルが最大値
と判断され、判断結果に基づく入出力特性で非線形処理
を施す。即ち、上述したように図4(a)に示す特性で
非線形処理を施す。すると、非線形処理部10の出力波
形は図4(e)に示すディジタル映像信号S42とな
る。
【0047】その後、このディジタル映像信号S42は
図9に示すディジタル信号処理部5によりディジタル信
号処理が施された後、D/A処理部6によってアナログ
信号に変換される。即ち、D/A処理部6(図9参照)
は図4(f)に示すアナログ映像信号を出力する。
図9に示すディジタル信号処理部5によりディジタル信
号処理が施された後、D/A処理部6によってアナログ
信号に変換される。即ち、D/A処理部6(図9参照)
は図4(f)に示すアナログ映像信号を出力する。
【0048】つまり、本発明の輪郭強調装置を介して得
られた図4(f)に示すアナログ信号と、従来の図10
(d)に示すアナログ出力映像信号との波形を比較する
と、本発明による図4(f)の信号波形の方が、入力映
像信号(図4(a)及び図10(a)に示す原信号)に
近い振幅を有する波形となっており、図10(d)に示
す信号波形よりも明らかに文字レベル(最大値)が強調
されている。
られた図4(f)に示すアナログ信号と、従来の図10
(d)に示すアナログ出力映像信号との波形を比較する
と、本発明による図4(f)の信号波形の方が、入力映
像信号(図4(a)及び図10(a)に示す原信号)に
近い振幅を有する波形となっており、図10(d)に示
す信号波形よりも明らかに文字レベル(最大値)が強調
されている。
【0049】したがって、図4(e)に示すアナログ映
像信号を表示部に表示した場合には、文字等の画像がぼ
けることなくはっきりと表示されると共に、文字等の画
像と背景とが対照的に表示されることになるため、より
明確な文字表示を行うことができる。
像信号を表示部に表示した場合には、文字等の画像がぼ
けることなくはっきりと表示されると共に、文字等の画
像と背景とが対照的に表示されることになるため、より
明確な文字表示を行うことができる。
【0050】一方、図5(a)に示すように入力映像信
号がステップ状の映像信号である場合には、同様に図9
示す入力端子を介して入力され、LPF3による帯域制
限が行われる。つまり、LPF3の出力信号は図5
(b)に示すものとなる。その後、この映像信号はA/
D処理部4により、図5(g)のクロックCKに基づい
てディジタル化され、図5(c)に示すディジタル映像
信号となる。このディジタル映像信号と同様のディジタ
ル映像信号S41が図1に示す入力端子40に入力され
る。
号がステップ状の映像信号である場合には、同様に図9
示す入力端子を介して入力され、LPF3による帯域制
限が行われる。つまり、LPF3の出力信号は図5
(b)に示すものとなる。その後、この映像信号はA/
D処理部4により、図5(g)のクロックCKに基づい
てディジタル化され、図5(c)に示すディジタル映像
信号となる。このディジタル映像信号と同様のディジタ
ル映像信号S41が図1に示す入力端子40に入力され
る。
【0051】その後、入力されたディジタル映像信号S
41は非線形処理部10及び最大値・最小値・平均値算
出部11に夫々与える。そして、最大値・最小値・平均
値算出部11によって、与えられたディジタル映像信号
S41から画面の所定の領域における階調データのう
ち、最大値(図中にはMAXと略記)、最小値(図中に
はMINと略記)、平均値(図中にはAVRと略記)の
3つの値を算出し、算出した3つの値を非線形処理部1
0に与える。このとき算出された最大値、最小値及び平
均値は、図5(d)に示すレベルに基づく信号となる。
41は非線形処理部10及び最大値・最小値・平均値算
出部11に夫々与える。そして、最大値・最小値・平均
値算出部11によって、与えられたディジタル映像信号
S41から画面の所定の領域における階調データのう
ち、最大値(図中にはMAXと略記)、最小値(図中に
はMINと略記)、平均値(図中にはAVRと略記)の
3つの値を算出し、算出した3つの値を非線形処理部1
0に与える。このとき算出された最大値、最小値及び平
均値は、図5(d)に示すレベルに基づく信号となる。
【0052】その後、非線形処理部10によって、最大
値、最小値及び平均値を用いて入力ディジタル映像信号
に対して非線形処理を施す。このとき、(最大値−平均
値)と(平均値−最小値)とを比較することにより、ク
ロックCKの時刻4までは最小値が背景レベル、時刻6
から最大値が背景レベルと判断され、判断結果に基づく
入出力特性で非線形処理を施す。つまり、クロックCK
の時刻4までは図3(a)に示す入出力特性で非線形処
理を施し、時刻6からは図3(b)に示す入出力特性で
非線形処理を施す。すると、非線形処理部10の出力波
形は図5(e)に示すディジタル映像信号S42とな
る。
値、最小値及び平均値を用いて入力ディジタル映像信号
に対して非線形処理を施す。このとき、(最大値−平均
値)と(平均値−最小値)とを比較することにより、ク
ロックCKの時刻4までは最小値が背景レベル、時刻6
から最大値が背景レベルと判断され、判断結果に基づく
入出力特性で非線形処理を施す。つまり、クロックCK
の時刻4までは図3(a)に示す入出力特性で非線形処
理を施し、時刻6からは図3(b)に示す入出力特性で
非線形処理を施す。すると、非線形処理部10の出力波
形は図5(e)に示すディジタル映像信号S42とな
る。
【0053】その後、このディジタル映像信号S42は
図9に示すディジタル信号処理部5によりディジタル信
号処理が施された後、D/A処理部6によってアナログ
信号に変換される。即ち、D/A処理部6(図9参照)
は図5(f)に示すアナログ映像信号を出力する。
図9に示すディジタル信号処理部5によりディジタル信
号処理が施された後、D/A処理部6によってアナログ
信号に変換される。即ち、D/A処理部6(図9参照)
は図5(f)に示すアナログ映像信号を出力する。
【0054】つまり、本発明の輪郭強調装置を介して得
られた図5(f)に示すアナログ信号と、従来の図11
(d)に示すアナログ出力映像信号との波形を比較する
と、本発明による図5(f)の信号波形の方が、より急
峻に立ち上がっている波形となる。したがって、図5
(e)に示すアナログ映像信号を表示部に表示した場合
には、文字等の画像がぼけることなくはっきりと表示さ
れると共に、文字等の画像と背景とが対照的に表示され
ることになるため、より明確な文字表示を行うことがで
きる 以上、説明したように本実施形態例においては、インパ
ルス状及びステップ状の映像信号が入力された場合、最
大値、最小値及び平均値の3つの値を用いて、非線形処
理を行うことにより、A/Dの前段にLPF3を設けた
ことにより生じる最大振幅や信号の立ち上がり・立ち下
がりの劣化を改善することができる。したがって、パー
ソナル・コンピュータ等の画面表示データ等に多く含ま
れるテキスト画像を入力信号とした場合には、表示画像
がぼめことなくはっきり表示させることが可能なる。
られた図5(f)に示すアナログ信号と、従来の図11
(d)に示すアナログ出力映像信号との波形を比較する
と、本発明による図5(f)の信号波形の方が、より急
峻に立ち上がっている波形となる。したがって、図5
(e)に示すアナログ映像信号を表示部に表示した場合
には、文字等の画像がぼけることなくはっきりと表示さ
れると共に、文字等の画像と背景とが対照的に表示され
ることになるため、より明確な文字表示を行うことがで
きる 以上、説明したように本実施形態例においては、インパ
ルス状及びステップ状の映像信号が入力された場合、最
大値、最小値及び平均値の3つの値を用いて、非線形処
理を行うことにより、A/Dの前段にLPF3を設けた
ことにより生じる最大振幅や信号の立ち上がり・立ち下
がりの劣化を改善することができる。したがって、パー
ソナル・コンピュータ等の画面表示データ等に多く含ま
れるテキスト画像を入力信号とした場合には、表示画像
がぼめことなくはっきり表示させることが可能なる。
【0055】尚、本実施形態例においては、最大値・最
小値・平均値算出部11による最大値、最小値及び平均
値の算出方法は、入力された映像信号の階調データから
画面の所定の領域から求めると説明したが、この所定の
領域の設定方法としては、上述した画面上の左右数画素
×上下数ラインの他に、画面上の左右数画素、画面上の
上下数画素、画面上の左右数画素及び上下数画素、画面
上の左右数画素の算出値と上下の画素での算出値との演
算等によって所定領域を設定する方法を採用しても良
く、また画面上の一定領域及び前後のフィールドまたは
フレームの画面上の一定領域等の方法を採用するように
しても良い。これにより、本実施形態例と同様の効果を
得ることができる。
小値・平均値算出部11による最大値、最小値及び平均
値の算出方法は、入力された映像信号の階調データから
画面の所定の領域から求めると説明したが、この所定の
領域の設定方法としては、上述した画面上の左右数画素
×上下数ラインの他に、画面上の左右数画素、画面上の
上下数画素、画面上の左右数画素及び上下数画素、画面
上の左右数画素の算出値と上下の画素での算出値との演
算等によって所定領域を設定する方法を採用しても良
く、また画面上の一定領域及び前後のフィールドまたは
フレームの画面上の一定領域等の方法を採用するように
しても良い。これにより、本実施形態例と同様の効果を
得ることができる。
【0056】ところで、本実施形態例で用いられた図2
に示す最大値・最小値・平均値算出部11では、垂直方
向の平均値、最大値及び最小値を求めるために1H遅延
回路を夫々2つずつ、計6つの1H遅延回路を用いた回
路構成となっていたが、このような回路構成では回路規
模が増大すると共にコストが高価になるという問題も生
じてくる。そこで、本発明では、最大値・最小値・平均
値算出部11による算出を再帰的演算で行わせることに
より、ハードウェア構成を縮少することができる。この
ような構成の最大値・最小値・平均値算出部11の回路
構成の一例を図6に示す。
に示す最大値・最小値・平均値算出部11では、垂直方
向の平均値、最大値及び最小値を求めるために1H遅延
回路を夫々2つずつ、計6つの1H遅延回路を用いた回
路構成となっていたが、このような回路構成では回路規
模が増大すると共にコストが高価になるという問題も生
じてくる。そこで、本発明では、最大値・最小値・平均
値算出部11による算出を再帰的演算で行わせることに
より、ハードウェア構成を縮少することができる。この
ような構成の最大値・最小値・平均値算出部11の回路
構成の一例を図6に示す。
【0057】図6は再帰的演算を用いた場合の最大値・
最小値・平均値算出部11の回路構成の一例を示すブロ
ック図である。尚、図6は図2に示す同一の構成要素に
は同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを
説明する。
最小値・平均値算出部11の回路構成の一例を示すブロ
ック図である。尚、図6は図2に示す同一の構成要素に
は同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを
説明する。
【0058】図6に示すように、8入力最大値算出回路
58は、入力された8系統の映像信号の階調データの最
大値を、係数器80及び2入力最大値算出回路82に与
える。係数器80は前記8入力最大値算出回路63より
入力された映像信号を1/8倍して加算器81に与え
る。加算器81は、係数器80及び係数器84より入力
された映像信号を加算し、加算結果を2入力最大値算出
回路82に与える。
58は、入力された8系統の映像信号の階調データの最
大値を、係数器80及び2入力最大値算出回路82に与
える。係数器80は前記8入力最大値算出回路63より
入力された映像信号を1/8倍して加算器81に与え
る。加算器81は、係数器80及び係数器84より入力
された映像信号を加算し、加算結果を2入力最大値算出
回路82に与える。
【0059】2入力最大値算出回路82は、8入力最大
値算出回路63及び加算器81から入力された信号の最
大値を求め、出力端子67及び1H遅延回路83に出力
する。1H遅延回路83は、2入力最大値算出回路82
より入力された映像信号を1走査線期間だけ遅延させ、
係数器84に与える。係数器84は、1H遅延回路83
より供給された信号を7/8倍して加算器81に与え
る。
値算出回路63及び加算器81から入力された信号の最
大値を求め、出力端子67及び1H遅延回路83に出力
する。1H遅延回路83は、2入力最大値算出回路82
より入力された映像信号を1走査線期間だけ遅延させ、
係数器84に与える。係数器84は、1H遅延回路83
より供給された信号を7/8倍して加算器81に与え
る。
【0060】また、8入力最小値算出回路68は、入力
された8系統の映像信号の階調データの最小値を、係数
器85及び2入力最小値算出回路87に与える。係数器
325は前記8入力最小値算出回路68より入力された
映像信号を1/8倍して加算器86に与える。加算器8
6は、係数器85及び係数器89より入力された映像信
号を加算し、加算結果を2入力最小値算出回路87に与
える。
された8系統の映像信号の階調データの最小値を、係数
器85及び2入力最小値算出回路87に与える。係数器
325は前記8入力最小値算出回路68より入力された
映像信号を1/8倍して加算器86に与える。加算器8
6は、係数器85及び係数器89より入力された映像信
号を加算し、加算結果を2入力最小値算出回路87に与
える。
【0061】2入力最小値算出回路87は、8入力最小
値算出回路68及び加算器85から入力された信号の最
小値を求め、出力端子72及び1H遅延回路88に出力
する。1H遅延回路88は、2入力最小値算出回路87
より入力された映像信号を1走査期間だけ遅延させ、係
数器89に与える。係数器89は1H遅延回路88より
供給された信号を7/8倍して加算器86に供給する。
尚、本構成例では、平均値については1H遅延回路を用
いた再帰的演算は行わず、水平8画素の平均値を算出
し、出力端子62に出力するようにしている。
値算出回路68及び加算器85から入力された信号の最
小値を求め、出力端子72及び1H遅延回路88に出力
する。1H遅延回路88は、2入力最小値算出回路87
より入力された映像信号を1走査期間だけ遅延させ、係
数器89に与える。係数器89は1H遅延回路88より
供給された信号を7/8倍して加算器86に供給する。
尚、本構成例では、平均値については1H遅延回路を用
いた再帰的演算は行わず、水平8画素の平均値を算出
し、出力端子62に出力するようにしている。
【0062】以上のような構成によれば、出力端子62
を介して画面上で左側3画素、右側4画素と現画素の計
8画素の平均値を、出力端子67を介して前記8画素の
最大値と1走査線期間だけ過去の最大値とを用いた再帰
的演算結果を、出力端子72を介して前記8画素の最小
値と1走査線期間だけ過去の最小値とを用いた再帰的演
算結果を夫々得ると共に、非線形処理部10へと出力す
ることができる。
を介して画面上で左側3画素、右側4画素と現画素の計
8画素の平均値を、出力端子67を介して前記8画素の
最大値と1走査線期間だけ過去の最大値とを用いた再帰
的演算結果を、出力端子72を介して前記8画素の最小
値と1走査線期間だけ過去の最小値とを用いた再帰的演
算結果を夫々得ると共に、非線形処理部10へと出力す
ることができる。
【0063】これにより、図2に示す最大値・最小値・
平均値算出部11よりも回路規模を縮小することができ
ることから、コスト低減という効果を得ることが可能と
なる。
平均値算出部11よりも回路規模を縮小することができ
ることから、コスト低減という効果を得ることが可能と
なる。
【0064】図7は本発明に係る輪郭強調装置の他の実
施形態例を示し、非線形処理部の回路構成を示すブロッ
ク図である。尚、図7は図1に示す同一の構成要素につ
いては同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分の
みを説明する。
施形態例を示し、非線形処理部の回路構成を示すブロッ
ク図である。尚、図7は図1に示す同一の構成要素につ
いては同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分の
みを説明する。
【0065】図7に示すように、本実施形態例における
非線形処理部10は、入力されたディジタル映像信号の
信号レベルを例えば2倍にして出力する係数器90と、
該係数器90の出力信号と最大値・最小値・平均値算出
部11からの平均値とで減算を行う減算器91と、前記
減算器からの映像信号に対して最大値・最小値・平均値
算出部11からの最大値及び最小値に基づいて信号レベ
ルの制限を行うリミッタ92とで構成されている。即
ち、本実施家形態例においては、非線形処理を行う非線
形処理部10を簡単な回路構成で実施できる。
非線形処理部10は、入力されたディジタル映像信号の
信号レベルを例えば2倍にして出力する係数器90と、
該係数器90の出力信号と最大値・最小値・平均値算出
部11からの平均値とで減算を行う減算器91と、前記
減算器からの映像信号に対して最大値・最小値・平均値
算出部11からの最大値及び最小値に基づいて信号レベ
ルの制限を行うリミッタ92とで構成されている。即
ち、本実施家形態例においては、非線形処理を行う非線
形処理部10を簡単な回路構成で実施できる。
【0066】本実施形態例においては、前記実施形態例
と同様にディジタル映像信号S41が入力端子40を介
して係数器90及び最大値・最小値・平均値算出部11
に夫々与えられようになっている。係数器90は、与え
られたディジタル映像信号S41の信号レベルを2倍に
して減算器91に与える。減算器91は、係数器90よ
り供給されたディジタル映像信号から、最大値・最小値
・平均値算出部11より供給された平均値を減算し、減
算結果をリミッタ92に与える。
と同様にディジタル映像信号S41が入力端子40を介
して係数器90及び最大値・最小値・平均値算出部11
に夫々与えられようになっている。係数器90は、与え
られたディジタル映像信号S41の信号レベルを2倍に
して減算器91に与える。減算器91は、係数器90よ
り供給されたディジタル映像信号から、最大値・最小値
・平均値算出部11より供給された平均値を減算し、減
算結果をリミッタ92に与える。
【0067】リミッタ92は、減算器91より供給され
たディジタル映像信号が最大値・最小値・平均値算出部
11からの最大値より大きい場合は最大値に制限し、ま
た最小値より小さい場合は最小値に制限して、制限した
ディジタル映像信号S42を出力端子43を介してディ
ジタル信号処理部5あるいはD/A処理部6(図9参
照)に出力する。したがって、このような構成の非線形
処理部10に対応した回路構成の入出力特性を図に示す
と、図8に示すものとなる。
たディジタル映像信号が最大値・最小値・平均値算出部
11からの最大値より大きい場合は最大値に制限し、ま
た最小値より小さい場合は最小値に制限して、制限した
ディジタル映像信号S42を出力端子43を介してディ
ジタル信号処理部5あるいはD/A処理部6(図9参
照)に出力する。したがって、このような構成の非線形
処理部10に対応した回路構成の入出力特性を図に示す
と、図8に示すものとなる。
【0068】つまり、上記回路構成では、図1に示す非
線形処理部10と略々同様の非線形処理を施すことがで
き、例えば図8に示すように入力値が平均値より大きい
場合にはより大きく、入力値が平均値より小さい場合に
はより小さくなるように処理を施して出力する。このと
き、入力値が最大値より大きく又は最小値より小さい場
合には、入力値を夫々最大値又は最小値に制限して出力
する。これにより、前記実施形態例と同様の効果を得る
ことができる。尚、本実施形態例の最大値・最小値・平
均値算出部11において、最大値及び最小値の算出方法
として画面の左右の画素のみから求める算出方法を採用
し、且つインパルス状の映像信号が入力された場合に
は、LPF3(図9参照)により小さくなった最大振幅
を改善することが不可能であるが、この場合最大値及び
最小値を算出する際に、画面の上下の値も用いることに
よって最大振幅の改善効果を得ることが可能となる。即
ち、図6に示す回路構成の最大値・最小値・平均値算出
部11は、上述の条件を満足するものであり、本実施形
態例ではこの回路構成の最大値・最小値・平均値算出部
11を組み合わせるように構成しても良い。
線形処理部10と略々同様の非線形処理を施すことがで
き、例えば図8に示すように入力値が平均値より大きい
場合にはより大きく、入力値が平均値より小さい場合に
はより小さくなるように処理を施して出力する。このと
き、入力値が最大値より大きく又は最小値より小さい場
合には、入力値を夫々最大値又は最小値に制限して出力
する。これにより、前記実施形態例と同様の効果を得る
ことができる。尚、本実施形態例の最大値・最小値・平
均値算出部11において、最大値及び最小値の算出方法
として画面の左右の画素のみから求める算出方法を採用
し、且つインパルス状の映像信号が入力された場合に
は、LPF3(図9参照)により小さくなった最大振幅
を改善することが不可能であるが、この場合最大値及び
最小値を算出する際に、画面の上下の値も用いることに
よって最大振幅の改善効果を得ることが可能となる。即
ち、図6に示す回路構成の最大値・最小値・平均値算出
部11は、上述の条件を満足するものであり、本実施形
態例ではこの回路構成の最大値・最小値・平均値算出部
11を組み合わせるように構成しても良い。
【0069】したがって、本実施形態例によれば、前記
実施形態例と同様の効果を得ることができると共に、非
線形処理部10に相当する回路構成を簡略化することが
できるという効果を得る。
実施形態例と同様の効果を得ることができると共に、非
線形処理部10に相当する回路構成を簡略化することが
できるという効果を得る。
【0070】尚、本実施形態例においては、入力端子4
0より供給された映像信号を2倍する演算を行う係数器
90を用いたことについて説明したが、例えばこの係数
器による倍数を係数A(A>1)倍としても良く、この
場合平均値についても(A−1)倍して減算器91に入
力することにより、同様の効果を得ることができる。ま
た、本発明に係る実施形態例においては、入力映像信号
が例えばRGB信号である場合においても非線形処理を
施すことにより、同様の効果を得ることができる。ま
た、入力映像信号が輝度信号である場合には、非線形処
理を施した後に色信号を加算することで明確な画像を表
示することも可能である。
0より供給された映像信号を2倍する演算を行う係数器
90を用いたことについて説明したが、例えばこの係数
器による倍数を係数A(A>1)倍としても良く、この
場合平均値についても(A−1)倍して減算器91に入
力することにより、同様の効果を得ることができる。ま
た、本発明に係る実施形態例においては、入力映像信号
が例えばRGB信号である場合においても非線形処理を
施すことにより、同様の効果を得ることができる。ま
た、入力映像信号が輝度信号である場合には、非線形処
理を施した後に色信号を加算することで明確な画像を表
示することも可能である。
【0071】
【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば、入
力映像信号のサンプリング不可を防止するために設けら
れたLPF3の帯域制限により輪郭成分(高周波成分)
が劣化してしまう映像信号に対して、該映像信号の輪郭
成分(高周波成分)を強調する処理を施すことにより、
劣化する輪郭成分を補償することができ、特に入力映像
信号がテキストデータであり処理を施した映像信号を表
示した場合には、表示画像がぼけることなくはっきりと
したテキスト画像を表示することができるという効果を
得る。
力映像信号のサンプリング不可を防止するために設けら
れたLPF3の帯域制限により輪郭成分(高周波成分)
が劣化してしまう映像信号に対して、該映像信号の輪郭
成分(高周波成分)を強調する処理を施すことにより、
劣化する輪郭成分を補償することができ、特に入力映像
信号がテキストデータであり処理を施した映像信号を表
示した場合には、表示画像がぼけることなくはっきりと
したテキスト画像を表示することができるという効果を
得る。
【図1】本発明の輪郭強調装置の一実施形態例を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図2】装置の非線形処理部の特性を示す図。
【図3】インパルス信号を入力した場合の動作を説明す
る出力信号波形図。
る出力信号波形図。
【図4】ステップ信号を入力した場合の動作を説明する
出力信号波形図。
出力信号波形図。
【図5】最大値・最小値・平均値算出部の具体構成の一
例を示す回路図。
例を示す回路図。
【図6】回路規模を縮小した場合の最大値・最小値・平
均値算出部の構成例を示す回路図。
均値算出部の構成例を示す回路図。
【図7】本発明の輪郭強調装置の他の実施形態例を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図8】図8示す装置の動作を説明するための特性図。
【図9】従来のディジタル映像信号処理装置の全体構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図10】インパルス信号を入力した場合の出力信号波
形図。
形図。
【図11】ステップ信号を入力した場合の出力信号波形
図。
図。
40…ディジタル映像信号入力端子、10…非線形処理
部、11…最大値・最小値・平均値算出部、43…ディ
ジタル映像信号出力端子、S41…入力ディジタル映像
信号、S42…出力ディジタル映像信号、MAX…最大
値、MIN…最小値、AVR…平均値。
部、11…最大値・最小値・平均値算出部、43…ディ
ジタル映像信号出力端子、S41…入力ディジタル映像
信号、S42…出力ディジタル映像信号、MAX…最大
値、MIN…最小値、AVR…平均値。
Claims (3)
- 【請求項1】 映像信号を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記映像信号の所定の領
域の最大値、最小値及び平均値を算出する算出手段と、 前記算出手段により算出した最大値、最小値及び平均値
と前記映像信号とが入力され、前記入力された映像信号
の値が平均値と最大値との間にある場合には入力映像信
号のレベルを大きくして最大値に近い値にし、前記入力
された映像信号の値が平均値と最小値との間にある場合
には入力映像信号のレベルを小さくして最小値に近い値
にする非線形処理を前記入力された映像信号に施して出
力する非線形処理手段と、 を具備したことを特徴とする輪郭強調装置 - 【請求項2】 前記非線形処理手段は、 前記入力した映像信号をA(Aは1より大きい整数)倍
して出力する第1の増幅手段と、前記算出手段により算
出した平均値を(A−1)倍して出力する第2の増幅手
段と、前記第1の増幅手段の出力映像信号から前記第2
の増幅手段の出力を減算して減算結果を出力する減算手
段と、前記減算手段の減算結果が前記算出手段により算
出した最大値以上の場合には最大値に制限し、最小値以
下の場合には最小値に制限して出力する制限手段と、で
構成したことを特徴とする請求項1に記載の輪郭強調装
置。 - 【請求項3】 前記算出手段は、算出する最大値又は最
小値又は平均値を、画面上の水平方向2画素以上の領域
の映像信号又は走査線2本以上の領域の映像信号との少
なくとも一方を用いて算出することを特徴とする請求項
1に記載の輪郭強調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32897595A JP3333370B2 (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 輪郭強調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32897595A JP3333370B2 (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 輪郭強調装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09168090A true JPH09168090A (ja) | 1997-06-24 |
| JP3333370B2 JP3333370B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=18216213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32897595A Expired - Fee Related JP3333370B2 (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | 輪郭強調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3333370B2 (ja) |
-
1995
- 1995-12-18 JP JP32897595A patent/JP3333370B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3333370B2 (ja) | 2002-10-15 |
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Legal Events
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