JPH09168335A - 植栽用コンクリートブロック - Google Patents
植栽用コンクリートブロックInfo
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- JPH09168335A JPH09168335A JP7333116A JP33311695A JPH09168335A JP H09168335 A JPH09168335 A JP H09168335A JP 7333116 A JP7333116 A JP 7333116A JP 33311695 A JP33311695 A JP 33311695A JP H09168335 A JPH09168335 A JP H09168335A
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- JP
- Japan
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- planting
- water
- block
- natural
- concrete block
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A10/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
- Revetment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 植物が生育することができ、昆虫のさなぎ等
が生息できる環境を有する植裁用コンクリートブロック
を提供する。 【解決手段】 水辺に設置され下端部が水に浸漬される
植裁用コンクリートブロックであって、多数の自然石等
を表面から突出するように固定したブロック本体11
と、このブロック本体11の表面に設けられ自然石12
等に囲まれて土が堆積する植裁部13と、ブロック本体
11に設けられ植裁部13と下端部とを連通する連通部
14と、この連通部14に収容され水を吸い上げて植裁
部13あるいは自然石12の表面に水分を供給する給水
部材15とを設けた。
が生息できる環境を有する植裁用コンクリートブロック
を提供する。 【解決手段】 水辺に設置され下端部が水に浸漬される
植裁用コンクリートブロックであって、多数の自然石等
を表面から突出するように固定したブロック本体11
と、このブロック本体11の表面に設けられ自然石12
等に囲まれて土が堆積する植裁部13と、ブロック本体
11に設けられ植裁部13と下端部とを連通する連通部
14と、この連通部14に収容され水を吸い上げて植裁
部13あるいは自然石12の表面に水分を供給する給水
部材15とを設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水辺に設置されて
表面に植物が植生する植裁用コンクリートブロックに関
する。
表面に植物が植生する植裁用コンクリートブロックに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、河川や、池、湖沼の水辺における
護岸のための工事においては、平滑な平面を有するコン
クリートブロックを隣接して敷設している。これは、コ
ンクリートを敷き詰めた状態なので、人工的な外観を呈
し、自然環境を損ねるという問題がある。そこで、自然
環境に順応した新しい工事が要望されている。
護岸のための工事においては、平滑な平面を有するコン
クリートブロックを隣接して敷設している。これは、コ
ンクリートを敷き詰めた状態なので、人工的な外観を呈
し、自然環境を損ねるという問題がある。そこで、自然
環境に順応した新しい工事が要望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、護岸のためコン
クリートによる工事が広く実施されたことに伴って、水
辺には植物が植生せず、しかも、生活排水の影響も加わ
り、河川の生態系が変化して、ほたる、ちょう、とんぼ
等の生き物が減少する傾向にある。そこで、全国的に、
ほたる、ちょう、とんぼ等の生き物を保護しようとする
機運が高くなっており、環境庁においても、「ふるさと
いきものの里百選」を選定している。そして、河川の水
辺もこれらの生き物を生育する条件を備えていることが
必要となってきた。
クリートによる工事が広く実施されたことに伴って、水
辺には植物が植生せず、しかも、生活排水の影響も加わ
り、河川の生態系が変化して、ほたる、ちょう、とんぼ
等の生き物が減少する傾向にある。そこで、全国的に、
ほたる、ちょう、とんぼ等の生き物を保護しようとする
機運が高くなっており、環境庁においても、「ふるさと
いきものの里百選」を選定している。そして、河川の水
辺もこれらの生き物を生育する条件を備えていることが
必要となってきた。
【0004】出願人は、「自然を取り戻し、蛍を育成さ
せる」という地域のプロジェクトに参加して、蛍の生態
を研究し本願を完成したものである。本願は、水辺に単
独に設置されて植物を植裁し、昆虫類の生育に寄与し、
また、複数のコンクリートブロックを併設すれば、根固
めブロック或は護岸工に応用できるものである。
せる」という地域のプロジェクトに参加して、蛍の生態
を研究し本願を完成したものである。本願は、水辺に単
独に設置されて植物を植裁し、昆虫類の生育に寄与し、
また、複数のコンクリートブロックを併設すれば、根固
めブロック或は護岸工に応用できるものである。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、植物が生育することができ、昆虫の
さなぎ等が生息できる環境を有する植裁用コンクリート
ブロックを提供するにある。
ので、その目的は、植物が生育することができ、昆虫の
さなぎ等が生息できる環境を有する植裁用コンクリート
ブロックを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、水辺
に設置され下端部が水に浸漬される植裁用コンクリート
ブロックであって、多数の自然石等を表面から突出する
ように固定したブロック本体と、このブロック本体の表
面に設けられ前記自然石等に囲まれて土が堆積する植裁
部と、前記ブロック本体に前記植裁部と下端部とを連通
して設けられ土が充填される連通部とを備えたところに
特徴を有する。
に設置され下端部が水に浸漬される植裁用コンクリート
ブロックであって、多数の自然石等を表面から突出する
ように固定したブロック本体と、このブロック本体の表
面に設けられ前記自然石等に囲まれて土が堆積する植裁
部と、前記ブロック本体に前記植裁部と下端部とを連通
して設けられ土が充填される連通部とを備えたところに
特徴を有する。
【0007】請求項2の発明は、前記連通部に水を吸い
上げて前記植裁部あるいは自然石の表面に水分を供給す
る給水部材が設けられているところに特徴を有する。
上げて前記植裁部あるいは自然石の表面に水分を供給す
る給水部材が設けられているところに特徴を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の植裁用コンクリー
トブロック10につき図面を参照して説明する。まず、
図2において、ブロック本体11は、多数の玉石等の自
然石12を表面から突出するように固定している。この
自然石12の突出量は必ずしも同寸法である必要はな
く、不揃いであっても構わない。自然石12は玉石に限
らず、例えば、高級天然石をセメントまたはモルタルで
結合した擬石であってもよい。
トブロック10につき図面を参照して説明する。まず、
図2において、ブロック本体11は、多数の玉石等の自
然石12を表面から突出するように固定している。この
自然石12の突出量は必ずしも同寸法である必要はな
く、不揃いであっても構わない。自然石12は玉石に限
らず、例えば、高級天然石をセメントまたはモルタルで
結合した擬石であってもよい。
【0009】そして、ブロック本体11の表面には、突
出した自然石12で囲まれた部分に土が堆積する植裁部
13が形成されている。植裁部13は、上方で複数の自
然石12が接触し、上端が狭い状態であつてもかまわな
い。尚、この実施例においては、ブロック本体11の側
面部においては、自然石12の先端が略鉛直面に沿って
並んでいる。
出した自然石12で囲まれた部分に土が堆積する植裁部
13が形成されている。植裁部13は、上方で複数の自
然石12が接触し、上端が狭い状態であつてもかまわな
い。尚、この実施例においては、ブロック本体11の側
面部においては、自然石12の先端が略鉛直面に沿って
並んでいる。
【0010】連通部14は、ブロック本体11を貫通
し、上端部が植裁部13に連通している。この連通部1
4は、上端よりも下端のほうが大径になっており、土が
充填されている。給水部材15は、連通部14に収容さ
れており、下端部が水中に浸漬され、上端部は下向きに
保持されて先端が植裁部13または自然石12を指向し
ている。この給水部材15は、約1cmの合成樹脂パイ
プの内部に土、礫、不織布、綿花等の繊維質等を充填し
たもので、約70cmの高さまで水分を補給することが
できる。
し、上端部が植裁部13に連通している。この連通部1
4は、上端よりも下端のほうが大径になっており、土が
充填されている。給水部材15は、連通部14に収容さ
れており、下端部が水中に浸漬され、上端部は下向きに
保持されて先端が植裁部13または自然石12を指向し
ている。この給水部材15は、約1cmの合成樹脂パイ
プの内部に土、礫、不織布、綿花等の繊維質等を充填し
たもので、約70cmの高さまで水分を補給することが
できる。
【0011】つぎに上記構成の作用について図1を参照
して説明する。植裁部13に堆積された土は、順次下降
して連通部14内を充填する。そして、雨水あるいは連
通部14を浸透した水分によって植裁部13及び連通部
14が湿潤状態に保持される。さらに、給水部材15を
通して水が吸い上げられ、自然石12の表面や植裁部1
3及び連通部14が湿潤状態に保持される。
して説明する。植裁部13に堆積された土は、順次下降
して連通部14内を充填する。そして、雨水あるいは連
通部14を浸透した水分によって植裁部13及び連通部
14が湿潤状態に保持される。さらに、給水部材15を
通して水が吸い上げられ、自然石12の表面や植裁部1
3及び連通部14が湿潤状態に保持される。
【0012】植物Gの種子は、植裁部13で根付き、繁
茂して図1に示すように自然石12に日陰をつくる。こ
れにより、自然石12の表面が乾燥せず、湿った条件が
維持されるので、表面に苔Hなどが生育する。この苔H
は、蛍が産卵するために好適である。そして、蛍の卵が
かえると、幼虫は自然石12の苔Hから水中へ落下す
る。そして、水中で成長して4月の暖かい雨の夜に上陸
し、植裁部13及び連通部14内の湿潤した土の中でさ
なぎになり、6月に羽化する。尚、水中に沈んだ植裁部
13は、土が除かれて漁礁の機能を果たし、魚Fの生息
環境が改善される。
茂して図1に示すように自然石12に日陰をつくる。こ
れにより、自然石12の表面が乾燥せず、湿った条件が
維持されるので、表面に苔Hなどが生育する。この苔H
は、蛍が産卵するために好適である。そして、蛍の卵が
かえると、幼虫は自然石12の苔Hから水中へ落下す
る。そして、水中で成長して4月の暖かい雨の夜に上陸
し、植裁部13及び連通部14内の湿潤した土の中でさ
なぎになり、6月に羽化する。尚、水中に沈んだ植裁部
13は、土が除かれて漁礁の機能を果たし、魚Fの生息
環境が改善される。
【0013】上記実施例によれば、つぎの効果を奏す
る。 1,ブロック本体11から自然石12が突出し、しか
も、植裁部13に植物Gが繁茂するので、自然の景観に
順応している。 2,植裁部13及び連通部14は、雨水あるいは連通部
14を浸透した水分によって湿潤状態に保持される。さ
らに、給水部材15を通して水が吸い上げられるので、
雨の少ない時期であっても自然石12の表面や植裁部1
3及び連通部14が湿潤状態に保持される。
る。 1,ブロック本体11から自然石12が突出し、しか
も、植裁部13に植物Gが繁茂するので、自然の景観に
順応している。 2,植裁部13及び連通部14は、雨水あるいは連通部
14を浸透した水分によって湿潤状態に保持される。さ
らに、給水部材15を通して水が吸い上げられるので、
雨の少ない時期であっても自然石12の表面や植裁部1
3及び連通部14が湿潤状態に保持される。
【0014】3,昆虫等の生き物が生息する条件例えば
下記の蛍の生育条件を満足しているので、環境庁が選定
した「ふるさといきものの里」の実現に貢献できる。ま
た、複数の植裁用コンクリートブロック10を併設すれ
ば、河川の護岸用にも用いられる。 「蛍の生息条件」 a,木漏れ日のさす環境 b,蛹が羽化するため、常に湿り気のある土がある c,蛍の産卵のため苔Hが生えている
下記の蛍の生育条件を満足しているので、環境庁が選定
した「ふるさといきものの里」の実現に貢献できる。ま
た、複数の植裁用コンクリートブロック10を併設すれ
ば、河川の護岸用にも用いられる。 「蛍の生息条件」 a,木漏れ日のさす環境 b,蛹が羽化するため、常に湿り気のある土がある c,蛍の産卵のため苔Hが生えている
【0015】4,連通部14は、下端が径大となってい
るので、繁茂した植物Gの根は、引っ張られても抜ける
ことがない。 5,水中に沈んだ植裁部13は、漁礁の機能を果たし、
魚Fの生息環境が改善される。
るので、繁茂した植物Gの根は、引っ張られても抜ける
ことがない。 5,水中に沈んだ植裁部13は、漁礁の機能を果たし、
魚Fの生息環境が改善される。
【0016】図3の植裁用コンクリートブロック20
は、本発明の他の実施例を示すもので、上記実施例との
相違は、コンクリートブロック本体21の断面が饅頭形
をなしているものであり、本実施例においても、上記実
施例と同様の効果を奏するものである。
は、本発明の他の実施例を示すもので、上記実施例との
相違は、コンクリートブロック本体21の断面が饅頭形
をなしているものであり、本実施例においても、上記実
施例と同様の効果を奏するものである。
【0017】
【発明の効果】本発明は、水辺に設置され下端部が水に
浸漬される植裁用コンクリートブロックであって、多数
の自然石等を表面から突出するように固定したブロック
本体と、このブロック本体の表面に設けられ前記自然石
等に囲まれて土が堆積する植裁部と、前記ブロック本体
に前記植裁部と下端部とを連通して設けられ土が充填さ
れる連通部とから構成したので、コンクリートブロック
の表面に植物が生育させることができ、しかも、昆虫の
さなぎ等が生息できる環境を形成することができ、自然
環境を回復させ、周囲の自然の景観に順応させることが
できるという効果を奏するものである。
浸漬される植裁用コンクリートブロックであって、多数
の自然石等を表面から突出するように固定したブロック
本体と、このブロック本体の表面に設けられ前記自然石
等に囲まれて土が堆積する植裁部と、前記ブロック本体
に前記植裁部と下端部とを連通して設けられ土が充填さ
れる連通部とから構成したので、コンクリートブロック
の表面に植物が生育させることができ、しかも、昆虫の
さなぎ等が生息できる環境を形成することができ、自然
環境を回復させ、周囲の自然の景観に順応させることが
できるという効果を奏するものである。
【0018】請求項2の発明は、前記連通部の内部に水
を吸い上げて前記植裁部あるいは自然石の表面に水分を
供給する給水部材を設けたので、雨の少ない時期であっ
ても自然石の表面や植裁部及び連通部を湿潤状態に保持
することができて、植物を生育させることができという
効果を奏するものである。
を吸い上げて前記植裁部あるいは自然石の表面に水分を
供給する給水部材を設けたので、雨の少ない時期であっ
ても自然石の表面や植裁部及び連通部を湿潤状態に保持
することができて、植物を生育させることができという
効果を奏するものである。
【図1】 川辺に設置された植裁用コンクリートブロッ
クの断面図である。
クの断面図である。
【図2】 植裁用コンクリートブロックの断面図であ
る。
る。
【図3】 植裁用コンクリートブロックの他の実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
10 植裁用コンクリートブロック 11 ブロック本体 12 自然石 13 植裁部 14 連通部 15 給水部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 植栽用コンクリートブロック
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水辺に設置されて
表面に植物が植生する植栽用コンクリートブロックに関
する。
表面に植物が植生する植栽用コンクリートブロックに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、河川や、池、湖沼の水辺における
護岸のための工事においては、平滑な平面を有するコン
クリートブロックを隣接して敷設している。これは、コ
ンクリートを敷き詰めた状態なので、人工的な外観を呈
し、自然環境を損ねるという問題がある。そこで、自然
環境に順応した新しい工事が要望されている。
護岸のための工事においては、平滑な平面を有するコン
クリートブロックを隣接して敷設している。これは、コ
ンクリートを敷き詰めた状態なので、人工的な外観を呈
し、自然環境を損ねるという問題がある。そこで、自然
環境に順応した新しい工事が要望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、護岸のためコン
クリートによる工事が広く実施されたことに伴って、水
辺には植物が植生せず、しかも、生活排水の影響も加わ
り、河川の生態系が変化して、ほたる、ちょう、とんぼ
等の生き物が減少する傾向にある。そこで、全国的に、
ほたる、ちょう、とんぼ等の生き物を保護しようとする
機運が高くなっており、環境庁においても、「ふるさと
いきものの里百選」を選定している。そして、河川の水
辺もこれらの生き物を生育する条件を備えていることが
必要となってきた。
クリートによる工事が広く実施されたことに伴って、水
辺には植物が植生せず、しかも、生活排水の影響も加わ
り、河川の生態系が変化して、ほたる、ちょう、とんぼ
等の生き物が減少する傾向にある。そこで、全国的に、
ほたる、ちょう、とんぼ等の生き物を保護しようとする
機運が高くなっており、環境庁においても、「ふるさと
いきものの里百選」を選定している。そして、河川の水
辺もこれらの生き物を生育する条件を備えていることが
必要となってきた。
【0004】出願人は、「自然を取り戻し、蛍を育成さ
せる」という地域のプロジェクトに参加して、蛍の生態
を研究し本願を完成したものである。本願は、水辺に単
独に設置されて植物を植栽し、昆虫類の生育に寄与し、
また、複数のコンクリートブロックを併設すれば、根固
めブロック或は護岸工に応用できるものである。
せる」という地域のプロジェクトに参加して、蛍の生態
を研究し本願を完成したものである。本願は、水辺に単
独に設置されて植物を植栽し、昆虫類の生育に寄与し、
また、複数のコンクリートブロックを併設すれば、根固
めブロック或は護岸工に応用できるものである。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、植物が生育することができ、昆虫の
さなぎ等が生息できる環境を有する植栽用コンクリート
ブロックを提供するにある。
ので、その目的は、植物が生育することができ、昆虫の
さなぎ等が生息できる環境を有する植栽用コンクリート
ブロックを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、水辺
に設置され下端部が水に浸漬される植栽用コンクリート
ブロックであって、多数の自然石等を表面から突出する
ように固定したブロック本体と、このブロック本体の表
面に設けられ前記自然石等に囲まれて土が堆積する植栽
部と、前記ブロック本体に前記植栽部と下端部とを連通
して設けられ土が充填される連通部とを備えたところに
特徴を有する。
に設置され下端部が水に浸漬される植栽用コンクリート
ブロックであって、多数の自然石等を表面から突出する
ように固定したブロック本体と、このブロック本体の表
面に設けられ前記自然石等に囲まれて土が堆積する植栽
部と、前記ブロック本体に前記植栽部と下端部とを連通
して設けられ土が充填される連通部とを備えたところに
特徴を有する。
【0007】請求項2の発明は、前記連通部に水を吸い
上げて前記植栽部あるいは自然石の表面に水分を供給す
る給水部材が設けられているところに特徴を有する。
上げて前記植栽部あるいは自然石の表面に水分を供給す
る給水部材が設けられているところに特徴を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の植栽用コンクリー
トブロック10につき図面を参照して説明する。まず、
図2において、ブロック本体11は、多数の玉石等の自
然石12を表面から突出するように固定している。この
自然石12の突出量は必ずしも同寸法である必要はな
く、不揃いであっても構わない。自然石12は玉石に限
らず、例えば、高級天然石をセメントまたはモルタルで
結合した擬石であってもよい。
トブロック10につき図面を参照して説明する。まず、
図2において、ブロック本体11は、多数の玉石等の自
然石12を表面から突出するように固定している。この
自然石12の突出量は必ずしも同寸法である必要はな
く、不揃いであっても構わない。自然石12は玉石に限
らず、例えば、高級天然石をセメントまたはモルタルで
結合した擬石であってもよい。
【0009】そして、ブロック本体11の表面には、突
出した自然石12で囲まれた部分に土が堆積する植栽部
13が形成されている。植栽部13は、上方で複数の自
然石12が接触し、上端が狭い状態であつてもかまわな
い。尚、この実施例においては、ブロック本体11の側
面部においては、自然石12の先端が略鉛直面に沿って
並んでいる。
出した自然石12で囲まれた部分に土が堆積する植栽部
13が形成されている。植栽部13は、上方で複数の自
然石12が接触し、上端が狭い状態であつてもかまわな
い。尚、この実施例においては、ブロック本体11の側
面部においては、自然石12の先端が略鉛直面に沿って
並んでいる。
【0010】連通部14は、ブロック本体11を貫通
し、上端部が植栽部13に連通している。この連通部1
4は、上端よりも下端のほうが大径になっており、土が
充填されている。給水部材15は、連通部14に収容さ
れており、下端部が水中に浸漬され、上端部は下向きに
保持されて先端が植栽部13または自然石12を指向し
ている。この給水部材15は、約1cmの合成樹脂パイ
プの内部に土、礫、不織布、綿花等の繊維質等を充填し
たもので、約70cmの高さまで水分を補給することが
できる。
し、上端部が植栽部13に連通している。この連通部1
4は、上端よりも下端のほうが大径になっており、土が
充填されている。給水部材15は、連通部14に収容さ
れており、下端部が水中に浸漬され、上端部は下向きに
保持されて先端が植栽部13または自然石12を指向し
ている。この給水部材15は、約1cmの合成樹脂パイ
プの内部に土、礫、不織布、綿花等の繊維質等を充填し
たもので、約70cmの高さまで水分を補給することが
できる。
【0011】つぎに上記構成の作用について図1を参照
して説明する。植栽部13に堆積された土は、順次下降
して連通部14内を充填する。そして、雨水あるいは連
通部14を浸透した水分によって植栽部13及び連通部
14が湿潤状態に保持される。さらに、給水部材15を
通して水が吸い上げられ、自然石12の表面や植栽部1
3及び連通部14が湿潤状態に保持される。
して説明する。植栽部13に堆積された土は、順次下降
して連通部14内を充填する。そして、雨水あるいは連
通部14を浸透した水分によって植栽部13及び連通部
14が湿潤状態に保持される。さらに、給水部材15を
通して水が吸い上げられ、自然石12の表面や植栽部1
3及び連通部14が湿潤状態に保持される。
【0012】植物Gの種子は、植栽部13で根付き、繁
茂して図1に示すように自然石12に日陰をつくる。こ
れにより、自然石12の表面が乾燥せず、湿った条件が
維持されるので、表面に苔Hなどが生育する。この苔H
は、蛍が産卵するために好適である。そして、蛍の卵が
かえると、幼虫は自然石12の苔Hから水中へ落下す
る。そして、水中で成長して4月の暖かい雨の夜に上陸
し、植栽部13及び連通部14内の湿潤した土の中でさ
なぎになり、6月に羽化する。尚、水中に沈んだ植栽部
13は、土が除かれて漁礁の機能を果たし、魚Fの生息
環境が改善される。
茂して図1に示すように自然石12に日陰をつくる。こ
れにより、自然石12の表面が乾燥せず、湿った条件が
維持されるので、表面に苔Hなどが生育する。この苔H
は、蛍が産卵するために好適である。そして、蛍の卵が
かえると、幼虫は自然石12の苔Hから水中へ落下す
る。そして、水中で成長して4月の暖かい雨の夜に上陸
し、植栽部13及び連通部14内の湿潤した土の中でさ
なぎになり、6月に羽化する。尚、水中に沈んだ植栽部
13は、土が除かれて漁礁の機能を果たし、魚Fの生息
環境が改善される。
【0013】上記実施例によれば、つぎの効果を奏す
る。 1,ブロック本体11から自然石12が突出し、しか
も、植栽部13に植物Gが繁茂するので、自然の景観に
順応している。 2,植栽部13及び連通部14は、雨水あるいは連通部
14を浸透した水分によって湿潤状態に保持される。さ
らに、給水部材15を通して水が吸い上げられるので、
雨の少ない時期であっても自然石12の表面や植栽部1
3及び連通部14が湿潤状態に保持される。
る。 1,ブロック本体11から自然石12が突出し、しか
も、植栽部13に植物Gが繁茂するので、自然の景観に
順応している。 2,植栽部13及び連通部14は、雨水あるいは連通部
14を浸透した水分によって湿潤状態に保持される。さ
らに、給水部材15を通して水が吸い上げられるので、
雨の少ない時期であっても自然石12の表面や植栽部1
3及び連通部14が湿潤状態に保持される。
【0014】3,昆虫等の生き物が生息する条件例えば
下記の蛍の生育条件を満足しているので、環境庁が選定
した「ふるさといきものの里」の実現に貢献できる。ま
た、複数の植栽用コンクリートブロック10を併設すれ
ば、河川の護岸用にも用いられる。 「蛍の生息条件」 a,木漏れ日のさす環境 b,蛹が羽化するため、常に湿り気のある土がある c,蛍の産卵のため苔Hが生えている
下記の蛍の生育条件を満足しているので、環境庁が選定
した「ふるさといきものの里」の実現に貢献できる。ま
た、複数の植栽用コンクリートブロック10を併設すれ
ば、河川の護岸用にも用いられる。 「蛍の生息条件」 a,木漏れ日のさす環境 b,蛹が羽化するため、常に湿り気のある土がある c,蛍の産卵のため苔Hが生えている
【0015】4,連通部14は、下端が径大となってい
るので、繁茂した植物Gの根は、引っ張られても抜ける
ことがない。 5,水中に沈んだ植栽部13は、漁礁の機能を果たし、
魚Fの生息環境が改善される。
るので、繁茂した植物Gの根は、引っ張られても抜ける
ことがない。 5,水中に沈んだ植栽部13は、漁礁の機能を果たし、
魚Fの生息環境が改善される。
【0016】図3の植栽用コンクリートブロック20
は、本発明の他の実施例を示すもので、上記実施例との
相違は、コンクリートブロック本体21の断面が饅頭形
をなしているものであり、本実施例においても、上記実
施例と同様の効果を奏するものである。
は、本発明の他の実施例を示すもので、上記実施例との
相違は、コンクリートブロック本体21の断面が饅頭形
をなしているものであり、本実施例においても、上記実
施例と同様の効果を奏するものである。
【0017】
【発明の効果】本発明は、水辺に設置され下端部が水に
浸漬される植栽用コンクリートブロックであって、多数
の自然石等を表面から突出するように固定したブロック
本体と、このブロック本体の表面に設けられ前記自然石
等に囲まれて土が堆積する植栽部と、前記ブロック本体
に前記植栽部と下端部とを連通して設けられ土が充填さ
れる連通部とから構成したので、コンクリートブロック
の表面に植物が生育させることができ、しかも、昆虫の
さなぎ等が生息できる環境を形成することができ、自然
環境を回復させ、周囲の自然の景観に順応させることが
できるという効果を奏するものである。
浸漬される植栽用コンクリートブロックであって、多数
の自然石等を表面から突出するように固定したブロック
本体と、このブロック本体の表面に設けられ前記自然石
等に囲まれて土が堆積する植栽部と、前記ブロック本体
に前記植栽部と下端部とを連通して設けられ土が充填さ
れる連通部とから構成したので、コンクリートブロック
の表面に植物が生育させることができ、しかも、昆虫の
さなぎ等が生息できる環境を形成することができ、自然
環境を回復させ、周囲の自然の景観に順応させることが
できるという効果を奏するものである。
【0018】請求項2の発明は、前記連通部の内部に水
を吸い上げて前記植栽部あるいは自然石の表面に水分を
供給する給水部材を設けたので、雨の少ない時期であっ
ても自然石の表面や植栽部及び連通部を湿潤状態に保持
することができて、植物を生育させることができという
効果を奏するものである。
を吸い上げて前記植栽部あるいは自然石の表面に水分を
供給する給水部材を設けたので、雨の少ない時期であっ
ても自然石の表面や植栽部及び連通部を湿潤状態に保持
することができて、植物を生育させることができという
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 川辺に設置された植栽用コンクリートブロッ
クの断面図である。
クの断面図である。
【図2】 植栽用コンクリートブロックの断面図であ
る。
る。
【図3】 植栽用コンクリートブロックの他の実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【符号の説明】 10 植栽用コンクリートブロック 11 ブロック本体 12 自然石 13 植栽部 14 連通部 15 給水部材
Claims (2)
- 【請求項1】 水辺に設置され下端部が水に浸漬される
植裁用コンクリートブロックであって、 多数の自然石等を表面から突出するように固定したブロ
ック本体と、 このブロック本体の表面に設けられ前記自然石等に囲ま
れて土が堆積する植裁部と、 前記ブロック本体に前記植裁部と下端部とを連通して設
けられ土が充填される連通部とを備えたことを特徴とす
る植裁用コンクリートブロック。 - 【請求項2】 前記連通部は、水を吸い上げて前記植裁
部あるいは自然石の表面に水分を供給する給水部材が設
けられていることを特徴とする請求項1記載の植裁用コ
ンクリートブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7333116A JPH09168335A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 植栽用コンクリートブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7333116A JPH09168335A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 植栽用コンクリートブロック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09168335A true JPH09168335A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18262473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7333116A Pending JPH09168335A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 植栽用コンクリートブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09168335A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS508052B1 (ja) * | 1970-01-12 | 1975-04-01 | ||
| JPS5530807A (en) * | 1978-08-25 | 1980-03-04 | Hitachi Ltd | Producing method of semiconductor device |
-
1995
- 1995-12-21 JP JP7333116A patent/JPH09168335A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS508052B1 (ja) * | 1970-01-12 | 1975-04-01 | ||
| JPS5530807A (en) * | 1978-08-25 | 1980-03-04 | Hitachi Ltd | Producing method of semiconductor device |
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