JPH09169616A - 老化防止化粧料 - Google Patents

老化防止化粧料

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JPH09169616A
JPH09169616A JP7330834A JP33083495A JPH09169616A JP H09169616 A JPH09169616 A JP H09169616A JP 7330834 A JP7330834 A JP 7330834A JP 33083495 A JP33083495 A JP 33083495A JP H09169616 A JPH09169616 A JP H09169616A
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勝久 山田
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和文 内藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来から要求されてきた皮膚の老化防止効果
の指標となる過酸化脂質生成抑制作用、SOD様活性作
用、コラーゲン合成促進作用、紫外線損傷回復作用など
の効果を併せもち、ヒトの皮膚に対してターンオーバー
を正常にし、角質細胞間の面積のバラツキを縮小して肌
のくすみ、しみを防止し、皮膚の細胞を活性化すること
によって小ジワを改善するなどのすぐれた効果や、頭髪
に用いたばあい頭髪の枝毛、コシ、ツヤなどを改善する
といった効果を奏する老化防止化粧料を提供すること。 【解決手段】 米をあらかじめ加工してえられた加工米
のアルカリ抽出液を、1種または2種以上の酵素で処理
してえられた分解物が配合されてなる老化防止化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、老化防止化粧料に
関する。さらに詳しくは、すぐれた老化防止作用を呈
し、基礎化粧料をはじめ、メイクアップ化粧料、トイレ
タリー製品、頭髪用化粧料、バス製品などに好適に使用
しうる化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、老化防止化粧料の必要性について
考慮されているが、老化に関するメカニズム、定義など
が明らかではなかったため、一般的には、肌の潤いとし
て保湿状態の計測や肌の弾力の計測を行なったり、肌状
態を目視にて観察することにより、老化防止化粧料を用
いた肌状態の改善を行なうか否かの判断を行なってき
た。
【0003】また、近年、老化の研究が進められ、皮膚
の老化は、コラーゲンの架橋反応、ヒアルロン酸をはじ
めとするムコ多糖類の減少、紫外線による細胞の損傷な
どが主な原因であることが知られるようになり、従来の
化粧品のように、ムコ多糖類やコラーゲンなどの生化学
製品および合成高分子製品を配合して水分保持に努める
だけでは、皮膚の老化を充分に防止することができない
ことが明らかとなってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術に鑑みてなされたものであり、皮膚内の線維芽細胞に
働きかけることにより、真皮の重要な成分の一つである
コラーゲンを生合成させ、さらに過酸化脂質を抑制する
ことで肌のトラブルを防止するとともに、日常の紫外線
により知らず知らずのあいだに受けた皮膚細胞の損傷を
回復させ、若々しい肌の状態を維持するといったすぐれ
た化粧効果を奏する化粧料を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、米をあらかじ
め加工してえられた加工米のアルカリ抽出液を、1種ま
たは2種以上の酵素で処理してえられた分解物が配合さ
れてなる老化防止化粧料に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の老化防止化粧料は、前記
したように、米をあらかじめ加工してえられた加工米の
アルカリ抽出液を、1種または2種以上の酵素で処理し
てえられた分解物が配合されたものである。
【0007】本発明に用いられる加工米は、米をあらか
じめ加工してえられたものであり、本発明において、該
加工米を用いたことに大きな特徴が1つある。
【0008】なお、本明細書において、米の加工とは、
たとえば蒸気熱処理、焙煎処理、加圧処理、脱脂処理、
蒸煮乾燥処理、低タンパク化処理、デンプン除去ないし
低デンプン化処理、発芽処理、コーティング処理などの
ことをいい、加工米とは、あらかじめかかる処理が施さ
れた米のことをいう。
【0009】また、本発明に用いられる米の概念には、
たとえば玄米、白米、精白米などが含まれる。
【0010】前記蒸気熱処理は、たとえば、米を50〜
80℃程度に加温した温水に5〜20時間程度浸漬した
のち、好ましくは80〜150℃程度、さらに好ましく
は100〜120℃程度の蒸気で20〜40分間程度の
加熱処理を施し、たとえば天日、温風などで乾燥するな
どして行なうことが望ましい。
【0011】前記焙煎処理は、たとえば、米を好ましく
は100〜350℃程度、さらに好ましくは120〜3
00℃程度に加熱して焙煎するなどして行なうことが望
ましい。
【0012】なお、かかる焙煎処理には、たとえば焙煎
粉砕処理、焙煎膨化処理などがある。該焙煎粉砕処理
は、たとえば前記のごとく焙煎処理してえられたものを
ミルなどで粉砕するなどすればよい。また、該焙煎膨化
処理は、たとえば前記焙煎処理をたとえば耐圧膨化装置
内で1000〜1500mmHg程度の加圧下で行なっ
たのち、常圧まで圧力を低下させるなどすればよい。
【0013】前記加圧処理は、たとえば、米を好ましく
は2000〜4000mmHg程度、さらに好ましくは
2500〜3500mmHg程度の高圧下で、好ましく
は1〜12時間程度、さらに好ましくは2〜6時間程度
処理し、水洗して乾燥させるなどして行なうことが望ま
しい。
【0014】前記脱脂処理は、たとえば、米をメタノー
ル、エタノール、プロパノール、n−ブタノール、アセ
トン、エーテル類、酢酸エチルなどの有機溶媒に10〜
30時間程度浸漬したのちろ過し、好ましくは20〜8
0℃程度、さらに好ましくは30〜60℃程度の低温で
乾燥するなどして行なうことが望ましい。
【0015】前記蒸煮乾燥処理は、たとえば、米を蒸
煮、すなわち通常の方法で炊飯したのち乾燥させるなど
して行なうことが望ましい。
【0016】なお、かかる蒸煮乾燥処理における乾燥に
は、たとえば天日乾燥、熱風乾燥、凍結乾燥などがあ
る。該天日乾燥は、たとえば、炊飯した米を天日で1〜
3日間程度乾燥すればよい。該熱風乾燥は、たとえば、
炊飯した米を、好ましくは50〜100℃程度、さらに
好ましくは60〜80℃程度の熱風で30〜120分間
程度で急速に乾燥するなどすればよい。該凍結乾燥は、
たとえば、炊飯した米を、好ましくは−50〜−20℃
程度、さらに好ましくは−40〜−30℃程度まで急速
冷凍し、好ましくは0.005〜2mmHg程度、さら
に好ましくは0.01〜1mmHg程度の減圧状態の真
空乾燥器内に入れたのち、温度を常温にまで上昇させる
などすればよい。
【0017】前記低タンパク化処理は、たとえば、米に
乳酸菌を接種し、常法にて培養してタンパク質を資化さ
せ、米に含まれるタンパク質のうち、通常10〜50重
量%程度をペプチドに変換するなどして行なうことが望
ましい。
【0018】前記デンプン除去ないし低デンプン化処理
は、たとえば、米を精米機などを用いて研磨し、その重
量がもとの重量の40〜60重量%程度となるまで処理
し、その米に含まれるデンプンの30〜90重量%程度
が除去された粉砕物(白糠)を回収するなどして行なう
ことが望ましい。
【0019】前記発芽処理は、たとえば、米を水分が適
量含まれた基材上で10〜30℃程度に保持して1〜2
mm程度に発芽させ、発芽部分を分取するなどして行な
うことが望ましい。
【0020】なお、本発明においては、米の加工は、前
記処理をそれぞれ単独で行なうことによってなされても
よく、2種以上の処理を適宜組合わせて行なうことによ
ってなされてもよい。
【0021】また、加工に供する米の種類に応じ、前記
各種処理方法のなかから適した方法を選択して採用すれ
ばよい。
【0022】つぎに、前記のごとくえられた加工米にア
ルカリ抽出処理を施す。
【0023】前記アルカリ抽出処理に用いられる溶媒と
しては、たとえば精製水などの水;エタノールなどの1
価の低級アルコール類;オレイルアルコール、ステアリ
ルアルコール、オクチルドデカノールなどの1価の高級
アルコール類;エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、グリセリン、1,3−ブチレングリコールなどの
ポリオール類;アセトンなどのケトン類;酢酸エチルな
どのエステル類;ヘキサン;ベンゼンなどの炭化水素系
溶媒;クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素系溶媒な
どがあげられ、これらは単独でまたは2種以上を混合し
て用いることができる。これらのなかでは、化粧料への
幅広い適用が可能であるという点から、精製水や、精製
水と、エタノール、グリセリンおよび1,3−ブチレン
グリコールから選ばれた1種または2種以上との混合溶
媒が好ましい。
【0024】なお、前記混合溶媒を用いる際に、たとえ
ば精製水とエタノールとの混合溶媒のばあいには、両者
の容量比は1:1〜25:1、精製水とグリセリンとの
混合溶媒のばあいには、両者の容量比は1:1〜15:
1、精製水と1,3−ブチレングリコールとの混合溶媒
のばあいには、両者の容量比は1:1〜15:1である
ことが好ましい。
【0025】前記アルカリ抽出処理を行なう際には、た
とえば水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリ
ウムなどのpH調整剤を用い、抽出処理に供される溶液
のpHを7.5〜14程度に設定すればよい。なお、こ
れらのpH調整剤のなかでは、低濃度で目的とするpH
となるように調整することができるという点から、水酸
化ナトリウムおよび炭酸ナトリウムが好ましい。
【0026】アルカリ抽出処理に要する時間は、用いる
溶媒やpH調整剤の種類、目的とするpH、抽出温度な
どによって異なり、一概には決定することができない
が、たとえばpHが8.5〜14のばあい、通常室温で
6時間〜7日間程度、好ましくは24〜48時間程度で
あることが望ましい。なお、抽出温度は、4〜40℃程
度、好ましくは4〜20℃程度であることが望ましい。
【0027】つぎに、前記のごとくえられたアルカリ抽
出液を、1種または2種以上の酵素で処理する。
【0028】前記酵素としては、たとえばアクチナーゼ
などのアクチナーゼ類、ペプシンなどのペプシン類、ト
リプシン、キモトリプシンなどのトリプシン類、パパイ
ン、キモパパインなどのパパイン類、グリシルグリシン
ペプチターゼ、カルボキシペプチターゼ、アミノペプチ
ターゼなどのペプチターゼ類、ブロメラインなどの蛋白
分解酵素などがあげられ、これらのなかから1種または
2種以上を選択して用いることができる。これらの酵素
は、えられる分解物が配合された老化防止化粧料がさら
に保存安定性および安全性にすぐれるという点から好ま
しく用いられ、なかでも、アクチナーゼ、ペプシンおよ
びトリプシンの組合わせがとくに好ましい。
【0029】なお、たとえば2種以上の酵素で処理する
ばあいには、通常1回につき1種類の酵素が用いられ
る。
【0030】酵素処理を行なう際の1回あたりの酵素の
使用量は、用いる酵素の種類などによっても異なるが、
その作用効果を考慮すると、前記アルカリ抽出液100
部(重量部、以下同様)に対して0.0005部程度以
上、好ましくは0.001部程度以上、また0.05部
程度以下、好ましくは0.005部程度以下であり、合
計して0.003〜0.015部程度であることが望ま
しい。
【0031】酵素処理に要する時間は、用いる酵素の種
類や分解温度などによって異なり、一概には決定するこ
とができないが、1種類の酵素につき通常1〜24時間
程度、好ましくは2〜4時間程度であることが望まし
い。なお、前記例示した酵素の分解温度は約30〜50
℃である。
【0032】また、本発明においては、えられたアルカ
リ抽出液に酵素処理を施すほかにも、加工米のアルカリ
抽出処理のあいだに、すなわち加工米を含有したアルカ
リ抽出処理用の溶媒中に酵素を添加して抽出しながら、
酵素処理を施す方法を採用することもできる。
【0033】なお、えられた分解物を含む溶液は、皮膚
への安全性の点からpH4〜8程度に調整されることが
好ましい。
【0034】かくしてえられた分解物は、そのまま老化
防止化粧料に配合してもよく、たとえば減圧下で濃縮し
て濃度を調整したのち配合してもよく、またたとえば凍
結乾燥法やスプレイドライ法によって粉末化したものを
配合してもよい。
【0035】前記分解物の老化防止化粧料への配合量
は、目的とする化粧料の種類などによって異なり、一概
には決定することができないが、該分解物を配合したこ
とによる老化防止効果を充分に発現させるためには、老
化防止化粧料100部に対して固形分換算で0.000
1部以上、好ましくは0.001部であることが望まし
く、また化粧料に安定に配合するためには、老化防止化
粧料100部に対して固形分換算で5部以下、好ましく
は1部以下であることが望ましい。
【0036】本発明の老化防止化粧料は、前記分解物が
配合されたものであるが、本発明においては、該分解物
のほかにも、たとえば一般に化粧料に用いられている賦
形剤、香料などをはじめ、油脂類、界面活性剤、保湿
剤、pH調整剤、増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸
収剤、顔料、賦形剤、乳化剤、動植物由来成分、ビタミ
ン類、アミノ酸類などの各種化粧料成分を老化防止化粧
料に適宜配合することができる。
【0037】前記油脂類としては、一般に化粧料に汎用
されているたとえば流動パラフィンなどのパラフィン、
セタノール、アボカド油、オリーブ油、ホホバ油、ヤシ
油などの植物性油脂;牛脂、豚脂、馬脂、タートル油、
ミンク油、パーセリン油、スクワランなどの動物性油
脂;メチルポリシロキサン、ベヘニルアルコール、トリ
カプリルカプリン酸グリセリル、トリオクタン酸グリセ
リル、トリイソパルミチン酸グリセリン、シリコーンオ
イルなどの合成油脂などがあげられる。
【0038】前記界面活性剤としては、たとえばラウリ
ル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミ
ン、ラウリン酸ジエタノールアミドなどの陰イオン性界
面活性剤;ステアリルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、塩化ベ
ンザルコニウムなどの陽イオン性界面活性剤;グリセリ
ルモノステアレート、ソルビタンモノステアレート、ポ
リオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート、ポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油、ショ糖エステル、脂肪
酸アミドなどの非イオン性界面活性剤などがあげられ
る。
【0039】前記保湿剤としては、たとえばグリセリ
ン、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、
ピロリドンカルボン酸ソーダ、パントテテイン−S−ス
ルホン酸塩などの合成保湿剤;ヒアルロン酸、コラーゲ
ン、エラスチン、胎盤抽出液、ローヤルゼリー、微生物
発酵液などの天然保湿液などがあげられる。
【0040】前記pH調整剤としては、たとえばクエン
酸ナトリウム、クエン酸などの有機酸およびその塩類な
どがあげられる。
【0041】前記増粘剤としては、たとえばカルボキシ
メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、
ポリビニルアルコール、トラガントガム、アルギン酸ナ
トリウム、カラギーナンなどがあげられる。
【0042】前記防腐剤としては、たとえばメチルパラ
ベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラ
ベンなどのパラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエ
タノール、エタノール、デヒドロ酢酸などがあげられ
る。
【0043】前記酸化防止剤としては、たとえばビタミ
ンE、ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒ
ドロキシアニソール(BHA)などがあげられる。
【0044】前記顔料としては、たとえばベンガラ、黄
酸化鉄、黒酸化鉄、酸化チタン、ナイロンパウダー、セ
リサイト、マイカ、タルクなどがあげられる。
【0045】前記賦形剤としては、たとえばマンニッ
ト、硫酸ナトリウムなどがあげられる。
【0046】前記乳化剤としては、たとえば大豆レシチ
ンなどがあげられる。
【0047】これら各化粧料成分の配合量は、目的とす
る老化防止化粧料の用途などによって異なり、一概には
決定することができず、用途に応じて適宜調整されるこ
とが好ましい。
【0048】本発明の老化防止化粧料の形態は任意であ
り、とくに限定されるものではないが、本発明の老化防
止化粧料は、肌の老化を防ぎ、若々しく健康な肌の状態
を維持するなどのすぐれた性質を有するので、たとえば
クリーム、乳液、ローション、エッセンス、洗顔料、パ
ックなどの基礎化粧料;口紅、ファンデーション、リキ
ッドファンデーション、プレスパウダーなどのメイクア
ップ化粧料;ボディーソープ、石鹸などのトイレタリー
製品などとして用いることができる。
【0049】また、本発明の老化防止化粧料は、毛根周
辺および頭髪に作用し、枝毛や切れ毛の防止、頭髪保護
にも有効であるため、たとえばシャンプー、リンス、ト
リートメント、コンディショナー、整髮料などの頭髪用
化粧料などとして用いることができる。
【0050】さらに、前記分解物や乾燥粉末を湯に投入
したばあいには、角質細胞間の面積のバラツキを改善す
る効果による入浴後の保温感の維持および肌の状態をよ
り一層美しく、なめらかに正常化する効果があることか
ら、本発明の老化防止化粧料は、浴用剤などのバス製品
としても使用することができる。このように本発明の老
化防止化粧料を浴用剤として使用するばあいには、分解
物の老化防止化粧料への配合量は、かかる分解物が奏す
る効果を考慮すると、老化防止化粧料100部に対して
分解物の固形分換算で0.0001部以上、好ましくは
0.001部以上、また5部以下、好ましくは1部以下
であることが望ましい。なお、前記浴用剤を用いるばあ
い、該浴用剤の使用量は、通常湯200リットルに対し
て浴用剤が20〜30g程度となるように調整すること
が好ましい。
【0051】本発明に用いられる分解物は、ヒトの肌に
対してすぐれた過酸化脂質生成抑制作用、スーパーオキ
シドジスムターゼ(以下、SODという)様活性作用、
コラーゲン合成促進作用および紫外線損傷回復作用を同
時に奏するものである。したがって、該分解物が配合さ
れた本発明の老化防止化粧料は、肌の老化を防ぎ、若々
しく健康な肌の状態を維持するといった効果を奏する。
さらに該分解物は、米をあらかじめ加工してえられた加
工米から調製されたものであるので、経時的な不溶物の
析出などを防止することができ、その品質の安定性が高
い。したがって、該分解物が配合された本発明の老化防
止化粧料は、保存安定性にきわめてすぐれるといった効
果を奏する。
【0052】
【実施例】つぎに、本発明の老化防止化粧料を実施例に
基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実施
例のみに限定されるものではない。
【0053】調製例1(蒸気熱処理米のアルカリ抽出液
の酵素分解物の製造) 精白米1000gを60〜70℃に加温した温水500
0mlに10〜15時間浸漬したのち、水切りを行な
い、100℃の蒸気で30分間にわたって加熱処理を行
なった。
【0054】こののち、天日乾燥を行ない、蒸気熱処理
米約900gをえた。
【0055】つぎに、前記蒸気熱処理米100gを精製
水1000mlに加え、0.1N水酸化ナトリウム水溶
液にてpHを11〜13に調整し、室温下で約24時間
浸漬して抽出し、抽出液(固形分含量:約5重量%)約
500mlをえた。
【0056】つぎに、前記抽出物に、アクチナーゼ(至
適pH8.0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2
時間かけて処理を行ない、ついでペプシン(至適pH
2.0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2時間か
けて処理を行ない、最後にトリプシン(至適pH8.
0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2時間かけて
処理を行なった。
【0057】なお、各酵素を添加する際には、抽出液が
各酵素の至適pHとなるように調整した。
【0058】これをろ過して淡黄色透明の酵素分解物溶
液(固形分含量:約3重量%)約300mlをえた。
【0059】調製例2(蒸煮熱風乾燥処理米のアルカリ
抽出液の酵素分解物の製造) 精白米1000gを通常の方法で炊飯し、精白米中のデ
ンプンをアルファ化したのち、80℃の熱風で60分間
で急速乾燥を行ない、蒸煮熱風乾燥処理米約950gを
えた。
【0060】つぎに、前記蒸煮熱風乾燥処理米100g
を精製水1000mlに加え、0.1N水酸化ナトリウ
ム水溶液にてpHを11〜13に調整し、室温下で約2
4時間浸漬して抽出し、抽出液(固形分含量:約5重量
%)約500mlをえた。
【0061】つぎに、前記抽出物に、アクチナーゼ(至
適pH8.0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2
時間かけて処理を行ない、ついでペプシン(至適pH
2.0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2時間か
けて処理を行ない、最後にキモトリプシン(至適pH
8.0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2時間か
けて処理を行なった。
【0062】なお、各酵素を添加する際には、抽出液が
各酵素の至適pHとなるように調整した。
【0063】これをろ過して淡黄色透明の酵素分解物溶
液(固形分含量:約3重量%)約300mlをえた。
【0064】調製例3(脱脂処理米のアルカリ抽出液の
酵素分解物の製造) 精白米1000gをエタノール5000mlに24時間
浸漬したのち、ろ過して50℃で乾燥を行ない、脱脂処
理米約900gをえた。
【0065】つぎに、前記脱脂処理米100gを精製水
1000mlに加え、0.1N水酸化ナトリウム水溶液
にてpHを11〜13に調整し、室温下で約24時間浸
漬して抽出し、抽出液(固形分含量:約3重量%)約3
00mlをえた。
【0066】つぎに、前記抽出物に、アクチナーゼ(至
適pH8.0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2
時間かけて処理を行ない、ついでペプシン(至適pH
2.0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2時間か
けて処理を行ない、最後にトリプシン(至適pH8.
0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2時間かけて
処理を行なった。
【0067】なお、各酵素を添加する際には、抽出液が
各酵素の至適pHとなるように調整した。
【0068】これをろ過して淡黄色透明の酵素分解物溶
液(固形分含量:約3重量%)約300mlをえた。
【0069】調製例4(蒸煮凍結乾燥処理米のアルカリ
抽出液の酵素分解物の製造) 精白米1000gを通常の方法で炊飯したのち、−40
〜−30℃まで急速冷凍し、0.01〜1mmHgの減
圧状態の真空乾燥器内に入れて温度を常温まで上昇さ
せ、蒸煮凍結乾燥処理米約950gをえた。
【0070】つぎに、前記蒸煮凍結乾燥処理米100g
を精製水1000mlに加え、0.1N水酸化ナトリウ
ム水溶液にてpHを11〜13に調整し、室温下で約2
4時間浸漬して抽出し、抽出液(固形分含量:約5重量
%)約500mlをえた。
【0071】つぎに、前記抽出物に、アクチナーゼ(至
適pH8.0)約5mgを添加して35〜45℃で1〜
2時間かけて処理を行ない、ついでペプシン(至適pH
2.0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2時間か
けて処理を行ない、最後にパパイン(至適pH8.0)
5mgを添加して35〜45℃で1〜2時間かけて処理
を行なった。
【0072】なお、各酵素を添加する際には、抽出液が
各酵素の至適pHとなるように調整した。
【0073】これをろ過して淡黄色透明の酵素分解物溶
液(固形分含量:約3重量%)約300mlをえた。
【0074】調製例5(低デンプン化処理米のアルカリ
抽出液の酵素分解物の製造) 精白米1000gを精米機にかけ、その重量がもとの精
白米の重量の約50重量%となるまで削り、その際生成
した精白米の外側部の粉末(白糠)を回収し、デンプン
の約60重量%が除去された低デンプン化処理米の粉末
約500gをえた。
【0075】つぎに前記低デンプン化処理米の粉末10
0gを精製水1000mlに加え、0.1N水酸化ナト
リウム水溶液にてpHを11〜13に調整し、室温下で
約24時間浸漬して抽出し、抽出液(固形分含量:約5
重量%)約500mlをえた。
【0076】つぎに、前記抽出物に、アクチナーゼ(至
適pH8.0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2
時間かけて処理を行ない、ついでペプシン(至適pH
2.0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2時間か
けて処理を行ない、最後にトリプシン(至適pH8.
0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2時間かけて
処理を行なった。
【0077】なお、各酵素を添加する際には、抽出液が
各酵素の至適pHとなるように調整した。
【0078】これをろ過して淡黄色透明の酵素分解物溶
液(固形分含量:約3重量%)約300mlをえた。
【0079】調製例6(発芽処理米のアルカリ抽出液の
酵素分解物の製造) 水分を含有した不織布が敷きつめられた棚床上に、玄米
100gを並べ、20℃で1〜2mm程度発芽させた。
こののち、発芽部分を分取し、発芽処理米約120gを
えた。
【0080】つぎに、前記発芽処理米100gを精製水
1000mlに加え、0.1N水酸化ナトリウム水溶液
にてpHを11〜13に調整し、室温下で約24時間浸
漬して抽出し、抽出液(固形分含量:約5重量%)約5
00mlをえた。
【0081】つぎに、前記抽出物に、アクチナーゼ(至
適pH8.0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2
時間かけて処理を行ない、ついでペプシン(至適pH
2.0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2時間か
けて処理を行ない、最後にトリプシン(至適pH8.
0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2時間かけて
処理を行なった。
【0082】なお、各酵素を添加する際には、抽出液が
各酵素の至適pHとなるように調整した。
【0083】これをろ過して淡黄色透明の酵素分解物溶
液(固形分含量:約3重量%)約300mlをえた。
【0084】調製例7(焙煎処理米のアルカリ抽出液の
酵素分解物の製造) 精白米1000gを120〜300℃で加熱して焙煎を
行なったのち、焙煎処理米約800gをえた。
【0085】つぎに、前記焙煎処理米100gを精製水
1000mlに加え、0.1N水酸化ナトリウム水溶液
にてpHを11〜13に調整し、室温下で約24時間浸
漬して抽出し、抽出液(固形分含量:約5重量%)約5
00mlをえた。
【0086】つぎに、前記抽出物に、アクチナーゼ(至
適pH8.0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2
時間かけて処理を行ない、ついでペプシン(至適pH
2.0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2時間か
けて処理を行ない、最後にトリプシン(至適pH8.
0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2時間かけて
処理を行なった。
【0087】なお、各酵素を添加する際には、抽出液が
各酵素の至適pHとなるように調整した。
【0088】これをろ過して淡黄色透明の酵素分解物溶
液(固形分含量:約3重量%)約300mlをえた。
【0089】調製例8(低タンパク化処理米のアルカリ
抽出液の酵素分解物の製造) 精白米1000gに乳酸菌を接種し、通常の方法にて培
養してタンパク質を資化させ、精白米に含まれるタンパ
ク質の約30重量%をペプチドに変換し、低タンパク化
処理米約800gをえた。
【0090】つぎに、前記低タンパク化処理米100g
を精製水1000mlに加え、0.1N水酸化ナトリウ
ム水溶液にてpHを11〜13に調整し、室温下で約2
4時間浸漬して抽出し、抽出液(固形分含量:約5重量
%)約500mlをえた。
【0091】つぎに、前記抽出物に、アクチナーゼ(至
適pH8.0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2
時間かけて処理を行ない、ついでペプシン(至適pH
2.0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2時間か
けて処理を行ない、最後にトリプシン(至適pH8.
0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2時間かけて
処理を行なった。
【0092】なお、各酵素を添加する際には、抽出液が
各酵素の至適pHとなるように調整した。
【0093】これをろ過して淡黄色透明の酵素分解物溶
液(固形分含量:約3重量%)約300mlをえた。
【0094】調製例9(加圧処理米のアルカリ抽出液の
酵素分解物の製造) 精白米1000gを2660mmHgの高圧下で60分
間処理し、アレルゲン物質を分解したのち、水洗して乾
燥させ、加圧処理米約800gをえた。
【0095】つぎに、前記加圧処理米100gを精製水
1000mlに加え、0.1N水酸化ナトリウム水溶液
にてpHを11〜13に調整し、室温下で約24時間浸
漬して抽出し、抽出液(固形分含量:約5重量%)約5
00mlをえた。
【0096】つぎに、前記抽出物に、アクチナーゼ(至
適pH8.0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2
時間かけて処理を行ない、ついでペプシン(至適pH
2.0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2時間か
けて処理を行ない、最後にトリプシン(至適pH8.
0)5mgを添加して35〜45℃で1〜2時間かけて
処理を行なった。
【0097】なお、各酵素を添加する際には、抽出液が
各酵素の至適pHとなるように調整した。
【0098】これをろ過して淡黄色透明の酵素分解物溶
液(固形分含量:約3重量%)約300mlをえた。
【0099】調製例10(低デンプン化処理米のアルカ
リ抽出液の酵素分解物の凍結乾燥処理物の製造) 調製例5でえられた酵素分解物溶液100mlを濃縮
し、ついで真空凍結乾燥して分解物の乾燥粉末約2gを
えた。
【0100】試験例1〜5 調製例1〜9でえられた酵素分解物溶液をサンプルとし
て用い、以下に示す試験を行なった。
【0101】試験例1(過酸化脂質生成抑制作用) 0.5Mリノール酸エタノール1.0ml、0.2Mリ
ン酸緩衝液(pH7.0)10mlおよびエタノール
9.0mlをそれぞれ正確に秤量し、共栓付き三角フラ
スコ中で充分に撹拌した。これにそれぞれ正確に秤量し
た調製例1〜9でえられた酵素分解物溶液5.0mlを
加えて充分に撹拌した。
【0102】つぎに、この調製直後の溶液と、40℃の
恒温槽中で7日間放置した溶液とについて、それぞれ
0.1mlずつを正確に秤量し、これに75%エタノー
ル4.7ml、30%チオシアン酸アンモニウム溶液
0.1mlおよび0.02M塩化第一鉄の3.5%塩酸
溶液0.1mlを加えて充分に混合撹拌したのち、正確
に3分後の500nmにおける吸光度を測定し、以下の
式に基づいて過酸化物価指数を求めた。
【0103】
【数1】
【0104】なお、式中、T7 は試験開始から7日間経
過後の酵素分解物溶液が添加された溶液の吸光度、B7
は試験開始から7日間経過後の酵素分解物溶液のかわり
に精製水が添加された溶液の吸光度、T0 は試験開始直
後の酵素分解物溶液が添加された溶液の吸光度、B0
試験開始直後の酵素分解物溶液のかわりに精製水が添加
された溶液の吸光度を示す。
【0105】また、酵素分解物溶液のかわりに精製水を
用いて同様に操作したものをブランクとした。これらの
結果を表1に示す。
【0106】
【表1】
【0107】表1に示された結果から明らかなように、
調製例1〜9でえられた酵素分解物溶液は、すぐれた過
酸化脂質生成抑制作用を奏することがわかる。
【0108】試験例2(SOD様活性作用) 1Mトリス塩酸緩衝液0.15ml、1mMエチレンジ
アミン四酢酸(以下、EDTAという)四ナトリウム塩
溶液0.30ml、0.2mMチトクロームC溶液0.
20mlおよび1mMキサンチン溶液0.30mlをそ
れぞれ正確に秤量し、共栓付き三角フラスコ中で充分に
撹拌した。これにそれぞれ正確に秤量した調製例1〜9
でえられた酵素分解物溶液0.10ml、キサンチンオ
キシターゼ溶液(0.01U/0.01ml)0.05
mlおよび精製水1.90mlを加えたのち、550n
mにおける60秒間経過ごとの吸光度を測定した。その
結果を図1のグラフA1〜A9(順に、調製例1〜9で
えられた酵素分解物溶液を含有したサンプルに対応)に
示す。
【0109】また、酵素分解物溶液のかわりに精製水を
用いて同様に操作したものをブランクとした。その結果
を図1のグラフBに示す。
【0110】図1に示された結果から明らかなように、
調製例1〜9でえられた酵素分解物溶液は、すぐれたS
OD様活性作用を奏することがわかる。
【0111】試験例3(コラーゲン合成促進作用) 基本培地として、5容量%仔牛血清(以下、FBSとい
う)含有イーグル最少必須培地(以下、MEMという)
を用い、細胞として、ヒト真皮由来線維芽細胞を用い
た。
【0112】細胞を基本培地で一定期間培養したのち、
調製例1〜9でえられた酵素分解物溶液をそれぞれ5容
量%含有した培地を添加し、37℃で5日間培養した。
そのあいだに培地交換を1回行なった。また基本培地の
みを用いて培養したものをブランクとした。
【0113】前記の操作で培養した線維芽細胞につい
て、該細胞104個あたりのコラーゲン量および非コラ
ーゲン量を測定し、コラーゲンの合成促進作用を調べ
た。なお、コラーゲンの定量は、コスモバイオ社のコラ
ーゲンステインキットを用いて行なった。その結果を図
2のグラフA1〜A9(順に、調製例1〜9でえられた
酵素分解物溶液を含有したサンプルに対応)、およびグ
ラフB(ブランク)に示す。
【0114】図2に示された結果から明らかなように、
調製例1〜9でえられた酵素分解物溶液は、すぐれたコ
ラーゲン合成促進作用を奏することがわかる。
【0115】試験例4(紫外線損傷回復作用) 基本培地として、10容量%FBS含有イーグルMEM
を用い、細胞として、ヒト由来線維芽細胞を用いた。
【0116】細胞を基本培地で一定期間培養したのち、
紫外線ランプ(東芝健康線ランプ、(株)東芝製、出力
30w)にて紫外線を照射しながら調製例1〜9でえら
れた酵素分解物溶液をそれぞれ10容量%含有した培地
を添加し、37℃で10日間培養した。そのあいだに培
地交換を2回行なった。また基本培地のみを用いて培養
したものをブランクとした。
【0117】前記の操作で培養した線維芽細胞につい
て、培養後にトリプシンEDTAを用い、細胞を剥離し
て各サンプル中の細胞数および調製例1でえられた酵素
分解物溶液を含有したサンプル中の蘇生細胞数を測定
し、紫外線による損傷の回復作用を調べた。その結果を
図3のグラフA1〜A9(順に、調製例1〜9でえられ
た酵素分解物溶液を含有したサンプルに対応)、グラフ
B(ブランク)およびグラフC(蘚生した細胞)に示
す。
【0118】図3に示された結果から明らかなように、
調製例1〜9でえられた酵素分解物溶液は、紫外線によ
る細胞の損傷回復作用にすぐれたものであることがわか
る。
【0119】試験例5(保存安定性) 調製例1〜9でえられた酵素分解物溶液をそれぞれ50
ml容のスクリュー管内に充填し、40℃で90日間に
わたって恒温条件で保存した。
【0120】試験開始後10日間、20日間、30日
間、60日間および90日間経過後の酵素分解物溶液に
おける着色および沈殿の有無を目視にて観察した。ま
た、調製例1において、蒸気熱処理米のかわりに通常の
米を用いてえられた酵素分解物溶液をブランクとし、調
製例1〜9でえられた酵素分解物溶液と同様にして保存
し、着色および沈殿の有無を目視にて観察した。その結
果を表2に示す。
【0121】
【表2】
【0122】表2に示された結果から明らかなように、
調製例1〜9でえられた酵素分解物溶液は、90間とい
った長期間にわたって着色や沈殿が認められないことか
ら、品質が変化せず、保存安定性にすぐれたものである
ことがわかる。
【0123】処方例1〜14および比較処方例1〜14 処方例1(クリーム) [(A)成分] (部) 流動パラフィン 5.0 ヘキサラン (トリオクタン酸グリセリル、(株)テクノーブル製) 4.0 パラフィン 5.0 セタノール 2.0 グリセリルモノステアレート 2.0 ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 6.0 ブチルパラベン 0.1 天然型ビタミンE 0.1 [(B)成分] 調製例1でえられた酵素分解物溶液 20.0 グリセリン 5.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.1 メチルパラベン 0.1 モイストン・C(NMF成分、 (株)テクノーブル製) 1.0 精製水 全量が100.0部となる量 [(C)成分] 香 料 0.3 前記(A)成分および(B)成分をそれぞれ80℃以上
に加温後、(A)成分および(B)成分を混合撹拌し
た。これを50℃まで冷却後、前記(C)成分を加えて
さらに撹拌混合して均一なクリームを調製した。
【0124】 処方例2(乳液) [(A)成分] (部) 流動パラフィン 6.00 ヘキサラン (トリオクタン酸グリセリル、(株)テクノーブル製) 4.00 ホホバ油 1.00 ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.00 大豆レシチン 1.50 メチルパラベン 0.15 エチルパラベン 0.03 酢酸dl−α−トコフェロール 0.10 [(B)成分] 調製例2でえられた酵素分解物溶液 30.00 グリセリン 3.00 1,3−ブチレングリコール 2.00 カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.30 ヒアルロン酸ナトリウム 0.01 精製水 全量が100.00部となる量 [(C)成分] 香 料 0.05 前記(A)成分および(B)成分をそれぞれ80℃になる
まで加温したのち、(A)成分および(B)成分を混合
撹拌した。これを50℃まで冷却後、前記(C)成分を
加えてさらに撹拌し、均一な乳液を調製した。
【0125】 処方例3(ローション) [成 分] (部) リン酸L−アスコルビルマグネシウム 2.0 エタノール 10.0 グリセリン 3.0 1,3−ブチレングリコール 2.0 メチルパラベン 0.2 クエン酸 0.1 クエン酸ナトリウム 0.3 カルボキシビニルポリマー 0.1 水溶性プラセンタエキス 1.0 調製例3でえられた酵素分解物溶液 10.0 香 料 微量 精製水 全量が100.0部となる量 前記成分を混合して均一なローションを調製した。
【0126】 処方例4(エッセンス) [成 分] (部) エタノール 10.0 グリセリン 5.0 1,3-ブチレングリコール 1.0 オレイルアルコール 0.1 ポリオキシエチレンソルビタンモノラウリン酸 エステル(20EO) 1.0 メチルパラベン 0.2 クエン酸 0.1 クエン酸ナトリウム 0.3 カルボキシビニルポリマー 0.3 調製例4でえられた酵素分解物溶液 1.0 香 料 微量 水溶性コラーゲン 1.0 アルギン酸ナトリウム 0.1 精製水 全量が100.0部となる量 前記成分を混合して均一なエッセンスを調製した。
【0127】 処方例5(パック) [成 分] (部) ポリビニルアルコール 15.0 ヒドロキシメチルセルロース 5.0 プロピレングリコール 5.0 エタノール 10.0 メチルパラベン 0.1 調製例5でえられた酵素分解物溶液 10.0 カラギーナン 0.5 香 料 微量 精製水 全量が100.0部となる量 前記成分を混合して均一なパックを調製した。
【0128】 処方例6(洗顔料) [成 分] (部) ステアリン酸 15.0 ラウリン酸 5.0 ミリスチン酸 15.0 グリセリルモノステアレート 4.0 水酸化カリウム 7.0 グリセリン 8.0 調製例6でえられた酵素分解物溶液 10.0 メチルパラベン 0.2 アルギン酸ナトリウム 0.1 精製水 全量が100.0部となる量 前記成分を85℃に加温し混合して均一な洗顔料を調製
した。
【0129】 処方例7(シャンプー) [成 分] (部) ポリオキシエチレンラウリルエーテル 硫酸ナトリウム 25.0 ラウリル硫酸トリエタノールアミン 15.0 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.0 モノステアリン酸エチレングリコール 1.50 エデト酸二ナトリウム 0.05 メチルパラべン 0.10 香料 微量 黄色4号 微量 調製例7でえられた酵素分解物溶液 50.0 精製水 全量が100.00部となる量 前記成分を80℃以上に加温したのち、混合撹拌して均
一なシャンプーを調製した。
【0130】 処方例8(リンス) [成 分] (部) 塩酸ステアリルトリメチルアンモニウム 1.5 セタノール 2.0 2-オクチルドデカノール 1.0 カチオン化セルロース 0.5 ポリオキシエチレンセチルエーテル 1.0 プロピレングリコール 5.0 メチルパラベン 0.1 香料 微量 調製例8でえられた酵素分解物溶液 50.0 精製水 全量が100.0部となる量 前記成分を80℃以上に加温したのち、混合撹拌して均
一なリンスを調製した。
【0131】 処方例9(トリートメント) [成 分] (部) 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 6.0 ポリビニルピロリドン 4.0 グリセリン 1.0 エチルパラベン 0.1 調製例9でえられた酵素分解物溶液 50.0 精製水 全量が100.0部となる量 前記成分を80℃に加温したのち、混合撹拌して均一なト
リートメントを調製した。
【0132】 処方例10(整髪料) [成 分] (部) エタノール 60.0 ポリオキシプロピレンブチルエーテル (40EO) 20.0 ジイソプロパノールアミン 2.0 エデト酸塩 微量 香料 微量 調製例1でえられた酵素分解物溶液 全量が100.0部 となる量 前記成分を混合して均一な整髪料を調製した。
【0133】 処方例11(浴用剤) [成 分] (部) 硫酸ナトリウム 35.0 炭酸水素ナトリウム 52.0 ホウ砂 2.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0 赤色201 号 微量 香料 微量 調製例10でえられた乾燥粉末 全量が100.0部となる量 前記成分を混合して均一な浴用剤を調製した。
【0134】 処方例12(口紅) [(A)成分] (部) ヒマシ油 50.0 オクチルドデカノール 5.0 ラノリン 5.0 液状ラノリン 5.0 ミツロウ 4.0 オゾケライト 7.0 キャンデリラロウ 2.0 カルナバロウ 1.0 [(B)成分] 酸化チタン 1.0 色素(赤色201号など) 合計4.0 調製例10でえられた乾燥粉末 全量が100.0部となる量 [(C)成分] 香 料 微量 前記(A)成分および(B)成分をそれぞれ加温したの
ち、(A)成分および(B)成分を混合撹拌した。これ
を再加温し、前記(C)成分を添加して型に流し込み急
冷して口紅を調製した。
【0135】 処方例13(リキッドファンデーション) [(A)成分] (部) ステアリン酸 2.4 モノステアリン酸プロピレングリコール 2.0 セトステアリルアルコール 0.2 液状ラノリン 2.0 流動パラフィン 3.0 ミリスチン酸イソプロピル 8.5 プロピルパラベン 適量 [(B)成分] 調製例4でえられた酵素分解物溶液 全量が100.0部 となる量 カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.2 ベントナイト 0.5 プロピレングリコール 4.0 トリエタノールアミン 1.1 メチルパラベン 適量 [(C)成分] 酸化チタン 8.0 タルク 4.0 着色顔料 適量 前記(A)成分および(B)成分をそれぞれ加温したの
ち、(A)成分および(B)成分を混合撹拌した。これ
を再加温し前記(C)成分を添加して型に流しこみ室温
になるまで撹拌してリキッドファンデーションを調製し
た。
【0136】 処方例14(石鹸) [成 分] (部) 80/20獣脂−ヤシ石鹸 66.0 ジラウリルリン酸ナトリウム 2.0 モノラウリルリン酸ナトリウム 17.0 ココアミドプロピルベタイン 10.0 リン酸L−アスコルビルマグネシウム 0.5 調製例2でえられた酵素分解物溶液 全量が100.0部 となる量 前記成分を混合して均一な石鹸を調製した。
【0137】比較処方例1(クリーム) 調製例1でえられた酵素分解物溶液のかわりに精製水を
用いたほかは処方例1と同様にしてクリームを調製し
た。
【0138】比較処方例2(乳液) 調製例2でえられた酵素分解物溶液のかわりに精製水を
用いたほかは処方例2と同様にして乳液を調製した。
【0139】比較処方例3(ローション) 調製例3でえられた酵素分解物溶液のかわりに精製水を
用いたほかは処方例3と同様にしてローションを調製し
た。
【0140】比較処方例4(エッセンス) 調製例4でえられた酵素分解物溶液のかわりに精製水を
用いたほかは処方例4と同様にしてエッセンスを調製し
た。
【0141】比較処方例5(パック) 調製例5でえられた酵素分解物溶液のかわりに精製水を
用いたほかは処方例5と同様にしてパックを調製した。
【0142】比較処方例6(洗顔料) 調製例6でえられた酵素分解物溶液のかわりに精製水を
用いたほかは処方例6と同様にして洗顔料を調製した。
【0143】比較処方例7(シャンプー) 調製例7でえられた酵素分解物溶液のかわりに精製水を
用いたほかは処方例7と同様にしてシャンプーを調製し
た。
【0144】比較処方例8(リンス) 調製例8でえられた酵素分解物溶液のかわりに精製水を
用いたほかは処方例8と同様にしてリンスを調製した。
【0145】比較処方例9(トリートメント) 調製例9でえられた酵素分解物溶液のかわりに精製水を
用いたほかは処方例9と同様にしてトリートメントを調
製した。
【0146】比較処方例10(整髪料) 調製例1でえられた酵素分解物溶液のかわりに精製水を
用いたほかは処方例10と同様にして整髪料を調製し
た。
【0147】比較処方例11(浴用剤) 調製例10でえられた乾燥粉末のかわりに硫酸ナトリウ
ムを用いたほかは処方例11と同様にして浴用剤を調製
した。
【0148】比較処方例12(口紅) 調製例10でえられた乾燥粉末のかわりにナイロンパウ
ダーを用いたほかは処方例12と同様にして口紅を調製
した。
【0149】比較処方例13(リキッドファンデーショ
ン) 調製例4でえられた酵素分解物溶液のかわりに精製水を
用いたほかは処方例13と同様にしてリキッドファンデ
ーションを調製した。
【0150】比較処方例14(石鹸) 調製例2でえられた酵素分解物溶液のかわりに精製水を
用いたほかは処方例14と同様にして石鹸を調製した。
【0151】実施例1 処方例1〜6および比較処方例1〜6でえられた化粧料
について、それぞれ以下に示すモニターテストを行なっ
た。その結果を表3に示す。
【0152】(モニターテスト)無作為に抽出した年齢
25〜57歳の健常な成人女性100名を被験者とし、
各化粧料を顔面の皮膚に連日1カ月間使用したのちの、
(イ)肌のくすみ、しみに対する改善効果、(ロ)小ジ
ワに対する改善効果および(ハ)角質細胞間の面積のバ
ラツキに対する縮小効果についてそれぞれ調べた。
【0153】(イ)肌のくすみ、しみに対する改善効果 皮膚の状態を目視にて観察し、以下の評価基準に基づい
て評価した。
【0154】(評価基準) A:非常に改善された。 B:改善された。 C:変化がない。 D:少し目につく。 E:目立つようになった。
【0155】(ロ)小ジワに対する効果 皮膚の状態を目視にて観察し、以下の評価基準に基づい
て評価した。
【0156】(評価基準) A:きれいに消えた。 B:少し目立たなくなった。 C:変化がない。 D:少し増えた。 E:増えた。
【0157】(ハ)角質細胞間の面積のバラツキ対する
縮小効果 被験者の顔面左頬部に両面紙テープ(ナイスタック、
(株)ニチバン製)を貼布し、テープストリッピング法
により角質細胞を剥離させ、細胞1個ずつの面積を測定
した。細胞30個について細胞面積を求め、標準偏差を
算出し、以下の評価基準に基づいて評価した。
【0158】(評価基準) A:標準偏差が50%小さくなった。 B:標準偏差が25%小さくなった。 C:変化がない。 D:標準偏差が25%大きくなった。 E:標準偏差が50%大きくなった。
【0159】なお、かかるモニターテストにおいて、処
方例1〜6でえられた化粧料を用いた際に、皮膚に異常
が生じた被験者は1名もなかった。
【0160】また、処方例1〜6でえられた化粧料は、
いずれも1カ月間でその状態に変化が生じることはなか
った。
【0161】
【表3】
【0162】表3に示された結果から明らかなように、
処方例1〜6でえられた化粧料を用いたばあいには、角
質細胞間の面積のバラツキがいちじるしく縮小され、肌
のくすみ、しみや小ジワが改善されることがわかる。
【0163】実施例2 処方例7〜10および比較処方例7〜10でえられた頭
髪用化粧料について、それぞれ以下に示すハーフヘッド
テストを行なった。その結果を表4に示す。
【0164】(ハーフヘッドテスト)無作為に抽出した
年齢25〜60歳の健常な成人女性20名を被験者と
し、各頭髪用化粧料を頭髪に1日1回、30日間使用し
たのちの、頭髪の(ニ)枝毛、(ホ)コシおよび(ヘ)
ツヤについて、それぞれ以下の評価基準に基づいて評価
した。
【0165】(ニ)枝毛 (評価基準) A:なくなった。 B:少なくなった。 C:変化がない。 D:少し増えた。 E:増えた。
【0166】(ホ)コシ (評価基準) A:強くなった。 B:少し強くなった。 C:変化がない。 D:少し弱くなった。 E:弱くなった。
【0167】(ヘ)ツヤ (評価基準) A:よくなった。 B:少しよくなった。 C:変化がない。 D:少しわるくなった。 E:わるくなった。
【0168】なお、かかるハーフヘッドテストにおい
て、処方例7〜10でえられた頭髪用化粧料を用いた際
に、頭髪や頭皮に異常が生じた被験者は1名もなかっ
た。
【0169】また、処方例7〜10でえられた頭髪用化
粧料は、いずれも30日間でその状態に変化が生じるこ
とはなかった。
【0170】
【表4】
【0171】表4に示された結果から明らかなように、
処方例7〜10でえられた頭髪用化粧料を用いたばあい
には、頭髪の枝毛、コシおよびツヤがいずれも改善され
ることがわかる。
【0172】実施例3 処方例11および比較処方例11でえられた浴用剤につ
いて、それぞれ以下に示すモニターテストを行なった。
その結果を表5に示す。
【0173】(モニターテスト)無作為に抽出した年齢
27〜59歳の健常な成人男女20名を被験者とし、各
浴用剤を4週間使用したのち、肌の状態として(ト)角
質細胞間の面積のバラツキに対する縮小効果について調
べた。なお、浴用剤はお湯200リットルに対して25
gを添加して溶解させた。
【0174】(ト)角質細胞間の面積のバラツキ対する
縮小効果 被験者の左脇腹部の細胞30個を用いたほかは、実施例
1と同様にして標準偏差を算出し、以下の評価基準に基
づいて評価した。
【0175】(評価基準) A:標準偏差が50%小さくなった。 B:標準偏差が25%小さくなった。 C:変化がない。 D:標準偏差が25%大きくなった。 E:標準偏差が50%大きくなった。
【0176】なお、かかるモニターテストにおいて、処
方例11でえられた浴用剤を用いた際に、皮膚に異常が
生じた被験者は1名もなかった。
【0177】また、処方例11でえられた浴用剤は、4
週間でその状態に変化が生じることはなかった。
【0178】
【表5】
【0179】表5に示された結果から明らかなように、
処方例11でえられた浴用剤を用いたばあいには、角質
細胞間の面積のバラツキがいちじるしく縮小されること
がわかる。
【0180】実施例4 処方例12〜13および比較処方例12〜13でえられ
た化粧料について、それぞれ以下に示すモニターテスト
を行なった。その結果を表6に示す。
【0181】(モニターテスト)無作為に抽出した年齢
25〜57歳の健常な成人女性100名を被験者とし、
各化粧料を顔面頬部の皮膚に連日1カ月間使用したのち
の(チ)小ジワに対する改善効果、唇または顔面頬部の
皮膚に連日1カ月間使用したのちの(リ)角質細胞間の
面積のバラツキに対する縮小効果についてそれぞれ調べ
た。
【0182】(チ)小ジワに対する効果 皮膚の状態を目視にて観察し、以下の評価基準に基づい
て評価した。
【0183】(評価基準) A:きれいに消えた。 B:少し目立たなくなった。 C:変化がない。 D:少し増えた。 E:増えた。
【0184】(リ)角質細胞間の面積のバラツキ対する
縮小効果 処方例12および比較処方例12の化粧料については被
験者の唇の細胞30個を、また処方例13および比較処
方例13の化粧料については被験者の顔面左頬部の細胞
30個を用いたほかは、実施例1と同様にして標準偏差
を算出し、以下の評価基準に基づいて評価した。
【0185】(評価基準) A:標準偏差が50%小さくなった。 B:標準偏差が25%小さくなった。 C:変化がない。 D:標準偏差が25%大きくなった。 E:標準偏差が50%大きくなった。
【0186】なお、かかるモニターテストにおいて、処
方例12〜13でえられた化粧料を用いた際に、皮膚に
異常が生じた被験者は1名もなかった。
【0187】また、処方例12〜13でえられた化粧料
は、いずれも1カ月間でその状態に変化が生じることは
なかった。
【0188】
【表6】
【0189】表6に示された結果から明らかなように、
処方例12〜13でえられた化粧料を用いたばあいに
は、角質細胞間の面積のバラツキがいちじるしく縮小さ
れ、小ジワが改善されることがわかる。
【0190】
【発明の効果】本発明に用いられる加工米のアルカリ抽
出液を1種または2種以上の酵素で処理してえられた分
解物は、従来から要求されてきた皮膚の老化防止効果の
指標となる過酸化脂質生成抑制作用、SOD様活性作
用、コラーゲン合成促進作用、紫外線損傷回復作用など
の効果を併せもつものである。したがって、該分解物が
配合された本発明の老化防止化粧料は、単なる保湿効果
を有するものではなく、ヒトの皮膚に対してターンオー
バーを正常にし、角質細胞間の面積のバラツキを縮小し
て肌のくすみ、しみを防止し、皮膚の細胞を活性化する
ことによって小ジワを改善するといったすぐれた効果を
奏する。また、頭髪用化粧料としたばあいには、頭髪の
枝毛、コシ、ツヤなどを改善するといった効果を奏す
る。
【0191】さらに、本発明に用いられる分解物は、米
をあらかじめ加工した加工米からえられたものであるの
で、その品質の安定性が高い。したがって、該分解物が
配合された本発明の老化防止化粧料は、保存安定性にす
ぐれるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】調製例1〜9でえられた酵素分解物溶液を含有
したサンプルおよびブランクの、550nmにおける6
0秒間経過ごとの吸光度を示すグラフである。
【図2】調製例1〜9でえられた酵素分解物溶液を含有
したサンプルおよびブランク中の、細胞104個あたり
のコラーゲン量および非コラーゲン量を示すグラフであ
る。
【図3】調製例1〜9でえられた酵素分解物溶液を含有
したサンプルおよびブランク中の細胞数、ならびに調製
例1でえられた酵素分解物溶液を含有したサンプル中の
蘇生細胞数を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/075 A61K 7/075 7/08 7/08 7/48 7/48 7/50 7/50 C11D 9/38 C11D 9/38

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米をあらかじめ加工してえられた加工米
    のアルカリ抽出液を、1種または2種以上の酵素で処理
    してえられた分解物が配合されてなる老化防止化粧料。
  2. 【請求項2】 アルカリ抽出液を処理する酵素がアクチ
    ナーゼ類、ペプシン類、トリプシン類、パパイン類、ペ
    プチターゼ類およびブロメラインから選ばれた蛋白分解
    酵素の少なくとも1種である請求項1記載の老化防止化
    粧料。
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