JPH09170570A - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
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- JPH09170570A JPH09170570A JP33154495A JP33154495A JPH09170570A JP H09170570 A JPH09170570 A JP H09170570A JP 33154495 A JP33154495 A JP 33154495A JP 33154495 A JP33154495 A JP 33154495A JP H09170570 A JPH09170570 A JP H09170570A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、自転防止装置の給油機構を備え、
磨耗を軽減し信頼性を向上したスクロール圧縮機を提供
することを目的とする。 【解決手段】 密封容器1内に上下に圧縮部2と電動機
3を配置し、前記圧縮部を渦捲状のラップを有する固定
スクロール4と、同固定スクロ−ルと互いに噛み合わせ
て渦捲状のラップを有し複数の圧縮室12を形成する旋
回スクロ−ル5と、同旋回スクロ−ルの旋回駆動軸7を
支承し上端にクランク軸8を形成して旋回運動するシャ
フト11と、前記クランク軸を軸支する主軸受9とによ
り構成され、前記旋回スクロールの背面の所定の半径で
中心を通って直交する軸上の少なくとも対称な二点に自
転防止ピン6aを嵌設し、前記主軸受9の上面に前記自
転防止ピンに対向してピンの直径を溝巾とする自転防止
溝6bを設け、同自転防止溝と主軸受の中心部とを連通
する給油溝6cを前記主軸受の上面に形成する。
磨耗を軽減し信頼性を向上したスクロール圧縮機を提供
することを目的とする。 【解決手段】 密封容器1内に上下に圧縮部2と電動機
3を配置し、前記圧縮部を渦捲状のラップを有する固定
スクロール4と、同固定スクロ−ルと互いに噛み合わせ
て渦捲状のラップを有し複数の圧縮室12を形成する旋
回スクロ−ル5と、同旋回スクロ−ルの旋回駆動軸7を
支承し上端にクランク軸8を形成して旋回運動するシャ
フト11と、前記クランク軸を軸支する主軸受9とによ
り構成され、前記旋回スクロールの背面の所定の半径で
中心を通って直交する軸上の少なくとも対称な二点に自
転防止ピン6aを嵌設し、前記主軸受9の上面に前記自
転防止ピンに対向してピンの直径を溝巾とする自転防止
溝6bを設け、同自転防止溝と主軸受の中心部とを連通
する給油溝6cを前記主軸受の上面に形成する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスクロール圧縮機に係
り、詳しくは旋回スクロールの自転防止装置の給油機構
に関するものである。
り、詳しくは旋回スクロールの自転防止装置の給油機構
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスクロール圧縮機について、図6
及び図7に基づいて説明する。スクロール圧縮機には、
密封容器1内に圧縮部2と電動機3が内蔵されている。
圧縮部2は固定スクロール4、旋回スクロール5、自転
防止ピン6aと自転防止溝6bによる自転防止装置、旋
回駆動軸7、クランク軸8、主軸受9、メタル軸受10
及びシャフト11により主に構成されている。
及び図7に基づいて説明する。スクロール圧縮機には、
密封容器1内に圧縮部2と電動機3が内蔵されている。
圧縮部2は固定スクロール4、旋回スクロール5、自転
防止ピン6aと自転防止溝6bによる自転防止装置、旋
回駆動軸7、クランク軸8、主軸受9、メタル軸受10
及びシャフト11により主に構成されている。
【0003】この構成において、電動機3の回転によっ
てシャフト11が回転すると、旋回スクロール5は自転
防止溝と自転防止ピン6によって自転することなく固定
スクロール4に対して旋回運動を行い、固定スクロール
4と旋回スクロール5の噛み合いによって形成される圧
縮室12は順次外周部から中心部へ移動し、吸気管13
から吸気室14に取り込まれた冷媒ガスの容積が減少し
て圧縮作用が生ずる。冷媒の圧縮ガスは固定スクロール
4の中心部に設けられた吐出口15から連通路16を通
じて電動機室17に入り、吐出管18より外部へ導かれ
る。
てシャフト11が回転すると、旋回スクロール5は自転
防止溝と自転防止ピン6によって自転することなく固定
スクロール4に対して旋回運動を行い、固定スクロール
4と旋回スクロール5の噛み合いによって形成される圧
縮室12は順次外周部から中心部へ移動し、吸気管13
から吸気室14に取り込まれた冷媒ガスの容積が減少し
て圧縮作用が生ずる。冷媒の圧縮ガスは固定スクロール
4の中心部に設けられた吐出口15から連通路16を通
じて電動機室17に入り、吐出管18より外部へ導かれ
る。
【0004】旋回スクロール5の鏡板5aには、複数の
圧縮室12のガス圧により吸気室14の吸気圧力から吐
出圧力までのそれぞれの圧力がかかり、一方、電動機室
17内の高圧ガスが密封容器1の底部の潤滑油をシャフ
ト11の偏心縦孔11aを介して上昇させ、主軸受9を
介して旋回スクロール5の下面に吐出圧力がかかり、旋
回スクロール5をスラスト方向に押し上げ圧縮室12の
気密を保持している。旋回スクロール5の半径方向に、
外周部から中心に向けて大きくなる圧力がかかるため、
鏡板5aに変形が起こり易くなる。これに対して鏡板5
aの背面と主軸受9で囲まれ、環状溝20に嵌入したチ
ップシール21で区画された内側に背圧室19と、吸気
室14から連通溝22を介して吸気圧と等しい低圧室2
3を形成している。これにより鏡板5aにかかる圧力差
を低減するように、高圧になる中心部の圧縮室12に高
圧の背圧室19を対応し、外周部の低圧の圧縮室12に
は吸気室14と連通した低圧室23を対応してスラスト
方向の圧力バランスをとっている。
圧縮室12のガス圧により吸気室14の吸気圧力から吐
出圧力までのそれぞれの圧力がかかり、一方、電動機室
17内の高圧ガスが密封容器1の底部の潤滑油をシャフ
ト11の偏心縦孔11aを介して上昇させ、主軸受9を
介して旋回スクロール5の下面に吐出圧力がかかり、旋
回スクロール5をスラスト方向に押し上げ圧縮室12の
気密を保持している。旋回スクロール5の半径方向に、
外周部から中心に向けて大きくなる圧力がかかるため、
鏡板5aに変形が起こり易くなる。これに対して鏡板5
aの背面と主軸受9で囲まれ、環状溝20に嵌入したチ
ップシール21で区画された内側に背圧室19と、吸気
室14から連通溝22を介して吸気圧と等しい低圧室2
3を形成している。これにより鏡板5aにかかる圧力差
を低減するように、高圧になる中心部の圧縮室12に高
圧の背圧室19を対応し、外周部の低圧の圧縮室12に
は吸気室14と連通した低圧室23を対応してスラスト
方向の圧力バランスをとっている。
【0005】しかしながら、スクロール圧縮機の運転開
始時、密封容器1内の圧力が上がり、旋回スクロール5
の鏡板5aの背面、即ち背圧室19の圧力が上がるまで
の段階で、鏡板5aにかかる圧力差が大きくなる。
始時、密封容器1内の圧力が上がり、旋回スクロール5
の鏡板5aの背面、即ち背圧室19の圧力が上がるまで
の段階で、鏡板5aにかかる圧力差が大きくなる。
【0006】このため、図7に示すように、旋回スクロ
ール5の鏡板5aの背面の中心を通って直交する軸上
で、所定の半径で交差する四点に円柱状の自転防止ピン
6aを嵌設する。旋回スクロール5を支承する主軸受9
の上面に、旋回運動をする旋回スクロールの四本の自転
防止ピン6aの動作の軌跡に対向してピン6aの直径を
溝巾とし、旋回半径を半径とする円形の自転防止溝6b
を設ける。これにより旋回スクロール5の鏡板5aに圧
接する主軸受9のスラスト面は外周部の内側まで広が
り、鏡板5aの背面全てに接する。
ール5の鏡板5aの背面の中心を通って直交する軸上
で、所定の半径で交差する四点に円柱状の自転防止ピン
6aを嵌設する。旋回スクロール5を支承する主軸受9
の上面に、旋回運動をする旋回スクロールの四本の自転
防止ピン6aの動作の軌跡に対向してピン6aの直径を
溝巾とし、旋回半径を半径とする円形の自転防止溝6b
を設ける。これにより旋回スクロール5の鏡板5aに圧
接する主軸受9のスラスト面は外周部の内側まで広が
り、鏡板5aの背面全てに接する。
【0007】あるいは、図には示さないが、旋回スクロ
ール5の鏡板5aの背面の中心を通って直交する軸上
で、所定の半径で交差する四点に、旋回半径を半径とす
る円形の自転防止溝6bを設ける。次に、旋回スクロー
ル5を支承する主軸受9の上面に、シャフト11の回転
中心を通って直交する軸上で、所定の半径で交差する四
点に円柱状の自転防止ピン6aを嵌設する。これにより
旋回スクロール5の鏡板5aに圧接する主軸受9のスラ
スト面は外周部の内側まで広がり、鏡板5aの背面全て
に接するようにしている他の例もある。
ール5の鏡板5aの背面の中心を通って直交する軸上
で、所定の半径で交差する四点に、旋回半径を半径とす
る円形の自転防止溝6bを設ける。次に、旋回スクロー
ル5を支承する主軸受9の上面に、シャフト11の回転
中心を通って直交する軸上で、所定の半径で交差する四
点に円柱状の自転防止ピン6aを嵌設する。これにより
旋回スクロール5の鏡板5aに圧接する主軸受9のスラ
スト面は外周部の内側まで広がり、鏡板5aの背面全て
に接するようにしている他の例もある。
【0008】さらに、前記旋回スクロール5の鏡板5a
の背面と前記主軸受9の上面及び環状溝20に嵌入した
チップシール21で区画した背圧室19と吸気室14か
ら連通溝22を介して低圧室23を形成したことによ
り、主軸受9のスラスト面にかかる圧力をチップシール
21の内側と外側でバランスさせるようにしている。し
かしながら、前記自転防止装置である自転防止ピン6a
と自転防止溝6bの間の摩擦抵抗が大きいため、磨耗に
よる不具合を生じるおそれがある問題点があった。
の背面と前記主軸受9の上面及び環状溝20に嵌入した
チップシール21で区画した背圧室19と吸気室14か
ら連通溝22を介して低圧室23を形成したことによ
り、主軸受9のスラスト面にかかる圧力をチップシール
21の内側と外側でバランスさせるようにしている。し
かしながら、前記自転防止装置である自転防止ピン6a
と自転防止溝6bの間の摩擦抵抗が大きいため、磨耗に
よる不具合を生じるおそれがある問題点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような問題点を
解決するために、本発明は、自転防止装置の給油機構を
備え磨耗を軽減し信頼性を向上したスクロール圧縮機を
提供することを目的とする。
解決するために、本発明は、自転防止装置の給油機構を
備え磨耗を軽減し信頼性を向上したスクロール圧縮機を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、密封容器内に
上下に圧縮部と電動機を配置し、前記圧縮部を、渦捲状
のラップを有する固定スクロールと、同固定スクロ−ル
と互いに噛み合わせて渦捲状のラップを有し複数の圧縮
室を形成する旋回スクロ−ルと、同旋回スクロ−ルの旋
回駆動軸を支承し上端にクランク軸を形成して旋回運動
するシャフトと、前記クランク軸を軸支する主軸受とで
構成され、前記旋回スクロールの背面の所定の半径で中
心を通って直交する軸上の少なくとも対称な二点に自転
防止ピンを嵌設し、前記旋回スクロールを支承する主軸
受の上面に、旋回運動する前記旋回スクロールの自転防
止ピンに対向してピンの直径を溝巾とする自転防止溝を
設けてなるスクロール圧縮機において、前記自転防止溝
と主軸受の中心部とを連通する給油溝を前記主軸受の上
面に形成するようにする。
上下に圧縮部と電動機を配置し、前記圧縮部を、渦捲状
のラップを有する固定スクロールと、同固定スクロ−ル
と互いに噛み合わせて渦捲状のラップを有し複数の圧縮
室を形成する旋回スクロ−ルと、同旋回スクロ−ルの旋
回駆動軸を支承し上端にクランク軸を形成して旋回運動
するシャフトと、前記クランク軸を軸支する主軸受とで
構成され、前記旋回スクロールの背面の所定の半径で中
心を通って直交する軸上の少なくとも対称な二点に自転
防止ピンを嵌設し、前記旋回スクロールを支承する主軸
受の上面に、旋回運動する前記旋回スクロールの自転防
止ピンに対向してピンの直径を溝巾とする自転防止溝を
設けてなるスクロール圧縮機において、前記自転防止溝
と主軸受の中心部とを連通する給油溝を前記主軸受の上
面に形成するようにする。
【0011】あるいは、密封容器内に上下に圧縮部と電
動機を配置し、前記圧縮部を、渦捲状のラップを有する
固定スクロールと、同固定スクロ−ルと互いに噛み合わ
せて渦捲状のラップを有し複数の圧縮室を形成する旋回
スクロ−ルと、同旋回スクロ−ルの旋回駆動軸を支承し
上端にクランク軸を形成して旋回運動するシャフトと、
前記クランク軸を軸支する主軸受とで構成され、前記旋
回スクロールの背面の所定の半径で中心を通って直交す
る軸上の少なくとも対称な二点に、同点を中心として旋
回半径を半径とする自転防止溝を設け、前記旋回スクロ
ールを支承する主軸受の上面に、上記所定の半径で中心
を通って直交する軸上の二点に、前記溝の溝巾を直径と
した自転防止ピンを嵌設してなるスクロール圧縮機にお
いて、前記自転防止溝と主軸受の中心部とを連通する給
油溝を前記旋回スクロールの背面に形成するようにす
る。
動機を配置し、前記圧縮部を、渦捲状のラップを有する
固定スクロールと、同固定スクロ−ルと互いに噛み合わ
せて渦捲状のラップを有し複数の圧縮室を形成する旋回
スクロ−ルと、同旋回スクロ−ルの旋回駆動軸を支承し
上端にクランク軸を形成して旋回運動するシャフトと、
前記クランク軸を軸支する主軸受とで構成され、前記旋
回スクロールの背面の所定の半径で中心を通って直交す
る軸上の少なくとも対称な二点に、同点を中心として旋
回半径を半径とする自転防止溝を設け、前記旋回スクロ
ールを支承する主軸受の上面に、上記所定の半径で中心
を通って直交する軸上の二点に、前記溝の溝巾を直径と
した自転防止ピンを嵌設してなるスクロール圧縮機にお
いて、前記自転防止溝と主軸受の中心部とを連通する給
油溝を前記旋回スクロールの背面に形成するようにす
る。
【0012】そして、前記隣合う自転防止溝の間に連通
する連通溝を前記主軸受の上面に形成するようにする。
する連通溝を前記主軸受の上面に形成するようにする。
【0013】あるいは、前記隣合う自転防止溝の間に連
通する連通溝を前記旋回スクロールの背面に形成するよ
うにする。
通する連通溝を前記旋回スクロールの背面に形成するよ
うにする。
【0014】さらに、前記自転防止溝の外側の前記主軸
受の上面に環状溝を形成し、同環状溝にチップシールを
嵌入するようにする。
受の上面に環状溝を形成し、同環状溝にチップシールを
嵌入するようにする。
【0015】あるいは、前記自転防止溝の外側の前記旋
回スクロールの背面に環状溝を形成し、同環状溝にチッ
プシールを嵌入するようにする。
回スクロールの背面に環状溝を形成し、同環状溝にチッ
プシールを嵌入するようにする。
【0016】
【作用】本発明によれば、前記自転防止溝と主軸受の中
心部とを連通する給油溝を形成したことにより、自転防
止ピンと自転防止溝による自転防止装置の給油が行わ
れ、その磨耗を軽減することができる。
心部とを連通する給油溝を形成したことにより、自転防
止ピンと自転防止溝による自転防止装置の給油が行わ
れ、その磨耗を軽減することができる。
【0017】
【実施例】以下本発明の一実施例について説明する。本
実施例は旋回スクロールの鏡板の背面に対向する主軸受
の上面と自転防止装置及びその給油機構の他は図6に示
した従来例と同じであるので、全体構成の説明は省略す
る。なお、構成品の番号は同じものについては同一の番
号を使用する。
実施例は旋回スクロールの鏡板の背面に対向する主軸受
の上面と自転防止装置及びその給油機構の他は図6に示
した従来例と同じであるので、全体構成の説明は省略す
る。なお、構成品の番号は同じものについては同一の番
号を使用する。
【0018】図1及び図2に示すように、密封容器1内
に上下に圧縮部2と電動機3を配置し、前記圧縮部を、
渦捲状のラップを有する固定スクロール4と、同固定ス
クロ−ルと互いに噛み合わせて渦捲状のラップを有し複
数の圧縮室12を形成する旋回スクロ−ル5と、同旋回
スクロ−ルの旋回駆動軸7を支承し上端にクランク軸8
を形成して旋回運動するシャフト11と、前記クランク
軸を軸支する主軸受9とによりスクロール圧縮機を構成
する。
に上下に圧縮部2と電動機3を配置し、前記圧縮部を、
渦捲状のラップを有する固定スクロール4と、同固定ス
クロ−ルと互いに噛み合わせて渦捲状のラップを有し複
数の圧縮室12を形成する旋回スクロ−ル5と、同旋回
スクロ−ルの旋回駆動軸7を支承し上端にクランク軸8
を形成して旋回運動するシャフト11と、前記クランク
軸を軸支する主軸受9とによりスクロール圧縮機を構成
する。
【0019】前記旋回スクロールの背面の所定の半径で
中心を通って直交する軸上の少なくとも対称な二点に自
転防止ピン6aを嵌設する。この実施例では、四点に自
転防止ピン6aを嵌設している。また、前記旋回スクロ
ールを支承する主軸受9の上面に、旋回運動する前記旋
回スクロールの自転防止ピンに対向してピンの直径を溝
巾とする自転防止溝6bを設ける。
中心を通って直交する軸上の少なくとも対称な二点に自
転防止ピン6aを嵌設する。この実施例では、四点に自
転防止ピン6aを嵌設している。また、前記旋回スクロ
ールを支承する主軸受9の上面に、旋回運動する前記旋
回スクロールの自転防止ピンに対向してピンの直径を溝
巾とする自転防止溝6bを設ける。
【0020】ここで、図2に示すように、前記自転防止
溝と主軸受の中心部とを連通する給油溝6cを前記主軸
受の上面に形成する。この結果、前記主軸受の中心部
に、シャフト11の偏心縦孔11aを通して潤滑油が給
油されており、これを前記自転防止溝に導入することが
出来る。
溝と主軸受の中心部とを連通する給油溝6cを前記主軸
受の上面に形成する。この結果、前記主軸受の中心部
に、シャフト11の偏心縦孔11aを通して潤滑油が給
油されており、これを前記自転防止溝に導入することが
出来る。
【0021】あるいは、前記旋回スクロールの背面の所
定の半径で中心を通って直交する軸上の少なくとも対称
な二点に、同点を中心として旋回半径を半径とする自転
防止溝6bを設け、前記旋回スクロールを支承する主軸
受9の上面に、上記所定の半径で中心を通って直交する
軸上の二点に、前記溝の溝巾を直径とした自転防止ピン
6aを嵌設するようにしてもよい。この場合、図3に示
すように、この実施例では四点に自転防止ピン6aを嵌
設しており、前記自転防止溝と主軸受の中心部とを連通
する給油溝6cを前記旋回スクロールの背面に形成す
る。
定の半径で中心を通って直交する軸上の少なくとも対称
な二点に、同点を中心として旋回半径を半径とする自転
防止溝6bを設け、前記旋回スクロールを支承する主軸
受9の上面に、上記所定の半径で中心を通って直交する
軸上の二点に、前記溝の溝巾を直径とした自転防止ピン
6aを嵌設するようにしてもよい。この場合、図3に示
すように、この実施例では四点に自転防止ピン6aを嵌
設しており、前記自転防止溝と主軸受の中心部とを連通
する給油溝6cを前記旋回スクロールの背面に形成す
る。
【0022】そして、図4に示すように、前記隣合う自
転防止溝の間に連通する連通溝6dを前記主軸受の上面
に形成する。これは、前記自転防止溝に給油される油が
他の自転防止溝にも流れることにより、潤滑油の流れを
向上させるためである。
転防止溝の間に連通する連通溝6dを前記主軸受の上面
に形成する。これは、前記自転防止溝に給油される油が
他の自転防止溝にも流れることにより、潤滑油の流れを
向上させるためである。
【0023】あるいは、図5に示すように、前記隣合う
自転防止溝の間に連通する連通溝6dを前記旋回スクロ
ールの背面に形成するようにしてもよい。
自転防止溝の間に連通する連通溝6dを前記旋回スクロ
ールの背面に形成するようにしてもよい。
【0024】さらに、図4に示すように、前記自転防止
溝の外側の前記主軸受の上面に環状溝20を形成し、同
環状溝にチップシール21を嵌入する。これは、前記給
油溝を形成したため、従来例のチップシールの位置では
不具合を生じるため大きさと位置を変更し、主軸受9の
スラスト面にかかる圧力をチップシール21の内側と外
側でバランスさせるためである。
溝の外側の前記主軸受の上面に環状溝20を形成し、同
環状溝にチップシール21を嵌入する。これは、前記給
油溝を形成したため、従来例のチップシールの位置では
不具合を生じるため大きさと位置を変更し、主軸受9の
スラスト面にかかる圧力をチップシール21の内側と外
側でバランスさせるためである。
【0025】あるいは、図5に示すように、前記自転防
止溝の外側の前記旋回スクロールの背面に環状溝20を
形成し、同環状溝にチップシール21を嵌入するように
してもよい。
止溝の外側の前記旋回スクロールの背面に環状溝20を
形成し、同環状溝にチップシール21を嵌入するように
してもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、前記自転防止溝と主軸
受の中心部とを連通する給油溝を前記主軸受の上面に形
成したことにより、自転防止装置の磨耗を軽減し信頼性
を向上したスクロール圧縮機を提供できる。
受の中心部とを連通する給油溝を前記主軸受の上面に形
成したことにより、自転防止装置の磨耗を軽減し信頼性
を向上したスクロール圧縮機を提供できる。
【図1】本発明のスクロール圧縮機の構成を示す縦断面
図である。
図である。
【図2】本発明の第一の実施例の自転防止装置及びその
給油機構をもつスクロール圧縮機の主軸受の上面(A)
と旋回スクロールの鏡板の背面(B)を示す平面図であ
る。
給油機構をもつスクロール圧縮機の主軸受の上面(A)
と旋回スクロールの鏡板の背面(B)を示す平面図であ
る。
【図3】本発明の第二の実施例の自転防止装置及びその
給油機構をもつスクロール圧縮機の主軸受の上面(A)
と旋回スクロールの鏡板の背面(B)を示す平面図であ
る。
給油機構をもつスクロール圧縮機の主軸受の上面(A)
と旋回スクロールの鏡板の背面(B)を示す平面図であ
る。
【図4】本発明の第三の実施例の自転防止装置及びその
給油機構をもつスクロール圧縮機の主軸受の上面(A)
と旋回スクロールの鏡板の背面(B)を示す平面図であ
る。
給油機構をもつスクロール圧縮機の主軸受の上面(A)
と旋回スクロールの鏡板の背面(B)を示す平面図であ
る。
【図5】本発明の第四の実施例の自転防止装置及びその
給油機構をもつスクロール圧縮機の主軸受の上面(A)
と旋回スクロールの鏡板の背面(B)を示す平面図であ
る。
給油機構をもつスクロール圧縮機の主軸受の上面(A)
と旋回スクロールの鏡板の背面(B)を示す平面図であ
る。
【図6】従来例のスクロール圧縮機の構成を示す縦断面
図である。
図である。
【図7】従来例の自転防止機構をもつスクロール圧縮機
の主軸受の上面(A)と旋回スクロールの鏡板の背面
(B)を示す平面図である。
の主軸受の上面(A)と旋回スクロールの鏡板の背面
(B)を示す平面図である。
1 密封容器 2 圧縮部 3 電動機 4 固定スクロール 5 旋回スクロール 5a 旋回スクロールの鏡板 6a 自転防止ピン 6b 自転防止溝 6c 給油溝 6d 連通溝 7 旋回駆動軸 8 クランク軸 9 主軸受 10 メタル軸受 11 シャフト 11a 偏心縦孔 12 圧縮室 13 吸気管 14 吸気室 15 吐出口 16 連通路 17 電動機室 18 吐出管 19 背圧室 20 環状溝 21 チップシール 22 連通溝 23 低圧室
Claims (6)
- 【請求項1】 密封容器内に上下に圧縮部と電動機を配
置し、前記圧縮部を、渦捲状のラップを有する固定スク
ロールと、同固定スクロ−ルと互いに噛み合わせて渦捲
状のラップを有し複数の圧縮室を形成する旋回スクロ−
ルと、同旋回スクロ−ルの旋回駆動軸を支承し上端にク
ランク軸を形成して旋回運動するシャフトと、前記クラ
ンク軸を軸支する主軸受とで構成され、 前記旋回スクロールの背面の所定の半径で中心を通って
直交する軸上の少なくとも対称な二点に自転防止ピンを
嵌設し、前記旋回スクロールを支承する主軸受の上面
に、旋回運動する前記旋回スクロールの自転防止ピンに
対向してその直径を溝巾とする自転防止溝を設けてなる
スクロール圧縮機において、 前記主軸受の上面に、前記自転防止溝と主軸受の中心部
とを連通する給油溝を形成したことを特徴とするスクロ
ール圧縮機。 - 【請求項2】 密封容器内に上下に圧縮部と電動機を配
置し、前記圧縮部を、渦捲状のラップを有する固定スク
ロールと、同固定スクロ−ルと互いに噛み合わせて渦捲
状のラップを有し複数の圧縮室を形成する旋回スクロ−
ルと、同旋回スクロ−ルの旋回駆動軸を支承し上端にク
ランク軸を形成して旋回運動するシャフトと、前記クラ
ンク軸を軸支する主軸受とで構成され、 前記旋回スクロールの背面の所定の半径で中心を通って
直交する軸上の少なくとも対称な二点に、同点を中心と
して旋回半径を半径とする自転防止溝を設け、前記旋回
スクロールを支承する主軸受の上面に、上記所定の半径
で中心を通って直交する軸上の二点に、前記溝の溝巾を
直径とした自転防止ピンを嵌設してなるスクロール圧縮
機において、 前記旋回スクロールの背面に、前記自転防止溝と主軸受
の中心部とを連通する給油溝を形成したことを特徴とす
るスクロール圧縮機。 - 【請求項3】 前記隣合う自転防止溝の間に連通する連
通溝を前記主軸受の上面に形成したことを特徴とする請
求項1、または請求項2記載のスクロール圧縮機。 - 【請求項4】 前記隣合う自転防止溝の間に連通する連
通溝を前記旋回スクロールの背面に形成したことを特徴
とする請求項1、または請求項2記載のスクロール圧縮
機。 - 【請求項5】 前記自転防止溝の外側の前記主軸受の上
面に環状溝を形成し、同環状溝にチップシールを嵌入し
たことを特徴とする請求項1、または請求項2記載のス
クロール圧縮機。 - 【請求項6】 前記自転防止溝の外側の前記旋回スクロ
ールの背面に環状溝を形成し、同環状溝にチップシール
を嵌入したことを特徴とする請求項1、または請求項2
記載のスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33154495A JPH09170570A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33154495A JPH09170570A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | スクロール圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09170570A true JPH09170570A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18244859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33154495A Pending JPH09170570A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09170570A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007291892A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクロール圧縮機 |
| JP2008064116A (ja) * | 2007-11-26 | 2008-03-21 | Hitachi Appliances Inc | 容積型圧縮機 |
| CN108425844A (zh) * | 2017-02-13 | 2018-08-21 | Lg电子株式会社 | 涡旋式压缩机 |
| CN112983994A (zh) * | 2019-12-13 | 2021-06-18 | 艾默生环境优化技术(苏州)有限公司 | 主轴承座和涡旋压缩机 |
| WO2025216334A1 (ko) * | 2024-04-08 | 2025-10-16 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기 |
-
1995
- 1995-12-20 JP JP33154495A patent/JPH09170570A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007291892A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクロール圧縮機 |
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| CN108425844A (zh) * | 2017-02-13 | 2018-08-21 | Lg电子株式会社 | 涡旋式压缩机 |
| CN108425844B (zh) * | 2017-02-13 | 2019-12-31 | Lg电子株式会社 | 涡旋式压缩机 |
| US11028849B2 (en) | 2017-02-13 | 2021-06-08 | Lg Electronics Inc. | Scroll compressor having a rotation shaft with an oil flow path formed therein |
| CN112983994A (zh) * | 2019-12-13 | 2021-06-18 | 艾默生环境优化技术(苏州)有限公司 | 主轴承座和涡旋压缩机 |
| WO2025216334A1 (ko) * | 2024-04-08 | 2025-10-16 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기 |
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