JPH09170669A - 回転式ガス弁装置 - Google Patents

回転式ガス弁装置

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JPH09170669A
JPH09170669A JP33039795A JP33039795A JPH09170669A JP H09170669 A JPH09170669 A JP H09170669A JP 33039795 A JP33039795 A JP 33039795A JP 33039795 A JP33039795 A JP 33039795A JP H09170669 A JPH09170669 A JP H09170669A
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Masanori Shimizu
正則 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルブケーシング1内に回動自在な閉止3と
電磁安全弁2とを収納して成る回転式ガス弁装置におい
て、閉子とバルブケーシングとの擦り合わせを不要にす
ると共に部品点数を削減して、コストダウンを図る。 【解決手段】 閉子3の外周面30を円筒状に形成し
て、閉子3をバルブケーシング1内に回動自在及び軸線
方向に摺動自在に設ける。閉子3に、電磁安全弁2を押
圧開弁する操作ロッド32を一体的に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガステーブル等の
ガス器具で使用する回転式ガス弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、実公昭61−37986
号公報に見られるように、アルミダイカスト製のバルブ
ケーシング内に、黄銅材料から成る回動自在な閉子と、
電磁安全弁とを収納し、点火操作に際して閉子を開き側
に回動すると共に、バルブケーシング内に設けた軸線方
向に移動自在な操作ロッドを介して電磁安全弁を押圧開
弁するようにした回転式ガス弁装置は知られている。
【0003】このものでは、バルブケーシング内の閉子
収納室をテーパ状に形成して、これにテーパ状の閉子を
回動自在に収納し、この閉子を軸線方向に貫通するよう
に操作ロッドを設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例ではテーパ
状の閉子を用いるため、閉子収納室の内周面と閉子の外
周面との摺り合わせを行なって、両者間の気密性を確保
する必要がある。この擦り合わせは、バルブケーシング
と閉子との組を決めて、両者の当たり具合を確認しなが
ら行わなければならず、摺り合わせ作業に多くの工数を
要し、且つ、他の閉子との互換性がないため歩留りが悪
くなる。
【0005】また、閉子とは別にこれを貫通する操作ロ
ッドを設けているが、この場合、閉子のロッド貫通孔か
らのガス洩れを防止するOリングも必要になって部品点
数が増し、上記擦り合わせと相俟って、コストが高くな
っている。
【0006】本発明は、以上の点に鑑み、摺り合わせを
不要にすると共に部品点数を削減して、回転式ガス弁装
置のコストダウンを図れるようにすることを課題として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、バルブケーシング内に回動自在な閉子と電磁
安全弁とを収納し、点火操作に際して閉子を開き側に回
動すると共に、バルブケーシング内に設けた軸線方向に
移動自在な操作ロッドを介して電磁安全弁を押圧開弁す
るようにした回転式ガス弁装置において、閉子の外周面
を円筒状に形成して、バルブケーシングに対し閉子を軸
線方向に摺動自在とすると共に、操作ロッドを閉子に固
定し、点火操作に際し、閉子を開き側に回動すると共に
軸線方向に前進させて電磁安全弁を押圧開弁し、点火操
作の終了で閉子を軸線方向に後退させて電磁安全弁の押
圧を解く、ことを特徴とする。
【0008】上記の如く閉子の外周面を円筒状にする
と、バルブケーシングとの擦り合わせが不要になり、少
ない工数でガス弁を組立てることができる。また、テー
パ状の閉子では不可能であった閉子の軸方向移動が可能
となり、閉子に操作ロッドを固定して、閉子の軸方向移
動により電磁安全弁を押圧開弁できる。そのため、従来
例の如く閉子に操作ロッドを摺動自在に貫通させる必要
がなく、ロッド貫通孔のシール用Oリングが不要にな
り、更には、閉子に操作ロッドを一体成形することもで
き、部品点数を削減できる。かくて、本発明によれば、
組立工数及び部品点数の削減により、回転式ガス弁装置
のコストダウンを図れる。
【0009】ところで、メインバーナにパイロットバー
ナによって点火する場合、点火操作の終了でパイロット
バーナを消火する必要がある。この場合、バルブケーシ
ングに、閉子の収納室に連通するメインバーナ用のメイ
ンガス出口とパイロットバーナ用のパイロットガス出口
とを軸線方向に離間させて形成し、閉子に、閉子の前進
位置と後退位置との何れにおいてもメインガス出口に連
通可能なメイン弁孔と、閉子の前進位置においてのみパ
イロットガス出口に連通可能なパイロット弁孔とを形成
しておけば、点火操作で閉子を前進位置に移動させて開
き側に回動したとき、メインガス出口にメイン弁孔が連
通すると共にパイロットガス弁口にパイロット弁孔が連
通して、パイロットバーナからメインバーナに火移り点
火され、点火操作の終了で閉子が後退位置に移動したと
き、パイロットガス出口とパイロット弁孔との連通のみ
が遮断され、パイロットバーナが消火される。これによ
れば、パイロットバーナ用の弁を別途設ける必要がな
く、構造の簡素化を図れる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1(a)を参照して、1は前後
方向に長手のアルミダイカスト製のバルブケーシングで
あり、該ケーシング1内の前部に電磁安全弁2と後部に
冷間鍛造等で形成した黄銅材料から成る閉子3とを収納
している。バルブケーシング1に形成する電磁安全弁2
の収納室10と閉子3の収納室11とは、バルブケーシ
ング1に形成した電磁安全弁2用の弁座12を介して区
画されている。そして、バルブケーシング1の周壁部
に、収納室10に連通するガス入口13を開設すると共
に、収納室11に連通するメインバーナ用のメインガス
出口14とパイロットバーナ用のパイロットガス出口1
5とを軸線方向、即ち、前後方向に距離L1だけ離間さ
せて開設している。
【0011】電磁安全弁2は、マグネットケース20を
備えており、該ケース20に、熱電対等の火炎検知素子
によりバーナ着火時に励磁される電磁石とこれに吸着さ
れる吸着片とを収納し、吸着片に連結される弁体21で
弁座12に形成した弁孔22を開閉するように構成さ
れ、常時はばね23で閉弁状態に付勢保持される。
【0012】閉子3の外周面30は円筒状に形成されて
おり、閉子収納室11の内周面を同じく円筒状に形成
し、該収納室11内で閉子3を回動自在及び前後方向に
摺動自在としている。閉子3の外周面30と閉子収納室
11の内周面との間の気密性はグリスによって確保され
ている。また、閉子3には前方に向って開口する空胴部
31が形成されており、該空胴部31内に前方にのび
る、閉子3に一体形成した操作ロッド32が設けられて
いる。尚、閉子3は上記弁座12との間に縮設したばね
33によって後方に付勢されている。
【0013】閉子3の外周面30には、空胴部31に図
1(b)(c)に示す如く連通する、メイン弁孔34と
パイロット弁孔35とが図2に示す如く前後方向に距離
L2だけ離間して開設されている。距離L2は上記距離
L1より距離L3だけ長く設定されており、図1(a)
に示す閉子3の後退位置では、前後方向においてメイン
ガス出口14の位置にメイン弁孔34の位置が一致する
が(図7参照)、パイロット弁孔35はパイロットガス
出口15の後方に距離L3だけずれる。尚、各弁孔3
4,35は図2に示す如く周方向に長手の溝状に形成さ
れており、ここで、パイロット弁孔35は幅が一定であ
るが、メイン弁孔34は幅広部34aと幅狭部34bと
を有し、幅狭部34bにより弱火側の火力調整を容易に
している。
【0014】閉子3の後端には、バルブケーシング1の
後方に突出する操作軸4が相対回転不能に嵌合されてい
る。操作軸4は、バルブケーシング1の後端の蓋板16
とこれに取付けた門形ブラケット17とに、回動自在及
び前後方向に移動自在に挿通支持されている。操作軸4
には、蓋板16に設けた図外の圧電点火ユニットを駆動
するレバー40と、レバー40との間に縮設したばね4
1により後方に付勢される、操作軸4に回り止めして摺
動自在に係合させたストッパ板42とが取付けられてい
る。ストッパ板42の周縁には、図3に示す如く、切欠
き42aが形成されており、操作軸4を消火位置に回動
したとき、切欠き42aに門形ブラケット17に設けた
突起17aが係合して、操作軸4が消火位置に係止され
るようにしている。点火操作に際しては、操作軸4を前
方に押し込み、操作軸4の段差部43でストッパ板42
を押動させて突起17aから離脱させ、この状態で操作
軸4を点火位置に回動する(図6(a)参照)。
【0015】バルブケーシング1の後端部には、筒状の
カム部材5が回動自在に収納されている。カム部材5の
内周面には図5に示す如く、前後方向の縦溝部50aと
その前端の周方向に屈曲した斜状の横溝部50bとを有
する略L字状のカム溝50が形成されており、該カム溝
50に操作軸4に取付けたピン44を係合させている。
また、カム部材5の外周には、図4に示す如く突起51
が突設されており、バルブケーシング1に形成したスト
ッパ部18への突起51の当接で、カム部材5、従っ
て、これにピン44を介して係合する操作軸4の回動範
囲が消火位置と点火位置との間に規制されるようにして
いる。
【0016】操作軸4を消火位置で押し操作すると、閉
子3が図6(a)に示す如く前進位置に押動され、操作
ロッド32を介して電磁安全弁2が押圧開弁される。こ
の状態では、前後方向においてパイロットガス出口15
の位置にパイロット弁孔35の位置が一致し、また、メ
インガス出口14の位置にメイン弁孔34が一部オーバ
ーラップする。そして、操作軸14を点火位置に回動す
ると、メイン弁孔34とパイロット弁孔35とが図6
(b)(c)に示す如く夫々メインガス出口14とパイ
ロットガス出口15とに連通し、パイロットバーナとメ
インバーナとにガスが供給されると共に、レバー40に
より圧電点火ユニットが駆動されてパイロットバーナに
点火され、パイロットバーナを介してメインバーナに点
火される。尚、操作軸4の回動に際しては、ピン44が
カム溝50の横溝部50bに移行し、操作軸4に加える
押し力を弱めても閉子3は前進位置に保持される。
【0017】点火後、操作軸4から手を離すと、閉子3
を介して作用するばね33の付勢力でピン44がカム溝
50の横溝部50bの傾斜縁に案内されて縦溝部50a
に移行し、操作軸4が後退して閉子3が図7に示す如く
後退位置に復帰する。この状態では、電磁安全弁2の押
圧が解かれるが、メインバーナが失火しない限り該安全
弁2は電磁力で開弁状態に吸着保持される。また、パイ
ロット弁孔35がパイロットガス出口15からはずれて
パイロットバーナが消火される。そして、操作軸4を点
火位置から消火位置側に回動すると、メイン弁孔34と
メインガス出口14との連通開度が減少してメインバー
ナへのガス供給量が減少し、該バーナの火力調整が行わ
れる。
【0018】操作軸4を消火位置に戻すと、メインバー
ナが消火されると共に、ストッパ板42の切欠き42a
が突起17aに合致し、ばね41の付勢力でストッパ板
42が後退して切欠き42aに突起17aが係合し、操
作軸4は消火位置に係止される。
【0019】ところで上記実施形態では、閉子3とケー
シング内周面との間の気密性をグリスによって確保して
いるが、図8に示すように、閉子3の外周面とバルブケ
ーシング1の内周面とのいずれか一方に樹脂製又はゴム
製のシールカラー6を嵌合固定して両者間の気密性を確
保することも可能であり、更には、閉子3自体、或い
は、バルブケーシング1自体を樹脂製としても良い。
【0020】また、操作ロッド32を、閉子3とは別体
として、閉子3に螺着等で固定しても良いが、上記の如
く閉子3に操作ロッド32を一体成形すれば、部品点数
を一層削減でき、有利である。尚、操作ロッド32を別
体にする場合、その材質は閉子3と同材質、異材質何れ
でも良い。
【0021】また、上記実施形態では、カム部材5を設
けて、操作軸4を消火位置で押し込んだ後は、点火位置
への回動に際して必要な押し力を軽減し得るようにして
いるが、カム部材5を省略して、操作軸4の押し回しで
点火操作を行うようにすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)本発明の第1実施形態の閉弁時の状態
を示す縦断面図、(b)図1(a)のB−B線横断面
図、(c)図1(a)のC−C線横断面図
【図2】 閉子の側面図
【図3】 図1(a)のIII−III線断面図
【図4】 図1(a)のIV−IV線断面図
【図5】 カム部材のカム溝を示す図
【図6】 (a)第1の実施形態の点火時の状態を示す
縦断面図、(b)図6(a)のB−B線横断面図,
(c)図6(a)のC−C線横断面図
【図7】 第1の実施形態の点火操作終了時の状態を示
す縦断面図
【図8】 本発明の第2の実施形態の閉弁時の状態を示
す縦断面図
【符号の説明】
1 バルブケーシング 11 閉子収納室 14 メインガス出口 15 パイロット
ガス出口 2 電磁安全弁 3 閉子 30 外周面 32 操作ロッド 34 メイン弁孔 35 パイロット
弁孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブケーシング内に回動自在な閉子と
    電磁安全弁とを収納し、点火操作に際して閉子を開き側
    に回動すると共に、バルブケーシング内に設けた軸線方
    向に移動自在な操作ロッドを介して電磁安全弁を押圧開
    弁するようにした回転式ガス弁装置において、 閉子の外周面を円筒状に形成して、バルブケーシングに
    対し閉子を軸線方向に摺動自在とすると共に、操作ロッ
    ドを閉子に固定し、 点火操作に際し、閉子を開き側に回動すると共に軸線方
    向に前進させて電磁安全弁を押圧開弁し、点火操作の終
    了で閉子を軸線方向に後退させて電磁安全弁の押圧を解
    く、 ことを特徴とする回転式ガス弁装置。
  2. 【請求項2】 操作ロッドを閉子に一体成形することを
    特徴とする請求項1に記載の回転式ガス弁装置。
  3. 【請求項3】 バルブケーシングに、閉子の収納室に連
    通するメインバーナ用のメインガス出口とパイロットバ
    ーナ用のパイロットガス出口とを軸線方向に離間させて
    形成し、閉子に、閉子の前進位置と後退位置との何れに
    おいてもメインガス出口に連通可能なメイン弁孔と、閉
    子の前進位置においてのみパイロットガス出口に連通可
    能なパイロット弁孔とを形成することを特徴とする請求
    項1又は2に記載の回転式ガス弁装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011226673A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Rinnai Corp 回転式ガス弁装置
CN103256396A (zh) * 2013-05-14 2013-08-21 宁波朝阳家用燃气具有限公司 用于燃气阀的点火开关

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103256396B (zh) * 2013-05-14 2016-01-27 宁波朝阳家用燃气具有限公司 用于燃气阀的点火开关

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