JPH09171399A - 音声合成方法及びその合成回路 - Google Patents
音声合成方法及びその合成回路Info
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- JPH09171399A JPH09171399A JP7330590A JP33059095A JPH09171399A JP H09171399 A JPH09171399 A JP H09171399A JP 7330590 A JP7330590 A JP 7330590A JP 33059095 A JP33059095 A JP 33059095A JP H09171399 A JPH09171399 A JP H09171399A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 演算量や消費電力を低減することにある。
【解決手段】 DSP10から出力する音源信号をD/
A変換器11でアナログ変換し、アナログ音源信号と予
測信号を加算器14で加算して合成音声信号を出力しサ
ンプルホールド回路12でホールドした合成音声信号を
出力する。予測信号の合成は、合成音声信号をアナログ
遅延回路16〜18で遅延させて複数の遅延合成音声信
号を出力し、DSP10から出力する線形予測係数を切
替器13及びレジスタ23〜25を通して重み係数とし
て入力し、アナログ重み付け回路19〜21により前記
遅延合成音声信号に重み付けし、この複数の重み付け遅
延合成音声信号をアナログ合成器22で合成して予測信
号を出力する。
A変換器11でアナログ変換し、アナログ音源信号と予
測信号を加算器14で加算して合成音声信号を出力しサ
ンプルホールド回路12でホールドした合成音声信号を
出力する。予測信号の合成は、合成音声信号をアナログ
遅延回路16〜18で遅延させて複数の遅延合成音声信
号を出力し、DSP10から出力する線形予測係数を切
替器13及びレジスタ23〜25を通して重み係数とし
て入力し、アナログ重み付け回路19〜21により前記
遅延合成音声信号に重み付けし、この複数の重み付け遅
延合成音声信号をアナログ合成器22で合成して予測信
号を出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声符復号化装置
や音声合成装置に用いられる音声合成方法及び合成回路
に関するものである。
や音声合成装置に用いられる音声合成方法及び合成回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】線形予測分析による音声合成回路は、D
SP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)によりディ
ジタル処理で実現されている。
SP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)によりディ
ジタル処理で実現されている。
【0003】一般的に、音声符復号化装置や音声合成装
置で用いられる線形予測分析による音声合成回路では、
音源信号を数1式の全極型ディジタルフィルタH(z)
に入力し、出力として合成音声を得る。フィルタの重み
係数としては線形予測係数を用い、分析フレーム(10
〜30ms)毎に重み係数を更新する。
置で用いられる線形予測分析による音声合成回路では、
音源信号を数1式の全極型ディジタルフィルタH(z)
に入力し、出力として合成音声を得る。フィルタの重み
係数としては線形予測係数を用い、分析フレーム(10
〜30ms)毎に重み係数を更新する。
【0004】
【数1】
【0005】ここで、a1、a2、…、apは線形予測係
数であり、分析次数p=10次が用いられる。数1で表
される音声合成回路は、音源信号に声道特性(音声のス
ペクトル包絡特性)を付加する機能を持つ。音源信号
と、重み付け合成回路での重み付け係数として用いられ
る線形予測係数は、線形予測分析(公知の技術)により
求められる。
数であり、分析次数p=10次が用いられる。数1で表
される音声合成回路は、音源信号に声道特性(音声のス
ペクトル包絡特性)を付加する機能を持つ。音源信号
と、重み付け合成回路での重み付け係数として用いられ
る線形予測係数は、線形予測分析(公知の技術)により
求められる。
【0006】数1式の構成は図1に示すようにIIRフ
ィルタとなる。同図において、Z~1は遅延因子であり、
遅延回路により遅延された合成音声を線形予測係数に
(−1)を乗算した−a1、−a2、…、−apを重み係
数として用いて、重み付け合成する。重み係数である線
形予測係数は、分析フレーム(10〜30ms)毎に更
新される。現状では、これをDSPによりソフト的に実
現している。
ィルタとなる。同図において、Z~1は遅延因子であり、
遅延回路により遅延された合成音声を線形予測係数に
(−1)を乗算した−a1、−a2、…、−apを重み係
数として用いて、重み付け合成する。重み係数である線
形予測係数は、分析フレーム(10〜30ms)毎に更
新される。現状では、これをDSPによりソフト的に実
現している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで問題となるの
は、この合成処理に必要な演算量がDSPにとって負担
になることである。即ち、サンプリング周波数を800
0Hz、1フレーム長を10ms(80サンプル)、分
析次数を10次とすれば、1フレーム内の演算量は、2
0(積和算10回(タップ数)、シフト10回)*80
(サンプル数)=1600回となる。この演算量は、D
SPの消費電力を増加させる。また、これを携帯端末に
用いる場合、通話時間が著しく制限されるなどの問題が
ある。
は、この合成処理に必要な演算量がDSPにとって負担
になることである。即ち、サンプリング周波数を800
0Hz、1フレーム長を10ms(80サンプル)、分
析次数を10次とすれば、1フレーム内の演算量は、2
0(積和算10回(タップ数)、シフト10回)*80
(サンプル数)=1600回となる。この演算量は、D
SPの消費電力を増加させる。また、これを携帯端末に
用いる場合、通話時間が著しく制限されるなどの問題が
ある。
【0008】本発明の目的は、このDSPの演算量や消
費電力の増大の問題を解決することにある。
費電力の増大の問題を解決することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的は、携帯端末
の低消費電力化を狙い、遅延回路、重み付け合成回路に
ついて低消費電力のアナログ回路を用いることによって
達成される。
の低消費電力化を狙い、遅延回路、重み付け合成回路に
ついて低消費電力のアナログ回路を用いることによって
達成される。
【0010】また、前記の目的は、入力信号である音源
信号と重み付け合成回路の出力である予測信号を加算し
て、その結果である合成音声信号を出力する加算器と、
該合成音声信号を遅延させ複数のタップ出力として出力
する遅延回路と、線形予測係数を重み付け係数として前
記遅延回路のそれぞれのタップ出力を重み付け合成し、
その結果として予測信号を出力する重み付け合成回路と
から構成される線形予測分析による音声合成回路におい
て、前記遅延回路および重み付け合成回路の少なくとも
1つをアナログ回路を用いて構成したことによって達成
される。
信号と重み付け合成回路の出力である予測信号を加算し
て、その結果である合成音声信号を出力する加算器と、
該合成音声信号を遅延させ複数のタップ出力として出力
する遅延回路と、線形予測係数を重み付け係数として前
記遅延回路のそれぞれのタップ出力を重み付け合成し、
その結果として予測信号を出力する重み付け合成回路と
から構成される線形予測分析による音声合成回路におい
て、前記遅延回路および重み付け合成回路の少なくとも
1つをアナログ回路を用いて構成したことによって達成
される。
【0011】前記の手段によると、線形予測分析による
音声合成回路において遅延回路、重み付け合成回路をア
ナログ回路により実現することにより、音声合成回路の
消費電力を低減することができ、これを携帯端末に使用
した場合、通話時間を長く保つことができる。
音声合成回路において遅延回路、重み付け合成回路をア
ナログ回路により実現することにより、音声合成回路の
消費電力を低減することができ、これを携帯端末に使用
した場合、通話時間を長く保つことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の線形予測係数を用
いた音声合成回路の一実施形態を示す。DSP10は、
本装置が音声符復号装置に用いられる場合は、入力r1
として音声信号を入力し、線形予測分析を実行し、線形
予測係数と音源信号を計算する、または、入力r1とし
て線形予測係数情報と音源信号情報を伝送路から受信す
るとともに、後述するアナログ回路を制御するための種
々の制御信号を生成する。また、本装置が音声合成装置
に用いられる場合は、入力r1としてメモリ等に記憶さ
れている線形予測係数と音源信号の情報を入力するとと
もに、後述するアナログ回路を制御するための種々の制
御信号を生成する。点線の枠で囲まれた部分15、サン
プルホールド回路12、および加算器14がアナログ回
路で構成される部分である。
いた音声合成回路の一実施形態を示す。DSP10は、
本装置が音声符復号装置に用いられる場合は、入力r1
として音声信号を入力し、線形予測分析を実行し、線形
予測係数と音源信号を計算する、または、入力r1とし
て線形予測係数情報と音源信号情報を伝送路から受信す
るとともに、後述するアナログ回路を制御するための種
々の制御信号を生成する。また、本装置が音声合成装置
に用いられる場合は、入力r1としてメモリ等に記憶さ
れている線形予測係数と音源信号の情報を入力するとと
もに、後述するアナログ回路を制御するための種々の制
御信号を生成する。点線の枠で囲まれた部分15、サン
プルホールド回路12、および加算器14がアナログ回
路で構成される部分である。
【0013】DSP10より音源信号a1がディジタル
系列で出力され、D/A変換器11によりアナログ信号
b1に変換される。この時の変換速度は、サンプリング
周波数8000Hzとし、クロックm1により与えられ
る。アナログに変換された音源信号b1は、加算器14
により、後述する予測信号l1と加算され、合成音声信
号c1となる。合成音声信号c1はサンプルホールド回
路12により所定のサンプリング間隔でホールドされ、
その出力であるp1は、LPFを施された後、合成音声
としてスピーカより出力される(全体的なタイミングに
ついては後で説明する)。
系列で出力され、D/A変換器11によりアナログ信号
b1に変換される。この時の変換速度は、サンプリング
周波数8000Hzとし、クロックm1により与えられ
る。アナログに変換された音源信号b1は、加算器14
により、後述する予測信号l1と加算され、合成音声信
号c1となる。合成音声信号c1はサンプルホールド回
路12により所定のサンプリング間隔でホールドされ、
その出力であるp1は、LPFを施された後、合成音声
としてスピーカより出力される(全体的なタイミングに
ついては後で説明する)。
【0014】遅延回路は、サンプルホールド回路16,
17,18,…により構成される(実際には、分析次数
p(p=10)分の個数が存在する)。遅延回路は、合
成音声信号c1を遅延させ、タップ出力として、d1,
e1,f1,…を出力する。ここで、遅延回路のタップ
数は、線形予測分析次数(10次)に対応し、10タッ
プ構成とする。シフトタイミングは、クロックm1によ
り与えられる。重み付け合成器は、重み付け回路(乗算
器)19,20,21,…と合成器22により構成され
る(実際には、分析次数p(p=10)分の個数が存在
する)。タップ出力d1,e1,f1,…はそれぞれ重
み付け回路(乗算器)19,20,21,…により重み
付けされた後、合成器22により合成され予測信号l1
が出力される。
17,18,…により構成される(実際には、分析次数
p(p=10)分の個数が存在する)。遅延回路は、合
成音声信号c1を遅延させ、タップ出力として、d1,
e1,f1,…を出力する。ここで、遅延回路のタップ
数は、線形予測分析次数(10次)に対応し、10タッ
プ構成とする。シフトタイミングは、クロックm1によ
り与えられる。重み付け合成器は、重み付け回路(乗算
器)19,20,21,…と合成器22により構成され
る(実際には、分析次数p(p=10)分の個数が存在
する)。タップ出力d1,e1,f1,…はそれぞれ重
み付け回路(乗算器)19,20,21,…により重み
付けされた後、合成器22により合成され予測信号l1
が出力される。
【0015】ここで、各重み付け回路19,20,2
1,…に入力される重み付け係数(線形予測係数)o
1,p1,q1,…は、レジスタ回路23,24,2
5,…(レジスタ回路についても実際には分析次数分の
個数が存在する)からの出力であり、フレーム(ここ
で、フレームとは線形予測係数、音源信号情報を抽出す
る時間単位(分析フレーム)を意味する)の先頭で更新
され、次のフレームが来るまで固定される。o1は線形
予測係数−a1、p1は線形予測係数−a2、q1は線形
予測係数−a3に対応する。
1,…に入力される重み付け係数(線形予測係数)o
1,p1,q1,…は、レジスタ回路23,24,2
5,…(レジスタ回路についても実際には分析次数分の
個数が存在する)からの出力であり、フレーム(ここ
で、フレームとは線形予測係数、音源信号情報を抽出す
る時間単位(分析フレーム)を意味する)の先頭で更新
され、次のフレームが来るまで固定される。o1は線形
予測係数−a1、p1は線形予測係数−a2、q1は線形
予測係数−a3に対応する。
【0016】線形予測係数−a1,−a2,−a3,…,
−apのレジスタ回路へのセットは以下のように行われ
る。フレームの先頭で、DSP10からのディジタル形
式の線形予測係数g1が出力され、制御信号h1に基づ
き、切り替え器13を切り替えながらレジスタ回路2
3,24,25,…にセットされる。セットの順番は、
レジスタ回路23,24,25,…(遅延の小さい順に
並んでいる遅延回路タップに対応)に対し、−a1,−
a2,−a3,…,−ap(p=10)のように次数の低
い順にセットする。
−apのレジスタ回路へのセットは以下のように行われ
る。フレームの先頭で、DSP10からのディジタル形
式の線形予測係数g1が出力され、制御信号h1に基づ
き、切り替え器13を切り替えながらレジスタ回路2
3,24,25,…にセットされる。セットの順番は、
レジスタ回路23,24,25,…(遅延の小さい順に
並んでいる遅延回路タップに対応)に対し、−a1,−
a2,−a3,…,−ap(p=10)のように次数の低
い順にセットする。
【0017】各線形予測係数g1はnビット(例えばn
=16)の精度で符号化されている。これらを一時的に
記憶するため、各レジスタ回路はnビット分のメモリを
有している。これらのレジスタ回路への書き込みは、D
SP10から線形予測係数出力の形態に合わせ、パラレ
ルまたはシリアルで行われる。これらのレジスタ回路の
内容の更新は、フレームの先頭で行われ、次のフレーム
の先頭が来るまで固定される。このタイミングについて
後に説明する。
=16)の精度で符号化されている。これらを一時的に
記憶するため、各レジスタ回路はnビット分のメモリを
有している。これらのレジスタ回路への書き込みは、D
SP10から線形予測係数出力の形態に合わせ、パラレ
ルまたはシリアルで行われる。これらのレジスタ回路の
内容の更新は、フレームの先頭で行われ、次のフレーム
の先頭が来るまで固定される。このタイミングについて
後に説明する。
【0018】次に、重み付け回路19,20,21,…
の構成を図2に示す。a2は重み付けされる入力であ
り、図1のd1,e1,f1に対応する。Zi(i=
1,…,n)30,31,…,3nは入力側のインピー
ダンスであり、数2に示すようにコンデンサで構成され
る。
の構成を図2に示す。a2は重み付けされる入力であ
り、図1のd1,e1,f1に対応する。Zi(i=
1,…,n)30,31,…,3nは入力側のインピー
ダンスであり、数2に示すようにコンデンサで構成され
る。
【0019】
【数2】
【0020】ここで、nは線形予測係数の精度に対応
し、n=16とする。各コンデンサCi(i=1,…,
n)の容量は線形予測係数のMSBに近いほど大きな値
をもっている。重み付け制御信号f2は図1の各レジス
タ回路23,24,25からの出力である重み付け係数
(線形予測係数)o1,p1,q1(各nビットで構成
されている)に対応し、各ビットの値により図2のスイ
ッチ40,41,…,4nをON/0FFする。これに
より、Zi(i=1,…,n)またはCi(i=1,…,
n)の総和の値を制御する。出力e2はアンプ51を通
して出力し、この出力e2に対する帰還インピーダンス
Zf52は数3で表現される。
し、n=16とする。各コンデンサCi(i=1,…,
n)の容量は線形予測係数のMSBに近いほど大きな値
をもっている。重み付け制御信号f2は図1の各レジス
タ回路23,24,25からの出力である重み付け係数
(線形予測係数)o1,p1,q1(各nビットで構成
されている)に対応し、各ビットの値により図2のスイ
ッチ40,41,…,4nをON/0FFする。これに
より、Zi(i=1,…,n)またはCi(i=1,…,
n)の総和の値を制御する。出力e2はアンプ51を通
して出力し、この出力e2に対する帰還インピーダンス
Zf52は数3で表現される。
【0021】
【数3】
【0022】この重み付け回路の利得Gは、数4とな
る。
る。
【0023】
【数4】
【0024】重み付けされた出力e2は、図1でi1,
j1,k1,…に対応し、これらは同図の合成器22に
より加算され、予測信号l1として出力される。
j1,k1,…に対応し、これらは同図の合成器22に
より加算され、予測信号l1として出力される。
【0025】次に、図1においてサンプルホールド回路
16,17,18,…により構成されるアナログ遅延回
路の構成を図3に示す。図3はアナログ遅延回路の構成
例であり、バッファ101,105と、サンプルホール
ド回路102〜104とで構成されており、TP1〜T
Pnはシフトした信号の出力端子である(図1のd1,
e1,f1,…に対応する)。入力信号Vinは、バッフ
ァ101を経由して1段目のサンプルホールド回路10
2に入力される。1段目のサンプルホールド回路102
ではクロックCKの立ち上がりに同期して入力信号をサ
ンプル保持しTP1に出力する。2段目のサンプルホー
ルド回路103も同様に前段のサンプルホールド回路1
02の出力をサンプルして、そのまま次段に1クロック
遅らせてTP2に出力している。3段目以降も同様に1
段について1クロックずつ信号をシフトさせn段のアナ
ログシフトレジスタとして動作し、TP3〜TPnに出力
する。
16,17,18,…により構成されるアナログ遅延回
路の構成を図3に示す。図3はアナログ遅延回路の構成
例であり、バッファ101,105と、サンプルホール
ド回路102〜104とで構成されており、TP1〜T
Pnはシフトした信号の出力端子である(図1のd1,
e1,f1,…に対応する)。入力信号Vinは、バッフ
ァ101を経由して1段目のサンプルホールド回路10
2に入力される。1段目のサンプルホールド回路102
ではクロックCKの立ち上がりに同期して入力信号をサ
ンプル保持しTP1に出力する。2段目のサンプルホー
ルド回路103も同様に前段のサンプルホールド回路1
02の出力をサンプルして、そのまま次段に1クロック
遅らせてTP2に出力している。3段目以降も同様に1
段について1クロックずつ信号をシフトさせn段のアナ
ログシフトレジスタとして動作し、TP3〜TPnに出力
する。
【0026】図4はサンプルホールド回路の構成例を、
図5,6はバッファの構成例を示している。図4はバッ
ファ201,204,207とCKがLの時にONにな
りHの時にOFFになるスイッチ202と、CKがHの
時にONになりLの時にOFFになるスイッチ205
と、コンデンサ203,206とで構成される。このサ
ンプルホールド回路の動作を図7を用いて説明する。
図5,6はバッファの構成例を示している。図4はバッ
ファ201,204,207とCKがLの時にONにな
りHの時にOFFになるスイッチ202と、CKがHの
時にONになりLの時にOFFになるスイッチ205
と、コンデンサ203,206とで構成される。このサ
ンプルホールド回路の動作を図7を用いて説明する。
【0027】入力信号Sinはバッファ201を経由し、
クロックCKがLでスイッチ202がONの時はコンデ
ンサ203に信号が伝達され、クロックCKがHでスイ
ッチ202がOFFになるとコンデンサ203に入力さ
れた信号は保持される。このときの入力信号Sinに対す
るコンデンサ203の動作をバッファ204を経由した
出力をA点としている。同様にクロックCKがHでスイ
ッチ205がONの時はコンデンサ206に信号が伝達
され、クロックCKがLでスイッチ205がOFFにな
るとコンデンサ206に入力された信号は保持され、バ
ッファ207を経由して出力信号Soutとなる。
クロックCKがLでスイッチ202がONの時はコンデ
ンサ203に信号が伝達され、クロックCKがHでスイ
ッチ202がOFFになるとコンデンサ203に入力さ
れた信号は保持される。このときの入力信号Sinに対す
るコンデンサ203の動作をバッファ204を経由した
出力をA点としている。同様にクロックCKがHでスイ
ッチ205がONの時はコンデンサ206に信号が伝達
され、クロックCKがLでスイッチ205がOFFにな
るとコンデンサ206に入力された信号は保持され、バ
ッファ207を経由して出力信号Soutとなる。
【0028】図5,6はバッファの構成例で、図5はオ
ペアンプ301を用いたボルテージホロワ回路、図6は
インピーダンス素子401,402とオペアンプ403
で構成した反転バッファである。
ペアンプ301を用いたボルテージホロワ回路、図6は
インピーダンス素子401,402とオペアンプ403
で構成した反転バッファである。
【0029】これらバッファ,サンプルホールド回路
は、ともに公知の技術として知られている。アナログ遅
延回路は、これら公知の技術を組み合わせる事により容
易に構成が可能である。
は、ともに公知の技術として知られている。アナログ遅
延回路は、これら公知の技術を組み合わせる事により容
易に構成が可能である。
【0030】図8に本発明の動作説明を示す。同図
(a)はクロックm1に基づいて行われるD/A変換器
11の変換結果の出力及び遅延回路のシフトタイミング
を示す。これは、入力音声のサンプリング周波数(80
00Hz)に対応する。同図(b)は、レジスタ回路2
3,24,25における線形予測係数の更新・固定のタ
イミングを示す。この実施例では、分析フレームの最初
のサンプル区間(0.0125ms)の先頭から1/4
以内(3.125μs以内)に−a1,−a2,…,−a
p(p=10)の更新が行われる。その後、そのフレー
ム中は、−a1,−a2,…,−ap(p=10)は固定
され、重み付け合成での重み係数として使用される。同
図(c)は、サンプルホールド回路12により合成音声
信号c1をホールドするタイミングを示す。その出力で
あるs1は、同図(d)のように変化する。これにLP
Fを施せば、アナログの音声信号となり、スピーカから
聞くことができる。
(a)はクロックm1に基づいて行われるD/A変換器
11の変換結果の出力及び遅延回路のシフトタイミング
を示す。これは、入力音声のサンプリング周波数(80
00Hz)に対応する。同図(b)は、レジスタ回路2
3,24,25における線形予測係数の更新・固定のタ
イミングを示す。この実施例では、分析フレームの最初
のサンプル区間(0.0125ms)の先頭から1/4
以内(3.125μs以内)に−a1,−a2,…,−a
p(p=10)の更新が行われる。その後、そのフレー
ム中は、−a1,−a2,…,−ap(p=10)は固定
され、重み付け合成での重み係数として使用される。同
図(c)は、サンプルホールド回路12により合成音声
信号c1をホールドするタイミングを示す。その出力で
あるs1は、同図(d)のように変化する。これにLP
Fを施せば、アナログの音声信号となり、スピーカから
聞くことができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、1フレー
ム当たりのDSP演算量はクロックm1、音源信号a
1、線形予測係数g1および制御信号h1を出力するた
めの処理のみとなり、80(サンプル数)*2+10
(分析次数)=170回であり、従来のDSP1600
回の1/10となり、これにより他のアナログ回路も低
消費電力で実現可能である。このように線形予測分析に
よる音声合成回路において遅延回路、重み付け合成回路
をアナログ回路により実現することにより、音声合成回
路の消費電力を低減することができ、これを携帯端末に
使用した場合、通話時間を長く保つことができる。
ム当たりのDSP演算量はクロックm1、音源信号a
1、線形予測係数g1および制御信号h1を出力するた
めの処理のみとなり、80(サンプル数)*2+10
(分析次数)=170回であり、従来のDSP1600
回の1/10となり、これにより他のアナログ回路も低
消費電力で実現可能である。このように線形予測分析に
よる音声合成回路において遅延回路、重み付け合成回路
をアナログ回路により実現することにより、音声合成回
路の消費電力を低減することができ、これを携帯端末に
使用した場合、通話時間を長く保つことができる。
【図1】本発明の一実施形態の音声合成回路図。
【図2】図1の重み付け回路図。
【図3】図1のアナログ遅延回路図。
【図4】図3のサンプルホールド回路図。
【図5】図3のバッファ回路図。
【図6】図3のバッファ回路図。
【図7】図3の動作説明図。
【図8】本発明の一実施形態の動作説明図。
【図9】従来の音声合成回路図。
10…DSP、11…D/A変換器、12…サンプルホ
ールド回路、13…切替器、14…加算器、16〜18
…サンプルホールド回路、19〜21…重み付け回路、
22…合成器、23〜25…レジスタ、30〜3n…入
力側インピーダンス、40〜4n…スイッチ、51…ア
ンプ、52…帰還インピーダンス、101,105…バ
ッファ、102〜10n…サンプルホールド回路、20
1,204,207…バッファ、202,205…スイ
ッチ、203,206…コンデンサ、401,402…
インピーダンス素子、301,403…オペアンプ。
ールド回路、13…切替器、14…加算器、16〜18
…サンプルホールド回路、19〜21…重み付け回路、
22…合成器、23〜25…レジスタ、30〜3n…入
力側インピーダンス、40〜4n…スイッチ、51…ア
ンプ、52…帰還インピーダンス、101,105…バ
ッファ、102〜10n…サンプルホールド回路、20
1,204,207…バッファ、202,205…スイ
ッチ、203,206…コンデンサ、401,402…
インピーダンス素子、301,403…オペアンプ。
Claims (6)
- 【請求項1】 合成音声信号を遅延させて複数の遅延合
成音声信号を生成し、線形予測係数を重み付け係数とし
て前記遅延合成音声信号を重み付け合成して予測信号を
出力し、入力音源信号をアナログ変換し、該アナログ変
換した音源信号と前記予測信号とを加算して合成音声信
号を出力することを特徴とする音声合成方法。 - 【請求項2】 音源信号と下記重み付け合成回路の出力
である予測信号とを加算してその結果である合成音声信
号を出力する加算器と、該加算器の出力する合成音声信
号を遅延させて複数のタップ出力として出力する遅延回
路と、線形予測係数を重み付け係数として前記該遅延回
路のそれぞれのタップ出力を重み付け合成しその結果と
して予測信号を出力する重み付け合成回路とから構成さ
れる線形予測分析による音声合成回路において、 前記遅延回路および重み付け合成回路の少なくとも1つ
はアナログ回路を用いて構成されたことを特徴とする音
声合成回路。 - 【請求項3】 前記アナログ遅延回路は、多段のサンプ
ルホールド回路で構成されたことを特徴とする請求項2
記載の音声合成回路。 - 【請求項4】 前記アナログ重み付け合成回路は、重み
付けインピーダンス合成回路であることを特徴とする請
求項2記載の音声合成回路。 - 【請求項5】 合成音声信号を所定のタイミングでシフ
トし線形予測分析次数pに対応するp段の遅延合成音声
信号を出力するアナログ回路により構成された遅延回路
と、線形予測係数を重み付け係数として前記遅延回路の
p段の遅延合成音声信号にそれぞれ重み付けを行い重み
付けされたp個の遅延合成音声信号を出力するp個のア
ナログ回路により構成された重み付け回路と、該重み付
け回路の出力である重み付けされたp個の遅延合成音声
信号を合成して、音源信号と加算することにより前記合
成音声信号を生成するための予測信号を出力するアナロ
グ回路により構成された合成器とで構成されたことを特
徴とする音声合成回路。 - 【請求項6】 音声信号を入力し線形予測分析を実行し
て線形予測係数と音源信号を計算、または線形予測係数
情報と音源信号情報を伝送路またはメモリから入力して
線形予測係数と音源信号を出力するDSPと、 該DSPより出力されるディジタル形式の音源信号をア
ナログ信号に変換し出力するD/A変換器と、 該D/A変換器の出力である音源信号とアナログ回路に
より構成された合成回路の出力である予測信号を加算し
て合成音声信号を出力する加算器と、 該加算器の出力である合成音声信号を所定のタイミング
でホールドして出力するサンプルホールド回路とを備え
て成り、 かつ、前記合成回路は、前記加算器の出力である合成音
声信号を所定のタイミングでシフトし線形予測分析次数
pに対応するp段の遅延合成音声信号を出力するアナロ
グ回路により構成された遅延回路と、 前記DSPからの出力である線形予測係数を入力し各係
数毎に別々のレジスタ回路に書き込むために出力を切り
替える切り替え器と、 該切り替え器からの出力である線形予測係数を入力し一
次的に蓄える線形予測分析次数pに対応するp個のレジ
スタ回路と、 該p個のレジスタ回路からの出力を重み付け係数として
前記遅延回路のp段の遅延合成音声信号にそれぞれ重み
付けを行い重み付けされたp個の遅延合成音声信号を出
力するp個のアナログ回路により構成された重み付け回
路と、 該重み付け回路の出力である重み付けされたp個の遅延
合成音声信号を合成して予測信号を出力するアナログ回
路により構成された合成器とで構成されたことを特徴と
する音声合成回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7330590A JPH09171399A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 音声合成方法及びその合成回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7330590A JPH09171399A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 音声合成方法及びその合成回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09171399A true JPH09171399A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18234361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7330590A Pending JPH09171399A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 音声合成方法及びその合成回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09171399A (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7194246B2 (en) | 1998-10-21 | 2007-03-20 | Parkervision, Inc. | Methods and systems for down-converting a signal using a complementary transistor structure |
| US7218899B2 (en) | 2000-04-14 | 2007-05-15 | Parkervision, Inc. | Apparatus, system, and method for up-converting electromagnetic signals |
| US7233969B2 (en) | 2000-11-14 | 2007-06-19 | Parkervision, Inc. | Method and apparatus for a parallel correlator and applications thereof |
| US7236754B2 (en) | 1999-08-23 | 2007-06-26 | Parkervision, Inc. | Method and system for frequency up-conversion |
| US7245886B2 (en) | 1998-10-21 | 2007-07-17 | Parkervision, Inc. | Method and system for frequency up-conversion with modulation embodiments |
| US7272164B2 (en) | 1999-04-16 | 2007-09-18 | Parkervision, Inc. | Reducing DC offsets using spectral spreading |
| US7308242B2 (en) | 1998-10-21 | 2007-12-11 | Parkervision, Inc. | Method and system for down-converting and up-converting an electromagnetic signal, and transforms for same |
| US7321640B2 (en) | 2002-06-07 | 2008-01-22 | Parkervision, Inc. | Active polyphase inverter filter for quadrature signal generation |
| US7321735B1 (en) | 1998-10-21 | 2008-01-22 | Parkervision, Inc. | Optical down-converter using universal frequency translation technology |
| US7379883B2 (en) | 2002-07-18 | 2008-05-27 | Parkervision, Inc. | Networking methods and systems |
| US7379515B2 (en) | 1999-11-24 | 2008-05-27 | Parkervision, Inc. | Phased array antenna applications of universal frequency translation |
| US7454453B2 (en) | 2000-11-14 | 2008-11-18 | Parkervision, Inc. | Methods, systems, and computer program products for parallel correlation and applications thereof |
| US7460584B2 (en) | 2002-07-18 | 2008-12-02 | Parkervision, Inc. | Networking methods and systems |
| US7483686B2 (en) | 1999-03-03 | 2009-01-27 | Parkervision, Inc. | Universal platform module and methods and apparatuses relating thereto enabled by universal frequency translation technology |
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| US7529522B2 (en) | 1998-10-21 | 2009-05-05 | Parkervision, Inc. | Apparatus and method for communicating an input signal in polar representation |
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| US7599421B2 (en) | 1999-03-15 | 2009-10-06 | Parkervision, Inc. | Spread spectrum applications of universal frequency translation |
-
1995
- 1995-12-19 JP JP7330590A patent/JPH09171399A/ja active Pending
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| US7379883B2 (en) | 2002-07-18 | 2008-05-27 | Parkervision, Inc. | Networking methods and systems |
| US7460584B2 (en) | 2002-07-18 | 2008-12-02 | Parkervision, Inc. | Networking methods and systems |
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