JPH09171789A - X線管 - Google Patents

X線管

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Publication number
JPH09171789A
JPH09171789A JP8267634A JP26763496A JPH09171789A JP H09171789 A JPH09171789 A JP H09171789A JP 8267634 A JP8267634 A JP 8267634A JP 26763496 A JP26763496 A JP 26763496A JP H09171789 A JPH09171789 A JP H09171789A
Authority
JP
Japan
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target
bearing
rotor hub
ray tube
rotor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8267634A
Other languages
English (en)
Inventor
Prabhat Kumar Tekriwal
プラブハット・クマー・テクリワル
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH09171789A publication Critical patent/JPH09171789A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J35/00X-ray tubes
    • H01J35/02Details
    • H01J35/04Electrodes ; Mutual position thereof; Constructional adaptations therefor
    • H01J35/08Anodes; Anti cathodes
    • H01J35/10Rotary anodes; Arrangements for rotating anodes; Cooling rotary anodes
    • H01J35/105Cooling of rotating anodes, e.g. heat emitting layers or structures
    • H01J35/107Cooling of the bearing assemblies
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2235/00X-ray tubes
    • H01J2235/12Cooling
    • H01J2235/1204Cooling of the anode
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2235/00X-ray tubes
    • H01J2235/12Cooling
    • H01J2235/1208Cooling of the bearing assembly
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2235/00X-ray tubes
    • H01J2235/12Cooling
    • H01J2235/1225Cooling characterised by method
    • H01J2235/1291Thermal conductivity

Landscapes

  • X-Ray Techniques (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ターゲットの冷却を改良するX線管を提供す
る。 【解決手段】 ハウジング(12)内に配置された陽極
ターゲット(16)と、ターゲットと一体であって、タ
ーゲットから軸方向に伸びているターゲット・シャフト
(18)と、ターゲットを回転自在に支持するためにタ
ーゲット・シャフトに取外し可能に接合されている軸受
(20)と、ターゲット・シャフトを回転させるための
回転駆動手段(30a,30b)と、ハウジングの窓
(12c)からX線を放出させるためにターゲットに衝
突するように電子ビームを放出する陰極手段(34)と
を有する。軸受は、軸受固定子(22)と、軸受固定子
を取り囲む軸受回転子(26)とを有し、軸受回転子は
環状の回転子ハブ(40)を含み、ターゲット・シャフ
トが回転子ハブに取外し可能に接合されて、突合わせタ
ーゲット継手(38)を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般にX線管に関す
るものであり、更に詳しくはこのようなX線管内のター
ゲットの冷却の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】X線管は、排気したガラス・フレームま
たはハウジング内に装着された陰極および陽極組立体を
含む。陽極組立体は円板の形のターゲットを含み、ター
ゲットは陰極に隣接して高速で回転し、陰極はターゲッ
トの周縁に隣接した焦点トラックに向かって電子ビーム
を放出する。電子ビームの小部分が焦点トラックでX線
ビームに変換され、X線ビームは通常のように使用する
ためにハウジング中の窓を通過する。
【0003】X線管では、電気エネルギの1パーセント
未満がX線に変換され、残りのエネルギはターゲット中
に無駄な熱を発生させる。従って、ターゲットから熱を
放散させることがX線管およびハウジングの最も重要な
機能の1つである。X線管は典型的にはオイルのような
冷却流体で覆って、冷却流体が動作中のX線管から熱を
除去するためにX線管の外側にわたって流れるようにさ
れている。しかし、X線管ハウジングの内部のターゲッ
トで発生された熱はそこから適切に放散させなければな
らない。
【0004】X線管は典型的には周期的に動作させて、
X線を発生する期間とそれに続く冷却期間とを設けて、
X線管の構成部品の温度を制限して、許容寿命を維持す
るようにされる。冷却期間の最初の2〜3分では、ター
ゲットの冷却は主に放射によるものであり、放射熱伝達
は温度の4乗に比例する。初期放射冷却期間後、熱伝達
は主に、ターゲットから陽極組立体の残りの部分を介し
てX線管ハウジングへ至る熱伝導により行われる。
【0005】ターゲットは、動作中回転するので、ハウ
ジング内部の適当な玉またはジャーナル軸受に装着され
ており、軸受自身はその有効な寿命を保証するために対
応する動作温度限界を持つ。ターゲットは典型的には軸
受によって支持された回転子にボルト止めされており、
ボルトもまたその有効な寿命のために対応する温度限界
を持つ。従って、ターゲットからの熱の伝導により必然
的にターゲットのボルトおよび支持用軸受が加熱される
ので、この加熱は適当な有効寿命を得るために適切に制
限しなければならない。
【0006】ターゲットのボルトおよび軸受の温度限界
により、X線管の動作サイクル中のX線発生期間および
冷却期間が制御される。X線発生期間を最大にし、冷却
期間を最小にすることによって、X線管を一層長い期間
にわたって作動できるようにすることが望ましい。X線
管をコンピュータ断層撮影(CT)スキャナーに用いる
代表的な用途では、冷却期間が減少すると、所与の時間
内におけるCT走査の数が対応して増加し、CTスキャ
ナーの運転効率が改善される。
【0007】一般にターゲットから支持用軸受への熱伝
導度を増加することが望ましいが、このような熱伝導度
はターゲット取付け用ボルトの領域で制限して、これら
のボルトの過熱を防止するようにしなければならない。
代表的なターゲットはターゲット・シャフトの一端に取
外し可能に取り付けられて、そこに継手を構成し、また
ターゲット・シャフトは軸受回転子に取り付けられて、
そこに別の継手を構成する。これらの継手は両方とも単
純な接触継手であって、熱伝導に対する抵抗を固有に持
つ。典型的にはこの熱抵抗は、2つの継手の所で取付け
用ボルトの温度を制限して、その有効な寿命が得られる
ように使用される。従って、継手を通る熱伝導が減少
し、このため軸受への熱の伝達が減じ、従ってX線管ハ
ウジングへの熱の伝達が減じる。これは、X線管動作サ
イクルのX線発生期間および冷却期間のそれぞれの持続
時間を制御する。
【0008】
【発明の概要】X線管はハウジング、およびハウジング
内に収容されたターゲットを含む。ターゲットはターゲ
ット・シャフトを持ち、ターゲット・シャフトはハウジ
ング内に軸受によって支持されている。ターゲットは回
転させられ、陰極はターゲットに向かって電子ビームを
放出して、ターゲットからX線を発生させる。X線はX
線管からその中の窓を通って放出される。ターゲット・
シャフトはターゲットと一体であって、ターゲットから
軸方向に伸びており、このため熱はターゲットからター
ゲット・シャフトへ、継手による熱抵抗を受けずに伝導
する。軸受は回転子ハブを含み、回転子ハブはターゲッ
ト・シャフトに取外し可能に接合されていて、軸受の固
定子の温度を優先的に制限するために軸受の固定子への
熱伝導を改善する形状に作られている。
【0009】本発明は、添付の図面を参照して好ましい
実施の形態を以下に説明するところから、他の目的およ
び利点と共によりよく理解されよう。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例のによる
模範的なX線管10を示す。X線管10は、排気されて
内部が真空にされている通常のガラスのフレームまたは
ハウジング12を含む。ハウジング12はその後端部1
2aと前端部12bとの間に軸方向に配置された窓12
cを含む。X線管10は縦方向の中心軸線の周りにほぼ
軸対称であり、その内部に電子ビーム14aを放出する
ための陰極組立体および電子ビームの一部をX線または
X線ビーム14bに変換するための陽極組立体を含む。
X線ビームは窓12cを通って放出される。
【0011】更に詳しく説明すると、陽極組立体は改良
された環状の陽極ターゲット16を含み、このターゲッ
ト16は円板の形であり、ターゲットと一体に設けられ
てターゲットから軸方向に伸びるターゲット・シャフト
18を持つ。このターゲット・シャフトは、ターゲット
16をX線管10の中心軸線の周りに回転できるように
ジャーナル軸受20によってハウジング12に対して回
転自在に支持されている。
【0012】図2をも参照して説明すると、軸受20は
ハウジング12の内部に同軸に伸びる管状の軸受固定子
22を含み、軸受固定子の後端部22aが通常の環状の
支持体24によってハウジング12に固定接合されてい
る。軸受固定子22は図2に示されているような前端部
22bを持つ。環状の軸受回転子26が軸受固定子22
を同心に取り囲み、軸受回転子と軸受固定子との間に、
液体ガリウムの様な液体潤滑剤を受ける適当なジャーナ
ル環状空間28を半径方向に画成する。液体潤滑剤は、
通常のジャーナル軸受のように固定子軸受22上に軸受
回転子26を回転自在に支持する。ターゲット16の回
転中に発生される半径方向荷重を支持するために所望通
りに任意の適当な構成を用いることができる。
【0013】ジャーナル環状空間28は通常のように軸
受回転子26と軸受固定子22との間の半径方向軸受荷
重を支持するように作用する。軸受回転子26のスラス
ト荷重は、任意の適当な位置に従来のスラスト軸受を配
置することにより対処することができる。図2に示す模
範的な実施例では、軸受固定子22は、その前端部22
bから適当に隔たって配置された環状の半径方向ランド
22cを含んでいてもよい。スラスト軸受28tがジャ
ーナル環状空間28と流体流通関係に配置されて、液体
潤滑剤を共用する。
【0014】軸受回転子26を回転させ、従ってそれに
取り付けられたターゲット16を回転させて、通常のよ
うにターゲット16の周縁近くの焦点トラックに沿って
電子ビーム14aを一様に分布させて、それに対応して
焦点トラックへの熱入力を広げるための通常の回転駆動
手段が設けられる。ターゲット16自体は通常の任意の
形態を取ってよく、また図2に仮想線で示すように通常
の裏当て板を設けてもよい。図1および2に示す模範的
な実施例では、軸受回転子26の後端部は通常の回転子
巻線30aを支持し、回転子巻線30aはハウジングに
適当に装着された同心の固定子巻線30bと共働する。
これらは包括的に電気モータを構成し、通常の電源装置
32から適当に給電される。
【0015】図1に示す陰極組立体は通常のものであ
り、動作時に窓12cを通ってX線14bを放出させる
ためにターゲット16の焦点トラックに衝突させる電子
ビーム14aを放出するように作用する陰極34を含
む。電子ビーム14aは任意の適当なパワーを持つもの
であってよく、模範的な実施例では、定常状態でターゲ
ット16に約4.0kWの熱入力を生じさせるように構
成される。ターゲット16へのこの比較的高い熱入力
は、X線管10の種々の動作温度を、X線管10の有効
な寿命を保証するための特定の限界以下に維持するため
に、適切に管理しなければならない。X線管10は通
常、X線管10の温度が許容限界以内に維持されるよう
にX線発生期間と冷却期間とに交互に作動される。発生
されるX線は通常の任意の目的のために用いることがで
き、特にX線管10はコンピュータ断層撮影(CT)ス
キャナーに用いるように構成することができる。
【0016】ターゲット16の冷却は、冷却期間の最初
の2〜3分の間は温度の4乗に比例する放射熱伝達によ
って主に行われる。放射によるターゲット16の最初の
短い冷却期間後は、伝導による熱伝達がターゲット16
の主要な冷却作用となる。本発明によれば、伝導による
熱管理を改善して、ターゲット16の冷却のために必要
な時間を低減し、これにより所与の時間内でのCT走査
数を増大させる。この熱伝導の管理の改良は、最大軸受
温度およびボルト温度を対応する設計限界以下に維持し
ながら得られる。
【0017】更に具体的に、図2を参照して説明する
と、ターゲット16は軸受20に取外し可能に接合し
て、組み立ておよび分解ができるようにするのが好まし
い。その為には、複数の周方向に間隔を置いて配置され
たボルト36のような適当な締結具が必要である。熱伝
導により、熱がX線管10の温度の低い部分へ、例えば
軸受固定子22、軸受回転子26、およびジャーナル環
状空間28内の軸受潤滑剤へ移動するとき、必然的にボ
ルト36が加熱される。ターゲット16から軸受20へ
の熱伝導を最大にすると同時に、ボルト36の有効な寿
命が得られるようにボルト36の温度を適切な設計限界
以内に保つためにボルト36の過熱をさけることが望ま
しい。
【0018】本発明の一特徴によれば、ターゲット・シ
ャフト18はターゲット16と一体に設けられて、両者
の間に熱伝導を妨げ又は小さくするような継手を無くす
ためにワンピース(one−piece)部品を構成す
る。ターゲット・シャフト18はターゲット16の後面
からハウジング12の後端部12aへ向かって軸方向に
伸びていて、これにより熱をターゲット16から、継手
や同様な不連続部による熱抵抗や熱妨害も無く、一体の
ターゲット・シャフト18に通す。ターゲット・シャフ
ト18は共通の鋳造または鍛造によりターゲット16と
一体に形成するか、或いはターゲット16に溶接または
ろう付けしてもよい。ターゲット・シャフト18は軸受
回転子26にボルト36により取外し可能に接合され
て、突合わせターゲット継手38を構成する。突合わせ
ターゲット継手38は、ボルト36への熱伝導を制限し
且つ動作中のそれらのボルトの温度上昇を制限するため
の優先的熱伝導抵抗を生じる。しかし、動作中のターゲ
ット16から熱を散逸するよに伝導するために、熱伝導
によりターゲット・シャフト18から軸受回転子26へ
熱が通る。
【0019】本発明によれば、軸受回転子26は、軸受
固定子の前端部22bの所に配置された環状で球根状の
回転子ハブ40を含む。この回転子ハブ40は、玉軸受
により支持されたターゲットを持つ従来のX線管に通常
設けられるものよりは外径が大きく、従って最初は回転
子ハブ40を通って軸方向により多くの熱を伝導し、次
いで半径方向内向きにジャーナル環状空間28内の潤滑
剤へ伝導することができる。ターゲット・シャフト18
および回転子ハブ40の種々の寸法を選択することによ
って、ターゲット16からの熱をより一様な分布でジャ
ーナル環状空間28内の潤滑剤へ優先的に運んで、温度
制限箇所となるような任意の特定の箇所への不所望な熱
の集中を生じること無く、ターゲット16から熱を一層
効果的に散逸させることができる。例えば、従来の設計
におけるターゲット取付け用ボルトは、その最大温度を
特定の限界内に維持して有効な寿命が得られるようにし
なければならないので、X線管の動作を制限する既知の
1つの箇所である。回転形のターゲット16は適当な軸
受に取り付けなければならないので、ターゲット16は
軸受の前端部領域に取り付けられるが、該前端部領域は
ターゲット16から熱を受け取る部分であるので、その
取付け部が別の制限箇所となる。
【0020】図2に示されるように、ターゲット・シャ
フト18はターゲット16から軸方向に伸びて、それと
共に一層長い温度勾配を与えるようになっており、好ま
しくは、ターゲット・シャフト18から熱が伝導により
最初は軸方向に回転子ハブ40に入り、次いで半径方向
内向きにジャーナル環状空間28内の潤滑剤へ伝導する
ように、ジャーナル環状空間28の半径方向外側に配置
される。ターゲット・シャフト18は、好ましくは、軸
受固定子22の前端部22bへの直接的な熱伝導を制限
するために中空で管の形になっている。ターゲット16
からジャーナル環状空間28の内の小さな一部分へ、特
にジャーナル環状空間28の前端部へ熱を伝導すること
は、その部分の温度がより急速に特定の最大限界へ上昇
するので望ましくない。ターゲット16からの熱伝導を
ターゲット・シャフト18を介して軸受回転子ハブ40
へ広げることにより、熱はより一様に散逸されて、ター
ゲット16の最も近くに位置している軸受固定子22の
前端部22bのような種々の箇所の加熱時間および温度
が低減される。
【0021】図2に示されている回転子ハブ40はター
ゲット16に面している平らな前端部40a、適当なボ
ルト42によって回転子巻線30aに固定接合されてい
る反対側の後端部40b、および前端部と後端部との間
の軸方向に伸びる実質的に中実な中間部分40cを含
む。本発明の一実施例によれば、ターゲット・シャフト
18は回転子ハブの前端部40aから中間部分40cま
での適当な箇所に接合されて、熱が最初はターゲット1
6から軸方向に中間部分40cへ伝導され、次いで半径
方向内向きにジャーナル環状空間へ向かうようにする。
このようにして、軸受固定子22の前端部22bにおけ
るジャーナル軸受20への熱伝導を低減し、これに対応
して前端部22bの加熱時間を減少し、動作中の前端部
22bの最大達成温度を低減することができる。
【0022】図2に示されている好ましい実施例では、
回転子ハブの前端部40aは平らであって、ターゲット
・シャフト18の半径方向内側部分から軸方向に隔たっ
ていて、ターゲット・シャフト18と前端部40aとの
間の直接的な熱伝導が防止される。回転子ハブの中間部
分40cは、ターゲット・シャフト18がボルト36に
よって接合される周縁部を持つ。図2に示されているよ
うに、回転子ハブの中間部分40cの外周面はフランジ
を画成する半径方向の段部を持ち、このフランジに対し
てターゲット・シャフト18の平らな環状の後端部が突
合わせ接触して、ターゲット継手38を構成する。ター
ゲット継手38は回転子ハブ40の前端部と後端部との
間の軸方向中央の近くに配置されて、ターゲット・シャ
フト18に対する中央取付け点を提供する。
【0023】これに対応して、ターゲット・シャフト1
8は軸方向断面が肘形の形状になるように形成されて、
回転子ハブの前端部40aを同軸に受け入れて配置でき
るようにする中孔を画成する。ターゲット・シャフト1
8は、好ましくは、ターゲット16の中心部から軸方向
に伸びる前側すなわち第1部分18a、第1部分18a
から半径方向外向きに伸びていて、回転子ハブの前端部
40aおよび軸受固定子の前端部22bの両者から軸方
向に隔たった円板の形の中間すなわち第2部分19b、
並びに第2部分19bの周縁部分から軸方向に伸びる管
状の後側すなわち第3部分18cを含む。第3部分18
cは第1部分18aと同軸で平行である。また第3部分
18cは回転子ハブの中間部分40cから部分的に半径
方向外側に隔たっていて、両者の間の半径方向の熱伝導
が防止される。このようにして、ターゲット・シャフト
18からの熱伝導は、軸受固定子の前端部22bにおい
て、回転子ハブの前端部40aにおいて、および回転子
ハブの中間部分40cに沿った適当な軸方向距離にわた
って防止される。従って、ターゲット16からの熱伝導
は、蛇行したターゲット・シャフト18を通って、その
周縁部分に沿ったターゲット継手38から回転子ハブの
中間部分40cに入る。回転子ハブの中間部分40cの
周縁に沿った、部分的にターゲット継手38を画成する
段状のフランジは、半径方向に伸びていて、ターゲット
・シャフトの第3部分18cの端部と相補的な形状にな
っている。ボルト36がターゲット・シャフトの第3部
分18cをフランジに固定接合する。
【0024】ターゲット・シャフト18のこの延長した
構造により、ターゲット16から軸受回転子ハブ40と
のターゲット継手38まで温度勾配を作るために利用で
きる経路が長くなる。ターゲット・シャフト18からの
熱は、軸受固定子22の前端部22bおよび軸受回転子
26の前端部40aを効果的にバイパスして、ターゲッ
ト・シャフトの周縁部分から回転子ハブの中間部分40
cに伝導する。その結果生じる回転子ハブ40に沿った
温度分布は、その軸方向長さに沿ってより一様になる。
それに対応してジャーナル軸受20の最大温度が低減す
る。特に、軸受回転子の前端部22bの温度は、ターゲ
ット・シャフト18からの直接的な熱伝導が防止されて
いるので大幅に低減することができる。更に、ボルト3
6の温度も、ターゲット継手38がターゲット16から
隔たっているのでかなり低減することができる。
【0025】ジャーナル軸受20から熱を一層効果的に
除去するために、図1および2に示すように、オイルの
ような適当な冷却流体44aを閉ループで軸受固定子2
2を通して循環させる適当な冷却流体循環装置44を設
けて、軸受の回転子ハブ40を通ってジャーナル環状空
間28内の潤滑剤へ、次いでそこから軸受固定子22へ
伝導された熱を除去する。冷却流体循環装置44はX線
管10の外部に配置された適当な熱交換器44bを含
み、これは通常のように冷却流体44aから熱を除去し
た後、その冷却流体44aを軸受固定子22へ循環させ
る。軸受固定子22は、好ましくは、冷却流体44aを
前端部22bまで運び且つ前端部22bから熱を取って
流出させることのできる適当な導管またはチャネルを持
つ中空の管である。
【0026】図3は、本発明の第2の実施例によるX線
管10の一部分を示す。この実施例では、若干変更した
軸受固定子22Bおよび軸受回転子26Bを含み、比較
的に短く且つ簡単にしたターゲット・シャフト18Bが
回転子ハブ40Bの前端部40aに直接接合される。こ
の実施例ではまた、軸受固定子22Bの半径方向ランド
22cが軸受固定子22Bの前端部22bの所に配置さ
れている。軸受回転子26Bが更に、軸方向断面がL字
形の環状のリップ26aを含む。リップ26aは回転子
ハブの前端部40aに一体に接合されていて、軸受固定
子のランド22cを捕捉し、そこに環状空間38内の潤
滑剤と流体流通関係に配置されたスラスト軸受28tを
画成する。リップ26aはろう付け又は溶接等によって
回転子ハブ40Bと一体に接合されて、その継手の熱伝
導抵抗を低減するかゼロにする。リップ26aは、好ま
しくは、ジャーナル環状空間28または軸受固定子22
の外周縁と回転子ハブの中間部分40cの周縁部との間
に半径方向に回転子ハブの前端部40aに一体に接合さ
れる。
【0027】ターゲット・シャフト18Bは簡単な円筒
形または管状の部材であって、ターゲット16の中心部
に一体に接合されてワンピース部品を構成し、ターゲッ
ト・シャフト18Bの後端部は軸受回転子のリップ26
aの半径方向内向きに伸びる部分に、例えばデイドー
(dado)のように、接合されて、ターゲット継手を
構成する。ターゲット・シャフト18Bは、適当な手段
によって回転子ハブ40Bに取外し可能にボルト止めす
ることができる。図3に示す模範的な実施例では、複数
のボルト36がターゲット16のハブを軸方向に通り抜
け、次いでターゲット・シャフト18Bの環状部分を通
り抜けて、リップ26a中の取付け孔にネジ係合し、タ
ーゲット16およびターゲット・シャフト18Bをリッ
プ26aに対して圧縮する。
【0028】このような構成では、動作中に生じる熱は
ターゲット16から半径方向内向きに伝導し、そしてタ
ーゲット・シャフト18Bを軸方向に伝導し、そこから
最初にリップ26aを軸方向に通って回転子ハブ40B
へ伝導する。リップ26aは軸受固定子22Bから軸方
向に隔たっているので、軸受固定子の前端部22bへの
直接的な熱伝導は低減する。従って、熱伝導は、リップ
26aの基部を通って回転子ハブの前端部40aをより
半径方向外側の位置で通ることにより軸方向に回転子ハ
ブ40Bに流れるように部分的にバイパスされる。この
ように、軸受固定子の前端部22bをバイパスした熱
は、回転子ハブ40Bの軸方向範囲にわたってより一様
に、ジャーナル環状空間28内の潤滑剤へ優先的に分配
される。従って、軸受固定子の前端部22bの温度上昇
は低減され、伝導による熱はジャーナル環状空間28を
通って軸受固定子22Bへ一層効果的に伝えられる。こ
の実施例では冷却流体循環装置44も使用して、冷却流
体44aを中空の軸受固定子22Bの内部へ循環させる
ことにより、回転子ハブ40Bを介して軸受固定子22
Bへ運ばれた熱が除去される。
【0029】図3に示した前部取付け設計では、最大軸
受温度が低減し、軸受の長さに沿って温度はより一様に
分布する。これにより軸受の動作が改善され、軸受の寿
命が長くなる。図2に示した中間取付け設計の方が最良
の性能が得られるが、X線管のエンベロープの寸法に制
限が課せられる場合には所望により図3に示した前部取
付け設計を使用することができる。図2に示した中間取
付け設計では、ターゲット16上に設けられる裏当て板
等によって課せられる限界内で軸受の回転子ハブ40の
半径方向範囲を最大にすることが好ましい。
【0030】以上のように、ターゲット・シャフトを一
端部でターゲット16と一体にすることにより、従来の
継手による設計のものと比較して、継手による熱伝導ま
たは熱抵抗が実効的に無くなる。ターゲット・シャフト
および軸受回転子ハブの両方を上述のように適切に構成
することにより、ターゲット16から伝導する熱を優先
的に軸受回転子ハブへ伝えて、より一様に分布させ、そ
れに対応して温度制限高温領域の温度を低減する。ター
ゲット16を軸受回転子に対して組み立て且つ分解でき
るようにする締結具への熱伝達を制限するための適当な
継手熱抵抗を与えるただ単一のターゲット継手38を保
持しながら、改善された熱伝導の管理が得られる。
【0031】以上、本発明の好ましい模範的な実施例と
考えられるものについて説明してきたが、当業者には本
明細書中の教示から種々の変更をなしうることが明らか
であろう。従って本発明の範囲内のこのような全ての変
更を包含するように特許請求の範囲は記載してある。
【図面の簡単な説明】
【図1】軸受に接合された改良されたターゲットおよび
ターゲット・シャフトを持つ模範的なX線管の部分断面
側面図である。
【図2】本発明の一実施例による図1のX線管の中心軸
線に沿ったターゲット、ターゲット・シャフトおよび軸
受の拡大断面図である。
【図3】本発明の別の実施例によるターゲット、ターゲ
ット・シャフトおよび軸受を示す図2と同様な拡大断面
図である。
【符号の説明】 10 X線管 12 ハウジング 16 陽極ターゲット 18 ターゲット・シャフト 20 ジャーナル軸受 22 軸受固定子 26 軸受回転子 30a 回転子巻線 30b 固定子巻線 34 陰極 40 回転子ハブ 44 冷却流体循環装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端部および後端部を持ち、これらの両
    端部の間に窓が設けられている環状のハウジングと、 環状の陽極ターゲットと、 上記ターゲットと一体に設けられて、上記ターゲットか
    ら軸方向に伸びていて、継手による熱抵抗を受けずに上
    記ターゲットからの熱を伝導して通すターゲット・シャ
    フトと、 上記ターゲットを回転自在に支持するために上記ターゲ
    ット・シャフトに取外し可能に接合されている軸受と、 上記ターゲット・シャフトを回転させるための回転駆動
    手段と、 上記ハウジングの上記前端部に隣接して上記ハウジング
    内部に設けられて、上記窓からX線を放出させるために
    上記ターゲットに衝突するように電子ビームを放出する
    陰極手段とを有するX線管。
  2. 【請求項2】 上記軸受が、上記ハウジングの内部に伸
    びていて、上記ハウジングに固定接合された後端部およ
    びその反対側の前端部を持つ軸受固定子と、上記軸受固
    定子を取り囲む軸受回転子とを有し、上記軸受回転子は
    上記軸受固定子との間に、上記軸受固定子上に上記軸受
    回転子を回転自在に支持するための液体潤滑剤を受け入
    れるジャーナル環状空間を画成し、上記軸受回転子が上
    記軸受固定子の上記前端部の所に配置された環状の回転
    子ハブを含んでおり、 上記ターゲット・シャフトが、上記ターゲットから熱を
    上記回転子ハブへ伝導するために上記回転子ハブに取外
    し可能に接合されて、突合わせターゲット継手を構成し
    ている請求項1記載のX線管。
  3. 【請求項3】 上記ターゲット・シャフトからの熱が最
    初軸方向に上記回転子ハブに入ってから半径方向内向き
    に上記潤滑剤へ伝導するように、上記ターゲット継手が
    上記ジャーナル環状空間より半径方向外側に配置されて
    いる請求項2記載のX線管。
  4. 【請求項4】 上記ターゲット・シャフトが、上記軸受
    固定子の上記前端部への熱伝導を制限するために中空に
    なっている請求項3記載のX線管。
  5. 【請求項5】 上記回転子ハブが、上記ターゲットに面
    している前端部と、上記回転駆動手段に固定接合された
    反対側の後端部と、これらの両端部の間の軸方向に伸び
    る中間部分とを有し、 上記ターゲット・シャフトが、熱を最初軸方向に上記中
    間部分に伝導してから半径方向内向きに上記ジャーナル
    環状空間へ向かって伝導するために、上記回転子ハブの
    上記前端部および上記中間部分の内の一方に接合されて
    いる請求項4記載のX線管。
  6. 【請求項6】 上記回転子ハブの上記前端部が上記ター
    ゲット・シャフトから軸方向に隔たっており、上記回転
    子ハブの上記中間部分が周縁部を持ち、上記ターゲット
    ・シャフトが上記回転子ハブの上記前端部と上記後端部
    との間で上記中間部分の上記周縁部に軸方向に取り付け
    られている請求項5記載のX線管。
  7. 【請求項7】 上記ターゲット・シャフトが、上記ター
    ゲットから伸びている管状の第1部分と、上記第1部分
    から半径方向外向きに伸びていて、上記回転子ハブの上
    記前端部から軸方向に隔たっている第2部分と、上記第
    1部分と平行に上記第2部分の周縁部から軸方向に伸び
    ている第3部分とを有し、上記第3部分の一部が上記回
    転子ハブの上記中間部分から半径方向外側に隔たってい
    る請求項6記載のX線管。
  8. 【請求項8】 上記回転子ハブの上記中間部分がフラン
    ジを含み、上記ターゲット・シャフトの上記第3部分が
    上記フランジに固定接合されて、上記ターゲット継手を
    構成している請求項7記載のX線管。
  9. 【請求項9】 更に、上記軸受回転子の上記回転子ハブ
    を通って上記潤滑剤へ伝導されてから上記軸受固定子に
    伝送された熱を除去するために、上記軸受固定子の内部
    に冷却流体を循環させる手段を含んでいる請求項8記載
    のX線管。
  10. 【請求項10】 上記ターゲット・シャフトが上記回転
    子ハブの上記前端部に接合されている請求項5記載のX
    線管。
  11. 【請求項11】 上記軸受固定子がその前端部に環状の
    半径方向ランドを含み、上記軸受回転子が、上記回転子
    ハブの上記前端部に一体に接合された環状のリップであ
    って、上記軸受固定子の上記ランドを捕捉して、上記ジ
    ャーナル環状空間と流体連通関係に配置されたスラスト
    軸受を画成する環状のリップを含み、上記ターゲット・
    シャフトが上記ターゲットからの熱を上記回転子ハブの
    上記前端部へ伝導するために上記リップに接合されてい
    る請求項10記載のX線管。
  12. 【請求項12】 上記リップが、上記ジャーナル環状空
    間と上記回転子ハブの上記中間部分との間で半径方向に
    上記回転子ハブの上記前端部に接合されている請求項1
    1記載のX線管。
JP8267634A 1995-10-13 1996-10-09 X線管 Withdrawn JPH09171789A (ja)

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US08/543094 1995-10-13
US08/543,094 US5652778A (en) 1995-10-13 1995-10-13 Cooling X-ray tube

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