JPH09172290A - 変動磁場シールド工法 - Google Patents
変動磁場シールド工法Info
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Abstract
建築空間を効率的に磁気シールドすること。 【解決手段】 送電線Aの近傍の建物10の建築空間を
磁気シールドする。送電線Aに平行な面30(天井面3
1、床面32、両壁面33)を、方向性珪素鋼板50の
圧延方向を送電線Aと直交する方向に向けて覆った磁気
シールド面で形成する。方向性珪素鋼板50は、送電線
Aに沿って複数枚横継ぎにする。コーナー部21の磁気
シールド面の方向性珪素鋼板50同士の接続を、L字形
の高透磁性コーナー部材60を介して磁気的に緊結す
る。磁気シールド面の開口部70周辺に、高透磁性コー
ナー部材60に接続された高透磁性吸磁部材80を設け
て、開口部70からの侵入磁気を防止する。
Description
電線近傍の建築空間において、送電線から発生する漏洩
磁場によるCRTディスプレイ等の機器への磁気障害を
防ぐために行なう変動磁場シールド工法に関する。
洩磁場の環境下にあり、内部の機器や人体への影響が懸
念されている。このうち、人体に関しては定量的な影響
度は明らかになっていないが、機器に関してはコンピュ
ーター等の電子機器を中心に磁気障害が明らかになって
いる。例えば、コンピューター用のCRTディスプレイ
は、10mG程度の変動磁場で画面のちらつき障害が生
じる。一例として、高圧送電線近傍に建つ建物内部の磁
場の実測例を紹介する。建物は2階建軽量鉄骨造の事務
所ビルで、送電線は複導体2回線同相154KVの特別
高圧架空送電線である。電流は、平常時1500〜18
00A(rms値)流れている。両者は、送電線センタ
ーから水平距離で18.1m離れた位置にある。
近い部屋の実測結果を元に作成した等磁場強度分布図で
ある。送電線は、図中の右斜め下を右上りに走ってい
る。これをみると、CRTディスプレイの変動磁場に対
する磁気障害の閾値である10mG(0−P値)以下の
領域はほとんどないことがわかる。従来から、このよう
な建物における対策として、対象の機器が小さい場合
は、本体周辺のみ磁場シールドする方法が採られてい
る。例えば、CRTディスプレイであれば、正面部が開
口になっている磁気シールドボックスで覆う方法が採ら
れる。また、対象の機器が大きく、あるいは複数台設置
されて、広い面積に亙ってシールドする必要がある場合
は、磁気シールドルームを設置する方法が採られてい
る。さらに、重要な建物においては、所要の部屋あるい
は建物全体を磁気シールドするケースもある。この場
合、壁、天井、床の6面に磁気シールドを施すことにな
る。いずれも、磁気シールド用の材料としては、パーマ
ロイ、アモルファス、珪素鋼板等の高透磁率を有する材
料が使われている。これらで必要箇所を覆い、外部から
の侵入磁場を磁気シールド層内に吸収する形で磁気の侵
入を防いでいる。
クスは、機器単体を個別に覆うもので簡易な方法ではあ
るが、機器の操作性を損なうとともに、見栄えが良くな
い。また、人体に関しては、磁気シールドは行なわれて
いない。また、上記磁気シールドルームは、磁気の侵入
を防ぐ目的でシールド扉が設置されるが、特殊な機構を
用いて開閉するため出入りが大変である。また、窓がな
い閉ざされた空間になることが多く、採光面・換気面で
不利であると共に、中の人間に与える心理的悪影響も大
きい。さらに、部屋あるいは建物全体の磁気シールド
は、広範囲に亙って効果が大きい反面、建築コストが高
くなる。また、窓がない閉ざされた空間になることにつ
いては、磁気シールドルームと同様である。
傍の建物においてCRTディスプレイ等に磁気障害が生
じる問題の解決策として、特願平7−129156号で
「変動磁場シールド工法」を提案した。これは、磁気シ
ールドすべき対象空間の上下平面に磁気シールド層をサ
ンドイッチ状に配置したものである。しかしながら、前
記工法は壁面に磁気シールド層がなく、従来通り窓を設
けることができるため居住性は優れている反面、建物外
周部からの磁場の侵入を許すという問題点がある。これ
を抑えるため、磁気シールド層を所定長さだけ外方には
ね出す対策を講じているが、効果を高めようとするとは
ね出し寸法が大きくなり、1mを越すと建物面積に加え
なければならなくなる。そこで、本願発明は、上記課題
に鑑み、居住性を確保しながら建物外周部も含めて建物
全体や建物の部分的空間等を効率的に磁気シールドする
技術の提供を目的とする。
に、本願の請求項1に記載の発明は、高圧送電線等の送
電線近傍に設けた建築空間への漏洩磁場を遮蔽するため
の変動磁場シールド工法において、前記建築空間を囲む
とともに送電線に平行な面を、磁化容易軸が送電線と直
交する方向に向けられた磁気シールド面で形成した。さ
らに、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明
で、磁気シールド面を、建築空間を囲むとともに送電線
に平行な面上を、磁化容易軸が圧延方向を向いた方向性
珪素鋼板で、前記圧延方向を送電線と直交する方向に向
けて覆うことにより構成した。因に、建築空間とは、本
願発明では、壁、天井、床等で囲まれた空間を総称して
おり、例えば、建物全体により構成される大きな空間全
体や、建物内のフロアー空間や、さらには建物内の小空
間としての部屋等を意味するものである。
に従い同心円状に磁場が発生しており、複数の送電線で
は、全ての送電線の磁場は位相を考慮して重ね合わせた
ものが全体としての漏洩磁場(本願でいう変動磁場)と
なっている。本願発明の上記解決手段では、建築空間を
囲む面のうち、漏洩磁場が侵入してくる送電線に平行な
面を磁気シールド面で構成するとともに、その磁気シー
ルド面の磁化容易軸を送電線と直交する方向に向けた。
そのため、建築空間は磁気シールド面により構成された
磁気回路で囲まれることとなり、建築空間内に入り込も
うとする漏洩磁場はこの磁気回路で効率的に吸収され
る。一方、いずれの送電線にも平行方向の磁場成分はな
いため、送電線に直交する建築空間を構成する面から侵
入する磁場の値は極めて小さく問題にならない。そのた
め、本願発明の変動磁場シールド工法で形成される建築
空間では、周囲に極力窓を設けない構成の従来のシール
ドルーム等とは異なり、送電線と直交する方向の面に
は、通常の建築物の壁面と同様に自由に窓が設けられ
る。
鋼板は、圧延方向の透磁率が高いため、圧延方向を磁気
の方向に一致させれば高い磁気シールド効果が得られ
る。上記構成の如く、圧延方向を送電線と直交するよう
に設けることにより、送電線から発生する磁気が効果的
にこの方向性珪素鋼板でシールドされる。さらに、磁気
シールド面を、方向性珪素鋼板で上記建築空間の構成面
を覆うようにして形成すれば、従前の建築空間の面構成
材を変えることなく、その面構成材により形成された面
を磁気シールド面として使用することができる。また、
磁気シールド性の調整は、方向性珪素鋼板を適宜複数枚
積層させることにより行なえる。因に、積層させる必要
枚数は、磁場の大きさにより決まるもので、磁場解析等
により簡単に求められる。
2に記載の発明で、圧延方向が送電線と直交する方向に
向けられている方向性珪素鋼板を、送電線に沿って複数
枚横継ぎにした。方向性珪素鋼板は、製造上圧延方向の
長さには基本的には制約がないが、圧延方向と直交する
幅方向については、現在入手可能なものは最大でも1m
程度である。さらに、かかる方向性珪素鋼板は脆いた
め、折り曲げての使用は難しい。そのため、上記の如く
構成面をかかる方向性珪素鋼板で覆うに際しては、幅方
向、コーナー部分等では方向性珪素鋼板同士を適宜継が
なければならない。
が漏れ易く、一般的には継ぎ目部分には隙間が開かない
ように形成される。しかし、本発明では、方向性珪素鋼
板により建築空間を囲むようにして磁気回路が形成され
ているため、上記方向性珪素鋼板の幅方向両端部での継
ぎ目部分に、5mmまでの隙間が開いても、磁気シール
ド効果に殆ど影響がないことが確認された。隙間はない
方が好ましいが、しかしあっても5mm以下であれば、
十分に実用に堪える範囲内であることが分かった。その
ため、継ぎ目部分での隙間の許容度が広がった分、継ぎ
目部分に係る作業性が良くなり、継ぎ目の隙間を0にす
る場合に比べて、格段に施工能率を上げることができ
る。
又は3に記載の発明で、水平面を構成する磁気シールド
面の方向性珪素鋼板と、垂直面を構成する磁気シールド
面の方向性珪素鋼板との接続を、断面L字形に板面を合
わせた形状の高透磁性コーナー部材の前記板面を、前記
水平面と垂直面とを構成するそれぞれの磁気シールド面
の方向性珪素鋼板の板面に接面させながら緊結した。高
透磁性コーナー部材の断面L字形に合わせた板面を、建
築空間を囲む水平面と垂直面とを構成するそれぞれの磁
気シールド面の方向性珪素鋼板の板面に接面させている
ので、方向性珪素鋼板同士をコーナー部で磁気的に接続
して磁気回路を形成することができる。特に、コーナー
部材を高透磁性としているため、磁束が集中するコーナ
ー部の磁気的補強の役目が担える。かかる高透磁性コー
ナー部材は、例えばパーマロイやアモルファス等で作れ
ばよい。
に記載の発明で、磁気シールド面に、開口部を設けると
ともに、前記開口部の周辺に、高透磁性コーナー部材と
磁気的に接続された高透磁性吸磁部材を設けた。基本的
には、磁気シールド面には開口部を設けないことが好ま
しいが、居住性の面で窓や出入り口等の開口部が必要と
なる場合がある。そこで、開口部の周辺に高透磁性吸磁
部材を設けることにより、開口部からの磁気の侵入を防
止する。特に上記構成では、高透磁性吸磁部材が、磁気
回路を構成する方向性珪素鋼板同士の接続に用いた高透
磁性コーナー部材に接続されているため、この高透磁性
吸磁部材を侵入磁気を磁気回路へ吸磁させるバイパスと
して利用することができ、開口部における効果的な磁気
シールドが図れる。
5に記載の発明で、開口部を、その左右両側縁を磁気シ
ールド面の方向性珪素鋼板の圧延方向に沿わせて設ける
とともに、高透磁性吸磁部材を、その上下両端側を高透
磁性コーナー部材に接続させ、且つ前記開口部の左右両
側縁に設けた。磁気シールド面には種々の形状及び配置
で開口部を設けることができるが、上記構成では、開口
部の左右側縁を磁気シールド面の方向性珪素鋼板の圧延
方向に沿わせて設けるとともに、その左右両側縁に上下
端側が高透磁性コーナー部材に接続されている高透磁性
吸磁部材を設けた。開口部への侵入磁気を開口部周辺で
吸磁するという点からは、開口部の左右両側縁に高透磁
性吸磁部材を設けることにより、開口部の近接位置で磁
気を補足して磁気シールドが効果的に行なえる。
図により説明する。本実施形態では、本発明の変動磁場
シールド工法を適用する建築空間として、図1に示すよ
うに、送電線Aの近傍に設けた6階建ての建物10の、
3階及び6階のフロアー空間20を想定した。以下かか
るフロアー空間20を例にとり、変動磁場シールド工法
について説明する。尚、本願発明の変動磁場シールド工
法の適用可能な建築空間としては、建物全体として形成
される大きな建築空間でも、或は建物内に形成される部
屋単位の小さな建築空間でも構わなく、以下説明する本
実施形態のフロアー空間20に限定する必要はない。
に、6階建の建物10が設けられている。建物10は、
送電線Aに平行な面30と、送電線Aに垂直な面40と
から構成されている。建物10の3階及び6階のフロア
ー空間20は、それぞれ送電線Aに平行な面30とし
て、天井面31、床面32及び両側の壁面33とから構
成され、略矩形の箱形に形成されている。送電線Aから
発生する漏洩磁場は、送電線Aと直交する成分がほとん
どで、送電線Aと平行する成分は無視できる程しかな
い。そのため、本実施形態では、上記天井面31、床面
32及び両側の壁面33が、送電線Aに平行な面30と
して磁気シールド面に形成されている。
1、床面32及び両側の壁面33の面上が、図1(a)
及び図2に示すように、方向性珪素鋼板50で覆われて
いる。方向性珪素鋼板50は幅1m程で提供されるた
め、本実施形態では、複数枚の方向性珪素鋼板50が、
天井面31等の上記磁気シールド面上に横継ぎにされて
貼られている。複数の方向性珪素鋼板50は、それぞれ
の圧延方向(図中、実線の矢印で示す)が、送電線Aに
対して直交する方向に揃うようにして貼り込みがなされ
ている。貼り込みに際しては、横継ぎ部分の隙間が5m
m以下になるように設定されている。方向性珪素鋼板5
0の磁化容易軸は圧延方向を向けて形成されているた
め、上記要領でこれを貼った磁気シールド面はその磁化
容易軸が送電線Aと直交する方向に向けられることとな
る。また、複数枚のそれぞれの方向性珪素鋼板50は、
圧延方向に向けて、フロアー空間20の周囲を囲むよう
に連結されて磁気回路を形成している。そのため、送電
線の周囲に生ずる漏洩磁場(変動磁場)は、この磁気回
路に効果的に吸磁されて、横継ぎの隙間が5mm以下で
は、問題となる程の磁気漏洩がみられない。
毎に行なわれ、天井面31、床面32、及び両側の壁面
33の4面にそれぞれ別個に独立して貼られている。方
向性珪素鋼板50同士の磁気的接続は、後記するように
高透磁性コーナー部材60を用いて磁気回路が形成でき
るように行なわれる。また、現在入手できる方向性珪素
鋼板50は、一般に最大板厚が0.35mmであるた
め、適宜複数枚が積層されて使用されている。本実施形
態では、方向性珪素鋼板50は、予め必要枚数が積層さ
れたユニットに形成され、このユニットを現場で磁気シ
ールド面上に貼り込むようにしている。尚、積層枚数
は、シールドすべき漏洩磁場の大きさに合わせて設定す
ればよく、磁場解析により容易に算出できる。
面(本実施形態では、天井面31及び床面32が該当)
の方向性珪素鋼板50aと、建物10の垂直面を構成す
る磁気シールド面(本実施形態では、両側の壁面33が
該当)の方向性珪素鋼板50bとは、図3に示すよう
に、高透磁性コーナー部材60を介してフロアー空間2
0の四隅のコーナー部21で互いに磁気的に接続されて
いる。高透磁性コーナー部材60は、高透磁性材料のパ
ーマロイ、或はアモルファス等を使用して、2枚の細長
の平面部材が断面L字形に合わされた形状に形成されて
いる。かかる高透磁性コーナー部材60の互いに交差す
る板面のそれぞれは、前記コーナー部21で直交方向に
合わされる方向性珪素鋼板50a、50bの内面に接面
されている。本実施形態では、高透磁性コーナー部材6
0のそれぞれの板面が、接面する方向性珪素鋼板50
a、50bのそれぞれとボルト・ナット連結により緊結
されている。
てパーマロイを使用する場合には、例えば、予め工場に
おいて、一枚形成のパーマロイ板に板面へのボルト挿通
用の穴開け及び断面L字形への曲げ加工を施した後、さ
らに磁気焼鈍を施したものを使用すればよい。使用する
パーマロイ板の厚さは、漏洩磁場に対する必要な磁気シ
ールド性能及び力学的剛性を考慮して決めればよく、普
通は板厚1〜1.5mm程度の一枚もので十分である。
このようにして、天井面31、床面32、及び両側の壁
面33上に、方向性珪素鋼板50を貼って、且つ方向性
珪素鋼板50同士を高透磁性コーナー部材60を介して
緊結することにより、フロアー空間20は、その周囲を
方向性珪素鋼板50による磁気回路で囲まれることとな
る。交流送電の場合には送電線Aから発生する磁場は、
交流磁場(例えば、50Hzないしは60Hz)である
ため、図中の方向性珪素鋼板50の圧延方向に沿って、
周期的に流れの方向を逆に変えながら磁気回路中を磁束
が流れ、フロアー空間20への漏洩磁場の侵入が防止さ
れる。
33等が該当)には、基本的には開口部を設けないこと
が好ましいが、居住性の面で窓や出入り口等が必要とな
る場合もある。本実施形態では、以下、磁気シールド面
である壁面33に、窓を想定した開口部70を設けた場
合について説明する。かかる開口部70は、上記実施形
態に述べた高透磁性コーナー部材60を利用して、侵入
磁気が効果的に防止できるものである。壁面33に設け
た開口部70の両側縁部には、パーマロイやアモルファ
ス等の高透磁性材料で形成された略矩形平板状の高透磁
性吸磁部材80が設けられ、ちょうど高透磁性吸磁部材
80で、開口部70の左右側縁が挟まれたように形成さ
れている。
板50と、天井面31と床面32とに貼られた方向性珪
素鋼板50とは、高透磁性コーナー部材60を介して磁
気的に接続されているが、上記高透磁性吸磁部材80の
上下両端側が、この高透磁性コーナー部材60に接続さ
れている。このようにして、開口部70周辺の磁気は、
開口部70の左右両側縁に設けた高透磁性吸磁部材80
で吸い取られる。高透磁性吸磁部材80から高透磁性コ
ーナー部材60を介して、方向性珪素鋼板50により構
成される磁気回路に磁気が流れ、その結果開口部70か
らの侵入磁気の防止が図れる。また、磁気シールド面に
設ける開口部70には、左右側縁に高透磁性吸磁部材8
0を設ける構成を示したが、開口部70の周縁全体に設
けても構わない。
とは直交方向に向けられた磁気シールド面で、送電線と
平行な壁面等を形成する。即ち、磁気シールドを必要と
する空間が磁気回路で囲まれるため、送電線と垂直な壁
面等に窓を設ける等して居住性を確保しながら、建物外
周部も含めて建物全体、或は建物内のフロアー空間、或
は小部屋等の建築空間の効率的磁気シールドが行なえ
る。また、方向性珪素鋼板を磁気シールド面の構成に使
用すれば、従来の面構成材を使用することができるた
め、外観上は一般の建物と変わりなく、磁気シールドを
意識せずに使用できる。磁気シールドによる建物の使い
勝手等の諸機能が落ちることもない。さらに、窓等の開
口部の周辺に、上記方向性珪素鋼板からなる磁気回路へ
磁気を効率的に逃がす高透磁性吸磁部材を設けることに
より、磁気シールド面への開口も行なえるので、より一
層良好な居住性の確保が行なえる。さらに、磁気シール
ド層を天井側と床側とからサンドイッチ状に配置する工
法に比べて、建物外周部の側方からの磁場の侵入を防げ
るとともに、かかる磁場の侵入を防ぐ目的で磁気シール
ド層を外方にはね出す必要もない。
示す平面図(a)と側面図(b)。
況を示す斜視図。
を示す断面図。
面図。
の等磁場強度分布を示す図。
Claims (6)
- 【請求項1】 高圧送電線等の送電線近傍に設けた建築
空間への漏洩磁場を遮蔽するための変動磁場シールド工
法において、前記建築空間を囲むとともに送電線に平行
な面を、磁化容易軸が送電線と直交する方向に向けられ
た磁気シールド面で形成することを特徴とする変動磁場
シールド工法。 - 【請求項2】 磁気シールド面は、建築空間を囲むとと
もに送電線に平行な面上を、磁化容易軸が圧延方向を向
いた方向性珪素鋼板で、圧延方向を送電線と直交する方
向に向けて覆ってなることを特徴とする請求項1に記載
の変動磁場シールド工法。 - 【請求項3】 圧延方向が送電線と直交する方向に向け
られている方向性珪素鋼板は、送電線に沿って複数枚横
継ぎにされていることを特徴とする請求項2に記載の変
動磁場シールド工法。 - 【請求項4】 水平面を構成する磁気シールド面の方向
性珪素鋼板と、垂直面を構成する磁気シールド面の方向
性珪素鋼板との接続は、断面L字形に板面が合わされた
形状の高透磁性コーナー部材の前記板面を、前記水平面
と垂直面とを構成するそれぞれの磁気シールド面の方向
性珪素鋼板の板面に接面させながら緊結してなることを
特徴とする請求項2又は3に記載の変動磁場シールド工
法。 - 【請求項5】 磁気シールド面には、開口部が設けられ
るとともに、前記開口部の周辺には、高透磁性コーナー
部材と磁気的に接続された高透磁性吸磁部材を設けたこ
とを特徴とする請求項4に記載の変動磁場シールド工
法。 - 【請求項6】 開口部は、その左右両側縁が磁気シール
ド面の方向性珪素鋼板の圧延方向に沿って設けられると
ともに、高透磁性吸磁部材は、その上下両端側が高透磁
性コーナー部材に接続され、且つ前記開口部の左右両側
縁に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の
変動磁場シールド工法。
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|---|---|---|---|
| JP34861695A JP3781814B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 変動磁場シールド工法 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP34861695A JP3781814B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 変動磁場シールド工法 |
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| JPH09172290A true JPH09172290A (ja) | 1997-06-30 |
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| JP34861695A Expired - Fee Related JP3781814B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 変動磁場シールド工法 |
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