JPH09172375A - 1ビットd/a変換器およびd/a変換器 - Google Patents
1ビットd/a変換器およびd/a変換器Info
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- JPH09172375A JPH09172375A JP33041095A JP33041095A JPH09172375A JP H09172375 A JPH09172375 A JP H09172375A JP 33041095 A JP33041095 A JP 33041095A JP 33041095 A JP33041095 A JP 33041095A JP H09172375 A JPH09172375 A JP H09172375A
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Abstract
オフの瞬間にもボツ音の発生を防止し、IC化が容易な
アナログミュート回路を低価格で実現する。 【解決手段】多ビットデジタル信号入力に一定のデジタ
ル量の直流オフセット値が加算された出力がΣΔ変調に
より変換された振幅情報を有する1ビットデジタルデー
タ入力に応じて互いに相補的なRZ信号およびRZ反転
信号を発生する回路11、12と、RZ信号とRZ反転
信号をアナログ加算して両極性を有するPRZ信号を生
成するアナログ加算回路13aと、ミュート信号入力の
活性化により、RZ信号出力とRZ反転信号出力を互い
に相補的な一定電圧VH 、L に固定制御する回路16と
を具備し、アナログ加算回路は、多ビットデジタル信号
入力が“0”データである時の出力電位の平均値とミュ
ート信号入力が活性化した時の出力電位が等しくなるよ
うに構成されている。
Description
ィジタル/アナログ)変換器およびそれを用いたD/A
変換器に係り、特に入力多ビットデジタル信号に一定の
直流オフセット値を加算した後、ΣΔ変調器で1ビット
デジタル信号に変換し、1ビットデジタル信号をアナロ
グ信号に変換する1ビットD/A変換器によってアナロ
グ出力を得るD/A変換器のアナログミュート回路に関
する。
リング周波数fsを信号周波数帯域fBよりも十分高く設
定したオーバーサンプリングにより、低い変換ビット数
で高い変換精度が得られるオーバーサンプリング形のD
/A変換器が開発され、実用化されてきている。特に、
ΣΔ変調(シグマデルタ変調)を使ったD/A変換器
は、比較的低いオーバーサンプリング比で十分なS/N
(信号対雑音比)が得られるので、最近ではオーディオ
用D/A変換器の主流となってきている。
換器の一般的な構成を示している。図7(a)に示すD
/A変換器は、サンプリング周波数fsでサンプリング
された複数ビット(マルチビット)のディジタルデータ
入力をn倍(nは2以上の整数)の周波数fsでオーバ
ーサンプリングするディジタルフィルタ61と、上記デ
ィジタルフィルタ61からの多ビットデジタル信号入力
に一定のデジタル量の直流オフセット値を加算するオフ
セット加算回路62と、上記オフセット加算回路62の
出力を振幅情報を有する1ビットデジタル信号に変換す
るΣΔ変調器63と、上記ΣΔ変調器から出力する1ビ
ットデジタル信号を所定のパルス信号形式に変換するた
めに設けられた1ビットD/A変換器10と、上記1ビ
ットD/A変換器10のパルス信号出力をアナログ信号
に変換するアナログフィルタ20とを具備する。
63のシステム構成の一例を示す。ここで、70は加算
回路、71は1ビット量子化器、72はループフィル
タ、73は減算回路である。
H(z)を H(z)=1−(1−z-1)q …(1) で表わすと、q次ΣΔ変調器(qは1以上の整数)の伝
達特性は次式(2)で示される。
(1−z-1)qの係数がかかっており、低い周波数では
非常に小さい値となり、オーバーサンプリング比が十分
であれば低周波領域での量子化によるS/N劣化は無視
できるようにすることができる。
は、中間値を持たない2値となるので、素子の非線形特
性などに起因する変換誤差から解放され、アナログ回路
が非常に簡単になるという大きな利点がある。
の出力信号の信号形式として、図8、図9に示すような
NRZ(ノン・リターン・ツー・ゼロ)、RZ(リター
ン・ツー・ゼロ)の他に図10に示すような両極性を有
するPRZ(ポーラ・リターン・ツー・ゼロ)がある
が、波形歪みの影響を受けず、直流オフセットの問題の
ないPRZ出力が最適である。
D-STATE CIRCUITS JUNE 1987 Vol.-SC- 22-No3 PETER
J.A.NAUS et.al.“A CMOS Stereo 16bit D/A Converter
forDigital Audio ” P390〜p394 と IEEE J.OF S
OLID-STATE CIRCUITS DECEMBER 1991 Vol.-SC-26-No.12
Renee G.Lerch et.al. “A Monolithic ΣΔ A/D
and D/A Converter with Filter for Broad-Band Spe
ech Coding”がある。
調器63に入る前でデジタル信号に直流オフセットが加
算される理由について説明する。デジタルΣΔ変調器6
3は有限状態数の帰還回路であるので、図11に示すよ
うに、特に“0”オフセットの近傍で大きなビート(ア
イドリングパターン)が出易い。
どビートが大きいので、2次〜3次ΣΔ変調器ではビー
トを防ぐために必ず直流オフセット加算が必要である。
一方、D/A変換器は、電源のオン/オフなどの過渡期
に動作電圧を外れた時、異常な波形を出すおそれがあ
り、異常な波形出力によるボツ音の発生を防ぐためにア
ナログミュート回路が必要な場合がある。
備えた1ビットD/A変換器の一例を示す。この1ビッ
トD/A変換器図において、11は多ビットデジタル信
号入力に一定のデジタル量の直流オフセット値が加算さ
れた出力がΣΔ変調器により変換された振幅情報を有す
る1ビットデジタルデータが周期Tで入力し、前記1ビ
ットディジタルデータ入力が“1”の時には、前記周期
Tの内で一定時間T1 だけ一定電圧VH となり、残りの
時間T2 =T−T1 は一定電圧VL となり、前記1ビッ
トディジタルデータ入力が“0”の時には、前記周期T
の全時間にわたって前記一定電圧VL となる形式のRZ
信号を発生するRZ信号発生回路である。
前記1ビットディジタルデータ入力がデータ入力端子D
に入力し、クロック信号CKがクロック入力端子に入力
する第1のD型フリップフロップ回路111と、上記第
1のD型フリップフロップ回路のデータ出力端子Qのデ
ータが入力するとともに前記クロック信号CKがゲート
禁止制御信号として入力する第1のゲート回路112
と、上記第1のゲート回路の出力信号を反転させる第1
のインバータ回路113とからなる。
が“1”の時には、前記周期Tの内で前記時間T1 だけ
前記一定電圧VL となり、前記残りの時間T2 は前記一
定電圧VH となり、前記1ビット入力ディジタルデータ
入力が“0”の時には、前記周期Tの全時間にわたって
前記一定電圧VH となる形式のRZ反転信号を発生する
RZ反転信号発生回路である。
は、前記1ビットディジタルデータ入力がインバータ回
路124により反転されたデータがデータ入力端子Dに
入力し、クロック信号がクロック入力端子に入力する第
2のD型フリップフロップ回路121と、上記第2のD
型フリップフロップ回路のデータ出力端子Qのデータが
入力するとともに前記クロック信号がゲート禁止制御信
号として入力する第2のゲート回路122と、上記第2
のゲート回路の出力信号を反転させる第2のインバータ
回路123とからなる。
子とRZ反転信号発生回路12の出力端子をそれぞれ抵
抗値rを有する抵抗素子R1、R2の各一端に接続し、
前記二つの抵抗素子R1、R2の各他端を共通に演算増
幅器131の反転入力端(−)に接続し、演算増幅器1
31の出力端と反転入力端(−)との間に抵抗素子r0
を接続してなり、前記RZ信号とRZ反転信号をアナロ
グ加算して両極性を有するPRZ信号を生成するアナロ
グ加算回路である。
れたPRZ信号を1ビット・ディジタル/アナログ変換
信号として出力するアナログフィルタである。15は上
記アナログフィルタの出力側に設けられたアナログミュ
ート回路であり、信号路に直列に挿入された直流成分カ
ット用の大容量の2個のコンデンサC1、C2と、上記
コンデンサC1、C2の直列接続ノードと接地電位ノー
ドとの間に接続され、ミュート信号入力MUTEにより
スイッチ制御されるミュートスイッチ用のNPNトラン
ジスタ151と、上記直列接続ノードと接地電位ノード
との間に接続された抵抗素子152と、ミュート信号入
力経路に直列に挿入された抵抗素子153とを有する。
上記ミュート信号MUTEは、ミュートオン時に活性状
態(“H”レベル)になり、ミュートオフ時に高インピ
ーダンス状態になる。
は、ボツ音の発生を防ぐために大容量のコンデンサC
1、C2を使用するので、コストがかさみ、IC(集積
回路)内部に構成することも困難であった。
で容易に構成できるようにするには、図13中に示すよ
うなミュート制御回路16が考えられる。図13に示す
1ビットD/A変換器は、図12に示した1ビットD/
A変換器と比べて、(1)直流成分カット用の大容量の
2個のコンデンサC1、C2を用いたアナログミュート
回路15が省略されている点、(2)ミュート信号入力
MUTEが活性化することにより、前記RZ信号発生回
路11のRZ信号出力を前記一定電圧VH またはVL に
固定し、前記RZ反転信号発生回路12のRZ反転信号
出力を前記一定電圧VL またはVH に固定するように制
御するミュート制御回路16を具備する点が異なり、そ
の他は同じであるので図12中と同一符号を付してい
る。
号入力MUTEがデータ入力端子Dに入力し、クロック
信号がクロック入力端子に入力する第3のD型フリップ
フロップ回路161と、上記第3のD型フリップフロッ
プ回路の出力信号を反転させて三入力の第1のゲート回
路112aおよび第2のゲート回路122aにゲート制
御信号として入力させる第3のインバータ回路162と
からなる。
ュート動作が行われる時(ミュート・オン時)に出力電
位は中点電位(VDD/2)となるが、1ビットデジタル
データ入力は、図7(a)に示したように、多ビットデ
ジタル信号入力に一定のデジタル量の直流オフセット値
が加算された出力がΣΔ変調により変換されたものであ
るので、ミュート・オフ時の出力電圧の平均値は、直流
オフセット分の電圧Vosだけ中点電位(VDD/2)から
ずれている。従って、ミュート動作のオン/オフの瞬間
に直流値がVosだけずれることによるボツ音が発生して
しまう。
トデジタル信号入力に一定のデジタル量の直流オフセッ
ト値が加算された出力がΣΔ変調により変換された振幅
情報を有する1ビットデジタルデータをアナログ信号に
変換する1ビットD/A変換器に設けられる従来のアナ
ログミュート回路は、ミュート・オフ時の出力電圧の平
均値が前記直流オフセット値の電圧Vosだけ中点電圧か
らずれているので、ミュート動作のオン/オフの瞬間に
直流値が直流オフセット値の電圧Vosだけずれることに
よるボツ音が発生してしまうという問題があった。
たもので、ミュート動作のオン/オフの瞬間にもボツ音
の発生を防止でき、IC化が容易で低価格で実現可能な
アナログミュート回路を有する1ビットD/A変換器を
提供することを目的とする。
変換器は、多ビットデジタル信号入力に一定のデジタル
量の直流オフセット値が加算された出力がΣΔ変調によ
り変換された振幅情報を有する1ビットデジタルデータ
が周期Tで入力し、前記1ビットディジタルデータ入力
が“1”の時には、前記周期Tの内で一定時間T1 だけ
一定電圧VH となり、残りの時間T2 =T−T1 は一定
電圧VL となり、前記1ビットディジタルデータ入力が
“0”の時には、前記周期Tの全時間にわたって前記一
定電圧VL となる形式のRZ信号を発生するRZ信号発
生回路と、前記1ビットディジタルデータ入力が“1”
の時には、前記周期Tの内で前記時間T1 だけ前記一定
電圧VL となり、前記残りの時間T2 は前記一定電圧V
H となり、前記1ビット入力ディジタルデータ入力が
“0”の時には、前記周期Tの全時間にわたって前記一
定電圧VH となる形式のRZ反転信号を発生するRZ反
転信号発生回路と、前記RZ信号とRZ反転信号をアナ
ログ加算して両極性を有するPRZ信号を生成するアナ
ログ加算回路と、前記アナログ加算回路で生成されたP
RZ信号を1ビット・ディジタル/アナログ変換信号と
して出力するアナログフィルタと、ミュート信号入力が
活性化することにより、前記RZ信号発生回路のRZ信
号出力を前記一定電圧VH またはVL に固定し、前記R
Z反転信号発生のRZ反転信号出力を前記一定電圧VL
またはVH に固定するように制御する制御回路とを具備
し、前記アナログ加算回路は、多ビットデジタル信号入
力が“0”データである時の出力電位の平均値と前記ミ
ュート信号入力が活性化した時の出力電位が等しくなる
ように構成されていることを特徴とする。
デジタル信号入力に一定のデジタル量の直流オフセット
値を加算するオフセット加算回路と、前記オフセット加
算回路の出力を振幅情報を有する1ビットデジタル信号
に変換するΣΔ変調器と、前記ΣΔ変調器から出力する
1ビットデジタル信号をアナログ信号に変換するために
設けられた1ビットD/A変換器とを具備し、上記1ビ
ットD/A変換器として本発明の1ビットD/A変換器
を用いたことを特徴とする。
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実
施の形態に係るPRZ型1ビットD/A変換器の一例を
示している。
7(a)を参照して前述したようなD/A変換器におけ
る1ビットD/A変換器10として使用され、多ビット
デジタル信号入力に一定のデジタル量の直流オフセット
値が加算された出力がΣΔ変調により変換された振幅情
報を有する1ビットデジタルデータが入力し、これをP
RZ型形式のアナログ信号に変換するものである。
信号発生回路11、RZ反転信号発生回路12、アナロ
グ加算回路13aおよびミュート制御回路16を具備す
る。前記RZ信号発生回路11は、前記1ビットディジ
タルデータが周期Tで入力し、1ビットディジタルデー
タ入力が“1”の時には、前記周期Tの内で一定時間T
1 だけ一定電圧VH となり、残りの時間T2 =T−T1
は一定電圧VL となり、1ビットディジタルデータ入力
が“0”の時には、周期Tの全時間にわたって一定電圧
VL となる形式のRZ信号を発生するものである。
ビットディジタルデータ入力が“1”の時には、前記周
期Tの内で前記時間T1 だけ一定電圧VL となり、残り
の時間T2 は一定電圧VH となり、1ビット入力ディジ
タルデータ入力が“0”の時には、周期Tの全時間にわ
たって一定電圧VH となる形式のRZ反転信号を発生す
るものである。
信号とRZ反転信号をアナログ加算して両極性を有する
PRZ信号を生成するものであり、前記多ビットデジタ
ル信号入力が“0”データである時の出力電位の平均値
と前記ミュート信号入力MUTEが活性化した時の出力
電位が等しくなるように構成されている。
号入力が活性化することにより、前記RZ信号発生回路
11のRZ信号出力を一定電圧VH (またはVL )に固
定し、前記RZ反転信号発生12のRZ反転信号出力を
一定電圧VL (またはVH )に固定するように制御する
ものである。
転信号発生回路12、アナログ加算回路13aおよびミ
ュート制御回路16は、本例ではそれぞれ次に述べるよ
うに構成されているが、その具体的構成が限定されるも
のではない。
1ビットディジタルデータ入力がデータ入力端子Dに入
力し、クロック信号がクロック入力端子に入力する第1
のD型フリップフロップ回路111と、上記第1のD型
フリップフロップ回路のデータ出力端子Qのデータが入
力するとともに前記クロック信号がゲート禁止制御信号
として入力する三入力の第1のゲート回路112aと、
上記第1のゲート回路の出力信号を反転させる第1のイ
ンバータ回路113とからなる。
前記1ビットディジタルデータ入力がインバータ回路1
7により反転されたデータがデータ入力端子Dに入力
し、クロック信号がクロック入力端子に入力する第2の
D型フリップフロップ回路121と、上記第2のD型フ
リップフロップ回路のデータ出力端子Qのデータが入力
するとともに前記クロック信号がゲート禁止制御信号と
して入力する三入力の第2のゲート回路122aと、上
記第2のゲート回路の出力信号を反転させる第2のイン
バータ回路123とからなる。
Z信号発生回路11の出力端子とRZ反転信号発生回路
12の出力端子をそれぞれ対応して第1の抵抗素子R1
および第2の抵抗素子R2の各一端に接続し、上記二つ
の抵抗素子R1、R2の各他端を演算増器131の反転
入力端子(−)に共通に接続し、演算増器131の出力
端子と反転入力端子(−)との間に抵抗素子r0を接続
してなる。この場合、前記多ビットデジタル信号入力が
“0”データである時の出力電位の平均値とミュート信
号入力が活性化した時の出力電位とが等しくなるように
前記二つの抵抗素子R1、R2の値が設定されている。
ミュート信号入力MUTEがデータ入力端子Dに入力
し、クロック信号がクロック入力端子に入力する第3の
D型フリップフロップ回路161と、上記第3のD型フ
リップフロップ回路の出力信号を反転させた信号MUT
Ednを前記第1のゲート回路112aおよび第2のゲ
ート回路122aにゲート制御信号として入力させる第
3のインバータ回路162とからなる。
変換器の動作例を示すタイミング波形図である。次に、
図2を参照しながら図1中のPRZ型1ビットD/A変
換器の動作例を説明する。
は、RZ信号とその相補的な信号(RZ反転信号;RZ
cn)を生成した後にアナログ加算してPRZ信号を生
成する時に、ミュート信号入力MUTEが活性化する
(ミュート・オン)ことによりRZ信号発生回路11の
RZ信号出力を一定電圧VH に固定し、かつ、RZ反転
信号発生回路12の出力をRZ反転信号を一定電圧VL
に固定する(または、RZ信号発生回路11のRZ信号
出力を一定電圧VL に固定し、かつ、RZ反転信号発生
回路12のRZ反転信号出力を一定電圧VH に固定する
ように変形してもよい)ことにより、PRZ信号出力を
ミュート状態にする。
ようにΣΔ変調器63に入力される前のデジタルデータ
はビート発生を防ぐために直流オフセットが加算されて
いるので、RZ信号およびRZ反転信号を抵抗加算型の
アナログ加算回路13aで加算してPRZ信号を生成す
る際に、抵抗加算の比率に応じて信号発生時の直流オフ
セットとミュート時の直流オフセットが同じ値になるよ
うに予め設定しておき、ミュートのオン/オフでボツ音
が発生しないようにしたものである。
/A変換器におけるアナログ加算回路では相等しい抵抗
値rを有する2つの抵抗素子が用いられているが、本例
ではRZ信号側の第1の抵抗素子R1の値をr+Δr、
RZ反転信号側の第2の抵抗素子R2の値をr−Δrに
ずらしている。
加算回路13aの等価回路を示している。次に、図3
(a)、(b)の等価回路を参照しながら、前記アナロ
グ加算回路13aではミュートのオン/オフでボツ音が
発生しない理由について説明する。ここで、1ビット出
力はVH とVL の2値しかとらない矩形波であり、この
矩形波をローパスフィルタを通すことにより平均化され
たアナログ出力が得られる。以下の説明では理解を容易
にするために、1ビット出力はこのローパスフィルタを
通った平均値で考える。
れVH =E(電源電圧)、VL =0(接地電位;GND
レベル)であるので、以後、簡単化のために上記値を使
って考察することとする。また、簡単化のために、T1
=T2 =T/2とする。
osとし、直流オフセットを含まない本来のデジタルデー
タ入力のD/A変換出力をVD とし、RZ信号発生回路
11の出力をe1 、RZ反転信号発生回路12の出力を
e2 とすると、e1 、e2 は次式で表される。
て構わない。
なRZ信号発生回路をアナログ加算したものをPRZ信
号発生器に置き換えたもので、等価電圧源をe、等価出
力抵抗をrとすると、eとrは次式(5)のようにな
る。
おくと、 e=E/2+Vos+EΔr/4r ……(7) となり、ミュートオンした状態ではe1 、e2 は前述し
たように以下の式(8)で表される。
ボツ音が出ないためには、前式(7)と(9)の右辺が
等しい必要がある。これより、Δrは Δr=−(4Vos/3E)r ……(10) となる。次に、ミュート・オンで e1 =0 e2 =E …(11) の場合は、 Δr=(4Vos/E)r ……(12) となる。
式の値に設定することにより、従来問題になっていたボ
ツ音を発生することがなくなり、良質なミュート回路を
IC化し易い形で実現することができる。
型1ビットD/A変換器の他の例を示している。図4
(a)に示すPRZ型1ビットD/A変換器は、図1に
示したPRZ型1ビットD/A変換器と比べて、RZ信
号発生回路11aおよびRZ反転信号発生回路12aが
異なり、その他は同じであるので図1中と同一符号を付
している。
示したRZ信号発生回路11と比べて、第1のゲート回
路112aの代わりに二入力の第1のゲート回路112
が用いられ、上記第1のゲート回路112の出力信号と
前記ミュート制御回路16の出力信号MUTEdnとの
論理和をとって前記第1のインバータ回路113に入力
させる第1のオア回路114が付加されている点が異な
り、その他は同じであるので図1中と同一符号を付して
いる。
は、図1中に示したRZ反転信号発生回路12と比べ
て、第2のゲート回路122aの代わりに二入力の第2
のゲート回路122が用いられ、上記第2のゲート回路
122の出力信号と前記ミュート制御回路16の出力信
号MUTEdnとの論理和をとって前記第2のインバー
タ回路123に入力させる第2のオア回路124が付加
されている点が異なり、その他は同じであるので図1中
と同一符号を付している。
D/A変換器においても、図1中に示したPRZ型1ビ
ットD/A変換器と基本的に同様の動作により同様の効
果が得られる。
A変換器のアナログ加算回路13aの中に、PRZ信号
をアナログ信号に変換して出力するためのアナログフィ
ルタ(図7中の20)を組み込んだ一例を示している。
算用の抵抗素子R1、R2で生成されたPRZ信号が入
力するCR群からなる二次フィルタである。131は上
記一次フィルタの出力信号が反転入力端子(−)に入力
し、非反転入力端子(+)が接地された演算増幅器、r
0は上記演算増幅器の出力端子と前記反転入力端子
(−)との間に挿入された抵抗素子、202は上記抵抗
素子に並列接続された容量素子であり、これらは三次フ
ィルタを形成している。
変形PRZ型1ビットD/A変換器の一例を示してお
り、その動作例のタイミング波形を図6に示している。
図5に示す変形PRZ型1ビットD/A変換器は、図1
に示したPRZ型1ビットD/A変換器と比べて、さら
に、前記RZ信号およびRZ反転信号のどちらか一方を
前記周期Tのk(kは1以上の整数)倍だけ遅延させる
遅延回路17を具備することにより、アナログ加算回路
13aで変形PRZ信号を生成するようにしたものであ
る。
ク信号がクロック入力端子に供給される第3のD型フリ
ップフロップ回路17がRZ反転信号発生回路12内の
第2のD型フリップフロップ回路121の前段に挿入さ
れており、第2のD型フリップフロップ回路121の1
ビットデジタルデータ入力を前記クロック信号CK(D
/A変換クロック)の整数倍だけ遅延させている。
換器においても、図1中に示したPRZ型1ビットD/
A変換器と基本的に同様の動作により、同様の効果が得
られる。
ト動作のオン/オフの瞬間にもボツ音の発生を防止で
き、IC化が容易で低価格で実現可能なアナログミュー
ト回路を有する1ビットD/A変換器を提供することが
できる。
ットD/A変換器の一例を示す回路図。
例を示す波形図。
路図。
例を示す回路図。
1ビットD/A変換器の一例を示す回路図。
動作例を示す波形図。
およびΣΔ変調器のシステム構成の一例を示す回路図。
(アイドリングパターン)の関係を示す図。
トD/A変換器の一例を示す回路図。
備えた1ビットD/A変換器を示す回路図。
Claims (4)
- 【請求項1】 多ビットデジタル信号入力に一定のデジ
タル量の直流オフセット値が加算された出力がΣΔ変調
により変換された振幅情報を有する1ビットデジタルデ
ータが周期Tで入力し、前記1ビットディジタルデータ
入力が“1”の時には、前記周期Tの内で一定時間T1
だけ一定電圧VH となり、残りの時間T2 =T−T1 は
一定電圧VL となり、前記1ビットディジタルデータ入
力が“0”の時には、前記周期Tの全時間にわたって前
記一定電圧VL となる形式のRZ信号を発生するRZ信
号発生回路と、 前記1ビットディジタルデータ入力が“1”の時には、
前記周期Tの内で前記時間T1 だけ前記一定電圧VL と
なり、前記残りの時間T2 は前記一定電圧VHとなり、
前記1ビット入力ディジタルデータ入力が“0”の時に
は、前記周期Tの全時間にわたって前記一定電圧VH と
なる形式のRZ反転信号を発生するRZ反転信号発生回
路と、 前記RZ信号とRZ反転信号をアナログ加算して両極性
を有するPRZ信号を生成するアナログ加算回路と、 前記アナログ加算回路で生成されたPRZ信号を1ビッ
ト・ディジタル/アナログ変換信号として出力するアナ
ログフィルタと、 ミュート信号入力が活性化することにより、前記RZ信
号発生回路のRZ信号出力を前記一定電圧VH またはV
L に固定し、前記RZ反転信号発生回路のRZ反転信号
出力を前記一定電圧VL またはVH に固定するように制
御するミュート制御回路とを具備し、 前記アナログ加算回路は、多ビットデジタル信号入力が
“0”データである時の出力電位の平均値と前記ミュー
ト信号入力が活性化した時の出力電位が等しくなるよう
に構成されていることを特徴とする1ビットD/A変換
器。 - 【請求項2】 請求項1記載の1ビットD/A変換器に
おいて、さらに、前記RZ信号および前記RZ反転信号
のどちらか一方を前記周期Tのk(kは1以上の整数)
倍遅延させる遅延回路を具備することにより、前記アナ
ログ加算回路で変形PRZ信号を生成することを特徴と
する1ビットD/A変換器。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の1ビットD/A
変換器において、前記アナログ加算回路は、前記RZ信
号発生回路の出力端子とRZ反転信号発生回路の出力端
子をそれぞれ対応して第1の抵抗素子および第2の抵抗
素子の各一端に接続し、前記二つの抵抗素子の各他端を
共通に接続してなり、前記多ビットデジタル信号入力が
“0”データである時の出力電位の平均値と前記ミュー
ト信号入力が活性化した時の出力電位とが等しくなるよ
うに前記二つの抵抗素子の値が設定されていることを特
徴とする1ビットD/A変換器。 - 【請求項4】 多ビットデジタル信号入力に一定のデジ
タル量の直流オフセット値を加算するオフセット加算回
路と、前記オフセット加算回路の出力を振幅情報を有す
る1ビットデジタル信号に変換するΣΔ変調器と、前記
ΣΔ変調器から出力する1ビットデジタル信号を所定の
アナログ信号に変換するために設けられた前記請求項1
乃至3のいずれかに記載の1ビットD/A変換器とを具
備することを特徴とするD/A変換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33041095A JP3290873B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 1ビットd/a変換器およびd/a変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33041095A JP3290873B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 1ビットd/a変換器およびd/a変換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09172375A true JPH09172375A (ja) | 1997-06-30 |
| JP3290873B2 JP3290873B2 (ja) | 2002-06-10 |
Family
ID=18232295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33041095A Expired - Fee Related JP3290873B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 1ビットd/a変換器およびd/a変換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3290873B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6114981A (en) * | 1997-12-05 | 2000-09-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | D/A converter |
| JP2008017335A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Yamaha Corp | D級増幅器 |
| JP2024069854A (ja) * | 2022-11-10 | 2024-05-22 | 学校法人大阪産業大学 | デルタシグマモジュレータ |
-
1995
- 1995-12-19 JP JP33041095A patent/JP3290873B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6114981A (en) * | 1997-12-05 | 2000-09-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | D/A converter |
| JP2008017335A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Yamaha Corp | D級増幅器 |
| JP2024069854A (ja) * | 2022-11-10 | 2024-05-22 | 学校法人大阪産業大学 | デルタシグマモジュレータ |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3290873B2 (ja) | 2002-06-10 |
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