JPH09172384A - Amラジオ放送の受信装置 - Google Patents
Amラジオ放送の受信装置Info
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- JPH09172384A JPH09172384A JP7348737A JP34873795A JPH09172384A JP H09172384 A JPH09172384 A JP H09172384A JP 7348737 A JP7348737 A JP 7348737A JP 34873795 A JP34873795 A JP 34873795A JP H09172384 A JPH09172384 A JP H09172384A
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- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
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- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
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- H03D1/2245—Homodyne or synchrodyne circuits using two quadrature channels
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- Signal Processing (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 中間周波選択素子をICに内蔵できるデジタ
ルチューニング方式のAMラジオ放送の受信装置を実現
する。 【解決手段】 ダブルスーパーへテロダインの構成と
し、第1中間周波数を零でない数kHzの低い周波数に
選定し、第2中間周波数は数10kHzに選定する。第
1および第2の第1ミキサ回路12、22に、受信信号
と、第1局部発振回路31からの互いに位相が90度異
なる第1および第2の第1局部発振信号を供給して第1
中間周波信号を生成し、フィルタ13、23で第1中間
周波信号を選択して得る。第2ミキサ回路14、24
に、フィルタ13、23からの第1中間周波信号を供給
すると共に、第2局部発振回路32からの互いに位相が
90度異なる第1および第2の第2局部発振信号を供給
する。第2ミキサ14、24の出力を加算回路15で加
算し、その加算出力をフィルタ16を通して第2中間周
波信号を得る。第2中間周波信号を増幅し、検波して音
声信号を得る。
ルチューニング方式のAMラジオ放送の受信装置を実現
する。 【解決手段】 ダブルスーパーへテロダインの構成と
し、第1中間周波数を零でない数kHzの低い周波数に
選定し、第2中間周波数は数10kHzに選定する。第
1および第2の第1ミキサ回路12、22に、受信信号
と、第1局部発振回路31からの互いに位相が90度異
なる第1および第2の第1局部発振信号を供給して第1
中間周波信号を生成し、フィルタ13、23で第1中間
周波信号を選択して得る。第2ミキサ回路14、24
に、フィルタ13、23からの第1中間周波信号を供給
すると共に、第2局部発振回路32からの互いに位相が
90度異なる第1および第2の第2局部発振信号を供給
する。第2ミキサ14、24の出力を加算回路15で加
算し、その加算出力をフィルタ16を通して第2中間周
波信号を得る。第2中間周波信号を増幅し、検波して音
声信号を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PLLを用いた
デジタルチューニング方式のAMラジオ放送の受信装置
に関する。
デジタルチューニング方式のAMラジオ放送の受信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーヘテロダイン型のラジオ放送の
受信装置の構成は、次のようなものである。
受信装置の構成は、次のようなものである。
【0003】すなわち、アンテナで放送電波を受信して
得た微弱な信号を高周波増幅器で増幅し、この増幅した
信号をミキサ回路で局部発振信号と混合して中間周波信
号を得る。ミキサ回路の出力には、中間周波信号以外の
信号成分も含まれるため、ミキサ回路の出力から、中間
周波選択素子(フィルタ)で選択して、中間周波信号の
みを得る。この中間周波信号を中間周波増幅回路で増幅
する。そして、増幅した中間周波信号をAM検波回路で
検波して音声信号成分を得るようにする。
得た微弱な信号を高周波増幅器で増幅し、この増幅した
信号をミキサ回路で局部発振信号と混合して中間周波信
号を得る。ミキサ回路の出力には、中間周波信号以外の
信号成分も含まれるため、ミキサ回路の出力から、中間
周波選択素子(フィルタ)で選択して、中間周波信号の
みを得る。この中間周波信号を中間周波増幅回路で増幅
する。そして、増幅した中間周波信号をAM検波回路で
検波して音声信号成分を得るようにする。
【0004】この場合、受信周波数と局部発振周波数と
の差が中間周波数になるので、受信周波数は局部発振周
波数の値を変えることで決定される。この受信周波数の
値を変えることがチューニングである。
の差が中間周波数になるので、受信周波数は局部発振周
波数の値を変えることで決定される。この受信周波数の
値を変えることがチューニングである。
【0005】ラジオ放送の受信装置のチューニング方式
には、アナログ方式とデジタル方式とがある。アナログ
方式は、バリアブルコンデンサを使用したもので、チュ
ーニングつまみを回すことにより、局部発振周波数を連
続的に可変させて、希望する受信周波数を選択する。
には、アナログ方式とデジタル方式とがある。アナログ
方式は、バリアブルコンデンサを使用したもので、チュ
ーニングつまみを回すことにより、局部発振周波数を連
続的に可変させて、希望する受信周波数を選択する。
【0006】デジタル方式は、PLLにより局部発振回
路を構成し、PLLの一部を構成する可変分周器の分周
比Nを変えることで、局部発振周波数を、例えばAM放
送のラジオ受信機であれば、9kHzあるいは10kH
zおきに離散的に変えて受信周波数を変え、希望する放
送周波数を選択する。前記分周比Nは、例えばマイクロ
コンピュータから与えられる。
路を構成し、PLLの一部を構成する可変分周器の分周
比Nを変えることで、局部発振周波数を、例えばAM放
送のラジオ受信機であれば、9kHzあるいは10kH
zおきに離散的に変えて受信周波数を変え、希望する放
送周波数を選択する。前記分周比Nは、例えばマイクロ
コンピュータから与えられる。
【0007】このデジタルチューニング方式の場合、希
望する放送局の受信周波数をミキサ回路で中間周波数に
変換するための局部発振周波数を得るための分周比N
を、例えばボタンに対応してメモリにプリセットしてお
くことにより、当該ボタンを押すだけで、希望する受信
周波数の放送を選局することができ、アナログ方式のよ
うなチューニングつまみによる微調整を必要としないの
で、使い勝手が良いという特徴がある。また、デジタル
チューニング方式のラジオ放送の受信装置は、IC化も
容易になるというメリットがある。
望する放送局の受信周波数をミキサ回路で中間周波数に
変換するための局部発振周波数を得るための分周比N
を、例えばボタンに対応してメモリにプリセットしてお
くことにより、当該ボタンを押すだけで、希望する受信
周波数の放送を選局することができ、アナログ方式のよ
うなチューニングつまみによる微調整を必要としないの
で、使い勝手が良いという特徴がある。また、デジタル
チューニング方式のラジオ放送の受信装置は、IC化も
容易になるというメリットがある。
【0008】このため、ラジオ放送の受信装置の分野に
おいては、アナログチューニング方式から、PLLを用
いたデジタルチューニング方式へとチューニング方式は
変化してきている。
おいては、アナログチューニング方式から、PLLを用
いたデジタルチューニング方式へとチューニング方式は
変化してきている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、中間周波数
は、固定した値でなければならない。しかしながら、中
間周波選択素子(フィルタ)の選択特性にずれ(フィル
タの通過中心周波数のずれ)があると、中間周波数が変
動することになる。受信周波数と局部発振周波数との差
が中間周波数であるから、中間周波数が変動すると受信
周波数がずれてしまうことになる。
は、固定した値でなければならない。しかしながら、中
間周波選択素子(フィルタ)の選択特性にずれ(フィル
タの通過中心周波数のずれ)があると、中間周波数が変
動することになる。受信周波数と局部発振周波数との差
が中間周波数であるから、中間周波数が変動すると受信
周波数がずれてしまうことになる。
【0010】アナログチューニング方式のラジオ受信機
では、局部発振周波数の可変方法が上述したように連続
的であるので、中間周波数が変動することにより受信周
波数が数kHzずれても、つまみによる微調整を行うこ
とで、問題を生じない。
では、局部発振周波数の可変方法が上述したように連続
的であるので、中間周波数が変動することにより受信周
波数が数kHzずれても、つまみによる微調整を行うこ
とで、問題を生じない。
【0011】しかしながら、デジタルチューニング方式
のラジオ受信機では、受信周波数が、上述したように、
離散的に9kHzあるいは10kHzおきに変わるた
め、受信周波数が数kHzずれると、希望する放送局を
受信できなくなる。
のラジオ受信機では、受信周波数が、上述したように、
離散的に9kHzあるいは10kHzおきに変わるた
め、受信周波数が数kHzずれると、希望する放送局を
受信できなくなる。
【0012】すなわち、中間周波選択素子を、IC内
で、容量と抵抗からなるアクティブフィルタで構成する
と、ICの製造上のばらつきから抵抗値が、例えば±2
0%程度、ばらついてしまう。そのため、IC内部に構
成したアクティブフィルタの通過中心周波数も同程度ば
らついてしまう。中間周波数が数10kHz例えば50
kHzの場合でも、中間周波選択素子の通過中心周波数
が10kHzもずれてしまい、希望する放送局を受信で
きなくなるのである。
で、容量と抵抗からなるアクティブフィルタで構成する
と、ICの製造上のばらつきから抵抗値が、例えば±2
0%程度、ばらついてしまう。そのため、IC内部に構
成したアクティブフィルタの通過中心周波数も同程度ば
らついてしまう。中間周波数が数10kHz例えば50
kHzの場合でも、中間周波選択素子の通過中心周波数
が10kHzもずれてしまい、希望する放送局を受信で
きなくなるのである。
【0013】そこで、従来のデジタルチューニング方式
のラジオ放送の受信装置では、中間周波数の変動をなく
すために、中間周波数選択用のフィルタとしてセラミッ
クフィルタを使用していた。
のラジオ放送の受信装置では、中間周波数の変動をなく
すために、中間周波数選択用のフィルタとしてセラミッ
クフィルタを使用していた。
【0014】しかし、このセラミックフィルタは、IC
に対して外付けとする必要があるとともに、高価格であ
り、また、大きい部品であるため、ラジオ受信機を薄型
および小形にすることが難しいという問題があった。
に対して外付けとする必要があるとともに、高価格であ
り、また、大きい部品であるため、ラジオ受信機を薄型
および小形にすることが難しいという問題があった。
【0015】この発明は、以上の点にかんがみ、デジタ
ルチューニング方式を採用するAMラジオ放送の受信装
置において、ICに内蔵した容量と抵抗で構成されたア
クティブフィルタで中間周波選択素子を構成しても、受
信周波数がずれることなく、希望する放送局を確実に選
択できるようにすることを目的とする。
ルチューニング方式を採用するAMラジオ放送の受信装
置において、ICに内蔵した容量と抵抗で構成されたア
クティブフィルタで中間周波選択素子を構成しても、受
信周波数がずれることなく、希望する放送局を確実に選
択できるようにすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明によるAMラジオ放送の受信装置は、PL
Lからなる発振器を有し、互いに位相が90度異なる第
1および第2の第1局部発振信号を出力する第1局部発
振回路と、前記第1局部発振回路からの前記第1の第1
局部発振信号と、受信した信号とが供給される第1のミ
キサ回路と、前記第1局部発振回路からの前記第2の第
1局部発振信号と、前記受信した信号とが供給される第
2のミキサ回路と、前記第1のミキサ回路の出力信号か
ら、第1中間周波数の信号を取り出す第1のフィルタ
と、前記第2のミキサ回路の出力信号から、前記第1中
間周波数の信号を取り出す第2のフィルタと、前記第1
および第2のフィルタからの前記第1中間周波数の信号
が、それぞれ供給される第3および第4のミキサ回路
と、前記第3および第4のミキサ回路に供給する、互い
に位相が90度異なる第1および第2の第2局部発振信
号を出力する第2局部発振回路と、前記第3および第4
のミキサ回路の出力信号を加算する加算回路と、前記加
算回路の出力信号から第2中間周波数の信号を得る第3
のフィルタと、前記第3のフィルタからの前記第2中間
周波数の信号を増幅する中間周波増幅回路と、前記中間
周波増幅回路の出力信号をAM検波して音声信号を得る
AM検波回路とを備え、前記第1中間周波数は、前記第
1および第2のフィルタでの通過中心周波数のばらつき
が、前記第1局部発振周波数の離散的な周波数変化の単
位の1/2以下になるような低い周波数(零を除く)に
設定されたことを特徴とする。
め、この発明によるAMラジオ放送の受信装置は、PL
Lからなる発振器を有し、互いに位相が90度異なる第
1および第2の第1局部発振信号を出力する第1局部発
振回路と、前記第1局部発振回路からの前記第1の第1
局部発振信号と、受信した信号とが供給される第1のミ
キサ回路と、前記第1局部発振回路からの前記第2の第
1局部発振信号と、前記受信した信号とが供給される第
2のミキサ回路と、前記第1のミキサ回路の出力信号か
ら、第1中間周波数の信号を取り出す第1のフィルタ
と、前記第2のミキサ回路の出力信号から、前記第1中
間周波数の信号を取り出す第2のフィルタと、前記第1
および第2のフィルタからの前記第1中間周波数の信号
が、それぞれ供給される第3および第4のミキサ回路
と、前記第3および第4のミキサ回路に供給する、互い
に位相が90度異なる第1および第2の第2局部発振信
号を出力する第2局部発振回路と、前記第3および第4
のミキサ回路の出力信号を加算する加算回路と、前記加
算回路の出力信号から第2中間周波数の信号を得る第3
のフィルタと、前記第3のフィルタからの前記第2中間
周波数の信号を増幅する中間周波増幅回路と、前記中間
周波増幅回路の出力信号をAM検波して音声信号を得る
AM検波回路とを備え、前記第1中間周波数は、前記第
1および第2のフィルタでの通過中心周波数のばらつき
が、前記第1局部発振周波数の離散的な周波数変化の単
位の1/2以下になるような低い周波数(零を除く)に
設定されたことを特徴とする。
【0017】上述の構成の、この発明によるAMラジオ
放送の受信装置においては、第1の中間周波数が第1局
部発振周波数の離散的な周波数変化の単位の1/2以下
になるような低い周波数、例えば数kHzにされるの
で、第1および第2のフィルタで通過中心周波数のばら
つきがあっても、それは小さくなり、確実に希望する放
送局を選択できる。
放送の受信装置においては、第1の中間周波数が第1局
部発振周波数の離散的な周波数変化の単位の1/2以下
になるような低い周波数、例えば数kHzにされるの
で、第1および第2のフィルタで通過中心周波数のばら
つきがあっても、それは小さくなり、確実に希望する放
送局を選択できる。
【0018】また、第1中間周波数が低いことにより、
イメージ妨害が問題になるが、この発明では、第1中間
周波段での第1および第2のミキサ回路の直交関係の構
成とされ、第2中間周波段での第3および第4の直交関
係の構成とされ、さらに、第3および第4のミキサ回路
の出力信号が加算回路で加算される構成により、イメー
ジ妨害が少ない構成とされている。
イメージ妨害が問題になるが、この発明では、第1中間
周波段での第1および第2のミキサ回路の直交関係の構
成とされ、第2中間周波段での第3および第4の直交関
係の構成とされ、さらに、第3および第4のミキサ回路
の出力信号が加算回路で加算される構成により、イメー
ジ妨害が少ない構成とされている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明によるAMラジオ
放送の受信装置の一実施の形態を、図を参照しながら説
明する。
放送の受信装置の一実施の形態を、図を参照しながら説
明する。
【0020】図1は、この実施の形態のAMラジオ放送
の受信装置のブロック図を示すもので、これはIC化さ
れているものである。図1において、一点鎖線で囲む部
分が一つのICを構成している。
の受信装置のブロック図を示すもので、これはIC化さ
れているものである。図1において、一点鎖線で囲む部
分が一つのICを構成している。
【0021】この実施の形態の受信装置は、ダブルスー
パーヘテロダイン方式の構成とするとともに、第1中間
周波数は数kHz、第2中間周波数は数10kHzとし
て、ICのばらつきがあっても受信周波数のばらつきを
約1kHz程度に押さえるようにしている。以下に説明
する例では、第1中間周波数は3kHz、第2中間周波
数は50kHzに選定されている。
パーヘテロダイン方式の構成とするとともに、第1中間
周波数は数kHz、第2中間周波数は数10kHzとし
て、ICのばらつきがあっても受信周波数のばらつきを
約1kHz程度に押さえるようにしている。以下に説明
する例では、第1中間周波数は3kHz、第2中間周波
数は50kHzに選定されている。
【0022】すなわち、ICに対して外にあるアンテナ
10で受信された受信信号Sr は、高周波同調回路11
を通じて第1および第2の第1ミキサ回路12および2
2に供給される。
10で受信された受信信号Sr は、高周波同調回路11
を通じて第1および第2の第1ミキサ回路12および2
2に供給される。
【0023】一方、第1局部発振回路31からは、互い
に90度の位相差を有する第1および第2の第1局部発
振信号S31iおよびS31qが得られる。そして、第1の
第1局部発振信号S31iがミキサ回路12に、第2の第
1局部発振信号S31qがミキサ回路22に、それぞれ供
給される。
に90度の位相差を有する第1および第2の第1局部発
振信号S31iおよびS31qが得られる。そして、第1の
第1局部発振信号S31iがミキサ回路12に、第2の第
1局部発振信号S31qがミキサ回路22に、それぞれ供
給される。
【0024】第1局部発振回路31は、PLL構成とさ
れている。この例においては、図示のように、可変周波
数発振器314は、IC内に設けられるが、PLLを構
成するその他の要素は、他のICとして構成されてい
る。
れている。この例においては、図示のように、可変周波
数発振器314は、IC内に設けられるが、PLLを構
成するその他の要素は、他のICとして構成されてい
る。
【0025】そして、第1局部発振回路31において
は、例えば水晶振動子を用いた高周波数精度の基準発振
器311からの発振出力信号が、分周器312に供給さ
れて分周され、この分周回路312の出力信号が位相比
較回路313に供給される。また、可変周波数発振器3
14の出力信号が可変分周回路315により分周され、
位相比較回路313に供給される。
は、例えば水晶振動子を用いた高周波数精度の基準発振
器311からの発振出力信号が、分周器312に供給さ
れて分周され、この分周回路312の出力信号が位相比
較回路313に供給される。また、可変周波数発振器3
14の出力信号が可変分周回路315により分周され、
位相比較回路313に供給される。
【0026】可変分周回路315には、例えばマイクロ
コンピュータからその分周比を決定するための情報が供
給される。この可変分周回路315の分周比は、前述し
たように、受信周波数に応じたものとなる。
コンピュータからその分周比を決定するための情報が供
給される。この可変分周回路315の分周比は、前述し
たように、受信周波数に応じたものとなる。
【0027】位相比較回路313は、2つの入力信号を
位相比較し、両入力信号の周波数が等しく、かつ、一定
の位相関係になるようにするための誤差電圧VCNT を出
力する。この誤差電圧VCNT は、可変周波数発振器31
4の周波数を決定するための図示しないバリキャップに
印加され、可変周波数発振器314の周波数が制御され
る。なお、バリキャップは、ICに対して外付けであ
る。
位相比較し、両入力信号の周波数が等しく、かつ、一定
の位相関係になるようにするための誤差電圧VCNT を出
力する。この誤差電圧VCNT は、可変周波数発振器31
4の周波数を決定するための図示しないバリキャップに
印加され、可変周波数発振器314の周波数が制御され
る。なお、バリキャップは、ICに対して外付けであ
る。
【0028】そして、可変周波数発振器314の出力周
波数信号は、分周回路316に供給されて分周される。
そして、この分周回路316から、それぞれ周波数が等
しく、位相が互いに90度異なる第1および第2の第1
局部発振信号S31iおよびS31qが得られる。
波数信号は、分周回路316に供給されて分周される。
そして、この分周回路316から、それぞれ周波数が等
しく、位相が互いに90度異なる第1および第2の第1
局部発振信号S31iおよびS31qが得られる。
【0029】この場合、可変分周回路315の分周比を
1ステップ変化させると、第1および第2の第1局部発
振信号S31iおよびS31qの周波数は、デジタルチュー
ニングする受信周波数の離散的な変化の周波数、例えば
9kHzだけ変化する。そして、この実施の形態の場
合、第1および第2の第1局部発振信号S31iおよびS
31qの周波数は、選択すべき受信周波数に対して3kH
z異なるものとなる。
1ステップ変化させると、第1および第2の第1局部発
振信号S31iおよびS31qの周波数は、デジタルチュー
ニングする受信周波数の離散的な変化の周波数、例えば
9kHzだけ変化する。そして、この実施の形態の場
合、第1および第2の第1局部発振信号S31iおよびS
31qの周波数は、選択すべき受信周波数に対して3kH
z異なるものとなる。
【0030】第1および第2の第1ミキサ回路12およ
び22では、高周波同調回路11からの受信信号Sr
と、前記の第1および第2の第1局部発振信号とがそれ
ぞれ混合されて、第1ミキサ回路12および22から
は、互いに直交関係にあるとともに、それぞれ選択すべ
き受信信号が第1中間周波数の信号に変換された信号S
12およびS22が得られる。
び22では、高周波同調回路11からの受信信号Sr
と、前記の第1および第2の第1局部発振信号とがそれ
ぞれ混合されて、第1ミキサ回路12および22から
は、互いに直交関係にあるとともに、それぞれ選択すべ
き受信信号が第1中間周波数の信号に変換された信号S
12およびS22が得られる。
【0031】これら信号S12およびS22は、それぞれ第
1中間周波フィルタ13および23に供給されて、これ
らより、選択すべき受信信号の第1中間周波数の信号S
13およびS23がそれぞれ得られる。この場合、第1中間
周波数は、3kHzであるので、第1中間周波フィルタ
13および23は、カットオフ周波数が6kHzのロー
パスフィルタであり、IC内において抵抗と容量からな
るアクティブフィルタとして構成されているものであ
る。
1中間周波フィルタ13および23に供給されて、これ
らより、選択すべき受信信号の第1中間周波数の信号S
13およびS23がそれぞれ得られる。この場合、第1中間
周波数は、3kHzであるので、第1中間周波フィルタ
13および23は、カットオフ周波数が6kHzのロー
パスフィルタであり、IC内において抵抗と容量からな
るアクティブフィルタとして構成されているものであ
る。
【0032】この第1中間周波フィルタ13および23
の出力信号は、第1および第2の第2ミキサ回路14お
よび24に供給される。
の出力信号は、第1および第2の第2ミキサ回路14お
よび24に供給される。
【0033】第2局部発振回路32は、固定周波数の発
振器321と、分周回路322とからなる。この実施の
形態の場合、発振器321は、すべてIC内に構成され
ているものであって、抵抗と容量とICの温度特性で決
まり、トランジスタの特性のばらつきの影響を受けない
CR発振器の構成とされている。この発振器321につ
いては、後で詳述する。
振器321と、分周回路322とからなる。この実施の
形態の場合、発振器321は、すべてIC内に構成され
ているものであって、抵抗と容量とICの温度特性で決
まり、トランジスタの特性のばらつきの影響を受けない
CR発振器の構成とされている。この発振器321につ
いては、後で詳述する。
【0034】この第2局部発振回路32においては、発
振器321からの発振信号が分周回路322に供給さ
れ、この分周回路322から、互いに90度の位相差を
有し、周波数が47kHzの第1および第2の第2局部
発振信号S32qおよびS32iが得られる。そして、第1
の第2局部発振信号S32qがミキサ回路14に、第2の
第2局部発振信号S32iがミキサ回路24に、それぞれ
供給される。
振器321からの発振信号が分周回路322に供給さ
れ、この分周回路322から、互いに90度の位相差を
有し、周波数が47kHzの第1および第2の第2局部
発振信号S32qおよびS32iが得られる。そして、第1
の第2局部発振信号S32qがミキサ回路14に、第2の
第2局部発振信号S32iがミキサ回路24に、それぞれ
供給される。
【0035】第2ミキサ回路14および24からは、そ
れぞれ第2中間周波数50kHzの信号S14およびS24
が得られる。そして、これら第2ミキサ回路14および
24からの第2中間周波数の信号S14およびS24が、加
算回路15に供給されて、加算される。そして、この加
算回路15からの加算出力信号が第2中間周波フィルタ
16に供給される。この第2中間周波フィルタ16は、
通過中心周波数が50kHzのバンドパスフィルタであ
り、IC内において抵抗と容量からなるアクティブフィ
ルタとして構成されているものである。
れぞれ第2中間周波数50kHzの信号S14およびS24
が得られる。そして、これら第2ミキサ回路14および
24からの第2中間周波数の信号S14およびS24が、加
算回路15に供給されて、加算される。そして、この加
算回路15からの加算出力信号が第2中間周波フィルタ
16に供給される。この第2中間周波フィルタ16は、
通過中心周波数が50kHzのバンドパスフィルタであ
り、IC内において抵抗と容量からなるアクティブフィ
ルタとして構成されているものである。
【0036】このフィルタ16の出力信号は、中間周波
増幅回路17で増幅され、AM検波回路18で検波され
て、音声信号が復調される。
増幅回路17で増幅され、AM検波回路18で検波され
て、音声信号が復調される。
【0037】次に、この実施の形態の場合のダブルスー
パーヘテロダイン方式により、第2中間周波信号を得る
までの動作を、数式を用いて、さらに説明する。
パーヘテロダイン方式により、第2中間周波信号を得る
までの動作を、数式を用いて、さらに説明する。
【0038】この場合、簡単のため、図2Aに示すよう
に、受信信号Srが、そのキャリア周波数から周波数D
だけ離れた下側帯波の帯域内および上側帯波の帯域内に
信号成分Saを有するとともに、 ωo:受信信号Srのキャリア周波数(角周波数) Eo:受信信号Srのキャリア振幅 Ea:キャリア周波数から周波数Dだけ離れた信号成分
の振幅 とすれば、 Sr=Eo・sin ωot+Ea{sin(ωo−D)t+si
n(ωo+D)t} となる。
に、受信信号Srが、そのキャリア周波数から周波数D
だけ離れた下側帯波の帯域内および上側帯波の帯域内に
信号成分Saを有するとともに、 ωo:受信信号Srのキャリア周波数(角周波数) Eo:受信信号Srのキャリア振幅 Ea:キャリア周波数から周波数Dだけ離れた信号成分
の振幅 とすれば、 Sr=Eo・sin ωot+Ea{sin(ωo−D)t+si
n(ωo+D)t} となる。
【0039】ここで、 L=ωo−D U=ωo+D とすれば、 Sr=Eo・sin ωot+Ea(sin Lt+sin Ut) となる。
【0040】また、 E1:第1局部発振信号S31i、S31qの振幅 ωc:第1局部発振周波数 とすれば、 S31i=E1・sin ωct S31q=E1・cos ωct ωc=ωo+ωi ωi=2πfi (fiは第1中間周波数で、fi=3kHz)である。
【0041】したがって、ミキサ回路12、22の出力
信号S12、S22は、 S12=Sr・S31i =(Eo・sin ωot+Ea・sin Lt+Ea・sin Ut) ×E1・sin ωct =αc{−cos (ωo+ωc)t+cos (ωc−ωo)t} +αa{−cos (L+ωc)t+cos (ωc−L)t} +αa{−cos (U+ωc)t+cos (U−ωc)t} =αc{−cos (ωo+ωc)t+cos ωit} +αa{−cos (L+ωc)t+cos (ωc−L)t} +αa{−cos (U+ωc)t+cos (U−ωc)t} S22=Sr・S31q =(Eo・sin ωot+Ea・sin Lt+Ea・sin Ut) ×E1・cos ωct =αc{sin (ωo+ωc)t−sin (ωc−ωo)t} +αa{sin (L+ωc)t−sin (ωc−L)t} +αb{sin (U+ωc)t+sin (U−ωc)t} =αc{sin (ωo+ωc)t−sin ωit} +αa{sin (L+ωc)t−sin (ωc−L)t} +αa{sin (U+ωc)t+sin (U−ωc)t} αc=Eo・E1/2 αa=Ea・E1/2 となる。
信号S12、S22は、 S12=Sr・S31i =(Eo・sin ωot+Ea・sin Lt+Ea・sin Ut) ×E1・sin ωct =αc{−cos (ωo+ωc)t+cos (ωc−ωo)t} +αa{−cos (L+ωc)t+cos (ωc−L)t} +αa{−cos (U+ωc)t+cos (U−ωc)t} =αc{−cos (ωo+ωc)t+cos ωit} +αa{−cos (L+ωc)t+cos (ωc−L)t} +αa{−cos (U+ωc)t+cos (U−ωc)t} S22=Sr・S31q =(Eo・sin ωot+Ea・sin Lt+Ea・sin Ut) ×E1・cos ωct =αc{sin (ωo+ωc)t−sin (ωc−ωo)t} +αa{sin (L+ωc)t−sin (ωc−L)t} +αb{sin (U+ωc)t+sin (U−ωc)t} =αc{sin (ωo+ωc)t−sin ωit} +αa{sin (L+ωc)t−sin (ωc−L)t} +αa{sin (U+ωc)t+sin (U−ωc)t} αc=Eo・E1/2 αa=Ea・E1/2 となる。
【0042】そして、これら信号S12、S22が第1中間
周波フィルタ(ローパスフィルタ)13、23に供給さ
れるので、これらフィルタ13および23から取り出さ
れる、第1中間周波信号S13、S23は、 S13=αc・cos ωit +αa{cos (ωc−L)t}+cos (U−ωc)t} S23=−αc・sin ωit −αa{sin (ωc−L)t−αa・sin (U−ωc)t} となる。
周波フィルタ(ローパスフィルタ)13、23に供給さ
れるので、これらフィルタ13および23から取り出さ
れる、第1中間周波信号S13、S23は、 S13=αc・cos ωit +αa{cos (ωc−L)t}+cos (U−ωc)t} S23=−αc・sin ωit −αa{sin (ωc−L)t−αa・sin (U−ωc)t} となる。
【0043】さらに、これら信号S13、S23が、直交変
換の第2ミキサ回路14、24に供給される。したがっ
て、 S32i=E2・sin ωst S32q=E2・cos ωst E2:第2局部発振信号S32i、S32qの振幅 ωs=2πfs (fs=47kHz) ωI=ωs+ωi=2πfI (fIは第2中間周波数でfI=50kHz)とすれば、 S14=S13・S32q ={αc・cos ωit+αa・cos (ωc−L)t +αa・cos (U−ωc)t}×E2・cos ωst =βc{cos (ωi+ωs)t+cos (ωi−ωs)t} +βa{cos (ωc+ωs−L)t+cos (ωc−ωs−L)t} +βa{cos (U−ωc+ωs)t+cos (U−ωc−ωs)t} S24=S23・S32i ={−αc・sin ωit−αa・sin (ωc−L)t +αa・sin (U−ωc)t}×E2・sin ωst =βc{cos (ωi+ωs)t−cos (ωi−ωs)t} +βa{cos (ωc+ωs−L)t−cos (ωc−ωs−L)t} +βa{cos (U−ωc−ωs)t−cos (U−ωc+ωs)t} βc=αc・E2/2 βa=αa・E2/2 となる。
換の第2ミキサ回路14、24に供給される。したがっ
て、 S32i=E2・sin ωst S32q=E2・cos ωst E2:第2局部発振信号S32i、S32qの振幅 ωs=2πfs (fs=47kHz) ωI=ωs+ωi=2πfI (fIは第2中間周波数でfI=50kHz)とすれば、 S14=S13・S32q ={αc・cos ωit+αa・cos (ωc−L)t +αa・cos (U−ωc)t}×E2・cos ωst =βc{cos (ωi+ωs)t+cos (ωi−ωs)t} +βa{cos (ωc+ωs−L)t+cos (ωc−ωs−L)t} +βa{cos (U−ωc+ωs)t+cos (U−ωc−ωs)t} S24=S23・S32i ={−αc・sin ωit−αa・sin (ωc−L)t +αa・sin (U−ωc)t}×E2・sin ωst =βc{cos (ωi+ωs)t−cos (ωi−ωs)t} +βa{cos (ωc+ωs−L)t−cos (ωc−ωs−L)t} +βa{cos (U−ωc−ωs)t−cos (U−ωc+ωs)t} βc=αc・E2/2 βa=αa・E2/2 となる。
【0044】そして、これら信号S14、S24が加算回路
15に供給されて加算されるので、加算回路15から
は、 S15=S14+S24 =2βc・cos (ωi+ωs)t +2βa{cos (ωc+ωs−L)t+cos (U−ωc−ωs)t} で示される加算信号S15が取り出される。
15に供給されて加算されるので、加算回路15から
は、 S15=S14+S24 =2βc・cos (ωi+ωs)t +2βa{cos (ωc+ωs−L)t+cos (U−ωc−ωs)t} で示される加算信号S15が取り出される。
【0045】ここで、 L=ωo−D U=ωo+D ωc=ωo+ωi ωI=ωs+ωi であるので、 S15=2βc・cos ωIt+2βa{cos (ωI+D)
t+cos (ωI−D)t} となる。
t+cos (ωI−D)t} となる。
【0046】そして、この加算信号S15を図示すると、
図2Bに示すようになり、この信号S15は、もとの受信
信号Srを、キャリア周波数(角周波数)ωIの信号に
周波数変換したときの信号にほかならない。すなわち、
信号S15は、中間周波数fIの第2中間周波信号であ
る。
図2Bに示すようになり、この信号S15は、もとの受信
信号Srを、キャリア周波数(角周波数)ωIの信号に
周波数変換したときの信号にほかならない。すなわち、
信号S15は、中間周波数fIの第2中間周波信号であ
る。
【0047】したがって、この第2中間周波信号S15
が、中間周波フィルタ用のバンドパスフィルタ16およ
び中間周波増幅回路17を通じてAM検波回路18に供
給されて、もとの音声信号が復調されるものである。
が、中間周波フィルタ用のバンドパスフィルタ16およ
び中間周波増幅回路17を通じてAM検波回路18に供
給されて、もとの音声信号が復調されるものである。
【0048】以上のようなダブルスーパーヘテロダイン
方式および直交変換を用いる構成とすることにより、第
1中間周波数を数kHzの低い周波数に選定しても、隣
接イメージ妨害をなくすことができる。すなわち、上述
の数式では、省略したが、2段階の直交変換により、イ
メージ妨害成分は、互いに逆相になり、加算回路15で
除去されるものである。
方式および直交変換を用いる構成とすることにより、第
1中間周波数を数kHzの低い周波数に選定しても、隣
接イメージ妨害をなくすことができる。すなわち、上述
の数式では、省略したが、2段階の直交変換により、イ
メージ妨害成分は、互いに逆相になり、加算回路15で
除去されるものである。
【0049】なお、第1および第2の第2ミキサ回路1
4および24に入力される第2局部発振信号は、47k
Hzであり、バンドパスフィルタ16の通過中心周波数
は、50kHzであるため、そのばらつきのため、第2
局部発振信号が第2ミキサ回路14、24の出力側に漏
れる場合には、この漏洩分はバンドパスフィルタ16で
は、除去できずに、AM放送受信時にビートとなってし
まう。
4および24に入力される第2局部発振信号は、47k
Hzであり、バンドパスフィルタ16の通過中心周波数
は、50kHzであるため、そのばらつきのため、第2
局部発振信号が第2ミキサ回路14、24の出力側に漏
れる場合には、この漏洩分はバンドパスフィルタ16で
は、除去できずに、AM放送受信時にビートとなってし
まう。
【0050】そこで、この実施の形態においては、詳細
な説明は省くが、第2ミキサ回路14、24を次のよう
な構成としている。すなわち、これらミキサ回路を平衡
変調型に構成するとともに、第2局部発振信号の漏洩分
を、例えば同期検波して、ミキサ回路14、24の出力
側で検出し、この検出出力に応じて、ミキサ回路の平衡
変調回路を構成するトランジスタの直流バイアス電位を
制御するように、アンバランスを補正するように負帰還
を施している。
な説明は省くが、第2ミキサ回路14、24を次のよう
な構成としている。すなわち、これらミキサ回路を平衡
変調型に構成するとともに、第2局部発振信号の漏洩分
を、例えば同期検波して、ミキサ回路14、24の出力
側で検出し、この検出出力に応じて、ミキサ回路の平衡
変調回路を構成するトランジスタの直流バイアス電位を
制御するように、アンバランスを補正するように負帰還
を施している。
【0051】この負帰還回路により、フィルタ13、2
3からの0Hzに近い周波数成分は第2ミキサ回路1
4、24では変換されず、これら第2ミキサ回路14、
24の出力側には表れない。したがって、AM放送波の
受信システムにおいて第1中間周波数を0Hzにする
と、キャリア成分が第2ミキサ回路で変換されず、AG
Cをかけるために必要な信号が得られない。
3からの0Hzに近い周波数成分は第2ミキサ回路1
4、24では変換されず、これら第2ミキサ回路14、
24の出力側には表れない。したがって、AM放送波の
受信システムにおいて第1中間周波数を0Hzにする
と、キャリア成分が第2ミキサ回路で変換されず、AG
Cをかけるために必要な信号が得られない。
【0052】このように、AM放送波の受信には、第1
中間周波数が0Hzになるシステムは適さず、第1中間
周波数は、0Hzよりも大きく、第2ミキサ回路14、
24の負帰還回路でキャリア成分が消滅しない周波数に
選定される必要がある。この実施の形態の第1中間周波
数=3kHzは、これを満足している。
中間周波数が0Hzになるシステムは適さず、第1中間
周波数は、0Hzよりも大きく、第2ミキサ回路14、
24の負帰還回路でキャリア成分が消滅しない周波数に
選定される必要がある。この実施の形態の第1中間周波
数=3kHzは、これを満足している。
【0053】この実施の形態においては、第2局部発振
回路32は、後述もするように、IC内部で構成され、
IC内部の抵抗と容量とで発振周波数が決まる構成とさ
れているおり、また、第2中間周波フィルタ16も、同
じIC内で抵抗と容量とで構成されるアクティブフィル
タの構成とされている。したがって、ICのばらつきに
より抵抗値が変動したときには、第2局部発振回路32
と第2中間周波フィルタ16とは、同じ比率で抵抗値が
変わるので、第2局部発振周波数と第2中間周波フィル
タ16の通過中心周波数は、同じ比率で変動する。この
ため、これら第2局部発振回路32および第2中間周波
フィルタ16のばらつきの受信周波数に対する影響は問
題にならない。
回路32は、後述もするように、IC内部で構成され、
IC内部の抵抗と容量とで発振周波数が決まる構成とさ
れているおり、また、第2中間周波フィルタ16も、同
じIC内で抵抗と容量とで構成されるアクティブフィル
タの構成とされている。したがって、ICのばらつきに
より抵抗値が変動したときには、第2局部発振回路32
と第2中間周波フィルタ16とは、同じ比率で抵抗値が
変わるので、第2局部発振周波数と第2中間周波フィル
タ16の通過中心周波数は、同じ比率で変動する。この
ため、これら第2局部発振回路32および第2中間周波
フィルタ16のばらつきの受信周波数に対する影響は問
題にならない。
【0054】一方、第1局部発振回路31はPLLで構
成され、このPLLを構成する基準発振器の周波数精度
で決まる。これに対して、第1中間周波フィルタ13、
23は、IC内で、抵抗と容量とで構成されるので、I
Cのばらつきの影響を受ける。そこで、この実施の形態
の受信装置におけるICで生じるばらつきによる受信周
波数のずれに関しては、この第1中間周波フィルタ1
3、23で生じるばらつきのみ問題にすればよい。IC
の製造上のばらつきから、例えば抵抗値が±20%ばら
つくとすると、第1中間周波フィルタの中心周波数も±
20%ずれる。このため、第1中間周波数は3kHzで
あるので、受信周波数のずれは、±600Hzとなる。
成され、このPLLを構成する基準発振器の周波数精度
で決まる。これに対して、第1中間周波フィルタ13、
23は、IC内で、抵抗と容量とで構成されるので、I
Cのばらつきの影響を受ける。そこで、この実施の形態
の受信装置におけるICで生じるばらつきによる受信周
波数のずれに関しては、この第1中間周波フィルタ1
3、23で生じるばらつきのみ問題にすればよい。IC
の製造上のばらつきから、例えば抵抗値が±20%ばら
つくとすると、第1中間周波フィルタの中心周波数も±
20%ずれる。このため、第1中間周波数は3kHzで
あるので、受信周波数のずれは、±600Hzとなる。
【0055】デジタルチューニング方式により受信周波
数は、前述したように、離散的に、9kHzあるいは1
0kHzおきに変わるようにしているので、この離散的
な受信周波数の変化の1/2以下であれば、希望放送が
受信できないということはない。したがって、受信周波
数のばらつきが4.5kHzあるいは5kHzより小さ
ければ、放送局が受信できないという事態の発生を防止
することができる。
数は、前述したように、離散的に、9kHzあるいは1
0kHzおきに変わるようにしているので、この離散的
な受信周波数の変化の1/2以下であれば、希望放送が
受信できないということはない。したがって、受信周波
数のばらつきが4.5kHzあるいは5kHzより小さ
ければ、放送局が受信できないという事態の発生を防止
することができる。
【0056】この実施の形態においては、上述したよう
に、受信周波数のずれが1kHz以下であり、確実に希
望する放送局を受信することが可能になるものである。
に、受信周波数のずれが1kHz以下であり、確実に希
望する放送局を受信することが可能になるものである。
【0057】次に、この実施の形態の第2局部発振回路
32の具体的構成例について説明する。図3は、この例
の第2局部発振回路32の回路構成を示すものであり、
図4は、その要部の動作を説明するための波形図であ
る。
32の具体的構成例について説明する。図3は、この例
の第2局部発振回路32の回路構成を示すものであり、
図4は、その要部の動作を説明するための波形図であ
る。
【0058】図3において、この発振回路32は、発振
器321と、この発振器321を動作させる電流源32
2と、電流源322に供給する電流I2を生成する電流
生成部323とを備える。
器321と、この発振器321を動作させる電流源32
2と、電流源322に供給する電流I2を生成する電流
生成部323とを備える。
【0059】また、このIC化第2局部発振回路32に
は、例えば2Vの直流電圧Vccを得る電圧源41が設
けられと共に、例えば1.25Vの直流電圧を得る電圧
源42が設けられる。そして、電圧源42からの直流電
圧は、安定化回路43により安定化されて、安定化電圧
Ergとされる。
は、例えば2Vの直流電圧Vccを得る電圧源41が設
けられと共に、例えば1.25Vの直流電圧を得る電圧
源42が設けられる。そして、電圧源42からの直流電
圧は、安定化回路43により安定化されて、安定化電圧
Ergとされる。
【0060】この場合、安定化回路43からの安定化電
源電圧Ergは、バンドギャップレファレンスと同じ温
度特性を有するものとされている。バンドギャップレフ
ァレンスとは、負の温度特性を有するトランジスタのベ
ース・エミッタ間電圧VBEと、正の温度特性を有するk
T/q(k:ボルツマン定数、T:絶対温度、q:電子
の電荷量)に比例した電圧との和であり、この実施の形
態においては、安定化電源電圧Ergの値を、約1.2
5Vの電圧に設定したことで、当該電圧Ergの温度に
よる変化を小さくしたことを特徴としている。
源電圧Ergは、バンドギャップレファレンスと同じ温
度特性を有するものとされている。バンドギャップレフ
ァレンスとは、負の温度特性を有するトランジスタのベ
ース・エミッタ間電圧VBEと、正の温度特性を有するk
T/q(k:ボルツマン定数、T:絶対温度、q:電子
の電荷量)に比例した電圧との和であり、この実施の形
態においては、安定化電源電圧Ergの値を、約1.2
5Vの電圧に設定したことで、当該電圧Ergの温度に
よる変化を小さくしたことを特徴としている。
【0061】図5は、この1.25Vの安定化電源電圧
Ergを得る回路の一例である。この回路の主要な構成
および動作を説明する。
Ergを得る回路の一例である。この回路の主要な構成
および動作を説明する。
【0062】抵抗R31とダイオード接続されたトラン
ジスタQ39の直列回路には、例えば3Vの直流電圧E
Vが印加される。すると、抵抗R31に応じた電流がト
ランジスタQ39を通じて流れ、トランジスタQ39と
カレントミラー構成のトランジスタQ38に同じ電流が
流れ、トランジスタQ37がオンとなる。このため、ト
ランジスタP14〜P16にもベース電流が流れて、こ
れらトランジスタP14〜P16が動作を開始し、差動
アンプを構成するトランジスタQ34,Q36にベース
電流が流れる。
ジスタQ39の直列回路には、例えば3Vの直流電圧E
Vが印加される。すると、抵抗R31に応じた電流がト
ランジスタQ39を通じて流れ、トランジスタQ39と
カレントミラー構成のトランジスタQ38に同じ電流が
流れ、トランジスタQ37がオンとなる。このため、ト
ランジスタP14〜P16にもベース電流が流れて、こ
れらトランジスタP14〜P16が動作を開始し、差動
アンプを構成するトランジスタQ34,Q36にベース
電流が流れる。
【0063】そして、トランジスタQ34およびQ36
のベース電位の差分がトランジスタQ34のコレクタ側
に得られ、これにより、トランジスタP14〜P16に
流れる電流I3が変化して抵抗R24の両端電圧が変化
し、トランジスタQ34とトランジスタQ36のベース
電位が等しくなるように動作する。
のベース電位の差分がトランジスタQ34のコレクタ側
に得られ、これにより、トランジスタP14〜P16に
流れる電流I3が変化して抵抗R24の両端電圧が変化
し、トランジスタQ34とトランジスタQ36のベース
電位が等しくなるように動作する。
【0064】こうして、トランジスタP14〜P16を
流れる電流I3は、トランジスタQ34とQ36のベー
ス電位が等しくなるような一定の値になる。このとき、
抵抗R24の両端には、kT/q(常温では26mV)
の整数倍の電圧が得られるようにされている。したがっ
て、トランジスタP14〜P16には、kT/qに比例
した一定の電流I3が流れることになる。
流れる電流I3は、トランジスタQ34とQ36のベー
ス電位が等しくなるような一定の値になる。このとき、
抵抗R24の両端には、kT/q(常温では26mV)
の整数倍の電圧が得られるようにされている。したがっ
て、トランジスタP14〜P16には、kT/qに比例
した一定の電流I3が流れることになる。
【0065】そして、トランジスタP14を流れる、こ
の電流I3によりトランジスタQ28がオンとなること
により、トランジスタP13がオンとなり、電流I3と
等しい電流がトランジスタP13,抵抗R22,R2
1,トランジスタQ27を通じて流れ、トランジスタP
13のコレクタと抵抗R22との接続点から、1.25
Vの安定化電圧Ergが得られる。
の電流I3によりトランジスタQ28がオンとなること
により、トランジスタP13がオンとなり、電流I3と
等しい電流がトランジスタP13,抵抗R22,R2
1,トランジスタQ27を通じて流れ、トランジスタP
13のコレクタと抵抗R22との接続点から、1.25
Vの安定化電圧Ergが得られる。
【0066】この安定化電圧Ergは、電流I3と、抵
抗R22,21と、ダイオード接続されたトランジスタ
Q27のベースエミッタ間電圧VBEとに比例したもので
あり、前述したバンドギャップレファレンスと同じ温度
特性を有する電圧である。そして、前述したように、E
rg=1.25Vに選定されていることにより、この電
圧Ergは、温度変化の影響の少ない電圧である。
抗R22,21と、ダイオード接続されたトランジスタ
Q27のベースエミッタ間電圧VBEとに比例したもので
あり、前述したバンドギャップレファレンスと同じ温度
特性を有する電圧である。そして、前述したように、E
rg=1.25Vに選定されていることにより、この電
圧Ergは、温度変化の影響の少ない電圧である。
【0067】次に、図3の説明に戻る。発振器321
は、基本的には非安定マルチバイブレータ形式のもの
で、トランジスタQ9,Q11,Q13,Q15と、抵
抗R12,R15と、容量C2とからなる。つまり、発
振器321は、抵抗と容量との共振による、いわゆるC
R発振器の構成とされている。
は、基本的には非安定マルチバイブレータ形式のもの
で、トランジスタQ9,Q11,Q13,Q15と、抵
抗R12,R15と、容量C2とからなる。つまり、発
振器321は、抵抗と容量との共振による、いわゆるC
R発振器の構成とされている。
【0068】すなわち、トランジスタQ9のエミッタと
トランジスタQ15のエミッタとの間に容量C2が接続
される。また、トランジスタQ9のコレクタが、トラン
ジスタQ15のベースに接続されると共に、抵抗R12
を通じて、安定化電源電圧Ergが得られる安定化回路
43の出力側に接続される。そして、このトランジスタ
Q9のコレクタより出力端子OUTaが導出される。
トランジスタQ15のエミッタとの間に容量C2が接続
される。また、トランジスタQ9のコレクタが、トラン
ジスタQ15のベースに接続されると共に、抵抗R12
を通じて、安定化電源電圧Ergが得られる安定化回路
43の出力側に接続される。そして、このトランジスタ
Q9のコレクタより出力端子OUTaが導出される。
【0069】また、トランジスタQ15のコレクタが、
トランジスタQ9のベースに接続されると共に、抵抗R
15を通じて、安定化電源電圧Ergが得られる安定化
回路43の出力側に接続される。そして、さらに、この
トランジスタQ15のコレクタより出力端子OUTbが導出
される。
トランジスタQ9のベースに接続されると共に、抵抗R
15を通じて、安定化電源電圧Ergが得られる安定化
回路43の出力側に接続される。そして、さらに、この
トランジスタQ15のコレクタより出力端子OUTbが導出
される。
【0070】そして、トランジスタQ9と、トランジス
タQ15とのエミッタは、それぞれ電流I2の電流源に
接続される。
タQ15とのエミッタは、それぞれ電流I2の電流源に
接続される。
【0071】また、トランジスタQ11が、トランジス
タQ9とベースおよびコレクタが共通に接続されて設け
られると共に、トランジスタQ13が、トランジスタQ
15とベースおよびコレクタが共通に接続されて設けら
れる。そして、これらトランジスタQ11とトランジス
タQ13のエミッタが共通に接続され、その接続点は電
流I1の電流源に接続される。
タQ9とベースおよびコレクタが共通に接続されて設け
られると共に、トランジスタQ13が、トランジスタQ
15とベースおよびコレクタが共通に接続されて設けら
れる。そして、これらトランジスタQ11とトランジス
タQ13のエミッタが共通に接続され、その接続点は電
流I1の電流源に接続される。
【0072】電流源322は、上記電流I1の電流源を
構成するトランジスタQ7,Q8および抵抗R8,R
9,1R10と、上記電流I2の電流源を構成するトラ
ンジスタQ10,Q14および抵抗R11,R14とに
より構成される。
構成するトランジスタQ7,Q8および抵抗R8,R
9,1R10と、上記電流I2の電流源を構成するトラ
ンジスタQ10,Q14および抵抗R11,R14とに
より構成される。
【0073】すなわち、トランジスタQ9のエミッタ
は、トランジスタQ10および抵抗R11を通じて接地
されると共に、トランジスタQ9のベースに、電流生成
部323からの電流I2が供給される。また、トランジ
スタQ15のエミッタは、トランジスタQ14および抵
抗R14を通じて接地されると共に、トランジスタQ1
4のベースに、電流生成部323からの電流I2が供給
される。
は、トランジスタQ10および抵抗R11を通じて接地
されると共に、トランジスタQ9のベースに、電流生成
部323からの電流I2が供給される。また、トランジ
スタQ15のエミッタは、トランジスタQ14および抵
抗R14を通じて接地されると共に、トランジスタQ1
4のベースに、電流生成部323からの電流I2が供給
される。
【0074】また、トランジスタQ7はダイオード接続
されるとともに、このトランジスタQ7のコレクタに
は、抵抗R9を通じて安定化電源電圧Ergが印加さ
れ、エミッタは、抵抗R8を通じて接地される。そし
て、このトランジスタQ7のベースがトランジスタQ8
のベースに接続される。
されるとともに、このトランジスタQ7のコレクタに
は、抵抗R9を通じて安定化電源電圧Ergが印加さ
れ、エミッタは、抵抗R8を通じて接地される。そし
て、このトランジスタQ7のベースがトランジスタQ8
のベースに接続される。
【0075】したがって、トランジスタQ7のベース・
エミッタ間電圧をVBEとすれば、トランジスタQ8に
は、 I1=(Erg−VBE)/(R8+R9) となる電流I1が流れる。安定化電源電圧Ergは、前
述したように、バンドギャップレファレンスと同じ温度
特性を備えるもので、トランジスタのベース・エミッタ
間電圧VBEと、kT/q(k:ボルツマン定数、T:絶
対温度、q:電子の電荷量)に比例した電圧との和であ
るので、上式から分かるように、電流I1の電流値の温
度特性は、kT/qと、抵抗の温度特性とで決まる正の
温度特性となる。
エミッタ間電圧をVBEとすれば、トランジスタQ8に
は、 I1=(Erg−VBE)/(R8+R9) となる電流I1が流れる。安定化電源電圧Ergは、前
述したように、バンドギャップレファレンスと同じ温度
特性を備えるもので、トランジスタのベース・エミッタ
間電圧VBEと、kT/q(k:ボルツマン定数、T:絶
対温度、q:電子の電荷量)に比例した電圧との和であ
るので、上式から分かるように、電流I1の電流値の温
度特性は、kT/qと、抵抗の温度特性とで決まる正の
温度特性となる。
【0076】電流生成部323は、トランジスタQ3〜
Q6およびトランジスタP2〜P5と、抵抗R4〜R7
と、容量C1とにより構成され、トランジスタP5を流
れる電流として、電流I2を生成する。
Q6およびトランジスタP2〜P5と、抵抗R4〜R7
と、容量C1とにより構成され、トランジスタP5を流
れる電流として、電流I2を生成する。
【0077】電流生成部323においては、安定化電源
電圧Ergが抵抗R4,R5により分圧されて、トラン
ジスタQ4のベースには、その分圧電圧Ed(この例で
はEd=1V)の電圧が印加される。そして、トランジ
スタQ4のコレクタは、トランジスタP4のベース・コ
レクタ間を介してトランジスタQ6のベースに接続され
て、負帰還回路(なお、容量C1および抵抗R6は、位
相補正用である)が構成されているので、トランジスタ
Q6のベース電位もEd(=1V)になる。
電圧Ergが抵抗R4,R5により分圧されて、トラン
ジスタQ4のベースには、その分圧電圧Ed(この例で
はEd=1V)の電圧が印加される。そして、トランジ
スタQ4のコレクタは、トランジスタP4のベース・コ
レクタ間を介してトランジスタQ6のベースに接続され
て、負帰還回路(なお、容量C1および抵抗R6は、位
相補正用である)が構成されているので、トランジスタ
Q6のベース電位もEd(=1V)になる。
【0078】したがって、トランジスタP4を流れる電
流Iaは、 Ia=Ed/R7 となる。
流Iaは、 Ia=Ed/R7 となる。
【0079】トランジスタP4とトランジスタP5と
は、カレントミラー構成であるので、トランジスタP5
に流れる電流I2の値も、 I2=Ed/R7 となる。ここで、電圧Edは、上述したように温度変化
のほとんどない安定化電圧Ergを抵抗分割して得たも
のであるので、電流I2の温度特性は、ほぼ抵抗R7に
のみ比例する。
は、カレントミラー構成であるので、トランジスタP5
に流れる電流I2の値も、 I2=Ed/R7 となる。ここで、電圧Edは、上述したように温度変化
のほとんどない安定化電圧Ergを抵抗分割して得たも
のであるので、電流I2の温度特性は、ほぼ抵抗R7に
のみ比例する。
【0080】この実施の形態においては、前述した電流
I1で、発振用トランジスタの温度特性変化による発振
周波数の変動をなくすようにする。以下、この発振回路
32の発振周波数を、数式を用いて、以下に説明する。
I1で、発振用トランジスタの温度特性変化による発振
周波数の変動をなくすようにする。以下、この発振回路
32の発振周波数を、数式を用いて、以下に説明する。
【0081】図4は、この発振回路32の発振波形(シ
ミュレーション結果である)を示す。図4において、波
形51は、トランジスタQ9のコレクタでの波形であ
る。また、波形52は、トランジスタQ9のエミッタで
の波形を示している。
ミュレーション結果である)を示す。図4において、波
形51は、トランジスタQ9のコレクタでの波形であ
る。また、波形52は、トランジスタQ9のエミッタで
の波形を示している。
【0082】図4に示すように、 TH:発振周波数の1周期の1/2の区間 VC:容量C2の電圧変化の1/2の値 I2:トランジスタQ10,Q14に流れる電流 とすると、容量C2は電流I2で放電されるので、 TH=(2×VC)×C2/I2 …(1) となる。
【0083】トランジスタQ13,Q15がオンになっ
たときに抵抗R15に生じる電圧降下をVRとすると、 VR=R15×(I1+2×I2) …(2) となる。
たときに抵抗R15に生じる電圧降下をVRとすると、 VR=R15×(I1+2×I2) …(2) となる。
【0084】電圧VRとVCとに差が生じるのは、トラ
ンジスタQ9がオフからオンに変わるときの電圧VBE1
と、トランジスタQ9がオン状態を保持しているときの
電圧VBE2 とが異なるからであり、 Ic1:オフからオンに変わるときの電流 Ic2:オン状態を保持しているときの電流 とすると、 VR−VC=VBE2 −VBE1 =kT/q×ln(Ic2/Ic1) …(3) が成立する。
ンジスタQ9がオフからオンに変わるときの電圧VBE1
と、トランジスタQ9がオン状態を保持しているときの
電圧VBE2 とが異なるからであり、 Ic1:オフからオンに変わるときの電流 Ic2:オン状態を保持しているときの電流 とすると、 VR−VC=VBE2 −VBE1 =kT/q×ln(Ic2/Ic1) …(3) が成立する。
【0085】(2)式、(3)式を(1)式に代入する
と、 TH=2×{R15×(I1+2×I2) −kT/q×ln(Ic2/Ic1)}×C2/I2 …(4) となる。
と、 TH=2×{R15×(I1+2×I2) −kT/q×ln(Ic2/Ic1)}×C2/I2 …(4) となる。
【0086】電流I1は、前述したように、抵抗R8,
R9およびトランジスタQ7で決まり、 I1=(Erg−VBE)÷R=kT/q×N÷R …(5) である。ただし、Nは比例定数である。
R9およびトランジスタQ7で決まり、 I1=(Erg−VBE)÷R=kT/q×N÷R …(5) である。ただし、Nは比例定数である。
【0087】そして、(5)式を(4)式に代入する
と、 TH=2×{R15×(kT/q×N÷R+2×I2) −kT/q×ln(Ic2/Ic1)}×C2/I2 =2×[kT/q{R15×R/N−ln(Ic2/Ic1)} +2×R15×I2]×C2/I2 …(6) となる。
と、 TH=2×{R15×(kT/q×N÷R+2×I2) −kT/q×ln(Ic2/Ic1)}×C2/I2 =2×[kT/q{R15×R/N−ln(Ic2/Ic1)} +2×R15×I2]×C2/I2 …(6) となる。
【0088】ここで、 R15×R/N−ln(Ic2/Ic1)=0 となるように、比例定数Nの値を定めれば、前記(6)
式は、 TH=2×(2×R15×I2)×C2/I2 =4×R15×C2 …(7) となる。
式は、 TH=2×(2×R15×I2)×C2/I2 =4×R15×C2 …(7) となる。
【0089】この(7)式から明らかなように、図3の
回路構成の発振回路32の発振周波数は、抵抗と容量の
積で決まり、トランジスタの特性の変化には影響されな
い。
回路構成の発振回路32の発振周波数は、抵抗と容量の
積で決まり、トランジスタの特性の変化には影響されな
い。
【0090】したがって、この第2局部発振回路32
は、前述したように、ICのばらつきにより抵抗がばら
つくと、その抵抗のばらつきに比例して発振周波数がば
らつくことになる。したがって、同じIC内に構成さ
れ、同じように抵抗がばらつくバンドパスフィルタ16
の通過中心周波数のずれと、第2局部発振周波数のずれ
とは同じ比率になり、両者の差に周波数である第1中間
周波数に対する、両周波数ずれの影響はない。
は、前述したように、ICのばらつきにより抵抗がばら
つくと、その抵抗のばらつきに比例して発振周波数がば
らつくことになる。したがって、同じIC内に構成さ
れ、同じように抵抗がばらつくバンドパスフィルタ16
の通過中心周波数のずれと、第2局部発振周波数のずれ
とは同じ比率になり、両者の差に周波数である第1中間
周波数に対する、両周波数ずれの影響はない。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、中間周波選択素子をICに内蔵できるデジタルチュ
ーニング方式のAMラジオ放送の受信装置を実現でき
る。したがって、この発明によれば、外付けのセラミッ
クフィルタが必要ではないので、安価で、薄型、小型の
ラジオ受信機を実現することができる。
ば、中間周波選択素子をICに内蔵できるデジタルチュ
ーニング方式のAMラジオ放送の受信装置を実現でき
る。したがって、この発明によれば、外付けのセラミッ
クフィルタが必要ではないので、安価で、薄型、小型の
ラジオ受信機を実現することができる。
【図1】この発明によるラジオ放送の受信装置の一実施
の形態のブロック図である。
の形態のブロック図である。
【図2】この発明によるラジオ放送の受信装置の一実施
の形態の要部の説明のための図である。
の形態の要部の説明のための図である。
【図3】この発明によるラジオ放送の受信装置の一実施
の形態の第2局部発振回路の具体回路例を説明するため
の図である。
の形態の第2局部発振回路の具体回路例を説明するため
の図である。
【図4】図3の発振回路を説明するための波形図であ
る。
る。
【図5】図3の発振回路の一部の具体回路例を示す図で
ある。
ある。
12 第1の第1ミキサ回路 13 第1中間周波フィルタ(ローパスフィルタ) 14 第1の第2ミキサ回路 22 第2の第1ミキサ回路 23 第1中間周波フィルタ(ローパスフィルタ) 14 第2の第2ミキサ回路 15 加算回路 16 第2中間周波フィルタ(バンドパスフィルタ) 17 中間周波増幅回路 18 AM検波回路 31 第1局部発振回路 32 第2局部発振回路 321 発振器 322 電流源 323 電流生成部 43 安定化回路 Erg バンドギャップレファレンスと同じ温度特性を
有する安定化電圧 Q1〜Q15 トランジスタ P1〜P5 トランジスタ R3〜R10 抵抗 R12,R15 発振器321を構成する共振用抵抗 C2 発振器321を構成する共振用容量
有する安定化電圧 Q1〜Q15 トランジスタ P1〜P5 トランジスタ R3〜R10 抵抗 R12,R15 発振器321を構成する共振用抵抗 C2 発振器321を構成する共振用容量
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】したがって、ミキサ回路12、22の出力
信号S12、S22は、 S12=Sr・S31i =(Eo・sin ωot+Ea・sin Lt+Ea・sin Ut) ×E1・sin ωct =αc{−cos (ωo+ωc)t+cos (ωc−ωo)t} +αa{−cos (L+ωc)t+cos (ωc−L)t} +αa{−cos (U+ωc)t+cos (U−ωc)t} =αc{−cos (ωo+ωc)t+cos ωit} +αa{−cos (L+ωc)t+cos (ωc−L)t} +αa{−cos (U+ωc)t+cos (U−ωc)t} S22=Sr・S31q =(Eo・sin ωot+Ea・sin Lt+Ea・sin Ut) ×E1・cos ωct =αc{sin (ωo+ωc)t−sin (ωc−ωo)t} +αa{sin (L+ωc)t−sin (ωc−L)t} +αa{sin (U+ωc)t+sin (U−ωc)t} =αc{sin (ωo+ωc)t−sin ωit} +αa{sin (L+ωc)t−sin (ωc−L)t} +αa{sin (U+ωc)t+sin (U−ωc)t} αc=Eo・E1/2 αa=Ea・E1/2 となる。
信号S12、S22は、 S12=Sr・S31i =(Eo・sin ωot+Ea・sin Lt+Ea・sin Ut) ×E1・sin ωct =αc{−cos (ωo+ωc)t+cos (ωc−ωo)t} +αa{−cos (L+ωc)t+cos (ωc−L)t} +αa{−cos (U+ωc)t+cos (U−ωc)t} =αc{−cos (ωo+ωc)t+cos ωit} +αa{−cos (L+ωc)t+cos (ωc−L)t} +αa{−cos (U+ωc)t+cos (U−ωc)t} S22=Sr・S31q =(Eo・sin ωot+Ea・sin Lt+Ea・sin Ut) ×E1・cos ωct =αc{sin (ωo+ωc)t−sin (ωc−ωo)t} +αa{sin (L+ωc)t−sin (ωc−L)t} +αa{sin (U+ωc)t+sin (U−ωc)t} =αc{sin (ωo+ωc)t−sin ωit} +αa{sin (L+ωc)t−sin (ωc−L)t} +αa{sin (U+ωc)t+sin (U−ωc)t} αc=Eo・E1/2 αa=Ea・E1/2 となる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】そして、これら信号S12、S22が第1中間
周波フィルタ(ローパスフィルタ)13、23に供給さ
れるので、これらフィルタ13および23から取り出さ
れる、第1中間周波信号S13、S23は、 S13=αc・cos ωit+αa・cos (ωc−L)t+
αa・cos (U−ωc)t S23=−αc・sin ωit−αasin (ωc−L)t+
αa・sin (U−ωc)t となる。
周波フィルタ(ローパスフィルタ)13、23に供給さ
れるので、これらフィルタ13および23から取り出さ
れる、第1中間周波信号S13、S23は、 S13=αc・cos ωit+αa・cos (ωc−L)t+
αa・cos (U−ωc)t S23=−αc・sin ωit−αasin (ωc−L)t+
αa・sin (U−ωc)t となる。
Claims (3)
- 【請求項1】PLLからなる発振器を備え、互いに位相
が90度異なる第1および第2の第1局部発振信号を出
力する第1局部発振回路と、 前記第1局部発振回路からの前記第1の第1局部発振信
号と、受信した信号とが供給される第1のミキサ回路
と、 前記第1局部発振回路からの前記第2の第1局部発振信
号と、前記受信した信号とが供給される第2のミキサ回
路と、 前記第1のミキサ回路の出力信号から、第1中間周波数
の信号を取り出す第1のフィルタと、 前記第2のミキサ回路の出力信号から、前記第1中間周
波数の信号を取り出す第2のフィルタと、 前記第1および第2のフィルタからの前記第1中間周波
数の信号が、それぞれ供給される第3および第4のミキ
サ回路と、 前記第3および第4のミキサ回路に供給する、互いに位
相が90度異なる第1および第2の第2局部発振信号を
出力する第2局部発振回路と、 前記第3および第4のミキサ回路の出力信号を加算する
加算回路と、 前記加算回路の出力信号から第2中間周波数の信号を得
る第3のフィルタと、 前記第3のフィルタからの前記第2中間周波数の信号を
増幅する中間周波増幅回路と、 前記中間周波増幅回路の出力信号をAM検波して音声信
号を得るAM検波回路とを備え、 前記第1中間周波数は、前記第1および第2のフィルタ
での通過中心周波数のばらつきが、受信周波数の離散的
な変化の周波数の1/2以下になるように低い周波数
(零を除く)に設定されたことを特徴とするAMラジオ
放送の受信装置。 - 【請求項2】前記第2局部発振回路は、抵抗と容量とで
発振周波数が決まる発振回路で構成されることを特徴と
する請求項1に記載のAMラジオ放送の受信装置。 - 【請求項3】前記第1中間周波数は数kHzに設定さ
れ、第2中間周波数が数10kHzに設定されてなる請
求項1に記載のAMラジオ放送の受信装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7348737A JPH09172384A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | Amラジオ放送の受信装置 |
| TW085115086A TW341011B (en) | 1995-12-19 | 1996-12-06 | AM radio receiver |
| US08/764,395 US5909644A (en) | 1995-12-19 | 1996-12-11 | AM radio receiver |
| KR1019960065876A KR970055330A (ko) | 1995-12-08 | 1996-12-14 | Am라디오 수신기 |
| GB9626053A GB2308518B (en) | 1995-12-19 | 1996-12-16 | AM radio receiver |
| IDP963764A ID15804A (id) | 1995-12-19 | 1996-12-18 | Suatu pesawat radio |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7348737A JPH09172384A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | Amラジオ放送の受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09172384A true JPH09172384A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18399033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7348737A Pending JPH09172384A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-19 | Amラジオ放送の受信装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5909644A (ja) |
| JP (1) | JPH09172384A (ja) |
| KR (1) | KR970055330A (ja) |
| GB (1) | GB2308518B (ja) |
| ID (1) | ID15804A (ja) |
| TW (1) | TW341011B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001082492A1 (fr) * | 2000-04-26 | 2001-11-01 | Fujitsu Limited | Appareil radiorecepteur et systeme de radiocommunications |
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