JPH09174170A - 金属屋根板の軒先の孔明け工具、孔明け方法及び孔明け装置 - Google Patents

金属屋根板の軒先の孔明け工具、孔明け方法及び孔明け装置

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JPH09174170A
JPH09174170A JP35009195A JP35009195A JPH09174170A JP H09174170 A JPH09174170 A JP H09174170A JP 35009195 A JP35009195 A JP 35009195A JP 35009195 A JP35009195 A JP 35009195A JP H09174170 A JPH09174170 A JP H09174170A
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JP
Japan
Prior art keywords
tool
roof plate
section
cross
metal roof
Prior art date
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Application number
JP35009195A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Minami
恵隆 南
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KANAZAWA MINAMI KK
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KANAZAWA MINAMI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車場、倉庫、工場等の金属屋根板の庇に雨
水落下用の孔を、より簡単にかつ短時間で明けることが
できる方法及び装置を得ることを課題とする。 【解決手段】 この発明では、先端が尖った多角形断面
の工具を用いる。この工具の先端部の断面における角は
鋭角となっており、工具の先端部には断面鋭角の稜線状
の切刃25が形成されている。工具の好ましい断面形状
は、矩形またはホームベース形五角形である。上記工具
をエアハンマなどの工具取付ヘッドに装着して、裏当て
部材を用いずに金属屋根板の上方から面直角方向に急速
に進出させると、屋根板に返り26を有する多角形の孔
27が瞬時に穿設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、駐車場、倉庫、
工場等の屋根材として使用される金属屋根板の庇に、雨
水を雨樋に導くための孔を穿設する工具、方法及び装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】駐車場、倉庫、工場等の屋根板として、
図14に示すような金属製の屋根板8が広く用いられて
いる。この屋根板8は、上下方向に一定間隔で屋根面に
剛性を与えるための突条9を備えており、建物の壁面2
8から下り勾配で突出する庇29の下に横方向の雨樋3
0を設けており、金属屋根板の庇の部分には、2本の突
条9の間の溝11の部分に孔27を設けて、溝部分を流
下してきた雨水を雨樋30に落とすようにしている。
【0003】施工に際してこの孔27は、屋根を葺いた
後に明けられており、従来は屋根板の庇の部分に幅広い
H形の切込みを入れた後、切り残した上下の舌片状の部
分を下方に折り曲げて孔27を形成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来方法で
は、孔27を明けるのに非常に手数がかかり、大きな建
屋では多数の孔27を明けることが必要で、この孔明け
作業に多大な時間を必要としていた。
【0005】この発明は、金属屋根板の庇に設けられる
雨水落下用の孔を、より簡単にかつ短時間で明けること
ができる方法及び装置を得ることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の金属屋根
板の孔明け工具は、複数の角を有する多角形断面の尖っ
た先端部を備え、この先端部において前記角が形成する
稜線は、断面鋭角の切刃25となっていることを特徴と
するものである。
【0007】請求項2記載の工具は、請求項1記載の金
属屋根板の孔明け工具において、先端部の断面が辺を中
凹状の曲線辺とした四角形または野球のホームベース形
五角形であることを特徴とするものである。
【0008】請求項3記載の工具は、請求項1記載の金
属屋根板の孔明け工具において、先端部の断面が短辺を
直線辺とし長辺をわずかに凸状のく字ないし円弧辺とし
た略矩形であり、その角に短辺を延長する方向に低い高
さで突出する切刃25が形成されていることを特徴とす
るものである。
【0009】請求項4記載の金属屋根板の軒先の孔明け
方法は、請求項1、2または3記載の工具を裏当て部材
を用いないで金属屋根板の庇の上方から面直角方向に急
激に進出させて、裏面側に返りを有する多角形状の孔2
7を穿孔することを特徴とするものである。
【0010】請求項5記載の金属屋根板の軒先の孔明け
装置は、上下方向に一定間隔で突条9を有する金属屋根
板の当該突条の間に掛け渡されるガイド架台3と、この
ガイド架台に沿って摺動固定自在のスライド台4と、こ
のスライド台4にガイド架台の延在方向と直交する方向
に装着された工具取付ヘッド6、22と、この工具取付
ヘッドからガイド架台3を貫通して延びるシリンダロッ
ドの先端に装着された、請求項1、2または3記載の孔
明け工具24とを備え、前記ガイド架台3の少なくとも
一端の工具24が突出する側に、前記屋根板の突条9の
稜10に当接する位置決め部材7を備えていることを特
徴とするものである。
【0011】
【作用】この発明の工具24aないし24dを、エアハ
ンマなどの工具取付ヘッドに装着して、金属屋根板の上
方から面直角方向に急速に進出させると、屋根板に返り
26を有する多角形の孔27が瞬時に穿設される。穿設
する孔の断面形状は、正方形や矩形のほか、三角形、ホ
ームベース形の五角形、六角形などが可能であり、孔の
下辺は横方向の1本の辺とするのが好ましい。従って孔
を三角形やホームベース形の五角形としたときは、尖っ
た頂端を上方に向けた形状とするのが好ましい。
【0012】孔の下辺側の返り26は、上方から流下し
てくる雨水の勢いを殺す作用があり、工具の先端部の断
面の角数があまり多くなると、この下辺の返り26が小
さくなるとともに、断面における角の鋭角が作りにくく
なり、工具の切れが悪くなる。そのため工具の先端部の
断面は、三角ないし五角程度に収めるのが好ましい。
【0013】請求項3の工具によれば、上下辺にのみ返
り26を有する従来と略同様な矩形断面の孔を穿設する
ことができる。この場合、庇に最初に横方向の切込みを
入れる先端辺を鏃形または逆鏃形にして、先端辺の切込
みを良くしようとすると、工具先端部の断面の長辺が緩
いく字状ないし円弧状の辺となる。
【0014】そして請求項5の装置によれば、屋根を葺
いた後、装置のガイド架台3を屋根の突条9の間に横方
向に掛け渡し、ガイド架台3を突条9に合わせて位置決
めした状態でエアハンマ6ないしエアシリンダ22を急
激に動作させることにより、簡単な作業で庇の正確な位
置に雨水落下用の孔27を次々と明けてゆくことがで
き、特に大きな建屋の金属屋根板の庇の孔明け作業を短
時間で行うことが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に図面に示した実施例を参照し
て、この発明の実施の形態を説明する。図1はこの発明
の装置の第1実施例を示す斜視図で、平行に配置した2
本のコ形材1の両端を繋ぎ材2で溶接一体化して、ガイ
ド架台3を形成し、このガイド架台を抱持するように嵌
装された短いC形材をスライド台4とし、このスライド
台4の上にブラケット5を介して市販のエアハンマ6を
装着している。スライド台4は、図示していない止ネジ
等によって、ガイド架台3に締着されて、ガイド架台3
上の所望の位置に固定される。
【0016】ガイド架台3の一方の長手端部の下側に
は、下方にL形に折り曲げたガイドプレート7が溶着さ
れており、このガイドプレートの屈曲部を屋根板8の台
形の突条9の稜11に当接させることにより、ガイド架
台3の屋根板8に対する左右方向の位置決めがなされ、
ガイド架台3上のスライド台4の固定位置により、屋根
板の溝11部分における孔明け位置が決定される。
【0017】孔の屋根面における上下方向の位置は、軒
先から一定の位置にガイド架台3を掛け渡すことにより
規定される。必要であれば、先端に屋根の軒先に係止さ
れる係止部を設けたL形の位置決め部材をガイド架台3
の端部から下方に向けて装着することによって、ガイド
架台3の屋根面に沿う上下方向の位置を規定することが
できる。
【0018】図1には示されていないエアハンマ6の下
端の工具ヘッドには、図6ないし12に示すこの発明の
孔明け工具が装着される。
【0019】図2ないし図5は、この発明の装置の第2
実施例を示したものである。この第2実施例の装置のガ
イド架台3は、2本の磨き鋼棒13と、それらに摺動か
つ固定自在に挿通される2個の繋ぎ材14によって構成
されている。繋ぎ材14と磨き鋼棒13とは、長溝ない
し蝶ネジ15によって屋根板の突条9の間隔に合わせた
位置に固定される(図3参照)。繋ぎ材14には下端に
ガイドプレート7を設けた脚板17がネジ18で固定さ
れている。脚板17は多数のネジ孔を設けてあり、ネジ
18をどのネジ孔に挿通するかにより、屋根板からのガ
イド架台の高さが設定できるようになっている。脚板の
下端のガイドプレート7は下方に屈曲しており、この屈
曲部を屋根板の隣接する突条9の稜に当接させることに
より、ガイド架台3の左右方向の位置が規定される。
【0020】スライド台4は、平行な2本の磨き鋼棒1
3に沿って摺動自在に装着されている。磨き鋼棒の一方
には、上面に一定ピッチで位置決め孔20が設けてあ
り、スライド台に装着したスプリングピン21の先端
を、これらの位置決め孔20の一つに嵌入することによ
り、スライド台4の位置が規定される。スライド台4上
には、エアシリンダ22が固定されており、このエアシ
リンダから下方に延びるピストンロッドの先端に、この
発明の孔明け工具24が装着されている。スライド台4
には、工具24の外周をガイドするガイドスリーブ19
が屋根板に向けて延びるように装着されている。
【0021】上述した第1及び第2実施例の装置におい
て、エアハンマ6またはエアシリンダ22に作動空気を
供給することにより、その工具ヘッドないしピストンロ
ッドの先端に装着した工具24が金属屋根板8に向けて
急速前進し、屋根板8に工具24の断面形状に応じた断
面の孔を穿設する。
【0022】図6及び7は、この発明の工具の第1実施
例を示したものである。この第1実施例の工具24a
は、基端部の断面が正方形で、その先端側の側面をU字
溝状に削ぎ落とすことによって、4つの角に断面鋭角の
切刃25を形成した糸巻形断面の先端部を形成してい
る。この工具24aをこの発明の装置に装着して孔明け
加工を行ったときは、金属屋根板にその四辺のそれぞれ
に略同一形状の返り26を有する正方形の孔27が穿設
される。
【0023】図9は断面が三角形の、図10は断面がホ
ームベース形五角形の工具の先端部の断面をそれぞれ示
したものである。これらの工具24b、24cの先端部
の断面は、辺が凹曲線で角が鋭角の切刃25、25を形
成している。そして、工具の基端部は図9及び図10に
想像線で示す三角形及びホームベース形五角形であり、
この形状はこれらの工具を用いて穿設した孔の形状と同
一である。これらの工具においても、第1実施例の工具
と同様に、三角形又は五角形の各辺に返り26を有する
孔が穿設される。この場合図9及び図10に示すよう
に、下辺が横方向の直線辺で、尖った角が上方を向く方
向で三角形及び五角形の孔27、27を穿設するのが好
ましい。その理由は、上方から流れてくる水の勢いを殺
す下辺側の返りを確保するためである。
【0024】図11ないし図13は、この発明の工具の
第4実施例を示したもので、請求項3に対応する実施例
を示したものである。この第4実施例の工具24dは、
基端部が正方形断面であり、その対向する両側面を削ぎ
落とすようにして先端側を尖らせている。従って先端部
の断面は、先端側へいくほど細長い略矩形断面である。
この矩形断面の4つの角には、その短辺を延長する方向
にわずかに突出する切刃25が形成されている。そして
長辺側は、わずかに中凸状のく字状となっている。この
く字状は、工具の先端辺に鏃形の切刃を形成する。
【0025】この第4実施例の工具24dによるとき
は、穿設された正方形の孔27の上辺側と下辺側とに返
り26が形成され、その側辺側には返りを生じない。こ
の形状は、従来方法によって形成される孔とほぼ同じ構
造となる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、金属屋
根板の庇に設ける雨水落下用の孔を瞬間的な動作で穿設
することができ、圧縮空気を動力源として、孔明け作業
を行うことにより、作業人員と作業時間を大幅に短縮す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の装置の第1実施例の斜視図
【図2】この発明の装置の第2実施例の断面側面図
【図3】この発明の装置の第2実施例の断面正面図
【図4】この発明の装置の第2実施例の断面平面図
【図5】図3のA部断面図
【図6】この発明の工具の第1実施例の斜視図
【図7】この発明の工具の第1実施例の先端部の断面図
【図8】第1実施例の工具によって穿設された孔の斜視
【図9】工具の第2実施例の先端部の断面図
【図10】工具の第3実施例の先端部の断面図
【図11】工具の第4実施例の斜視図
【図12】工具の第4実施例の先端部の断面図
【図13】第4実施例の工具によって穿設された孔の斜
視図
【図14】金属屋根板の庇の斜視図
【符号の説明】
3 ガイド架台 4 スライド台 6 エアハンマ 7 ガイドプレート 9 突条 10 稜 22 エアシリンダ 25 切刃 26 返り 27 孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の角を有する多角形断面の尖った先
    端部を備え、この先端部において前記角が形成する稜線
    は、断面鋭角の切刃(25)となっていることを特徴とす
    る、金属屋根板の孔明け工具。
  2. 【請求項2】 先端部の断面が辺を中凹状の曲線辺とし
    た四角形またはホームベース形五角形である、請求項1
    記載の金属屋根板の孔明け工具。
  3. 【請求項3】 先端部の断面が短辺を直線としかつ長辺
    をわずかに凸状のく字ないし円弧辺とした略矩形断面で
    あり、その角に短辺を延長する方向に低い高さで突出す
    る切刃(25)が形成されている、請求項1記載の金属屋根
    板の孔明け工具。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載の工具を裏当
    て部材を用いないで金属屋根板の庇の上方から面直角方
    向に急激に進出させて、裏面側に返りを有する多角形状
    の孔(27)を穿孔することを特徴とする、金属屋根板の庇
    の孔明け方法。
  5. 【請求項5】 上下方向に一定間隔で突条(9) を有する
    金属屋根板の当該突条の間に掛け渡されるガイド架台
    (3) と、このガイド架台の長手方向に沿って摺動固定自
    在のスライド台(4) と、このスライド台(4) に軸方向を
    ガイド架台の延在方向と直交する方向にして装着された
    工具取付ヘッド(6,22)と、この工具取付ヘッドからガイ
    ド架台(3) を貫通して延びるシリンダロッドの先端に装
    着された、請求項1、2または3記載の孔明け工具(24)
    とを備え、前記ガイド架台(3) の少なくとも一端の工具
    (24)が突出する側に、前記屋根板の突条(9) の稜(10)に
    当接する位置決め部材(7) を備えていることを特徴とす
    る、金属屋根板の軒先の孔明け装置。
JP35009195A 1995-12-22 1995-12-22 金属屋根板の軒先の孔明け工具、孔明け方法及び孔明け装置 Pending JPH09174170A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006175593A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 C & E Fein Gmbh 穴の製造方法及び装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006175593A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 C & E Fein Gmbh 穴の製造方法及び装置
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