JPH09174895A - カラー画像記録装置 - Google Patents

カラー画像記録装置

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JPH09174895A
JPH09174895A JP33638495A JP33638495A JPH09174895A JP H09174895 A JPH09174895 A JP H09174895A JP 33638495 A JP33638495 A JP 33638495A JP 33638495 A JP33638495 A JP 33638495A JP H09174895 A JPH09174895 A JP H09174895A
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JP
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ink ribbon
ink
layer
color image
resin
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JP33638495A
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English (en)
Inventor
Sota Kawakami
壮太 川上
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造が簡単で、かつ低コストで、記録媒体の搬
送不良も軽減できる。 【解決手段】カラー画像記録装置は、記録媒体Aの記録
層に、インク層を有するインクリボン22a〜25aに
熱を与えて溶融型熱転写によりカラー画像を形成し、イ
ンク層を有するインクリボン22a〜25aに熱を与え
る単一の発熱手段Bを備えており、この単一の発熱手段
Bに対して、カラー画像を形成するインク層を有するイ
ンクリボン22a〜25aを供給する複数のインクリボ
ン部22〜25を移動可能に構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インク層を有す
るインクリボンに熱を与えて熱転写によりカラー画像を
形成するカラー画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー画像記録装置としてのカラープリ
ンタは、例えばシングルヘッド方式とマルチヘッド方式
に分類できる。シングルヘッド方式は、一つのラインヘ
ッドを備え、各色成分の画像を記録するプロセスを色成
分の数だけ繰り返し、カラー画像を得るものである。イ
ンクリボンは各色成分で塗り分けられており、リボンの
幅はラインヘッドの行方向の長さであり、各色の間隔は
カラープリンタの最大用紙サイズの長さである。マルチ
ヘッド方式は各色成分ごとに独立したラインヘッドを備
え、各色成分の画像を転写するプロセスを並列に行って
カラー画像を得るものであり、各インクリボンはイエロ
−、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シングルヘッ
ド方式のインクリボンは、最大用紙サイズにインクリボ
ンが塗り分けられているため、そのサイズより小さい記
録紙を用いる場合、各色の終わりの部分は未使用のまま
となる。特に熱転写方式では、インクリボンが高価であ
るので、効率よくインクリボンを使用することが望まれ
る。
【0004】また、マルチヘッド方式では、どの用紙サ
イズを印字しても、それぞれ独立してインクリボンが使
用されるのでインクリボンの無駄を抑えることができる
が、カラープリンタはそれぞれの応じてサーマルヘッド
や画像形成回路が必要であり、コストが嵩み、かつ構造
が複雑である。
【0005】また、図3に示すように、記録媒体100
をイエローリボン101、マゼンタリボン102、シア
ンリボン103、黒色リボン104の順に搬送して、そ
れぞれの位置でサーマルヘッド105〜108によりリ
ボン側から熱を与えて記録媒体に熱転写によりカラー画
像を形成するものがあるが、記録媒体100の搬送路1
09も長くなり、搬送構造が複雑で、しかも記録媒体1
00が搬送路109に詰まり搬送不良が生じ易い等の問
題がある。
【0006】また、例えば特開平2−238985号公
報に開示されるように、各インクリボン単体を順次取り
出して各色成分の画像を記録することによってカラー画
像を得るものがあるが、所定のインクリボンを取出位置
へ移動させる機構と、この取出位置から記録位置へ移動
させるインクリボンインクリボン単体を取り出す機構が
必要であり、装置が複雑である。
【0007】この発明は、前記従来技術の諸問題につい
て鑑みてなされたものであり、面順次インクリボンを使
用しないで、モノカラーインクリボンを使用して材料の
コストダウンを図り、しかもその装置の構造が簡単で、
かつ低コストで、記録媒体の搬送不良も軽減できるカラ
ー画像記録装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するため、請求項1記載の発明は、記録媒体
の記録層に、インク層を有するインクリボンに熱を与え
て熱転写によりカラー画像を形成するカラー画像記録装
置において、前記インク層を有するインクリボンに熱を
与える単一の発熱手段と、前記カラー画像を形成するイ
ンク層を有する複数のインクリボン部を設けた移動ユニ
ットとを備え、この移動ユニットの作動により前記単一
の発熱手段に対して所定のインクリボン部を位置させる
ように構成したことを特徴としている。インク層を有す
るインクリボンに熱を与える単一の発熱手段を備えてい
るため、面順次インクリボンを使用しないで、モノカラ
ーインクリボンを使用して材料のコストダウンを図るこ
とができ、従来のようなそれぞれに応じたサーマルヘッ
ドや画像形成回路が不要になり、低コストで構造が簡単
で、かつ画像形成回路の構造も簡単になる。また、単一
の発熱手段に対して、カラー画像を形成するインク層を
有するインクリボンを供給する複数のインクリボン部を
移動するため、記録媒体の搬送路が短くなり、記録媒体
の搬送構造が簡単で、しかも記録媒体が搬送路に詰まる
ことによって生じる搬送不良が軽減できる。また、移動
ユニットの駆動により複数のインクリボン部を、単一の
発熱手段の位置に移動でき、単一の駆動源で良く複数の
インクリボン部の移動構造が簡単である。
【0009】請求項2記載の発明は、単一の発熱手段
が、前記記録媒体の非記録層側から前記インクリボンに
熱を与えることを特徴としている。単一の発熱手段によ
り記録媒体の非記録層側から熱を与えることで、単一の
発熱手段と複数のインクリボン部とが記録媒体の両側に
配置でき、インクリボン部の移動構造が簡単になる。
【0010】請求項3記載の発明は、前記記録媒体が、
中間受像シートであり、この中間受像シートに形成され
たカラー画像を受像シートに転写するように構成したこ
とを特徴としている。中間受像シートにカラー画像を形
成し、この中間受像シートのカラー画像を受像シートに
転写してカラー画像を形成することで、単一の発熱手段
からの熱による溶融型熱転写がより迅速かつ良好にな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明のカラー画像記録
装置の実施例を図面に基づいて説明する。図1はカラー
画像記録装置の概略構成図である。
【0012】カラー画像記録装置には、記録部1、イン
クリボンユニット2及び受像シート供給部3が備えられ
ている。記録部1には、記録媒体Aを構成する中間受像
シート11を供給する中間受像シート供給部12、中間
受像シート11を巻き取る中間受像シート巻取部13が
設けられ、この中間受像シート11の搬送路14にはサ
ーマルヘッド15が配置され、このサーマルヘッド15
がインク層を有するインクリボンに熱を与える単一の発
熱手段Bを構成している。
【0013】インクリボンユニット2には、移動ユニッ
トCを構成する回転テーブル21が備えられ、この回転
テーブル21は回転軸90を駆動することで回転可能に
なっている。回転テーブル21には、イエローインクリ
ボン部22、マゼンタインクリボン部23、シアンイン
クリボン部24及びブラックインクリボン部25が所定
間隔で配置されている。イエローインクリボン部22に
は、イエローインクリボン22aを供給するイエローイ
ンクリボン供給部22b、イエローインクリボン22a
を巻き取るイエローインクリボン巻取部22c及びプラ
テンロール22dが設けられている。また、マゼンタイ
ンクリボン部23には、マゼンタインクリボン23aを
供給するマゼンタインクリボン供給部23b、マゼンタ
インクリボン22aを巻き取るマゼンタインクリボン巻
取部23c及びプラテンロール23dが設けられてい
る。シアンインクリボン部24には、シアンインクリボ
ン24aを供給するシアンインクリボン供給部24b、
シアンインクリボン24aを巻き取るシアンインクリボ
ン巻取部24c及びプラテンロール24dが設けられて
いる。さらに、ブラックインクリボン部25には、ブラ
ックインクリボン25aを供給するブラックインクリボ
ン供給部25b、ブラックインクリボン25aを巻き取
るブラックインクリボン巻取部25c及びプラテンロー
ル25dが設けられている。
【0014】このように、単一の発熱手段Bのサーマル
ヘッド15に対して、カラー画像を形成するインク層を
有するインクリボンを供給する複数のインクリボン部2
2〜25を移動可能に構成され、複数のインクリボン部
22〜25は移動ユニットCに備えられ、この移動ユニ
ットCの駆動により単一の発熱手段Bの位置に、所定の
インクリボン部22〜25を位置させる。移動ユニット
Cを構成する回転テーブル21の矢印方向の回転駆動に
より複数のインクリボン部22〜25が、単一の発熱手
段Bのサーマルヘッド15の位置に移動でき、単一の駆
動源で良く複数のインクリボン部22〜25の移動構造
が簡単である。
【0015】また、単一の発熱手段Bが、記録媒体Aを
構成する中間受像シート11の非記録層側からインクリ
ボンに熱を与え、単一の発熱手段Bと複数のインクリボ
ン部22〜25とが記録媒体Bの中間受像シート11の
両側に配置でき、インクリボン部22〜25の移動構造
が簡単になる。
【0016】受像シート供給部3には、受像シート31
を積層して収納するケース32、送出ローラ33及び搬
送ローラ34が備えられている。受像シート31は記録
部1に備えられた一対のヒートローラ16の間に搬送さ
れ、受像シート31に中間受像シート11に記録された
カラー画像が転写され、単一の発熱手段Bからの熱によ
る溶融型熱転写がより迅速かつ良好になる。
【0017】このように、インク層を有するインクリボ
ンに熱を与える単一の発熱手段Bを備え、この単一の発
熱手段Bに対して、カラー画像を形成するインク層を有
するインクリボン22a〜25aを供給する複数のイン
クリボン部22〜25を移動可能に構成しているため、
従来のようにそれぞれの応じたサーマルヘッドや画像形
成回路が不要になり、低コストで構造が簡単で、かつ画
像形成回路の構造も簡単になる。また、単一の発熱手段
Bのサーマルヘッド15に対して、カラー画像を形成す
るインク層を有するインクリボン22a〜25aを供給
する複数のインクリボン部22〜25を移動するため、
記録媒体Aの搬送路が短くなり、記録媒体Aの搬送構造
が簡単で、しかも記録媒体Aが搬送路に詰まることによ
って生じる搬送不良が軽減できる。
【0018】インクリボン22a〜25aは、溶融型熱
転写のインクを有し、画像記録体に画像を記録するのに
感熱転写材が用いられる。この感熱転写材は支持体とイ
ンク層とを有しており、この支持体に例えばインクリボ
ン支持体用薄膜ベースとして、材料:ポリエステル、ポ
リアミド、ポリイミド、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニ
リデン、ポリ弗化ビニリデン、ポリアクリル酸エステ
ル、ポリオレフィン、ポリカーボーネート、ポリスチレ
ン、フェノール樹脂、三酢酸セルロール、コンデンサー
紙、グラシン紙、膜厚:3〜12um等が用いられ、バ
ックコート(BC)層はあってもよく、また溶融転写層
としてインク層の他に例えば中間層、オーバーコート
(OC)層等があってもよい。
【0019】溶融転写層は熱によって溶融し、基体に対
する接着性を示す性質を有していれば良いが、一般的に
次のような素材から構成されている。
【0020】染料、顔料として、アルカリ土類金属の炭
酸塩、TiO2 、MgO、ZnO、アルミナ、シリカ、
カーボンブラック、ニグロシン染料、スーダンブラック
SM、ファースト・イエローG、ベンジジン・エイロ
ー、ピグメント・イエロー、オイルイエローGG、ザボ
ンファーストイエローCGG、スミプラストイエローG
G、インドファーストオレンジ、スミプラストオレンジ
G、ピグメントオレンジR、ザボンファーストオレンジ
GG、イルガジン・レッド、パラニトロアニリン・レッ
ド、トルイジン・レッド、リソールレッド2G、レーキ
レッドO、オイルスカーレット、ザボンファーストスカ
ーレッドOG、アイゼンスピロンレッドBEH、メチル
バイオレットBレーキ、フタロシアニンブルー、ピグメ
ントブルー、ファーストゲンブルー5007、ビクトリ
アブルーF4R、スーダンブルー、オイルピーコックブ
ルー、ブリリアントグリーンB、フタロシアニングリー
ン等公知の染料顔料はすべて用いることができる。 ワ
ックス類として、カルナバワックス、モンタンワック
ス、密ろう、ライスワックス、キャンデリラワックス、
ラノリンワックス、パラフィンワックス、マイクロクリ
スタリンワックス、ポリエチレンワックス、サゾールワ
ックス、酸化ワックス、アミドワックス、シリコンワッ
クス等がある。
【0021】熱可塑性樹脂として、ポリアミド樹脂(ナ
イロン等)、ポリエステル樹脂、ポリ(メタ)アクリル
酸エステル系樹脂(ポリメチルメタクリレート、ポリエ
チルアクリレート等)、ポリウレタン樹脂、ポリ塩化ビ
ニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリスチレン樹
脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリ塩化ビニルー酢酸ビニル
樹脂、ポリスチレン−アクリル樹脂、ポリエチレン−酢
酸ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹
脂、ポリブタジエン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、
フェノール樹脂、セルロール系樹脂(メチルセルロー
ス、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
ニトロセルロース、アセチルセルロース等)、ポリビニ
ルエーテル樹脂、ポリビニルピロリドン樹脂、ポリビニ
ルアニリン樹脂、ポリサルホン樹脂、ポリカーボネート
樹脂、アイオノマー樹脂、ポリシロキサン樹脂、アセタ
ール系樹脂(ポリビニルプチラール、ポリビニルアセタ
ール、ポリビニルホルマール等)、石油系樹脂、ロジン
系樹脂、クロマン−インデン樹脂、テルペン系樹脂、ス
チレンーブタジエンゴム、イソプレンゴム、ニトリルゴ
ム等がある。
【0022】また、添加剤として、各種界面活性剤、高
級脂肪酸類(ステアリン酸、パルミチン酸、ラウリン酸
等)、長鎖アルコール類(ステアリルアルコール等)、
長鎖脂肪酸の金属塩(ステアリン酸アルシウム、パルミ
チン酸亜鉛等)、酸化防止剤、各種可塑材、シリコンオ
イル等がある。
【0023】これらの各素材の好ましい組成比は、用い
る層構成によっても全く異なる。インク層は、加熱によ
って効率的に熱転写するために多層構造になっていても
良く、例えば基材上に下記の層を順に積層してもよい。
ただし、これに限定されない。 1.剥離層、色材層 2.剥離層、色材層、接着層 3.色材層、接着層 この発明の中間受像シート11の受像層11aには、図
2に示すようにインクリボン22a〜25aからカラー
画像が転写される。インクリボン22a〜25aは、図
2(a)の多孔質の母体の中に熱溶性インクを保持させ
たものと、図2(b)の凝集破壊性のインクを用いたも
の2種類がある。図2(a)は、転写濃度が低く、画像
エッジの鮮鋭性に欠け、サーマルヘッドの押圧依存性が
大きいという欠点を持っているが、可読性を保って繰り
返して使うことが可能であるという長所を持っている。
一方図2(b)は剥離過程の条件に依存して画質が大き
く変わり、使用回数が数回程度と少ないが、濃度が比較
的高くて高画質が得られる。
【0024】次に、中間受像シート11について述べ
る。受像材料11は、インクリボンの記録材料から像様
に剥離したインク層を受容して画像を形成する。中間受
像シート11は支持体11c上に変形可能層11bと受
像層11aとを有する。中間受像シートは適度の耐熱強
度を有すると共に、画像が適正に形成去るされるよう寸
法安定性に優れることが望ましい。
【0025】中間受像シートの支持体11cとしては、
記録材料で説明したものと同様のもの、及び合成紙が使
用できる。好ましい膜厚は25〜200μmであり、更
に好ましくは25〜100μmである。
【0026】変形可能層11bは、弾性率が25℃にお
いて1〜200kg/mm2であることが好ましく、よ
り好ましくは2〜100kg/mm2である。又、変形
可能層の溶融粘度は200℃において10〜10000
cpであることが好ましく、好ましくは20〜5000
cpである。変形可能層の好ましいガラス転移温度は−
100〜80℃であり、より好ましくは−100〜40
℃である。又、変形可能層のJIS K2530−19
76の標準試験条件下での針入度は15〜500、更に
好ましくは30〜300である。
【0027】変形可能層の素材としては、例えば記録材
料のクッシヨン層素材と同一のものを挙げることができ
る。変型可能層の好ましい特性は必ずしも素材の種類で
規定できるものではないが、素材自身の特性が好ましい
ものとしては下記のものが挙げられる。エチレン−酢酸
ビニル共重合体、エチレンーエチルアクリレート共重合
体、ポリブタジエン樹脂、スチレンーブタジエン共重合
体(SBR)、スチレン−エチレン−ブタジエン共重合
体(SEBS)、アクリロニトリルーブタジエン共重合
体(NBR)、ポリイソプレン樹脂(IR)、スチレン
−イソブレン共重合体(SIS)、アクリル酸エステル
共重合体、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ブチ
ルゴム、ポリノルボルネン等。
【0028】これらの中でも、比較的低分子量のものが
よいが、素材との関連で必ずしも限定できない。又、上
記以外の素材でも、各種添剤を加えることにより変形可
能層に好ましい特性が得られる。
【0029】添加剤としては、ワックス等の低融点物
質、可塑剤などが挙げられる。具体的にはフタル酸エス
テル、アジピン酸エステル、グリコールエスデル、脂肪
酸エステル、燐酸エステル、塩素化パラフイン等が拳げ
られる。又、例えば「プラスチックおよびゴム用添加剤
実用便覧」、化学工業社(昭和45年発行)などに記載
の各種添加剤を添加することができる。
【0030】これら添加剤の添加量等は、ベースとなる
変形可能層素材との組合せで必要な量を選択すればよ
く、特に限定されないが一般的に、全変形可龍層素材量
の10重量%以下、更に5重量%以下が好ましい。
【0031】変形可能層の形成方法としては、前記素材
を溶媒に溶解又はラテックス状に分散したものを、ブレ
ードコーター、ロールコーター、パーコーター、カーテ
ンコーター、グラビアコーター等の塗布法、ホットメル
トによる押出しラミネーション法などが適用できる。
【0032】変形可能層の好ましい膜厚は10μm以上
であり、更に好ましくは20μm以上である。又、他の
被記録材料(例えばコート紙、上質紙などの紙類)に再
転写する場合には更に30μm以上の膜厚が好ましい。
変形可能層の膜厚が10μm以下になると、最終被記録
材料への再転写の際、抜けや欠けが発生する場合があ
る。
【0033】受像層は、バインダーと必要に応じて添加
される各種添加剤やマット材からなる。又、場合によっ
てはバインダーのみで形成される。
【0034】転写性の良い受像層バインダーとしては、
ポリ酢酸ビニルエマルジョン系接着剤、クロロプレン系
接着剤、エポキシ樹脂系接着剤等の接着剤、天然ゴム、
クロロプレンゴム系、プチルゴム系、ポリアクリル酸エ
ステル系、ニトリルゴム系、ポリサルファイド系、シリ
コンゴム系、ロジン系、石油系樹脂などの粘着材、再生
ゴム、塩化ビニル系樹脂、SBR、ポリブタジエン樹
脂、ポリイソブレン、ポリピニルブチラール樹脂、ポリ
ビニルエーテル、アイオノマー樹脂、スチレン樹脂、ス
チレン−アクリル樹脂、アクリル樹脂等を挙げることが
できる。
【0035】又、受像層上に形成された画像を、更に加
熱及び/又は加圧により他の被記録媒体に再転写する場
合は、受像層として極性の比較的小さい(SP値の小さ
い〕樹脂が特に好ましい。例えばポリエチレン、ポリプ
ロピレン、エチレンー塩化ビニル共重合体、エチレン−
アクリル共重合体、エチレン−酢酸ビニル樹脂(EV
A)、塩ビグラフトEVA樹脂、EVAグラフト塩ビ樹
脂、塩化ビニル系樹脂、各種変性オレフイン、ポリビニ
ルブチラール、ポリビニルアセタール樹脂などである。
受像層の膜厚は通常、0.5〜10μmであるが、変形
可能層を受像層として用いる場合はこの限りではない。
【0036】露光方法には、インクリボンの記録材料と
中間受像シートを密着させた状態で記録材料の支持体側
から露光する方法と、中間受像シートを介して露光する
方法が考えられる。
【0037】記録材料の支持体側より露光する場合、記
録材料で吸収しきれなかった光を受像層及び/又は変形
可能層で吸収するように、受像層及び/又は変形可能層
に熱線吸収可能な色材を添加し、熱の効率的な利用を行
うことも、転写性を向上させうることに効果がある。
【0038】又、後者の場合、光源のエネルギーを無駄
なくインク層に吸収させるために、受像材料を通しての
光源の波長に対する透過率は70%以上が好ましく、更
に好ましくは80%以上がよい。このためには、透明性
の良い支持体及び中間層を使用すると共に、支持体のバ
ックコート面及び支持体と変形可能層の界面での反射を
少なくする必要がある。支持体と変形可能層の界面での
反射を小さくするための方法としては、変形可能層の屈
折率を支持体のそれに対して0.1以上小さくすること
が好ましい。
【0039】変形性を有する材料は、変形を起こすこと
によって滑り性を低下させることがあり、このため、受
像層とインク層の滑り性が悪くなる場合がある。この結
果、大面積の密着が困難になり、記録装置内での自動搬
送も難しくなる場合がある。このような場合には、変形
可能層の上層に滑り性の良好な受像層を設けることで対
処することもできる。
【0040】また、熱昇華型の中間受像シートを用いた
場合は、感熱転写記録用のインクシートを用い、基本的
には支持体上にインク層が積層された構造であり、この
インク層は単層に限らず複数層から構成されていても良
い。このインク層は、基本的に熱拡散性色素とバインダ
ー樹脂とを含有する。熱拡散性色素は、熱拡散性もしく
は昇華性である限り特に制限はない。熱拡散性色素とし
ては、シアン色素、マゼンタ色素、イエロー色素を挙げ
ることができる。
【0041】前記インク層に用いるバインダー樹脂とし
て、感熱転写記録分野で公知の樹脂を用いることが可能
であるが、好ましいのは以下に述べるアセタール系樹脂
及び/又はセルロース系樹脂である。まず、アセタール
系樹脂としては、アセタール系の程度、アセチル基等の
含有率によって種々の化合物があり、代表例にポリビニ
ルアセトアセタール、ポリビニルブチラール等を挙げる
ことができる。この発明では、バインダー樹脂として前
記アセタール系樹脂及びセルロース系樹脂以外に、従来
から感熱転写記録分野で公知の樹脂を用いることが可能
である。例えば、この公知の樹脂としてアクリル樹脂、
メタクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルホルマール、ポリビニルエーテル、ポ
リビニルピロリドン、ポリスチレン、ポリスチレン共重
合体、アイオノマー樹脂等を挙げることができる。
【0042】この発明の受像シート31は、通常の紙が
用いられ、コート紙、マット紙、上質紙、合成紙、その
他一般的に用紙として用いられるものならなんでもよ
い。
【0043】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明
は、インク層を有するインクリボンに熱を与える単一の
発熱手段を備えているため、面順次インクリボンを使用
しないで、モノカラーインクリボンを使用して材料のコ
ストダウンを図り、従来のようなそれぞれに応じたサー
マルヘッドや画像形成回路が不要になり、低コストで構
造が簡単で、かつ画像形成回路の構造も簡単になる。ま
た、単一の発熱手段に対して、カラー画像を形成するイ
ンク層を有するインクリボンを供給する複数のインクリ
ボン部を移動するため、記録媒体の搬送路が短くなり、
記録媒体の搬送構造が簡単で、しかも記録媒体が搬送路
に詰まることによって生じる搬送不良が軽減できる。ま
た、移動ユニットの駆動により複数のインクリボン部
を、単一の発熱手段の位置に移動でき、単一の駆動源で
良く複数のインクリボン部の移動構造が簡単である。
【0044】請求項2記載の発明は、単一の発熱手段に
より記録媒体の非記録層側から熱を与えるから、単一の
発熱手段と複数のリボン供給部とが記録媒体の両側に配
置でき、インクリボン部の移動構造が簡単になる。
【0045】請求項3記載の発明は、中間受像シートに
カラー画像を形成し、この中間受像シートのカラー画像
を受像シートに転写してカラー画像を形成するから、単
一の発熱手段からの熱による溶融型熱転写がより迅速か
つ良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー画像記録装置の概略構成図である。
【図2】インクリボンからカラー画像が転写される状態
を示す図である。
【図3】従来のカラー画像記録装置の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
22〜25 インクリボン部 22a〜25a インクリボン A 記録媒体 B 単一の発熱手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体の記録層に、インク層を有するイ
    ンクリボンに熱を与えて熱転写によりカラー画像を形成
    するカラー画像記録装置において、前記インク層を有す
    るインクリボンに熱を与える単一の発熱手段と、前記カ
    ラー画像を形成するインク層を有する複数のインクリボ
    ン部を設けた移動ユニットとを備え、この移動ユニット
    の作動により前記単一の発熱手段に対して所定のインク
    リボン部を位置させるように構成したことを特徴とする
    カラー画像記録装置。
  2. 【請求項2】単一の発熱手段は、前記記録媒体の非記録
    層側から前記インクリボンに熱を与えることを特徴とす
    る請求項1記載のカラー画像記録装置。
  3. 【請求項3】前記記録媒体は、中間受像シートであり、
    この中間受像シートに形成されたカラー画像を受像シー
    トに転写するように構成したことを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載のカラー画像記録装置。
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