JPH09175647A - 半導体デバイス搬送処理装置 - Google Patents

半導体デバイス搬送処理装置

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JPH09175647A
JPH09175647A JP8284124A JP28412496A JPH09175647A JP H09175647 A JPH09175647 A JP H09175647A JP 8284124 A JP8284124 A JP 8284124A JP 28412496 A JP28412496 A JP 28412496A JP H09175647 A JPH09175647 A JP H09175647A
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JP
Japan
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semiconductor device
under test
test
array
positioning
Prior art date
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Application number
JP8284124A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Kiyokawa
敏之 清川
Takao Murayama
孝夫 村山
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Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
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Publication date
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  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被試験ICに十分に長い吸熱又は吸冷時間を
与えることができるICハンドラを提供する。 【解決手段】 ターンテーブル4に円形配列の位置決め
用凹部5を同心円状にN列形成し、トレイに収容された
被試験ICを、IC積み込み位置において、最外周又は
最内周の位置決め用凹部配列の位置決め用凹部5に順次
に供給し、ターンテーブル4の回転に伴なって、被試験
ICが1回転する毎に、上記IC積み込み位置において
他の位置決め用凹部配列の位置決め用凹部5に移し替え
る。被試験ICが上記積み込み位置において上記トレイ
から積み込まれてから少なくとも1回転した後、この積
み込み位置からテスト部7に送り出す位置までの角度範
囲をさらに移動させてテスト部7に送り込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば半導体デ
バイスの代表例である半導体集積回路素子(以下、IC
と称す)をテストするためのIC試験装置(一般にIC
テスタと呼ばれる)においてICをテストするためにテ
スト部に搬送し、かつ試験済みICをテスト部から搬出
し、分類処理するために使用して好適な半導体デバイス
搬送処理装置(一般にICハンドラと呼ばれる)に関
し、特に、これからテストを受ける半導体デバイスを、
十分に長い時間の間、所定の温度雰囲気にさらすことが
できるようにした半導体デバイス搬送処理装置及びこの
装置において使用される半導体デバイスの搬送処理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の水平搬送方式と称される半
導体デバイス搬送処理装置(以下、ICハンドラと称
す)の一例の概略の構成を示す。ベースとなる架台1の
図において下側1Aに沿ってICを格納した複数のトレ
イ群2が配置される。各トレイ群2A〜2Eはそれぞれ
多数個のトレイを垂直方向に積み重ねたものよりなり、
図において一番左側のトレイ群2Aはローダ部の位置に
ある。ローダ部のトレイ群2Aにはこれから試験を受け
るIC(被試験IC)が載置されている。
【0003】積み重ねられて配置されたトレイ群2Aの
最上段のトレイから搬送アーム3がこの例ではICを1
個ずつ搬出してソークステージと呼ばれるターンテーブ
ル4に搬送する。ターンテーブル4にはICを受け取る
位置を規定するために、ほぼ正方形の4辺が上向きの傾
斜面で囲まれた位置決め用凹部5が等角度間隔で同心円
状に1列形成されており、ターンテーブル4が例えば図
の例では時計廻り方向に1ピッチずつ回動する毎に、搬
送アーム3が1個のICを各位置決め用凹部5に落とし
込む。
【0004】6はターンテーブル4で運ばれて来たIC
をテスト部7に送り込むコンタクトアームを示す。コン
タクトアーム6はターンテーブル4の各位置決め用凹部
5から1個のICを吸着して取り出し、そのICをテス
ト部7に搬送する。コンタクトアーム6は3つのアーム
を有し、その3つのアームが回転して順次ICをテスト
部7に送り込む動作と、テスト部7でテストが終了した
ICを出口側の搬送アーム8に引き渡す動作を行なう。
なお、ターンテーブル4とコンタクトアーム6及びテス
ト部7は恒温室(チャンバ)9内に収納され、被試験I
Cをこの恒温室9内で所定の温度に保持した状態でテス
トを行うように構成されている。即ち、恒温室9内が高
温又は低温の適当な温度に制御され、被試験ICに所定
の温度ストレスを加えることができる構造となってい
る。
【0005】出口側の搬送アーム8で取り出されたIC
は試験の結果に応じてアンローダ部に配置されたこの例
では3つのトレイ群2C、2D、2Eの何れかに分別さ
れて格納される。例えば、不良のICは一番右側のトレ
イ群2Eのトレイに格納され、良品のICはその左側の
トレイ群2Dのトレイに格納され、再試験が必要なIC
はさらに左側のトレイ群2Cのトレイに格納される。こ
れらの分別はキャリアアーム10、11が行なう。な
お、左から2番目のトレイ群2Bはローダ部で空になっ
たトレイを収納するバッファ部に配置された空のトレイ
群を示す。この空のトレイ群はアンローダ部の各トレイ
群2C、2D、2Eの積み重ねられた最上段のトレイが
満杯になると、そのトレイ群の上に運ばれてICの格納
に利用される。
【0006】図3に示した上記ICハンドラはターンテ
ーブル4にICを受け取る位置を規定するための位置決
め用凹部5を等角度間隔で同心円状に1列形成し、ター
ンテーブル4が時計廻り方向に1ピッチずつ回動する毎
に、搬送アーム3が1個のICを各位置決め用凹部5に
落とし込むように構成されているが、図4に示すよう
に、ターンテーブル4に位置決め用凹部5を等角度間隔
で同心円状に2列形成し、搬送アーム3によってローダ
部のトレイから被試験ICを一度に2個ずつ搬送し、タ
ーンテーブル4が1ピッチずつ回動する毎にターンテー
ブル4の2列の2つの位置決め用凹部5に搬送アーム3
からICを2個ずつ落し込むように構成したICハンド
ラも実用されている。この図4に示すICハンドラは、
コンタクトアーム6、出口側の搬送アーム8、及びキャ
リアアーム10が同じくICを一度に2個ずつ搬送でき
るように構成され、また、テスト部7において一度に2
個の被試験ICをテストできるように構成されている以
外は上記図3に示したICハンドラと同じ構成であるの
で、対応する部分に同一符号を付してそれらの説明を省
略する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図3及び図4に示した
ICハンドラにおいて、被試験ICはターンテーブル4
の角度位置Aでターンテーブル4に載置され、角度位置
Bでターンテーブル4からコンタクトアーム6によりテ
スト部7に送り込まれる。この間約240°の角度範囲
をターンテーブル4の上に乗せられて移動し、この角度
範囲を移動する間にICの温度を恒温室9内の温度に上
昇(又は降下)させる。
【0008】通常、ターンテーブル4上には位置決め用
凹部5を約12°のピッチ(角度間隔)で同心円状に形
成するから、同心円状の位置決め用凹部5は、図3の場
合のように1列であっても、図4の場合のように2列で
あっても、240°の範囲には20個の位置決め用凹部
5が配列される。テスト部7におけるICのテスト時間
は数秒程度と比較的短時間であるけれど、角度位置Aか
らBに達するまでの移動距離が短いために、テスト部7
におけるテスト周期に同期させてターンテーブル4を回
転させると、サイズが大きいICの場合には角度位置A
からBに移動する時間内に目標とする恒温室9内の温度
に達しない場合が生じる。このため、テスト部7におけ
るテストは終了しているにもかかわらず、ICが所定の
温度へ上昇(又は降下)するまで待たなければならない
場合が生じ、結果的に、テストに要する時間が長くなっ
てしまうという欠点がある。
【0009】この発明の目的は、これから試験を受ける
半導体デバイスを、十分に長い時間の間、温度雰囲気に
さらすことができ、従って、ターンテーブルをテスト部
におけるテスト周期に同期させて回転させて、テスト部
のテスト周期で被試験半導体デバイスのテストを繰返す
ことができる半導体デバイス搬送処理装置を提供するも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、ター
ンテーブル上に同心的に形成されたN列(Nは2以上の
整数)の円形配列の位置決め用凹部と、上記N列の位置
決め用凹部の円形配列の内の少なくとも1つの配列の位
置決め用凹部に、半導体デバイス積み込み位置におい
て、トレイに収納された被試験半導体デバイスをこのト
レイから順次に送り込む第1の搬送手段と、上記半導体
デバイス積み込み位置において各位置決め用凹部に収納
された被試験半導体デバイスが上記ターンテーブルの回
転により1回転する毎に、上記被試験半導体デバイス
を、上記半導体デバイス積み込み位置において、空の状
態で到着した他の円形配列の位置決め用凹部に移し替え
る手段と、上記デバイスの移し替えによって空きとなっ
た位置決め用凹部に新たな被試験半導体デバイスを上記
トレイから順次に送り込む手段と、少なくとも1回転し
た被試験半導体デバイスが上記半導体デバイス積み込み
位置からテスト部の近傍まで移動されたときに、この半
導体デバイスを上記テスト部に送り込む第2の搬送手段
とを具備する半導体デバイス搬送処理装置が提供され
る。
【0011】また、この発明によれば、ターンテーブル
に形成されたN列の円形配列の位置決め用凹部の内の少
なくとも1つの配列の位置決め用凹部に、半導体デバイ
ス積み込み位置において、トレイから積み込まれた被試
験半導体デバイスが上記ターンテーブルの回転により1
回転する毎に、上記被試験半導体デバイスを、空の状態
で到着した他の円形配列の位置決め用凹部に移し替える
段階と、上記デバイスの移し替えによって空きとなった
位置決め用凹部に、上記半導体デバイス積み込み位置に
おいて、新たな被試験半導体デバイスを上記トレイから
順次に送り込む段階と、少なくとも1回転した被試験半
導体デバイスが上記半導体デバイス積み込み位置からテ
スト部の近傍まで移動されたときに、この半導体デバイ
スを上記テスト部に送り込む段階とからなる半導体デバ
イスの搬送処理方法が提供される。
【0012】上記請求項1、2、4、5及び7に記載の
半導体デバイス搬送処理装置、並びに請求項8及び9に
記載の半導体デバイスの搬送処理方法によれば、被試験
半導体デバイスは半導体デバイス積み込み位置において
ターンテーブルに載置されてから少なくとも1回転し、
その後上記半導体デバイス積み込み位置から所定の角度
分移動させられてテスト部に送り込まれる。従って、テ
スト部に至る所定の角度分の移動時間に少なくとも1回
転分の移動時間を加算した時間が被試験半導体デバイス
に所定の温度ストレスを与えるために使用できる。この
加算された少なくとも1回転分の移動時間は半導体デバ
イス積み込み位置からテスト部に至る所定の角度分の移
動時間よりも長いから、従来の装置と比較して2倍以上
の時間が被試験半導体デバイスを所定の温度に上昇又は
降下させるために使用できる。よって、被試験半導体デ
バイスに十分な吸熱又は吸冷時間を与えることができる
ため、テスト部におけるテスト周期に追従してターンテ
ーブルを回転させても全く問題が発生せず、従って、被
試験半導体デバイスのテスト時間を短縮することができ
る。
【0013】また、上記請求項3及び6に記載の半導体
デバイス搬送処理装置によれば、被試験半導体デバイス
が1回転した後で移し替えられる位置決め用凹部の深さ
が最初に載置された位置決め用凹部の深さより深く形成
されているので、被試験半導体デバイスを吸着保持する
複数の吸着ヘッドの昇降距離を同じにすることが可能と
なり、作業性が向上すると共に、制御が容易になる。ま
た、各吸着ヘッドから吸着保持した被試験半導体デバイ
スを位置決め用凹部に落とし込むときの距離を同じにす
ることができるので、被試験半導体デバイスを正確に位
置決めすることができるだけでなく、被試験半導体デバ
イスのリードピン(端子)の変形や、破損を防止するこ
とができる。さらに、ターンテーブルは、被試験半導体
デバイスと比較すると、恒温室内の温度に保持された大
きな熱源又は冷却源であるから、ターンテーブルの深い
位置決め用凹部に収納された被試験半導体デバイスには
このターンテーブルの熱又は冷気が良好に伝導する。よ
って、被試験半導体デバイスを所定の温度に加熱又は冷
却することをより一層確実にする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1及び図2に示すこの発
明の好ましい実施例を参照してこの発明の実施の形態を
詳細に説明する。なお、以下の実施例では半導体デバイ
スの代表例であるICを例にとって説明するが、この発
明はIC以外の半導体デバイスを搬送、処理する装置に
も勿論適用できるものである。
【0015】図1はこの発明によるICハンドラの第1
の実施例の概略の構成を示す。この実施例ではターンテ
ーブル4上に多数個の位置決め用凹部5を等角度間隔で
同心円状に2列形成した場合を示すが、位置決め用凹部
5の円形配列は2列以上であってもよいことは言うまで
もない。多数個の位置決め用凹部の円形配列を同心的に
2列形成した場合には、位置決め用凹部の円形配列の数
に対応させて、搬送アーム3には2個の吸着ヘッドを取
り付ける。即ち、この実施例では搬送アーム3の先端側
と手前側に各1個ずつ、被試験ICを例えば真空吸引作
用により吸着して搬送する吸着ヘッド3Rと3Fを設け
る。
【0016】手前側に設けた吸着ヘッド3Fによりロー
ダ部のトレイ群2Aの最上部のトレイから被試験ICを
1個ずつ拾い上げ、IC積み込み位置であるターンテー
ブル4上の角度位置Aにおいて、ターンテーブル4に同
心円状に形成された2列の位置決め用凹部の円形配列の
内の外側の配列5Aの1つの位置決め用凹部5に吸着保
持した被試験ICを落とし込む。なお、吸着ヘッド3F
がトレイ群2A上の最上部のトレイから被試験ICを拾
い上げるときには、搬送アーム3が静止した状態におい
て吸着ヘッド3Fを下向きに移動させ、その吸着面を被
試験ICに近付けて吸着し、また、吸着した被試験IC
をIC積み込み位置Aにおいて位置決め用凹部5に落し
込むときにも、搬送アーム3が静止した状態において吸
着ヘッド3Fを下向きに移動させ、被試験ICを位置決
め用凹部5の底面に近付けて放出する。他方の吸着ヘッ
ド3Rの動作も同様である。
【0017】ターンテーブル4が1周し、外側の位置決
め用凹部配列5Aの位置決め用凹部5の全てに被試験I
Cが載置されると(即ち、満杯になると)、それ以後は
吸着ヘッド3Fは今迄と同様にトレイ群2Aから被試験
ICを拾い上げ、空の状態の吸着ヘッド3Rと共にター
ンテーブル4のIC積み込み位置Aに移動されるが、ま
ず、空の吸着ヘッド3Rに外側の位置決め用凹部配列5
Aから1周廻って来た被試験ICを吸着させ、次に、こ
の被試験ICを吸着保持した吸着ヘッド3Rを内側の位
置決め用凹部配列5Bの位置決め用凹部5の上に移動さ
せる。このとき、トレイ群2Aからの被試験ICを保持
する吸着ヘッド3Fは外側の凹部配列5Aの、今空にな
った位置決め用凹部5の上に移動する。
【0018】吸着ヘッド3Rと3Fは図2に示すように
同心の凹部配列5Aと5Bの直径方向の間隔PYに合致
した間隔で搬送アーム3に配置されている。従って、先
端側の吸着ヘッド3Rは内側の凹部配列5Bの位置決め
用凹部5の上部に、また、手前側の吸着ヘッド3Fは外
側の凹部配列5Aの位置決め用凹部5の上部にそれぞれ
位置し、それぞれの位置決め用凹部5に被試験ICを落
とし込むことができる状態にある。ただし、吸着ヘッド
3Rと3Fの間隔は必ずしも同心の凹部配列5Aと5B
の直径方向の間隔PYに合致しなくてもよい。間隔PY
より吸着ヘッド3Rと3Fの間隔が大きい場合には、空
の吸着ヘッド3Rに外側の位置決め用凹部配列5Aから
1周廻って来た被試験ICを吸着させ、次に、新たな被
試験ICを吸着保持する吸着ヘッド3Fを外側の位置決
め用凹部配列5Aの位置決め用凹部5の上に移動させて
被試験ICを落とし込み、次に、外側の位置決め用凹部
配列5Aからの被試験ICを吸着保持する吸着ヘッド3
Rを内側の位置決め用凹部配列5Bの位置決め用凹部5
の上に移動させて被試験ICを落とし込むようにすれば
よい。
【0019】被試験ICをそれぞれの位置決め用凹部5
に落とし込んだ後、搬送アーム3は再びトレイ群2Aの
最上部のトレイ上に戻り、吸着ヘッド3Fにトレイ群2
Aから被試験ICを1個吸着させる。その後搬送ヘッド
3は空の吸着ヘッド3Rをターンテーブル4上の外側の
凹部配列5Aの位置決め用凹部5の上に移動させる。こ
の間にターンテーブル4は1ピッチ分回転しているか
ら、空の吸着ヘッド3Rが外側の凹部配列5AのIC積
み込み位置Aに位置する位置決め用凹部5の上に戻った
ときにはこの空の吸着ヘッド3Rの下にはターンテーブ
ル4に載置されて1周廻って来た次の被試験ICが到来
している。
【0020】従って、吸着ヘッド3Rはこの被試験IC
を吸着し、トレイ群2Aからの被試験ICを吸着保持す
る吸着ヘッド3Fと共に間隔PY分だけ前進し、内側と
外側の凹部配列5Bと5Aの位置決め用凹部5にそれぞ
れが保持するICを落し込む(図2の状態)。この動作
を繰返すことにより、内側の凹部配列5Bに外側の凹部
配列5Aから被試験ICを順次に移し替えて載置するこ
とができる。
【0021】内側の凹部配列5Bに移し替えられた被試
験ICの先頭が被試験ICをテスト部7へ送り出す角度
位置Bに達すると、コンタクトアーム6は内側の凹部配
列5Bから被試験ICを拾い上げ、テスト部7にその吸
着保持した被試験ICを搬送する。ここで、コンタクト
アーム6は、吸着保持した被試験ICをそのままテスト
部7に配置されたICテスタのコンタクトピン(ソケッ
ト)に電気的に接触させる場合と、吸着保持した被試験
ICをテスト部7への転送台上に搬送する場合とがあ
る。テスト部7におけるテストを終了した試験済みIC
は搬送アーム8に引き渡され、搬送アーム8からキャリ
アアーム10、11を通じてアンローダ部のトレイ群2
C、2D、2Eにテスト結果のデータに基づいて仕分け
され、格納される。
【0022】なお、図2に示すように、ターンテーブル
4の内側の円形の凹部配列5Bの位置決め用凹部5は外
側の円形の凹部配列5Aの位置決め用凹部5より深く形
成されている。トレイ群2Aから被試験ICを吸着保持
する吸着ヘッド3Fは図2に示すようにターンテーブル
4の表面より所定の距離高い位置で停止して吸着保持し
た被試験ICを外側配列5Aの位置決め用凹部5内へ落
とし込む。これは被試験ICがある程度の距離を自然落
下しないと正確な位置決めができないためと、吸着ヘッ
ド3Fが位置決め用凹部5に接近し過ぎると被試験IC
のリードピン(端子)が凹部5のテーパー状の壁に接触
して変形したり、破損したりするためである。一方、作
業性の点からは吸着ヘッド3F、3Rの昇降距離は短い
方が良いし、また、制御を簡単にするためには同じ昇降
距離であることが好ましい。このため、この実施例で
は、吸着ヘッド3Fの昇降距離はローダ部のトレイ群2
Aから被試験ICを吸着保持するときの昇降距離と同じ
に設定されている。
【0023】これに対し、吸着ヘッド3Rは、上述した
ように、外側配列5Aから1周回転して来た被試験IC
を拾い上げ、内側配列5Bの位置決め凹部5内に吸着保
持したICを落し込む動作を行なう。吸着ヘッド3Rが
外側配列5AからICを拾い上げる場合には吸着ヘッド
3Rの先端を位置決め用凹部5内のICの表面近傍まで
降下させて吸着するので、図2においては吸着ヘッド3
Rは吸着保持した被試験ICを解放する位置にある状態
で図示されているが、外側配列5Aの位置決め用凹部5
に関しても吸着ヘッド3Rはこの解放位置と同じ位置で
あるターンテーブル4のほぼ表面位置まで降下して被試
験ICを吸着保持する。従って、吸着ヘッド3Fが外側
配列5Aの位置決め用凹部5内へ被試験ICを落し込む
位置よりも低く降下する。この際、吸着ヘッド3Rの昇
降距離は短い方が良いから、また、吸着ヘッド3Fの昇
降距離と同じ方が制御上好都合であるから、この実施例
では吸着ヘッド3Rは吸着ヘッド3Fよりも図2に示す
降下位置の差に対応する距離だけ低くなるように搬送ア
ーム3に取り付けられ、吸着ヘッド3Fと同じ短い昇降
距離で被試験ICを外側配列5Aの位置決め用凹部5か
ら吸着できるようになっている。よって、この実施例で
は、吸着ヘッド3Rの昇降距離は吸着ヘッド3Fの昇降
距離と同じに設定されている。
【0024】このように吸着ヘッド3Rは吸着ヘッド3
Fよりも低くなるように搬送アーム3に取り付けられて
おり、かつ吸着ヘッド3Rの昇降距離は吸着ヘッド3F
の昇降距離と同じに設定され、短くなっているので、内
側配列5Bの位置決め用凹部5が外側配列5Aの位置決
め用凹部5の深さと同じであると、図2から明瞭なよう
に、吸着ヘッド3Rが吸着した被試験ICを内側配列5
Bの位置決め用凹部5に落とし込むときの距離が非常に
短くなり、被試験ICを正確に位置決めすることができ
なくなるばかりでなく、被試験ICのリードピン(端
子)が凹部5のテーパー状の壁に接触して変形したり、
破損したりする。このために、この実施例では、内側配
列5Bの位置決め用凹部5は外側配列5Aの位置決め用
凹部5より深く形成され、吸着ヘッド3Fより低い位置
まで降下する吸着ヘッド3Rから被試験ICが解放され
たときに、外側配列5Aの位置決め用凹部5内へ落下す
るときと同じ距離、被試験ICが自然落下するように構
成したのである。
【0025】さらに、ターンテーブル4は、被試験IC
と比較すると、恒温室9内の温度に保持された大きな熱
源又は冷却源であるから、ターンテーブル4の内側配列
5Bの深い位置決め用凹部5に収納された被試験ICに
はこのターンテーブル4の熱又は冷気が良好に伝導す
る。よって、被試験ICをターンテーブル4の位置決め
用凹部5に深く収納することは被試験ICを所定の温度
に加熱又は冷却することをより一層確実にするという利
点もある。
【0026】また、上述の実施例では円形の位置決め用
凹部配列を同心的に2列形成した場合を示したが、円形
の凹部配列は2以上のN列(Nは2以上の整数)とする
ことができる。円形の凹部配列をN列とした場合には搬
送アーム3にN個の吸着ヘッドを設ければよい。例え
ば、図4に示すように一度に2個のICを搬送するよう
に構成されているICハンドラの場合には、円形の位置
決め用凹部配列を同心的に4列形成し、搬送アーム3に
4個の吸着ヘッドを取り付け、この搬送アーム3により
1度に2個の被試験ICをローダ部のトレイ群2Aから
例えば外側の2列の凹部配列に積み込み、積み込んだ被
試験ICが1回転した後、外側の2列の凹部配列から内
側の2列の凹部配列へ被試験ICを移し替え、同時に外
側の2列の凹部配列にローダ部のトレイ群2Aから2個
の被試験ICを積み込み、テスト部へは内側の2列の凹
部配列の被試験ICを送り出すようにすればよい。
【0027】また、上述の実施例では始めに外側の凹部
配列5Aにローダ部からの被試験ICを積み込み、各被
試験ICが1回転した後、外側の凹部配列5Aから内側
の凹部配列5Bへ被試験ICを移し替えてテスト部へ送
り出すように構成したが、始めに内側の凹部配列5Bに
ローダ部からの被試験ICを積み込み、各被試験ICが
1回転した後、内側の凹部配列5Bから外側の凹部配列
5Aへ被試験ICを移し替え、テスト部へ送り出すよう
にしてもよい。ただし、この場合には、外側の凹部配列
5Aの各位置決め用凹部の深さを内側の凹部配列5Bの
各位置決め用凹部の深さよりも深く形成する。そして、
吸着ヘッド3Fを吸着ヘッド3Rよりも低くなるように
(両吸着ヘッドの降下位置間の差に対応する距離だけ低
くなるように)搬送アーム3に取り付ける。
【0028】上記実施例によれば、被試験ICはIC積
み込み位置である角度位置Aにおいてターンテーブル4
の各位置決め用凹部5内に載置されてから少なくとも1
回転し、その後角度位置Aからテスト部への送り出し位
置である角度位置Bまでの所定の角度分(約240°)
移動させられてテスト部7に送り込まれる。従って、テ
スト部7に至る所定の角度分の移動時間に少なくとも1
回転分の移動時間を加算した時間の間、被試験ICは恒
温室9内の温度にさらされ、所定の温度ストレスが与え
られる。この加算された少なくとも1回転分の移動時間
はIC積み込み位置からテスト部7に至る所定の角度分
の移動時間よりも長いから、従来のICハンドラと比較
して2倍以上の時間が被試験ICを所定の温度に上昇又
は降下させるために使用できる。よって、被試験ICに
十分な吸温又は吸冷時間を与えることができるため、テ
スト部7におけるテスト周期に追従してターンテーブル
4を回転させても全く問題が発生せず、従って、被試験
ICのテスト時間を短縮することができる。
【0029】なお、上記実施例では半導体デバイスの代
表例であるICを例にとって説明したが、IC以外の他
の半導体デバイスを搬送、処理する半導体デバイス搬送
処理装置及び半導体デバイスの搬送処理方法にもこの発
明が適用でき、同等の作用効果が得られることは言うま
でもない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、円形の位置決め用凹部配列をターンテーブル上に同
心円状にN列形成し、このN列の位置決め用凹部配列の
少なくとも1つに被試験ICの積み込み角度位置におい
て被試験ICを積み込み、1周廻って上記積み込み角度
位置に戻って来た被試験ICを他の位置決め用凹部配列
に移し替え、その後被試験ICの送り出し角度位置にお
いて被試験ICをテスト部へ搬送するように構成したか
ら、被試験ICはターンテーブルに乗せられて少なくと
も1回転した後で被試験ICの積み込み角度位置から送
り出し角度位置までの間を移動するから、被試験ICに
少なくとも1回転分の移動時間を余分に与えることがで
きる。従って、被試験ICに恒温室内の温度を十分に吸
収させることができるので、ターンテーブルをテスト部
のテスト周期に同期させて1ピッチ分ずつ回転させて
も、被試験ICを十分に加熱又は冷却して目標とする温
度に到達させることができる。かくして、単位時間当り
にテスト処理できるICの個数を多くすることができ、
しかも、試験に要する時間を短縮することができるとい
う顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるICハンドラの一実施例の概略
の構成を説明するための平面図である。
【図2】図1に示す実施例の要部の構成を説明するため
の拡大断面図である。
【図3】従来の水平搬送方式のICハンドラの一例の概
略の構成を説明するための平面図である。
【図4】従来の水平搬送方式のICハンドラの他の例の
概略の構成を説明するための平面図である。
【符号の説明】
1:架台 2:トレイ群 3、8:搬送アーム 3F、3R:吸着ヘッド 4:ターンテーブル 5:位置決め用凹部 5A:外側の位置決め用凹部の円形配列 5B:内側の位置決め用凹部の円形配列 6:コンタクトアーム 7:テスト部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/68 H01L 21/68 A

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイに収納されている被試験半導体デ
    バイスを半導体デバイス積み込み位置においてターンテ
    ーブルに形成された円形配列の位置決め用凹部に順次に
    乗せ替え、このターンテーブルの回転により上記位置決
    め用凹部に載置された被試験半導体デバイスをテスト部
    の近傍まで搬送し、このターンテーブルでの搬送中に所
    定の温度ストレスを被試験半導体デバイスに与え、上記
    テスト部の近傍において、上記ターンテーブル上の被試
    験半導体デバイスをテスト部に送り込み、被試験半導体
    デバイスをテストするように構成されている半導体デバ
    イス搬送処理装置において、 上記ターンテーブル上に同心的に形成されたN列(Nは
    2以上の整数)の円形配列の位置決め用凹部と、 上記N列の位置決め用凹部の円形配列の内の少なくとも
    1つの配列の位置決め用凹部に、上記半導体デバイス積
    み込み位置において、上記トレイから被試験半導体デバ
    イスを順次に送り込む第1の搬送手段と、 上記半導体デバイス積み込み位置において各位置決め用
    凹部に収納された被試験半導体デバイスが上記ターンテ
    ーブルの回転により1回転する毎に、上記被試験半導体
    デバイスを、上記半導体デバイス積み込み位置におい
    て、空の状態で到着した他の円形配列の位置決め用凹部
    に移し替える手段と、 上記デバイスの移し替えによって空きとなった位置決め
    用凹部に新たな被試験半導体デバイスを上記トレイから
    順次に送り込む手段と、 少なくとも1回転した被試験半導体デバイスが上記半導
    体デバイス積み込み位置から上記テスト部の近傍まで移
    動されたときに、この半導体デバイスを上記テスト部に
    送り込む第2の搬送手段と、 を具備することを特徴とする半導体デバイス搬送処理装
    置。
  2. 【請求項2】 上記ターンテーブル上に同心的に形成さ
    れた位置決め用凹部の円形配列の数は2列であり、上記
    第1の搬送手段はこの2列の円形配列の内の外側の配列
    の位置決め用凹部に被試験半導体デバイスを上記トレイ
    から順次に1個ずつ送り込むと共に、この外側の配列の
    各位置決め用凹部に収納された被試験半導体デバイスが
    上記ターンテーブルの回転により1回転する毎に、上記
    被試験半導体デバイスを内側の配列の位置決め用凹部に
    移し替えるように動作し、上記第2の搬送手段は、上記
    内側の配列の位置決め用凹部に移し替えられた被試験半
    導体デバイスが上記テスト部の近傍まで移動されたとき
    に、上記被試験半導体デバイスを1個ずつ上記テスト部
    に送り込むように動作することを特徴とする請求項1に
    記載の半導体デバイス搬送処理装置。
  3. 【請求項3】 上記内側の配列の位置決め用凹部の深さ
    は上記外側の配列の位置決め用凹部の深さより深く形成
    されていることを特徴とする請求項2に記載の半導体デ
    バイス搬送処理装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の搬送手段には被試験半導体デ
    バイスを吸着する吸着ヘッドが2個取り付けられてお
    り、一方の吸着ヘッドが上記トレイから被試験半導体デ
    バイスを外側の円形配列の位置決め用凹部に順次に送り
    込む動作を行い、他方の吸着ヘッドが1回転した上記被
    試験半導体デバイスを外側の配列の位置決め用凹部から
    内側の配列の位置決め用凹部に移し替える動作を行うこ
    とを特徴とする請求項2に記載の半導体デバイス搬送処
    理装置。
  5. 【請求項5】 上記ターンテーブル上に同心的に形成さ
    れた位置決め用凹部の円形配列の数は2列であり、上記
    第1の搬送手段はこの2列の円形配列の内の内側の配列
    の位置決め用凹部に被試験半導体デバイスを上記トレイ
    から順次に1個ずつ送り込むと共に、この内側の配列の
    各位置決め用凹部に収納された被試験半導体デバイスが
    上記ターンテーブルの回転により1回転する毎に、上記
    被試験半導体デバイスを外側の配列の位置決め用凹部に
    移し替えるように動作し、上記第2の搬送手段は、上記
    外側の配列の位置決め用凹部に移し替えられた被試験半
    導体デバイスが上記テスト部の近傍まで移動されたとき
    に、上記被試験半導体デバイスを1個ずつ上記テスト部
    に送り込むように動作することを特徴とする請求項1に
    記載の半導体デバイス搬送処理装置。
  6. 【請求項6】 上記外側の配列の位置決め用凹部の深さ
    は上記内側の配列の位置決め用凹部の深さより深く形成
    されていることを特徴とする請求項5に記載の半導体デ
    バイス搬送処理装置。
  7. 【請求項7】 上記ターンテーブル上に同心的に形成さ
    れた位置決め用凹部の円形配列の数は4列であり、上記
    第1の搬送手段はこの4列の円形配列の内の外側の2列
    の配列の位置決め用凹部に被試験半導体デバイスを上記
    トレイから順次に2個ずつ送り込むと共に、この外側の
    2列の各位置決め用凹部に収納された被試験半導体デバ
    イスが上記ターンテーブルの回転により1回転する毎
    に、上記被試験半導体デバイスを内側の2列の配列の位
    置決め用凹部に移し替えるように動作し、上記第2の搬
    送手段は、上記内側の2列の配列の位置決め用凹部に移
    し替えられた被試験半導体デバイスが上記テスト部の近
    傍まで移動されたときに、上記被試験半導体デバイスを
    2個ずつ上記テスト部に送り込むように動作することを
    特徴とする請求項1に記載の半導体デバイス搬送処理装
    置。
  8. 【請求項8】 トレイに収納されている被試験半導体デ
    バイスを半導体デバイス積み込み位置においてターンテ
    ーブルに形成された円形配列の位置決め用凹部に順次に
    乗せ替え、このターンテーブルの回転により上記位置決
    め用凹部に載置された被試験半導体デバイスをテスト部
    の近傍まで搬送し、このターンテーブルでの搬送中に所
    定の温度ストレスを被試験半導体デバイスに与え、上記
    テスト部の近傍において、上記ターンテーブル上の被試
    験半導体デバイスをテスト部に送り込み、被試験半導体
    デバイスをテストするように構成された半導体デバイス
    搬送処理装置において使用される半導体デバイスの搬送
    処理方法であって、 上記ターンテーブル上に同心的にN列(Nは2以上の整
    数)形成された位置決め用凹部の円形配列の内の少なく
    とも1つの配列の位置決め用凹部に、上記半導体デバイ
    ス積み込み位置において、上記トレイから被試験半導体
    デバイスを順次に送り込む段階と、 上記半導体デバイス積み込み位置において各位置決め用
    凹部に積み込まれた被試験半導体デバイスが上記ターン
    テーブルの回転により1回転する毎に、上記被試験半導
    体デバイスを、上記半導体デバイス積み込み位置におい
    て、空の状態で到着した他の円形配列の位置決め用凹部
    に移し替える段階と、 上記デバイスの移し替えによって空きとなった位置決め
    用凹部に、新たな被試験半導体デバイスを上記トレイか
    ら順次に送り込む段階と、 少なくとも1回転した被試験半導体デバイスが上記半導
    体デバイス積み込み位置から上記テスト部の近傍まで移
    動されたときに、この半導体デバイスを上記テスト部に
    送り込む段階と、 からなることを特徴とする半導体デバイスの搬送処理方
    法。
  9. 【請求項9】 上記被試験半導体デバイスを、上記半導
    体デバイス積み込み位置において、空の状態で到着した
    他の円形配列の位置決め用凹部に移し替える上記段階
    と、上記デバイスの移し替えによって空きとなった位置
    決め用凹部に、新たな被試験半導体デバイスを上記トレ
    イから順次に送り込む上記段階とは実質的に同時に行わ
    れることを特徴とする半導体デバイスの搬送処理方法。
JP8284124A 1995-10-27 1996-10-25 半導体デバイス搬送処理装置 Pending JPH09175647A (ja)

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