JPH0917565A - 浮揚溶解装置 - Google Patents
浮揚溶解装置Info
- Publication number
- JPH0917565A JPH0917565A JP16320995A JP16320995A JPH0917565A JP H0917565 A JPH0917565 A JP H0917565A JP 16320995 A JP16320995 A JP 16320995A JP 16320995 A JP16320995 A JP 16320995A JP H0917565 A JPH0917565 A JP H0917565A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- excitation coil
- frequency power
- resonance circuit
- power supply
- resonance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- General Induction Heating (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】浮揚溶解装置の上部励磁コイルと下部励磁コイ
ルとの交互に電力を供給する高周波電源を備えることに
より装置の小型化を計る。 【構成】上部励磁コイル1と共振コンデンサ2からなる
第1LC共振回路23と、下部励磁コイル3と共振コン
デンサ4からなる第2LC共振回路24とにマッチング
トランス22を介して高周波電源21から交互に互いに
異なった周波数の電力を供給して銅るつぼ5の内部の被
加熱物6を浮揚させつつ、加熱,溶解させる。
ルとの交互に電力を供給する高周波電源を備えることに
より装置の小型化を計る。 【構成】上部励磁コイル1と共振コンデンサ2からなる
第1LC共振回路23と、下部励磁コイル3と共振コン
デンサ4からなる第2LC共振回路24とにマッチング
トランス22を介して高周波電源21から交互に互いに
異なった周波数の電力を供給して銅るつぼ5の内部の被
加熱物6を浮揚させつつ、加熱,溶解させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2組の励磁コイルの
内側に銅るつぼを設置し、該銅るつぼの中に金属等の被
加熱物を入れることにより、該被加熱物をるつぼから浮
揚させ、浮揚状態で溶解する浮揚溶解装置に関する。
内側に銅るつぼを設置し、該銅るつぼの中に金属等の被
加熱物を入れることにより、該被加熱物をるつぼから浮
揚させ、浮揚状態で溶解する浮揚溶解装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に、この種の浮揚溶解装置の模式的
構成図の従来例を示す。図3において、1は上部励磁コ
イル、2は上部励磁コイル1の共振コンデンサ、3は下
部励磁コイル、4は下部励磁コイル3の共振コンデン
サ、5は銅るつぼ、6は被溶解材料、7は上部励磁コイ
ル1用の高周波電源、8は下部励磁コイル3用の高周波
電源、9は上部励磁コイル1用のマッチングトランス、
10は下部励磁コイル3用のマッチングトランスであ
る。
構成図の従来例を示す。図3において、1は上部励磁コ
イル、2は上部励磁コイル1の共振コンデンサ、3は下
部励磁コイル、4は下部励磁コイル3の共振コンデン
サ、5は銅るつぼ、6は被溶解材料、7は上部励磁コイ
ル1用の高周波電源、8は下部励磁コイル3用の高周波
電源、9は上部励磁コイル1用のマッチングトランス、
10は下部励磁コイル3用のマッチングトランスであ
る。
【0003】上部励磁コイル1と下部励磁コイル3とに
それぞれ流れる電流により、銅るつぼ5にうず電流が流
れるとともに、被溶解材料6にもうず電流が流れる。こ
の銅るつぼ5に流れるうず電流の方向と、被溶解材料6
の対向する表面部分に流れるうず電流の方向とは逆方向
のために、銅るつぼ5と被溶解材料6との間に磁気的な
反発力が発生し、この反発力が浮揚力となって被溶解材
料6は銅るつぼ5より浮揚する。さらに被溶解材料6は
抵抗損により発熱し、溶解する。
それぞれ流れる電流により、銅るつぼ5にうず電流が流
れるとともに、被溶解材料6にもうず電流が流れる。こ
の銅るつぼ5に流れるうず電流の方向と、被溶解材料6
の対向する表面部分に流れるうず電流の方向とは逆方向
のために、銅るつぼ5と被溶解材料6との間に磁気的な
反発力が発生し、この反発力が浮揚力となって被溶解材
料6は銅るつぼ5より浮揚する。さらに被溶解材料6は
抵抗損により発熱し、溶解する。
【0004】ここで、被溶解材料6が銅るつぼ5に接触
すること無く、且つほぼ中央に位置するためには、銅る
つぼ5の下部の前記浮揚力を大きくする必要がある。こ
のために下部励磁コイル3には、上部励磁コイル1用の
高周波電源7より低い周波数の電力を高周波電源8から
供給している。
すること無く、且つほぼ中央に位置するためには、銅る
つぼ5の下部の前記浮揚力を大きくする必要がある。こ
のために下部励磁コイル3には、上部励磁コイル1用の
高周波電源7より低い周波数の電力を高周波電源8から
供給している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の浮揚溶解装
置においては、上部励磁コイル1と下部励磁コイル3と
にそれぞれ異なった周波数で電力を供給するために、高
周波電源7と高周波電源8の2台の高周波電源を必要と
し、浮揚溶解装置が大型化し、コスト高になるという問
題があった。
置においては、上部励磁コイル1と下部励磁コイル3と
にそれぞれ異なった周波数で電力を供給するために、高
周波電源7と高周波電源8の2台の高周波電源を必要と
し、浮揚溶解装置が大型化し、コスト高になるという問
題があった。
【0006】この発明の目的とする所は、上記問題点を
解決する浮揚溶解装置を提供することにある。
解決する浮揚溶解装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明においては、浮
揚溶解装置に第1励磁コイルと第1コンデンサとからな
る第1LC共振回路と、第2励磁コイルと第2コンデン
サとからなる第2LC共振回路と、第1LC共振回路と
第2LC共振回路とにそれぞれ異なった周波数の電力を
交互に供給する1台の高周波電源と、高周波電源と第1
LC共振回路および第2LC共振回路とをそれぞれ整合
させるマッチングトランスとを備える。
揚溶解装置に第1励磁コイルと第1コンデンサとからな
る第1LC共振回路と、第2励磁コイルと第2コンデン
サとからなる第2LC共振回路と、第1LC共振回路と
第2LC共振回路とにそれぞれ異なった周波数の電力を
交互に供給する1台の高周波電源と、高周波電源と第1
LC共振回路および第2LC共振回路とをそれぞれ整合
させるマッチングトランスとを備える。
【0008】
【作用】この種の浮揚溶解装置においては、被溶解材料
を浮揚させて溶解するために、高周波電源の周波数とし
て前述の上部励磁コイルには10〜100kHZが設定さ
れ、また、下部励磁コイルには1〜10kHZが設定され
る。この発明によれば、1台の高周波電源で第1LC共
振回路と第2LC共振回路とにそれぞれ異なった周波数
の電力を交互に供給するようにしても、上述の如く各コ
イルに供給する電力の周波数の比率が10以上あり、且
つマッチングトランスで整合させるので、該高周波電源
より一方のコイルに供給する目的の電力が他方のコイル
に与える影響は僅かである。
を浮揚させて溶解するために、高周波電源の周波数とし
て前述の上部励磁コイルには10〜100kHZが設定さ
れ、また、下部励磁コイルには1〜10kHZが設定され
る。この発明によれば、1台の高周波電源で第1LC共
振回路と第2LC共振回路とにそれぞれ異なった周波数
の電力を交互に供給するようにしても、上述の如く各コ
イルに供給する電力の周波数の比率が10以上あり、且
つマッチングトランスで整合させるので、該高周波電源
より一方のコイルに供給する目的の電力が他方のコイル
に与える影響は僅かである。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の第1の実施例を示す浮揚
溶解装置の模式的構成図であり、図3と同一機能を有す
るものには同一符号を付して説明を省略し、図2と異な
る機能を中心に説明する。図1において、1台の高周波
電源21の出力からマッチングトランス22を介して第
1励磁コイルとしての上部励磁コイル1と第1コンデン
サとしての共振コンデンサ2とからなる第1LC共振回
路23と、第2励磁コイルとしての下部励磁コイル3と
第2コンデンサとしての共振コンデンサ4とからなる第
2LC共振回路24とにそれぞれ交互に異なった周波数
の電力を供給する構成である。
溶解装置の模式的構成図であり、図3と同一機能を有す
るものには同一符号を付して説明を省略し、図2と異な
る機能を中心に説明する。図1において、1台の高周波
電源21の出力からマッチングトランス22を介して第
1励磁コイルとしての上部励磁コイル1と第1コンデン
サとしての共振コンデンサ2とからなる第1LC共振回
路23と、第2励磁コイルとしての下部励磁コイル3と
第2コンデンサとしての共振コンデンサ4とからなる第
2LC共振回路24とにそれぞれ交互に異なった周波数
の電力を供給する構成である。
【0010】図1における高周波電源21の動作を、図
2に示す動作説明図を参照しつつ、以下に説明する。図
2において、高周波電源21は区間t1 〜t2 では第2
LC共振回路24の共振周波数に相当する周波数で電力
を供給し、区間t2 〜t3 では第1LC共振回路23の
共振周波数に相当する周波数の電力を供給するようにし
ている。
2に示す動作説明図を参照しつつ、以下に説明する。図
2において、高周波電源21は区間t1 〜t2 では第2
LC共振回路24の共振周波数に相当する周波数で電力
を供給し、区間t2 〜t3 では第1LC共振回路23の
共振周波数に相当する周波数の電力を供給するようにし
ている。
【0011】区間t2 〜t3 では、下部励磁コイル3に
浮揚力が生じないため被溶解材料6が落下しようとす
る。ここでギャップhで浮揚しているとすると、被溶解
材料6が自重mで落下し、このときの落下速度をv、重
力加速度をgとすると、銅るつぼ5に接触する時間T
は、式(1)〜式(3)から導出され、式(4)で表さ
れる。
浮揚力が生じないため被溶解材料6が落下しようとす
る。ここでギャップhで浮揚しているとすると、被溶解
材料6が自重mで落下し、このときの落下速度をv、重
力加速度をgとすると、銅るつぼ5に接触する時間T
は、式(1)〜式(3)から導出され、式(4)で表さ
れる。
【0012】
【数1】 mgh=(1/2)mv2 …(1) v=dx/dt …(2) dt={1/(2gh)1/2 }dx …(3) ∴ T=(h/2g)1/2 …(4) 例えば、式(4)において、h=1mmとすると、T≒
7.1msecとなり、h=2mmとすると、T≒1
0.1msecとなる。
7.1msecとなり、h=2mmとすると、T≒1
0.1msecとなる。
【0013】すなわちt1 〜t2 間=t2 〜t3 間=7
msec程度として、高周波電源21はそれぞれの周波
数、例えば3kHZと30kHZの電力を7msec毎に交
互に出力することで、図1に示した構成の浮揚溶解装置
が運転できる。
msec程度として、高周波電源21はそれぞれの周波
数、例えば3kHZと30kHZの電力を7msec毎に交
互に出力することで、図1に示した構成の浮揚溶解装置
が運転できる。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、上部,下部2組の励
磁コイルそれぞれに電力を供給する高周波電源が1台で
すみ、浮揚溶解装置が小形,低価格になり、例えばチタ
ニウム,シリコンなどの溶解に最適である。
磁コイルそれぞれに電力を供給する高周波電源が1台で
すみ、浮揚溶解装置が小形,低価格になり、例えばチタ
ニウム,シリコンなどの溶解に最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す浮揚溶解装置の構成図
【図2】図1の動作を説明する動作説明図
【図3】従来例を示す浮揚溶解装置の構成図
1 上部励磁コイル 2 共振コンデンサ 3 下部励磁コイル 4 共振コンデンサ 5 銅るつぼ 6 被溶解材料 7 高周波電源 8 高周波電源 9 マッチングトランス 10 マッチングトランス 21 高周波電源 22 マッチングトランス 23 第1LC共振回路 24 第2LC共振回路
Claims (1)
- 【請求項1】第1励磁コイルと第1コンデンサとからな
る第1LC共振回路と、 第2励磁コイルと第2コンデンサとからなる第2LC共
振回路と、 第1LC共振回路と第2LC共振回路とにそれぞれ異な
った周波数の電力を交互に供給する1台の高周波電源
と、 高周波電源と第1LC共振回路および第2LC共振回路
とをそれぞれ整合させるマッチングトランスとを備えた
ことを特徴とする浮揚溶解装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16320995A JPH0917565A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 浮揚溶解装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16320995A JPH0917565A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 浮揚溶解装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0917565A true JPH0917565A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=15769372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16320995A Pending JPH0917565A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 浮揚溶解装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0917565A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20110035071A (ko) * | 2009-09-29 | 2011-04-06 | 주식회사 포스코 | 소재의 부양 가열 장치 |
| JP2022546446A (ja) * | 2019-08-30 | 2022-11-04 | コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ | 追加の共振回路を備える誘導炉 |
-
1995
- 1995-06-29 JP JP16320995A patent/JPH0917565A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20110035071A (ko) * | 2009-09-29 | 2011-04-06 | 주식회사 포스코 | 소재의 부양 가열 장치 |
| JP2022546446A (ja) * | 2019-08-30 | 2022-11-04 | コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ | 追加の共振回路を備える誘導炉 |
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