JPH09176019A - 糖質分解消化酵素阻害剤並びにこれを配合した医薬品および飲食品 - Google Patents
糖質分解消化酵素阻害剤並びにこれを配合した医薬品および飲食品Info
- Publication number
- JPH09176019A JPH09176019A JP7350840A JP35084095A JPH09176019A JP H09176019 A JPH09176019 A JP H09176019A JP 7350840 A JP7350840 A JP 7350840A JP 35084095 A JP35084095 A JP 35084095A JP H09176019 A JPH09176019 A JP H09176019A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glycolytic
- digestive enzyme
- enzyme inhibitor
- god
- ellagitannin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Fodder In General (AREA)
- Confectionery (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 医薬品として糖尿病や肥満の治療、予防剤と
して有効であることはもちろん、日常的に摂取、使用さ
れる食品に配合することによっても、血糖値上昇を抑え
ることで糖尿病や肥満を予防することのできる素材、原
料を提供すること。 【構成】 GODタイプのエラジタンニンを有効成分と
する、糖質分解消化酵素阻害剤並びにこれを配合する医
薬品およびこれを添加した血糖値上昇抑制作用、抗糖尿
病作用や抗肥満作用を有する飲食品および動物飼料。
して有効であることはもちろん、日常的に摂取、使用さ
れる食品に配合することによっても、血糖値上昇を抑え
ることで糖尿病や肥満を予防することのできる素材、原
料を提供すること。 【構成】 GODタイプのエラジタンニンを有効成分と
する、糖質分解消化酵素阻害剤並びにこれを配合する医
薬品およびこれを添加した血糖値上昇抑制作用、抗糖尿
病作用や抗肥満作用を有する飲食品および動物飼料。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、糖質分解消化酵素
を阻害し、糖尿病や肥満を防ぐ糖質分解消化酵素阻害剤
に関し、更に詳細には、消化酵素の一つである糖質分解
消化酵素の活性を阻害することにより、食後の血糖値の
上昇を抑制して糖尿病や肥満を防ぐ糖質分解消化酵素阻
害剤、これを含有する医薬品並びに該糖質分解消化酵素
阻害剤を添加することにより血糖値上昇抑制作用、抗糖
尿病作用や抗肥満作用を付与した飲食品および動物飼料
に関する。 本発明における糖質分解消化酵素とは、二
糖類(スクロース、マルトース、イソマルトース、ラク
トース、トレハロースなど)から単糖(グルコース、ガ
ラクトースなど)への分解を担う消化酵素を指称し、α
−グルコシダーゼ、β−グルコシダーゼ、スクラーゼ、
マルターゼ、イソマルターゼ、ラクターゼおよびトレハ
ラーゼ等を意味する。
を阻害し、糖尿病や肥満を防ぐ糖質分解消化酵素阻害剤
に関し、更に詳細には、消化酵素の一つである糖質分解
消化酵素の活性を阻害することにより、食後の血糖値の
上昇を抑制して糖尿病や肥満を防ぐ糖質分解消化酵素阻
害剤、これを含有する医薬品並びに該糖質分解消化酵素
阻害剤を添加することにより血糖値上昇抑制作用、抗糖
尿病作用や抗肥満作用を付与した飲食品および動物飼料
に関する。 本発明における糖質分解消化酵素とは、二
糖類(スクロース、マルトース、イソマルトース、ラク
トース、トレハロースなど)から単糖(グルコース、ガ
ラクトースなど)への分解を担う消化酵素を指称し、α
−グルコシダーゼ、β−グルコシダーゼ、スクラーゼ、
マルターゼ、イソマルターゼ、ラクターゼおよびトレハ
ラーゼ等を意味する。
【0002】
【従来の技術】血糖値上昇抑制作用や抗肥満作用を有す
る医薬成分の研究は数多く行なわれており、当該作用を
有する数多くの合成化合物が報告されている。 なかで
も糖質分解消化酵素阻害物質は、経口摂取による糖質の
消化を遅延させることで、食後の急激な血糖上昇を遅延
させる作用があることが知られており、糖尿病や肥満を
防ぐものとして注目されている。
る医薬成分の研究は数多く行なわれており、当該作用を
有する数多くの合成化合物が報告されている。 なかで
も糖質分解消化酵素阻害物質は、経口摂取による糖質の
消化を遅延させることで、食後の急激な血糖上昇を遅延
させる作用があることが知られており、糖尿病や肥満を
防ぐものとして注目されている。
【0003】糖質分解消化酵素阻害物質の作用のメカニ
ズムは、摂取した飲食品中の二糖類(スクロース、マル
トース、イソマルトース、ラクトース、トレハロースな
ど)を、単糖(グルコース、ガラクトースなど)へ分解
する作用を担う糖質分解消化酵素を阻害することにあ
る。 すなわち、二糖類から単糖への分解が緩徐に起こ
るので、腸管より単糖の吸収が遅延し、血糖の上昇が抑
制されるのである。
ズムは、摂取した飲食品中の二糖類(スクロース、マル
トース、イソマルトース、ラクトース、トレハロースな
ど)を、単糖(グルコース、ガラクトースなど)へ分解
する作用を担う糖質分解消化酵素を阻害することにあ
る。 すなわち、二糖類から単糖への分解が緩徐に起こ
るので、腸管より単糖の吸収が遅延し、血糖の上昇が抑
制されるのである。
【0004】現在、医薬品として使用されている糖質分
解消化酵素阻害物質としては、グルコバイ(Acarb
ose:バイエル薬品)やボグリボーズ(AO−12
8:武田薬品)等が知られており、これら化合物は、動
物試験や臨床試験において食後の血糖値の上昇抑制効果
が確認され、抗肥満、抗糖尿病に対する有効性も報告さ
れている[Res. Exp. Med. vol. 175, 87(1979)、日本
農芸化学会誌 vol. 63, 217(1989)、New Current vol.
6,2(1995)]。
解消化酵素阻害物質としては、グルコバイ(Acarb
ose:バイエル薬品)やボグリボーズ(AO−12
8:武田薬品)等が知られており、これら化合物は、動
物試験や臨床試験において食後の血糖値の上昇抑制効果
が確認され、抗肥満、抗糖尿病に対する有効性も報告さ
れている[Res. Exp. Med. vol. 175, 87(1979)、日本
農芸化学会誌 vol. 63, 217(1989)、New Current vol.
6,2(1995)]。
【0005】一方、血糖値上昇抑制活性や抗肥満活性を
有する植物由来の天然物質としては、桑白皮やガルシニ
アの成分であるハイドロキシシトリックアシッドなどが
用いられている。 しかし、例えば、桑白皮の活性成分
であるノジリマイシンは活性が強すぎて、食品としては
適当ではない。
有する植物由来の天然物質としては、桑白皮やガルシニ
アの成分であるハイドロキシシトリックアシッドなどが
用いられている。 しかし、例えば、桑白皮の活性成分
であるノジリマイシンは活性が強すぎて、食品としては
適当ではない。
【0006】また、グアバ葉の抽出物がマルターゼ、ス
クラーゼに対して阻害活性を示すことが報告されている
が〔日本農芸化学会誌 vol. 69, 339 (1995)〕、十分な
血糖値上昇抑制活性や抗肥満活性を有するものではな
く、安全な天然物質は未だ得られていないのが現状であ
る。
クラーゼに対して阻害活性を示すことが報告されている
が〔日本農芸化学会誌 vol. 69, 339 (1995)〕、十分な
血糖値上昇抑制活性や抗肥満活性を有するものではな
く、安全な天然物質は未だ得られていないのが現状であ
る。
【0007】21世紀に向けて、疾病の治療よりも予防
の必要性が叫ばれている。 糖尿病や肥満に対して、そ
の苦難を思うとき、なんらかの予防措置が必要とされ
る。上記の予防措置は、医薬品により行うよりも食品の
ように日常的に摂取されたり用いられているものにより
講じられることがより望ましいが、前記したように、十
分な血糖値上昇抑制活性や抗肥満活性を有する安全な天
然物質が未だ知られていないため、有用な食品素材は提
供されていないというのが実情であった。
の必要性が叫ばれている。 糖尿病や肥満に対して、そ
の苦難を思うとき、なんらかの予防措置が必要とされ
る。上記の予防措置は、医薬品により行うよりも食品の
ように日常的に摂取されたり用いられているものにより
講じられることがより望ましいが、前記したように、十
分な血糖値上昇抑制活性や抗肥満活性を有する安全な天
然物質が未だ知られていないため、有用な食品素材は提
供されていないというのが実情であった。
【0008】従って、医薬品として糖尿病や肥満の治
療、予防剤として有効であることはもちろん、日常的に
摂取、使用される飲食品に配合することによっても、血
糖値上昇を抑えることで糖尿病や肥満を改善あるいは予
防することのできる素材、原料の提供が課題として残さ
れていた。また、人間に限らず、動物、例えば家畜やペ
ットにとっても、最近は糖尿病や肥満が問題となってお
り、糖尿病や肥満を改善あるいは予防できる動物飼料、
例えば家畜飼料やペットフードの素材、原料の提供も望
まれている。
療、予防剤として有効であることはもちろん、日常的に
摂取、使用される飲食品に配合することによっても、血
糖値上昇を抑えることで糖尿病や肥満を改善あるいは予
防することのできる素材、原料の提供が課題として残さ
れていた。また、人間に限らず、動物、例えば家畜やペ
ットにとっても、最近は糖尿病や肥満が問題となってお
り、糖尿病や肥満を改善あるいは予防できる動物飼料、
例えば家畜飼料やペットフードの素材、原料の提供も望
まれている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、消化酵素
の一つである糖質分解消化酵素を効果的に阻害し、か
つ、人体に対して有害な作用を有さない物質を見出すべ
く鋭意研究を行った結果、GODタイプのエラジタンニ
ンには糖質分解消化酵素の活性を極めて有効に阻害する
物質であることを見出し、本発明を完成するに至った。
の一つである糖質分解消化酵素を効果的に阻害し、か
つ、人体に対して有害な作用を有さない物質を見出すべ
く鋭意研究を行った結果、GODタイプのエラジタンニ
ンには糖質分解消化酵素の活性を極めて有効に阻害する
物質であることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】すなわち、本発明の第一の目的は、GOD
タイプのエラジタンニンを有効成分とする、糖質分解消
化酵素阻害剤を提供することである。また、本発明の他
の目的は、上記糖質分解消化酵素阻害剤を含有する血糖
値上昇抑制剤、抗肥満剤、抗糖尿病薬等の医薬品を提供
することである。更に、本発明の別の他の目的は、上記
糖質分解消化酵素阻害剤を含有する飲食品および動物飼
料を提供することである。
タイプのエラジタンニンを有効成分とする、糖質分解消
化酵素阻害剤を提供することである。また、本発明の他
の目的は、上記糖質分解消化酵素阻害剤を含有する血糖
値上昇抑制剤、抗肥満剤、抗糖尿病薬等の医薬品を提供
することである。更に、本発明の別の他の目的は、上記
糖質分解消化酵素阻害剤を含有する飲食品および動物飼
料を提供することである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の糖質分解消化酵素阻害剤
において、有効成分として用いられるGODタイプのエ
ラジタンニン(以下、「GODエラジタンニン」とい
う)は、次の式(I)、
において、有効成分として用いられるGODタイプのエ
ラジタンニン(以下、「GODエラジタンニン」とい
う)は、次の式(I)、
【化4】 (式中、R1及びR2は、それぞれ水素原子またはガロイ
ル基を示すか、一緒になってヘキサヒドロキシジフェノ
イル基を示す)で示される構造単位を有する化合物であ
る。
ル基を示すか、一緒になってヘキサヒドロキシジフェノ
イル基を示す)で示される構造単位を有する化合物であ
る。
【0012】この構造単位中には、糖構造の他、下記の
ヘキサヒドロキシジフェノイル基(以下、「D」と略す
ことがある)とガロイル基(以下、「G」と略すことが
ある)との間でエーテル結合した部分構造が存在する。
ヘキサヒドロキシジフェノイル基(以下、「D」と略す
ことがある)とガロイル基(以下、「G」と略すことが
ある)との間でエーテル結合した部分構造が存在する。
【化5】
【0013】そして、この部分結合中のエーテル結合の
酸素がG側から供給されているため、上記部分構造は、
GODタイプと呼ばれている(G→O→Dタイプ、Oは
酸素原子を意味する)。
酸素がG側から供給されているため、上記部分構造は、
GODタイプと呼ばれている(G→O→Dタイプ、Oは
酸素原子を意味する)。
【0014】本発明において用いられるGODエラジタ
ンニンは、上記した構造単位が存在するものであれば、
その分子量や重合度はなんら限定されるものではない
が、分子量20,000以下で重合度20以下のものが
好適である。 中でも好ましいGODエラジタンニンの
例としては、次の式(II)で表されるものが挙げられ
る。
ンニンは、上記した構造単位が存在するものであれば、
その分子量や重合度はなんら限定されるものではない
が、分子量20,000以下で重合度20以下のものが
好適である。 中でも好ましいGODエラジタンニンの
例としては、次の式(II)で表されるものが挙げられ
る。
【0015】
【化6】 (式中、R1及びR2は前記した意味を有し、nは0ない
し10の数を示す)
し10の数を示す)
【0016】また、別の好ましいGODエラジタンニン
の例としては、次の式(III)で表わされるものが挙げ
られる。
の例としては、次の式(III)で表わされるものが挙げ
られる。
【0017】
【化7】 (式中、R1及びR2は前記した意味を有する)
【0018】上記のGODエラジタンニンは既に公知の
化合物であり、例えば、野中ら(J.Chem. Soc. Perkin
Trans.I, 1067-1073(1982) )で報告された、バラ科ワ
レモコウ属植物ワレモコウ(Sanguisorba officinalis
L.)の根茎を乾燥させた生薬である地楡から得たGOD
エラジタンニン、吉田ら(Chem. Pharm. Bull. 40(8),
1997-2001(1992))で報告された、バラ科バラ属植物ロ
ーザ ヘンリュイ ボウル(Rosa henryi BOUL.)からの
GODエラジタンニン、田中ら(Chem. Pharm. Bull. 4
1(7), 1214-1220 (1993))で報告された、バラ科キイチ
ゴ属植物であるシマバライチゴ、ホウロクイチゴ、ビロ
ードイチゴ、ゴショイチゴ(Rubus chingii)などから
得たGODエラジタンニン等が知られている。 これら
のGODエラジタンニンは、いずれも本発明の有効成分
として利用することができる。
化合物であり、例えば、野中ら(J.Chem. Soc. Perkin
Trans.I, 1067-1073(1982) )で報告された、バラ科ワ
レモコウ属植物ワレモコウ(Sanguisorba officinalis
L.)の根茎を乾燥させた生薬である地楡から得たGOD
エラジタンニン、吉田ら(Chem. Pharm. Bull. 40(8),
1997-2001(1992))で報告された、バラ科バラ属植物ロ
ーザ ヘンリュイ ボウル(Rosa henryi BOUL.)からの
GODエラジタンニン、田中ら(Chem. Pharm. Bull. 4
1(7), 1214-1220 (1993))で報告された、バラ科キイチ
ゴ属植物であるシマバライチゴ、ホウロクイチゴ、ビロ
ードイチゴ、ゴショイチゴ(Rubus chingii)などから
得たGODエラジタンニン等が知られている。 これら
のGODエラジタンニンは、いずれも本発明の有効成分
として利用することができる。
【0019】また、上記した文献のGODエラジタンニ
ンに限らず、当該化合物を含む他の植物から抽出・精製
により製造されたものを利用することもできる。
ンに限らず、当該化合物を含む他の植物から抽出・精製
により製造されたものを利用することもできる。
【0020】GODエラジタンニンの抽出原料となる植
物にはなんら限定はなく、上記文献で原料として用いる
種々の植物の他、好ましくは他のバラ科植物、例えば、
ニガイチゴ(Rubus microphyllus)、ミヤマカジイチゴ
(R.koehneanus)、カジイチゴ(R.trifidus)、ヒメカ
ジイチゴ(R.medius)、ルブス アクミナトゥス(R.acu
minatus)、ルブス エリプティクス(R.ellipticus)、
ルブス マルチブリートゥス(R.multibreatus)、トッ
クリイチゴ(R.coreanus)、ルブス フォリオスス(R.f
oliosus)、クマイチゴ(R.crataegifolius)、ナワシ
ロイチゴ(R.parvifolius)および甜茶(Rubus suaviss
imus S.Lee)などを利用することができる。 なお、甜
茶抽出物は、抗炎症、抗アレルギーおよびヒアルロン酸
の分解阻止作用を示すことが知られているが(特開平6
−192114号)、糖質分解消化酵素阻害作用につい
ては知られていなかった。 また、本発明においては、
その有効成分としてGODエラジタンニンの高純度品に
限らず、GODエラジタンニンを含有する抽出物を利用
することもできる。
物にはなんら限定はなく、上記文献で原料として用いる
種々の植物の他、好ましくは他のバラ科植物、例えば、
ニガイチゴ(Rubus microphyllus)、ミヤマカジイチゴ
(R.koehneanus)、カジイチゴ(R.trifidus)、ヒメカ
ジイチゴ(R.medius)、ルブス アクミナトゥス(R.acu
minatus)、ルブス エリプティクス(R.ellipticus)、
ルブス マルチブリートゥス(R.multibreatus)、トッ
クリイチゴ(R.coreanus)、ルブス フォリオスス(R.f
oliosus)、クマイチゴ(R.crataegifolius)、ナワシ
ロイチゴ(R.parvifolius)および甜茶(Rubus suaviss
imus S.Lee)などを利用することができる。 なお、甜
茶抽出物は、抗炎症、抗アレルギーおよびヒアルロン酸
の分解阻止作用を示すことが知られているが(特開平6
−192114号)、糖質分解消化酵素阻害作用につい
ては知られていなかった。 また、本発明においては、
その有効成分としてGODエラジタンニンの高純度品に
限らず、GODエラジタンニンを含有する抽出物を利用
することもできる。
【0021】これらの植物から、GODエラジタンニン
の抽出に用いる溶剤としては、水、メタノールもしくは
エタノールなどのアルコール類またはアセトンなどのケ
トン類等が利用される。 これらの溶剤は、単独であっ
ても、または2種以上の溶剤の任意の混合溶剤のいずれ
であってもよいが、抽出物が最終的に食品等に配合され
ることを考慮すると、安全性の点で、水、エタノール、
またはこれらの混合溶剤を用いるのが好ましい。
の抽出に用いる溶剤としては、水、メタノールもしくは
エタノールなどのアルコール類またはアセトンなどのケ
トン類等が利用される。 これらの溶剤は、単独であっ
ても、または2種以上の溶剤の任意の混合溶剤のいずれ
であってもよいが、抽出物が最終的に食品等に配合され
ることを考慮すると、安全性の点で、水、エタノール、
またはこれらの混合溶剤を用いるのが好ましい。
【0022】抽出の際の植物と溶剤との比率は特に限定
されるものではないが、植物1に対して溶剤2〜100
0重量倍、特に抽出操作、効率の点で5〜100重量倍
が好ましい。 また、抽出温度は室温−常圧下での溶剤
の沸点の範囲とするのが便利であり、抽出時間は抽出温
度等によって異なるが、数秒から2日間の範囲とするの
が好ましい。
されるものではないが、植物1に対して溶剤2〜100
0重量倍、特に抽出操作、効率の点で5〜100重量倍
が好ましい。 また、抽出温度は室温−常圧下での溶剤
の沸点の範囲とするのが便利であり、抽出時間は抽出温
度等によって異なるが、数秒から2日間の範囲とするの
が好ましい。
【0023】また、GODエラジタンニンを含む植物体
そのものの細断物とし、これを最終使用時に抽出する形
態とすることもでき、この形態のものも本発明に含まれ
る。
そのものの細断物とし、これを最終使用時に抽出する形
態とすることもでき、この形態のものも本発明に含まれ
る。
【0024】このようにして得られた植物抽出物は、更
に吸着剤処理法、膜分離法、溶媒分画法等の精製法に付
すことにより、高純度のGODエラジタンニンを得るこ
とができる。
に吸着剤処理法、膜分離法、溶媒分画法等の精製法に付
すことにより、高純度のGODエラジタンニンを得るこ
とができる。
【0025】例えば、植物抽出物あるいはその溶媒分画
物を吸着カラムクロマトグラフィーに付し、1種類以上
の溶媒で溶出することにより、高純度のGODエラジタ
ンニンを得ることができる。
物を吸着カラムクロマトグラフィーに付し、1種類以上
の溶媒で溶出することにより、高純度のGODエラジタ
ンニンを得ることができる。
【0026】植物抽出物あるいはその溶媒分画物を吸着
カラムクロマトグラフィーに付して吸着分配を行うに
は、例えば、これらを少量の水、メタノール、エタノー
ル等の溶媒あるいはこれらの混合溶媒に溶解し、セファ
デックス LH−20(スウェーデン、ファルマシア社
製)、ダイヤイオン HP20(三菱化成工業製)、D
evelosil ODS(野村化学製)、セパビーズ
HP1MG(三菱化成工業製)、トヨパール HW4
0F(東ソー製)等の吸着剤カラムに吸着させた後、水
で十分に洗浄し、メタノール、エタノール、アセトン等
の親水性溶媒あるいはこれらの混合溶媒で溶出させれば
よい。 更に2つ以上の吸着カラムクロマトグラフィー
を組み合わせることにより、より高純度のGODエラジ
タンニンを得ることができる。
カラムクロマトグラフィーに付して吸着分配を行うに
は、例えば、これらを少量の水、メタノール、エタノー
ル等の溶媒あるいはこれらの混合溶媒に溶解し、セファ
デックス LH−20(スウェーデン、ファルマシア社
製)、ダイヤイオン HP20(三菱化成工業製)、D
evelosil ODS(野村化学製)、セパビーズ
HP1MG(三菱化成工業製)、トヨパール HW4
0F(東ソー製)等の吸着剤カラムに吸着させた後、水
で十分に洗浄し、メタノール、エタノール、アセトン等
の親水性溶媒あるいはこれらの混合溶媒で溶出させれば
よい。 更に2つ以上の吸着カラムクロマトグラフィー
を組み合わせることにより、より高純度のGODエラジ
タンニンを得ることができる。
【0027】上述のようにして得られるGODエラジタ
ンニンは、そのまま本発明の糖質分解消化酵素阻害剤と
して使用できる。 また、本発明の糖質分解消化酵素阻
害剤は、上述のようにして得られるGODエラジタンニ
ンを有効成分として、これに任意の助剤、賦形剤、溶液
として利用に供するための水または有機溶剤等を、適宜
配合して製剤化したものを使用することができる。
ンニンは、そのまま本発明の糖質分解消化酵素阻害剤と
して使用できる。 また、本発明の糖質分解消化酵素阻
害剤は、上述のようにして得られるGODエラジタンニ
ンを有効成分として、これに任意の助剤、賦形剤、溶液
として利用に供するための水または有機溶剤等を、適宜
配合して製剤化したものを使用することができる。
【0028】GODエラジタンニンを有効成分とする本
発明の糖質分解消化酵素阻害剤を、血糖値上昇抑制剤、
抗肥満剤、抗糖尿病薬等の医薬品として用いる場合、そ
の形態としては、経口剤、例えば散剤、顆粒剤、錠剤、
カプセル剤、丸剤、トローチ、内用液剤、懸濁剤、乳
剤、シロップ剤等を挙げることができ、これらを症状等
に応じてそれぞれ単独で、または組み合わせて使用する
ことができる。 これらの製剤は、常法に従って目的に
応じて主薬に賦形剤、結合剤、防腐剤、酸化安定剤、崩
壊剤、滑沢剤、矯味剤などの医薬の製剤技術分野におい
て通常使用しうる既知の補助剤を用いて製剤化すること
ができる。
発明の糖質分解消化酵素阻害剤を、血糖値上昇抑制剤、
抗肥満剤、抗糖尿病薬等の医薬品として用いる場合、そ
の形態としては、経口剤、例えば散剤、顆粒剤、錠剤、
カプセル剤、丸剤、トローチ、内用液剤、懸濁剤、乳
剤、シロップ剤等を挙げることができ、これらを症状等
に応じてそれぞれ単独で、または組み合わせて使用する
ことができる。 これらの製剤は、常法に従って目的に
応じて主薬に賦形剤、結合剤、防腐剤、酸化安定剤、崩
壊剤、滑沢剤、矯味剤などの医薬の製剤技術分野におい
て通常使用しうる既知の補助剤を用いて製剤化すること
ができる。
【0029】利用される担体としては、剤形に応じた通
常用いられるものを特に制限なく使用することができる
が、好ましいものの例としては、デンプン、乳糖、マン
ニット、カルボキシメチルセルロース、コーンスター
チ、無機塩等の固形担体や蒸留水、生理食塩水、ブドウ
糖水溶液、エタノール等のアルコール、プロピレングリ
コール、ポリエチレングリコール等の液体担体や各種の
動植物油、白色ワセリン、パラフィン、ロウ等の油性担
体等が挙げられる。
常用いられるものを特に制限なく使用することができる
が、好ましいものの例としては、デンプン、乳糖、マン
ニット、カルボキシメチルセルロース、コーンスター
チ、無機塩等の固形担体や蒸留水、生理食塩水、ブドウ
糖水溶液、エタノール等のアルコール、プロピレングリ
コール、ポリエチレングリコール等の液体担体や各種の
動植物油、白色ワセリン、パラフィン、ロウ等の油性担
体等が挙げられる。
【0030】また、本発明の糖質分解消化酵素阻害剤
を、血糖値上昇抑制剤、抗肥満剤、抗糖尿病薬等の経口
剤として用いる場合の投与量は、患者の年齢、症状等に
より大きく変動するが、一般には、GODエラジタンニ
ンの純品換算で0.5〜5000mg/日の範囲であ
る。
を、血糖値上昇抑制剤、抗肥満剤、抗糖尿病薬等の経口
剤として用いる場合の投与量は、患者の年齢、症状等に
より大きく変動するが、一般には、GODエラジタンニ
ンの純品換算で0.5〜5000mg/日の範囲であ
る。
【0031】また、本発明の飲食品は、本発明の糖質分
解消化酵素阻害剤をそのまま、あるいは従来食品に用い
られている各種成分と共に配合することにより調製され
る。これら飲食品の製造には、その種類に応じて種々の
成分を利用することができ、例えば、ブドウ糖、果糖、
ショ糖、マルトース、ソルビトール、ステビオサイド、
ルブソサイド、コーンシロップ、乳糖、クエン酸、酒石
酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、L−アスコルビン酸、
dl−α−トコフェロール、エリソルビン酸ナトリウ
ム、グリセリン、プロピレングリコール、グリセリン脂
肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖
脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレ
ングリコール脂肪酸エステル、アラビアガム、カラギー
ナン、カゼイン、ゼラチン、ペクチン、寒天、ビタミン
B類、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、ア
ミノ酸類、カルシウム塩類、色素、香料、保存剤等、通
常の食品原料として使用されているものを適宜配合する
ことにより製造することができる。
解消化酵素阻害剤をそのまま、あるいは従来食品に用い
られている各種成分と共に配合することにより調製され
る。これら飲食品の製造には、その種類に応じて種々の
成分を利用することができ、例えば、ブドウ糖、果糖、
ショ糖、マルトース、ソルビトール、ステビオサイド、
ルブソサイド、コーンシロップ、乳糖、クエン酸、酒石
酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、L−アスコルビン酸、
dl−α−トコフェロール、エリソルビン酸ナトリウ
ム、グリセリン、プロピレングリコール、グリセリン脂
肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖
脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレ
ングリコール脂肪酸エステル、アラビアガム、カラギー
ナン、カゼイン、ゼラチン、ペクチン、寒天、ビタミン
B類、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、ア
ミノ酸類、カルシウム塩類、色素、香料、保存剤等、通
常の食品原料として使用されているものを適宜配合する
ことにより製造することができる。
【0032】製造される食品の形態としては、固形食
品、クリーム状あるいはジャム状の半流動食品、ゲル状
食品、飲料等あらゆる食品形態にすることが可能であ
り、例えば、カプセル、顆粒、タブレット、ドリンク剤
等の形態や、常用されている任意の基材を用いて清涼飲
料、ジュース、コーヒー、紅茶、リキュール、牛乳、乳
清飲料、乳酸菌飲料、飴(キャンデー)、チューインガ
ム、チョコレート、グミ、ヨーグルト、アイスクリー
ム、プディング、水ようかんなどとすることができる。
品、クリーム状あるいはジャム状の半流動食品、ゲル状
食品、飲料等あらゆる食品形態にすることが可能であ
り、例えば、カプセル、顆粒、タブレット、ドリンク剤
等の形態や、常用されている任意の基材を用いて清涼飲
料、ジュース、コーヒー、紅茶、リキュール、牛乳、乳
清飲料、乳酸菌飲料、飴(キャンデー)、チューインガ
ム、チョコレート、グミ、ヨーグルト、アイスクリー
ム、プディング、水ようかんなどとすることができる。
【0033】本発明の糖質分解消化酵素阻害剤の有効成
分であるGODエラジタンニンは、例えば、古くから飲
用されている甜茶にも含まれる成分であるので、安全性
の点での問題は全くないが、飲食品に配合する場合は、
色調の点からみて、GODエラジタンニンの純品換算で
0.0001〜5.0%の濃度範囲とすることが望まし
い。
分であるGODエラジタンニンは、例えば、古くから飲
用されている甜茶にも含まれる成分であるので、安全性
の点での問題は全くないが、飲食品に配合する場合は、
色調の点からみて、GODエラジタンニンの純品換算で
0.0001〜5.0%の濃度範囲とすることが望まし
い。
【0034】また、本発明の動物飼料も、その目的に応
じて通常用いられる各種成分と本発明の糖質分解消化酵
素阻害剤とを適宜配合することにより製造することがで
き、例えば、家畜飼料やペットフード等とすることがで
きる。
じて通常用いられる各種成分と本発明の糖質分解消化酵
素阻害剤とを適宜配合することにより製造することがで
き、例えば、家畜飼料やペットフード等とすることがで
きる。
【0035】本発明の糖質分解消化酵素阻害剤は、食品
または動物飼料への添加用剤として使用することができ
る。 この食品添加用剤は、本発明の糖質分解消化酵素
阻害剤をそのまま、あるいは通常の製造に用いられる担
体と組み合わせて、粉末、顆粒、ペースト、カプセル、
シロップ、固形状、ゲル状、液状、懸濁液、乳液等の形
態として利用することができる。 該食品添加用剤は、
いずれの食品に対しても、糖質分解消化酵素阻害作用、
血糖値上昇抑制作用、抗肥満作用、抗糖尿病作用を付与
することを目的として、食品の製造時、または製造され
た製品に添加することができる。
または動物飼料への添加用剤として使用することができ
る。 この食品添加用剤は、本発明の糖質分解消化酵素
阻害剤をそのまま、あるいは通常の製造に用いられる担
体と組み合わせて、粉末、顆粒、ペースト、カプセル、
シロップ、固形状、ゲル状、液状、懸濁液、乳液等の形
態として利用することができる。 該食品添加用剤は、
いずれの食品に対しても、糖質分解消化酵素阻害作用、
血糖値上昇抑制作用、抗肥満作用、抗糖尿病作用を付与
することを目的として、食品の製造時、または製造され
た製品に添加することができる。
【0036】
【作用】本発明の糖質分解消化酵素阻害剤は、消化酵素
の一つである糖質分解消化酵素の活性を阻害することに
より、食後の血糖値の上昇を抑制することで、糖尿病や
肥満の治療・予防効果を示すものである。
の一つである糖質分解消化酵素の活性を阻害することに
より、食後の血糖値の上昇を抑制することで、糖尿病や
肥満の治療・予防効果を示すものである。
【0037】
【発明の効果】GODエラジタンニンを有効成分とする
本発明の糖質分解消化酵素阻害剤は、GODエラジタン
ニンが、例えば、古くから飲用されている甜茶にも含ま
れる成分であるので、安全性が高く、体内に摂取されて
も心配がない。 したがって、本発明の糖質分解消化酵
素阻害剤は、これを血糖値上昇抑制剤、抗肥満剤、抗糖
尿病薬等の医薬品として、糖尿病や肥満の治療、予防等
に利用できる他、継続的に摂取することにより血糖値の
上昇を抑制する飲食品、例えば、健康な人はもちろん、
太り気味の人のためのダイエット食品や、糖尿病患者用
食品の製造が、従来よりも容易になり、糖尿病や肥満を
改善あるいは予防するのに貢献することができる。
本発明の糖質分解消化酵素阻害剤は、GODエラジタン
ニンが、例えば、古くから飲用されている甜茶にも含ま
れる成分であるので、安全性が高く、体内に摂取されて
も心配がない。 したがって、本発明の糖質分解消化酵
素阻害剤は、これを血糖値上昇抑制剤、抗肥満剤、抗糖
尿病薬等の医薬品として、糖尿病や肥満の治療、予防等
に利用できる他、継続的に摂取することにより血糖値の
上昇を抑制する飲食品、例えば、健康な人はもちろん、
太り気味の人のためのダイエット食品や、糖尿病患者用
食品の製造が、従来よりも容易になり、糖尿病や肥満を
改善あるいは予防するのに貢献することができる。
【0038】更に、本発明の糖質分解消化酵素阻害剤を
使用することにより、ペットなどの動物用のダイエット
食品や、糖尿病の動物のための食品の製造も容易にな
り、哺乳動物の糖尿病や肥満を改善あるいは予防するの
にも貢献することができる。
使用することにより、ペットなどの動物用のダイエット
食品や、糖尿病の動物のための食品の製造も容易にな
り、哺乳動物の糖尿病や肥満を改善あるいは予防するの
にも貢献することができる。
【0039】
【実施例】次にGODエラジタンニンの製造例及び実施
例を挙げ、本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこ
れらの実施例等になんら制約されるものではない。
例を挙げ、本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこ
れらの実施例等になんら制約されるものではない。
【0040】製 造 例 1 甜茶からのGODエラジタンニンの製造(1): (イ) 甜茶100gを3000ml容の三角フラスコ
に入れ、熱水1000mlを加え、沸騰水浴中で3時間
抽出を行った。 これを濾過し、得た濾液を凍結乾燥し
て、甜茶抽出物32gを得た(これを以下、「TCE」
と称す)。このうち23gを2リットルの水に溶かし、
同量の酢酸エチル、次いでn−ブタノールで溶媒分画を
行い、水溶性画分として15gを得た。 これを500
mlの水に溶かし、ダイヤイオン HP20(三菱化成
工業製)のカラム(φ4cm×32cm)に吸着させ、
2リットルの水で洗浄後、60容量%エタノール水2リ
ットルで溶出することにより、60%エタノール溶出画
分5.6gを得た。
に入れ、熱水1000mlを加え、沸騰水浴中で3時間
抽出を行った。 これを濾過し、得た濾液を凍結乾燥し
て、甜茶抽出物32gを得た(これを以下、「TCE」
と称す)。このうち23gを2リットルの水に溶かし、
同量の酢酸エチル、次いでn−ブタノールで溶媒分画を
行い、水溶性画分として15gを得た。 これを500
mlの水に溶かし、ダイヤイオン HP20(三菱化成
工業製)のカラム(φ4cm×32cm)に吸着させ、
2リットルの水で洗浄後、60容量%エタノール水2リ
ットルで溶出することにより、60%エタノール溶出画
分5.6gを得た。
【0041】これを水−エタノール(1:1v/v)1
00mlに溶かし、セファデックスLH−20(スウェ
ーデン、ファルマシア社製)のカラム(φ4cm×30
cm)に吸着させ、1リットルの水で洗浄後、50容量
%エタノール水及びエタノールそれぞれ1リットルで順
に溶出後、70容量%アセトン水で溶出し70%アセト
ン溶出画分1.7gを得た(これを以下、「TCF1
1」と称す)。上記の製造・精製工程を図1に示す。
00mlに溶かし、セファデックスLH−20(スウェ
ーデン、ファルマシア社製)のカラム(φ4cm×30
cm)に吸着させ、1リットルの水で洗浄後、50容量
%エタノール水及びエタノールそれぞれ1リットルで順
に溶出後、70容量%アセトン水で溶出し70%アセト
ン溶出画分1.7gを得た(これを以下、「TCF1
1」と称す)。上記の製造・精製工程を図1に示す。
【0042】(ロ) TCF11(70%アセトン溶出
画分)5mgを1Nの塩酸2mlに溶かし、100℃で
2時間加熱後、酢酸エチル2mlで3回抽出し、抽出物
をHPLC分析したところ、図2に示すように保持時間
5.275分にサンギソルビン酸ジラクトン( Sanguiso
rbic acid dilactone、GOD)のピークを、同2.28
3分に没食子酸(gallic acid、G)のピークを、同8.
492分にエラグ酸(ellagic acid、D)のピークをそ
れぞれ認め、GODタイプのエラジタンニンを確認し
た。 TCF11中のGODエラジタンニン含量は90
%であった。
画分)5mgを1Nの塩酸2mlに溶かし、100℃で
2時間加熱後、酢酸エチル2mlで3回抽出し、抽出物
をHPLC分析したところ、図2に示すように保持時間
5.275分にサンギソルビン酸ジラクトン( Sanguiso
rbic acid dilactone、GOD)のピークを、同2.28
3分に没食子酸(gallic acid、G)のピークを、同8.
492分にエラグ酸(ellagic acid、D)のピークをそ
れぞれ認め、GODタイプのエラジタンニンを確認し
た。 TCF11中のGODエラジタンニン含量は90
%であった。
【0043】HPLCの分析条件は、デベロシル(Devel
osil) ODS−5カラム(φ4.5mm×150mm、
野村化学製)を用い、0.05M リン酸一カリウム:
0.05M リン酸:エタノール:酢酸エチル(40:4
0:15:5v/v)で溶出し、280nmで検出し
た。
osil) ODS−5カラム(φ4.5mm×150mm、
野村化学製)を用い、0.05M リン酸一カリウム:
0.05M リン酸:エタノール:酢酸エチル(40:4
0:15:5v/v)で溶出し、280nmで検出し
た。
【0044】製 造 例 2 GODエラジタンニンの製造(2):甜茶熱水抽出物1
0gを1リットルの水に溶かし、同量の酢酸エチル、次
いでn−ブタノールで溶媒分画を行い、水溶性画分とし
て6.58gを得た。 このうち1gを5mlの水に溶か
し、デベロシル(Develosil)ODS−10カラム(φ
4cm×30cm、野村化学製)に吸着させ、2リット
ルの水で洗浄後、20容量%エタノール水2リットルで
溶出し、20%エタノール溶出画分0.36gを得た。
ODS20%エタノール溶出画分中のGODエラジタン
ニンは、製造例1と同様にして確認した。
0gを1リットルの水に溶かし、同量の酢酸エチル、次
いでn−ブタノールで溶媒分画を行い、水溶性画分とし
て6.58gを得た。 このうち1gを5mlの水に溶か
し、デベロシル(Develosil)ODS−10カラム(φ
4cm×30cm、野村化学製)に吸着させ、2リット
ルの水で洗浄後、20容量%エタノール水2リットルで
溶出し、20%エタノール溶出画分0.36gを得た。
ODS20%エタノール溶出画分中のGODエラジタン
ニンは、製造例1と同様にして確認した。
【0045】製 造 例 3 GODエラジタンニンの製造(3):製造例1と同様に
して、甜茶熱水抽出物を得た。 このうちの23gを製
造例1に準じ、図3に示す工程により分画処理を行い、
TCF11の画分を得た。
して、甜茶熱水抽出物を得た。 このうちの23gを製
造例1に準じ、図3に示す工程により分画処理を行い、
TCF11の画分を得た。
【0046】実 施 例 1 α−グルコシダーゼ阻害活性の測定法:製造例1で得た
GODエラジタンニン(TCF11)について、下記方
法でα−グルコシダーゼ阻害活性を測定した。その結果
を表1に示す。
GODエラジタンニン(TCF11)について、下記方
法でα−グルコシダーゼ阻害活性を測定した。その結果
を表1に示す。
【0047】(α−グルコシダーゼ阻害活性の測定法)
α−グルコシダーゼとしては、酵母由来のα−グルコシ
ダーゼ(東洋紡社製)を用いた。 α−グルコシダーゼ
の酵素活性は、スクロースの加水分解により生成するグ
ルコースおよびフラクトースの還元力の増加をジニトロ
サリチル酸を用いた比色定量をすることにより測定し
た。具体的には、まず、下記組成の酵素反応液を試験管
に入れ、37℃で30分間反応させた。
α−グルコシダーゼとしては、酵母由来のα−グルコシ
ダーゼ(東洋紡社製)を用いた。 α−グルコシダーゼ
の酵素活性は、スクロースの加水分解により生成するグ
ルコースおよびフラクトースの還元力の増加をジニトロ
サリチル酸を用いた比色定量をすることにより測定し
た。具体的には、まず、下記組成の酵素反応液を試験管
に入れ、37℃で30分間反応させた。
【0048】 ( 酵 素 反 応 液 組 成 ) 100mM スクロースのリン酸カリウム 0.07ml 緩衝液*溶液 α−グルコシダーゼ溶液 0.05ml GODエラジタンニン(TCF11)水溶液 0.01ml リン酸カリウム緩衝液* 0.07ml * リン酸カリウム緩衝液としては、50mMリン酸カリウム緩衝液 (pH 7.0)を用いた。
【0049】反応終了後、これに0.2mlのジニトロ
サリチル酸溶液(1% 水酸化ナトリウム、5% 酒石酸
カリウムナトリウム、0.2% フェノール、1% ジニ
トロサリチル酸、0.05% 亜硫酸ナトリウム)を加
え、100℃で10分間、グルコース等の還元糖と反応
させ、発色させた。 発色終了後、吸光度540nmの
吸収を測定し、下記式からα−グルコシダーゼ阻害活性
を求めた。 なお、比較としては、グアバ葉の熱水抽出
物を用い、対照にはGODエラジタンニン水溶液の代わ
りに50mM リン酸カリウム緩衝液(pH7.0)を用
いたものを利用した。 また、それぞれのブランクとし
て、酵素溶液の代わりに上記リン酸カリウム緩衝液を用
いた。
サリチル酸溶液(1% 水酸化ナトリウム、5% 酒石酸
カリウムナトリウム、0.2% フェノール、1% ジニ
トロサリチル酸、0.05% 亜硫酸ナトリウム)を加
え、100℃で10分間、グルコース等の還元糖と反応
させ、発色させた。 発色終了後、吸光度540nmの
吸収を測定し、下記式からα−グルコシダーゼ阻害活性
を求めた。 なお、比較としては、グアバ葉の熱水抽出
物を用い、対照にはGODエラジタンニン水溶液の代わ
りに50mM リン酸カリウム緩衝液(pH7.0)を用
いたものを利用した。 また、それぞれのブランクとし
て、酵素溶液の代わりに上記リン酸カリウム緩衝液を用
いた。
【0050】 但し、A:対照溶液の吸光度 B:対照溶液のブランクの吸光度 C:試料溶液の吸光度 D:試料溶液のブランクの吸光度
【0051】上記のα−グルコシダーゼ阻害活性の結果
から、GODエラジタンニンおよび比較であるグアバ葉
の熱水抽出物のα−グルコシダーゼの50%阻害率濃度
(IC50値)を求め、表1に示した。
から、GODエラジタンニンおよび比較であるグアバ葉
の熱水抽出物のα−グルコシダーゼの50%阻害率濃度
(IC50値)を求め、表1に示した。
【0052】
【0053】IC50値が小さいほど酵素阻害活性は強い
ことを意味するので、この結果から、GODエラジタン
ニンのα−グルコシダーゼ阻害活性が強力であることが
明かとなった。
ことを意味するので、この結果から、GODエラジタン
ニンのα−グルコシダーゼ阻害活性が強力であることが
明かとなった。
【0054】実 施 例 2 スクラーゼ阻害活性の測定法:製造例1で得たGODエ
ラジタンニン(TCF11)について、下記方法でスク
ラーゼ阻害活性を測定した。 その結果を表2に示す。
ラジタンニン(TCF11)について、下記方法でスク
ラーゼ阻害活性を測定した。 その結果を表2に示す。
【0055】(スクラーゼ阻害活性の測定法)ラット由
来のラット小腸アセトンパウダー(Sigma社製)を用い
て、その中に含まれている小腸由来のスクラーゼに対す
る、本抽出物の阻害作用を測定した。酵素活性は、スク
ロースの加水分解により生成するグルコースの増加をグ
ルコース測定用キットであるグルコースCII−テスト
ワコー(和光純薬製)で定量することにより、測定し
た。
来のラット小腸アセトンパウダー(Sigma社製)を用い
て、その中に含まれている小腸由来のスクラーゼに対す
る、本抽出物の阻害作用を測定した。酵素活性は、スク
ロースの加水分解により生成するグルコースの増加をグ
ルコース測定用キットであるグルコースCII−テスト
ワコー(和光純薬製)で定量することにより、測定し
た。
【0056】具体的には、まず、下記各溶液を混合して
得られた酵素反応液を試験管に入れ、37℃で30分間
反応した。 ( 酵 素 反 応 液 組 成 ) 100mM スクロースのリン酸カリウム 0.07ml 緩衝液*溶液 ラット小腸アセトンパウダー溶液 0.05ml GODエラジタンニン(TCF11)水溶液 0.01ml リン酸カリウム緩衝液* 0.07ml * リン酸カリウム緩衝液としては、50mMリン酸カリウム緩衝液 (pH 7.0)を用いた。
得られた酵素反応液を試験管に入れ、37℃で30分間
反応した。 ( 酵 素 反 応 液 組 成 ) 100mM スクロースのリン酸カリウム 0.07ml 緩衝液*溶液 ラット小腸アセトンパウダー溶液 0.05ml GODエラジタンニン(TCF11)水溶液 0.01ml リン酸カリウム緩衝液* 0.07ml * リン酸カリウム緩衝液としては、50mMリン酸カリウム緩衝液 (pH 7.0)を用いた。
【0057】反応終了後、グルコース測定用キットであ
るグルコースCII−テストワコー(和光純薬製)を用
い、スクロースより変化したグルコースによる吸光度を
測定し、下記式からスクラーゼ阻害活性を求めた。 な
お、比較としては、グアバ葉の熱水抽出物を用い、対照
にはGODエラジタンニン水溶液の代わりに50mMリ
ン酸カリウム緩衝液(pH7.0)を用いたものを利用
した。 また、それぞれのブランクとして、酵素溶液の
代わりに上記リン酸カリウム緩衝液を用いた。
るグルコースCII−テストワコー(和光純薬製)を用
い、スクロースより変化したグルコースによる吸光度を
測定し、下記式からスクラーゼ阻害活性を求めた。 な
お、比較としては、グアバ葉の熱水抽出物を用い、対照
にはGODエラジタンニン水溶液の代わりに50mMリ
ン酸カリウム緩衝液(pH7.0)を用いたものを利用
した。 また、それぞれのブランクとして、酵素溶液の
代わりに上記リン酸カリウム緩衝液を用いた。
【0058】 但し、A:対照溶液の吸光度 B:対照溶液のブランクの吸光度 C:試料溶液の吸光度 D:試料溶液のブランクの吸光度
【0059】上記のスクロース阻害活性の結果から、G
ODエラジタンニンおよび比較であるグアバ葉の熱水抽
出物のスクラーゼの50%阻害率濃度(IC50値)を求
め、表2に示した。
ODエラジタンニンおよび比較であるグアバ葉の熱水抽
出物のスクラーゼの50%阻害率濃度(IC50値)を求
め、表2に示した。
【0060】
【0061】この結果から、GODエラジタンニンのス
クラーゼ阻害活性が強力であることが明かとなった。
クラーゼ阻害活性が強力であることが明かとなった。
【0062】実 施 例 3 マルターゼ阻害活性の測定法:製造例1で得たGODエ
ラジタンニン(TCF11)について、下記方法でマル
ターゼ阻害活性を測定した。 その結果を表3に示す。
ラジタンニン(TCF11)について、下記方法でマル
ターゼ阻害活性を測定した。 その結果を表3に示す。
【0063】(マルターゼ阻害活性の測定法)ラット由
来のラット小腸アセトンパウダー(Sigma社製)を用い
て、その中に含まれている小腸由来のマルターゼに対す
る、本抽出物の阻害作用を測定した。酵素活性は、マル
トースの加水分解により生成するグルコースの増加をグ
ルコース測定用キットであるグルコースCII−テスト
ワコー(和光純薬製)で定量することにより、測定し
た。
来のラット小腸アセトンパウダー(Sigma社製)を用い
て、その中に含まれている小腸由来のマルターゼに対す
る、本抽出物の阻害作用を測定した。酵素活性は、マル
トースの加水分解により生成するグルコースの増加をグ
ルコース測定用キットであるグルコースCII−テスト
ワコー(和光純薬製)で定量することにより、測定し
た。
【0064】具体的には、まず、下記各溶液を混合して
得られた酵素反応液を試験管に入れ、37℃で30分間
反応した。 ( 酵 素 反 応 液 組 成 ) 100mM マルトースのリン酸カリウム 0.07ml 緩衝液*溶液 ラット小腸アセトンパウダー溶液 0.05ml GODエラジタンニン(TCF11)水溶液 0.01ml リン酸カリウム緩衝液* 0.07ml * リン酸カリウム緩衝液としては、50mMリン酸カリウム緩衝液 (pH 7.0)を用いた。
得られた酵素反応液を試験管に入れ、37℃で30分間
反応した。 ( 酵 素 反 応 液 組 成 ) 100mM マルトースのリン酸カリウム 0.07ml 緩衝液*溶液 ラット小腸アセトンパウダー溶液 0.05ml GODエラジタンニン(TCF11)水溶液 0.01ml リン酸カリウム緩衝液* 0.07ml * リン酸カリウム緩衝液としては、50mMリン酸カリウム緩衝液 (pH 7.0)を用いた。
【0065】反応終了後、グルコース測定用キットであ
るグルコースCII−テストワコー(和光純薬製)を用
い、マルトースより変化したグルコースによる吸光度を
測定し、下記式からマルターゼ阻害活性を求めた。 な
お、比較としては、グアバ葉の熱水抽出物を用い、対照
にはGODエラジタンニン水溶液の代わりに50mMリ
ン酸カリウム緩衝液(pH7.0)を用いたものを利用
した。 また、それぞれのブランクとして、酵素溶液の
代わりに上記リン酸カリウム緩衝液を用いた。
るグルコースCII−テストワコー(和光純薬製)を用
い、マルトースより変化したグルコースによる吸光度を
測定し、下記式からマルターゼ阻害活性を求めた。 な
お、比較としては、グアバ葉の熱水抽出物を用い、対照
にはGODエラジタンニン水溶液の代わりに50mMリ
ン酸カリウム緩衝液(pH7.0)を用いたものを利用
した。 また、それぞれのブランクとして、酵素溶液の
代わりに上記リン酸カリウム緩衝液を用いた。
【0066】 但し、A:対照溶液の吸光度 B:対照溶液のブランクの吸光度 C:試料溶液の吸光度 D:試料溶液のブランクの吸光度
【0067】上記のマルトース阻害活性の結果から、G
ODエラジタンニンおよび比較であるグアバ葉の熱水抽
出物のマルターゼの50%阻害率濃度(IC50値)を求
め、表3に示した。
ODエラジタンニンおよび比較であるグアバ葉の熱水抽
出物のマルターゼの50%阻害率濃度(IC50値)を求
め、表3に示した。
【0068】
【0069】この結果から、GODエラジタンニンのマ
ルターゼ阻害活性が強力であることが明かとなった。
ルターゼ阻害活性が強力であることが明かとなった。
【0070】実 施 例 4 錠 剤 :GODエラジタンニンとして、製造例1の
HP20の60%エタノール溶出物を用い、錠剤を製造
した。 すなわち、製造例1のHP20の60%エタノ
ール溶出物 150gを同量の乳糖及びステアリン酸マ
グネシウム5gと混合し、この混合物を単発式打錠機に
て打錠し、直径10mm、重量300mgの錠剤を製造
した。
HP20の60%エタノール溶出物を用い、錠剤を製造
した。 すなわち、製造例1のHP20の60%エタノ
ール溶出物 150gを同量の乳糖及びステアリン酸マ
グネシウム5gと混合し、この混合物を単発式打錠機に
て打錠し、直径10mm、重量300mgの錠剤を製造
した。
【0071】実 施 例 5 顆 粒 剤 :実施例5で得た錠剤を粉砕、整粒し、篩
別して20〜50メッシュの顆粒剤を得た。
別して20〜50メッシュの顆粒剤を得た。
【0072】実 施 例 6 キャンデー:下記の組成で、キャンデーを製造した。G
ODエラジタンニンの配合にもかかわらず、苦みもな
く、味は良好であった。
ODエラジタンニンの配合にもかかわらず、苦みもな
く、味は良好であった。
【0073】 ( 組 成 ) ( 配 合 % ) グラニュー糖 55.0 水 飴 43.5 ク エ ン 酸 1.0 香 料 0.2 色 素 0.2 GODエラジタンニン* 0.1 * GODエラジタンニン:製造例1のLH−20の70
%アセトン溶出物
%アセトン溶出物
【0074】実 施 例 7 ジュース:下記の組成により、ジュースを製造した。配
合されたGODエラジタンニンがジュースの味や色に影
響を与えることはなかった。
合されたGODエラジタンニンがジュースの味や色に影
響を与えることはなかった。
【0075】 ( 組 成 ) ( 配 合 % ) 冷凍濃縮温州みかん果汁 5.0 果糖ブドウ糖液糖 11.0 ク エ ン 酸 0.2 L−アスコルビン酸 0.02 香 料 0.2 色 素 0.1 GODエラジタンニン* 0.2 水 83.28 * GODエラジタンニン:製造例1のLH−20の70
%アセトン溶出物
%アセトン溶出物
【0076】実 施 例 8 チューインガム:下記の組成で、チューインガムを製造
した。
した。
【0077】 ( 組 成 ) ( 配 合 % ) チューインガムベース 20.0 シ ョ 糖 55.0 水 飴 20.0 軟 化 剤 4.0 香 料 0.85 色 素 0.1 GODエラジタンニン* 0.05 * GODエラジタンニン:製造例1のLH−20の70
%アセトン溶出物
%アセトン溶出物
【0078】実 施 例 9 チョコレート:下記の組成で、チョコレートを製造し
た。
た。
【0079】 ( 組 成 ) ( 配 合 % ) チョコレート 45.0 シ ョ 糖 15.0 カカオバター 20.0 全 脂 粉 乳 19.9 GODエラジタンニン* 0.1 * GODエラジタンニン:製造例1のLH−20の70
%アセトン溶出物
%アセトン溶出物
【0080】実 施 例 10 ペットフード(ドッグフード):下記の組成で、ペット
フード(ドッグフード、ドライタイプ、水分10%)を
製造した。
フード(ドッグフード、ドライタイプ、水分10%)を
製造した。
【0081】 ( 組 成 ) ( 配 合 ) ミートミール 38.0%(重量%) チキンエキス 5.0% 植物油脂 5.0% 炭水化物 37.0% 灰 分 カルシウム 0.1% リン 0.08% ナトリウム 0.02% カリウム 0.03% 鉄 5.0×10-5% ビタミン類 ビタミンA 1000IU ビタミンB1 3.0×10-4% ビタミンB2 3.0×10-4% ビタミンD 100IU ビタミンE 10IU ナイアシン 5.0×10-3% パントテン酸 5.0×10-3% 水 分 10.0% GODエラジタンニン* 2.0% * GODエラジタンニン: 製造例1のLH−20の70%アセトン溶出物
【図1】 製造例1における甜茶熱水抽出物からのGO
Dエラジタンニンの製造工程を示す図面。
Dエラジタンニンの製造工程を示す図面。
【図2】 製造例1で得たGODエラジタンニンの加水
分解物のHPLC分析結果を示す図面。
分解物のHPLC分析結果を示す図面。
【図3】 製造例3における甜茶熱水抽出物からのGO
Dエラジタンニンの製造工程を示す図面。 以 上
Dエラジタンニンの製造工程を示す図面。 以 上
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23K 1/16 303 A23K 1/16 303D 304 304C A23L 1/30 A23L 1/30 B Z A61K 35/78 ACN A61K 35/78 ACNH C07H 13/08 C07H 13/08 C12N 9/99 C12N 9/99 // A23L 2/52 A23L 2/00 F
Claims (13)
- 【請求項1】 GODタイプのエラジタンニンを有効成
分とする糖質分解消化酵素阻害剤。 - 【請求項2】 GODタイプのエラジタンニンが、次の
式(I)、 【化1】 (式中、R1及びR2はそれぞれヘキサヒドロキシジフェ
ノイル基を示す)で表される構造単位を有するものであ
る請求項第1項記載の糖質分解消化酵素阻害剤。 - 【請求項3】 GODタイプのエラジタンニンが、次の
式(II)、 【化2】 (式中、R1及びR2は前記した意味を有し、nは0ない
し10の数を示す)で表される化合物である請求項第1
項または第2項記載の糖質分解消化酵素阻害剤。 - 【請求項4】 GODタイプのエラジタンニンが、次の
式(III)、 【化3】 (式中、R1及びR2は前記した意味を有する)で表され
る化合物である請求項第1項または第2項記載の糖質分
解消化酵素阻害剤。 - 【請求項5】 GODタイプのエラジタンニンが、バラ
科植物体より抽出されたものである請求項1項ないし4
項の何れかの項記載の糖質分解消化酵素阻害剤。 - 【請求項6】 バラ科植物が、バラ科キイチゴ属、ワレ
モコウ属およびバラ属のいずれかの属の植物である請求
項5項記載の糖質分解消化酵素阻害剤。 - 【請求項7】 バラ科植物が、甜茶、シマバライチゴ、
ワレモコウ、ゴショイチゴ、トックリイチゴまたはロー
ザ ヘンリュイ ボウル(Rosa henryi BOUL.)である請
求項5項または6項記載の糖質分解消化酵素阻害剤。 - 【請求項8】 GODタイプのエラジタンニンが、甜茶
葉細断物または甜茶抽出物に含まれているものである請
求項1記載の糖質分解消化酵素阻害剤。 - 【請求項9】 請求項第1項ないし第8項記載の糖質分
解消化酵素阻害剤を有効成分として含有する血糖値上昇
抑制剤。 - 【請求項10】 請求項第1項または第8項記載の糖質
分解消化酵素阻害剤を有効成分として含有する抗肥満
剤。 - 【請求項11】 請求項第1項または第8項記載の糖質
分解消化酵素阻害剤を有効成分として含有する抗糖尿病
薬。 - 【請求項12】 請求項第1項または第8項記載の糖質
分解消化酵素阻害剤を添加して成る飲食品。 - 【請求項13】 請求項第1項または第8項記載の糖質
分解消化酵素阻害剤を添加して成る動物飼料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7350840A JPH09176019A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 糖質分解消化酵素阻害剤並びにこれを配合した医薬品および飲食品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7350840A JPH09176019A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 糖質分解消化酵素阻害剤並びにこれを配合した医薬品および飲食品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09176019A true JPH09176019A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=18413247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7350840A Pending JPH09176019A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 糖質分解消化酵素阻害剤並びにこれを配合した医薬品および飲食品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09176019A (ja) |
Cited By (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6093403A (en) * | 1997-08-01 | 2000-07-25 | Phytocell Research, Inc. | Sugar imbalance and diabetes treating herbal formulation |
| WO2002009734A1 (en) * | 2000-08-01 | 2002-02-07 | Oryza Oil & Fat Chemical Co.,Ltd. | Sugar absorption inhibitors and process for producing the same |
| KR20030091178A (ko) * | 2002-05-24 | 2003-12-03 | 김정인 | 복분자 추출물과 그를 함유한 혈당강하용 조성물 |
| JP2004250445A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-09-09 | Yakult Honsha Co Ltd | グリケーション阻害剤及びその利用 |
| JP2005320323A (ja) * | 2004-04-09 | 2005-11-17 | Taisho Pharmaceut Co Ltd | リパーゼ阻害剤 |
| JP2005350375A (ja) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Kikkoman Corp | 血中尿酸値低下剤 |
| JP2006001872A (ja) * | 2004-06-16 | 2006-01-05 | Kanebo Ltd | α−グルコシダーゼ阻害剤及びそれを用いた食品 |
| WO2006022227A1 (ja) * | 2004-08-23 | 2006-03-02 | Suntory Limited | リパーゼ阻害剤 |
| WO2006030929A1 (en) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Chuon Co., Ltd. | Carbohydrase inhibitors derived from chestnut and use thereof |
| WO2006030567A1 (en) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Chuon Co., Ltd. | Carbohydrase inhibitors derived from fagaceous plants and use thereof |
| KR100647067B1 (ko) * | 2005-01-21 | 2006-11-23 | 고창조은영농조합법인 | 복분자를 함유한 양계 사료 조성물 및 이를 투여하여생산된 계란 |
| JP2006335736A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Taiyo Kagaku Co Ltd | 血液循環改善用組成物 |
| US7150889B2 (en) | 2000-01-18 | 2006-12-19 | Nagaoka Perfumery Co., Ltd. | Anti-obestic composition |
| JP2008501681A (ja) * | 2004-06-08 | 2008-01-24 | アン−グーク ファーマシューティカル カンパニー リミテッド | 尿失禁の予防及び治療用組成物 |
| JP2009028002A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Taiyo Kagaku Co Ltd | 容器詰飲料 |
| JP2010070540A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-04-02 | Kao Corp | Dgat阻害剤 |
| WO2011093418A1 (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-04 | 株式会社 資生堂 | 脂肪前駆細胞分化促進剤 |
| JP2011182703A (ja) * | 2010-03-08 | 2011-09-22 | Asahi Group Holdings Ltd | 1,2−ジ−O−ガロイル−4,6−HHDP−b−d−グルコピラノースを高濃度で含有する飲食品 |
| JP2012006975A (ja) * | 2004-04-09 | 2012-01-12 | Taisho Pharmaceutical Co Ltd | リパーゼ阻害剤 |
| KR101111601B1 (ko) * | 2009-08-13 | 2012-02-16 | 주식회사 비피도 | 발효 또는 효소처리된 복분자 추출물을 함유하는 혈당 상승 억제용 조성물 |
| JP2014042458A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Jomon Seibutsu Kenkyusho:Kk | 飲料水、食品改良剤及びこの食品改良材を含んでなる食品並びにその製造方法 |
| KR101465568B1 (ko) * | 2014-09-16 | 2014-11-28 | 한국방송통신대학교 산학협력단 | 오이풀 추출물을 이용한 반추동물 메탄 저감용 사료첨가제 |
| JP2015097525A (ja) * | 2014-11-06 | 2015-05-28 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 1,2−ジ−O−ガロイル−4,6−HHDP−b−d−グルコピラノースを高濃度で含有する飲食品 |
| JP2018008926A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-18 | 林兼産業株式会社 | 終末糖化産物生成抑制剤 |
-
1995
- 1995-12-26 JP JP7350840A patent/JPH09176019A/ja active Pending
Cited By (31)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6093403A (en) * | 1997-08-01 | 2000-07-25 | Phytocell Research, Inc. | Sugar imbalance and diabetes treating herbal formulation |
| WO2000050055A1 (en) * | 1999-02-25 | 2000-08-31 | Phytocell Research, Inc. | Sugar imbalance and diabetes treating herbal formulation |
| US7687085B2 (en) | 2000-01-18 | 2010-03-30 | Nagaoka Perfumery Co., Ltd | Anti-obestic composition |
| US7150889B2 (en) | 2000-01-18 | 2006-12-19 | Nagaoka Perfumery Co., Ltd. | Anti-obestic composition |
| US6932990B2 (en) | 2000-08-01 | 2005-08-23 | Oryza Oil & Fat Chemical Co., Ltd. | Carbohydrate absorption inhibitor and method for manufacturing the same |
| WO2002009734A1 (en) * | 2000-08-01 | 2002-02-07 | Oryza Oil & Fat Chemical Co.,Ltd. | Sugar absorption inhibitors and process for producing the same |
| JP4873824B2 (ja) * | 2000-08-01 | 2012-02-08 | オリザ油化株式会社 | 糖質吸収阻害剤およびその製造方法 |
| KR20030091178A (ko) * | 2002-05-24 | 2003-12-03 | 김정인 | 복분자 추출물과 그를 함유한 혈당강하용 조성물 |
| JP2004250445A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-09-09 | Yakult Honsha Co Ltd | グリケーション阻害剤及びその利用 |
| JP2005320323A (ja) * | 2004-04-09 | 2005-11-17 | Taisho Pharmaceut Co Ltd | リパーゼ阻害剤 |
| JP2012006975A (ja) * | 2004-04-09 | 2012-01-12 | Taisho Pharmaceutical Co Ltd | リパーゼ阻害剤 |
| JP2008501681A (ja) * | 2004-06-08 | 2008-01-24 | アン−グーク ファーマシューティカル カンパニー リミテッド | 尿失禁の予防及び治療用組成物 |
| JP2005350375A (ja) * | 2004-06-09 | 2005-12-22 | Kikkoman Corp | 血中尿酸値低下剤 |
| JP2006001872A (ja) * | 2004-06-16 | 2006-01-05 | Kanebo Ltd | α−グルコシダーゼ阻害剤及びそれを用いた食品 |
| WO2006022227A1 (ja) * | 2004-08-23 | 2006-03-02 | Suntory Limited | リパーゼ阻害剤 |
| JP2006104181A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-04-20 | Takahiro Tsujita | ブナ科植物由来の糖質分解酵素阻害物質、及びその用途 |
| WO2006030567A1 (en) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Chuon Co., Ltd. | Carbohydrase inhibitors derived from fagaceous plants and use thereof |
| JP2008512345A (ja) * | 2004-09-13 | 2008-04-24 | 隆廣 辻田 | 栗由来の糖質分解酵素阻害物質、及びその用途 |
| WO2006030929A1 (en) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Chuon Co., Ltd. | Carbohydrase inhibitors derived from chestnut and use thereof |
| KR100647067B1 (ko) * | 2005-01-21 | 2006-11-23 | 고창조은영농조합법인 | 복분자를 함유한 양계 사료 조성물 및 이를 투여하여생산된 계란 |
| JP2006335736A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Taiyo Kagaku Co Ltd | 血液循環改善用組成物 |
| JP2009028002A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Taiyo Kagaku Co Ltd | 容器詰飲料 |
| JP2010070541A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-04-02 | Kao Corp | Tg合成抑制剤 |
| JP2010070540A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-04-02 | Kao Corp | Dgat阻害剤 |
| KR101111601B1 (ko) * | 2009-08-13 | 2012-02-16 | 주식회사 비피도 | 발효 또는 효소처리된 복분자 추출물을 함유하는 혈당 상승 억제용 조성물 |
| WO2011093418A1 (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-04 | 株式会社 資生堂 | 脂肪前駆細胞分化促進剤 |
| JP2011182703A (ja) * | 2010-03-08 | 2011-09-22 | Asahi Group Holdings Ltd | 1,2−ジ−O−ガロイル−4,6−HHDP−b−d−グルコピラノースを高濃度で含有する飲食品 |
| JP2014042458A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Jomon Seibutsu Kenkyusho:Kk | 飲料水、食品改良剤及びこの食品改良材を含んでなる食品並びにその製造方法 |
| KR101465568B1 (ko) * | 2014-09-16 | 2014-11-28 | 한국방송통신대학교 산학협력단 | 오이풀 추출물을 이용한 반추동물 메탄 저감용 사료첨가제 |
| JP2015097525A (ja) * | 2014-11-06 | 2015-05-28 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 1,2−ジ−O−ガロイル−4,6−HHDP−b−d−グルコピラノースを高濃度で含有する飲食品 |
| JP2018008926A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-18 | 林兼産業株式会社 | 終末糖化産物生成抑制剤 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6294190B1 (en) | Antiobestic agent containing procyanidin as the active ingredient | |
| US6932990B2 (en) | Carbohydrate absorption inhibitor and method for manufacturing the same | |
| JPH09291039A (ja) | プロシアニジンを有効成分とする抗肥満剤 | |
| US7351436B2 (en) | Agent for preventing, improving or treating hypertension | |
| US20100105766A1 (en) | Composition for inhibition or prevention of bone density reduction | |
| US20150231162A1 (en) | Fructose absorption inhibitor | |
| JPH06192114A (ja) | 甜茶抽出物を有効成分とする医薬並びにこれを配合した食品および化粧品 | |
| JP2003160504A (ja) | フルクトース吸収阻害剤、組成物、食品、フルクトース吸収阻害物質、高脂血症および脂肪肝の予防または治療剤、並びに内臓脂肪の蓄積抑制剤 | |
| JP4809980B2 (ja) | 抗動脈硬化症剤 | |
| JP2014139160A (ja) | 脳機能改善剤及び脳機能改善用食品 | |
| JP2020188689A (ja) | Toxic AGEs生成抑制剤 | |
| WO2005074961A1 (ja) | 体脂肪調整剤 | |
| KR20190066460A (ko) | 람부탄 씨앗 추출물을 유효성분으로 함유하는 당뇨병의 예방 또는 치료용 약학적 조성물 및 건강 기능 식품 | |
| JP4783882B2 (ja) | 新規α−アミラーゼ阻害活性物質、その製造方法及びその用途 | |
| JP5673207B2 (ja) | 新規レスベラトロール誘導体 | |
| JP2003095941A (ja) | 糖質消化酵素阻害剤、血糖値上昇抑制剤、肥満治療予防剤、糖尿病治療予防剤、健康飲食物 | |
| JP2002255804A (ja) | インシュリン様作用を有するヘキサオキシジフェン酸誘導体を含んでなる組成物 | |
| JP5728972B2 (ja) | 新規レスベラトロール誘導体 | |
| KR101222779B1 (ko) | 식용피 추출물을 유효성분으로 함유하는 당뇨병 예방 및 치료용 약학조성물 | |
| JP2007031297A (ja) | 美白用組成物 | |
| JP2002053475A (ja) | 糖質分解酵素阻害剤およびそれを含有する飲食品 | |
| JPH09295966A (ja) | ピロリジンアルカロイド化合物 | |
| JP2011116714A (ja) | α−アミラーゼ阻害剤 | |
| CN110404029B (zh) | 一种具有降血糖功效的组合物及其制备方法和应用 | |
| JP2007099635A (ja) | α−グルコシダーゼ阻害剤 |