JPH09176622A - 撥水剤組成物 - Google Patents
撥水剤組成物Info
- Publication number
- JPH09176622A JPH09176622A JP33638195A JP33638195A JPH09176622A JP H09176622 A JPH09176622 A JP H09176622A JP 33638195 A JP33638195 A JP 33638195A JP 33638195 A JP33638195 A JP 33638195A JP H09176622 A JPH09176622 A JP H09176622A
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- water
- water repellent
- component
- parts
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- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加熱することなく室温で処理ができ、撥水性
の持続性と水滴の落下性に優れた撥水性を付与すること
ができ、降雨時も良好な視界が得られる自動車のウィン
ドウガラス用の撥水剤組成物を提供する。 【解決手段】 (A) アルコール 100重量部、(B) 特定
のフルオロアルキル基含有アルコキシシラン0.01〜5.0
重量部、(C) 特定の両末端水酸基含有オルガノシロキサ
ン及び(D) 加水分解触媒 0.001〜0.1 重量部を含有する
撥水剤組成物。
の持続性と水滴の落下性に優れた撥水性を付与すること
ができ、降雨時も良好な視界が得られる自動車のウィン
ドウガラス用の撥水剤組成物を提供する。 【解決手段】 (A) アルコール 100重量部、(B) 特定
のフルオロアルキル基含有アルコキシシラン0.01〜5.0
重量部、(C) 特定の両末端水酸基含有オルガノシロキサ
ン及び(D) 加水分解触媒 0.001〜0.1 重量部を含有する
撥水剤組成物。
Description
【0001】
【本発明の属する技術分野】本発明は、加熱することな
く室温で処理ができ、撥水性の持続性と水滴の落下性に
優れた撥水性を付与することができ、降雨時も良好な視
界が得られる自動車のウィンドウガラス用の撥水剤組成
物に関する。
く室温で処理ができ、撥水性の持続性と水滴の落下性に
優れた撥水性を付与することができ、降雨時も良好な視
界が得られる自動車のウィンドウガラス用の撥水剤組成
物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
ガラスの撥水処理剤としては、ポリジメチルシロキサン
をアルコール等の溶媒に分散した組成物が市販されてい
る。しかしながら、これらの組成物は撥水性の持続性が
十分でないという問題があり、これに対してフルオロア
ルキルシラン等を配合した撥水剤組成物が提案されてい
る。例えば、分子鎖長の異なるフルオロアルキル基含有
アルコキシシランを2種類以上使用してガラス等の基材
上に撥水性被膜を形成する方法(特開平5−96679号公
報参照)、フッ素原子を有するシラン化合物をガラス表
面に被覆して撥水性を付与する方法(特開平5−96681
号公報参照)、フルオロアルキル基含有アルコキシシラ
ンなどの撥水剤と二酸化ケイ素を飽和させた珪フッ化水
素酸の水溶液との混合物を基材表面に形成させて撥水性
を付与する方法(特開平5−97474 号公報、同5−9747
7 号公報、同5−97478号公報参照)、ポリフルオロア
ルキル基含有シラン化合物または該化合物の部分加水分
解縮合物と金属アルコキシドとからなる撥水処理剤(特
開昭58−172245号公報、同64−68477 号公報、特開平5
−345641号公報参照)、パーフルオロアルキル基を含有
するオノガノシラザン共重合体と有機溶剤からなる撥水
性を付与する被膜形成剤組成物(特開平5−311121号公
報参照)、フルオロアルキルシラン、酸触媒、アルコー
ルおよび水からなる撥水処理剤(特開平5−311156号公
報参照)、フルオロアルキルシランと金属アルコキシド
との部分加水分解物、水および酸触媒を含有する撥水処
理剤(特開平5−319867号公報参照)などが知られてい
る。しかしながら、これらに示されるフルオロアルキル
基含有シランを用いた撥水剤においては、特殊な溶媒を
使用する必要がある、加熱処理が必要である、あるいは
拭き取りなどの後処理が必要である、などの問題があっ
た。また得られる撥水処理ガラスは水を弾いて水滴を形
成し、接触角から評価した撥水性は良好であるが、水滴
の処理ガラス面からの落下は必ずしも十分なものではな
く、処理ガラスを自動車のウィンドウガラスとして使用
する場合、良好な視界を得るためにはさらに改善が望ま
れていた。
ガラスの撥水処理剤としては、ポリジメチルシロキサン
をアルコール等の溶媒に分散した組成物が市販されてい
る。しかしながら、これらの組成物は撥水性の持続性が
十分でないという問題があり、これに対してフルオロア
ルキルシラン等を配合した撥水剤組成物が提案されてい
る。例えば、分子鎖長の異なるフルオロアルキル基含有
アルコキシシランを2種類以上使用してガラス等の基材
上に撥水性被膜を形成する方法(特開平5−96679号公
報参照)、フッ素原子を有するシラン化合物をガラス表
面に被覆して撥水性を付与する方法(特開平5−96681
号公報参照)、フルオロアルキル基含有アルコキシシラ
ンなどの撥水剤と二酸化ケイ素を飽和させた珪フッ化水
素酸の水溶液との混合物を基材表面に形成させて撥水性
を付与する方法(特開平5−97474 号公報、同5−9747
7 号公報、同5−97478号公報参照)、ポリフルオロア
ルキル基含有シラン化合物または該化合物の部分加水分
解縮合物と金属アルコキシドとからなる撥水処理剤(特
開昭58−172245号公報、同64−68477 号公報、特開平5
−345641号公報参照)、パーフルオロアルキル基を含有
するオノガノシラザン共重合体と有機溶剤からなる撥水
性を付与する被膜形成剤組成物(特開平5−311121号公
報参照)、フルオロアルキルシラン、酸触媒、アルコー
ルおよび水からなる撥水処理剤(特開平5−311156号公
報参照)、フルオロアルキルシランと金属アルコキシド
との部分加水分解物、水および酸触媒を含有する撥水処
理剤(特開平5−319867号公報参照)などが知られてい
る。しかしながら、これらに示されるフルオロアルキル
基含有シランを用いた撥水剤においては、特殊な溶媒を
使用する必要がある、加熱処理が必要である、あるいは
拭き取りなどの後処理が必要である、などの問題があっ
た。また得られる撥水処理ガラスは水を弾いて水滴を形
成し、接触角から評価した撥水性は良好であるが、水滴
の処理ガラス面からの落下は必ずしも十分なものではな
く、処理ガラスを自動車のウィンドウガラスとして使用
する場合、良好な視界を得るためにはさらに改善が望ま
れていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱をするこ
となく室温で処理ができ、持続性に優れた良好な撥水性
を付与することができ、降雨時も良好な視界が得られる
自動車のウィンドウガラス用の撥水剤を提供することを
目的とする。本発明者らは上記問題を解決すべく鋭意研
究した結果、フルオロアルキル基含有アルコキシシラン
を主成分とし、これに両末端水酸基含有オルガノシロキ
サンを配合し、さらに加水分解触媒およびアルコールを
溶剤として使用することにより、良好な特性を有する撥
水剤組成物が得られることを見出し、本発明を完成する
に至った。すなわち、本発明の撥水剤組成物は (A) アルコール 100重量部 (B) 一般式 CF3(CF2)m(CH2)2SiRpX3-p (1) (式中、R は1価の炭化水素基、X はアルコキシ基、m
は5〜9の整数、p は0〜2の整数を表す)で示される
化合物0.01〜5.0 重量部 (C) 一般式
となく室温で処理ができ、持続性に優れた良好な撥水性
を付与することができ、降雨時も良好な視界が得られる
自動車のウィンドウガラス用の撥水剤を提供することを
目的とする。本発明者らは上記問題を解決すべく鋭意研
究した結果、フルオロアルキル基含有アルコキシシラン
を主成分とし、これに両末端水酸基含有オルガノシロキ
サンを配合し、さらに加水分解触媒およびアルコールを
溶剤として使用することにより、良好な特性を有する撥
水剤組成物が得られることを見出し、本発明を完成する
に至った。すなわち、本発明の撥水剤組成物は (A) アルコール 100重量部 (B) 一般式 CF3(CF2)m(CH2)2SiRpX3-p (1) (式中、R は1価の炭化水素基、X はアルコキシ基、m
は5〜9の整数、p は0〜2の整数を表す)で示される
化合物0.01〜5.0 重量部 (C) 一般式
【0004】
【化2】
【0005】(式中、R1は1価の炭化水素基、q は5〜
50の整数を表す)で示される化合物0.01〜5.0 重量部 (D) 加水分解触媒 0.001〜0.1 重量部 を含有することを特徴とする。
50の整数を表す)で示される化合物0.01〜5.0 重量部 (D) 加水分解触媒 0.001〜0.1 重量部 を含有することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の成分(A) はアルコールで
あり、組成物の溶媒となるものであり、以下に示す成分
(B) と成分(C) および成分(D) を溶解する液状のもので
あればよく、さらに適度な揮発性を有するものが好まし
い。このようなアルコールとしてはメタノール、エタノ
ール、イソプロピルアルコール、n−プロピルアルコー
ル、n−ブチルアルコール、t−ブチルアルコールなど
が例示され、中でもエタノール、イソプロピルアルコー
ルが好ましく、特にイソプロピルアルコールが好まし
い。
あり、組成物の溶媒となるものであり、以下に示す成分
(B) と成分(C) および成分(D) を溶解する液状のもので
あればよく、さらに適度な揮発性を有するものが好まし
い。このようなアルコールとしてはメタノール、エタノ
ール、イソプロピルアルコール、n−プロピルアルコー
ル、n−ブチルアルコール、t−ブチルアルコールなど
が例示され、中でもエタノール、イソプロピルアルコー
ルが好ましく、特にイソプロピルアルコールが好まし
い。
【0007】本発明の成分(B) は、一般式(1) で示され
るフルオロアルキル基含有アルコキシシランである。式
中、R は1価の炭化水素基を示し、メチル基、エチル
基、プロピル基、ヘキシル基などのアルキル基が例示さ
れ、中でも得られる被膜の撥水性が良好なことから、特
にメチル基が好ましい。またX はアルコキシ基を示し、
メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、n−プロ
ポキシ基、n−ブトキシ基などが例示され、中でも組成
物の硬化性、得られる被膜の撥水性が良好なことからメ
トキシ基、エトキシ基が好ましく、特にメトキシ基が好
ましい。成分(B) のフルオロアルキル基において、mは
5〜9の整数である。mが5以上になると、基材に形成
される被膜の表面エネルギーがより低くなるため、非常
に優れた撥水性を示すようになる。またmが9より大き
くなると、本撥水剤に用いられるフルオロアルキルシラ
ンの沸点が高くなり、フルオロアルキルシランの合成上
問題がある。また成分(B) においてpは0〜2の整数で
あり、得られる被膜の撥水性が良好なことから0または
1であることが好ましい。成分(B) としては、具体的に
は、CF3(CF2)5CH2CH2Si(OCH3)3、CF3(CF2)7CH2CH2Si(OC
H3)3、CF3(CF2)7CH2CH2Si(CH3)(OC2H5)2、CF3(CF2)5CH2
CH2Si(CH3)(OCH3)2 、CF3(CF2)7CH2CH2Si(CH3)(OCH3)2
などが例示される。成分(B) の添加量は、成分(A) の 1
00重量部に対して0.01〜5.0 重量部であり、好ましくは
0.1〜3.0 重量部である。 5.0重量部よりも多いとガラ
ス基材の表面に処理する場合に均一な塗布が難しくな
り、過剰なシラン成分がガラス表面に残るため、拭き取
りなどの後処理が必要になり、好ましくない。また0.01
重量部よりも少ないと、1度の処理で良好な撥水性を得
るのが難しくなる。
るフルオロアルキル基含有アルコキシシランである。式
中、R は1価の炭化水素基を示し、メチル基、エチル
基、プロピル基、ヘキシル基などのアルキル基が例示さ
れ、中でも得られる被膜の撥水性が良好なことから、特
にメチル基が好ましい。またX はアルコキシ基を示し、
メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、n−プロ
ポキシ基、n−ブトキシ基などが例示され、中でも組成
物の硬化性、得られる被膜の撥水性が良好なことからメ
トキシ基、エトキシ基が好ましく、特にメトキシ基が好
ましい。成分(B) のフルオロアルキル基において、mは
5〜9の整数である。mが5以上になると、基材に形成
される被膜の表面エネルギーがより低くなるため、非常
に優れた撥水性を示すようになる。またmが9より大き
くなると、本撥水剤に用いられるフルオロアルキルシラ
ンの沸点が高くなり、フルオロアルキルシランの合成上
問題がある。また成分(B) においてpは0〜2の整数で
あり、得られる被膜の撥水性が良好なことから0または
1であることが好ましい。成分(B) としては、具体的に
は、CF3(CF2)5CH2CH2Si(OCH3)3、CF3(CF2)7CH2CH2Si(OC
H3)3、CF3(CF2)7CH2CH2Si(CH3)(OC2H5)2、CF3(CF2)5CH2
CH2Si(CH3)(OCH3)2 、CF3(CF2)7CH2CH2Si(CH3)(OCH3)2
などが例示される。成分(B) の添加量は、成分(A) の 1
00重量部に対して0.01〜5.0 重量部であり、好ましくは
0.1〜3.0 重量部である。 5.0重量部よりも多いとガラ
ス基材の表面に処理する場合に均一な塗布が難しくな
り、過剰なシラン成分がガラス表面に残るため、拭き取
りなどの後処理が必要になり、好ましくない。また0.01
重量部よりも少ないと、1度の処理で良好な撥水性を得
るのが難しくなる。
【0008】本発明の成分(C) は、一般式(2) で示され
る両末端水酸基含有オルガノシロキサンである。式中、
R1は1価の炭化水素基を示し、成分(B) のR と同様な基
が例示され、特にメチル基が好ましい。また、成分(C)
においてq は5〜50の数であり、好ましくは10〜40の数
である。成分(C) としては、具体的には
る両末端水酸基含有オルガノシロキサンである。式中、
R1は1価の炭化水素基を示し、成分(B) のR と同様な基
が例示され、特にメチル基が好ましい。また、成分(C)
においてq は5〜50の数であり、好ましくは10〜40の数
である。成分(C) としては、具体的には
【0009】
【化3】
【0010】などが例示される。成分(C) の添加量は、
成分(A) の100 重量部に対して0.01〜5.0 重量部であ
り、好ましくは 0.1〜2.0 重量部である。5.0 重量部よ
りも多いとフルオロアルキルシランの耐久性が現れにく
くなり、ガラス基材との密着性が悪くなり、また0.01重
量部よりも少ないと、フルオロアルキル基含有アルコキ
シシランの性質だけが発現し、基材表面の表面撥水性が
強すぎて水滴が表面から落下せずに表面に付着するため
視界が悪くなる。
成分(A) の100 重量部に対して0.01〜5.0 重量部であ
り、好ましくは 0.1〜2.0 重量部である。5.0 重量部よ
りも多いとフルオロアルキルシランの耐久性が現れにく
くなり、ガラス基材との密着性が悪くなり、また0.01重
量部よりも少ないと、フルオロアルキル基含有アルコキ
シシランの性質だけが発現し、基材表面の表面撥水性が
強すぎて水滴が表面から落下せずに表面に付着するため
視界が悪くなる。
【0011】本発明の成分(D) は、成分(A) と成分(B)
および成分(C) の加水分解触媒となるものであり、塩
酸、硝酸、硫酸、燐酸などの無機酸、ギ酸、酢酸、プロ
ピオン酸、シュウ酸、スルホン酸、無水酢酸、安息香酸
などの有機酸などが例示され、良好なポットライフと撥
水性が得られることから、塩酸、硝酸が好ましい。
および成分(C) の加水分解触媒となるものであり、塩
酸、硝酸、硫酸、燐酸などの無機酸、ギ酸、酢酸、プロ
ピオン酸、シュウ酸、スルホン酸、無水酢酸、安息香酸
などの有機酸などが例示され、良好なポットライフと撥
水性が得られることから、塩酸、硝酸が好ましい。
【0012】成分(D) の添加量は、成分(A) の 100重量
部に対して 0.001〜0.1 重量部であり、好ましくは0.01
〜0.05重量部である。 0.001重量部よりも少ないと、成
分(A) と成分(B) の加水分解速度が不十分なために基材
表面に良好な撥水性の被膜が形成されず、0.1 重量部よ
りも多いと、組成物の良好なポットライフが得られにく
くなる。
部に対して 0.001〜0.1 重量部であり、好ましくは0.01
〜0.05重量部である。 0.001重量部よりも少ないと、成
分(A) と成分(B) の加水分解速度が不十分なために基材
表面に良好な撥水性の被膜が形成されず、0.1 重量部よ
りも多いと、組成物の良好なポットライフが得られにく
くなる。
【0013】本発明の組成物の調製方法は特に制限され
ず、各成分を加熱還流し加水分解することにより得られ
るが、一般に成分(D) の加水分解触媒を最後に添加し、
組成物を調製する。本発明の組成物の基材への処理方法
も特に制限されず、スプレーコート、ディッピング、ワ
イピング、刷毛塗り、布拭きなどにより均一に塗布すれ
ばよく、加熱などすることなく良好な撥水処理ができ
る。
ず、各成分を加熱還流し加水分解することにより得られ
るが、一般に成分(D) の加水分解触媒を最後に添加し、
組成物を調製する。本発明の組成物の基材への処理方法
も特に制限されず、スプレーコート、ディッピング、ワ
イピング、刷毛塗り、布拭きなどにより均一に塗布すれ
ばよく、加熱などすることなく良好な撥水処理ができ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明の撥水剤組成物は、加熱をするこ
となく室温で処理ができ、拭き取りなどの後処理もする
必要がなく、持続性に優れた良好な撥水性を付与するこ
とができるという特徴を有する。本発明の撥水剤を用い
て処理したガラスは良好な撥水性を示し、さらに表面に
生じる水滴が容易に落下をするため、ガラスの視界が良
好に保たれ、特に自動車のウィンドウガラス用の撥水剤
として有用である。
となく室温で処理ができ、拭き取りなどの後処理もする
必要がなく、持続性に優れた良好な撥水性を付与するこ
とができるという特徴を有する。本発明の撥水剤を用い
て処理したガラスは良好な撥水性を示し、さらに表面に
生じる水滴が容易に落下をするため、ガラスの視界が良
好に保たれ、特に自動車のウィンドウガラス用の撥水剤
として有用である。
【0015】
【実施例】以下に本発明を実施例により詳細に説明す
る。なお実施例において部は重量部を、%は重量%を示
す。 実施例1 イソプロピルアルコール 100部にフルオロシランとして
のヘプタデカフルオロデシルトリメトキシシラン[CF3(C
F2)7CH2CH2Si(OCH3)3] 1.5部を添加して混合し、さらに
両末端シロキサンジオールとして[HO(Si(CH3)2O)10H]
0.5部を添加し、さらに触媒として硝酸水(2.38%水溶
液)0.67部を添加(硝酸量として0.015 部)し、80℃で
3時間加熱還流を行ない組成物を調製した。得られた組
成物にガラス基板を浸漬して塗布し、室温で5分間風乾
を行い、撥水処理ガラス板を作成した。この撥水処理ガ
ラス板上に水滴を乗せ、その初期接触角と落下傾斜角を
測定装置(協和科学(株)製、CA−A型)により測定
し、撥水性を評価した。また、水滴転がり性は、30°に
傾斜させた斜面に撥水処理ガラス板をのせ、水滴が転が
り始めた時の水滴量を測定した。結果を表2に示す。
る。なお実施例において部は重量部を、%は重量%を示
す。 実施例1 イソプロピルアルコール 100部にフルオロシランとして
のヘプタデカフルオロデシルトリメトキシシラン[CF3(C
F2)7CH2CH2Si(OCH3)3] 1.5部を添加して混合し、さらに
両末端シロキサンジオールとして[HO(Si(CH3)2O)10H]
0.5部を添加し、さらに触媒として硝酸水(2.38%水溶
液)0.67部を添加(硝酸量として0.015 部)し、80℃で
3時間加熱還流を行ない組成物を調製した。得られた組
成物にガラス基板を浸漬して塗布し、室温で5分間風乾
を行い、撥水処理ガラス板を作成した。この撥水処理ガ
ラス板上に水滴を乗せ、その初期接触角と落下傾斜角を
測定装置(協和科学(株)製、CA−A型)により測定
し、撥水性を評価した。また、水滴転がり性は、30°に
傾斜させた斜面に撥水処理ガラス板をのせ、水滴が転が
り始めた時の水滴量を測定した。結果を表2に示す。
【0016】また、コーティング被膜の耐久性をワイパ
ー摺動耐久性試験により測定した。結果を表2に示す。 〔ワイパー摺動耐久性試験〕ワイパーの押し圧を15g/
cmに設定し、水を噴霧しながら2万回摺動しその後30°
に傾斜させた斜面に試験後の撥水処理ガラス板をのせ、
水滴が転がり始めた水滴量を測定する。
ー摺動耐久性試験により測定した。結果を表2に示す。 〔ワイパー摺動耐久性試験〕ワイパーの押し圧を15g/
cmに設定し、水を噴霧しながら2万回摺動しその後30°
に傾斜させた斜面に試験後の撥水処理ガラス板をのせ、
水滴が転がり始めた水滴量を測定する。
【0017】実施例2〜11 表1に示す組成で実施例1と同様に処理剤を調製し、同
様に撥水性を評価した。結果を表2に示す。
様に撥水性を評価した。結果を表2に示す。
【0018】比較例1 成分(B) である両末端シロキサンジオールを添加せ
ず、イソプロピルアルコール 100部にフルオロシランと
してのヘプタデカフルオロデシルトリメトキシシラン[C
F3(CF2)7CH2CH2Si(OCH3)3] 2.0部を添加して混合し、さ
らに触媒として硝酸水(2.38%水溶液)0.67部を添加
(硝酸量として 0.015部)し、80℃で3時間加熱還流を
行い組成物を調製した。得られた組成物にガラス基板を
浸漬して塗布し、室温で5分間風乾を行い、撥水処理ガ
ラス板を作成し、実施例1と同様に撥水性の評価を行っ
た。結果を表2に示す。
ず、イソプロピルアルコール 100部にフルオロシランと
してのヘプタデカフルオロデシルトリメトキシシラン[C
F3(CF2)7CH2CH2Si(OCH3)3] 2.0部を添加して混合し、さ
らに触媒として硝酸水(2.38%水溶液)0.67部を添加
(硝酸量として 0.015部)し、80℃で3時間加熱還流を
行い組成物を調製した。得られた組成物にガラス基板を
浸漬して塗布し、室温で5分間風乾を行い、撥水処理ガ
ラス板を作成し、実施例1と同様に撥水性の評価を行っ
た。結果を表2に示す。
【0019】比較例2 フルオロシランとして、ヘプタデカフルオロデシルトリ
メトキシシラン[CF3(CF2)7CH2CH2Si(OCH3)3] 8.0部、両
末端シロキサンジオールとして[HO(Si(CH3)2O)10H] 4.0
部としたほかは、実施例1同様に処理剤を調製し、同様
に撥水性を評価した。結果を表2に示す。
メトキシシラン[CF3(CF2)7CH2CH2Si(OCH3)3] 8.0部、両
末端シロキサンジオールとして[HO(Si(CH3)2O)10H] 4.0
部としたほかは、実施例1同様に処理剤を調製し、同様
に撥水性を評価した。結果を表2に示す。
【0020】比較例3 フルオロシランとして、ヘプタデカフルオロデシルトリ
メトキシシラン[CF3(CF2)7CH2CH2Si(OCH3)3] 1.0部、両
末端シロキサンジオールとして[HO(Si(CH3)2O)10H] 7.0
部としたほかは、実施例1と同様に処理剤を調製し、同
様に撥水性を評価した。結果を表2に示す。
メトキシシラン[CF3(CF2)7CH2CH2Si(OCH3)3] 1.0部、両
末端シロキサンジオールとして[HO(Si(CH3)2O)10H] 7.0
部としたほかは、実施例1と同様に処理剤を調製し、同
様に撥水性を評価した。結果を表2に示す。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 183/06 PMT C09D 183/06 PMT 183/08 183/08 (72)発明者 甲斐 康朗 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】(A) アルコール 100重量部 (B) 一般式 CF3(CF2)m(CH2)2SiRpX3-p (1) (式中、R は1価の炭化水素基、X はアルコキシ基、m
は5〜9の整数、p は0〜2の整数を表す)で示される
化合物0.01〜5.0 重量部 (C) 一般式 【化1】 (式中、R1は1価の炭化水素基、q は5〜50の数を表
す)で示される化合物0.01〜5.0 重量部 (D) 加水分解触媒 0.001〜0.1 重量部 を含有する撥水剤組成物。 - 【請求項2】前記(A) 成分のアルコールがエタノール又
はイソプロピルアルコールである請求項1記載の撥水剤
組成物。 - 【請求項3】前記(B) 成分中のR がメチル基である請求
項1記載の撥水剤組成物。 - 【請求項4】前記(B) 成分中のX がメトキシ基又はエト
キシ基である請求項1記載の撥水剤組成物。 - 【請求項5】前記(D) 成分の加水分解触媒が硝酸又は塩
酸である請求項1記載の撥水剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33638195A JPH09176622A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 撥水剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33638195A JPH09176622A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 撥水剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09176622A true JPH09176622A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=18298556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33638195A Withdrawn JPH09176622A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 撥水剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09176622A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1995
- 1995-12-25 JP JP33638195A patent/JPH09176622A/ja not_active Withdrawn
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