JPH09177670A - ピストン式圧縮機 - Google Patents
ピストン式圧縮機Info
- Publication number
- JPH09177670A JPH09177670A JP7341163A JP34116395A JPH09177670A JP H09177670 A JPH09177670 A JP H09177670A JP 7341163 A JP7341163 A JP 7341163A JP 34116395 A JP34116395 A JP 34116395A JP H09177670 A JPH09177670 A JP H09177670A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- oil film
- cylinder bore
- film forming
- curved surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B27/0873—Component parts, e.g. sealings; Manufacturing or assembly thereof
- F04B27/0878—Pistons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Hydraulic Motors (AREA)
- Compressor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ピストンとシリンダボアの内周面との摺動性
が向上されて、焼き付き等の不具合が発生しにくいピス
トン式圧縮機を提供する。 【解決手段】 ピストン23をそのシリンダボア22の
内周面22aと摺接する摺接部41の中央付近がふくら
んだ中高形状に形成する。摺接部41の両端縁には、シ
リンダボア22の半径よりも大きな曲率半径R1を有す
る油膜形成曲面42を形成する。その両油膜形成曲面4
2の外側には、前記曲率半径R1より小さな曲率半径R
2を有するエッジ当り防止曲面43を滑らかに接続す
る。前記油膜形成曲面42と、シリンダボア22の内周
面22aとの間には、前記摺動部41の中央側に向かっ
て縮小されるとともに、長く延びる楔状の油膜形成用隙
間44が形成される。
が向上されて、焼き付き等の不具合が発生しにくいピス
トン式圧縮機を提供する。 【解決手段】 ピストン23をそのシリンダボア22の
内周面22aと摺接する摺接部41の中央付近がふくら
んだ中高形状に形成する。摺接部41の両端縁には、シ
リンダボア22の半径よりも大きな曲率半径R1を有す
る油膜形成曲面42を形成する。その両油膜形成曲面4
2の外側には、前記曲率半径R1より小さな曲率半径R
2を有するエッジ当り防止曲面43を滑らかに接続す
る。前記油膜形成曲面42と、シリンダボア22の内周
面22aとの間には、前記摺動部41の中央側に向かっ
て縮小されるとともに、長く延びる楔状の油膜形成用隙
間44が形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両空調装
置に使用されるピストン式圧縮機に係わり、詳しくはそ
のピストンの構成に関するものである。
置に使用されるピストン式圧縮機に係わり、詳しくはそ
のピストンの構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のピストン式圧縮機は、そのハウ
ジングの内部に外部駆動源により回転される駆動シャフ
トが支持されているとともに、クランク室が形成されて
いる。前記ハウジングの一部を構成するシリンダブロッ
ク内には、その前記駆動シャフトの周囲に複数のシリン
ダボアが配列されている。そのシリンダボアには、ピス
トンが往復動可能に収容されて、圧縮室が区画形成され
る。前記駆動シャフトには、斜板が一体回転可能に装着
されている。この斜板の回転により前記ピストンが往復
動されて、前記シリンダボア内の冷媒ガスが圧縮され
る。
ジングの内部に外部駆動源により回転される駆動シャフ
トが支持されているとともに、クランク室が形成されて
いる。前記ハウジングの一部を構成するシリンダブロッ
ク内には、その前記駆動シャフトの周囲に複数のシリン
ダボアが配列されている。そのシリンダボアには、ピス
トンが往復動可能に収容されて、圧縮室が区画形成され
る。前記駆動シャフトには、斜板が一体回転可能に装着
されている。この斜板の回転により前記ピストンが往復
動されて、前記シリンダボア内の冷媒ガスが圧縮され
る。
【0003】この種のピストン式圧縮機に適用可能なピ
ストンとしては、例えば特開平4−255501号公報
に記載のものが挙げられる。図6に示すこのピストン5
1は、シリンダボア52の内周面52aと摺接する摺接
部53の端縁に、その摺接部53の中央部側に向かって
拡大するテーパ面54が付されている。そして、ピスト
ン51は、そのテーパ面54に沿ったごくわずかな傾倒
が許容されて、ピストン51及びシリンダボア52の内
周面52aの摩耗が低減されるとしている。
ストンとしては、例えば特開平4−255501号公報
に記載のものが挙げられる。図6に示すこのピストン5
1は、シリンダボア52の内周面52aと摺接する摺接
部53の端縁に、その摺接部53の中央部側に向かって
拡大するテーパ面54が付されている。そして、ピスト
ン51は、そのテーパ面54に沿ったごくわずかな傾倒
が許容されて、ピストン51及びシリンダボア52の内
周面52aの摩耗が低減されるとしている。
【0004】また、実開平4−66373号公報には、
シリンダボアより小径の円筒状のロッド部と、シリンダ
ボアの直径と略等しい球形状の摺動部を有するピストン
が開示されている。このピストンにおいても、その摺動
部の形状に沿ったごくわずかな傾倒が許容されて、厳し
い圧力、温度及び回転数条件下においてもピストンとシ
リンダボアの内周面との焼き付き等の不具合が防止され
るとしている。
シリンダボアより小径の円筒状のロッド部と、シリンダ
ボアの直径と略等しい球形状の摺動部を有するピストン
が開示されている。このピストンにおいても、その摺動
部の形状に沿ったごくわずかな傾倒が許容されて、厳し
い圧力、温度及び回転数条件下においてもピストンとシ
リンダボアの内周面との焼き付き等の不具合が防止され
るとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平4−
255501号公報に記載のピストン51においては、
前記テーパ面54と、そのテーパ面54と隣接する面5
5、56とが角をなして接合されている。このため、ピ
ストン51の傾倒角度によっては、ピストン51が前記
の角においてシリンダボア52の内周面52aと摺接す
ることになる。この状態では、その摺接部53における
ヘルツ応力が無限大となって、ピストン51とシリンダ
ボア52の内周面52aとの間に介在された潤滑油膜が
分断されることがある。そして、この分断によりピスト
ン51とシリンダボア52の内周面52aとの間の潤滑
が不足して、焼き付き等の不具合が生じることがあっ
た。
255501号公報に記載のピストン51においては、
前記テーパ面54と、そのテーパ面54と隣接する面5
5、56とが角をなして接合されている。このため、ピ
ストン51の傾倒角度によっては、ピストン51が前記
の角においてシリンダボア52の内周面52aと摺接す
ることになる。この状態では、その摺接部53における
ヘルツ応力が無限大となって、ピストン51とシリンダ
ボア52の内周面52aとの間に介在された潤滑油膜が
分断されることがある。そして、この分断によりピスト
ン51とシリンダボア52の内周面52aとの間の潤滑
が不足して、焼き付き等の不具合が生じることがあっ
た。
【0006】一方、実開平4−66373号公報に記載
のピストンを冷媒ガス等の気体の圧縮に適用した場合、
圧縮室内の高圧の圧縮冷媒ガスは、シリンダボアの内周
面とピストンの摺動部との間に形成される油膜によって
シールされて、低圧のクランク室への漏出が防止され
る。ところが、摺動部がシリンダボアの直径と略等しい
球形状に形成されているため、その摺動部とシリンダボ
アの内周面との間に形成される油膜の長さが比較的短い
ものとなる。このため、圧縮室内の高圧の圧縮冷媒ガス
のシール性が不足がちになるおそれがあった。しかも、
摺動部とシリンダボアの内周面との隙間の端部の開口幅
が大きく、その隙間内に潤滑油を引き込む楔効果が発揮
されにくいものであった。このため、前記摺動面とシリ
ンダボアの内周面との潤滑が不足がちになるおそれがあ
った。
のピストンを冷媒ガス等の気体の圧縮に適用した場合、
圧縮室内の高圧の圧縮冷媒ガスは、シリンダボアの内周
面とピストンの摺動部との間に形成される油膜によって
シールされて、低圧のクランク室への漏出が防止され
る。ところが、摺動部がシリンダボアの直径と略等しい
球形状に形成されているため、その摺動部とシリンダボ
アの内周面との間に形成される油膜の長さが比較的短い
ものとなる。このため、圧縮室内の高圧の圧縮冷媒ガス
のシール性が不足がちになるおそれがあった。しかも、
摺動部とシリンダボアの内周面との隙間の端部の開口幅
が大きく、その隙間内に潤滑油を引き込む楔効果が発揮
されにくいものであった。このため、前記摺動面とシリ
ンダボアの内周面との潤滑が不足がちになるおそれがあ
った。
【0007】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とし
ては、ピストンとシリンダボアの内周面との摺動性が向
上されて、焼き付き等の不具合が発生しにくいピストン
式圧縮機を提供することにある。
る問題点に着目してなされたものである。その目的とし
ては、ピストンとシリンダボアの内周面との摺動性が向
上されて、焼き付き等の不具合が発生しにくいピストン
式圧縮機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、シリンダボアにピスト
ンを往復動可能に収容して圧縮室を区画形成したピスト
ン式圧縮機において、前記ピストンは、そのシリンダボ
アの内周面と摺接する摺接部の中央付近がふくらんだ中
高形状をなし、その摺接部の少なくとも上死点側の端縁
をシリンダボアの半径よりも大きな曲率半径を有する油
膜形成曲面で構成し、摺接部の端縁とシリンダボアの内
周面との間に摺動部の中央側に向かって縮小された楔状
の油膜形成用隙間を形成するようにしたものである。
に、請求項1に記載の発明では、シリンダボアにピスト
ンを往復動可能に収容して圧縮室を区画形成したピスト
ン式圧縮機において、前記ピストンは、そのシリンダボ
アの内周面と摺接する摺接部の中央付近がふくらんだ中
高形状をなし、その摺接部の少なくとも上死点側の端縁
をシリンダボアの半径よりも大きな曲率半径を有する油
膜形成曲面で構成し、摺接部の端縁とシリンダボアの内
周面との間に摺動部の中央側に向かって縮小された楔状
の油膜形成用隙間を形成するようにしたものである。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載のピストン式圧縮機において、前記摺接部の両側の端
縁を前記油膜形成曲面で形成したものである。請求項3
に記載の発明では、請求項1または2に記載のピストン
式圧縮機において、ハウジングの内部に駆動シャフトを
支持するとともに、クランク室を形成し、前記ハウジン
グの一部を構成するシリンダブロック内の前記駆動シャ
フトの周囲に複数の前記シリンダボアを配列したもので
ある。
載のピストン式圧縮機において、前記摺接部の両側の端
縁を前記油膜形成曲面で形成したものである。請求項3
に記載の発明では、請求項1または2に記載のピストン
式圧縮機において、ハウジングの内部に駆動シャフトを
支持するとともに、クランク室を形成し、前記ハウジン
グの一部を構成するシリンダブロック内の前記駆動シャ
フトの周囲に複数の前記シリンダボアを配列したもので
ある。
【0010】請求項4に記載の発明では、請求項3に記
載のピストン式圧縮機において、前記シリンダボアを前
後対向するように形成するとともに、前記ピストンを両
頭型に構成したものである。
載のピストン式圧縮機において、前記シリンダボアを前
後対向するように形成するとともに、前記ピストンを両
頭型に構成したものである。
【0011】請求項5に記載の発明では、請求項1〜4
のいずれかに記載のピストン式圧縮機において、前記油
膜形成曲面の曲率半径を、上死点側と下死点側とで異な
るように形成したものである。
のいずれかに記載のピストン式圧縮機において、前記油
膜形成曲面の曲率半径を、上死点側と下死点側とで異な
るように形成したものである。
【0012】請求項6に記載の発明では、請求項5に記
載のピストン式圧縮機において、前記摺接部の上死点側
の油膜形成曲面は、下死点側の油膜形成曲面よりも大き
な曲率半径を有するように形成したものである。
載のピストン式圧縮機において、前記摺接部の上死点側
の油膜形成曲面は、下死点側の油膜形成曲面よりも大き
な曲率半径を有するように形成したものである。
【0013】請求項7に記載の発明では、請求項1〜6
のいずれかに記載のピストン式圧縮機において、前記摺
接部の外側に、前記油膜形成曲面より小さな曲率半径を
有するエッジ当り防止曲面を滑らかに接続したものであ
る。
のいずれかに記載のピストン式圧縮機において、前記摺
接部の外側に、前記油膜形成曲面より小さな曲率半径を
有するエッジ当り防止曲面を滑らかに接続したものであ
る。
【0014】さて、上記のように構成されたピストン式
圧縮機では、ピストンはそのシリンダボアとの摺接部の
中央付近がふくらんだ中高形状をなしている。また、前
記摺接部の端縁を構成する油膜形成曲面は、シリンダボ
アの半径よりも大きな曲率半径を有するように形成され
ている。このため、ピストンの摺接部の端縁と、シリン
ダボアの内周面との間に、ピストン摺接部の中央側に向
かって縮小された楔状の油膜形成用隙間が形成される。
また、この油膜形成用隙間の潤滑油の入口側の開口幅
を、油膜が形成されやすいように小さくすることができ
る。そして、シリンダボア内のピストンの往復動にとも
なって、冷媒ガスにミスト状に分散された潤滑油及びシ
リンダボアの内周面に付着した潤滑油が前記油膜形成用
隙間内に引き込まれやすいものとなって動圧軸受が形成
される。よって、前記ピストンとシリンダボアの内周面
との間の摺動抵抗が低減される。
圧縮機では、ピストンはそのシリンダボアとの摺接部の
中央付近がふくらんだ中高形状をなしている。また、前
記摺接部の端縁を構成する油膜形成曲面は、シリンダボ
アの半径よりも大きな曲率半径を有するように形成され
ている。このため、ピストンの摺接部の端縁と、シリン
ダボアの内周面との間に、ピストン摺接部の中央側に向
かって縮小された楔状の油膜形成用隙間が形成される。
また、この油膜形成用隙間の潤滑油の入口側の開口幅
を、油膜が形成されやすいように小さくすることができ
る。そして、シリンダボア内のピストンの往復動にとも
なって、冷媒ガスにミスト状に分散された潤滑油及びシ
リンダボアの内周面に付着した潤滑油が前記油膜形成用
隙間内に引き込まれやすいものとなって動圧軸受が形成
される。よって、前記ピストンとシリンダボアの内周面
との間の摺動抵抗が低減される。
【0015】また、ピストンとシリンダボアの内周面と
の間に形成された油膜は、シリンダボアの軸線方向に長
く延びる楔状に形成される。この油膜によって圧縮内の
高圧の圧縮冷媒ガスが低圧のクランク室側へ漏れること
なくシールされて、高圧の圧縮冷媒ガスの再膨張による
圧縮効率の低下がほとんどない。
の間に形成された油膜は、シリンダボアの軸線方向に長
く延びる楔状に形成される。この油膜によって圧縮内の
高圧の圧縮冷媒ガスが低圧のクランク室側へ漏れること
なくシールされて、高圧の圧縮冷媒ガスの再膨張による
圧縮効率の低下がほとんどない。
【0016】さらに、冷媒ガスの圧縮反力がピストンに
働くと、そのピストンは駆動シャフトの軸線に向かって
わずかに曲げられる。このとき、斜板とピストンとの間
に介在されたシューが力点となり、ピストンとシリンダ
ブロックの内周面との当接面が作用点となる。ここで、
ピストンの摺接部の端縁をなす油膜形成曲面が形成され
ているとともに、その油膜形成曲面の外側には前記油膜
形成曲面よりも小さな曲率半径を有するエッジ当り防止
曲面が滑らかに接続されている。つまり、油膜形成曲面
とエッジ当り防止曲面とは、角をなすことなく連続した
曲面状に接続されている。このため、ピストンに曲がり
が生じても、前記作用点においていわゆる角当りの状態
となることなく曲面での接触となる。そして、ピストン
とシリンダボアの内周面との間に介在される潤滑油膜の
分断が、起こりにくいものとなる。
働くと、そのピストンは駆動シャフトの軸線に向かって
わずかに曲げられる。このとき、斜板とピストンとの間
に介在されたシューが力点となり、ピストンとシリンダ
ブロックの内周面との当接面が作用点となる。ここで、
ピストンの摺接部の端縁をなす油膜形成曲面が形成され
ているとともに、その油膜形成曲面の外側には前記油膜
形成曲面よりも小さな曲率半径を有するエッジ当り防止
曲面が滑らかに接続されている。つまり、油膜形成曲面
とエッジ当り防止曲面とは、角をなすことなく連続した
曲面状に接続されている。このため、ピストンに曲がり
が生じても、前記作用点においていわゆる角当りの状態
となることなく曲面での接触となる。そして、ピストン
とシリンダボアの内周面との間に介在される潤滑油膜の
分断が、起こりにくいものとなる。
【0017】また、ピストンの摺接部の端縁が曲面状に
形成された場合には、前記端縁がテーパ状に形成された
場合に比べて、作用点が力点側に移動したものとなる。
言い換えると、力点と作用点との距離が短いものとな
り、ピストンがシリンダボアの内周面から受けるモーメ
ントが小さいものとなって、ピストンの摺動抵抗が低減
される。
形成された場合には、前記端縁がテーパ状に形成された
場合に比べて、作用点が力点側に移動したものとなる。
言い換えると、力点と作用点との距離が短いものとな
り、ピストンがシリンダボアの内周面から受けるモーメ
ントが小さいものとなって、ピストンの摺動抵抗が低減
される。
【0018】ところで、シリンダボアの圧縮室側は、ピ
ストンの圧縮動作にともなって高温雰囲気下となるた
め、潤滑油の粘度が低くなってシリンダボアの内壁面に
付着した油膜の油膜強度が低下する。そして、その油膜
はピストンの往復動作等によってミスト状となって冷媒
ガスに分散されやすくなる。一方、シリンダボアのクラ
ンク室側は低温雰囲気下であって、潤滑油の粘度が高
く、シリンダボアの内壁面に付着した油膜の油膜強度も
高いものとなる。そして、その油膜が安定なものとな
る。ここで、請求項5及び6に記載のピストン式圧縮機
においては、前記ピストンの摺接部の上死点側、つまり
圧縮室側の油膜形成曲面は、下死点側、つまりクランク
室側の油膜形成曲面よりも大きな曲率半径を有するよう
に形成されている。このため、付着油膜の油膜強度の低
い圧縮室側において、より狭い油膜形成用隙間が形成さ
れて、楔効果によって油膜が形成されやすい状態とな
る。そして、この油膜形成用隙間に冷媒ガス中にミスト
状に分散された潤滑油が引き込まれて、ピストンとシリ
ンダボアの内周面との潤滑が安定したものとなる。
ストンの圧縮動作にともなって高温雰囲気下となるた
め、潤滑油の粘度が低くなってシリンダボアの内壁面に
付着した油膜の油膜強度が低下する。そして、その油膜
はピストンの往復動作等によってミスト状となって冷媒
ガスに分散されやすくなる。一方、シリンダボアのクラ
ンク室側は低温雰囲気下であって、潤滑油の粘度が高
く、シリンダボアの内壁面に付着した油膜の油膜強度も
高いものとなる。そして、その油膜が安定なものとな
る。ここで、請求項5及び6に記載のピストン式圧縮機
においては、前記ピストンの摺接部の上死点側、つまり
圧縮室側の油膜形成曲面は、下死点側、つまりクランク
室側の油膜形成曲面よりも大きな曲率半径を有するよう
に形成されている。このため、付着油膜の油膜強度の低
い圧縮室側において、より狭い油膜形成用隙間が形成さ
れて、楔効果によって油膜が形成されやすい状態とな
る。そして、この油膜形成用隙間に冷媒ガス中にミスト
状に分散された潤滑油が引き込まれて、ピストンとシリ
ンダボアの内周面との潤滑が安定したものとなる。
【0019】
(第1実施形態)以下に、本発明の第1実施形態につい
て図1〜図4に基づいて説明する。
て図1〜図4に基づいて説明する。
【0020】図1に示すように、一対のシリンダブロッ
ク11、12は、中央部において接合されている。シリ
ンダブロック11のフロント側端面には、バルブプレー
ト13を介してフロントハウジング15が、シリンダブ
ロック12のリヤ側端面にはバルブプレート14を介し
てリヤハウジング16がそれぞれ接合されている。前記
シリンダブロック11、12、バルブプレート13、1
4、フロントハウジング15及びリヤハウジング16
は、複数の通しボルト17により互いに締付固定され
て、圧縮機のハウジングが構成されている。
ク11、12は、中央部において接合されている。シリ
ンダブロック11のフロント側端面には、バルブプレー
ト13を介してフロントハウジング15が、シリンダブ
ロック12のリヤ側端面にはバルブプレート14を介し
てリヤハウジング16がそれぞれ接合されている。前記
シリンダブロック11、12、バルブプレート13、1
4、フロントハウジング15及びリヤハウジング16
は、複数の通しボルト17により互いに締付固定され
て、圧縮機のハウジングが構成されている。
【0021】前記シリンダブロック11、12の軸孔1
1a、12bには、駆動シャフト18がラジアルベアリ
ング19、20を介して回転可能に支持されている。こ
の駆動シャフト18は、図示しないクラッチを介して車
両エンジン等の外部駆動源により回転される。シリンダ
ブロック11、12の中央部には、クランク室21が形
成されている。
1a、12bには、駆動シャフト18がラジアルベアリ
ング19、20を介して回転可能に支持されている。こ
の駆動シャフト18は、図示しないクラッチを介して車
両エンジン等の外部駆動源により回転される。シリンダ
ブロック11、12の中央部には、クランク室21が形
成されている。
【0022】前記シリンダブロック11、12内の前記
駆動シャフト18の周囲には、複数のシリンダボア22
が互いに平行をなすように貫通形成され、それらの内部
にはピストンとしての両頭ピストン23が往復動可能に
収容されている。そして、シリンダブロック11、1
2、バルブプレート13、14及び両頭ピストン23に
よって、圧縮室24、25が区画形成される。
駆動シャフト18の周囲には、複数のシリンダボア22
が互いに平行をなすように貫通形成され、それらの内部
にはピストンとしての両頭ピストン23が往復動可能に
収容されている。そして、シリンダブロック11、1
2、バルブプレート13、14及び両頭ピストン23に
よって、圧縮室24、25が区画形成される。
【0023】前記フロントハウジング15及びリヤハウ
ジング16の外周側には環状の吸入室26、27が形成
され、中心側には吐出室28、29が区画形成されてい
る。吸入室26、27は、バルブプレート13、14に
形成された吸入弁機構30、31を介して前記圧縮室2
4、25に、吸入通路32、33を介して前記クランク
室21に連通されている。そして、前記クランク室21
は、シリンダブロック11、12に形成した図示しない
吸入フランジを介して外部冷房回路に接続されている。
また、吐出室28、29はバルブプレート13、14に
形成された吐出弁機構34、35を介して前記圧縮室2
4、25に、図示しない吐出通路及び吐出フランジを介
して外部冷房回路に連通されている。前記吸入弁機構3
0、31は、吸入弁30a、31aと吸入ポート30
b、31bとから構成されている。前記吐出弁機構3
4、35は、吐出弁34a、35aと吐出ポート34
b、35bとから構成されている。
ジング16の外周側には環状の吸入室26、27が形成
され、中心側には吐出室28、29が区画形成されてい
る。吸入室26、27は、バルブプレート13、14に
形成された吸入弁機構30、31を介して前記圧縮室2
4、25に、吸入通路32、33を介して前記クランク
室21に連通されている。そして、前記クランク室21
は、シリンダブロック11、12に形成した図示しない
吸入フランジを介して外部冷房回路に接続されている。
また、吐出室28、29はバルブプレート13、14に
形成された吐出弁機構34、35を介して前記圧縮室2
4、25に、図示しない吐出通路及び吐出フランジを介
して外部冷房回路に連通されている。前記吸入弁機構3
0、31は、吸入弁30a、31aと吸入ポート30
b、31bとから構成されている。前記吐出弁機構3
4、35は、吐出弁34a、35aと吐出ポート34
b、35bとから構成されている。
【0024】前記駆動シャフト18の中間外周部には、
斜板36が挿着されている。この斜板36には、前記両
頭ピストン23がシュー37、38を介して係留され、
斜板36の回転により両頭ピストン23が前記シリンダ
ボア22内で往復動される。前記斜板36のボス部36
aは、スラスト軸受39、40を介して前記クランク室
21を形成するシリンダブロック11、12の前後両側
壁面に支持されている。
斜板36が挿着されている。この斜板36には、前記両
頭ピストン23がシュー37、38を介して係留され、
斜板36の回転により両頭ピストン23が前記シリンダ
ボア22内で往復動される。前記斜板36のボス部36
aは、スラスト軸受39、40を介して前記クランク室
21を形成するシリンダブロック11、12の前後両側
壁面に支持されている。
【0025】図2に示すように、前記両頭ピストン23
は、前記シリンダボア22の内周面22aと摺接する摺
接部41の中央付近がふくらんだ中高形状に形成されて
いる。なお、この摺接部41の中央付近のふくらみ高さ
は、数μm〜数十μm程度のわずかなものである。摺接
部41の両端縁には、シリンダボア22の半径よりも大
きな曲率半径R1を有する油膜形成曲面42が形成され
ている。そして、その両油膜形成曲面42の外側には、
前記油膜形成曲面42の曲率半径R1より小さな曲率半
径R2を有するエッジ当り防止曲面43が、角をなすこ
となく滑らかに接続されている。そして、前記油膜形成
曲面42と、その油膜形成曲面42と対向するシリンダ
ボア22の内周面22aとの間には、前記摺動部41の
中央側に向かって縮小されるとともに、長く延びる楔状
の油膜形成用隙間44が形成される。
は、前記シリンダボア22の内周面22aと摺接する摺
接部41の中央付近がふくらんだ中高形状に形成されて
いる。なお、この摺接部41の中央付近のふくらみ高さ
は、数μm〜数十μm程度のわずかなものである。摺接
部41の両端縁には、シリンダボア22の半径よりも大
きな曲率半径R1を有する油膜形成曲面42が形成され
ている。そして、その両油膜形成曲面42の外側には、
前記油膜形成曲面42の曲率半径R1より小さな曲率半
径R2を有するエッジ当り防止曲面43が、角をなすこ
となく滑らかに接続されている。そして、前記油膜形成
曲面42と、その油膜形成曲面42と対向するシリンダ
ボア22の内周面22aとの間には、前記摺動部41の
中央側に向かって縮小されるとともに、長く延びる楔状
の油膜形成用隙間44が形成される。
【0026】次に、前記のように構成したピストン式圧
縮機について、その作用を説明する。車両エンジン等の
外部駆動源により駆動シャフト18が回転されると、ク
ランク室21内の斜板36が回転され、シュー37、3
8を介して複数の両頭ピストン23がシリンダボア22
内で往復動される。この両頭ピストン23の運動により
吸入フランジ(図示略)からクランク室21に導かれた
冷媒ガスは、そのクランク室21から吸入通路32、3
3を経て吸入室26、27に導かれる。両頭ピストン2
3が上死点から下死点に向かう吸入行程において、前記
吸入弁30a、31aが開放され、吸入室26、27内
の冷媒ガスは、吸入ポート30b、31bを通って圧縮
室24、25内に吸入される。次に、両頭ピストン23
が下死点から上死点に向かう圧縮・吐出行程において、
圧縮室24、25内の冷媒ガスは圧縮される。そして、
冷媒ガスが所定の圧力に達すると、高圧の圧縮冷媒ガス
が吐出弁34a、35aを押し退けて吐出ポート34
b、35bを経て吐出室28、29に吐出される。さら
に、吐出室28、29内の圧縮冷媒ガスは、図示しない
吐出通路を経て図示しない外部冷却回路をなす凝縮器、
膨張弁、蒸発器に供給され、車両室内の空調に供され
る。
縮機について、その作用を説明する。車両エンジン等の
外部駆動源により駆動シャフト18が回転されると、ク
ランク室21内の斜板36が回転され、シュー37、3
8を介して複数の両頭ピストン23がシリンダボア22
内で往復動される。この両頭ピストン23の運動により
吸入フランジ(図示略)からクランク室21に導かれた
冷媒ガスは、そのクランク室21から吸入通路32、3
3を経て吸入室26、27に導かれる。両頭ピストン2
3が上死点から下死点に向かう吸入行程において、前記
吸入弁30a、31aが開放され、吸入室26、27内
の冷媒ガスは、吸入ポート30b、31bを通って圧縮
室24、25内に吸入される。次に、両頭ピストン23
が下死点から上死点に向かう圧縮・吐出行程において、
圧縮室24、25内の冷媒ガスは圧縮される。そして、
冷媒ガスが所定の圧力に達すると、高圧の圧縮冷媒ガス
が吐出弁34a、35aを押し退けて吐出ポート34
b、35bを経て吐出室28、29に吐出される。さら
に、吐出室28、29内の圧縮冷媒ガスは、図示しない
吐出通路を経て図示しない外部冷却回路をなす凝縮器、
膨張弁、蒸発器に供給され、車両室内の空調に供され
る。
【0027】以上のように構成された本実施形態によれ
ば、以下の効果を奏する。 (a) 前述のように、両頭ピストン23の摺動部41
の油膜形成曲面42と、その油膜形成曲面42と対向す
るシリンダボア22の内周面22aとの間には、楔状の
油膜形成用隙間44が形成される。ここで、前記油膜形
成曲面42がシリンダボア22の半径よりも大きな曲率
半径R1を有するように形成されているため、油膜形成
用隙間44の潤滑油の入口側の開口幅を、油膜が形成さ
れやすいように小さくすることができる。そして、シリ
ンダボア22内の両頭ピストン23の往復動にともなっ
て、冷媒ガスにミスト状に分散された潤滑油及びシリン
ダボア22の内周面22aに付着した潤滑油が前記油膜
形成用隙間44内に引き込まれやすいものとなって動圧
軸受が形成される。従って、前記両頭ピストン23とシ
リンダボア22の内周面22aとの間の摺動抵抗が低減
されて、焼き付き等の不具合が起こりにくいものとな
る。
ば、以下の効果を奏する。 (a) 前述のように、両頭ピストン23の摺動部41
の油膜形成曲面42と、その油膜形成曲面42と対向す
るシリンダボア22の内周面22aとの間には、楔状の
油膜形成用隙間44が形成される。ここで、前記油膜形
成曲面42がシリンダボア22の半径よりも大きな曲率
半径R1を有するように形成されているため、油膜形成
用隙間44の潤滑油の入口側の開口幅を、油膜が形成さ
れやすいように小さくすることができる。そして、シリ
ンダボア22内の両頭ピストン23の往復動にともなっ
て、冷媒ガスにミスト状に分散された潤滑油及びシリン
ダボア22の内周面22aに付着した潤滑油が前記油膜
形成用隙間44内に引き込まれやすいものとなって動圧
軸受が形成される。従って、前記両頭ピストン23とシ
リンダボア22の内周面22aとの間の摺動抵抗が低減
されて、焼き付き等の不具合が起こりにくいものとな
る。
【0028】(b) 両頭ピストン23とシリンダボア
22の内周面22aとの間に油膜形成用隙間44に形成
された油膜は、シリンダボア22の軸線方向に長く延び
る楔状をなしている。そして、この油膜によって圧縮室
24、25内の高圧の圧縮冷媒ガスが、低圧のクランク
室21側へ漏出することなくシールされる。従って、圧
縮室24、25内の高圧の圧縮冷媒ガスのシール性が十
分に確保されて、その再膨張による圧縮効率の低下がほ
とんどない。
22の内周面22aとの間に油膜形成用隙間44に形成
された油膜は、シリンダボア22の軸線方向に長く延び
る楔状をなしている。そして、この油膜によって圧縮室
24、25内の高圧の圧縮冷媒ガスが、低圧のクランク
室21側へ漏出することなくシールされる。従って、圧
縮室24、25内の高圧の圧縮冷媒ガスのシール性が十
分に確保されて、その再膨張による圧縮効率の低下がほ
とんどない。
【0029】(c) 図1及び図3に示すように、両頭
ピストン23の圧縮動作にともなって、冷媒ガスの圧縮
反力が両頭ピストン23に働くと、両頭ピストン23が
駆動シャフト18の軸線に向かってわずかに曲げられ
る。なお、図においては理解を容易にするために、両頭
ピストン23の曲がりを大きく描いてある。また、以下
両頭ピストン23のフロント側部分についてのみ説明す
るが、リヤ側部分についても同様である。
ピストン23の圧縮動作にともなって、冷媒ガスの圧縮
反力が両頭ピストン23に働くと、両頭ピストン23が
駆動シャフト18の軸線に向かってわずかに曲げられ
る。なお、図においては理解を容易にするために、両頭
ピストン23の曲がりを大きく描いてある。また、以下
両頭ピストン23のフロント側部分についてのみ説明す
るが、リヤ側部分についても同様である。
【0030】このとき、斜板36と両頭ピストン23と
の間に介在されたシュー37が力点となり、両頭ピスト
ン23とシリンダボア22の内周面22aとの当接点が
作用点となる。ここで、本実施形態においては、両頭ピ
ストン23の摺接部41の端縁には油膜形成曲面42が
形成されているとともに、その油膜形成曲面42の外側
にはエッジ当り防止曲面43が角をなすことなく滑らか
に接続されている。つまり、前記摺接部41の端縁が曲
面のみで形成されている。このため、両頭ピストン23
にわずかな曲がりが生じても、前記作用点においていわ
ゆる角当りの状態となることなく、曲面での当りとなっ
て、潤滑油膜の分断が起こりにくいものとなる。
の間に介在されたシュー37が力点となり、両頭ピスト
ン23とシリンダボア22の内周面22aとの当接点が
作用点となる。ここで、本実施形態においては、両頭ピ
ストン23の摺接部41の端縁には油膜形成曲面42が
形成されているとともに、その油膜形成曲面42の外側
にはエッジ当り防止曲面43が角をなすことなく滑らか
に接続されている。つまり、前記摺接部41の端縁が曲
面のみで形成されている。このため、両頭ピストン23
にわずかな曲がりが生じても、前記作用点においていわ
ゆる角当りの状態となることなく、曲面での当りとなっ
て、潤滑油膜の分断が起こりにくいものとなる。
【0031】(d) 両頭ピストン23の摺接部41の
端縁が油膜形成曲面42で形成されている。このため、
図4に示すように、両頭ピストン23にわずかな曲がり
が生じた場合において、鎖線で示す従来の摺接部の端縁
がテーパ状に形成された場合の作用点P2に比べて、作
用点P1が力点をなすシュー37側に移動したものとな
る。言い換えると、力点と作用点との距離が短いものと
なり、両頭ピストン23がシリンダボア22の内周面2
2aから受けるモーメントが小さいものとなって、両頭
ピストン23の摺動抵抗が低減される。従って、前記
(c)項の効果とあいまって、両頭ピストン23に圧縮
反力が働いてわずかな曲がりが生じた場合における両頭
ピストン23とシリンダボア22の内周面22aとの焼
き付きが防止される。
端縁が油膜形成曲面42で形成されている。このため、
図4に示すように、両頭ピストン23にわずかな曲がり
が生じた場合において、鎖線で示す従来の摺接部の端縁
がテーパ状に形成された場合の作用点P2に比べて、作
用点P1が力点をなすシュー37側に移動したものとな
る。言い換えると、力点と作用点との距離が短いものと
なり、両頭ピストン23がシリンダボア22の内周面2
2aから受けるモーメントが小さいものとなって、両頭
ピストン23の摺動抵抗が低減される。従って、前記
(c)項の効果とあいまって、両頭ピストン23に圧縮
反力が働いてわずかな曲がりが生じた場合における両頭
ピストン23とシリンダボア22の内周面22aとの焼
き付きが防止される。
【0032】(第2実施形態)つぎに、本発明の第2実
施形態について、前記第1実施形態と異なる部分を中心
に説明する。
施形態について、前記第1実施形態と異なる部分を中心
に説明する。
【0033】この第2実施形態においては、図5に示す
ように、両頭ピストン23の上死点側の油膜形成曲面4
2の曲率半径R1が、下死点側の油膜形成曲面47の曲
率半径R3に比べて大きくなるように形成されている。
ここでは、両頭ピストン23のフロント側部分について
のみ説明するが、両頭ピストン23のリヤ側部分も同様
に構成されている。
ように、両頭ピストン23の上死点側の油膜形成曲面4
2の曲率半径R1が、下死点側の油膜形成曲面47の曲
率半径R3に比べて大きくなるように形成されている。
ここでは、両頭ピストン23のフロント側部分について
のみ説明するが、両頭ピストン23のリヤ側部分も同様
に構成されている。
【0034】シリンダボア22の圧縮室24側は、両頭
ピストン23の圧縮動作にともなう断熱圧縮等によって
高温雰囲気下となる。このため、潤滑油の粘度が低くな
って、シリンダボア22の内周面22aに付着した油膜
の油膜強度が低下する。そして、その油膜は両頭ピスト
ン23の往復動等によってミスト状化されて冷媒ガスに
分散されやすくなる。ところで、本実施形態のピストン
式圧縮機においては、前記第1実施形態と同様に、クラ
ンク室21が外部冷媒回路からの低温の吸入冷媒ガスの
通路の一部を構成している。このため、シリンダボア2
2のクランク室21側は低温雰囲気下となって、潤滑油
の粘度が相対的に高くなる。そして、シリンダボア22
の内壁面22aに付着した油膜は、その油膜強度が高く
安定したものとなる。
ピストン23の圧縮動作にともなう断熱圧縮等によって
高温雰囲気下となる。このため、潤滑油の粘度が低くな
って、シリンダボア22の内周面22aに付着した油膜
の油膜強度が低下する。そして、その油膜は両頭ピスト
ン23の往復動等によってミスト状化されて冷媒ガスに
分散されやすくなる。ところで、本実施形態のピストン
式圧縮機においては、前記第1実施形態と同様に、クラ
ンク室21が外部冷媒回路からの低温の吸入冷媒ガスの
通路の一部を構成している。このため、シリンダボア2
2のクランク室21側は低温雰囲気下となって、潤滑油
の粘度が相対的に高くなる。そして、シリンダボア22
の内壁面22aに付着した油膜は、その油膜強度が高く
安定したものとなる。
【0035】ここで、この第2実施形態においては、前
記のように両頭ピストン23の摺接部41の上死点側、
つまり圧縮室24側の油膜形成曲面42は、下死点側、
つまりクランク室21側の油膜形成曲面47よりも大き
な曲率半径を有するように形成されている。このため、
前記油膜の油膜強度の低い圧縮室24側のシリンダボア
22内において、より狭い油膜形成用隙間44が形成さ
れて、楔効果により油膜が形成されやすい状態となる。
そして、この油膜形成用隙間44には、両頭ピストン2
3の往復動にともなって、冷媒ガス中にミスト状に分散
された潤滑油が引き込まれる。従って、両頭ピストン2
3とシリンダボア22の内周面22aとの潤滑が安定し
たものとなって、両頭ピストン23とシリンダボア22
の内周面22aとの間の焼き着き等の不具合が防止され
る。
記のように両頭ピストン23の摺接部41の上死点側、
つまり圧縮室24側の油膜形成曲面42は、下死点側、
つまりクランク室21側の油膜形成曲面47よりも大き
な曲率半径を有するように形成されている。このため、
前記油膜の油膜強度の低い圧縮室24側のシリンダボア
22内において、より狭い油膜形成用隙間44が形成さ
れて、楔効果により油膜が形成されやすい状態となる。
そして、この油膜形成用隙間44には、両頭ピストン2
3の往復動にともなって、冷媒ガス中にミスト状に分散
された潤滑油が引き込まれる。従って、両頭ピストン2
3とシリンダボア22の内周面22aとの潤滑が安定し
たものとなって、両頭ピストン23とシリンダボア22
の内周面22aとの間の焼き着き等の不具合が防止され
る。
【0036】なお、本発明は以下のように変更して具体
化することもできる。 (1) 両頭ピストン23の摺接部41の下死点側の端
縁において、油膜形成用曲面42、47を省略して、エ
ッジ当り防止曲面44のみを形成すること。
化することもできる。 (1) 両頭ピストン23の摺接部41の下死点側の端
縁において、油膜形成用曲面42、47を省略して、エ
ッジ当り防止曲面44のみを形成すること。
【0037】このように構成すれば、両頭ピストン23
の曲面加工の工数を低減することができて、製作が容易
になる。 (2) 両頭ピストン23の摺接部41の端縁をなす油
膜形成用曲面42、47及びエッジ当り防止曲面44
を、例えば楕円の4分の1円弧、放物線、インボリュー
ト曲線、サイクロイド曲線、渦巻き線等を導線とする曲
率半径が連続的に変化する曲面によって一体的に形成す
ること。
の曲面加工の工数を低減することができて、製作が容易
になる。 (2) 両頭ピストン23の摺接部41の端縁をなす油
膜形成用曲面42、47及びエッジ当り防止曲面44
を、例えば楕円の4分の1円弧、放物線、インボリュー
ト曲線、サイクロイド曲線、渦巻き線等を導線とする曲
率半径が連続的に変化する曲面によって一体的に形成す
ること。
【0038】(3) 本発明をウェーブカムプレートタ
イプの両頭ピストン式圧縮機に具体化すること。 (4) 本発明を片頭ピストン式圧縮機に具体化するこ
と。
イプの両頭ピストン式圧縮機に具体化すること。 (4) 本発明を片頭ピストン式圧縮機に具体化するこ
と。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば以
下の優れた効果を奏する。ピストンが、そのシリンダボ
アとの摺接部の中央付近がふくらんだ中高形状をなすと
ともに、前記摺接部の端縁を構成する油膜形成曲面がシ
リンダボアの半径よりも大きな曲率半径を有するように
形成されている。このため、前記摺接部の端縁とシリン
ダボアとの内周面との間に楔状の油膜形成用隙間が形成
される。そして、ピストンの往復動によって、シリンダ
ボア内の潤滑油が前記油膜形成用隙間内に引き込まれや
すいものとなって動圧軸受が形成される。従って、前記
ピストンとシリンダボアの内周面との間の摺動抵抗が低
減されて、焼き付き等の不具合が防止される。
下の優れた効果を奏する。ピストンが、そのシリンダボ
アとの摺接部の中央付近がふくらんだ中高形状をなすと
ともに、前記摺接部の端縁を構成する油膜形成曲面がシ
リンダボアの半径よりも大きな曲率半径を有するように
形成されている。このため、前記摺接部の端縁とシリン
ダボアとの内周面との間に楔状の油膜形成用隙間が形成
される。そして、ピストンの往復動によって、シリンダ
ボア内の潤滑油が前記油膜形成用隙間内に引き込まれや
すいものとなって動圧軸受が形成される。従って、前記
ピストンとシリンダボアの内周面との間の摺動抵抗が低
減されて、焼き付き等の不具合が防止される。
【0040】また、前記油膜形成用隙間内の油膜は、シ
リンダボアの軸線方向に長く延びるように形成される。
従って、圧縮室内の高圧の圧縮冷媒ガスのシール性が確
保されて、圧縮機の圧縮効率の低下がほとんどない。
リンダボアの軸線方向に長く延びるように形成される。
従って、圧縮室内の高圧の圧縮冷媒ガスのシール性が確
保されて、圧縮機の圧縮効率の低下がほとんどない。
【0041】さらに、ピストンに圧縮反力が働いてわず
かな曲がりが生じた場合、そのピストン上のシリンダボ
アの内周面との当接点は、油膜形成曲面上またはエッジ
当り防止曲面上となる。このため、前記ピストンはシリ
ンダボアの内周面に対して、常にいわゆる角当りの状態
となることなく曲面での接触となる。従って、ピストン
とシリンダボアの内周面との間に介在される油膜の分断
が起こりにくく、ピストンとシリンダボアの内周面との
間の潤滑が確保される。しかも、前記と同様にピストン
に圧縮反力が作用してわずかな曲がりが生じた場合にお
いて、ピストンの摺接部の端縁がテーパ状に形成された
場合に比べると、力点と作用点との距離が短いものとな
る。このため、ピストンがシリンダボアの内周面から受
けるモーメントが小さいものとなって、ピストンの摺動
抵抗が低減される。このようにピストンに圧縮反力が働
いてわずかな曲がりが生じた場合においても、焼き付き
等の不具合が起こりにくいものとなる。
かな曲がりが生じた場合、そのピストン上のシリンダボ
アの内周面との当接点は、油膜形成曲面上またはエッジ
当り防止曲面上となる。このため、前記ピストンはシリ
ンダボアの内周面に対して、常にいわゆる角当りの状態
となることなく曲面での接触となる。従って、ピストン
とシリンダボアの内周面との間に介在される油膜の分断
が起こりにくく、ピストンとシリンダボアの内周面との
間の潤滑が確保される。しかも、前記と同様にピストン
に圧縮反力が作用してわずかな曲がりが生じた場合にお
いて、ピストンの摺接部の端縁がテーパ状に形成された
場合に比べると、力点と作用点との距離が短いものとな
る。このため、ピストンがシリンダボアの内周面から受
けるモーメントが小さいものとなって、ピストンの摺動
抵抗が低減される。このようにピストンに圧縮反力が働
いてわずかな曲がりが生じた場合においても、焼き付き
等の不具合が起こりにくいものとなる。
【図1】 第1実施形態のピストン式圧縮機の全体を示
す断面図。
す断面図。
【図2】 図1の要部を示す拡大部分断面図。
【図3】 圧縮反力によるピストンの曲がりに関する説
明図。
明図。
【図4】 図3の状態での作用点に関する説明図。
【図5】 第2実施形態のピストン式圧縮機の要部を示
す拡大部分断面図。
す拡大部分断面図。
【図6】 従来のピストン式圧縮機の要部を示す拡大部
分断面図。
分断面図。
11、12…ハウジングの一部を構成するシリンダブロ
ック、15…ハウジングの一部を構成するフロントハウ
ジング、16…ハウジングの一部を構成するリヤハウジ
ング、18…駆動シャフト、21…クランク室、22…
シリンダボア、22a…内周面、23…ピストンとして
の両頭ピストン、41…摺接部、42、47…油膜形成
曲面、43…エッジ当り防止曲面、44…油膜形成用隙
間、R1〜R3…曲率半径。
ック、15…ハウジングの一部を構成するフロントハウ
ジング、16…ハウジングの一部を構成するリヤハウジ
ング、18…駆動シャフト、21…クランク室、22…
シリンダボア、22a…内周面、23…ピストンとして
の両頭ピストン、41…摺接部、42、47…油膜形成
曲面、43…エッジ当り防止曲面、44…油膜形成用隙
間、R1〜R3…曲率半径。
フロントページの続き (72)発明者 横井 雅宣 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内
Claims (7)
- 【請求項1】 シリンダボアにピストンを往復動可能に
収容して圧縮室を区画形成したピストン式圧縮機におい
て、 前記ピストンは、そのシリンダボアの内周面と摺接する
摺接部の中央付近がふくらんだ中高形状をなし、その摺
接部の少なくとも上死点側の端縁をシリンダボアの半径
よりも大きな曲率半径を有する油膜形成曲面で構成し、
摺接部の端縁とシリンダボアの内周面との間に摺動部の
中央側に向かって縮小された楔状の油膜形成用隙間を形
成するようにしたピストン式圧縮機。 - 【請求項2】 前記摺接部の両側の端縁を前記油膜形成
曲面で形成した請求項1に記載のピストン式圧縮機。 - 【請求項3】 ハウジングの内部に駆動シャフトを支持
するとともに、クランク室を形成し、前記ハウジングの
一部を構成するシリンダブロック内の前記駆動シャフト
の周囲に複数の前記シリンダボアを配列した請求項1ま
たは2に記載のピストン式圧縮機。 - 【請求項4】 前記シリンダボアを前後対向するように
形成するとともに、前記ピストンを両頭型に構成した請
求項3に記載のピストン式圧縮機。 - 【請求項5】 前記油膜形成曲面の曲率半径を、上死点
側と下死点側とで異なるように形成した請求項1〜4の
いずれかに記載のピストン式圧縮機。 - 【請求項6】 前記摺接部の上死点側の油膜形成曲面
は、下死点側の油膜形成曲面よりも大きな曲率半径を有
するように形成した請求項5に記載のピストン式圧縮
機。 - 【請求項7】 前記摺接部の外側に、前記油膜形成曲面
より小さな曲率半径を有するエッジ当り防止曲面を滑ら
かに接続した請求項1〜6のいずれかに記載のピストン
式圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7341163A JPH09177670A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | ピストン式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7341163A JPH09177670A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | ピストン式圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09177670A true JPH09177670A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18343833
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7341163A Pending JPH09177670A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | ピストン式圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09177670A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6575080B1 (en) | 1999-09-24 | 2003-06-10 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Single-headed piston for swash plate type compressor wherein head portion has a curved surface at axial end |
| JP2008121633A (ja) * | 2006-11-15 | 2008-05-29 | Sanden Corp | 圧縮機 |
| DE102013100869B4 (de) * | 2012-02-01 | 2014-07-17 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Verdrängungsvariabler Kompressor der Taumelscheibenbauart |
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-
1995
- 1995-12-27 JP JP7341163A patent/JPH09177670A/ja active Pending
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