JPH09177864A - 油圧緩衝器 - Google Patents
油圧緩衝器Info
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- JPH09177864A JPH09177864A JP35292595A JP35292595A JPH09177864A JP H09177864 A JPH09177864 A JP H09177864A JP 35292595 A JP35292595 A JP 35292595A JP 35292595 A JP35292595 A JP 35292595A JP H09177864 A JPH09177864 A JP H09177864A
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- damping force
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 油圧緩衝器において、車両が路面の大き段差
や陥没などを通過したときなど、非常にピストン速度が
大きい場合に、ピストン速度の増加にともない、発生す
る減衰力が大きくなってしまい、緩衝器がほとんど伸縮
せず、衝撃が車体に伝わって乗員の乗り心地を損なう。 【解決手段】 ピストンロッド6内にバイパス通路11
と、ピストン速度が1.0未満のときにはバイパス通路
11を遮断し、ピストン速度が1.0m/s以上のとき
にバイパス通路11を連通するスプリングバルブ12を
設けたことで、ピストン速度が1.0m/s以上のとき
に油液をバイパス通路11を介して流通させて、発生す
る減衰力を低減することができる。
や陥没などを通過したときなど、非常にピストン速度が
大きい場合に、ピストン速度の増加にともない、発生す
る減衰力が大きくなってしまい、緩衝器がほとんど伸縮
せず、衝撃が車体に伝わって乗員の乗り心地を損なう。 【解決手段】 ピストンロッド6内にバイパス通路11
と、ピストン速度が1.0未満のときにはバイパス通路
11を遮断し、ピストン速度が1.0m/s以上のとき
にバイパス通路11を連通するスプリングバルブ12を
設けたことで、ピストン速度が1.0m/s以上のとき
に油液をバイパス通路11を介して流通させて、発生す
る減衰力を低減することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の懸架装置
等に装着される油圧緩衝器の改良に関するものである。
等に装着される油圧緩衝器の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車の懸架装置に装着される油
圧緩衝器は、油液を封入したシリンダ内にピストンロッ
ドを連結したピストンを摺動可能に嵌装し、このピスト
ンによって画成されたシリンダ内の2室を主油液通路に
よって互いに連通させ、さらに主油液通路に直列に配置
したオリフィスおよびディスクバルブからなる減衰力発
生機構を設けた構成となっている。この油圧緩衝器にお
いては、ピストンロッドの伸縮に伴うシリンダ内のピス
トンの摺動によって主油液通路内に生じる油液の流動を
オリフィスとディスクバルブとからなる減衰力発生機構
によって制御して減衰力を発生させる。
圧緩衝器は、油液を封入したシリンダ内にピストンロッ
ドを連結したピストンを摺動可能に嵌装し、このピスト
ンによって画成されたシリンダ内の2室を主油液通路に
よって互いに連通させ、さらに主油液通路に直列に配置
したオリフィスおよびディスクバルブからなる減衰力発
生機構を設けた構成となっている。この油圧緩衝器にお
いては、ピストンロッドの伸縮に伴うシリンダ内のピス
トンの摺動によって主油液通路内に生じる油液の流動を
オリフィスとディスクバルブとからなる減衰力発生機構
によって制御して減衰力を発生させる。
【0003】ここで、図3の減衰力線図を用いて従来の
油圧緩衝器の減衰力特性について説明する。たとえば、
旋回時に発生するロール等の車両姿勢変化など、ピスト
ン速度が小さい領域(図3中、vA以下の領域)では、
オリフィスによって減衰力を発生し、その減衰力特性は
ピストン速度の増加にともない減衰力が二次曲線的に増
加する特性(オリフィス特性)となるように設定されて
いる。また、路面の凹凸の上を通過するときなど、ピス
トン速度が大きい領域(図3中、vA〜vB’の領域)
では、ディスクバルブが開いて油液の流路面積を拡大す
ることにより減衰力を発生し、その減衰力特性はピスト
ン速度の増加にともない減衰力が直線的に増加する特性
(バルブ特性)となるように設定されている。
油圧緩衝器の減衰力特性について説明する。たとえば、
旋回時に発生するロール等の車両姿勢変化など、ピスト
ン速度が小さい領域(図3中、vA以下の領域)では、
オリフィスによって減衰力を発生し、その減衰力特性は
ピストン速度の増加にともない減衰力が二次曲線的に増
加する特性(オリフィス特性)となるように設定されて
いる。また、路面の凹凸の上を通過するときなど、ピス
トン速度が大きい領域(図3中、vA〜vB’の領域)
では、ディスクバルブが開いて油液の流路面積を拡大す
ることにより減衰力を発生し、その減衰力特性はピスト
ン速度の増加にともない減衰力が直線的に増加する特性
(バルブ特性)となるように設定されている。
【0004】上記オリフィス特性はオリフィスの面積に
より設定され、また、上記バルブ特性はディスクバルブ
のばね定数と主油液通路の通路面積とにより設定され
る。このオリフィス特性とバルブ特性とを車種ごとに所
望の特性に設定することで、車両の操縦安定性及び乗り
心地を向上させるようにしている。
より設定され、また、上記バルブ特性はディスクバルブ
のばね定数と主油液通路の通路面積とにより設定され
る。このオリフィス特性とバルブ特性とを車種ごとに所
望の特性に設定することで、車両の操縦安定性及び乗り
心地を向上させるようにしている。
【0005】しかし、上記従来のオリフィスおよびディ
スクバルブを備えた油圧緩衝器において、車両が大きな
段差や陥没を通過したときなど、非常にピストン速度が
大きい領域(図3中、vB’以上の領域)では、ディス
クバルブが全開となり、主油液通路がオリフィスとして
作用するため、ピストン速度の増加にともない発生する
減衰力が二次曲線的に大きくなってしまう。このため、
ピストン速度が極端に速い場合(図3中、vB以上の領
域)、減衰力が大きくなり過ぎて緩衝器がほとんど伸縮
せず、衝撃が車体に伝わって乗員の乗り心地を損なうと
いう問題がある。
スクバルブを備えた油圧緩衝器において、車両が大きな
段差や陥没を通過したときなど、非常にピストン速度が
大きい領域(図3中、vB’以上の領域)では、ディス
クバルブが全開となり、主油液通路がオリフィスとして
作用するため、ピストン速度の増加にともない発生する
減衰力が二次曲線的に大きくなってしまう。このため、
ピストン速度が極端に速い場合(図3中、vB以上の領
域)、減衰力が大きくなり過ぎて緩衝器がほとんど伸縮
せず、衝撃が車体に伝わって乗員の乗り心地を損なうと
いう問題がある。
【0006】このような問題点を解決するために、特開
昭55−27552号公報に記載される油圧緩衝器があ
る。該油圧緩衝器は、ピストンロッドに通路面積の大き
な主油液通路が設けられたピストンを連結し、該ピスト
ンに、主油液通路の通路面積よりも小さな貫通孔が設け
られた円環部材と、この貫通孔を閉塞するディスクバル
ブとが順に組付けられている。
昭55−27552号公報に記載される油圧緩衝器があ
る。該油圧緩衝器は、ピストンロッドに通路面積の大き
な主油液通路が設けられたピストンを連結し、該ピスト
ンに、主油液通路の通路面積よりも小さな貫通孔が設け
られた円環部材と、この貫通孔を閉塞するディスクバル
ブとが順に組付けられている。
【0007】このような構成により、ピストン速度がv
A以上の領域では主油液通路および貫通孔を介してディ
スクバルブを撓ませることにより油液の流路を確保す
る。ピストン速度がvB以上の場合には、貫通孔の流路
抵抗が大きくなり、ディスクバルブに加え円環部材も撓
むことにより油液の通路面積が大きく確保され、過度の
減衰力が発生するのを防止している。
A以上の領域では主油液通路および貫通孔を介してディ
スクバルブを撓ませることにより油液の流路を確保す
る。ピストン速度がvB以上の場合には、貫通孔の流路
抵抗が大きくなり、ディスクバルブに加え円環部材も撓
むことにより油液の通路面積が大きく確保され、過度の
減衰力が発生するのを防止している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
55−27552号公報にみられるような油圧緩衝器に
おいては、主油液通路はピストンに穿設されるため、通
路面積を大きく確保するにも限界があり、結局は主油液
通路がオリフィスとして作用してしまうため、十分に減
衰力を低減することができない。
55−27552号公報にみられるような油圧緩衝器に
おいては、主油液通路はピストンに穿設されるため、通
路面積を大きく確保するにも限界があり、結局は主油液
通路がオリフィスとして作用してしまうため、十分に減
衰力を低減することができない。
【0009】さらに、円環部材とディスクバルブとが隣
接して組み付けられているために、それぞれが撓むとき
に摩擦が起き、この影響で減衰力にバラツキがでてしま
い、所望の減衰力が得られないという問題が生じる。ま
た、ピストンに組み付ける際に、誤組の生じる虞れがあ
る。
接して組み付けられているために、それぞれが撓むとき
に摩擦が起き、この影響で減衰力にバラツキがでてしま
い、所望の減衰力が得られないという問題が生じる。ま
た、ピストンに組み付ける際に、誤組の生じる虞れがあ
る。
【0010】よって、ピストン部を加工し、ディスクバ
ルブ等を用いてピストン速度が大きいときの減衰力を低
減する構造は望ましくない。
ルブ等を用いてピストン速度が大きいときの減衰力を低
減する構造は望ましくない。
【0011】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、非常にピストン速度が大きい領域での減衰力の
過度の上昇を効果的に押え、安定して減衰力を発生させ
ることができる油圧緩衝器を提供することを目的とす
る。
であり、非常にピストン速度が大きい領域での減衰力の
過度の上昇を効果的に押え、安定して減衰力を発生させ
ることができる油圧緩衝器を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明の油圧緩衝器は、油液が封入されたシリ
ンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装され、該シリン
ダ内を2室に画成するピストンと、一端が前記ピストン
を貫通して連結され、他端が前記シリンダの外部まで延
ばされたピストンロッドと、前記シリンダ内の2室を連
通させる主油液通路と、該主油液通路の油液の流動を制
御して減衰力を発生させる減衰力発生機構とを備えてな
る油圧緩衝器において、前記ピストンロッド内に軸方向
に穿設され、前記シリンダ内の2室を連通するバイパス
通路と、該バイパス通路内に設けられた小径部と、該小
径部の両側に設けられた大径部と、前記バイパス通路内
を軸方向に移動可能に設けられ、前記小径部に嵌入して
いるときには前記バイパス通路を遮断し、前記大径部に
移動したときには前記バイパス通路を連通する弁体と、
前記ピストンの移動速度が所定未満のときには前記弁体
を前記小径部に保持し、前記ピストンの移動速度が所定
以上のときには前記弁体を前記大径部のうち、油液の圧
力が低い側の大径部に移動を許す少なくとも一つのばね
とを設けたことを特徴とする。
ために、本発明の油圧緩衝器は、油液が封入されたシリ
ンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装され、該シリン
ダ内を2室に画成するピストンと、一端が前記ピストン
を貫通して連結され、他端が前記シリンダの外部まで延
ばされたピストンロッドと、前記シリンダ内の2室を連
通させる主油液通路と、該主油液通路の油液の流動を制
御して減衰力を発生させる減衰力発生機構とを備えてな
る油圧緩衝器において、前記ピストンロッド内に軸方向
に穿設され、前記シリンダ内の2室を連通するバイパス
通路と、該バイパス通路内に設けられた小径部と、該小
径部の両側に設けられた大径部と、前記バイパス通路内
を軸方向に移動可能に設けられ、前記小径部に嵌入して
いるときには前記バイパス通路を遮断し、前記大径部に
移動したときには前記バイパス通路を連通する弁体と、
前記ピストンの移動速度が所定未満のときには前記弁体
を前記小径部に保持し、前記ピストンの移動速度が所定
以上のときには前記弁体を前記大径部のうち、油液の圧
力が低い側の大径部に移動を許す少なくとも一つのばね
とを設けたことを特徴とする。
【0013】上記構成のようにしたことによって、ピス
トン速度が所定以上の場合に、バイパス通路内の弁体が
大径部に移動してバイパス通路を連通し、油液の流動を
促進して発生する減衰力を低減させる。
トン速度が所定以上の場合に、バイパス通路内の弁体が
大径部に移動してバイパス通路を連通し、油液の流動を
促進して発生する減衰力を低減させる。
【0014】
【0015】以下、本発明の実施の一形態を図面に基づ
いて詳細に説明する。なお、図1、2において、右側は
ピストンロッドの伸び行程時の状態を示し、左側は縮み
行程時の状態を示す。
いて詳細に説明する。なお、図1、2において、右側は
ピストンロッドの伸び行程時の状態を示し、左側は縮み
行程時の状態を示す。
【0016】図1に示すように、本実施の形態にかかる
油圧緩衝器1は、油液が封入されたシリンダ2内に、ピ
ストン3が摺動可能に嵌装されており、このピストン3
によってシリンダ2内がシリンダ上室4とシリンダ下室
5との2室に画成されている。ピストン3は、ピストン
ロッド6の一端が貫通して連結されており、ピストンロ
ッド6の他端側は、シリンダ2の端部に装着されたロッ
ドガイドおよびオイルシール(ともに図示せず)を挿通
してシリンダ2の外部まで延ばされている。ピストンロ
ッド6はロッドガイドを摺動するロッド部6aとピスト
ン3を貫通連結する連結部6bとからなり、ピストンロ
ッド6内には、後述のバイパス通路11と、スプリング
バルブ12とが設けられている。
油圧緩衝器1は、油液が封入されたシリンダ2内に、ピ
ストン3が摺動可能に嵌装されており、このピストン3
によってシリンダ2内がシリンダ上室4とシリンダ下室
5との2室に画成されている。ピストン3は、ピストン
ロッド6の一端が貫通して連結されており、ピストンロ
ッド6の他端側は、シリンダ2の端部に装着されたロッ
ドガイドおよびオイルシール(ともに図示せず)を挿通
してシリンダ2の外部まで延ばされている。ピストンロ
ッド6はロッドガイドを摺動するロッド部6aとピスト
ン3を貫通連結する連結部6bとからなり、ピストンロ
ッド6内には、後述のバイパス通路11と、スプリング
バルブ12とが設けられている。
【0017】シリンダ2の外周には外筒(図示せず)が
設けられ、シリンダ2と外筒との間にリザーバ室(図示
せず)が形成されており、シリンダ下室5とリザーバ室
とがシリンダ2の底部に設けられたベースバルブ(図示
せず)を介して適度な流通抵抗を持って連通されてい
る。そして、リザーバ室には、油液およびガスが封入さ
れており、ピストンロッド6の侵入、退出によるシリン
ダ2内の容積変化をガスの圧縮、膨張によって補償する
ようになっている。
設けられ、シリンダ2と外筒との間にリザーバ室(図示
せず)が形成されており、シリンダ下室5とリザーバ室
とがシリンダ2の底部に設けられたベースバルブ(図示
せず)を介して適度な流通抵抗を持って連通されてい
る。そして、リザーバ室には、油液およびガスが封入さ
れており、ピストンロッド6の侵入、退出によるシリン
ダ2内の容積変化をガスの圧縮、膨張によって補償する
ようになっている。
【0018】ピストン3は、シリンダ2に摺動可能に嵌
合し、ピストン2には上室4と下室5とを連通する第1
の連通路7と第2の連通路8とが穿設されている。第1
の連通路7と第2の連通路8とは互いに交わることがな
いようになっており、この第1の連通路7と第2の連通
路8とから主油液通路が構成される。
合し、ピストン2には上室4と下室5とを連通する第1
の連通路7と第2の連通路8とが穿設されている。第1
の連通路7と第2の連通路8とは互いに交わることがな
いようになっており、この第1の連通路7と第2の連通
路8とから主油液通路が構成される。
【0019】また、ピストン3の上室4側、下室5側に
それぞれディスクバルブ9、10が設けられており、デ
ィスクバルブ9、10とピストン3との間は外周部に切
欠きの設けられた薄いディスク9a、10aが設けてあ
り、これによってオリフィス9b、10bが形成されて
いる。このディスクバルブ9、10と、オリフィス9
b、10bとで減衰力発生機構を構成している。
それぞれディスクバルブ9、10が設けられており、デ
ィスクバルブ9、10とピストン3との間は外周部に切
欠きの設けられた薄いディスク9a、10aが設けてあ
り、これによってオリフィス9b、10bが形成されて
いる。このディスクバルブ9、10と、オリフィス9
b、10bとで減衰力発生機構を構成している。
【0020】バイパス通路11は、上室4に開口する開
口部11bと、下室5に開口する開口部11cと、ピス
トンロッド6内に軸方向に穿設され、開口部11bと開
口部11cとを連通する連通部11dとからなってい
る。連通部11dには、小径部11aおよびその両側に
位置する大径部11e、11fが設けられている。
口部11bと、下室5に開口する開口部11cと、ピス
トンロッド6内に軸方向に穿設され、開口部11bと開
口部11cとを連通する連通部11dとからなってい
る。連通部11dには、小径部11aおよびその両側に
位置する大径部11e、11fが設けられている。
【0021】球形の弁体12aは小径部11a内で移動
可能に嵌入され、その直径は小径部11aの内径とほぼ
等しくしてある。また、弁体12aは、上室側スプリン
グ12bと下室側スプリング12cとにより小径部11
a内に保持されている。そして、弁体12aが小径部1
1aに嵌入しているときには、バイパス通路11は遮断
され、油液を流通することがないようになっている。ま
た、弁体12aが大径部11e、11fに移動したとき
には、バイパス通路11は連通され、油液の流通を可能
にしている。
可能に嵌入され、その直径は小径部11aの内径とほぼ
等しくしてある。また、弁体12aは、上室側スプリン
グ12bと下室側スプリング12cとにより小径部11
a内に保持されている。そして、弁体12aが小径部1
1aに嵌入しているときには、バイパス通路11は遮断
され、油液を流通することがないようになっている。ま
た、弁体12aが大径部11e、11fに移動したとき
には、バイパス通路11は連通され、油液の流通を可能
にしている。
【0022】スプリングバルブ12は、弁体12aと上
室側スプリング12bと下室側スプリング12cと小径
部11aとから構成される。スプリングバルブ12の縮
み行程時の開弁圧(弁体12aが大径部11eに移動す
るときの下室5と上室4との圧力差)は、ディスクバル
ブ9の開弁圧よりも大きく、伸び行程時の開弁圧(弁体
12aが大径部11fに移動するときの上室4と下室5
との圧力差)はディスクバルブ10の開弁圧よりも大き
く設定されている。
室側スプリング12bと下室側スプリング12cと小径
部11aとから構成される。スプリングバルブ12の縮
み行程時の開弁圧(弁体12aが大径部11eに移動す
るときの下室5と上室4との圧力差)は、ディスクバル
ブ9の開弁圧よりも大きく、伸び行程時の開弁圧(弁体
12aが大径部11fに移動するときの上室4と下室5
との圧力差)はディスクバルブ10の開弁圧よりも大き
く設定されている。
【0023】ここでは、一般に乗用車での通常の走行時
にはピストン速度が0.9m/s以上になることがない
ので、ディスクバルブの特性で、1.0m/sまで所望
の減衰力を得られるようになっている。しかし、1.0
m/s以上になると減衰力が所望の減衰力より大きくな
り過ぎるので、ここでは1.0m/s(所定の移動速
度)のときに上室4と下室5との間に生じる圧力差でス
プリングバルブ12が開弁するように設定した。
にはピストン速度が0.9m/s以上になることがない
ので、ディスクバルブの特性で、1.0m/sまで所望
の減衰力を得られるようになっている。しかし、1.0
m/s以上になると減衰力が所望の減衰力より大きくな
り過ぎるので、ここでは1.0m/s(所定の移動速
度)のときに上室4と下室5との間に生じる圧力差でス
プリングバルブ12が開弁するように設定した。
【0024】次に、以上のように構成した本実施の形態
の作用について、図3を用いて説明する。車両が旋回し
てロールが発生し、車両の姿勢変化が起きたときなど、
油圧緩衝器1のピストン速度が0.15m/s以下の小
さい領域(図3中、vo〜vAの領域)では、図1に示
すように、伸び行程時では上室4側の油液が第1の連通
路7を通ってオリフィス10bを介して下室5側に流入
する第1の流れA1と、オリフィス9bを介して第2の連
通路8を通って下室5側に流入する第2の流れB1とが生
じる。このとき、オリフィス10b、9bによってオリ
フィス特性の減衰力が発生し、減衰力は図3中O−Aの
ように、ピストン速度に応じて二次曲線的に変化する。
の作用について、図3を用いて説明する。車両が旋回し
てロールが発生し、車両の姿勢変化が起きたときなど、
油圧緩衝器1のピストン速度が0.15m/s以下の小
さい領域(図3中、vo〜vAの領域)では、図1に示
すように、伸び行程時では上室4側の油液が第1の連通
路7を通ってオリフィス10bを介して下室5側に流入
する第1の流れA1と、オリフィス9bを介して第2の連
通路8を通って下室5側に流入する第2の流れB1とが生
じる。このとき、オリフィス10b、9bによってオリ
フィス特性の減衰力が発生し、減衰力は図3中O−Aの
ように、ピストン速度に応じて二次曲線的に変化する。
【0025】同様に、縮み行程時では下室側5の油液が
第2の連通路8を通ってオリフィス9bを介して上室4
側に流入する第1の流れA2と、オリフィス10bを介し
て第1の連通路7を通って上室4側に流入する第2の流
れB2とが生じる。このとき、オリフィス9b、10bに
よってオリフィス特性の減衰力が発生し、減衰力は図3
中O−Dのように、ピストン速度に応じて二次曲線的に
変化する。
第2の連通路8を通ってオリフィス9bを介して上室4
側に流入する第1の流れA2と、オリフィス10bを介し
て第1の連通路7を通って上室4側に流入する第2の流
れB2とが生じる。このとき、オリフィス9b、10bに
よってオリフィス特性の減衰力が発生し、減衰力は図3
中O−Dのように、ピストン速度に応じて二次曲線的に
変化する。
【0026】また、車両が凹凸のある路面を走行してい
るときなど、油圧緩衝器1のピストン速度が0.15〜
0.7m/sと大きい領域(図3中、vA〜vB’の領
域)では、伸び行程時では上室4側の圧力上昇によりデ
ィスクバルブ10が開弁し、第1の流れA1は第1の連通
路7と通ってディスクバルブ10を介した流れとなり、
バルブ特性の減衰力が発生する。このときにはディスク
バルブ10が全開に達していない状態であり、減衰力は
図3中A−B’のようにピストン速度に応じて直線的に
変化する。
るときなど、油圧緩衝器1のピストン速度が0.15〜
0.7m/sと大きい領域(図3中、vA〜vB’の領
域)では、伸び行程時では上室4側の圧力上昇によりデ
ィスクバルブ10が開弁し、第1の流れA1は第1の連通
路7と通ってディスクバルブ10を介した流れとなり、
バルブ特性の減衰力が発生する。このときにはディスク
バルブ10が全開に達していない状態であり、減衰力は
図3中A−B’のようにピストン速度に応じて直線的に
変化する。
【0027】同様に、縮み行程時では下室5側の圧力上
昇によりディスクバルブ9が開弁し、第1の流れA2は第
2の連通路8と通ってディスクバルブ9を介した流れと
なり、バルブ特性の減衰力が発生する。このときにはデ
ィスクバルブ9が全開に達していない状態であり、減衰
力は図3中D−E’のようにピストン速度に応じて直線
的に変化する。
昇によりディスクバルブ9が開弁し、第1の流れA2は第
2の連通路8と通ってディスクバルブ9を介した流れと
なり、バルブ特性の減衰力が発生する。このときにはデ
ィスクバルブ9が全開に達していない状態であり、減衰
力は図3中D−E’のようにピストン速度に応じて直線
的に変化する。
【0028】次に、走行中に車両が大きな断差や陥没を
通過したときなど、油圧緩衝器1のピストン速度が非常
に大きい領域(図3中、vB’以上の領域)では、伸び
行程時では油液の流れはピストン速度がvAからvB’
のときと同じであるが、ディスクバルブ10が全開とな
り、第1の連通路7がオリフィスとして作用して、減衰
力はB’−C’に示されるようにピストン速度に応じて
二次曲線的に変化する。
通過したときなど、油圧緩衝器1のピストン速度が非常
に大きい領域(図3中、vB’以上の領域)では、伸び
行程時では油液の流れはピストン速度がvAからvB’
のときと同じであるが、ディスクバルブ10が全開とな
り、第1の連通路7がオリフィスとして作用して、減衰
力はB’−C’に示されるようにピストン速度に応じて
二次曲線的に変化する。
【0029】同様に、縮み行程時ではディスクバルブ9
が全開となり、第2の連通路8がオリフィスとして作用
して、減衰力はE’−F’に示されるようにピストン速
度に応じて二次曲線的に変化する。
が全開となり、第2の連通路8がオリフィスとして作用
して、減衰力はE’−F’に示されるようにピストン速
度に応じて二次曲線的に変化する。
【0030】しかし、ピストン速度が所定の移動速度
1.0m/s(図3中vB)以上になったときには、伸
び行程時では図2右側に示すように、シリンダ上室4側
の圧力により、バイパス通路11内の弁体12aが下室
5側に押動されて小径部11aから大径部11fに移動
し、バイパス通路11が連通され上室4側の油液が下室
5側に流入する第3の流れC1が生じる。このときの減衰
力は図3中B−Cのようになり、B−C’に比べて減衰
力がカット(低減)される。
1.0m/s(図3中vB)以上になったときには、伸
び行程時では図2右側に示すように、シリンダ上室4側
の圧力により、バイパス通路11内の弁体12aが下室
5側に押動されて小径部11aから大径部11fに移動
し、バイパス通路11が連通され上室4側の油液が下室
5側に流入する第3の流れC1が生じる。このときの減衰
力は図3中B−Cのようになり、B−C’に比べて減衰
力がカット(低減)される。
【0031】同様に、縮み行程時では図2左側に示すよ
うに、シリンダ下室5側の圧力が上昇し、この圧力によ
ってバイパス通路11内の弁体12aが上室4側に押動
されて小径部11aから大径部11eに移動し、バイパ
ス通路11が連通され下室5側の油液が上室4側に流入
する第3の流れC2が生じる。このときの減衰力は図3中
E−Fのようになり、E−F’に比べて減衰力がカット
される。
うに、シリンダ下室5側の圧力が上昇し、この圧力によ
ってバイパス通路11内の弁体12aが上室4側に押動
されて小径部11aから大径部11eに移動し、バイパ
ス通路11が連通され下室5側の油液が上室4側に流入
する第3の流れC2が生じる。このときの減衰力は図3中
E−Fのようになり、E−F’に比べて減衰力がカット
される。
【0032】このように、ピストン速度がvB以上の場
合には、スプリングバルブ12が開弁してバイパス通路
11を介して高圧室側の油液を低圧室側に逃がすこと
で、減衰力の過度の上昇を抑えることができ、車両が路
面の大きな段差や陥没を通過するときなどに緩衝器が伸
縮しないで車両に衝撃が伝播することを防止し、車両の
乗り心地を向上させることができる。
合には、スプリングバルブ12が開弁してバイパス通路
11を介して高圧室側の油液を低圧室側に逃がすこと
で、減衰力の過度の上昇を抑えることができ、車両が路
面の大きな段差や陥没を通過するときなどに緩衝器が伸
縮しないで車両に衝撃が伝播することを防止し、車両の
乗り心地を向上させることができる。
【0033】また、バイパス通路11をピストンロッド
6内に設けるため、加工が容易である。さらに、大きな
通路を設けることができるのでピストン速度が非常に大
きくなった場合でも十分に減衰力をカットすることがで
きる。
6内に設けるため、加工が容易である。さらに、大きな
通路を設けることができるのでピストン速度が非常に大
きくなった場合でも十分に減衰力をカットすることがで
きる。
【0034】さらに、弁体12aは上下方向に移動可能
であるので、1つの弁によって伸び行程、縮み行程のバ
イパス通路11の連通を行うことができるため、複数の
バイパス通路およびバルブを設ける必要がない。また、
伸び行程、縮み行程で兼用なため、部品点数が少なくて
すみ、誤組等の虞れを低減できる。
であるので、1つの弁によって伸び行程、縮み行程のバ
イパス通路11の連通を行うことができるため、複数の
バイパス通路およびバルブを設ける必要がない。また、
伸び行程、縮み行程で兼用なため、部品点数が少なくて
すみ、誤組等の虞れを低減できる。
【0035】本実施の形態では、弁体12aが球形であ
るので、小径部11aへの嵌入が円滑にでき、また、弁
体12aに合わせてバイパス通路11の連通部11dを
円管状にすればいいため、ピストンロッド6の加工が容
易にできる。
るので、小径部11aへの嵌入が円滑にでき、また、弁
体12aに合わせてバイパス通路11の連通部11dを
円管状にすればいいため、ピストンロッド6の加工が容
易にできる。
【0036】なお、弁体12aは上記のように球形であ
ることが望ましいが、小径部11aに嵌入したときにバ
イパス通路11を遮断し、大径部11e、11fに移動
したときにバイパス通路11を連通すればよく、柱体や
錐体などでも構わず、この場合、バイパス通路の形状は
弁体の形状に合わせて加工されていればよい。
ることが望ましいが、小径部11aに嵌入したときにバ
イパス通路11を遮断し、大径部11e、11fに移動
したときにバイパス通路11を連通すればよく、柱体や
錐体などでも構わず、この場合、バイパス通路の形状は
弁体の形状に合わせて加工されていればよい。
【0037】また、弁体を柱体とし、小径部との当接部
分をシール材等で覆うことにより、バイパス通路の遮断
性を向上することも可能である。
分をシール材等で覆うことにより、バイパス通路の遮断
性を向上することも可能である。
【0038】また、弁体12aが小径部11aに嵌入し
ているときに積極的にわずかなクリアランスができるよ
うにしてバイパス通路11の連通を遮断させてもよく、
この場合には、クリアランス部分がオリフィス9b、1
0bの代わりとして作用する。
ているときに積極的にわずかなクリアランスができるよ
うにしてバイパス通路11の連通を遮断させてもよく、
この場合には、クリアランス部分がオリフィス9b、1
0bの代わりとして作用する。
【0039】また、スプリングバルブ12は上室側スプ
リング12bまたは下室側スプリング12cのどちらか
一方だけでもよく、上室側スプリング12bのみを用い
る場合にはバイパス通路上端部(図1中11g)に上室
側スプリング12bの一端を固定し、他端を弁体12a
に固定する。このときの上室側スプリング12bは自然
長のときに弁体12aが小径部11aに嵌入して保持さ
れ、油圧緩衝器1の伸び行程時には上室側スプリング1
2bが伸びて弁体12aが小径部11aから大径部11
fに移動し、縮み行程時には上室側スプリング12bが
縮んで弁体12aが小径部11aから大径部11eに移
動する。
リング12bまたは下室側スプリング12cのどちらか
一方だけでもよく、上室側スプリング12bのみを用い
る場合にはバイパス通路上端部(図1中11g)に上室
側スプリング12bの一端を固定し、他端を弁体12a
に固定する。このときの上室側スプリング12bは自然
長のときに弁体12aが小径部11aに嵌入して保持さ
れ、油圧緩衝器1の伸び行程時には上室側スプリング1
2bが伸びて弁体12aが小径部11aから大径部11
fに移動し、縮み行程時には上室側スプリング12bが
縮んで弁体12aが小径部11aから大径部11eに移
動する。
【0040】同様に、下室側スプリング12cのみを用
いる場合にはナット6cに下室側スプリング12cの一
端を固定し、他端を弁体12aに固定する。このときの
下室側スプリング12cは自然長のときに弁体12aが
小径部11aに嵌入して保持され、油圧緩衝器1の伸び
行程時には下室側スプリング12bが縮んで弁体12a
が小径部11aから大径部11fに移動し、縮み行程時
には下室側スプリング12cが伸びて弁体12aが小径
部11aから大径部11eに移動する。
いる場合にはナット6cに下室側スプリング12cの一
端を固定し、他端を弁体12aに固定する。このときの
下室側スプリング12cは自然長のときに弁体12aが
小径部11aに嵌入して保持され、油圧緩衝器1の伸び
行程時には下室側スプリング12bが縮んで弁体12a
が小径部11aから大径部11fに移動し、縮み行程時
には下室側スプリング12cが伸びて弁体12aが小径
部11aから大径部11eに移動する。
【0041】上記の実施の形態においては、所定のピス
トンの移動速度を減衰力が大きく変化し始める1.0m
/sとしたが、これに限ることではなく、乗用車に本発
明の油圧緩衝器を用いる場合には、通常の走行ではピス
トン速度が0.9m/s以上で、減衰力が大きくなり過
ぎるピストン速度に設定すればよい。
トンの移動速度を減衰力が大きく変化し始める1.0m
/sとしたが、これに限ることではなく、乗用車に本発
明の油圧緩衝器を用いる場合には、通常の走行ではピス
トン速度が0.9m/s以上で、減衰力が大きくなり過
ぎるピストン速度に設定すればよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明の油圧緩衝器は、
ピストンロッドにシリンダ内の2室を連通し、小径部お
よびその両側に位置する大径部とを有するバイパス通路
と、バイパス通路内に設けられた弁体と、弁体をバイパ
ス通路の小径部に保持するばねとを設けたことにより、
ピストン速度が所定以上になったときには、弁体がバイ
パス通路内の小径部から大径部に移動してバイパス通路
を介してシリンダ内の2室を連通させ、油液の流通を促
進するため、減衰力の過度の上昇を抑制する。これによ
って、車両が路面の大きな段差や陥没を通過するときな
どに緩衝器が伸縮せず、衝撃が車両に伝播することを防
止し、車両の乗り心地を向上させることができる。
ピストンロッドにシリンダ内の2室を連通し、小径部お
よびその両側に位置する大径部とを有するバイパス通路
と、バイパス通路内に設けられた弁体と、弁体をバイパ
ス通路の小径部に保持するばねとを設けたことにより、
ピストン速度が所定以上になったときには、弁体がバイ
パス通路内の小径部から大径部に移動してバイパス通路
を介してシリンダ内の2室を連通させ、油液の流通を促
進するため、減衰力の過度の上昇を抑制する。これによ
って、車両が路面の大きな段差や陥没を通過するときな
どに緩衝器が伸縮せず、衝撃が車両に伝播することを防
止し、車両の乗り心地を向上させることができる。
【0043】また、本発明の油圧緩衝器は、バイパス通
路をピストンロッド内に設けるため、大きな通路を設け
ることができ、減衰力の上昇を十分に抑制することがで
きる。
路をピストンロッド内に設けるため、大きな通路を設け
ることができ、減衰力の上昇を十分に抑制することがで
きる。
【0044】また、ピストンロッド内にバイパス通路や
弁体が設けられるのでピストン部に加工をして減衰力を
低減するものとは異なり、安定した減衰力を得られ、さ
らに、弁体は両方向に移動可能であるので、1つの弁に
よって伸び行程、縮み行程のバイパス通路の連通を行う
ことができるため、複数のバイパス通路およびバルブを
設ける必要がない。このため、部品点数が少なくてす
み、誤組等の虞れが低減する。
弁体が設けられるのでピストン部に加工をして減衰力を
低減するものとは異なり、安定した減衰力を得られ、さ
らに、弁体は両方向に移動可能であるので、1つの弁に
よって伸び行程、縮み行程のバイパス通路の連通を行う
ことができるため、複数のバイパス通路およびバルブを
設ける必要がない。このため、部品点数が少なくてす
み、誤組等の虞れが低減する。
【0045】
【図1】本発明の実施の形態の油圧緩衝器1の通常の作
動状態を示す要部の縦断面図を示す。
動状態を示す要部の縦断面図を示す。
【図2】図1の装置において、ピストン速度が非常に大
きい場合(1.0m/s以上)の作動状態を示す要部の
縦断面図を示す。
きい場合(1.0m/s以上)の作動状態を示す要部の
縦断面図を示す。
【図3】従来の油圧緩衝器と本発明の実施の形態の油圧
緩衝器1のそれぞれの減衰力線図を示す。
緩衝器1のそれぞれの減衰力線図を示す。
A1 伸び行程時の第1の流れ A2 伸び行程時の第2の流れ B1 伸び行程時の第3の流れ B2 縮み行程時の第1の流れ C1 縮み行程時の第2の流れ C2 縮み行程時の第3の流れ 1 油圧緩衝器 2 シリンダ 3 ピストン 4 上室 5 下室 6 ピストンロッド 6a ロッド部 6b 連結部 6c ナット 7 第1の連通路(主油液通路) 8 第2の連通路(主油液通路) 9 ディスクバルブ(減衰力発生機構) 9a ディスク 9b オリフィス(減衰力発生機構) 10 ディスクバルブ(減衰力発生機構) 10a ディスク 10b オリフィス(減衰力発生機構) 11 バイパス通路 11a 小径部 11b 開口部 11c 開口部 11d 連通部 11e 大径部 11f 大径部 11g バイパス通路上端部 12 スプリングバルブ 12a 弁体 12b 上室側スプリング(ばね) 12c 下室側スプリング(ばね)
Claims (1)
- 【請求項1】 油液が封入されたシリンダと、 該シリンダ内に摺動可能に嵌装され、該シリンダ内を2
室に画成するピストンと、 一端が前記ピストンを貫通して連結され、他端が前記シ
リンダの外部まで延ばされたピストンロッドと、 前記シリンダ内の2室を連通させる主油液通路と、 該主油液通路の油液の流動を制御して減衰力を発生させ
る減衰力発生機構とを備えてなる油圧緩衝器において、 前記ピストンロッド内に軸方向に穿設され、前記シリン
ダ内の2室を連通するバイパス通路と、 該バイパス通路内に設けられた小径部と、 該小径部の両側に設けられた大径部と、 前記バイパス通路内を軸方向に移動可能に設けられ、前
記小径部に嵌入しているときには前記バイパス通路を遮
断し、前記大径部に移動したときには前記バイパス通路
を連通する弁体と、 前記ピストンの移動速度が所定未満のときには前記弁体
を前記小径部に保持し、前記ピストンの移動速度が所定
以上のときには前記弁体を前記大径部のうち、油液の圧
力が低い側の大径部に移動を許す少なくとも一つのばね
とを設けたことを特徴とする油圧緩衝器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35292595A JPH09177864A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 油圧緩衝器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35292595A JPH09177864A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 油圧緩衝器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09177864A true JPH09177864A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18427398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35292595A Pending JPH09177864A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 油圧緩衝器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09177864A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003524128A (ja) * | 2000-02-23 | 2003-08-12 | プジヨー・シトロエン・オートモビル・エス・アー | 自動車のサスペンション用の非対称ダンパ装置 |
| JP2006273224A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Honda Motor Co Ltd | 可変減衰力ダンパーの制御装置 |
| JP2013200001A (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Kyb Co Ltd | 減衰バルブ構造 |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP35292595A patent/JPH09177864A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003524128A (ja) * | 2000-02-23 | 2003-08-12 | プジヨー・シトロエン・オートモビル・エス・アー | 自動車のサスペンション用の非対称ダンパ装置 |
| JP4777577B2 (ja) * | 2000-02-23 | 2011-09-21 | プジヨー・シトロエン・オートモビル・エス・アー | 自動車のサスペンション用の非対称ダンパ装置 |
| JP2006273224A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Honda Motor Co Ltd | 可変減衰力ダンパーの制御装置 |
| JP2013200001A (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Kyb Co Ltd | 減衰バルブ構造 |
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