JPH09178382A - 溝付き伝熱管およびその製造方法 - Google Patents

溝付き伝熱管およびその製造方法

Info

Publication number
JPH09178382A
JPH09178382A JP33736795A JP33736795A JPH09178382A JP H09178382 A JPH09178382 A JP H09178382A JP 33736795 A JP33736795 A JP 33736795A JP 33736795 A JP33736795 A JP 33736795A JP H09178382 A JPH09178382 A JP H09178382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
heat transfer
transfer tube
peripheral surface
grooves
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP33736795A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Kono
晴夫 幸野
Takashi Kazama
隆 風間
Atsushi Miyauchi
淳 宮内
Yoshikatsu Arayama
義克 荒山
Kotaro Nagahara
孝太郎 永原
俊▲緑▼ ▲すくも▼田
Toshitsuka Sukumoda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Shindoh Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Shindoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Shindoh Co Ltd filed Critical Mitsubishi Shindoh Co Ltd
Priority to JP33736795A priority Critical patent/JPH09178382A/ja
Publication of JPH09178382A publication Critical patent/JPH09178382A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/10Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
    • F28F1/42Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being both outside and inside the tubular element
    • F28F1/422Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being both outside and inside the tubular element with outside means integral with the tubular element and inside means integral with the tubular element
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/10Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
    • F28F1/42Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being both outside and inside the tubular element

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の内面溝付き伝熱管に対して高い熱交換
効率を得ることが可能な溝付き伝熱管を提供し、またか
かる伝熱管を容易かつ効率的に製造することが可能な製
造方法を提供する。 【解決手段】 金属板条材Tにその長手方向に向けて延
びる多数の溝7,8を形成し、溝8が形成された一方の
面F1が外側を向くように板条材Tをその幅方向に丸め
込んでその両側縁部S,Sを対向させ、この両側縁部
S,Sを突き合わせて接合し、管状に成形することによ
り、金属管2の内外周面3,5に、その軸線O方向に向
けて延びる多数の溝7,8が形成されてなる伝熱管1を
製造する。金属管2には、溝8が形成されない溝無し部
9が軸線O方向に沿って形成されるとともに、溝8はこ
の溝無し部9に交差する方向に形成されている。また、
溝7,溝8は軸線O回りに互いに逆方向に延びる螺旋状
に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の熱交換器に
用いられる伝熱管に係わり、特にその熱交換効率を高め
るために溝が形成された溝付き伝熱管、およびその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空調装置や冷凍機等の熱交換器に蒸発管
または凝縮管として用いられる金属製の伝熱管において
は、近年その熱交換効率を高めるために、金属管の内周
面に多数の溝を形成したり、あるいはこの内周面に多数
のフィンを形成して、これらのフィンの間に溝が画成さ
れるようにした、いわゆる内面溝付き伝熱管が普及しつ
つある。そして、現在主流となっているこの種の内面溝
付き伝熱管は、引き抜きまたは押し出し加工によって成
形されたシームレス管の内部に、外周面に螺旋溝が形成
されたフローティングプラグを通すことにより、管内周
面の全面に亙って螺旋状のフィンを転造して溝を形成す
る方法で製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
製造方法による内面溝付き伝熱管では、フローティング
プラグの特性上、フィンの形状や高さが制限されるた
め、フィンを改良して伝熱管の熱交換効率を高めるにも
自ずと限度がある。また、このようなフローティングプ
ラグを用いた伝熱管においては、熱交換効率を高めるた
めに、管内面に突起状のディンプルを設けるとともに、
管外周面をのこぎり歯状にローレット加工したものも提
案されているが、かかる伝熱管においても、管内面が単
なるディンプル加工であるため熱交換効率の大幅な向上
は期待できない上に、加工コストが高くなってしまうと
いう問題がある。
【0004】その一方で、このようなシームレス管にフ
ローティングプラグを通す方法によらず、長尺の金属板
条材の一方の面に溝付きロールによる転造によって溝や
フィンを形成し、この一方の面が内側を向くように板条
材を幅方向に丸め込んでその両側縁部を突き合わせ、し
かる後この両側縁部を誘導電流により加熱して溶接し、
管状に成形する、いわゆる電縫管方式を用いて内面溝付
き伝熱管を製造する方法も提案されており、このような
方法によれば平板状の板条材に溝やフィンを形成するこ
とができるので、高い設計自由度を得ることができ、製
造される伝熱管の熱交換効率の向上を図ることが可能と
なる。しかしながら、最近では上述のような熱交換器に
対して一層の性能向上を要求する声が強まってきてお
り、これに伴い当該熱交換器に用いられる伝熱管に対し
ても、より一層の熱交換効率の向上が求められるように
なってきている。
【0005】本発明は、このような背景の下になされた
ものであって、従来の内面溝付き伝熱管に対して高い熱
交換効率を得ることが可能な溝付き伝熱管を提供し、ま
たかかる伝熱管を容易かつ効率的に製造することが可能
な製造方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決してかか
る目的を達成するために、本発明の溝付き伝熱管は、金
属管の内周面および外周面に、この金属管の軸線方向に
向けて延びる多数の溝を形成したことを特徴とするもの
であり、このように管の外周面にも溝が形成されること
により、その表面積が増大されるとともに、この外周面
の溝が管の外側に存在する媒体に作用して、熱交換効率
の向上が図られる。ここで、上記金属管に、溝が形成さ
れない溝無し部を上記軸線方向に沿って形成するととも
に、上記溝をこの溝無し部に交差する方向に形成すれ
ば、上記溝はこの溝無し部に開口することとなり、溝内
に導入されて熱交換に供された媒体をこの溝から速やか
に排出して循環させ、一層の熱交換効率の向上を図るこ
とができる。
【0007】また、金属管の少なくとも外周面に形成さ
れる溝を、その溝幅が外周側に向かうに従い漸次小さく
なるように形成することにより、この溝内においては熱
交換に供される媒体を確実に保持することが可能となる
ので、熱交換効率のより一層の向上を促すことが可能と
なる。さらに、上記金属管の内周面に形成される上記溝
と外周面に形成される上記溝とを、上記軸線回りに互い
に逆方向に延びる螺旋状に形成することにより、これら
の溝は互いに交差するように形成されることとなり、管
の内外周両面に溝を形成することによって管の強度が損
なわれるような事態を防ぐことができる。
【0008】一方、本発明の溝付き伝熱管の製造方法
は、金属製の板条材の少なくとも一方の面に、この板条
材の長手方向に向けて延びる多数の溝を形成し、次いで
上記一方の面が外側を向くように上記板条材をその幅方
向に丸め込んで該板条材の両側縁部を対向させ、しかる
後この両側縁部を突き合わせて接合し、管状に成形する
ものであり、このように平板状の板条材に溝を形成した
上でこの板条材を管状に成形することにより、溝の設計
自由度を損なうことなく、上述のような外周面に溝が形
成された伝熱管を連続的に製造することが可能となる。
なお、上記溝は、金属管の外周面となる上記一方の面に
直接溝を形成する他、この一方の面に多数のフィンを形
成して、これらのフィンの間に溝が画成されるようにし
てもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は、本発明に係る
溝付き伝熱管の第1の実施形態を示すものである。本実
施形態の溝付き伝熱管1は、伝熱管の材質として一般的
なりん脱酸銅(例えばJIS1220合金)や無酸素銅
等の銅または銅合金、あるいはアルミニウム、アルミニ
ウム合金、もしくは鋼材などより成る略円管状の金属管
2を本体とするものであり、この金属管2の内周面3に
多数のフィン4…が、該金属管1の中心軸線O方向に向
けて延びるように形成されるとともに、金属管2の外周
面5にも同様に、軸線O方向に向けて延びるように多数
のフィン6…が形成されている。そして、金属管2の周
方向に互いに隣り合うフィン4,4…同士およびフィン
6,6…同士の間に、それぞれ金属管2の内周側に開口
する溝7…および外周側に開口する溝8…が画成される
こととなる。
【0010】ここで、これらのフィン4…,6…は、上
記軸線Oに直交する伝熱管1の断面において該軸線Oを
中心とした放射状となるように周方向に等間隔に配置さ
れており、個々のフィン4、6の断面は、金属管2の内
周面3または外周面5から上記軸線Oに対する径方向内
周側または外周側に突き出すに従い先細りとなる略二等
辺三角形状に形成されている。なお、外周側のフィン6
の外周面5からの高さH6や内周側のフィン4の内周面
3からの高さH4、すなわち内周溝7および外周溝8の
深さは、当該伝熱管1の大きさや材質、用途などによっ
て適宜に設定されるものであり、これらの条件によって
は、内周のフィン4の高さH4が外周のフィン6の高さ
6よりも大きくてもよく、逆に外周のフィン6の高さ
6が内周のフィン4の高さH4よりも大きくてもよく、
さらに両フィン4,6の高さH4,H6が等しくてもよ
い。また、フィン4…,6…の数や間隔なども同様に適
宜に設定されるが、本実施形態では互いに隣り合うフィ
ン4,4同士およびフィン6,6同士の間隔は、後述す
る溝無し部を除いて、それぞれに等しくなるように形成
されており、これにより溝7…,溝8…の溝幅W7,W8
も、それぞれに等しく設定されることとなる。
【0011】さらに本実施形態では、これらのフィン4
…,6…は、上記軸線Oを中心としてそれぞれ捩れ角
α,βで該軸線O回りに捩れる螺旋状に形成されてお
り、その捩れの方向は、内周面3のフィン4…と外周面
5のフィン6…とで互いに逆方向となるようになされて
いる。従って、これらのフィン4…,6…間に画成され
る溝7…,8…も、本実施形態では図2に示すように軸
線O回りに捩れ角α,βで互いに逆方向に捻れる螺旋状
に形成され、かつ図3に示すように金属管2の透視図に
おいて互いに格子状に交差するように形成されることと
なる。なお、本実施形態では、これらの溝7,8の捩れ
角α,βの大きさは互いに等しく設定されているが、こ
れについても、当該伝熱管1の大きさや用途等によって
は互いに異なる大きさとしてもよい。
【0012】さらにまた本実施形態では、上記金属管2
の内外周面3,5に、それぞれフィン4,6が形成され
ない部分、すなわち溝7,8も形成されない溝無し部9
が、上記軸線Oに平行に延びるように形成されている。
この溝無し部9は、後述する誘導電流による金属管2の
電縫溶接の際の接合部となる部分であり、外周面5側に
あっては金属管2の外径面と略等しい円筒面状に形成さ
れる一方、内周面3側においては、その中央部に上記電
縫溶接による溶接部10が内周側に盛り上がるように形
成されている。また、軸線O回りに捩れる上記フィン
4,6に対してこの溝無し部9が軸線Oに平行に形成さ
れることにより、フィン4…,6…はこの溝無し部9に
上記捩れ角α,βで交差するように形成されることとな
り、これにより各フィン4…,6…の間に画成される溝
7…,8…は、この溝無し部9により分断されるように
してその両端が該溝無し部9に開口することとなる。
【0013】このような構成の溝付き伝熱管1は、図4
に示すような製造装置を用いた本発明の製造方法の一実
施形態により製造される。図4において符号11で示す
のは、一定幅の金属製板条材Tを連続的に繰り出すアン
コイラであり、繰り出された板条材Tは一対の押さえロ
ール12,12を経て、図5および図6に示すような溝
付きロール13,14の間を通される。これらの溝付き
ロール13,14の外周面には、上記フィン4,6の捩
れ角α,βに合わせて螺旋溝13A…,14A…が形成
されており、回転する両溝付きロール13,14の間に
板条材Tを通して押圧することにより、これら螺旋溝1
3A…,14A…が板条材Tの両面に転写されるように
して、図7に示すように板条材Tに上記フィン4…,6
…が連続的に転造され、これらのフィン4…,6…の間
に溝5…,7…が画成されることとなる。なお、溝付き
ロール13,14の両側縁部には螺旋溝13A,14A
が形成されてはおらず、従って板条材Tの両側縁部S,
Sにはフィン4,6が形成されることはない。
【0014】こうして溝付きロール13,14によりフ
ィン4…,6…が転造されて溝加工された板条材Tは、
次いで一対のロール15,15を経て、複数対配列され
たフォーミングロール16の間を通され、この間に、上
記溝付きロール14によってフィン6…が形成された一
方の面F1が外側を向くようにして、その幅方向に徐々
に丸め込まれてゆき、フォーミングロール16を通過し
た直後においては、両側縁部S,Sが互いに対向するよ
うになされた、上向きに開く断面C字型に成形される。
そして、このように丸め込まれた板条材Tは、ローリン
グセパレータ17によって上記対向する側縁部S,S間
の間隙が一定に保たれた上で、誘導加熱コイル18に通
されて誘導電流により側縁部S,Sが加熱され、次いで
一対のスクイズロール19,19間を通されて両側方か
ら押圧されることにより、加熱された両側縁部S,Sが
突き合わされて溶接され、略円管状に成形される。
【0015】さらに、こうして溶接された伝熱管1の外
周面5には、突き合わされた両側縁部S,Sからはみ出
した溶融材料によってビードが形成されるので、このビ
ードをビードカッター20によって切削することによ
り、この側縁部S,Sの突き合わせ部分に略円筒面状の
上記溝無し部9が形成される。また、この溝無し部9の
内周側においては、側縁部S,Sの溶接による盛り上が
りがそのまま残されて、上記溶接部10が形成されるこ
ととなる。しかして、このようにビードが切削された伝
熱管1は、冷却槽21を通されて強制冷却され、次いで
複数対配列されたサイジングロール22を通されて所定
の外径にまで縮径された後、ラフコイラ23に巻き取ら
れてゆく。
【0016】しかるに、このようにして製造される上記
実施形態の溝付き伝熱管1では、従来の内面溝付き伝熱
管に比べて、伝熱管1の外周面5にもフィン6によって
溝8…が形成されているので、熱交換に供される当該伝
熱管1の表面積が大幅に増大され、これにより熱交換効
率の著しい向上を図ることが可能となる。また、このよ
うに外周面5にも溝8…を形成することにより、この溝
8…が伝熱管1の外側に存在する媒体に作用して、一層
の熱交換効率の向上が促される。例えば、伝熱管1の外
側に熱媒体蒸気を供給して凝縮させる場合などにあって
は、管1の外側を流れる熱媒体蒸気を溝8…の間のフィ
ン6…により乱流とし、さらにこのフィン6…を凝集核
として凝縮効率を向上させ、液化を促進することができ
るとともに、凝縮した熱媒体液体を、溝8…内における
表面張力を利用して効率的に伝熱管1の長手方向に流
し、環流効果を増すことが可能となる。
【0017】一方、逆に伝熱管1の外側に熱媒体液体を
供給して蒸発させる場合などにあっては、溝8…内のエ
ッジが気泡を発する蒸発核となり、核沸騰を促進して気
化効率を向上させることができるとともに、溝8…内に
おける表面張力を利用して熱媒体液体を効率的に伝熱管
1の長手方向に流通させ、その供給効果を増すことが可
能となる。従って、本実施形態の溝付き伝熱管1を用い
ることにより、熱交換器等において上述のように高い熱
交換効率を奏することができるので、かかる熱交換器等
に対する最近の一層の性能向上の要求にも十分に対応す
ることが可能となる。
【0018】また、本実施形態では、この伝熱管1の外
周面5に溝無し部9が形成されており、外周面5に螺旋
状に形成された溝8…は、この溝無し部9に交差して分
断され、開口するようになされている。このため、この
溝8…に導入されて熱交換に供された上記熱媒体液体等
をこの溝8…から溝無し部9を通して速やかに排出さ
せ、またこの溝無し部9から溝8…内に熱媒体液体等を
導入して熱交換に供することができる。従って、本実施
形態によれば、溝8…内における表面張力による上記環
流、供給効果の向上とも相俟って、熱媒体を効率的に循
環、供給させることが可能となり、より一層の熱交換効
率の向上を促すことができる。
【0019】さらに本実施形態では、金属管2の内周面
3に形成される溝7…と外周面5に形成される溝8…と
が、フィン4,6の捩れの方向が逆方向とされるのに伴
い、上記軸線O回りに互いに逆方向に延びる螺旋状に形
成されており、これにより両溝7…,8…は上述のよう
に金属管2の透視図において格子状に交差するように配
列されることとなる。従って、溝7と溝8とが重なり合
うことにより伝熱管1の肉厚が薄くなる部分は上記格子
の交差点だけとなり、例えば溝7…と溝8…とが軸線O
回りに同じ方向に延設されていたり、あるいは両溝7
…,8…がその全長に亙って重なり合うように形成され
ていたりした場合に比べ、伝熱管1の肉厚が薄くなる部
分を極力少なく、かつ分散させることができ、このよう
な薄肉部によって伝熱管1の強度が損なわれたり、ある
いは上記フォーミングロール16等による成形の際に板
条材Tが所定の管形状から変形してしまったりするよう
な事態を未然に防止することが可能となる。
【0020】一方、本発明の製造方法に係る上記実施形
態においては、上述のような溝付き伝熱管1を製造する
に際して、平板状の板条材Tの両面に溝7…,8…を形
成した上で、この板条材Tを丸め込んでその両側縁部を
接合し、管状に成形するといった、電縫管方式を採用し
ている。従って、このように平板状態の板条材Tに対し
て溝7,8を成形できることから、シームレス管に直接
溝を形成したりする場合に比べて溝の設計自由度を向上
させることができ、また従来の電縫管方式による内面溝
付き伝熱管の製造方法に対しても溝の設計自由度を損な
うことなく、上述のような高い熱交換効率を奏する伝熱
管1を比較的容易に製造することが可能となる。
【0021】また、本実施形態では、図4に示すように
アンコイラ11から板条材Tを供給して溝付きロール1
3,14により溝加工し、次いでフォーミングロール1
6により板条材Tを丸め込んで、誘導加熱コイル18に
より板条材Tの両側縁部S,Sを接合し、さらにビード
カッター20によってビードを削り取った後、冷却槽2
1およびサイジングロール22を通してラフコイラ23
に巻き取るまでの工程を、連続して行うことができるの
で、効率的な伝熱管1の製造を促すことも可能となる。
さらに本実施形態では、従来の電縫管方式における転造
工程において板条材の一方の面に溝加工を施す代わり
に、一対の溝付きロール13,14によって板条材Tの
両方の面に溝加工を施すだけで、上述のような金属管2
の内外周面3,5に溝7,8が形成された伝熱管1を製
造することができ、その他の工程には手を加える必要が
殆どないため、かかる伝熱管1の製造を、従来の設備を
利用してより効率的かつ容易に行うことができる。な
お、本実施形態の上記転造工程において、伝熱管1の内
周面3となる他方の面F2に溝加工を行う溝付きロール
13の代わりに、螺旋溝13Aが形成されていない平滑
なロールを用いれば、外周面5のみに溝8が形成された
伝熱管を電縫管方式によって製造することが可能とな
る。
【0022】次に、図8は、本発明の溝付き伝熱管の第
2の実施形態を示すものであり、図1ないし図3に示し
た第1の実施形態と共通する部分については、同一の符
号を配して説明を省略する。この第2の実施形態におけ
る伝熱管31においては、金属管2の外周面5に形成さ
れたフィン32…が、上記軸線Oに直交する断面におい
て該軸線Oを中心とした放射状ではなく、その先端部が
外周側に向かうに従い金属管2の一の周方向に向けて湾
曲するように形成されており、これによりフィン32…
間に画成される溝33…の溝幅W33が、外周側に向かう
に従い漸次小さくなるように形成されていることを特徴
としている。なお、上記フィン32…が湾曲する向き
は、当該フィン32…が軸線O回りに捩れる向きと一致
していてもよく、また逆向きであってもよい。
【0023】しかるに、このように構成された伝熱管3
1によれば、外周面5に形成される溝33の溝幅W33
外周側に向けて小さくなるようトンネル状に形成されて
いるので、一旦溝33に導入された熱媒体を確実に溝3
3内に保持して熱交換に供することが可能となり、これ
によって一層効率的な熱交換を促すことが可能となる。
なお、この溝33…は第1実施形態と同様に溝無し部9
に開口しており、従って熱交換に供された媒体が溝33
内に滞留するようなことはなく、溝無し部9を介して速
やかに排出されるので、熱交換効率が損なわれることは
ない。また、特に当該伝熱管31を、上述のようにその
外側に供給した熱媒体液体の蒸発部に使用する場合など
においては、トンネル状の溝33の内部に気泡が発生し
やすく、この気泡が核となって蒸発を促進し、その結果
熱媒体液体の気化効率が大幅に向上するという利点が得
られる。なお、特にこの気泡による蒸発核生成効果に重
点をおく場合には、上記フィン32…を互いに密着する
ように変形させて、溝33…が潰れたような形状とする
ことも可能である。さらに、トンネル状の溝部33によ
り、該溝部33内での表面張力による液体の輸送効率が
増すから、総合的な伝熱性能が大幅に向上するという利
点も得られる。
【0024】一方、上記第1、第2の実施形態では、特
に伝熱管1,31の外周面5に形成される溝8,33に
ついて、転造工程における溝付きロール14に螺旋溝1
4Aを形成するなどして、この外周面5に多数のフィン
6…,32…を形成し、これらのフィン6…,32…の
間に、相対的に凹部となる溝8…,33…が画成される
ようにしたが、これを例えば図9に示す本発明の第3の
実施形態に係る溝付き伝熱管41のように、金属管2の
外周面5に直接的に多数の溝42…を形成するようにし
てもよい。ただし、この図9に示す第3の実施形態にお
いても、上記第1、第2の実施形態と共通する部分に
は、同一の符号を配してある。このような伝熱管41
は、例えば本発明の製造方法に係る上記実施形態の転造
工程において、螺旋溝14Aが形成された上記溝付きロ
ール14の代わりに、板状材Tの上記一方の面F1に溝
42…を形成するための多数の突条が形成されたロール
を用いることにより製造することができる。
【0025】しかるに、このような伝熱管41において
は、上記伝熱管1,31のようにフィン6…,32…の
間に溝8…,33…が画成される場合に比べ、伝熱管
1,31のフィン6,32の部分に相当する金属管2の
肉厚が厚くなる部分を、相対的に大きくすることができ
るので、当該伝熱管41の強度の一層の確保を図ること
が可能となる。また、上記フォーミングロール16やサ
イジングロール22を通過する際などにフィンが潰され
たりして溝が変形するようなことがないため、所定の溝
形状を維持して、当該溝42…による上述の効果をより
確実に奏することが可能となる。さらに、図示のように
金属管2の外周面5の上記溝42…を、内周面3に形成
されるフィン4…の位置に合わせて形成すれば、転造に
よる溝加工によって板状材Tが変形する部分をできるだ
け小さくすることができ、係る変形による残留応力等の
影響を抑えることが可能となるという利点も得られる。
【0026】さらにまた、上記第1ないし第3の実施形
態では、板条材Tの両面F1,F2に一対の溝付きロール
13,14によってそれぞれ1段階の転造を施すことに
より、金属管2の内周面3に形成されるフィン4や溝
7、あるいは外周面5に形成されるフィン6,32や溝
8,33,42を、それぞれに互いに並列な螺旋状に形
成しているが、例えばこれを、板条材Tの両面F1,F2
の少なくとも一方について、螺旋溝の捩れ角の異なる複
数の溝付きロールにより2段階以上に転造を行うように
して、1度目の転造で形成したフィンの上に、2度目の
転造でこれに交差するフィンまたは溝を形成することも
可能である。図10は、このようにして板条材Tの上記
一方の面F1に2段階に転造が施された、本発明の第4
の実施形態に係る伝熱管51の外周面5の展開図を示す
ものであり、第1の実施形態と共通する部分には同一の
符号を配してある。この伝熱管51では、外周面5のフ
ィン6…を形成した部分の全面に亙って、該フィン6…
に交差する断面V字状の溝52…が形成されており、こ
れらの溝52…により、フィン6…が短く分断されてい
るとともに、溝52の両側にオーバーハング部53が形
成されている。
【0027】しかるに、このような構成の伝熱管51に
よれば、上記第1ないし第3の実施形態に共通の効果を
得ることができるほか、上記オーバーハング部53が形
成されることにより、これらオーバーハング部53の下
側に狭い溝が形成され、この狭い溝によって熱媒の核沸
騰が促進されることにより、沸騰効率を高めることがで
きるという利点が得られる。なお、図10に示した第4
の実施形態では、伝熱管51の外周面5に2段階の転造
を施してフィン6…と溝52…とを形成しているが、そ
れ以上の複数段階の転造を行って、より多くのフィンや
溝を形成するようにしてもよく、また、伝熱管51の内
周面3にも同様に、複数の互いに交差するフィンや溝を
形成するようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の溝付き伝
熱管によれば、金属管の外周面にも溝が形成されること
により、その表面積が増大されるとともに、この外周面
の溝が管の外側に存在する媒体に作用するため、従来の
内面溝付き伝熱管に比して、熱交換効率の向上が図られ
る。このため、最近の熱交換器等に対する一層の性能向
上の要求にも十分に応じうる伝熱管を提供することが可
能となる。また、本発明の溝付き伝熱管の製造方法によ
れば、このような優れた熱交換効率を奏する伝熱管を、
従来の電縫管方式の製造設備を利用して、効率的かつ容
易に製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の溝付き伝熱管の第1の実施形態を示す
断面図である。
【図2】図1に示す第1の実施形態の概略を示す一部破
断斜視図である。
【図3】図1に示す第1の実施形態の外周面5の展開図
である。
【図4】本発明の溝付き伝熱管の製造方法の一実施形態
に係る製造装置を示す概略図である。
【図5】図4に示す製造装置の溝付きロール13,14
を示す正面図である。
【図6】図5に示す溝付きロール13,14の側面図で
ある。
【図7】図5および図6に示した溝付きロール13,1
4により溝加工された板状材Tの断面図である。
【図8】本発明の溝付き伝熱管の第2の実施形態を示す
断面図である。
【図9】本発明の溝付き伝熱管の第3の実施形態を示す
断面図である。
【図10】本発明の溝付き伝熱管の第4の実施形態を示
す外周面5の展開図である。
【符号の説明】
1,31,41,51 伝熱管 2 金属管 3 金属管2の内周面 4,6,32 フィン 5 金属管2の外周面 7,8,33,42,52 溝 9 溝無し部 13,14 溝付きロール O 金属管1,31,41の中心軸線 W7,W8,W33 溝7,8,33の幅 T 板条材 F1 板条材Tの一方の面(金属管2の外周面5となる
面) F2 板条材Tの他方の面(金属管2の内周面3となる
面)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒山 義克 福島県会津若松市扇町128の7 三菱伸銅 株式会社若松製作所内 (72)発明者 永原 孝太郎 福島県会津若松市扇町128の7 三菱伸銅 株式会社若松製作所内 (72)発明者 ▲すくも▼田 俊▲緑▼ 福島県会津若松市扇町128の7 三菱伸銅 株式会社若松製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属管の内周面および外周面に、この金
    属管の軸線方向に向けて延びる多数の溝が形成されてい
    ることを特徴とする溝付き伝熱管。
  2. 【請求項2】 上記金属管には、上記溝が形成されない
    溝無し部が上記軸線方向に沿って形成されるとともに、
    上記溝はこの溝無し部に交差する方向に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の溝付き伝熱管。
  3. 【請求項3】 上記金属管の少なくとも外周面に形成さ
    れる上記溝は、その溝幅が外周側に向かうに従い漸次小
    さくなるように形成されていることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の溝付き伝熱管。
  4. 【請求項4】 上記金属管の内周面に形成される上記溝
    と外周面に形成される上記溝とは、上記軸線回りに互い
    に逆方向に延びる螺旋状に形成されていることを特徴と
    する請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の溝付き
    伝熱管。
  5. 【請求項5】 金属製の板条材の少なくとも一方の面
    に、この板条材の長手方向に向けて延びる多数の溝を形
    成し、次いで上記一方の面が外側を向くように上記板条
    材をその幅方向に丸め込んで該板条材の両側縁部を対向
    させ、しかる後この両側縁部を突き合わせて接合し、管
    状に成形することを特徴とする溝付き伝熱管の製造方
    法。
JP33736795A 1995-12-25 1995-12-25 溝付き伝熱管およびその製造方法 Withdrawn JPH09178382A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33736795A JPH09178382A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 溝付き伝熱管およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33736795A JPH09178382A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 溝付き伝熱管およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09178382A true JPH09178382A (ja) 1997-07-11

Family

ID=18307959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33736795A Withdrawn JPH09178382A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 溝付き伝熱管およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09178382A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100370209C (zh) * 2004-11-17 2008-02-20 浙江康盛股份有限公司 内外螺纹热交换钢管
JP2012502252A (ja) * 2008-09-09 2012-01-26 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 極低温再液化冷凍機用の水平フィンによる熱交換器
KR20150142939A (ko) * 2014-06-12 2015-12-23 엘지전자 주식회사 전열관
KR20160067526A (ko) * 2014-12-04 2016-06-14 엘지전자 주식회사 스테인리스강 코루게이트 전열관과 그를 갖는 흡수식 냉동기 및 그 제조 방법
US10408509B2 (en) 2013-09-13 2019-09-10 Denso Corporation Adsorber

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100370209C (zh) * 2004-11-17 2008-02-20 浙江康盛股份有限公司 内外螺纹热交换钢管
JP2012502252A (ja) * 2008-09-09 2012-01-26 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 極低温再液化冷凍機用の水平フィンによる熱交換器
US9494359B2 (en) 2008-09-09 2016-11-15 Koninklijke Philips N.V. Horizontal finned heat exchanger for cryogenic recondensing refrigeration
US10408509B2 (en) 2013-09-13 2019-09-10 Denso Corporation Adsorber
KR20150142939A (ko) * 2014-06-12 2015-12-23 엘지전자 주식회사 전열관
KR20160067526A (ko) * 2014-12-04 2016-06-14 엘지전자 주식회사 스테인리스강 코루게이트 전열관과 그를 갖는 흡수식 냉동기 및 그 제조 방법
CN106197122A (zh) * 2014-12-04 2016-12-07 Lg电子株式会社 不锈钢波纹传热管及其制造方法以及吸收式制冷机
CN106197122B (zh) * 2014-12-04 2018-07-03 Lg电子株式会社 不锈钢波纹传热管及其制造方法以及吸收式制冷机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1105291C (zh) 具有沟槽内表面的传热管及其制造方法
EP0696718B1 (en) Heat transfer tube
US6298909B1 (en) Heat exchange tube having a grooved inner surface
JPH10505283A (ja) 内部が強化された溶接管の製造
JP2001259733A (ja) 電縫管の製造装置および製造方法
JPH09178382A (ja) 溝付き伝熱管およびその製造方法
WO2001038812A2 (en) Heat exchanger tube with grooved inner surface, tube expansion method therefor, and device for manufacture thereof
JP2948515B2 (ja) 内面溝付伝熱管およびその製造方法
JP3069277B2 (ja) 内面溝付伝熱管およびその製造方法
JPH06198376A (ja) 熱交換器用フィン付き金属管およびその製造方法
JP7692440B2 (ja) ロール成形及び溶接されたチューブの製造のための金属ストリップを予備成形するための装置及び方法
JP2618084B2 (ja) 内面溝付き管の製造方法および製造装置
JPH11325754A (ja) 熱交換器および熱交換器用u字管
JP2863722B2 (ja) 内面溝付伝熱管およびその製造方法
JP3283166B2 (ja) 内面溝付伝熱管製造用素材および内面溝付伝熱管の製造方法
JP4632487B2 (ja) 内面溝付伝熱管及びその製造方法
JP3599515B2 (ja) 溶接管用溝付条およびその製造方法
JP2000346580A (ja) 内面溝付伝熱管、その製造方法および製造装置
JPH1163878A (ja) 内面溝付伝熱管
JPH1054686A (ja) 内面溝付伝熱管およびその製造用ロール
JP3752046B2 (ja) 伝熱管及びその製造方法
JP2001147088A (ja) 内面溝付伝熱管およびその製造装置
JP2001018059A (ja) 内面溝付伝熱管の製造方法および製造装置
JP2002292411A (ja) 交差溝形成装置、それを使用する交差溝付圧延条材の製造方法、交差溝付溶接管の製造方法、交差溝付圧延条材及び交差溝付溶接管
JP2577502B2 (ja) 内面溝付き管の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030304