JPH0917961A - 半導体集積回路の静電保護装置 - Google Patents
半導体集積回路の静電保護装置Info
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- JPH0917961A JPH0917961A JP7164342A JP16434295A JPH0917961A JP H0917961 A JPH0917961 A JP H0917961A JP 7164342 A JP7164342 A JP 7164342A JP 16434295 A JP16434295 A JP 16434295A JP H0917961 A JPH0917961 A JP H0917961A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】電力の少ない高周波サージと電力の大きな低周
波サージの両方に効果的な静電保護装置を提供する。 【構成】応答の遅いコレクタ−ベース間接合ダイオード
(3a)と応答の早いエミッタ−ベース間接合ダイオー
ド(10)を並列に信号端子と正電源間に接続する。
波サージの両方に効果的な静電保護装置を提供する。 【構成】応答の遅いコレクタ−ベース間接合ダイオード
(3a)と応答の早いエミッタ−ベース間接合ダイオー
ド(10)を並列に信号端子と正電源間に接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路を静電気
やサージによる破壊から保護するための装置、すなわち
半導体集積回路の静電保護装置に関する。
やサージによる破壊から保護するための装置、すなわち
半導体集積回路の静電保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4はそれぞれ従来の半導体集
積回路の静電保護装置の一例について説明するための回
路図及び断面図である。
積回路の静電保護装置の一例について説明するための回
路図及び断面図である。
【0003】この静電保護装置100は、出力信号端子
1aに接続される出力信号線9aと低電位電源配線7
(VEE電源端子に接続)及び低電位電源配線8(VCC電
源端子と接続)との間にそれぞれ保護ダイオード2a及
び3aを挿入した構成を有している。
1aに接続される出力信号線9aと低電位電源配線7
(VEE電源端子に接続)及び低電位電源配線8(VCC電
源端子と接続)との間にそれぞれ保護ダイオード2a及
び3aを挿入した構成を有している。
【0004】保護ダイオード2aは、n+ 型引出領域1
7a及びこれが設けられているn-型半導体層15c
(エピタキシャル層)でなるカソードと、n- 型半導体
層15cに形成されるp+ 型拡散層16bでなるアノー
ドとを有している。保護ダイオード3aはn+ 型引出領
域17b及びこれが設けられているn- 型半導体層15
eでなるカソードと、n- 型半導体層15eに形成され
るp+ 型拡散層16dでなるアノードとを有している。
7a及びこれが設けられているn-型半導体層15c
(エピタキシャル層)でなるカソードと、n- 型半導体
層15cに形成されるp+ 型拡散層16bでなるアノー
ドとを有している。保護ダイオード3aはn+ 型引出領
域17b及びこれが設けられているn- 型半導体層15
eでなるカソードと、n- 型半導体層15eに形成され
るp+ 型拡散層16dでなるアノードとを有している。
【0005】信号出力端子1aはピーク整流回路201
(Q2,Q3の差動トラジスタ対、定電流源I1,負荷
トランジスタQ4,負荷抵抗R1を有している。)の出
力信号を受取る端子、ピーク整流回路201は差動増幅
回路202(Q6,Q7の差動トランジスタ対、定電流
源I2,負荷抵抗R3,R4を有している。Vrefは
基準電圧。)の出力信号を受けてピーク値をホールドす
る。エミッタホロアQ1によりキャパシタC1へ充電す
る時定数は、C1からQ2を介して放電する時定数より
小さい。
(Q2,Q3の差動トラジスタ対、定電流源I1,負荷
トランジスタQ4,負荷抵抗R1を有している。)の出
力信号を受取る端子、ピーク整流回路201は差動増幅
回路202(Q6,Q7の差動トランジスタ対、定電流
源I2,負荷抵抗R3,R4を有している。Vrefは
基準電圧。)の出力信号を受けてピーク値をホールドす
る。エミッタホロアQ1によりキャパシタC1へ充電す
る時定数は、C1からQ2を介して放電する時定数より
小さい。
【0006】エミッタホロアQ1は、n- 型半導体層1
5f(n+ 型埋込層12c及びn+型引出領域17cに
連結)をコレクタ領域、n- 型半導体層15fに形成さ
れるp+ 型拡散層16eをベース領域、p+ 型拡散層1
6eに形成されるn+ 型拡散層18bをエミッタ領域と
して有している。
5f(n+ 型埋込層12c及びn+型引出領域17cに
連結)をコレクタ領域、n- 型半導体層15fに形成さ
れるp+ 型拡散層16eをベース領域、p+ 型拡散層1
6eに形成されるn+ 型拡散層18bをエミッタ領域と
して有している。
【0007】出力信号端子1aに正のサージ電圧が印加
されると保護ダイオード3aに順方向電流が流れ負のサ
ージ電圧が印加されると保護ダイオード2aに順方向電
流が流れ、ピーク整流回路が保護される。
されると保護ダイオード3aに順方向電流が流れ負のサ
ージ電圧が印加されると保護ダイオード2aに順方向電
流が流れ、ピーク整流回路が保護される。
【0008】このような静電保護装置100は、内部回
路がピーク整流回路に限らず、半導体集積回路の入力信
号端子や出力信号端子(総称して信号端子という)と内
部回路との間に一般的に設けられている。
路がピーク整流回路に限らず、半導体集積回路の入力信
号端子や出力信号端子(総称して信号端子という)と内
部回路との間に一般的に設けられている。
【0009】図5及び図6はもう一つの従来例を示す回
路図及び断面図である。
路図及び断面図である。
【0010】入力信号端子1と低電位電源配線7との間
に、n+ 型引出領域17d及びn+型埋込層12dをカ
ソード、p- 型半導体基体11をアノードとする保護ダ
イオード2と、p+ 型拡散層16fをコレクタ領域、n
- 型半導体層15hをベース領域、p- 型半導体基体1
1をエミッタとするPNPトランジスタ4が挿入されて
いる。また、高電位電源配線8との間には、p+ 型拡散
層16dをアノード、n- 型拡散層15e、n+ 型引出
領域をカソードとする保護ダイオード3が挿入されてい
る。なお、p+ 型拡散層16fは保護抵抗5を兼ねてい
る。PNPトランジスタ4は負のサージ電圧に対する保
護ダイオード2の保護能力の不足を補い、保護抵抗5は
入力PNPトランジスタ6に急峻な電圧が加わるのを緩
和する。
に、n+ 型引出領域17d及びn+型埋込層12dをカ
ソード、p- 型半導体基体11をアノードとする保護ダ
イオード2と、p+ 型拡散層16fをコレクタ領域、n
- 型半導体層15hをベース領域、p- 型半導体基体1
1をエミッタとするPNPトランジスタ4が挿入されて
いる。また、高電位電源配線8との間には、p+ 型拡散
層16dをアノード、n- 型拡散層15e、n+ 型引出
領域をカソードとする保護ダイオード3が挿入されてい
る。なお、p+ 型拡散層16fは保護抵抗5を兼ねてい
る。PNPトランジスタ4は負のサージ電圧に対する保
護ダイオード2の保護能力の不足を補い、保護抵抗5は
入力PNPトランジスタ6に急峻な電圧が加わるのを緩
和する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の静電保
護装置には、コレクタ−ベース間接合ダイオード(C−
Bダイオード)が用いられている。C−Bダイオードは
占有面積を大きくとることによってかなりの放電能力を
もつことができるが、不純物濃度が低いn- 型拡散層
(内部回路を構成する縦型NPNトランジスタのコレク
タ領域と同時に形成される)を有しているので寄生抵抗
のため応答が遅く、そのため高周波のサージ電圧に対す
る内部回路の保護能力が悪いという問題点があった。図
5,図6を参照して説明した従来例においても全く同様
である。
護装置には、コレクタ−ベース間接合ダイオード(C−
Bダイオード)が用いられている。C−Bダイオードは
占有面積を大きくとることによってかなりの放電能力を
もつことができるが、不純物濃度が低いn- 型拡散層
(内部回路を構成する縦型NPNトランジスタのコレク
タ領域と同時に形成される)を有しているので寄生抵抗
のため応答が遅く、そのため高周波のサージ電圧に対す
る内部回路の保護能力が悪いという問題点があった。図
5,図6を参照して説明した従来例においても全く同様
である。
【0012】このような高周波のサージ電圧に対する保
護能力が悪いという問題点は、図3,図4を参照して説
明した従来例のように、信号端子からみた容量が大きい
ものほど深刻である。図3において、出力信号端子1a
に正の過電圧が加わってキャパシタC1に電荷が蓄積さ
れると、前述したように、トランジスタQ2を通って放
電される時定数が大きいこと、保護ダイオード3aの応
答が遅いことによりトラジスタQ1の方が先にブレーク
ダウンを起こしてピーク整流回路201が破壊されてし
まう。
護能力が悪いという問題点は、図3,図4を参照して説
明した従来例のように、信号端子からみた容量が大きい
ものほど深刻である。図3において、出力信号端子1a
に正の過電圧が加わってキャパシタC1に電荷が蓄積さ
れると、前述したように、トランジスタQ2を通って放
電される時定数が大きいこと、保護ダイオード3aの応
答が遅いことによりトラジスタQ1の方が先にブレーク
ダウンを起こしてピーク整流回路201が破壊されてし
まう。
【0013】従って本発明の目的は、高周波のサージ電
圧に対して保護能力の改善された半導体集積回路の静電
保護装置を提供することにある。
圧に対して保護能力の改善された半導体集積回路の静電
保護装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
の静電保護装置は、半導体基板の表面部の第1の第1導
電型半導体層をコレクタ領域、前記コレクタ領域に形成
される第1の第2導電型拡散層をベース領域、前記ベー
ス領域に形成される第1の第1導電型拡散層をエミッタ
領域とするバイポーラ・トランジスタ、第1の電源配線
及び第2の電源配線を含む内部回路を備えた半導体集積
回路の静電保護装置において、前記半導体基板の表面部
の第2の第1導電型半導体層を前記第1の電源配線に接
続し、前記第2の第1導電型半導体層に形成される第2
の第2導電型拡散層を信号端子に接続してなる第1の保
護ダイオードと、前記半導体基板の表面部の第3の第1
導電型半導体層に形成される第3の第2導電型拡散層を
前記信号端子に接続し、前記第3の第2導電型拡散層に
形成される第2の第1導電型拡散層を前記第1の電源配
線に接続してなる第2の保護ダイオードとを有するとい
うものである。
の静電保護装置は、半導体基板の表面部の第1の第1導
電型半導体層をコレクタ領域、前記コレクタ領域に形成
される第1の第2導電型拡散層をベース領域、前記ベー
ス領域に形成される第1の第1導電型拡散層をエミッタ
領域とするバイポーラ・トランジスタ、第1の電源配線
及び第2の電源配線を含む内部回路を備えた半導体集積
回路の静電保護装置において、前記半導体基板の表面部
の第2の第1導電型半導体層を前記第1の電源配線に接
続し、前記第2の第1導電型半導体層に形成される第2
の第2導電型拡散層を信号端子に接続してなる第1の保
護ダイオードと、前記半導体基板の表面部の第3の第1
導電型半導体層に形成される第3の第2導電型拡散層を
前記信号端子に接続し、前記第3の第2導電型拡散層に
形成される第2の第1導電型拡散層を前記第1の電源配
線に接続してなる第2の保護ダイオードとを有するとい
うものである。
【0015】ここで第2の保護ダイオードの寄生容量は
第1の保護ダイオードのそれより小さくするのが好まし
い。
第1の保護ダイオードのそれより小さくするのが好まし
い。
【0016】また、信号端子はピーク整流回路の出力を
取り出すエミッタホロワに接続される出力信号端子とす
ることができる。
取り出すエミッタホロワに接続される出力信号端子とす
ることができる。
【0017】
【作用】C−B接合ダイオード(第1の保護ダイオー
ド)とB−E接合ダイオード(第2の保護ダイオード)
とが信号端子と第1の電源端子との間に並列に挿入され
ているのである極性のサージ電圧に対しては低周波であ
ればこれらの双方に順方向電流が流れ、高周波であれば
応答の速い第2の保護ダイオードに順方向電流が流れ
る。第2の保護ダイオードの寄生容量を小さくしておく
といっそう応答速度を速くできる。
ド)とB−E接合ダイオード(第2の保護ダイオード)
とが信号端子と第1の電源端子との間に並列に挿入され
ているのである極性のサージ電圧に対しては低周波であ
ればこれらの双方に順方向電流が流れ、高周波であれば
応答の速い第2の保護ダイオードに順方向電流が流れ
る。第2の保護ダイオードの寄生容量を小さくしておく
といっそう応答速度を速くできる。
【0018】
【実施例】図1及び図2はそれぞれ本発明の一実施例を
示す回路図及び半導体チップの断面図である。
示す回路図及び半導体チップの断面図である。
【0019】この実施例は、シリコンでなるp- 型半導
体基体11にn- 型半導体層15をエピタキシャル成長
した半導体基板(素子分離酸化膜13および分離用p+
型埋込領域14で区画された素子形成領域には、p- 型
半導体基体11とn- 型半導体層15との界面近傍にn
+ 型埋込層12が設けられている。)の表面部の第1の
n- 型半導体層15fをコレクタ領域、コレクタ領域1
5fに形成される第1のp+ 型拡散層16eをベース領
域、ベース領域16eに形成される第1のn+型拡散層
18bをエミッタ領域とするバイポーラ・トランジスタ
(Q1)、第1の電源配線(高電位電源配線8)及び第
2の電源配線(低電位電源配線7)を含む内部回路を備
えたアナログ半導体集積回路の静電保護装置において、
前述の半導体基板の表面部の第2のn- 型半導体層15
e(n+ 型埋込層12b及びn+型引出領域17bに連
結)を第1の電源配線(8)に接続し、第2のn- 型半
導体層15eに形成される第2のp+ 型拡散層16dを
出力信号端子1aに接続してなる第1の保護ダイオード
3aと、前述の半導体基板の表面部の第3のn- 型半導
体層15dに形成される第3のp+ 型拡散層16cを出
力信号端子1aに信号配線9aにより接続し、第3のp
+ 型拡散層16cに形成される第2のn+ 型拡散層18
aを第1の電源配線(8)に接続してなる第2の保護ダ
イオード10とを有している。
体基体11にn- 型半導体層15をエピタキシャル成長
した半導体基板(素子分離酸化膜13および分離用p+
型埋込領域14で区画された素子形成領域には、p- 型
半導体基体11とn- 型半導体層15との界面近傍にn
+ 型埋込層12が設けられている。)の表面部の第1の
n- 型半導体層15fをコレクタ領域、コレクタ領域1
5fに形成される第1のp+ 型拡散層16eをベース領
域、ベース領域16eに形成される第1のn+型拡散層
18bをエミッタ領域とするバイポーラ・トランジスタ
(Q1)、第1の電源配線(高電位電源配線8)及び第
2の電源配線(低電位電源配線7)を含む内部回路を備
えたアナログ半導体集積回路の静電保護装置において、
前述の半導体基板の表面部の第2のn- 型半導体層15
e(n+ 型埋込層12b及びn+型引出領域17bに連
結)を第1の電源配線(8)に接続し、第2のn- 型半
導体層15eに形成される第2のp+ 型拡散層16dを
出力信号端子1aに接続してなる第1の保護ダイオード
3aと、前述の半導体基板の表面部の第3のn- 型半導
体層15dに形成される第3のp+ 型拡散層16cを出
力信号端子1aに信号配線9aにより接続し、第3のp
+ 型拡散層16cに形成される第2のn+ 型拡散層18
aを第1の電源配線(8)に接続してなる第2の保護ダ
イオード10とを有している。
【0020】n- 型半導体層15a〜15gは全て同一
のエピタキシャル工程で形成されたものでありa〜gの
添字は説明の便宜上つけたものである。符号12,1
3,14,16,17,18につけた添字につても同様
である。p+ 型拡散層16b〜16eはそれぞれ各素子
形成領域のn- 型半導体層にいわゆるベース拡散工程で
同時に形成する。n+ 型拡散層18a,18bも同様に
エミッタ拡散工程で同時に形成する。内部回路を構成す
るバイポーラ・トランジスタQ2〜Q7は、占有面積以
外はQ1と同様の構造を有している。低電位電源配線
7、高電位電源配線8、出力信号配線9aは、半導体基
板表面を被覆する図示しない酸化シリコン膜を選択的に
被覆するアルミニウム合金膜である。
のエピタキシャル工程で形成されたものでありa〜gの
添字は説明の便宜上つけたものである。符号12,1
3,14,16,17,18につけた添字につても同様
である。p+ 型拡散層16b〜16eはそれぞれ各素子
形成領域のn- 型半導体層にいわゆるベース拡散工程で
同時に形成する。n+ 型拡散層18a,18bも同様に
エミッタ拡散工程で同時に形成する。内部回路を構成す
るバイポーラ・トランジスタQ2〜Q7は、占有面積以
外はQ1と同様の構造を有している。低電位電源配線
7、高電位電源配線8、出力信号配線9aは、半導体基
板表面を被覆する図示しない酸化シリコン膜を選択的に
被覆するアルミニウム合金膜である。
【0021】また、図3,図4を参照して説明した従来
例と同様の保護ダイオード2aを有している。
例と同様の保護ダイオード2aを有している。
【0022】出力信号端子1aに負のサージ電圧が印加
されると保護ダイオード2aに順方向電流が流れる。正
のサージ電圧が印加されると、電力の大きい比較的低周
波成分は保護ダイオード3a及び10の双方に順方向電
流が流れて高電位電源配線8に抜け、電力の少ない比較
的高周波成分は保護ダイオード10に順方向電流が流れ
て高電位電源配線8に抜ける。保護ダイオード10のカ
ソードはn+ 型拡散層18aであり、保護ダイオード3
aのカソードがn- 型半導体層15eを含んでいるのに
比較すると寄生抵抗が小さいので応答速度が速い。保護
ダイオード10の寄生容量を保護ダイオードのそれより
小さくしておくと、応答速度を一層速くできるのでより
好ましい。それには保護ダイオード10のPN接合面積
を保護ダイオードのそれより小さくしておけばよい。
されると保護ダイオード2aに順方向電流が流れる。正
のサージ電圧が印加されると、電力の大きい比較的低周
波成分は保護ダイオード3a及び10の双方に順方向電
流が流れて高電位電源配線8に抜け、電力の少ない比較
的高周波成分は保護ダイオード10に順方向電流が流れ
て高電位電源配線8に抜ける。保護ダイオード10のカ
ソードはn+ 型拡散層18aであり、保護ダイオード3
aのカソードがn- 型半導体層15eを含んでいるのに
比較すると寄生抵抗が小さいので応答速度が速い。保護
ダイオード10の寄生容量を保護ダイオードのそれより
小さくしておくと、応答速度を一層速くできるのでより
好ましい。それには保護ダイオード10のPN接合面積
を保護ダイオードのそれより小さくしておけばよい。
【0023】なお、保護ダイオード10の降伏電圧は保
護ダイオード3aより低いが、高電位電源配線の大きな
寄生容量(多数ある各素子形成領域にn+ 型埋込層とp
- 型基板のPN接合容量がある)にも静電気が蓄積され
るので過大な降伏電流による破壊は起り難い。
護ダイオード3aより低いが、高電位電源配線の大きな
寄生容量(多数ある各素子形成領域にn+ 型埋込層とp
- 型基板のPN接合容量がある)にも静電気が蓄積され
るので過大な降伏電流による破壊は起り難い。
【0024】以上、高周波のサージ電圧により内部回路
が破壊され易い例としてピーク整流回路をとりあげて説
明したが、内部回路や信号端子の種類に拘らず、応答速
度の大きいB−E接合ダイオードを用いることにより高
周波のサージ電圧に対応する耐量を改善しうることは明
らかである。また、アナログ集積回路に限らずECLゲ
ートアレーなどのディジタル集積回路にも本発明を適用
することができる。
が破壊され易い例としてピーク整流回路をとりあげて説
明したが、内部回路や信号端子の種類に拘らず、応答速
度の大きいB−E接合ダイオードを用いることにより高
周波のサージ電圧に対応する耐量を改善しうることは明
らかである。また、アナログ集積回路に限らずECLゲ
ートアレーなどのディジタル集積回路にも本発明を適用
することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体集積回路が構成される半導体基板上に、信号端子
への正のサージ電圧に対する保護素子としてのトランジ
スタのC−B接合を用いた保護ダイオード及びトランジ
スタのE−B接合を用いた保護ダイオードを並列に設け
たため、高周波乃至低周波のサージ電圧による内部回路
のトランジスタの破壊がされにくくなり、特別な製造工
程を用いることなく半導体集積回路の静電破壊耐量を高
くできるという効果がある。
半導体集積回路が構成される半導体基板上に、信号端子
への正のサージ電圧に対する保護素子としてのトランジ
スタのC−B接合を用いた保護ダイオード及びトランジ
スタのE−B接合を用いた保護ダイオードを並列に設け
たため、高周波乃至低周波のサージ電圧による内部回路
のトランジスタの破壊がされにくくなり、特別な製造工
程を用いることなく半導体集積回路の静電破壊耐量を高
くできるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図3】従来例を示す回路図である。
【図4】従来例を示す断面図である。
【図5】もう一つの従来例を示す回路図である。
【図6】もう一つの従来例を示す断面図である。
【符号の説明】 1 入力信号端子 1a 出力信号端子 2,2a 保護ダイオード 3,3a 保護ダイオード(C−Bダイオード) 4 PNPトランジスタ 5 保護抵抗 6 NPNトランジスタ 7 低電位電源配線 8 高電位電源配線 9 入力信号配線 9a 出力信号配線 10 保護ダイオード(E−Bダイオード) 11 p型シリコン基板 12a〜12d n+ 型埋込層 13a〜13e 素子分離酸化膜 14a〜14e 分離用p+ 型埋込層 15a〜15g n- 型半導体層 16a〜16e p+ 型拡散層 17a〜17c n+ 型引出領域 18a,18b n+ 型拡散層 100,100a 静電保護装置 201 ピータ整流回路 202 差動増幅器 C1,C2 キャパシタ I1,I2 定電流源 R1〜R4 抵抗 Q1〜Q7 NPNトランジスタ VCC 高電位電源端子 VEE 低電位電源端子
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体基板の表面部の第1の第1導電型
半導体層をコレクタ領域、前記コレクタ領域に形成され
る第1の第2導電型拡散層をベース領域、前記ベース領
域に形成される第1の第1導電型拡散層をエミッタ領域
とするバイポーラ・トランジスタ、第1の電源配線及び
第2の電源配線を含む内部回路を備えた半導体集積回路
の静電保護装置において、前記半導体基板の表面部の第
2の第1導電型半導体層を前記第1の電源配線に接続
し、前記第2の第1導電型半導体層に形成される第2の
第2導電型拡散層を信号端子に接続してなる第1の保護
ダイオードと、前記半導体基板の表面部の第3の第1導
電型半導体層に形成される第3の第2導電型拡散層を前
記信号端子に接続し、前記第3の第2導電型拡散層に形
成される第2の第1導電型拡散層を前記第1の電源配線
に接続してなる第2の保護ダイオードとを有することを
特徴とする半導体集積回路の静電保護装置。 - 【請求項2】 第2の保護ダイオードの寄生容量が第1
の保護ダイオードの寄生容量より小さい請求項1記載の
半導体集積回路の静電保護装置。 - 【請求項3】 信号端子がピーク整流回路の出力を取り
出すエミッタホロワに接続される出力信号端子である請
求項1又は2記載の半導体集積回路の静電保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7164342A JP2643913B2 (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 半導体集積回路の静電保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7164342A JP2643913B2 (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 半導体集積回路の静電保護装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0917961A true JPH0917961A (ja) | 1997-01-17 |
| JP2643913B2 JP2643913B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=15791354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7164342A Expired - Lifetime JP2643913B2 (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 半導体集積回路の静電保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2643913B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003282892A (ja) * | 2002-03-08 | 2003-10-03 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 低容量esd耐性ダイオードの方法および構造 |
| JP2005271747A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Soundtech:Kk | 電子部品を用いた自動車の調整方法ならびに自動車 |
| JP2006013446A (ja) * | 2004-05-26 | 2006-01-12 | Asahi Kasei Microsystems Kk | 半導体回路 |
-
1995
- 1995-06-29 JP JP7164342A patent/JP2643913B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003282892A (ja) * | 2002-03-08 | 2003-10-03 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 低容量esd耐性ダイオードの方法および構造 |
| JP2005271747A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Soundtech:Kk | 電子部品を用いた自動車の調整方法ならびに自動車 |
| JP2006013446A (ja) * | 2004-05-26 | 2006-01-12 | Asahi Kasei Microsystems Kk | 半導体回路 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2643913B2 (ja) | 1997-08-25 |
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