JPH09180117A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
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- JPH09180117A JPH09180117A JP33364695A JP33364695A JPH09180117A JP H09180117 A JPH09180117 A JP H09180117A JP 33364695 A JP33364695 A JP 33364695A JP 33364695 A JP33364695 A JP 33364695A JP H09180117 A JPH09180117 A JP H09180117A
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- magnetic
- gap
- magnetic head
- head
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気ヘッドの磁気ギャップの位置を認識しや
すくして、磁気ヘッドのマウントの際の作業性を改善
し、生産性を向上させる。 【解決手段】 それぞれ第1および第2の非磁性基板1
により金属磁性層2を挟み込んで成る対の磁気コア半体
15,16が突き合わされ、金属磁性層2の突き合わせ
面間に磁気ギャップgが形成された磁気ヘッド20にお
いて、磁気記録媒体摺動面12側から見て融着ガラス1
3と非磁性基板1の境界線15aが磁気ギャップgの延
長線上に存する磁気ヘッド20を構成する。
すくして、磁気ヘッドのマウントの際の作業性を改善
し、生産性を向上させる。 【解決手段】 それぞれ第1および第2の非磁性基板1
により金属磁性層2を挟み込んで成る対の磁気コア半体
15,16が突き合わされ、金属磁性層2の突き合わせ
面間に磁気ギャップgが形成された磁気ヘッド20にお
いて、磁気記録媒体摺動面12側から見て融着ガラス1
3と非磁性基板1の境界線15aが磁気ギャップgの延
長線上に存する磁気ヘッド20を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばビデオテー
プレコーダ(VTR)、デジタルデータレコーダ等の高
密度記録可能な磁気記録再生装置に用いて有用な磁気ヘ
ッドに係わる。
プレコーダ(VTR)、デジタルデータレコーダ等の高
密度記録可能な磁気記録再生装置に用いて有用な磁気ヘ
ッドに係わる。
【0002】
【従来の技術】例えばビデオテープレコーダ(VTR)
などの磁気記録再生装置においては、記録信号の高密度
化や高周波数化が進められており、この高密度記録化に
対応して、磁気記録媒体として磁性粉にFe,Co,N
i等の強磁性金属の粉末を用いたいわゆるメタルテープ
や、ベースフィルム上に強磁性金属材料を直接蒸着した
いわゆる蒸着テープ等が使用されるようになっている。
そして、この種の磁気記録媒体は、高い残留磁束密度B
rおよび高い保持力Hcを有することが要求されてい
る。
などの磁気記録再生装置においては、記録信号の高密度
化や高周波数化が進められており、この高密度記録化に
対応して、磁気記録媒体として磁性粉にFe,Co,N
i等の強磁性金属の粉末を用いたいわゆるメタルテープ
や、ベースフィルム上に強磁性金属材料を直接蒸着した
いわゆる蒸着テープ等が使用されるようになっている。
そして、この種の磁気記録媒体は、高い残留磁束密度B
rおよび高い保持力Hcを有することが要求されてい
る。
【0003】一方、上述の高密度記録化に伴って、磁気
記録媒体に記録される記録トラックの幅の狭小化も進め
られており、これに対応して磁気ヘッドのトラック幅も
きわめて狭いものが要求されている。
記録媒体に記録される記録トラックの幅の狭小化も進め
られており、これに対応して磁気ヘッドのトラック幅も
きわめて狭いものが要求されている。
【0004】そこで、セラミックなどの非磁性基板上に
磁気コアとなる金属磁性層を被着形成し、これによりト
ラックを形成した、いわゆるラミネートタイプの磁気ヘ
ッドが提案されている。
磁気コアとなる金属磁性層を被着形成し、これによりト
ラックを形成した、いわゆるラミネートタイプの磁気ヘ
ッドが提案されている。
【0005】図14および図15にこのラミネートタイ
プの磁気ヘッドの例を示す。図14は磁気ヘッドの斜視
図、図15は磁気ヘッドの磁気記録媒体と対接ないしは
対向させる面(以下摺動面という)の拡大正面図であ
る。
プの磁気ヘッドの例を示す。図14は磁気ヘッドの斜視
図、図15は磁気ヘッドの磁気記録媒体と対接ないしは
対向させる面(以下摺動面という)の拡大正面図であ
る。
【0006】この磁気ヘッドを構成する磁気コアは閉磁
路を構成する一対の磁気コア半体115,116が突き
合わされて接合一体化され、磁気記録媒体との摺動面1
12に臨んで磁気コア半体115,116の前方の突き
合わせ面間に磁気ギャップgを構成している。
路を構成する一対の磁気コア半体115,116が突き
合わされて接合一体化され、磁気記録媒体との摺動面1
12に臨んで磁気コア半体115,116の前方の突き
合わせ面間に磁気ギャップgを構成している。
【0007】磁気コア半体115,116は、金属磁性
層102が非磁性ガード材101によってそれぞれ挟み
込まれてなる。そして、磁気コア半体115および11
6同士の突き合わせ端面においては、図14および図1
5に示すように、その金属磁性層102の端部が突き合
わされることにより、その突き合わせ端面間に磁気ギャ
ップgが構成されている。従って、この磁気ギャップg
のトラック幅は、金属磁性層102の膜厚によって設定
される。この磁気ギャップgには、スペーサとして非磁
性のギャップ材108が充填されている。
層102が非磁性ガード材101によってそれぞれ挟み
込まれてなる。そして、磁気コア半体115および11
6同士の突き合わせ端面においては、図14および図1
5に示すように、その金属磁性層102の端部が突き合
わされることにより、その突き合わせ端面間に磁気ギャ
ップgが構成されている。従って、この磁気ギャップg
のトラック幅は、金属磁性層102の膜厚によって設定
される。この磁気ギャップgには、スペーサとして非磁
性のギャップ材108が充填されている。
【0008】磁気記録媒体との摺動面112は、両側に
摺動面112に平行に形成された当たり幅規制溝111
により、磁気記録媒体との摺動がなされる幅が規制され
ている。
摺動面112に平行に形成された当たり幅規制溝111
により、磁気記録媒体との摺動がなされる幅が規制され
ている。
【0009】また、磁気コア半体115および116の
突き合わせ面には、磁気ギャップgのデプスDpを規制
するとともにコイルを巻装するための巻線溝107が形
成され、巻線溝107の摺動面112側には補強ガラス
113が充填されている。この補強ガラス113は、図
15に示すように、当たり幅規制溝111の底面におい
て、磁気ギャップgを挟んで両側に亘って形成されてい
る。
突き合わせ面には、磁気ギャップgのデプスDpを規制
するとともにコイルを巻装するための巻線溝107が形
成され、巻線溝107の摺動面112側には補強ガラス
113が充填されている。この補強ガラス113は、図
15に示すように、当たり幅規制溝111の底面におい
て、磁気ギャップgを挟んで両側に亘って形成されてい
る。
【0010】一方、少なくとも一方の磁気コア半体11
5,116の外側面に、上述の巻線溝107に巻装され
るコイルの巻装状態を確保するための例えば断面略コ字
状の巻線ガイド溝110が設けられている。
5,116の外側面に、上述の巻線溝107に巻装され
るコイルの巻装状態を確保するための例えば断面略コ字
状の巻線ガイド溝110が設けられている。
【0011】この磁気ヘッドにおいては、金属磁性層1
02の膜厚が磁気ギャップgのトラック幅Twとなるも
のであるため、金属磁性層102の膜厚を制御すること
で簡単に狭トラック化が図れること、また構造的に疑似
ギャップが発生しないことの利点があり、さらに図示し
ないが、この金属磁性層を複数の金属磁性薄膜をSiO
2 、Al2 O3 、Si3 N4 等の酸化物や窒化物のよう
な電気絶縁膜と交互に積層した積層膜構造とすること
で、渦電流損失を回避でき高周波帯域での高出力化が望
めること等の様々な利点を有するものである。
02の膜厚が磁気ギャップgのトラック幅Twとなるも
のであるため、金属磁性層102の膜厚を制御すること
で簡単に狭トラック化が図れること、また構造的に疑似
ギャップが発生しないことの利点があり、さらに図示し
ないが、この金属磁性層を複数の金属磁性薄膜をSiO
2 、Al2 O3 、Si3 N4 等の酸化物や窒化物のよう
な電気絶縁膜と交互に積層した積層膜構造とすること
で、渦電流損失を回避でき高周波帯域での高出力化が望
めること等の様々な利点を有するものである。
【0012】この磁気ヘッドの製造は、次のようにして
行う。図16Aに示すように、短冊状の非磁性ガード材
101を用意する。次に、図16Bに示すように、この
非磁性ガード材101の一方の主面に、金属磁性層10
2と接合層103をスパッタ法等の真空薄膜形成方法に
より順次積層形成する。
行う。図16Aに示すように、短冊状の非磁性ガード材
101を用意する。次に、図16Bに示すように、この
非磁性ガード材101の一方の主面に、金属磁性層10
2と接合層103をスパッタ法等の真空薄膜形成方法に
より順次積層形成する。
【0013】続いて、図17に示すように、金属磁性層
102と接合層103が形成された非磁性ガード材10
1を積み重ね加圧加熱処理を行い、平面略長方形形状の
磁気コア基板104を形成する。この磁気コア基板10
4を図中A−A′,B−B′,C−C′の線に沿って切
断して、図18に示すような磁気コア半体ブロック10
5および106を得る。
102と接合層103が形成された非磁性ガード材10
1を積み重ね加圧加熱処理を行い、平面略長方形形状の
磁気コア基板104を形成する。この磁気コア基板10
4を図中A−A′,B−B′,C−C′の線に沿って切
断して、図18に示すような磁気コア半体ブロック10
5および106を得る。
【0014】次に、図19に示すように、磁気コア半体
ブロック105および106に、その長手方向に沿って
伸びる巻線溝107,107′を形成する。
ブロック105および106に、その長手方向に沿って
伸びる巻線溝107,107′を形成する。
【0015】次に、磁気コア半体ブロック105および
106のそれぞれ巻線溝107,107′が形成された
面を平面研磨し、この面にギャップ材108をスパッタ
法などの真空薄膜形成法により形成した後、この面を突
き合わせ面として接合一体化して加圧加熱処理を行い、
図20に示すような磁気コアブロック109を得る。
尚、この加熱処理の際に、図21に示すように巻線溝1
07内に載置したガラス棒113を融着させて、これを
巻線溝107に充填して補強ガラス113とする。
106のそれぞれ巻線溝107,107′が形成された
面を平面研磨し、この面にギャップ材108をスパッタ
法などの真空薄膜形成法により形成した後、この面を突
き合わせ面として接合一体化して加圧加熱処理を行い、
図20に示すような磁気コアブロック109を得る。
尚、この加熱処理の際に、図21に示すように巻線溝1
07内に載置したガラス棒113を融着させて、これを
巻線溝107に充填して補強ガラス113とする。
【0016】その後、図22に示すように、巻線ガイド
溝110と当たり幅規制溝111を形成し、図示しない
が、所定のギャップ深さまでラッピングして、所定の曲
率を有する摺動面112を形成する。
溝110と当たり幅規制溝111を形成し、図示しない
が、所定のギャップ深さまでラッピングして、所定の曲
率を有する摺動面112を形成する。
【0017】そして、図中D−D′,E−E′,F−
F′,G−G′,H−H′線に沿った面で切断して、図
14および図15に示した磁気ヘッドを得る。
F′,G−G′,H−H′線に沿った面で切断して、図
14および図15に示した磁気ヘッドを得る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、VTR等の
磁気記録再生装置に用いられる磁気ヘッドは、回転ドラ
ムに高精度にマウントされる。このマウントする際の位
置決めは、光学顕微鏡を用いて磁気ギャップgの位置を
判別して行っている。具体的には、例えばギャップ材が
SiO2 、ギャップ形成コアが金属であれば、ギャップ
では光が透過し、その周囲のコアでは光が反射するので
ギャップとその周囲とで光の反射率が異なり、これによ
り磁気ギャップの位置を判別する。
磁気記録再生装置に用いられる磁気ヘッドは、回転ドラ
ムに高精度にマウントされる。このマウントする際の位
置決めは、光学顕微鏡を用いて磁気ギャップgの位置を
判別して行っている。具体的には、例えばギャップ材が
SiO2 、ギャップ形成コアが金属であれば、ギャップ
では光が透過し、その周囲のコアでは光が反射するので
ギャップとその周囲とで光の反射率が異なり、これによ
り磁気ギャップの位置を判別する。
【0019】ところが、上述のラミネートタイプの磁気
ヘッドの場合は、狭ギャップ化によって顕微鏡での像が
小さくなり、磁気ギャップgの位置が判別しにくくなっ
て来ている。特にギャップ材108に白金等の貴金属を
用いた磁気ヘッドにおいては、ギャップ材108と非磁
性ガード材101および金属磁性層102との反射率の
差が小さいために、さらにその判別が困難である。
ヘッドの場合は、狭ギャップ化によって顕微鏡での像が
小さくなり、磁気ギャップgの位置が判別しにくくなっ
て来ている。特にギャップ材108に白金等の貴金属を
用いた磁気ヘッドにおいては、ギャップ材108と非磁
性ガード材101および金属磁性層102との反射率の
差が小さいために、さらにその判別が困難である。
【0020】このように磁気ギャップgの位置が判別し
にくいことにより、磁気ヘッドを回転ドラムにマウント
する際の作業性が低下するという問題があった。
にくいことにより、磁気ヘッドを回転ドラムにマウント
する際の作業性が低下するという問題があった。
【0021】上述した問題の解決のために、本発明にお
いては、磁気ヘッドの磁気ギャップの位置を認識しやす
くして、マウントの際の作業性を改善し、生産性を向上
させるものである。
いては、磁気ヘッドの磁気ギャップの位置を認識しやす
くして、マウントの際の作業性を改善し、生産性を向上
させるものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ヘッドは、
それぞれ第1および第2の非磁性基板により金属磁性層
を挟み込んで成る対の磁気コア半体が突き合わされ、金
属磁性層の突き合わせ面間に磁気ギャップが形成された
磁気ヘッドにおいて、磁気記録媒体摺動面側から見て融
着ガラスと非磁性基板の境界線が、磁気ギャップの延長
線上に存する構成とする。
それぞれ第1および第2の非磁性基板により金属磁性層
を挟み込んで成る対の磁気コア半体が突き合わされ、金
属磁性層の突き合わせ面間に磁気ギャップが形成された
磁気ヘッドにおいて、磁気記録媒体摺動面側から見て融
着ガラスと非磁性基板の境界線が、磁気ギャップの延長
線上に存する構成とする。
【0023】上述の本発明の構成によれば、磁気記録媒
体摺動面側から見て融着ガラスと非磁性基板の境界線が
磁気ギャップの延長線上に存することにより、非磁性基
板では反射率が大きく、融着ガラスでは反射率が小さ
く、磁気ギャップの延長線上に存する融着ガラスと非磁
性基板との境界線が容易に判別できるため、磁気ギャッ
プの位置を正確かつ容易に判別することができる。
体摺動面側から見て融着ガラスと非磁性基板の境界線が
磁気ギャップの延長線上に存することにより、非磁性基
板では反射率が大きく、融着ガラスでは反射率が小さ
く、磁気ギャップの延長線上に存する融着ガラスと非磁
性基板との境界線が容易に判別できるため、磁気ギャッ
プの位置を正確かつ容易に判別することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の磁気ヘッドは、それぞれ
第1および第2の非磁性基板により金属磁性層を挟み込
んで成る対の磁気コア半体が突き合わされ、金属磁性層
の突き合わせ面間に磁気ギャップが形成された磁気ヘッ
ドにおいて、磁気記録媒体摺動面側から見て融着ガラス
と非磁性基板の境界線が、磁気ギャップの延長線上に存
する構成とするものである。
第1および第2の非磁性基板により金属磁性層を挟み込
んで成る対の磁気コア半体が突き合わされ、金属磁性層
の突き合わせ面間に磁気ギャップが形成された磁気ヘッ
ドにおいて、磁気記録媒体摺動面側から見て融着ガラス
と非磁性基板の境界線が、磁気ギャップの延長線上に存
する構成とするものである。
【0025】本発明の磁気ヘッドは、上記磁気ヘッドに
おいて、上記対の磁気コア半体のそれぞれに巻線溝が形
成され、上記一方の巻線溝がヘッド当たり幅規制溝より
下方位置に形成されて成る構成とする。
おいて、上記対の磁気コア半体のそれぞれに巻線溝が形
成され、上記一方の巻線溝がヘッド当たり幅規制溝より
下方位置に形成されて成る構成とする。
【0026】本発明の磁気ヘッドは、上記磁気ヘッドに
おいて、上記金属磁性層が電気的絶縁膜を介して積層さ
れた構造を有する構成とする。
おいて、上記金属磁性層が電気的絶縁膜を介して積層さ
れた構造を有する構成とする。
【0027】本発明の磁気ヘッドは、上記磁気ヘッドに
おいて、上記磁気ギャップを構成するギャップ材が貴金
属からなる構成とする。
おいて、上記磁気ギャップを構成するギャップ材が貴金
属からなる構成とする。
【0028】本発明による磁気ヘッドの一例を図1およ
び図2に示す。図1は磁気ヘッドの斜視図であり、図2
は図1の磁気ヘッドの磁気記録媒体との摺動面の正面図
である。
び図2に示す。図1は磁気ヘッドの斜視図であり、図2
は図1の磁気ヘッドの磁気記録媒体との摺動面の正面図
である。
【0029】この磁気ヘッド20は、閉磁路を構成する
一対の磁気コア半体15および16が突き合わされて接
合一体化され、磁気記録媒体との摺動面12に臨む磁気
ギャップgを形成して構成される。
一対の磁気コア半体15および16が突き合わされて接
合一体化され、磁気記録媒体との摺動面12に臨む磁気
ギャップgを形成して構成される。
【0030】磁気コア半体15および16は、例えばチ
タン酸カリウムやチタン酸カルシウム(NiOを添加す
る場合もある)からなる非磁性基板、すなわち非磁性ガ
ード材1と、金属磁性層2とを有し、この金属磁性層2
はその両側を、接合層3を介して、非磁性基板としての
非磁性ガード材1によって挟み込まれてなる。
タン酸カリウムやチタン酸カルシウム(NiOを添加す
る場合もある)からなる非磁性基板、すなわち非磁性ガ
ード材1と、金属磁性層2とを有し、この金属磁性層2
はその両側を、接合層3を介して、非磁性基板としての
非磁性ガード材1によって挟み込まれてなる。
【0031】磁気記録媒体との摺動面12は、両側に摺
動面12に平行にヘッド当たり幅を規制する当たり幅規
制溝11が形成され、これにより、磁気記録媒体との摺
動がなされる幅が規制されている。
動面12に平行にヘッド当たり幅を規制する当たり幅規
制溝11が形成され、これにより、磁気記録媒体との摺
動がなされる幅が規制されている。
【0032】また、磁気コア半体15および16の突き
合わせ端面には、磁気ギャップgのデプスDpを規制す
るとともにコイルを巻装するための巻線溝7,7′が断
面略コ字状をなす溝としてコアの厚み方向に貫通して形
成されている。そして、巻線溝7上部には融着ガラス、
すなわち補強ガラス13が充填されている。
合わせ端面には、磁気ギャップgのデプスDpを規制す
るとともにコイルを巻装するための巻線溝7,7′が断
面略コ字状をなす溝としてコアの厚み方向に貫通して形
成されている。そして、巻線溝7上部には融着ガラス、
すなわち補強ガラス13が充填されている。
【0033】一方、少なくとも一方の磁気コア半体、本
例では両磁気コア半体15,16の外側面に、上述の巻
線溝7,7′に巻装されるコイルの巻装状態を確保する
ための例えば断面略コ字状の巻線ガイド溝10が設けら
れている。
例では両磁気コア半体15,16の外側面に、上述の巻
線溝7,7′に巻装されるコイルの巻装状態を確保する
ための例えば断面略コ字状の巻線ガイド溝10が設けら
れている。
【0034】そして、磁気コア半体15および16の突
き合わせ端面においては、金属磁性層2の端部同士が突
き合わされることにより前述の磁気ギャップgが構成さ
れている。磁気ギャップgのトラック幅は、非磁性ガー
ド材1が非磁性体であることから、金属磁性層2の膜厚
によって設定される。
き合わせ端面においては、金属磁性層2の端部同士が突
き合わされることにより前述の磁気ギャップgが構成さ
れている。磁気ギャップgのトラック幅は、非磁性ガー
ド材1が非磁性体であることから、金属磁性層2の膜厚
によって設定される。
【0035】この金属磁性層2は、例えば次のような材
料により構成する。 (1)Fe−Al−Si,Fe−Ni−Al−Si,F
e−Ga−Si,Fe−Al−Ge等、およびそれらに
8原子%以下のCo,Ti,Cr,Nb,Mo,Ta,
Ru,Au,Pd,N,C,O等を1種または数種添加
した結晶質材料。 (2)Coに主としてZr,Ta,Ti,Hf,Mo,
Nb,Au,Pd,Ru等を1種または数種添加して構
成したアモルファス材料。 (3)Co,Feに主としてNi,Zr,Ta,Ti,
Hf,Mo,Nb,Si,Al,B,Ga,Ge,C
u,Sn,Ru,B等の1種または数種と、N,C,O
の1種または数種を添加して構成した微結晶材料。
料により構成する。 (1)Fe−Al−Si,Fe−Ni−Al−Si,F
e−Ga−Si,Fe−Al−Ge等、およびそれらに
8原子%以下のCo,Ti,Cr,Nb,Mo,Ta,
Ru,Au,Pd,N,C,O等を1種または数種添加
した結晶質材料。 (2)Coに主としてZr,Ta,Ti,Hf,Mo,
Nb,Au,Pd,Ru等を1種または数種添加して構
成したアモルファス材料。 (3)Co,Feに主としてNi,Zr,Ta,Ti,
Hf,Mo,Nb,Si,Al,B,Ga,Ge,C
u,Sn,Ru,B等の1種または数種と、N,C,O
の1種または数種を添加して構成した微結晶材料。
【0036】なお、この金属磁性層2は、高周波帯域で
の渦電流発生を回避させるために、金属磁性層2とSi
O2 ,Al2 O3 ,Si3 N4 等の酸化物や窒化物など
の電気的絶縁膜とを交互に積層させた積層膜とすること
もできる。
の渦電流発生を回避させるために、金属磁性層2とSi
O2 ,Al2 O3 ,Si3 N4 等の酸化物や窒化物など
の電気的絶縁膜とを交互に積層させた積層膜とすること
もできる。
【0037】そして、この磁気ヘッド20では、特に図
2に示すように、磁気記録媒体摺動面側から見て非磁性
ガード材1と補強ガラス13との境界線が磁気ギャップ
gの延長線上に存するように形成されて成る。すなわ
ち、当たり幅規制溝11の底面において、一方の磁気コ
ア半体15の端縁15aが磁気ギャップgの延長線上に
あり、他方の磁気コア半体16の端縁16aは、この延
長線上から離れた位置にあり、これら端縁15a,16
aの間には補強ガラス13が充填されてなる。
2に示すように、磁気記録媒体摺動面側から見て非磁性
ガード材1と補強ガラス13との境界線が磁気ギャップ
gの延長線上に存するように形成されて成る。すなわ
ち、当たり幅規制溝11の底面において、一方の磁気コ
ア半体15の端縁15aが磁気ギャップgの延長線上に
あり、他方の磁気コア半体16の端縁16aは、この延
長線上から離れた位置にあり、これら端縁15a,16
aの間には補強ガラス13が充填されてなる。
【0038】この場合、両巻線溝7,7′のいずれか一
方、本例では磁気コア半体15に形成された巻線溝7
が、当たり幅規制溝11より下方位置に存するように、
従って、巻線溝7の傾斜部7aが当たり幅規制溝11に
臨まないように形成される。
方、本例では磁気コア半体15に形成された巻線溝7
が、当たり幅規制溝11より下方位置に存するように、
従って、巻線溝7の傾斜部7aが当たり幅規制溝11に
臨まないように形成される。
【0039】そして、ギャップ材8が充填された面上に
ある磁気コア半体の端縁15aがエッジEとなり、この
エッジEを境として、磁気コア半体15の非磁性ガード
材1は反射率が高く、一方補強ガラス13は比較的反射
率が低いことから、磁気ヘッドをマウントする際に光学
顕微鏡で観察したときに、エッジEが明瞭に判別され
る。
ある磁気コア半体の端縁15aがエッジEとなり、この
エッジEを境として、磁気コア半体15の非磁性ガード
材1は反射率が高く、一方補強ガラス13は比較的反射
率が低いことから、磁気ヘッドをマウントする際に光学
顕微鏡で観察したときに、エッジEが明瞭に判別され
る。
【0040】従って、エッジEの位置からこれの延長線
上にある磁気ギャップgの位置を判別することができ、
これにより磁気ヘッドを精度よくマウントすることがで
きる。
上にある磁気ギャップgの位置を判別することができ、
これにより磁気ヘッドを精度よくマウントすることがで
きる。
【0041】この構造の磁気ヘッド20は、狭ギャップ
化しても、またギャップ材8に貴金属を用いてギャップ
の位置の判別がしにくい場合でも、磁気ギャップgと同
一面上にある非磁性基板、すなわち非磁性ガード材1と
融着ガラス、すなわち補強ガラス23との境界線による
エッジEが存在することから、このギャップ位置を容易
にかつ正確に判別することができる。
化しても、またギャップ材8に貴金属を用いてギャップ
の位置の判別がしにくい場合でも、磁気ギャップgと同
一面上にある非磁性基板、すなわち非磁性ガード材1と
融着ガラス、すなわち補強ガラス23との境界線による
エッジEが存在することから、このギャップ位置を容易
にかつ正確に判別することができる。
【0042】従って、この実施例の磁気ヘッド20によ
り、対の磁気コア半体のそれぞれに巻線溝を形成した磁
気ヘッドにおいて、その一方の巻線溝をヘッド当たり幅
規制溝より下方位置に形成し、磁気記録媒体摺動面側か
ら見て融着ガラスと非磁性基板の境界線が磁気ギャップ
の延長線上に存するように構成することにより、同様に
磁気ギャップgの位置の認識が容易に行うことができ
る。
り、対の磁気コア半体のそれぞれに巻線溝を形成した磁
気ヘッドにおいて、その一方の巻線溝をヘッド当たり幅
規制溝より下方位置に形成し、磁気記録媒体摺動面側か
ら見て融着ガラスと非磁性基板の境界線が磁気ギャップ
の延長線上に存するように構成することにより、同様に
磁気ギャップgの位置の認識が容易に行うことができ
る。
【0043】また、本例の磁気ヘッド20は、金属磁性
層が電気的絶縁層を介して積層されたラミネートタイプ
の磁気ヘッドにも適用することができる。
層が電気的絶縁層を介して積層されたラミネートタイプ
の磁気ヘッドにも適用することができる。
【0044】上述の磁気ヘッド20は、例えば次のよう
な方法により製造する。図3に示すような両主面が鏡面
加工された、短冊状の非磁性ガード材1を用意する。
な方法により製造する。図3に示すような両主面が鏡面
加工された、短冊状の非磁性ガード材1を用意する。
【0045】次に、図4に示すように、この短冊状の非
磁性ガード材1の一方の主面上にスパッタ法などの真空
薄膜形成法により、金属磁性層2と接合層3とを順次積
層形成する。
磁性ガード材1の一方の主面上にスパッタ法などの真空
薄膜形成法により、金属磁性層2と接合層3とを順次積
層形成する。
【0046】その後、図5に示すように、一方の主面に
金属磁性層2と接合層3とが形成された短冊状の非磁性
ガード材1を複数枚重ね合わせて、これら非磁性ガード
材1を加圧固定し熱処理を施すことにより、接合一体化
して磁気コア基板4を形成する。
金属磁性層2と接合層3とが形成された短冊状の非磁性
ガード材1を複数枚重ね合わせて、これら非磁性ガード
材1を加圧固定し熱処理を施すことにより、接合一体化
して磁気コア基板4を形成する。
【0047】この磁気コア基板4を、図5中のA−
A′,B−B′,C−C′で示す面に沿って切断し、図
6に示すように、互いに略対称な一対の磁気コア半体ブ
ロック5および6を形成する。
A′,B−B′,C−C′で示す面に沿って切断し、図
6に示すように、互いに略対称な一対の磁気コア半体ブ
ロック5および6を形成する。
【0048】この磁気コア半体ブロック5および6に対
し、図7に示すように、その長手方向に沿って伸びる巻
線溝7,7′を略コ字状の断面形状となるように形成す
る。このとき、一方の磁気コア半体ブロック5の巻線溝
7の傾斜部7aを、他方の磁気コア半体ブロック6の巻
線溝7′の傾斜部7a′より、その先端を後退するよう
に形成する。
し、図7に示すように、その長手方向に沿って伸びる巻
線溝7,7′を略コ字状の断面形状となるように形成す
る。このとき、一方の磁気コア半体ブロック5の巻線溝
7の傾斜部7aを、他方の磁気コア半体ブロック6の巻
線溝7′の傾斜部7a′より、その先端を後退するよう
に形成する。
【0049】すなわち、より正確には、図11に示すよ
うに、それぞれ摺動面12上の磁気ギャップgが形成さ
れた位置Pから一方の磁気コア半体ブロック5の巻線溝
7の傾斜部7aの先端までの距離をL1 、摺動面12上
の位置Pから当たり幅規制溝11の底面11aまでの距
離をL2 、摺動面12上の位置Pからもう一方の磁気コ
ア半体ブロック6の巻線溝7′の傾斜部7a′の先端ま
での距離をL3 とするときに、L1 <L2 <L3 となる
ようにする。
うに、それぞれ摺動面12上の磁気ギャップgが形成さ
れた位置Pから一方の磁気コア半体ブロック5の巻線溝
7の傾斜部7aの先端までの距離をL1 、摺動面12上
の位置Pから当たり幅規制溝11の底面11aまでの距
離をL2 、摺動面12上の位置Pからもう一方の磁気コ
ア半体ブロック6の巻線溝7′の傾斜部7a′の先端ま
での距離をL3 とするときに、L1 <L2 <L3 となる
ようにする。
【0050】この後、金属磁性層2の巻線溝7,7′が
形成された側の面を鏡面加工する。この鏡面加工をした
研磨面に、ギャップ材兼接合層として融着ガラス膜、あ
るいは金,白金,パラジウム等の貴金属膜をスパッタ法
等の真空薄膜形成法により被着形成する。
形成された側の面を鏡面加工する。この鏡面加工をした
研磨面に、ギャップ材兼接合層として融着ガラス膜、あ
るいは金,白金,パラジウム等の貴金属膜をスパッタ法
等の真空薄膜形成法により被着形成する。
【0051】そして、図8に示すように、磁気コア半体
ブロック5および6を、それぞれの金属磁性層2同士が
相対向するように突き合わせ、ガラス融着法あるいは低
温金属接合法により接合一体化させる。
ブロック5および6を、それぞれの金属磁性層2同士が
相対向するように突き合わせ、ガラス融着法あるいは低
温金属接合法により接合一体化させる。
【0052】尚、このときの熱処理工程において、図9
に示すように、巻線溝7,7′内にガラス棒13を挿入
配置し、このガラス棒を溶融させて、巻線溝7,7′内
の上部に充填させ補強ガラス13とする。この結果、各
磁気コア半体ブロック5および6にそれぞれ形成された
金属磁性層2の突き合わせ端面間に、記録再生ギャップ
として動作する磁気ギャップgが形成された磁気コアブ
ロック9が形成される。
に示すように、巻線溝7,7′内にガラス棒13を挿入
配置し、このガラス棒を溶融させて、巻線溝7,7′内
の上部に充填させ補強ガラス13とする。この結果、各
磁気コア半体ブロック5および6にそれぞれ形成された
金属磁性層2の突き合わせ端面間に、記録再生ギャップ
として動作する磁気ギャップgが形成された磁気コアブ
ロック9が形成される。
【0053】そして、図10に示すように、磁気記録媒
体への当たり幅規制溝11を形成する。さらに、磁気コ
アブロック9の外側面の巻線を回装する部分に巻線ガイ
ド溝10を形成する。さらに図示しないが、磁気コアブ
ロック9の外面にそれぞれ所要曲率をもった磁気記録媒
体との摺動面12を円筒研磨等により形成する。
体への当たり幅規制溝11を形成する。さらに、磁気コ
アブロック9の外側面の巻線を回装する部分に巻線ガイ
ド溝10を形成する。さらに図示しないが、磁気コアブ
ロック9の外面にそれぞれ所要曲率をもった磁気記録媒
体との摺動面12を円筒研磨等により形成する。
【0054】その後、図10中に点線で示すD−D′,
E−E′,F−F′,G−G′,H−H′の各線に沿う
面において磁気コアブロック9を切断して、図1および
図2に示すような非磁性ガード材1で金属磁性層2を挟
み込んだ磁気コア半体15および16が突き合わされ、
突き合わせ端面間に磁気ギャップgが形成された構造の
磁気ヘッドが形成される。
E−E′,F−F′,G−G′,H−H′の各線に沿う
面において磁気コアブロック9を切断して、図1および
図2に示すような非磁性ガード材1で金属磁性層2を挟
み込んだ磁気コア半体15および16が突き合わされ、
突き合わせ端面間に磁気ギャップgが形成された構造の
磁気ヘッドが形成される。
【0055】続いて、本発明による磁気ヘッドの他の一
例について説明する。この実施例の磁気ヘッド30は、
図12に斜視図を示すように、磁気コア半体15および
16において、金属磁性層2の両外側を非磁性ガード材
1の代わりにフェライト等の磁性材料層14を配して構
成したものである。その他の構成は図1に示した磁気ヘ
ッド20と同じであるので、同一の符号を付して重複説
明を省略する。
例について説明する。この実施例の磁気ヘッド30は、
図12に斜視図を示すように、磁気コア半体15および
16において、金属磁性層2の両外側を非磁性ガード材
1の代わりにフェライト等の磁性材料層14を配して構
成したものである。その他の構成は図1に示した磁気ヘ
ッド20と同じであるので、同一の符号を付して重複説
明を省略する。
【0056】この例においても、当たり幅規制溝11の
底面において、磁気ギャップgの延長線上に磁性材料層
14と補強ガラス13との境界線が存在し、その相対向
する磁性材料層14と補強ガラス13との2層において
互いに反射率が異なるので、この境界面すなわち一方の
磁気コア半体15の端縁がエッジEとして識別できる。
底面において、磁気ギャップgの延長線上に磁性材料層
14と補強ガラス13との境界線が存在し、その相対向
する磁性材料層14と補強ガラス13との2層において
互いに反射率が異なるので、この境界面すなわち一方の
磁気コア半体15の端縁がエッジEとして識別できる。
【0057】すなわち、この場合にも、光学顕微鏡で観
察すると補強ガラス13では光が透過し、磁気コア半体
15を構成する磁性材料層14および金属磁性層2では
光が反射するので、上述の境界のエッジEを明瞭に識別
することができ、これにより前述の例と同様に磁気ギャ
ップgの位置を確実に判別して、磁気ヘッドを精度良く
マウントすることができる。
察すると補強ガラス13では光が透過し、磁気コア半体
15を構成する磁性材料層14および金属磁性層2では
光が反射するので、上述の境界のエッジEを明瞭に識別
することができ、これにより前述の例と同様に磁気ギャ
ップgの位置を確実に判別して、磁気ヘッドを精度良く
マウントすることができる。
【0058】また、図13は本発明の磁気ヘッドのさら
に他の実施例である。この磁気ヘッド40は、磁気コア
半体15および16を磁性材料層14と非磁性ガード材
1との組み合わせにより形成した構成である。この磁気
ヘッド40においても、上述の例と同様にしてエッジE
を識別して、同様の効果を得ることができる。
に他の実施例である。この磁気ヘッド40は、磁気コア
半体15および16を磁性材料層14と非磁性ガード材
1との組み合わせにより形成した構成である。この磁気
ヘッド40においても、上述の例と同様にしてエッジE
を識別して、同様の効果を得ることができる。
【0059】尚、図示しないが、巻線溝7(7′)が、
当たり幅規制溝11の底面に巻線溝7が形成されている
一方の磁気コア半体16にのみ形成された、いわゆる片
窓の巻線溝7を有する磁気ヘッドに対しても本発明を同
様に適用することができる。この場合にも、巻線溝が形
成されていない方の磁気コア半体15の端縁が上述のエ
ッジEとなり、このエッジEが磁気ギャップの形成面上
にあることから磁気ギャップの位置を容易に判別するこ
とができる。
当たり幅規制溝11の底面に巻線溝7が形成されている
一方の磁気コア半体16にのみ形成された、いわゆる片
窓の巻線溝7を有する磁気ヘッドに対しても本発明を同
様に適用することができる。この場合にも、巻線溝が形
成されていない方の磁気コア半体15の端縁が上述のエ
ッジEとなり、このエッジEが磁気ギャップの形成面上
にあることから磁気ギャップの位置を容易に判別するこ
とができる。
【0060】本発明の磁気ヘッドは、上述の例に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でそ
の他様々な構成が取り得る。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でそ
の他様々な構成が取り得る。
【0061】
【発明の効果】上述の本発明による磁気ヘッドによれ
ば、磁気記録媒体摺動面から見て融着ガラスと非磁性基
板の境界線が磁気ギャップの延長線上に存するように形
成することにより、融着ガラスと非磁性基板の反射率が
異なることから、この境界線をエッジとして認識して、
これにより磁気ヘッドの磁気ギャップの位置の認識が容
易になる。
ば、磁気記録媒体摺動面から見て融着ガラスと非磁性基
板の境界線が磁気ギャップの延長線上に存するように形
成することにより、融着ガラスと非磁性基板の反射率が
異なることから、この境界線をエッジとして認識して、
これにより磁気ヘッドの磁気ギャップの位置の認識が容
易になる。
【0062】また、対の磁気コア半体のそれぞれに巻線
溝を形成した磁気ヘッドにおいても、その一方の巻線溝
をヘッド当たり幅規制溝より下方位置に形成し、磁気記
録媒体摺動面側から見て融着ガラスと非磁性基板の境界
線が磁気ギャップの延長線上に存するように構成するこ
とにより、同様に磁気ギャップの位置の認識が容易にな
る。
溝を形成した磁気ヘッドにおいても、その一方の巻線溝
をヘッド当たり幅規制溝より下方位置に形成し、磁気記
録媒体摺動面側から見て融着ガラスと非磁性基板の境界
線が磁気ギャップの延長線上に存するように構成するこ
とにより、同様に磁気ギャップの位置の認識が容易にな
る。
【0063】また、本発明は、金属磁性層が電気的絶縁
層を介して積層されたラミネートタイプの磁気ヘッドに
適用して好適である。
層を介して積層されたラミネートタイプの磁気ヘッドに
適用して好適である。
【0064】さらに、本発明は、磁気ギャップを構成す
るギャップ材として貴金属を用いた場合の磁気ヘッドに
適用して好適である。
るギャップ材として貴金属を用いた場合の磁気ヘッドに
適用して好適である。
【0065】従って本発明により、磁気ヘッドの磁気ギ
ャップの位置の認識が容易になり、磁気ヘッドの製造の
際に回転ドラムに高精度にマウントすることができる。
これにより作業性が改善され、生産性の向上が図られ
る。
ャップの位置の認識が容易になり、磁気ヘッドの製造の
際に回転ドラムに高精度にマウントすることができる。
これにより作業性が改善され、生産性の向上が図られ
る。
【図1】本発明の磁気ヘッドの一例の斜視図である。
【図2】図1の磁気ヘッドの磁気記録媒体との摺動面の
正面図である。
正面図である。
【図3】本発明の磁気ヘッドの一例の一製造工程を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図4】本発明の磁気ヘッドの一例の一製造工程を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】本発明の磁気ヘッドの一例の一製造工程を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図6】本発明の磁気ヘッドの一例の一製造工程を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図7】本発明の磁気ヘッドの一例の一製造工程を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図8】本発明の磁気ヘッドの一例の一製造工程を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図9】本発明の磁気ヘッドの一例の一製造工程を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図10】本発明の磁気ヘッドの一例の一製造工程を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図11】本発明の磁気ヘッドの磁気ギャップ付近の拡
大側面図である。
大側面図である。
【図12】本発明の磁気ヘッドの他の例の斜視図であ
る。
る。
【図13】本発明の磁気ヘッドのさらに他の例の斜視図
である。
である。
【図14】従来の磁気ヘッドの例の斜視図である。
【図15】従来の磁気ヘッドの例の磁気ヘッドの磁気記
録媒体との摺動面の拡大正面図である。
録媒体との摺動面の拡大正面図である。
【図16】A、B 従来の磁気ヘッドの例の一製造工程
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図17】従来の磁気ヘッドの例の一製造工程を示す斜
視図である。
視図である。
【図18】従来の磁気ヘッドの例の一製造工程を示す斜
視図である。
視図である。
【図19】従来の磁気ヘッドの例の一製造工程を示す斜
視図である。
視図である。
【図20】従来の磁気ヘッドの例の一製造工程を示す斜
視図である。
視図である。
【図21】従来の磁気ヘッドの例の一製造工程を示す斜
視図である。
視図である。
【図22】従来の磁気ヘッドの例の一製造工程を示す斜
視図である。
視図である。
1、101 非磁性ガード材 2、102 金属磁性層 3、103 接合層 4、104 磁気コア基板 5、6、105、106 磁気コア半体ブロック 7、7′、107、107′ 巻線溝 8、108 ギャップ材 9、109 磁気コアブロック 10、110 巻線ガイド溝 11、111 当たり幅規制溝 12、112 摺動面 13、113 補強ガラス(ガラス棒) 14 磁性材料層 15、16、115、116 磁気コア半体 20、30、40 磁気ヘッド g 磁気ギャップ E エッジ
Claims (4)
- 【請求項1】 それぞれ第1および第2の非磁性基板に
より金属磁性層を挟み込んで成る対の磁気コア半体が突
き合わされ、上記金属磁性層の突き合わせ面間に磁気ギ
ャップが形成された磁気ヘッドにおいて、 磁気記録媒体摺動面側から見て融着ガラスと上記非磁性
基板の境界線が上記磁気ギャップの延長線上に存するこ
とを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項2】 上記対の磁気コア半体のそれぞれに巻線
溝が形成され、上記一方の巻線溝がヘッド当たり幅規制
溝より下方位置に形成されて成ることを特徴とする請求
項1に記載の磁気ヘッド。 - 【請求項3】 上記金属磁性層が電気的絶縁膜を介して
積層された構造を有することを特徴とする請求項1に記
載の磁気ヘッド。 - 【請求項4】 上記磁気ギャップを構成するギャップ材
が貴金属からなることを特徴とする請求項1に記載の磁
気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33364695A JPH09180117A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33364695A JPH09180117A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09180117A true JPH09180117A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18268389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33364695A Pending JPH09180117A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09180117A (ja) |
-
1995
- 1995-12-21 JP JP33364695A patent/JPH09180117A/ja active Pending
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