JPH09180136A - 磁気抵抗効果型磁気ヘッド - Google Patents
磁気抵抗効果型磁気ヘッドInfo
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- JPH09180136A JPH09180136A JP34221595A JP34221595A JPH09180136A JP H09180136 A JPH09180136 A JP H09180136A JP 34221595 A JP34221595 A JP 34221595A JP 34221595 A JP34221595 A JP 34221595A JP H09180136 A JPH09180136 A JP H09180136A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】縦方向バイアスと横方向バイアスが同時に付加
される磁気抵抗型磁気ヘッドにおいて、高感度で、バル
クハウゼンノイズの発生が抑制され、かつ磁束に対する
応答が線形化された磁気抵抗効果型磁気ヘッドを提供す
る。 【解決手段】高保持力材60による縦方向バイアスを有
する磁気抵抗効果ヘッドにおいて、高保磁力材60の条
片の各々の磁化の水平方向成分とその厚さの積a、磁気
抵抗効果層50の磁化の水平方向成分とその厚さの積
b、磁気バイアス・フィルム層の磁化の水平方向成分と
その厚さの積cの関係が、 0.4≦(c/b)/(a/b)≦0.64 を満足する。
される磁気抵抗型磁気ヘッドにおいて、高感度で、バル
クハウゼンノイズの発生が抑制され、かつ磁束に対する
応答が線形化された磁気抵抗効果型磁気ヘッドを提供す
る。 【解決手段】高保持力材60による縦方向バイアスを有
する磁気抵抗効果ヘッドにおいて、高保磁力材60の条
片の各々の磁化の水平方向成分とその厚さの積a、磁気
抵抗効果層50の磁化の水平方向成分とその厚さの積
b、磁気バイアス・フィルム層の磁化の水平方向成分と
その厚さの積cの関係が、 0.4≦(c/b)/(a/b)≦0.64 を満足する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気抵抗効果を用
いて磁気的信号を電気的信号に変換する磁気抵抗効果型
磁気ヘッドに関する。
いて磁気的信号を電気的信号に変換する磁気抵抗効果型
磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気抵抗効果型磁気ヘッドを利用して磁
気的に記録されたデータを感知することは公知である。
気的に記録されたデータを感知することは公知である。
【0003】磁気抵抗効果を利用して情報を再生する場
合、微小な磁気抵抗効果膜パターンを用いると再生信号
が歪む問題点があり、この信号が不規則に歪む現象を、
バルクハウゼンノイズと呼んでいる。このバルクハウゼ
ンノイズを除去し、線形動作範囲内で磁気抵抗効果型磁
気ヘッドを動作させるには、縦方向及び横方向のバイア
スを与えなければならないことも公知である。
合、微小な磁気抵抗効果膜パターンを用いると再生信号
が歪む問題点があり、この信号が不規則に歪む現象を、
バルクハウゼンノイズと呼んでいる。このバルクハウゼ
ンノイズを除去し、線形動作範囲内で磁気抵抗効果型磁
気ヘッドを動作させるには、縦方向及び横方向のバイア
スを与えなければならないことも公知である。
【0004】横方向バイアス磁界は、磁束に対する応答
が線形になるように用いられる。この横方向バイアス磁
界は、磁気媒体の面に垂直で、当技術分野でMR素子高
さ方向と呼ばれる方向に印加される。
が線形になるように用いられる。この横方向バイアス磁
界は、磁気媒体の面に垂直で、当技術分野でMR素子高
さ方向と呼ばれる方向に印加される。
【0005】縦方向バイアス磁界は、バルクハウゼンノ
イズを抑えるために用いられる。この縦方向バイアス磁
界は、磁気媒体の面に平行で、当技術分野でMR素子長
手方向と呼ばれる方向に印加される。
イズを抑えるために用いられる。この縦方向バイアス磁
界は、磁気媒体の面に平行で、当技術分野でMR素子長
手方向と呼ばれる方向に印加される。
【0006】磁気抵抗効果を用い、磁気的信号を電気的
信号に変換させるための技術は従来多数開発されてい
る。
信号に変換させるための技術は従来多数開発されてい
る。
【0007】特開平3− 125311号公報には、硬磁性材料
を磁気抵抗導電膜の両端に配置して、縦方向バイアスを
発生させ、さらに軟磁性薄膜等によって横方向バイアス
を発生させる構造を持つ磁気抵抗読取り変換器の記載が
有る。
を磁気抵抗導電膜の両端に配置して、縦方向バイアスを
発生させ、さらに軟磁性薄膜等によって横方向バイアス
を発生させる構造を持つ磁気抵抗読取り変換器の記載が
有る。
【0008】しかしながら、縦方向バイアスと横方向バ
イアスが両方付加された場合に、磁束に対する応答を線
形にするために必要な、最適縦方向バイアスと横方向バ
イアスの関係については具体的な記載が無い。
イアスが両方付加された場合に、磁束に対する応答を線
形にするために必要な、最適縦方向バイアスと横方向バ
イアスの関係については具体的な記載が無い。
【0009】また、特開平6− 274835号公報には、磁気
抵抗効果膜と磁気分離膜とバイアス膜が積層された3層
構造磁気抵抗効果素子において、高出力を得るためのバ
イアス膜の膜厚と、磁気抵抗効果膜の膜厚の関係を規定
している。
抵抗効果膜と磁気分離膜とバイアス膜が積層された3層
構造磁気抵抗効果素子において、高出力を得るためのバ
イアス膜の膜厚と、磁気抵抗効果膜の膜厚の関係を規定
している。
【0010】しかし、バルクハウゼンノイズを抑制する
ために必要な縦方向バイアスについては、なんら考慮さ
れておらず、高出力な磁気抵抗効果素子を得ることは、
困難である。
ために必要な縦方向バイアスについては、なんら考慮さ
れておらず、高出力な磁気抵抗効果素子を得ることは、
困難である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】公知の従来技術のどの
引用も、バルクハウゼンノイズを抑制しつつ、磁束に対
する応答を線形にするために必要とされる、縦方向バイ
アスと横方向バイアスの関係を開示していない。
引用も、バルクハウゼンノイズを抑制しつつ、磁束に対
する応答を線形にするために必要とされる、縦方向バイ
アスと横方向バイアスの関係を開示していない。
【0012】したがって、本発明の目的は、縦方向バイ
アスと横方向バイアスが同時に付加される磁気抵抗型磁
気ヘッドにおいて、縦方向バイアスと横方向バイアスの
関係を規定し、高感度で、バルクハウゼンノイズを抑制
し、磁束に対する応答を線形化した磁気抵抗効果型磁気
ヘッドを提供することにある。
アスと横方向バイアスが同時に付加される磁気抵抗型磁
気ヘッドにおいて、縦方向バイアスと横方向バイアスの
関係を規定し、高感度で、バルクハウゼンノイズを抑制
し、磁束に対する応答を線形化した磁気抵抗効果型磁気
ヘッドを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気抵抗効果型
磁気ヘッドは、磁気抵抗効果を用いて磁気的信号を電気
的信号に変換する磁気抵抗効果層と、該磁気抵抗効果層
を横切るバイアス磁界を発生するため該磁気抵抗効果層
と同延に並置された磁気バイアス・フィルム層と、該磁
気抵抗効果層及び磁気バイアス・フィルム層の間に設け
られた非磁性金属材料のスペーサ層と、該磁気抵抗効果
層及び磁気バイアス・フィルム層の両端のトラック幅方
向両端と隣接接触した高保磁力磁性材の条片と、該磁気
抵抗効果に信号検出電流を流すための一対の電極とから
なる磁気抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、該高保磁力材
の条片の各々の磁化の水平方向成分とその厚さの積a、
該磁気抵抗効果層が該高保磁力材の条片によってバイア
スされる前における該磁気抵抗効果層の磁化の水平方向
成分とその厚さの積b、該磁気バイアス・フィルム層が
該高保磁力材の条片によってバイアスされる前における
該磁気バイアス・フィルム層の磁化の水平方向成分とそ
の厚さの積c、とした際、以下に示す関係、 0.4≦(c/b)/(a/b)≦0.64 である。
磁気ヘッドは、磁気抵抗効果を用いて磁気的信号を電気
的信号に変換する磁気抵抗効果層と、該磁気抵抗効果層
を横切るバイアス磁界を発生するため該磁気抵抗効果層
と同延に並置された磁気バイアス・フィルム層と、該磁
気抵抗効果層及び磁気バイアス・フィルム層の間に設け
られた非磁性金属材料のスペーサ層と、該磁気抵抗効果
層及び磁気バイアス・フィルム層の両端のトラック幅方
向両端と隣接接触した高保磁力磁性材の条片と、該磁気
抵抗効果に信号検出電流を流すための一対の電極とから
なる磁気抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、該高保磁力材
の条片の各々の磁化の水平方向成分とその厚さの積a、
該磁気抵抗効果層が該高保磁力材の条片によってバイア
スされる前における該磁気抵抗効果層の磁化の水平方向
成分とその厚さの積b、該磁気バイアス・フィルム層が
該高保磁力材の条片によってバイアスされる前における
該磁気バイアス・フィルム層の磁化の水平方向成分とそ
の厚さの積c、とした際、以下に示す関係、 0.4≦(c/b)/(a/b)≦0.64 である。
【0014】さらに、本発明の磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ドは、磁気抵抗効果を用いて磁気的信号を電気的信号に
変換する磁気抵抗効果層と、該磁気抵抗効果層を横切る
バイアス磁界を発生するため該磁気抵抗効果層と同延に
並置された磁気バイアス・フィルム層と、該磁気抵抗効
果層及び磁気バイアス・フィルム層の間に設けられた非
磁性金属材料のスペーサ層と、該磁気抵抗効果層及び磁
気バイアス・フィルム層の両端のトラック幅方向両端と
隣接接触した高保磁力磁性材の条片と、該磁気抵抗効果
に信号検出電流を流すための一対の電極とからなる磁気
抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、該高保磁力材の条片の
各々の磁化の水平方向成分とその厚さの積a、該磁気抵
抗効果層が該高保磁力材の条片によってバイアスされる
前における該磁気抵抗効果層の磁化の水平方向成分とそ
の厚さの積b、該磁気バイアス・フィルム層が該高保磁
力材の条片によってバイアスされる前における該磁気バ
イアス・フィルム層の磁化の水平方向成分とその厚さの
積c、とした際、以下に示す関係、 0.4≦(c/b)/(a/b)≦0.64 であり、かつa≧bである。
ドは、磁気抵抗効果を用いて磁気的信号を電気的信号に
変換する磁気抵抗効果層と、該磁気抵抗効果層を横切る
バイアス磁界を発生するため該磁気抵抗効果層と同延に
並置された磁気バイアス・フィルム層と、該磁気抵抗効
果層及び磁気バイアス・フィルム層の間に設けられた非
磁性金属材料のスペーサ層と、該磁気抵抗効果層及び磁
気バイアス・フィルム層の両端のトラック幅方向両端と
隣接接触した高保磁力磁性材の条片と、該磁気抵抗効果
に信号検出電流を流すための一対の電極とからなる磁気
抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、該高保磁力材の条片の
各々の磁化の水平方向成分とその厚さの積a、該磁気抵
抗効果層が該高保磁力材の条片によってバイアスされる
前における該磁気抵抗効果層の磁化の水平方向成分とそ
の厚さの積b、該磁気バイアス・フィルム層が該高保磁
力材の条片によってバイアスされる前における該磁気バ
イアス・フィルム層の磁化の水平方向成分とその厚さの
積c、とした際、以下に示す関係、 0.4≦(c/b)/(a/b)≦0.64 であり、かつa≧bである。
【0015】さらに、本発明の磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ドは、磁気抵抗効果を用いて磁気的信号を電気的信号に
変換する磁気抵抗効果層と、該磁気抵抗効果層を横切る
バイアス磁界を発生するため該磁気抵抗効果層と同延に
並置された磁気バイアス・フィルム層と、該磁気抵抗効
果層及び磁気バイアス・フィルム層の間に設けられた非
磁性金属材料のスペーサ層と、該磁気抵抗効果層及び磁
気バイアス・フィルム層の両端のトラック幅方向両端と
隣接接触した高保磁力磁性材の条片と、該磁気抵抗効果
に信号検出電流を流すための一対の電極とからなる磁気
抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、該高保磁力材の条片の
各々の磁化の水平方向成分とその厚さの積a、該磁気抵
抗効果層が該高保磁力材の条片によってバイアスされる
前における該磁気抵抗効果層の磁化の水平方向成分とそ
の厚さの積b、該磁気バイアス・フィルム層が該高保磁
力材の条片によってバイアスされる前における該磁気バ
イアス・フィルム層の磁化の水平方向成分とその厚さの
積c、とした際、以下に示す関係、0.4≦(c/b)
/(a/b)≦0.64であり、かつa≧bであり、か
つ該磁気抵抗効果層の厚さdが、以下に示す関係、10
nm≦d≦20nmである。
ドは、磁気抵抗効果を用いて磁気的信号を電気的信号に
変換する磁気抵抗効果層と、該磁気抵抗効果層を横切る
バイアス磁界を発生するため該磁気抵抗効果層と同延に
並置された磁気バイアス・フィルム層と、該磁気抵抗効
果層及び磁気バイアス・フィルム層の間に設けられた非
磁性金属材料のスペーサ層と、該磁気抵抗効果層及び磁
気バイアス・フィルム層の両端のトラック幅方向両端と
隣接接触した高保磁力磁性材の条片と、該磁気抵抗効果
に信号検出電流を流すための一対の電極とからなる磁気
抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、該高保磁力材の条片の
各々の磁化の水平方向成分とその厚さの積a、該磁気抵
抗効果層が該高保磁力材の条片によってバイアスされる
前における該磁気抵抗効果層の磁化の水平方向成分とそ
の厚さの積b、該磁気バイアス・フィルム層が該高保磁
力材の条片によってバイアスされる前における該磁気バ
イアス・フィルム層の磁化の水平方向成分とその厚さの
積c、とした際、以下に示す関係、0.4≦(c/b)
/(a/b)≦0.64であり、かつa≧bであり、か
つ該磁気抵抗効果層の厚さdが、以下に示す関係、10
nm≦d≦20nmである。
【0016】さらに、本発明の磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ドは、磁気抵抗効果を用いて磁気的信号を電気的信号に
変換する磁気抵抗効果層と、該磁気抵抗効果層を横切る
バイアス磁界を発生するため該磁気抵抗効果層と同延に
並置された磁気バイアス・フィルム層と、該磁気バイア
ス・フィルム層に隣接接触して該磁気バイアス・フィル
ム層の磁区制御を行うための磁区制御層と、該磁気抵抗
効果層及び磁気バイアス・フィルム層の間に設けられた
非磁性金属材料のスペーサ層と、該磁気抵抗効果層及び
磁気バイアス・フィルム層の両端のトラック幅方向両端
と隣接接触した高保磁力磁性材の条片と、該磁気抵抗効
果に信号検出電流を流すための一対の電極とからなる磁
気抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、該高保磁力材の条片
の各々の磁化の水平方向成分とその厚さの積a、該磁気
抵抗効果層がバイアスされる前における該磁気抵抗効果
層の磁化の水平方向成分とその厚さの積b、該磁気バイ
アス・フィルム層がバイアスされる前における該磁気バ
イアス・フィルム層の磁化の水平方向成分とその厚さの
積c、とした際、以下に示す関係、 0.4≦(c/b)/(a/b)≦0.64 である。
ドは、磁気抵抗効果を用いて磁気的信号を電気的信号に
変換する磁気抵抗効果層と、該磁気抵抗効果層を横切る
バイアス磁界を発生するため該磁気抵抗効果層と同延に
並置された磁気バイアス・フィルム層と、該磁気バイア
ス・フィルム層に隣接接触して該磁気バイアス・フィル
ム層の磁区制御を行うための磁区制御層と、該磁気抵抗
効果層及び磁気バイアス・フィルム層の間に設けられた
非磁性金属材料のスペーサ層と、該磁気抵抗効果層及び
磁気バイアス・フィルム層の両端のトラック幅方向両端
と隣接接触した高保磁力磁性材の条片と、該磁気抵抗効
果に信号検出電流を流すための一対の電極とからなる磁
気抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、該高保磁力材の条片
の各々の磁化の水平方向成分とその厚さの積a、該磁気
抵抗効果層がバイアスされる前における該磁気抵抗効果
層の磁化の水平方向成分とその厚さの積b、該磁気バイ
アス・フィルム層がバイアスされる前における該磁気バ
イアス・フィルム層の磁化の水平方向成分とその厚さの
積c、とした際、以下に示す関係、 0.4≦(c/b)/(a/b)≦0.64 である。
【0017】さらに、本発明の磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ドは、磁気抵抗効果を用いて磁気的信号を電気的信号に
変換する磁気抵抗効果層と、該磁気抵抗効果層を横切る
バイアス磁界を発生するため該磁気抵抗効果層と同延に
並置された磁気バイアス・フィルム層と、該磁気バイア
ス・フィルム層に隣接接触して該磁気バイアス・フィル
ム層の磁区制御を行うための磁区制御層と、該磁気抵抗
効果層及び磁気バイアス・フィルム層の間に設けられた
非磁性金属材料のスペーサ層と、該磁気抵抗効果層及び
磁気バイアス・フィルム層の両端のトラック幅方向両端
と隣接接触した高保磁力磁性材の条片と、該磁気抵抗効
果に信号検出電流を流すための一対の電極とからなる磁
気抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、該高保磁力材の条片
の各々の磁化の水平方向成分とその厚さの積a、該磁気
抵抗効果層がバイアスされる前における該磁気抵抗効果
層の磁化の水平方向成分とその厚さの積b、該磁気バイ
アス・フィルム層がバイアスされる前における該磁気バ
イアス・フィルム層の磁化の水平方向成分とその厚さの
積c、とした際、以下に示す関係、 0.4≦(c/b)/(a/b)≦0.64 であり、かつa≧bである。
ドは、磁気抵抗効果を用いて磁気的信号を電気的信号に
変換する磁気抵抗効果層と、該磁気抵抗効果層を横切る
バイアス磁界を発生するため該磁気抵抗効果層と同延に
並置された磁気バイアス・フィルム層と、該磁気バイア
ス・フィルム層に隣接接触して該磁気バイアス・フィル
ム層の磁区制御を行うための磁区制御層と、該磁気抵抗
効果層及び磁気バイアス・フィルム層の間に設けられた
非磁性金属材料のスペーサ層と、該磁気抵抗効果層及び
磁気バイアス・フィルム層の両端のトラック幅方向両端
と隣接接触した高保磁力磁性材の条片と、該磁気抵抗効
果に信号検出電流を流すための一対の電極とからなる磁
気抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、該高保磁力材の条片
の各々の磁化の水平方向成分とその厚さの積a、該磁気
抵抗効果層がバイアスされる前における該磁気抵抗効果
層の磁化の水平方向成分とその厚さの積b、該磁気バイ
アス・フィルム層がバイアスされる前における該磁気バ
イアス・フィルム層の磁化の水平方向成分とその厚さの
積c、とした際、以下に示す関係、 0.4≦(c/b)/(a/b)≦0.64 であり、かつa≧bである。
【0018】さらに、本発明の磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ドは、磁気抵抗効果を用いて磁気的信号を電気的信号に
変換する磁気抵抗効果層と、該磁気抵抗効果層を横切る
バイアス磁界を発生するため該磁気抵抗効果層と同延に
並置された磁気バイアス・フィルム層と、該磁気バイア
ス・フィルム層に隣接接触して該磁気バイアス・フィル
ム層の磁区制御を行うための磁区制御層と、該磁気抵抗
効果層及び磁気バイアス・フィルム層の間に設けられた
非磁性金属材料のスペーサ層と、該磁気抵抗効果層及び
磁気バイアス・フィルム層の両端のトラック幅方向両端
と隣接接触した高保磁力磁性材の条片と、該磁気抵抗効
果に信号検出電流を流すための一対の電極とからなる磁
気抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、該高保磁力材の条片
の各々の磁化の水平方向成分とその厚さの積a、該磁気
抵抗効果層がバイアスされる前における該磁気抵抗効果
層の磁化の水平方向成分とその厚さの積b、該磁気バイ
アス・フィルム層がバイアスされる前における該磁気バ
イアス・フィルム層の磁化の水平方向成分とその厚さの
積c、とした際、以下に示す関係、0.4≦(c/b)
/(a/b)≦0.64であり、かつa≧bであり、か
つ該磁気抵抗効果層の厚さdが、以下に示す関係、10
nm≦d≦20nmである。
ドは、磁気抵抗効果を用いて磁気的信号を電気的信号に
変換する磁気抵抗効果層と、該磁気抵抗効果層を横切る
バイアス磁界を発生するため該磁気抵抗効果層と同延に
並置された磁気バイアス・フィルム層と、該磁気バイア
ス・フィルム層に隣接接触して該磁気バイアス・フィル
ム層の磁区制御を行うための磁区制御層と、該磁気抵抗
効果層及び磁気バイアス・フィルム層の間に設けられた
非磁性金属材料のスペーサ層と、該磁気抵抗効果層及び
磁気バイアス・フィルム層の両端のトラック幅方向両端
と隣接接触した高保磁力磁性材の条片と、該磁気抵抗効
果に信号検出電流を流すための一対の電極とからなる磁
気抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、該高保磁力材の条片
の各々の磁化の水平方向成分とその厚さの積a、該磁気
抵抗効果層がバイアスされる前における該磁気抵抗効果
層の磁化の水平方向成分とその厚さの積b、該磁気バイ
アス・フィルム層がバイアスされる前における該磁気バ
イアス・フィルム層の磁化の水平方向成分とその厚さの
積c、とした際、以下に示す関係、0.4≦(c/b)
/(a/b)≦0.64であり、かつa≧bであり、か
つ該磁気抵抗効果層の厚さdが、以下に示す関係、10
nm≦d≦20nmである。
【0019】本発明は、磁気抵抗効果型磁気ヘッドにお
いて、磁気抵抗効果層と磁気バイアス・フィルム層と、
それらに隣接接触した高保磁力材料の条片について、関
係の最適化を図ったもので、磁気抵抗効果層がバイアス
される前の磁化の水平方向成分とその厚さとの積と比較
して、高保磁力材料の条片の磁化の水平方向成分とその
厚さの積が大きくした場合、磁気抵抗効果層の異方性磁
界が増加し、磁気応答特性が低下するため、磁気抵抗効
果膜の異方性磁界の増加に対応して、横方向バイアスを
大きくする必要があるということに基づき、該高保磁力
材料の条片の各々の磁化の水平成分とその厚さの積a
と、該磁気抵抗効果層がバイアスされる前における該磁
気抵抗効果層の磁化の水平方向成分とその厚さの積b
と、該磁気バイアス・フィルム層がバイアスされる前に
おける該磁気バイアス・フィルム層の磁化の水平方向成
分とその厚さの積cの関係が、0.4≦(c/b)/
(a/b)≦0.64、a≧bを満足し、さらに、磁気
抵抗効果型磁気ヘッドの感度に大きくかかわる該磁気抵
抗効果層の膜厚dが、10nm≦d≦20nmを満足す
ることでバルクハウゼンノイズの発生を抑制し、かつ磁
束に対する応答を線形化し、かつ高出力を得られる磁気
抵抗効果型磁気へッドを提供することができる。
いて、磁気抵抗効果層と磁気バイアス・フィルム層と、
それらに隣接接触した高保磁力材料の条片について、関
係の最適化を図ったもので、磁気抵抗効果層がバイアス
される前の磁化の水平方向成分とその厚さとの積と比較
して、高保磁力材料の条片の磁化の水平方向成分とその
厚さの積が大きくした場合、磁気抵抗効果層の異方性磁
界が増加し、磁気応答特性が低下するため、磁気抵抗効
果膜の異方性磁界の増加に対応して、横方向バイアスを
大きくする必要があるということに基づき、該高保磁力
材料の条片の各々の磁化の水平成分とその厚さの積a
と、該磁気抵抗効果層がバイアスされる前における該磁
気抵抗効果層の磁化の水平方向成分とその厚さの積b
と、該磁気バイアス・フィルム層がバイアスされる前に
おける該磁気バイアス・フィルム層の磁化の水平方向成
分とその厚さの積cの関係が、0.4≦(c/b)/
(a/b)≦0.64、a≧bを満足し、さらに、磁気
抵抗効果型磁気ヘッドの感度に大きくかかわる該磁気抵
抗効果層の膜厚dが、10nm≦d≦20nmを満足す
ることでバルクハウゼンノイズの発生を抑制し、かつ磁
束に対する応答を線形化し、かつ高出力を得られる磁気
抵抗効果型磁気へッドを提供することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図により
説明する。
説明する。
【0021】まず、本実施例の構成を説明する。
【0022】図1は本発明の一実施例を示す図で、本発
明に係わる部分の磁気記録媒体に対向する面から見た拡
大断面図である。
明に係わる部分の磁気記録媒体に対向する面から見た拡
大断面図である。
【0023】磁気抵抗効果型磁気ヘッド1は、ジルコニ
アなどの、セラミック基板101上にAl2O3膜5を形
成し、その上に下部シールド膜10と、この下部シール
ド膜10の上に形成される下部ギャップ膜20と、この
下部ギャップ膜20の上に形成される、磁気バイアス・
フィルム層30と、磁気バイアス・フィルム層30上に
配置される分離層40と、分離層40上に配置される磁
気抵抗効果層50と、磁気抵抗効果膜50と磁気バイア
ス・フィルム層30に隣接接触した高保磁力磁性体の条
片60と、高保磁力磁性体の条片60上に形成される信
号検出電極70と、上記各膜を覆うように形成される上
部ギャップ膜80と、この上部ギャップ膜80の上側に
形成される上部シールド膜90とから構成されている。
アなどの、セラミック基板101上にAl2O3膜5を形
成し、その上に下部シールド膜10と、この下部シール
ド膜10の上に形成される下部ギャップ膜20と、この
下部ギャップ膜20の上に形成される、磁気バイアス・
フィルム層30と、磁気バイアス・フィルム層30上に
配置される分離層40と、分離層40上に配置される磁
気抵抗効果層50と、磁気抵抗効果膜50と磁気バイア
ス・フィルム層30に隣接接触した高保磁力磁性体の条
片60と、高保磁力磁性体の条片60上に形成される信
号検出電極70と、上記各膜を覆うように形成される上
部ギャップ膜80と、この上部ギャップ膜80の上側に
形成される上部シールド膜90とから構成されている。
【0024】次に、本実施例の動作を説明する。
【0025】上部シールド膜90、下部シールド膜10
は、磁気抵抗効果層50に信号以外の磁界が影響するこ
とを防止し、磁気抵抗効果型磁気ヘッド1の信号分解能
を高める。上部シールド膜90、下部シールド膜10の
材料は、NiFe合金、NiCo合金、Co系の非晶質
合金などの軟磁性材料であり、その膜厚はおよそ0.5
〜3μmの範囲が望ましい。
は、磁気抵抗効果層50に信号以外の磁界が影響するこ
とを防止し、磁気抵抗効果型磁気ヘッド1の信号分解能
を高める。上部シールド膜90、下部シールド膜10の
材料は、NiFe合金、NiCo合金、Co系の非晶質
合金などの軟磁性材料であり、その膜厚はおよそ0.5
〜3μmの範囲が望ましい。
【0026】上記上部シールド膜90、下部シールド膜
10に隣接して配置される上部ギャップ膜80、および
下部ギャップ膜20は磁気抵抗効果素子と、上部シール
ド膜90、および下部シールド膜10を磁気的に隔離す
る。上部ギャップ膜80、および下部ギャップ膜20
は、アルミナ(Al2O3)、酸化珪素(SiO2)など
の非磁性絶縁物などよりなる。上部ギャップ膜80、お
よび下部ギャップ膜20の膜厚は、磁気抵抗効果型磁気
ヘッド1の再生分解能に影響するため、通常0.05〜
0.4μmの範囲が望ましい。
10に隣接して配置される上部ギャップ膜80、および
下部ギャップ膜20は磁気抵抗効果素子と、上部シール
ド膜90、および下部シールド膜10を磁気的に隔離す
る。上部ギャップ膜80、および下部ギャップ膜20
は、アルミナ(Al2O3)、酸化珪素(SiO2)など
の非磁性絶縁物などよりなる。上部ギャップ膜80、お
よび下部ギャップ膜20の膜厚は、磁気抵抗効果型磁気
ヘッド1の再生分解能に影響するため、通常0.05〜
0.4μmの範囲が望ましい。
【0027】上記一対の信号検出電極70は、磁気抵抗
効果層50に充分な電流、例えば1×106〜5×107
A/cm2を流す作用を行なう。そのため信号検出電極
70は、電気抵抗が比較的小さいCu,Au,Nb,T
a、W等が望ましい。
効果層50に充分な電流、例えば1×106〜5×107
A/cm2を流す作用を行なう。そのため信号検出電極
70は、電気抵抗が比較的小さいCu,Au,Nb,T
a、W等が望ましい。
【0028】上記磁気抵抗効果層50は、磁気的信号を
電気的信号に変換する作用を行なう。その膜は、NiF
e合金、NiCo合金、NiFeCo合金のような、磁
化の方向によって電気抵抗が変化する強磁性体で形成さ
れる。その膜厚は、約0.005〜0.045μmが望
ましい。
電気的信号に変換する作用を行なう。その膜は、NiF
e合金、NiCo合金、NiFeCo合金のような、磁
化の方向によって電気抵抗が変化する強磁性体で形成さ
れる。その膜厚は、約0.005〜0.045μmが望
ましい。
【0029】上記分離層40、磁気バイアス・フィルム
層30は、磁気抵抗効果層50に横方向バイアス磁界を
付加して、磁性媒体からの磁気的信号を線形の電気的信
号とする機能をもつ。
層30は、磁気抵抗効果層50に横方向バイアス磁界を
付加して、磁性媒体からの磁気的信号を線形の電気的信
号とする機能をもつ。
【0030】上記高保磁力磁性体の条片60は、磁気抵
抗効果層50に磁壁が発生するのを抑制するため、磁気
抵抗効果層50に縦方向バイアス磁界を付加するために
設けられた膜である。高保磁力磁性体の条片60として
は、永久磁石膜あるいは強磁性膜と反強磁性膜を積層し
たものがよい。永久磁石膜としてはCoCrPt,Co
CrTa,CoPt等が望ましい。強磁性膜と反強磁性
膜の積層としては、NiFe/CrMnPt,NiFe
/NiMnCr,NiFe/FeMn等が望ましい。
抗効果層50に磁壁が発生するのを抑制するため、磁気
抵抗効果層50に縦方向バイアス磁界を付加するために
設けられた膜である。高保磁力磁性体の条片60として
は、永久磁石膜あるいは強磁性膜と反強磁性膜を積層し
たものがよい。永久磁石膜としてはCoCrPt,Co
CrTa,CoPt等が望ましい。強磁性膜と反強磁性
膜の積層としては、NiFe/CrMnPt,NiFe
/NiMnCr,NiFe/FeMn等が望ましい。
【0031】上記分離層40は、磁気抵抗効果膜60と
磁気バイアス・フィルム層30の磁気的な結合を切る機
能をもつ。分離層40としては、高抵抗の非磁性金属材
料である、Ta、Ti等が望ましい。
磁気バイアス・フィルム層30の磁気的な結合を切る機
能をもつ。分離層40としては、高抵抗の非磁性金属材
料である、Ta、Ti等が望ましい。
【0032】上記一対の信号検出電極70間の距離は、
0.5〜10μmの範囲が望ましい。また、信号検出電
極70間を感磁部と称し、この部分で磁性媒体からの信
号の読み取りを行う。電極間隔が再生トラック幅に相当
する。
0.5〜10μmの範囲が望ましい。また、信号検出電
極70間を感磁部と称し、この部分で磁性媒体からの信
号の読み取りを行う。電極間隔が再生トラック幅に相当
する。
【0033】次に、磁気抵抗効果型ヘッド1の具体的な
製造方法について説明する。
製造方法について説明する。
【0034】なお、下記の薄膜の形成およびパターニン
グは、スパッタリング法や蒸着、エッチング、フォトリ
ソグラフィー法などを用いて行なうことができる。
グは、スパッタリング法や蒸着、エッチング、フォトリ
ソグラフィー法などを用いて行なうことができる。
【0035】最初に、アルチックのセラミック基板10
1上にAl2O3膜5を形成する。その上に下部シールド
膜10としてCoNbZr膜を2μmの厚さに形成し、
所定の形状に加工する。その上に下部ギャップ膜20と
してAl2O3膜を0.15μmの厚さに形成し、所定の
形状に加工する。次に、磁気バイアス・フィルム層30
としてNiFe−ZrO2膜を0.02μmの厚さに形
成し、分離層40としてTa膜を0.01μmの厚さに
形成し、磁気抵抗効果層50としてNiFe膜を0.0
2μmの厚さに形成した後、所定の形状に加工する。次
に、高保磁力磁性体の条片60としてCoCrPt膜を
0.05μmの厚さに形成し、信号検出電極70として
Ta膜を0.1μmの厚さに形成した後、所定の形状に
加工する。次に、上部ギャップ膜80としてAl2O3膜
を0.18μmの厚さに形成し、その上に、上部磁気シ
ールド膜90としてNiFe膜を2μmの厚さに形成す
る。最後に、保護膜としてAl2O3膜を形成し、磁気抵
抗効果型磁気ヘッド1の作製を完了する。
1上にAl2O3膜5を形成する。その上に下部シールド
膜10としてCoNbZr膜を2μmの厚さに形成し、
所定の形状に加工する。その上に下部ギャップ膜20と
してAl2O3膜を0.15μmの厚さに形成し、所定の
形状に加工する。次に、磁気バイアス・フィルム層30
としてNiFe−ZrO2膜を0.02μmの厚さに形
成し、分離層40としてTa膜を0.01μmの厚さに
形成し、磁気抵抗効果層50としてNiFe膜を0.0
2μmの厚さに形成した後、所定の形状に加工する。次
に、高保磁力磁性体の条片60としてCoCrPt膜を
0.05μmの厚さに形成し、信号検出電極70として
Ta膜を0.1μmの厚さに形成した後、所定の形状に
加工する。次に、上部ギャップ膜80としてAl2O3膜
を0.18μmの厚さに形成し、その上に、上部磁気シ
ールド膜90としてNiFe膜を2μmの厚さに形成す
る。最後に、保護膜としてAl2O3膜を形成し、磁気抵
抗効果型磁気ヘッド1の作製を完了する。
【0036】次に、本発明の他の実施例を説明する。
【0037】図2は本発明の他の実施例の構成を説明す
る断面図である。
る断面図である。
【0038】磁気抵抗効果型磁気ヘッド2は、ジルコニ
アのセラミック基板101上にAl2O3膜5を形成す
る。その上に下部シールド膜10としてNiFe膜を形
成し、加工する。その上に下部ギャップ膜20としてA
l2O3膜を形成し、加工する。次に、磁区制御膜25と
してNiO膜、磁気バイアス・フィルム層30としてN
iFeNb膜、分離層40としてTa膜、磁気抵抗効果
層50としてNiFe膜を形成した後、加工する。次
に、高保磁力磁性体の条片60としてCoCrPt膜、
信号検出電極70としてTa膜を形成した後、加工す
る。次に、上部ギャップ膜80としてAl2O3膜、上部
磁気シールド膜90としてNiFe膜を形成する。最後
に、保護膜としてAl2O3膜を形成し、磁気抵抗効果型
磁気ヘッド2の作製を完了する。
アのセラミック基板101上にAl2O3膜5を形成す
る。その上に下部シールド膜10としてNiFe膜を形
成し、加工する。その上に下部ギャップ膜20としてA
l2O3膜を形成し、加工する。次に、磁区制御膜25と
してNiO膜、磁気バイアス・フィルム層30としてN
iFeNb膜、分離層40としてTa膜、磁気抵抗効果
層50としてNiFe膜を形成した後、加工する。次
に、高保磁力磁性体の条片60としてCoCrPt膜、
信号検出電極70としてTa膜を形成した後、加工す
る。次に、上部ギャップ膜80としてAl2O3膜、上部
磁気シールド膜90としてNiFe膜を形成する。最後
に、保護膜としてAl2O3膜を形成し、磁気抵抗効果型
磁気ヘッド2の作製を完了する。
【0039】この場合、磁区制御膜25は、強磁性膜あ
るいは反強磁性膜がよく、分流比を高めるため、酸化物
膜がよく、さらに、外部磁界に対する安定度、ブロッキ
ング温度、作製し易さから、NiOが望ましい。
るいは反強磁性膜がよく、分流比を高めるため、酸化物
膜がよく、さらに、外部磁界に対する安定度、ブロッキ
ング温度、作製し易さから、NiOが望ましい。
【0040】ここで、信号検出電流のうち磁気抵抗効果
層に流れる電流の割合を分流比と定義する。
層に流れる電流の割合を分流比と定義する。
【0041】本発明の構造のヘッドを用いれば、高感度
で、バルクハウゼンノイズの発生が抑制され、かつ磁束
に対する応答が線形化された磁気抵抗効果型磁気ヘッド
を提供できる。
で、バルクハウゼンノイズの発生が抑制され、かつ磁束
に対する応答が線形化された磁気抵抗効果型磁気ヘッド
を提供できる。
【0042】本発明による磁気抵抗効果ヘッドのうち実
施例に示した磁気抵抗効果型磁気ヘッド1の(c/b)
/(a/b)と非対称性の関係を図3に示す。非対称性
の定義は、図4に示す。磁気抵抗効果型磁気ヘッドとし
て安定した動作をするためには非対称性が±10%以内
であることが重要であり、図より本発明の0.4≦(c
/b)/(a/b)≦0.64の範囲がそれに相当す
る。
施例に示した磁気抵抗効果型磁気ヘッド1の(c/b)
/(a/b)と非対称性の関係を図3に示す。非対称性
の定義は、図4に示す。磁気抵抗効果型磁気ヘッドとし
て安定した動作をするためには非対称性が±10%以内
であることが重要であり、図より本発明の0.4≦(c
/b)/(a/b)≦0.64の範囲がそれに相当す
る。
【0043】更に、本発明による磁気抵抗効果ヘッドの
うち実施例に示した磁気抵抗効果型磁気ヘッド1でa/
bとバルクハウゼンノイズの発生頻度の関係を図5に示
す。a≧bとしたものは、バルクハウゼンノイズが大き
く抑制されている。
うち実施例に示した磁気抵抗効果型磁気ヘッド1でa/
bとバルクハウゼンノイズの発生頻度の関係を図5に示
す。a≧bとしたものは、バルクハウゼンノイズが大き
く抑制されている。
【0044】更に、本発明による磁気抵抗効果ヘッドの
うち実施例に示した磁気抵抗効果型磁気ヘッド1の磁気
抵抗効果層の膜厚をかえたときの再生出力を図6に示
す。なお、b:cの比は一定としている。磁気抵抗効果
層の膜厚が10nmから20nmの範囲で再生出力は磁
気ヘッドとして十分な値を示す。
うち実施例に示した磁気抵抗効果型磁気ヘッド1の磁気
抵抗効果層の膜厚をかえたときの再生出力を図6に示
す。なお、b:cの比は一定としている。磁気抵抗効果
層の膜厚が10nmから20nmの範囲で再生出力は磁
気ヘッドとして十分な値を示す。
【0045】
【発明の効果】本発明の構造のヘッドを用いれば、高感
度で、バルクハウゼンノイズの発生が抑制され、かつ磁
束に対する応答が線形化された磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ドを実現できる。
度で、バルクハウゼンノイズの発生が抑制され、かつ磁
束に対する応答が線形化された磁気抵抗効果型磁気ヘッ
ドを実現できる。
【図1】本発明の一実施例の磁気抵抗効果型磁気ヘッド
を示す断面図。
を示す断面図。
【図2】本発明の一実施例の磁気抵抗効果型磁気ヘッド
を示す断面図。
を示す断面図。
【図3】本発明の一実施例の磁気抵抗効果型磁気ヘッド
1の(c/b)/(a/b)と非対称性の関係を示す
図。
1の(c/b)/(a/b)と非対称性の関係を示す
図。
【図4】孤立再生波形の非対称性の定義を示す図。
【図5】本発明の一実施例の磁気抵抗効果型磁気ヘッド
1のa/bとバルクハウゼンノイズの発生頻度の関係を
示す図。
1のa/bとバルクハウゼンノイズの発生頻度の関係を
示す図。
【図6】本発明の一実施例の磁気抵抗効果型磁気ヘッド
1の磁気抵抗効果層の膜厚をかえたときの規格化再生出
力を示す図。
1の磁気抵抗効果層の膜厚をかえたときの規格化再生出
力を示す図。
1,2…磁気抵抗効果型磁気ヘッド、5…Al2O3膜、
10…下部シールド膜、20…下部ギャップ膜、 30
…磁気バイアス・フィルム層、40…分離層、50…磁
気抵抗効果層、 25…磁区制御膜、 60…高
保磁力材、70…信号検出電極、 80…上部ギャッ
プ膜、 90…上部シールド膜、101…基板。
10…下部シールド膜、20…下部ギャップ膜、 30
…磁気バイアス・フィルム層、40…分離層、50…磁
気抵抗効果層、 25…磁区制御膜、 60…高
保磁力材、70…信号検出電極、 80…上部ギャッ
プ膜、 90…上部シールド膜、101…基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 詔文 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 田所 茂 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内
Claims (6)
- 【請求項1】磁気抵抗効果を用いて磁気的信号を電気的
信号に変換する磁気抵抗効果層と、該磁気抵抗効果層を
横切るバイアス磁界を発生するため該磁気抵抗効果層と
同延に並置された磁気バイアス・フィルム層と、該磁気
抵抗効果層及び磁気バイアス・フィルム層の間に設けら
れた非磁性金属材料のスペーサ層と、該磁気抵抗効果層
及び磁気バイアス・フィルム層の両端のトラック幅方向
両端と隣接接触した高保磁力磁性材の条片と、該磁気抵
抗効果層に信号検出電流を流すための一対の電極とから
なる磁気抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、該高保磁力材
の条片の各々の磁化の水平方向成分とその厚さの積a、
該磁気抵抗効果層が該高保磁力材の条片によってバイア
スされる前における該磁気抵抗効果層の磁化の水平方向
成分とその厚さの積b、該磁気バイアス・フィルム層が
該高保磁力材の条片によってバイアスされる前における
該磁気バイアス・フィルム層の磁化の水平方向成分とそ
の厚さの積c、とした際、以下に示す関係、 0.4≦(c/b)/(a/b)≦0.64 であることを特徴とする磁気抵抗効果型磁気ヘッド。 - 【請求項2】上記、該高保磁力材の条片の各々の磁化の
水平方向成分とその厚さの積aと、該磁気抵抗効果層が
該高保磁力材の条片によってバイアスされる前における
該磁気抵抗効果層の磁化の水平方向成分とその厚さの積
bが、以下に示す関係、 a≧b であることを特徴とする請求項1に記載の磁気抵抗効果
型磁気ヘッド。 - 【請求項3】上記、該磁気抵抗効果層の膜厚dが、以下
に示す関係、 10nm≦d≦20nm であり、該高保磁力材の条片の各々の磁化の水平方向成
分とその厚さの積aと、該磁気抵抗効果層が該高保磁力
材の条片によってバイアスされる前における該磁気抵抗
効果層の磁化の水平方向成分とその厚さの積bが、以下
に示す関係、 a≧b であることを特徴とする請求項1に記載の磁気抵抗効果
型磁気ヘッド。 - 【請求項4】磁気抵抗効果を用いて磁気的信号を電気的
信号に変換する磁気抵抗効果層と、該磁気抵抗効果層を
横切るバイアス磁界を発生するため該磁気抵抗効果層と
同延に並置された磁気バイアス・フィルム層と、該磁気
バイアス・フィルム層に隣接接触して該磁気バイアス・
フィルム層の磁区制御を行うための磁区制御層と、該磁
気抵抗効果層及び磁気バイアス・フィルム層の間に設け
られた非磁性金属材料のスペーサ層と、該磁気抵抗効果
層及び磁気バイアス・フィルム層の両端のトラック幅方
向両端と隣接接触した高保磁力磁性材の条片と、該磁気
抵抗効果層に信号検出電流を流すための一対の電極とか
らなる磁気抵抗効果型磁気ヘッドにおいて、該高保磁力
材の条片の各々の磁化の水平方向成分とその厚さの積
a、該磁気抵抗効果層がバイアスされる前における該磁
気抵抗効果層の磁化の水平方向成分とその厚さの積b、
該磁気バイアス・フィルム層がバイアスされる前におけ
る該磁気バイアス・フィルム層の磁化の水平方向成分と
その厚さの積c、とした際、以下に示す関係、 0.4≦(c/b)/(a/b)≦0.64 であることを特徴とする磁気抵抗効果型磁気ヘッド。 - 【請求項5】上記、該高保磁力材の条片の各々の磁化の
水平方向成分とその厚さの積aと、該磁気抵抗効果層が
バイアスされる前における該磁気抵抗効果層の磁化の水
平方向成分とその厚さの積bが、以下に示す関係、 a≧b であることを特徴とする請求項4に記載の磁気抵抗効果
型磁気ヘッド。 - 【請求項6】上記、該磁気抵抗効果層の膜厚dが、以下
に示す関係、 10nm≦d≦20nm であり、該高保磁力材の条片の各々の磁化の水平方向成
分とその厚さの積aと、該磁気抵抗効果層が該高保磁力
材の条片によってバイアスされる前における該磁気抵抗
効果層の磁化の水平方向成分とその厚さの積bが、以下
に示す関係、 a≧b であることを特徴とする請求項4に記載の磁気抵抗効果
型磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34221595A JPH09180136A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 磁気抵抗効果型磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34221595A JPH09180136A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 磁気抵抗効果型磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09180136A true JPH09180136A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18352013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34221595A Pending JPH09180136A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 磁気抵抗効果型磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09180136A (ja) |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP34221595A patent/JPH09180136A/ja active Pending
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