JPH09180304A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JPH09180304A JPH09180304A JP7336512A JP33651295A JPH09180304A JP H09180304 A JPH09180304 A JP H09180304A JP 7336512 A JP7336512 A JP 7336512A JP 33651295 A JP33651295 A JP 33651295A JP H09180304 A JPH09180304 A JP H09180304A
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- Japan
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- torsion coil
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数が少なく、過大な負荷がかからない
構成の、コスト的に優れたピンチ圧着装置を備えた磁気
記録再生装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ねじりコイルバネ40の第2端部40c
に、その先端が略々直角に曲げられ、かつ、カム部材4
3のカム溝43bに入り込む折り曲げ部を設けている。
カム溝43bでねじりコイルバネ40の折り曲げ部を直
接駆動することにより、ローラ支持部材39がねじりコ
イルバネ40と一体的に回動し、ピンチローラ36をキ
ャプスタン35に圧着することができ、簡単な構成で負
荷のかからない磁気記録再生装置を提供できる。
構成の、コスト的に優れたピンチ圧着装置を備えた磁気
記録再生装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ねじりコイルバネ40の第2端部40c
に、その先端が略々直角に曲げられ、かつ、カム部材4
3のカム溝43bに入り込む折り曲げ部を設けている。
カム溝43bでねじりコイルバネ40の折り曲げ部を直
接駆動することにより、ローラ支持部材39がねじりコ
イルバネ40と一体的に回動し、ピンチローラ36をキ
ャプスタン35に圧着することができ、簡単な構成で負
荷のかからない磁気記録再生装置を提供できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はVTRなどの磁気記
録再生装置において、特にピンチ圧着機構に特徴を有す
る磁気記録再生装置に関するものである。
録再生装置において、特にピンチ圧着機構に特徴を有す
る磁気記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気記録再生装置に用いられているピン
チ圧着機構は種々なものがあるが、最も簡単なものとし
て、特開昭63−136346号公報のピンチローラ圧
接装置を図7を用いて説明する。図7において、キャプ
スタンハウジング6とピンチローラアーム9とにはキャ
プスタン8とピンチローラ11とを常に圧接状態になる
よう付勢するねじりコイルバネ12を介在してある。こ
のねじりコイルバネ12はバネ材が巻き付けられたコイ
ル部12aと、コイル部12aの両側の端部12b,1
2cとから構成されている。コイル部12aはピン10
に挿入されてシャーシ1に対し回動可能に支持してあ
る。また、両側の端部12b,12cはコイル部12a
の上下部よりクロス状に延びており、一方の先端が端部
12bをキャプスタンハウジング6の外周部に係止して
あると共に、他方の先端が端部12cをピンチローラ1
1がピン枢支されたピンチローラアーム9の巻き取りリ
ール台3よりの縁側に係止してある。また、カム14、
カムレバー13によりピンチローラアーム9を巻き取り
リール台3側に揺動させてピンチローラ11をキャプス
タン8から離反させる構成となっている。
チ圧着機構は種々なものがあるが、最も簡単なものとし
て、特開昭63−136346号公報のピンチローラ圧
接装置を図7を用いて説明する。図7において、キャプ
スタンハウジング6とピンチローラアーム9とにはキャ
プスタン8とピンチローラ11とを常に圧接状態になる
よう付勢するねじりコイルバネ12を介在してある。こ
のねじりコイルバネ12はバネ材が巻き付けられたコイ
ル部12aと、コイル部12aの両側の端部12b,1
2cとから構成されている。コイル部12aはピン10
に挿入されてシャーシ1に対し回動可能に支持してあ
る。また、両側の端部12b,12cはコイル部12a
の上下部よりクロス状に延びており、一方の先端が端部
12bをキャプスタンハウジング6の外周部に係止して
あると共に、他方の先端が端部12cをピンチローラ1
1がピン枢支されたピンチローラアーム9の巻き取りリ
ール台3よりの縁側に係止してある。また、カム14、
カムレバー13によりピンチローラアーム9を巻き取り
リール台3側に揺動させてピンチローラ11をキャプス
タン8から離反させる構成となっている。
【0003】以上のように構成された従来例について以
下、その動作を説明する。まず、ピンチローラ11とキ
ャプスタン8とを圧着させる記録・再生モードについて
説明する。カム14、カムレバー13が図7の波線に示
すような位置にあるため、ねじりコイルバネ12の付勢
力はその端部12cを介してピンチローラアーム9及び
ピンチローラ11に伝達され、キャプスタン8と協働し
てテープ16を所定の速度で駆動することができる。
下、その動作を説明する。まず、ピンチローラ11とキ
ャプスタン8とを圧着させる記録・再生モードについて
説明する。カム14、カムレバー13が図7の波線に示
すような位置にあるため、ねじりコイルバネ12の付勢
力はその端部12cを介してピンチローラアーム9及び
ピンチローラ11に伝達され、キャプスタン8と協働し
てテープ16を所定の速度で駆動することができる。
【0004】次に、高速早送り・巻き戻しモードについ
て説明する。一般的に高速早送り・巻き戻しモードの時
は、テープを高速で走行させるため、キャプスタン8と
ピンチローラ11とではテープを圧着せず、巻き取りリ
ール台3、または、供給リール台4で直接駆動する。こ
の時、カム14、カムレバー13は図7に示した2点鎖
線のようになる。すなわち、ねじりコイルバネ12の付
勢力に逆らってピンチローラ11をキャプスタン8から
離反させ、巻き取りリール台3、もしくは供給リール台
4で直接テープ16を駆動している。
て説明する。一般的に高速早送り・巻き戻しモードの時
は、テープを高速で走行させるため、キャプスタン8と
ピンチローラ11とではテープを圧着せず、巻き取りリ
ール台3、または、供給リール台4で直接駆動する。こ
の時、カム14、カムレバー13は図7に示した2点鎖
線のようになる。すなわち、ねじりコイルバネ12の付
勢力に逆らってピンチローラ11をキャプスタン8から
離反させ、巻き取りリール台3、もしくは供給リール台
4で直接テープ16を駆動している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、一般的にVT
Rなどの磁気記録再生装置においては、ピンチローラを
キャプスタンに圧着する力が小さいとテープの走行が不
安定となり、ワウ・フラッターなどへ影響するため、ピ
ンチローラのキャプスタンへの圧着力は大きく設定して
ある。このため装置のメカニズムを駆動するモータの負
荷電流は、ピンチローラ圧着時の負荷が最大となり、モ
ータ選定時にはこの最大負荷に対応できることが大きな
ポイントとなる。
Rなどの磁気記録再生装置においては、ピンチローラを
キャプスタンに圧着する力が小さいとテープの走行が不
安定となり、ワウ・フラッターなどへ影響するため、ピ
ンチローラのキャプスタンへの圧着力は大きく設定して
ある。このため装置のメカニズムを駆動するモータの負
荷電流は、ピンチローラ圧着時の負荷が最大となり、モ
ータ選定時にはこの最大負荷に対応できることが大きな
ポイントとなる。
【0006】しかしながら、上記従来例の構成において
は、高速早送り・巻き戻しモード時には、ピンチローラ
11をキャプスタン8から離反させるとき、強いねじり
コイルバネの付勢力に抗してカム14、カムレバー13
を動作させるため、カム14、カムレバー13にはかな
り大きな力が加わる。このため、カム14、カムレバー
13には、剛性が高く、摩耗特性も良好な特殊材料を使
わねばならずコストアップの要因となる。また、ピンチ
ローラ圧着時よりさらに大きな負荷が加わるため、より
大きな負荷に耐えられるモータを使わなければならず、
大きさやコストの面で非常に不利である。
は、高速早送り・巻き戻しモード時には、ピンチローラ
11をキャプスタン8から離反させるとき、強いねじり
コイルバネの付勢力に抗してカム14、カムレバー13
を動作させるため、カム14、カムレバー13にはかな
り大きな力が加わる。このため、カム14、カムレバー
13には、剛性が高く、摩耗特性も良好な特殊材料を使
わねばならずコストアップの要因となる。また、ピンチ
ローラ圧着時よりさらに大きな負荷が加わるため、より
大きな負荷に耐えられるモータを使わなければならず、
大きさやコストの面で非常に不利である。
【0007】本発明の目的は、上記従来の問題点を解決
するもので、駆動部材(カム、カムレバー等)に過大な
負荷が加わらず、しかも、ピンチローラをキャプスタン
から離反させる時に、ピンチローラ圧着時以上の負荷が
加わらないピンチ圧着装置及びその駆動部材を提供する
もので、このことにより、安価な磁気記録再生装置が実
現できる。
するもので、駆動部材(カム、カムレバー等)に過大な
負荷が加わらず、しかも、ピンチローラをキャプスタン
から離反させる時に、ピンチローラ圧着時以上の負荷が
加わらないピンチ圧着装置及びその駆動部材を提供する
もので、このことにより、安価な磁気記録再生装置が実
現できる。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の磁気記録再生装置は、ローラ支持部材と一
体的に回動可能であり、ローラ支持部材に係止された第
1端部とローラ支持部材に係止され、ローラ支持部材が
移動する面と略直角に折り曲げた折り曲げ部を設けた第
2端部を有するねじりコイルバネと、ねじりコイルバネ
の折り曲げ部に係合し、ローラ支持部材及びねじりコイ
ルバネを第1位置と第2位置とに選択的に移動させ、か
つ、ピンチローラが第2位置にある時は、ねじりコイル
バネの第2端部とローラ支持部材の係止を解除し、ピン
チローラがキャプスタンに圧着する方向にねじりコイル
バネの第2端部をさらに回動させる溝カムを設けたカム
部材とから構成されている。
に、本発明の磁気記録再生装置は、ローラ支持部材と一
体的に回動可能であり、ローラ支持部材に係止された第
1端部とローラ支持部材に係止され、ローラ支持部材が
移動する面と略直角に折り曲げた折り曲げ部を設けた第
2端部を有するねじりコイルバネと、ねじりコイルバネ
の折り曲げ部に係合し、ローラ支持部材及びねじりコイ
ルバネを第1位置と第2位置とに選択的に移動させ、か
つ、ピンチローラが第2位置にある時は、ねじりコイル
バネの第2端部とローラ支持部材の係止を解除し、ピン
チローラがキャプスタンに圧着する方向にねじりコイル
バネの第2端部をさらに回動させる溝カムを設けたカム
部材とから構成されている。
【0009】この構成によって、少ない部品点数で、し
かも、ピンチローラとキャプスタンとを離反させるとき
に大きな力が必要でないピンチ圧着装置を提供すること
ができる。
かも、ピンチローラとキャプスタンとを離反させるとき
に大きな力が必要でないピンチ圧着装置を提供すること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、正逆転可能なキャプスタンと、ピンチローラを回転
自在に支持し、前記キャプスタンと前記ピンチローラと
が当接しない第1位置と前記キャプスタンと前記ピンチ
ローラとが当接する第2位置とに前記ピンチローラを移
動可能なローラ支持部材と、前記ローラ支持部材と一体
的に回動可能であり、前記ローラ支持部材に係止された
第1端部と前記ローラ支持部材に係止され、前記ローラ
支持部材が移動する面と略直角に折り曲げた折り曲げ部
を設けた第2端部を有するねじりコイルバネと、前記ね
じりコイルバネの折り曲げ部に係合し、前記ローラ支持
部材及び前記ねじりコイルバネを前記第1位置と前記第
2位置とに選択的に移動させ、かつ、前記ピンチローラ
が前記第2位置にある時は、前記ねじりコイルバネの第
2端部と前記ローラ支持部材の係止を解除し、前記ピン
チローラが前記キャプスタンに圧着する方向に前記ねじ
りコイルバネの第2端部をさらに移動させる溝カムを設
けたカム部材とを有することを特徴とする磁気記録再生
装置としたものであり、部品点数の少ないピンチ圧着装
置でしかも、弱い力でピンチローラとキャプスタンとを
離反させることができる。
は、正逆転可能なキャプスタンと、ピンチローラを回転
自在に支持し、前記キャプスタンと前記ピンチローラと
が当接しない第1位置と前記キャプスタンと前記ピンチ
ローラとが当接する第2位置とに前記ピンチローラを移
動可能なローラ支持部材と、前記ローラ支持部材と一体
的に回動可能であり、前記ローラ支持部材に係止された
第1端部と前記ローラ支持部材に係止され、前記ローラ
支持部材が移動する面と略直角に折り曲げた折り曲げ部
を設けた第2端部を有するねじりコイルバネと、前記ね
じりコイルバネの折り曲げ部に係合し、前記ローラ支持
部材及び前記ねじりコイルバネを前記第1位置と前記第
2位置とに選択的に移動させ、かつ、前記ピンチローラ
が前記第2位置にある時は、前記ねじりコイルバネの第
2端部と前記ローラ支持部材の係止を解除し、前記ピン
チローラが前記キャプスタンに圧着する方向に前記ねじ
りコイルバネの第2端部をさらに移動させる溝カムを設
けたカム部材とを有することを特徴とする磁気記録再生
装置としたものであり、部品点数の少ないピンチ圧着装
置でしかも、弱い力でピンチローラとキャプスタンとを
離反させることができる。
【0011】(実施の形態1)図1は本発明の磁気記録
再生装置の要部平面図であり、図1において、テープ3
0は供給リール31から、FEヘッド32、回転シリン
ダ33、ACヘッド34を通過して、キャプスタン3
5、ピンチローラ36により所定の速度で駆動され、巻
き取りリール37に巻き取られる。図2は本発明の磁気
記録再生装置のピンチ圧着部の平面図、図3は同じく要
部断面図、図4は同じく部分説明図である。図2、図
3、及び、図4においてピンチローラ36は支軸38を
中心に回転自在であり、ローラ支持部材39は、支軸3
8を搭載し、コの字状に折り曲げてあり、そのほぼ中央
に貫通穴39aが設けてある。また、ローラ支持部材3
9には所定のところに、第1係止部39b、第2係止部
39c、及び、後述するねじりコイルバネ40のコイル
部40aを規制する規制部39dを設けてある。ねじり
コイルバネ40はバネ材が巻き付けられたコイル部40
aと、第1端部40b、第2端部40cとから構成され
ている。コイル部40aの外形はローラ支持部材39の
規制部39dと上下連結面39eとにより、その中心が
略々ローラ支持部材39に設けた貫通穴39aの中心と
一致するよう規制されている(図4)。この構成によ
り、折り曲げ部40dがカム溝43bにより力をうけて
回動する時、ローラ支持部材39の回動中心回りに回動
でき、ねじりコイルバネ40からピンチローラ36に伝
わる付勢力、ひいてはピンチローラ36をキャプスタン
35に圧着する圧着力を所定の値に正確に設定できる。
第1端部40bはローラ支持部材39の第1係止部39
bに係止されており、第2端部40cは、ローラ支持部
材39の第2係止部39cに係止されているだけでな
く、その先端が略々直角に曲げられ、かつ、後述するカ
ム部材43の支軸41の方向に所定の角度傾斜した折り
曲げ部40dを有している。図5に折り曲げ部の方向を
示す要部平面図を、また、図5の矢印A方向から見た要
部断面図を図6(a)に示す。ねじりコイルバネ40は
付勢力がチャージされた状態でローラ支持部材39に組
み込まれているため、ローラ支持部材39とねじりコイ
ルバネ40とは一体的に支軸42に対して回動可能な構
成となっている。カム部材43は支軸41を中心に回転
可能であり、その上端面43aにはねじりコイルバネ4
0の第2端部40cの折り曲げ部40dがはまり込む溝
カム43bが設けてある。この溝カム43bの溝幅は、
傾斜した折り曲げ部40dが無理なく入り込める様にな
っており、ピンチローラ36とキャプスタン35とが当
接しない第1位置(図2(a))から当接する第2位置
(図2(b))までローラ支持部材39とねじりコイル
バネ40を一体的に回動させるだけでなく、ピンチロー
ラ36とキャプスタン35とが当接した後、第2端部4
0cとローラ支持部材39の第2係止部39cとの係合
を解除し、さらにピンチローラ36がキャプスタン35
に圧着する方向にねじりコイルバネ40の第2端部40
cを移動させるようにできている(図2(c))。
再生装置の要部平面図であり、図1において、テープ3
0は供給リール31から、FEヘッド32、回転シリン
ダ33、ACヘッド34を通過して、キャプスタン3
5、ピンチローラ36により所定の速度で駆動され、巻
き取りリール37に巻き取られる。図2は本発明の磁気
記録再生装置のピンチ圧着部の平面図、図3は同じく要
部断面図、図4は同じく部分説明図である。図2、図
3、及び、図4においてピンチローラ36は支軸38を
中心に回転自在であり、ローラ支持部材39は、支軸3
8を搭載し、コの字状に折り曲げてあり、そのほぼ中央
に貫通穴39aが設けてある。また、ローラ支持部材3
9には所定のところに、第1係止部39b、第2係止部
39c、及び、後述するねじりコイルバネ40のコイル
部40aを規制する規制部39dを設けてある。ねじり
コイルバネ40はバネ材が巻き付けられたコイル部40
aと、第1端部40b、第2端部40cとから構成され
ている。コイル部40aの外形はローラ支持部材39の
規制部39dと上下連結面39eとにより、その中心が
略々ローラ支持部材39に設けた貫通穴39aの中心と
一致するよう規制されている(図4)。この構成によ
り、折り曲げ部40dがカム溝43bにより力をうけて
回動する時、ローラ支持部材39の回動中心回りに回動
でき、ねじりコイルバネ40からピンチローラ36に伝
わる付勢力、ひいてはピンチローラ36をキャプスタン
35に圧着する圧着力を所定の値に正確に設定できる。
第1端部40bはローラ支持部材39の第1係止部39
bに係止されており、第2端部40cは、ローラ支持部
材39の第2係止部39cに係止されているだけでな
く、その先端が略々直角に曲げられ、かつ、後述するカ
ム部材43の支軸41の方向に所定の角度傾斜した折り
曲げ部40dを有している。図5に折り曲げ部の方向を
示す要部平面図を、また、図5の矢印A方向から見た要
部断面図を図6(a)に示す。ねじりコイルバネ40は
付勢力がチャージされた状態でローラ支持部材39に組
み込まれているため、ローラ支持部材39とねじりコイ
ルバネ40とは一体的に支軸42に対して回動可能な構
成となっている。カム部材43は支軸41を中心に回転
可能であり、その上端面43aにはねじりコイルバネ4
0の第2端部40cの折り曲げ部40dがはまり込む溝
カム43bが設けてある。この溝カム43bの溝幅は、
傾斜した折り曲げ部40dが無理なく入り込める様にな
っており、ピンチローラ36とキャプスタン35とが当
接しない第1位置(図2(a))から当接する第2位置
(図2(b))までローラ支持部材39とねじりコイル
バネ40を一体的に回動させるだけでなく、ピンチロー
ラ36とキャプスタン35とが当接した後、第2端部4
0cとローラ支持部材39の第2係止部39cとの係合
を解除し、さらにピンチローラ36がキャプスタン35
に圧着する方向にねじりコイルバネ40の第2端部40
cを移動させるようにできている(図2(c))。
【0012】以上のように構成された磁気記録再生装置
について動作を説明する。まず、ピンチローラ36とキ
ャプスタン35とを圧着させる記録・再生モードについ
て説明する。カム部材43が図1に示した位置にあり、
ねじりコイルバネ40の第2端部40cはローラ支持部
材39の第2係止部39cより離れている。このためね
じりコイルバネ40の付勢力は第1端部40bからロー
ラ支持部材39の第1係止部39bに伝達され、ピンチ
ローラ36をキャプスタン35に所定の力で圧着してい
る。この時、第2端部40cの折り曲げ部40dは溝カ
ム43bから反作用として力を受けるため、その軸回り
にねじれ、図6(b)に示したように、折り曲げ部40
dと溝カム面43cとが線接触している。キャプスタン
35は図示しない別の駆動手段により所定の回転数で駆
動されるため、テープ30は所定の速度で走行でき、記
録再生が可能となる。
について動作を説明する。まず、ピンチローラ36とキ
ャプスタン35とを圧着させる記録・再生モードについ
て説明する。カム部材43が図1に示した位置にあり、
ねじりコイルバネ40の第2端部40cはローラ支持部
材39の第2係止部39cより離れている。このためね
じりコイルバネ40の付勢力は第1端部40bからロー
ラ支持部材39の第1係止部39bに伝達され、ピンチ
ローラ36をキャプスタン35に所定の力で圧着してい
る。この時、第2端部40cの折り曲げ部40dは溝カ
ム43bから反作用として力を受けるため、その軸回り
にねじれ、図6(b)に示したように、折り曲げ部40
dと溝カム面43cとが線接触している。キャプスタン
35は図示しない別の駆動手段により所定の回転数で駆
動されるため、テープ30は所定の速度で走行でき、記
録再生が可能となる。
【0013】次に、高速早送り・巻き戻しモードについ
て説明する。記録・再生モードから高速早送り・巻き戻
しモードへ移行する時は、カム部材43は図1で反時計
方向に回転する。すると、ねじりコイルバネ40の第2
端部40cの折り曲げ部40dは溝カム43bに従って
移動する。第2端部40cとローラ支持部材39の第2
係止部39cが当接した後は、ローラ支持部材39とね
じりコイルバネ40は一体的に移動し、ピンチローラ3
6がキャプスタン35から離れた第2位置で高速早送り
・巻き戻しモードへの移行が完了する。
て説明する。記録・再生モードから高速早送り・巻き戻
しモードへ移行する時は、カム部材43は図1で反時計
方向に回転する。すると、ねじりコイルバネ40の第2
端部40cの折り曲げ部40dは溝カム43bに従って
移動する。第2端部40cとローラ支持部材39の第2
係止部39cが当接した後は、ローラ支持部材39とね
じりコイルバネ40は一体的に移動し、ピンチローラ3
6がキャプスタン35から離れた第2位置で高速早送り
・巻き戻しモードへの移行が完了する。
【0014】この状態で図示しない別の駆動手段によ
り、巻き取りリール37、または、供給リール31が駆
動され、テープ30は高速に走行できる。
り、巻き取りリール37、または、供給リール31が駆
動され、テープ30は高速に走行できる。
【0015】カム部材43に加わる外力は、記録・再生
モードの時(ピンチローラ36がキャプスタン35に圧
着している時)にねじりコイルバネ40の付勢力が全て
加わるため最大となり、それ以外の時は、ねじりコイル
バネ40の付勢力がローラ支持部材39の第1係止部3
9b、第2係止部39cで規制されるためほとんど加わ
らない。また、ねじりコイルバネ40の第2端部40c
の折り曲げ部40dがあらかじめ所定の角度だけねじら
れているため、記録・再生モードの時は、折り曲げ部4
0dとカム部材43の溝カム面43cの接触面積が増
え、溝カム43bに加わる応力も小さくなっている。こ
のため、カム部材43の材料としては一般樹脂材料を使
用している。
モードの時(ピンチローラ36がキャプスタン35に圧
着している時)にねじりコイルバネ40の付勢力が全て
加わるため最大となり、それ以外の時は、ねじりコイル
バネ40の付勢力がローラ支持部材39の第1係止部3
9b、第2係止部39cで規制されるためほとんど加わ
らない。また、ねじりコイルバネ40の第2端部40c
の折り曲げ部40dがあらかじめ所定の角度だけねじら
れているため、記録・再生モードの時は、折り曲げ部4
0dとカム部材43の溝カム面43cの接触面積が増
え、溝カム43bに加わる応力も小さくなっている。こ
のため、カム部材43の材料としては一般樹脂材料を使
用している。
【0016】以上のように本実施の形態によれば、この
目的を達成するために、本発明の磁気記録再生装置は、
ローラ支持部材と一体的に回動可能であり、ローラ支持
部材に係止された第1端部とローラ支持部材に係止さ
れ、略々直角に折り曲げた折り曲げ部を設けた第2端部
を有するねじりコイルバネと、ねじりコイルバネの折り
曲げ部に係合し、ピンチローラ及びねじりコイルバネを
第1位置と第2位置とに選択的に移動させ、かつ、ピン
チローラが第2位置にある時は、ねじりコイルバネの第
2端部をピンチローラとキャプスタンとが圧着する方向
にさらに回動させる溝カムを設けたカム部材とを設ける
ことにより、少ない部品点数で、ピンチ圧着装置を構成
でき、しかも、ピンチローラとキャプスタンとを離反さ
せるときに大きな力が必要でないため、カム部材やそれ
を駆動するモータも、一般的なものを使用でき、きわめ
てコスト的に優れた磁気記録再生装置を提供することが
できる。
目的を達成するために、本発明の磁気記録再生装置は、
ローラ支持部材と一体的に回動可能であり、ローラ支持
部材に係止された第1端部とローラ支持部材に係止さ
れ、略々直角に折り曲げた折り曲げ部を設けた第2端部
を有するねじりコイルバネと、ねじりコイルバネの折り
曲げ部に係合し、ピンチローラ及びねじりコイルバネを
第1位置と第2位置とに選択的に移動させ、かつ、ピン
チローラが第2位置にある時は、ねじりコイルバネの第
2端部をピンチローラとキャプスタンとが圧着する方向
にさらに回動させる溝カムを設けたカム部材とを設ける
ことにより、少ない部品点数で、ピンチ圧着装置を構成
でき、しかも、ピンチローラとキャプスタンとを離反さ
せるときに大きな力が必要でないため、カム部材やそれ
を駆動するモータも、一般的なものを使用でき、きわめ
てコスト的に優れた磁気記録再生装置を提供することが
できる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、ローラ支持部材
と一体的に回動可能なねじりコイルバネを有し、ねじり
コイルバネの折り曲げ部に係合するカム部材を設け、カ
ム部材によりピンチローラ及びねじりコイルバネを制御
し、かつ、ピンチローラがキャプスタンへの圧着位置に
ある時は、ねじりコイルバネをさらに圧着方向に回動さ
せる構成としたことにより、少ない部品点数で、ピンチ
圧着装置を構成でき、しかも、ピンチローラとキャプス
タンを離反させるときに大きな力を必要とせず、カム部
材及びその駆動モータも、安価な汎用品を使用でき、き
わめてコスト的に優れた磁気記録再生装置を提供するこ
とができる。
と一体的に回動可能なねじりコイルバネを有し、ねじり
コイルバネの折り曲げ部に係合するカム部材を設け、カ
ム部材によりピンチローラ及びねじりコイルバネを制御
し、かつ、ピンチローラがキャプスタンへの圧着位置に
ある時は、ねじりコイルバネをさらに圧着方向に回動さ
せる構成としたことにより、少ない部品点数で、ピンチ
圧着装置を構成でき、しかも、ピンチローラとキャプス
タンを離反させるときに大きな力を必要とせず、カム部
材及びその駆動モータも、安価な汎用品を使用でき、き
わめてコスト的に優れた磁気記録再生装置を提供するこ
とができる。
【図1】本発明の磁気記録再生装置の要部平面図
【図2】同ピンチ部分の要部平面図
【図3】同要部断面図
【図4】同部分説明図
【図5】同要部拡大図
【図6】同要部断面図
【図7】従来例の磁気記録再生装置の要部平面図
30 テープ 31 供給リール 32 FEヘッド 33 回転シリンダ 34 ACヘッド 35 キャプスタン 36 ピンチローラ 37 巻き取りリール 39 ローラ支持部材 39a 貫通穴 39b 第1係止部 39c 第2係止部 39d 規制部 39e 連結面 40 ねじりコイルバネ 40a コイル部 40b 第1端部 40c 第2端部 40d 折り曲げ部 43 カム部材 43a 上端面 43b 溝カム 43c 溝カム面
Claims (3)
- 【請求項1】 正逆転可能なキャプスタンと、 ピンチローラを回転自在に支持し、前記キャプスタンと
前記ピンチローラとが当接しない第1位置と前記キャプ
スタンと前記ピンチローラとが当接する第2位置とに前
記ピンチローラを移動可能なローラ支持部材と、 前記ローラ支持部材と略一体的に構成し、前記ローラ支
持部材に係止された第1端部と、前記ローラ支持部材に
係止され、前記ローラ支持部材が移動する面と略直角に
折り曲げた折り曲げ部を設けた第2端部を有するねじり
コイルバネと、 前記ねじりコイルバネの折り曲げ部に係合し、前記ロー
ラ支持部材及び前記ねじりコイルバネを前記第1位置と
前記第2位置とに選択的に移動させ、かつ、前記ピンチ
ローラが前記第2位置にある時は、前記ねじりコイルバ
ネの第2端部と前記ローラ支持部材の係止を解除し、前
記ピンチローラが前記キャプスタンに圧着する方向に前
記ねじりコイルバネの第2端部をさらに移動させる溝カ
ムを設けたカム部材とを有することを特徴とする磁気記
録再生装置。 - 【請求項2】 ねじりコイルバネの折り曲げ部は、圧着
動作時に溝カム面と折り曲げ部とが略線接触になるよう
前記溝カム面に対してあらかじめ所定の角度傾斜してい
ることを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。 - 【請求項3】 ローラ支持部材は、第1位置と第2位置
とを回動移動し、ねじりコイルバネの巻き中心と回動中
心とが略同一となるようねじりコイルバネの外径を規制
する規制部を設けたことを特徴とする請求項1記載の磁
気記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07336512A JP3136977B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07336512A JP3136977B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09180304A true JPH09180304A (ja) | 1997-07-11 |
| JP3136977B2 JP3136977B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=18299902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07336512A Expired - Fee Related JP3136977B2 (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3136977B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100469449B1 (ko) * | 1997-07-16 | 2005-04-13 | 엘지전자 주식회사 | 브이시알의핀치롤러압착장치 |
-
1995
- 1995-12-25 JP JP07336512A patent/JP3136977B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100469449B1 (ko) * | 1997-07-16 | 2005-04-13 | 엘지전자 주식회사 | 브이시알의핀치롤러압착장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3136977B2 (ja) | 2001-02-19 |
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