JPH0918030A - 薄膜太陽電池 - Google Patents
薄膜太陽電池Info
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- JPH0918030A JPH0918030A JP7163208A JP16320895A JPH0918030A JP H0918030 A JPH0918030 A JP H0918030A JP 7163208 A JP7163208 A JP 7163208A JP 16320895 A JP16320895 A JP 16320895A JP H0918030 A JPH0918030 A JP H0918030A
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- solar cell
- film
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- film solar
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】可とう性基板を用いた薄膜太陽電池を両面を耐
候性材で覆って封止した場合でも可とう性が保持され、
巻回した場合に巻きぐせがつかないようにする。 【構成】光入射面と反対側の裏面の耐候性材に凹凸をつ
けることにより、変形しやすくする。特に、基板の幅方
向に平行に条状の凹凸をつければ、巻回しやすくなり、
巻きぐせがつかない。また、放置面との間で凹部が空隙
になり、通気路が形成されるため、冷却効果が向上し、
太陽電池セルの温度上昇が防止できる。
候性材で覆って封止した場合でも可とう性が保持され、
巻回した場合に巻きぐせがつかないようにする。 【構成】光入射面と反対側の裏面の耐候性材に凹凸をつ
けることにより、変形しやすくする。特に、基板の幅方
向に平行に条状の凹凸をつければ、巻回しやすくなり、
巻きぐせがつかない。また、放置面との間で凹部が空隙
になり、通気路が形成されるため、冷却効果が向上し、
太陽電池セルの温度上昇が防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可とう性の基板を用
い、例えば住宅等の上部に設置して電力を得ることので
きる薄膜太陽電池に関する。
い、例えば住宅等の上部に設置して電力を得ることので
きる薄膜太陽電池に関する。
【0002】
【従来の技術】クリーンエネルギーの供給源としての太
陽電池のうち、非晶質シリコン(以下a−Siと記す)
を主材料とした太陽電池は薄膜で構成でき、大面積化が
容易という特徴をもち、低コスト太陽電池として期待さ
れている。特に、ステンレス鋼あるいは金属電極を蒸着
したプラスチックフィルム等の可とう性基板を用いた太
陽電池は、製造の際にロールツーロール方式あるいはス
テッピングロール方式により高い生産性を実現できるこ
とから有望視されている。また、軽量で可とう性がある
ため、任意の形状の面上に設置でき、さらに長尺のもの
が得られるため、特に面積の大きい住宅等の屋根上に設
置するのに有利である。このような太陽電池の構造は従
来、図2に示すような断面構造を有し、可とう性のある
絶縁基板1の一面上に金属よりなる第一電極層2、a−
Siよりなる光電変換半導体層3、ITOなどからなる
透明な第二電極層4が積層され、他面側には、例えば特
開平6−342924号公報に開示されている第三電極
層5が形成され、基板1に開けられた貫通孔を通じて第
一電極層2あるいは第二電極層4と接続されている。こ
のような構造の太陽電池セルが、第二電極層の上に透明
接着剤層61を介した透明耐候性フィルム71と第三電
極層5の上に接着剤層62を介した耐候性フィルム72
とにより挟着され、保護されている。耐候性フィルム7
1および72の厚さは、例えば50μmである。
陽電池のうち、非晶質シリコン(以下a−Siと記す)
を主材料とした太陽電池は薄膜で構成でき、大面積化が
容易という特徴をもち、低コスト太陽電池として期待さ
れている。特に、ステンレス鋼あるいは金属電極を蒸着
したプラスチックフィルム等の可とう性基板を用いた太
陽電池は、製造の際にロールツーロール方式あるいはス
テッピングロール方式により高い生産性を実現できるこ
とから有望視されている。また、軽量で可とう性がある
ため、任意の形状の面上に設置でき、さらに長尺のもの
が得られるため、特に面積の大きい住宅等の屋根上に設
置するのに有利である。このような太陽電池の構造は従
来、図2に示すような断面構造を有し、可とう性のある
絶縁基板1の一面上に金属よりなる第一電極層2、a−
Siよりなる光電変換半導体層3、ITOなどからなる
透明な第二電極層4が積層され、他面側には、例えば特
開平6−342924号公報に開示されている第三電極
層5が形成され、基板1に開けられた貫通孔を通じて第
一電極層2あるいは第二電極層4と接続されている。こ
のような構造の太陽電池セルが、第二電極層の上に透明
接着剤層61を介した透明耐候性フィルム71と第三電
極層5の上に接着剤層62を介した耐候性フィルム72
とにより挟着され、保護されている。耐候性フィルム7
1および72の厚さは、例えば50μmである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】薄膜太陽電池を住宅等
の上部に設置する場合、ロール状に巻回した状態で屋根
上などに運びそこで展開して必要な長さを切り出すこと
ができることは、施工上極めて有利である。しかし、図
2に示すように硬さの異なる材料の組み合わせで構成す
ると柔軟性が損なわれ巻回することにより巻きぐせがつ
いて施工後に変形してしまう。特に、屋根上への設置の
場合に巻きぐせを直すとしわが発生し、出力が低下する
という問題があった。また、太陽光発電に用いる場合、
太陽光により温度が上昇し、太陽電池の出力が低下する
問題があった。
の上部に設置する場合、ロール状に巻回した状態で屋根
上などに運びそこで展開して必要な長さを切り出すこと
ができることは、施工上極めて有利である。しかし、図
2に示すように硬さの異なる材料の組み合わせで構成す
ると柔軟性が損なわれ巻回することにより巻きぐせがつ
いて施工後に変形してしまう。特に、屋根上への設置の
場合に巻きぐせを直すとしわが発生し、出力が低下する
という問題があった。また、太陽光発電に用いる場合、
太陽光により温度が上昇し、太陽電池の出力が低下する
問題があった。
【0004】本発明の目的は、上述の問題を解決し、ロ
ール状に巻回した場合に巻きぐせが付かず、同時に太陽
光にさらされても温度上昇の少ない薄膜太陽電池を提供
することにある。
ール状に巻回した場合に巻きぐせが付かず、同時に太陽
光にさらされても温度上昇の少ない薄膜太陽電池を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、可とう性基板上に両面に電極層を備え
た光電変換半導体層を備え、両外面が耐候性材が覆われ
た薄膜太陽電池において、光入射面と反対側の耐候性材
が表面に凹凸形状を有するものとする。凹凸形状が基板
の幅方向に平行に走る条状の凸部とその間にはさまれた
凹部よりなることが有効である。表面に凹凸形状を有す
る耐候性材が、耐候性フィルムであっても、ルーフィン
グ材であっても、また耐候性塗膜であってもよい。凹凸
形状のピッチ幅は、狭いと耐候性材が通気層の役を果た
さなくなり、遂に広すぎると凹凸面にダレが生じるの
で、5〜30mmが好ましい。また凹凸の深さは、浅す
ぎると屋根にひいたときに差が出にくく、また空気を流
す役目ができなくなり、逆に深すぎるとセル自身が変形
する可能性が生じるので、0.3〜5mmがのぞまし
い。
めに、本発明は、可とう性基板上に両面に電極層を備え
た光電変換半導体層を備え、両外面が耐候性材が覆われ
た薄膜太陽電池において、光入射面と反対側の耐候性材
が表面に凹凸形状を有するものとする。凹凸形状が基板
の幅方向に平行に走る条状の凸部とその間にはさまれた
凹部よりなることが有効である。表面に凹凸形状を有す
る耐候性材が、耐候性フィルムであっても、ルーフィン
グ材であっても、また耐候性塗膜であってもよい。凹凸
形状のピッチ幅は、狭いと耐候性材が通気層の役を果た
さなくなり、遂に広すぎると凹凸面にダレが生じるの
で、5〜30mmが好ましい。また凹凸の深さは、浅す
ぎると屋根にひいたときに差が出にくく、また空気を流
す役目ができなくなり、逆に深すぎるとセル自身が変形
する可能性が生じるので、0.3〜5mmがのぞまし
い。
【0006】
【作用】裏面側の耐候性材の外面に凹凸形状を形成する
と、相対的に厚さの減ずる凹部が機械的に弱くなり、曲
げやすくなつて取扱いが容易になる。また、この薄膜太
陽電池を、例えば住宅の屋根の野地板上に設置したとき
に凹部の部分に空隙が生じ、冷却効率が増す。特に、凹
部を可とう性基板の幅方向に走る条状に形成すれば、基
板を長手方向にロール状に巻回することが容易になり、
巻回、巻戻しをしても巻きぐせがつかず、しわが発生す
ることがなく、巻回の太陽電池セルの特性への悪影響が
なくなる。また、設置面との間に基板の幅方向に走る通
気路が生じ、通風による冷却が行われて太陽電池セルの
温度上昇が防止される。
と、相対的に厚さの減ずる凹部が機械的に弱くなり、曲
げやすくなつて取扱いが容易になる。また、この薄膜太
陽電池を、例えば住宅の屋根の野地板上に設置したとき
に凹部の部分に空隙が生じ、冷却効率が増す。特に、凹
部を可とう性基板の幅方向に走る条状に形成すれば、基
板を長手方向にロール状に巻回することが容易になり、
巻回、巻戻しをしても巻きぐせがつかず、しわが発生す
ることがなく、巻回の太陽電池セルの特性への悪影響が
なくなる。また、設置面との間に基板の幅方向に走る通
気路が生じ、通風による冷却が行われて太陽電池セルの
温度上昇が防止される。
【0007】
【実施例】以下図2と共通の部分に同一符号を付した図
を引用して本発明のいくつかの実施例について説明す
る。 実施例1:図1の断面構造を有し、可とう性の絶縁フィ
ルム基板1として、ポリイミドフィルム(東レデュポン
社商品名:カプトン)を用い、第一電極層2はAg膜、
光電変換半導体層3としてpin接合を有するa−Si
膜、透明第二電極層4はITO膜、基板1の裏側の第三
電極層5としてAg膜をそれぞれ所定の装置により成膜
し、太陽電池セルとした。
を引用して本発明のいくつかの実施例について説明す
る。 実施例1:図1の断面構造を有し、可とう性の絶縁フィ
ルム基板1として、ポリイミドフィルム(東レデュポン
社商品名:カプトン)を用い、第一電極層2はAg膜、
光電変換半導体層3としてpin接合を有するa−Si
膜、透明第二電極層4はITO膜、基板1の裏側の第三
電極層5としてAg膜をそれぞれ所定の装置により成膜
し、太陽電池セルとした。
【0008】この太陽電池セルの光入射側の透明接着剤
層61として、200μmの厚さのEVAフィルム(ク
ラボウ社商品名:VSシート)を用い、ゴムロール方式
のラミネータ装置で120℃、5Kg/cm2 の圧力の
条件で仮接着した。このEVAフィルム61上に、ふっ
素樹脂のポリふっ化ビニル(PVF)の溶液を乾燥後の
膜厚が20μmとなるようにドクターブレード法にて塗
布し、80℃、30分の予備乾燥後、150℃、60分
の条件で接着剤層61のEVAの本架橋と同時にふっ素
樹脂の硬化を同時に行い耐候性塗膜73を形成した。
層61として、200μmの厚さのEVAフィルム(ク
ラボウ社商品名:VSシート)を用い、ゴムロール方式
のラミネータ装置で120℃、5Kg/cm2 の圧力の
条件で仮接着した。このEVAフィルム61上に、ふっ
素樹脂のポリふっ化ビニル(PVF)の溶液を乾燥後の
膜厚が20μmとなるようにドクターブレード法にて塗
布し、80℃、30分の予備乾燥後、150℃、60分
の条件で接着剤層61のEVAの本架橋と同時にふっ素
樹脂の硬化を同時に行い耐候性塗膜73を形成した。
【0009】一方、可とう性基板1の裏面側では、40
0μmの厚さのEVAフィルムを接着剤層62として、
その上にアルミニウム箔をPVFフィルムでサンドイッ
チした120μmの厚さの白色フィルム(デュポン社商
品名:テドラ−PVF)を耐候性フィルム72として重
ね、その耐候性フィルム72の表面に高さ0.5mm、
ピッチ幅15mmの波状の凹凸面を有する金形治具を当
てて真空加熱加圧方式のラミネータ装置で150℃、1
5分の条件でラミネートし、耐候性フィルム72の表面
に凹凸形状面8を形成した。凹凸形状面の山あるいは谷
は、可とう性基板1の幅方向に平行に走るようにする。
山の高さは0.3mm〜5mm、ピッチ幅は5〜30m
mの範囲で選ぶことができる。
0μmの厚さのEVAフィルムを接着剤層62として、
その上にアルミニウム箔をPVFフィルムでサンドイッ
チした120μmの厚さの白色フィルム(デュポン社商
品名:テドラ−PVF)を耐候性フィルム72として重
ね、その耐候性フィルム72の表面に高さ0.5mm、
ピッチ幅15mmの波状の凹凸面を有する金形治具を当
てて真空加熱加圧方式のラミネータ装置で150℃、1
5分の条件でラミネートし、耐候性フィルム72の表面
に凹凸形状面8を形成した。凹凸形状面の山あるいは谷
は、可とう性基板1の幅方向に平行に走るようにする。
山の高さは0.3mm〜5mm、ピッチ幅は5〜30m
mの範囲で選ぶことができる。
【0010】可とう性基板1としては、絶縁性フィルム
のほかに金属フィルムを用いることができる。フィルム
状絶縁基板は、その上に電極層および薄膜半導体層が2
00℃前後で成膜されるため耐熱性が要求される。した
がって耐久性を有するプラスチックフィルムとして、ポ
リイミドフィルムのほかに、ポリエーテルイミド、ポリ
サルホン、ポリエーテルサルホン、ポリフェニレンサル
ファイド、パラ系アラミド、ポリエーテルケント、ふっ
素系樹脂全般のフィルムが挙げられるが、特にポリイミ
ド、パラ系アラミド、ふっ素系樹脂全般のフィルムが好
適である。金属フィルムは、ステンレス鋼、ニッケル、
銅箔等を用いれば耐久性の点では問題がなく、そのまま
第一電極層を兼ねる導電性基板として用いることも、表
面に耐熱性絶縁膜を被覆して絶縁性基板として用いるこ
ともできる。 実施例2:ラミネートする時に耐候性フィルム72の表
面に押し当てる金型治具の凹凸を断面方形の山が平行に
走る形状にし、図3に示すように高さ0.5mm、幅1
5mmの山がピッチ幅15mmで基板幅方向に走る凹凸
形状面8を形成した。山の幅w1 およびピッチ幅w2 は
いずれも5〜30mmの範囲で選ぶことができる。 実施例3:図1の構造の耐候性フィルム72の上にさら
に接着剤層62の材料と同じ、EVAを用いて膜厚80
0μmの耐候性塗膜74を形成し、その表面に図1と耐
候性フィルム72上と同様の凹凸形状面8を形成した図
4の構造を有し、耐候性をより向上させたものである。 実施例4:図3と同様の構造であるが耐候性フィルム7
2の代わりにゴム化アスファルトよりなるルーフィング
材を用い、その表面に凹凸形状面8を形成したものであ
る。 比較例:図2と同様の構造で、光入射面にPVF耐候性
フィルム71、裏面側はAl箔をPVFフィルムでサン
ドイッチした白色耐候性フィルム72を露出させ、凹凸
形状面は形成しないものである。
のほかに金属フィルムを用いることができる。フィルム
状絶縁基板は、その上に電極層および薄膜半導体層が2
00℃前後で成膜されるため耐熱性が要求される。した
がって耐久性を有するプラスチックフィルムとして、ポ
リイミドフィルムのほかに、ポリエーテルイミド、ポリ
サルホン、ポリエーテルサルホン、ポリフェニレンサル
ファイド、パラ系アラミド、ポリエーテルケント、ふっ
素系樹脂全般のフィルムが挙げられるが、特にポリイミ
ド、パラ系アラミド、ふっ素系樹脂全般のフィルムが好
適である。金属フィルムは、ステンレス鋼、ニッケル、
銅箔等を用いれば耐久性の点では問題がなく、そのまま
第一電極層を兼ねる導電性基板として用いることも、表
面に耐熱性絶縁膜を被覆して絶縁性基板として用いるこ
ともできる。 実施例2:ラミネートする時に耐候性フィルム72の表
面に押し当てる金型治具の凹凸を断面方形の山が平行に
走る形状にし、図3に示すように高さ0.5mm、幅1
5mmの山がピッチ幅15mmで基板幅方向に走る凹凸
形状面8を形成した。山の幅w1 およびピッチ幅w2 は
いずれも5〜30mmの範囲で選ぶことができる。 実施例3:図1の構造の耐候性フィルム72の上にさら
に接着剤層62の材料と同じ、EVAを用いて膜厚80
0μmの耐候性塗膜74を形成し、その表面に図1と耐
候性フィルム72上と同様の凹凸形状面8を形成した図
4の構造を有し、耐候性をより向上させたものである。 実施例4:図3と同様の構造であるが耐候性フィルム7
2の代わりにゴム化アスファルトよりなるルーフィング
材を用い、その表面に凹凸形状面8を形成したものであ
る。 比較例:図2と同様の構造で、光入射面にPVF耐候性
フィルム71、裏面側はAl箔をPVFフィルムでサン
ドイッチした白色耐候性フィルム72を露出させ、凹凸
形状面は形成しないものである。
【0011】これら4種類の実施例および比較例の薄膜
太陽電池は、電極より外部へリード線を引き出し、特性
評価できる構造となっている。特性評価は、屋外暴露の
加速試験としてウェザーメータによる試験を500H
(屋外暴露約2.5年相当)行った。結果、すべての実
施例および比較例のいずれにおいても外観上変化は見ら
れず良好な特性を示した。すなわち、耐候性には差がな
かった。引きつづき、これら太陽電池を直径10〜10
0mmの複数種の芯上に巻き、次に逆向きに巻き返す曲
げ試験を実施した結果、実施例の太陽電池においては容
易に変形・回復したが、比較例の太陽電池においては変
形させるのに大きな力を要し、元に戻すとしわが発生
し、特性が60%も低下した。さらに、35°の傾斜角
度をもつ疑似屋根構造の屋外暴露台の野地板上に設置し
て、暴露試験を行い、太陽電池の表面温度を埋め込んだ
熱電対により測定した所、実施例の太陽電池においては
外気温度+20℃であったが、比較例の太陽電池におい
ては外気温度+50℃まで温度が上昇していた。
太陽電池は、電極より外部へリード線を引き出し、特性
評価できる構造となっている。特性評価は、屋外暴露の
加速試験としてウェザーメータによる試験を500H
(屋外暴露約2.5年相当)行った。結果、すべての実
施例および比較例のいずれにおいても外観上変化は見ら
れず良好な特性を示した。すなわち、耐候性には差がな
かった。引きつづき、これら太陽電池を直径10〜10
0mmの複数種の芯上に巻き、次に逆向きに巻き返す曲
げ試験を実施した結果、実施例の太陽電池においては容
易に変形・回復したが、比較例の太陽電池においては変
形させるのに大きな力を要し、元に戻すとしわが発生
し、特性が60%も低下した。さらに、35°の傾斜角
度をもつ疑似屋根構造の屋外暴露台の野地板上に設置し
て、暴露試験を行い、太陽電池の表面温度を埋め込んだ
熱電対により測定した所、実施例の太陽電池においては
外気温度+20℃であったが、比較例の太陽電池におい
ては外気温度+50℃まで温度が上昇していた。
【0012】このように、ウェザーメータによる耐候性
試験では差異がなかったが、曲げ試験および暴露試験の
温度上昇に差異を生じ、太陽電池裏面側に凹凸形状を形
成したことにより、湾曲性がよくなり、また通気路が生
じて冷却効果のあるたとが明らかになった。
試験では差異がなかったが、曲げ試験および暴露試験の
温度上昇に差異を生じ、太陽電池裏面側に凹凸形状を形
成したことにより、湾曲性がよくなり、また通気路が生
じて冷却効果のあるたとが明らかになった。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、可とう性基板を用いた
薄膜太陽電池の光入射面と反対側の裏面側外面の耐候性
材に凹凸形状を形成することにより、変形しやすくなっ
て基板の可とう性を生かすことができた。そして、ロー
ル状に巻回した場合に巻きぐせがつくことがなく、しわ
の発生が防止されることになり、巻回による太陽電池セ
ルへの悪影響を取り除くことができた。さらに凹部と設
置面との間に空隙が生じることにより、屋根上に設置し
た太陽電池表面と強化ガラス仕上材との間に空隙を設け
て通気層を形成する場合と同様な作用をする通気路が表
面に形成され、冷却効果が向上して温度上昇が防止で
き、薄膜太陽電池の出力の確保と長寿命化が可能となっ
た。
薄膜太陽電池の光入射面と反対側の裏面側外面の耐候性
材に凹凸形状を形成することにより、変形しやすくなっ
て基板の可とう性を生かすことができた。そして、ロー
ル状に巻回した場合に巻きぐせがつくことがなく、しわ
の発生が防止されることになり、巻回による太陽電池セ
ルへの悪影響を取り除くことができた。さらに凹部と設
置面との間に空隙が生じることにより、屋根上に設置し
た太陽電池表面と強化ガラス仕上材との間に空隙を設け
て通気層を形成する場合と同様な作用をする通気路が表
面に形成され、冷却効果が向上して温度上昇が防止で
き、薄膜太陽電池の出力の確保と長寿命化が可能となっ
た。
【図1】本発明の実施例1の薄膜太陽電池の構造を示す
断面図
断面図
【図2】従来の薄膜太陽電池の構造を示す断面図
【図3】本発明の実施例2の薄膜太陽電池の構造を示す
断面図
断面図
【図4】本発明の実施例3の薄膜太陽電池の構造を示す
断面図
断面図
1 可とう性基板 2 第一電極層 3 光電変換半導体層 4 透明第二電極層 5 第三電極層 61 透明接着剤層 62 接着剤層 72 耐候性フィルム 73、74 耐候系塗膜 8 凹凸形状面
Claims (5)
- 【請求項1】可とう性基板上に二つの電極層にはさまれ
た光電変換半導体層を備え、両外面が耐候性材で覆われ
た薄膜太陽電池において、光入射面と反対側の耐候性材
の表面が凹凸形状を有することを特徴とする薄膜太陽電
池。 - 【請求項2】凹凸形状が基板の幅方向に平行に走る条状
の凸部とその間にはさまれた凹部よりなる請求項1記載
の薄膜太陽電池。 - 【請求項3】表面に凹凸形状を有する耐候性材が耐候性
フィルムである請求項1あるいは2記載の薄膜太陽電
池。 - 【請求項4】表面に凹凸形状を有する耐候性材がルーフ
ィング材である請求項1あるいは2記載の薄膜太陽電
池。 - 【請求項5】表面に凹凸形状を有する耐候性材が耐候性
塗膜である請求項1あるいは2記載の薄膜太陽電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7163208A JPH0918030A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 薄膜太陽電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7163208A JPH0918030A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 薄膜太陽電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0918030A true JPH0918030A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=15769352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7163208A Pending JPH0918030A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 薄膜太陽電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0918030A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001061763A1 (en) * | 2000-02-18 | 2001-08-23 | Bridgestone Corporation | Sealing film for solar cell and method for manufacturing solar cell |
| US7795527B2 (en) | 2004-12-22 | 2010-09-14 | Fuji Electric Systems Co., Ltd. | Solar cell module and method for installing same |
| US7901807B2 (en) | 2003-04-02 | 2011-03-08 | Panasonic Corporation | Energy device and method for producing the same |
-
1995
- 1995-06-29 JP JP7163208A patent/JPH0918030A/ja active Pending
Cited By (4)
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|---|---|---|---|---|
| WO2001061763A1 (en) * | 2000-02-18 | 2001-08-23 | Bridgestone Corporation | Sealing film for solar cell and method for manufacturing solar cell |
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