JPH0918211A - パラボラアンテナ用融雪装置 - Google Patents

パラボラアンテナ用融雪装置

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JPH0918211A
JPH0918211A JP16101095A JP16101095A JPH0918211A JP H0918211 A JPH0918211 A JP H0918211A JP 16101095 A JP16101095 A JP 16101095A JP 16101095 A JP16101095 A JP 16101095A JP H0918211 A JPH0918211 A JP H0918211A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低温下でのアンテナ反射鏡の性能を有効に維
持しつつ電力消費の有効な低減を図ったパラボラアンテ
ナ用融雪装置を提供すること。 【構成】 パラボラアンテナ2の背面側に装備された加
熱ヒータ部4と、パラボラアンテナ6の周囲に装備され
た外気温センサ6及び降雪センサ8と、該降雪センサ8
が降雪を検知した場合に作動し加熱ヒータ部4をオン制
御するヒータ用制御部10とを備えている。このヒータ
用制御部10は、外気温センサ6が所定の設定温度以下
の温度を検知した場合に作動して加熱ヒータ部4の動作
をオフ制御する第1のヒータ制御機能と、外気温が所定
の設定温度以下から所定温度に上昇した場合に作動して
加熱ヒータ部の動作をオン制御すると共に一定時間経過
後に当該加熱ヒータ部をオフ制御する第2のヒータ制御
機能とを備えていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パラボラアンテナ用融
雪装置に係り、とくに、パラボラアンテナの反射鏡への
着雪を除去することを意図したパラボラアンテナ用融雪
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパラボラアンテナ用融雪装置は、
図5に示すように、反射鏡100に付着する雪を融解す
るための融雪ヒータ51と、降雪に有無を検出する降雪
検知器52と、前述した融雪ヒータ51の動作を制御す
るヒータ制御部53とから構成されていた。この内、降
雪検知器52は、反射鏡等の陰にならずに降雪を確実に
検知できる位置に設定されている。
【0003】そして、この従来例にあっては、降雪検知
器52により降雪が検知されると、融雪ヒータ51がオ
ン(ON)され、反射鏡100への着雪と防ぐ。そし
て、降雪が止むと、ある一定(例えば1時間)程度の遅
延時間をもって融雪ヒータがオフ(OFF)と成るよう
に制御される。
【0004】また、特開昭62−77704号公報で
は、図6に示すように、反射鏡100に着雪検知器62
を装着して反射鏡100への着雪を検知する方法が開示
されている。この方法は、特に気温が低く,風が強いか
或いは降雪量が少ない場合に反射鏡100へ付着が少な
いことを考慮して、降雪が有っても反射鏡100に付着
しない場合は、融雪ヒータ51をONにしない制御法を
採り、エネルギーの浪費を防いでいる。
【0005】更に、アンテナの融雪装置ではないが、特
開平5−280225号公報には、降雪検出装置の出力
信号をもとに、降雪がある場合に融雪ヒータをONに
し、雪が止んでから時間を計測し、一定時間経過後に融
雪ヒータをOFFにする制御法が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、反射鏡アンテ
ナの融雪装置では、低温下で着雪しずらい降雪(乾燥し
たさらさら雪)があった場合で、且つある一定気温以下
(例えば、−10℃以下)の場合は、エネルギの浪費を
抑えるため、融雪ヒータをOFFにする制御法が採られ
ている。
【0007】このような場合、例えば気温−5℃で雪が
降り始め、融雪ヒータが動作したのち、気温が下がり−
10℃を下回ったときは、融雪ヒータをOFFにする。
一方、このとき、反射鏡の温度は0℃以上になってお
り、継続して降っている雪はこの熱の残留分によって反
射鏡に付着してしまう。
【0008】そして、アンテナ反射鏡の着雪により、ア
ンテナは本来の反射機能を維持し得ず、性能劣化を招
く。かかる状態は、次に融雪ヒータがONする条件が成
立するまで、つまり、次に外気温が−10℃以上で雪が
降るまで続いてしまうという欠点がある。
【0009】また、アンテナ反射鏡100の降雪検知器
52を利用する場合は、その部分の着雪しか検知出来な
い。この場合、確実に着雪を検知するときは既に反射鏡
100に一定量の着雪があり、アンテナは性能劣化の状
態となっている。
【0010】更に、一定量の着雪後の融雪では、雪が融
けまで反射鏡表面温度は0℃を維持し、そのため、反射
鏡から奪われる熱量が減り、融雪ヒータが高温になり、
最悪の場合加熱防止回路が動作する欠点がある。仮に、
雪が止んでから一定時間,融雪ヒータをONにする制御
法を用いても、この課題は回避出来ない上、外気温が−
10℃以下となっている場合は、少なくてもアンテナ反
射面を0度以上に暖めるだけの熱量をもつ融雪ヒータを
用意する必要があり、それだけの熱量が無ければ、融雪
ヒータをONにしても、アンテナ反射面の雪は解けな
い。加えて、無駄なエネルギを消費する。
【0011】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに低温下でのアンテナ反射鏡の性能を有
効に維持しつつ電力消費の有効な低減を図ったパラボラ
アンテナ用融雪装置を提供することを、その目的とす
る。
【0012】
【作 用】外気温が所定の温度(例えば、−10℃)以
下になると、降雪中に雪はさらさらになるので付着し難
くなり、このため、ヒータをオフ制御する。その後、外
気温が上昇して所定の温度に戻ったとき、降雪の有無に
係わらずタイマー制御にて一定時間ヒータをオンにし、
アンテナ反射面の雪を溶かす。
【0013】
【実施例1】以下、本発明の第1実施例を図1乃至図3
に基づいて説明する。この図1乃至図3に示す第1実施
例は、パラボラアンテナ2の背面側に装備された加熱ヒ
ータ部4と、パラボラアンテナ2の周囲の気温を測定す
る外気温センサ6と、パラボラアンテナ2の周囲の降雪
の有無を検出する降雪センサ8と、この降雪センサ8が
パラボラアンテナ周囲の降雪を検知した場合に作動し加
熱ヒータ部4の動作をオン制御するヒータ用制御部10
とを備えている。符号12は前述した加熱ヒータ部4を
通電加熱する電源部を示し、符号14は過熱検出センサ
を示す。
【0014】ヒータ用制御部10は、外気温センサ6が
所定の設定温度(例えば−10℃;以下、同じ)以下の
温度を検知した場合に作動して加熱ヒータ部4の動作を
オフ制御する第1のヒータ制御機能と、外気温が所定の
設定温度以下から所定温度に上昇した場合に作動して加
熱ヒータ部4の動作をオン制御すると共に一定時間経過
後に当該加熱ヒータ部4の動作をオフ制御する第2のヒ
ータ制御機能とを備えている。
【0015】また、ヒータ用制御部10は、降雪センサ
8からの降雪情報が停止した場合に当該降雪情報の入力
停止後一定時間の間,加熱ヒータ部4をオン制御する第
3のヒータ制御機能を備えている。
【0016】更に、前述したヒータ用制御部10は、外
気温センサ6の外気温情報を入力するタイマ(後述する
第2のタイマ)18を有し、このタイマ18に予め設定
された一定時間が経過すると前述した第2のヒータ制御
機能を実行するようになっている。
【0017】これを更に詳述すると、この第1実施例で
は、ヒータから温風を吹き出し、アンテナ反射面を暖め
るホイットエアー方式を採用している。
【0018】前述した加熱ヒータ部4は、ブロアーヒー
タで構成され、パラボラアンテナ2の背面側に温風を吹
き出すように構成されている。アンテナ反射面の背面
は、その全域がチャンバと呼ばれる断熱材で囲まわれて
おり、加熱ヒータ部(ブロアヒータ)4および前述した
過熱検出センサ14は、その内部に装備されている。
【0019】また、外気温センサ6は、所定の外気温
(本実施例では−10℃)を検出すると所定の信号を出
力するように設定されている。
【0020】ヒータ用制御部10は、前述した電源部1
2と加熱ヒータ部4との間に、ヒータ通電回路12Aに
直列接続され且つ電磁駆動で個別にオン/オフ(ON/
OFF)駆動される三つのスイッチ,即ち第1乃至第3
のスイッチS1 ,S2 ,S3を備えている。
【0021】第1のスイッチS1 は、前述した過熱検出
センサ14が所定の過熱信号を出力した場合に作動して
前述した通電回路12Aをオフする機能を備えている。
このため、この第1のスイッチS1 は、通常はオン状態
に設定されている。符号15は第1のスイッチS1 をオ
ン/オフ駆動するスイッチ駆動部を示す。
【0022】第2のスイッチS2 は、外気温センサ6が
所定の設定温度(例えば−10℃)以下の温度を検知し
た場合に作動して加熱ヒータ部4への通電回路12Aを
オフする機能を備えている。符号16は外気温センサ6
から所定の情報を入力して第2のスイッチS2 をオン/
オフ駆動するスイッチ駆動部を示す。このスイッチ駆動
部16と第2のスイッチS2 とにより、前述したヒータ
用制御部10の第1のヒータ制御機能が実行されるよう
になっている。
【0023】第3のスイッチS3 は、第1のタイマ17
に付勢されてオン/オフ動作を実行し得るようになって
いる。この第1のタイマ17は、降雪センサ8から降雪
情報が入力された場合に直ちにこの情報に基づいて第3
のスイッチS3 をオン制御する機能を備えている。
【0024】更に、この第1のタイマ17は、降雪セン
サ8からの降雪情報が停止した場合には、当該降雪情報
の入力停止後一定時間(例えば1時間)の間,通電回路
12Aをオンして、加熱ヒータ部4を通電状態に維持す
る機能を備えている(第3のヒータ制御機能)。
【0025】また、ヒータ用制御部10は、前述した第
1乃至第3のスイッチS1 〜S3 の内の第2乃至第3の
スイッチS2 ,S3 の直列回路部分に並列接続された第
4のスイッチS4 を備えている。
【0026】この第4のスイッチS4 は、第2のタイマ
18に付勢されてオン/オフ動作を実行し得るようにな
っている。この第2のタイマ18は、前述した外気温セ
ンサ6に付勢されて作動する。具体的には、外気温が所
定の設定温度(例えば、−10℃)以下から所定温度に
上昇した場合に作動して前述した通電回路12Aをオン
して加熱ヒータ部4の動作をオンすると共に一定時間経
過後に当該加熱ヒータ部4の動作をオフするように機能
する。即ち、この第4のスイッチS4 と第2のタイマ1
8とにより、前述したヒータ用制御部10の第2のヒー
タ制御機能が実行されるようになっている。
【0027】次に、上記第1実施例の動作を図2乃至図
3に基づいて説明する。まず、雪が降り始めると、降雪
センサ8からの信号を受けて、第3のスイッチS3 はオ
ン動作し、これによって加熱ヒータ部4の通電回路12
Aは導通され、加熱ヒータ部4はオンされる。この状態
は、本実施例では外気温が例えば−10℃以上の場合に
は、継続して維持され、これによって付着した雪は有効
に溶融される。
【0028】次に、降雪中、外気温が所定の温度(例え
ば−10℃)より下がると、外気温センサ6がこれを感
知して所定の信号を出力し、第2のスイッチS2 をオフ
動作させ、加熱ヒータ部4をオフにする(ヒータ用制御
部10による第1のヒータ制御機能の実行)。外気温が
−10℃以下になると、雪はさらさら雪になるので、加
熱ヒータ部4をオフにしても付着しにくくなる。
【0029】次に、外気温が−10℃以下から上昇して
−10℃以上になったとき、第2のタイマ18が始動
し、同時に第4のスイッチS4 をオンして加熱ヒータ部
4をオンにし当該加熱ヒータ部4を作動させる。(そし
て、そのまま雪が降らなければ)第2のタイマ18が所
定の時間(例えば1時間)を経過したとき、第4のスイ
ッチS4 をオフして加熱ヒータ部4をオフにする(ヒー
タ用制御部10による第2のヒータ制御機能の実行)。
こうして、アンテナ反射面の着雪を完全に溶かし、アン
テナ性能を回復する。
【0030】一方、外気温が−10℃より高い状態で、
雪が止み降雪センサ8から降雪情報が出力されなくなる
と、スイッチS3 オンの状態を維持したまま第1のタイ
マ17が作動し、一定時間(本実施例では1時間)スイ
ッチS3 オンの状態が維持される。そして、1時間経過
後に当該第1のタイマ17によってスイッチS3 がオフ
制御され、加熱ヒータ部4の通電加熱状態が解除される
(第3のヒータ制御機能の実行)。この場合であって
も、外気温が−10℃以下になると、直ちにスイッチS
3 がオフ制御され、加熱ヒータ部4の通電加熱状態が解
除される。
【0031】
【実施例2】次に、この第2実施例を図4に基づいて説
明する。ここで、前述した第1実施例と同一の構成部材
については同一の符号を用いるものとする。
【0032】この図4に示す第2実施例は、前述した第
1実施例における降雪センサ8(図4参照)の代わり
に、降雨センサ21と第2の外気温センサ22とを装備
すると共に、この各センサ21,22の出力をアンドゲ
ート23を介して第1のタイマ17に入力し当該タイマ
17用の駆動信号とした点に特徴を備えている。
【0033】この第2の外気温センサ22は、外気温が
所定の温度(例えば+4度)以下となった場合に所定の
信号を出力し得るようになっている。符号20はヒータ
用制御部を示す。アンドゲート23は、このヒータ用制
御部20内に装備されている。その他の構成は、前述し
た図1に実施例と同一となっている。
【0034】そして、この図4に示す実施例において
は、当然のことながら降雪或いは降雨があると降雨セン
サ21が作動しする。このとき、外気温センサ22も同
時に作動し、外気温が所定の温度(例えば+4度)以下
となった場合に所定の信号を出力する。この両センサ2
1,22から信号が出力されると、アンドゲート23が
作動してヒータ用制御部20では降雪ありとし(統計的
にもそのようになる)、加熱ヒータ部4をオン(第3ス
イッチS3 をオン)にする。その後の動作制御は、前述
した第1実施例と同一となっている。
【0035】尚、ヒータ用制御部10,20の構成に当
たっては、リレーロジック回路でも、マイクロプロセッ
サを用いた回路であっても、同様の効果が得られる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明は、低温下での雪
のもつアテンテナの反射面に付着しずらい性質を溶かし
加熱ヒータをオフすることで、無駄なエネルキーの消費
を防ぐことができ、同時に、加熱ヒータをオフにする際
に、アンテナに付着する雪に対しては外気温の変化を監
視することにより、例えば−10℃を下まわる状態から
気温が上昇して−10℃に到達したとき、降雪の有無に
係わらず加熱ヒータを動作させ雪を溶かすようにしたの
で、アンテナ機能の回復をより迅速に早めることができ
るという従来にない優れたパラボラアンテナ用融雪装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の動作を示すフローチャートである。
【図3】図1における加熱ヒータの動作のタイミングを
示す説明図である。
【図4】第1実施例を示すブロック図である。
【図5】従来例を示すブロック図である。
【図6】他の従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 パラボラアンテナ 4 加熱ヒータ部 6 外気温センサ 8 降雪センサ 10,20 ヒータ用制御部 14 過熱防止センサ 17 第1のタイマ 18 第2のタイマ 21 降雨センサ 22 第2の外気温センサ 23 アンドゲート S1 第1のスイッチ S2 第2のスイッチ S3 第3のスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パラボラアンテナの背面側に装備された
    加熱ヒータ部と、前記パラボラアンテナの周囲の気温を
    測定する外気温センサと、パラボラアンテナの周囲の降
    雪の有無を検出する降雪センサと、この降雪センサが前
    記パラボラアンテナ周囲の降雪を検知した場合に作動し
    前記加熱ヒータ部の動作をオン制御するヒータ用制御部
    とを備え、 このヒータ用制御部が、前記外気温センサが所定の設定
    温度以下の温度を検知した場合に作動して前記加熱ヒー
    タ部の動作をオフ制御する第1のヒータ制御機能と、外
    気温が所定の設定温度以下から所定温度に上昇した場合
    に作動して前記加熱ヒータ部の動作をオン制御すると共
    に一定時間経過後に当該加熱ヒータ部の動作をオフ制御
    する第2のヒータ制御機能とを備えていることを特徴と
    したパラボラアンテナ用融雪装置。
  2. 【請求項2】 前記ヒータ用制御部は、前記降雪センサ
    から所定の降雪情報が停止した場合に当該降雪情報の入
    力停止後一定時間の間,前記加熱ヒータ部をオン制御す
    る第3のヒータ制御機能を備えていることを特徴とする
    請求項1記載のパラボラアンテナ用融雪装置。
  3. 【請求項3】 前記ヒータ用制御部は、前記外気温セン
    サの外気温情報を入力するタイマを有し、このタイマに
    予め設定される一定時間経過後に前記第2のヒータ制御
    機能を実行することを特徴とした請求項1又は2記載の
    パラボラアンテナ用融雪装置。
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