JPH09182462A - インバータ装置及びそのスイッチング素子のオン・オフ制御方法 - Google Patents
インバータ装置及びそのスイッチング素子のオン・オフ制御方法Info
- Publication number
- JPH09182462A JPH09182462A JP7340861A JP34086195A JPH09182462A JP H09182462 A JPH09182462 A JP H09182462A JP 7340861 A JP7340861 A JP 7340861A JP 34086195 A JP34086195 A JP 34086195A JP H09182462 A JPH09182462 A JP H09182462A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- time
- voltage
- threshold value
- inverter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Inverter Devices (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インバータ装置の短絡防止期間を持たせたス
イッチング素子制御のタイミングを、そのタイミングを
検出する相電圧検出器の特性変化に依存せずに適正に行
なうこと。 【解決手段】 インバータ部18Aの出力の相電圧を検
出する相電圧検出器14Aの出力信号11aが、予め設
定された基準電圧値VTH0に対応する相電圧V0でLにな
るように設定し、基準電圧値VTH0に対応する相電圧V0
を実測する。次にパルス幅補正機能付きPWM回路29
は、相電圧が0からコンバータ部21の電圧Vcに到達
する時間を測定し、基準電圧値VTH0に対応する相電圧
V0から電圧Vc/2に到達する時間を補正時間ΔTと
して算出する。そして出力信号11aがLになった時点
から補正時間ΔT経過した時刻を上下アームのスイッチ
ング素子4、5をオン・オフするしきい値として設定す
る。
イッチング素子制御のタイミングを、そのタイミングを
検出する相電圧検出器の特性変化に依存せずに適正に行
なうこと。 【解決手段】 インバータ部18Aの出力の相電圧を検
出する相電圧検出器14Aの出力信号11aが、予め設
定された基準電圧値VTH0に対応する相電圧V0でLにな
るように設定し、基準電圧値VTH0に対応する相電圧V0
を実測する。次にパルス幅補正機能付きPWM回路29
は、相電圧が0からコンバータ部21の電圧Vcに到達
する時間を測定し、基準電圧値VTH0に対応する相電圧
V0から電圧Vc/2に到達する時間を補正時間ΔTと
して算出する。そして出力信号11aがLになった時点
から補正時間ΔT経過した時刻を上下アームのスイッチ
ング素子4、5をオン・オフするしきい値として設定す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、直流を所定の電
圧・周波数の交流に逆変換するインバータ装置に係り、
特にスイッチング素子のオン・オフ制御に関するもので
ある。
圧・周波数の交流に逆変換するインバータ装置に係り、
特にスイッチング素子のオン・オフ制御に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図14及びは特開平4−69066号公
報に示された従来のインバータ装置に係わるものであ
り、図14はインバータ装置の構成を示す図、図15は
動作を示す図である。図14において、1は交流の電
源、2は交流の電源1からの交流電力を直流電力に変換
するコンバータ部であり、ダイオードなどの整流素子に
よって形成されている。3はコンバータ部2に並列接続
され、脈流の大きい直流を平滑する平滑部であり、この
平滑部3は平滑コンデンサによって形成されている。
4,5はそれぞれ平滑部3に並列接続された上アームス
イッチング素子、下アームスイッチング素子であり、こ
の上アームスイッチング素子4と下アームスイッチング
素子5は直列に接続されている。6,7はそれぞれ上ア
ームスイッチング素子4、下アームスイッチング素子5
に並列接続されたフライホイールダイオードである。
8,9は下アームスイッチング素子5に並列接続された
分圧抵抗であり、この分圧抵抗8,9は直列に接続され
ている。10,12はそれぞれ信号絶縁手段としてのフ
ォトカプラ11の入出力回線に直列に接続された電流制
限抵抗である。13は信号供給手段となるシャントレギ
ュレータでフォトカプラ11の入力側に直列に挿入接続
され、その制御線が上記直列接続された分圧抵抗8,9
との中間部に接続されている。
報に示された従来のインバータ装置に係わるものであ
り、図14はインバータ装置の構成を示す図、図15は
動作を示す図である。図14において、1は交流の電
源、2は交流の電源1からの交流電力を直流電力に変換
するコンバータ部であり、ダイオードなどの整流素子に
よって形成されている。3はコンバータ部2に並列接続
され、脈流の大きい直流を平滑する平滑部であり、この
平滑部3は平滑コンデンサによって形成されている。
4,5はそれぞれ平滑部3に並列接続された上アームス
イッチング素子、下アームスイッチング素子であり、こ
の上アームスイッチング素子4と下アームスイッチング
素子5は直列に接続されている。6,7はそれぞれ上ア
ームスイッチング素子4、下アームスイッチング素子5
に並列接続されたフライホイールダイオードである。
8,9は下アームスイッチング素子5に並列接続された
分圧抵抗であり、この分圧抵抗8,9は直列に接続され
ている。10,12はそれぞれ信号絶縁手段としてのフ
ォトカプラ11の入出力回線に直列に接続された電流制
限抵抗である。13は信号供給手段となるシャントレギ
ュレータでフォトカプラ11の入力側に直列に挿入接続
され、その制御線が上記直列接続された分圧抵抗8,9
との中間部に接続されている。
【0003】分圧抵抗8,9、電流制限抵抗10,1
2、フォトカプラ11およびシャントレギュレータ13
とによって相電圧帰還手段となる検出回路14が形成さ
れる。また、コンバータ部2からの直流電力を平滑部3
を介して任意の周波数および電圧に変換するインバータ
部18は、上記上アームスイッチング素子4、下アーム
スイッチング素子5、フライホイールダイオード6,
7、および検出回路14から形成されている。15はイ
ンバータ部18の出力である相電圧を、検出回路14で
検出し、検出回路14を構成するフォトカプラ11で信
号絶縁して入力し、この入力信号に基づき上下アームス
イッチング素子4,5を同時にオフする短絡防止時間T
dを補正して出力する短絡防止時間補正手段である。1
6は短絡防止時間作成手段で、上記短絡防止時間補正手
段15からの補正された入力信号に基づき最適な短絡防
止時間を設定する。17は出力回路で、短絡防止時間作
成手段16からの短絡防止時間に関する信号入力に基づ
き、上アームスイッチング素子4および下アームスイッ
チング素子5のそれぞれPWM制御信号を出力する。1
9は負荷となる誘導電動機である。
2、フォトカプラ11およびシャントレギュレータ13
とによって相電圧帰還手段となる検出回路14が形成さ
れる。また、コンバータ部2からの直流電力を平滑部3
を介して任意の周波数および電圧に変換するインバータ
部18は、上記上アームスイッチング素子4、下アーム
スイッチング素子5、フライホイールダイオード6,
7、および検出回路14から形成されている。15はイ
ンバータ部18の出力である相電圧を、検出回路14で
検出し、検出回路14を構成するフォトカプラ11で信
号絶縁して入力し、この入力信号に基づき上下アームス
イッチング素子4,5を同時にオフする短絡防止時間T
dを補正して出力する短絡防止時間補正手段である。1
6は短絡防止時間作成手段で、上記短絡防止時間補正手
段15からの補正された入力信号に基づき最適な短絡防
止時間を設定する。17は出力回路で、短絡防止時間作
成手段16からの短絡防止時間に関する信号入力に基づ
き、上アームスイッチング素子4および下アームスイッ
チング素子5のそれぞれPWM制御信号を出力する。1
9は負荷となる誘導電動機である。
【0004】短絡防止時間補正手段15、短絡防止時間
作成手段16、出力回路17によって、上記スイッチン
グ素子4,5をタイムラグTdを持たせて交互に制御す
るインバータ制御部20を構成する。
作成手段16、出力回路17によって、上記スイッチン
グ素子4,5をタイムラグTdを持たせて交互に制御す
るインバータ制御部20を構成する。
【0005】次に動作について説明する。上記のように
構成されたインバータ装置においては、スイッチング素
子4,5をインバータ制御部20によってタイムラグT
dを持たせて交互にPWM制御し、上記インバータ部1
8の交流出力である相電圧を検出回路14により検出
し、信号絶縁を行なってインバータ制御部20へ帰還す
る。即ち、この検出回路14は上記スイッチング素子
4,5のオン、オフに基づく上記相電圧を検出し、上記
相電圧が直流入力電圧の略1/2に達したらシャントレ
ギュレータ13をオンしてフォトカプラ11に入力信号
を与え、そして信号絶縁されたフォトカプラ11の出力
信号をインバータ制御部20へ帰還する。
構成されたインバータ装置においては、スイッチング素
子4,5をインバータ制御部20によってタイムラグT
dを持たせて交互にPWM制御し、上記インバータ部1
8の交流出力である相電圧を検出回路14により検出
し、信号絶縁を行なってインバータ制御部20へ帰還す
る。即ち、この検出回路14は上記スイッチング素子
4,5のオン、オフに基づく上記相電圧を検出し、上記
相電圧が直流入力電圧の略1/2に達したらシャントレ
ギュレータ13をオンしてフォトカプラ11に入力信号
を与え、そして信号絶縁されたフォトカプラ11の出力
信号をインバータ制御部20へ帰還する。
【0006】図15(d)の期間Tdに示すように、短
絡防止期間Tdで相電圧の電位が確立せず不安定電位と
なっても、上アームスイッチング素子4及び下アームス
イッチング素子5のオン、オフを直流電圧値の半分の値
で検出しているため、検出信号は図15(e)のような
信号となる。即ち、相電圧VUの値を分圧抵抗8及び9
により、分圧し、直流電圧の半分の値となったときに下
側分圧抵抗9の電圧VRがシャントレギュレータ13の
しきい値になるように設定することにより、フォトカプ
ラ11をオンさせ、インバータ部18の出力回路から絶
縁された信号を検出回路14から出力させる。このよう
に直流電圧値の半分の値で相電圧VU の値を検出するこ
とにより、短絡防止期間Tdにおける電圧のふらつきを
平均化させていた。
絡防止期間Tdで相電圧の電位が確立せず不安定電位と
なっても、上アームスイッチング素子4及び下アームス
イッチング素子5のオン、オフを直流電圧値の半分の値
で検出しているため、検出信号は図15(e)のような
信号となる。即ち、相電圧VUの値を分圧抵抗8及び9
により、分圧し、直流電圧の半分の値となったときに下
側分圧抵抗9の電圧VRがシャントレギュレータ13の
しきい値になるように設定することにより、フォトカプ
ラ11をオンさせ、インバータ部18の出力回路から絶
縁された信号を検出回路14から出力させる。このよう
に直流電圧値の半分の値で相電圧VU の値を検出するこ
とにより、短絡防止期間Tdにおける電圧のふらつきを
平均化させていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のインバータ装置
は、前述のようにインバータの上下アームスイッチング
素子をオン・オフ制御するためのしきい値の検出を、あ
らかじめ定めたコンバータ電圧Vcに対して、その半分
の電圧であるVc/2で検出するように構成しているの
で、コンバータ電圧Vcを検出する為のフォトカプラ等
の検出回路を構成する素子の特性が経年変化等により変
化した場合には、検出電圧が正しくVc/2とならなく
なり、スイッチング素子のオン・オフの検出タイミング
に誤差が発生し、結果的に短絡防止時間補正手段が正し
く機能せず、誘導電動機の制御特性を悪化させるなどの
問題点があった。
は、前述のようにインバータの上下アームスイッチング
素子をオン・オフ制御するためのしきい値の検出を、あ
らかじめ定めたコンバータ電圧Vcに対して、その半分
の電圧であるVc/2で検出するように構成しているの
で、コンバータ電圧Vcを検出する為のフォトカプラ等
の検出回路を構成する素子の特性が経年変化等により変
化した場合には、検出電圧が正しくVc/2とならなく
なり、スイッチング素子のオン・オフの検出タイミング
に誤差が発生し、結果的に短絡防止時間補正手段が正し
く機能せず、誘導電動機の制御特性を悪化させるなどの
問題点があった。
【0008】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、短絡防止時間補正手段に用いるイン
バータ電圧の検出器において、例えば、検出回路を構成
する素子の経年変化等による特性の変化による検出電圧
の変化、又は検出器の周囲条件が変化することによる検
出電圧の変化に対しても、スイッチング素子のオン・オ
フのタイミングを正しく補正し、短絡防止時間補正手段
を正しく機能させて、誘導電動機の制御特性を向上させ
るインバータ装置及びそのスイッチング素子のオン・オ
フ制御方法を得ることを目的とする。
になされたもので、短絡防止時間補正手段に用いるイン
バータ電圧の検出器において、例えば、検出回路を構成
する素子の経年変化等による特性の変化による検出電圧
の変化、又は検出器の周囲条件が変化することによる検
出電圧の変化に対しても、スイッチング素子のオン・オ
フのタイミングを正しく補正し、短絡防止時間補正手段
を正しく機能させて、誘導電動機の制御特性を向上させ
るインバータ装置及びそのスイッチング素子のオン・オ
フ制御方法を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るインバー
タ装置においては、直流電源と、この直流電源からの直
流を交流に変換する直列接続された対をなすスイッチン
グ素子で構成されたインバータ部と、このインバータ部
の交流出力である相電圧を検出する相電圧検出手段と、
前記直列接続された対をなすスイッチング素子をオン・
オフするしきい値を設定するしきい値設定手段と、この
しきい値設定手段のしきい値に基づいて前記直列接続さ
れた対をなすスイッチング素子を短絡防止期間を持たせ
て交互に制御するインバータ制御手段と、を備えたイン
バータ装置において、前記しきい値設定手段のしきい値
に対応する電圧値より小さい値を基準電圧値として設定
する基準電圧設定手段と、前記相電圧検出手段の相電圧
値がゼロから前記直流電源の直流電圧値に到達するまで
の時間を算出する到達時間算出手段と、前記基準電圧設
定手段で設定された基準電圧値から前記しきい値設定手
段のしきい値に対応する電圧値に到達するまでの時間を
補正時間として算出する補正時間算出手段と、を備え、
前記しきい値設定手段は、前記相電圧検出手段の相電圧
が前記基準電圧設定手段で設定された基準電圧値に到達
した時点から、前記補正時間算出手段の補正時間だけ経
過した時刻を前記直列接続された対をなすスイッチング
素子をオン・オフするしきい値に対応する時刻として設
定するものである。
タ装置においては、直流電源と、この直流電源からの直
流を交流に変換する直列接続された対をなすスイッチン
グ素子で構成されたインバータ部と、このインバータ部
の交流出力である相電圧を検出する相電圧検出手段と、
前記直列接続された対をなすスイッチング素子をオン・
オフするしきい値を設定するしきい値設定手段と、この
しきい値設定手段のしきい値に基づいて前記直列接続さ
れた対をなすスイッチング素子を短絡防止期間を持たせ
て交互に制御するインバータ制御手段と、を備えたイン
バータ装置において、前記しきい値設定手段のしきい値
に対応する電圧値より小さい値を基準電圧値として設定
する基準電圧設定手段と、前記相電圧検出手段の相電圧
値がゼロから前記直流電源の直流電圧値に到達するまで
の時間を算出する到達時間算出手段と、前記基準電圧設
定手段で設定された基準電圧値から前記しきい値設定手
段のしきい値に対応する電圧値に到達するまでの時間を
補正時間として算出する補正時間算出手段と、を備え、
前記しきい値設定手段は、前記相電圧検出手段の相電圧
が前記基準電圧設定手段で設定された基準電圧値に到達
した時点から、前記補正時間算出手段の補正時間だけ経
過した時刻を前記直列接続された対をなすスイッチング
素子をオン・オフするしきい値に対応する時刻として設
定するものである。
【0010】又、前記しきい値設定手段のしきい値に対
応する電圧値を前記直流電源の直流電圧値の1/2とす
るものである。
応する電圧値を前記直流電源の直流電圧値の1/2とす
るものである。
【0011】又、前記基準電圧設定手段の基準電圧値を
前記直流電源の直流電圧値の20〜40%に設定するも
のである。
前記直流電源の直流電圧値の20〜40%に設定するも
のである。
【0012】又、前記補正時間算出手段は、前記相電圧
検出手段の周囲温度に基づいて補正時間の設定を変更す
るものである。
検出手段の周囲温度に基づいて補正時間の設定を変更す
るものである。
【0013】又、前記補正時間算出手段は、前記スイッ
チング素子の温度に基づいて補正時間の設定を変更する
ものである。
チング素子の温度に基づいて補正時間の設定を変更する
ものである。
【0014】又、前記補正時間算出手段は、前記インバ
ータ部の負荷電流の大きさに基づいて補正時間の設定を
変更するものである。
ータ部の負荷電流の大きさに基づいて補正時間の設定を
変更するものである。
【0015】又、前記補正時間算出手段は、前記直流電
源の直流電圧の大きさに基づいて補正時間の設定を変更
するものである。
源の直流電圧の大きさに基づいて補正時間の設定を変更
するものである。
【0016】又、前記補正時間算出手段は、前記相電圧
検出手段の相電圧の立上りと立下がりとで補正時間の設
定を異ならせるものである。
検出手段の相電圧の立上りと立下がりとで補正時間の設
定を異ならせるものである。
【0017】又、インバータ装置のスイッチング素子の
オン・オフ制御方法においては、直流電源と、この直流
電源からの直流を交流に変換する直列接続された対をな
すスイッチング素子で構成されたインバータ部と、この
直列接続された対をなすスイッチング素子をオン・オフ
するしきい値を設定するしきい値設定手段と、このしき
い値設定手段のしきい値に基づいて前記直列接続された
対をなすスイッチング素子を短絡防止期間を持たせて交
互に制御するインバータ制御手段と、を備えたインバー
タ装置のスイッチング素子のオンオフ制御方法におい
て、前記しきい値設定手段のしきい値に対応する電圧値
より小さい値を基準電圧値として設定し、前記インバー
タ部の交流出力である相電圧がゼロから前記直流電源の
直流電圧値に到達するまでの時間を算出し、前記基準電
圧値から前記直列接続された対をなすスイッチング素子
をオン・オフするしきい値に対応する電圧値に到達する
までの時間を補正時間として算出し、前記基準電圧値に
到達した時点からこの補正時間だけ経過した時刻を前記
直列接続された対をなすスイッチング素子をオン・オフ
するしきい値に対応する時刻として設定するものであ
る。
オン・オフ制御方法においては、直流電源と、この直流
電源からの直流を交流に変換する直列接続された対をな
すスイッチング素子で構成されたインバータ部と、この
直列接続された対をなすスイッチング素子をオン・オフ
するしきい値を設定するしきい値設定手段と、このしき
い値設定手段のしきい値に基づいて前記直列接続された
対をなすスイッチング素子を短絡防止期間を持たせて交
互に制御するインバータ制御手段と、を備えたインバー
タ装置のスイッチング素子のオンオフ制御方法におい
て、前記しきい値設定手段のしきい値に対応する電圧値
より小さい値を基準電圧値として設定し、前記インバー
タ部の交流出力である相電圧がゼロから前記直流電源の
直流電圧値に到達するまでの時間を算出し、前記基準電
圧値から前記直列接続された対をなすスイッチング素子
をオン・オフするしきい値に対応する電圧値に到達する
までの時間を補正時間として算出し、前記基準電圧値に
到達した時点からこの補正時間だけ経過した時刻を前記
直列接続された対をなすスイッチング素子をオン・オフ
するしきい値に対応する時刻として設定するものであ
る。
【0018】更に、前記しきい値設定手段のしきい値に
対応する電圧値を前記直流電源の直流電圧値の1/2と
するものである。
対応する電圧値を前記直流電源の直流電圧値の1/2と
するものである。
【0019】そして、前記基準電圧値を前記直流電源の
直流電圧値の20〜40%に設定するものである。
直流電圧値の20〜40%に設定するものである。
【0020】
実施の形態1.図1〜図9を用いて、インバータのスイ
ッチング素子のオン・オフ制御のタイミングを適切に補
正するインバータ装置に関する一つの実施の形態につい
て説明する。図1はエレベータ駆動制御盤に用いられる
インバータ装置の全体構成を示すブロック図、図2はT
d補正値を生成する制御部のブロック図、図3はパルス
幅補正機能付きPWM回路29の構成を示すブロック
図、図4はコンバータ21のPWM回路30の構成を示
すブロック図、図5はパルス幅補正機能付きPWM回路
29で用いられているパルス幅補正回路35の構成を示
すブロック図、図6は図5に示すパルス幅補正回路35
の各部の信号波形を示すタイムチャート、図7はスイッ
チング素子のオン・オフを検出する検出回路14Aの非
運転モードにおける動作を説明するフローチャート、図
8はパルス幅補正機能付きPWM回路29の運転モード
における動作を説明するフローチャート、図9は運転モ
ードにおけるパルス幅補正機能付きPWM回路29の各
部の信号波形を示すタイムチャートである。図におい
て、従来例と同一符号は同一又は相当部分を示す。
ッチング素子のオン・オフ制御のタイミングを適切に補
正するインバータ装置に関する一つの実施の形態につい
て説明する。図1はエレベータ駆動制御盤に用いられる
インバータ装置の全体構成を示すブロック図、図2はT
d補正値を生成する制御部のブロック図、図3はパルス
幅補正機能付きPWM回路29の構成を示すブロック
図、図4はコンバータ21のPWM回路30の構成を示
すブロック図、図5はパルス幅補正機能付きPWM回路
29で用いられているパルス幅補正回路35の構成を示
すブロック図、図6は図5に示すパルス幅補正回路35
の各部の信号波形を示すタイムチャート、図7はスイッ
チング素子のオン・オフを検出する検出回路14Aの非
運転モードにおける動作を説明するフローチャート、図
8はパルス幅補正機能付きPWM回路29の運転モード
における動作を説明するフローチャート、図9は運転モ
ードにおけるパルス幅補正機能付きPWM回路29の各
部の信号波形を示すタイムチャートである。図におい
て、従来例と同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0021】図1において、104はエレベータ駆動制
御盤であり、駆動制御盤104に於ては、三相交流電源
1から電力の供給を受け、103のインバータ素子部を
駆動することで、エレベータモータ19へ制御された電
力を供給し、図示しないエレベータ装置を運転するもの
である。この時、インバータ素子部103の駆動タイミ
ングを制御するために、先ず、14Aの相電圧検出器
で、インバータ素子部103のスイッチングのタイミン
グを検出し、102のTdタイミング検出補正部で、そ
のタイミングからインバータ素子部103の上下スイッ
チング素子の同時導通による電源短絡を防止する短絡防
止時間(以下Tdという)を得て、インバータ制御手段
であるインバータ駆動制御部17AにTd信号として送
り出す。そこでインバータ駆動制御部17Aでインバー
タ素子部103の上下スイッチング素子の導通させるタ
イミングを、Td信号をも参照して演算し、スイッチン
グ素子を駆動する。このTd値は、制御装置の種々条件
によって適正値が変化するものであり、その適正値を求
めるものが、101のTd補正値検出指令部である。
御盤であり、駆動制御盤104に於ては、三相交流電源
1から電力の供給を受け、103のインバータ素子部を
駆動することで、エレベータモータ19へ制御された電
力を供給し、図示しないエレベータ装置を運転するもの
である。この時、インバータ素子部103の駆動タイミ
ングを制御するために、先ず、14Aの相電圧検出器
で、インバータ素子部103のスイッチングのタイミン
グを検出し、102のTdタイミング検出補正部で、そ
のタイミングからインバータ素子部103の上下スイッ
チング素子の同時導通による電源短絡を防止する短絡防
止時間(以下Tdという)を得て、インバータ制御手段
であるインバータ駆動制御部17AにTd信号として送
り出す。そこでインバータ駆動制御部17Aでインバー
タ素子部103の上下スイッチング素子の導通させるタ
イミングを、Td信号をも参照して演算し、スイッチン
グ素子を駆動する。このTd値は、制御装置の種々条件
によって適正値が変化するものであり、その適正値を求
めるものが、101のTd補正値検出指令部である。
【0022】次に、Td補正値の適正値を求める方法に
ついて説明する。図2において、21はコンバータ部で
あり、図には3相分中1相分のみ示し上アームスイッチ
ング素子22と下アームスイッチング素子23は、直列
に接続されている。24はコンバータ部の電圧を絶縁
し、かつ、その電圧レベルを変更する電圧変換器であ
る。例えば、コンバータ電圧が100vの時、電圧変換
器24の出力信号24aは1vとなるものとする。25
はアナログ電圧を入力し、その対応値であるディジタル
コードを出力するアナログ・ディジタル変換器(以下A
/D変換器と称す)であり、例えば、その出力信号25
aは、入力である電圧変換器24の出力信号24aが1
vである時、16進数20H(以下16進数はHを付け
て省略する)に変換されるものとする。26はマイクロ
プロセッサユニット(以下MPUと称す)であり、MP
U26の入力ポートにはA/D変換器25の出力信号2
5aが供給される。又MPU26は、リードオンリメモ
リ(以下ROMと称する)27にあらかじめ記憶されて
いるマイクロコードを逐次読み込み解読し、そのコード
に応じて動作する(以下プログラムで動作すると称
す)。
ついて説明する。図2において、21はコンバータ部で
あり、図には3相分中1相分のみ示し上アームスイッチ
ング素子22と下アームスイッチング素子23は、直列
に接続されている。24はコンバータ部の電圧を絶縁
し、かつ、その電圧レベルを変更する電圧変換器であ
る。例えば、コンバータ電圧が100vの時、電圧変換
器24の出力信号24aは1vとなるものとする。25
はアナログ電圧を入力し、その対応値であるディジタル
コードを出力するアナログ・ディジタル変換器(以下A
/D変換器と称す)であり、例えば、その出力信号25
aは、入力である電圧変換器24の出力信号24aが1
vである時、16進数20H(以下16進数はHを付け
て省略する)に変換されるものとする。26はマイクロ
プロセッサユニット(以下MPUと称す)であり、MP
U26の入力ポートにはA/D変換器25の出力信号2
5aが供給される。又MPU26は、リードオンリメモ
リ(以下ROMと称する)27にあらかじめ記憶されて
いるマイクロコードを逐次読み込み解読し、そのコード
に応じて動作する(以下プログラムで動作すると称
す)。
【0023】28はランダムアクセスメモリ(以下RA
Mと称す)であり、MPU26が演算動作する際、デー
タを読み書きする為の記憶素子である。ROM27,R
AM28はMPU26のアドレス及びデータバス26b
に接続される。MPU26の出力信号26cはパルス幅
補正機能付きPWM回路29に供給され、又MPU26
の出力信号26dはPWM回路30に出力される。MP
U26を動作させる基本タイミングは、クロック発振器
31が一定周期で出力する論理レベルLとHを繰り返す
出力信号31a(以下クロック信号と称す)で決められ
る。クロック信号31aは、MPU26以外にも、パル
ス幅補正機能付きPWM回路29及びPWM回路30に
も供給され、これらの回路の動作タイミングを司るもの
である。
Mと称す)であり、MPU26が演算動作する際、デー
タを読み書きする為の記憶素子である。ROM27,R
AM28はMPU26のアドレス及びデータバス26b
に接続される。MPU26の出力信号26cはパルス幅
補正機能付きPWM回路29に供給され、又MPU26
の出力信号26dはPWM回路30に出力される。MP
U26を動作させる基本タイミングは、クロック発振器
31が一定周期で出力する論理レベルLとHを繰り返す
出力信号31a(以下クロック信号と称す)で決められ
る。クロック信号31aは、MPU26以外にも、パル
ス幅補正機能付きPWM回路29及びPWM回路30に
も供給され、これらの回路の動作タイミングを司るもの
である。
【0024】18Aはこの実施の形態によるインバータ
部であり、図2では3相分の内の1相分を示し、これは
19の巻上機モータに電力を供給するものである。尚、
インバータ部18Aのスイッチング素子4,5のオン・
オフを検出する相電圧検出器14Aは、電流制限抵抗1
0,12およびフォトカプラ11によって構成され、イ
ンバータ部18Aの出力である相電圧を電圧絶縁した出
力信号11aを生成し、この信号はMPU26及びパル
ス幅補正機能付きPWM回路29の入力される。パルス
幅補正機能付きPWM回路29の出力信号29a,29
bは、出力回路17Aを介してインバータ部18Aのス
イッチング素子4,5の制御端子に供給され、又PWM
回路30の出力信号30a,30bは出力回路17Bを
介してコンバータ部21のスイッチング素子22,23
の制御端子に供給される。
部であり、図2では3相分の内の1相分を示し、これは
19の巻上機モータに電力を供給するものである。尚、
インバータ部18Aのスイッチング素子4,5のオン・
オフを検出する相電圧検出器14Aは、電流制限抵抗1
0,12およびフォトカプラ11によって構成され、イ
ンバータ部18Aの出力である相電圧を電圧絶縁した出
力信号11aを生成し、この信号はMPU26及びパル
ス幅補正機能付きPWM回路29の入力される。パルス
幅補正機能付きPWM回路29の出力信号29a,29
bは、出力回路17Aを介してインバータ部18Aのス
イッチング素子4,5の制御端子に供給され、又PWM
回路30の出力信号30a,30bは出力回路17Bを
介してコンバータ部21のスイッチング素子22,23
の制御端子に供給される。
【0025】図3はこの実施の形態の特徴的な機能を果
たすパルス幅補正機能付きPWM回路29の構成を示す
ものであり、搬送波発生回路32、変調波発生回路3
3、比較回路34、パルス幅補正回路35、パルス幅補
正を有効又は無効にするセレクタ用ゲート35B、及び
インタロック時間作成回路36で構成される。尚、搬送
波発生回路32の出力信号32aは比較回路34に,変
調波発生回路33の出力信号33aは比較回路34に,
比較回路34の出力信号34aはパルス幅補正回路35
とセレクタ用ゲート35Bとに,パルス幅補正回路35
の出力信号35aはセレクタ用ゲート35Bに,そして
セレクタ用ゲート35Bの出力信号35dはインタロッ
ク時間作成回路36にそれぞれ供給される。
たすパルス幅補正機能付きPWM回路29の構成を示す
ものであり、搬送波発生回路32、変調波発生回路3
3、比較回路34、パルス幅補正回路35、パルス幅補
正を有効又は無効にするセレクタ用ゲート35B、及び
インタロック時間作成回路36で構成される。尚、搬送
波発生回路32の出力信号32aは比較回路34に,変
調波発生回路33の出力信号33aは比較回路34に,
比較回路34の出力信号34aはパルス幅補正回路35
とセレクタ用ゲート35Bとに,パルス幅補正回路35
の出力信号35aはセレクタ用ゲート35Bに,そして
セレクタ用ゲート35Bの出力信号35dはインタロッ
ク時間作成回路36にそれぞれ供給される。
【0026】図4はパルス幅補正回路35を内蔵しない
コンバータ部21を制御するPWM回路30の構成を示
すものであり、パルス幅補正機能付きPWM回路29と
比較すると、パルス幅補正回路35を内蔵せず、インバ
ータ部18Aの出力である相電圧を電圧絶縁した出力信
号11aが供給されない点を除いて同一構成である。
コンバータ部21を制御するPWM回路30の構成を示
すものであり、パルス幅補正機能付きPWM回路29と
比較すると、パルス幅補正回路35を内蔵せず、インバ
ータ部18Aの出力である相電圧を電圧絶縁した出力信
号11aが供給されない点を除いて同一構成である。
【0027】図5はパルス幅補正回路35の構成の一例
を示すものである。37は2n 即ち2進Nビットのアッ
プ・ダウンカウンタであり、U/D端子がハイ(以下H
と略す)でかつE端子がHの時、T端子のクロック立上
りに同期してアップカウントし、U/D端子がロー(以
下Lと略す)でかつE端子がHの時、T端子のクロック
立上りに同期してダウンカウントするものである。尚、
E端子がLの時はカウントせず保持する。CY端子は、
例えば今n=8であるならば、U/D端子がHの時、カ
ウント値FFHでHとなり、U/D端子がLの時、カウ
ント値00HでHとなり、その他のときはLとなる信号
を出力する。又バーL端子がLとなると、その時のD端
子のデータが内部カウンタにロードされるものである。
但し、アップ・ダウンカウンタ37においてはD端子及
びバーL端子は使用せず、これらの端子は共にHに固定
されている。
を示すものである。37は2n 即ち2進Nビットのアッ
プ・ダウンカウンタであり、U/D端子がハイ(以下H
と略す)でかつE端子がHの時、T端子のクロック立上
りに同期してアップカウントし、U/D端子がロー(以
下Lと略す)でかつE端子がHの時、T端子のクロック
立上りに同期してダウンカウントするものである。尚、
E端子がLの時はカウントせず保持する。CY端子は、
例えば今n=8であるならば、U/D端子がHの時、カ
ウント値FFHでHとなり、U/D端子がLの時、カウ
ント値00HでHとなり、その他のときはLとなる信号
を出力する。又バーL端子がLとなると、その時のD端
子のデータが内部カウンタにロードされるものである。
但し、アップ・ダウンカウンタ37においてはD端子及
びバーL端子は使用せず、これらの端子は共にHに固定
されている。
【0028】38は2n のアップ・ダウンカウンタであ
り、各端子の働きは、アップ・ダウンカウンタ37と同
様である。39,40,41はDフリップフロップ、4
2,43はS−Rフリップフロップ、44はインバー
タ、45はEORゲート、そして46〜54はANDゲ
ートであり、入力端子に丸印のある信号は、論理を反転
してから接続することを意味する。55,56,57は
ORゲート、58はNORゲートである。尚、図3及び
図4の搬送波発生回路32,変調波発生回路33,比較
回路34,及びインタロック時間作成回路36の内部構
成は、後述の図9に示すタイムチャートを用いた動作説
明において容易に理解し得るのでここでは省略する。
り、各端子の働きは、アップ・ダウンカウンタ37と同
様である。39,40,41はDフリップフロップ、4
2,43はS−Rフリップフロップ、44はインバー
タ、45はEORゲート、そして46〜54はANDゲ
ートであり、入力端子に丸印のある信号は、論理を反転
してから接続することを意味する。55,56,57は
ORゲート、58はNORゲートである。尚、図3及び
図4の搬送波発生回路32,変調波発生回路33,比較
回路34,及びインタロック時間作成回路36の内部構
成は、後述の図9に示すタイムチャートを用いた動作説
明において容易に理解し得るのでここでは省略する。
【0029】次に、前述した構成で成る制御装置のう
ち、目的とする機能を果たすに、特徴的な動作を行なう
パルス幅補正機能付きPWM回路29の構成要素である
パルス幅補正回路35の動作について、図5のパルス幅
補正回路35の構成を示すブロック図と図6のパルス幅
補正回路35の各部の信号波形を示すタイムチャートを
用いて説明する。
ち、目的とする機能を果たすに、特徴的な動作を行なう
パルス幅補正機能付きPWM回路29の構成要素である
パルス幅補正回路35の動作について、図5のパルス幅
補正回路35の構成を示すブロック図と図6のパルス幅
補正回路35の各部の信号波形を示すタイムチャートを
用いて説明する。
【0030】図5において、説明上アップ・ダウンカウ
ンタ37のQ端子に出力されるカウント値37QがFB
H、又アップ・ダウンカウンタ38のQ端子に出力され
るカウント値38Qが02Hとなったときからの動作を
以下に説明する。尚、アップ・ダウンカウンタ37のカ
ウント値37Qは、以下に説明するように、まず比較回
路34の出力信号34aが変化し、次にこれに追従して
インバータ部18Aの出力である相電圧を電圧絶縁した
出力信号11aが変化するまでの時間(このタイムラグ
はインバータ装置によって発生するものである)と、ア
ップ・ダウンカウンタ38のカウント値38Qによって
定まるものである。
ンタ37のQ端子に出力されるカウント値37QがFB
H、又アップ・ダウンカウンタ38のQ端子に出力され
るカウント値38Qが02Hとなったときからの動作を
以下に説明する。尚、アップ・ダウンカウンタ37のカ
ウント値37Qは、以下に説明するように、まず比較回
路34の出力信号34aが変化し、次にこれに追従して
インバータ部18Aの出力である相電圧を電圧絶縁した
出力信号11aが変化するまでの時間(このタイムラグ
はインバータ装置によって発生するものである)と、ア
ップ・ダウンカウンタ38のカウント値38Qによって
定まるものである。
【0031】ここで、アップ・ダウンカウンタ38のカ
ウント値38Qは、MPU26によって設定するもので
あり、MPU26は設定したいデータを出力信号26c
として信号線38Dに出力しながら、NORゲート58
への入力信号58aを一定時間Hとすることにより行な
う。(出力信号26cは、信号線38Dの信号とNOR
ゲート58への入力信号58aとを合わせたものであ
る。)以下の説明においては、アップ・ダウンカウンタ
38の初期値セット動作は既に完了しており、以後信号
線38Dの信号は02H、又NORゲート58への入力
信号58aはHとして説明を進める。
ウント値38Qは、MPU26によって設定するもので
あり、MPU26は設定したいデータを出力信号26c
として信号線38Dに出力しながら、NORゲート58
への入力信号58aを一定時間Hとすることにより行な
う。(出力信号26cは、信号線38Dの信号とNOR
ゲート58への入力信号58aとを合わせたものであ
る。)以下の説明においては、アップ・ダウンカウンタ
38の初期値セット動作は既に完了しており、以後信号
線38Dの信号は02H、又NORゲート58への入力
信号58aはHとして説明を進める。
【0032】図6のパルス幅補正回路35の各部の信号
波形を示すタイムチャートにおいて、比較回路34の出
力信号34aがLからHになると、EORゲート45,
ORゲート55,ANDゲート48を介してアップ・ダ
ウンカウンタ37のE端子がHとなり、アップカウント
を行なう。カウント値37QがFFHまでカウントアッ
プすると、CY端子の値37CYがHとなり、ANDゲ
ート49,50,及びORゲート56によって、Dフリ
ップフロップ40のD端子は、出力信号34aと同じH
となり、Dフリップフロップ40のT端子へ入力される
次のCP信号の立上りでフリップフロップ40にラッチ
され、この時点でDフリップフロップ40のQ端子から
の出力信号35aは信号34aと同じHとなる。尚、ア
ップ・ダウンカウンタ37のCY端子がLからHに遷移
する1クロック時間以外は、ANDゲート49の出力は
Lであり、ANDゲート51及びORゲート56を介し
て、Dフリップフロップ40の出力、すなわちDフリッ
プフロップ40のQ端子からの出力信号35aの値はH
に保持される。
波形を示すタイムチャートにおいて、比較回路34の出
力信号34aがLからHになると、EORゲート45,
ORゲート55,ANDゲート48を介してアップ・ダ
ウンカウンタ37のE端子がHとなり、アップカウント
を行なう。カウント値37QがFFHまでカウントアッ
プすると、CY端子の値37CYがHとなり、ANDゲ
ート49,50,及びORゲート56によって、Dフリ
ップフロップ40のD端子は、出力信号34aと同じH
となり、Dフリップフロップ40のT端子へ入力される
次のCP信号の立上りでフリップフロップ40にラッチ
され、この時点でDフリップフロップ40のQ端子から
の出力信号35aは信号34aと同じHとなる。尚、ア
ップ・ダウンカウンタ37のCY端子がLからHに遷移
する1クロック時間以外は、ANDゲート49の出力は
Lであり、ANDゲート51及びORゲート56を介し
て、Dフリップフロップ40の出力、すなわちDフリッ
プフロップ40のQ端子からの出力信号35aの値はH
に保持される。
【0033】次に、出力信号11aがHからLになる
と、ANDゲート52の出力がHとなり、SーRフリッ
プフロップ43をセットし、その出力であるQ端子の出
力がHとなる。これは、ANDゲート54及びORゲー
ト57を介してアップ・ダウンカウンタ38のE端子を
Hとし、アップ・ダウンカウンタ38をダウンカウント
させると共に、ANDゲート46,ORゲート55,及
びANDゲート48を介して、アップ・ダウンカウンタ
37のE端子をもHとし、アップ・ダウンカウンタ37
を引き続きアップカウントさせることとなる。ここで、
アップ・ダウンカウンタ38が00Hまでカウントダウ
ンすると、CY端子の値38CYがHとなりORゲート
58を介してバーL端子の値38LをLとし、信号線3
8Dの信号値、即ちコンバータ部21に対して02Hと
している値が、プリセットされると同時にSーRフリッ
プフロップ43をリセットする。
と、ANDゲート52の出力がHとなり、SーRフリッ
プフロップ43をセットし、その出力であるQ端子の出
力がHとなる。これは、ANDゲート54及びORゲー
ト57を介してアップ・ダウンカウンタ38のE端子を
Hとし、アップ・ダウンカウンタ38をダウンカウント
させると共に、ANDゲート46,ORゲート55,及
びANDゲート48を介して、アップ・ダウンカウンタ
37のE端子をもHとし、アップ・ダウンカウンタ37
を引き続きアップカウントさせることとなる。ここで、
アップ・ダウンカウンタ38が00Hまでカウントダウ
ンすると、CY端子の値38CYがHとなりORゲート
58を介してバーL端子の値38LをLとし、信号線3
8Dの信号値、即ちコンバータ部21に対して02Hと
している値が、プリセットされると同時にSーRフリッ
プフロップ43をリセットする。
【0034】従って、ANDゲート54及びORゲート
57を介してアップ・ダウンカウンタカウンタ38のE
端子をLとし、アップ・ダウンカウンタ38のカウント
動作を停止させ、更にANDゲート46の出力もLとな
るので、ORゲート55及びANDゲート48の出力は
Lとなり、アップ・ダウンカウンタ37のアップカウン
トは停止する。
57を介してアップ・ダウンカウンタカウンタ38のE
端子をLとし、アップ・ダウンカウンタ38のカウント
動作を停止させ、更にANDゲート46の出力もLとな
るので、ORゲート55及びANDゲート48の出力は
Lとなり、アップ・ダウンカウンタ37のアップカウン
トは停止する。
【0035】次に比較回路34の出力信号34aがHか
らLとなると、EORゲート45,ORゲート55,及
びANDゲート48を介してアップ・ダウンカウンタ3
7のE端子がHとなりダウンカウントを行なう。アップ
・ダウンカウンタ37のカウント値37Qが00Hまで
カウントダウンすると、CY端子の値37CYがHとな
り、ANDゲート49,50,及びORゲート56によ
って、Dフリップフロップ40のD端子は出力信号34
aの値であるLとなり、Dフリップフロップ40のT端
子へ入力される次のCP信号の立上りで、Dフリップフ
ロップ40にラッチされ、この時点でDフリップフロッ
プ40のQ端子からの出力信号35aは、出力信号34
aと同じLとなる。
らLとなると、EORゲート45,ORゲート55,及
びANDゲート48を介してアップ・ダウンカウンタ3
7のE端子がHとなりダウンカウントを行なう。アップ
・ダウンカウンタ37のカウント値37Qが00Hまで
カウントダウンすると、CY端子の値37CYがHとな
り、ANDゲート49,50,及びORゲート56によ
って、Dフリップフロップ40のD端子は出力信号34
aの値であるLとなり、Dフリップフロップ40のT端
子へ入力される次のCP信号の立上りで、Dフリップフ
ロップ40にラッチされ、この時点でDフリップフロッ
プ40のQ端子からの出力信号35aは、出力信号34
aと同じLとなる。
【0036】他方CY端子の値37CYがHとなること
により、ANDゲート49の出力がHとなるので、Sー
Rフリップフロップ42をセットし、その出力であるQ
端子の出力をHとする。これはANDゲート53及びO
Rゲート57を介してアップ・ダウンカウンタ38のE
端子をHとし、アップ・ダウンカウンタ38をダウンカ
ウントさせると共に、更にANDゲート47の出力をH
とするのでANDゲート48の出力はLとなり、アップ
・ダウンカウンタ37のE端子がLであるから、アップ
・ダウンカウンタ37のカウントは停止する。
により、ANDゲート49の出力がHとなるので、Sー
Rフリップフロップ42をセットし、その出力であるQ
端子の出力をHとする。これはANDゲート53及びO
Rゲート57を介してアップ・ダウンカウンタ38のE
端子をHとし、アップ・ダウンカウンタ38をダウンカ
ウントさせると共に、更にANDゲート47の出力をH
とするのでANDゲート48の出力はLとなり、アップ
・ダウンカウンタ37のE端子がLであるから、アップ
・ダウンカウンタ37のカウントは停止する。
【0037】次にアップ・ダウンカウンタ38が00H
までカウントダウンすると、CY端子の値38CYがH
となり、ORゲート58を介してバーL端子の値38L
をLとし、信号線38Dの信号値、今は02Hとしてい
る値が、プリセットされると同時に、SーRフリップフ
ロップ42をリセットし、ANDゲート53及びORゲ
ート57を介してアップ・ダウンカウンタ38のE端子
をLとし、アップ・ダウンカウンタ38のカウント動作
を停止させ、更にANDゲート47の出力もLとなるの
で、再びORゲート45,55,及びANDゲート48
を介して、アップ・ダウンカウンタ37のE端子がHと
なり、ダウンカウントを再開する。次に出力信号11a
がLからHになると、ORゲート45の出力がLとな
り、ORゲート55及びANDゲート48の出力はLと
なり、アップ・ダウンカウンタ37のダウンカウントは
停止する。
までカウントダウンすると、CY端子の値38CYがH
となり、ORゲート58を介してバーL端子の値38L
をLとし、信号線38Dの信号値、今は02Hとしてい
る値が、プリセットされると同時に、SーRフリップフ
ロップ42をリセットし、ANDゲート53及びORゲ
ート57を介してアップ・ダウンカウンタ38のE端子
をLとし、アップ・ダウンカウンタ38のカウント動作
を停止させ、更にANDゲート47の出力もLとなるの
で、再びORゲート45,55,及びANDゲート48
を介して、アップ・ダウンカウンタ37のE端子がHと
なり、ダウンカウントを再開する。次に出力信号11a
がLからHになると、ORゲート45の出力がLとな
り、ORゲート55及びANDゲート48の出力はLと
なり、アップ・ダウンカウンタ37のダウンカウントは
停止する。
【0038】以上、図5及び図6を用いてパルス幅補正
回路35の動作を詳細に説明したが、要約すると、基本
的に比較回路34の出力信号34aとインバータ部18
Aの出力である相電圧を電圧絶縁した出力信号11aが
論理レベルで一致する時にカウント動作が許可される。
但し例外として、出力信号34aがHの時は、出力信号
11aがHからLに遷移して、出力信号34aと論理レ
ベルで不一致となっても一定時間の間はカウント動作が
許可され続ける。又、出力信号34aがLの時は、出力
信号34aと出力信号11aが論理レベルで一致してい
ても、パルス幅補正回路35の出力信号35aがHから
Lに遷移した後の一定時間の間はカウント動作を禁止す
る。この例外的にカウントを許可あるいは禁止する時間
はMPU26によって設定されるものである。又、カウ
ントの方向は、出力信号34aがHの時カウントアップ
し、Lの時カウントダウンするものである。出力信号3
5aは、アップ・ダウンカウンタがカウントアップ時は
FFHになったとき、又カウントダウン時は00Hにな
ったとき、出力信号34aと同じ論理値にセット又はリ
セットされるものである。
回路35の動作を詳細に説明したが、要約すると、基本
的に比較回路34の出力信号34aとインバータ部18
Aの出力である相電圧を電圧絶縁した出力信号11aが
論理レベルで一致する時にカウント動作が許可される。
但し例外として、出力信号34aがHの時は、出力信号
11aがHからLに遷移して、出力信号34aと論理レ
ベルで不一致となっても一定時間の間はカウント動作が
許可され続ける。又、出力信号34aがLの時は、出力
信号34aと出力信号11aが論理レベルで一致してい
ても、パルス幅補正回路35の出力信号35aがHから
Lに遷移した後の一定時間の間はカウント動作を禁止す
る。この例外的にカウントを許可あるいは禁止する時間
はMPU26によって設定されるものである。又、カウ
ントの方向は、出力信号34aがHの時カウントアップ
し、Lの時カウントダウンするものである。出力信号3
5aは、アップ・ダウンカウンタがカウントアップ時は
FFHになったとき、又カウントダウン時は00Hにな
ったとき、出力信号34aと同じ論理値にセット又はリ
セットされるものである。
【0039】次に、パルス幅補正回路35を含むパルス
幅補正機能付きPWM回路29が、インバータ制御装置
の他の構成要素と組み合わさって目的の機能を果たす動
作を図9の運転モードにおけるパルス幅補正機能付きP
WM回路29の各部の信号波形を示すタイムチャート、
図7の検出回路14Aの非運転モードにおける動作を示
すフローチャート、及び図8のパルス幅補正機能付きP
WM回路29の運転モードにおける動作を示すフローチ
ャートを用いて説明する。
幅補正機能付きPWM回路29が、インバータ制御装置
の他の構成要素と組み合わさって目的の機能を果たす動
作を図9の運転モードにおけるパルス幅補正機能付きP
WM回路29の各部の信号波形を示すタイムチャート、
図7の検出回路14Aの非運転モードにおける動作を示
すフローチャート、及び図8のパルス幅補正機能付きP
WM回路29の運転モードにおける動作を示すフローチ
ャートを用いて説明する。
【0040】まず、非運転モードにおいて、検出回路1
4Aの検出電圧を測定する動作を図7のフローチャート
を用いて説明する。まず、フォトカプラ11が予め設定
された基準電圧値VTH0でオンするように基準電圧設定
手段である電流制限抵抗10を設定する。次に、ステッ
プS1で、MPU26はその出力信号26cをLにし、
図3に示すように、セレクタ用ゲート35Bへ入力され
る信号35cをLにしてパルス幅補正回路35の出力信
号35aを無効にする。これにより理想のPWM指令パ
ルスが得られる。比較回路34の出力信号34aを、パ
ルス幅補正回路35を通さずに、セレクタ用ゲート35
Bを介してインタロック時間作成回路36に与える。一
方、MPU26はその出力信号26cを変調波発生回路
33に与えてデータを設定することにより、パルス幅補
正回路35の状態によらず、直接インタロック時間作成
回路36の出力信号29a及び29bを制御する。
4Aの検出電圧を測定する動作を図7のフローチャート
を用いて説明する。まず、フォトカプラ11が予め設定
された基準電圧値VTH0でオンするように基準電圧設定
手段である電流制限抵抗10を設定する。次に、ステッ
プS1で、MPU26はその出力信号26cをLにし、
図3に示すように、セレクタ用ゲート35Bへ入力され
る信号35cをLにしてパルス幅補正回路35の出力信
号35aを無効にする。これにより理想のPWM指令パ
ルスが得られる。比較回路34の出力信号34aを、パ
ルス幅補正回路35を通さずに、セレクタ用ゲート35
Bを介してインタロック時間作成回路36に与える。一
方、MPU26はその出力信号26cを変調波発生回路
33に与えてデータを設定することにより、パルス幅補
正回路35の状態によらず、直接インタロック時間作成
回路36の出力信号29a及び29bを制御する。
【0041】次にステップS2で、インバータ部18A
の上アームスイッチング素子4をオンし、下アームスイ
ッチング素子5をオフする制御信号を与える。これは、
例えば搬送波発生回路32を01HからFEHまでをア
ップカウントしFEHから01Hまでをダウンカウント
するアップ・ダウンカウンタで構成してある場合では、
搬送波(キャリア)の最小データより小さい値を変調波
発生回路33にセットして行なう。この場合、具体的に
は、MPU26はその出力信号26cを用いて、変調波
発生回路33にデータ00Hを設定することになる。
の上アームスイッチング素子4をオンし、下アームスイ
ッチング素子5をオフする制御信号を与える。これは、
例えば搬送波発生回路32を01HからFEHまでをア
ップカウントしFEHから01Hまでをダウンカウント
するアップ・ダウンカウンタで構成してある場合では、
搬送波(キャリア)の最小データより小さい値を変調波
発生回路33にセットして行なう。この場合、具体的に
は、MPU26はその出力信号26cを用いて、変調波
発生回路33にデータ00Hを設定することになる。
【0042】これによりインタロック時間作成回路36
の出力信号29aはH、29bはLとなり、上アームス
イッチング素子4をオン、下アームスイッチング素子5
をオフさせる指令となる。次にステップS3で、以後の
ステップS4〜S6で行なう処理に使用する変数の初期
値を設定する。例えば、RAM28の所定アドレスに設
けた変数V0 にデータ値0を、変数ΔV0 にデータ値1
0をセットする。
の出力信号29aはH、29bはLとなり、上アームス
イッチング素子4をオン、下アームスイッチング素子5
をオフさせる指令となる。次にステップS3で、以後の
ステップS4〜S6で行なう処理に使用する変数の初期
値を設定する。例えば、RAM28の所定アドレスに設
けた変数V0 にデータ値0を、変数ΔV0 にデータ値1
0をセットする。
【0043】次にステップS4で、V0 +ΔV0 を計算
し、これを変数V0 に代入し、ステップS5でコンバー
タ部21の電圧をステップS4で計算したV0 になるよ
うに制御する。次にステップS6で、インバータ部18
Aの出力である相電圧を電圧絶縁した出力信号11aの
論理を判定する。ここで出力信号11aは検出回路14
Aが、相電圧V0が基準電圧値VTH0に等しいことを検出
するとLとなる信号である。この値がHの時はフォトカ
プラ11がオンになっていないので、ステップS4〜S
6を繰返し、コンバータ部21の電圧を10v(ΔV0
=10のとき)ステップで増加させてゆき、ステップS
6でフォトカプラ11がオンしてLを判定するまで続け
る。ステップS6でLを判定すると、ステップS7に移
り、その時の変数V0 の値を基準電圧値としてVTH0 に
蓄える。
し、これを変数V0 に代入し、ステップS5でコンバー
タ部21の電圧をステップS4で計算したV0 になるよ
うに制御する。次にステップS6で、インバータ部18
Aの出力である相電圧を電圧絶縁した出力信号11aの
論理を判定する。ここで出力信号11aは検出回路14
Aが、相電圧V0が基準電圧値VTH0に等しいことを検出
するとLとなる信号である。この値がHの時はフォトカ
プラ11がオンになっていないので、ステップS4〜S
6を繰返し、コンバータ部21の電圧を10v(ΔV0
=10のとき)ステップで増加させてゆき、ステップS
6でフォトカプラ11がオンしてLを判定するまで続け
る。ステップS6でLを判定すると、ステップS7に移
り、その時の変数V0 の値を基準電圧値としてVTH0 に
蓄える。
【0044】次に運転モードの動作を図8のフローチャ
ートと図9のタイムチャートを用いて説明する。まず、
ステップS101で、MPU26はその出力信号26c
をHにし、図3に示すように、セレクタ用ゲート35B
へ入力される信号35cをHにしてパルス幅補正回路3
5の出力信号35aを有効にする。ステップS102で
コンバータ部21の電圧を運転時の所定電圧値Vcにな
るように制御する。ステップS103で、パルス幅補正
回路35でのパルス幅補正値を設定するかどうかを判定
する。補正値を新規に設定又は変更する場合は、ステッ
プS104へ進み、補正値の変更の必要がない場合はス
テップS106に進む。
ートと図9のタイムチャートを用いて説明する。まず、
ステップS101で、MPU26はその出力信号26c
をHにし、図3に示すように、セレクタ用ゲート35B
へ入力される信号35cをHにしてパルス幅補正回路3
5の出力信号35aを有効にする。ステップS102で
コンバータ部21の電圧を運転時の所定電圧値Vcにな
るように制御する。ステップS103で、パルス幅補正
回路35でのパルス幅補正値を設定するかどうかを判定
する。補正値を新規に設定又は変更する場合は、ステッ
プS104へ進み、補正値の変更の必要がない場合はス
テップS106に進む。
【0045】初期状態である場合においては、ステップ
S104へ進み、ここでインバータ部18Aの相電圧が
0からVcに変化する時間Tcを求める。この値は上下
アームのスイッチング素子4、5のインタロック時間等
インバータ部18Aの動作状態によって異なり、例え
ば、Tc=40μsであるとして、以下に説明を進め
る。
S104へ進み、ここでインバータ部18Aの相電圧が
0からVcに変化する時間Tcを求める。この値は上下
アームのスイッチング素子4、5のインタロック時間等
インバータ部18Aの動作状態によって異なり、例え
ば、Tc=40μsであるとして、以下に説明を進め
る。
【0046】ステップS105で補正値Dを算出する。
インバータ部18Aの相電圧が0からVcに変化すると
きの1/2の電位で、検出器14Aが動作する場合と等
価になるように補正を加える。ここで、インバータ部1
8Aの相電圧が直線的に変化する場合は、(1/2)T
cはインバータ部18Aの相電圧が0からVc/2にな
るまでの時間、(VTH0 /Vc)Tcはインバータ部1
8Aの相電圧が0からVTH0になるまでの時間であり、 補正時間 ΔT=((1/2)−(VTH0 /Vc))×Tc 補正値 D=ΔT×fCLK で算出する。そして、ΔTはインバータ部18Aの相電
圧が基準電圧値としてのVTH0からしきい値に対応する
電圧値であるVc/2になるまでの補正時間となる。こ
こで、VTH0はフォトカプラ11がオンする電圧、fCLK
はクロック発振器31の発振周波数である。例えば、
Vc=600v、VTH0 =150v、Tc=40μs、
fCLK =10MHZ であるとすれば、ΔT=10μs、D
=64Hとなる。
インバータ部18Aの相電圧が0からVcに変化すると
きの1/2の電位で、検出器14Aが動作する場合と等
価になるように補正を加える。ここで、インバータ部1
8Aの相電圧が直線的に変化する場合は、(1/2)T
cはインバータ部18Aの相電圧が0からVc/2にな
るまでの時間、(VTH0 /Vc)Tcはインバータ部1
8Aの相電圧が0からVTH0になるまでの時間であり、 補正時間 ΔT=((1/2)−(VTH0 /Vc))×Tc 補正値 D=ΔT×fCLK で算出する。そして、ΔTはインバータ部18Aの相電
圧が基準電圧値としてのVTH0からしきい値に対応する
電圧値であるVc/2になるまでの補正時間となる。こ
こで、VTH0はフォトカプラ11がオンする電圧、fCLK
はクロック発振器31の発振周波数である。例えば、
Vc=600v、VTH0 =150v、Tc=40μs、
fCLK =10MHZ であるとすれば、ΔT=10μs、D
=64Hとなる。
【0047】次にステップS106で、MPU26はそ
の出力26cにステップS105で求めたデータ値、D
=64Hを出力し、これを信号線38Dを介してアップ
・ダウンカウンタ38に与えると共に、NORゲート5
8への入力信号58aをHとし、これによりパルス幅補
正回路35に内蔵されるアップ・ダウンカウンタ38に
補正値が設定される。次にステップS107に移り、通
常の運転モードの処理を行い、以下ステップS102か
ら上記処理を繰返し実行する。
の出力26cにステップS105で求めたデータ値、D
=64Hを出力し、これを信号線38Dを介してアップ
・ダウンカウンタ38に与えると共に、NORゲート5
8への入力信号58aをHとし、これによりパルス幅補
正回路35に内蔵されるアップ・ダウンカウンタ38に
補正値が設定される。次にステップS107に移り、通
常の運転モードの処理を行い、以下ステップS102か
ら上記処理を繰返し実行する。
【0048】以上の動作を、図9のタイムチャートに対
応させて説明する。ここで、理想のPWM指令パルスの
パルス幅(上アームスイッチング素子4をオンさせる
幅)をTs、インバータ部18Aの相電圧がVc/2の
ときの相電圧の時間幅をTR 、インバータ部18Aの相
電圧が0からVcに立上る時、相電圧が0からVTH0 に
達するまでの時間をtu0、同様にインバータ部18Aの
相電圧がVcからVTH0に立下るまでの時間をtd0又は
td1とする。ここで、td0は1キャリアサイクル前(図
示せず)のtd1に対応する時間であり、一般的にtd0=
td1である。
応させて説明する。ここで、理想のPWM指令パルスの
パルス幅(上アームスイッチング素子4をオンさせる
幅)をTs、インバータ部18Aの相電圧がVc/2の
ときの相電圧の時間幅をTR 、インバータ部18Aの相
電圧が0からVcに立上る時、相電圧が0からVTH0 に
達するまでの時間をtu0、同様にインバータ部18Aの
相電圧がVcからVTH0に立下るまでの時間をtd0又は
td1とする。ここで、td0は1キャリアサイクル前(図
示せず)のtd1に対応する時間であり、一般的にtd0=
td1である。
【0049】この時、図9に示すインバータ部18Aの
相電圧の波形から、TR とTsの関係を求めると、 TR =Ts +tu0+ΔT+td1−ΔT−(td0−ΔT+tu0+ΔT) =Ts +td1−td0 となる。ここで一般的にtd0=td1であることから、T
R =Ts となって、これはインバータの実際のスイッ
チングパルス幅が、理想のPWMパルス幅に一致するこ
とを意味する。
相電圧の波形から、TR とTsの関係を求めると、 TR =Ts +tu0+ΔT+td1−ΔT−(td0−ΔT+tu0+ΔT) =Ts +td1−td0 となる。ここで一般的にtd0=td1であることから、T
R =Ts となって、これはインバータの実際のスイッ
チングパルス幅が、理想のPWMパルス幅に一致するこ
とを意味する。
【0050】このように、相電圧が基準電圧値であるV
TH0になった時刻に補正時間ΔTを加えた時刻を相電圧
がしきい値に対応する電圧値であるVc/2となった時
刻としている。そして、この時刻をスイッチング素子を
オン・オフするしきい値としているので、検出回路を構
成する素子の変化により電圧VTH0の値が初期の相電圧
の値から変化した場合には、再度、VTH0に対応する相
電圧の値及び相電圧が0からVcに変化する時間Tcの
測定を実施して、補正時間ΔTを新しく設定し直せば、
相電圧がVc/2となる時刻を正しく算出することがで
きる。このようにして、相電圧検出器の状態が変化した
場合においても、短絡防止期間を補正したスイッチング
素子のオン・オフのタイミングを簡単に修正することが
でき、簡単な検出回路で理想的なPWM指令を与えるこ
とができる。
TH0になった時刻に補正時間ΔTを加えた時刻を相電圧
がしきい値に対応する電圧値であるVc/2となった時
刻としている。そして、この時刻をスイッチング素子を
オン・オフするしきい値としているので、検出回路を構
成する素子の変化により電圧VTH0の値が初期の相電圧
の値から変化した場合には、再度、VTH0に対応する相
電圧の値及び相電圧が0からVcに変化する時間Tcの
測定を実施して、補正時間ΔTを新しく設定し直せば、
相電圧がVc/2となる時刻を正しく算出することがで
きる。このようにして、相電圧検出器の状態が変化した
場合においても、短絡防止期間を補正したスイッチング
素子のオン・オフのタイミングを簡単に修正することが
でき、簡単な検出回路で理想的なPWM指令を与えるこ
とができる。
【0051】ここで、基準電圧値VTH0に対応する相電
圧の値の初期値としては、フォトカプラの出力電圧は経
年変化により初期の値よりだんだん大きくなる傾向にあ
るので、基準電圧値VTH0の初期値をしきい値に近い値
に設定することははあまり好ましくない。一方、基準電
圧値VTH0の値があまり小さい値ではノイズ等で誤動作
するので、Vcの値の20〜40%に設定するのが妥当
である。
圧の値の初期値としては、フォトカプラの出力電圧は経
年変化により初期の値よりだんだん大きくなる傾向にあ
るので、基準電圧値VTH0の初期値をしきい値に近い値
に設定することははあまり好ましくない。一方、基準電
圧値VTH0の値があまり小さい値ではノイズ等で誤動作
するので、Vcの値の20〜40%に設定するのが妥当
である。
【0052】もし、この実施の形態で示したごとくΔT
の補正を行なわなければ、理想のPWM指令パルスのパ
ルス幅Tsは、相電圧が0からVTH0 に立ち上がる時刻
とVcからVTH0 に立ち下がる時刻との間隔TFに等し
くなるので、TF =Tsとなる。ここで、図9に示すイ
ンバータ部18Aの相電圧の波形から、TR =TF −2
・ΔTであるので、TFへTsを代入して、TR =Ts
−2・ΔTとなる。すなわち、インバータの実際のPW
Mパルス幅TRは理想のPWMパルス幅Tsより2・Δ
Tだけ短くなってしまうことになる。
の補正を行なわなければ、理想のPWM指令パルスのパ
ルス幅Tsは、相電圧が0からVTH0 に立ち上がる時刻
とVcからVTH0 に立ち下がる時刻との間隔TFに等し
くなるので、TF =Tsとなる。ここで、図9に示すイ
ンバータ部18Aの相電圧の波形から、TR =TF −2
・ΔTであるので、TFへTsを代入して、TR =Ts
−2・ΔTとなる。すなわち、インバータの実際のPW
Mパルス幅TRは理想のPWMパルス幅Tsより2・Δ
Tだけ短くなってしまうことになる。
【0053】実施の形態2.ここでは、図10〜図12
を用いて、上アームスイッチング素子4がオンする電圧
が、インバータ部18Aの相電圧が0からVcに立上る
時とVcから0へ立ち下がるときとで異なる場合におい
て、インバータのスイッチング素子のオン・オフ制御の
タイミングを適切に補正するインバータ装置に関する他
の実施の形態について説明する。図において、図1〜図
11と同一符号は同一又は相当部分を示す。図10は図
5に対応するパルス幅補正回路35の構成を示すブロッ
ク図、図11は図6に対応するパルス幅補正回路35の
各部の信号波形を示すタイムチャート、図12は図9に
対応する運転モードにおけるパルス幅補正機能付きPW
M回路29の各部の信号波形を示すタイムチャートであ
る。
を用いて、上アームスイッチング素子4がオンする電圧
が、インバータ部18Aの相電圧が0からVcに立上る
時とVcから0へ立ち下がるときとで異なる場合におい
て、インバータのスイッチング素子のオン・オフ制御の
タイミングを適切に補正するインバータ装置に関する他
の実施の形態について説明する。図において、図1〜図
11と同一符号は同一又は相当部分を示す。図10は図
5に対応するパルス幅補正回路35の構成を示すブロッ
ク図、図11は図6に対応するパルス幅補正回路35の
各部の信号波形を示すタイムチャート、図12は図9に
対応する運転モードにおけるパルス幅補正機能付きPW
M回路29の各部の信号波形を示すタイムチャートであ
る。
【0054】図10のブロック図において、図5のブロ
ック図との構成上の主要な相違点は、アップ・ダウンカ
ウンタ38AとNORゲート59を追加してORゲート
57を削除し、ANDゲート53の出力をANDゲート
47とアップ・ダウンカウンタ38AのE端子へ供給
し、ANDゲート54の出力をANDゲート46とアッ
プ・ダウンカウンタ38のE端子へ供給したことにあ
る。そして、インバータ部18Aの相電圧が0からVc
に立上るときの補正はアップ・ダウンカウンタ38によ
り行い、相電圧がVcから0へ立ち下がるときの補正は
アップ・ダウンカウンタ38Aにより行なうものであ
る。
ック図との構成上の主要な相違点は、アップ・ダウンカ
ウンタ38AとNORゲート59を追加してORゲート
57を削除し、ANDゲート53の出力をANDゲート
47とアップ・ダウンカウンタ38AのE端子へ供給
し、ANDゲート54の出力をANDゲート46とアッ
プ・ダウンカウンタ38のE端子へ供給したことにあ
る。そして、インバータ部18Aの相電圧が0からVc
に立上るときの補正はアップ・ダウンカウンタ38によ
り行い、相電圧がVcから0へ立ち下がるときの補正は
アップ・ダウンカウンタ38Aにより行なうものであ
る。
【0055】図11のタイムチャートにおいて、図6の
タイムチャートとの相違点は、アップ・ダウンカウンタ
38Aのカウント値38AQが追加され、アップ・ダウ
ンカウンタ38のカウント値38Qは比較回路34の出
力信号34aがHの期間に状態が変化し、アップ・ダウ
ンカウンタ38Aのカウント値38AQは比較回路34
の出力信号34aがLの期間に状態が変化するようにな
った点である。
タイムチャートとの相違点は、アップ・ダウンカウンタ
38Aのカウント値38AQが追加され、アップ・ダウ
ンカウンタ38のカウント値38Qは比較回路34の出
力信号34aがHの期間に状態が変化し、アップ・ダウ
ンカウンタ38Aのカウント値38AQは比較回路34
の出力信号34aがLの期間に状態が変化するようにな
った点である。
【0056】図12のタイムチャートにおいて、図9の
タイムチャートとの相違点は、検出回路14Aの立下り
信号を検出する検出電圧がVTH0ではなくVTH0aであ
り、インバータ部18Aの相電圧がVcからVTH0aに立
下るまでの時間をtd0a又はtd 1aとする点である。更
に、ANDゲート47の出力信号はΔTではなくΔTa
となる。そして動作は実施の形態1と同様であり、TR
とTsの関係は、 TR =Ts +tu0+ΔT+td1a −ΔTa −(td0a −ΔTa +tu0+ΔT) =Ts +td1a −td0a となる。ここで一般的にtd0a =td1a であるので、T
R =Ts となる。
タイムチャートとの相違点は、検出回路14Aの立下り
信号を検出する検出電圧がVTH0ではなくVTH0aであ
り、インバータ部18Aの相電圧がVcからVTH0aに立
下るまでの時間をtd0a又はtd 1aとする点である。更
に、ANDゲート47の出力信号はΔTではなくΔTa
となる。そして動作は実施の形態1と同様であり、TR
とTsの関係は、 TR =Ts +tu0+ΔT+td1a −ΔTa −(td0a −ΔTa +tu0+ΔT) =Ts +td1a −td0a となる。ここで一般的にtd0a =td1a であるので、T
R =Ts となる。
【0057】このように、相電圧が0からVcに立ち上
がるときとVcから0に立ち下がるときとでスイッチン
グ素子のオン電圧特性が異なり、同一の基準電圧値V
TH0に対して、相電圧の立ち上がり時はVTH0、立ち下が
り時はVTH0aと異なった場合においても、それぞれの特
性に合わせて補正時間ΔT、ΔTaを設定できるのでき
め細かい補正が可能となる。
がるときとVcから0に立ち下がるときとでスイッチン
グ素子のオン電圧特性が異なり、同一の基準電圧値V
TH0に対して、相電圧の立ち上がり時はVTH0、立ち下が
り時はVTH0aと異なった場合においても、それぞれの特
性に合わせて補正時間ΔT、ΔTaを設定できるのでき
め細かい補正が可能となる。
【0058】実施の形態3.ここでは、図1と図13を
用いて、制御盤内の温度状態が変化した場合に、インバ
ータのスイッチング素子のオン・オフ制御のタイミング
を適切に補正するインバータ装置に関する他の実施の形
態について説明する。図13は制御盤内の温度状態によ
って、異なる補正時間ΔT及び補正値Dを算出するフロ
ーチャートである。ステップS201でスタートし、ス
テップS202で、図1に示すエレベータ駆動制御盤の
盤内温度検出器105により盤内温度値Kを検出するす
る。ステップS203及びS208において、盤内温度
値Kの値に従い、3種類のフローの1種類を選択する。
ステップS203において、盤内温度値Kが20℃以下
のときはステップS204に進み、盤内温度値Kが20
℃を越えるときはステップS208で次の判別を行な
う。ステップS208において、盤内温度値Kが40℃
以下のときはステップS209へ進み、盤内温度値Kが
40℃を越えると、ステップS213へ進む。
用いて、制御盤内の温度状態が変化した場合に、インバ
ータのスイッチング素子のオン・オフ制御のタイミング
を適切に補正するインバータ装置に関する他の実施の形
態について説明する。図13は制御盤内の温度状態によ
って、異なる補正時間ΔT及び補正値Dを算出するフロ
ーチャートである。ステップS201でスタートし、ス
テップS202で、図1に示すエレベータ駆動制御盤の
盤内温度検出器105により盤内温度値Kを検出するす
る。ステップS203及びS208において、盤内温度
値Kの値に従い、3種類のフローの1種類を選択する。
ステップS203において、盤内温度値Kが20℃以下
のときはステップS204に進み、盤内温度値Kが20
℃を越えるときはステップS208で次の判別を行な
う。ステップS208において、盤内温度値Kが40℃
以下のときはステップS209へ進み、盤内温度値Kが
40℃を越えると、ステップS213へ進む。
【0059】ステップS204において、Gaは補正値
検出モードの実行要否を示すフラグであり、1のときは
不要を示しステップS207へ進み、0のときはステッ
プS205へ進み、図8に示すステップS104,S1
05と同じ動作を行う。ここで補正時間ΔTa及び補正
値Daを求める補正値検出モードを実行し、ステップS
206に進む。ステップS206では、補正値検出を実
行したのでフラグGaを1にセットする。また、ここに
は示していないが何らの要求で補正値を再度設定し直し
たい時は、このフラグGaを0にセットすれば良い。
検出モードの実行要否を示すフラグであり、1のときは
不要を示しステップS207へ進み、0のときはステッ
プS205へ進み、図8に示すステップS104,S1
05と同じ動作を行う。ここで補正時間ΔTa及び補正
値Daを求める補正値検出モードを実行し、ステップS
206に進む。ステップS206では、補正値検出を実
行したのでフラグGaを1にセットする。また、ここに
は示していないが何らの要求で補正値を再度設定し直し
たい時は、このフラグGaを0にセットすれば良い。
【0060】次にステップS207では、MPU26か
らの信号線38Dにデータ値Daを出力し、信号58a
としてHパルスを出力することで、パルス幅補正回路3
5は適正なTd補正を実行することができる。尚、盤内
温度値Kが上記と異なる場合は、ステップS203→ス
テップS208→ステップS209→ステップS210
→ステップS211→ステップS212で示すフローに
従って、あるいはステップS203→ステップS208
→ステップS213→ステップS214→ステップS2
15→ステップS216のフローに従って、同様な動作
が実行される。
らの信号線38Dにデータ値Daを出力し、信号58a
としてHパルスを出力することで、パルス幅補正回路3
5は適正なTd補正を実行することができる。尚、盤内
温度値Kが上記と異なる場合は、ステップS203→ス
テップS208→ステップS209→ステップS210
→ステップS211→ステップS212で示すフローに
従って、あるいはステップS203→ステップS208
→ステップS213→ステップS214→ステップS2
15→ステップS216のフローに従って、同様な動作
が実行される。
【0061】従って、制御盤内の温度が変動したとして
も、その温度に見合った適正なTd補正を行うための補
正値Dを検出して、インバータ駆動時に利用することが
できるので、制御系の温度ドリフトによる影響を低減す
ることができる。
も、その温度に見合った適正なTd補正を行うための補
正値Dを検出して、インバータ駆動時に利用することが
できるので、制御系の温度ドリフトによる影響を低減す
ることができる。
【0062】実施の形態4.上記実施の形態3では、制
御盤内の温度値をもとにインバータのスイッチング素子
のオン・オフ制御のタイミングを適切に補正する場合に
ついて述べた。しかし、インバータの素子温度を基準に
しても良い。インバータに使用されるトランジスタやダ
イオードは、それ自身の温度によってスイッチング特性
が変化する。従って、図1に示すインバータ素子部温度
検出器106をもちいて素子の温度を直接測定し、その
値を用いてTd補正を行うことができる。また、他の方
法として図1に示す相電圧検出器の温度検出器107を
用いて、相電圧検出器の機器温度を測定し、その値を用
いてTd補正を行うこともできる。
御盤内の温度値をもとにインバータのスイッチング素子
のオン・オフ制御のタイミングを適切に補正する場合に
ついて述べた。しかし、インバータの素子温度を基準に
しても良い。インバータに使用されるトランジスタやダ
イオードは、それ自身の温度によってスイッチング特性
が変化する。従って、図1に示すインバータ素子部温度
検出器106をもちいて素子の温度を直接測定し、その
値を用いてTd補正を行うことができる。また、他の方
法として図1に示す相電圧検出器の温度検出器107を
用いて、相電圧検出器の機器温度を測定し、その値を用
いてTd補正を行うこともできる。
【0063】又、制御系のドリフトを起す要因として、
インバータの出力電流がある。この出力電流の変化に対
し、ある程度の時間的な遅れをもって、インバータ素子
の温度変化あるいは、相電圧検出器の温度変化が発生す
るので、これらの電流値の時間的な変化に基づいてTd
補正を行なうことができる。即ち、図1に示すインバー
タ出力電流検出器108により出力電流値を適正な時間
間隔で測定し、その値をRAMメモリ28に順次記憶し
ておき、所定数のデータをおのおの2乗して総和する。
そして、図13に示す温度の場合と同様に、電流を2乗
して総和した値を場合わけしてTd補正を実施すれば、
素子温度あるいは、機器温度の変化を事前に知ることが
でき、Td補正に対する予測制御が可能となる。
インバータの出力電流がある。この出力電流の変化に対
し、ある程度の時間的な遅れをもって、インバータ素子
の温度変化あるいは、相電圧検出器の温度変化が発生す
るので、これらの電流値の時間的な変化に基づいてTd
補正を行なうことができる。即ち、図1に示すインバー
タ出力電流検出器108により出力電流値を適正な時間
間隔で測定し、その値をRAMメモリ28に順次記憶し
ておき、所定数のデータをおのおの2乗して総和する。
そして、図13に示す温度の場合と同様に、電流を2乗
して総和した値を場合わけしてTd補正を実施すれば、
素子温度あるいは、機器温度の変化を事前に知ることが
でき、Td補正に対する予測制御が可能となる。
【0064】さらに、制御系のドリフトを起す要因とし
て、インバータ部18Aの入力電圧、即ち、コンバータ
部21の電圧がある。コンバータ部21の電圧がエレベ
ータの通常の自動運転の場合(例えば、60〜750m
/分の定格運転速度)と保守等の為に自動運転時より
も、低い速度(例えば、20m/分の運転速度)で運転
する手動運転時で、コンバータ部21の電圧を変更する
場合がある。コンバータ部21の電圧が異なると、イン
バータ部18Aの素子特性の使用領域も異なり、また、
素子の温度ドリフトも異なるので、おのおのの状況に合
わせた適正なTd補正を行なうことが望まれる。従っ
て、図1に示す電圧変換器24で検出するコンバータ電
圧に基づいて、図13に示す温度の場合と同様に場合わ
けしてTd補正を実施することにより、制御系のドリフ
トを低減できる。
て、インバータ部18Aの入力電圧、即ち、コンバータ
部21の電圧がある。コンバータ部21の電圧がエレベ
ータの通常の自動運転の場合(例えば、60〜750m
/分の定格運転速度)と保守等の為に自動運転時より
も、低い速度(例えば、20m/分の運転速度)で運転
する手動運転時で、コンバータ部21の電圧を変更する
場合がある。コンバータ部21の電圧が異なると、イン
バータ部18Aの素子特性の使用領域も異なり、また、
素子の温度ドリフトも異なるので、おのおのの状況に合
わせた適正なTd補正を行なうことが望まれる。従っ
て、図1に示す電圧変換器24で検出するコンバータ電
圧に基づいて、図13に示す温度の場合と同様に場合わ
けしてTd補正を実施することにより、制御系のドリフ
トを低減できる。
【0065】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0066】直流電源と、この直流電源からの直流を交
流に変換する直列接続された対をなすスイッチング素子
で構成されたインバータ部と、このインバータ部の交流
出力である相電圧を検出する相電圧検出手段と、前記直
列接続された対をなすスイッチング素子をオン・オフす
るしきい値を設定するしきい値設定手段と、このしきい
値設定手段のしきい値に基づいて前記直列接続された対
をなすスイッチング素子を短絡防止期間を持たせて交互
に制御するインバータ制御手段と、を備えたインバータ
装置において、前記しきい値設定手段のしきい値に対応
する電圧値より小さい値を基準電圧値として設定する基
準電圧設定手段と、前記相電圧検出手段の相電圧値がゼ
ロから前記直流電源の直流電圧値に到達するまでの時間
を算出する到達時間算出手段と、前記基準電圧設定手段
で設定された基準電圧値から前記しきい値設定手段のし
きい値に対応する電圧値に到達するまでの時間を補正時
間として算出する補正時間算出手段と、を備え、前記し
きい値設定手段は、前記相電圧検出手段の相電圧が前記
基準電圧設定手段で設定された基準電圧値に到達した時
点から、前記補正時間算出手段の補正時間だけ経過した
時刻を前記直列接続された対をなすスイッチング素子を
オン・オフするしきい値に対応する時刻として設定する
ので、相電圧が基準電圧値に達した時点から実測によっ
て得た補正時間の経過後を基準として、スイッチング素
子をオン・オフすることになり、相電圧検出手段の状態
が変化した場合においても、短絡防止時間を補正したス
イッチング素子のオン・オフのタイミングを適正にする
効果がある。
流に変換する直列接続された対をなすスイッチング素子
で構成されたインバータ部と、このインバータ部の交流
出力である相電圧を検出する相電圧検出手段と、前記直
列接続された対をなすスイッチング素子をオン・オフす
るしきい値を設定するしきい値設定手段と、このしきい
値設定手段のしきい値に基づいて前記直列接続された対
をなすスイッチング素子を短絡防止期間を持たせて交互
に制御するインバータ制御手段と、を備えたインバータ
装置において、前記しきい値設定手段のしきい値に対応
する電圧値より小さい値を基準電圧値として設定する基
準電圧設定手段と、前記相電圧検出手段の相電圧値がゼ
ロから前記直流電源の直流電圧値に到達するまでの時間
を算出する到達時間算出手段と、前記基準電圧設定手段
で設定された基準電圧値から前記しきい値設定手段のし
きい値に対応する電圧値に到達するまでの時間を補正時
間として算出する補正時間算出手段と、を備え、前記し
きい値設定手段は、前記相電圧検出手段の相電圧が前記
基準電圧設定手段で設定された基準電圧値に到達した時
点から、前記補正時間算出手段の補正時間だけ経過した
時刻を前記直列接続された対をなすスイッチング素子を
オン・オフするしきい値に対応する時刻として設定する
ので、相電圧が基準電圧値に達した時点から実測によっ
て得た補正時間の経過後を基準として、スイッチング素
子をオン・オフすることになり、相電圧検出手段の状態
が変化した場合においても、短絡防止時間を補正したス
イッチング素子のオン・オフのタイミングを適正にする
効果がある。
【0067】又、前記しきい値設定手段のしきい値に対
応する電圧値を前記直流電源の直流電圧値の1/2とす
るので、実測によって得た基準電圧値から直流電圧値の
1/2になるまでを補正時間とし、相電圧が基準電圧値
に達した時点からこの補正時間経過後を基準としてスイ
ッチング素子をオン・オフすることになり、相電圧検出
手段の状態が変化した場合においても、短絡防止時間を
補正したスイッチング素子のオン・オフのタイミングを
適正にすると共に短絡防止期間における相電圧のふらつ
きを防止する効果がある。
応する電圧値を前記直流電源の直流電圧値の1/2とす
るので、実測によって得た基準電圧値から直流電圧値の
1/2になるまでを補正時間とし、相電圧が基準電圧値
に達した時点からこの補正時間経過後を基準としてスイ
ッチング素子をオン・オフすることになり、相電圧検出
手段の状態が変化した場合においても、短絡防止時間を
補正したスイッチング素子のオン・オフのタイミングを
適正にすると共に短絡防止期間における相電圧のふらつ
きを防止する効果がある。
【0068】又、前記基準電圧設定手段の基準電圧値を
前記直流電源の直流電圧値の20〜40%に設定するの
で、相電圧が基準電圧値に達した時点からスイッチング
素子をオン・オフするしきい値に対応する時刻までの補
正時間を十分大きく取ることになり、相電圧検出手段の
状態が初期状態から大きく変化した場合においても、短
絡防止時間を補正したスイッチング素子のオン・オフの
タイミングを適正にする効果がある。
前記直流電源の直流電圧値の20〜40%に設定するの
で、相電圧が基準電圧値に達した時点からスイッチング
素子をオン・オフするしきい値に対応する時刻までの補
正時間を十分大きく取ることになり、相電圧検出手段の
状態が初期状態から大きく変化した場合においても、短
絡防止時間を補正したスイッチング素子のオン・オフの
タイミングを適正にする効果がある。
【0069】又、前記補正時間算出手段は、前記相電圧
検出手段の周囲温度に基づいて補正時間の設定を変更す
るので、相電圧検出手段の周囲温度が変化した場合に実
測により基準電圧値や補正時間を再設定することにな
り、短絡防止時間を補正したスイッチング素子のオン・
オフのタイミングを適正にする効果がある。
検出手段の周囲温度に基づいて補正時間の設定を変更す
るので、相電圧検出手段の周囲温度が変化した場合に実
測により基準電圧値や補正時間を再設定することにな
り、短絡防止時間を補正したスイッチング素子のオン・
オフのタイミングを適正にする効果がある。
【0070】又、前記補正時間算出手段は、前記スイッ
チング素子の温度に基づいて補正時間の設定を変更する
ので、スイッチング素子の温度が変化した場合に実測に
より基準電圧値や補正時間を再設定することになり、短
絡防止時間を補正したスイッチング素子のオン・オフの
タイミングを適正にする効果がある。
チング素子の温度に基づいて補正時間の設定を変更する
ので、スイッチング素子の温度が変化した場合に実測に
より基準電圧値や補正時間を再設定することになり、短
絡防止時間を補正したスイッチング素子のオン・オフの
タイミングを適正にする効果がある。
【0071】又、前記補正時間算出手段は、前記インバ
ータ部の負荷電流の大きさに基づいて補正時間の設定を
変更するので、負荷電流の大きさが変化した場合に実測
により基準電圧値や補正時間を再設定することになり、
相電圧検出手段やスイッチング素子の温度変化を予測し
て、短絡防止時間を補正したスイッチング素子のオン・
オフのタイミングを適正にする効果がある。
ータ部の負荷電流の大きさに基づいて補正時間の設定を
変更するので、負荷電流の大きさが変化した場合に実測
により基準電圧値や補正時間を再設定することになり、
相電圧検出手段やスイッチング素子の温度変化を予測し
て、短絡防止時間を補正したスイッチング素子のオン・
オフのタイミングを適正にする効果がある。
【0072】又、前記補正時間算出手段は、前記直流電
源の直流電圧の大きさに基づいて補正時間の設定を変更
するので、直流電圧の大きさが変化した場合に実測によ
り基準電圧値や補正時間を再設定することになり、相電
圧検出手段やスイッチング素子の温度変化を予測して、
短絡防止時間を補正したスイッチング素子のオン・オフ
のタイミングを適正にする効果がある。
源の直流電圧の大きさに基づいて補正時間の設定を変更
するので、直流電圧の大きさが変化した場合に実測によ
り基準電圧値や補正時間を再設定することになり、相電
圧検出手段やスイッチング素子の温度変化を予測して、
短絡防止時間を補正したスイッチング素子のオン・オフ
のタイミングを適正にする効果がある。
【0073】又、前記補正時間算出手段は、前記相電圧
検出手段の相電圧の立上りと立下がりとで補正時間の設
定を異ならせるので、実測により相電圧の立上り及び立
下がりにおける基準電圧値や補正時間をそれぞれ独立に
設定することになり、短絡防止時間を補正したスイッチ
ング素子のオン・オフのタイミングをより適正にする効
果がある。
検出手段の相電圧の立上りと立下がりとで補正時間の設
定を異ならせるので、実測により相電圧の立上り及び立
下がりにおける基準電圧値や補正時間をそれぞれ独立に
設定することになり、短絡防止時間を補正したスイッチ
ング素子のオン・オフのタイミングをより適正にする効
果がある。
【0074】又、インバータ装置のスイッチング素子の
オン・オフ制御方法においては、直流電源と、この直流
電源からの直流を交流に変換する直列接続された対をな
すスイッチング素子で構成されたインバータ部と、この
直列接続された対をなすスイッチング素子をオン・オフ
するしきい値を設定するしきい値設定手段と、このしき
い値設定手段のしきい値に基づいて前記直列接続された
対をなすスイッチング素子を短絡防止期間を持たせて交
互に制御するインバータ制御手段と、を備えたインバー
タ装置のスイッチング素子のオンオフ制御方法におい
て、前記しきい値設定手段のしきい値に対応する電圧値
より小さい値を基準電圧値として設定し、前記インバー
タ部の交流出力である相電圧がゼロから前記直流電源の
直流電圧値に到達するまでの時間を算出し、前記基準電
圧値から前記直列接続された対をなすスイッチング素子
をオン・オフするしきい値に対応する電圧値に到達する
までの時間を補正時間として算出し、前記基準電圧値に
到達した時点からこの補正時間だけ経過した時刻を前記
直列接続された対をなすスイッチング素子をオン・オフ
するしきい値に対応する時刻として設定するので、相電
圧が基準電圧値に達した時点から実測によって得た補正
時間の経過後を基準として、スイッチング素子をオン・
オフすることになり、相電圧検出手段の状態が変化した
場合においても、短絡防止時間を補正したスイッチング
素子のオン・オフのタイミングを適正にする効果があ
る。
オン・オフ制御方法においては、直流電源と、この直流
電源からの直流を交流に変換する直列接続された対をな
すスイッチング素子で構成されたインバータ部と、この
直列接続された対をなすスイッチング素子をオン・オフ
するしきい値を設定するしきい値設定手段と、このしき
い値設定手段のしきい値に基づいて前記直列接続された
対をなすスイッチング素子を短絡防止期間を持たせて交
互に制御するインバータ制御手段と、を備えたインバー
タ装置のスイッチング素子のオンオフ制御方法におい
て、前記しきい値設定手段のしきい値に対応する電圧値
より小さい値を基準電圧値として設定し、前記インバー
タ部の交流出力である相電圧がゼロから前記直流電源の
直流電圧値に到達するまでの時間を算出し、前記基準電
圧値から前記直列接続された対をなすスイッチング素子
をオン・オフするしきい値に対応する電圧値に到達する
までの時間を補正時間として算出し、前記基準電圧値に
到達した時点からこの補正時間だけ経過した時刻を前記
直列接続された対をなすスイッチング素子をオン・オフ
するしきい値に対応する時刻として設定するので、相電
圧が基準電圧値に達した時点から実測によって得た補正
時間の経過後を基準として、スイッチング素子をオン・
オフすることになり、相電圧検出手段の状態が変化した
場合においても、短絡防止時間を補正したスイッチング
素子のオン・オフのタイミングを適正にする効果があ
る。
【0075】更に、前記しきい値設定手段のしきい値に
対応する電圧値を前記直流電源の直流電圧値の1/2と
するので、実測によって得た基準電圧値から直流電圧値
の1/2になるまでを補正時間とし、相電圧が基準電圧
値に達した時点からこの補正時間経過後を基準としてス
イッチング素子をオン・オフすることになり、相電圧検
出手段の状態が変化した場合においても、短絡防止時間
を補正したスイッチング素子のオン・オフのタイミング
を適正にすると共に短絡防止期間における相電圧のふら
つきを防止する効果がある。
対応する電圧値を前記直流電源の直流電圧値の1/2と
するので、実測によって得た基準電圧値から直流電圧値
の1/2になるまでを補正時間とし、相電圧が基準電圧
値に達した時点からこの補正時間経過後を基準としてス
イッチング素子をオン・オフすることになり、相電圧検
出手段の状態が変化した場合においても、短絡防止時間
を補正したスイッチング素子のオン・オフのタイミング
を適正にすると共に短絡防止期間における相電圧のふら
つきを防止する効果がある。
【0076】そして、前記基準電圧値を前記直流電源の
直流電圧値の20〜40%に設定するので、相電圧が基
準電圧値に達した時点からスイッチング素子をオン・オ
フするしきい値に対応する時刻までの補正時間を十分大
きく取ることになり、相電圧検出手段の状態が初期状態
から大きく変化した場合においても、短絡防止時間を補
正したスイッチング素子のオン・オフのタイミングを適
正にする効果がある。
直流電圧値の20〜40%に設定するので、相電圧が基
準電圧値に達した時点からスイッチング素子をオン・オ
フするしきい値に対応する時刻までの補正時間を十分大
きく取ることになり、相電圧検出手段の状態が初期状態
から大きく変化した場合においても、短絡防止時間を補
正したスイッチング素子のオン・オフのタイミングを適
正にする効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1、3、4によるエレ
ベータ駆動制御盤に用いられるインバータ装置の全体構
成を示すブロック図である。
ベータ駆動制御盤に用いられるインバータ装置の全体構
成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるTd補正値を
生成する制御部のブロック図である。
生成する制御部のブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるパルス幅補正
機能付きPWM回路29の構成を示すブロック図であ
る。
機能付きPWM回路29の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態1によるコンバータ2
1のPWM回路30の構成を示すブロック図である。
1のPWM回路30の構成を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態1によるパルス幅補正
回路35の構成を示すブロック図である。
回路35の構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態1によるパルス幅補正
回路35の各部の信号波形のタイムチャートである。
回路35の各部の信号波形のタイムチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態1による検出回路14
Aの非運転モードにおける動作のフローチャートであ
る。
Aの非運転モードにおける動作のフローチャートであ
る。
【図8】 この発明の実施の形態1によるパルス幅補正
機能付きPWM回路29の運転モードにおける動作のフ
ローチャートである。
機能付きPWM回路29の運転モードにおける動作のフ
ローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態1による運転モードに
おけるパルス幅補正機能付きPWM回路29の各部の信
号波形のタイムチャートである。
おけるパルス幅補正機能付きPWM回路29の各部の信
号波形のタイムチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態2によるパルス幅補
正回路35の構成を示すブロック図である。
正回路35の構成を示すブロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態2によるパルス幅補
正回路35の各部の信号波形のタイムチャートである。
正回路35の各部の信号波形のタイムチャートである。
【図12】 この発明の実施の形態2による運転モード
におけるパルス幅補正機能付きPWM回路29の各部の
信号波形のタイムチャートである。
におけるパルス幅補正機能付きPWM回路29の各部の
信号波形のタイムチャートである。
【図13】 この発明の実施の形態3による制御盤内の
温度状態により異なる補正時間ΔT及び補正値Dを算出
するフローチャートである。
温度状態により異なる補正時間ΔT及び補正値Dを算出
するフローチャートである。
【図14】 従来のインバータ装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図15】 従来のインバータ装置の動作を示す信号波
形のタイムチャートである。
形のタイムチャートである。
3 平滑部、4 上アームスイッチング素子、5 下ア
ームスイッチング素子、10 電流制限抵抗、11 フ
ォトカプラ、14A 相電圧検出器、17Aインバータ
駆動制御部、18A インバータ部、21 コンバータ
部、24 電圧変換器、29 パルス幅補正機能付きP
WM回路、35 パルス幅補正回路、101 Td補正
値検出指令部、102 Tdタイミング検出補正部、1
05エレベータ駆動制御盤の盤内温度検出器、106
インバータ素子部温度検出器、107 相電圧検出器の
温度検出器、108 インバータ出力電流検出器。
ームスイッチング素子、10 電流制限抵抗、11 フ
ォトカプラ、14A 相電圧検出器、17Aインバータ
駆動制御部、18A インバータ部、21 コンバータ
部、24 電圧変換器、29 パルス幅補正機能付きP
WM回路、35 パルス幅補正回路、101 Td補正
値検出指令部、102 Tdタイミング検出補正部、1
05エレベータ駆動制御盤の盤内温度検出器、106
インバータ素子部温度検出器、107 相電圧検出器の
温度検出器、108 インバータ出力電流検出器。
Claims (11)
- 【請求項1】 直流電源と、この直流電源からの直流を
交流に変換する直列接続された対をなすスイッチング素
子で構成されたインバータ部と、このインバータ部の交
流出力である相電圧を検出する相電圧検出手段と、前記
直列接続された対をなすスイッチング素子をオン・オフ
するしきい値を設定するしきい値設定手段と、このしき
い値設定手段のしきい値に基づいて前記直列接続された
対をなすスイッチング素子を短絡防止期間を持たせて交
互に制御するインバータ制御手段と、を備えたインバー
タ装置において、前記しきい値設定手段のしきい値に対
応する電圧値より小さい値を基準電圧値として設定する
基準電圧設定手段と、前記相電圧検出手段の相電圧値が
ゼロから前記直流電源の直流電圧値に到達するまでの時
間を算出する到達時間算出手段と、前記基準電圧設定手
段で設定された基準電圧値から前記しきい値設定手段の
しきい値に対応する電圧値に到達するまでの時間を補正
時間として算出する補正時間算出手段と、を備え、前記
しきい値設定手段は、前記相電圧検出手段の相電圧が前
記基準電圧設定手段で設定された基準電圧値に到達した
時点から、前記補正時間算出手段の補正時間だけ経過し
た時刻を前記直列接続された対をなすスイッチング素子
をオン・オフするしきい値に対応する時刻として設定す
ることを特徴とするインバータ装置。 - 【請求項2】 前記しきい値設定手段のしきい値に対応
する電圧値を前記直流電源の直流電圧値の1/2とする
ことを特徴とする請求項1記載のインバータ装置。 - 【請求項3】 前記基準電圧設定手段の基準電圧値を前
記直流電源の直流電圧値の20〜40%に設定すること
を特徴とする請求項1又は2記載のインバータ装置。 - 【請求項4】 前記補正時間算出手段は、前記相電圧検
出手段の周囲温度に基づいて補正時間の設定を変更する
ことを特徴とする請求項1、2、又は3記載のインバー
タ装置。 - 【請求項5】 前記補正時間算出手段は、前記スイッチ
ング素子の温度に基づいて補正時間の設定を変更するこ
とを特徴とする請求項1、2、又は3記載のインバータ
装置。 - 【請求項6】 前記補正時間算出手段は、前記インバー
タ部の負荷電流の大きさに基づいて補正時間の設定を変
更することを特徴とする請求項1、2、又は3記載のイ
ンバータ装置。 - 【請求項7】 前記補正時間算出手段は、前記直流電源
の直流電圧の大きさに基づいて補正時間の設定を変更す
ることを特徴とする請求項1、2、又は3記載のインバ
ータ装置。 - 【請求項8】 前記補正時間算出手段は、前記相電圧検
出手段の相電圧の立上りと立下がりとで補正時間の設定
を異ならせることを特徴とする請求項1〜7のいずれか
1項に記載のインバータ装置。 - 【請求項9】 直流電源と、この直流電源からの直流を
交流に変換する直列接続された対をなすスイッチング素
子で構成されたインバータ部と、この直列接続された対
をなすスイッチング素子をオン・オフするしきい値を設
定するしきい値設定手段と、このしきい値設定手段のし
きい値に基づいて前記直列接続された対をなすスイッチ
ング素子を短絡防止期間を持たせて交互に制御するイン
バータ制御手段と、を備えたインバータ装置のスイッチ
ング素子のオン・オフ制御方法において、前記しきい値
設定手段のしきい値に対応する電圧値より小さい値を基
準電圧値として設定し、前記インバータ部の交流出力で
ある相電圧がゼロから前記直流電源の直流電圧値に到達
するまでの時間を算出し、前記基準電圧値から前記直列
接続された対をなすスイッチング素子をオン・オフする
しきい値に対応する電圧値に到達するまでの時間を補正
時間として算出し、前記基準電圧値に到達した時点から
この補正時間だけ経過した時刻を前記直列接続された対
をなすスイッチング素子をオン・オフするしきい値に対
応する時刻として設定することを特徴とするインバータ
装置のスイッチング素子のオン・オフ制御方法。 - 【請求項10】 前記しきい値設定手段のしきい値に対
応する電圧値を前記直流電源の直流電圧値の1/2とす
ることを特徴とする請求項8記載のインバータ装置のス
イッチング素子のオン・オフ制御方法。 - 【請求項11】 前記基準電圧値を前記直流電源の直流
電圧値の20〜40%に設定することを特徴とする請求
項9又は10記載のインバータ装置のスイッチング素子
のオン・オフ制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7340861A JPH09182462A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | インバータ装置及びそのスイッチング素子のオン・オフ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7340861A JPH09182462A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | インバータ装置及びそのスイッチング素子のオン・オフ制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09182462A true JPH09182462A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18340991
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7340861A Pending JPH09182462A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | インバータ装置及びそのスイッチング素子のオン・オフ制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09182462A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009165279A (ja) * | 2008-01-08 | 2009-07-23 | Nsk Ltd | 電動パワーステアリング装置の制御装置 |
| JP2011166904A (ja) * | 2010-02-08 | 2011-08-25 | Mitsubishi Electric Corp | 同期電動機の磁極位置検出装置 |
| KR20160092815A (ko) * | 2015-01-28 | 2016-08-05 | 주식회사 만도 | 피에프씨 온도에 따른 듀티비 보상 제어 시스템 및 방법 |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP7340861A patent/JPH09182462A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009165279A (ja) * | 2008-01-08 | 2009-07-23 | Nsk Ltd | 電動パワーステアリング装置の制御装置 |
| JP2011166904A (ja) * | 2010-02-08 | 2011-08-25 | Mitsubishi Electric Corp | 同期電動機の磁極位置検出装置 |
| KR20160092815A (ko) * | 2015-01-28 | 2016-08-05 | 주식회사 만도 | 피에프씨 온도에 따른 듀티비 보상 제어 시스템 및 방법 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100789441B1 (ko) | 인버터의 전류 검출 장치 및 방법 | |
| JP4671687B2 (ja) | 空間ベクトル技法を使用する単一電流センサによるモータ駆動制御 | |
| KR100238026B1 (ko) | 센서리스 브러쉬리스 직류모터 | |
| CN113167826A (zh) | 绝缘电阻检测装置 | |
| CN113615072B (zh) | 电动机控制装置、电动机系统以及电动机控制方法 | |
| JP2003209976A (ja) | Pwmインバータ装置及びその電流検出方法 | |
| JP4242679B2 (ja) | ブラシレス直流モータの制御装置及び方法 | |
| JPH09182462A (ja) | インバータ装置及びそのスイッチング素子のオン・オフ制御方法 | |
| JPH08126381A (ja) | 直流ブラシレスモータの駆動装置 | |
| US11757394B2 (en) | Motor control device and motor system | |
| JP6178676B2 (ja) | インバータ回路の制御回路、この制御回路を備えたインバータ装置、このインバータ装置を備えた誘導加熱装置、および、制御方法 | |
| JP3302277B2 (ja) | インバータ装置 | |
| JP7249841B2 (ja) | モータ制御装置、モータシステム及びモータ制御方法 | |
| JPH099645A (ja) | インバータ装置 | |
| HU206569B (en) | Method and device for controlling one-phase or polyphase ac switching means | |
| US20180076703A1 (en) | Load driving apparatus | |
| CN113597736B (zh) | 电动机控制装置、电动机系统以及电动机控制方法 | |
| JP6154216B2 (ja) | インバータ回路の制御回路、この制御回路を備えたインバータ装置、このインバータ装置を備えた誘導加熱装置、および、制御方法 | |
| JP3799329B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
| JP3337769B2 (ja) | インバータ装置 | |
| US20030234626A1 (en) | Method and regulator based on peak current control for electric machines | |
| JP2021069138A (ja) | 電力変換器の制御方法、及び、電力変換器の制御装置 | |
| JP5471498B2 (ja) | 電力変換装置 | |
| JP2019176703A (ja) | 電源制御装置、電源装置、空気調和機、および電源制御方法 | |
| JP3768024B2 (ja) | 電力変換装置 |