JPH09182703A - 電気掃除機用回転ブラシの製造方法 - Google Patents
電気掃除機用回転ブラシの製造方法Info
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- JPH09182703A JPH09182703A JP6945295A JP6945295A JPH09182703A JP H09182703 A JPH09182703 A JP H09182703A JP 6945295 A JP6945295 A JP 6945295A JP 6945295 A JP6945295 A JP 6945295A JP H09182703 A JPH09182703 A JP H09182703A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】回転ブラシの外周に突設する螺旋状突起を、当
該ブラシの軸線方向と直交する方向を基準に対称的に配
置し、かつ上記回転ブラシの各螺旋状突起を、当該ブラ
シの軸線方向を基準に複数片に分断するとともに、上記
回転ブラシの各螺旋状突起を、ブラシ成形に際し当該ブ
ラシ全長にわたって共用される1対の金型のアンダーカ
ット不成形領域に突設した。 【効果】ブラシ成形金型の構造簡単化とブラシ成形工程
の簡略化とによって経済性、生産性にすぐれ、また掃除
機の運転に際し、吸口に振動が発生するのを防止して、
電気掃除機の操作性に優れ、併せて振動騒音の発生を防
止することのできる電気掃除機用回転ブラシを得ること
ができる。
該ブラシの軸線方向と直交する方向を基準に対称的に配
置し、かつ上記回転ブラシの各螺旋状突起を、当該ブラ
シの軸線方向を基準に複数片に分断するとともに、上記
回転ブラシの各螺旋状突起を、ブラシ成形に際し当該ブ
ラシ全長にわたって共用される1対の金型のアンダーカ
ット不成形領域に突設した。 【効果】ブラシ成形金型の構造簡単化とブラシ成形工程
の簡略化とによって経済性、生産性にすぐれ、また掃除
機の運転に際し、吸口に振動が発生するのを防止して、
電気掃除機の操作性に優れ、併せて振動騒音の発生を防
止することのできる電気掃除機用回転ブラシを得ること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機に係り、特
に電気掃除機に備えられる回転ブラシの改良に関するも
のである。
に電気掃除機に備えられる回転ブラシの改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電気掃除機は、掃除機本体の吸口下部に
位置して回転ブラシを備えるものであるが、回転ブラシ
の外周に刷毛を螺旋状に植設することは、従来から広く
おこなわれており、回転ブラシの外周に刷毛を螺旋状に
植設することにより、被掃除面上の塵埃を効率よく吸引
することができる。
位置して回転ブラシを備えるものであるが、回転ブラシ
の外周に刷毛を螺旋状に植設することは、従来から広く
おこなわれており、回転ブラシの外周に刷毛を螺旋状に
植設することにより、被掃除面上の塵埃を効率よく吸引
することができる。
【0003】また、上記構成に加えて、刷毛と平行する
突起を回転ブラシの外周に螺旋状に突設し、この突起に
よってじゅうたんなどの被掃除面を叩き、被掃除面から
塵埃を叩き出す、いわゆるビーターを備えた電気掃除機
も先に提案されており、外周に螺旋状刷毛とこれに平行
する突起とを有する電気掃除機に備えられた回転ブラシ
は、たとえば特開昭57−166129号公報および実開昭56−
1555号公報、さらには実開昭59−117464号公報などに示
されている。
突起を回転ブラシの外周に螺旋状に突設し、この突起に
よってじゅうたんなどの被掃除面を叩き、被掃除面から
塵埃を叩き出す、いわゆるビーターを備えた電気掃除機
も先に提案されており、外周に螺旋状刷毛とこれに平行
する突起とを有する電気掃除機に備えられた回転ブラシ
は、たとえば特開昭57−166129号公報および実開昭56−
1555号公報、さらには実開昭59−117464号公報などに示
されている。
【0004】ここで、外周に螺旋状刷毛とこれに平行す
る突起とを有する電気掃除機用回転ブラシの従来例を、
図11および図12に基づいて説明すると、図11は従
来型電気掃除機用回転ブラシ4の正面図、図12は図1
1のC−C断面図を示しており、図11および図12に
おいて、回転ブラシ4の外周には、螺旋状刷毛20が植
設されており、また上記刷毛20と平行して、回転ブラ
シ4の外周に螺旋状突起4aが突設されている。図12
中、符号21は、内部を中空とした回転ブラシ4内に挿
通したブラシ取付軸を示している。
る突起とを有する電気掃除機用回転ブラシの従来例を、
図11および図12に基づいて説明すると、図11は従
来型電気掃除機用回転ブラシ4の正面図、図12は図1
1のC−C断面図を示しており、図11および図12に
おいて、回転ブラシ4の外周には、螺旋状刷毛20が植
設されており、また上記刷毛20と平行して、回転ブラ
シ4の外周に螺旋状突起4aが突設されている。図12
中、符号21は、内部を中空とした回転ブラシ4内に挿
通したブラシ取付軸を示している。
【0005】外周に螺旋状刷毛20とこれに平行する突
起4aとを有する電気掃除機回転ブラシ4の従来例は以
上のごとき構成よりなり、回転ブラシ4の外周に螺旋状
刷毛20とこれに平行する突起4aとを設けたことによ
る利点は、先に述べたとおりである。
起4aとを有する電気掃除機回転ブラシ4の従来例は以
上のごとき構成よりなり、回転ブラシ4の外周に螺旋状
刷毛20とこれに平行する突起4aとを設けたことによ
る利点は、先に述べたとおりである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気掃除機の回転ブラシは、図11に示すように、1条
の突起4aが回転ブラシ4の外周に螺旋状に突設されて
いるので、回転ブラシ4を成形するに際しては、突起4
aが回転ブラシ成形金型の開き方向に対してアンダーカ
ットとならぬよう、形成すべき回転ブラシ4の軸線方向
に対して金型を4分割(図11の符号イ〜ニ参照)し、
さらに4分割された上記金型をそれぞれ4方向(図12
の符号ホ〜チ参照)に開くようにしているため、金型製
作に多くの費用を必要とするばかりでなく、回転ブラシ
4の成形工程にも多くの工数を必要とし、製品コスト高
の原因となっていた。
電気掃除機の回転ブラシは、図11に示すように、1条
の突起4aが回転ブラシ4の外周に螺旋状に突設されて
いるので、回転ブラシ4を成形するに際しては、突起4
aが回転ブラシ成形金型の開き方向に対してアンダーカ
ットとならぬよう、形成すべき回転ブラシ4の軸線方向
に対して金型を4分割(図11の符号イ〜ニ参照)し、
さらに4分割された上記金型をそれぞれ4方向(図12
の符号ホ〜チ参照)に開くようにしているため、金型製
作に多くの費用を必要とするばかりでなく、回転ブラシ
4の成形工程にも多くの工数を必要とし、製品コスト高
の原因となっていた。
【0007】これに加えて、回転ブラシ4の外周に配設
される突起は、一般に図11及び図12に示すように、
1条の突起4aが回転ブラシ4の外周に螺旋状に配設さ
れているので、回転ブラシ4の軸線方向と直交する方向
を基準に当該ブラシ4の各断面を観察した場合、突起4
aが回転ブラシ4の重量バランスに不均衡をきたす原因
となっており、掃除機運転にあたって回転ブラシ4が被
掃除面上を回転走行すると、螺旋状突起4aのアンバラ
ンス重量が回転ブラシ4の軸線方向に順次変移し、掃除
機の吸口に振動が発生し、電気掃除機の操作性が損なわ
れるばかりでなく振動騒音発生の原因となっていた。
される突起は、一般に図11及び図12に示すように、
1条の突起4aが回転ブラシ4の外周に螺旋状に配設さ
れているので、回転ブラシ4の軸線方向と直交する方向
を基準に当該ブラシ4の各断面を観察した場合、突起4
aが回転ブラシ4の重量バランスに不均衡をきたす原因
となっており、掃除機運転にあたって回転ブラシ4が被
掃除面上を回転走行すると、螺旋状突起4aのアンバラ
ンス重量が回転ブラシ4の軸線方向に順次変移し、掃除
機の吸口に振動が発生し、電気掃除機の操作性が損なわ
れるばかりでなく振動騒音発生の原因となっていた。
【0008】そこで、本発明の目的は上記課題を解決
し、ブラシ成形金型の構造簡単化とブラシ成形工程の簡
略化とによって経済性、生産性にすぐれ、また、掃除機
の運転に際し、吸口に振動が発生するのを防止して、電
気掃除機の操作性に優れ、併せて振動騒音の発生を防止
することのできる電気掃除機用回転ブラシを提供するこ
とにある。
し、ブラシ成形金型の構造簡単化とブラシ成形工程の簡
略化とによって経済性、生産性にすぐれ、また、掃除機
の運転に際し、吸口に振動が発生するのを防止して、電
気掃除機の操作性に優れ、併せて振動騒音の発生を防止
することのできる電気掃除機用回転ブラシを提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の特徴とするところは、掃除機本体の吸口下部
に位置し、外周に刷毛と突起とを螺旋状に備える電気掃
除機用回転ブラシにおいて、上記回転ブラシの外周に突
設する螺旋状突起を、当該ブラシの軸線方向と直交する
方向を基準に対称的に配置し、かつ上記回転ブラシの各
螺旋状突起を、当該ブラシの軸線方向を基準に複数片に
分断するとともに、上記回転ブラシの各螺旋状突起を、
ブラシ成形に際し当該ブラシ全長にわたって共用される
1対の金型のアンダーカット不成形領域に突設したこと
にある。
に本発明の特徴とするところは、掃除機本体の吸口下部
に位置し、外周に刷毛と突起とを螺旋状に備える電気掃
除機用回転ブラシにおいて、上記回転ブラシの外周に突
設する螺旋状突起を、当該ブラシの軸線方向と直交する
方向を基準に対称的に配置し、かつ上記回転ブラシの各
螺旋状突起を、当該ブラシの軸線方向を基準に複数片に
分断するとともに、上記回転ブラシの各螺旋状突起を、
ブラシ成形に際し当該ブラシ全長にわたって共用される
1対の金型のアンダーカット不成形領域に突設したこと
にある。
【0010】
【作用】本発明によれば、ブラシ成形金型の構造簡単化
とブラシ成形工程の簡略化とによって経済性、生産性に
すぐれ、また掃除機の運転に際し、吸口に振動が発生す
るのを防止して、電気掃除機の操作性に優れ、併せて振
動騒音の発生を防止することのできる電気掃除機用回転
ブラシを得ることができる。
とブラシ成形工程の簡略化とによって経済性、生産性に
すぐれ、また掃除機の運転に際し、吸口に振動が発生す
るのを防止して、電気掃除機の操作性に優れ、併せて振
動騒音の発生を防止することのできる電気掃除機用回転
ブラシを得ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明は、図1〜図10の一実施例に
もとづいて説明すると、図1は本発明の要部である電気
掃除機用回転ブラシ4の一部縦断正面図、図2は図1の
A−A断面図、図3は掃除機全体の外観斜視図、図4は
吸口1に対する本体ケース7の直立・傾斜動作、さらに
は吸口1の底面と被掃除面との位置関係説明図、図5は
図3および図4の縦断側面図、図6は図5に符号1で示
す吸口と符号26で示すベースフレームとの下部縦断側
面図、図7は図5の吸口1から底板2を取り除いた状態
の一部横断底面図、図8は図7のB−B断面図、図9は
吸口高さ切替摘み10とその関連部分との分解斜視図、
図10は排気ダクト43とその近傍部分との縦断側面図
である。
もとづいて説明すると、図1は本発明の要部である電気
掃除機用回転ブラシ4の一部縦断正面図、図2は図1の
A−A断面図、図3は掃除機全体の外観斜視図、図4は
吸口1に対する本体ケース7の直立・傾斜動作、さらに
は吸口1の底面と被掃除面との位置関係説明図、図5は
図3および図4の縦断側面図、図6は図5に符号1で示
す吸口と符号26で示すベースフレームとの下部縦断側
面図、図7は図5の吸口1から底板2を取り除いた状態
の一部横断底面図、図8は図7のB−B断面図、図9は
吸口高さ切替摘み10とその関連部分との分解斜視図、
図10は排気ダクト43とその近傍部分との縦断側面図
である。
【0012】図5および図6に示すように、電気掃除機
の吸口1は、底板2の開口部3に回転ブラシ4の一部を
臨ませており、回転ブラシ4は、ベルト5を介して、塵
埃吸引駆動源である電動送風機6によって回転駆動され
る。
の吸口1は、底板2の開口部3に回転ブラシ4の一部を
臨ませており、回転ブラシ4は、ベルト5を介して、塵
埃吸引駆動源である電動送風機6によって回転駆動され
る。
【0013】図3〜図5に示すように、本体ケース7
は、その上方に操作ハンドル8を有しており、図5に明
示するように、本体ケース7の略中央部には、集塵部空
間9が設けられている。また、図4に示すように、本体
ケース7は、吸口1に対して直立・傾動可能に取り付け
られており、掃除機不使用の場合は、吸口1に対してケ
ース7を直立状態にセットする。図4において、符号W
1 は、掃除機使用時における吸口1の底面と被掃除面と
の間の距離を示し、また符号W2 は、掃除機不使用時に
おける吸口1の底面と被掃除面との間の距離を示してい
る。
は、その上方に操作ハンドル8を有しており、図5に明
示するように、本体ケース7の略中央部には、集塵部空
間9が設けられている。また、図4に示すように、本体
ケース7は、吸口1に対して直立・傾動可能に取り付け
られており、掃除機不使用の場合は、吸口1に対してケ
ース7を直立状態にセットする。図4において、符号W
1 は、掃除機使用時における吸口1の底面と被掃除面と
の間の距離を示し、また符号W2 は、掃除機不使用時に
おける吸口1の底面と被掃除面との間の距離を示してい
る。
【0014】図3〜図8に示すように、吸口1の外部に
は、後述する吸口高さ切替摘み10,他物との衝突緩衝
部材であるバンパー11,吸口1に対して本体ケース7
を直立・傾動動作させるペダル12、さらには本体ケー
ス7を軸支するベースフレーム13が配設されている。
は、後述する吸口高さ切替摘み10,他物との衝突緩衝
部材であるバンパー11,吸口1に対して本体ケース7
を直立・傾動動作させるペダル12、さらには本体ケー
ス7を軸支するベースフレーム13が配設されている。
【0015】吸口高さ切替摘み10は、吸口1の底板2
と被掃除面との間の距離を調節する摘みで、この摘み1
0は、図5,図6および図9に示すように、吸口高さ設
定カム14と一体に連結されており、摘み10には、当
該摘み10を任意の位置で固定すべく、円筒側面の一部
を切り欠いて形成した摘みポジションばね10aが設け
られている。吸口高さ設定カム14のカム面は、図9に
示すように、円周方向に等分され、摘み10に軸線方向
に段差を有する平面X,Y,Zを備えており、後述のご
とく、各平面(X,Y,Z)が前輪車軸15と選択的に
当接する。
と被掃除面との間の距離を調節する摘みで、この摘み1
0は、図5,図6および図9に示すように、吸口高さ設
定カム14と一体に連結されており、摘み10には、当
該摘み10を任意の位置で固定すべく、円筒側面の一部
を切り欠いて形成した摘みポジションばね10aが設け
られている。吸口高さ設定カム14のカム面は、図9に
示すように、円周方向に等分され、摘み10に軸線方向
に段差を有する平面X,Y,Zを備えており、後述のご
とく、各平面(X,Y,Z)が前輪車軸15と選択的に
当接する。
【0016】前輪車軸15は、図7および図9に示すよ
うに、クランク軸状に形成されており、図7に示すよう
に、その両端部15a,15aが吸口1に回動可能に軸
支されており、かつ上記車軸15の両端部15a,15
aに吸口高さ調節用前車輪16,16が取り付けられて
いる。
うに、クランク軸状に形成されており、図7に示すよう
に、その両端部15a,15aが吸口1に回動可能に軸
支されており、かつ上記車軸15の両端部15a,15
aに吸口高さ調節用前車輪16,16が取り付けられて
いる。
【0017】図9において、17は車輪押出レバーを示
し、レバー17の一端は、図6および図7に示すよう
に、吸口1に枢着されており、レバー17の他端は、本
体ケース7のレバー係合段部18と係合しているもので
あって、レバー17は、図7および図9に示すように、
当該レバー17の中間部分において、前輪車軸15の一
端部15aに当接している。
し、レバー17の一端は、図6および図7に示すよう
に、吸口1に枢着されており、レバー17の他端は、本
体ケース7のレバー係合段部18と係合しているもので
あって、レバー17は、図7および図9に示すように、
当該レバー17の中間部分において、前輪車軸15の一
端部15aに当接している。
【0018】図5,図6および図7に示すように、吸口
1の前端部には、回転ブラシ4が取り付けられており、
図1に示すように、回転ブラシ4の一側には、当該ブラ
シ4を回転させる駆動プーリー19が備えられている。
また、図1および図2に示すように、回転ブラシ4の外
周には、刷毛20と突起4aとが螺旋状に設けられてい
る。しかして、本発明においては、上記回転ブラシ4の
外周に突設する螺旋状突起4aを、当該ブラシ4の軸線
方向と直交する方向を基準に対称的に配置し、かつ上記
回転ブラシ4の各螺旋状突起4aを、当該ブラシ4の軸
線方向を基準に複数片に分段するとともに、上記回転ブ
ラシ4の各螺旋状突起4aを、ブラシ成形に際し当該ブ
ラシ全長にわたって共用される1対の金型のアンダーカ
ット不成形領域に突設し、上記回転ブラシ4の長さ方向
に、少なくとも1条の螺旋状刷毛20を連動的に植設し
てなることを要旨とするものであって、図示実施例にお
いては、図2に示すように、回転ブラシ4の軸線方向と
直交する方向を基準にして、螺旋状突起4a,4aが対
称的に配置されている。また、図1に示すように、上記
回転ブラシ4の螺旋状突起4aは、ブラシ4の軸線方向
を基準にして、当該ブラシ4の前部に3片、後部に3片
突設されている。さらに、図1に示すように、回転ブラ
シ4の全長にわたり、突起4a,4a間に位置して、図
2に螺旋角度θで示す1条の刷毛20が連続的に植設さ
れている。なお、回転ブラシ4は、その外周に刷毛20
を植設するため、その肉厚を比較的厚くする必要がある
が、厚肉の回転ブラシ4は、たとえば発泡剤を混入した
プラスチック材料を射出成形することによって容易に得
ることができる。図1,図2,図5および図6に示すよ
うに、回転ブラシ4は、その内部を中空に形成されてお
り、この中空内部にブラシ取付軸21が挿通されている
ものであって、図1に示すように、ブラシ取付軸21の
両端は、軸受22,22により軸支されている。また、
軸受22,22の外側には、軸受カバー23,23、さ
らにはキャップ24,24が取り付けられており、回転
ブラシ4は、上記キャップ24,24を介して吸口1に
取り付けられる。しかして、キャップ24の内側に突設
されているリップ部24aは、軸受22に対して外部か
ら塵埃が侵入するのを防止する。図1中、25,25は
スラストばねを示し、スラストばね25は、軸受22と
回転ブラシ4の軸受当接面との間に介装されており、回
転ブラシ4の軸線方向の遊びを調整する。
1の前端部には、回転ブラシ4が取り付けられており、
図1に示すように、回転ブラシ4の一側には、当該ブラ
シ4を回転させる駆動プーリー19が備えられている。
また、図1および図2に示すように、回転ブラシ4の外
周には、刷毛20と突起4aとが螺旋状に設けられてい
る。しかして、本発明においては、上記回転ブラシ4の
外周に突設する螺旋状突起4aを、当該ブラシ4の軸線
方向と直交する方向を基準に対称的に配置し、かつ上記
回転ブラシ4の各螺旋状突起4aを、当該ブラシ4の軸
線方向を基準に複数片に分段するとともに、上記回転ブ
ラシ4の各螺旋状突起4aを、ブラシ成形に際し当該ブ
ラシ全長にわたって共用される1対の金型のアンダーカ
ット不成形領域に突設し、上記回転ブラシ4の長さ方向
に、少なくとも1条の螺旋状刷毛20を連動的に植設し
てなることを要旨とするものであって、図示実施例にお
いては、図2に示すように、回転ブラシ4の軸線方向と
直交する方向を基準にして、螺旋状突起4a,4aが対
称的に配置されている。また、図1に示すように、上記
回転ブラシ4の螺旋状突起4aは、ブラシ4の軸線方向
を基準にして、当該ブラシ4の前部に3片、後部に3片
突設されている。さらに、図1に示すように、回転ブラ
シ4の全長にわたり、突起4a,4a間に位置して、図
2に螺旋角度θで示す1条の刷毛20が連続的に植設さ
れている。なお、回転ブラシ4は、その外周に刷毛20
を植設するため、その肉厚を比較的厚くする必要がある
が、厚肉の回転ブラシ4は、たとえば発泡剤を混入した
プラスチック材料を射出成形することによって容易に得
ることができる。図1,図2,図5および図6に示すよ
うに、回転ブラシ4は、その内部を中空に形成されてお
り、この中空内部にブラシ取付軸21が挿通されている
ものであって、図1に示すように、ブラシ取付軸21の
両端は、軸受22,22により軸支されている。また、
軸受22,22の外側には、軸受カバー23,23、さ
らにはキャップ24,24が取り付けられており、回転
ブラシ4は、上記キャップ24,24を介して吸口1に
取り付けられる。しかして、キャップ24の内側に突設
されているリップ部24aは、軸受22に対して外部か
ら塵埃が侵入するのを防止する。図1中、25,25は
スラストばねを示し、スラストばね25は、軸受22と
回転ブラシ4の軸受当接面との間に介装されており、回
転ブラシ4の軸線方向の遊びを調整する。
【0019】図5〜図8において、吸口1の後端部に
は、ベースフレーム26が配設されており、本体ケース
7のケース回動軸27は、図7および図8に示すよう
に、吸口1に設けられている半円弧状の軸受リブ28と
ベースフレーム26に設けられている半円弧状の軸受部
29とで回動可能に軸支されている。
は、ベースフレーム26が配設されており、本体ケース
7のケース回動軸27は、図7および図8に示すよう
に、吸口1に設けられている半円弧状の軸受リブ28と
ベースフレーム26に設けられている半円弧状の軸受部
29とで回動可能に軸支されている。
【0020】ベースフレーム26の後端寄りには、図7
に示すように、後車輪30,30が取り付けられてお
り、またベースフレーム26には、図5,図6および図
11に示すように、本体ケース7に設けられているロッ
クアーム係止部31に係止するロックアーム32が取り
付けられており、ロックアーム32は、当該アーム32
の円筒部32aを回転軸として、円筒部32aに巻回され
ているつる巻ばね33により、本体ケース7のロックア
ーム係止部31側に付勢されている。また、ロックアー
ム32には、吸口1に支軸34を介して取り付けたペダ
ル12を踏み込んだ時に、当該ペダル12の下端と当接
する平面部32bが設けられており、ペダル12の踏み
込みにより、ベースフレーム26のロックアーム32と
本体ケース7のロックアーム係止部31との係止が解除
され、ペダル12を離すと、図4に実線および鎖線で示
すごとく、本体ケース7が任意の位置でロックされるも
のであり、なおベースフレーム26には、図7に示すよ
うに、ベルト5が懸架されている側にベルト保護カバー
35が取り付けられている。
に示すように、後車輪30,30が取り付けられてお
り、またベースフレーム26には、図5,図6および図
11に示すように、本体ケース7に設けられているロッ
クアーム係止部31に係止するロックアーム32が取り
付けられており、ロックアーム32は、当該アーム32
の円筒部32aを回転軸として、円筒部32aに巻回され
ているつる巻ばね33により、本体ケース7のロックア
ーム係止部31側に付勢されている。また、ロックアー
ム32には、吸口1に支軸34を介して取り付けたペダ
ル12を踏み込んだ時に、当該ペダル12の下端と当接
する平面部32bが設けられており、ペダル12の踏み
込みにより、ベースフレーム26のロックアーム32と
本体ケース7のロックアーム係止部31との係止が解除
され、ペダル12を離すと、図4に実線および鎖線で示
すごとく、本体ケース7が任意の位置でロックされるも
のであり、なおベースフレーム26には、図7に示すよ
うに、ベルト5が懸架されている側にベルト保護カバー
35が取り付けられている。
【0021】吸口1内における塵埃の通路は、図7に符
号36で示す吸口ダクトから図5に符号37で示す本体
ケース7内の本体ダクトへと連通される。
号36で示す吸口ダクトから図5に符号37で示す本体
ケース7内の本体ダクトへと連通される。
【0022】図5において、本体ケース7は、大きく分
けて3つの空間、すなわち電動送風機室38と、集塵部
空間9と、コードリール室39とに分けられている。
けて3つの空間、すなわち電動送風機室38と、集塵部
空間9と、コードリール室39とに分けられている。
【0023】電動送風機室38内には、電動送風機6
と、排気口40と、集塵部空間9に連接する吸引口41
を有する吸気ダクト42と、図10に示すごとく、コー
ドリール室39に連通する排気ダクト43の入口44と
が設けられている。図5において、吸気ダクト42に
は、照明ランプ45と、ランプホルダー46を備えた反
射板47とが取り付けられており、照明ランプ45の光
は、電動送風機室38の前壁に設けられたランプ窓48
(図3参照)から外部に照射される。
と、排気口40と、集塵部空間9に連接する吸引口41
を有する吸気ダクト42と、図10に示すごとく、コー
ドリール室39に連通する排気ダクト43の入口44と
が設けられている。図5において、吸気ダクト42に
は、照明ランプ45と、ランプホルダー46を備えた反
射板47とが取り付けられており、照明ランプ45の光
は、電動送風機室38の前壁に設けられたランプ窓48
(図3参照)から外部に照射される。
【0024】集塵部空間9内には、その背面に沿って本
体ダクト37が配設されており、本体ダクト37の開口
部49は、気密パッキン50およびフィルターベース5
1を介して本体ケース7に取り付けられている。塵埃を
集塵するフィルター52は、たとえば紙や布などによっ
て成形され、その口部53をフィルターホルダー54に
係合させて、フィルターホルダー54をフィルターベー
ス51に着脱可能に取り付ける。集塵部空間9内の気密
は、その周囲に設けた集塵部パッキン55を介し、前蓋
56に設けられている気密リブ56aとの間で保持さ
れ、電動送風機6の運転時、集塵部空間9内は負圧とな
る。なお、前蓋56の表面部には、フィルター52内に
集塵された塵埃の捨て時を知らせ、かつ集塵過多による
風量低下、ひいては電動送風機6の冷却不足による温度
上昇を防止することを目的として、外部からバイパス気
流を流す機能を有するダストメータ57が取り付けられ
ており、また前蓋56の上端部には、図3および図5に
示すように、当該前蓋56と本体ダクト37とを着脱可
能に係止するクランプ58が取り付けられている。
体ダクト37が配設されており、本体ダクト37の開口
部49は、気密パッキン50およびフィルターベース5
1を介して本体ケース7に取り付けられている。塵埃を
集塵するフィルター52は、たとえば紙や布などによっ
て成形され、その口部53をフィルターホルダー54に
係合させて、フィルターホルダー54をフィルターベー
ス51に着脱可能に取り付ける。集塵部空間9内の気密
は、その周囲に設けた集塵部パッキン55を介し、前蓋
56に設けられている気密リブ56aとの間で保持さ
れ、電動送風機6の運転時、集塵部空間9内は負圧とな
る。なお、前蓋56の表面部には、フィルター52内に
集塵された塵埃の捨て時を知らせ、かつ集塵過多による
風量低下、ひいては電動送風機6の冷却不足による温度
上昇を防止することを目的として、外部からバイパス気
流を流す機能を有するダストメータ57が取り付けられ
ており、また前蓋56の上端部には、図3および図5に
示すように、当該前蓋56と本体ダクト37とを着脱可
能に係止するクランプ58が取り付けられている。
【0025】コードリール室39内には、電源コード5
9を巻き取るコードリール60と、図10に示すごと
く、排気ダクト43の出口61とが設けられており、コ
ードリール60から電動送風機6に至る送電線62は、
排気ダクト43内を通って接続される。また、コードリ
ール室39の上端部には、図3に示すように、電源スイ
ッチ63とコードリールボタン64とが配設されてい
る。ここで、図10に符号43で示す排気ダクトは、本
体ケース7とダクト蓋65とによって構成されており、
また図5において、コードリール室39は、本体ケース
7とリール蓋66とにより構成されている。図5中、リ
ール蓋66には、コードリール60が取り付けられてお
り、電源コード59が万一断線して交換を必要とする場
合は、コードリール60に備えられている接触片67と
本体ケース7側のリール支持台68に備えられているリ
ング状接点69との部分で電源コード59を取り外すこ
とにより、接点69に接続されている送電線63に触れ
ることなく、電源コード59の交換を容易におこなうこ
とができる。なお、コードリール室39の上端に取り付
けられている操作ハンドル8の先端には、図3に示すよ
うに、本体ケース7が不意に後方に転倒した場合の衝撃
緩和を考慮して、軟質材で成形されたハンドルキャップ
70が取り付けられている。
9を巻き取るコードリール60と、図10に示すごと
く、排気ダクト43の出口61とが設けられており、コ
ードリール60から電動送風機6に至る送電線62は、
排気ダクト43内を通って接続される。また、コードリ
ール室39の上端部には、図3に示すように、電源スイ
ッチ63とコードリールボタン64とが配設されてい
る。ここで、図10に符号43で示す排気ダクトは、本
体ケース7とダクト蓋65とによって構成されており、
また図5において、コードリール室39は、本体ケース
7とリール蓋66とにより構成されている。図5中、リ
ール蓋66には、コードリール60が取り付けられてお
り、電源コード59が万一断線して交換を必要とする場
合は、コードリール60に備えられている接触片67と
本体ケース7側のリール支持台68に備えられているリ
ング状接点69との部分で電源コード59を取り外すこ
とにより、接点69に接続されている送電線63に触れ
ることなく、電源コード59の交換を容易におこなうこ
とができる。なお、コードリール室39の上端に取り付
けられている操作ハンドル8の先端には、図3に示すよ
うに、本体ケース7が不意に後方に転倒した場合の衝撃
緩和を考慮して、軟質材で成形されたハンドルキャップ
70が取り付けられている。
【0026】本発明に係る回転ブラシ4を備えた電気掃
除機の構成は以上のごときであり、次に、上記した電気
掃除機の全体的な動作系について説明する。
除機の構成は以上のごときであり、次に、上記した電気
掃除機の全体的な動作系について説明する。
【0027】掃除機の使用に際しては、まず、コードリ
ール60から電源コード59を引き出して、これを電源
に接続し、吸口1の後部に配設されているペダル12を
踏んで、本体ケース7を吸口1に対して傾動させること
により、作業者にとって掃除し易い位置に操作ハンドル
8をセットする。
ール60から電源コード59を引き出して、これを電源
に接続し、吸口1の後部に配設されているペダル12を
踏んで、本体ケース7を吸口1に対して傾動させること
により、作業者にとって掃除し易い位置に操作ハンドル
8をセットする。
【0028】次に、電源スイッチ63をオンすると、電
動送風機6が運転され、送風機6による吸引作用と共
に、ベルト5を介してブラシ4が回転する。なお、この
とき、摘み10の回転操作により、吸口高さ設定カム1
4のカム面のうちのX面が前輪車軸15に当接している
場合は、底板2から突出する吸口高さ調節用前車輪1
6,16の突出量が最小(図6の実線位置)となり、じ
ゅうたんの毛足が短い場合の掃除に最適となる。一方、
じゅうたんの毛足が長いとか、あるいは中程度の場合に
は、摘み10の切替操作により、吸口高さ設定カム14
のYカム面、あるいはZカム面を前輪車軸15に当接さ
せれば、底板2から突出する吸口高さ調節用前車輪1
6,16の突出量が2段に変化するので、上記それぞれ
の毛足の長さに合った掃除をおこなうことができる。こ
こで、吸口高さ切替摘み10の回転操作について下記す
る。すなわち、それまで傾動していた本体ケース7を吸
口1に対して直立させると、その回動操作により、本体
ケース7のレバー係合段部18が、吸口1側から突き出
ている車輪押出レバー17を押し下げる。レバー17が
押し下げられると、それまで当該レバー17と当接して
いたクランク状の前輪車軸15が一定角度回転し、車輪
15の両端部15a,15aが押し下げられて、吸口高
さ設定カム14と前輪車軸15とが離間するものであっ
て、上記操作により、摘み10を希望する方向に軽いタ
ッチで回転させることができる。なお、摘み10の回転
操作後、吸口1に対して再び本体ケース7を傾動させる
と、本体ケース7のレバー係合段部18も同様に回動
し、吸口1側から突き出ている車輪押出レバー17をフ
リーにして、吸口高さ設定カム14の所定のカム面と前
輪車軸15とを当接させることは、ここに改めて説明す
るまでもない。
動送風機6が運転され、送風機6による吸引作用と共
に、ベルト5を介してブラシ4が回転する。なお、この
とき、摘み10の回転操作により、吸口高さ設定カム1
4のカム面のうちのX面が前輪車軸15に当接している
場合は、底板2から突出する吸口高さ調節用前車輪1
6,16の突出量が最小(図6の実線位置)となり、じ
ゅうたんの毛足が短い場合の掃除に最適となる。一方、
じゅうたんの毛足が長いとか、あるいは中程度の場合に
は、摘み10の切替操作により、吸口高さ設定カム14
のYカム面、あるいはZカム面を前輪車軸15に当接さ
せれば、底板2から突出する吸口高さ調節用前車輪1
6,16の突出量が2段に変化するので、上記それぞれ
の毛足の長さに合った掃除をおこなうことができる。こ
こで、吸口高さ切替摘み10の回転操作について下記す
る。すなわち、それまで傾動していた本体ケース7を吸
口1に対して直立させると、その回動操作により、本体
ケース7のレバー係合段部18が、吸口1側から突き出
ている車輪押出レバー17を押し下げる。レバー17が
押し下げられると、それまで当該レバー17と当接して
いたクランク状の前輪車軸15が一定角度回転し、車輪
15の両端部15a,15aが押し下げられて、吸口高
さ設定カム14と前輪車軸15とが離間するものであっ
て、上記操作により、摘み10を希望する方向に軽いタ
ッチで回転させることができる。なお、摘み10の回転
操作後、吸口1に対して再び本体ケース7を傾動させる
と、本体ケース7のレバー係合段部18も同様に回動
し、吸口1側から突き出ている車輪押出レバー17をフ
リーにして、吸口高さ設定カム14の所定のカム面と前
輪車軸15とを当接させることは、ここに改めて説明す
るまでもない。
【0029】電動送風機6が運転されると、塵埃を多量
に含んだ空気流は、吸口1の底板2に設けられている開
口部3を通過した後、さらに吸口ダクト36,本体ダク
ト37を通過して、フィルター52内に流入し、フィル
ター52によって清浄な空気流と塵埃とに分離ろ過さ
れ、清浄な空気流のみが吸引口41,吸気ダクト42、
さらには電動送風機6内を通過し、清浄空気流の一部
は、排気口40を経て機外に排出される。また、残余の
清浄空気流は、排気ダクト43の入口44を経てコード
リール室39へと導かれ、コードリール室39に導かれ
た清浄空気流は、電源コード59,コードリール60に
備えられている接触片67、さらにはリール支持台68
に備えられているリング状接点69などを冷却した後、
機外に放出される。
に含んだ空気流は、吸口1の底板2に設けられている開
口部3を通過した後、さらに吸口ダクト36,本体ダク
ト37を通過して、フィルター52内に流入し、フィル
ター52によって清浄な空気流と塵埃とに分離ろ過さ
れ、清浄な空気流のみが吸引口41,吸気ダクト42、
さらには電動送風機6内を通過し、清浄空気流の一部
は、排気口40を経て機外に排出される。また、残余の
清浄空気流は、排気ダクト43の入口44を経てコード
リール室39へと導かれ、コードリール室39に導かれ
た清浄空気流は、電源コード59,コードリール60に
備えられている接触片67、さらにはリール支持台68
に備えられているリング状接点69などを冷却した後、
機外に放出される。
【0030】しかして、本発明においては、回転ブラシ
4の外周に突設する螺旋状突起4aを、当該ブラシ4の
軸線方向を基準に複数片に分段するとともに、上記回転
ブラシ4の各螺旋状突起4aを、ブラシ成形に際し当該
ブラシ全長にわたって共用される1対の金型のアンダー
カット不成形領域に突設するようにしたから、図11お
よび図12に示す従来型この種回転ブラシをプラスチッ
ク材料により成形する場合のように、成形すべき回転ブ
ラシ4の軸線方向に対して金型を4分割(図11の符号
イ〜ニ参照)し、さらに4分割された上記金型をそれぞ
れ4方向に(図12の符号ホ〜チ参照)に開く必要がな
く、金型の構造が簡単化され、金型製作に要する費用が
低減化されるばかりでなく、回転ブラシ4の成形工程も
少なくて済み、製品コストの低減化に寄与する。また、
本発明においては、回転ブラシ4の外周に突設する螺旋
状突起4aを、当該ブラシ4の軸線方向と直交する方向
を基準に対称的に配置したから、回転ブラシ4の各断面
における重量的バランスは保たれている。したがって、
掃除機運転時、回転ブラシ4が被掃除面上を回転走行す
るに際しては、当該ブラシ4を装着する吸口1の部分に
振動が発生するのを防止し、併せて振動騒音の発生を防
止することができる。
4の外周に突設する螺旋状突起4aを、当該ブラシ4の
軸線方向を基準に複数片に分段するとともに、上記回転
ブラシ4の各螺旋状突起4aを、ブラシ成形に際し当該
ブラシ全長にわたって共用される1対の金型のアンダー
カット不成形領域に突設するようにしたから、図11お
よび図12に示す従来型この種回転ブラシをプラスチッ
ク材料により成形する場合のように、成形すべき回転ブ
ラシ4の軸線方向に対して金型を4分割(図11の符号
イ〜ニ参照)し、さらに4分割された上記金型をそれぞ
れ4方向に(図12の符号ホ〜チ参照)に開く必要がな
く、金型の構造が簡単化され、金型製作に要する費用が
低減化されるばかりでなく、回転ブラシ4の成形工程も
少なくて済み、製品コストの低減化に寄与する。また、
本発明においては、回転ブラシ4の外周に突設する螺旋
状突起4aを、当該ブラシ4の軸線方向と直交する方向
を基準に対称的に配置したから、回転ブラシ4の各断面
における重量的バランスは保たれている。したがって、
掃除機運転時、回転ブラシ4が被掃除面上を回転走行す
るに際しては、当該ブラシ4を装着する吸口1の部分に
振動が発生するのを防止し、併せて振動騒音の発生を防
止することができる。
【0031】なお、図示実施例においては、回転ブラシ
4の螺旋状突起4aを、ブラシ4の軸線方向を基準にし
て、当該ブラシ4の前部に3片、後部に3片突設したか
ら、掃除機運転に際し、回転ブラシ4の螺旋状突起4a
は、被掃除面と3点において同時的に接触するものであ
り、このように、回転ブラシ4の螺旋状突起4aを、被
掃除面に対して複数点で同時的に接触させるようにする
と、被掃除面から塵埃を叩き出す、いわゆるビーターと
しての突起4aの機能は、より一層顕著なものとなる。
4の螺旋状突起4aを、ブラシ4の軸線方向を基準にし
て、当該ブラシ4の前部に3片、後部に3片突設したか
ら、掃除機運転に際し、回転ブラシ4の螺旋状突起4a
は、被掃除面と3点において同時的に接触するものであ
り、このように、回転ブラシ4の螺旋状突起4aを、被
掃除面に対して複数点で同時的に接触させるようにする
と、被掃除面から塵埃を叩き出す、いわゆるビーターと
しての突起4aの機能は、より一層顕著なものとなる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ブ
ラシ成形金型の構造簡単化とブラシ成形工程の簡略化と
によって経済性、生産性にすぐれ、また掃除機の運転に
際し、吸口に振動が発生するのを防止して、電気掃除機
の操作性に優れ、併せて振動騒音の発生を防止すること
のできる電気掃除機用回転ブラシを得ることができる。
ラシ成形金型の構造簡単化とブラシ成形工程の簡略化と
によって経済性、生産性にすぐれ、また掃除機の運転に
際し、吸口に振動が発生するのを防止して、電気掃除機
の操作性に優れ、併せて振動騒音の発生を防止すること
のできる電気掃除機用回転ブラシを得ることができる。
【図1】本発明の要部である電気掃除機用回転ブラシ4
の一部縦断正面図である。
の一部縦断正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】掃除機全体の外観斜視図である。
【図4】吸口1に対する本体ケース7の直立・傾動動
作、さらには吸口1の底面と被掃除面との位置関係説明
図である。
作、さらには吸口1の底面と被掃除面との位置関係説明
図である。
【図5】図3および図4の縦断側面図である。
【図6】図5に符号1で示す吸口と符号26で示すベー
スフレームとの下部縦断側面図である。
スフレームとの下部縦断側面図である。
【図7】図5の吸口1から底板2を取り除いた状態の一
部横断底面図である。
部横断底面図である。
【図8】図7のB−B断面図である。
【図9】吸口高さ切替摘み10とその関連部分との分解
斜視図である。
斜視図である。
【図10】排気ダクト43とその近傍部分との縦断側面
図である。
図である。
【図11】従来型電気掃除機用回転ブラシ4の正面図で
ある。
ある。
【図12】図11のC−C断面図である。
1…吸口、4…回転ブラシ、4a…螺旋状突起、6…電
動送風機、7…本体ケース、8…操作ハンドル、9…集
塵部空間、13…ベースフレーム、16…吸口高さ調節
用前車輪、20…刷毛、30…後車輪、36…吸口ダク
ト、37…本体ダクト、38…電動送風機室、39…コ
ードリール室、42…吸気ダクト、43…排気ダクト、
52…フィルター。
動送風機、7…本体ケース、8…操作ハンドル、9…集
塵部空間、13…ベースフレーム、16…吸口高さ調節
用前車輪、20…刷毛、30…後車輪、36…吸口ダク
ト、37…本体ダクト、38…電動送風機室、39…コ
ードリール室、42…吸気ダクト、43…排気ダクト、
52…フィルター。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 電気掃除機用回転ブラシの製造方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機に係り、特
に電気掃除機に備えられる回転ブラシの製造方法に関す
るものである。
に電気掃除機に備えられる回転ブラシの製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電気掃除機は、掃除機本体の吸口下部に
位置して回転ブラシを備えるものであるが、回転ブラシ
の外周に刷毛を螺旋状に植設することは、従来から広く
おこなわれており、回転ブラシの外周に刷毛を螺旋状に
植設することにより、被掃除面上の塵埃を効率よく吸引
することができる。
位置して回転ブラシを備えるものであるが、回転ブラシ
の外周に刷毛を螺旋状に植設することは、従来から広く
おこなわれており、回転ブラシの外周に刷毛を螺旋状に
植設することにより、被掃除面上の塵埃を効率よく吸引
することができる。
【0003】また、上記構成に加えて、刷毛と平行する
突起を回転ブラシの外周に螺旋状に突設し、この突起に
よってじゅうたんなどの被掃除面を叩き、被掃除面から
塵埃を叩き出す、いわゆるビーターを備えた電気掃除機
も先に提案されており、外周に螺旋状刷毛とこれに平行
する突起とを有する電気掃除機に備えられた回転ブラシ
は、たとえば特開昭57−166129号公報および実開昭56−
1555号公報、さらには実開昭59−117464号公報などに示
されている。
突起を回転ブラシの外周に螺旋状に突設し、この突起に
よってじゅうたんなどの被掃除面を叩き、被掃除面から
塵埃を叩き出す、いわゆるビーターを備えた電気掃除機
も先に提案されており、外周に螺旋状刷毛とこれに平行
する突起とを有する電気掃除機に備えられた回転ブラシ
は、たとえば特開昭57−166129号公報および実開昭56−
1555号公報、さらには実開昭59−117464号公報などに示
されている。
【0004】ここで、外周に螺旋状刷毛とこれに平行す
る突起とを有する電気掃除機用回転ブラシの従来例を、
図11および図12に基づいて説明すると、図11は従
来型電気掃除機用回転ブラシ4の正面図、図12は図1
1のC−C断面図を示しており、図11および図12に
おいて、回転ブラシ4の外周には、螺旋状刷毛20が植
設されており、また上記刷毛20と平行して、回転ブラ
シ4の外周に螺旋状突起4aが突設されている。図12
中、符号21は、内部を中空とした回転ブラシ4内に挿
通したブラシ取付軸を示している。
る突起とを有する電気掃除機用回転ブラシの従来例を、
図11および図12に基づいて説明すると、図11は従
来型電気掃除機用回転ブラシ4の正面図、図12は図1
1のC−C断面図を示しており、図11および図12に
おいて、回転ブラシ4の外周には、螺旋状刷毛20が植
設されており、また上記刷毛20と平行して、回転ブラ
シ4の外周に螺旋状突起4aが突設されている。図12
中、符号21は、内部を中空とした回転ブラシ4内に挿
通したブラシ取付軸を示している。
【0005】外周に螺旋状刷毛20とこれに平行する突
起4aとを有する電気掃除機回転ブラシ4の従来例は以
上のごとき構成よりなり、回転ブラシ4の外周に螺旋状
刷毛20とこれに平行する突起4aとを設けたことによ
る利点は、先に述べたとおりである。
起4aとを有する電気掃除機回転ブラシ4の従来例は以
上のごとき構成よりなり、回転ブラシ4の外周に螺旋状
刷毛20とこれに平行する突起4aとを設けたことによ
る利点は、先に述べたとおりである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気掃除機の回転ブラシは、図11に示すように、1条
の突起4aが回転ブラシ4の外周に螺旋状に突設されて
いるので、回転ブラシ4を成形するに際しては、突起4
aが回転ブラシ成形金型の開き方向に対してアンダーカ
ットとならぬよう、形成すべき回転ブラシ4の軸線方向
に対して金型を4分割(図11の符号イ〜ニ参照)し、
さらに4分割された上記金型をそれぞれ4方向(図12
の符号ホ〜チ参照)に開くようにしているため、金型製
作に多くの費用を必要とするばかりでなく、回転ブラシ
4の成形工程にも多くの工数を必要とし、製品コスト高
の原因となっていた。
電気掃除機の回転ブラシは、図11に示すように、1条
の突起4aが回転ブラシ4の外周に螺旋状に突設されて
いるので、回転ブラシ4を成形するに際しては、突起4
aが回転ブラシ成形金型の開き方向に対してアンダーカ
ットとならぬよう、形成すべき回転ブラシ4の軸線方向
に対して金型を4分割(図11の符号イ〜ニ参照)し、
さらに4分割された上記金型をそれぞれ4方向(図12
の符号ホ〜チ参照)に開くようにしているため、金型製
作に多くの費用を必要とするばかりでなく、回転ブラシ
4の成形工程にも多くの工数を必要とし、製品コスト高
の原因となっていた。
【0007】これに加えて、回転ブラシ4の外周に配設
される突起は、一般に図11及び図12に示すように、
1条の突起4aが回転ブラシ4の外周に螺旋状に配設さ
れているので、回転ブラシ4の軸線方向と直交する方向
を基準に当該ブラシ4の各断面を観察した場合、突起4
aが回転ブラシ4の重量バランスに不均衡をきたす原因
となっており、掃除機運転にあたって回転ブラシ4が被
掃除面上を回転走行すると、螺旋状突起4aのアンバラ
ンス重量が回転ブラシ4の軸線方向に順次変移し、掃除
機の吸口に振動が発生し、電気掃除機の操作性が損なわ
れるばかりでなく振動騒音発生の原因となっていた。
される突起は、一般に図11及び図12に示すように、
1条の突起4aが回転ブラシ4の外周に螺旋状に配設さ
れているので、回転ブラシ4の軸線方向と直交する方向
を基準に当該ブラシ4の各断面を観察した場合、突起4
aが回転ブラシ4の重量バランスに不均衡をきたす原因
となっており、掃除機運転にあたって回転ブラシ4が被
掃除面上を回転走行すると、螺旋状突起4aのアンバラ
ンス重量が回転ブラシ4の軸線方向に順次変移し、掃除
機の吸口に振動が発生し、電気掃除機の操作性が損なわ
れるばかりでなく振動騒音発生の原因となっていた。
【0008】そこで、本発明の目的は上記課題を解決
し、ブラシ成形金型の構造簡単化とブラシ成形工程の簡
略化とによって経済性、生産性にすぐれ、また、掃除機
の運転に際し、吸口に振動が発生するのを防止して、電
気掃除機の操作性に優れ、併せて振動騒音の発生を防止
することのできる電気掃除機用回転ブラシの製造方法を
提供することにある。
し、ブラシ成形金型の構造簡単化とブラシ成形工程の簡
略化とによって経済性、生産性にすぐれ、また、掃除機
の運転に際し、吸口に振動が発生するのを防止して、電
気掃除機の操作性に優れ、併せて振動騒音の発生を防止
することのできる電気掃除機用回転ブラシの製造方法を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の特徴とするところは、回転ブラシの外周に突
設する螺旋状突起を、上記回転ブラシの軸線方向を基準
に複数片に分断するとともに、各分断された螺旋状突起
を、ブラシ成形に際し当該ブラシ全長にわたって共用さ
れる1対の金型のいずれか一方内に配設することにあ
る。また、本発明の特徴とするところは、上記回転ブラ
シの外周に突設する螺旋状突起を、当該ブラシの軸線方
向と直交する方向を基準に対称的に配置し、各螺旋状突
起を、ブラシ成形に際し当該ブラシ全長にわたって共用
される1対の金型のいずれか一方内に配設することにあ
る。さらに、本発明の特徴とするところは、回転ブラシ
の外周に突設する螺旋状突起を、当該ブラシの軸線方向
と直交する方向を基準に対称的に配置し、かつ上記回転
ブラシの各螺旋状突起を、当該ブラシの軸線方向を基準
に複数片に分断するとともに、各分断された螺旋状突起
を、ブラシ成形に際し当該ブラシ全長にわたって共用さ
れる1対の金型のいずれか一方内に配設することにあ
る。
に本発明の特徴とするところは、回転ブラシの外周に突
設する螺旋状突起を、上記回転ブラシの軸線方向を基準
に複数片に分断するとともに、各分断された螺旋状突起
を、ブラシ成形に際し当該ブラシ全長にわたって共用さ
れる1対の金型のいずれか一方内に配設することにあ
る。また、本発明の特徴とするところは、上記回転ブラ
シの外周に突設する螺旋状突起を、当該ブラシの軸線方
向と直交する方向を基準に対称的に配置し、各螺旋状突
起を、ブラシ成形に際し当該ブラシ全長にわたって共用
される1対の金型のいずれか一方内に配設することにあ
る。さらに、本発明の特徴とするところは、回転ブラシ
の外周に突設する螺旋状突起を、当該ブラシの軸線方向
と直交する方向を基準に対称的に配置し、かつ上記回転
ブラシの各螺旋状突起を、当該ブラシの軸線方向を基準
に複数片に分断するとともに、各分断された螺旋状突起
を、ブラシ成形に際し当該ブラシ全長にわたって共用さ
れる1対の金型のいずれか一方内に配設することにあ
る。
【0010】
【作用】本発明によれば、ブラシ成形に際し当該ブラシ
全長にわたって共用される1対の金型のいずれか一方内
に螺旋状突起を配設するようにしているので、金型を2
方向に開くのみで、回転ブラシを成形でき、ブラシ成形
金型の構造簡単化とブラシ成形工程の簡略化とによって
経済性、生産性にすぐれた電気掃除機用回転ブラシを得
ることができる。
全長にわたって共用される1対の金型のいずれか一方内
に螺旋状突起を配設するようにしているので、金型を2
方向に開くのみで、回転ブラシを成形でき、ブラシ成形
金型の構造簡単化とブラシ成形工程の簡略化とによって
経済性、生産性にすぐれた電気掃除機用回転ブラシを得
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を、図1〜図10の一実施例に
もとづいて説明すると、図1は電気掃除機用回転ブラシ
4の一部縦断正面図、図2は図1のA−A断面図、図3
は掃除機全体の外観斜視図、図4は吸口1に対する本体
ケース7の直立・傾斜動作、さらには吸口1の底面と被
掃除面との位置関係説明図、図5は図3および図4の縦
断側面図、図6は図5に符号1で示す吸口と符号26で
示すベースフレームとの下部縦断側面図、図7は図5の
吸口1から底板2を取り除いた状態の一部横断底面図、
図8は図7のB−B断面図、図9は吸口高さ切替摘み1
0とその関連部分との分解斜視図、図10は排気ダクト
43とその近傍部分との縦断側面図である。
もとづいて説明すると、図1は電気掃除機用回転ブラシ
4の一部縦断正面図、図2は図1のA−A断面図、図3
は掃除機全体の外観斜視図、図4は吸口1に対する本体
ケース7の直立・傾斜動作、さらには吸口1の底面と被
掃除面との位置関係説明図、図5は図3および図4の縦
断側面図、図6は図5に符号1で示す吸口と符号26で
示すベースフレームとの下部縦断側面図、図7は図5の
吸口1から底板2を取り除いた状態の一部横断底面図、
図8は図7のB−B断面図、図9は吸口高さ切替摘み1
0とその関連部分との分解斜視図、図10は排気ダクト
43とその近傍部分との縦断側面図である。
【0012】図5および図6に示すように、電気掃除機
の吸口1は、底板2の開口部3に回転ブラシ4の一部を
臨ませており、回転ブラシ4は、ベルト5を介して、塵
埃吸引駆動源である電動送風機6によって回転駆動され
る。
の吸口1は、底板2の開口部3に回転ブラシ4の一部を
臨ませており、回転ブラシ4は、ベルト5を介して、塵
埃吸引駆動源である電動送風機6によって回転駆動され
る。
【0013】図3〜図5に示すように、本体ケース7
は、その上方に操作ハンドル8を有しており、図5に明
示するように、本体ケース7の略中央部には、集塵部空
間9が設けられている。また、図4に示すように、本体
ケース7は、吸口1に対して直立・傾動可能に取り付け
られており、掃除機不使用の場合は、吸口1に対してケ
ース7を直立状態にセットする。図4において、符号W
1 は、掃除機使用時における吸口1の底面と被掃除面と
の間の距離を示し、また符号W2 は、掃除機不使用時に
おける吸口1の底面と被掃除面との間の距離を示してい
る。
は、その上方に操作ハンドル8を有しており、図5に明
示するように、本体ケース7の略中央部には、集塵部空
間9が設けられている。また、図4に示すように、本体
ケース7は、吸口1に対して直立・傾動可能に取り付け
られており、掃除機不使用の場合は、吸口1に対してケ
ース7を直立状態にセットする。図4において、符号W
1 は、掃除機使用時における吸口1の底面と被掃除面と
の間の距離を示し、また符号W2 は、掃除機不使用時に
おける吸口1の底面と被掃除面との間の距離を示してい
る。
【0014】図3〜図8に示すように、吸口1の外部に
は、後述する吸口高さ切替摘み10,他物との衝突緩衝
部材であるバンパー11,吸口1に対して本体ケース7
を直立・傾動動作させるペダル12、さらには本体ケー
ス7を軸支するベースフレーム13が配設されている。
は、後述する吸口高さ切替摘み10,他物との衝突緩衝
部材であるバンパー11,吸口1に対して本体ケース7
を直立・傾動動作させるペダル12、さらには本体ケー
ス7を軸支するベースフレーム13が配設されている。
【0015】吸口高さ切替摘み10は、吸口1の底板2
と被掃除面との間の距離を調節する摘みで、この摘み1
0は、図5,図6および図9に示すように、吸口高さ設
定カム14と一体に連結されており、摘み10には、当
該摘み10を任意の位置で固定すべく、円筒側面の一部
を切り欠いて形成した摘みポジションばね10aが設け
られている。吸口高さ設定カム14のカム面は、図9に
示すように、円周方向に等分され、摘み10に軸線方向
に段差を有する平面X,Y,Zを備えており、後述のご
とく、各平面(X,Y,Z)が前輪車軸15と選択的に
当接する。
と被掃除面との間の距離を調節する摘みで、この摘み1
0は、図5,図6および図9に示すように、吸口高さ設
定カム14と一体に連結されており、摘み10には、当
該摘み10を任意の位置で固定すべく、円筒側面の一部
を切り欠いて形成した摘みポジションばね10aが設け
られている。吸口高さ設定カム14のカム面は、図9に
示すように、円周方向に等分され、摘み10に軸線方向
に段差を有する平面X,Y,Zを備えており、後述のご
とく、各平面(X,Y,Z)が前輪車軸15と選択的に
当接する。
【0016】前輪車軸15は、図7および図9に示すよ
うに、クランク軸状に形成されており、図7に示すよう
に、その両端部15a,15aが吸口1に回動可能に軸
支されており、かつ上記車軸15の両端部15a,15
aに吸口高さ調節用前車輪16,16が取り付けられて
いる。
うに、クランク軸状に形成されており、図7に示すよう
に、その両端部15a,15aが吸口1に回動可能に軸
支されており、かつ上記車軸15の両端部15a,15
aに吸口高さ調節用前車輪16,16が取り付けられて
いる。
【0017】図9において、17は車輪押出レバーを示
し、レバー17の一端は、図6および図7に示すよう
に、吸口1に枢着されており、レバー17の他端は、本
体ケース7のレバー係合段部18と係合しているもので
あって、レバー17は、図7および図9に示すように、
当該レバー17の中間部分において、前輪車軸15の一
端部15aに当接している。
し、レバー17の一端は、図6および図7に示すよう
に、吸口1に枢着されており、レバー17の他端は、本
体ケース7のレバー係合段部18と係合しているもので
あって、レバー17は、図7および図9に示すように、
当該レバー17の中間部分において、前輪車軸15の一
端部15aに当接している。
【0018】図5,図6および図7に示すように、吸口
1の前端部には、回転ブラシ4が取り付けられており、
図1に示すように、回転ブラシ4の一側には、当該ブラ
シ4を回転させる駆動プーリー19が備えられている。
また、図1および図2に示すように、回転ブラシ4の外
周には、刷毛20と突起4aとが螺旋状に設けられてい
る。しかして、本発明においては、上記回転ブラシ4の
外周に突設する螺旋状突起4aを、当該ブラシ4の軸線
方向と直交する方向を基準に対称的に配置し、かつ上記
回転ブラシ4の各螺旋状突起4aを、当該ブラシ4の軸
線方向を基準に複数片に分段するとともに、上記回転ブ
ラシ4の各螺旋状突起4aを、ブラシ成形に際し当該ブ
ラシ全長にわたって共用される1対の金型のアンダーカ
ット不成形領域に突設し、上記回転ブラシ4の長さ方向
に、少なくとも1条の螺旋状刷毛20を連動的に植設し
たことを要旨とするものであって、図示実施例において
は、図2に示すように、回転ブラシ4の軸線方向と直交
する方向を基準にして、螺旋状突起4a,4aが対称的
に配置されている。また、図1に示すように、上記回転
ブラシ4の螺旋状突起4aは、ブラシ4の軸線方向を基
準にして、当該ブラシ4の前部に3片、後部に3片突設
されている。さらに、図1に示すように、回転ブラシ4
の全長にわたり、突起4a,4a間に位置して、図2に
螺旋角度θで示す1条の刷毛20が連続的に植設されて
いる。なお、回転ブラシ4は、その外周に刷毛20を植
設するため、その肉厚を比較的厚くする必要があるが、
厚肉の回転ブラシ4は、たとえば発泡剤を混入したプラ
スチック材料を射出成形することによって容易に得るこ
とができる。図1,図2,図5および図6に示すよう
に、回転ブラシ4は、その内部を中空に形成されてお
り、この中空内部にブラシ取付軸21が挿通されている
ものであって、図1に示すように、ブラシ取付軸21の
両端は、軸受22,22により軸支されている。また、
軸受22,22の外側には、軸受カバー23,23、さ
らにはキャップ24,24が取り付けられており、回転
ブラシ4は、上記キャップ24,24を介して吸口1に
取り付けられる。しかして、キャップ24の内側に突設
されているリップ部24aは、軸受22に対して外部か
ら塵埃が侵入するのを防止する。図1中、25,25は
スラストばねを示し、スラストばね25は、軸受22と
回転ブラシ4の軸受当接面との間に介装されており、回
転ブラシ4の軸線方向の遊びを調整する。
1の前端部には、回転ブラシ4が取り付けられており、
図1に示すように、回転ブラシ4の一側には、当該ブラ
シ4を回転させる駆動プーリー19が備えられている。
また、図1および図2に示すように、回転ブラシ4の外
周には、刷毛20と突起4aとが螺旋状に設けられてい
る。しかして、本発明においては、上記回転ブラシ4の
外周に突設する螺旋状突起4aを、当該ブラシ4の軸線
方向と直交する方向を基準に対称的に配置し、かつ上記
回転ブラシ4の各螺旋状突起4aを、当該ブラシ4の軸
線方向を基準に複数片に分段するとともに、上記回転ブ
ラシ4の各螺旋状突起4aを、ブラシ成形に際し当該ブ
ラシ全長にわたって共用される1対の金型のアンダーカ
ット不成形領域に突設し、上記回転ブラシ4の長さ方向
に、少なくとも1条の螺旋状刷毛20を連動的に植設し
たことを要旨とするものであって、図示実施例において
は、図2に示すように、回転ブラシ4の軸線方向と直交
する方向を基準にして、螺旋状突起4a,4aが対称的
に配置されている。また、図1に示すように、上記回転
ブラシ4の螺旋状突起4aは、ブラシ4の軸線方向を基
準にして、当該ブラシ4の前部に3片、後部に3片突設
されている。さらに、図1に示すように、回転ブラシ4
の全長にわたり、突起4a,4a間に位置して、図2に
螺旋角度θで示す1条の刷毛20が連続的に植設されて
いる。なお、回転ブラシ4は、その外周に刷毛20を植
設するため、その肉厚を比較的厚くする必要があるが、
厚肉の回転ブラシ4は、たとえば発泡剤を混入したプラ
スチック材料を射出成形することによって容易に得るこ
とができる。図1,図2,図5および図6に示すよう
に、回転ブラシ4は、その内部を中空に形成されてお
り、この中空内部にブラシ取付軸21が挿通されている
ものであって、図1に示すように、ブラシ取付軸21の
両端は、軸受22,22により軸支されている。また、
軸受22,22の外側には、軸受カバー23,23、さ
らにはキャップ24,24が取り付けられており、回転
ブラシ4は、上記キャップ24,24を介して吸口1に
取り付けられる。しかして、キャップ24の内側に突設
されているリップ部24aは、軸受22に対して外部か
ら塵埃が侵入するのを防止する。図1中、25,25は
スラストばねを示し、スラストばね25は、軸受22と
回転ブラシ4の軸受当接面との間に介装されており、回
転ブラシ4の軸線方向の遊びを調整する。
【0019】図5〜図8において、吸口1の後端部に
は、ベースフレーム26が配設されており、本体ケース
7のケース回動軸27は、図7および図8に示すよう
に、吸口1に設けられている半円弧状の軸受リブ28と
ベースフレーム26に設けられている半円弧状の軸受部
29とで回動可能に軸支されている。
は、ベースフレーム26が配設されており、本体ケース
7のケース回動軸27は、図7および図8に示すよう
に、吸口1に設けられている半円弧状の軸受リブ28と
ベースフレーム26に設けられている半円弧状の軸受部
29とで回動可能に軸支されている。
【0020】ベースフレーム26の後端寄りには、図7
に示すように、後車輪30,30が取り付けられてお
り、またベースフレーム26には、図5,図6および図
11に示すように、本体ケース7に設けられているロッ
クアーム係止部31に係止するロックアーム32が取り
付けられており、ロックアーム32は、当該アーム32
の円筒部32aを回転軸として、円筒部32aに巻回さ
れているつる巻ばね33により、本体ケース7のロック
アーム係止部31側に付勢されている。また、ロックア
ーム32には、吸口1に支軸34を介して取り付けたペ
ダル12を踏み込んだ時に、当該ペダル12の下端と当
接する平面部32bが設けられており、ペダル12の踏
み込みにより、ベースフレーム26のロックアーム32
と本体ケース7のロックアーム係止部31との係止が解
除され、ペダル12を離すと、図4に実線および鎖線で
示すごとく、本体ケース7が任意の位置でロックされる
ものであり、なおベースフレーム26には、図7に示す
ように、ベルト5が懸架されている側にベルト保護カバ
ー35が取り付けられている。
に示すように、後車輪30,30が取り付けられてお
り、またベースフレーム26には、図5,図6および図
11に示すように、本体ケース7に設けられているロッ
クアーム係止部31に係止するロックアーム32が取り
付けられており、ロックアーム32は、当該アーム32
の円筒部32aを回転軸として、円筒部32aに巻回さ
れているつる巻ばね33により、本体ケース7のロック
アーム係止部31側に付勢されている。また、ロックア
ーム32には、吸口1に支軸34を介して取り付けたペ
ダル12を踏み込んだ時に、当該ペダル12の下端と当
接する平面部32bが設けられており、ペダル12の踏
み込みにより、ベースフレーム26のロックアーム32
と本体ケース7のロックアーム係止部31との係止が解
除され、ペダル12を離すと、図4に実線および鎖線で
示すごとく、本体ケース7が任意の位置でロックされる
ものであり、なおベースフレーム26には、図7に示す
ように、ベルト5が懸架されている側にベルト保護カバ
ー35が取り付けられている。
【0021】吸口1内における塵埃の通路は、図7に符
号36で示す吸口ダクトから図5に符号37で示す本体
ケース7内の本体ダクトへと連通される。
号36で示す吸口ダクトから図5に符号37で示す本体
ケース7内の本体ダクトへと連通される。
【0022】図5において、本体ケース7は、大きく分
けて3つの空間、すなわち電動送風機室38と、集塵部
空間9と、コードリール室39とに分けられている。
けて3つの空間、すなわち電動送風機室38と、集塵部
空間9と、コードリール室39とに分けられている。
【0023】電動送風機室38内には、電動送風機6
と、排気口40と、集塵部空間9に連接する吸引口41
を有する吸気ダクト42と、図10に示すごとく、コー
ドリール室39に連通する排気ダクト43の入口44と
が設けられている。図5において、吸気ダクト42に
は、照明ランプ45と、ランプホルダー46を備えた反
射板47とが取り付けられており、照明ランプ45の光
は、電動送風機室38の前壁に設けられたランプ窓48
(図3参照)から外部に照射される。
と、排気口40と、集塵部空間9に連接する吸引口41
を有する吸気ダクト42と、図10に示すごとく、コー
ドリール室39に連通する排気ダクト43の入口44と
が設けられている。図5において、吸気ダクト42に
は、照明ランプ45と、ランプホルダー46を備えた反
射板47とが取り付けられており、照明ランプ45の光
は、電動送風機室38の前壁に設けられたランプ窓48
(図3参照)から外部に照射される。
【0024】集塵部空間9内には、その背面に沿って本
体ダクト37が配設されており、本体ダクト37の開口
部49は、気密パッキン50およびフィルターベース5
1を介して本体ケース7に取り付けられている。塵埃を
集塵するフィルター52は、たとえば紙や布などによっ
て成形され、その口部53をフィルターホルダー54に
係合させて、フィルターホルダー54をフィルターベー
ス51に着脱可能に取り付ける。集塵部空間9内の気密
は、その周囲に設けた集塵部パッキン55を介し、前蓋
56に設けられている気密リブ56aとの間で保持さ
れ、電動送風機6の運転時、集塵部空間9内は負圧とな
る。なお、前蓋56の表面部には、フィルター52内に
集塵された塵埃の捨て時を知らせ、かつ集塵過多による
風量低下、ひいては電動送風機6の冷却不足による温度
上昇を防止することを目的として、外部からバイパス気
流を流す機能を有するダストメータ57が取り付けられ
ており、また前蓋56の上端部には、図3および図5に
示すように、当該前蓋56と本体ダクト37とを着脱可
能に係止するクランプ58が取り付けられている。
体ダクト37が配設されており、本体ダクト37の開口
部49は、気密パッキン50およびフィルターベース5
1を介して本体ケース7に取り付けられている。塵埃を
集塵するフィルター52は、たとえば紙や布などによっ
て成形され、その口部53をフィルターホルダー54に
係合させて、フィルターホルダー54をフィルターベー
ス51に着脱可能に取り付ける。集塵部空間9内の気密
は、その周囲に設けた集塵部パッキン55を介し、前蓋
56に設けられている気密リブ56aとの間で保持さ
れ、電動送風機6の運転時、集塵部空間9内は負圧とな
る。なお、前蓋56の表面部には、フィルター52内に
集塵された塵埃の捨て時を知らせ、かつ集塵過多による
風量低下、ひいては電動送風機6の冷却不足による温度
上昇を防止することを目的として、外部からバイパス気
流を流す機能を有するダストメータ57が取り付けられ
ており、また前蓋56の上端部には、図3および図5に
示すように、当該前蓋56と本体ダクト37とを着脱可
能に係止するクランプ58が取り付けられている。
【0025】コードリール室39内には、電源コード5
9を巻き取るコードリール60と、図10に示すごと
く、排気ダクト43の出口61とが設けられており、コ
ードリール60から電動送風機6に至る送電線62は、
排気ダクト43内を通って接続される。また、コードリ
ール室39の上端部には、図3に示すように、電源スイ
ッチ63とコードリールボタン64とが配設されてい
る。ここで、図10に符号43で示す排気ダクトは、本
体ケース7とダクト蓋65とによって構成されており、
また図5において、コードリール室39は、本体ケース
7とリール蓋66とにより構成されている。図5中、リ
ール蓋66には、コードリール60が取り付けられてお
り、電源コード59が万一断線して交換を必要とする場
合は、コードリール60に備えられている接触片67と
本体ケース7側のリール支持台68に備えられているリ
ング状接点69との部分で電源コード59を取り外すこ
とにより、接点69に接続されている送電線63に触れ
ることなく、電源コード59の交換を容易におこなうこ
とができる。なお、コードリール室39の上端に取り付
けられている操作ハンドル8の先端には、図3に示すよ
うに、本体ケース7が不意に後方に転倒した場合の衝撃
緩和を考慮して、軟質材で成形されたハンドルキャップ
70が取り付けられている。
9を巻き取るコードリール60と、図10に示すごと
く、排気ダクト43の出口61とが設けられており、コ
ードリール60から電動送風機6に至る送電線62は、
排気ダクト43内を通って接続される。また、コードリ
ール室39の上端部には、図3に示すように、電源スイ
ッチ63とコードリールボタン64とが配設されてい
る。ここで、図10に符号43で示す排気ダクトは、本
体ケース7とダクト蓋65とによって構成されており、
また図5において、コードリール室39は、本体ケース
7とリール蓋66とにより構成されている。図5中、リ
ール蓋66には、コードリール60が取り付けられてお
り、電源コード59が万一断線して交換を必要とする場
合は、コードリール60に備えられている接触片67と
本体ケース7側のリール支持台68に備えられているリ
ング状接点69との部分で電源コード59を取り外すこ
とにより、接点69に接続されている送電線63に触れ
ることなく、電源コード59の交換を容易におこなうこ
とができる。なお、コードリール室39の上端に取り付
けられている操作ハンドル8の先端には、図3に示すよ
うに、本体ケース7が不意に後方に転倒した場合の衝撃
緩和を考慮して、軟質材で成形されたハンドルキャップ
70が取り付けられている。
【0026】回転ブラシ4を備えた電気掃除機の構成は
以上のごときであり、次に、上記した電気掃除機の全体
的な動作系について説明する。
以上のごときであり、次に、上記した電気掃除機の全体
的な動作系について説明する。
【0027】掃除機の使用に際しては、まず、コードリ
ール60から電源コード59を引き出して、これを電源
に接続し、吸口1の後部に配設されているペダル12を
踏んで、本体ケース7を吸口1に対して傾動させること
により、作業者にとって掃除し易い位置に操作ハンドル
8をセットする。
ール60から電源コード59を引き出して、これを電源
に接続し、吸口1の後部に配設されているペダル12を
踏んで、本体ケース7を吸口1に対して傾動させること
により、作業者にとって掃除し易い位置に操作ハンドル
8をセットする。
【0028】次に、電源スイッチ63をオンすると、電
動送風機6が運転され、送風機6による吸引作用と共
に、ベルト5を介してブラシ4が回転する。なお、この
とき、摘み10の回転操作により、吸口高さ設定カム1
4のカム面のうちのX面が前輪車軸15に当接している
場合は、底板2から突出する吸口高さ調節用前車輪1
6,16の突出量が最小(図6の実線位置)となり、じ
ゅうたんの毛足が短い場合の掃除に最適となる。一方、
じゅうたんの毛足が長いとか、あるいは中程度の場合に
は、摘み10の切替操作により、吸口高さ設定カム14
のYカム面、あるいはZカム面を前輪車軸15に当接さ
せれば、底板2から突出する吸口高さ調節用前車輪1
6,16の突出量が2段に変化するので、上記それぞれ
の毛足の長さに合った掃除をおこなうことができる。こ
こで、吸口高さ切替摘み10の回転操作について下記す
る。すなわち、それまで傾動していた本体ケース7を吸
口1に対して直立させると、その回動操作により、本体
ケース7のレバー係合段部18が、吸口1側から突き出
ている車輪押出レバー17を押し下げる。レバー17が
押し下げられると、それまで当該レバー17と当接して
いたクランク状の前輪車軸15が一定角度回転し、車輪
15の両端部15a,15aが押し下げられて、吸口高
さ設定カム14と前輪車軸15とが離間するものであっ
て、上記操作により、摘み10を希望する方向に軽いタ
ッチで回転させることができる。なお、摘み10の回転
操作後、吸口1に対して再び本体ケース7を傾動させる
と、本体ケース7のレバー係合段部18も同様に回動
し、吸口1側から突き出ている車輪押出レバー17をフ
リーにして、吸口高さ設定カム14の所定のカム面と前
輪車軸15とを当接させることは、ここに改めて説明す
るまでもない。
動送風機6が運転され、送風機6による吸引作用と共
に、ベルト5を介してブラシ4が回転する。なお、この
とき、摘み10の回転操作により、吸口高さ設定カム1
4のカム面のうちのX面が前輪車軸15に当接している
場合は、底板2から突出する吸口高さ調節用前車輪1
6,16の突出量が最小(図6の実線位置)となり、じ
ゅうたんの毛足が短い場合の掃除に最適となる。一方、
じゅうたんの毛足が長いとか、あるいは中程度の場合に
は、摘み10の切替操作により、吸口高さ設定カム14
のYカム面、あるいはZカム面を前輪車軸15に当接さ
せれば、底板2から突出する吸口高さ調節用前車輪1
6,16の突出量が2段に変化するので、上記それぞれ
の毛足の長さに合った掃除をおこなうことができる。こ
こで、吸口高さ切替摘み10の回転操作について下記す
る。すなわち、それまで傾動していた本体ケース7を吸
口1に対して直立させると、その回動操作により、本体
ケース7のレバー係合段部18が、吸口1側から突き出
ている車輪押出レバー17を押し下げる。レバー17が
押し下げられると、それまで当該レバー17と当接して
いたクランク状の前輪車軸15が一定角度回転し、車輪
15の両端部15a,15aが押し下げられて、吸口高
さ設定カム14と前輪車軸15とが離間するものであっ
て、上記操作により、摘み10を希望する方向に軽いタ
ッチで回転させることができる。なお、摘み10の回転
操作後、吸口1に対して再び本体ケース7を傾動させる
と、本体ケース7のレバー係合段部18も同様に回動
し、吸口1側から突き出ている車輪押出レバー17をフ
リーにして、吸口高さ設定カム14の所定のカム面と前
輪車軸15とを当接させることは、ここに改めて説明す
るまでもない。
【0029】電動送風機6が運転されると、塵埃を多量
に含んだ空気流は、吸口1の底板2に設けられている開
口部3を通過した後、さらに吸口ダクト36,本体ダク
ト37を通過して、フィルター52内に流入し、フィル
ター52によって清浄な空気流と塵埃とに分離ろ過さ
れ、清浄な空気流のみが吸引口41,吸気ダクト42、
さらには電動送風機6内を通過し、清浄空気流の一部
は、排気口40を経て機外に排出される。また、残余の
清浄空気流は、排気ダクト43の入口44を経てコード
リール室39へと導かれ、コードリール室39に導かれ
た清浄空気流は、電源コード59,コードリール60に
備えられている接触片67、さらにはリール支持台68
に備えられているリング状接点69などを冷却した後、
機外に放出される。
に含んだ空気流は、吸口1の底板2に設けられている開
口部3を通過した後、さらに吸口ダクト36,本体ダク
ト37を通過して、フィルター52内に流入し、フィル
ター52によって清浄な空気流と塵埃とに分離ろ過さ
れ、清浄な空気流のみが吸引口41,吸気ダクト42、
さらには電動送風機6内を通過し、清浄空気流の一部
は、排気口40を経て機外に排出される。また、残余の
清浄空気流は、排気ダクト43の入口44を経てコード
リール室39へと導かれ、コードリール室39に導かれ
た清浄空気流は、電源コード59,コードリール60に
備えられている接触片67、さらにはリール支持台68
に備えられているリング状接点69などを冷却した後、
機外に放出される。
【0030】しかして、本発明においては、回転ブラシ
4の外周に突設する螺旋状突起4aを、当該ブラシ4の
軸線方向を基準に複数片に分段するとともに、上記回転
ブラシ4の各螺旋状突起4aを、ブラシ成形に際し当該
ブラシ全長にわたって共用される1対の金型のアンダー
カット不成形領域に突設するようにしたから、図11お
よび図12に示す従来型この種回転ブラシをプラスチッ
ク材料により成形する場合のように、成形すべき回転ブ
ラシ4の軸線方向に対して金型を4分割(図11の符号
イ〜ニ参照)し、さらに4分割された上記金型をそれぞ
れ4方向に(図12の符号ホ〜チ参照)に開く必要がな
く、金型の構造が簡単化され、金型製作に要する費用が
低減化されるばかりでなく、回転ブラシ4の成形工程も
少なくて済み、製品コストの低減化に寄与する。また、
本発明においては、回転ブラシ4の外周に突設する螺旋
状突起4aを、当該ブラシ4の軸線方向と直交する方向
を基準に対称的に配置したから、回転ブラシ4の各断面
における重量的バランスは保たれている。したがって、
掃除機運転時、回転ブラシ4が被掃除面上を回転走行す
るに際しては、当該ブラシ4を装着する吸口1の部分に
振動が発生するのを防止し、併せて振動騒音の発生を防
止することができる。
4の外周に突設する螺旋状突起4aを、当該ブラシ4の
軸線方向を基準に複数片に分段するとともに、上記回転
ブラシ4の各螺旋状突起4aを、ブラシ成形に際し当該
ブラシ全長にわたって共用される1対の金型のアンダー
カット不成形領域に突設するようにしたから、図11お
よび図12に示す従来型この種回転ブラシをプラスチッ
ク材料により成形する場合のように、成形すべき回転ブ
ラシ4の軸線方向に対して金型を4分割(図11の符号
イ〜ニ参照)し、さらに4分割された上記金型をそれぞ
れ4方向に(図12の符号ホ〜チ参照)に開く必要がな
く、金型の構造が簡単化され、金型製作に要する費用が
低減化されるばかりでなく、回転ブラシ4の成形工程も
少なくて済み、製品コストの低減化に寄与する。また、
本発明においては、回転ブラシ4の外周に突設する螺旋
状突起4aを、当該ブラシ4の軸線方向と直交する方向
を基準に対称的に配置したから、回転ブラシ4の各断面
における重量的バランスは保たれている。したがって、
掃除機運転時、回転ブラシ4が被掃除面上を回転走行す
るに際しては、当該ブラシ4を装着する吸口1の部分に
振動が発生するのを防止し、併せて振動騒音の発生を防
止することができる。
【0031】なお、図示実施例においては、回転ブラシ
4の螺旋状突起4aを、ブラシ4の軸線方向を基準にし
て、当該ブラシ4の前部に3片、後部に3片突設したか
ら、掃除機運転に際し、回転ブラシ4の螺旋状突起4a
は、被掃除面と3点において同時的に接触するものであ
り、このように、回転ブラシ4の螺旋状突起4aを、被
掃除面に対して複数点で同時的に接触させるようにする
と、被掃除面から塵埃を叩き出す、いわゆるビーターと
しての突起4aの機能は、より一層顕著なものとなる。
4の螺旋状突起4aを、ブラシ4の軸線方向を基準にし
て、当該ブラシ4の前部に3片、後部に3片突設したか
ら、掃除機運転に際し、回転ブラシ4の螺旋状突起4a
は、被掃除面と3点において同時的に接触するものであ
り、このように、回転ブラシ4の螺旋状突起4aを、被
掃除面に対して複数点で同時的に接触させるようにする
と、被掃除面から塵埃を叩き出す、いわゆるビーターと
しての突起4aの機能は、より一層顕著なものとなる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ブ
ラシ成形金型の構造簡単化とブラシ成形工程の簡略化と
によって経済性、生産性にすぐれ、また掃除機の運転に
際し、吸口に振動が発生するのを防止して、電気掃除機
の操作性に優れ、併せて振動騒音の発生を防止すること
のできる電気掃除機用回転ブラシを得ることができる。
ラシ成形金型の構造簡単化とブラシ成形工程の簡略化と
によって経済性、生産性にすぐれ、また掃除機の運転に
際し、吸口に振動が発生するのを防止して、電気掃除機
の操作性に優れ、併せて振動騒音の発生を防止すること
のできる電気掃除機用回転ブラシを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気掃除機用回転ブラシ4の一部縦断正面図で
ある。
ある。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】掃除機全体の外観斜視図である。
【図4】吸口1に対する本体ケース7の直立・傾動動
作、さらには吸口1の底面と被掃除面との位置関係説明
図である。
作、さらには吸口1の底面と被掃除面との位置関係説明
図である。
【図5】図3および図4の縦断側面図である。
【図6】図5に符号1で示す吸口と符号26で示すベー
スフレームとの下部縦断側面図である。
スフレームとの下部縦断側面図である。
【図7】図5の吸口1から底板2を取り除いた状態の一
部横断底面図である。
部横断底面図である。
【図8】図7のB−B断面図である。
【図9】吸口高さ切替摘み10とその関連部分との分解
斜視図である。
斜視図である。
【図10】排気ダクト43とその近傍部分との縦断側面
図である。
図である。
【図11】従来型電気掃除機用回転ブラシ4の正面図で
ある。
ある。
【図12】図11のC−C断面図である。
【符号の説明】 1…吸口、4…回転ブラシ、4a…螺旋状突起、6…電
動送風機、7…本体ケース、8…操作ハンドル、9…集
塵部空間、13…ベースフレーム、16…吸口高さ調節
用前車輪、20…刷毛、30…後車輪、36…吸口ダク
ト、37…本体ダクト、38…電動送風機室、39…コ
ードリール室、42…吸気ダクト、43…排気ダクト、
52…フィルター。
動送風機、7…本体ケース、8…操作ハンドル、9…集
塵部空間、13…ベースフレーム、16…吸口高さ調節
用前車輪、20…刷毛、30…後車輪、36…吸口ダク
ト、37…本体ダクト、38…電動送風機室、39…コ
ードリール室、42…吸気ダクト、43…排気ダクト、
52…フィルター。
Claims (2)
- 【請求項1】 掃除機本体の吸口下部に位置し、外周に
刷毛と突起とを螺旋状に備える電気掃除機用回転ブラシ
において、 上記回転ブラシの外周に突設する螺旋状突起を、当該ブ
ラシの軸線方向と直交する方向を基準に対称的に配置
し、かつ上記回転ブラシの各螺旋状突起を、当該ブラシ
の軸線方向を基準に複数片に分断するとともに、上記回
転ブラシの各螺旋状突起を、ブラシ成形に際し当該ブラ
シ全長にわたって共用される1対の金型のアンダーカッ
ト不成形領域に突設したことを特徴とする電気掃除機用
回転ブラシ。 - 【請求項2】 特許請求の範囲第1項に記載において、 前記ブラシ本体の長手方向に少なくとも1条の螺旋状刷
毛を植設してなることを特徴とする電気掃除機用回転ブ
ラシ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7069452A JP2945606B2 (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 電気掃除機用回転ブラシの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7069452A JP2945606B2 (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 電気掃除機用回転ブラシの製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60259347A Division JPH0790005B2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-11-19 | 電気掃除機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09182703A true JPH09182703A (ja) | 1997-07-15 |
| JP2945606B2 JP2945606B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=13403059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7069452A Expired - Lifetime JP2945606B2 (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 電気掃除機用回転ブラシの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2945606B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101248733B1 (ko) * | 2005-12-07 | 2013-03-28 | 엘지전자 주식회사 | 진공 청소기의 아지 테이터 |
| CN109730582A (zh) * | 2019-03-28 | 2019-05-10 | 苏州市伟克斯电器有限公司 | 吸尘器吸嘴以及吸尘器 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62122623A (ja) * | 1985-11-19 | 1987-06-03 | 株式会社日立製作所 | 電気掃除機 |
-
1995
- 1995-03-28 JP JP7069452A patent/JP2945606B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62122623A (ja) * | 1985-11-19 | 1987-06-03 | 株式会社日立製作所 | 電気掃除機 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101248733B1 (ko) * | 2005-12-07 | 2013-03-28 | 엘지전자 주식회사 | 진공 청소기의 아지 테이터 |
| CN109730582A (zh) * | 2019-03-28 | 2019-05-10 | 苏州市伟克斯电器有限公司 | 吸尘器吸嘴以及吸尘器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2945606B2 (ja) | 1999-09-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |