JPH09183049A - ワーク加工方法およびその方法を用いた平面研削盤 - Google Patents

ワーク加工方法およびその方法を用いた平面研削盤

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JPH09183049A
JPH09183049A JP34395595A JP34395595A JPH09183049A JP H09183049 A JPH09183049 A JP H09183049A JP 34395595 A JP34395595 A JP 34395595A JP 34395595 A JP34395595 A JP 34395595A JP H09183049 A JPH09183049 A JP H09183049A
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JP
Japan
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grindstone
work
head
ball spline
spring
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JP34395595A
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English (en)
Inventor
Takeshi Chikamoto
武 近本
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AMANO SEISAKUSHO KK
CHIKAMOTO ENG KK
Original Assignee
AMANO SEISAKUSHO KK
CHIKAMOTO ENG KK
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Publication date
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工ヘッドの自重を軽くすると共に、加工工
具が加工すべきワークに接触して加工を行っているとき
の砥石の押付け力を、加工工具と加工ヘッドの自重を加
えた荷重よりも軽い状態で加工工具又はワークが持つ適
正工具押付け力にして自動的に均一な加工を行い得るよ
うにする。 【解決手段】 ワークテーブル31に載置固定された加
工すべきワークWに上下動自在な加工ヘッドである砥石
ヘッド57を下降せしめると共に砥石ヘッド57に備え
られた加工工具としての砥石69を回転せしめて前記ワ
ークWに砥石69で加工を行う際、ワークWに砥石69
が接触して加工を行っているときの砥石69の押し付け
力を、砥石69と砥石ヘッド57の自重を加えた荷重よ
り軽い状態に調整した条件下でワークWに加工を行うこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転していない
止った砥石で止ったワークの高さを感知してワークと砥
石位置の関係すなわち、研削開始点を例えば4kgf程
度の軽い荷重で感知したのち、エアカット分上昇して砥
石とワークを回転して加工を始めるときに、工具又はワ
ークが持つ適正な工具押付け力に調整して調整した工具
押付け力以上は工具とワーク間に力がかからないように
加工するワーク加工方法およびその方法を用いた平面研
削盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば平面研削盤で回転自在な砥
石でワークの上面を基準に、ある量を研削するには、ま
ず砥石をワークへ当てて、それから研削量、切込量/回
などをセットして自動研削するか、又は手動で目盛りを
見ながら研削するものである。
【0003】前記砥石を最初にワークに当てる作業が非
常に面倒である。一般に回転している砥石をゆっくりと
ワークに近ずけて研削水の変化とか火花を見て砥石の送
りを止めるが、長時間かかると共に砥石をいため勝ちで
ある。また、止まった砥石では研削水の変化、火花を見
ることができないと共に、砥石ヘッドが重すぎて、ねじ
による送り込み過ぎなどで砥石がつぶれてしまい勝ちに
なる。
【0004】そこで、上述した砥石をワークに当てる手
段による問題を解決するために、当出願人がすでに提案
した特開平4−217459号公報が知られている。こ
の該公報による研削盤では砥石軸駆動モータと、送り機
構とからなるメインヘッドと、砥石,砥石軸,軸受部と
からなる加工部とを別体化し、加工部の重量をメインヘ
ッドの重量より極力軽くすると共にスプリングにより加
工部をメインヘッドに半浮上状態で取付け、更にメイン
ヘッドに加工部を強固に固定できるクランパーを設けた
構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の研削盤においては、メインヘッドと加工部とを別体
化したため、このメインヘッドと加工部とを上下動せし
めるのにガイドレールに対してナットを複数にすると共
にメインヘッドナットと加工部ナットを交互に配置取付
なければならない。そのため、研削盤自体が大掛りにな
ると共に複雑な構成となってしまう。
【0006】また、メインヘッドと加工部とを一体化す
るためにクランパーを設けているから装置自体が複雑化
されてしまう。しかも自重研削するのにメインヘッドと
加工部との合計重量が重たすぎて安全性の面で問題があ
った。
【0007】この発明の目的は、加工ヘッドの自重を軽
くすると共に、加工工具や加工すべきワークに接触して
加工を行っているときの砥石の押付け力を、加工工具と
加工ヘッドの自重を加えた荷重よりも軽い状態にして工
具やワークの持つ理想的な工具押付け力に設定した接触
力で自動的に均一な加工を行い得るようにしたワーク加
工方法およびその方法を用いた平面研削盤に関する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のワーク加工方法は、ワーク
テーブルに載置固定された加工すべきワークに上下動自
在な加工ヘッドを下降せしめると共に加工ヘッドに備え
られた加工工具を回転せしめて前記ワークに加工工具で
加工を行う際、ワークに加工工具が接触して加工を行っ
ているときの加工工具の押付け力を、加工工具と加工ヘ
ッドの自重を加えた荷重より軽い状態に調整した条件下
でワークに加工を行うことを特徴とするものである。
【0009】したがって、ワークテーブルに載置固定し
たワークに、加工ヘッドを下降せしめて回転している加
工工具で加工が行われる。そしてワークに加工を行う前
に加工工具の押付け力を加工工具と加工ヘッドの自重を
加えた荷重より軽い状態に調整する。そして加工中に加
工工具へ調整した押付け力以上の押付け力がかかると加
工ヘッドが研削抵抗背分力によって切残し分程上方へ砥
石を持上げる。
【0010】而して、加工工具の押付け力を予め調整し
て設定した設定値で加工されるため均一な加工が行われ
る。持上げられた分は切残しとなるが、仕上研削(O研
削)の回数を増しておけば、切残しはなくなり設定寸法
に仕上る。
【0011】請求項2によるこの発明の平面研削盤は、
上下方向へ延伸したコラムを立設し、このコラムに固定
したテーブル本体に軸受ケースを介して回転自在なスピ
ンドルに装着されたワークテーブルを設け、このワーク
テーブルに研削すべきワークを載置固定した治具をクラ
ンプ自在に設け、前記ワークテーブルの上方に位置すべ
く前記コラムに砥石ヘッドを上下動自在に設け、前記砥
石ヘッドに回転自在な砥石を設けてなる平面研削盤にし
て、前記コラムに固定された送り駆動モータに連結し上
下方向へ延伸したオネジを設け、このオネジがかみあう
メネジの外側をボールスプラインにしボールスプライン
とかみ合うボールスプラインナットを砥石ヘッドに固定
し、ボールスプライン上に前記砥石ヘッドを乗せ、加工
時における砥石の押付け力を砥石と砥石ヘッドの自重を
加えた荷重より軽い状態に調整する調整装置を前記ボー
ルスプラインに設けてなることを特徴とするものであ
る。
【0012】請求項3によるこの発明の平面研削盤は、
請求項2の平面研削盤において、前記調整装置が、前記
ボールスプラインの上に上方向へ付勢したスプリング
と、このスプリングをガイドしてスプリング力を調整す
る前記オネジの外周に設けられたスプリングガイドと、
前記砥石ヘッドに設けられ前記スプリングの付勢力に抗
して圧力を与えるピストンを内蔵したシリンダと、前記
ボールスプラインを固定せしめるべくボールスプライン
ナットの下部にあってボールスプラインに係合されたナ
ット受けと、前記スプリングガイドを固定せしめるロッ
クナットと、前記ナット受けと前記シリンダの下部とに
設けられ前記砥石がワークに当接したことを検出するワ
ーク接触検出装置と、で構成されていることを特徴とす
るものである。
【0013】したがって、研削加工すべきワークを治具
でクランプしてワークテーブル上に載置固定してワーク
テーブルを回転させずに、また砥石ヘッドに備えた砥石
を回転させない状態で、ピストンに例えば4kg/cm
2 以上の圧力をかけると、ピストンが下降し、スプリン
グをたわめてボールスプラインナットに当って止る。ボ
ールスプラインはスプリングで押し下げられナット受け
を押し下げる力となる。よってボールスプラインとナッ
ト受け間の接触力は小さくなる。すなわち、砥石へ持上
力4kgfの力を加えるとボールスプラインとナット受
け間に隙間が生じる。すなわち、砥石がワークへ接触す
ると、メインヘッドは止るがボールスプラインはネジで
送られ下降するためボールスプラインとナット受け間に
隙間ができる。この隙間ができるとワーク接触検出装置
のOFFにより下降が止る。このときの砥石とワーク間
の接触力は4kgfと小さいから砥石もワークも損傷し
ない。
【0014】次に、砥石とワーク間にエアカット分の隙
間ができるようにオネジを逆転する。ボールスプライン
とナット受は接触し、ワーク接触検出装置がONする。
この状態でピストンを押す圧力を変更する。少し弱の圧
力すなわちワークや工具の持つ理想的な工具押付力に相
当する圧力に変更する。0〜2.5kg/cm2 の範囲であ
る。
【0015】ピストンを押しさげる力が弱いから、ピス
トンは少し上昇し、スプリングはその分少し伸びてボー
ルスプランイを押し下げる力が減少する。したがってボ
ールスプラインとナット受け間の接触力が増す。
【0016】研削加工時に、送り駆動モータによりオネ
ジを回転せしめるとスプラインナットを介して砥石ヘッ
ドを下降して切込むが、この加工時における砥石の押付
け力を砥石と砥石ヘッドの自重を加えた荷重より軽い状
態で砥石とワークの接触力の理想的な力に減圧弁で予め
調整することにより、砥石がワークに当接して研削加工
を行う。砥石が切れなくなって砥石がワークに支えられ
るとわずかにボールスプラインとナット受け間に切残し
分だけの隙間ができる。砥石とワーク間は設定した力以
上はかからず隙間は切込みに応じてだんだん大きくなる
が、砥石、ワーク共損傷しない
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基いて詳細に説明する。
【0018】図1,図2および図3を参照するに、平面
研削盤1は上下方向へ延伸して設けられた四角柱形状の
パイプからなるコラム3を備えており、このコラム3の
前側下部(図2,図3において左側下部)には支持フレ
ーム5が取り付けられている。前記コラム3の後側(図
2,図3において右側)および、前記支持フレーム5の
左右側(図3において上下側)にはブラケット7が取付
けられている。この各ブラケット7の下部には脚部9が
取り付けられて、床上に載置固定されている。
【0019】図4を併せて参照するに、前記コラム3に
おける高さ方向の例えばほぼ真中部分の前部(図2にお
いて左部)には、テーブル本体11が複数のボルトで固
定されている。このテーブル本体11の下部にはモータ
ベース13を介してテーブル回転用の駆動モータ15が
取付けられている。
【0020】前記テーブル本体11内には軸受ケース1
7が装着され複数のボルトで取付けられている。この軸
受ケース17内には複数のベアリング19を介してスピ
ンドル21が回転自在に支承されている。前記駆動モー
タ15の出力軸23には駆動プーリ25が嵌着されてい
ると共に前記スピンドル21の下部には従動プーリ27
が嵌着されている。この従動プーリ27と駆動プーリ2
5とにはベルト29が巻回されている。前記スピンドル
21の上部にはワークテーブルとしての一部である円形
状のチャックアダプタ31Aが装着されている。
【0021】チャックアダプタ31Aの上へ丸形永磁チ
ャックが固着されている。その上へワークWを乗せ磁力
吸着する。本例では治具クランプ31の例でスプリング
32でクランプエアシリンダにより治具クランプ31を
持ち上げ開放する。
【0022】上記構成により、駆動モータ15を駆動せ
しめると出力軸23を介して駆動プーリ25が回転され
る。この駆動プーリ25の回転によりベルト29および
従動プーリ27を介してスピンドル21が軸受ケース1
7に対して回転されることになる。このスピンドル21
の回転によりワークテーブルとしての治具クランプ31
が回転されることとなる。
【0023】一方、チャックアダプタ31Aには丸形永
磁チャック33がボルトで固定されている。治具クラン
プ31には例えば図1に示されているように永磁チャッ
ク33が着脱可能に設けられ、この磁力チャック33に
研削加工すべきワークWがクランプされる。また、前記
治具クランプ31には例えば図2に示されているように
永磁チャック33が着脱可能に設けられ、研削加工すべ
きワークWがクランプされる。したがって、治具クラン
プ31が回転されることにより、磁力チャック33,治
具35を介してワークWが同方向へ回転されることにな
る。
【0024】前記コラム3にはブラケット37がボルト
で取付けられている。またブラケット37は前記コラム
3の前部に前記テーブル本体11などを囲繞して下部フ
レーム39の側面にボルトで取付けられている。
【0025】前記ブラケット37上にはポンプ41が設
けられていると共に前記下部フレーム39内には研削水
を収納した研削水用タンク43が配置されている。この
研削水用タンク43と前記ポンプ41とは配管45で接
続されている。また、前記テーブル本体11の図1にお
いて左側には研削加工で使用した研削水を回収するため
の回収用ジョイント47が設けられており、この回収用
ジョイント47には回収用配管49の一端が接続されて
いると共に回収用配管49の他端は前記研削水用タンク
43に連通されている。
【0026】前記下部フレーム39の上方には上部フレ
ーム51が設けられており、この上部フレーム51は前
記コラム3に取付けられている。上部フレーム51内の
コラム3(図2において左側)には、上下方向へ延伸し
たガイドレール53が敷設されており、このガイドレー
ル53には複数のガイド部材55を介して砥石ヘッド5
7が上下方向へ移動自在に設けられている。
【0027】この砥石ヘッド57の上部にはモータフラ
ンジ59を介して砥石回転用駆動モータ61が取付けら
れている。前記砥石ヘッド57内には複数のベアリング
63を介してスピンドル65が回転自在に支承されてい
ると共に、このスピンドル65は前記砥石回転用駆動モ
ータ61の出力軸67にキーなどで一体化されている。
前記スピンドル65の下部には例えばCBNの砥石69
を備えた砥石取付用カップ71が複数のボルトで取付け
られている。
【0028】上記構成により、砥石回転用駆動モータ6
1を駆動せしめると、出力軸67を介してスピンドル6
5が砥石ヘッド57に対して回転される。このスピンド
ル65の回転により砥石取付用カップ71を介して砥石
69が同方向へ回転されることになる。
【0029】図5を併せて参照するに、前記コラム3の
前部内側における上部(図2において左側の上部)には
支持ブロック73が複数のボルトで取付けられている。
この支持ブロック73にはモータブラケット75が複数
のボルトで取付けられていると共に、モータブラケット
75には送り用駆動モータ77が設けられている。
【0030】この送り用駆動モータ77の出力軸79に
は駆動プーリ81が嵌着されている。前記コラム3の図
5において左側上部には軸受ケース83がボルトで取付
けられていると共に、この軸受ケース83内には複数の
ベアリング85を介して上下方向へ延伸したオネジ87
が回転自在に支承されている。このオネジ87の上部に
は従動プーリ89が数個のセットスクリュで固定されて
いる。従動プーリ89と前記駆動プーリ81とにはベル
ト91が巻回されている。
【0031】上記構成により、送り用駆動モータ77を
駆動せしめると、出力軸79を介して駆動プーリ81が
回転される。この駆動プーリ81の回転は、ベルト9
1,従動プーリ89を介してオネジ87が回転されるこ
とになる。
【0032】前記オネジ87には、図5に示されている
ように、ボールスプライン93Aを介してボールスプラ
インナット93が上下動可能に設けられている。このボ
ールスプラインナット93上には砥石69の押付け力を
調整する調整装置95が設けられている。前記ボールス
プラインナット93のフランジ93Fには調整装置95
の一部を構成するシリンダ97が複数のボルトで取り付
けられている。このシリンダ97内にはピストン99が
内蔵されている。
【0033】このピストン99内にあって、前記ボール
スプラインナット93の上端に一体化されたスプリング
受け101上には上方へ付勢したスプリング103が設
けられている。このスプリング103の上部には前記ピ
ストン99内にあってスプリングガイド105が設けら
れている。
【0034】スプリングガイド105はピストン99に
対して上下移動できるネジでかみ合っている。ロックナ
ット107はスプリングガイド105とピストン99が
ずれないように一体化するためのロックナットである。
【0035】ピストン99に対してスプリングガイド1
05を回すと、ピストン99に対してスプリングガイド
105はネジで上下する。すなわち、スプリング力を調
整するものである。
【0036】ワークWと砥石69の接触力を4kgf にす
るには砥石ヘッド57重量のほとんどをスプリング10
3で持上げておき残り量を4kgf にする。すなわち、上
下送りのボールスプラインナット93の上にスプリング
103を乗せその上に砥石ヘッド57が乗っている。ス
プリング103は砥石ヘッド57全重量を持上げる力は
なく4kgf ほど不足している。不足分をボールスプライ
ンナット103へ固定されているナット受け115とス
プラインナット93のフランジ93F端面がストッパで
あり、この間で4kgf の荷重をささえている。このスト
ッパ両面は剛体ゆえボールスプラインナット103に対
して砥石57が上下にふらつくことはない。
【0037】この状態でオネジ87を回してボールスプ
ラインナット93が下降するとストッパと砥石ヘッド5
7も下降する。砥石69がワークWに接して止める。ボ
ールスプラインナット103はさらに下降する。ストッ
パ面のナット受け115とフランジ93F端面間に隙間
ができる。隙間ができたことを感知して下降を止める。
【0038】このとき、砥石69とワークWの接触力は
スプリング103が伸びてささえているが、砥石ヘッド
57荷重分よりスプリング力が4kgf 不足している。砥
石69がワークWに接触してワークWと砥石69間で4
kgf の荷重をささえる。4kgf が良いかどうかは加工す
るワークWの大きさ、ワークWのもろさ、砥石69のも
ろさ、上下案内の条件、ピストン部のシール抵抗等によ
るが、ゴミ,潤滑条件等無視できてなお余裕があり、実
用的と思われる値は4kgf 程度である。この値は調整で
きる。
【0039】ピストン99に対してスプリングガイド1
05を右回転して締め込めば、スプリング103を多く
たわせるから砥石ヘッド57を持上げる力が増してスト
ッパ面が受ける力は減る。よって、砥石69とワークW
間の接触力が減る。
【0040】前記ピストン99の上部にはシリンダ室1
09を形成せしめるためにシリンダフレーム111が設
けられている。しかも、このシリンダフレーム111は
前記シリンダ97にボルトで取り付けられている。シリ
ンダ97と砥石ヘッド57は図5では一体であるが、別
々に製作してボルトで固定してもよい。前記シリンダフ
レーム111にはエア通路113が形成されており、こ
のエア通路113の一端は前記シリンダ室109に連通
されていると共にエア通路113の他端は後述するエア
回路に接続されている。
【0041】前記ボールスプラインナット93の下部に
ナット受け115がボールスプライン93Aに設けられ
てナット117でロックされている。前記ナット受け1
15の図5において左側上部にはスプリング118を介
してワーク接触検出装置119の一部であるドグ121
がボルト123で取り付けられている。シリンダ97の
図5において左側下部にはリミットスイッチ125が設
けられている。
【0042】前記シリンダフレーム111に設けたエア
通路113にエアを供給するエア回路124が図6に示
されている。図6において、エア通路113には配管1
27の一端が接続されていると共に配管127の他端は
三方弁であるシャトルバルブ129の接続部129Aに
接続されている。このシャトルバルブル129には別の
2つの接続部129B,129Cが設けられていると共
に、シャトルバルブ129内に圧力回路の反対側の排気
回路を自動的にふさぐ逆止弁131が設けられている。
【0043】前記接続部129Bには配管133の一端
が接続されていると共に配管133の他端はソレノイド
SOLAを備えた切換弁135のAポートに接続されて
いる。前記配管133の途中には減圧弁137が設けら
れていると共に、減圧弁137を通過した配管133に
は圧力計139が接続されている。
【0044】前記接続部129Cには配管141の一端
が接続されていると共に配管141の他端は前記切換弁
135のBポートに接続されている。切換弁135のP
ポートには配管143を介して圧力源145が接続され
ている。前記切換弁135のTポートには配管147を
介して消音器149が接続されている。
【0045】上記構成により、砥石69を加工すべきワ
ークWへ押し付けるときの研削圧を調整装置95で調整
する動作を説明すると、まず図6において、切換弁13
5のソレノイドSOLAをOFFにして右側の回路に圧
力をかける。砥石69とワーク接触圧は減圧弁137で
調整される。
【0046】砥石ヘッド57などは鋳物であるため、個
々の重量は、バラツキを持つ。よって、砥石69とワー
クWの接触力は実測して調整する。
【0047】まず、砥石69とワークW用の接触力が1
0kgfでリミットスイッチ125がON,OFFする
ように減圧弁137を調整する。このときの圧力計13
9の目盛りを読み取り、その値をAとする。
【0048】砥石69とワークWの接触力は10kgf を
基準とする。計算がしやすいためと測定荷重として適当
と思われるためである。10kgf の接触力で研削してい
たら切残しができて止った、と同じ条件をバネ計りで生
じさせて設定する。
【0049】実際に加工する必要はない。起動しておい
て下降中にバネ計りで砥石ヘッド57を上方に引いて接
触力4kgf と研削時の砥石69とワークW間の研削押付
力10kgf のときのA値が実測設定できる。
【0050】「起動」をONすると、SOLAがON
し、配管141側に4kg/cm 2の圧力がかかりシャフト
バルブ129がAポート側をふさぐ、配管127からピ
ストン99を押しさげてピストン99はボールスプライ
ンナット93に押付けられる。そのときスプリング10
3が縮められてスプリング受け101を押しボールスプ
ライン93Aを下方に押す。
【0051】ボールスプライン93A上のスプリング1
03で砥石ヘッド57は持上げ勝手になるが、ナット受
け115とボールスプラインナットフランジ93Fとの
接触部には砥石ヘッド57の荷重よりスプリング力が4
kgf 程小さいから接触力が4kgf 程残る。
【0052】下降中にバネ計りで砥石ヘッド57を上方
に引上げるとボールスプラインナット93とナット受け
115の間に隙間ができ、リミットスイッチ125がO
FFして下降は止る。この時のばね計り目盛は4kgf で
あるはずである。もし狂っていればロックナット107
をゆるめピストン99に対してスプリングガイド105
を回して4kgf に止るように調整する。4kgf にこだわ
る必要はない。2kgfでも、5kgf でもワークWと砥石
69の接触時の条件によって変えてもよい。
【0053】バネ計りで上方に引いてリミットスイッチ
125がOFFしたらすぐに力をゆるめると、オネジ8
7が逆転してエアカット分砥石69を持上げてリミット
スイッチ125をONにしようとするが、引いたままで
はリミットスイッチ125がONにならないためであ
る。
【0054】バネ計りで上方に砥石ヘッド57を引張っ
てリミットスイッチ125がOFFしたということは実
研削時には砥石69が下降してきてワークWに接触して
リミットスイッチ125間に隙間ができてリミットスイ
ッチ125がOFFしたことと同じである。よって送り
用駆動モータ77は止り、エアカット分上昇する。上昇
後砥石69とテーブルが回転しSOLAはOFFする。
【0055】SOLAがOFFするとAポートが圧力側
回路となり、減圧弁137で減圧された圧力が配管13
3からシャフトバルブ129に入るチェック弁131を
Bポート側に押しやりBポートをふさぎ配管127を通
って減圧エアがピストン99を押す。
【0056】減圧されているためピストン99を押し下
げる力は弱い。ピストン99はスプリング力で押し上げ
られスプリング力とエアによるピストン押下げ力とバラ
ンスするところで止る。ピストン99とボールスプライ
ンナット93の接触部に隙間ができる。
【0057】一方、ボールスプラインナット93とナッ
ト受け115の間の接触力はスプリング力が弱まった分
だけ大きくなる。ここの接触力は起動をONし下降中は
4kgf ,砥石69がワークWへ当ると隙間ができるため
0kgf ,エアカット分オネジ87が逆転しオネジ87に
かみ合うナットであるボールスプライン93Aを持上げ
るから隙間はなくなり4kgf に戻る。
【0058】次にエアカット分砥石69を持上げておい
てからSOLAをOFFするためピストン99の押しさ
げ力は小さくなり、ボールスプラインナット93,ナッ
ト受け115間の接触力は増加する。この力が研削時の
砥石69とワークW間の最大押付力となる。砥石69が
良く切れるときはこの値に達しない。
【0059】この接触力を減圧弁137のノブを回して
10kgf にすればよい。この10kgf の力が砥石69と
ワークW間にかかる研削時の砥石押付力の最大値であ
り、砥石69が良く切れているときは、ボールスプライ
ンナット93とナット受け115間で砥石69の下降を
おさえている。
【0060】この状態はワークWがなくても研削してい
る状態と同じであるが、ボールスプラインナット93と
ナット受け115間に10kgf 全荷重がかかっている。
例えばテーブルが2回転するごとに、0.0002mm
切込むとか、設定切込データで切込がかかり、砥石69
が回りテーブルが回っている。この状態で砥石ヘッド5
7をバネ計りで上方に引くと砥石ヘッド57が持上る。
オネジ87にかむボールスプライン93Aはそのままで
あるから、リミットスイッチ125部に隙間ができ、隙
間が約0.1mm(リミットスイッチ125の作動する
までの押込み量)に達すると機械は停止する。(研削で
0.1mmの切残しは異常に大きい値であるため。)。
【0061】このときバネ計りが10kgf になるるよう
に減圧弁135を調整する。A=2kg/cm2 前後に設計
する方が実用上良いようである。「中断上昇」を押し砥
石69を持上げてから数回くり返せば、ピタリと10kg
f に圧力調整できる。その時の減圧弁135,圧力計1
39の目盛をAkg/cm2 とする。圧力計139のリミッ
トインジケータをAkg/cm2 に合せておくと後で便利で
ある。
【0062】図5におけるボールスプラインナット93
におけるフランジ93Fの下面とナット受け115の上
面との接触圧を例えば1kgf変化させるには、シリン
ダ97におけるシリンダフレーム111のエア通路11
3に供給される入力圧力を例えば0.08kg/cm2
変化させればよい。すなわち、シリンダ111の面積と
入力圧力の関係は、例えば、π(52 −32 )×P/4
=1kgfであるから、入力圧力Pは、P=0.079
6≒0.08kg/cm2 となる。
【0063】砥石69の接触力Wと入力圧力Pとの関係
は、例えばP=A−0.08(W−10)(単位kg/
cm2 )である。
【0064】但し、P−入力圧=減圧弁137の圧力計
139の設定圧(kg/cm2 ), A:砥石69とワークWとの接触力が10kgf時の圧
力計139の目盛り(kg/cm2 ), W:砥石69とワークWの接触力(kgf) たとえばA=2kg/cm2 であったと仮定する。接触
力W=4kgfにしたい場合には、P=2−0.08
(4−10)≒2.5kg/cm2 となる。また、A=
2kg/cm2 で、W=25kgfにしたい場合には、
P=2−0.08(25−10)=0.8kg/cm2
となる。したがって、減圧弁137のノブを回し、減圧
弁137の圧力計139が上記値2.5kg/cm2
は0.8kg/cm2 すれば、砥石69とワークW間の
接触圧は4kgf又は25kgfになる。
【0065】なお、この発明は、前述した実施の形態の
例に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。本実施の形
態の例では平面研削盤を例にとって説明したが、ボール
盤,フライス盤などにも適用可能である。
【0066】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例から理解さ
れるように、請求項1,2,3の発明によれば、ワーク
も工具も回転しない状態でワークテーブルに載置固定し
たワークに、加工工具を下降せしめて例えば4kgf程
度の軽い接触力になるように、加工工具が半浮上状態で
ワークと加工工具の接触位置を感知し、少し持上げて接
触していない状態にしてワークと加工工具を共に回転を
始め、半浮上状態を適正工具押付け荷重にして送りをか
け加工する。
【0067】もし加工工具が切れなくて設定した送り量
分程工具が進まないと、設定した接触力で加工するがき
り残しを生じスプラインナットと砥石ヘッド間に隙間が
生じる。切り残し分はO研削回数を多目に設定しておけ
ばO研削状態に送り系がなったときに切り残し分をその
まま加工続行する。定寸になったところでスプラインナ
ットと砥石ヘッド間が接触して送りは止り正規のO研削
状態となる0送りがあまりにも早すぎて加工中に切残し
が0.1mm程度たまると、スプラインナットと砥石ヘ
ッド間の隙間が0.1mmできるためワーク接触検出装
置がOFFし機械は停止する。よって、加工工具又はワ
ークが持つ適正な工具押付力で加工でき、加工工具が切
れなくても強引に加工工具を送り込まれることがなく、
極めて安全に極めて高い寸法精度に加工することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施する一実施の形態の平面研削盤
の正面断面図である。
【図2】図1における右側断面図である。
【図3】図2における平面図である。
【図4】図2におけるIV矢視部の拡大断面図である。
【図5】図1におけるV矢視部の拡大図である。
【図6】図5におけるシリンダへエアを供給するエア回
路図である。
【符号の説明】
1 平面研削盤 3 コラム 31 ワークテーブル 35 治具 57 砥石ヘッド(加工ヘッド) 69 砥石(加工工具) 87 オネジ 93 ボールスプライン 93A ボールスプライン 93F フランジ 95 調整装置 97 シリンダ 99 ピストン 103 スプリング 105 スプリングガイド 107 ロックナット 109 シリンダ室 111 シリンダフレーム 113 エア通路 115 ナット受け 119 ワーク接触検出装置 121 ドグ 125 リミットスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークテーブルに載置固定された加工す
    べきワークに上下動自在な加工ヘッドを下降せしめると
    共に加工ヘッドに備えられた加工工具を回転せしめて前
    記ワークに加工工具で加工を行う際、ワークに加工工具
    が接触して加工を行っているときの加工工具の押付け力
    を、加工工具と加工ヘッドの自重を加えた荷重より軽い
    状態で加工工具又はワークが持つ適正工具押付け力に調
    整した条件下でワークに加工を行うことを特徴とするワ
    ーク加工方法。
  2. 【請求項2】 上下方向へ延伸したコラムを立設し、こ
    のコラムに固定したテーブル本体に軸受ケースを介して
    回転自在なスピンドルに装着されたワークテーブルを設
    け、このワークテーブルに研削すべきワークを載置固定
    した治具をクランプ自在に設け、前記ワークテーブルの
    上方に位置すべく前記コラムに砥石ヘッドを上下動自在
    に設け、前記砥石ヘッドに回転自在な砥石を設けてなる
    平面研削盤にして、前記コラムに固定された送り駆動モ
    ータに連結し上下方向へ延伸したオネジを設け、このオ
    ネジがかみ合うメネジの外側をボールスプラインにしボ
    ールスプラインとかみ合うボールスプラインナットを砥
    石ヘッドに固定し、ボールスプライン上に前記砥石ヘッ
    ドを乗せ、加工時における砥石の押付け力を砥石と砥石
    ヘッドの自重を加えた荷重より軽い状態に調整する調整
    装置を前記ボールスプラインに設けてなることを特徴と
    する平面研削盤。
  3. 【請求項3】 前記調整装置が、前記ボールスプライン
    の上に上方向へ付勢したスプリングと、このスプリング
    をガイドしてスプリング力を調整する前記オネジの外周
    に設けられたスプリングガイドと、前記砥石ヘッドに設
    けられ前記スプリングの付勢力に抗して圧力を与えるピ
    ストンを内蔵したシリンダと前記ボールスプラインを固
    定せしめるべくボールスプラインナットの下部にあって
    ボールスプラインに係合されたナット受けと、前記スプ
    リングガイドを固定せしめるロックナットと、前記ナッ
    ト受けと前記シリンダの下部とに設けられ前記砥石がワ
    ークに当接したことを検出するワーク接触検出装置と、
    で構成されていることを特徴とする請求項2記載の平面
    研削盤。
JP34395595A 1995-12-28 1995-12-28 ワーク加工方法およびその方法を用いた平面研削盤 Pending JPH09183049A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010131610A1 (ja) * 2009-05-15 2010-11-18 旭硝子株式会社 ガラス端面研削用砥石の加工位置設定方法
KR101940552B1 (ko) * 2017-08-09 2019-01-21 (주)동성정밀엘엑스 밸브용 래핑머신

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