JPH09183717A - 口腔用組成物 - Google Patents

口腔用組成物

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JPH09183717A
JPH09183717A JP29275995A JP29275995A JPH09183717A JP H09183717 A JPH09183717 A JP H09183717A JP 29275995 A JP29275995 A JP 29275995A JP 29275995 A JP29275995 A JP 29275995A JP H09183717 A JPH09183717 A JP H09183717A
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JP
Japan
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amide ether
oral composition
general formula
ether carboxylate
alkyl group
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JP29275995A
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Inventor
Kazushi Oshino
一志 押野
Yasuteru Eguchi
泰輝 江口
Hiroyuki Imoto
浩之 井元
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 香味が良く、起泡性に優れ、かつ低刺激性の
口腔用組成物の提供。 【解決手段】 アミドエーテルカルボン酸塩(1)及びア
ミドエーテル(2)を(1)/(2)=100/0〜10/90の重量比で含
有する口腔用組成物。 【化1】 〔R1はC5〜C21のアルキル基又はアルケニル基を、m
及びnは合計1〜20となる0〜20の数を、AはH、C1
〜C3のアルキル基、-(EO)p(PO)qCH2COOM又は-(EO)p(P
O)qCH2CH2OH(p及びqは合計0〜20となる0〜20の
数)を、BはH、C1〜C3のアルキル基又は-(EO)p(PO)
qCH2CH2OHを、Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属、
アンモニウム、アルカノールアンモニウム又は塩基性ア
ミノ酸カチオンを示す〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は口腔用組成物に関
し、更に詳細には、香味が良く、起泡性に優れ、かつ低
刺激性の口腔用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】歯磨剤
等の口腔用組成物に配合される界面活性剤には、香味に
悪影響を与えない、起泡性に優れる、低刺激である、薬
効剤の作用を妨げない等の機能が要求される。
【0003】従来、口腔用組成物に配合される界面活性
剤は、そのほとんどがアルキル硫酸ナトリウム、アルキ
ルザルコシンナトリウム等のアニオン界面活性剤、又は
ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレングリコール
ブロックポリマー、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等
の高分子ノニオン界面活性剤であった。
【0004】しかしながら、これらの界面活性剤は前記
口腔用組成物に要求される諸機能のすべてを満たすもの
ではなかった。例えば、最も多く用いられているアルキ
ル硫酸ナトリウムは、味、泡立ちは良いものの、刺激感
が強すぎるという問題があり、また高分子ノニオン界面
活性剤は、アニオン界面活性剤に比べ、起泡性が著しく
劣るものであった。
【0005】一方、多価アルコール誘導体である糖エス
テルやアルキルグルコシドは、食品、家庭品等に広く用
いられているが、糖エステルは起泡力がほとんどなく、
アルキルグルコシドはそのもの自体の味が悪く使用に耐
えない等の理由から、いずれも口腔用組成物にはほとん
ど用いられていない。
【0006】また、ドイツ Chem Y社より「アキポ」の
商品名で市販されているアミドエーテルカルボン酸系界
面活性剤は低刺激性界面活性剤として知られ、ヨーロッ
パ特許第102118号公報、ヨーロッパ特許第215504号公
報、特公昭63-291996号公報、ヨーロッパ特許第219893
号公報、米国特許第4865757号明細書等において、洗浄
剤への応用が知られている。しかし、これらのいずれに
も、アミドエーテルカルボン酸系界面活性剤の口腔用組
成物への応用に関しては記載されていない。
【0007】従って、本発明の目的は、香味が良く、起
泡性に優れると共に低刺激性の口腔用組成物を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意研究を重ねた結果、特定比率でアミドエ
ーテルカルボン酸塩及びアミドエーテルを配合した口腔
用組成物は上記要件を満たすことを見出し、本発明を完
成した。
【0009】すなわち本発明は、一般式(1)で表される
アミドエーテルカルボン酸塩及び一般式(2)で表される
アミドエーテルを(1)/(2)=100/0〜10/90の重量比で含
有することを特徴とする口腔用組成物を提供するもので
ある。
【0010】
【化4】
【0011】〔式中、R1は炭素数5〜21の直鎖又は分
岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、m及びnは
1≦(m+n)≦20を満たす0〜20の平均重合度を示
し、Aは水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、
【0012】
【化5】
【0013】(p及びqは0≦(p+q)≦20を満たす
0〜20の平均重合度)を示し、Bは水素原子、炭素数1
〜3のアルキル基又は
【0014】
【化6】
【0015】(p及びqは前記と同じ)を示し、Mはア
ルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、アルカ
ノールアンモニウム又は塩基性アミノ酸カチオンを示
し、一般式(1)及び(2)相互間におけるR1、M、m、
n、p及びqは同一でも異なってもよい。〕
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるアミドエーテ
ルカルボン酸塩(1)及びアミドエーテル(2)において、一
般式(1)又は(2)中のR1としては、アルキル基、特に直
鎖アルキル基が好ましく、更に溶解性、起泡性及び清浄
性の点から炭素数9〜17、特に10〜14のものが好まし
い。またアルキレンオキシドの平均重合度m及びnは、
起泡性の点から、mは1〜7、更に2〜5、特に2〜3
が、nは0〜5、更に0〜2、特に0が好ましい。A及
びBは、起泡性の点から共に水素原子が好ましいが、ポ
リオキシアルキレン基を有する場合には、平均重合度p
及びqは、起泡性の点から、pは0〜5、特に0〜2
が、qは0〜2が好ましい。Mとしては、例えばアルキ
ル金属としてナトリウム、カリウム等が、アルキル土類
金属としてマグネシウム、カルシウム等が、アルカノー
ルアンモニウムとしてモノエタノールアンモニウム、ジ
エタノールアンモニウム、トリエタノールアンモニウム
等が、塩基性アミノ酸カチオンとしてアルギニンカチオ
ン、リジンカチオン等が挙げられ、中でもアルカリ土類
金属、特にマグネシウム及びカルシウムが好ましい。
【0017】アミドエーテルカルボン酸塩(1)及びアミ
ドエーテル(2)の製造方法は特に限定されるものではな
いが、アミドエーテル(2)はアミドエーテルカルボン酸
(1)の製造中間体であるので、アミドエーテルカルボン
酸塩(1)の製造過程において得られたアミドエーテル(2)
の一部をカルボキシメチル化させることにより両者の混
合物(以下、「アミドエーテル誘導体混合物」という)
を得てもよく、また別々にアミドエーテルカルボン酸塩
(1)及びアミドエーテル(2)を製造してもよい。
【0018】アミドエーテル(2)は、例えば脂肪酸メチ
ルエステル等の脂肪酸低級アルコールエステル、ヤシ油
脂肪酸組成の油脂、及び脂肪酸のいずれかを出発原料と
し、これにアルカノールアミンを反応させ、次いでポリ
オキシアルキレン化することにより得られる。アミドエ
ーテルカルボン酸塩(1)は、このアミドエーテル(2)にモ
ノハロ酢酸塩等を反応させてカルボキシメチル化するこ
とにより得られる。
【0019】更に、上記反応により得られた粗製反応混
合物は、種々の方法により、例えば以下に示すようにし
て、後処理することができる。 (1) 粗製反応混合物は強アルカリ性であるため、水で
均一となるまで希釈した後pHを好ましくは塩酸を用いて
約7に調整し、保存安定性を向上させる。 (2) 精製を要する場合は、水と塩酸との混合物を約90
℃に加熱し、これに粗製反応混合物を添加攪拌した後、
溶液を放置し、油層を分離することにより洗浄する。回
収された油層は、遊離酸の形で目的物を含有する。 (3) 目的物を塩に変換する場合には、(2)により精製さ
れた生成物にアルカリ水溶液を約50℃で添加し、塩に変
換する。
【0020】以上のようにして得られるアミドエーテル
誘導体混合物には、その原料に由来して次の一般式(3)
で表されるグリセリルエーテルが含まれることがある。
より高い起泡性を期待する場合には、かかるグリセリル
エーテルの含有量は10重量%以下、特に5重量%以下と
するのが好ましい。
【0021】
【化7】
【0022】〔式中、R2は同一又は異なって、水素原
子、
【0023】
【化8】
【0024】(Mは前記と同じ意味を示し、r及びsは
1〜20の数を示す)を示す。ただし、全てのR2が同時
に水素原子となることはない。〕
【0025】本発明の口腔用組成物中のアミドエーテル
カルボン酸塩(1)及びアミドエーテル(2)の含有量の重量
比〔(1)/(2)〕は、100/0〜10/90の範囲であることが必
要であるが、アミドエーテル(2)は、起泡性の向上のた
めには組成物中にある程度含有していることが好ましい
一方、含有量が多すぎるとヌルツキ感が生じる。従っ
て、当該重量比は99/1〜10/90の範囲がより好ましく、
特に95/5〜50/50の範囲が好ましい。当該重量比の調整
は、例えば、前述のアミドエーテル誘導体混合物の製造
方法において、アミドエーテル(2)にモノハロ酢酸塩等
を反応させる際のモル比や混合方法等の反応条件を選択
することによって行うことができる。
【0026】アミドエーテルカルボン酸塩(1)及びアミ
ドエーテル(2)は、それぞれ単独で又は2種以上を組合
せて使用することができる。また、本発明の口腔用組成
物中のアミドエーテルカルボン酸塩(1)及びアミドエー
テル(2)の合計含有量は特に限定されるものではない
が、0.1〜20重量%、特に0.5〜5重量%が好ましい。
【0027】本発明の口腔用組成物には、ヌルツキを抑
え、使用感を向上させるために、二価金属イオンを含有
させることが好ましい。かかる二価金属イオンは、アミ
ドエーテルカルボン酸塩(1)におけるMとして初めから
存在していてもよいし、組成物調製の際に二価金属塩と
して添加してもよい。
【0028】かかる二価金属塩としては、例えばアルカ
リ土類金属の無機塩が挙げられ、具体的には、塩化マグ
ネシウム、硫酸マグネシウム、ヨウ化マグネシウム、硝
酸マグネシウム、臭化マグネシウム、塩化カルシウム、
ヨウ化カルシウム、硝酸カルシウム、臭化カルシウム、
乳酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、グリセロリン
酸カルシウム、グルコース-1-リン酸カルシウム、グル
コース-6-リン酸カルシウム等の水溶性マグネシウム塩
又は水溶性カルシウム塩が溶解性及び保存安定性の点か
ら好ましいものとして挙げられる。これら二価金属塩
は、単独で又は2種以上を組合せて使用することができ
る。
【0029】本発明の口腔用組成物全体に含まれる二価
金属イオンの量は、アミドエーテルカルボン酸塩(1)を
含む全アニオン界面活性剤成分に対し、0.025〜10倍モ
ル、特に0.05〜1倍モルが好ましい。二価金属イオンの
含有量がアニオン界面活性剤に対し0.025倍モル未満で
はヌルツキ感が生じるおそれがあり、また10を超えると
製造が困難となったり、液体の組成物の場合には溶液安
定性が悪化するおそれがある。
【0030】本発明の口腔用組成物には、更に炭素数5
〜23、より好ましくは炭素数8〜16の直鎖又は分岐鎖の
脂肪酸塩を含有させることができ、これにより更に起泡
性を向上させることができる。かかる脂肪酸塩を構成す
る脂肪酸としては、牛脂脂肪酸、ヤシ油脂肪酸、パーム
油脂肪酸等が挙げられ、なかでもヤシ油脂肪酸が好まし
い。また塩の種類としては、ナトリウム塩、カリウム塩
等のアルカリ金属塩、モノエタノールアンモニウム塩、
ジエタノールアンモニウム塩、トリエタノールアンモニ
ウム塩等のアルカノールアンモニウム塩、アンモニウム
塩等が挙げられ、なかでもナトリウム塩、カリウム塩等
のアルカリ金属塩が好ましい。これらの脂肪酸塩は、単
独で又は2種以上を組合せて使用することができ、また
本発明の口腔用組成物中への配合量は特に限定されるも
のではないが、0.1〜8重量%、特に0.5〜5重量%が好
ましい。
【0031】本発明の口腔用組成物には、アミドエーテ
ルカルボン酸塩(1)以外に、従来口腔用組成物に使用さ
れている公知の界面活性剤を配合することができる。か
かる界面活性剤としては、ラウリル硫酸塩、ミリスチル
硫酸塩、アルキルリン酸塩、α−オレフィンスルホン
酸、N-アシルアミノ酸塩、アシルモノグリセリド硫酸
塩、石鹸、脂肪酸モノグリセリド、脂肪酸モノアルカノ
ールアミド、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、アルキルグリ
コシド、イミダゾリニウムベタイン、アルキルベタイ
ン、アルキルアミドベタイン、スルホベタイン、アミン
オキサイド等が挙げられる。
【0032】本発明の口腔用組成物には、その他、組成
物の形態に応じて種々の公知成分を配合することができ
る。このような成分としては、例えば第二リン酸カルシ
ウム、第三リン酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、
リン酸マグネシウム、不溶性メタリン酸ナトリウム、無
水ケイ酸、水酸化アルミニウム、アルミナ、ハイドロキ
シアパタイト、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫
酸カルシウム、ゼオライト、合成アルミノケイ酸塩、ベ
ンガラ等の研磨剤;これら研磨剤を結合剤で造粒した顆
粒状研磨剤;グリセリン、ソルビット、プロピレングリ
コール、1,3-ブチレングリコール、エチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、キシリット、マルチット、ラクチット等の湿潤剤;
カルボキシメチルセルロース及びその塩類、メチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、カラギーナン、
ポリアクリル酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロースナ
トリウム、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレ
ングリコールエステル、キサンタンガム、トラガカント
ガム、カラヤガム、アラビヤガム、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、ビーガム、ラボナイト等の
粘結剤;モノフルオルリン酸ナトリウム、フッ化スズ、
フッ化ナトリウム等の歯質強化剤;クロルヘキシジン及
びその塩類、トリクロサン、塩化セチルピリジニウム、
イソプロピルメチルフェノール、塩化ベンゼトニウム、
塩化ベンザルコニウム等の殺菌剤;リン酸ナトリウム等
のpH調整剤;デキストラナーゼ、アミラーゼ、プロテア
ーゼ、リゾチーム、ムタナーゼ等の酵素剤;塩化ナトリ
ウム、ヒノキチオール、ε−アミノカプロン酸、トラネ
キサム酸、アラントイン類、トコフェロール類、オクチ
ルフタリド、ニコチン酸エステル類、ジヒドロコレステ
ロール、グリチルレチン酸、グリチルリチン酸及びその
塩類、グリセロホスフェート、クロロフィル、水溶性無
機リン酸化合物、アズレン類、カミツレ、センブリ、ト
ウキ、センキュウ、その他の生薬類等の抗炎症剤・血行
促進剤;サッカリンナトリウム、ステビオサイド、タウ
マチン、アスパラチルフェニルアラニンメチルエステル
等の甘味剤;p-ヒドロキシ安息香酸、p-ヒドロキシ安息
香酸エチル、p-ヒドロキシ安息香酸プロピル、p-ヒドロ
キシ安息香酸ブチル、安息香酸ナトリウム等の防腐剤;
二酸化チタン等の着色剤・色素類;ペパーミント油、ス
ペアミント油、メントール、カルボン、アネトール、オ
イゲノール、サリチル酸メチル、リモネン、オシメン、
n-デシルアルコール、シトロネロール、α−テルピネオ
ール、メチルアセテート、シトロネリルアセテート、メ
チルオイゲノール、シネオール、リナロール、エチルリ
ナロール、ワニリン、チモール、アニス油、レモン油、
オレンジ油、セージ油、ローズマリー油、桂皮油、ピメ
ント油、桂葉油、シソ油、冬緑油、丁子油、ユーカリ油
等の香料などが挙げられる。
【0033】本発明の口腔用組成物は、常法により製造
することができ、練歯磨、粉歯磨、液状歯磨、洗口剤、
うがい用錠剤、歯肉マッサージクリーム等の形態とする
ことができる。
【0034】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0035】合成例1 ラウリン酸メチル214.4g(1.0モル)、モノエタノール
アミン61.7g(1.02モル)及びナトリウムメチラートの
30重量%メタノール溶液15.3gを90℃、50mmHgで5時間
加熱して得られた生成物に、エチレンオキシド88.2g
(2.0モル)を、90〜110℃、ゲージ圧0〜4気圧で導入
し、アミドエーテル331gを得た。この反応混合物331g
を70〜75℃に加熱し、モノクロロ酢酸ナトリウム(SMC
A)116.5g(1.0モル)及び固体水酸化ナトリウム42g
(1.05モル)を4時間かけて添加した。SMCA及び水酸化
ナトリウムは5分割し、反応開始時及び反応開始後1、
2、3、4時間目に添加した。4時間目に添加した後、
そのままの温度で1時間熟成した。次に、反応温度を85
℃にし、水5.3gを加えて更に1時間熟成し、反応混合
物495gを得た。この反応混合物に水1500gを加え、塩
酸でpH7とし、表1に示すアミドエーテル誘導体混合物
1を得た。
【0036】合成例2 合成例1において、エチレンオキシドの使用量を220.5
g(5.0モル)とする以外は同様な操作を行ない、表1
に示すアミドエーテル誘導体混合物2を得た。
【0037】合成例3 合成例1において、ラウリン酸メチル214.4gの代わり
にミリスチン酸メチル242.5gを用い、またエチレンオ
キシドの使用量を264.6g(6.0モル)とする以外は同様
な操作を行ない、表1に示すアミドエーテル誘導体混合
物3を得た。
【0038】合成例4 合成例1で得られた反応混合物495gに水500gを加え、
36%塩酸でpH2.8に調整し、90℃で30分攪拌した後、静
置分層させて酸型の生成物を得た。この酸型の化合物に
水1500gを加え、水酸化マグネシウム懸濁液でpH7と
し、表1に示すアミドエーテル誘導体混合物4を得た。
【0039】
【表1】
【0040】試験例1 表2に示す組成の歯磨剤を常法により調製し、10名のパ
ネラーにより、それぞれについて香味、泡立ち、刺激性
及びサッパリ感の評価を行った。なお、評価基準は、
「良い:○,普通:△,悪い:×」の三段階とし、10名
中の最も多い評価で示した。この結果を表2に示す。な
お、表2において、界面活性剤はそれぞれ以下の略号で
示した。 (界面活性剤) AS:ラウリル硫酸ナトリウム(花王社製エマール10P,
アニオン界面活性剤) AG:アルキルグルコシド(花王社製,アルキル基の炭素
数10,ノニオン界面活性剤) PHC:ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(花王社製エマ
ノーンCH-60,ノニオン界面活性剤) AEC:アミドエーテルカルボキシレート(表1中のアミ
ドエーテル誘導体混合物4)
【0041】
【表2】
【0042】実施例1 練歯磨 次に示す組成の練歯磨を常法により製造した。このもの
は香味、起泡性に優れ、かつ低刺激性であった。
【表3】 水酸化アルミニウム 30.0(重量%) 無水ケイ酸 8.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.7 グリセリン 7.0 ソルビット液 20.0 サッカリンナトリウム 0.2 メチルパラベン 0.1 アミドエーテル誘導体混合物1 1.5 グリチルレチン酸 0.05 塩化マグネシウム 0.1 香料 0.9 精製水 バランス 合計 100.0
【0043】実施例2 練歯磨 次に示す組成の練歯磨を常法により製造した。このもの
は香味、起泡性に優れ、かつ低刺激性であった。
【表4】 リン酸水素カルシウム 45.0(重量%) 無水ケイ酸 2.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.2 グリセリン 7.0 ソルビット液 20.0 サッカリンナトリウム 0.2 メチルパラベン 0.1 アミドエーテル誘導体混合物2 1.5 アラントイン 0.1 香料 0.9 精製水 バランス 合計 100.0
【0044】実施例3 液状歯磨 次に示す組成の液状歯磨を常法により製造した。このも
のは香味、起泡性に優れ、かつ低刺激性であった。
【表5】 無水ケイ酸 7.5(重量%) カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.8 グリセリン 3.0 ソルビット液 45.0 サッカリンナトリウム 0.3 メチルパラベン 0.1 アミドエーテル誘導体混合物3 1.5 フッ化ナトリウム 0.2 塩酸クロルヘキシジン 0.01 香料 0.9 精製水 バランス 合計 100.0
【0045】実施例4 洗口剤 次に示す組成の洗口剤を常法により製造した。このもの
は香味、起泡性に優れ、かつ低刺激性であった。
【表6】 グリセリン 5.0(重量%) エタノール 8.0 サッカリン 0.1 アミドエーテル誘導体混合物4 1.0 塩化カルシウム 0.1 香料 0.1 精製水 バランス 合計 100.0
【0046】
【発明の効果】本発明の口腔用組成物は、香味が良く、
起泡性に優れ、しかも低刺激のものである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)で表されるアミドエーテルカ
    ルボン酸塩及び一般式(2)で表されるアミドエーテルを
    (1)/(2)=100/0〜10/90の重量比で含有することを特徴
    とする口腔用組成物。 【化1】 〔式中、R1は炭素数5〜21の直鎖又は分岐鎖のアルキ
    ル基又はアルケニル基を示し、m及びnは1≦(m+
    n)≦20を満たす0〜20の平均重合度を示し、Aは水素
    原子、炭素数1〜3のアルキル基、 【化2】 (p及びqは0≦(p+q)≦20を満たす0〜20の平均
    重合度)を示し、Bは水素原子、炭素数1〜3のアルキ
    ル基又は 【化3】 (p及びqは前記と同じ)を示し、Mはアルカリ金属、
    アルカリ土類金属、アンモニウム、アルカノールアンモ
    ニウム又は塩基性アミノ酸カチオンを示し、一般式(1)
    及び(2)相互間におけるR1、M、m、n、p及びqは同
    一でも異なってもよい。〕
  2. 【請求項2】 アミドエーテルカルボン酸塩が一般式
    (1)においてAが水素原子、n=0のものであり、アミ
    ドエーテルが一般式(2)においてBが水素原子、nが0
    のものである請求項1記載の口腔用組成物。
  3. 【請求項3】 アミドエーテルカルボン酸塩(1)とアミ
    ドエーテル(2)の重量比が(1)/(2)=99/1〜10/90である
    請求項1又は2記載の口腔用組成物。
  4. 【請求項4】 アミドエーテルカルボン酸塩(1)を含む
    全アニオン界面活性剤成分に対し、0.025〜10倍モルの
    二価金属イオンを含有するものである請求項1〜3のい
    ずれかに記載の口腔用組成物。
  5. 【請求項5】 アミドエーテルカルボン酸塩(1)とアミ
    ドエーテル(2)の重量比が(1)/(2)=95/5〜50/50であ
    り、かつアミドエーテルカルボン酸塩(1)を含む全アニ
    オン界面活性剤成分に対し0.05〜1倍モルの二価金属イ
    オンを含有するものである請求項1又は2記載の口腔用
    組成物。
  6. 【請求項6】 二価金属イオンが、水溶性マグネシウム
    塩又は水溶性カルシウム塩によるものである請求項4又
    は5記載の口腔用組成物。
  7. 【請求項7】 更に炭素数5〜23の直鎖又は分岐鎖の脂
    肪酸塩を0.1〜8重量%含有するものである請求項1〜
    6のいずれかに記載の口腔用組成物。
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