JPH09183948A - シリカ系被膜形成用塗布液 - Google Patents

シリカ系被膜形成用塗布液

Info

Publication number
JPH09183948A
JPH09183948A JP35263495A JP35263495A JPH09183948A JP H09183948 A JPH09183948 A JP H09183948A JP 35263495 A JP35263495 A JP 35263495A JP 35263495 A JP35263495 A JP 35263495A JP H09183948 A JPH09183948 A JP H09183948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating film
coating
forming
solution
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP35263495A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4079383B2 (ja
Inventor
Yoshikane Sakamoto
好謙 坂本
Isao Sato
功 佐藤
Yoshio Hagiwara
嘉男 萩原
Toshimasa Nakayama
寿昌 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd filed Critical Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
Priority to JP35263495A priority Critical patent/JP4079383B2/ja
Publication of JPH09183948A publication Critical patent/JPH09183948A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4079383B2 publication Critical patent/JP4079383B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 平坦化性に優れるとともに、クラック限界が
高く、かつ基板界面での剥れが生じることのない密着性
に優れたシリカ系被膜形成用塗布液を提供する。 【解決手段】 下記一般式(I) 【化1】 (式中、R1 は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、
アリール基であり;R2は炭素数1〜4のアルキル基で
あり;nは0〜2の整数である)で表されるアルコキシ
シラン化合物の少なくとも1種を有機溶媒中、酸触媒の
存在下で加水分解して得られる反応生成物と、(b)シ
リコーン系界面活性剤を含有してなる、シリカ系被膜形
成用塗布液。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリカ系被膜形成用
塗布液に係り、さらに詳しくは、半導体素子や液晶表示
素子等における絶縁膜、平坦化膜、保護膜の形成に好適
に用いられる、シリカ系被膜形成用塗布液に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造分野においては、通
常、金属シリコン等の半導体基板上に、不純物拡散、エ
ッチング、配線形成、絶縁膜形成など、多数の工程を繰
り返して配線を積み上げていく。このためシリコン基板
上に複雑な回路(パターン)が形成され、このパターン
形状に基づき凹凸が発生する。
【0003】特に近年、LSI、超LSI等の電子部品
における高密度化、高精度化がますます進み、凹凸の程
度が次第に激しくなる傾向にある。そのため、ホトリソ
グラフィー法によるパターニングの際、これら凹凸によ
る段差が露光時の焦点深度の限界を超えてしまうという
状況が発生し、これを防ぐために、リソグラフィーやエ
ッチングを行う過程におけるある段階で、例えば上述し
た絶縁膜等をあらかじめ十分に平坦化し、できるだけ凹
凸部の段差を小さくする処理技術が重要となっている。
【0004】上記の平坦化の方法としては、リフトオフ
法、エッチバック法など、種々の方法が提案されている
が、これらの中でスピン・オン・グラス(SOG)法が
一般に実用化されている。SOG法は、アルコールを主
体とする有機溶媒中にアルコキシシランを溶解し、加水
分解物を得、塗布液を調製し、この塗布液を段差を有す
る基板表面に塗布し、段差の凹部を埋め、かつ全面を覆
うべく塗布した後、熱処理によりシリカ系被膜を形成さ
せて全体を平坦化する方法である。
【0005】これまでSOG法においては、塗布液とし
て(i) テトラエトキシシラン等のテトラアルコキシシラ
ンの加水分解物、(ii)テトラメトキシシランとモノメチ
ルトリメトキシシラン等のテトラアルコキシシランとモ
ノアルキルトリアルコキシシランの共加水分解物、(ii
i) トリエトキシシランの加水分解物、(iv)トリエトキ
シシランとテトラエトキシシラン等のトリアルコキシシ
ランとテトラアルコキシシランの共加水分解物等を有機
溶媒に溶解したものが用いられている。上述した各塗布
液からなるシリカ系被膜は、半導体素子製造の実ライン
で使用され、平坦化性に優れ、クラック限界(クラック
が発生しない最大膜厚)も高く、これらの特性について
は満足のいくものであるが、被膜形成の際に基板界面に
わずかな剥れが生じることがあり、密着性の点で改良が
望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、平坦化性、クラック限界の特性を
を損なうことなく、基板界面での剥れが生じることのな
い密着性に優れたシリカ系被膜形成用塗布液を提供する
ことを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、被膜形成用塗
布液において、アルコキシシラン化合物を酸触媒の存在
下で加水分解させて得られる反応生成物にシリコーン系
界面活性剤を添加して塗布液することにより上記課題が
解決し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】すなわち本発明は、(a)下記一般式
(I)
【0009】
【化2】 (式中、R1 は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、
アリール基であり;R2は炭素数1〜4のアルキル基で
あり;nは0〜2の整数である)で表されるアルコキシ
シラン化合物の少なくとも1種を有機溶媒中、酸触媒の
存在下で加水分解して得られる反応生成物と、(b)シ
リコーン系界面活性剤を含有してなるシリカ系被膜形成
用塗布液が提供される。
【0010】なお上記において、炭素数1〜4のアルキ
ル基は、具体的にメチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル基、tert−ブチル
基を指す。またアリール基として、フェニル基、トリル
基、ナフチル基、フェナントリル基等が挙げられる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のシリカ系被膜形
成用塗布液について詳述する。
【0012】上記一般式(I)(R1 、R2 、nは上記
で定義したとおり)で表されるアルコキシシラン化合物
として、具体的に以下のものが例示される。 (イ)テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、
テトラプロポキシシラン、テトラブトキシシラン等のテ
トラアルコキシシラン; (ロ)モノメチルトリメトキシシラン、モノメチルトリ
エトキシシラン、モノメチルトリプロポキシシラン、モ
ノエチルトリメトキシシラン、モノエチルトリエトキシ
シラン、モノエチルトリプロポキシシラン、モノプロピ
ルトリメトキシシラン、モノプロピルトリエトキシシラ
ン等のモノアルキルトリアルコキシシラン;モノフェニ
ルトリメトキシシラン、モノフェニルトリエトキシシラ
ン等のモノフェニルトリアルコキシシラン; (ハ)ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシ
シラン、ジメチルジプロポキシシラン、ジエチルジメト
キシシラン、ジエチルジエトキシシラン、ジエチルジプ
ロポキシシラン、ジプロピルジメトキシシラン、ジプロ
ピルジエトキシシラン、ジプロピルジプロポキシシラン
等のジアルキルジアルコキシシラン、ジフェニルジメト
キシシラン、ジフェニルジエトキシシラン等のジフェニ
ルジアルコキシシラン; (ニ)トリメトキシシラン、トリエトキシシラン、トリ
プロポキシシラン、トリブトキシシラン、ジエトキシモ
ノメトキシシラン、モノメトキシジプロポキシシラン、
ジブトキシモノメトキシシラン、エトキシメトキシプロ
ポキシシラン、モノエトキシジメトキシシラン、モノエ
トキシジプロポキシシラン、ブトキシエトキシプロポキ
シシラン、ジメトキシモノプロポキシシラン、ジエトキ
シモノプロポキシシラン、モノブトキシジメトキシシラ
ン等のトリアルコキシシラン;等が挙げられる。
【0013】これらの中で実用上好ましい化合物は、テ
トラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、モノメチ
ルトリメトキシシラン、モノメチルトリエトキシシラ
ン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシ
ラン、トリメトキシシラン、トリエトキシシランであ
る。
【0014】本発明においては、上記一般式(I)で表
されるアルコキシシラン化合物の少なくとも1種を有機
溶媒中、酸触媒の存在下で加水分解させて得られる反応
生成物を含む溶液を調製し、次いで(b)成分を配合す
る。アルコキシシラン化合物は1種でもよく、2種ある
いは3種を組み合わせて用いてもよい。具体的には、
(イ)および(ニ)をそれぞれ単独で用いる、(イ)と
(ロ)または(イ)と(ニ)の2種を組み合わせて用い
る、あるいは(イ)と(ロ)と(ハ)の3種を組み合わ
せて用いるのが好ましい。
【0015】加水分解反応によって得られる反応生成物
は、完全加水分解物であってもよく、あるいは部分加水
分解物であってもよい。加水分解度は酸触媒の存在下、
水の添加量により調整することができ、目的とするシリ
カ系被膜の特性により適宜、調整すればよい。一般に、
一般式(I)で表されるアルコキシシラン化合物のアル
コキシ基の総モル数に対し、水を20〜500モル%、
好ましくは50〜300モル%の割合で反応させること
が望ましい。水の添加量が上記範囲より少な過ぎると加
水分解度が低くなり、被膜形成が困難となるので好まし
くなく、一方、多過ぎるとゲル化を起こしやすく、保存
安定性が悪くなるので好ましくない。
【0016】酸触媒としては、従来慣用的に使用されて
いる有機酸、無機酸のいずれも使用することができる。
有機酸としては、酢酸、プロピオン酸、酪酸等の有機カ
ルボン酸が挙げられる。無機酸としては、塩酸、硝酸、
硫酸、リン酸等の無機酸が挙げられ、特に硝酸、リン酸
が好ましい。
【0017】酸触媒は、水を液中に添加した後に加えて
もよく、あるいは水と混合して酸水溶液として添加して
もよい。酸触媒の添加量は、上記加水分解系中の濃度が
1〜1,000ppm、特には5〜500ppmの範囲
になるように調整されるのが好ましい。
【0018】加水分解反応は通常5〜100時間程度で
完了するが、60〜70℃を超えない温度で加熱し、ア
ルコキシシラン化合物を含む有機溶媒に酸触媒水溶液を
滴下して反応させることにより、短い反応時間で反応を
完了させることもできる。
【0019】有機溶媒としては、従来より慣用的に用い
られているものが使用でき、例えばメチルアルコール、
エチルアルコール、プロピルアルコール、ブチルアルコ
ール等の一価アルコール;エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、
トリメチロールプロパン、ヘキサントリオール等の多価
アルコール;エチレングリコールモノメチルエーテル、
エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリ
コールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノ
ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエー
テル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレング
リコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエ
ーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、
プロピレングリコールモノブチルエーテル等の多価アル
コールのモノエーテル類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢
酸ブチル等のエステル類;アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソアミルケトン等のケトン類;エチレング
リコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチ
ルエーテル、エチレングリコールジプロピルエーテル、
エチレングリコールジブチルエーテル、プロピレングリ
コールジメチルーテル、プロピレングリコールジエチル
エーテル、プロピレングリコールジブチルエーテル、ジ
エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリ
コールメチルエチルエーテル、ジエチレングリコールジ
エチルエーテル等の多価アルコールの水酸基をすべてア
ルキルエーテル化した多価アルコールエーテル類等が挙
げられる。
【0020】これら有機溶媒は、単独で用いてもよく、
あるいは2種以上を組み合わせて用いてもよい。有機溶
媒は、アルコキシシラン1モルに対し、10〜30モル
倍量の割合で用いられる。
【0021】(b)成分としてのシリコーン系界面活性
剤としては、例えば、SH7PA、SH21PA、SH
28PA、SH30PA、ST94PA(いずれも東レ
・ダウコーニング・シリコーン(株)製)等の市販品を
好適に用いることができる。中でも、上記SH28P
A、SH30PAに相当する下記一般式(II)
【0022】
【化3】 (式中、R3 は水素原子または炭素数1〜5のアルキル
基であり、nは1〜20の整数であり;x、yはそれぞ
れ独立に5〜50の整数である)で表されるジメチルポ
リシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体が密着性
に優れるので好適である。
【0023】(b)成分の添加量は固形分濃度に対して
5〜5,000ppm、好ましくは50〜2,000p
pmである。この範囲より少ないと密着性の効果が十分
に得られず、一方、多過ぎると液の保存安定性が低下す
るので好ましくない。
【0024】このようにして調製された塗布液は、その
ままでも使用できるが、塗布液中の固形分濃度(近似的
には塗布液中のSiO2 換算濃度)の調整のため、希釈
溶媒で希釈してから使用してもよい。この希釈溶媒とし
ては、前記した有機溶媒を用いるのが好ましい。
【0025】本発明の塗布液は、例えば半導体基板、ガ
ラス板、金属板、セラミックス板等の各基板上に、スピ
ンナー法、ロールコーター法、浸漬引上げ法、スプレー
法、スクリーン印刷法、刷毛塗り法等で塗布し、乾燥さ
せ塗膜を形成させた後、250〜500℃の温度で熱処
理することにより、SiO結合が進行し、より物性の優
れたシリカ系被膜が形成される。このようにして形成さ
れたシリカ系被膜は、保存安定性、絶縁性に優れるとと
もに、平坦性に優れ、厚膜にしてもクラックの発生がな
く、かつ基板界面での膜剥れがなく、密着性に優れる。
【0026】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。
【0027】(実施例1)トリエトキシシラン73.9
g(0.45モル)をエチレングリコールジメチルエー
テル799.0g(8.87モル)に溶解しかき混ぜ
た。次いで、純水24.2g(1.34モル)と濃硝酸
5ppmを混合したものを、ゆっくりかき混ぜながら滴
下した後、約3時間かき混ぜ、その後室温で6日間静置
させて溶液を得た。
【0028】この溶液を120〜140mmHg、40
℃にて1時間減圧蒸留し、固形分濃度を8重量%、エタ
ノールの濃度を3重量%の溶液とした。この溶液にシリ
コーン系界面活性剤であるSH30PA(東レ・ダウコ
ーニング・シリコーン(株)製)を2,000ppm添
加し、シリカ系被膜形成用塗布液とした。
【0029】調製した塗布液を4インチシリコンウェー
ハ上にアルミニウムの1.0μmの段差パターンを有す
る基板に、スピンナーにより塗布し、次いでホットプレ
ート上で乾燥させた後、空気中にて400℃で30分間
焼成して被膜を得、SEM(走査型電子顕微鏡)写真の
観察をしたところ、平坦化性は良好で、クラックの発生
もなく、基板界面に剥れもなかった。
【0030】(実施例2)トリエトキシシラン129.
6g(0.79モル)とテトラメトキシシラン60.1
g(0.40モル)を混合し、エチレングリコールジメ
チルエーテル662.7g(7.36モル)を加えかき
混ぜた。次いで、純水35.6g(2.0モル)と濃硝
酸333ppmを混合したものを、ゆっくりかき混ぜな
がら滴下した後、約3時間かき混ぜ、その後室温で5日
間静置させて溶液を得た。
【0031】この溶液を120〜140mmHg、40
℃にて1時間減圧蒸留し、固形分濃度を8重量%、アル
コール濃度を8重量%の溶液とした。この溶液にシリコ
ーン系界面活性剤であるSH30PA(東レ・ダウコー
ニング・シリコーン(株)製)を2,000ppm添加
し、シリカ系被膜形成用塗布液とした。
【0032】調製した塗布液を4インチシリコンウェー
ハ上にアルミニウムの1.0μmの段差パターンを有す
る基板に、スピンナーにより塗布し、次いでホットプレ
ート上で乾燥させた後、空気中にて400℃で30分間
焼成して被膜を得、SEM(走査型電子顕微鏡)写真の
観察をしたところ、平坦化性は良好で、クラックの発生
もなく、基板界面に剥れもなかった。
【0033】(実施例3)テトラメトキシシラン246
g(1.62モル)とモノメチルトリメトキシシラン2
20g(1.62モル)をエチレングリコールモノブチ
ルエーテル635g(5.37モル)に溶解しかき混ぜ
た。次いで、純水194g(10.78モル)と硝酸2
4ppmを混合したものを、ゆっくりかき混ぜながら滴
下した後、約5時間かき混ぜ、その後室温で5日間静置
させて固形分濃度15重量%の溶液とした。
【0034】この溶液にシリコーン系界面活性剤である
SH30PA(東レ・ダウコーニング・シリコーン
(株)製)を100ppm添加し、シリカ系被膜形成用
塗布液とした。
【0035】調製した塗布液を4インチシリコンウェー
ハ上にアルミニウムの1.0μmの段差パターンを有す
る基板に、スピンナーにより塗布し、次いでホットプレ
ート上で乾燥させた後、空気中にて400℃で30分間
焼成して被膜を得、SEM(走査型電子顕微鏡)写真の
観察をしたところ、平坦化性は良好で、クラックの発生
もなく、基板界面に剥れもなかった。
【0036】(実施例4)テトラメトキシシラン30
4.4g(2モル)とモノメチルトリメトキシシラン2
72.4g(2モル)とジメチルジメトキシシラン12
0.2g(1モル)とをブチルアルコール608.6g
(8.21モル)に溶解しかき混ぜた。次いで、純水1
94.4g(2.7モル)と硝酸27ppmを混合した
ものを、ゆっくりかき混ぜながら滴下した後、約5時間
かき混ぜ、その後室温で5日間静置させて固形分濃度2
0重量%の溶液とした。
【0037】この溶液にシリコーン系界面活性剤である
SH30PA(東レ・ダウコーニング・シリコーン
(株)製)を1,000ppm添加し、シリカ系被膜形
成用塗布液とした。
【0038】調製した塗布液を4インチシリコンウェー
ハ上にアルミニウムの1.0μmの段差パターンを有す
る基板に、スピンナーにより塗布し、次いでホットプレ
ート上で乾燥させた後、空気中にて400℃で30分間
焼成して被膜を得、SEM(走査型電子顕微鏡)写真の
観察をしたところ、平坦化性は良好で、クラックの発生
もなく、基板界面に剥れもなかった。
【0039】(実施例5)テトラエトキシシラン80.
76g(0.53モル)をエタノール298g(6.4
8モル)に溶解しかき混ぜた。次いで、純水76.5g
(4.25モル)と硝酸200ppmを混合したもの
を、ゆっくりかき混ぜながら滴下した後、約5時間かき
混ぜ、その後室温で5日間静置させて固形分濃度8重量
%の溶液とした。
【0040】この溶液にシリコーン系界面活性剤である
SH30PA(東レ・ダウコーニング・シリコーン
(株)製)を1,000ppm添加し、シリカ系被膜形
成用塗布液とした。
【0041】調製した塗布液を4インチシリコンウェー
ハ上にアルミニウムの1.0μmの段差パターンを有す
る基板に、スピンナーにより塗布し、次いでホットプレ
ート上で乾燥させた後、空気中にて400℃で30分間
焼成して被膜を得、SEM(走査型電子顕微鏡)写真の
観察をしたところ、平坦化性は良好で、クラックの発生
もなく、基板界面に剥れもなかった。
【0042】(比較例1)実施例1において、シリコー
ン系界面活性剤を省いた以外は、実施例1と同様にして
シリカ系被膜形成用塗布液とし、同様な評価を行ったと
ころ、平坦化性は良好で、クラックの発生もなかった
が、基板界面に剥れが生じた。
【0043】(比較例2)実施例2において、シリコー
ン系界面活性剤を省いた以外は、実施例2と同様にして
シリカ系被膜形成用塗布液とし、同様な評価を行ったと
ころ、平坦化性は良好で、クラックの発生もなかった
が、基板界面に剥れが生じた。
【0044】(比較例3)実施例3において、シリコー
ン系界面活性剤を省いた以外は、実施例3と同様にして
シリカ系被膜形成用塗布液とし、同様な評価を行ったと
ころ、平坦化性は良好で、クラックの発生もなかった
が、基板界面に剥れが生じた。
【0045】(比較例4)実施例4において、シリコー
ン系界面活性剤を省いた以外は、実施例4と同様にして
シリカ系被膜形成用塗布液とし、同様な評価を行ったと
ころ、平坦化性は良好で、クラックの発生もなかった
が、基板界面に剥れが生じた。
【0046】(比較例5)実施例1において、シリコー
ン系界面活性剤を、フッ素系界面活性剤で下記式(II
I)
【0047】
【化4】 で表されるEF−122A(トーケムプロダクツ(株)
製)に代えた以外は、実施例1と同様にしてシリカ系被
膜形成塗布液とし、同様な評価を行ったところ、1週間
でゲル化した。
【0048】(比較例6)実施例2において、シリコー
ン系界面活性剤を比較例5で用いたEF122Aに代え
た以外は、実施例2と同様にしてシリカ系被膜形成用塗
布液とし、同様な評価を行ったところ、1週間でゲル化
した。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、平
坦化性に優れ、クラック限界が高く、被膜とした際に基
板界面での剥れが生じず、密着性に優れたシリカ系被膜
形成用塗布液を提供することができ、半導体素子や液晶
表示素子等における層間絶縁膜、平坦化膜、保護膜の形
成や多層レジスト法用積層材として好適に用いられる。
フロントページの続き (72)発明者 中山 寿昌 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東 京応化工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)下記一般式(I) 【化1】 (式中、R1 は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、
    アリール基であり;R2は炭素数1〜4のアルキル基で
    あり;nは0〜2の整数である)で表されるアルコキシ
    シラン化合物の少なくとも1種を有機溶媒中、酸触媒の
    存在下で加水分解して得られる反応生成物と、(b)シ
    リコーン系界面活性剤を含有してなる、シリカ系被膜形
    成用塗布液。
  2. 【請求項2】 (b)成分がジメチルシロキサン基とオ
    キシアルキレン基を有する重合体である、請求項1記載
    のシリカ系被膜形成用塗布液。
JP35263495A 1995-12-29 1995-12-29 シリカ系被膜形成用塗布液 Expired - Fee Related JP4079383B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35263495A JP4079383B2 (ja) 1995-12-29 1995-12-29 シリカ系被膜形成用塗布液

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35263495A JP4079383B2 (ja) 1995-12-29 1995-12-29 シリカ系被膜形成用塗布液

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09183948A true JPH09183948A (ja) 1997-07-15
JP4079383B2 JP4079383B2 (ja) 2008-04-23

Family

ID=18425393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35263495A Expired - Fee Related JP4079383B2 (ja) 1995-12-29 1995-12-29 シリカ系被膜形成用塗布液

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4079383B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11100550A (ja) * 1997-09-25 1999-04-13 Shin Etsu Chem Co Ltd 光硬化性オルガノポリシロキサン組成物の硬化方法
WO2001074957A1 (en) * 2000-04-04 2001-10-11 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Coating composition for the production of insulating thin films
JP2001335746A (ja) * 2000-05-29 2001-12-04 Jsr Corp 膜形成用組成物の製造方法、膜形成用組成物および絶縁膜形成用材料
JP2004277502A (ja) * 2003-03-13 2004-10-07 Hitachi Chem Co Ltd シリカ系被膜形成用組成物、シリカ系被膜及びその形成方法並びにシリカ系被膜を備える電子部品
WO2008007576A1 (fr) 2006-07-14 2008-01-17 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Composition filmogène
JP2008248130A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Sharp Corp 層間絶縁膜形成用塗布液および層間絶縁膜を有する基板
KR101042252B1 (ko) * 2008-12-30 2011-06-17 한국생산기술연구원 실리카 코팅층의 치밀도 및 평활도 향상을 위한 코팅 조성물 및 코팅 형성 방법

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130330518A1 (en) 2011-02-24 2013-12-12 Toray Industries, Inc. Transfer film

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11100550A (ja) * 1997-09-25 1999-04-13 Shin Etsu Chem Co Ltd 光硬化性オルガノポリシロキサン組成物の硬化方法
WO2001074957A1 (en) * 2000-04-04 2001-10-11 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Coating composition for the production of insulating thin films
US6787191B2 (en) 2000-04-04 2004-09-07 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Coating composition for the production of insulating thin films
JP2001335746A (ja) * 2000-05-29 2001-12-04 Jsr Corp 膜形成用組成物の製造方法、膜形成用組成物および絶縁膜形成用材料
JP2004277502A (ja) * 2003-03-13 2004-10-07 Hitachi Chem Co Ltd シリカ系被膜形成用組成物、シリカ系被膜及びその形成方法並びにシリカ系被膜を備える電子部品
WO2008007576A1 (fr) 2006-07-14 2008-01-17 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Composition filmogène
US8563409B2 (en) 2006-07-14 2013-10-22 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Film-forming composition
JP2008248130A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Sharp Corp 層間絶縁膜形成用塗布液および層間絶縁膜を有する基板
KR101042252B1 (ko) * 2008-12-30 2011-06-17 한국생산기술연구원 실리카 코팅층의 치밀도 및 평활도 향상을 위한 코팅 조성물 및 코팅 형성 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4079383B2 (ja) 2008-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2739902B2 (ja) 酸化ケイ素系被膜形成用塗布液
TWI304077B (en) Method of forming organic silica-based film
JP3813268B2 (ja) 低誘電率シリカ系被膜形成用塗布液および低誘電率被膜付基材
TWI431040B (zh) Organic silicon dioxide film and method for forming the same, composition for forming insulating film of semiconductor device and manufacturing method thereof, and wiring structure
TW200536621A (en) Method for producing polymer, polymer, composition for forming insulating film, method for producing insulating film, and insulating film
JP4541080B2 (ja) 反射防止膜形成用組成物およびこれを用いた配線形成方法
KR20160030513A (ko) 불순물 확산 조성물 및 반도체 소자의 제조 방법
WO2005108469A1 (ja) 有機シリカ系膜の形成方法、有機シリカ系膜、配線構造体、半導体装置、および膜形成用組成物
JPWO2001048806A1 (ja) 低誘電率シリカ系被膜の形成方法および低誘電率被膜付半導体基板
JP4079383B2 (ja) シリカ系被膜形成用塗布液
JP2012134302A (ja) トレンチ埋め込み方法、及びトレンチ埋め込み用組成物
JP2000077410A (ja) 多層配線構造の形成方法
JP5139942B2 (ja) トレンチ埋め込み用樹脂組成物及びその製造方法
JP2011097024A (ja) 光半導体素子の製造方法、及び、光半導体素子保護層形成用組成物
TWI699006B (zh) p型不純物擴散組成物、使用其的半導體元件的製造方法及太陽電池的製造方法
JP4437456B2 (ja) 塗膜形成方法
TWI358427B (ja)
JPH10316934A (ja) シリカ被膜形成用塗布液
JP2004006890A (ja) 多層配線構造の形成方法
JP4611701B2 (ja) シリカ系被膜形成用塗布液
WO2019082803A1 (ja) 樹脂組成物、その硬化膜、それを具備する半導体素子および半導体素子の製造方法
JP2002097274A (ja) ケイ素ポリマー、膜形成用組成物および絶縁膜形成用材料
JP5411972B2 (ja) トレンチ埋め込み用樹脂組成物
JPH10237386A (ja) 絶縁膜形成用塗布液
JPH046563A (ja) 3層レジスト中間層用材料およびパターン形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050512

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050705

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070711

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080204

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130215

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140215

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees