JPH09184631A - 空気清浄形暖房装置 - Google Patents
空気清浄形暖房装置Info
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- JPH09184631A JPH09184631A JP35277595A JP35277595A JPH09184631A JP H09184631 A JPH09184631 A JP H09184631A JP 35277595 A JP35277595 A JP 35277595A JP 35277595 A JP35277595 A JP 35277595A JP H09184631 A JPH09184631 A JP H09184631A
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- Japan
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- metal filter
- combustion gas
- combustion chamber
- air
- combustion
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、燃焼室での燃焼で発生する可燃性
粒子を、電磁誘導で加熱される金属フィルターで完全燃
焼させることにより、清浄な暖気、温風を発生させるこ
とを課題とする。 【解決手段】 燃料タンク2からの燃料を燃焼させる燃
焼室3、燃焼ガスを温風吹出口9から吹き出す送風手段
30、燃焼室3と温風吹出口9を連絡する温風通路7を
構成するパイプ11に巻かれたコイル12、パイプ11
内に収納されコイル12の電磁誘導で加熱される金属フ
ィルター13とを備え、金属フィルター13は、燃焼ガ
スの通過方向に規則的に配列された部材からなり、フィ
ルター13の断面全体において渦電流が発生して加熱さ
れるように形成され、燃焼ガス中の可燃性微粒子をフィ
ルター13に接触させて燃焼させるものである。
粒子を、電磁誘導で加熱される金属フィルターで完全燃
焼させることにより、清浄な暖気、温風を発生させるこ
とを課題とする。 【解決手段】 燃料タンク2からの燃料を燃焼させる燃
焼室3、燃焼ガスを温風吹出口9から吹き出す送風手段
30、燃焼室3と温風吹出口9を連絡する温風通路7を
構成するパイプ11に巻かれたコイル12、パイプ11
内に収納されコイル12の電磁誘導で加熱される金属フ
ィルター13とを備え、金属フィルター13は、燃焼ガ
スの通過方向に規則的に配列された部材からなり、フィ
ルター13の断面全体において渦電流が発生して加熱さ
れるように形成され、燃焼ガス中の可燃性微粒子をフィ
ルター13に接触させて燃焼させるものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料を完全燃焼さ
せて清浄な暖気,温風を効率よく発生することのできる
空気清浄形暖房装置に関する。
せて清浄な暖気,温風を効率よく発生することのできる
空気清浄形暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の暖房装置としては、燃料に灯油、
ガス等の可燃燃料を使用し、この燃料を燃焼室で燃焼す
ることで熱を発生させて、暖気(温風)を外部に吹出す
温風型のものが一般に実用化されている。
ガス等の可燃燃料を使用し、この燃料を燃焼室で燃焼す
ることで熱を発生させて、暖気(温風)を外部に吹出す
温風型のものが一般に実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
暖房装置のように燃焼室で燃料を燃焼させると、装置の
外部には、すす等の可燃性微粒子を含んだ暖気(温風)
が吹き出され、特に室内で使用する際、空気の汚染によ
り、健康を害することがある。また、室外で使用する際
には、この可燃性微粒子が環境汚染の一因にもなる。
暖房装置のように燃焼室で燃料を燃焼させると、装置の
外部には、すす等の可燃性微粒子を含んだ暖気(温風)
が吹き出され、特に室内で使用する際、空気の汚染によ
り、健康を害することがある。また、室外で使用する際
には、この可燃性微粒子が環境汚染の一因にもなる。
【0004】本発明は、この問題を解決するためになさ
れたもので、燃焼室での燃焼で発生する可燃性の微粒子
を、電磁誘導で加熱される金属フィルターで完全燃焼さ
せることにより、清浄な暖気、温風を発生させることの
できる空気清浄形暖房装置を提供することを目的とす
る。
れたもので、燃焼室での燃焼で発生する可燃性の微粒子
を、電磁誘導で加熱される金属フィルターで完全燃焼さ
せることにより、清浄な暖気、温風を発生させることの
できる空気清浄形暖房装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の空気清浄形暖房装置では、請求項1におい
ては、燃料が貯留される燃料タンクと、前記燃料タンク
から供給される燃料を燃焼させる燃焼室と、前記燃焼室
で燃焼された燃焼ガスを吹出口から吹き出す送風手段
と、前記燃焼室と前記吹出口とを連絡し前記燃焼ガスが
通過する温風通路の少なくとも一部を構成する非磁性材
料のパイプ、該パイプに巻かれたコイル、および前記パ
イプ内に収納され前記コイルによる電磁誘導で加熱され
る金属フィルターとからなる微粒子低減器とを備え、前
記金属フィルターは、前記加熱ガスの通過方向に沿って
規則的に配列されフィルター断面の全体において渦電流
が発生して加熱されるように形成された部材からなり、
燃焼ガス中の可燃性微粒子を加熱された金属フィルター
に接触させて燃焼させるようにしたものである。コイル
の電磁誘導で加熱される金属フィルターを構成する部材
が、燃焼ガスの通過方向に沿って規則的に配列されてい
るので、圧力損失が少ないわりに、燃焼ガス中の可燃性
微粒子が各フィルター部材の壁に接触する機会を増やせ
る。また、金属フィルターはその断面全体が加熱される
ため、所定の温度によって可燃性微粒子を断面方向のム
ラがないように燃焼させ得る。
め、本発明の空気清浄形暖房装置では、請求項1におい
ては、燃料が貯留される燃料タンクと、前記燃料タンク
から供給される燃料を燃焼させる燃焼室と、前記燃焼室
で燃焼された燃焼ガスを吹出口から吹き出す送風手段
と、前記燃焼室と前記吹出口とを連絡し前記燃焼ガスが
通過する温風通路の少なくとも一部を構成する非磁性材
料のパイプ、該パイプに巻かれたコイル、および前記パ
イプ内に収納され前記コイルによる電磁誘導で加熱され
る金属フィルターとからなる微粒子低減器とを備え、前
記金属フィルターは、前記加熱ガスの通過方向に沿って
規則的に配列されフィルター断面の全体において渦電流
が発生して加熱されるように形成された部材からなり、
燃焼ガス中の可燃性微粒子を加熱された金属フィルター
に接触させて燃焼させるようにしたものである。コイル
の電磁誘導で加熱される金属フィルターを構成する部材
が、燃焼ガスの通過方向に沿って規則的に配列されてい
るので、圧力損失が少ないわりに、燃焼ガス中の可燃性
微粒子が各フィルター部材の壁に接触する機会を増やせ
る。また、金属フィルターはその断面全体が加熱される
ため、所定の温度によって可燃性微粒子を断面方向のム
ラがないように燃焼させ得る。
【0006】請求項2においては、前記金属フィルター
は、前記燃焼室の燃焼ガスを該金属フィルター内に流入
させて、連続的に通過させる前記送風手段を兼ね備えて
いることを特徴とするものである。金属フィルターは、
燃焼ガスに含まれる可燃性微粒子を燃焼させる燃焼機能
と、燃焼ガスをフィルター内に通過させる送風機能を兼
ね備えることになる。
は、前記燃焼室の燃焼ガスを該金属フィルター内に流入
させて、連続的に通過させる前記送風手段を兼ね備えて
いることを特徴とするものである。金属フィルターは、
燃焼ガスに含まれる可燃性微粒子を燃焼させる燃焼機能
と、燃焼ガスをフィルター内に通過させる送風機能を兼
ね備えることになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の空気清浄形暖房装
置について、図面を参照して説明する。図1は空気清浄
形暖房装置の機器構成図、図2は金属フィルターの断面
図である。図1において、空気清浄形暖房装置1は、内
部に燃料(軽油やガス等)を貯留する燃料タンク2と、
燃焼室3と、微粒子低減器4とを主要部として構成され
ている。燃料タンク2は噴射孔5を通して燃焼室3に連
絡されて、この噴射孔5から燃料が燃料室3内に噴射さ
れるようになっている。燃焼室3は空気吸入口6を通し
て装置1の外部から空気を取り込んで、噴射される燃料
を燃焼させる燃焼機能を有している。また、燃焼室3の
上部には、燃焼後の微粒子を含む燃焼ガスを燃焼室3外
に導く温風通路7が開口している。この温風通路7は、
燃焼室2から装置1の上方側に延びるダクト8に連続し
て略90度の角度だけ折れ曲がって温風吹出口9に至る
L字状の通路とされており、この温風通路7の横側通路
部10の途中に微粒子低減器4が配置されている。
置について、図面を参照して説明する。図1は空気清浄
形暖房装置の機器構成図、図2は金属フィルターの断面
図である。図1において、空気清浄形暖房装置1は、内
部に燃料(軽油やガス等)を貯留する燃料タンク2と、
燃焼室3と、微粒子低減器4とを主要部として構成され
ている。燃料タンク2は噴射孔5を通して燃焼室3に連
絡されて、この噴射孔5から燃料が燃料室3内に噴射さ
れるようになっている。燃焼室3は空気吸入口6を通し
て装置1の外部から空気を取り込んで、噴射される燃料
を燃焼させる燃焼機能を有している。また、燃焼室3の
上部には、燃焼後の微粒子を含む燃焼ガスを燃焼室3外
に導く温風通路7が開口している。この温風通路7は、
燃焼室2から装置1の上方側に延びるダクト8に連続し
て略90度の角度だけ折れ曲がって温風吹出口9に至る
L字状の通路とされており、この温風通路7の横側通路
部10の途中に微粒子低減器4が配置されている。
【0008】微粒子低減器4は、パイプ11と、コイル
12と、金属フィルター13と、インバータ14とから
なっている。
12と、金属フィルター13と、インバータ14とから
なっている。
【0009】パイプ11は、温風通路7の横側通路部1
0の少なくとも一部を構成して、温風吹出口9側に配置
されている。このパイプ11はセラミックの如く非磁性
体であって耐熱性と耐腐食性に優れた材料で、普通は断
面丸形に形成されている。尚、パイプ11は楕円形断面
のものや、四角断面のものを用いてもよい。そして、パ
イプ11内に金属フィルター13が収納されており、パ
イプ11の外周であって金属フィルター13が収納され
た部分に、コイル12が巻かれている。コイル12はリ
ッツ線を撚り合わせたものが用いられる。そして、この
コイル12に高周波電流を供給するためのインバータ1
4が接続されている。
0の少なくとも一部を構成して、温風吹出口9側に配置
されている。このパイプ11はセラミックの如く非磁性
体であって耐熱性と耐腐食性に優れた材料で、普通は断
面丸形に形成されている。尚、パイプ11は楕円形断面
のものや、四角断面のものを用いてもよい。そして、パ
イプ11内に金属フィルター13が収納されており、パ
イプ11の外周であって金属フィルター13が収納され
た部分に、コイル12が巻かれている。コイル12はリ
ッツ線を撚り合わせたものが用いられる。そして、この
コイル12に高周波電流を供給するためのインバータ1
4が接続されている。
【0010】金属フィルター13の材質は、電磁誘導が
生じやすい程度の透磁率を有し、燃焼室3で燃焼された
燃焼ガスに対する耐蝕性を兼ね備えたものである。この
ような材料としては、マルテンサイト系ステンレス、ニ
ッケル合金、クロム合金等がある。
生じやすい程度の透磁率を有し、燃焼室3で燃焼された
燃焼ガスに対する耐蝕性を兼ね備えたものである。この
ような材料としては、マルテンサイト系ステンレス、ニ
ッケル合金、クロム合金等がある。
【0011】次に、金属フィルター13の内部構造を図
2により説明する。図2には3種類のものが示されてい
るが、いずれの金属フィルター13もパイプ11の軸方
向に延びる板部材又は小径パイプ部材の多数を規則的に
配列したものであり、これらの板部材又は小径パイプ部
材は電気的導通が可能なように溶接又は金属ろう付けで
接合されている。先ず、図2(a)に示す金属フィルタ
ー13は、横板部材21と縦板部材22とを格子状に組
み上げ、各板部材21,22同士を溶接又は金属ろう着
けで接合したものである。また、図2(b)に示す金属
フィルター13は、板部材23を平行且つ等間隔に列設
し、各板部材23同士を要所に配置された連結バー24
で貫き、形状保持と板部材23間の電気導通を確保した
ものである。そして、図2(c)に示す金属フィルター
13は、小径パイプ部材25を密に束ねて溶接又は金属
ろう付けで接合したものであり、小径パイプ部材25内
の空間及び小径パイプ部材25間の空間を燃焼ガス通路
にしたものである。
2により説明する。図2には3種類のものが示されてい
るが、いずれの金属フィルター13もパイプ11の軸方
向に延びる板部材又は小径パイプ部材の多数を規則的に
配列したものであり、これらの板部材又は小径パイプ部
材は電気的導通が可能なように溶接又は金属ろう付けで
接合されている。先ず、図2(a)に示す金属フィルタ
ー13は、横板部材21と縦板部材22とを格子状に組
み上げ、各板部材21,22同士を溶接又は金属ろう着
けで接合したものである。また、図2(b)に示す金属
フィルター13は、板部材23を平行且つ等間隔に列設
し、各板部材23同士を要所に配置された連結バー24
で貫き、形状保持と板部材23間の電気導通を確保した
ものである。そして、図2(c)に示す金属フィルター
13は、小径パイプ部材25を密に束ねて溶接又は金属
ろう付けで接合したものであり、小径パイプ部材25内
の空間及び小径パイプ部材25間の空間を燃焼ガス通路
にしたものである。
【0012】このように、金属フィルター13の断面
が、図2(a)〜図2(c)に示すように、板部材21
〜23又は小径パイプ部材25を規則正しく組み上げ、
これら部材21〜23,25が電気的に独立することな
く、特にパイプ11の半径方向に導通しやすい構造にす
ると、電磁誘導による渦電流の発生が金属フィルター1
3の断面の略全域にわたって生じ、断面での発熱ムラが
少なくなる。また、板部材21〜23又は小径パイプ部
材25は軸方向に延在しているため、燃焼室3からの燃
焼ガスは板部材21〜23又は小径パイプ部材25で区
切られた小さなセグメントに沿って軸方向に流れる。そ
の結果、燃焼ガスの圧力損失が少ない割に、板部材21
〜23又は小径パイプ部材25で区切られた小さくて細
長いセグメントの壁に燃焼ガス中に含まれる可燃性の微
粒子が接触する可能性が大きくなる。なお、図2(a)
〜図2(c)では、金属フィルター13を多数の部材か
ら形成しているが、これ以外に、例えば波板状の一枚の
部材を折り畳むように重合させて燃焼ガスの規則的な通
路を形成した金属フィルターとすることも可能である。
が、図2(a)〜図2(c)に示すように、板部材21
〜23又は小径パイプ部材25を規則正しく組み上げ、
これら部材21〜23,25が電気的に独立することな
く、特にパイプ11の半径方向に導通しやすい構造にす
ると、電磁誘導による渦電流の発生が金属フィルター1
3の断面の略全域にわたって生じ、断面での発熱ムラが
少なくなる。また、板部材21〜23又は小径パイプ部
材25は軸方向に延在しているため、燃焼室3からの燃
焼ガスは板部材21〜23又は小径パイプ部材25で区
切られた小さなセグメントに沿って軸方向に流れる。そ
の結果、燃焼ガスの圧力損失が少ない割に、板部材21
〜23又は小径パイプ部材25で区切られた小さくて細
長いセグメントの壁に燃焼ガス中に含まれる可燃性の微
粒子が接触する可能性が大きくなる。なお、図2(a)
〜図2(c)では、金属フィルター13を多数の部材か
ら形成しているが、これ以外に、例えば波板状の一枚の
部材を折り畳むように重合させて燃焼ガスの規則的な通
路を形成した金属フィルターとすることも可能である。
【0013】図1に戻り、金属フィルター13は、燃焼
室3から燃焼ガスを吸引して温風吹出口9側に吐出させ
る送風手段30(ファン)を兼ね備えている。送風手段
30は、金属フィルター13の両端側に形成された翼形
状部31と、金属フィルター13を軸方向に貫通する送
風軸32と、送風軸32を回動させる送風用モータ33
からなっている。翼形状部31は、送風軸32を軸心と
して金属フィルター13を回転した時に、燃焼室3の燃
焼ガスを金属フィルター13内に流入させて、連続的に
通過させるファン機能を発揮する形状とされている。そ
して、金属フィルター13は、この外周がパイプ11内
周に接触しないように挿入され、送風軸32を燃焼室3
側と温風吹出口9側とに設けられた各支持体34,34
に回転自在に軸支することで、パイプ11内に横置きに
されている。各支持体34,34は、燃焼室3からの燃
焼ガスの通過を可能とする多数の通過孔34a…を有
し、又は網目状になっている。
室3から燃焼ガスを吸引して温風吹出口9側に吐出させ
る送風手段30(ファン)を兼ね備えている。送風手段
30は、金属フィルター13の両端側に形成された翼形
状部31と、金属フィルター13を軸方向に貫通する送
風軸32と、送風軸32を回動させる送風用モータ33
からなっている。翼形状部31は、送風軸32を軸心と
して金属フィルター13を回転した時に、燃焼室3の燃
焼ガスを金属フィルター13内に流入させて、連続的に
通過させるファン機能を発揮する形状とされている。そ
して、金属フィルター13は、この外周がパイプ11内
周に接触しないように挿入され、送風軸32を燃焼室3
側と温風吹出口9側とに設けられた各支持体34,34
に回転自在に軸支することで、パイプ11内に横置きに
されている。各支持体34,34は、燃焼室3からの燃
焼ガスの通過を可能とする多数の通過孔34a…を有
し、又は網目状になっている。
【0014】次に、インバータ14の回路例を図3によ
り説明する。図3のインバータ14は、4個の主スイッ
チS1〜S4を順次、切り換えて正逆の電流を生じさせ
るものである。この主スイッチS1〜S4には、IGB
T,B−SIT,MOSFET等の半導体デバイスによ
る自己消弧型スイッチが用いられている。特に、図3の
回路は、ソフトスイッチングが可能なように、主スイッ
チS1,S2に逆並列ダイオードDp1,Dp2を接続
し、このダイオードDp1,Dp2に小リアクトルL
1,L2をそれぞれ接続し、主スイッチS3,S4には
逆並列ダイオードを接続せず、直列にそれぞれ逆電流防
止、逆耐圧用のダイオードDs3,Ds4を接続して構
成したものである。なお、Edは商用電源、整流部及び
非平滑フィルター等からなる電源部である。また、主ス
イッチS1,S4の中間と主スイッチS2,S3の中間
に接続される金属フィルター13は、漏れインダクタン
スの大きいトランス回路モデルに近似でき、L0 とR0
からなる単純なR−L回路で表示される。このR−L回
路に補償コンデンサC0 を直列に接続すると、電気回路
定数が殆ど変化しない不時変回路系になる。
り説明する。図3のインバータ14は、4個の主スイッ
チS1〜S4を順次、切り換えて正逆の電流を生じさせ
るものである。この主スイッチS1〜S4には、IGB
T,B−SIT,MOSFET等の半導体デバイスによ
る自己消弧型スイッチが用いられている。特に、図3の
回路は、ソフトスイッチングが可能なように、主スイッ
チS1,S2に逆並列ダイオードDp1,Dp2を接続
し、このダイオードDp1,Dp2に小リアクトルL
1,L2をそれぞれ接続し、主スイッチS3,S4には
逆並列ダイオードを接続せず、直列にそれぞれ逆電流防
止、逆耐圧用のダイオードDs3,Ds4を接続して構
成したものである。なお、Edは商用電源、整流部及び
非平滑フィルター等からなる電源部である。また、主ス
イッチS1,S4の中間と主スイッチS2,S3の中間
に接続される金属フィルター13は、漏れインダクタン
スの大きいトランス回路モデルに近似でき、L0 とR0
からなる単純なR−L回路で表示される。このR−L回
路に補償コンデンサC0 を直列に接続すると、電気回路
定数が殆ど変化しない不時変回路系になる。
【0015】図4(a)及び図4(b)の波形図におい
て、i1,i2波形に示されるように、Dp1,Dp2
が導通している(i1=i2<0)時点で、S3,S4
をトリガーしてターンオンすると、Dp1,Dp2を流
れていた電流は、L1,L2の作用により急激に零にな
らず、ある傾きをもって減少する。それと同時に、S
3,S4のターンオンによる電流i3,i4も、L0 を
流れる電流i0=i1−i4が急変できないため、零か
らある傾きをもって増加する。
て、i1,i2波形に示されるように、Dp1,Dp2
が導通している(i1=i2<0)時点で、S3,S4
をトリガーしてターンオンすると、Dp1,Dp2を流
れていた電流は、L1,L2の作用により急激に零にな
らず、ある傾きをもって減少する。それと同時に、S
3,S4のターンオンによる電流i3,i4も、L0 を
流れる電流i0=i1−i4が急変できないため、零か
らある傾きをもって増加する。
【0016】すなわち、Dp1,Dp2ターンオフにお
けるZCS動作と、S3,S4ターンオンにおけるZC
S(Zero,Current Switching)
動作とが実現する。ターンオンしたS3,S4の電流
は、共振によりi3=i4=0になると、自然にZCS
動作によりターンオフする。また、S1,S2は、t=
0においてトリガするとi1=i2=0から立ち上が
り、ZCS動作をする。このように余分なアクティブス
イッチを付加することなく、全てのスイッチがソフトス
イッチングのZCS動作を実現することができる。
けるZCS動作と、S3,S4ターンオンにおけるZC
S(Zero,Current Switching)
動作とが実現する。ターンオンしたS3,S4の電流
は、共振によりi3=i4=0になると、自然にZCS
動作によりターンオフする。また、S1,S2は、t=
0においてトリガするとi1=i2=0から立ち上が
り、ZCS動作をする。このように余分なアクティブス
イッチを付加することなく、全てのスイッチがソフトス
イッチングのZCS動作を実現することができる。
【0017】さらに、図4(a)に対する図4(b)の
ように、S1,S2とS3,S4のトリガする時間遅れ
td(位相差)を変化させると、Dp1,Dp2を流れ
る電流(回生電流)の大きさを制御することができ、そ
の結果、入力電流idひいては入出力電力を調整でき
る。すなわち、出力周波数を変化して、入出力電力を制
御する方法に対して、一定周波数で、入出力電力を制御
できることを意味し、しかも、高周波特有のサージ電圧
やスイッチング損失をZCS動作によって解決してい
る。
ように、S1,S2とS3,S4のトリガする時間遅れ
td(位相差)を変化させると、Dp1,Dp2を流れ
る電流(回生電流)の大きさを制御することができ、そ
の結果、入力電流idひいては入出力電力を調整でき
る。すなわち、出力周波数を変化して、入出力電力を制
御する方法に対して、一定周波数で、入出力電力を制御
できることを意味し、しかも、高周波特有のサージ電圧
やスイッチング損失をZCS動作によって解決してい
る。
【0018】なお、上述したソフトスイッチングが可能
なインバータに限らず、電圧型直列付加共振フルブリッ
ジによる位相シフトPWM方式や、アクティブPAM整
流回路や高周波トランジスタチョッパによる電流電源制
御(PAM方式)や可変周波数制御(PFM方式)やパ
ルスサイクル制御によるパルス密度変調制御(PDM方
式)やこれらの各種方式にソフトスイッチング促進用補
助回路を備えたものが使用できる。
なインバータに限らず、電圧型直列付加共振フルブリッ
ジによる位相シフトPWM方式や、アクティブPAM整
流回路や高周波トランジスタチョッパによる電流電源制
御(PAM方式)や可変周波数制御(PFM方式)やパ
ルスサイクル制御によるパルス密度変調制御(PDM方
式)やこれらの各種方式にソフトスイッチング促進用補
助回路を備えたものが使用できる。
【0019】上述に示した各機器を備えた図1の空気清
浄形暖房装置1においては、インバータ14によって高
周波(10〜100KHz)を励磁コイルとしてのコイ
ル12に印加すると、高周波磁束が金属フィルター13
を貫通することになる。すると、金属フィルター13を
構成する各部材21〜25の表面に起電力が発生し、そ
の結果、渦電流が流れる。この渦電流が金属フィルター
13の断面の全体に略均一又は中心部が周辺部より多く
生じ、金属フィルター13の部材の表面が非接触加熱さ
れ、600°C以上、好ましくは650°C以上の高温
になる。
浄形暖房装置1においては、インバータ14によって高
周波(10〜100KHz)を励磁コイルとしてのコイ
ル12に印加すると、高周波磁束が金属フィルター13
を貫通することになる。すると、金属フィルター13を
構成する各部材21〜25の表面に起電力が発生し、そ
の結果、渦電流が流れる。この渦電流が金属フィルター
13の断面の全体に略均一又は中心部が周辺部より多く
生じ、金属フィルター13の部材の表面が非接触加熱さ
れ、600°C以上、好ましくは650°C以上の高温
になる。
【0020】この状態で、装置1の燃料タンク2と空気
吸入口6から燃料と空気を燃焼室3に取り込んで連続的
に燃焼させ、送風用モータ33を駆動して発熱体である
金属フィルター13を回転させると、燃焼した燃焼ガス
が燃焼室3外に吸引されて、金属フィルター13の翼形
状部31によりこの内部に導かれる。そして、金属フィ
ルター13の各部材21〜23,25に沿って燃焼ガス
通路が形成され、燃焼ガスが各部材21〜25で区切ら
れた軸方向に細長いセグメントを通過する。その際、燃
焼ガス中に含まれる可燃性微粒子が各部材21〜25の
壁に接触して瞬時に燃焼し、低減されて、温風吹出口9
から装置1の外部である暖房対象の室内等に清浄暖気と
して吹き出される。なお、金属フィルター13を通過す
る燃焼ガスは650°C以上に加熱されているので、温
風吹出口9の上流側で図示しない温度調整手段等で設定
された温度にまで温度調整されるようになっている。
吸入口6から燃料と空気を燃焼室3に取り込んで連続的
に燃焼させ、送風用モータ33を駆動して発熱体である
金属フィルター13を回転させると、燃焼した燃焼ガス
が燃焼室3外に吸引されて、金属フィルター13の翼形
状部31によりこの内部に導かれる。そして、金属フィ
ルター13の各部材21〜23,25に沿って燃焼ガス
通路が形成され、燃焼ガスが各部材21〜25で区切ら
れた軸方向に細長いセグメントを通過する。その際、燃
焼ガス中に含まれる可燃性微粒子が各部材21〜25の
壁に接触して瞬時に燃焼し、低減されて、温風吹出口9
から装置1の外部である暖房対象の室内等に清浄暖気と
して吹き出される。なお、金属フィルター13を通過す
る燃焼ガスは650°C以上に加熱されているので、温
風吹出口9の上流側で図示しない温度調整手段等で設定
された温度にまで温度調整されるようになっている。
【0021】尚、本発明における空気清浄形暖房装置1
では、金属フィルター13が送風手段30を兼ね備えた
ものを示したが、これに限定されるものでなく、図5に
示すように、金属フィルター13自体を回転するのでは
なく、微粒子低減器4の上流側(燃焼室3側)に、図示
しないファン用モータで回転されるファン機器35を別
途に配置したものであってもよい。また、図6に示す空
気清浄形暖房装置1は、装置1上端に温風吹出口9が開
口されて、この温度吹出口9と燃焼室3とを連絡する温
風通路7がほぼ直線的に形成されたものである。温風通
路6の縦側通路10Aには、図1及び図2で説明した微
粒子低減器4を配して、金属フィルター13をパイプ1
1内に縦置きにした例を示すものである。また、微粒子
低減器4の下流側(温風吹出口9側)に、ファン機器3
5を別途に配置している。
では、金属フィルター13が送風手段30を兼ね備えた
ものを示したが、これに限定されるものでなく、図5に
示すように、金属フィルター13自体を回転するのでは
なく、微粒子低減器4の上流側(燃焼室3側)に、図示
しないファン用モータで回転されるファン機器35を別
途に配置したものであってもよい。また、図6に示す空
気清浄形暖房装置1は、装置1上端に温風吹出口9が開
口されて、この温度吹出口9と燃焼室3とを連絡する温
風通路7がほぼ直線的に形成されたものである。温風通
路6の縦側通路10Aには、図1及び図2で説明した微
粒子低減器4を配して、金属フィルター13をパイプ1
1内に縦置きにした例を示すものである。また、微粒子
低減器4の下流側(温風吹出口9側)に、ファン機器3
5を別途に配置している。
【0022】
【発明の効果】このように、本発明の空気清浄形暖房装
置によれば、請求項1では、コイルの電磁誘導で加熱さ
れる金属フィルターを構成する部材が、燃焼ガスの通過
方向に沿って規則的に配列されているので、圧力損失が
少ないわりに、燃焼ガス中の可燃性微粒子がフィルター
の壁に接触する機会を増やせる。また、金属フィルター
はその断面全体が加熱されるため、所定の温度によって
可燃性微粒子を断面方向のムラがないように燃焼させ得
る。この結果、必要以上に金属フィルターを加熱するこ
となく、効率良く燃焼ガスに含まれるすす等の可燃性粒
子を燃焼させることができ、従って、清浄な暖気(温
風)を、暖房対象(室内等)に吹き出すことができるの
で、健康上からも環境上からも良好な暖房装置を得るこ
とが可能となる。
置によれば、請求項1では、コイルの電磁誘導で加熱さ
れる金属フィルターを構成する部材が、燃焼ガスの通過
方向に沿って規則的に配列されているので、圧力損失が
少ないわりに、燃焼ガス中の可燃性微粒子がフィルター
の壁に接触する機会を増やせる。また、金属フィルター
はその断面全体が加熱されるため、所定の温度によって
可燃性微粒子を断面方向のムラがないように燃焼させ得
る。この結果、必要以上に金属フィルターを加熱するこ
となく、効率良く燃焼ガスに含まれるすす等の可燃性粒
子を燃焼させることができ、従って、清浄な暖気(温
風)を、暖房対象(室内等)に吹き出すことができるの
で、健康上からも環境上からも良好な暖房装置を得るこ
とが可能となる。
【0023】請求項2では、請求項1の効果に加えて、
金属フィルターは、燃焼ガスに含まれる可燃性微粒子
を燃焼させる燃焼機能と、燃焼ガスをフィルター内に通
過させる送風機能を兼ね備えることになり、装置の小型
化が可能となる。
金属フィルターは、燃焼ガスに含まれる可燃性微粒子
を燃焼させる燃焼機能と、燃焼ガスをフィルター内に通
過させる送風機能を兼ね備えることになり、装置の小型
化が可能となる。
【図1】本発明の空気清浄形暖房装置の機器構成図であ
る。
る。
【図2】図1における金属フィルターの断面図である。
【図3】図1におけるインバータの回路図である。
【図4】図3におけるインバータの波形図である。
【図5】本発明の第1変形例における空気清浄形暖房装
置の機器構成図である。
置の機器構成図である。
【図6】本発明の第2変形例における空気清浄形暖房装
置の機器構成図である。
置の機器構成図である。
1 空気清浄形暖房装置 2 燃料タンク 3 燃焼室 4 微粒子低減器 7 温風通路 9 温風吹出口 11 パイプ 12 コイル 13 金属フィルター 21 横板部材 22 縦板部材 23 板部材 25 小径パイプ部材 30 送風手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 定夫 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 燃料が貯留される燃料タンクと、 前記燃料タンクから供給される燃料を燃焼させる燃焼室
と、 前記燃焼室で燃焼された燃焼ガスを吹出口から吹き出す
送風手段と、 前記燃焼室と前記吹出口とを連絡し前記燃焼ガスが通過
する温風通路の少なくとも一部を構成する非磁性材料の
パイプ、該パイプに巻かれたコイル、および前記パイプ
内に収納され前記コイルによる電磁誘導で加熱される金
属フィルターとからなる微粒子低減器とを備え、 前記金属フィルターは、前記燃焼ガスの通過方向に沿っ
て規則的に配列されフィルター断面の全体において渦電
流が発生して加熱されるように形成された部材からな
り、燃焼ガス中の可燃性微粒子を加熱された前記金属フ
ィルターに接触させて燃焼させるようにした空気清浄形
暖房装置。 - 【請求項2】 前記金属フィルターは、前記燃焼室の燃
焼ガスを該金属フィルター内に流入させて、連続的に通
過させる前記送風手段を兼ね備えていることを特徴とす
る請求項1記載の空気清浄形暖房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35277595A JPH09184631A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 空気清浄形暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35277595A JPH09184631A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 空気清浄形暖房装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09184631A true JPH09184631A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18426357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35277595A Pending JPH09184631A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 空気清浄形暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09184631A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200107162A (ko) * | 2019-03-06 | 2020-09-16 | 최윤수 | 유도가열기 및 이를 이용한 히터 |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP35277595A patent/JPH09184631A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200107162A (ko) * | 2019-03-06 | 2020-09-16 | 최윤수 | 유도가열기 및 이를 이용한 히터 |
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