JPH09186263A - 集積回路用パッケージ本体及びその製造方法 - Google Patents
集積回路用パッケージ本体及びその製造方法Info
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- JPH09186263A JPH09186263A JP7352562A JP35256295A JPH09186263A JP H09186263 A JPH09186263 A JP H09186263A JP 7352562 A JP7352562 A JP 7352562A JP 35256295 A JP35256295 A JP 35256295A JP H09186263 A JPH09186263 A JP H09186263A
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- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W72/00—Interconnections or connectors in packages
- H10W72/50—Bond wires
- H10W72/541—Dispositions of bond wires
- H10W72/5449—Dispositions of bond wires not being orthogonal to a side surface of the chip, e.g. fan-out arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W90/00—Package configurations
- H10W90/701—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts
- H10W90/751—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bond wires
- H10W90/754—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bond wires between a chip and a stacked insulating package substrate, interposer or RDL
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボンディングパッドを形成するメタライズ層
のメッキを、短絡を防止しつつ行い得る集積回路用パッ
ケージ本体及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 第1層14の上に第2層16を、該第2
層16の開口部16aの端部がメタライズ層32の細く
配置されている根元部32bと接するように圧着する。
即ち、メタライズ層32の根元部32bを細く配置し、
開口部76aの端部に於いて隣接するメタライズ層32
層相互の距離を離してあるため、第1層14と第2層1
6とを焼成前のグリーンシートの状態で圧着する際に、
金属ペースト層(メタライズ層32)間を確実に絶縁で
きる。
のメッキを、短絡を防止しつつ行い得る集積回路用パッ
ケージ本体及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 第1層14の上に第2層16を、該第2
層16の開口部16aの端部がメタライズ層32の細く
配置されている根元部32bと接するように圧着する。
即ち、メタライズ層32の根元部32bを細く配置し、
開口部76aの端部に於いて隣接するメタライズ層32
層相互の距離を離してあるため、第1層14と第2層1
6とを焼成前のグリーンシートの状態で圧着する際に、
金属ペースト層(メタライズ層32)間を確実に絶縁で
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子等の集
積回路チップを装着するための集積回路用パッケージ本
体及びその製造方法に関するものである。
積回路チップを装着するための集積回路用パッケージ本
体及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】集積回路チップ等を装着するセラミック
パッケージ本体には、未焼成のセラミックグリーンシー
トにタングステン等のペーストを回路配線用として印刷
或いは貫通穴に充填した後、積層・成形して焼成する、
同時焼成法により製造したものが多く用いられている。
パッケージ本体には、未焼成のセラミックグリーンシー
トにタングステン等のペーストを回路配線用として印刷
或いは貫通穴に充填した後、積層・成形して焼成する、
同時焼成法により製造したものが多く用いられている。
【0003】このセラミックパッケージ本体について、
図14及び図15を参照して説明する。図14は、従来
技術のセラミックパッケージ本体の平面図を、図15は
一部切り欠き側面図を示している。図15に表すよう
に、セラミックパッケージ本体410は、同時焼成され
た絶縁層412、414、416からなり、底面をなす
絶縁層(底部層)412と、第1層414及び第2層4
16に設けた第1及び第2の開口より内周壁が階段状の
空所(凹部)を備えている。第1層414と第2層41
6との間には、上記タングステン等のペーストを塗布し
同時焼成することにより形成されたメタライズ層432
が配置されている。該メタライズ層432のうち第1層
414上で空所内に露出している部分は、ニッケル及び
金等のメッキが施されて、集積回路20からの結線用の
ボンディングワイヤ40が接続されるボンディングパッ
ド430として列設されている。各々のボンディングパ
ッド430は、パッケージ本体410の内部を通じて外
部への接続用のピン450などと接続されている。この
ボンディングパッド430は、図14に示すようにセラ
ミックパッケージ本体410にストライプ状に配置され
ている。
図14及び図15を参照して説明する。図14は、従来
技術のセラミックパッケージ本体の平面図を、図15は
一部切り欠き側面図を示している。図15に表すよう
に、セラミックパッケージ本体410は、同時焼成され
た絶縁層412、414、416からなり、底面をなす
絶縁層(底部層)412と、第1層414及び第2層4
16に設けた第1及び第2の開口より内周壁が階段状の
空所(凹部)を備えている。第1層414と第2層41
6との間には、上記タングステン等のペーストを塗布し
同時焼成することにより形成されたメタライズ層432
が配置されている。該メタライズ層432のうち第1層
414上で空所内に露出している部分は、ニッケル及び
金等のメッキが施されて、集積回路20からの結線用の
ボンディングワイヤ40が接続されるボンディングパッ
ド430として列設されている。各々のボンディングパ
ッド430は、パッケージ本体410の内部を通じて外
部への接続用のピン450などと接続されている。この
ボンディングパッド430は、図14に示すようにセラ
ミックパッケージ本体410にストライプ状に配置され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年の集積回路チップ
の高集積化により、集積回路チップの入出力端子が増加
し、それぞれの入出力端子と接続するために、パッケー
ジ表面に配置するボンディングパッドの数が増加して、
ボンディングパッドのファィンピッチ化が必要となって
いる。しかし、ボンディングパッドは、該集積回路との
接続を確実に行い得るようにするため、ある程度の幅、
例えばワイヤボンディングにおいてはワイヤボンダーの
性能にもよるが、一般には少なくとも130〜150μ
m以上の幅が必要とされる。このため、一定の大きさの
パッケージに多くのボンディングパッドを収容するため
に、隣接するボンディングパッド間の隙間を詰め、即
ち、パッド間の絶縁幅を狭くして配置することが必要と
なってくる。
の高集積化により、集積回路チップの入出力端子が増加
し、それぞれの入出力端子と接続するために、パッケー
ジ表面に配置するボンディングパッドの数が増加して、
ボンディングパッドのファィンピッチ化が必要となって
いる。しかし、ボンディングパッドは、該集積回路との
接続を確実に行い得るようにするため、ある程度の幅、
例えばワイヤボンディングにおいてはワイヤボンダーの
性能にもよるが、一般には少なくとも130〜150μ
m以上の幅が必要とされる。このため、一定の大きさの
パッケージに多くのボンディングパッドを収容するため
に、隣接するボンディングパッド間の隙間を詰め、即
ち、パッド間の絶縁幅を狭くして配置することが必要と
なってくる。
【0005】しかしながら、となりあうボンディングパ
ッド間の間隔を狭くすると、ボンディングパッド相互で
短絡などの不具合が発生し易くなる。このボンディング
パッド相互の短絡等について図16を参照して説明す
る。図16は、図15に示すパッケージをA方向から見
た矢視部分拡大図である。本来、第1層414と第2層
416とは、各ボンディングパッド430A、B、Cの
間の部分、即ち、絶縁部434a、434bにおいて接
合していなければならない。焼成前の階段で、第1層4
14及び第2層416になるセラミックグリーンシート
を積層、圧着するからである。しかし、焼成後にメタラ
イズ層となるぺースト層には厚み(通常10〜30μ
m)がある。それ故、絶縁部434a、bとなる隣接す
るペースト層が狭い場合にはグリーンシートが十分に変
形せず、絶縁部434a、bにおいて、第1層414と
第2層416の間にすき間が生じることがあり(絶縁部
424b部参照)、この上下のシート間にすき間を生じ
たまま焼成されることになるからである。
ッド間の間隔を狭くすると、ボンディングパッド相互で
短絡などの不具合が発生し易くなる。このボンディング
パッド相互の短絡等について図16を参照して説明す
る。図16は、図15に示すパッケージをA方向から見
た矢視部分拡大図である。本来、第1層414と第2層
416とは、各ボンディングパッド430A、B、Cの
間の部分、即ち、絶縁部434a、434bにおいて接
合していなければならない。焼成前の階段で、第1層4
14及び第2層416になるセラミックグリーンシート
を積層、圧着するからである。しかし、焼成後にメタラ
イズ層となるぺースト層には厚み(通常10〜30μ
m)がある。それ故、絶縁部434a、bとなる隣接す
るペースト層が狭い場合にはグリーンシートが十分に変
形せず、絶縁部434a、bにおいて、第1層414と
第2層416の間にすき間が生じることがあり(絶縁部
424b部参照)、この上下のシート間にすき間を生じ
たまま焼成されることになるからである。
【0006】しかして、メタライズ層432にメッキを
被着してボンディングパッド430とするのであるが、
無電解メッキを行う場合には、前処理の活性化処理液
が、すき間に残留したまま、無電解メッキ処理を行う
と、すき間部分にメッキが付着して、隣接するボンディ
ングパッド430A、B、C間で導通(短絡)してしま
う。また電解メッキを行う場合には、電解液が残留し
て、隣接するボンディングパッド間の絶縁抵抗を低下さ
せたり、メッキの変色を引き起こしたりする。
被着してボンディングパッド430とするのであるが、
無電解メッキを行う場合には、前処理の活性化処理液
が、すき間に残留したまま、無電解メッキ処理を行う
と、すき間部分にメッキが付着して、隣接するボンディ
ングパッド430A、B、C間で導通(短絡)してしま
う。また電解メッキを行う場合には、電解液が残留し
て、隣接するボンディングパッド間の絶縁抵抗を低下さ
せたり、メッキの変色を引き起こしたりする。
【0007】かかる問題点を解決するため、本出願人
は、特開平7−147355公報にて短絡を防止する方
法を提案した。この方法では、図17及び図18に示す
ように、第1層514の上に配置したメタライズ層53
2の上にメタライズ層相互を絶縁する絶縁コーティング
552を備え、その上に第2層516を積層してなる。
そして、メタライズ層532のうち該第1層514上に
露出している部分には、ニッケル及び金等のメッキを施
す。即ち、第2層516の端部516aの下に絶縁コー
ティング552を配置することによって、メタライズ層
532相互を絶縁している。
は、特開平7−147355公報にて短絡を防止する方
法を提案した。この方法では、図17及び図18に示す
ように、第1層514の上に配置したメタライズ層53
2の上にメタライズ層相互を絶縁する絶縁コーティング
552を備え、その上に第2層516を積層してなる。
そして、メタライズ層532のうち該第1層514上に
露出している部分には、ニッケル及び金等のメッキを施
す。即ち、第2層516の端部516aの下に絶縁コー
ティング552を配置することによって、メタライズ層
532相互を絶縁している。
【0008】たしかに、この方法のよればメタライズ層
相互は良好に絶縁することができる。しかし、この方法
は絶縁コーティングを塗布、乾燥する工程が増加するの
で、その分、工程が長くなり、また、コストアップとな
る欠点があった。特に空所内周壁を2段以上の階段形状
に形成し、各階段部にボンディングパッドの列を設ける
タイプのパッケージ本体においては塗布回数が段部の数
に応じて増加するのでその影響が大きい。また、絶縁コ
ーティングの塗布位置合わせも正確に行わなければなら
ず面倒であった。
相互は良好に絶縁することができる。しかし、この方法
は絶縁コーティングを塗布、乾燥する工程が増加するの
で、その分、工程が長くなり、また、コストアップとな
る欠点があった。特に空所内周壁を2段以上の階段形状
に形成し、各階段部にボンディングパッドの列を設ける
タイプのパッケージ本体においては塗布回数が段部の数
に応じて増加するのでその影響が大きい。また、絶縁コ
ーティングの塗布位置合わせも正確に行わなければなら
ず面倒であった。
【0009】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、ボンデ
ィングパッドとなるメタライズ層へのメッキを、短絡を
防止しつつ行い得る集積回路用パッケージ本体及びその
製造方法を提供することにある。
なされたものであり、その目的とするところは、ボンデ
ィングパッドとなるメタライズ層へのメッキを、短絡を
防止しつつ行い得る集積回路用パッケージ本体及びその
製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の集積回路用パッケージ本体では、集積回
路チップを収納するための空所を有する集積回路用パッ
ケージ本体であって、該空所の側壁は、少なくとも1つ
の段部上面および少なくとも2つの段部側面を有する階
段形状を有し、該段部上面上において露出し列をなす複
数のメタライズ層であって、該段部上面と該段部上面の
直上に位置する段部側面との境界部を通って該パッケー
ジ本体内部へ延出する複数のメタライズ層を備え、該メ
タライズ層は、該境界部およびその近傍のおける幅を、
該集積回路チップの端子と接続するための接続部材を取
付ける部位近傍における幅より狭くしたメタライズ層を
含むことを技術的特徴とする。
め、請求項1の集積回路用パッケージ本体では、集積回
路チップを収納するための空所を有する集積回路用パッ
ケージ本体であって、該空所の側壁は、少なくとも1つ
の段部上面および少なくとも2つの段部側面を有する階
段形状を有し、該段部上面上において露出し列をなす複
数のメタライズ層であって、該段部上面と該段部上面の
直上に位置する段部側面との境界部を通って該パッケー
ジ本体内部へ延出する複数のメタライズ層を備え、該メ
タライズ層は、該境界部およびその近傍のおける幅を、
該集積回路チップの端子と接続するための接続部材を取
付ける部位近傍における幅より狭くしたメタライズ層を
含むことを技術的特徴とする。
【0011】また、上記の目的を達成するため、請求項
2の集積回路用パッケージ本体では、集積回路チップを
収納するための空所を有し、絶縁層を積層してなる集積
回路用パッケージ本体であって、該空所の側壁は、少な
くとも1つの段部上面および少なくとも2つの段部側面
を有する階段形状を有し、該段部上面を形成する絶縁層
上に形成され、該段部上面上において露出し列をなす複
数のメタライズ層であって、該段部上面と該段部上面を
形成する絶縁層の直上の絶縁層が形成する段部側面との
境界部を通って該パッケージ本体内部へ延出する複数の
メタライズ層を備え、該メタライズ層は、該境界部およ
びその近傍における幅を、該集積回路チップの端子と接
続するための接続部材を取付ける部位近傍における幅よ
り狭くしたメタライズ層を含むことを技術的特徴とす
る。
2の集積回路用パッケージ本体では、集積回路チップを
収納するための空所を有し、絶縁層を積層してなる集積
回路用パッケージ本体であって、該空所の側壁は、少な
くとも1つの段部上面および少なくとも2つの段部側面
を有する階段形状を有し、該段部上面を形成する絶縁層
上に形成され、該段部上面上において露出し列をなす複
数のメタライズ層であって、該段部上面と該段部上面を
形成する絶縁層の直上の絶縁層が形成する段部側面との
境界部を通って該パッケージ本体内部へ延出する複数の
メタライズ層を備え、該メタライズ層は、該境界部およ
びその近傍における幅を、該集積回路チップの端子と接
続するための接続部材を取付ける部位近傍における幅よ
り狭くしたメタライズ層を含むことを技術的特徴とす
る。
【0012】請求項3の集積回路用パッケージ本体で
は、集積回路チップを収納するための階段状側壁を有す
る空所を備える集積回路用パッケージ本体であって、該
空所内に露出し、該階段状段部上面に列設してなり、該
パッケージ本体内へ延出する複数のボンディングパッド
用メタライズ層を備え、該ボンディングパッド用メタラ
イズ層は、該空所内の露出部から該パッケージ本体内に
延出する境界部近傍における幅を、該集積回路チップの
端子と接続するための接続部材を取付ける部位近傍にお
ける幅より狭くしたメタライズ層を含むことを技術的特
徴とする。
は、集積回路チップを収納するための階段状側壁を有す
る空所を備える集積回路用パッケージ本体であって、該
空所内に露出し、該階段状段部上面に列設してなり、該
パッケージ本体内へ延出する複数のボンディングパッド
用メタライズ層を備え、該ボンディングパッド用メタラ
イズ層は、該空所内の露出部から該パッケージ本体内に
延出する境界部近傍における幅を、該集積回路チップの
端子と接続するための接続部材を取付ける部位近傍にお
ける幅より狭くしたメタライズ層を含むことを技術的特
徴とする。
【0013】また、請求項4の集積回路用パッケージ本
体では、請求項1〜3において、隣接する前記メタライ
ズ層相互の間隔が、前記境界部において50μm以上で
あることを技術的特徴とする。
体では、請求項1〜3において、隣接する前記メタライ
ズ層相互の間隔が、前記境界部において50μm以上で
あることを技術的特徴とする。
【0014】また、請求項5は、グリーンシートを積層
圧着した後に焼成してなる集積回路チップを収納するた
めの空所を有する集積回路用パッケージ本体の製造方法
であって、第1の開口部を有する第1のグリーンシート
上に、焼成によりメタライズ層となる金属ペースト層を
形成する工程と、第2の開口部を有する第2のグリーン
シートを、該第2の開口部内に該第1のグリーンシート
上に形成した該金属ぺースト層のうち第1開口部近傍の
金属ペースト層が露出部分を有するように積層圧着する
工程と、該第1と第2のグリーンシートの積層体を焼成
する工程と、該メタライズ層の該露出部分にメッキを施
す工程とを含み、該金属ペースト層は、該露出部分にお
いて該第1の開口部に先端を向け、該開口部近傍で列を
なしており、該金属ぺースト層の該第2開口部の開口縁
近傍における幅を、該集積回路チップの端子と接続する
ための接続部材を取付ける部位近傍における幅より狭く
した金属ペースト層を含む、ことを技術的特徴とする。
圧着した後に焼成してなる集積回路チップを収納するた
めの空所を有する集積回路用パッケージ本体の製造方法
であって、第1の開口部を有する第1のグリーンシート
上に、焼成によりメタライズ層となる金属ペースト層を
形成する工程と、第2の開口部を有する第2のグリーン
シートを、該第2の開口部内に該第1のグリーンシート
上に形成した該金属ぺースト層のうち第1開口部近傍の
金属ペースト層が露出部分を有するように積層圧着する
工程と、該第1と第2のグリーンシートの積層体を焼成
する工程と、該メタライズ層の該露出部分にメッキを施
す工程とを含み、該金属ペースト層は、該露出部分にお
いて該第1の開口部に先端を向け、該開口部近傍で列を
なしており、該金属ぺースト層の該第2開口部の開口縁
近傍における幅を、該集積回路チップの端子と接続する
ための接続部材を取付ける部位近傍における幅より狭く
した金属ペースト層を含む、ことを技術的特徴とする。
【0015】更に、本発明では、好適な態様において、
集積回路チップを収納するための空所を有する集積回路
用パッケージ本体であって、該空所の側壁は、少なくと
も1つの段部上面および少なくとも2つの段部側面を有
する階段形状を有し、該段部上面上において露出し列設
してなる複数のメタライズ層であって、該段部上面と該
段部上面より上側に位置する段部側面との境界部を通っ
て該パッケージ本体内部へ延出する複数のメタライズ層
を備え、該メタライズ層は、隣りのメタライズ層との該
境界部およびその近傍における間隔が、該空所側先端近
傍、あるいは該集積回路チップの端子と接続するための
接続部材を取り付ける部位近傍における間隔より広くな
るようにしたメタライズ層を含む。
集積回路チップを収納するための空所を有する集積回路
用パッケージ本体であって、該空所の側壁は、少なくと
も1つの段部上面および少なくとも2つの段部側面を有
する階段形状を有し、該段部上面上において露出し列設
してなる複数のメタライズ層であって、該段部上面と該
段部上面より上側に位置する段部側面との境界部を通っ
て該パッケージ本体内部へ延出する複数のメタライズ層
を備え、該メタライズ層は、隣りのメタライズ層との該
境界部およびその近傍における間隔が、該空所側先端近
傍、あるいは該集積回路チップの端子と接続するための
接続部材を取り付ける部位近傍における間隔より広くな
るようにしたメタライズ層を含む。
【0016】上記請求項1の集積回路用パッケージ本体
では、段部上面と段部側面との境界部において、メタラ
イズ層の幅を狭く形成し、該境界部に於いて隣接するメ
タライズ層相互の距離を離してある。このため、その後
にメッキを施しても、隣接するメタライズ層間において
短絡や絶縁不良、変色が発生し難い。
では、段部上面と段部側面との境界部において、メタラ
イズ層の幅を狭く形成し、該境界部に於いて隣接するメ
タライズ層相互の距離を離してある。このため、その後
にメッキを施しても、隣接するメタライズ層間において
短絡や絶縁不良、変色が発生し難い。
【0017】また、請求項2の集積回路用パッケージ本
体では、段部上面を形成する絶縁層と、該絶縁層の上層
の絶縁層との境界部でのメタライズ層の幅を、ボンディ
ングパッドの集積回路チップからの線の接続される部分
の幅よりも狭く形成し、該境界部に於ける隣接するメタ
ライズ層との距離を離してある。このため、両絶縁層
が、メタライズ層間で密着し、メッキ後の短絡等を防止
できる。
体では、段部上面を形成する絶縁層と、該絶縁層の上層
の絶縁層との境界部でのメタライズ層の幅を、ボンディ
ングパッドの集積回路チップからの線の接続される部分
の幅よりも狭く形成し、該境界部に於ける隣接するメタ
ライズ層との距離を離してある。このため、両絶縁層
が、メタライズ層間で密着し、メッキ後の短絡等を防止
できる。
【0018】請求項3の集積回路用パッケージ本体で
は、パッケージ本体内へ延在するボンディングパッド用
メタライズ層の幅を、集積回路チップからの線の接続さ
れる部分の幅よりも狭く形成し、該パッケージ本体内へ
延在する端部に於いて隣接するメタライズ層相互の距離
を離してある。このため、該メタライズ層にメッキを施
しても、隣接するメタライズ層間にて短絡等が発生し難
い。
は、パッケージ本体内へ延在するボンディングパッド用
メタライズ層の幅を、集積回路チップからの線の接続さ
れる部分の幅よりも狭く形成し、該パッケージ本体内へ
延在する端部に於いて隣接するメタライズ層相互の距離
を離してある。このため、該メタライズ層にメッキを施
しても、隣接するメタライズ層間にて短絡等が発生し難
い。
【0019】請求項4の集積回路用パッケージ本体で
は、メタライズ層が、境界部において、隣接するメタラ
イズ層から50μm以上離れているため、メッキを施し
ても、該境界部にて該メタライズ層間の短絡等が発生し
難い。
は、メタライズ層が、境界部において、隣接するメタラ
イズ層から50μm以上離れているため、メッキを施し
ても、該境界部にて該メタライズ層間の短絡等が発生し
難い。
【0020】請求項5の集積回路用パッケージ本体の製
造方法では、第1のグリーンシートの上に複数の金属ペ
ースト層を、集積回路チップの端子と接続するための接
続部材を取り付ける部位近傍に対して第2開口部の開口
縁近傍の幅を細くして配置する。そして、該第1グリー
ンシートの上に第2グリーンシートを圧着する。金属ペ
ースト層の幅を変化させて配置し、第2開口部の開口縁
近傍に於いて隣接する金属ペースト層相互の距離を離し
てあるため、第1のグリーンシートと第2のグリーンシ
ートとを圧着する際に、隣接する金属ペースト層間にお
いても確実に接合・圧着することができる。従って、金
属ペースト層を焼成して成るメタライズ層にメッキを施
しても、短絡等が発生することがない。
造方法では、第1のグリーンシートの上に複数の金属ペ
ースト層を、集積回路チップの端子と接続するための接
続部材を取り付ける部位近傍に対して第2開口部の開口
縁近傍の幅を細くして配置する。そして、該第1グリー
ンシートの上に第2グリーンシートを圧着する。金属ペ
ースト層の幅を変化させて配置し、第2開口部の開口縁
近傍に於いて隣接する金属ペースト層相互の距離を離し
てあるため、第1のグリーンシートと第2のグリーンシ
ートとを圧着する際に、隣接する金属ペースト層間にお
いても確実に接合・圧着することができる。従って、金
属ペースト層を焼成して成るメタライズ層にメッキを施
しても、短絡等が発生することがない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施態
様について図を参照して説明する。図1及び図2は、本
発明の第1実施態様に係る集積回路用パッケージ本体を
示している。図1は、第1実施態様の集積回路用パッケ
ージ本体10の平面図を、図2は一部切り欠き側面図を
示している。図2に示すように、集積回路用パッケージ
本体10は、同時焼成された絶縁層12、14、16か
らなり、底面をなす絶縁層(底部層)12と、第1層1
4及び第2層16に設けた、第1開口部14a、第2開
口部16aにより内周壁(側壁)が階段状の空所(凹
部)を備えている。第1層14と第2層16との間に
は、タングステンペーストを塗布し同時焼成することに
より形成されたメタライズ層32が配置されている。該
メタライズ層32のうち第1層13上で空所内に露出し
ている部分は、ニッケル及び金のメッキが施されてボン
ディングパッド30として列設されている。このパッケ
ージ本体10では、メタライズ層32がパッケージ本体
内部を通じて外部への接続用のピン50などと接続され
ている。また、底部12と第1層14の開口部14aと
によって、集積回路を収容するための空所10Aが形成
されている。なお、パッケージ本体10には、集積回路
20を気密状態に保つためのキャップ60が載置されて
いる。
様について図を参照して説明する。図1及び図2は、本
発明の第1実施態様に係る集積回路用パッケージ本体を
示している。図1は、第1実施態様の集積回路用パッケ
ージ本体10の平面図を、図2は一部切り欠き側面図を
示している。図2に示すように、集積回路用パッケージ
本体10は、同時焼成された絶縁層12、14、16か
らなり、底面をなす絶縁層(底部層)12と、第1層1
4及び第2層16に設けた、第1開口部14a、第2開
口部16aにより内周壁(側壁)が階段状の空所(凹
部)を備えている。第1層14と第2層16との間に
は、タングステンペーストを塗布し同時焼成することに
より形成されたメタライズ層32が配置されている。該
メタライズ層32のうち第1層13上で空所内に露出し
ている部分は、ニッケル及び金のメッキが施されてボン
ディングパッド30として列設されている。このパッケ
ージ本体10では、メタライズ層32がパッケージ本体
内部を通じて外部への接続用のピン50などと接続され
ている。また、底部12と第1層14の開口部14aと
によって、集積回路を収容するための空所10Aが形成
されている。なお、パッケージ本体10には、集積回路
20を気密状態に保つためのキャップ60が載置されて
いる。
【0022】図1に示すように、ボンディングパッド3
0は、パッケージ本体10にストライプ状に配置されて
いる。なお、本実施態様で、ボンディングパッド30と
は、メタライズ層32の第1層14上で空所内の露出部
分であって、メッキが施された部分を意味する。図中に
示すようにメタライズ層32は、集積回路20からのボ
ンディングワイヤ40を取り付ける部位近傍の幅の広い
パッド部32aと、パッケージ本体内部に延出し、ピン
50側と接続される幅の狭く形成された根元部32bと
から成る。
0は、パッケージ本体10にストライプ状に配置されて
いる。なお、本実施態様で、ボンディングパッド30と
は、メタライズ層32の第1層14上で空所内の露出部
分であって、メッキが施された部分を意味する。図中に
示すようにメタライズ層32は、集積回路20からのボ
ンディングワイヤ40を取り付ける部位近傍の幅の広い
パッド部32aと、パッケージ本体内部に延出し、ピン
50側と接続される幅の狭く形成された根元部32bと
から成る。
【0023】引き続き、パッケージ本体10の製造方法
について、図3及び図4を参照して説明する。アルミナ
を主成分とするセラミック粉末に、焼結補助剤としてシ
リカ、マグネシア、カルシア等の粉末及び有機溶剤や溶
媒等を混練して泥漿を作成し、この泥漿をドクターブレ
ード法によりキャスティングして、シート厚0.5、
0.6、1mmのグリーンシートを複数枚作成する。図3
には、シート厚1mmに形成された底部グリーンシート7
2と、シート厚0.5mmに形成された第1層グリーンシ
ート74と、シート厚0.6mmに形成された第2層グリ
ーンシート76とを示す。ここで、第1層グリーンシー
ト74及び第2層グリーンシート76の中央部を打ち抜
いて第1開口部74a及び該第1開口部74aより大き
な第2開口部76aを形成すると共に、第1層グリーン
シート74及び底部グリーンシート72の所定位置を打
ち抜きビアホール86、88を形成する。この後、タン
グステンを主成分とするペースト状金属混合物を各ビア
ホール86、88内に均一に隙間なく充填して乾燥す
る。
について、図3及び図4を参照して説明する。アルミナ
を主成分とするセラミック粉末に、焼結補助剤としてシ
リカ、マグネシア、カルシア等の粉末及び有機溶剤や溶
媒等を混練して泥漿を作成し、この泥漿をドクターブレ
ード法によりキャスティングして、シート厚0.5、
0.6、1mmのグリーンシートを複数枚作成する。図3
には、シート厚1mmに形成された底部グリーンシート7
2と、シート厚0.5mmに形成された第1層グリーンシ
ート74と、シート厚0.6mmに形成された第2層グリ
ーンシート76とを示す。ここで、第1層グリーンシー
ト74及び第2層グリーンシート76の中央部を打ち抜
いて第1開口部74a及び該第1開口部74aより大き
な第2開口部76aを形成すると共に、第1層グリーン
シート74及び底部グリーンシート72の所定位置を打
ち抜きビアホール86、88を形成する。この後、タン
グステンを主成分とするペースト状金属混合物を各ビア
ホール86、88内に均一に隙間なく充填して乾燥す
る。
【0024】この乾燥後、第1層グリーンシート74の
表面に焼成後にメタライズ層となる金属ペースト層82
を、また、底部グリーンシート72の表面に金属ペース
ト層84を、タングステンを主成分とするペースト状金
属混合物をスクリーン印刷することにより20μmの厚
さに塗布する。ここで、第1層74の表面に塗布された
金属ペースト層82の図中B(上)側から見た状態を図
7に示す。金属ペースト層82は、内部結線を行うため
のパッケージ本体内に延在する根元部82bは細く、幅
144μmに形成され、また、ボンディングワイヤの接
続(取り付け)を行うためのパッド部82aは、幅18
0μmと太く形成されている。そして、隣接する金属ペ
ースト層82との間では、根元部82b相互では60μ
mの間隔で、パッド部82a相互では24μmの間隔で
形成されている。この金属ペースト層82、84の乾燥
後、押圧して金属ペースト層82、84を、シートから
の高さが10μmになるように、グリーンシート72、
74に押し込んでおく。なお、説明を容易にするため、
図等において押し込まれた状態での記述は省略する。
表面に焼成後にメタライズ層となる金属ペースト層82
を、また、底部グリーンシート72の表面に金属ペース
ト層84を、タングステンを主成分とするペースト状金
属混合物をスクリーン印刷することにより20μmの厚
さに塗布する。ここで、第1層74の表面に塗布された
金属ペースト層82の図中B(上)側から見た状態を図
7に示す。金属ペースト層82は、内部結線を行うため
のパッケージ本体内に延在する根元部82bは細く、幅
144μmに形成され、また、ボンディングワイヤの接
続(取り付け)を行うためのパッド部82aは、幅18
0μmと太く形成されている。そして、隣接する金属ペ
ースト層82との間では、根元部82b相互では60μ
mの間隔で、パッド部82a相互では24μmの間隔で
形成されている。この金属ペースト層82、84の乾燥
後、押圧して金属ペースト層82、84を、シートから
の高さが10μmになるように、グリーンシート72、
74に押し込んでおく。なお、説明を容易にするため、
図等において押し込まれた状態での記述は省略する。
【0025】次いで、図4に示すように底部グリーンシ
ート72の上に第1層グリーンシート74、そして、第
1層グリーンシート74の上に第2層グリーンシート7
6を加熱しつつ圧着する。この積層体の第1層グリーン
シート74と第2層グリーンシート76との境界部をC
−C断面に沿って見た状態を図5に示す。第1グリーン
シート74と第2グリーンシート76にはさまれている
のは、金属ペースト層82のうち根元部82bである。
しかして、金属ペースト層82の根元部82bは、図7
を参照して上述したように隣接する金属ペースト層82
の根元部82bから60μm離れているため、第1層グ
リーンシート74と第2層グリーンシート76とを圧着
した際に、両グリーンシート74、76が根元部82b
と根元部82bとの間で完全に接合している。即ち、図
16を参照して上述した従来技術のものと異なり、根元
部82b相互間で第1層グリーンシート74と第2層グ
リーンシート76との間に連続するすき間ができること
がない。
ート72の上に第1層グリーンシート74、そして、第
1層グリーンシート74の上に第2層グリーンシート7
6を加熱しつつ圧着する。この積層体の第1層グリーン
シート74と第2層グリーンシート76との境界部をC
−C断面に沿って見た状態を図5に示す。第1グリーン
シート74と第2グリーンシート76にはさまれている
のは、金属ペースト層82のうち根元部82bである。
しかして、金属ペースト層82の根元部82bは、図7
を参照して上述したように隣接する金属ペースト層82
の根元部82bから60μm離れているため、第1層グ
リーンシート74と第2層グリーンシート76とを圧着
した際に、両グリーンシート74、76が根元部82b
と根元部82bとの間で完全に接合している。即ち、図
16を参照して上述した従来技術のものと異なり、根元
部82b相互間で第1層グリーンシート74と第2層グ
リーンシート76との間に連続するすき間ができること
がない。
【0026】次いで、図4に示す積層体を脱脂した後に
焼成する。この焼成時に積層体は2割程度収縮して焼結
する。焼成収縮後のメタライズ層32、即ち、上記金属
ペースト層82の焼成後の状態を図8に示す。約2割の
収縮により、メタライズ層32は、根元部32bが12
0μmに、また、接続部材との接続を行うためのパッド
部32aが150μmに成っている。そして、隣接する
メタライズ層32との間で、根元部32bが50μmの
間隔に、また、パッド部22aが20μmの間隔になっ
ている。即ち、段部上面を構成する第1層14の上にお
いて露出し、列をなしている複数のメタライズ層32
は、段部側面となる開口部16a段部上面との境界部及
びその前後近傍において、パッド部32aよりも狭い幅
にされている。
焼成する。この焼成時に積層体は2割程度収縮して焼結
する。焼成収縮後のメタライズ層32、即ち、上記金属
ペースト層82の焼成後の状態を図8に示す。約2割の
収縮により、メタライズ層32は、根元部32bが12
0μmに、また、接続部材との接続を行うためのパッド
部32aが150μmに成っている。そして、隣接する
メタライズ層32との間で、根元部32bが50μmの
間隔に、また、パッド部22aが20μmの間隔になっ
ている。即ち、段部上面を構成する第1層14の上にお
いて露出し、列をなしている複数のメタライズ層32
は、段部側面となる開口部16a段部上面との境界部及
びその前後近傍において、パッド部32aよりも狭い幅
にされている。
【0027】その後、このメタライズ層32の第2層1
6から延出している露出部分に無電解メッキ処理を施
す。即ち、焼成した積層体を、まず、活性処理液の塩化
パラジウム溶液中に浸し、触媒としてのパラジウムを各
メタライズ層32上に還元析出させて活性化させた後、
水洗いした上で、同積層体をニッケルメッキ液に浸し、
還元析出したパラジウムの上にニッケルを析出させるよ
うにしてメッキ処理をする。これにより、積層体から露
出しているメタライズ層32部のみに無電解ニッケルメ
ッキ36が施される。この無電解ニッケルメッキによる
ニッケルの厚さは、ほぼ1.0μmとした。その後、当
該積層体に図2に示すようにシールリング62及びピン
50をロー付けし、更にニッケルメッキを行った上に、
更に無電解金メッキを行うことにより、メタライズ層3
2及びニッケルメッキ層36の酸化を防止すると共に、
後述するボンディングを容易に行い得るように、パッケ
ージ本体10を完成する。即ち、図6に示すようメタラ
イズ層32にニッケルメッキ層36と、金メッキ層38
とを施してボンディングパッド30を形成する。このニ
ッケル及び金メッキの際に、図16を参照して上述した
従来技術のものと異なり、第1層グリーンシート74と
第2層グリーンシート76との間にすき間ができていな
いため、該すき間に活性処理液が残り、これによりすき
間にニッケル及び金メッキが形成され、ボンディングパ
ッド30同士を短絡させることがない。
6から延出している露出部分に無電解メッキ処理を施
す。即ち、焼成した積層体を、まず、活性処理液の塩化
パラジウム溶液中に浸し、触媒としてのパラジウムを各
メタライズ層32上に還元析出させて活性化させた後、
水洗いした上で、同積層体をニッケルメッキ液に浸し、
還元析出したパラジウムの上にニッケルを析出させるよ
うにしてメッキ処理をする。これにより、積層体から露
出しているメタライズ層32部のみに無電解ニッケルメ
ッキ36が施される。この無電解ニッケルメッキによる
ニッケルの厚さは、ほぼ1.0μmとした。その後、当
該積層体に図2に示すようにシールリング62及びピン
50をロー付けし、更にニッケルメッキを行った上に、
更に無電解金メッキを行うことにより、メタライズ層3
2及びニッケルメッキ層36の酸化を防止すると共に、
後述するボンディングを容易に行い得るように、パッケ
ージ本体10を完成する。即ち、図6に示すようメタラ
イズ層32にニッケルメッキ層36と、金メッキ層38
とを施してボンディングパッド30を形成する。このニ
ッケル及び金メッキの際に、図16を参照して上述した
従来技術のものと異なり、第1層グリーンシート74と
第2層グリーンシート76との間にすき間ができていな
いため、該すき間に活性処理液が残り、これによりすき
間にニッケル及び金メッキが形成され、ボンディングパ
ッド30同士を短絡させることがない。
【0028】その後、このパッケージ本体10に集積回
路20を固定し、該集積回路20の入出力端子20aと
ボンディングパッド30とをボンディングワイヤ40に
てボンディングすることにより接続する。ボンディング
パッド30のパッド部32aの幅は、150μmに形成
してあるため、集積回路20の入出力端子20aからの
ボンディングワイヤ40の先端を、ボンディングパッド
30に容易に接続することができる。このボンディング
により、集積回路20の入出力端子20a側からの信号
を、ボンディングパッド30(メタライズ層32)を介
してピン50から取り出せるようにする。その後、キャ
ップ60をロー付けして、パッケージが完成する。
路20を固定し、該集積回路20の入出力端子20aと
ボンディングパッド30とをボンディングワイヤ40に
てボンディングすることにより接続する。ボンディング
パッド30のパッド部32aの幅は、150μmに形成
してあるため、集積回路20の入出力端子20aからの
ボンディングワイヤ40の先端を、ボンディングパッド
30に容易に接続することができる。このボンディング
により、集積回路20の入出力端子20a側からの信号
を、ボンディングパッド30(メタライズ層32)を介
してピン50から取り出せるようにする。その後、キャ
ップ60をロー付けして、パッケージが完成する。
【0029】図8に示したように、隣接するメタライズ
層との間でパッド部32aでは、相互の絶縁を保ち得る
最小限の間隔が設けられていれば良い。また、根元部3
2bは、図5を参照して上述したように、第1層グリー
ンシート74と第2層グリーンシート76とが完全に接
合し、間にすき間ができないような間隔、本例では焼成
前の値で60μm以上(焼成後の値で50μm以上)と
すれば、該すき間にニッケルや金メッキが形成され、隣
りあうボンディングパッド30同士を短絡させることが
ない。
層との間でパッド部32aでは、相互の絶縁を保ち得る
最小限の間隔が設けられていれば良い。また、根元部3
2bは、図5を参照して上述したように、第1層グリー
ンシート74と第2層グリーンシート76とが完全に接
合し、間にすき間ができないような間隔、本例では焼成
前の値で60μm以上(焼成後の値で50μm以上)と
すれば、該すき間にニッケルや金メッキが形成され、隣
りあうボンディングパッド30同士を短絡させることが
ない。
【0030】次に、第2層端部16aにおけるボンディ
ングパッド30の根元部32bの間隔と、短絡不良発生
確率との関係について図9のグラフを参照して説明す
る。図9では、縦軸に短絡不良発生確率〔%〕を、横軸
に間隔を取っている。なお、間隔はセラミック焼成後
(完成後のパッケージ本体)のものを示している。ま
た、短絡不良発生率は、ボンディングパッド数400個
のパッケージ本体について、1ヶ所でも短絡不良のパッ
ドが有るものは不良と判定する手法によった。従って良
品(不良品でないもの)とは、すべてのボンディングパ
ッドにおいて短絡不良の生じなかったパッケージを指
す。図9のグラフから明らかなように、根元部間の間隔
を広げると共に急激に短絡不良が減少し、間隔が50μ
mを越えるとほぼ一定値になることが判る。即ち、本例
では、根元部32の間隔が50μm以上となるようにす
ると良いことが判る。
ングパッド30の根元部32bの間隔と、短絡不良発生
確率との関係について図9のグラフを参照して説明す
る。図9では、縦軸に短絡不良発生確率〔%〕を、横軸
に間隔を取っている。なお、間隔はセラミック焼成後
(完成後のパッケージ本体)のものを示している。ま
た、短絡不良発生率は、ボンディングパッド数400個
のパッケージ本体について、1ヶ所でも短絡不良のパッ
ドが有るものは不良と判定する手法によった。従って良
品(不良品でないもの)とは、すべてのボンディングパ
ッドにおいて短絡不良の生じなかったパッケージを指
す。図9のグラフから明らかなように、根元部間の間隔
を広げると共に急激に短絡不良が減少し、間隔が50μ
mを越えるとほぼ一定値になることが判る。即ち、本例
では、根元部32の間隔が50μm以上となるようにす
ると良いことが判る。
【0031】ここで、図8を参照して上述したように、
ボンディングパッド30のパッド部32aの幅を150
μmに保ち、隣接するボンディングパッド30との間隔
を20μmと詰めながら、根元部32bの幅を120μ
mに狭めることにより、該根元部32bでは上述したよ
うに短絡不良の発生しにくい50μmの間隔を維持する
ことが可能となった。即ち、図14を参照して上述した
従来技術のパッケージ本体410では、50μmの間隔
を設けると、所定サイズのパッケージ本体に多数のボン
ディングパッドを配置することができない。反対に、5
0μmの間隔を保ちながら多数のボンディングパッドを
配置するためには、ボンディングパッドの幅を狭くする
必要があり、集積回路からのボンディングが困難であっ
た。これに対し、本例では、ボンディングパッドを多数
形成しつつ、ボンディングも容易とすることができる。
ボンディングパッド30のパッド部32aの幅を150
μmに保ち、隣接するボンディングパッド30との間隔
を20μmと詰めながら、根元部32bの幅を120μ
mに狭めることにより、該根元部32bでは上述したよ
うに短絡不良の発生しにくい50μmの間隔を維持する
ことが可能となった。即ち、図14を参照して上述した
従来技術のパッケージ本体410では、50μmの間隔
を設けると、所定サイズのパッケージ本体に多数のボン
ディングパッドを配置することができない。反対に、5
0μmの間隔を保ちながら多数のボンディングパッドを
配置するためには、ボンディングパッドの幅を狭くする
必要があり、集積回路からのボンディングが困難であっ
た。これに対し、本例では、ボンディングパッドを多数
形成しつつ、ボンディングも容易とすることができる。
【0032】また、図17を参照して上述した方法で
は、ボンディングパッド530に対して、絶縁コーティ
ング552又は第2層516の端面516aのいずれか
の位置がずれることにより短絡不良を発生することがあ
ったが、本実施態様では、図8に示すように第2層の端
部16aの位置が、図中矢印で示すD側、或いは、E側
に若干ずれたとしても、ボンディングパッド30の根元
部32bでの50μmの間隔は保たれるため、短絡不良
の発生することがない。
は、ボンディングパッド530に対して、絶縁コーティ
ング552又は第2層516の端面516aのいずれか
の位置がずれることにより短絡不良を発生することがあ
ったが、本実施態様では、図8に示すように第2層の端
部16aの位置が、図中矢印で示すD側、或いは、E側
に若干ずれたとしても、ボンディングパッド30の根元
部32bでの50μmの間隔は保たれるため、短絡不良
の発生することがない。
【0033】引き続き、本発明の第2実施態様について
説明する。なお、第2実施態様の説明において、第1実
施態様と同様な部材については、同一性のある参照符号
を用いると共に、その説明を省略する。図10は、本発
明の第2実施態様に係るパッケージ本体110の平面図
を、図11は、一部切り欠き側面図を示している。図1
を参照して上述した第1実施態様では、ボンディングパ
ッド30が一段に配列されていたが、この第2実施態様
では、図10に示すようにボンディングパッドが二段に
配列されている。
説明する。なお、第2実施態様の説明において、第1実
施態様と同様な部材については、同一性のある参照符号
を用いると共に、その説明を省略する。図10は、本発
明の第2実施態様に係るパッケージ本体110の平面図
を、図11は、一部切り欠き側面図を示している。図1
を参照して上述した第1実施態様では、ボンディングパ
ッド30が一段に配列されていたが、この第2実施態様
では、図10に示すようにボンディングパッドが二段に
配列されている。
【0034】図11に示すように、集積回路用のパッケ
ージ本体110は、同時焼成された各絶縁層、即ち、底
部層112、第1層114、第2層(上段第1層)11
6、及び、第3層(上段第2層)118から成り、内壁
が上下2段の階段状の空所(凹部)を備えている。ま
た、第1層114上と第2層116との間には、タング
ステンペーストを同時焼成することにより形成された下
段のメタライズ層132Aが配置されている。該メタラ
イズ層132Aのうち第1層114上で空所内に露出し
ている部分には、ニッケル及び金のメッキが施されてボ
ンディングパッド130Aとされている。同様に、第2
層116と第3層118との間には、上段のメタライズ
層132Bが配置されている。該メタライズ層132B
のうち第1層116上で空所内に露出している部分に
も、ニッケル及び金のメッキが施されてボンディングパ
ッド130Bとされている。
ージ本体110は、同時焼成された各絶縁層、即ち、底
部層112、第1層114、第2層(上段第1層)11
6、及び、第3層(上段第2層)118から成り、内壁
が上下2段の階段状の空所(凹部)を備えている。ま
た、第1層114上と第2層116との間には、タング
ステンペーストを同時焼成することにより形成された下
段のメタライズ層132Aが配置されている。該メタラ
イズ層132Aのうち第1層114上で空所内に露出し
ている部分には、ニッケル及び金のメッキが施されてボ
ンディングパッド130Aとされている。同様に、第2
層116と第3層118との間には、上段のメタライズ
層132Bが配置されている。該メタライズ層132B
のうち第1層116上で空所内に露出している部分に
も、ニッケル及び金のメッキが施されてボンディングパ
ッド130Bとされている。
【0035】このメタライズ層132A、132Bは、
それぞれ外部への接続用のピン150とビアホールを介
して接続している。また、パッケージ本体110には、
集積回路20を気密状態に保つためのキャップ160が
載置されている。
それぞれ外部への接続用のピン150とビアホールを介
して接続している。また、パッケージ本体110には、
集積回路20を気密状態に保つためのキャップ160が
載置されている。
【0036】図10に示すようにボンディングパッド1
30Aとボンディングパッド130Bとは、パッケージ
本体10に上下二段に配置されている。図中に示すよう
にメタライズ層132A、132Bは、集積回路20か
らのボンディングワイヤ40がボンディングされる幅の
広いパッド部132aと、パッケージ本体110内部に
延在し、ピン150と接続される幅が狭く形成された根
元部132bとから成る。
30Aとボンディングパッド130Bとは、パッケージ
本体10に上下二段に配置されている。図中に示すよう
にメタライズ層132A、132Bは、集積回路20か
らのボンディングワイヤ40がボンディングされる幅の
広いパッド部132aと、パッケージ本体110内部に
延在し、ピン150と接続される幅が狭く形成された根
元部132bとから成る。
【0037】この第2実施態様においても、メタライズ
層132A、132Bの根元部132bを細く形成する
ことにより、隣接するメタライズ層132A、132B
の根元部132bでの間隔を広げ、図5を参照して上述
したように第1層114と第2層116、及び、第2層
116と第3層118とをメタライズ層間のすき間にお
いて確実に密着させ、連続したすき間が残らないように
している。これにより、ニッケル及び金のメッキが施さ
れた後にボンディングパッド130A相互、及び、ボン
ディングパッド130B相互で短絡が発生しないように
している。
層132A、132Bの根元部132bを細く形成する
ことにより、隣接するメタライズ層132A、132B
の根元部132bでの間隔を広げ、図5を参照して上述
したように第1層114と第2層116、及び、第2層
116と第3層118とをメタライズ層間のすき間にお
いて確実に密着させ、連続したすき間が残らないように
している。これにより、ニッケル及び金のメッキが施さ
れた後にボンディングパッド130A相互、及び、ボン
ディングパッド130B相互で短絡が発生しないように
している。
【0038】図18を参照して上述した方法では、ボン
ディングパッドを2段に渡って配列する場合には、メタ
ライズ層に絶縁コーティングを塗布する工程が2回必要
になる。これに対して、第2実施態様では、なんら工程
を増やすことなく、メタライズ層の根元部を細くすると
いう簡易な構成のみでボンディングパッドの短絡を防止
することができる。
ディングパッドを2段に渡って配列する場合には、メタ
ライズ層に絶縁コーティングを塗布する工程が2回必要
になる。これに対して、第2実施態様では、なんら工程
を増やすことなく、メタライズ層の根元部を細くすると
いう簡易な構成のみでボンディングパッドの短絡を防止
することができる。
【0039】引き続き、本発明の第3実施態様につい
て、図12及び図13を参照して説明する。上述した第
1、第2実施態様では、メタライズ層へのニッケル及び
金メッキが無電解メッキにより行ったが、この第3実施
態様では、メタライズ層へのニッケル及び金メッキを電
解メッキにより行う。図12は、焼成後の積層体331
の断面図を示している。第1層314上と第2層316
との間に設けられたメタライズ層332は、メッキタイ
バー337を介して積層体331の外周331Aに取り
付けられた導通層335へ接続されている。
て、図12及び図13を参照して説明する。上述した第
1、第2実施態様では、メタライズ層へのニッケル及び
金メッキが無電解メッキにより行ったが、この第3実施
態様では、メタライズ層へのニッケル及び金メッキを電
解メッキにより行う。図12は、焼成後の積層体331
の断面図を示している。第1層314上と第2層316
との間に設けられたメタライズ層332は、メッキタイ
バー337を介して積層体331の外周331Aに取り
付けられた導通層335へ接続されている。
【0040】メタライズ層332の空所310A側の端
部では、図示しない集積回路とのボンディングを行うた
めのパッド部332aが150μmの幅に形成されてい
る。また、メタライズ層332の第2層316の開口部
316aの開口縁には、根元部332bが120μmに
形成されている。この第3実施態様においても、パッド
部332aにおいて、隣接するメタライズ層332は2
0μmの間隔が置かれ、また、根元部332bでは50
μmの間隔が設けられている。この第3実施態様でも、
根元部332bを細く形成することにより、根元部33
2bと根元部332bとの間で図5を参照して上述した
ように第1層314と第2層316とを完全に接合さ
せ、すき間を無くすことによって後述するメッキ工程後
に、すき間にメッキ液が残留して、メタライズ層332
間で絶縁不良を生じたり、メッキが変色したりするのを
防いでいる。
部では、図示しない集積回路とのボンディングを行うた
めのパッド部332aが150μmの幅に形成されてい
る。また、メタライズ層332の第2層316の開口部
316aの開口縁には、根元部332bが120μmに
形成されている。この第3実施態様においても、パッド
部332aにおいて、隣接するメタライズ層332は2
0μmの間隔が置かれ、また、根元部332bでは50
μmの間隔が設けられている。この第3実施態様でも、
根元部332bを細く形成することにより、根元部33
2bと根元部332bとの間で図5を参照して上述した
ように第1層314と第2層316とを完全に接合さ
せ、すき間を無くすことによって後述するメッキ工程後
に、すき間にメッキ液が残留して、メタライズ層332
間で絶縁不良を生じたり、メッキが変色したりするのを
防いでいる。
【0041】図12に示す積層体331を電解メッキ用
の溶液に浸漬し、導電層335に電流を流すことによ
り、第2層316の開口部316Aから延在している、
即ち、積層体331から露出しているメタライズ層33
2の根元部332b及びパッド部332aやピン350
に一挙にニッケル及び金をメッキする。この電解メッキ
処理後、図13に示すように導電層335を削り取るこ
とにより、パッケージ本体310が完成する。電解メッ
キを持ちいれば、メッキを廉価に行い得る利点がある。
の溶液に浸漬し、導電層335に電流を流すことによ
り、第2層316の開口部316Aから延在している、
即ち、積層体331から露出しているメタライズ層33
2の根元部332b及びパッド部332aやピン350
に一挙にニッケル及び金をメッキする。この電解メッキ
処理後、図13に示すように導電層335を削り取るこ
とにより、パッケージ本体310が完成する。電解メッ
キを持ちいれば、メッキを廉価に行い得る利点がある。
【0042】メタライズ層の境界部近傍での間隔、即ち
上記実施態様における根元部32bの間隔は、メタライ
ズ層の段部上面からの高さや、グリーンシートの材質、
メタライズ層の材質圧着時の条件等にもよるが、50μ
m以上であることが望ましい。これは、焼成収縮率20
%程度を見込むと、金属ペースト層の境界部近傍での間
隔(根元部82bの間隔)で60μm以上とするのが好
ましいことを示している。
上記実施態様における根元部32bの間隔は、メタライ
ズ層の段部上面からの高さや、グリーンシートの材質、
メタライズ層の材質圧着時の条件等にもよるが、50μ
m以上であることが望ましい。これは、焼成収縮率20
%程度を見込むと、金属ペースト層の境界部近傍での間
隔(根元部82bの間隔)で60μm以上とするのが好
ましいことを示している。
【0043】また、上述した実施態様では、本発明をセ
ラミック製のパッケージ本体に適用する例を挙げたが、
本発明は樹脂製のパッケージ本体にも適用できる。即
ち、第1層上に形成されたメタライズ層(銅箔等により
構成される配線層)の上に熱圧着等により第2層を積層
・接着する際にも、第2層に形成した開口の開口縁近傍
において、メタライズ層間の間隔を広くするように、メ
タライズ層の根元部の幅を狭く形成することにより、以
降のメッキ工程で該メタライズ層間の短絡が発生するこ
とを防ぎ得る。
ラミック製のパッケージ本体に適用する例を挙げたが、
本発明は樹脂製のパッケージ本体にも適用できる。即
ち、第1層上に形成されたメタライズ層(銅箔等により
構成される配線層)の上に熱圧着等により第2層を積層
・接着する際にも、第2層に形成した開口の開口縁近傍
において、メタライズ層間の間隔を広くするように、メ
タライズ層の根元部の幅を狭く形成することにより、以
降のメッキ工程で該メタライズ層間の短絡が発生するこ
とを防ぎ得る。
【0044】更に、上述した実施態様では、アルミナを
主成分として用いたが、AlN、ガラスセラミック、S
iC、ムライト等、種々のセラミック材料を採用するこ
とができる。また、金属ペースト層の材料はセラミック
材料に応じて適宜選択すればよく、例えば、タングステ
ン、モリブデン、銅、銀等を用いることができる。
主成分として用いたが、AlN、ガラスセラミック、S
iC、ムライト等、種々のセラミック材料を採用するこ
とができる。また、金属ペースト層の材料はセラミック
材料に応じて適宜選択すればよく、例えば、タングステ
ン、モリブデン、銅、銀等を用いることができる。
【0045】上記実施態様においては、集積回路チップ
と、ボンディングパッドとの接続には、ボンディングワ
イヤを用いた場合を示したが、その他TAB接続によっ
て、両者を接続しても良い。また、上記実施態様では、
空所を有する集積回路用パッケージ本体として、集積回
路チップを載置する底部を絶縁層で形成した例を示した
が、ヒートスラグタイプの放熱部材付きパッケージ本体
としてもよい。即ち、集積回路チップは放熱部材で構成
される底部に載置することとし、絶縁層積層体に形成し
た内周壁が階段状に形成された貫通穴を、この放電部材
で塞いで空所としたもの良い。
と、ボンディングパッドとの接続には、ボンディングワ
イヤを用いた場合を示したが、その他TAB接続によっ
て、両者を接続しても良い。また、上記実施態様では、
空所を有する集積回路用パッケージ本体として、集積回
路チップを載置する底部を絶縁層で形成した例を示した
が、ヒートスラグタイプの放熱部材付きパッケージ本体
としてもよい。即ち、集積回路チップは放熱部材で構成
される底部に載置することとし、絶縁層積層体に形成し
た内周壁が階段状に形成された貫通穴を、この放電部材
で塞いで空所としたもの良い。
【0046】更に、上記実施態様では、すべてのメタラ
イズ層について、境界部近傍(根元部)の幅を、接続部
材取付け部(パッド部)より狭くした場合について示し
た。しかし、一部のメタライズ層について、例えば1つ
おきに根元部の幅を狭くしても良いことは明らかであ
る。
イズ層について、境界部近傍(根元部)の幅を、接続部
材取付け部(パッド部)より狭くした場合について示し
た。しかし、一部のメタライズ層について、例えば1つ
おきに根元部の幅を狭くしても良いことは明らかであ
る。
【0047】
【効果】以上記述したように本発明の集積回路用パッケ
ージ本体及びその製造方法によれば、ボンディングパッ
ドの根元部を細くするという簡易な構成を採用するのみ
で、根元部でのすき間の発生を防止し、ボンディングパ
ッドを形成するためにメタライズ層にメッキを施して
も、短絡や絶縁不良、変色を生じないという顕著な効果
がある。
ージ本体及びその製造方法によれば、ボンディングパッ
ドの根元部を細くするという簡易な構成を採用するのみ
で、根元部でのすき間の発生を防止し、ボンディングパ
ッドを形成するためにメタライズ層にメッキを施して
も、短絡や絶縁不良、変色を生じないという顕著な効果
がある。
【図1】本発明の第1実施態様に係るパッケージ本体の
平面図である。
平面図である。
【図2】図1に示すパッケージ本体の一部切り欠き側面
図である。
図である。
【図3】図1に示すパッケージ本体の組み立て工程を示
す工程図である。
す工程図である。
【図4】図3に示すグリーンシートを積層した状態を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図5】図4に示す積層体のC−C断面を示す断面図で
ある。
ある。
【図6】焼成及びメッキ後の積層体のC−C断面を示す
断面図である。
断面図である。
【図7】焼成前の金属ペースト層の平面図である。
【図8】焼成後のメタライズ層の平面図である。
【図9】短絡不良発生率を示すグラフである。
【図10】本発明の第2実施態様に係るパッケージ本体
の平面図である。
の平面図である。
【図11】図10に示すパッケージ本体の一部切り欠き
側面図である。
側面図である。
【図12】本発明の第3実施態様に係るパッケージ本体
の一部切り欠き側面図である。
の一部切り欠き側面図である。
【図13】図12に示すパッケージ本体の完成した状態
を示す一部切り欠き側面図である。
を示す一部切り欠き側面図である。
【図14】従来技術に係るパッケージ本体の平面図であ
る。
る。
【図15】図14に示すパッケージ本体の一部切り欠き
側面図である。
側面図である。
【図16】図15のA矢視拡大図である。
【図17】従来技術に係るパッケージ本体の平面図であ
る。
る。
【図18】図17に示すパッケージ本体の一部切り欠き
側面図である。
側面図である。
10 パッケージ本体 14 第1層 16 第2層 20 集積回路 30 ボンディングパッド 32 メタライズ層 32a パッド部 32b 根元部 40 ボンディングワイヤ
Claims (5)
- 【請求項1】 集積回路チップを収納するための空所
を有する集積回路用パッケージ本体であって、 該空所の側壁は、少なくとも1つの段部上面および少な
くとも2つの段部側面を有する階段形状を有し、 該段部上面上において露出し列をなす複数のメタライズ
層であって、該段部上面と該段部上面の直上に位置する
段部側面との境界部を通って該パッケージ本体内部へ延
出する複数のメタライズ層を備え、 該メタライズ層は、該境界部およびその近傍のおける幅
を、該集積回路チップの端子と接続するための接続部材
を取付ける部位近傍における幅より狭くしたメタライズ
層を含む集積回路パッケージ本体。 - 【請求項2】 集積回路チップを収納するための空所を
有し、絶縁層を積層してなる集積回路用パッケージ本体
であって、 該空所の側壁は、少なくとも1つの段部上面および少な
くとも2つの段部側面を有する階段形状を有し、 該段部上面を形成する絶縁層上に形成され、該段部上面
上において露出し列をなす複数のメタライズ層であっ
て、該段部上面と該段部上面を形成する絶縁層の直上の
絶縁層が形成する段部側面との境界部を通って該パッケ
ージ本体内部へ延出する複数のメタライズ層を備え、 該メタライズ層は、該境界部およびその近傍における幅
を、該集積回路チップの端子と接続するための接続部材
を取付ける部位近傍における幅より狭くしたメタライズ
層を含む集積回路パッケージ本体。 - 【請求項3】 集積回路チップを収納するための階段状
側壁を有する空所を備える集積回路用パッケージ本体で
あって、 該空所内に露出し、該階段状段部上面に列設してなり、
該パッケージ本体内へ延出する複数のボンディングパッ
ド用メタライズ層を備え、 該ボンディングパッド用メタライズ層は、該空所内の露
出部から該パッケージ本体内に延出する境界部近傍にお
ける幅を、該集積回路チップの端子と接続するための接
続部材を取付ける部位近傍における幅より狭くしたメタ
ライズ層を含む集積回路パッケージ本体。 - 【請求項4】 隣接する前記メタライズ層相互の間隔
が、前記境界部において50μm以上である請求項1〜
3のいずれかに記載の集積回路パッケージ本体。 - 【請求項5】 グリーンシートを積層圧着した後に焼成
してなる集積回路チップを収納するための空所を有する
集積回路用パッケージ本体の製造方法であって、 第1の開口部を有する第1のグリーンシート上に、焼成
によりメタライズ層となる金属ペースト層を形成する工
程と、 第2の開口部を有する第2のグリーンシートを、該第2
の開口部内に該第1のグリーンシート上に形成した該金
属ぺースト層のうち第1開口部近傍の金属ペースト層が
露出部分を有するように積層圧着する工程と、 該第1と第2のグリーンシートの積層体を焼成する工程
と、 該メタライズ層の該露出部分にメッキを施す工程とを含
み、 該金属ペースト層は、該露出部分において該第1の開口
部に先端を向け、該開口部近傍で列をなしており、 該金属ぺースト層の該第2開口部の開口縁近傍における
幅を、該集積回路チップの端子と接続するための接続部
材を取付ける部位近傍における幅より狭くした金属ペー
スト層を含む集積回路用パッケージ本体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7352562A JPH09186263A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 集積回路用パッケージ本体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7352562A JPH09186263A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 集積回路用パッケージ本体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09186263A true JPH09186263A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18424916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7352562A Pending JPH09186263A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 集積回路用パッケージ本体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09186263A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114141720A (zh) * | 2021-12-07 | 2022-03-04 | 华东光电集成器件研究所 | 一种集成电路封装结构及其组装方法 |
-
1995
- 1995-12-29 JP JP7352562A patent/JPH09186263A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114141720A (zh) * | 2021-12-07 | 2022-03-04 | 华东光电集成器件研究所 | 一种集成电路封装结构及其组装方法 |
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