JPH09186323A - 電力用絶縁ゲートバイポーラトランジスタ - Google Patents
電力用絶縁ゲートバイポーラトランジスタInfo
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- JPH09186323A JPH09186323A JP8323051A JP32305196A JPH09186323A JP H09186323 A JPH09186323 A JP H09186323A JP 8323051 A JP8323051 A JP 8323051A JP 32305196 A JP32305196 A JP 32305196A JP H09186323 A JPH09186323 A JP H09186323A
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- Japan
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- emitter region
- bipolar transistor
- region
- insulated gate
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D12/00—Bipolar devices controlled by the field effect, e.g. insulated-gate bipolar transistors [IGBT]
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D12/00—Bipolar devices controlled by the field effect, e.g. insulated-gate bipolar transistors [IGBT]
- H10D12/411—Insulated-gate bipolar transistors [IGBT]
- H10D12/441—Vertical IGBTs
Landscapes
- Thyristors (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 スイッチングオフの際の正孔電流の流れをス
イープ作用に比べ容易にする電力用絶縁ゲートバイポー
ラトランジスタを提供する。 【解決手段】 ウエル40内に形成されている第2導電
型の第1エミッタ領域42と、ウエル40内に第1エミ
ッタ領域42と隔間して形成されている第2エミッタ領
域44と、第2エミッタ領域44内に形成されている第
1導電型の拡散領域48と、第1エミッタ領域42と半
導体層30との間の第1導電型ウエル40と半導体層3
0表面に形成されている第1ゲート酸化膜50と、第2
エミッタ領域44の一部と半導体層30、そしてその間
の第1導電型ウエル40表面に形成されている第2ゲー
ト酸化膜50と、第1ゲート酸化膜50と第2ゲート酸
化膜50上に形成されているゲート端子60と、ゲート
端子60を取り囲むように形成されている絶縁膜70と
から構成される。
イープ作用に比べ容易にする電力用絶縁ゲートバイポー
ラトランジスタを提供する。 【解決手段】 ウエル40内に形成されている第2導電
型の第1エミッタ領域42と、ウエル40内に第1エミ
ッタ領域42と隔間して形成されている第2エミッタ領
域44と、第2エミッタ領域44内に形成されている第
1導電型の拡散領域48と、第1エミッタ領域42と半
導体層30との間の第1導電型ウエル40と半導体層3
0表面に形成されている第1ゲート酸化膜50と、第2
エミッタ領域44の一部と半導体層30、そしてその間
の第1導電型ウエル40表面に形成されている第2ゲー
ト酸化膜50と、第1ゲート酸化膜50と第2ゲート酸
化膜50上に形成されているゲート端子60と、ゲート
端子60を取り囲むように形成されている絶縁膜70と
から構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電力用絶縁ゲートバ
イポーラトランジスタ(IGBT:Insulated Gate Bip
olar Transistor)に係り、より詳しくは、スイッチング
特性を向上させた電力用絶縁ゲートバイポーラトランジ
スタに関する。
イポーラトランジスタ(IGBT:Insulated Gate Bip
olar Transistor)に係り、より詳しくは、スイッチング
特性を向上させた電力用絶縁ゲートバイポーラトランジ
スタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、絶縁ゲートバイポーラトランジ
スタは電力用半導体素子として用いられ、既存の電力用
MOSFETの伝導損を効果的に縮められるように工夫
されている。絶縁ゲートバイポーラトランジスタはMO
Sゲート構造を有しているため電圧で駆動され、その出
力特性はバイポーラトランジスタの特性と類似してい
る。
スタは電力用半導体素子として用いられ、既存の電力用
MOSFETの伝導損を効果的に縮められるように工夫
されている。絶縁ゲートバイポーラトランジスタはMO
Sゲート構造を有しているため電圧で駆動され、その出
力特性はバイポーラトランジスタの特性と類似してい
る。
【0003】図5はNチャネルの従来の絶縁ゲートバイ
ポーラトランジスタ(IGBT)の断面図を示したもの
である。NチャネルIGBTの基本構造はVDMOS
(vertical double diffused MOS)構造と垂直PN
Pトランジスタ(vertical PNP transistor)構造とが
結合された構造であって、P形基板上にN形のエピ層と
DMOS(double diffused MOS)セルとが形成され
た形状を有する。図5に示すように、Nチャネルの絶縁
ゲートバイポーラトランジスタには、P+ 形半導体基板
110上にN+ 形バッファ層120が形成されており、
バッファ層120上にN形のエピ層130が形成されて
いる。エピ層130にはP形ウエル140が形成されて
おり、ウエル140には互いに間隔を置いたN+ 形エミ
ッタ領域142が形成されている。ウエル140は高濃
度領域と低濃度領域とを同時に有する構造からなる。ウ
エル140の一部とエピ層130の表面にはゲート酸化
膜150が形成されており、その上にはゲート端子16
0が形成されている。ゲート端子160は絶縁膜170
で取り囲まれている。N+ 形エミッタ領域142とその
間のP+ 形ウエル140の表面とは電気的に短絡してエ
ミッタ電極180を形成している。基板110の他方の
表面にはコレクタ電極182が形成されている。
ポーラトランジスタ(IGBT)の断面図を示したもの
である。NチャネルIGBTの基本構造はVDMOS
(vertical double diffused MOS)構造と垂直PN
Pトランジスタ(vertical PNP transistor)構造とが
結合された構造であって、P形基板上にN形のエピ層と
DMOS(double diffused MOS)セルとが形成され
た形状を有する。図5に示すように、Nチャネルの絶縁
ゲートバイポーラトランジスタには、P+ 形半導体基板
110上にN+ 形バッファ層120が形成されており、
バッファ層120上にN形のエピ層130が形成されて
いる。エピ層130にはP形ウエル140が形成されて
おり、ウエル140には互いに間隔を置いたN+ 形エミ
ッタ領域142が形成されている。ウエル140は高濃
度領域と低濃度領域とを同時に有する構造からなる。ウ
エル140の一部とエピ層130の表面にはゲート酸化
膜150が形成されており、その上にはゲート端子16
0が形成されている。ゲート端子160は絶縁膜170
で取り囲まれている。N+ 形エミッタ領域142とその
間のP+ 形ウエル140の表面とは電気的に短絡してエ
ミッタ電極180を形成している。基板110の他方の
表面にはコレクタ電極182が形成されている。
【0004】一般に、絶縁ゲートバイポーラトランジス
タの高い耐圧特性のため、エピ層130は低濃度で厚く
形成し、エピ層130と導電型が異なる基板110は導
通時にキャリヤをエピ層130内に注入する役割をす
る。このような絶縁ゲートバイポーラトランジスタにお
いて、ゲート端子160に正の電圧を素子のしきい値電
圧以上に印加すると、ゲート酸化膜150の下端のP形
ウエル140の表面に反転層が形成され、コレクタ電極
182とエミッタ電極180両端のバイアスが順方向バ
イアス状態であると反転層を通じて電子がN+ 形エミッ
タ領域142からエピ層130に流れる。
タの高い耐圧特性のため、エピ層130は低濃度で厚く
形成し、エピ層130と導電型が異なる基板110は導
通時にキャリヤをエピ層130内に注入する役割をす
る。このような絶縁ゲートバイポーラトランジスタにお
いて、ゲート端子160に正の電圧を素子のしきい値電
圧以上に印加すると、ゲート酸化膜150の下端のP形
ウエル140の表面に反転層が形成され、コレクタ電極
182とエミッタ電極180両端のバイアスが順方向バ
イアス状態であると反転層を通じて電子がN+ 形エミッ
タ領域142からエピ層130に流れる。
【0005】この電子の流れは、P+ 形基板110、N
形エピ層130およびP形ウエル140で構成されるP
NPバイポーラトランジスタのベース電流のような役割
をし、このとき、P+ 形基板110からN+ 形バッファ
層120を経てN形エピ層130に正孔が注入されて素
子は導通状態に至ることになる。P+ 形基板110から
注入されたエピ層130内の剰余キャリヤである正孔は
高レベル注入状態にエピ層130の電気伝導度を増加さ
せ、IGBTの導通時に順方向電圧降下が非常に低い伝
導特性を有するように作用する。剰余正孔の一部はエピ
層130内において反転層を通じて流入した電子と再結
合し、残りの正孔は逆方向バイアス状態であるN形エピ
層130とP+ 形ウエル140との接合を通じてエミッ
タ電極180に流れる。反面、エピ層130内の電子
は、一部は正孔と再結合し、残りの電子はP+ 形基板1
10に逆注入してコレクタ電極182に移動する。この
ような原理によりIGBTの導通状態においては電子に
よる電流と正孔による電流とが同時に流れることにな
り、このバイポーラ出力特性によりユニポーラ(unipol
ar)素子であるMOSFETに比べすぐれた出力特性を
有するものである。
形エピ層130およびP形ウエル140で構成されるP
NPバイポーラトランジスタのベース電流のような役割
をし、このとき、P+ 形基板110からN+ 形バッファ
層120を経てN形エピ層130に正孔が注入されて素
子は導通状態に至ることになる。P+ 形基板110から
注入されたエピ層130内の剰余キャリヤである正孔は
高レベル注入状態にエピ層130の電気伝導度を増加さ
せ、IGBTの導通時に順方向電圧降下が非常に低い伝
導特性を有するように作用する。剰余正孔の一部はエピ
層130内において反転層を通じて流入した電子と再結
合し、残りの正孔は逆方向バイアス状態であるN形エピ
層130とP+ 形ウエル140との接合を通じてエミッ
タ電極180に流れる。反面、エピ層130内の電子
は、一部は正孔と再結合し、残りの電子はP+ 形基板1
10に逆注入してコレクタ電極182に移動する。この
ような原理によりIGBTの導通状態においては電子に
よる電流と正孔による電流とが同時に流れることにな
り、このバイポーラ出力特性によりユニポーラ(unipol
ar)素子であるMOSFETに比べすぐれた出力特性を
有するものである。
【0006】一方、導通状態のIGBTをスイッチング
オフするためにはゲート端子160のバイアスをエミッ
タ電極180と短絡させるかまたは負のゲートバイアス
を印加して電子電流の流れを制限しなければならない。
このとき、ゲート酸化膜150の下端に形成されていた
反転層が消滅して反転層を通じた電子の移動は不能にな
り、N形エピ層130内に流れている電子の一部は正孔
と再結合して消え、残っている電子はP+ 形基板110
に逆注入されて消え、電子電流に該当する量ほどの電流
が速く減少する。しかしながら、N形エピ層130内に
存在する正孔は電子と再結合し減少するものの、少数キ
ャリヤ寿命に従い遅く減少することになり、一部はP形
ウエル140を通じてエミッタ電極180に抜け出して
スイッチングオフの際残留(tail)電流成分として残るこ
とになる。スイッチングオフの際、コレクタ電流が減少
すると電源電圧バイアスすべてがコレクタ182とエミ
ッタ180の両端にかかり素子にかかる電圧は早く増加
することになる。コレクタ182とエミッタ180の両
端で増加する電圧はN形エピ層130とP形ウエル14
0との間の接合に逆方向バイアスになり、このときに形
成される空乏層はバイアス増加に従い益々広くなる。こ
れによって、エピ層130内の剰余正孔は空乏層内の強
い電界に引かれてエミッタ電極180にスイープ(swee
ping)して消滅する。このような現象によりIGBTは
スイッチングオフの際、剰余正孔による残留電流により
ユニポーラ素子であるMOSFETに比べ比較的大きい
スイッチング損失を現わす。従って、スイッチングオフ
の際少数キャリヤである正孔を効果的に除去できるよう
に正孔電流通路を形成せしめる構造が提案された。
オフするためにはゲート端子160のバイアスをエミッ
タ電極180と短絡させるかまたは負のゲートバイアス
を印加して電子電流の流れを制限しなければならない。
このとき、ゲート酸化膜150の下端に形成されていた
反転層が消滅して反転層を通じた電子の移動は不能にな
り、N形エピ層130内に流れている電子の一部は正孔
と再結合して消え、残っている電子はP+ 形基板110
に逆注入されて消え、電子電流に該当する量ほどの電流
が速く減少する。しかしながら、N形エピ層130内に
存在する正孔は電子と再結合し減少するものの、少数キ
ャリヤ寿命に従い遅く減少することになり、一部はP形
ウエル140を通じてエミッタ電極180に抜け出して
スイッチングオフの際残留(tail)電流成分として残るこ
とになる。スイッチングオフの際、コレクタ電流が減少
すると電源電圧バイアスすべてがコレクタ182とエミ
ッタ180の両端にかかり素子にかかる電圧は早く増加
することになる。コレクタ182とエミッタ180の両
端で増加する電圧はN形エピ層130とP形ウエル14
0との間の接合に逆方向バイアスになり、このときに形
成される空乏層はバイアス増加に従い益々広くなる。こ
れによって、エピ層130内の剰余正孔は空乏層内の強
い電界に引かれてエミッタ電極180にスイープ(swee
ping)して消滅する。このような現象によりIGBTは
スイッチングオフの際、剰余正孔による残留電流により
ユニポーラ素子であるMOSFETに比べ比較的大きい
スイッチング損失を現わす。従って、スイッチングオフ
の際少数キャリヤである正孔を効果的に除去できるよう
に正孔電流通路を形成せしめる構造が提案された。
【0007】次に、上記の提案された構造を図面に基づ
いて詳細に説明する。図6は従来の絶縁ゲートバイポー
ラトランジスタの単位セルとMCT(MOScontrol th
yristor)単位セルとを一定の比率で多数配列させた半
導体装置の構造を示す断面図である。図6に示すよう
に、従来の半導体装置においてはP+ 形半導体基板21
0上にN形のエピ層230が形成されており、エピ層2
30にはP形ウエル240、244が互いに間隔をもっ
て形成されているが、接合深さが深いウエル244と浅
いウエル240とが適当な比率で形成されており、浅い
ウエル240は拡散により高濃度から低濃度の分布を有
する。ここで、深いウエル244部分はMCT単位セル
Mが形成される部分であり、浅いウエル240部分はI
GBT単位セルIが形成される部分である。
いて詳細に説明する。図6は従来の絶縁ゲートバイポー
ラトランジスタの単位セルとMCT(MOScontrol th
yristor)単位セルとを一定の比率で多数配列させた半
導体装置の構造を示す断面図である。図6に示すよう
に、従来の半導体装置においてはP+ 形半導体基板21
0上にN形のエピ層230が形成されており、エピ層2
30にはP形ウエル240、244が互いに間隔をもっ
て形成されているが、接合深さが深いウエル244と浅
いウエル240とが適当な比率で形成されており、浅い
ウエル240は拡散により高濃度から低濃度の分布を有
する。ここで、深いウエル244部分はMCT単位セル
Mが形成される部分であり、浅いウエル240部分はI
GBT単位セルIが形成される部分である。
【0008】深いウエル244にはN形ウエル246が
形成されており、その中に互いに間隔を置いたP+ 形拡
散領域248が形成されている。浅いウエル240には
N+形エミッタ領域242が互いに間隔をもって形成さ
れている。深いウエル244の一方のP+ 形拡散領域2
48と浅いウエル240の一方のN+ 形エミッタ領域2
42との間の基板246、244、230、240の表
面にはゲート酸化膜250が形成されており、その上に
はゲート端子260が形成されており、ゲート端子26
0は絶縁膜270で取り囲まれている。ゲート端子26
0が形成されている全面にカソード電極280が形成さ
れており、他方面にはアノード電極282が形成されて
いる。
形成されており、その中に互いに間隔を置いたP+ 形拡
散領域248が形成されている。浅いウエル240には
N+形エミッタ領域242が互いに間隔をもって形成さ
れている。深いウエル244の一方のP+ 形拡散領域2
48と浅いウエル240の一方のN+ 形エミッタ領域2
42との間の基板246、244、230、240の表
面にはゲート酸化膜250が形成されており、その上に
はゲート端子260が形成されており、ゲート端子26
0は絶縁膜270で取り囲まれている。ゲート端子26
0が形成されている全面にカソード電極280が形成さ
れており、他方面にはアノード電極282が形成されて
いる。
【0009】かかる従来の半導体装置においては、スイ
ッチングオフの際ゲート端子260に印加される負のバ
イアスによりMCTセル内のN形ウエル246に形成さ
れるP形チャネルを通じてN形エピ層の剰余キャリヤで
ある正孔がエミッタ電極に流れることになる。
ッチングオフの際ゲート端子260に印加される負のバ
イアスによりMCTセル内のN形ウエル246に形成さ
れるP形チャネルを通じてN形エピ層の剰余キャリヤで
ある正孔がエミッタ電極に流れることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の半導体装置においてはMCT単位セルとIGBT
単位セルに形成される相異なる導電型ウエル246、2
40を一定深さに同時に形成しなければならないので、
通常のIGBT製造工程他に別途のマスク段階をさらに
実行しなければならない。また、MCT単位セルのベー
スまたは深いウエル244の接合深さはIGBT単位セ
ルのベースまたは浅いウエル240の接合深さに比べ深
くしなければならないので、同一の耐圧を得るためには
既存のエピ層に比べもっと厚いエピ層が求められる。こ
の場合、導通状態における抵抗が増加し、電流通路の増
加でスイッチング損失が大きくなるという問題点があ
る。
従来の半導体装置においてはMCT単位セルとIGBT
単位セルに形成される相異なる導電型ウエル246、2
40を一定深さに同時に形成しなければならないので、
通常のIGBT製造工程他に別途のマスク段階をさらに
実行しなければならない。また、MCT単位セルのベー
スまたは深いウエル244の接合深さはIGBT単位セ
ルのベースまたは浅いウエル240の接合深さに比べ深
くしなければならないので、同一の耐圧を得るためには
既存のエピ層に比べもっと厚いエピ層が求められる。こ
の場合、導通状態における抵抗が増加し、電流通路の増
加でスイッチング損失が大きくなるという問題点があ
る。
【0011】そして、従来の半導体装置においてはMC
T単位セルのベース接合深さにより決まる深いウエル2
44のNチャネルの長さが通常のIGBTのチャネル長
さに比べ非常に長くなり、この長くなったチャネルはオ
ン抵抗の大きい要素として作用するという問題点があ
る。また、1素子上に相異なる二つの形態のセルを独立
的に配列する構造であるため、それぞれのセルの配置に
従いスイッチングオフの際電流集中現象を効果的に排除
し難いため、安全動作領域SOAを大きくし難い。MC
Tセルにより誘起される高電流は根本的にサイリスタの
ラッチング特性を用いたものであるため、これを効果的
に配分しない場合、スイッチングオフの際IGBTセル
にラッチング現象をもたらして素子を破壊させるという
問題点があった。
T単位セルのベース接合深さにより決まる深いウエル2
44のNチャネルの長さが通常のIGBTのチャネル長
さに比べ非常に長くなり、この長くなったチャネルはオ
ン抵抗の大きい要素として作用するという問題点があ
る。また、1素子上に相異なる二つの形態のセルを独立
的に配列する構造であるため、それぞれのセルの配置に
従いスイッチングオフの際電流集中現象を効果的に排除
し難いため、安全動作領域SOAを大きくし難い。MC
Tセルにより誘起される高電流は根本的にサイリスタの
ラッチング特性を用いたものであるため、これを効果的
に配分しない場合、スイッチングオフの際IGBTセル
にラッチング現象をもたらして素子を破壊させるという
問題点があった。
【0012】従って、本発明は前記のような問題点を解
決するためのものであって、その目的は、スイッチング
オフの際剰余の小数キャリヤによるスイッチング損失を
効果的に減少させることができるようIGBTセル構造
にオフチャネルを形成して絶縁ゲートバイポーラトラン
ジスタのスイッチングオフの際、正孔電流の流れをスイ
ープ作用に比べ容易にすることにある。
決するためのものであって、その目的は、スイッチング
オフの際剰余の小数キャリヤによるスイッチング損失を
効果的に減少させることができるようIGBTセル構造
にオフチャネルを形成して絶縁ゲートバイポーラトラン
ジスタのスイッチングオフの際、正孔電流の流れをスイ
ープ作用に比べ容易にすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の電力用絶縁ゲートバイポーラトランジスタ
は、第1導電型の半導体基板と、半導体基板上に形成さ
れている第2導電型の導電層と、第2導電型の半導体層
内に形成されている第1導電型のウエルと、ウエル内に
形成されている第2導電型の第1エミッタ領域と、ウエ
ル内に第1エミッタ領域と隔間して形成されている第2
導電型の第2エミッタ領域と、第2エミッタ領域内に形
成されている第1導電型の拡散領域と、第1エミッタ領
域と半導体層との間の第1導電型ウエルと半導体層表面
にゲート絶縁膜を介して形成されている第1ゲートと、
第2エミッタ領域の一部と半導体層、そしてその間の第
1導電型ウエルの表面にゲート絶縁膜を介して形成され
ている第2ゲートとから構成される。
の本発明の電力用絶縁ゲートバイポーラトランジスタ
は、第1導電型の半導体基板と、半導体基板上に形成さ
れている第2導電型の導電層と、第2導電型の半導体層
内に形成されている第1導電型のウエルと、ウエル内に
形成されている第2導電型の第1エミッタ領域と、ウエ
ル内に第1エミッタ領域と隔間して形成されている第2
導電型の第2エミッタ領域と、第2エミッタ領域内に形
成されている第1導電型の拡散領域と、第1エミッタ領
域と半導体層との間の第1導電型ウエルと半導体層表面
にゲート絶縁膜を介して形成されている第1ゲートと、
第2エミッタ領域の一部と半導体層、そしてその間の第
1導電型ウエルの表面にゲート絶縁膜を介して形成され
ている第2ゲートとから構成される。
【0014】さらに、本発明の電力用絶縁ゲートバイポ
ーラトランジスタは、第1導電型の半導体基板と、半導
体基板上に形成されている第2導電型の半導体層と、第
2導電型の半導体層内に形成されている第1導電型のウ
エルと、第1導電型のウエル内に形成されている第2導
電型の第1エミッタ領域と、第1導電型のウエル内に第
1エミッタ領域と隔間して形成されている第2導電型の
第2エミッタ領域と、第1エミッタ領域の一部に第1エ
ミッタ領域と連結され、第2エミッタ領域と隔間して形
成されている第3エミッタ領域と、第2エミッタ領域の
一部に第2エミッタ領域と連結され、第1エミッタ領
域、第3エミッタ領域と隔間して形成されている第4エ
ミッタ領域と、第3エミッタ領域と第4エミッタ領域内
に形成されている第1導電型の拡散領域と、第3エミッ
タ領域の一部と第3エミッタ領域、第1エミッタ領域と
半導体層間の第1導電型ウエルと半導体層表面にゲート
絶縁膜を介して形成されている第1ゲートと、第4エミ
ッタ領域の一部と半導体層、そして第2エミッタ領域と
半導体層間の第1導電型ウエルの表面に形成されている
第2ゲートとから構成される。
ーラトランジスタは、第1導電型の半導体基板と、半導
体基板上に形成されている第2導電型の半導体層と、第
2導電型の半導体層内に形成されている第1導電型のウ
エルと、第1導電型のウエル内に形成されている第2導
電型の第1エミッタ領域と、第1導電型のウエル内に第
1エミッタ領域と隔間して形成されている第2導電型の
第2エミッタ領域と、第1エミッタ領域の一部に第1エ
ミッタ領域と連結され、第2エミッタ領域と隔間して形
成されている第3エミッタ領域と、第2エミッタ領域の
一部に第2エミッタ領域と連結され、第1エミッタ領
域、第3エミッタ領域と隔間して形成されている第4エ
ミッタ領域と、第3エミッタ領域と第4エミッタ領域内
に形成されている第1導電型の拡散領域と、第3エミッ
タ領域の一部と第3エミッタ領域、第1エミッタ領域と
半導体層間の第1導電型ウエルと半導体層表面にゲート
絶縁膜を介して形成されている第1ゲートと、第4エミ
ッタ領域の一部と半導体層、そして第2エミッタ領域と
半導体層間の第1導電型ウエルの表面に形成されている
第2ゲートとから構成される。
【0015】ここで、エミッタ領域間の半導体層を基準
に第1エミッタ領域と第2エミッタ領域とが対応され、
第3エミッタ領域と第4エミッタ領域とが対応されるよ
うに設計することができるが、このとき、第1エミッタ
領域と第2エミッタ領域との間の半導体層の一部を高濃
度で形成することができる。さらに、エミッタ領域間の
半導体層を基準に第1エミッタ領域と第4エミッタ領域
とが対応され、第3エミッタ領域と第2エミッタ領域と
が対応されるようにすることもできる。
に第1エミッタ領域と第2エミッタ領域とが対応され、
第3エミッタ領域と第4エミッタ領域とが対応されるよ
うに設計することができるが、このとき、第1エミッタ
領域と第2エミッタ領域との間の半導体層の一部を高濃
度で形成することができる。さらに、エミッタ領域間の
半導体層を基準に第1エミッタ領域と第4エミッタ領域
とが対応され、第3エミッタ領域と第2エミッタ領域と
が対応されるようにすることもできる。
【0016】本発明に従うかかる電力用絶縁ゲートバイ
ポーラトランジスタにおいてはIGBTの順方向電圧特
性を変化させず、一方のエミッタ領域にエミッタ領域と
伝導型が異なる拡散領域を部分的に形成し、スイッチン
グオフの際オフチャネルが形成されるようにする。スイ
ッチングオフ時に形成されるオフチャネルを通じて正孔
電流が流れるようにし、スイッチング特性に大きい影響
を及ぼす正孔の消滅速度を増加してスイッチング特性が
向上することになる。
ポーラトランジスタにおいてはIGBTの順方向電圧特
性を変化させず、一方のエミッタ領域にエミッタ領域と
伝導型が異なる拡散領域を部分的に形成し、スイッチン
グオフの際オフチャネルが形成されるようにする。スイ
ッチングオフ時に形成されるオフチャネルを通じて正孔
電流が流れるようにし、スイッチング特性に大きい影響
を及ぼす正孔の消滅速度を増加してスイッチング特性が
向上することになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明
による絶縁ゲートバイポーラトランジスタの構造を示す
断面図である。本発明による絶縁ゲートバイポーラトラ
ンジスタの基本構造は、通常のIGBTの基本構造と同
一の形態であるが、スイッチング特性の向上のためN+
形エミッタ構造を変形して二つのチャネル構造を有す
る。図1に示すように、本発明の実施の形態に従う絶縁
ゲートバイポーラトランジスタには、P+ 形半導体基板
10の一方の面にN+ 形のバッファ層20が形成されて
おり、バッファ層20上にN- 形のエピ層30が形成さ
れている。エピ層30にはP形ウエル40が形成されて
おり、その中にN+ 形エミッタ領域42が形成されてお
り、N+ エミッタ領域42と間隔をもってN形のエミッ
タ領域44が形成されている。N形エミッタ領域44は
N+ 形エミッタ領域42の深さより深く、N+ 形領域4
6を含んでおり内部にP+ 形拡散領域48が形成されて
いる。N形エミッタ領域44の一部とP形ウエル40表
面の一部、エピ層30表面にはゲート酸化膜50が形成
されている。そして、他の一方のN+ 形エミッタ領域4
2とエピ層30との間のP形ウエル40とエピ層30表
面にもゲート酸化膜50が形成されている。ゲート酸化
膜50上にはゲート端子60が形成されており、ゲート
端子60は絶縁膜70が取り囲んでいる。P形ウエル4
0が形成されている基板10の表面には図示しないエミ
ッタ電極が形成され、その反対面には図示しないコレク
タ電極が形成される。
態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明
による絶縁ゲートバイポーラトランジスタの構造を示す
断面図である。本発明による絶縁ゲートバイポーラトラ
ンジスタの基本構造は、通常のIGBTの基本構造と同
一の形態であるが、スイッチング特性の向上のためN+
形エミッタ構造を変形して二つのチャネル構造を有す
る。図1に示すように、本発明の実施の形態に従う絶縁
ゲートバイポーラトランジスタには、P+ 形半導体基板
10の一方の面にN+ 形のバッファ層20が形成されて
おり、バッファ層20上にN- 形のエピ層30が形成さ
れている。エピ層30にはP形ウエル40が形成されて
おり、その中にN+ 形エミッタ領域42が形成されてお
り、N+ エミッタ領域42と間隔をもってN形のエミッ
タ領域44が形成されている。N形エミッタ領域44は
N+ 形エミッタ領域42の深さより深く、N+ 形領域4
6を含んでおり内部にP+ 形拡散領域48が形成されて
いる。N形エミッタ領域44の一部とP形ウエル40表
面の一部、エピ層30表面にはゲート酸化膜50が形成
されている。そして、他の一方のN+ 形エミッタ領域4
2とエピ層30との間のP形ウエル40とエピ層30表
面にもゲート酸化膜50が形成されている。ゲート酸化
膜50上にはゲート端子60が形成されており、ゲート
端子60は絶縁膜70が取り囲んでいる。P形ウエル4
0が形成されている基板10の表面には図示しないエミ
ッタ電極が形成され、その反対面には図示しないコレク
タ電極が形成される。
【0018】かかる絶縁ゲートバイポーラトランジスタ
N+ 形、N形エミッタ領域44、46内にP+ 形拡散領
域48が形成されている構造においては、スイッチング
オン状態においては、電子はP+ 形拡散領域48周りを
まわって外部のP形ウエル40に形成されるNチャネル
(オンチャネル)を通じて流れることになる。さらに、
スイッチングオフ時にはエピ層内の正孔がN+ 形、N形
エミッタ領域44、46内のN形領域44に形成される
Pチャネル(オフチャネル)を通じてエミッタ端子に抜
け出す。チャネルを通じて正孔が流れるため、短い時間
の間に多くの正孔が抜け出てスイッチング時間を減少せ
しめる。スイッチングオフの際正孔の流れは、図面にお
ける矢印をもって示す。
N+ 形、N形エミッタ領域44、46内にP+ 形拡散領
域48が形成されている構造においては、スイッチング
オン状態においては、電子はP+ 形拡散領域48周りを
まわって外部のP形ウエル40に形成されるNチャネル
(オンチャネル)を通じて流れることになる。さらに、
スイッチングオフ時にはエピ層内の正孔がN+ 形、N形
エミッタ領域44、46内のN形領域44に形成される
Pチャネル(オフチャネル)を通じてエミッタ端子に抜
け出す。チャネルを通じて正孔が流れるため、短い時間
の間に多くの正孔が抜け出てスイッチング時間を減少せ
しめる。スイッチングオフの際正孔の流れは、図面にお
ける矢印をもって示す。
【0019】図2は本発明による絶縁ゲートバイポーラ
トランジスタの実施の形態を示す平面図であって、上か
らみるとき点対称である構造からなっている。図2に示
すように、エピ層30内に形成されているP形ウエル4
0内にN+ 形エミッタ領域42が形成されており、その
一端部はN形エミッタ領域44と連結されてN+ 形、N
形エミッタ領域44、46をなしている。さらに、N+
形、N形エミッタ領域44、46内にはP+ 形拡散領域
48が形成されている。そして、P形ウエル40内には
N+ 形エミッタ領域42と間隔をもってP+ 形拡散領域
48を含むN+ 形、N形エミッタ領域44、46が形成
されており、このエミッタ領域44、46の端部分にこ
のエミッタ領域44、46と連結されたN+ 形エミッタ
領域42が形成されている。このN+ エミッタ領域42
は一方側のN+ 形、N形エミッタ領域44、46と間隔
をもっている。図2に示しているLnはスイッチオン時
に形成されるNチャネルの長さを示し、Lpはスイッチ
オフ時に形成されるPチャネルの長さを示す。
トランジスタの実施の形態を示す平面図であって、上か
らみるとき点対称である構造からなっている。図2に示
すように、エピ層30内に形成されているP形ウエル4
0内にN+ 形エミッタ領域42が形成されており、その
一端部はN形エミッタ領域44と連結されてN+ 形、N
形エミッタ領域44、46をなしている。さらに、N+
形、N形エミッタ領域44、46内にはP+ 形拡散領域
48が形成されている。そして、P形ウエル40内には
N+ 形エミッタ領域42と間隔をもってP+ 形拡散領域
48を含むN+ 形、N形エミッタ領域44、46が形成
されており、このエミッタ領域44、46の端部分にこ
のエミッタ領域44、46と連結されたN+ 形エミッタ
領域42が形成されている。このN+ エミッタ領域42
は一方側のN+ 形、N形エミッタ領域44、46と間隔
をもっている。図2に示しているLnはスイッチオン時
に形成されるNチャネルの長さを示し、Lpはスイッチ
オフ時に形成されるPチャネルの長さを示す。
【0020】図3は図2の線AA’を基準に切断した断
面図である。図3に示すように、N形エミッタ領域44
の接合深さDn1がN+ 形エミッタ領域46の接合深さ
Dn2より深い。
面図である。図3に示すように、N形エミッタ領域44
の接合深さDn1がN+ 形エミッタ領域46の接合深さ
Dn2より深い。
【0021】図4は本発明による実施の形態であって、
スイッチオフ時の正孔の流れを示す断面図である。図4
に示すように、図1に示すセルがエピ層30内に互いに
間隔をもって多数形成されている。このとき、ゲート端
子60の下部P形ウエル40間のエピ層30をJFET
領域という。ここで、矢印はスイッチングオフの際正孔
の流れを示す。
スイッチオフ時の正孔の流れを示す断面図である。図4
に示すように、図1に示すセルがエピ層30内に互いに
間隔をもって多数形成されている。このとき、ゲート端
子60の下部P形ウエル40間のエピ層30をJFET
領域という。ここで、矢印はスイッチングオフの際正孔
の流れを示す。
【0022】オフチャネル(Pチャネル)がないN+ 形
エミッタ領域42間のJFET領域にエピ層30に比べ
高濃度領域32を局部的に形成する。その結果、N領域
32周りには正孔の動きを制限する電位障壁が生じるこ
とになり、正孔はこの領域を避けて移動することになる
ため、スイッチングオフの際正孔の移動がオフチャネル
(Pチャネル)方向にもっと容易に誘導され正孔の消滅
がより容易になる。さらに、高濃度のN領域32は導通
の際JFET抵抗成分を縮める役割をするので伝導特性
も改善され、オフチャネル方向に流れる電流の一部を誘
導してラッチ特性を安定させることができる。
エミッタ領域42間のJFET領域にエピ層30に比べ
高濃度領域32を局部的に形成する。その結果、N領域
32周りには正孔の動きを制限する電位障壁が生じるこ
とになり、正孔はこの領域を避けて移動することになる
ため、スイッチングオフの際正孔の移動がオフチャネル
(Pチャネル)方向にもっと容易に誘導され正孔の消滅
がより容易になる。さらに、高濃度のN領域32は導通
の際JFET抵抗成分を縮める役割をするので伝導特性
も改善され、オフチャネル方向に流れる電流の一部を誘
導してラッチ特性を安定させることができる。
【0023】次に、本発明による絶縁ゲートバイポーラ
トランジスタの製造方法について説明する。高濃度のP
+ 形基板10上に5〜30μmの厚さで、濃度が5E1
6〜2E17/cm3 程度のN+ 形バッファ20を形成
し、このバッファ層20上に高電圧を耐えられるよう2
0ohm以上の抵抗を有するエピ層30を40μm以上
成長させる。
トランジスタの製造方法について説明する。高濃度のP
+ 形基板10上に5〜30μmの厚さで、濃度が5E1
6〜2E17/cm3 程度のN+ 形バッファ20を形成
し、このバッファ層20上に高電圧を耐えられるよう2
0ohm以上の抵抗を有するエピ層30を40μm以上
成長させる。
【0024】基板10の表面にゲート酸化膜50を60
0〜1500オングストローム(Å)成長させ、ポリシ
リコンを蒸着、エッチングしてゲート領域Gとアクティ
ブセル領域ACを定義する。このとき、ポリシリコンゲ
ート端子60の広さはIGBTの電流−電圧特性を決め
る重要な要素になり、PチャネルとNチャネルとが同時
に存在するN+ 形、N形エミッタ領域によりJFET領
域が狭くならないように一般的なIGBT構造に比べ、
ゲート端子60を広く設計する。ポリシリコンゲート端
子60が形成された後自己整合的方法によらず、別途の
マスク段階を用いてP形イオンを低濃度で注入する。そ
して、さらにP形イオンを高濃度で注入し拡散させてア
クティブP形ウエル40を形成する。このとき、P形ウ
エル40の両方向チャネルの長さはオフチャネルを考慮
して非対称に形成する。さらに、P形ウエル40の接合
深さは伝導損失および耐圧の大きさに従い決定しなけれ
ばならないし、4〜10μmの範囲で決定することが好
ましい。
0〜1500オングストローム(Å)成長させ、ポリシ
リコンを蒸着、エッチングしてゲート領域Gとアクティ
ブセル領域ACを定義する。このとき、ポリシリコンゲ
ート端子60の広さはIGBTの電流−電圧特性を決め
る重要な要素になり、PチャネルとNチャネルとが同時
に存在するN+ 形、N形エミッタ領域によりJFET領
域が狭くならないように一般的なIGBT構造に比べ、
ゲート端子60を広く設計する。ポリシリコンゲート端
子60が形成された後自己整合的方法によらず、別途の
マスク段階を用いてP形イオンを低濃度で注入する。そ
して、さらにP形イオンを高濃度で注入し拡散させてア
クティブP形ウエル40を形成する。このとき、P形ウ
エル40の両方向チャネルの長さはオフチャネルを考慮
して非対称に形成する。さらに、P形ウエル40の接合
深さは伝導損失および耐圧の大きさに従い決定しなけれ
ばならないし、4〜10μmの範囲で決定することが好
ましい。
【0025】P形ウエル40の形成後にオフチャネルを
形成するようNエミッタ領域44を形成する。このと
き、Nエミッタ領域44の濃度はスイッチングオフの際
印加される負のゲートバイアスを考慮してPチャネルが
十分に生じるよう濃度を決定しなければならないし、接
合深さは工程許容限界以内で浅くすることがIGBTの
ラッチ特性を改善するのに効果的である。オフチャネル
工程を行なった後、N形エミッタ領域44内にN+ 形エ
ミッタ領域46とP+ 形拡散領域48を形成し、図1に
示すような構造を形成する。オフチャネルが形成される
N形エミッタ領域44には、まずP形イオンを高濃度で
注入した後コンタクト部位に高濃度のN形領域46が他
のN+ 形エミッタ領域42と同時に形成されオーミック
コンタクトになるようイオン注入をした後、拡散工程で
P+ 形拡散領域48、N+ 形エミッタ領域46を同時に
形成する。
形成するようNエミッタ領域44を形成する。このと
き、Nエミッタ領域44の濃度はスイッチングオフの際
印加される負のゲートバイアスを考慮してPチャネルが
十分に生じるよう濃度を決定しなければならないし、接
合深さは工程許容限界以内で浅くすることがIGBTの
ラッチ特性を改善するのに効果的である。オフチャネル
工程を行なった後、N形エミッタ領域44内にN+ 形エ
ミッタ領域46とP+ 形拡散領域48を形成し、図1に
示すような構造を形成する。オフチャネルが形成される
N形エミッタ領域44には、まずP形イオンを高濃度で
注入した後コンタクト部位に高濃度のN形領域46が他
のN+ 形エミッタ領域42と同時に形成されオーミック
コンタクトになるようイオン注入をした後、拡散工程で
P+ 形拡散領域48、N+ 形エミッタ領域46を同時に
形成する。
【0026】以上のような方法で製造した2重チャネル
IGBTはエミッタ電位についてゲートにしきい値電圧
以上のバイアスを印加し、コレクタ−エミッタ間の順方
向バイアスを加えるとP形ウエル40に形成されたNチ
ャネルにより電子電流が流れP+ 形基板10においてN
- 形エピ層30に正孔が注入されて正常なIGBTの動
作状態になる。
IGBTはエミッタ電位についてゲートにしきい値電圧
以上のバイアスを印加し、コレクタ−エミッタ間の順方
向バイアスを加えるとP形ウエル40に形成されたNチ
ャネルにより電子電流が流れP+ 形基板10においてN
- 形エピ層30に正孔が注入されて正常なIGBTの動
作状態になる。
【0027】このとき、オフチャネル方向のN+ 形、N
形エミッタ領域46、44からなるエミッタが通常のI
GBTにおけるエミッタ構造より相対的に大きくなりラ
ッチ特性に影響を与えると予想することができるが、オ
フチャネルを効果的に配列するとラッチを抑制すること
ができる。N+ 形、N形エミッタ領域46、44におい
て全体の接合深さに比べ、N+ 形エミッタ領域46の接
合深さが小さくかつその部位のP形濃度が高濃度になる
ので、導通状態における正孔の移動はN+ 形エミッタ領
域46下端の短い電流通路に沿い移動することになる。
一方、図1において両方向のNチャネル長さを比較して
みるとき、オフチャネル側が長くなるのでチャネル抵抗
が増加し、結果的にチャネルを通じて流れる電子電流も
小さくなり、その部分の正孔電流も小さくなるのでラッ
チに安定的である。特に、本発明において、Nチャネル
(オンチャネル)とPチャネル(オフチャネル)の比率
は電流伝導に資する電子電流と正孔電流の比率に従い決
定しなければならない事項で、通常の場合、IGBTの
ゲインが1より小さいのでオンチャネルに対するオフチ
ャネルの比率は1より小さく設計することが好ましい。
形エミッタ領域46、44からなるエミッタが通常のI
GBTにおけるエミッタ構造より相対的に大きくなりラ
ッチ特性に影響を与えると予想することができるが、オ
フチャネルを効果的に配列するとラッチを抑制すること
ができる。N+ 形、N形エミッタ領域46、44におい
て全体の接合深さに比べ、N+ 形エミッタ領域46の接
合深さが小さくかつその部位のP形濃度が高濃度になる
ので、導通状態における正孔の移動はN+ 形エミッタ領
域46下端の短い電流通路に沿い移動することになる。
一方、図1において両方向のNチャネル長さを比較して
みるとき、オフチャネル側が長くなるのでチャネル抵抗
が増加し、結果的にチャネルを通じて流れる電子電流も
小さくなり、その部分の正孔電流も小さくなるのでラッ
チに安定的である。特に、本発明において、Nチャネル
(オンチャネル)とPチャネル(オフチャネル)の比率
は電流伝導に資する電子電流と正孔電流の比率に従い決
定しなければならない事項で、通常の場合、IGBTの
ゲインが1より小さいのでオンチャネルに対するオフチ
ャネルの比率は1より小さく設計することが好ましい。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明に従う絶縁ゲート
バイポーラトランジスタはIGBTの順方向電圧特性を
低下させず、スイッチングオフの際Pチャネルが形成さ
れるようにして正孔電流の流れ通路を形成せしめること
により、正孔の消滅速度を増加してスイッチング特性を
向上するという効果がある。
バイポーラトランジスタはIGBTの順方向電圧特性を
低下させず、スイッチングオフの際Pチャネルが形成さ
れるようにして正孔電流の流れ通路を形成せしめること
により、正孔の消滅速度を増加してスイッチング特性を
向上するという効果がある。
【図1】本発明による絶縁ゲートバイポーラトランジス
タの構造を示す断面図である。
タの構造を示す断面図である。
【図2】本発明による絶縁ゲートバイポーラトランジス
タの構造を示す平面図である。
タの構造を示す平面図である。
【図3】図2の線AA’を基準に切断した断面図であ
る。
る。
【図4】本発明による実施の形態を示すIGSTであっ
てスイッチングオフの際の正孔の流れを示す断面図であ
る。
てスイッチングオフの際の正孔の流れを示す断面図であ
る。
【図5】Nチャネルの従来の絶縁ゲートバイポーラトラ
ンジスタの断面図である。
ンジスタの断面図である。
【図6】従来の絶縁ゲートバイポーラトランジスタの単
位セルとMCT(MOS control thyristor)単位セル
とを一定の比率で素子に多数配列させた半導体装置の構
造を示す断面図である。
位セルとMCT(MOS control thyristor)単位セル
とを一定の比率で素子に多数配列させた半導体装置の構
造を示す断面図である。
10 P+ 形半導体基板 20 バッファ層 30 N- 形エピ層 40 P形ウエル 42 N+ 形エミッタ領域 44 N形エミッタ領域 46 N形エミッタ領域 48 P+ 拡散領域 50 ゲート端子 60 ゲート端子
Claims (17)
- 【請求項1】 第1導電型の半導体基板と、 前記半導体基板上に形成されている第2導電型の半導体
層と、 前記半導体層内に形成されている第1導電型のウエル
と、 前記ウエル内に形成されている第2導電型の第1エミッ
タ領域と、 前記ウエル内に前記第1エミッタ領域と隔間して形成さ
れている第2導電型の第2エミッタ領域と、 前記第2エミッタ領域内に形成されている第1導電型の
拡散領域と、 前記第1エミッタ領域と前記半導体層との間の前記ウエ
ルと前記半導体層の表面にゲート絶縁膜を介して形成さ
れている第1ゲートと、 前記第2エミッタ領域の一部と前記半導体層、そしてそ
の間の前記ウエルの表面にゲート絶縁膜を介して形成さ
れている第2ゲートと、を有することを特徴とする電力
用絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。 - 【請求項2】 前記半導体基板と前記半導体層との間に
形成されており、前記半導体層より高濃度である第2導
電型のバッファ層をさらに含むことを特徴とする請求項
1に記載の電力用絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。 - 【請求項3】 前記バッファ層の厚さが5〜30μmで
あることを特徴とする請求項2に記載の電力用絶縁ゲー
トバイポーラトランジスタ。 - 【請求項4】 前記バッファ層の濃度が5E16〜2E
17/cm3 であることを特徴とする請求項2に記載の
電力用絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。 - 【請求項5】 前記半導体層の厚さが40μm以上であ
ることを特徴とする請求項1に記載の電力用絶縁ゲート
バイポーラトランジスタ。 - 【請求項6】 前記半導体層の抵抗が20ohm以上で
あることを特徴とする請求項5に記載の電力用絶縁ゲー
トバイポーラトランジスタ。 - 【請求項7】 前記第1導電型ウエルは高濃度で形成さ
れており、上層部の一部に低濃度層を含むことを特徴と
する請求項1に記載の電力用絶縁ゲートバイポーラトラ
ンジスタ。 - 【請求項8】 前記第2エミッタ領域は前記第1エミッ
タ領域より接合深さが深いことを特徴とする請求項1に
記載の電力用絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。 - 【請求項9】 前記第2エミッタ領域は前記第1導電型
拡散領域を中心にその周囲は低濃度領域で形成されてお
り、表面の一部が高濃度領域で形成されていることを特
徴とする請求項1に記載の電力用絶縁ゲートバイポーラ
トランジスタ。 - 【請求項10】 前記第2エミッタ領域の高濃度領域は
前記第2エミッタ領域の低濃度領域および前記第1導電
型ウエルと接していることを特徴とする請求項9に記載
の電力用絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。 - 【請求項11】 第1導電型の半導体基板と、 前記半導体基板上に形成されている第2導電型の半導体
層と、 前記半導体層内に形成されている第1導電型のウエル
と、 前記ウエル内に形成されている第2導電型の第1エミッ
タ領域と、 前記ウエル内に前記第1エミッタ領域と隔間して形成さ
れている第2導電型の第2エミッタ領域と、 前記第1エミッタ領域の一部に前記第1エミッタ領域と
連結され、前記第2エミッタ領域と隔間して形成されて
いる第3エミッタ領域と、 前記第2エミッタ領域の一部に前記第2エミッタ領域と
連結され、前記第1エミッタ領域、前記第3エミッタ領
域と隔間して形成されている第4エミッタ領域と、 前記第3エミッタ領域と前記第4エミッタ領域内に形成
されている第1導電型の拡散領域と、 前記第3エミッタ領域の一部と前記第3エミッタ領域、
前記第1エミッタ領域と前記半導体層間の前記ウエルと
前記半導体層表面にゲート絶縁膜を介して形成されてい
る第1ゲートと、 前記第4エミッタ領域の一部と前記半導体層そして前記
第2エミッタ領域と前記半導体層間の前記ウエル表面に
ゲート絶縁膜を介して形成されている第2ゲートと、 を有することを特徴とする電力用絶縁ゲートバイポーラ
トランジスタ。 - 【請求項12】 前記第3エミッタ領域と前記第4エミ
ッタ領域とは低濃度の第2導電型からなり、前記第1導
電型拡散領域を基準に前記ウエルの中心側表面は高濃度
の第2導電型領域で形成されていることを特徴とする請
求項11に記載の電力用絶縁ゲートバイポーラトランジ
スタ。 - 【請求項13】 前記第1エミッタ領域と前記第2エミ
ッタ領域とは高濃度の第2導電型からなり、それぞれが
前記第3エミッタ領域、前記第4エミッタ領域の第2導
電型の高濃度領域と連結されていることを特徴とする請
求項11に記載の電力用絶縁ゲートバイポーラトランジ
スタ。 - 【請求項14】 前記第1エミッタ領域と前記第2エミ
ッタ領域の接合深さより前記第3エミッタ領域と前記第
4エミッタ領域の接合深さが深いことを特徴とする請求
項11に記載の電力用絶縁ゲートバイポーラトランジス
タ。 - 【請求項15】 前記第1エミッタ領域は間の半導体層
を基準に前記第4エミッタ領域と並んで形成されてお
り、前記第2エミッタ領域は前記第3エミッタ領域と対
応して形成されていることを特徴とする請求項11に記
載の電力用絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。 - 【請求項16】 前記第1エミッタ領域は間の半導体層
を基準に前記第2エミッタ領域と並んで形成されてお
り、前記第3エミッタ領域は前記第4エミッタ領域と対
応して形成されていることを特徴とする請求項11に記
載の電力用絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。 - 【請求項17】 前記第1エミッタ領域と前記第2エミ
ッタ領域との間の半導体層の一部が高濃度の第2導電型
で形成されていることを特徴とする請求項16に記載の
電力用絶縁ゲートバイポーラトランジスタ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1995P-46784 | 1995-12-05 | ||
| KR1019950046784A KR100194668B1 (ko) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 전력용 절연 게이트 바이폴라 트랜지스터 |
Publications (1)
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