JPH09186803A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH09186803A
JPH09186803A JP8017202A JP1720296A JPH09186803A JP H09186803 A JPH09186803 A JP H09186803A JP 8017202 A JP8017202 A JP 8017202A JP 1720296 A JP1720296 A JP 1720296A JP H09186803 A JPH09186803 A JP H09186803A
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JP
Japan
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print
time
cpu
reserved
data
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JP8017202A
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English (en)
Inventor
Kenichi Morita
賢一 守田
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のコピーを重複を避けて予約し、非予約
のコピー動作が割り込んだ場合でも、各予約の納期まで
にプリント動作を終了できるようにする。 【解決手段】 原稿画像データとそのプリント開始時刻
を記憶手段に記憶し、プリント開始時刻になるとその原
稿画像データを記憶手段から読み出してプリントする予
約プリント機能を備えた画像処理装置に於いて、割込コ
ピーや用紙補給等の消費時間をモニタする手段と、プリ
ント用データを入力する手段と、プリント終了希望時刻
を入力する手段と、プリント用データに基づいて当該プ
リント動作の所要時間を演算する手段と、装置の稼働状
況と各原稿の所要時間及び終了希望時刻に基づいて各原
稿のプリント動作が重複しないように各原稿のプリント
開始時刻を設定する手段と、を有する画像処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを記憶
して、当該画像データのプリント開始時刻になると当該
画像データを記憶手段から読み出してプリントする機能
を備えた画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭61−272761号公報には、
各々原稿台上に給紙可能な複数の原稿給紙トレイを有
し、各トレイのセット原稿を当該セット原稿について指
定したコピーデータに従ってコピーし、そのコピー動作
が終了すると、当該原稿のコピーデータを消去して、別
のトレイのセット原稿を当該別のセット原稿のコピーデ
ータに従ってコピーする装置が開示されている。特開平
1−265269号公報には、予約プリント実行中に指
令される割込コピーに関して、上記予約プリントの終了
設定時刻前に予約プリントを終了できる場合には上記割
込コピーを受け付けて予約プリントを中断するととも
に、割込コピーが開始された後、上記終了設定時刻まで
に上記予約プリントを終了できないと判定された場合に
は、上記割込コピーを中断して上記予約プリントを再開
する装置が開示されている。
【0003】特開平4−31874号公報には、時間機
能を有するパスワード入力によって予約時間を指定する
ことで、特定時間帯への集中を無くすようにした装置が
開示されている。特開平5−75772号公報には、複
数種類の情報処理機能を予約された順に実行する複合情
報処理装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】原稿画像を読み取って
画像データとして記憶しておき、所望の時刻にプリント
動作を実行できる装置に於いて、複数のプリント動作
(複数のユーザのプリント動作)を予約可能にして、各
々の納期(プリント終了希望時刻)までにプリント動作
が終了するようにしたいという要請がある。また、予約
時に於いて、複数の予約のプリント動作の時間帯が重複
しないように自動的に調整することで、ユーザが予約時
間を指定する手間を省きたいという要請もある。また、
その調整に於いて、非予約のプリント動作(割込コピ
ー)や記録用紙の補給等のために時間が費やされた場合
でも、各予約プリントを各々の納期までに終了できるよ
うにしたいという要請もある。本発明は、このような要
請に応えることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿画像デー
タと該原稿画像データのプリント開始時刻データを記憶
手段に記憶し、プリント開始時刻になると該プリント開
始時刻に対応付けられている原稿画像データを上記記憶
手段から読み出してプリントする予約プリント機能を備
えた画像処理装置に於いて、当該画像処理装置の稼働状
況をモニタして記憶するモニタ手段と、原稿のプリント
用データを入力するデータ入力手段と、原稿のプリント
終了希望時刻を入力する終了時刻入力手段と、前記プリ
ント用データに基づいて該プリント用データに対応する
原稿のプリント動作の所要時間を演算する所要時間演算
手段と、前記稼働状況と各原稿の前記所要時間及び前記
終了希望時刻に基づいて各原稿のプリント動作の時間帯
が重複しないように各原稿の前記プリント開始時刻を演
算して設定するスケジューリング手段と、を有する画像
処理装置である。
【0006】また、本発明は、上記構成に於いて、前記
モニタ手段が、前記予約プリント機能によらないで当該
画像処理装置に於いて実行されるプリント動作(非予約
のプリント動作=割込コピー)の単位期間内の平均所要
時間と、当該画像処理装置に於いて記録紙の補給に費や
される単位期間内の平均所要時間を演算して、前記稼働
状況として記憶する、画像処理装置である。さらに、本
発明は、上記構成に於いて、前記スケジューリング手段
が、前記演算の結果、前記終了希望時刻前にプリント動
作を終了できない原稿が有ると判明した場合にはその旨
を出力する画像処理装置である。
【0007】また、本発明は、上記構成に於いて、前記
モニタ手段が、前記予約プリント機能によらないで当該
画像処理装置に於いて実行されるプリント動作に於いて
単位期間内に消費される記録紙の平均枚数を演算して前
記稼働状況として記憶するとともに、さらに、記録紙の
残量を検出する残量検出手段と、前記予約プリント機能
により単位期間内に消費されると予想される記録紙の枚
数と前記モニタ手段により演算される前記平均枚数とを
加算して該加算値を前記残量検出手段により検出される
記録紙残量と比較して記録紙残量が少ない場合にはその
旨を出力する警告手段と、を有する画像処理装置であ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の装置を、具体的な
実施の形態に即して説明する。
【0009】1.機構と動作の概要.図1は本発明を具
体化した構成に於いて用いられる複写装置の機構を模式
的に示す。図示の複写装置は、原稿搬送部10a と原稿読
取部10b から成る原稿処理部10と、プリンタ部50とを有
する。
【0010】原稿搬送部10a は、原稿トレイ101 にセッ
トされた原稿を1枚づつ予備挿入部103 まで捌き出した
後、所定のタイミングで原稿台ガラス100 上へ搬送し
て、該原稿台ガラス100 上の原稿読取位置に原稿画像面
を下向きにしてセットするとともに、原稿読取終了後に
はセット時と同じ方向へ搬送することにより原稿読取位
置から除去して、排紙トレイ102 上へ排出する装置であ
る。予備挿入部103 に次原稿が有る場合には、該次原稿
が上記排出時に於いて同じ方向へ搬送されて、原稿読取
位置に上記と同様にセットされる。なお、予備挿入部10
3 に原稿の先端が有ることは、センサSE1 によって検出
される。以上の動作を実現するために、原稿搬送部10a
を含む原稿処理部10には、不図示の原稿搬送部駆動回路
や、原稿搬送部センサ等が設けられている。
【0011】原稿読取部10b は、原稿台ガラス100 上の
原稿を露光ランプ11により露光走査して、反射光をミラ
ー12,13,14とレンズ系15を介してCCDラインイメージ
センサ19に導いて結像させ、CCDラインイメージセン
サ19により光電変換された画像信号を、画像処理回路20
にて処理することで画像データを生成し、メモリユニッ
ト部30のメモリに格納する装置である。以上の動作を実
現するために、原稿読取部10b を含む原稿処理部10に
は、駆動回路(不図示)や、画像処理回路20が設けられ
ている。
【0012】プリンタ部50では、感光体ドラム52上に静
電潜像を形成する動作、静電潜像をトナーで現像する動
作、現像されたトナー像を用紙上に転写する動作、トナ
ー像を用紙上に定着させる動作、用紙を転写位置に給紙
するとともにトナー像を転写された用紙を定着位置まで
搬送して定着後に排出する動作が行われる。以上の動作
を実現するため、プリンタ部50には、プリント回路51、
各種センサ、及び駆動回路が設けられている。
【0013】感光体ドラム52の表面に静電潜像を形成す
る動作は、メモリ回路30から読み出した画像データを、
プリント回路51にてレーザ駆動用の信号に変換し、この
信号でレーザ510 を駆動することにより画像に対応する
レーザ光を出力させ、このレーザ光を、ポリゴンミラー
511 、レンズ系512 、ミラー513 を介して、回転駆動さ
れている感光体ドラム52の帯電表面に結像させることで
実現される。
【0014】静電潜像をトナーで現像する動作は、回転
駆動されている感光体ドラム52の表面に形成された静電
潜像に、何れかの現像器531,532 内のトナーを付着させ
ることで実現される。感光体ドラム52の表面に現像され
たトナー像を用紙上に転写する動作は、該トナー像を転
写チャージャ54により吸引して、転写位置に給紙されて
来る用紙上に転写することで実現される。用紙上に転写
されたトナー像を定着する動作は、トナー像を転写され
た用紙を搬送ベルト571 により定着装置55まで搬送し
て、熱圧着による画像定着処理を施すことで実現され
る。
【0015】用紙を搬送する動作は、何れかの用紙トレ
イ591,592,593,594 から捌き出した用紙を、搬送路595
を通して搬送し、感光体ドラム52と転写チャージャ54と
の間の転写位置に給紙し、転写後、搬送ベルト571 によ
り定着装置55まで搬送し、定着後、排出路572 を通して
機外の排紙トレイ56上へ排出するように行われる。な
お、切換爪573 の切り換えにより、画像定着後の用紙
を、再給紙機構574 に送り込み、再給紙路575 を通して
転写位置に再給紙する場合もある。なお、搬送路595 や
再給紙路575 等の近傍には、用紙を検出してジャムトラ
ブル等を検出するための不図示のセンサが設けられてい
る。
【0016】また、各用紙トレイ591,592,593,594 内の
用紙の有無は、各用紙トレイ591,592,593,594 の給紙口
側に各々設けられた用紙センサSE11,SE12,SE13,SE14 に
よって各々検出されて図3のI/O133 を介してCPU
103 に入力される。また、各用紙トレイ591,592,593,59
4 内に収納されている用紙の重量は、各用紙トレイ591,
592,593,594 の下方に各々設けられた重量センサSE101,
SE102,SE103,SE104 によって各々検出されて図3のI/
O133 を介してCPU103 に入力される。
【0017】2.制御回路の構成.図3は本複写装置の
制御回路の全体構成を示し、図4は図3のメモリユニッ
ト部30の回路構成を示す。また、図2は、本複写装置の
操作パネルOPを示す。
【0018】図2に示すように、操作パネルOP上には、
複写枚数や複写倍率等の置数を入力するためのテンキー
92、置数等を標準値に戻すためのクリアキー93、複写装
置内部に設定された設定値を標準値に戻すパネルリセッ
トキー94、動作の中止を入力するためのストップキー9
5、動作の開始を入力するためのスタートキー96、コピ
ー動作中又は予約プリント動作中に割り込んでコピー動
作を行ったりスケジュールモードに入るための割込キー
99と、メッセージやタッチパネルスイッチを表示するた
めの液晶パネル91が設けられている。
【0019】液晶パネル91には、図7に示すように、基
本スイッチTP1 、原稿コピースイッチTP2 、仕上げスイ
ッチTP3 、クリエイトスイッチTP4 、濃度スイッチTP5
、倍率スイッチTP6 、用紙スイッチTP7 がモードに応
じて表示される。また、液晶パネル91には、露光レベ
ル、複写倍率、記録紙サイズ等の複写機の動作状態、ジ
ャムの発生、サービスマンコールの発生、ペーパーエン
プティ発生等の複写機の各種の異常状態、濃度、複写倍
率、記録紙等の複写動作の指定、その他の情報が表示さ
れる。また、スケジュール作成モードに切り換えて、予
約、予約変更、追加、削除等のための入力を行うことが
できる。
【0020】図3に示すように、本複写装置の制御回路
は、CPU101 〜CPU105 の5個のCPUを用いて構
成される。各CPU101 〜105 には、各々プログラムの
格納されたROM111 〜115 や、作業エリアとなるRA
M121 〜125 等が接続されている。各CPU101 〜105
は、コマンドライン上で相互に接続されて、必要なコマ
ンド情報の交換が行われるように構成されている。ま
た、画像データは、画像データラインを通じて入出力さ
れる。入出力に際しては、各ブロック(各CPU101 〜
105 により制御される各ブロック)は、各々のバススイ
ッチ161 〜165 により画像データラインに接続される。
【0021】CPU101 は、操作パネルOPの各操作キー
92〜96,99 や液晶パネル91の各タッチパネルスイッチTP
1 〜TP7 からの入力の受け付けや、液晶パネル91への表
示制御を行う。このため、CPU101 のブロック内のI
/O131 には、操作パネルOPの各キースイッチ、LED
素子、及び液晶パネル91が接続されている。操作パネル
の初期モード設定、トータルカウンタ、項目別カウンタ
は、CPU101 のブロック内のNVRAM141 に格納さ
れている。
【0022】CPU102 は、画像処理部20と、原稿処理
部10を制御する。このため、CPU102 のブロック内の
I/O132 には、原稿読取部10b の露光ランプ11や反射
ミラー12,13,14を副走査方向へ移動させるためのスキャ
ナモータの駆動回路が接続されている。画像処理部20に
は、CCD19からの画像信号が入力され、所定の処理を
施されて画像データに変換される。画像処理部20により
変換された画像データは、CPU104 のブロック内のメ
モリユニット部30に送られる。
【0023】画像処理部20は、A/D変換器、シェーデ
ィング補正回路、変倍回路、画質補正回路等の公知の画
像処理回路から構成される。CCD19から入力される画
像信号は、A/D変換されて画素毎に8ビットの画像デ
ータに量子化され、シェーディング補正、変倍処理、画
質補正処理等を施されて、画像データとしてメモリユニ
ット部30へ出力される。
【0024】CPU103 は、プリンタ部50の制御を行
う。このため、CPU103 のブロック内のI/O133 に
は、プリンタ部50内の各種の部材を動作させるためのメ
インモータや各種のクラッチの駆動回路が接続されてい
る。また、I/O133 には、プリンタ部50内に配設され
た各種のセンサ(用紙トレイ591 〜594 内の用紙の有無
を検出する用紙センサSE11〜SE14、用紙トレイ591 〜59
4 内の用紙の重量を検出する重量センサSE101 〜104
等)からの検出信号が入力される。また、CPU103 の
ブロック内の印字処理部(プリント回路)51には、レー
ザダイオード510 の駆動回路が接続されている。
【0025】CPU104 は、制御回路の全体的なタイミ
ング調整や動作モードの設定のための処理を行う。ま
た、メモリユニット部30の制御を行う。即ち、読み取っ
た画像データD1を画像メモリ304 ・符号メモリ306 に格
納するとともに、プリント動作時に画像データD2を読み
出して、印字処理部(プリント回路)51に出力する。
【0026】メモリユニット部30は、図4に示すよう
に、切換部301 、CPU104 により設定されるパラメー
タに基づいて2値データを作成する2値化処理部302 、
画像を合成する際の各画像の領域を判別する領域判別処
理部303 、400dpiでA4サイズ分の容量を有する
マルチポートの画像メモリ304 、各々独立に動作可能な
圧縮器305a及び伸長器305bを有する符号処理部305 、マ
ルチポートを有する符号メモリ306 、合成処理部307 、
及び多値化処理部308 等から構成される。
【0027】CPU105 は、スケジュール作成モードに
てスケジューリング作業を行う。このため、CPU105
のブロック内には、スケジューリングの演算を行う演算
プロセッサ155 、予約データの保存のためのRAM125
、後述のルックッアプテーブルT2 ,T3 の保存のた
めのNVRAM145 、及び後述のルックアップテーブル
1 ,T4 が格納されているROM115 が設けられてい
る。
【0028】3.コピー動作制御の概要.次に、図5に
即して、コピー動作制御時に於いて、各CPU101 〜10
4 の間で送受信される要求や回答等のコマンド、データ
の流れ等を説明する。なお、重要でない要求や回答につ
いての説明は省略する。コピー動作モードでは、原稿読
取部10b にて読み取られて画像処理部20にて生成された
画像データが、画像メモリ304 に一旦書き込まれ、さら
に、圧縮処理を施されて符号メモリ306 に格納された
後、メモリユニット部30に於いてデータ変換される。
【0029】スタートキー96が押されると、CPU101
からCPU104 に対してコピー要求コマンドが出され
る。これを受けて、CPU104 からCPU102 に対して
スキャン要求コマンドが出される。これにより、CPU
102 はスキャンを開始して、原稿の画像領域に達する
と、設定されている画像処理モードに応じて画像処理を
行う。また、処理した画像データをメモリユニット部30
に出力する。この画像データは、画像メモリ304 に格納
される。
【0030】CPU104 は、さらに、画像メモリ304 に
格納した画像データの圧縮処理を行って符号データに変
換し、これを、符号メモリ306 に格納する。
【0031】原稿画像の読み取りが終了すると、CPU
102 からCPU104 に対してスキャン終了回答コマンド
が出される。これを受けて、CPU104 は画像編集作業
を行う。この画像編集作業が終了すると、CPU104 か
らCPU103 に対して印字要求コマンドが出される。さ
らに、CPU104 から印字処理部51に画像データが出力
される。この画像データが印字処理部(プリント回路)
51にて印字データに変換され、これにより、印字処理部
51はプリント動作を実行する。
【0032】プリント動作が終了すると、CPU103 か
らCPU104 に対して印字終了回答コマンドが出され、
メモリがクリアされて、動作が終了する。その後、CP
U104 からCPU101 に対してコピー終了回答コマンド
が出力される。このように、コピー動作が制御される。
【0033】4.各CPUでの制御の概要.次に、図
6、図8〜図10に即して、各CPUでの制御の概要を
説明する。
【0034】4-1.CPU101.図6は操作パネルOPを制御
するCPU101 での処理を示す。コピー表示ルーチンで
は、まず、NVRAM141 からコピー用の初期画面(図
7参照)が読み込まれて、液晶パネル91に表示される(S
10) 。これにより、液晶パネル91のタッチパネルスイッ
チTP1 〜TP7 や、操作キー92〜96,99 からの入力待機状
態となる。
【0035】液晶パネル91のタッチパネルスイッチTP1
〜TP7 や、操作キー92〜96,99 からの入力が発生する
と、操作入力されたキー又はスイッチが検出され、その
検出結果に対応する表示モードへ分岐する。例えば、コ
ピーの基本画面に在る時に仕上げスイッチTP3 が押され
た場合は仕上げルーチン(S18) へ分岐する。また、濃度
設定キーTP5 が押された場合は濃度設定ルーチン(S15)
へ移行して濃度設定の入力待機状態となる。濃度設定ル
ーチン(S15) 、倍率設定ルーチン(S16) 、用紙設定ルー
チン(S17) 等に於いて、各種の設定が行われる。
【0036】スタートキー96が押された場合は、コピー
ルーチン(S14) へ入って、CPU104 に対してコピー要
求コマンドを送る。また、予約に関連するキー又はスイ
ッチが操作された場合には、スケジュール作成モードへ
入る。即ち、モード表示ルーチン(S20) へ移行する。こ
れにより、CPU101 からCPU104 に対して、スケジ
ュール作成モードの選択要求コマンドが送られる。
【0037】4-2.CPU104.図8は全体のタイミングを
制御するCPU104 での処理を示す。電源が投入される
と、ROM114 に登録されているプログラムにより初期
化が行われた後(S21) 、CPU101 からのコマンドの待
機状態となる。
【0038】コマンドが入力されると、入力したコマン
ドに対応する処理へ分岐する。例えば、コピー要求コマ
ンドが入力された場合は、コピー制御処理(S24) に入
る。また、前述のスケジュール作成モードの選択要求コ
マンドが入力された場合は、スケジュール作成モード(S
26) に入って、予約コピーに関するプリント用データの
入力に対応してプリント用データの設定や変更が行われ
た後、CPU105 にてスケジューリング作業等が行われ
る。このスケジュール作成モードについては後述する。
【0039】4-3.CPU102.図9は原稿搬送部10a と原
稿読取部10b から成る原稿処理部10を制御するCPU10
2 での処理を示す。なお、原稿搬送部10a 制御の説明は
省略する。電源が投入されると、ROM112 に登録され
ているプログラムにより初期化が行われた後(S30) 、C
PU104 からのコマンドの待機状態となる。
【0040】CPU104 からのコマンドが入力され(S3
1) 、スキャン要求が検出されると(S32;YES) 、スキャ
ン制御・画像処理ルーチン(S33) に入る。スキャン制御
・画像処理ルーチン(S33) では、CPU104 からのスキ
ャン要求とともに入力された解像度や階調性等に従う画
像読取モードで原稿走査及び画像処理が行われ、これに
より生成された画像データがCPU104 へ送られる。
【0041】4-4.CPU103.図10はプリンタ部50を制
御するCPU103 での処理を示す。電源が投入される
と、ROM113 に登録されているプログラムにより初期
化が行われた後(S34) 、CPU104 からのコマンドの待
機状態となる。
【0042】CPU104 からのコマンドが入力され(S3
5) 、印字要求が検出されると(S36;YES) 、印字制御ル
ーチン(S37) に入る。印字制御ルーチン(S37) では、C
PU104 からの印字要求とともに入力された解像度や階
調性等に従う印字モードで印字処理が行われ、生成され
た印字データが印字処理部40へ送られる。これによりプ
リント動作が行われる。
【0043】5.スケジュール作成モード.次に、図1
1〜16に即して、スケジュール作成モードを説明す
る。スケジュール作成モードでは、プリント希望原稿に
関して、納期(プリント終了時刻)を指定してプリント
動作の実行を予約することができる。つまり、通常のコ
ピー動作が行われていない時間帯にプリント動作を実行
させて、納期までにプリントを得られるように予約する
ことができる。また、この予約は、複数の原稿群につい
て行うことができるとともに、変更や追加も可能であ
る。なお、原稿の読取動作は予約設定完了後に直ちに実
行されて画像メモリ(符号メモリ306 )に記憶され、こ
れが予約時刻に読み出されてプリント動作に供される。
【0044】プリント動作の予約入力が行われると、予
約されたプリント用データ(原稿サイズ,原稿枚数,プ
リントサイズ,プリント枚数等)と、装置のパラメータ
(各サイズのプリント1枚当たりの各パラメータに於け
る現実の所要時間等)とに基づいて、当該プリントの所
要時間が演算され、演算された所要時間と納期(終了希
望時刻)とに基づいて、既予約の予約コピーのプリント
時間帯と重複しないようにプリント実行時間帯が調整さ
れて、タイムテーブルが作成される。この調整に際して
は、非予約で実行される通常のコピー(割込コピー)
や、記録紙の補給等に費やされる時間も考慮されて、各
予約コピーが納期までにプリント可能か否か判定され
る。また、非予約で指令されるコピー動作(本明細書で
は「割込コピー」という)が、待ち時間無く行われ得る
ように配慮される。
【0045】5-1.予約データ入力.前述のように、操作
パネルOPから予約に関する操作入力が行われると、CP
U101 からCPU104 に対して、スケジュール作成モー
ドの選択要求コマンドが送られる。これにより、CPU
104 はスケジュール作成モードに入る。
【0046】スケジュール作成モードでは、図11に示
すように、新規入力を指示するコマンドがCPU101 か
ら送られて来た場合であれば、予約データの入力(S205)
が行われる。また、入力されたコマンドが新規入力を指
示するコマンドでなかった場合は、予約内容の変更(S20
9)が行われる。
【0047】予約データの入力処理では、図12に示す
ように、まず、割込フラグが0にリセットされて(S22
2)、割込が禁止される。次に、予約コピー用の原稿のセ
ットが待機される。予約コピー用の原稿がセットされる
と(S223;YES)、当該予約コピーに関する複写モード(プ
リント用データ:片面/両面の種別,排紙サイズ,プリ
ント倍率,トナー濃度,納期(終了希望時刻),枚数,
ソートの有無等)の入力待機状態となる(S224)。即ち、
CPU101 に対して、予約データの入力開始指令コマン
ドが送られる。これにより、CPU101 は、液晶パネル
91にプリント用データの入力を促す表示を行うととも
に、操作パネルOPから入力されるプリント用データをC
PU104 に送る。こうしてプリント用データが入力さ
れ、さらに、確定されると、この確定されたプリント用
データがコマンドラインを通してCPU105 に送られ
て、CPU105 のブロック内のRAM125 に格納され
る。この処理は、最終の予約が完了するまで(S225)繰り
返して実行される。
【0048】全ての予約データの入力が終了して、その
旨が操作パネルOPからCPU101 を介してCPU104 に
伝えられると(S225;YES)、その旨が更にCPU104 から
CPU105 に伝えられ、これにより、CPU105 では後
述のスケジューリング作業が起動される。このスケジュ
ーリング作業では、RAM125 に格納されたプリント用
データが用いられる。なお、RAM125 に格納された予
約コピーのプリント用データは、当該予約コピーのプリ
ント開始時刻に呼び出されて、当該予約コピーのプリン
ト動作の制御に供される。また、CPU104 では、予約
データの入力が終了すると、割込フラグがセットされて
(S262)、割込が許可される。
【0049】5-2.予約内容の変更.スケジュール作成モ
ードに入る際に、新規入力を指示するコマンドでないコ
マンドがCPU101 から送られて来た場合には、予約内
容変更処理(S209)が行われる。この予約内容変更処理の
詳細は、図13に示される。
【0050】図示のように、予約内容変更処理に於い
て、予約の追加が選択された場合は(S901;YES)、前述の
予約データ入力の場合と略同様に、液晶パネル91に追加
入力を促す表示が行われるとともに、操作パネルOPから
追加入力される複写モードのプリントデータが、CPU
101 からCPU104 に送られて設定される。また、確定
されたプリントデータが、RAM125 の当該予約コピー
用のエリアに更新して格納される。
【0051】予約の変更が選択された場合は(S911;YE
S)、変更対象として指定された予約コピー番号のプリン
トデータがRAM125 から読み出されて液晶パネル91に
表示され(S913)、この表示されたプリントデータに対し
て、前述の予約データ入力の場合と略同様に、液晶パネ
ル91に変更入力を促す表示が行われるとともに、操作パ
ネルOPから入力される複写モードのプリントデータが、
CPU101 からCPU104 に送られて更新される。ま
た、更新後に確定されたプリントデータが、RAM125
の当該予約コピー用のエリアに格納される。
【0052】予約の削除が選択された場合は(S921;YE
S)、削除対象として指定された予約コピー番号のプリン
ト用データがRAM125 から読み出されて液晶パネル91
に表示され(S923)、この表示されたプリント用データの
削除を確認する表示が行われた後、操作パネルOPから削
除許可の入力が行われると、当該予約番号のプリント用
データがRAM125 の当該予約コピー用のエリアから削
除される(S929)。
【0053】こうして、全ての予約の追加/変更/削除
が終了して、その旨が操作パネルOPからCPU101 を介
してCPU104 に伝えられると(S931;YES)、その旨が更
にCPU104 からCPU105 に伝えられ、これにより、
CPU105 では、後述のスケジューリング作業が起動さ
れる。このスケジューリング作業では、RAM125 に格
納された追加/変更/削除後のプリント用データが用い
られる。また、CPU104 では、予約内容変更処理が終
了すると、前述の予約データ入力の場合と同様に割込フ
ラグがセットされて、割込が許可される。
【0054】5-3.スケジューリング作業.予約データの
入力、又は、予約内容の追加/変更/削除が終了する
と、その旨がCPU105 に伝えられ、これにより、CP
U105 のスケジューリング作業が起動される。このスケ
ジューリング作業は、図14〜図15に示される。
【0055】図示のように、スケジューリング作業で
は、各予約コピーのプリント動作の所要時間H(N)が
ルックアップテーブルT1 を参照して各々演算された後
(S265〜S269) 、ルックアップテーブルT2 を参照して
割込コピーの所要時間IRが演算される(S270)ととも
に、ルックアップテーブルT3 を参照して記録紙の補給
に費やされる時間TRが演算され(S271)、さらに、ルッ
クアップテーブルT4 を参照して優先順位が決定され(S
272)、これらに基づいてスケジューリングが行われて(S
273)、タイムテーブルが作成される(S274)。
【0056】また、作成されたタイムテーブルに関し
て、各予約コピーが納期までに終了するか否か判定され
(S275)、終了しない場合には(S275;NO) 、再スケジュー
リングが行われる(S277)。また、終了すると判定された
場合には(S275;YES)、タイムテーブルのデータがCPU
101 へ送られて、液晶パネル91に表示される(S276)。な
お、この表示後、操作パネルOPからCPU101 を介し
て、ジョブ処理スタートのコマンドが入力されると、ス
ケジューリング作業は終了する。
【0057】再スケジューリングによっても何れかの予
約コピーが納期までに終了しないと判定された場合には
(S278;NO) 、その旨のデータがCPU101 へ送られて液
晶パネル91に表示される。即ち、ユーザに対して、予約
を変更し、又は、キャンセルするように促す。これに応
じて、ユーザが予約の変更又はキャンセルを操作パネル
OPから入力すると、その旨のデータがCPU101 からC
PU105 へ送られて(S279)、予約の変更又はキャンセル
が行われる(S281,S282) 。このように、スケジューリン
グ作業が行われる。
【0058】5-3-1.予約コピーの所要時間H(N)の演
算.図示のように、まず、RAM125 から予約ジョブ数
(予約コピー数)Nが読み出されて変数Jに設定される
(S265)。次に、各予約コピーのプリントデータがRAM
125 から読み出される(S266)とともに、ルックアップテ
ーブルT1 がROM115 から読み出される。ルックアッ
プテーブルT1 の一例を図21に示す。
【0059】次に、上記プリントデータの各要素がルッ
クアップテーブルT1 を参照して各々時間に換算され(S
267)、これに基づいて、当該予約コピーのプリント動作
の所要時間H(N)が演算される(S268)。
【0060】所要時間H(N)は、図23に示すように
演算される。H1 は画像入力画面数(スキャン回数)を
時間換算した値、H2 は画像入力用紙サイズを時間換算
した値、H3 は出力方式を時間換算した値、H4 は出力
倍率を時間換算した値、H5 はトナー濃度を時間換算し
た値、H6 は出力用紙サイズを時間換算した値、H7
排紙方式を時間換算した値とする。すると、Hn は、
【数1】Hn =Kn n で表される。ここで、Kn は係数であり、ルックアップ
テーブルT1 によって決まる値である。また、an は基
準時間であり定数である。
【0061】これより、所要時間H(N)は、
【数2】H(N)=Σ(Kn n ) に於いて、nを1乃至nとして集計することで演算され
る。
【0062】5-3-2.割込コピーの所要時間IR等の演
算.前述のように、割込コピーの所要時間IRは、ルッ
クアップテーブルT2 を参照して演算される(S270)。ま
た、記録紙の補給に費やされる時間TRは、ルックアッ
プテーブルT3 を参照して演算される(S271)。また、各
予約コピーの優先順位は、図25のルックアップテーブ
ルT4 を参照して決定される(S272)。
【0063】割込コピーの所要時間は、割込コピーが発
生する都度、当該割込コピーに費やされた時間が計測さ
れて、その値がNVRAM145 に格納される(図18・
図19のステップS301,S302,S307参照) 。同様に、記録
紙の補給時間は、補給が行われる都度、当該補給に費や
された時間が計測されて、その値がNVRAM145 に格
納される(図20のステップS323,S324,S327参照) 。
【0064】このようにしてNVRAM145 に記憶され
る各データは、1日分毎に各々集計されて、その値IR
d 、TRd の最新のM回分が保存されている。オペレー
タにより入力される当該画像処理装置の1年間の稼働日
数をDとすると、Mは、
【数3】M=D/12 である。また、割込コピーの1日当たりの消費時間IR
は、
【数4】IR={Σ(IRd )}/M に於いて、dを1乃至Mとして集計することで演算され
る。このIRは毎日定時刻に演算されて、ルックアップ
テーブルT2 に保存される。
【0065】また、用紙トレイに収納可能な枚数を
k 、指定時間内に於ける毎日の排出枚数を用紙トレイ
毎に計数した値をXdk、その合計をXd とする。する
と、1日当たりのコピーの平均使用数Cpは、
【数5】Cp={Σ(Xd )}/M に於いて、dを1乃至Mとして集計することで演算され
る。また、各用紙トレイへの記録紙の補給に要する時間
をTRk (k=1,2,・・・)とすると、
【数6】TRk =(Xdk/Xk +1)×ktr として表される。但し、Xdk/Xk が自然数でない場合
である。また、ktrは1回の補給時間、rはトレイ数、
kはトレイ番号である。また、TRk は、
【数7】TRk =(Xdk/Xk )×ktr として表される。但し、Xdk/Xk が自然数の場合であ
る。これらより、用紙の補給に要する1日当たりの消費
時間TRは、
【数8】TR=Σ(TRk ) に於いて、kを1乃至rとして集計することで演算され
る。このTRの演算にはルックアップテーブルT3 が参
照される。
【0066】5-3-3.タイムテーブルの作成.こうして、
データが揃うと、次に、スケジューリングが行われて(S
273)、タイムテーブルが作成される(S274)。
【0067】まず、図26の(a)に示すように、各予
約コピーが優先順に検索される。ここで、A,B,・・
は各予約ジョブ、H(A),H(B),・・は各予約ジ
ョブの所要時間、D(A),D(B),・・はRAM12
5 から呼び出された各予約ジョブの納期、1,2,・・
は優先順位である。
【0068】次に、図26の(b)に示すように、スケ
ジューリング管理の開始時刻Sstを起点として、優先順
位が高い順に各予約ジョブを前詰めで配列して成るタイ
ムテーブルが作成される。
【0069】次に、割込コピーと記録紙補給で費やされ
る時間R(A),R(B),・・を上述のタイムテーブ
ルの各ジョブ間に挿入することで、図26の(c)に示
すタイムテーブルが作成される。
【0070】上記R(A),R(B),・・は、図27
の(a)のように演算される。まず、NVRAM145 か
ら読み出されたIR,TRについて、各々の単位時間当
たりの値IRh ,TRh が、
【数9】IRh =IR/稼働時間
【数10】TRh =TR/稼働時間 として算出される。これに基づいて、前述のR(N)
(ただし、Nは、A,B,・・)が、
【数11】R(N)=H(N)×(IRh +TRh )/
{(1−(IRh +TRh )} として演算される。
【0071】このようにスケジューリングが行われて(S
273)、割込コピーや用紙補給による消費時間を加味した
タイムテーブルが作成される(S274)。
【0072】5-3-4.納期の判定とタイムテーブルの修
正.タイムテーブルが作成されると、前述のように、各
予約コピーが納期までに終了するか否か判定される(S27
5)。また、判定の結果、納期までに終了しない予約コピ
ーがある場合には(S275;NO) 、再スケジューリングが行
われる(S277)。
【0073】納期に関する判定は、図26の(c)に於
いて、各H(N)の終了時刻(各期間の右端)と、各D
(N)とを比較し、全てのNに関してD(N)がH
(N)の終了時刻(各期間の右端)より早いか否か(図
では、左側に在るか否か)を調べることで行われる。例
えば、図26の(c)に於いて、H(C)の終了時刻で
あるH(C)期間の右端は、D(C)よりも遅い(右側
に在る)時刻である。同様に、H(D)の終了時刻であ
るH(D)期間の右端は、D(D)よりも遅い(右側に
在る)時刻である。したがって、H(C)とH(D)に
ついては、納期に間に合わないと判定される。
【0074】このような場合、即ち、納期に関して若干
の遅れがある場合には、タイムテーブルが修正される。
この修正は、R(N)の長さを調整することで行われ
る。図26の(c)では、H(C)とH(D)が納期に
間に合わないため、まず、図27の(b)に示す数式で
ある
【数12】D(D)−Sst>H(A)+H(B)+H
(C)+H(D)+a{R(A)+R(B)+R
(C)} を満たすa(0<a<1)の最大値が求められる。次
に、R(N)の合計を同じ値とするため、R(D)の値
が、
【数13】R(D)→R(D)+(1−a){R(A)
+R(B)+R(C)}=R(D)’ のように長くされる。これにより、図27の(c)に示
すように、各予約コピーが納期に間に合うタイムテーブ
ルが作成される。なお、この修正に於いて注意すべきこ
とは、R(N)の値を大きく変えると、現実の使用状況
からの逸脱が大きくなるため変更の度合いを或る限度に
抑えることである。なお、aはデフォルト設定でもよ
く、また、オペレータによる入力が可能なようにしても
よい。
【0075】なお、このような再スケジューリング(S27
7)によっても何れかの予約コピーが納期までに終了しな
いと判定された場合には、前述のように、その旨のデー
タがCPU101 へ送られて液晶パネル91に表示され、予
約の変更/キャンセル等が促されて、ユーザの選択結果
に応じた処理が行われる。
【0076】5-4.給紙シミュレーション.スケジューリ
ング作業が終了すると、CPU105 では、予想される予
約コピーのプリント動作と予想される割込コピーのプリ
ント動作に必要な各サイズの用紙が、給紙トレイ591 〜
594 内に有るか否かチェックされる。ここで、「予想さ
れる」とは、例えば、「その日に使用されることを予想
される」の意味である。つまり、タイムテーブルによっ
て管理される各予約コピーのプリント動作や、その間の
割込コピーのプリント動作に於いて使用される用紙が、
途中で不足することのないように、本給紙シミュレーシ
ョン処理が行われるのであるから、「予想される」と
は、「予約コピーのプリント動作をオペレータ不在で自
動的に実行したい期間内での使用が予想される」の意味
となる。
【0077】図16に示すように、給紙シミュレーショ
ン処理では、まず、RAM125 に格納されている各予約
コピーのプリント用データ中から、予想される予約コピ
ーのプリント動作に於いて必要な用紙枚数データが読み
出される(S331)。また、予想される割込コピーに於いて
必要な用紙枚数データが、NVRAM145 のルックアッ
プテーブルT3 中から読み出される(S332)。例えば、1
日の平均使用枚数データが読み出される。なお、ルック
アップテーブルT3 には、後述の割込作業に於いて、各
割込コピーの処理時間が計測・処理されて記憶される。
【0078】ステップS331、ステップS332に於いて読み
出されたデータに基づき、用紙の予想使用枚数が演算さ
れる(S333)。例えば、その日に使用されると予想される
用紙の枚数が演算される。また、各給紙トレイ591 〜59
4 の下側位置に各々設けられている重量センサSE101,SE
102,SE103,SE104 の検出信号に基づいて、各給紙トレイ
591 〜594 内の用紙の残量が演算される(S334)。ここ
で、各給紙トレイ591 〜594 の重量と、各給紙トレイ59
1 〜594 内の用紙の残量との相関に関するデータは、N
VRAM145 に登録されており、このデータが読み出さ
れて、ステップS334の演算に供される。
【0079】次に、ステップS333にて演算された各サイ
ズの用紙の予想使用枚数と、ステップS334にて演算され
た各給紙トレイ591 〜594 内の用紙の残量とが比較され
(S335)、給紙が必要か否かが各給紙トレイ591 〜594 毎
に判定される(S336)。
【0080】ステップS336に於いて給紙不要と判定され
た場合は(S336;YES)、CPU101 により液晶パネル91に
「OK」表示を行わせる(S337)べく、CPU105 はCP
U104 に対して割込をかける。この割込により、CPU
104 では給紙チェックが行われ、OKデータがCPU10
1 へ送られる。
【0081】また、ステップS336に於いて何れかの給紙
トレイに給紙が必要であると判定された場合は(S336;N
O) 、CPU101 により液晶パネル91に当該給紙トレイ
への給紙を促す旨の表示を行わせる(S338)べく、CPU
105 は給紙フラグをセットした後(S339)、CPU104 に
対して割込をかける。この割込により、CPU104 では
給紙チェックが行われ、給紙を促すNGデータがCPU
101 へ送られる。この割込は、当該給紙トレイに用紙が
セットされて、その旨の情報がCPU104 からCPU10
5 に送られ、これにより給紙フラグがリセットされる(S
340;YES)まで、所定時間間隔で繰り返してかけ続けられ
る。
【0082】こうして給紙シミュレーションが終了する
と、各予約コピーのプリント開始時刻を調整して設定す
るスケジュール作成モード(図8・S26)を抜けて、コマ
ンド待ちとなる。即ち、タイムテーブルに従って予約コ
ピーのプリント動作の実行を管理するスケジューリング
モードに入る。
【0083】5-5.ジョブ処理.スケジューリング作業で
作成したタイムテーブルに従って予約コピーのプリント
動作を管理するスケジューリングモードでは、タイムテ
ーブルが示すプリント開始時刻になると、該プリント開
始時刻に対応付けられている原稿画像データがメモリユ
ニット30から読み出されて、プリント動作が行われる
(図17のステップS216) 。このプリント動作は、その
開始時刻がタイムテーブルによって管理されているとい
う点と、画像データが既に記憶されているため原稿読取
動作は行われずプリント動作のみが実行されるという点
を除いては、前述のコピー動作のシーケンスと同様に実
行される。
【0084】タイムテーブルに従って予約コピーのプリ
ント動作を管理するスケジューリングモードに於いて、
通常のコピー、つまり、セット原稿を読み取ってプリン
トするという動作がユーザによって指令されると、スケ
ジューリングモードを管理する側では、この通常のコピ
ーを割込作業として処理する。つまり、図17のステッ
プS214の処理が行われる。この処理の詳細は、図18〜
図19に示される。なお、この割込作業中は割込フラグ
がセットされており(S211;NO) 、この間にタイムテーブ
ルが示すプリント開始時刻になった場合には、実行中の
割込作業が終了して割込フラグがリセットされるまで、
その予約コピーのプリント動作の開始は待機される。
【0085】また、タイムテーブルに従って予約コピー
のプリント動作を管理するスケジューリングモードに於
いて、記録紙が無くなってプリント動作が実行できなく
なった場合には、スケジューリングモードを管理する側
では、この状態をトラブルとして処理する。つまり、図
17のステップS215の処理が行われる。この処理の詳細
は、図20に示される。なお、このトラブル処理中はト
ラブルフラグがセットされており(S213;NO) 、この間に
タイムテーブルが示すプリント開始時刻になった場合に
は、トラブル処理が終了してトラブルフラグがリセット
されるまで、その予約プリント動作の開始は待機され
る。
【0086】5-5-1.割込作業.まず、通常のコピーが操
作パネルOPから入力されると、CPU101 からCPU10
4 に対して、その旨のコマンドが送られる(S291)。これ
により、CPU104 からCPU105 に、割込要求が送ら
れる(S292;YES)。その後、CPU105 から送られて来る
データによって割込許可フラグがセットされるまで待機
する(S293)。この待機は、予約データの入力時に発生す
る。
【0087】割込許可フラグがセットされているか、又
は、セットされると(S293;YES)、現在、スケジューリン
グ作業中であるか、原稿走査中であるか、プリント動作
中であるかが判定される。原稿走査中又はプリント動作
中の場合は、当該ページの処理が終了するまで待機す
る。
【0088】現在、スケジューリング作業中の場合は(S
295;YES)、CPU105 はレジスタの内容をCPU104 に
渡し、CPU104 は、このジョブデータを、スタックに
退避させる(S300)。現在実行中のページの原稿走査又は
プリント動作が終了した場合は(S297;YES,or,S299;YE
S)、CPU104 は、その時点でのジョブデータを、スタ
ックに退避させる(S300)。
【0089】次に、タイマをリセットしてカウントアッ
プを開始し(S301,S302) 、割込フラグをセットする(S30
3)。こうして割込フラグがセットされると、操作パネル
OPから指令されている前述の通常のコピー動作が開始さ
れる。このコピー動作は、前述のコピー動作のシーケン
スと同様に実行される。
【0090】通常のコピー動作(割込コピー)が終了す
ると、操作パネルOPからの入力又は所定時間の経過によ
り、その旨がCPU101 からCPU104 に送られる(S30
4)。これにより、スケジューリングモードに復帰する(S
305;YES)。即ち、タイムテーブルに従って予約コピーの
プリント動作を管理するモードに復帰する。
【0091】スケジューリングモードに復帰すると、割
込フラグがリセットされ(S306)、ステップ301 でカウン
トを開始されたタイマのカウント値が、NVRAM145
に格納される。このカウント値は、今回の割込コピーに
費やされた時間に相当する値であり、単位期間内に於け
る割込作業時間の平均値(予約プリント機能によらない
で当該画像処理装置に於いて実行されるプリント動作の
単位期間内の平均所要時間)の演算に用いられる。即
ち、本装置の稼働状況を示すデータの演算に用いられ
る。
【0092】次に、ステップS300でスタックに退避され
たジョブデータが呼び出されて(S309)、割込前の作業に
供される。即ち、割込前に原稿走査又はプリント動作中
であった場合は、再開されるべき原稿走査又はプリント
動作に供される。また、割込前にスケジューリング作業
中であった場合は、再開されるべきスケジューリング作
業に供するべく、CPU105 に送られる。このように、
割込作業が行われる。
【0093】5-5-2.トラブル処理.何れかの用紙トレイ5
91 〜594 内の記録紙が無くなったことが、用紙センサS
E11〜SE14の何れかにより検出されると、その旨のデー
タがCPU104 に入力される。即ち、用紙トレイのセン
サSE11〜SE14に関するフラグがセットされた(図17の
ステップS213;YES)旨のデータがCPU104 に入力され
る。これにより、CPU104 では、トラブル処理が起動
されて、トラブルフラグがセットされる(S322)。即ち、
上述の割込作業や、ジョブ処理(予約コピーのプリント
動作)が禁止される。
【0094】また、トラブルフラグがセットされると、
タイマがリセットされて(S323)、カウントアップが開始
される(S324)。次に、警告音や警告表示を出力させてユ
ーザに警告させるべく、CPU101 へトラブルデータが
送られる(S325)。これにより、CPU101 は、I/O13
1 を介して不図示のスピーカからの警告音の出力や不図
示のLEDの点滅等を行う。
【0095】記録紙が無くなった用紙トレイ内にユーザ
によって記録紙が補給され、そのことが用紙センサSE11
〜SE14の何れかにより検出されると、その旨のデータが
CPU104 に入力される。これにより(S326;YES)、CP
U104 は、ステップS324でカウントアップを開始したタ
イマのカウントを止めて、そのカウント値をNVRAM
145 に格納する(S327)。このカウント値は、今回の記録
紙の補給に費やされた時間に相当する値であり、単位期
間内に於けるトラブル時間の平均値(用紙補給のために
消費された時間の単位期間内の平均所要時間)の演算に
使用される。即ち、本装置の稼働状況を示すデータの演
算に用いられる。その後、トラブルフラグがリセットさ
れ(S328)、CPU104 の処理は、本トラブル処理が起動
される前の番地へ戻る。
【0096】6.変形例.上述の実施の形態では、予約
コピーの原稿を予め読み込んでメモリに記憶しておき、
タイムテーブルで管理されるプリント開始時刻になる
と、メモリの画像データを読み出してプリントする装置
について述べているが、各々原稿台に給紙可能な複数の
原稿給紙トレイを有する装置についても同様に適用でき
る。その場合には、タイムテーブルで管理されるコピー
開始時刻になると、当該予約コピーの原稿がセットされ
ている原稿給紙トレイから原稿を給紙して読み取り、こ
れをプリントするように構成すればよい。なお、タイム
テーブルの作成に際しては、プリント動作の所要時間で
はなく、コピー動作の所要時間(プリント動作の所要時
間に原稿読取の所要時間を加味した時間)を用いる。
【0097】
【発明の効果】以上、本発明では、プリント用データに
基づいて各予約コピーのプリント所要時間を演算し、演
算した各予約コピーの所要時間と、各予約コピーの納期
(終了希望時刻)と、当該装置に於いて日常的に行われ
ている割込コピー(非予約のコピー)や用紙補給のため
に日常的に費やされている平均的な時間(予約プリント
の中断時間)に基づいて、各予約コピーのタイムテーブ
ルを自動的に作成し、このタイムテーブルに従って各予
約コピーのプリント開始及び動作を管理しているため、
複数のコピーを重複を避けて予約して、非予約のコピー
動作が割り込んだ場合でも、各予約の納期までにプリン
ト動作を終了させることができる。このため、ユーザ
は、プリント終了までの待ち時間を有効に利用できる。
また、予約のための入力操作も簡易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる複写機の機構を示
す模式図。
【図2】図1の複写機の操作パネルを示す説明図。
【図3】図1の複写機の制御回路の構成を示すブロック
図。
【図4】図3のメモリユニット部30の構成を示すブロッ
ク図。
【図5】図3の制御回路の各CPUにより実行されるコ
ピーシーケンスに際しての各CPUの処理の遷移を示す
説明図。
【図6】図3のCPU101で実行される処理を示すフ
ロ−チャ−ト。
【図7】図2の操作パネルの液晶パネル91に表示される
スイッチ等を示す説明図。
【図8】図3のCPU104で実行される処理を示すフ
ロ−チャ−ト。
【図9】図3のCPU102で実行される処理を示すフ
ロ−チャ−ト。
【図10】図3のCPU103で実行される処理を示す
フロ−チャ−ト。
【図11】図3のCPU104で実行されるスケジュー
ル作成モードでのモード切換処理を示すフロ−チャ−
ト。
【図12】図3のCPU104で実行される予約データ
入力処理の手順を示すフロ−チャ−ト。
【図13】図3のCPU104で実行される予約内容変
更処理の内容を説明するフロ−チャ−ト。
【図14】図3のCPU105で実行されるスケジュー
リング作業の処理手順を示すフロ−チャ−トの一部。
【図15】図3のCPU105で実行されるスケジュー
リング作業の処理手順を示すフロ−チャ−トの残部。
【図16】図3のCPU105で実行される給紙シミュ
レーション処理を示すフロ−チャ−ト。
【図17】図3のCPU104で実行される予約プリン
ト動作での制御を示すフロ−チャ−ト。
【図18】割込コピー動作での制御を示すフロ−チャ−
トの一部。
【図19】割込コピー動作での制御を示すフロ−チャ−
トの残部。
【図20】図3のCPU104で実行されるトラブル処
理を示すフロ−チャ−ト。
【図21】ルックアップテーブルT1 の一例を示す説明
図。
【図22】ルックアップテーブルT2 とT3 の一例を示
す説明図。
【図23】予約ジョブの処理時間H(N)の算出方式を
示す説明図。
【図24】1日当たりの平均的割込時間IRと、1日当
たりの平均的コピー使用回数Cpと、1日当たりの平均
的トラブル時間TRの算出方式を示す説明図。
【図25】ルックアップテーブルT4 の一例を示す説明
図。
【図26】タイムテーブルの作成手順を示す説明図。
【図27】タイムテーブルの修正方式を示す説明図。
【符号の説明】
SE11〜SE4 用紙(有無)センサ SE101〜SE104 (用紙)重量センサ 91 液晶パネル 96 スタートキー TP1〜TP7 タッチパネルスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像データと該原稿画像データのプ
    リント開始時刻データを記憶手段に記憶し、プリント開
    始時刻になると該プリント開始時刻に対応付けられてい
    る原稿画像データを上記記憶手段から読み出してプリン
    トする予約プリント機能を備えた画像処理装置に於い
    て、 当該画像処理装置の稼働状況をモニタして記憶するモニ
    タ手段と、 原稿のプリント用データを入力するデータ入力手段と、 原稿のプリント終了希望時刻を入力する終了時刻入力手
    段と、 前記プリント用データに基づいて該プリント用データに
    対応する原稿のプリント動作の所要時間を演算する所要
    時間演算手段と、 前記稼働状況と各原稿の前記所要時間及び前記終了希望
    時刻に基づいて各原稿のプリント動作の時間帯が重複し
    ないように各原稿の前記プリント開始時刻を演算して設
    定するスケジューリング手段と、 を有する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、 前記モニタ手段は、前記予約プリント機能によらないで
    当該画像処理装置に於いて実行されるプリント動作の単
    位期間内の平均所要時間と、当該画像処理装置に於いて
    記録紙の補給に費やされる単位期間内の平均所要時間を
    演算して、前記稼働状況として記憶する、画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1、又は請求項2に於いて、 前記スケジューリング手段は、前記演算の結果、前記終
    了希望時刻前にプリント動作を終了できない原稿が有る
    と判明した場合には、その旨を出力する、画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2、又は請求項3に於
    いて、 前記モニタ手段は、前記予約プリント機能によらないで
    当該画像処理装置に於いて実行されるプリント動作に於
    いて単位期間内に消費される記録紙の平均枚数を演算し
    て、前記稼働状況として記憶し、 さらに、 記録紙の残量を検出する残量検出手段と、 前記予約プリント機能により単位期間内に消費されると
    予想される記録紙の枚数と前記モニタ手段により演算さ
    れる前記平均枚数とを加算して、加算値を前記残量検出
    手段により検出される記録紙残量と比較し、記録紙残量
    が少ない場合には、その旨を出力する警告手段と、 を有する画像処理装置。
JP8017202A 1995-12-31 1996-01-06 画像処理装置 Pending JPH09186803A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006020047A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Fuji Xerox Co Ltd 画像読取装置および画像読取方法および画像読取システム
JP2009000917A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US8248629B2 (en) 2007-06-21 2012-08-21 Kyocera Mita Corporation Image forming apparatus with a power mode control section for allocating a printout for a reserved low-key print setting job
KR101238060B1 (ko) * 2008-03-06 2013-02-27 도요타지도샤가부시키가이샤 조전지 및 조전지를 장착한 차량
JP2020017888A (ja) * 2018-07-26 2020-01-30 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム

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