JPH09187124A - 水田作業車のパワーステアリング装置 - Google Patents
水田作業車のパワーステアリング装置Info
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- JPH09187124A JPH09187124A JP265496A JP265496A JPH09187124A JP H09187124 A JPH09187124 A JP H09187124A JP 265496 A JP265496 A JP 265496A JP 265496 A JP265496 A JP 265496A JP H09187124 A JPH09187124 A JP H09187124A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 圃場における泥の硬軟等の条件に応じてアシ
スト量を適正に変更調節できる水田作業車のパワーステ
アリング装置を提供する。 【解決手段】 走行車体3に備えた対地作業装置8の昇
降制御感度、又は圃場の泥硬さを検出する泥硬さ検出手
段41の検出結果に基づいて操舵ハンドル9のアシスト
量を変更調節するアシスト量変更調節手段16を設けて
ある水田作業車のパワーステアリング装置。
スト量を適正に変更調節できる水田作業車のパワーステ
アリング装置を提供する。 【解決手段】 走行車体3に備えた対地作業装置8の昇
降制御感度、又は圃場の泥硬さを検出する泥硬さ検出手
段41の検出結果に基づいて操舵ハンドル9のアシスト
量を変更調節するアシスト量変更調節手段16を設けて
ある水田作業車のパワーステアリング装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操舵ハンドルをア
シストする水田作業車のパワーステアリング装置に関す
る。
シストする水田作業車のパワーステアリング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の水田作業車のパワーステ
アリング装置としては、一定のトルクでアシストするよ
うに構成していた。
アリング装置としては、一定のトルクでアシストするよ
うに構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、水田作業車
で圃場を走行する際には、圃場の泥が硬い場合には操舵
の負荷が重くなる傾向にあるのに対し、圃場の泥が軟ら
かい場合には操舵の負荷が軽くなる傾向にあるため、圃
場の泥の硬軟に合わせて、パワーステアリング装置のア
シスト量を適宜変更調節して、適正な操舵アシストが行
えることが望ましいものとなっていた。
で圃場を走行する際には、圃場の泥が硬い場合には操舵
の負荷が重くなる傾向にあるのに対し、圃場の泥が軟ら
かい場合には操舵の負荷が軽くなる傾向にあるため、圃
場の泥の硬軟に合わせて、パワーステアリング装置のア
シスト量を適宜変更調節して、適正な操舵アシストが行
えることが望ましいものとなっていた。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、圃場における泥の硬軟等の条件に応じてアシ
スト量を適正に変更調節できる水田作業車のパワーステ
アリング装置の提供を目的とする。
であって、圃場における泥の硬軟等の条件に応じてアシ
スト量を適正に変更調節できる水田作業車のパワーステ
アリング装置の提供を目的とする。
【0005】
(構成) 本発明の請求項1にかかる水田作業車のパワ
ーステアリング装置は、走行車体に備えた対地作業装置
の昇降制御感度に対応して、操舵ハンドルのアシスト量
を変更調節するアシスト量変更制御手段を設けてあるこ
とを特徴構成とする。
ーステアリング装置は、走行車体に備えた対地作業装置
の昇降制御感度に対応して、操舵ハンドルのアシスト量
を変更調節するアシスト量変更制御手段を設けてあるこ
とを特徴構成とする。
【0006】(作用) 本発明の請求項1にかかる構成
によれば、圃場の泥の硬軟に応じて適宜設定される対地
作業装置の昇降制御感度に対応して、泥が硬めの圃場で
の昇降感度を鋭敏にさせた状態での作業走行時と、泥が
軟らかめの圃場での昇降感度を鈍感にさせた状態での作
業走行時とにおいて、操舵ハンドルのアシスト量を変更
調節するように構成しているから、操舵が重くなる傾向
にある泥が硬めの圃場でのアシスト量を大きくして操舵
を軽快にし、操舵が軽くなる傾向にある泥が軟らかめの
圃場でのアシスト量を小さくして操舵が不当に軽くなり
すぎないようにできる。
によれば、圃場の泥の硬軟に応じて適宜設定される対地
作業装置の昇降制御感度に対応して、泥が硬めの圃場で
の昇降感度を鋭敏にさせた状態での作業走行時と、泥が
軟らかめの圃場での昇降感度を鈍感にさせた状態での作
業走行時とにおいて、操舵ハンドルのアシスト量を変更
調節するように構成しているから、操舵が重くなる傾向
にある泥が硬めの圃場でのアシスト量を大きくして操舵
を軽快にし、操舵が軽くなる傾向にある泥が軟らかめの
圃場でのアシスト量を小さくして操舵が不当に軽くなり
すぎないようにできる。
【0007】(効果) 従って、本発明の請求項1にか
かる構成によれば、圃場の泥の硬軟に合わせるように対
地作業装置の昇降制御感度に応じて、適切な操舵アシス
トがなされるようにアシスト量を変更調節できることに
なるので、操舵が安定し、良好に操向できるに至った。
かる構成によれば、圃場の泥の硬軟に合わせるように対
地作業装置の昇降制御感度に応じて、適切な操舵アシス
トがなされるようにアシスト量を変更調節できることに
なるので、操舵が安定し、良好に操向できるに至った。
【0008】(構成) 本発明の請求項2にかかる水田
作業車のパワーステアリング装置は、圃場の泥硬さを検
出する泥硬さ検出手段の検出結果に基づいて操舵ハンド
ルのアシスト量を変更調節するアシスト量変更調節手段
を設けてあることを特徴構成とする。
作業車のパワーステアリング装置は、圃場の泥硬さを検
出する泥硬さ検出手段の検出結果に基づいて操舵ハンド
ルのアシスト量を変更調節するアシスト量変更調節手段
を設けてあることを特徴構成とする。
【0009】(作用) 本発明の請求項2にかかる構成
によれば、実際の圃場の泥の硬軟が直接検出されて、そ
の検出結果に基づく圃場の泥の硬軟に対応して、泥が硬
めの圃場での作業走行時と、泥が軟らかめの圃場での作
業走行時とにおいて、操舵ハンドルのアシスト量を変更
調節するように構成しているから、操舵が重くなる傾向
にある泥が硬めの圃場でのアシスト量を大きくして操舵
を軽快にし、操舵が軽くなる傾向にある泥が軟らかめの
圃場でのアシスト量を小さくして操舵が不当に軽くなり
すぎないようにできる。
によれば、実際の圃場の泥の硬軟が直接検出されて、そ
の検出結果に基づく圃場の泥の硬軟に対応して、泥が硬
めの圃場での作業走行時と、泥が軟らかめの圃場での作
業走行時とにおいて、操舵ハンドルのアシスト量を変更
調節するように構成しているから、操舵が重くなる傾向
にある泥が硬めの圃場でのアシスト量を大きくして操舵
を軽快にし、操舵が軽くなる傾向にある泥が軟らかめの
圃場でのアシスト量を小さくして操舵が不当に軽くなり
すぎないようにできる。
【0010】(効果) 従って、本発明の請求項1にか
かる構成によれば、直接検出される圃場の泥の硬軟に応
じて、適切な操舵アシストがなされるようにアシスト量
を変更調節できることになるので、より一層操舵が安定
し、良好に操向できるに至った。
かる構成によれば、直接検出される圃場の泥の硬軟に応
じて、適切な操舵アシストがなされるようにアシスト量
を変更調節できることになるので、より一層操舵が安定
し、良好に操向できるに至った。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、作業車の一例としての乗
用型田植機を示している。この乗用型田植機は、左右一
対の前車輪1,1及び後車輪2,2により走行可能に支
持された走行機体3に、エンジン4、ミッションケース
5、搭乗操縦部6等を搭載装備するとともに、走行機体
3の後端部に、四連リンク機構7を介して対地作業装置
としての苗植付装置8を昇降自在に装着して構成してい
る。
に基づいて説明する。図1に、作業車の一例としての乗
用型田植機を示している。この乗用型田植機は、左右一
対の前車輪1,1及び後車輪2,2により走行可能に支
持された走行機体3に、エンジン4、ミッションケース
5、搭乗操縦部6等を搭載装備するとともに、走行機体
3の後端部に、四連リンク機構7を介して対地作業装置
としての苗植付装置8を昇降自在に装着して構成してい
る。
【0012】そして、図1及び図2に示すように、搭乗
操縦部6においては、操舵ハンドル9を設置していると
ともに、この操舵ハンドル9と、前車輪1,1とは、パ
ワーステアリング装置の一例としての電動パワーステア
リング装置10を介して連動連結している。詳述する
と、操舵ハンドル9のハンドルシャフト11には、操舵
ハンドル9の回動トルクを検出するトルクセンサ12が
設けられ、このトルクセンサ12の検出結果に基づいて
ハンドルシャフト11を回動させるアシスト力を付与す
るための電動モータ13が電磁クラッチ17及びギア連
動機構14を介してハンドルシャフト11に連動連結さ
れている。このハンドルシャフト11と操舵輪としての
前車輪1,1とはピットマンアーム、ナックルアーム、
タイロッド等の連係機構を介して連動されている。前記
トルクセンサ12の検出信号は、走行機体3に搭載した
アシスト量変更制御手段としての制御装置16に入力さ
れる。そして、この制御装置16は、トルクセンサ12
の検出結果等に基づいて電動モータ13を駆動制御する
駆動信号と、電動モータ13の出力の伝動の入り切りを
行う電磁クラッチ17を駆動制御する駆動信号とを出力
する。すなわち、図2に示すように、制御装置16は、
トルクセンサ12の検出信号を入力して、前記電動モー
タ13又は電磁クラッチ17を駆動するための制御信号
S1,S2,S3,S4,S5を出力するマイコンから
なる演算手段16Aと、これらの制御信号S1,S2,
S3,S4,S5に基づいて実際に電動モータ13を駆
動する駆動信号を出力する駆動手段16Bとを備えて構
成している。
操縦部6においては、操舵ハンドル9を設置していると
ともに、この操舵ハンドル9と、前車輪1,1とは、パ
ワーステアリング装置の一例としての電動パワーステア
リング装置10を介して連動連結している。詳述する
と、操舵ハンドル9のハンドルシャフト11には、操舵
ハンドル9の回動トルクを検出するトルクセンサ12が
設けられ、このトルクセンサ12の検出結果に基づいて
ハンドルシャフト11を回動させるアシスト力を付与す
るための電動モータ13が電磁クラッチ17及びギア連
動機構14を介してハンドルシャフト11に連動連結さ
れている。このハンドルシャフト11と操舵輪としての
前車輪1,1とはピットマンアーム、ナックルアーム、
タイロッド等の連係機構を介して連動されている。前記
トルクセンサ12の検出信号は、走行機体3に搭載した
アシスト量変更制御手段としての制御装置16に入力さ
れる。そして、この制御装置16は、トルクセンサ12
の検出結果等に基づいて電動モータ13を駆動制御する
駆動信号と、電動モータ13の出力の伝動の入り切りを
行う電磁クラッチ17を駆動制御する駆動信号とを出力
する。すなわち、図2に示すように、制御装置16は、
トルクセンサ12の検出信号を入力して、前記電動モー
タ13又は電磁クラッチ17を駆動するための制御信号
S1,S2,S3,S4,S5を出力するマイコンから
なる演算手段16Aと、これらの制御信号S1,S2,
S3,S4,S5に基づいて実際に電動モータ13を駆
動する駆動信号を出力する駆動手段16Bとを備えて構
成している。
【0013】次に、苗植付装置8の昇降制御感度を調節
する手段について説明する。図1、図3乃至図5に示す
ように、苗植付装置8は、マット状苗Wを載置する苗の
せ台18、ミッションケース5から動力が伝達されるフ
ィードケース19、このフィードケース19から左右に
向けて延設された支持フレームF、この支持フレームF
から後方に向けて3列に延設されたフレーム兼用の植付
伝動ケース20、各植付伝動ケース20の後部に軸支さ
れた左右一対の植付機構21、及び、植付機構21によ
る苗植え付け箇所に対して整地作用を施す左右に並設さ
れた3つの整地フロート22‥等を備えて複数条植え用
に構成されている。各植付伝動ケース20の前部には、
左右の植付伝動ケース20にわたる状態に横架されたフ
ロート支点パイプ23が、その軸芯P1周りで回動自在
となるように枢支連結されている。フロート支点パイプ
23には、フロート支点パイプ23と軸芯P1周りに一
体回動する一対ずつ3組の第1揺動アーム24が後方に
向けて並列に延設されている。各第1揺動アーム24の
揺動端には、支軸25を介して整地フロート22が支軸
25の軸芯P2周りに上下揺動自在となるように連結さ
れている。フロート支点パイプ23には、走行機体3に
向けて延設された操作レバー26が一体回動自在に連結
固定されている。前記支持フレームFには、操作レバー
26との係合により操作レバー26を任意の位置に係止
保持する係止板27が支持板28を介して連結されてい
る。つまり、操作レバー26を、フロート支点パイプ2
3の軸芯P1周りに操作し、係止板27との係合により
任意の位置に係止保持することにより、植付機構21に
対する整地フロート22の相対高さを調節できるように
なっており、圃場の泥土硬さなどに応じた苗植え付け深
さの設定変更を行えるようになっている。
する手段について説明する。図1、図3乃至図5に示す
ように、苗植付装置8は、マット状苗Wを載置する苗の
せ台18、ミッションケース5から動力が伝達されるフ
ィードケース19、このフィードケース19から左右に
向けて延設された支持フレームF、この支持フレームF
から後方に向けて3列に延設されたフレーム兼用の植付
伝動ケース20、各植付伝動ケース20の後部に軸支さ
れた左右一対の植付機構21、及び、植付機構21によ
る苗植え付け箇所に対して整地作用を施す左右に並設さ
れた3つの整地フロート22‥等を備えて複数条植え用
に構成されている。各植付伝動ケース20の前部には、
左右の植付伝動ケース20にわたる状態に横架されたフ
ロート支点パイプ23が、その軸芯P1周りで回動自在
となるように枢支連結されている。フロート支点パイプ
23には、フロート支点パイプ23と軸芯P1周りに一
体回動する一対ずつ3組の第1揺動アーム24が後方に
向けて並列に延設されている。各第1揺動アーム24の
揺動端には、支軸25を介して整地フロート22が支軸
25の軸芯P2周りに上下揺動自在となるように連結さ
れている。フロート支点パイプ23には、走行機体3に
向けて延設された操作レバー26が一体回動自在に連結
固定されている。前記支持フレームFには、操作レバー
26との係合により操作レバー26を任意の位置に係止
保持する係止板27が支持板28を介して連結されてい
る。つまり、操作レバー26を、フロート支点パイプ2
3の軸芯P1周りに操作し、係止板27との係合により
任意の位置に係止保持することにより、植付機構21に
対する整地フロート22の相対高さを調節できるように
なっており、圃場の泥土硬さなどに応じた苗植え付け深
さの設定変更を行えるようになっている。
【0014】図4及び図5に示すように、整地フロート
22のうち、苗植付装置8の中央に位置するセンターフ
ロート22Cの前部上方箇所には、苗植え付け作業時に
おける圃場の起伏に起因したセンターフロート22Cの
前部に対する接地圧の変動に伴うセンターフロート22
Cの上下揺動変位量を、リンク機構29を介して検出す
るフロートセンサ30が備えられている。フロートセン
サ30は、回転式のポテンショメータによって検出され
るとともに、支持板28に上下揺動自在に枢支された上
下一対のリンク31の端部に枢支されたブラケット32
に支持されている。上下一対のリンク31のうちの上側
に位置するリンク31は、他端部が操作レバー26より
延設されたピン33と係合されており、操作レバー26
の操作により植付機構21に対するフロートセンサ30
の相対高さも同様に調節され、整地フロートとフロート
センサ30との間隔が所定距離に維持されるようになっ
ている。
22のうち、苗植付装置8の中央に位置するセンターフ
ロート22Cの前部上方箇所には、苗植え付け作業時に
おける圃場の起伏に起因したセンターフロート22Cの
前部に対する接地圧の変動に伴うセンターフロート22
Cの上下揺動変位量を、リンク機構29を介して検出す
るフロートセンサ30が備えられている。フロートセン
サ30は、回転式のポテンショメータによって検出され
るとともに、支持板28に上下揺動自在に枢支された上
下一対のリンク31の端部に枢支されたブラケット32
に支持されている。上下一対のリンク31のうちの上側
に位置するリンク31は、他端部が操作レバー26より
延設されたピン33と係合されており、操作レバー26
の操作により植付機構21に対するフロートセンサ30
の相対高さも同様に調節され、整地フロートとフロート
センサ30との間隔が所定距離に維持されるようになっ
ている。
【0015】図2に示すように、フロートセンサ30
は、検出したセンタフロート22Cの上下揺動変位量を
電圧レベルに変換し、その電圧レベルを検出情報として
前記制御装置16へ出力するようになっている。制御装
置16は、フロートセンサ30からの検出情報に基づい
て、予め設定されたセンタフロート22Cの基準姿勢を
示すフロートセンサ30の基準電圧レベル(制御目標
量)と、フロートセンサ30から出力された電圧レベル
とが合致するように、四連リンク機構7を昇降するリフ
トシリンダ34に対する作動油の流動状態を制御する電
磁制御弁35の作動を制御して苗植付装置8を昇降させ
るようになっている。つまり、制御装置16には、フロ
ートセンサ30からの検出情報に基づいて、各整地フロ
ート22が基準姿勢に復帰するように走行機体3に対す
る苗植付装置8の昇降を自動的に制御する自動制御手段
が制御プログラムとして備えられており、この自動昇降
制御手段の制御作動によって、苗植付作業時における苗
植付装置8の対地高さを設定対地高さに維持した状態
で、苗植付装置8を圃場の起伏に沿わせて昇降させるこ
とができ、これによって、操作レバー26により予め設
定された苗植え付け深さでの苗の植え付けを精度良く安
定して行えるようになっている。
は、検出したセンタフロート22Cの上下揺動変位量を
電圧レベルに変換し、その電圧レベルを検出情報として
前記制御装置16へ出力するようになっている。制御装
置16は、フロートセンサ30からの検出情報に基づい
て、予め設定されたセンタフロート22Cの基準姿勢を
示すフロートセンサ30の基準電圧レベル(制御目標
量)と、フロートセンサ30から出力された電圧レベル
とが合致するように、四連リンク機構7を昇降するリフ
トシリンダ34に対する作動油の流動状態を制御する電
磁制御弁35の作動を制御して苗植付装置8を昇降させ
るようになっている。つまり、制御装置16には、フロ
ートセンサ30からの検出情報に基づいて、各整地フロ
ート22が基準姿勢に復帰するように走行機体3に対す
る苗植付装置8の昇降を自動的に制御する自動制御手段
が制御プログラムとして備えられており、この自動昇降
制御手段の制御作動によって、苗植付作業時における苗
植付装置8の対地高さを設定対地高さに維持した状態
で、苗植付装置8を圃場の起伏に沿わせて昇降させるこ
とができ、これによって、操作レバー26により予め設
定された苗植え付け深さでの苗の植え付けを精度良く安
定して行えるようになっている。
【0016】図1及び図2に示すように、搭乗操縦部6
の操縦ボックス36には、回転式のポテンショメータ等
によって構成された手動操作式の昇降感度設定器37が
備えられており、この設定器37は、人為的に判断した
圃場の硬さに応じた操作位置へのダイヤル設定操作を行
うことによって、センタフロート22Cの基準姿勢を示
すフロートセンサ30の基準電圧レベル(制御目標値)
を圃場の泥土硬さに応じた電圧レベルに変更できるよう
になっている。この設定器37により変更されたフロー
トセンサ30の基準電圧レベルは制御装置16に直ちに
入力され、制御装置16は、変更後のフロートセンサ3
0の基準電圧レベルとフロートセンサ30からの出力電
圧レベルとが合致するように電磁制御弁35の作動を制
御して苗植付装置8を昇降させるようになっている。
の操縦ボックス36には、回転式のポテンショメータ等
によって構成された手動操作式の昇降感度設定器37が
備えられており、この設定器37は、人為的に判断した
圃場の硬さに応じた操作位置へのダイヤル設定操作を行
うことによって、センタフロート22Cの基準姿勢を示
すフロートセンサ30の基準電圧レベル(制御目標値)
を圃場の泥土硬さに応じた電圧レベルに変更できるよう
になっている。この設定器37により変更されたフロー
トセンサ30の基準電圧レベルは制御装置16に直ちに
入力され、制御装置16は、変更後のフロートセンサ3
0の基準電圧レベルとフロートセンサ30からの出力電
圧レベルとが合致するように電磁制御弁35の作動を制
御して苗植付装置8を昇降させるようになっている。
【0017】さらに、制御装置16は、前記設定器37
で設定されたフロートセンサ30の感知感度の操作位置
に応じて前記電動パワーステリング装置10のアシスト
力も変更するように構成している。すなわち、設定器3
7を「硬」側に設定して苗植付装置8の昇降感度を鈍感
側に設定すると、操舵負荷が大になっているとして、ア
シスト力を大にするようになっている。逆に設定器37
を「軟」側に設定して苗植付装置8の昇降感度を鋭敏側
に設定すると、操舵負荷が小になっているととして、ア
シスト力を小にするようになっている。
で設定されたフロートセンサ30の感知感度の操作位置
に応じて前記電動パワーステリング装置10のアシスト
力も変更するように構成している。すなわち、設定器3
7を「硬」側に設定して苗植付装置8の昇降感度を鈍感
側に設定すると、操舵負荷が大になっているとして、ア
シスト力を大にするようになっている。逆に設定器37
を「軟」側に設定して苗植付装置8の昇降感度を鋭敏側
に設定すると、操舵負荷が小になっているととして、ア
シスト力を小にするようになっている。
【0018】従って、例えば、オペレーター(操縦者)
が圃場の泥土が硬いと判断した場合には、その泥土硬さ
に応じた「硬」側の操作位置に設定器37を設定する。
すると、その操作位置に応じて基準電圧レベル(制御目
標位置)を得るためのセンサ本体30aに対する操作軸
30bの基準位置が図4におけるb位置方向に変更され
るようになり、その変更に伴って、制御装置16は、電
磁制御弁35の作動を制御して、センサ本体30aに対
する操作軸30bの変更後の基準位置と実操作位置とが
合致(変更後の基準電圧レベルと出力電圧レベルとが合
致)するように苗植付装置8を下降させるのである。こ
の制御作動によって、センタフロート22Cの基準姿勢
が変更後の基準電圧レベルに応じた前上がり姿勢に変更
されるようになり、その基準姿勢の変更によって、機体
前後方向におけるセンタフロート22Cの圃場泥面Sに
対する接地長さが変更後の基準電圧レベルに応じて短く
なるとともに、センタフロート22Cを地面側に付勢す
る圧縮バネ38が変更後の基準電圧レベルに応じた比較
的に強い圧縮状態(圃場に対するセンタフロート22C
の圧接力が変更後の基準電圧レベルに応じて比較的大き
くなる状態)になり、フロートセンサ30の感知感度が
設定器37の操作位置に応じた鈍感側の感知感度に変更
されるのである。又、それに伴って、電動パワーステア
リング装置10におけるアシスト量が標準より大に設定
される。
が圃場の泥土が硬いと判断した場合には、その泥土硬さ
に応じた「硬」側の操作位置に設定器37を設定する。
すると、その操作位置に応じて基準電圧レベル(制御目
標位置)を得るためのセンサ本体30aに対する操作軸
30bの基準位置が図4におけるb位置方向に変更され
るようになり、その変更に伴って、制御装置16は、電
磁制御弁35の作動を制御して、センサ本体30aに対
する操作軸30bの変更後の基準位置と実操作位置とが
合致(変更後の基準電圧レベルと出力電圧レベルとが合
致)するように苗植付装置8を下降させるのである。こ
の制御作動によって、センタフロート22Cの基準姿勢
が変更後の基準電圧レベルに応じた前上がり姿勢に変更
されるようになり、その基準姿勢の変更によって、機体
前後方向におけるセンタフロート22Cの圃場泥面Sに
対する接地長さが変更後の基準電圧レベルに応じて短く
なるとともに、センタフロート22Cを地面側に付勢す
る圧縮バネ38が変更後の基準電圧レベルに応じた比較
的に強い圧縮状態(圃場に対するセンタフロート22C
の圧接力が変更後の基準電圧レベルに応じて比較的大き
くなる状態)になり、フロートセンサ30の感知感度が
設定器37の操作位置に応じた鈍感側の感知感度に変更
されるのである。又、それに伴って、電動パワーステア
リング装置10におけるアシスト量が標準より大に設定
される。
【0019】また、オペレーターが圃場の泥土が軟らか
いと判断した場合には、その泥土硬さに応じた「軟」側
の操作位置に設定器37を設定する。すると、その操作
位置に応じて基準電圧レベル(制御目標位置)を得るた
めのセンサ本体30aに対する操作軸30bの基準位置
が図4におけるc位置方向に変更されるようになり、そ
の変更に伴って、制御装置16は、電磁制御弁35の作
動を制御して、センサ本体30aに対する操作軸30b
の変更後の基準位置と実操作位置とが合致(変更後の基
準電圧レベルと出力電圧レベルとが合致)するように苗
植付装置8を上昇させるのである。この制御作動によっ
て、センタフロート22Cの基準姿勢が変更後の基準電
圧レベルに応じた前下がり姿勢に変更されるようにな
り、その基準姿勢の変更によって、機体前後方向におけ
るセンタフロート22Cの圃場泥面Sに対する接地長さ
が変更後の基準電圧レベルに応じて短くなるとともに、
センタフロート22Cを地面側に付勢する圧縮バネ38
が変更後の基準電圧レベルに応じた比較的に強い圧縮状
態(圃場に対するセンタフロート22Cの圧接力が変更
後の基準電圧レベルに応じて比較的小さくなる状態)に
なり、フロートセンサ30の感知感度が設定器37の操
作位置に応じた敏感側の感知感度に変更されるのであ
る。又、それに伴って、電動パワーステアリング装置1
0におけるアシスト量が標準より小に設定される。
いと判断した場合には、その泥土硬さに応じた「軟」側
の操作位置に設定器37を設定する。すると、その操作
位置に応じて基準電圧レベル(制御目標位置)を得るた
めのセンサ本体30aに対する操作軸30bの基準位置
が図4におけるc位置方向に変更されるようになり、そ
の変更に伴って、制御装置16は、電磁制御弁35の作
動を制御して、センサ本体30aに対する操作軸30b
の変更後の基準位置と実操作位置とが合致(変更後の基
準電圧レベルと出力電圧レベルとが合致)するように苗
植付装置8を上昇させるのである。この制御作動によっ
て、センタフロート22Cの基準姿勢が変更後の基準電
圧レベルに応じた前下がり姿勢に変更されるようにな
り、その基準姿勢の変更によって、機体前後方向におけ
るセンタフロート22Cの圃場泥面Sに対する接地長さ
が変更後の基準電圧レベルに応じて短くなるとともに、
センタフロート22Cを地面側に付勢する圧縮バネ38
が変更後の基準電圧レベルに応じた比較的に強い圧縮状
態(圃場に対するセンタフロート22Cの圧接力が変更
後の基準電圧レベルに応じて比較的小さくなる状態)に
なり、フロートセンサ30の感知感度が設定器37の操
作位置に応じた敏感側の感知感度に変更されるのであ
る。又、それに伴って、電動パワーステアリング装置1
0におけるアシスト量が標準より小に設定される。
【0020】〔別の実施の形態〕以下に、本発明の請求
項2にかかる実施の形態について説明する。尚、上記実
施の形態の項における乗用型田植機と同様の構造のもの
に説明するのであって、構造的に同一のものについては
説明を省略するとともに、同一の符号を付ける。図1及
び図6に示すように、苗植付装置8より左右横側部に張
り出す姿勢と、機体寄りに収納される姿勢とに前後軸芯
周りでの揺動で変更可能なマーカー39を設けている。
このマーカー39の根元部には、このマーカー39を使
用しているときのしなり具合を角度変位として検出し
て、ひいては圃場の硬軟の状態を検出する第2ポテンシ
ョメータ40を設けている。すなわち、マーカー39の
先端を圃場の泥土内に突っ込んだ状態で走行機体3が走
行すると、圃場の泥土の硬軟に応じてマーカ39の後退
するしなり量が相違するのであり、つまり硬質の土壌で
ある場合は、マーカ39の進行負荷が大きくなるため
に、マーカ39のしなり量が比較的大きなものとなる。
逆に軟質の土壌では、マーカ39の土壌から受ける負荷
が小さいのでマーカー39のしなり量が比較的小さなも
のとなる。よって、マーカ39のしなりによる角度変位
に対応する第2ポテンショメータ39の検出結果に基づ
いて圃場の泥土の硬軟を判断できるようになっている。
ここで、マーカー39、第2ポテンショメータ40、及
び制御装置16は泥硬検出手段41を構成している。こ
の第2ポテンショメータ40の検出情報は、アシスト量
変更制御手段としての制御装置16の演算手段16Aに
入力されるとともに、この演算手段16Aの第2ポテン
ショメータ40の検出情報に基づいて電動パワーステア
リング装置10のアシスト量を変更調節できるようにし
ている。すなわち、圃場の泥土が硬めであるほどアシス
ト量を大となるように制御しているのである。この演算
手段16Aからの操舵ハンドル9のアシストをするため
の電動モータ13を駆動するためのPWM信号S1,S
2等を駆動手段16Bへ出力する。駆動手段16Bから
は電動パワーステアリング装置10の電動モータ13の
駆動を行える状態の信号を出力する。尚、泥硬さ検出を
行うセンサとしては、上記のようにマーカのしなり具合
を検出するものに限定されるものでなく、例えば泥中に
突入したり、あるいは泥面上を滑走するよう走行車体や
苗植付装置に支持された部材の変位検出で泥硬さ検出す
るようなものでも良い。
項2にかかる実施の形態について説明する。尚、上記実
施の形態の項における乗用型田植機と同様の構造のもの
に説明するのであって、構造的に同一のものについては
説明を省略するとともに、同一の符号を付ける。図1及
び図6に示すように、苗植付装置8より左右横側部に張
り出す姿勢と、機体寄りに収納される姿勢とに前後軸芯
周りでの揺動で変更可能なマーカー39を設けている。
このマーカー39の根元部には、このマーカー39を使
用しているときのしなり具合を角度変位として検出し
て、ひいては圃場の硬軟の状態を検出する第2ポテンシ
ョメータ40を設けている。すなわち、マーカー39の
先端を圃場の泥土内に突っ込んだ状態で走行機体3が走
行すると、圃場の泥土の硬軟に応じてマーカ39の後退
するしなり量が相違するのであり、つまり硬質の土壌で
ある場合は、マーカ39の進行負荷が大きくなるため
に、マーカ39のしなり量が比較的大きなものとなる。
逆に軟質の土壌では、マーカ39の土壌から受ける負荷
が小さいのでマーカー39のしなり量が比較的小さなも
のとなる。よって、マーカ39のしなりによる角度変位
に対応する第2ポテンショメータ39の検出結果に基づ
いて圃場の泥土の硬軟を判断できるようになっている。
ここで、マーカー39、第2ポテンショメータ40、及
び制御装置16は泥硬検出手段41を構成している。こ
の第2ポテンショメータ40の検出情報は、アシスト量
変更制御手段としての制御装置16の演算手段16Aに
入力されるとともに、この演算手段16Aの第2ポテン
ショメータ40の検出情報に基づいて電動パワーステア
リング装置10のアシスト量を変更調節できるようにし
ている。すなわち、圃場の泥土が硬めであるほどアシス
ト量を大となるように制御しているのである。この演算
手段16Aからの操舵ハンドル9のアシストをするため
の電動モータ13を駆動するためのPWM信号S1,S
2等を駆動手段16Bへ出力する。駆動手段16Bから
は電動パワーステアリング装置10の電動モータ13の
駆動を行える状態の信号を出力する。尚、泥硬さ検出を
行うセンサとしては、上記のようにマーカのしなり具合
を検出するものに限定されるものでなく、例えば泥中に
突入したり、あるいは泥面上を滑走するよう走行車体や
苗植付装置に支持された部材の変位検出で泥硬さ検出す
るようなものでも良い。
【0021】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図1】乗用型田植機を示す全体側面図
【図2】電動パワーステアリング装置等を示す説明図
【図3】苗植付装置を示す平面図
【図4】フロートセンサの支持構成を示す苗植付装置下
部の縦断側面図
部の縦断側面図
【図5】フロートセンサの支持構成を示す苗植付装置下
部の縦断正面図
部の縦断正面図
【図6】別の実施の態様の電動パワーステアリング装置
等を示す説明図
等を示す説明図
3 走行車体 8 対地作業装置 9 操舵ハンドル 16 アシスト量変更制御手段 41 泥硬さ検出手段
Claims (2)
- 【請求項1】 走行車体(3)に備えた対地作業装置
(8)の昇降制御感度に対応して、操舵ハンドル(9)
のアシスト量を変更調節するアシスト量変更制御手段
(16)を設けてある水田作業車のパワーステアリング
装置。 - 【請求項2】 圃場の泥硬さを検出する泥硬さ検出手段
(41)の検出結果に基づいて操舵ハンドル(9)のア
シスト量を変更調節するアシスト量変更調節手段(1
6)を設けてある水田作業車のパワーステアリング装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP265496A JPH09187124A (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | 水田作業車のパワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP265496A JPH09187124A (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | 水田作業車のパワーステアリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09187124A true JPH09187124A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11535343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP265496A Pending JPH09187124A (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | 水田作業車のパワーステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09187124A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015159739A (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-07 | 井関農機株式会社 | 苗移植機 |
| JP2018202929A (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-27 | 井関農機株式会社 | 圃場作業車の自動操舵装置 |
-
1996
- 1996-01-10 JP JP265496A patent/JPH09187124A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015159739A (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-07 | 井関農機株式会社 | 苗移植機 |
| JP2018202929A (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-27 | 井関農機株式会社 | 圃場作業車の自動操舵装置 |
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