JPH09187164A - 貯蔵庫 - Google Patents

貯蔵庫

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JPH09187164A
JPH09187164A JP388496A JP388496A JPH09187164A JP H09187164 A JPH09187164 A JP H09187164A JP 388496 A JP388496 A JP 388496A JP 388496 A JP388496 A JP 388496A JP H09187164 A JPH09187164 A JP H09187164A
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chamber
oxygen
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cooler
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JP388496A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Moriguchi
哲雄 森口
Shiro Yamauchi
四郎 山内
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Storage Of Harvested Produce (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯蔵庫の室内の酸素濃度と湿度を調整して、
生鮮食品等の貯蔵に適した庫内環境を得る。 【解決手段】 貯蔵庫の本体13内に設けられた密閉可
能な第一の室17と第二の室18とを連通口19で連通
させ、その連通口19を塞ぐように配設した電解モジュ
ール20によって、第一の室17側の酸素を消費して水
分を発生させ第二の室18側の水分を消費し酸素を発生
させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は固体高分子電解質
の電解作用を利用して庫内の空間の環境を調整する貯蔵
庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、野菜や果物などの生鮮食品の
貯蔵に多く利用されている貯蔵方法として、CA(Cont
rolled Atmosphere)貯蔵法が知られている。これは、
貯蔵庫(通常冷凍機を備える)の内部を低温にして生鮮
食品の呼吸を抑えると共に、庫内に炭酸ガスや窒素ガス
等の不活性ガスを送り込んで酸素濃度の低いガス環境と
することにより更に呼吸を抑えるという二段がまえの貯
蔵法で、普通の低温貯蔵の1.5〜2倍にも貯蔵期間が
延長できるといわれている。このような方法を適用し
て、冷蔵庫のような貯蔵庫内を酸素濃度の低いガス環境
にする技術の一つとして、電解質の電解作用を利用した
ものが知られている。
【0003】図7は例えば特公昭60−57865号公
報に示された従来の貯蔵庫の縦断面図であり、図8は図
7の要部拡大断面図である。図において、1は貯蔵庫の
本体、2及び3は扉、4は本体1に取り付けた電気化学
的素子である。5は電気化学的素子4の容器である電槽
で、貯蔵庫の庫内に対面する側には窓6が、庫外側には
ガス放出口7が設けられている。8は多孔性の鉛電極、
9は黒鉛板よりなる対極、10は硫酸を含むゲル状固形
電解質、11はイオン電導性を有する隔膜、12は約1
Vの直流電圧を供給する定電圧電源である。
【0004】次に、動作について説明する。貯蔵庫内に
酸素ガスがあれば、鉛電極8は化学反応により式(1)
のように酸素ガスを吸収する。 2Pb+O2→2PbO ・・・・(1) そこで鉛電極8を負、対極9を正にして両電極に直流電
圧を印加すると、鉛電極8は式(2)により再生され
る。 2PbO+2e-→2Pb+2O- ・・・・(2) 一方、対極9では式(3)により式(1)と同量の酸素
を発生する。 2O-→O2+2e- ・・・・(3) 結局、庫内の酸素ガスは電気化学的素子4によって吸収
され放出口7から庫外へ放出されることになる。庫内の
酸素濃度の減少に伴い電流値は減少し酸素が無くなれば
零となる。従って、貯蔵庫の扉2、3を開閉して空気の
一部が入れ替わる毎に、電気化学的素子4が自動作動し
て常に庫内の酸素ガスを低濃度に抑えることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術は前述のよ
うに構成されているので、貯蔵庫内の空気から酸素を選
択的に取り出して庫外へ放出することにより庫内を不活
性環境にすることに関しては有効である。しかし、庫内
が自然に乾燥してくるのは避けられず、特に、循環空気
を冷却するための冷却器を備えた貯蔵庫、すなわち冷蔵
庫、冷凍庫や冷凍冷蔵ショーケース等の場合は、以下に
述べるように乾燥が促進される。
【0006】庫内の空気を循環させて冷却器によって冷
却するとき、空気中に含有する水分が冷却器を通過する
際に、霜となって冷却器に付着し次第に成長して氷結す
る。この氷結は冷却性能を低下させるので、例えば定期
的に加熱による除霜を行なって、できた水分を庫外へ排
出する。従って、庫内の湿度がだんだん低下して乾燥状
態となる。このとき、庫内の水分は専ら生鮮食品等から
蒸発したものなので、それらの食品は次第に乾燥するこ
とになる。
【0007】庫内に収納されるもののうち、例えば生鮮
野菜等は適度の湿度を保持して乾燥を防止することが鮮
度を保つ上で重要であるが、従来の貯蔵庫では、保存す
る生鮮食品等を乾燥させやすいという問題点があった。
また酸素を選択的に取り出す電気化学的素子を貯蔵庫の
庫壁に設置しているので、庫壁に開口部を形成しなけれ
ばならず、冷気が逃げやすく保温対策のため構造が複雑
になるという問題点があった。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、庫壁に開口部を形成すること
なく、庫内に設けた貯蔵室の酸素濃度と湿度とを調整し
て、生鮮食品等の保存に適した庫内環境を調整すること
ができる貯蔵庫を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる貯蔵庫
は、貯蔵庫の本体内に設けられた密閉可能な第一の室及
び第二の室と、電解作用により一方の面で酸素を消費し
て水分を発生させ他方の面で水分を消費して酸素を発生
させる電解モジュールとを有し、この電解モジュールの
一方の面を第一の室内の気相と接触させ他方の面を第二
の室内の気相と接触させるように配設したものである。
【0010】また、貯蔵庫の本体内に設けられた密閉可
能な第一の室及び第二の室と、本体内を冷却する冷却器
と、この冷却器によって冷却した気体を本体内に循環さ
せる循環ファンと、電解作用により一方の面で酸素を消
費して水分を発生させ他方の面で水分を消費して酸素を
発生させる電解モジュールとを有し、電解モジュールの
一方の面を第一の室内の気相と接触させ他方の面を第二
の室の気相と接触させるように配設したものである。
【0011】また、貯蔵庫の本体内に設けられた密閉可
能な第一の室及び第二の室と、本体内を冷却する冷却器
と、この冷却器によって冷却した気体を本体内に循環さ
せる循環ファンと、冷却器に付着した水分を収集して貯
える集水容器と、電解作用により一方の面で酸素を消費
して水分を発生させ他方の面で水分を消費して酸素を発
生させる電解モジュールとを有し、電解モジュールの一
方の面を第一の室内の気相と接触させ他方の面を集水容
器内の気相と接触させるように配設したものである。
【0012】また、貯蔵庫の本体内に設けられた密閉可
能な第一の室及び第二の室と、本体内を冷却する冷却器
と、この冷却器によって冷却した気体を本体内に循環さ
せる循環ファンと、電解作用により一方の面で酸素を消
費して水分を発生させ他方の面で水分を消費して酸素を
発生させる電解モジュールとを有し、電解モジュールの
一方の面を第一の室内の気相と接触させ他方の面を冷却
器に帰還する循環気体と接触させるように配設したもの
である。
【0013】更にまた、電解モジュールは、水素イオン
導電性の固体高分子電解質膜を多孔質金属からなる陽極
と陰極とで挟持した電気化学的素子と、電気化学的素子
の外周を囲う絶縁フレームと、陽極と陰極間へ直流電圧
を印加する給電端子とで一体に形成し、電解モジュール
単位で着脱可能に構成したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態を図につい
て説明する。図1は実施の形態1による貯蔵庫の縦断面
図、図2はその要部構成説明図、図3は要部斜視図であ
る。図1において、13は貯蔵庫の本体、14はこの本
体13を密閉する扉、15は内部扉、16は仕切板、1
7は上記本体13,内部扉15及び仕切板16によって
庫内に形成された密閉可能な第一の室、18は密閉可能
な第二の室である。19は上記仕切板16に設けた連通
口、20はこの連通口19を閉塞するように設けた電解
モジュールである。
【0015】電解モジュール20の構成を図2の構成説
明図及び図3の斜視図により説明する。図において、2
1は水素イオン導電性の固体高分子電解質膜で、例えば
デュポン(Du Pont)社製のナフィオン−117(NAFIO
N:登録商標)を使用している。22は陽極、23は陰
極で、各極は例えば白金めっきを施したニッケル又はチ
タンあるいはステンレスの箔に水蒸気が通過可能な複数
の孔を有する多孔部材と電解反応を促進させる触媒層2
2a,23aとからなっている。そして、陽極22と陰
極23で固体高分子電解質膜21を挟んで加温・加圧接
合して電気化学的素子24を構成している。25は電気
化学的素子24の外周を囲って補強する絶縁フレーム、
26,27は陽極22と陰極23からそれぞれ引き出さ
れた給電端子である。28は両電極22,23に直流電
圧を印加する直流電源である。
【0016】この電解モジュール20の陰極23の面を
第一の室17側に向け、陽極22を第二の室18側に向
けて連通口19を塞ぐように、絶縁フレーム25の取付
穴25aを利用しビス止め等によって仕切板16に取り
付けている。そして、給電端子26,27を、図示しな
い本体側に設けた直流電源のコンセントに差し込み、直
流電圧を印加できる構成としている。なお、取付方法は
ビス止め等によらなくても、例えば仕切板16に取付具
を設け、はめ込み式で固定してもよい。
【0017】次に動作について説明する。給電端子2
6,27を通じ陽極22と陰極23の間に直流電源28
から直流電圧1.4Vを印加すると、陽極22では水が
電気分解されて式(4)の反応が起こる。 2H2O→O2+4H++4e- ・・・・(4) このとき陽極22に発生した水素イオンは固体高分子電
解質膜21を通って陰極23に移行し、電子も電源回路
を通って陰極23側に達する。陰極23側では式(5)
の反応により気体中の酸素を消費して水又は水蒸気を発
生させる。 O2+4H++4e-→2H2O ・・・・(5)
【0018】電解モジュール20を第一の室17側に陰
極23を向けて配設しているので、結局、第一の室17
内の酸素が第二の室18内に移動して、第二の室18内
の水蒸気が第一の室17内に移動したのと同じ結果とな
る。すなわち、第一の室17内では、酸素濃度が低下す
ると共に水蒸気が増えて加湿され、逆に第二の室18で
は、水分が減り乾燥状態になると共に酸素濃度が上が
る。
【0019】そこで、本実施の形態によれば、例えば野
菜や果物等の生鮮食品を第一の室17に入れて保存する
と、酸素の少ない不活性な環境のため生鮮食品の呼吸作
用を抑制し、更に鮮度を保つのに必要な水分を補給する
ので、それらの生鮮食品に適した保存環境を得ることが
でき、保存期間を延長することができる。
【0020】そして、例えば密閉容器に入った缶詰等の
ように周囲の空気成分に関係なく保存できるものや、乾
燥に適した食品等は第二の室18に保存すれば良い。
【0021】また、電解モジュール20をビス止め等に
よ取り付け、簡単に着脱できるようにしたので、必要な
室にのみ取り付けて、必要としない室は開口部を閉塞し
て使用すれば、使用目的に応じ、酸素濃度環境を調整で
きる室を選択できる。
【0022】また、電解モジュール20に直流電源28
の極性切替えスイッチ又はオンオフスイッチを設けてお
けば、スイッチを切り換えることにより必要に応じ室内
環境を変えることができる。なお、開閉頻度の多い方の
室を第二の室にすれば、開閉の度に内部の空気の一部が
入れ替わるので、自然と換気されて酸素富化になるのを
防止できる。
【0023】図1では、第一の室17を内部扉15と仕
切板16とで庫内に区画して設けたものを示したが、仕
切板16を扉14まで伸ばし、扉14を2つに分けてそ
れぞれの室を外部から単独に開閉できるようにしても良
い。また、第一の室のような酸素環境調整室を1室だけ
でなく必要に応じ庫内に複数室設けることもできる。
【0024】実施の形態2.図4は実施の形態2による
貯蔵庫の縦断面図である。図において、29は貯蔵庫の
本体で、内部に仕切壁30及び31を有している。32
は第一の扉でケース33と一体になって、本体29に出
し入れできるようになっている。34は第二の扉、35
は第三の扉である。36は第一の室で、上記仕切壁3
0,扉32及びケース33に囲まれて密閉可能に形成さ
れている。37は上記本体29,仕切壁30,31及び
第二の扉34に囲まれて密閉可能に形成された第二の室
である。また38は上記本体29,仕切壁31及び扉3
5に囲まれて密閉可能に形成された第三の室であり、例
えば冷凍室として利用するものである。39は図示しな
い圧縮器,凝縮器等と共に冷凍サイクルを形成する冷却
器、40,41は吸気側の冷気通路、42,43は送気
側の冷気通路、44は上記冷却器39で冷却した気体を
第二の室37及び第三の室38に循環させる循環ファ
ン、45は酸素センサである。
【0025】また、20は上記実施の形態1の図2及び
図3で説明したものと同様の電解モジュールであり、仕
切壁30に開けた連通穴46を塞ぐように、陰極側を第
一の室36に向けて配設されている。47は仕切壁30
に設けた冷気導入口である。
【0026】次に動作について説明する。冷却器39と
循環ファン44を作動させると、第二の室37と第三の
室38内の気体は冷気通路40及び41へ吸い込まれ、
冷却器39によって冷却され、冷気通路42及び43を
通り循環して、第二の室37と第三の室38内を冷却す
る。ここで、冷気通路42と43を通過する気体の流量
を制御すれば、第二の室37と第三の室38の温度を変
えることができ、例えば第三の室38を冷凍室として利
用することができる。また、第一の室36内には直接冷
却気体を循環させないで、第二の室37内の冷却気体を
仕切壁30に明けた冷気導入口47からケース33の周
囲に送り込んで間接的に冷却している。
【0027】電解モジュール20は上記実施の形態1で
説明したように、陰極側で酸素を消費して水分を発生さ
せ、陽極側で水分を消費して酸素を発生させる。陰極側
を第一の室36へ向けて配設しているので、第一の室3
6内の酸素濃度は低下し湿度が上昇する。逆に第二の室
37(及び第二の室と空気通路で連通している第三の室
38)は酸素濃度が上がり水分が減少して乾燥状態とな
る。
【0028】酸素センサ45により酸素濃度を監視して
おき、規定以上の酸素濃度になったときは電解モジュー
ル20への給電を停止して動作を停止させる。これによ
って、第二の室37(及び第三の室38)内の酸素濃度
を規定値以下に保つことができる。
【0029】以上のように、実施の形態2の発明によれ
ば、低温環境下で食品等の貯蔵品を貯蔵できると共に、
酸素濃度が低く湿度の高い環境の室を提供できるので、
この室を利用して野菜や果物などの生鮮食品を良好な環
境で保存することができる。
【0030】実施の形態3.図5は実施の形態3による
貯蔵庫の縦断面図である。図において、20,39〜4
5は上記実施の形態2で説明した図4と同様である。4
8は貯蔵庫の本体、49は仕切壁、50は第一の扉、5
1は第二の扉、52は仕切板、53は内部扉、54は本
体48,仕切り板52及び内部扉53に囲まれた第一の
室、55は第二の室、56は第三の室である。また、5
7は冷却器39に付着した水分を排水するドレンパイ
プ、58はその水分を集める集水容器で、上部は第二の
室55と連通している。ここで、電解モジュール20
は、陰極側が仕切板52に明けた連通口59を通じ第一
の室54内の気相と接触するように、また、陽極側が集
水容器58に明けた連通口60を通じ集水容器58内の
気相と接触するように取り付けている。
【0031】次に動作について説明する。上記実施の形
態2で説明したと同様に冷却器39及び循環ファン44
を作動させると、第二の室55及び第三の室56内の気
体は循環して冷却器39によって冷却される。また、第
一の室54はその周囲の第二の室55内の冷却気体によ
って間接的に冷却される。冷却過程において、循環する
冷却気体中に含まれている水分は、冷却器39で冷却さ
れてその表面に霜となって付着する。この霜が蓄積する
と冷却効率が低下するので定期的に解凍して水に戻し、
ドレンパイプ57から集水容器58に集めて溜める。溜
めた水は図示しないヒータ等の加熱手段で加熱して水蒸
気にする。
【0032】電解モジュール20は、電解作用により、
第一の室54側では酸素を消費して水蒸気を発生させ、
集水容器58側では水蒸気を消費して酸素を発生させ
る。電解モジュール20の反応は、陽極側に水分が、陰
極側に酸素が多くあるほど活発となる。本実施の形態に
よれば、集水容器58内が水蒸気雰囲気となっているた
め、電解作用が効率よく促進される。
【0033】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4による貯蔵庫の縦断面図である。図において、2
0,39〜45は上記実施の形態2で説明した図4と同
様である。61は貯蔵庫の本体、62は仕切壁、63は
第一の扉、64は第二の扉、65は仕切板、66は内部
扉、67は本体61,仕切壁62,仕切板65及び内部
扉66に囲まれた第一の室、68は第二の室、69は第
三の室である。70は吸気側の冷気通路40と第一の室
67を連通する連通口である。電解モジュール20は連
通口70を塞ぐように、陰極面を第一の室67に向けて
配設している。
【0034】次に動作について説明する。上記実施の形
態2で説明したと同様に冷却器39及び循環ファン44
を作動させると、第二の室68及び第三の室69内の気
体は循環して冷却器39によって冷却される。また、第
一の室67はその周囲の第二の室68内の冷却気体によ
って間接的に冷却される。そして、電解モジュール20
の電解作用によって、第一の室67内では酸素が消費さ
れて水蒸気が発生し、冷気通路40側では水蒸気が消費
されて酸素が発生する。このため、第一の室67内は酸
素濃度が低く湿度が高い環境となり、逆に第二の室68
(及び第三の室69)内は、酸素濃度が高くなるが、除
湿されて乾燥する。
【0035】冷却器39に送り込まれる気体中に含まれ
ている水分が冷却器39の冷却面に触れて氷結し、これ
が蓄積されると冷却能力は低下してくる。しかしなが
ら、本実施の形態では循環気体が戻ってきて冷却器39
に送られる前の冷気通路40の気相に、電解モジュール
20の陽極側を向けて配設しているので、冷却器39に
送り込まれる気体から水分が除去されていく。このた
め、冷却器39の表面に水分が付着して氷結するのが軽
減され、冷却器39の運転効率を改善することができ
る。
【0036】なお、実施の形態1〜4において、電解モ
ジュール20は、電気化学的素子の周囲に絶縁フレーム
を設けて一体化したものにつて説明したが、着脱性を犠
牲にすれば、例えば図2の電気化学的素子24の状態の
ものを別の部材で挟んで連通口部に固定してもよい。
【0037】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、貯蔵庫の本体内に密閉可能な第一の室と第二の室を
設け、電解モジュールの一方の面を第一の室の気相と接
触させ、他方の面を第二の室の気相と接触させて配設
し、第一の室側で酸素を消費して水分を発生させ、第二
の室側で水分を消費して酸素を発生させるようにしたの
で、庫壁に開口部を形成することなく、酸素濃度が低く
湿度の高い室が得られ、生鮮食品等の保存に適した貯蔵
庫を提供できる。
【0038】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の発明に加えて冷却器と循環ファンを設け、本体内を冷
却するようにしたので、酸素濃度が低く湿度の高い室が
得られると共に、低温環境によって生鮮食品等の保存に
適した貯蔵庫を提供できる。
【0039】また、請求項3の発明によれば、冷却器を
使用した貯蔵庫の、冷却器に付着する水分を集水容器に
集め、この水分を利用して電解モジュールの電解作用を
促進させるようにしたので、効率よく、酸素濃度が低く
湿度の高い室が得られ、生鮮食品等の保存に適した貯蔵
庫を提供できる。
【0040】また、請求項4の発明によれば、冷却器を
使用た貯蔵庫の、冷却器に戻った循環気体から水分を除
去するような位置に電解モジュールを配設したので、酸
素濃度が低く湿度の高い室が得られると共に、冷却器に
水分が付着して氷結するのを軽減できるので、冷却効率
のよい貯蔵庫を提供できる。
【0041】更にまた、請求項5の発明によれば、電解
モジュールを着脱容易なように一体に成形したので、貯
蔵庫の室に簡単に着脱でき、庫内の使用環境に応じて酸
素濃度又は湿度を調整できる室を容易に選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1による貯蔵庫の縦断面図であ
る。
【図2】 図1の要部構成説明図である。
【図3】 図1の要部斜視図である。
【図4】 実施の形態2による貯蔵庫の縦断面図であ
る。
【図5】 実施の形態3による貯蔵庫の縦断面図であ
る。
【図6】 実施の形態4による貯蔵庫の縦断面図であ
る。
【図7】 従来の貯蔵庫の縦断面図である。
【図8】 図7の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
13,29,48,61 本体 17,36,5
4,67 第一の室 18,37,55,68 第二の室 20 電解モジ
ュール 21 固体高分子電解質 22 陽極 23 陰極 24 電気化学
的素子 25 絶縁フレーム 26,27 給
電端子 39 冷却器 40,41,4
2,43 冷気通路 44 循環ファン 58 集水容
器。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵庫の本体内に設けられた密閉可能な
    第一の室及び第二の室と、電解作用により一方の面で酸
    素を消費して水分を発生させ他方の面で水分を消費して
    酸素を発生させる電解モジュールとを有し、上記電解モ
    ジュールの上記一方の面を上記第一の室内の気相と接触
    させ上記他方の面を上記第二の室内の気相と接触させる
    ように配設した貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 貯蔵庫の本体内に設けられた密閉可能な
    第一の室及び第二の室と、上記本体内を冷却する冷却器
    と、この冷却器によって冷却した気体を上記本体内に循
    環させる循環ファンと、電解作用により一方の面で酸素
    を消費して水分を発生させ他方の面で水分を消費して酸
    素を発生させる電解モジュールとを有し、上記電解モジ
    ュールの上記一方の面を上記第一の室内の気相と接触さ
    せ上記他方の面を上記第二の室の気相と接触させるよう
    に配設した貯蔵庫。
  3. 【請求項3】 貯蔵庫の本体内に設けられた密閉可能な
    第一の室及び第二の室と、上記本体内を冷却する冷却器
    と、この冷却器によって冷却した気体を上記本体内に循
    環させる循環ファンと、上記冷却器に付着した水分を収
    集して貯える集水容器と、電解作用により一方の面で酸
    素を消費して水分を発生させ他方の面で水分を消費して
    酸素を発生させる電解モジュールとを有し、上記電解モ
    ジュールの上記一方の面を上記第一の室内の気相と接触
    させ上記他方の面を上記集水容器内の気相と接触させる
    ように配設した貯蔵庫。
  4. 【請求項4】 貯蔵庫の本体内に設けられた密閉可能な
    第一の室及び第二の室と、上記本体内を冷却する冷却器
    と、この冷却器によって冷却した気体を上記本体内に循
    環させる循環ファンと、電解作用により一方の面で酸素
    を消費して水分を発生させ他方の面で水分を消費して酸
    素を発生させる電解モジュールとを有し、上記電解モジ
    ュールの上記一方の面を上記第一の室内の気相と接触さ
    せ上記他方の面を上記冷却器に帰還する循環気体と接触
    させるように配設した貯蔵庫。
  5. 【請求項5】 請求項2から請求項4のいずれかの貯蔵
    庫において、上記電解モジュールは、水素イオン導電性
    の固体高分子電解質膜を多孔質金属からなる陽極と陰極
    とで挟持した電気化学的素子と、上記電気化学的素子の
    外周を囲う絶縁フレームと、上記陽極と上記陰極間へ直
    流電圧を印加する給電端子とで一体に形成し、上記電解
    モジュール単位で着脱可能に構成したことを特徴とする
    貯蔵庫。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6083459A (en) * 1997-06-30 2000-07-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Reservoir and method for storing articles
JP2006266539A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
CN1293353C (zh) * 2003-03-25 2007-01-03 株式会社东芝 冰箱
JP2010144991A (ja) * 2008-12-18 2010-07-01 Panasonic Corp 冷蔵庫
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