JPH09187542A - ゴルフ練習用アイアンマット - Google Patents
ゴルフ練習用アイアンマットInfo
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- JPH09187542A JPH09187542A JP359096A JP359096A JPH09187542A JP H09187542 A JPH09187542 A JP H09187542A JP 359096 A JP359096 A JP 359096A JP 359096 A JP359096 A JP 359096A JP H09187542 A JPH09187542 A JP H09187542A
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Landscapes
- Carpets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐久性と天然芝風の打撃感覚にすぐれ、特
に打撃時のクラブの振り抜きが良いゴルフ練習用アイア
ンマットを提供する。 【解決手段】 パイル2を基布5にタフティングした
パイル部1と、このパイル部1の基部を接着固定した接
着層6と、この接着層6の裏面に接合したクッション層
8とからなるゴルフ練習用アイアンマットであって、前
記パイル2が、単糸繊度および伸縮復元率が異なる少な
くとも2種類の集束糸3,4を組合わせた混繊糸からな
り、前記接着部6の厚みが3〜10mm、前記クッショ
ン層8の厚みが5〜50mmの範囲にあることを特徴と
する。
に打撃時のクラブの振り抜きが良いゴルフ練習用アイア
ンマットを提供する。 【解決手段】 パイル2を基布5にタフティングした
パイル部1と、このパイル部1の基部を接着固定した接
着層6と、この接着層6の裏面に接合したクッション層
8とからなるゴルフ練習用アイアンマットであって、前
記パイル2が、単糸繊度および伸縮復元率が異なる少な
くとも2種類の集束糸3,4を組合わせた混繊糸からな
り、前記接着部6の厚みが3〜10mm、前記クッショ
ン層8の厚みが5〜50mmの範囲にあることを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゴルフ練習のために
使用されるアイアンマットの改良に関し、さらに詳しく
は、耐久性と天然芝風の打撃感覚にすぐれ、特に打撃時
のクラブの振り抜きが良いゴルフ練習用アイアンマット
に関するものである。
使用されるアイアンマットの改良に関し、さらに詳しく
は、耐久性と天然芝風の打撃感覚にすぐれ、特に打撃時
のクラブの振り抜きが良いゴルフ練習用アイアンマット
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ゴルフ練習マットとしては、
剛毛をパイルに用いこれを基布に対してカットパイル状
に植毛したマットや人工芝が主として用いられている。
剛毛をパイルに用いこれを基布に対してカットパイル状
に植毛したマットや人工芝が主として用いられている。
【0003】そして、アイアンマットやショットマット
などのゴルフボールを載置するマットにおいては、常に
クラブやヘッドで打撃されることから、いたみがはやく
交換頻度が高いため、耐久性能が最も重視されると共
に、天然芝風の質感が要求されている。
などのゴルフボールを載置するマットにおいては、常に
クラブやヘッドで打撃されることから、いたみがはやく
交換頻度が高いため、耐久性能が最も重視されると共
に、天然芝風の質感が要求されている。
【0004】しかるに、剛毛パイルを用いたアイアンマ
ットやショットマットでは、ある程度の耐久性能は確保
できるものの、打撃時の打撃感覚が悪く、しかもクラブ
への反発が大きいという欠点があった。
ットやショットマットでは、ある程度の耐久性能は確保
できるものの、打撃時の打撃感覚が悪く、しかもクラブ
への反発が大きいという欠点があった。
【0005】また、人工芝を用いたアイアンマットやシ
ョットマットにおいては、パイルが柔らかすぎるため、
耐久性がなく打撃時の打撃感覚や振り抜き性能が悪いと
いう欠点があった。さらに、パイルの抜け落ちを防止す
るために特殊な植毛構造などを選択しなくてはならず、
性能と価格とのバランスがとりにくいといった欠点をも
持ち合わせていた。
ョットマットにおいては、パイルが柔らかすぎるため、
耐久性がなく打撃時の打撃感覚や振り抜き性能が悪いと
いう欠点があった。さらに、パイルの抜け落ちを防止す
るために特殊な植毛構造などを選択しなくてはならず、
性能と価格とのバランスがとりにくいといった欠点をも
持ち合わせていた。
【0006】したがって、ゴルフ練習用アイアンマット
として十分な耐久性能を具備し、さらには天然芝風ショ
ット感覚と打撃時のクラブの振り抜き性能を兼ね備えた
マットの実現が待たれているのが実状である。
として十分な耐久性能を具備し、さらには天然芝風ショ
ット感覚と打撃時のクラブの振り抜き性能を兼ね備えた
マットの実現が待たれているのが実状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術における問題点の解決を課題として検討した結
果、達成されたものである。
来技術における問題点の解決を課題として検討した結
果、達成されたものである。
【0008】したがって、本発明の目的は、耐久性と天
然芝風の打撃感覚にすぐれ、特に打撃時のクラブの振り
抜きが良いゴルフ練習用アイアンマットを提供すること
にある。
然芝風の打撃感覚にすぐれ、特に打撃時のクラブの振り
抜きが良いゴルフ練習用アイアンマットを提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のゴルフ練習用アイアンマットは、パイル
を基布にタフティングしたパイル部と、このパイル部の
基部を接着固定した接着層と、この接着層の裏面に接合
したクッション層とからなるマットであって、前記パイ
ルが、単糸繊度および伸縮復元率が異なる少なくとも2
種類の集束糸を組合わせた混繊糸からなり、前記接着部
の厚みが3〜10mm、前記クッション層の厚みが5〜
50mmの範囲にあることを特徴とする。
めに、本発明のゴルフ練習用アイアンマットは、パイル
を基布にタフティングしたパイル部と、このパイル部の
基部を接着固定した接着層と、この接着層の裏面に接合
したクッション層とからなるマットであって、前記パイ
ルが、単糸繊度および伸縮復元率が異なる少なくとも2
種類の集束糸を組合わせた混繊糸からなり、前記接着部
の厚みが3〜10mm、前記クッション層の厚みが5〜
50mmの範囲にあることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】まず、本発明のゴルフ練習用アイ
アンマットの構造について、図面を参照しつつ説明す
る。
アンマットの構造について、図面を参照しつつ説明す
る。
【0011】図1は本発明のゴルフ練習用アイアンマッ
トの一例を示す断面図であり、1はパイル2と基布5か
らなるパイル部、3は太繊度集束糸、4は細繊度集束
糸、6,7は接着層、8はクッション層を示す。
トの一例を示す断面図であり、1はパイル2と基布5か
らなるパイル部、3は太繊度集束糸、4は細繊度集束
糸、6,7は接着層、8はクッション層を示す。
【0012】図1においてパイル部1は、繊度および伸
縮復元率が異なる2種類の集束糸3および4からなる混
繊糸により構成され、しかも太繊度集束糸3が細繊度集
束糸4よりも長く、つまり表面側に突出するように構成
されているため、細繊度集束糸4の部分で打撃時のクラ
ブの反発を和らげるクッション性が改良されると共に、
太繊度集束糸3の部分のパイルが長くなっている部分で
打撃時のクラブの振り抜き性が改良されている。
縮復元率が異なる2種類の集束糸3および4からなる混
繊糸により構成され、しかも太繊度集束糸3が細繊度集
束糸4よりも長く、つまり表面側に突出するように構成
されているため、細繊度集束糸4の部分で打撃時のクラ
ブの反発を和らげるクッション性が改良されると共に、
太繊度集束糸3の部分のパイルが長くなっている部分で
打撃時のクラブの振り抜き性が改良されている。
【0013】すなわち、太繊度集束糸3は、硬く剛性に
すぐれているため、主としてゴルフボールを浮かせる機
能を発揮し、また細繊度集束糸4は捲縮発現によりパイ
ル部部1の基礎部分を構成し、太繊度集束糸3を支持す
ると共に、マット全体にクッション性を付与する機能を
発揮している。
すぐれているため、主としてゴルフボールを浮かせる機
能を発揮し、また細繊度集束糸4は捲縮発現によりパイ
ル部部1の基礎部分を構成し、太繊度集束糸3を支持す
ると共に、マット全体にクッション性を付与する機能を
発揮している。
【0014】さらには、このパイル部1の基部を5〜5
0mm厚さの5のクッション層4に接合したことによる
二重構造によって、クラブ打撃時のより強い衝撃を吸収
することが可能である。
0mm厚さの5のクッション層4に接合したことによる
二重構造によって、クラブ打撃時のより強い衝撃を吸収
することが可能である。
【0015】また、パイル2の基部を基布5にタフティ
ングするという一般的なカットパイル植毛法であるにも
かかわらず、接着層6の厚さを3〜10mm、特に5〜
7mm厚さとしたため、クラブ打撃時のパイル2の抜け
が効果的に防止されている。
ングするという一般的なカットパイル植毛法であるにも
かかわらず、接着層6の厚さを3〜10mm、特に5〜
7mm厚さとしたため、クラブ打撃時のパイル2の抜け
が効果的に防止されている。
【0016】接着層とクッション層8はそのまま接合す
ることもできるが、図示したようにさらなる接着層7を
介在させることによって、クラブ打撃時のパイル2の抜
けを一層効果的に防止することが可能である。
ることもできるが、図示したようにさらなる接着層7を
介在させることによって、クラブ打撃時のパイル2の抜
けを一層効果的に防止することが可能である。
【0017】そして、クッション層8の厚さを5〜50
mm、特に10〜30mmと厚くし、さらに上記の接着
層5を含むパイル部1と、クッション層8の重さの比を
1:2〜1:6、特に1:3〜1:5の範囲とすること
によって、打撃時の衝撃においてもマットがずれること
がなく、しかもパイル1のみで吸収できない衝撃が効果
的に緩和されるため、すぐれた耐久性が得られる。
mm、特に10〜30mmと厚くし、さらに上記の接着
層5を含むパイル部1と、クッション層8の重さの比を
1:2〜1:6、特に1:3〜1:5の範囲とすること
によって、打撃時の衝撃においてもマットがずれること
がなく、しかもパイル1のみで吸収できない衝撃が効果
的に緩和されるため、すぐれた耐久性が得られる。
【0018】上記において、接着層6,7およびクッシ
ョン層8の素材としては、天然ゴムまたは合成ゴムの発
泡体および合成樹脂の発泡体などが使用される。
ョン層8の素材としては、天然ゴムまたは合成ゴムの発
泡体および合成樹脂の発泡体などが使用される。
【0019】本発明のゴルフ練習用アイアンマットのパ
イル(混繊糸)1を構成する素材としては、ポリアミ
ド、ポリエステルおよびポリオレフィンなどの繊維形成
性熱可塑性樹脂から得られた繊維が挙げられ、なかでも
ポリアミド繊維およびポリエステル繊維が好ましく使用
される。
イル(混繊糸)1を構成する素材としては、ポリアミ
ド、ポリエステルおよびポリオレフィンなどの繊維形成
性熱可塑性樹脂から得られた繊維が挙げられ、なかでも
ポリアミド繊維およびポリエステル繊維が好ましく使用
される。
【0020】かかるポリアミドとしては、ナイロン6、
ナイロン66、ナイロン610、ナイロン11、ナイロ
ン12、ナイロン612、ナイロンMXD6およびこれ
らの各成分の組み合わせからなる共重合ポリアミドなど
が挙げられるが、なかでもナイロン6およびナイロン6
6が好ましく使用される。
ナイロン66、ナイロン610、ナイロン11、ナイロ
ン12、ナイロン612、ナイロンMXD6およびこれ
らの各成分の組み合わせからなる共重合ポリアミドなど
が挙げられるが、なかでもナイロン6およびナイロン6
6が好ましく使用される。
【0021】また、ポリエステルとしては、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートまたは
これらにアジピン酸、イソフタル酸、イソフタル酸スル
ホネ−トおよびポリエチレングリコ−ルなどの第3成分
を共重合した共重合ポリエステルなどが挙げられる。
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートまたは
これらにアジピン酸、イソフタル酸、イソフタル酸スル
ホネ−トおよびポリエチレングリコ−ルなどの第3成分
を共重合した共重合ポリエステルなどが挙げられる。
【0022】ここで、繊維を形成する熱可塑性樹脂に
は、耐熱剤、耐侯剤、耐光剤、帯電防止剤、染料および
顔料などの添加剤成分を任意に含有させることができ
る。
は、耐熱剤、耐侯剤、耐光剤、帯電防止剤、染料および
顔料などの添加剤成分を任意に含有させることができ
る。
【0023】なお、本発明でパイル1として使用する繊
維は、通常の紡糸方法により製糸されるが、各製糸条件
は、それぞれの単糸繊度、捲縮度合いなどにより任意に
選択される。
維は、通常の紡糸方法により製糸されるが、各製糸条件
は、それぞれの単糸繊度、捲縮度合いなどにより任意に
選択される。
【0024】本発明のゴルフ練習用アイアンマットのパ
イル1を構成する繊維としては、単糸繊度および伸縮復
元率が異なる少なくとも2種類の集束糸を組合わせた混
繊糸が用いられるが、この混繊糸は図示したように太繊
度集束糸3と細繊度集束糸4との混繊糸であることが望
ましい。
イル1を構成する繊維としては、単糸繊度および伸縮復
元率が異なる少なくとも2種類の集束糸を組合わせた混
繊糸が用いられるが、この混繊糸は図示したように太繊
度集束糸3と細繊度集束糸4との混繊糸であることが望
ましい。
【0025】細繊度集束糸4としては、単糸繊度が30
〜70デニール、特に40〜60デニール、伸縮復元率
10%以上、特に12%以上のものが使用される。
〜70デニール、特に40〜60デニール、伸縮復元率
10%以上、特に12%以上のものが使用される。
【0026】細繊度集束糸4の単糸繊度が30デニ−ル
未満では、マット基礎部分の強度低下をまねき、クラブ
での打撃時にクラブが食い込んでしまい、振り抜き性能
が低下すると共に、打撃時の力がパイル基部まで到達し
やすくなって、パイル抜けの原因となるため好ましくな
い。また、70デニールを越えると、太繊度集束糸3と
の性能差が小さくなって、クラブ振り抜き時の糸の絡み
が大きく打撃感が悪くなると共に、パイルの抜けも悪く
耐久性に劣る結果となるため好ましくない。
未満では、マット基礎部分の強度低下をまねき、クラブ
での打撃時にクラブが食い込んでしまい、振り抜き性能
が低下すると共に、打撃時の力がパイル基部まで到達し
やすくなって、パイル抜けの原因となるため好ましくな
い。また、70デニールを越えると、太繊度集束糸3と
の性能差が小さくなって、クラブ振り抜き時の糸の絡み
が大きく打撃感が悪くなると共に、パイルの抜けも悪く
耐久性に劣る結果となるため好ましくない。
【0027】さらに、細繊度捲縮糸4の伸縮復元率が1
0%未満では、加熱処理による捲縮発現が小さく、マッ
ト基礎部分の強度低下となるため好ましくない。
0%未満では、加熱処理による捲縮発現が小さく、マッ
ト基礎部分の強度低下となるため好ましくない。
【0028】一方、太繊度集束糸3としては、単糸繊度
200〜700デニール、特に200〜500デニー
ル、伸縮復元率5%以下、特に3%以下のものが使用さ
れる。
200〜700デニール、特に200〜500デニー
ル、伸縮復元率5%以下、特に3%以下のものが使用さ
れる。
【0029】太繊度集束糸3の単糸繊度が200デニ−
ル未満では、細繊度集束糸4からなる基礎部分との柔ら
かさの差が小さくなって全体に柔らかなマットとなり、
700デニールを越えるとマット表面が硬くなり過ぎる
傾向となるため、いずれの場合もクラブでの打撃時の振
り抜き性能が悪くなるため好ましくない。
ル未満では、細繊度集束糸4からなる基礎部分との柔ら
かさの差が小さくなって全体に柔らかなマットとなり、
700デニールを越えるとマット表面が硬くなり過ぎる
傾向となるため、いずれの場合もクラブでの打撃時の振
り抜き性能が悪くなるため好ましくない。
【0030】また、太繊度捲縮糸3の伸縮復元率が5%
を越えると、加熱処理による捲縮発現が大きく、各捲縮
糸間のパイル長さの差が短くなって、クラブでの打撃時
の振り抜き性能が悪くなるため好ましくない。
を越えると、加熱処理による捲縮発現が大きく、各捲縮
糸間のパイル長さの差が短くなって、クラブでの打撃時
の振り抜き性能が悪くなるため好ましくない。
【0031】細繊度集束糸4と太繊度集束糸3の最適混
繊比率は、1:1.5〜1:2、特に1:1.6〜1:
1.8の範囲であることが望ましく、この比率から外れ
た範囲では、細繊度集束糸4の比率が大きくカーペット
ライクになったり、太繊度集束糸3の比率が大きく打撃
感覚が悪くなったりする傾向を生じるため好ましくな
い。
繊比率は、1:1.5〜1:2、特に1:1.6〜1:
1.8の範囲であることが望ましく、この比率から外れ
た範囲では、細繊度集束糸4の比率が大きくカーペット
ライクになったり、太繊度集束糸3の比率が大きく打撃
感覚が悪くなったりする傾向を生じるため好ましくな
い。
【0032】上記細繊度集束糸4と太繊度集束糸3は、
両者を混繊糸とした状態で、基布5に対してカットパイ
ル状に植毛されるが、植毛方法としては通常の方法を特
に制限することなく採用することができる。
両者を混繊糸とした状態で、基布5に対してカットパイ
ル状に植毛されるが、植毛方法としては通常の方法を特
に制限することなく採用することができる。
【0033】なお、本発明における混繊糸の状態は、カ
ットパイルの植毛の段階では、一本のまとまったパイル
用原糸として扱えるためすぐれた作業性のもとに植毛す
ることができる。
ットパイルの植毛の段階では、一本のまとまったパイル
用原糸として扱えるためすぐれた作業性のもとに植毛す
ることができる。
【0034】ただし、植毛後の加熱処理において、上記
細繊度集束糸4と太繊度集束糸3との間に異なる捲縮状
態を発現せしめることが望ましい。すなわち、植毛原反
の段階においても、カット面では細繊度集束糸4と太繊
度集束糸3糸条との間にある程度の捲縮差が発現する
が、積極的な加熱処理を施すことによって、各集束糸パ
イル長さが10〜15mmの範囲にあり、かつ太繊度集
束糸3のパイル長さが細繊度集束糸4のパイル長さより
も2mm以上長くすることが望ましい。
細繊度集束糸4と太繊度集束糸3との間に異なる捲縮状
態を発現せしめることが望ましい。すなわち、植毛原反
の段階においても、カット面では細繊度集束糸4と太繊
度集束糸3糸条との間にある程度の捲縮差が発現する
が、積極的な加熱処理を施すことによって、各集束糸パ
イル長さが10〜15mmの範囲にあり、かつ太繊度集
束糸3のパイル長さが細繊度集束糸4のパイル長さより
も2mm以上長くすることが望ましい。
【0035】加熱処理条件は、細繊度集束糸4と太繊度
集束糸3との間に上記のようなパイル長さの差を生じる
条件であれば、特に制限しないが、例えばマットのバッ
キング工程の加熱処理とあわせて、発現処理を行うこと
もできる。
集束糸3との間に上記のようなパイル長さの差を生じる
条件であれば、特に制限しないが、例えばマットのバッ
キング工程の加熱処理とあわせて、発現処理を行うこと
もできる。
【0036】このように、パイル部1、接着層6、およ
びクッション層8のそれぞれの条件を設定することによ
り、ゴルフ練習場用マットとして耐久性および天然芝風
のショット感覚がすぐれ、打撃時のクラブの振り抜き性
能の良いマットが得られる。
びクッション層8のそれぞれの条件を設定することによ
り、ゴルフ練習場用マットとして耐久性および天然芝風
のショット感覚がすぐれ、打撃時のクラブの振り抜き性
能の良いマットが得られる。
【0037】さらに、見た目上の色調については、グリ
−ンを基調とした目にやさしい色を選択し色付けするこ
とが好ましい。
−ンを基調とした目にやさしい色を選択し色付けするこ
とが好ましい。
【0038】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明の構成および
効果をさらに説明する。
効果をさらに説明する。
【0039】相対粘度3.4のナイロン6と、緑色に原
着加工されたナイロン6マスターバッチとを9:1の重
量比率にてブレンドし、これに耐侯剤を適量添加した物
をエクストルーダー紡糸機により、260℃で溶融し、
Y型断面ノズルから溶融押出し、冷却固化した後、二段
延伸し、さらに160℃の熱セット温度、8%の弛緩熱
処理、3Kg/cm2 の空気仮撚圧空圧力の条件下で、
単糸繊度260デニール×単糸数10本、総繊度260
0デニ−ルの太繊度集束糸を得た。
着加工されたナイロン6マスターバッチとを9:1の重
量比率にてブレンドし、これに耐侯剤を適量添加した物
をエクストルーダー紡糸機により、260℃で溶融し、
Y型断面ノズルから溶融押出し、冷却固化した後、二段
延伸し、さらに160℃の熱セット温度、8%の弛緩熱
処理、3Kg/cm2 の空気仮撚圧空圧力の条件下で、
単糸繊度260デニール×単糸数10本、総繊度260
0デニ−ルの太繊度集束糸を得た。
【0040】また、溶融押出時の吐出量を変更すること
により、表1に示す単糸繊度および総繊度を有する太繊
度集束糸を得た。
により、表1に示す単糸繊度および総繊度を有する太繊
度集束糸を得た。
【0041】一方、細繊度集束糸としては、ナイロン6
のマルチフィラメントBCF原糸1600D/40F
(単糸40デニール)および1800D/30F(単糸
60デニール)を、ニットデニット加工した後、チ−ズ
染色加工することにより準備した。
のマルチフィラメントBCF原糸1600D/40F
(単糸40デニール)および1800D/30F(単糸
60デニール)を、ニットデニット加工した後、チ−ズ
染色加工することにより準備した。
【0042】次に、これら太繊度集束糸と細繊度集束糸
を、表1に示す組合わせにより、1:1に引揃えの上、
40T/MのZ撚をかけタフトに供する混繊糸(撚糸コ
ード)を得た。
を、表1に示す組合わせにより、1:1に引揃えの上、
40T/MのZ撚をかけタフトに供する混繊糸(撚糸コ
ード)を得た。
【0043】次いで、この撚糸コードを、1/8ゲ−ジ
の植毛M/C設定にて、表1に示したようにパイル目
付、パイル長さを変更し、PET基布に植毛した。
の植毛M/C設定にて、表1に示したようにパイル目
付、パイル長さを変更し、PET基布に植毛した。
【0044】続いて、塩ビ系樹脂に発泡剤を加え、植毛
原反の裏側に塗布し、速度5m/分で搬送しながら15
5℃のドライヤーで加熱処理と同時に乾燥を行い、表1
に示す目付、並びにパイル長さおよび接着層の厚さの異
なるパイル部分を得た。
原反の裏側に塗布し、速度5m/分で搬送しながら15
5℃のドライヤーで加熱処理と同時に乾燥を行い、表1
に示す目付、並びにパイル長さおよび接着層の厚さの異
なるパイル部分を得た。
【0045】さらに、目付重量5〜15Kg/cm2 、
厚さ5〜55mmのゴムマットを、接着層の裏側に接着
しゴルフ練習用アイアンマットを完成させた。
厚さ5〜55mmのゴムマットを、接着層の裏側に接着
しゴルフ練習用アイアンマットを完成させた。
【0046】なお、上記および本実施例でいう伸縮復元
率は、JIS L−1090の基準にしたがって測定し
た値である。
率は、JIS L−1090の基準にしたがって測定し
た値である。
【0047】また、マットの硬さ評価は、JIS L1
021の厚さ減少率試験法A法の動的荷重による厚さ減
少率にしたがって評価した。
021の厚さ減少率試験法A法の動的荷重による厚さ減
少率にしたがって評価した。
【0048】さらに、マットの衝撃吸収性および反発性
を見るために、スチールボールをマット上1mの高さよ
り自由落下させた時の反撥高さを測定した。
を見るために、スチールボールをマット上1mの高さよ
り自由落下させた時の反撥高さを測定した。
【0049】実際の打撃に関しては、個人差が大きいた
め1人の試験者に、実施例で得られたマット上に置いた
ゴルフボールの試験打撃を行い、複数人の打撃結果を平
均した。
め1人の試験者に、実施例で得られたマット上に置いた
ゴルフボールの試験打撃を行い、複数人の打撃結果を平
均した。
【0050】これら、マット硬さの判定と練習場での実
打撃試験評価を加え総合評価した結果を表2に示す。
打撃試験評価を加え総合評価した結果を表2に示す。
【0051】
【表1】
【表2】 表1および2の結果から明らかなように、本実施例1〜
5で得られたマットは、比較例1〜4のマットに比較し
て、いずれも適度な硬さを有しており、打撃時のクラブ
の振り抜き性能がきわめてめて良好であると共に、実施
評価においても、従来の剛毛タイプ並みの耐久性能を示
す。
5で得られたマットは、比較例1〜4のマットに比較し
て、いずれも適度な硬さを有しており、打撃時のクラブ
の振り抜き性能がきわめてめて良好であると共に、実施
評価においても、従来の剛毛タイプ並みの耐久性能を示
す。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のゴルフ練
習用アイアンマットは、耐久性および天然芝風のショッ
ト感覚がすぐれており、特に打撃時のクラブの振り抜き
性能が良いことから、アイアンマットおよびショットマ
ットとしての理想的性能を発揮する。
習用アイアンマットは、耐久性および天然芝風のショッ
ト感覚がすぐれており、特に打撃時のクラブの振り抜き
性能が良いことから、アイアンマットおよびショットマ
ットとしての理想的性能を発揮する。
【図1】図1は本発明のゴルフ練習用アイアンマットの
一例を示す断面図である。
一例を示す断面図である。
1 パイル部 2 パイル(混繊糸) 3 太繊度集束糸 4 細繊度集束糸 5 基布 6 接着層 7 接着層 8 クッション層
Claims (5)
- 【請求項1】 パイルを基布にタフティングしたパイ
ル部と、このパイル部の基部を接着固定した接着層と、
この接着層の裏面に接合したクッション層とからなるマ
ットであって、前記パイルが、単糸繊度および伸縮復元
率が異なる少なくとも2種類の集束糸を組合わせた混繊
糸からなり、前記接着部の厚みが3〜10mm、前記ク
ッション層の厚みが5〜50mmの範囲にあることを特
徴とするゴルフ練習用アイアンマット。 - 【請求項2】 接着層を含むパイル部と、クッション
層との重さの比が、1:2〜1:6の範囲にあることを
特徴とする請求項1に記載のゴルフ練習用アイアンマッ
ト。 - 【請求項3】 パイルが、単糸繊度30〜70デニ−
ル、伸縮復元率10%以上の細繊度集束糸と、単糸繊度
200〜700デニ−ル、伸縮復元率5%以下の太繊度
集束糸との混繊糸からなることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載のゴルフ練習用アイアンマット。 - 【請求項4】 パイルを構成する細繊度集束糸と太繊
度集束糸の混繊比率が、1:1.5〜1:2の範囲にあ
ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
のゴルフ練習用アイアンマット。 - 【請求項5】 パイルの各集束糸パイル長さが10〜
15mmの範囲にあり、かつ太繊度集束糸のパイル長さ
が細繊度集束糸のパイル長さよりも2mm以上大きいこ
とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のゴ
ルフ練習用アイアンマット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP359096A JPH09187542A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | ゴルフ練習用アイアンマット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP359096A JPH09187542A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | ゴルフ練習用アイアンマット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09187542A true JPH09187542A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11561688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP359096A Pending JPH09187542A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | ゴルフ練習用アイアンマット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09187542A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007036803A3 (en) * | 2005-04-28 | 2007-07-26 | Fieldturf Tarkett Inc | A method and apparatus for a base for a synthetic turf system |
| KR100867752B1 (ko) * | 2007-07-24 | 2008-11-10 | 코오롱글로텍주식회사 | 터프티드 브러쉬매트 |
| WO2017033520A1 (ja) * | 2015-08-24 | 2017-03-02 | 東レ・アムテックス株式会社 | ゴルフショットマット |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP359096A patent/JPH09187542A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007036803A3 (en) * | 2005-04-28 | 2007-07-26 | Fieldturf Tarkett Inc | A method and apparatus for a base for a synthetic turf system |
| KR100867752B1 (ko) * | 2007-07-24 | 2008-11-10 | 코오롱글로텍주식회사 | 터프티드 브러쉬매트 |
| WO2017033520A1 (ja) * | 2015-08-24 | 2017-03-02 | 東レ・アムテックス株式会社 | ゴルフショットマット |
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