JPH09187727A - オリゴエチレングリコール誘導体の薄膜で表面を被覆する方法 - Google Patents
オリゴエチレングリコール誘導体の薄膜で表面を被覆する方法Info
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- JPH09187727A JPH09187727A JP8342141A JP34214196A JPH09187727A JP H09187727 A JPH09187727 A JP H09187727A JP 8342141 A JP8342141 A JP 8342141A JP 34214196 A JP34214196 A JP 34214196A JP H09187727 A JPH09187727 A JP H09187727A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容易に再現でき、十分な厚さがあり、水に対
して安定であり、かつタンパク質に対する非特異的結合
の減少を示すオリゴエチレングリコール薄膜で被覆され
た表面を提供する。 【解決手段】 オリゴエチレングリコール誘導体のグロ
ー放電プラズマに表面をさらすことにより該表面をオリ
ゴエチレングリコール誘導体の薄膜で被覆するにあたっ
て、式I: 【化1】 〔式中、Y=H またはCH3 ;X=-CH2-CH=CH2 、-CH2-C
(CH3)=CH2 、-CO-CH=CH2、または-CO-C(CH3)=CH2;およ
びn=1〜5〕を有するオリゴエチレングリコール誘導
体をパルスプラズマから表面に付着する。
して安定であり、かつタンパク質に対する非特異的結合
の減少を示すオリゴエチレングリコール薄膜で被覆され
た表面を提供する。 【解決手段】 オリゴエチレングリコール誘導体のグロ
ー放電プラズマに表面をさらすことにより該表面をオリ
ゴエチレングリコール誘導体の薄膜で被覆するにあたっ
て、式I: 【化1】 〔式中、Y=H またはCH3 ;X=-CH2-CH=CH2 、-CH2-C
(CH3)=CH2 、-CO-CH=CH2、または-CO-C(CH3)=CH2;およ
びn=1〜5〕を有するオリゴエチレングリコール誘導
体をパルスプラズマから表面に付着する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面をグロー放電
オリゴエチレングリコール誘導体プラズマにさらすこと
によりオリゴエチレングリコール誘導体の薄膜で該表面
を被覆する方法に関するものである。
オリゴエチレングリコール誘導体プラズマにさらすこと
によりオリゴエチレングリコール誘導体の薄膜で該表面
を被覆する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】タンパク質とポリマー表面との相互作用
は診断において重要な役割を果たしており、例えば、ポ
リマーがイムノアッセイや医学的技術(移植)において
固相支持体として使用される場合がそうである。重要な
問題は、血清や血漿タンパク質のような血液成分による
非特異的結合が起こることである。移植の場合には、こ
れが血餅や血栓を形成する原因ともなる。診断に用いら
れる試薬担体の場合は、非特異的結合がマトリックス効
果をもたらし、すなわち被分析物の結合の増加または減
少につながり、したがって誤った結果となる。非特異的
結合の問題は、一般に、血液と直接接触する全表面にお
いて生じる。
は診断において重要な役割を果たしており、例えば、ポ
リマーがイムノアッセイや医学的技術(移植)において
固相支持体として使用される場合がそうである。重要な
問題は、血清や血漿タンパク質のような血液成分による
非特異的結合が起こることである。移植の場合には、こ
れが血餅や血栓を形成する原因ともなる。診断に用いら
れる試薬担体の場合は、非特異的結合がマトリックス効
果をもたらし、すなわち被分析物の結合の増加または減
少につながり、したがって誤った結果となる。非特異的
結合の問題は、一般に、血液と直接接触する全表面にお
いて生じる。
【0003】過去において、ポリマー表面を改質するた
めのさまざまな方法が記述されており、その意図すると
ころはタンパク質の非特異的結合を減少させることにあ
る。一般的には、この点に関して、固定化したポリエチ
レングリコール鎖の吸着減少効果を有益に利用する試み
がなされている。そうしたことを行うにあたり、表面は
湿式化学法により(Desai ら, J. Biomed. Mat. Res.,
Vol. 25, 829-843 (1991); Kiss ら, Progr. Colloid.
& Polymer Sci., 74, 113-119 (1987))、例えばアミノ
分解と引き続く反応性ポリエチレングリコール誘導体の
導入により、または表面へのグラフト(光誘導)による
ポリエチレングリコールの適用により(Uchidaら, Lang
muir, 10, 481-485 (1994))改質される。これらの改質
方法は統計的に起こり、再現性が悪い。
めのさまざまな方法が記述されており、その意図すると
ころはタンパク質の非特異的結合を減少させることにあ
る。一般的には、この点に関して、固定化したポリエチ
レングリコール鎖の吸着減少効果を有益に利用する試み
がなされている。そうしたことを行うにあたり、表面は
湿式化学法により(Desai ら, J. Biomed. Mat. Res.,
Vol. 25, 829-843 (1991); Kiss ら, Progr. Colloid.
& Polymer Sci., 74, 113-119 (1987))、例えばアミノ
分解と引き続く反応性ポリエチレングリコール誘導体の
導入により、または表面へのグラフト(光誘導)による
ポリエチレングリコールの適用により(Uchidaら, Lang
muir, 10, 481-485 (1994))改質される。これらの改質
方法は統計的に起こり、再現性が悪い。
【0004】Bergstrom らによるWO 92/07006 は、ポリ
エチレングリコールに結合したポリエチレンイミンによ
る帯電した表面の改質を記述している。表面へのポリマ
ーの結合は純粋にイオン相互作用の結果である。改質は
水溶液中で行うが、ポリマー層は純粋にイオン相互作用
で結合され、それゆえpH値の変化に敏感である。
エチレングリコールに結合したポリエチレンイミンによ
る帯電した表面の改質を記述している。表面へのポリマ
ーの結合は純粋にイオン相互作用の結果である。改質は
水溶液中で行うが、ポリマー層は純粋にイオン相互作用
で結合され、それゆえpH値の変化に敏感である。
【0005】Lopezら(J. Biomed. Mat. Res., Vol. 2
6, 415-439 (1992))は、テトラエチレングリコールジ
メチルエーテルの存在下でプラズマ処理によってプラス
チック表面を改質することを試みた。そのように改質さ
れた表面は水に対する安定性がきわめて悪く(層の部分
溶解)、また製造の再現性も低い。層が非常に薄い(10
nm のオーダー)ため、層のこれ以上の改質を行えない
ことは確かである。
6, 415-439 (1992))は、テトラエチレングリコールジ
メチルエーテルの存在下でプラズマ処理によってプラス
チック表面を改質することを試みた。そのように改質さ
れた表面は水に対する安定性がきわめて悪く(層の部分
溶解)、また製造の再現性も低い。層が非常に薄い(10
nm のオーダー)ため、層のこれ以上の改質を行えない
ことは確かである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、従来技術の欠点を改良すること、そして容易に
再現でき、十分な厚さがあり、水に対して安定であり、
かつタンパク質に対する非特異的結合の減少を示すオリ
ゴエチレングリコール薄膜で被覆された表面を使用可能
にすることである。
目的は、従来技術の欠点を改良すること、そして容易に
再現でき、十分な厚さがあり、水に対して安定であり、
かつタンパク質に対する非特異的結合の減少を示すオリ
ゴエチレングリコール薄膜で被覆された表面を使用可能
にすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は、請求の範囲
において特徴付けられる本発明によって達成される。本
発明の主題は、表面をオリゴエチレングリコール誘導体
のグロー放電プラズマにさらすことによりオリゴエチレ
ングリコール誘導体の薄膜で該表面を被覆する方法であ
って、構造式I:
において特徴付けられる本発明によって達成される。本
発明の主題は、表面をオリゴエチレングリコール誘導体
のグロー放電プラズマにさらすことによりオリゴエチレ
ングリコール誘導体の薄膜で該表面を被覆する方法であ
って、構造式I:
【0008】
【化2】 〔式中、Y=H またはCH3 X=-CH2-CH=CH2 、-CH2-C(CH3)=CH2 、-CO-CH=CH2、ま
たは-CO-C(CH3)=CH2 およびn=1〜5〕を有するオリゴエチレングリコール
誘導体がパルスプラズマから表面に付着されることを特
徴とする方法である。
たは-CO-C(CH3)=CH2 およびn=1〜5〕を有するオリゴエチレングリコール
誘導体がパルスプラズマから表面に付着されることを特
徴とする方法である。
【0009】この方法は例えば図1に示したグロー放電
ランププラズマ反応器の中で行う。二本の電極8と9が
排気可能なガラス製フラスコ中に設置されており、パル
ス化されたグロー放電プラズマを発生できる装置に連結
されている。なお、数字は次のものを表している:(1)
パルス発生器、(2) 高周波発生器、(3) 高周波増幅器、
(4) 電力計、(5) 二方向カプラー、(6) オシロスコー
プ、(7) 波長整調器。サンプル表面(10)を反応器の一部
に配置する。反応器のこの部分に加熱帯(11)を巻きつけ
る。オリゴエチレングリコール誘導体を加熱可能なフラ
スコ(13)に入れ、装置の残りの部分から栓(12)で分離す
る。
ランププラズマ反応器の中で行う。二本の電極8と9が
排気可能なガラス製フラスコ中に設置されており、パル
ス化されたグロー放電プラズマを発生できる装置に連結
されている。なお、数字は次のものを表している:(1)
パルス発生器、(2) 高周波発生器、(3) 高周波増幅器、
(4) 電力計、(5) 二方向カプラー、(6) オシロスコー
プ、(7) 波長整調器。サンプル表面(10)を反応器の一部
に配置する。反応器のこの部分に加熱帯(11)を巻きつけ
る。オリゴエチレングリコール誘導体を加熱可能なフラ
スコ(13)に入れ、装置の残りの部分から栓(12)で分離す
る。
【0010】この方法の開始時に、反応器を真空ポンプ
(14)で排気し、そしてアルゴンをアルゴン入口(15)から
流入させる。サンプル表面をパルス化アルゴンプラズマ
で事前に洗浄することが好ましい。アルゴンを排気した
後、反応器にオリゴエチレングルコール誘導体のガスを
流入させ、次にサンプル表面をパルス化グロー放電プラ
ズマにさらす。パルス化とは、プラズマの発生に必要な
電力を交互にオン・オフ(入れたり切ったり)すること
を言う。好ましくは、電力オンの時間は3〜30ms 、特
に5〜15 ms の範囲であり、そして電力オフの時間は5
〜600 msで、特に100 〜300 msの範囲である。好ましく
は、電力は25〜200 ワット、特に50〜100 ワットにすべ
きである。サンプル露出時間は好ましくは5〜120 分で
あり得る。反応器中のオリゴエチレングリコール誘導体
は70〜350 mmHgの圧力とすることが好ましい。
(14)で排気し、そしてアルゴンをアルゴン入口(15)から
流入させる。サンプル表面をパルス化アルゴンプラズマ
で事前に洗浄することが好ましい。アルゴンを排気した
後、反応器にオリゴエチレングルコール誘導体のガスを
流入させ、次にサンプル表面をパルス化グロー放電プラ
ズマにさらす。パルス化とは、プラズマの発生に必要な
電力を交互にオン・オフ(入れたり切ったり)すること
を言う。好ましくは、電力オンの時間は3〜30ms 、特
に5〜15 ms の範囲であり、そして電力オフの時間は5
〜600 msで、特に100 〜300 msの範囲である。好ましく
は、電力は25〜200 ワット、特に50〜100 ワットにすべ
きである。サンプル露出時間は好ましくは5〜120 分で
あり得る。反応器中のオリゴエチレングリコール誘導体
は70〜350 mmHgの圧力とすることが好ましい。
【0011】本発明は構造式Iにおいてn=3である化
合物を用いることが好ましく、特にトリエチレングリコ
ールモノアリルエーテルが好適である。X=Hである場
合は、遊離のOH基のさらなる改質が可能である。次の
サンプル表面、好ましくは、ポリスチレン、ポリプロピ
レン、ポリオレフィン、ポリアクリレート、ポリカーボ
ネート、ポリテレフタレートまたはPVCなどのプラス
チックが考えられる。
合物を用いることが好ましく、特にトリエチレングリコ
ールモノアリルエーテルが好適である。X=Hである場
合は、遊離のOH基のさらなる改質が可能である。次の
サンプル表面、好ましくは、ポリスチレン、ポリプロピ
レン、ポリオレフィン、ポリアクリレート、ポリカーボ
ネート、ポリテレフタレートまたはPVCなどのプラス
チックが考えられる。
【0012】連続波の処理法と対照的に、本発明の方法
から得られる表面上のオリゴエチレン誘導体層はかなり
厚く(少なくとも 200 nm)、しかも水に対して安定で
ある。これらの層はタンパク質に対してきわめて低い非
特異的結合を示す。プラズマのオン・オフモードと電力
出力を変化させることで、層の製造を調整することが可
能である。採用する重合技術により、付着層の厚さ、元
素組成、安定性および官能基のような特性を制御するこ
とが可能である。本発明のさらなる目的は、本発明の方
法にしたがって作製されたオリゴエチレングリコール誘
導体で被覆された表面を有するフィルムである。
から得られる表面上のオリゴエチレン誘導体層はかなり
厚く(少なくとも 200 nm)、しかも水に対して安定で
ある。これらの層はタンパク質に対してきわめて低い非
特異的結合を示す。プラズマのオン・オフモードと電力
出力を変化させることで、層の製造を調整することが可
能である。採用する重合技術により、付着層の厚さ、元
素組成、安定性および官能基のような特性を制御するこ
とが可能である。本発明のさらなる目的は、本発明の方
法にしたがって作製されたオリゴエチレングリコール誘
導体で被覆された表面を有するフィルムである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施例1 トリエチレングリコールモノアリルエーテルの製造 180 g のトリエチレングリコール(1 mol)を100 mlのD
MSOに溶解し、106 g(2 mol)の微粉砕した水酸化カリ
ウムを攪拌しながら混合した。この混合物に122g の臭
化アリル(1 mol)を少量ずつ加え、このバッチを12時間
室温で攪拌した。この後、混合物を濾過して減圧蒸留し
た。生成物は温度82℃、0.017 mbarで蒸留された。1 H-NMR(CDC13) δ=2.62(s,1H) 3.55-3.75(m,12H) 4.02
(d,2H) 5.12-5.35 (m,2H)5.71-6.05(m,1H)
MSOに溶解し、106 g(2 mol)の微粉砕した水酸化カリ
ウムを攪拌しながら混合した。この混合物に122g の臭
化アリル(1 mol)を少量ずつ加え、このバッチを12時間
室温で攪拌した。この後、混合物を濾過して減圧蒸留し
た。生成物は温度82℃、0.017 mbarで蒸留された。1 H-NMR(CDC13) δ=2.62(s,1H) 3.55-3.75(m,12H) 4.02
(d,2H) 5.12-5.35 (m,2H)5.71-6.05(m,1H)
【0014】実施例2 トリエチレングリコールモノアリルエーテルのプラズマ
重合によるプラズマ層の製造 図1に示したプラズマ反応器でプラズマ重合を行った。
用いたパルス周期は次のとおりであった:オフ時間10〜
300 msを伴う10 msのパルス(例えば、10/200ms で、こ
れはオン10 msとオフ200 msの周期を表す)。ポリスチ
レン射出成形品(エタノール/水 1:2で洗浄)とポリエ
チレンテレフタレートフィルム(アセトンで洗浄)を支
持体として使用した。本方法を行う前にモノマー状のト
リエチレングリコールモノアリルエーテルを繰り返し脱
ガスし、サンプル表面をパルスアルゴンプラズマ(条
件:100ワット、10分、10/100 ms)に10分さらして洗浄
した。付着のために、反応器の入口を65℃に加熱した。
モノマーを含有するフラスコは85℃に加熱し、全工程に
わたりこの温度を保持した。この後、反応器にモノマー
を流入させ、プラズマを発生させた。被覆時間はパルス
プラズマのオフ時間により変化した。オフ時間 10 msで
は、本方法を10分間にわたって行い、オフ時間 200 ms
では被覆を60分間にわたって行った。得られる層の厚さ
はすべての場合に350 〜1200 nm の範囲であった。反応
器内のモノマーの分圧はプラズマ発生前に37 mtorrであ
った。プラズマ発生後の圧力変化もオフ時間に依存した
(80〜160 mtorr )。
重合によるプラズマ層の製造 図1に示したプラズマ反応器でプラズマ重合を行った。
用いたパルス周期は次のとおりであった:オフ時間10〜
300 msを伴う10 msのパルス(例えば、10/200ms で、こ
れはオン10 msとオフ200 msの周期を表す)。ポリスチ
レン射出成形品(エタノール/水 1:2で洗浄)とポリエ
チレンテレフタレートフィルム(アセトンで洗浄)を支
持体として使用した。本方法を行う前にモノマー状のト
リエチレングリコールモノアリルエーテルを繰り返し脱
ガスし、サンプル表面をパルスアルゴンプラズマ(条
件:100ワット、10分、10/100 ms)に10分さらして洗浄
した。付着のために、反応器の入口を65℃に加熱した。
モノマーを含有するフラスコは85℃に加熱し、全工程に
わたりこの温度を保持した。この後、反応器にモノマー
を流入させ、プラズマを発生させた。被覆時間はパルス
プラズマのオフ時間により変化した。オフ時間 10 msで
は、本方法を10分間にわたって行い、オフ時間 200 ms
では被覆を60分間にわたって行った。得られる層の厚さ
はすべての場合に350 〜1200 nm の範囲であった。反応
器内のモノマーの分圧はプラズマ発生前に37 mtorrであ
った。プラズマ発生後の圧力変化もオフ時間に依存した
(80〜160 mtorr )。
【0015】実施例3 タンパク質の吸着: 蛍光標識フィブリノーゲンを用い
た吸着試験 ウシフィブリノーゲンをResorfin-OSu-ester(Boehring
er Mannheim)で蛍光標識した(装填量 1:1)。この結
合体を100 mMのリン酸カリウム緩衝液pH 7.4に溶解して
1 mg/ml の濃度とした。この溶液をプラズマ処理したサ
ンプル表面(ポリスチレン射出成形品)に適用した。こ
れを2時間インキュベートし、その後純粋な緩衝液で洗
浄した。それから、サンプル表面を蛍光顕微鏡で観察し
た。表面の蛍光は、CCDカメラと画像評価技術を用い
て、規定された像部分の平均グレー値として定量化した
(オプチメトリック,Stehmer, Munich)。
た吸着試験 ウシフィブリノーゲンをResorfin-OSu-ester(Boehring
er Mannheim)で蛍光標識した(装填量 1:1)。この結
合体を100 mMのリン酸カリウム緩衝液pH 7.4に溶解して
1 mg/ml の濃度とした。この溶液をプラズマ処理したサ
ンプル表面(ポリスチレン射出成形品)に適用した。こ
れを2時間インキュベートし、その後純粋な緩衝液で洗
浄した。それから、サンプル表面を蛍光顕微鏡で観察し
た。表面の蛍光は、CCDカメラと画像評価技術を用い
て、規定された像部分の平均グレー値として定量化した
(オプチメトリック,Stehmer, Munich)。
【0016】サンプル 平均グレー値 基体: ポリスチレン 72 未処理ポリスチレン上のフィブリノーゲン 190 連続波プラズマ(25 W)暴露表面上のフィブリノーゲン 140 連続波プラズマ(50 W)暴露表面上のフィブリノーゲン 170 パルスプラズマ(10/10 ms, 50W) 暴露表面上のフィブリノーゲン 86 パルスプラズマ(10/50 ms, 50W) 暴露表面上のフィブリノーゲン 87 パルスプラズマ(10/100 ms, 50W)暴露表面上のフィブリノーゲン 84 パルスプラズマ(10/200 ms, 50W)暴露表面上のフィブリノーゲン 74 パルスプラズマで処理した表面は非常に低いフィブリノ
ーゲン吸着を示した。
ーゲン吸着を示した。
【0017】実施例4 タンパク質の吸着: 放射性標識アルブミンを用いた吸
着試験 放射性標識 125I- アルブミンを用いてタンパク質の吸
着実験を行った。この目的のために、PETフィルム
(両面に被覆)を適当なアルブミン溶液に入れ、数回洗
浄し、その後ガンマ- スペクトロメーターで計測した。
測定の結果を図2に示してある。図において、左側の柱
はアルブミンの吸着に関し、右側の柱はテンシド(tensi
de) 溶液で洗浄した後の保持量に関する。
着試験 放射性標識 125I- アルブミンを用いてタンパク質の吸
着実験を行った。この目的のために、PETフィルム
(両面に被覆)を適当なアルブミン溶液に入れ、数回洗
浄し、その後ガンマ- スペクトロメーターで計測した。
測定の結果を図2に示してある。図において、左側の柱
はアルブミンの吸着に関し、右側の柱はテンシド(tensi
de) 溶液で洗浄した後の保持量に関する。
【0018】実施例5 ESCAを用いた一領域としての表面の特性付け 100 ワットで、パルス率10/200 ms, 10/100 ms, 10/50
msおよび10/10 msで付着したトリエチレングリコールモ
ノアリルエーテルのプラズマ膜のC1sとO1sについ
てのESCAスペクトルを図3に示す。プラズマのオフ
時間が増加すると、286.5 eVにおけるESCAのC−O
バンドの増加と同時に284.6 eVにおけるC−Cバンドの
減少を観察することが可能である。これは穏やかなプラ
ズマ条件の下ではモノマー構造がより多く保持されるた
めであり、C/O原子比が長いオフ時間ではモノマーの
C/O原子比に比較的似ていることを意味する。水に対
する適当な接触角と元素組成を表1にまとめてあり、モ
ノマーの理論値と比較してある。接触角が小さくなるほ
ど、C/O比が小さくなり、表面がより親水性となる。
msおよび10/10 msで付着したトリエチレングリコールモ
ノアリルエーテルのプラズマ膜のC1sとO1sについ
てのESCAスペクトルを図3に示す。プラズマのオフ
時間が増加すると、286.5 eVにおけるESCAのC−O
バンドの増加と同時に284.6 eVにおけるC−Cバンドの
減少を観察することが可能である。これは穏やかなプラ
ズマ条件の下ではモノマー構造がより多く保持されるた
めであり、C/O原子比が長いオフ時間ではモノマーの
C/O原子比に比較的似ていることを意味する。水に対
する適当な接触角と元素組成を表1にまとめてあり、モ
ノマーの理論値と比較してある。接触角が小さくなるほ
ど、C/O比が小さくなり、表面がより親水性となる。
【0019】50ワットで、パルス率10/200 ms, 10/100
ms, 10/50 msおよび10/10 msで付着したトリエチレング
リコールモノアリルエーテルのプラズマ膜のC1sとO
1sについてのESCAスペクトルを図4に示す。この
場合にも、モノマー構造のより大きい保持が観察され、
これは、低プラズマ出力のため、高プラズマ出力におけ
る場合よりも、実際、より顕著である。接触角と層の元
素組成を表2に、表1と類似の形式でまとめてある。
ms, 10/50 msおよび10/10 msで付着したトリエチレング
リコールモノアリルエーテルのプラズマ膜のC1sとO
1sについてのESCAスペクトルを図4に示す。この
場合にも、モノマー構造のより大きい保持が観察され、
これは、低プラズマ出力のため、高プラズマ出力におけ
る場合よりも、実際、より顕著である。接触角と層の元
素組成を表2に、表1と類似の形式でまとめてある。
【0020】表1 サンプル 接触角Oa/Or 元素比C/O トリエチレングリコール − 2.25 モノアリルエーテル(計算値) 10/200 ms, 100 W 47/23 2.25 10/100 ms, 100 W 57/25 2.36 10/50 ms, 100 W 58/30 2.83 10/10 ms, 100 W 66/30 3.15
【0021】表2 サンプル 接触角Oa/Or 元素比C/O 10/200 ms, 50 W 47/24 2.05 10/100 ms, 50 W 49/29 2.33 10/50 ms, 50 W 55/40 2.34 10/10 ms, 50 W 62/33 3.02
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の方法によ
り得られる表面のオリゴエチレン誘導体層は容易に再現
でき、十分に厚く、水に安定であり、その上タンパク質
に対する非特異的結合の低下を示す。
り得られる表面のオリゴエチレン誘導体層は容易に再現
でき、十分に厚く、水に安定であり、その上タンパク質
に対する非特異的結合の低下を示す。
【図1】本発明の方法で用いるグロー放電ランププラズ
マ反応器を示した図である。
マ反応器を示した図である。
【図2】放射性標識アルブミンを用いた吸着試験の測定
結果を示した図である。
結果を示した図である。
【図3】100 ワット、パルス率10/200 ms, 10/100 ms,
10/50 msおよび10/10 msで付着したトリエチレングリコ
ールモノアリルエーテルのプラズマ膜のC1sとO1s
についてのESCAスペクトルを示した図である。
10/50 msおよび10/10 msで付着したトリエチレングリコ
ールモノアリルエーテルのプラズマ膜のC1sとO1s
についてのESCAスペクトルを示した図である。
【図4】50ワット、パルス率10/200 ms, 10/100 ms, 10
/50 msおよび10/10 msで付着したトリエチレングリコー
ルモノアリルエーテルのプラズマ膜のC1sとO1sに
ついてのESCAスペクトルを示した図である。
/50 msおよび10/10 msで付着したトリエチレングリコー
ルモノアリルエーテルのプラズマ膜のC1sとO1sに
ついてのESCAスペクトルを示した図である。
1 パルス発生器 2 高周波発生器 3 高周波増幅器 4 電力計 5 二方向カプラー 6 オシロスコープ 7 波長整調器 8,9 電極 10 サンプル表面 11 加熱帯 12 栓 13 フラスコ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ディーク ベイヤー ドイツ連邦共和国 ディー−55130 マイ ンツ, アオフ デル ブルグ 1番地 (72)発明者 ヘルムート リングズドルフ ドイツ連邦共和国 ディー−55124 マイ ンツ−ゴンゼンハイム,ケールヴェーク 41番地
Claims (6)
- 【請求項1】 表面をオリゴエチレングリコール誘導体
のグロー放電プラズマにさらすことによりオリゴエチレ
ングリコール誘導体の薄膜で該表面を被覆する方法であ
って、 式I: 【化1】 〔式中、Y=H またはCH3 X=-CH2-CH=CH2 、-CH2-C(CH3)=CH2 、-CO-CH=CH2、ま
たは-CO-C(CH3)=CH2 およびn=1〜5〕を有するオリゴエチレングリコール
誘導体がパルスプラズマから表面に付着されることを特
徴とする方法。 - 【請求項2】 パルスプラズマのオン時間が3〜30 ms
の範囲であり、オフ時間が5〜600 msの範囲であること
を特徴とする、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 プラズマ発生のための出力が25〜300 ワ
ットの範囲であることを特徴とする、請求項1または2
に記載の方法。 - 【請求項4】 n=3であることを特徴とする、請求項
1〜3のいずれか1つに記載の方法。 - 【請求項5】 オリゴエチレングリコール誘導体がトリ
エチレングリコールモノアリルエーテルであることを特
徴とする、請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1つに記載の方
法により作製されたオリゴエチレングリコール誘導体の
薄膜を有する表面。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19548152:6 | 1995-12-22 | ||
| DE19548152A DE19548152A1 (de) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | Verfahren zur Bedeckung einer Oberfläche mit einem Film eines Oligoethylenglykolderivates |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09187727A true JPH09187727A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=7781018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8342141A Pending JPH09187727A (ja) | 1995-12-22 | 1996-12-20 | オリゴエチレングリコール誘導体の薄膜で表面を被覆する方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0780423A3 (ja) |
| JP (1) | JPH09187727A (ja) |
| DE (1) | DE19548152A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016520387A (ja) * | 2013-05-16 | 2016-07-14 | ユニフェルシテイト トウェンテ | 脂質二重膜を担持する物体の調製方法 |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6482531B1 (en) | 1996-04-16 | 2002-11-19 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Non-fouling, wettable coated devices |
| US6329024B1 (en) | 1996-04-16 | 2001-12-11 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Method for depositing a coating comprising pulsed plasma polymerization of a macrocycle |
| AU744202B2 (en) * | 1997-08-08 | 2002-02-21 | Board Of Regents | Non-fouling, wettable coated devices |
| EP1965213A3 (en) | 1998-02-04 | 2009-07-15 | Invitrogen Corporation | Microarrays and uses therefor |
| US6682942B1 (en) | 1998-07-14 | 2004-01-27 | Zyomyx, Inc. | Microdevices for screening biomolecules |
| US6576478B1 (en) | 1998-07-14 | 2003-06-10 | Zyomyx, Inc. | Microdevices for high-throughput screening of biomolecules |
| US6897073B2 (en) | 1998-07-14 | 2005-05-24 | Zyomyx, Inc. | Non-specific binding resistant protein arrays and methods for making the same |
| US6406921B1 (en) | 1998-07-14 | 2002-06-18 | Zyomyx, Incorporated | Protein arrays for high-throughput screening |
| US20010036556A1 (en) * | 1998-10-20 | 2001-11-01 | James S. Jen | Coatings for biomedical devices |
| US8664364B2 (en) | 2007-01-24 | 2014-03-04 | Carnegie Mellon University | Optical biosensors |
| EP2532716A1 (en) | 2011-06-10 | 2012-12-12 | Eppendorf AG | A substrate having hydrophobic moiety-repelling surface characteristics and process for preparing the same |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3761299A (en) * | 1970-10-13 | 1973-09-25 | Eastman Kodak Co | Treating polymeric surfaces |
| JPS5945882A (ja) * | 1982-09-07 | 1984-03-14 | Kanebo Ltd | 酵素固定化フイルム及びその製造方法 |
| US5153072A (en) * | 1989-08-31 | 1992-10-06 | The Board Of Regents Of The University Of Washington | Method of controlling the chemical structure of polymeric films by plasma deposition and films produced thereby |
| SE467308B (sv) | 1990-10-22 | 1992-06-29 | Berol Nobel Ab | Fast yta belagd med ett hydrofilt ytterskikt med kovalent bundna biopolymerer, saett att framstaella en saadan yta och ett konjugat daerfoer |
| IT1243864B (it) * | 1990-10-24 | 1994-06-28 | Donegani Guido Ist | Corpi formati in materiale polimerico con migliorate caratteristiche superficiali e processo per il loro ottenimento. |
-
1995
- 1995-12-22 DE DE19548152A patent/DE19548152A1/de not_active Withdrawn
-
1996
- 1996-12-19 EP EP96120479A patent/EP0780423A3/de not_active Withdrawn
- 1996-12-20 JP JP8342141A patent/JPH09187727A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016520387A (ja) * | 2013-05-16 | 2016-07-14 | ユニフェルシテイト トウェンテ | 脂質二重膜を担持する物体の調製方法 |
| JP2019188262A (ja) * | 2013-05-16 | 2019-10-31 | リポコート ベーフェーLipoCoat B.V. | 脂質二重膜を担持する物体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0780423A3 (de) | 1997-07-16 |
| DE19548152A1 (de) | 1997-06-26 |
| EP0780423A2 (de) | 1997-06-25 |
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