JPH09188A - 米穀又はでんぷん粉末を主原料とする包装餅状食品及びその製造方法 - Google Patents

米穀又はでんぷん粉末を主原料とする包装餅状食品及びその製造方法

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JPH09188A
JPH09188A JP7158155A JP15815595A JPH09188A JP H09188 A JPH09188 A JP H09188A JP 7158155 A JP7158155 A JP 7158155A JP 15815595 A JP15815595 A JP 15815595A JP H09188 A JPH09188 A JP H09188A
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JP
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rice
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food
cake
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JP7158155A
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Inventor
Yoshikazu Kuwano
吉一 桑野
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KUWANO SHOKUHIN KOGYO KK
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KUWANO SHOKUHIN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造が容易で餅状食品を良好な状態で保存す
るとともに餅状食品の表面をなめらかに保持することの
可能な米穀又はでんぷん粉末を主原料とする包装餅状食
品を提供する。 【構成】 包装型3に形成された凹部2に固化した白玉
餅4を収納し、前記白玉餅4に接触して前記包装型3に
吸水シート5を被覆する。 【効果】 凹部2内に残存する水滴は、前記吸水シート
5に吸収されるため、凹部2内に水滴が溜まることがな
く、固化した白玉餅4が部分的に水分過多となり白く変
色したり固化がおくれることがない。また、乾燥時には
この吸水シート5から水分が放出されるので、白玉餅4
が過度に乾燥してひび割れたりすることがなく、良好な
状態で保存することができる。さらに、白玉餅4の表面
を部分的に凹凸部を生じることなくなめらかに保持する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装餅状食品及びその
製造方法に関し、特に、製造が容易で餅状食品を良好な
状態で保存することの可能な包装餅状食品及びその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の包装餅状食品の製造方法と
しては、例えば白玉餅の場合には白玉粉と水とを所定の
割合で混合し練り合わせてプラスチックフィルムを筒状
に自動製袋しながらこれを自動充填し、アルミワイヤー
で両端部を結さつして加熱殺菌する方法、あるいは前記
練り合わせ物を耐熱性樹脂製シートに凹部を形成した成
形型に充填してプラスチック製フィルムを被覆し、周辺
部を熱シールして完全密封してから加熱殺菌するととも
に完全に餅化した後冷却固化する方法が行なわれてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の製造方法の内、プラスチックフィルムを筒状に自動
製袋しながら白玉粉と水とを所定の割合で混合し練り合
わせてこれを自動充填する方法では、得られた白玉餅は
調理時に所望の大きさに切断する必要があり面倒である
という問題点がある。また、種々の形状の白玉餅を得る
ことができないという問題点もある。一方、成型容器を
使用する場合は、白玉粉と水とを所定の割合で練り合わ
せて、これを耐熱性樹脂製シートに形成した凹部に充填
してプラスチック製フィルムを被覆し、周辺部を熱シー
ルし完全密封してから加熱殺菌するとともに餅化した後
冷却固化する方法では、内部の空気を予め真空包装など
により脱気するため、個々の成形型の余白部分に餅状物
が付着し、使用時にはカスとなり不便であるという問題
点がある。また、プラスチック製フィルムを被覆するこ
となく、外装袋に入れ完全包装してから加熱殺菌を行う
方法では、白玉餅を冷却固化して商品となした後、凹部
や袋内に蒸発した水分が水滴となって溜まり、部分的に
白玉餅が水分過多となるため固化しずらくなり白く変色
してしまうという問題点がある。そして、保存期間が常
温で1ケ月位経過すると、白玉餅の表面が水分を放出し
すぎて乾燥し、ヒビ割れ、形の縮小を起こし、調理に適
さなくなるという問題点がある。さらに、凹部に空気を
残存させた状態で、プラスチック製フィルムを被覆する
ことも考えられるが、個々の成形型に入った餅状物の表
面が加熱殺菌工程において、凹部に残存した空気の作用
により、なめらかにならず部分的に凹凸部ができてしま
うという問題点がある。
【0004】このように従来の包装餅状食品の製造方法
では、成形容器を使用する製造方法の場合、成形容器の
余白部にカスが残ったり、水滴が残存して水分過多とな
って固化しずらく白く変色してしまうか、白玉餅の表面
が乾燥しすぎて良好な保存状態を維持できないという問
題点があった。また、白玉餅の表面を部分的に凹凸なく
なめらかに保持するのが困難であるという問題点もあっ
た。
【0005】本発明は、上記問題点に基いてなされたも
のであり、製造が容易で白玉粉などの米穀又はでんぷん
粉末を主原料とする餅状食品を良好な状態で保存すると
ともに餅の表面をなめらかに保持することの可能な包装
餅状食品を提供することを目的とする。また、本発明
は、製造が容易で白玉粉などの米穀又はでんぷん粉末を
主原料とする餅状食品を良好な状態で保存するとともに
餅の表面をなめらかに保持することの可能な包装餅状食
品を製造する方法を提供することを目的とする。さら
に、本発明は、種々の形状にするのが容易な米穀又はで
んぷん粉末を主原料とする包装餅状食品を製造する方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の米穀
又はでんぷん粉末を主原料とする包装餅状食品は、餅収
容用凹部を形成した合成樹脂製シートからなる包装型
と、前記凹部に収納された米穀又はでんぷん粉末を主原
料とする餅状食品と、前記餅状食品に接触して前記包装
型を被覆する吸水シートと、前記餅状食品を収容した包
装型を密封包装する合成樹脂製包装材とからなるもので
ある。
【0007】また、本発明の請求項2の米穀又はでんぷ
ん粉末を主原料とする包装餅状食品の製造方法は、餅収
容用凹部を形成した合成樹脂製シートからなる包装型の
前記凹部に水と米穀又はでんぷん粉末との混合物を投入
する第1工程と、この水と米穀又はでんぷん粉末との混
合物が半生の餅状物となるまで加熱する第2工程と、前
記半生の餅状物と接触するように前記包装型に吸水シー
トを被覆する第3工程と、前記吸水シートを被覆した包
装型を合成樹脂製包装材により密封する第4工程と、前
記半生の餅状物を前記合成樹脂製包装材ごと加熱して餅
化する第5工程とを有する。
【0008】さらに、請求項3の米穀又はでんぷん粉末
を主原料とする包装餅状食品の製造方法は、前記第5工
程の後に前記餅状食品を冷却固化する第6工程を有す
る。
【0009】
【作用】本発明の請求項1の構成によれば、包装型に形
成された凹部に餅状食品を収納し、該餅状食品に接触し
て前記包装型に吸水シートを被覆してなるので、加熱殺
菌工程において生ずる凹部内に残存する水滴は前記吸水
シートに吸収されるため、凹部内に水滴が溜まることが
なく餅状食品が水滴により部分的に水分過多となり白く
変色したり固化がおくれるようなことがない。あるい
は、吸水シートはその構成上、通気性を有するため、凹
部内に空気が存在していても吸水シートが呼吸作用を発
揮するため、加熱殺菌中の圧力変動に対応し餅状食品の
表面を部分的に凹凸なくなめらかに保持することができ
る。また、乾燥時にはこの吸水シートから水分が放出さ
れるので、餅状食品が過度に乾燥してひび割れたりする
ことがなく、良好な状態で保存することができる。
【0010】また、請求項2の構成によれば、第1工程
において、餅収容用凹部を形成した合成樹脂製シートか
らなる包装型の前記凹部に水と米穀又はでんぷん粉末と
の混合物を投入しているため、凹部の形状にあわせた餅
状食品とすることができ、普通の餅では成形困難な種々
の形状とすることができる。また、第2工程において、
前述した混合物を半生の餅状物として、第3工程におい
て吸水シートを前記半生の餅状物と接触するように前記
包装型に被覆し、第4工程において合成樹脂製包装材に
より密封した後、第5工程において再度加熱して殺菌す
るとともに餅化し、餅状食品としているので、半生状態
の餅状物から放出される水分が第5工程での加熱により
揮散しても吸水シートに吸収されるため、凹部内に水滴
が残存することがなく、かつ餅状食品がこの水分を含ん
だ吸水シートに覆われることになるので、餅状食品が過
度に乾燥してひびわれたりすることなく、常に良好な状
態で保存することができる。また、餅状食品の表面は部
分的に凹凸部のないなめらかさを保持できる。
【0011】さらに、請求項3の構成によれば、前記第
5工程の後に前記餅状食品を冷却固化する第6工程を有
するので、前記第5工程で餅化した餅状食品を効率良く
固化することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明について添付図面を参照して詳
細に説明する。まず、本発明の包装餅状食品の一実施例
である包装白玉餅について説明する。図1乃至図3に示
すように本実施例において包装白玉餅は、ポリプリピレ
ンなどの耐熱性に優れた合成樹脂製シート1にハート型
の凹部2を3列×4行、合計12個形成した包装型3
と、前記凹部2に収容されたハート型に固化した白玉餅
4と、この白玉餅4に接触して包装型3を被覆した吸水
シート5と、この白玉餅4を収容した包装型3を密封包
装する包装材たるナイロンとポリプロピレンとのラミネ
ート材などの耐熱性に優れた合成樹脂製包装袋6とから
なる。前記吸水シート5としては、特に制限はないが、
綿、パルプなど吸水性及び通気性に優れた繊維素材から
なる不織布が好ましい。
【0013】上述したような本実施例の包装白玉餅は、
包装型3に形成された凹部2に白玉餅4を収納し、該白
玉餅4に接触するように前記包装型3に吸水シート5を
被覆しているので、加熱殺菌工程において生ずる凹部2
内に残存する水滴は、前記吸水シート5に吸収されるた
め、凹部2内に水滴が溜まることがなく白玉餅4が部分
的に水分過多となり固化がおくれたり白く変色すること
がない。また、製造後の時間的経過により包装した白玉
餅4の乾燥時には、この吸水シート5から水分が放出さ
れるので、白玉餅4が過度に乾燥してひび割れたりする
ことがなく、良好な状態で保存することができる。特
に、本実施例においては、前記吸水シート5として、吸
水性及び通気性に優れた繊維素材からなる不織布を用い
ているので、過度な水分は凹部2の外側に放出すること
ができるとともに、それ自身ある程度水分を保持できる
ため、乾燥時などには白玉餅4に水分を還元して白玉餅
4にひび割れなどが生じるのを防止することができる。
また、白玉餅4の表面を部分的に凹凸なくなめらかに保
持することができる。
【0014】次に上述したような図1〜3示す包装白玉
餅を製造する本発明の方法について図4及び図5を参照
して説明する。まず、水と米穀粉である白玉粉とを所定
の割合でミキサーにより混合し練り合わせ、包装型3の
餅収容用のハート型の凹部2に前記混合物たる練状物4
Aを投入する(第1工程:図4(a) )。この際、該練状
物4Aは凹部2のほぼ一杯にまで充填してもよいが、こ
ぼれ出ない程度に少なめでもよい。次に、この水と白玉
粉との練状物4Aが半生餅状物4B、すなわち水分を多
量(水分含有率50〜60%)に含み、ある程度餅化(α
化)した状態となるまでスチームなどにより加熱する
(第2工程:図4(b) )。続いて前記半生餅状物4Bに
接触するようにして前記包装型3に吸水シート5を被覆
する(第3工程:図4(c) )。そして、この吸水シート
5を被覆した包装型3を包装袋6により密封包装する
(第4工程:図5(d) )。そうしたらこの密封包装袋6
ごと前記半生餅状物4Bを加圧下に加熱して殺菌すると
ともに半生餅状物4Bを完全に餅化(α化)して弾力の
ある白玉餅4Cとする(第5工程:図5(e) )。この
際、半生餅状物4Bから加熱殺菌中に揮散した水分と気
泡とが凹部2内に充満して内部圧力が高まるが、本実施
例においては吸水シート5として通気性に優れた不織布
を用いているので、該凹部2内に充満した水蒸気などは
密封包装袋6内に放出されるため、凹部2内の圧力を適
度に調節することができ、白玉餅4Cの表面に部分的に
凹凸部を生じることなくなめらかに保持することができ
る。このようにして半生餅状物4Bを白玉餅4Cとした
ら、この密封包装袋6を冷却して白玉餅4Cを固化する
(第6工程:図5(f) )。上述したようにして前述した
図1乃至図3に示す包装白玉餅を製造することができ
る。
【0015】以上詳述したとおり前記包装白玉餅の製造
方法は、餅収容用凹部2を形成した合成樹脂製シート1
からなる包装型3の前記凹部2に水と白玉粉との混合物
たる練状物4Aを投入する第1工程と、この水と白玉粉
との練状物4Aが半生餅状物4Bとなるまで加熱する第
2工程と、前記半生の餅状物と接触するように前記包装
型に吸水シートを被覆する第3工程と、前記吸水シート
5を被覆した包装型3を合成樹脂製包装材たる密封包装
袋6により密封する第4工程と、前記半生餅状物4Bを
密封包装袋6ごと加熱して完全に餅化して白玉餅4Cと
する第5工程とを有する。このような本発明の方法によ
れば、第1工程において餅収容用凹部2を形成した合成
樹脂製シート1からなる包装型3の前記凹部2に水と白
玉粉との練状物4Aを投入しているため、凹部2の形状
にあわせてハート型の白玉餅4を成形することができ、
普通の餅では成形困難な形状とすることが可能であり、
今後の多様化する消費者の要望に対応することができる
ので消費の拡大が期待できる。また、第2工程において
前述した練状物4Aを水分を多量に含む半固体状の半生
餅状物4Bとして、第3工程において吸水シート5を被
覆し、第4工程において合成樹脂製包装材たる密封包装
袋6により密封した後、第5工程において再度加熱して
殺菌するとともに半生餅状物4Bを餅化し、白玉餅4C
としているので、半生餅状物4Bから放出される水分が
第5工程での加熱により揮散しても吸水シート5に吸収
されるため、第5工程の加熱殺菌において生ずる凹部2
内に水滴が残存することがなく、かつ固化した白玉餅4
が水分を含んだ吸水シート5に接触することになるの
で、固化した白玉餅4が過度に乾燥してひびわれたりす
ることなく良好な状態で保存することができる。特に本
実施例においては第3工程において、吸水シート5を前
記半生餅状物4Bの表面に接触するように凹部2側に凹
状に被覆しているので、半生餅状物4Bから放出される
水分を効果的に吸収できるとともに、保存時にはこの水
分を含んだ吸水シート5と固化した白玉餅4とがその表
面で接触しているので、固化した白玉餅4の乾燥を防止
することができるとともに、白玉餅4の表面を部分的に
凹凸部がなくなめらかに保持することができる。その
上、本実施例においては前記第5工程における半生餅状
物4Bの完全餅化及び殺菌のための加熱を加圧下で行っ
ているので、密封包装袋6内の空気の膨脹が抑制される
ため、半生餅状物4Bに効果的に熱を伝達することがで
きるとともに、効率よく滅菌することが可能となってい
る。さらに、本実施例においては、前記第5工程の後に
前記餅化した白玉餅を冷却固化して白玉餅4を固化する
工程を有するので、前記第5工程で餅化した白玉餅を効
率良く固化することができる。
【0016】以上本発明の包装餅状食品及びその製造方
法について説明してきたが、本発明は前記実施例に限定
されず、本発明の思想を逸脱しない範囲で種々の変更が
可能である。例えば凹部2の形状は、本実施例のように
ハート型である必要はなく、水と米穀又はでんぷん粉末
との混合物が投入でき、かつ餅化することが可能であれ
ば、星型、三角形など種々の形状とすることができる。
なお、前記実施例においては餅状食品として白玉粉と水
とを練り合わせた白玉餅4の場合を例に説明してきた
が、これに限定されず、米穀又はでんぷん粉末を主原料
としこれを水とともに練り合わせて餅化するものであれ
ばよい。前記米穀又はでんぷん粉末としては、例えば、
うるち米粉、もち粉、小麦粉、もちとうもろこしでんぷ
ん、ばれいしょでんぷん、粟、わらび粉、葛粉などの各
種でんぷん類を用いることができる。また必要に応じ着
色料、酸化防止剤などの各種食品添加剤を含有していて
もよい。
【0017】
【発明の効果】本発明の請求項1の米穀又はでんぷん粉
末を主原料とする包装餅状食品は、餅収容用凹部を形成
した合成樹脂製シートからなる包装型と、前記凹部に収
納された餅状食品と、前記餅状食品に接触して前記包装
型を被覆する吸水シートと、前記餅状食品を収容した包
装型を密封包装する合成樹脂製包装材とからなるので、
加熱殺菌工程において生ずる凹部内に残存する水滴は前
記吸水シートに吸収されるため、凹部内に水滴が溜まる
ことがなく餅状食品が水滴により部分的に水分過多とな
り白く変色したり固化がおくれるようなことがない。ま
た、乾燥時にはこの吸水シートから水分が放出されるの
で、餅状食品が過度に乾燥してひび割れたりすることが
なく、良好な状態で保存することができる。さらに、餅
状食品の表面は部分的な凹凸部のないなめらかさを保持
することができる。
【0018】また、請求項2の米穀又はでんぷん粉末を
主原料とする包装餅状食品の製造方法は、餅収容用凹部
を形成した合成樹脂製シートからなる包装型の前記凹部
に水と米穀又はでんぷん粉末との混合物を投入する第1
工程と、この水と米穀又はでんぷん粉末との混合物が半
生の餅状物となるまで加熱する第2工程と、前記半生の
餅状物と接触するように前記包装型に吸水シートを被覆
する第3工程と、前記吸水シートを被覆した包装型を合
成樹脂製包装材により密封する第4工程と、前記半生の
餅状物を前記合成樹脂製包装材ごと加熱して餅化する第
5工程とを有する。このような本発明の方法によれば、
第1工程において、餅収容用凹部を形成した合成樹脂製
シートからなる包装型の前記凹部に水と米穀又はでんぷ
ん粉末との混合物を投入しているため、凹部の形状にあ
わせた餅状食品とすることができ、通常の餅では成形困
難な種々の形状とすることができる。また、第2工程に
おいて、前述した混合物を半生の餅として、第3工程に
おいて吸水シートを被覆し、第4工程において合成樹脂
製包装材により密封した後、第5工程において再度加熱
して殺菌するとともに餅化し、餅状食品としているの
で、半生状態の餅状物から放出される水分が第5工程で
の加熱により揮散しても吸水シートに吸収されるため、
凹部内に水滴が残存することがなく、かつ餅状食品がこ
の水分を含んだ吸水シートに覆われることになるので、
餅状食品が過度に乾燥してひびわれたりすることなく、
常に良好な状態で保存することができる。
【0019】さらに、請求項3の米穀又はでんぷん粉末
を主原料とする包装餅状食品の製造方法は、前記第5工
程の後に前記餅状食品を冷却固化する第6工程を有する
ので、前記第5工程で餅化した餅状食品を効率良く固化
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による包装餅状食品を示す部
分破断斜視図である。
【図2】前記包装餅状食品の包装型及び吸水シート5を
示す下面側の斜視図である。
【図3】前記包装餅状食品を示す断面図である。
【図4】前記包装餅状食品の製造工程を示す概略図であ
り、(a) は第1工程を、(b) は第2工程を、(c) は第3
工程をそれぞれ示す。
【図5】前記包装餅状食品の製造工程を示す概略図であ
り、(d) は第4工程を、(e) は第5工程を、(f) は第6
工程をそれぞれ示す。
【符号の説明】
1 耐熱性樹脂製シート 2 凹部 3 包装型 4 固化した白玉餅(餅状食品) 4A 水と白玉粉との練状物(混合物) 4B 半生餅状物 4C 白玉餅(餅状食品) 5 吸水シート(綿やパルプなどの不織布) 6 耐熱性樹脂製包装袋(包装材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 餅収容用凹部を形成した合成樹脂製シー
    トからなる包装型と、前記凹部に収納された米穀又はで
    んぷん粉末を主原料とする餅状食品と、前記餅状食品に
    接触して前記包装型を被覆する吸水シートと、前記餅状
    食品を収容した包装型を密封包装する合成樹脂製包装材
    とからなることを特徴とする米穀又はでんぷん粉末を主
    原料とする包装餅状食品。
  2. 【請求項2】 餅収容用凹部を形成した合成樹脂製シー
    トからなる包装型の前記凹部に水と米穀又はでんぷん粉
    末との混合物を投入する第1工程と、この水と米穀又は
    でんぷん粉末との混合物が半生の餅状物となるまで加熱
    する第2工程と、前記半生の餅状物と接触するように前
    記包装型に吸水シートを被覆する第3工程と、前記吸水
    シートを被覆した包装型を合成樹脂製包装材により密封
    する第4工程と、前記半生の餅状物を前記合成樹脂製包
    装材ごと加熱して餅化する第5工程とを有することを特
    徴とする米穀又はでんぷん粉末を主原料とする包装餅状
    食品の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第5工程の後に前記餅状食品を冷却
    固化する第6工程を有することを特徴とする請求項2記
    載の米穀又はでんぷん粉末を主原料とする包装餅状食品
    の製造方法。
JP7158155A 1995-06-23 1995-06-23 米穀又はでんぷん粉末を主原料とする包装餅状食品及びその製造方法 Pending JPH09188A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160037603A (ko) * 2014-09-29 2016-04-06 김민철 송편 제조방법
JP2022174498A (ja) * 2021-05-11 2022-11-24 有限会社源氏 蕎麦がきの製造方法

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