JPH09189385A - 管継手および管継手用のグリップリング - Google Patents
管継手および管継手用のグリップリングInfo
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- JPH09189385A JPH09189385A JP4650496A JP4650496A JPH09189385A JP H09189385 A JPH09189385 A JP H09189385A JP 4650496 A JP4650496 A JP 4650496A JP 4650496 A JP4650496 A JP 4650496A JP H09189385 A JPH09189385 A JP H09189385A
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- grip ring
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- peripheral surface
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造で管径の許容範囲が増大し固定強
度が増大する管継手1および管継手1用のグリップリン
グ3を提供する。 【解決手段】 略円筒状の継手本体2の両端部の連結管
部6の内周にOリング9を装着した挿通孔5に、弾性を
有した略円筒状のグリップリング3の円筒状の端部を嵌
挿する。カップリングナット4を嵌挿する管7を、内周
面に設けた爪部17を案内傾斜面18にて乗り越えつつグリ
ップリング3に挿入し、Oリング9に嵌合させる。カッ
プリングナット4の一端側内周の雌ねじ部20を、連結管
部6の外周面の雄ねじ部11に螺合させる。カップリング
ナット4の端部に向けて縮径する傾斜面21にて、グリッ
プリング3の外周面のテーパ面13および端部縁に当接し
て締め付ける。グリップリング3は、両端縁に亘る切り
溝14により、曲率が大きくなって縮径し、爪部17が管7
の外周面に食い込んで管7を固定する。
度が増大する管継手1および管継手1用のグリップリン
グ3を提供する。 【解決手段】 略円筒状の継手本体2の両端部の連結管
部6の内周にOリング9を装着した挿通孔5に、弾性を
有した略円筒状のグリップリング3の円筒状の端部を嵌
挿する。カップリングナット4を嵌挿する管7を、内周
面に設けた爪部17を案内傾斜面18にて乗り越えつつグリ
ップリング3に挿入し、Oリング9に嵌合させる。カッ
プリングナット4の一端側内周の雌ねじ部20を、連結管
部6の外周面の雄ねじ部11に螺合させる。カップリング
ナット4の端部に向けて縮径する傾斜面21にて、グリッ
プリング3の外周面のテーパ面13および端部縁に当接し
て締め付ける。グリップリング3は、両端縁に亘る切り
溝14により、曲率が大きくなって縮径し、爪部17が管7
の外周面に食い込んで管7を固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カップリングナッ
トを螺合することにより管を連結固定する管継手および
管継手用のグリップリングに関する。
トを螺合することにより管を連結固定する管継手および
管継手用のグリップリングに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図18に示すグリップリン
グを装着した継手本体にカップリングナットを螺合させ
る管継手が知られている。
グを装着した継手本体にカップリングナットを螺合させ
る管継手が知られている。
【0003】この図18に示す管継手41において、合成
樹脂にて弾性を付与して略円筒状に形成したグリップリ
ング42は、一端側の外周面に一端側に向けて縮径するテ
ーパ面43を有している。さらに、このグリップリング42
の一端縁から他端近傍に向けて軸方向に沿って切り溝44
が複数設けられ、他端縁は補強のために肉厚で環状に形
成されている。また、グリップリング42の内周面には、
管がグリップリング42に挿入される際には係止されず管
の引き抜きの際に係止される周方向に壁状の爪部45が設
けられている。一方、略円筒状の継手本体46の両端部の
連結管部47は、軸方向の両端部にOリング48を設けグリ
ップリング42の他端部を嵌挿する略円筒状に形成され、
両端部の外周面に雄ねじ部49を設けている。また、カッ
プリングナット50は、一端側の内周面に連結管部47の雄
ねじ部49に螺合する雌ねじ部51を有し、他端側の内周面
に他端側に向けてグリップリング42の外径より径小に縮
径する傾斜面52を有している。
樹脂にて弾性を付与して略円筒状に形成したグリップリ
ング42は、一端側の外周面に一端側に向けて縮径するテ
ーパ面43を有している。さらに、このグリップリング42
の一端縁から他端近傍に向けて軸方向に沿って切り溝44
が複数設けられ、他端縁は補強のために肉厚で環状に形
成されている。また、グリップリング42の内周面には、
管がグリップリング42に挿入される際には係止されず管
の引き抜きの際に係止される周方向に壁状の爪部45が設
けられている。一方、略円筒状の継手本体46の両端部の
連結管部47は、軸方向の両端部にOリング48を設けグリ
ップリング42の他端部を嵌挿する略円筒状に形成され、
両端部の外周面に雄ねじ部49を設けている。また、カッ
プリングナット50は、一端側の内周面に連結管部47の雄
ねじ部49に螺合する雌ねじ部51を有し、他端側の内周面
に他端側に向けてグリップリング42の外径より径小に縮
径する傾斜面52を有している。
【0004】そして、グリップリング42の環状の他端側
を、あらかじめOリング48が設けられた略円筒状の連結
管部47の両端部にそれぞれ嵌挿し、連結する管をそれぞ
れ連結管部47の端部から露出するグリップリング42にそ
れぞれ嵌挿し、あらかじめ管に嵌挿しておいたカップリ
ングナット50を連結管部47に螺合する。この螺合によ
り、カップリングナット50の傾斜面52がグリップリング
42の切り溝44が切り欠き形成されている端部を弾性に抗
して縮径させて内周面の爪部45を管の外周面に圧着させ
て管を連結している。
を、あらかじめOリング48が設けられた略円筒状の連結
管部47の両端部にそれぞれ嵌挿し、連結する管をそれぞ
れ連結管部47の端部から露出するグリップリング42にそ
れぞれ嵌挿し、あらかじめ管に嵌挿しておいたカップリ
ングナット50を連結管部47に螺合する。この螺合によ
り、カップリングナット50の傾斜面52がグリップリング
42の切り溝44が切り欠き形成されている端部を弾性に抗
して縮径させて内周面の爪部45を管の外周面に圧着させ
て管を連結している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
18に示す従来の管継手41において、グリップリング42
の一端は環状に形成されているので、カップリングナッ
ト50を螺合することによりグリップリング42が縮径する
のでは、切り溝44が切り欠き形成された側の端部が縮径
するのみで全体が縮径しないため、管の外周面に圧着す
る爪部45は縮径の大きい端部側に位置する爪部45のみで
他の爪部45は接する程度で管を固定する大きな強度が得
られない。また、カップリングナット50の螺合の際、切
り溝44にて端部が内周側に倒れ込むように縮径しこの縮
径する端部の曲率はほとんど変わらないため、爪部45の
一部のみ管の外周面に圧着されるので、管の大きな固定
強度が得られない。さらに、一端側が環状に形成されて
いるため、管径の規格毎に径の異なるグリップリング42
を形成しなければならないとともに、管の寸法公差によ
り所定の径より大径の場合にはグリップリング42に嵌挿
できず、製造コストおよび製品管理が煩雑であるととも
に施工が煩雑となる問題がある。
18に示す従来の管継手41において、グリップリング42
の一端は環状に形成されているので、カップリングナッ
ト50を螺合することによりグリップリング42が縮径する
のでは、切り溝44が切り欠き形成された側の端部が縮径
するのみで全体が縮径しないため、管の外周面に圧着す
る爪部45は縮径の大きい端部側に位置する爪部45のみで
他の爪部45は接する程度で管を固定する大きな強度が得
られない。また、カップリングナット50の螺合の際、切
り溝44にて端部が内周側に倒れ込むように縮径しこの縮
径する端部の曲率はほとんど変わらないため、爪部45の
一部のみ管の外周面に圧着されるので、管の大きな固定
強度が得られない。さらに、一端側が環状に形成されて
いるため、管径の規格毎に径の異なるグリップリング42
を形成しなければならないとともに、管の寸法公差によ
り所定の径より大径の場合にはグリップリング42に嵌挿
できず、製造コストおよび製品管理が煩雑であるととも
に施工が煩雑となる問題がある。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、簡単な構造で管径の許容範囲が増大し固定強度が増
大する管継手および管継手用のグリップリングを提供す
ることを目的とする。
で、簡単な構造で管径の許容範囲が増大し固定強度が増
大する管継手および管継手用のグリップリングを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の管継手用
のグリップリングは、弾性を有して略円筒状に形成さ
れ、この略円筒状の内周面に管の外周面に当接する爪部
が設けられ外周面に前記管が挿入される側の端部に向け
て外径が小さくなるテーパ面を有し拡径および縮径可能
に両端縁に亘って連続して切り溝を切り欠き形成したも
ので、切り溝を両端縁に亘って連続して設けたため、拡
径および縮径が可能で固定する管の径の許容範囲が増大
するとともに、拡径および縮径の際には軸方向の全域で
曲率が大小するため、内周面に設けた爪部の全体が管の
外周面に圧着されるので、管の固定強度が増大する。
のグリップリングは、弾性を有して略円筒状に形成さ
れ、この略円筒状の内周面に管の外周面に当接する爪部
が設けられ外周面に前記管が挿入される側の端部に向け
て外径が小さくなるテーパ面を有し拡径および縮径可能
に両端縁に亘って連続して切り溝を切り欠き形成したも
ので、切り溝を両端縁に亘って連続して設けたため、拡
径および縮径が可能で固定する管の径の許容範囲が増大
するとともに、拡径および縮径の際には軸方向の全域で
曲率が大小するため、内周面に設けた爪部の全体が管の
外周面に圧着されるので、管の固定強度が増大する。
【0008】請求項2記載の管継手用のグリップリング
は、請求項1記載の管継手用のグリップリングにおい
て、切り溝は、周方向に凸状部および凹状部を交互に有
した略波状に形成され、交互に位置する凸状部が軸方向
に重なり合うもので、切り溝の部分でねじれの発生を抑
制し、固定可能な管の径の許容範囲がさらに増大する。
は、請求項1記載の管継手用のグリップリングにおい
て、切り溝は、周方向に凸状部および凹状部を交互に有
した略波状に形成され、交互に位置する凸状部が軸方向
に重なり合うもので、切り溝の部分でねじれの発生を抑
制し、固定可能な管の径の許容範囲がさらに増大する。
【0009】請求項3記載の管継手用のグリップリング
は、請求項1または2記載の管継手用のグリップリング
において、略軸方向に沿って薄肉状の溝凹部が設けられ
たもので、略軸方向に沿って薄肉状に溝凹部を設けたた
め、溝凹部により肉薄部分がヒンジ状に作用して、拡径
および縮径の際の弾性変形が容易となり、作業性が向上
する。
は、請求項1または2記載の管継手用のグリップリング
において、略軸方向に沿って薄肉状の溝凹部が設けられ
たもので、略軸方向に沿って薄肉状に溝凹部を設けたた
め、溝凹部により肉薄部分がヒンジ状に作用して、拡径
および縮径の際の弾性変形が容易となり、作業性が向上
する。
【0010】請求項4記載の管継手用のグリップリング
は、請求項1ないし3いずれか記載の管継手用のグリッ
プリングにおいて、略軸方向に沿って一部が切り欠かれ
た溝状部が設けられたもので、略軸方向に沿って一部が
切り欠かれた溝状部を設けたため、溝状部にて軸方向の
長さ寸法が短くなる部分がヒンジ状に作用して、拡径お
よび縮径の際の弾性変形が容易となり、作業性が向上す
る。
は、請求項1ないし3いずれか記載の管継手用のグリッ
プリングにおいて、略軸方向に沿って一部が切り欠かれ
た溝状部が設けられたもので、略軸方向に沿って一部が
切り欠かれた溝状部を設けたため、溝状部にて軸方向の
長さ寸法が短くなる部分がヒンジ状に作用して、拡径お
よび縮径の際の弾性変形が容易となり、作業性が向上す
る。
【0011】請求項5記載の管継手は、請求項1ないし
4いずれか記載の管継手用のグリップリングと、管を挿
通する挿通孔を開口し前記グリップリングの外径の大き
い側が嵌挿される外周面に雄ねじ部を設けた略円筒状の
連結管部を備えた継手本体と、一端側の内周面に前記連
結管部の前記雄ねじに螺合する雌ねじ部が設けられ、他
端側の内周面に他端側に向けて内径が小さくなり前記雄
ねじ部に前記雌ねじ部を螺合させることにより前記グリ
ップリングの外径の小さい側が締め込まれて前記グリッ
プリングを縮径させる傾斜面を設けた略円筒状のカップ
リングナットとを具備したもので、継手本体の連結管部
の挿通孔にグリップリングのテーパ面により外径の大き
い側を嵌挿し、あらかじめカップリングナットを嵌挿し
た管をグリップリングに嵌挿し、カップリングナットを
連結管部に螺合して、カップリングナットの傾斜面にて
グリップリングを弾性に抗して締め付けて縮径させて内
周面の爪部を管の外周面に圧着させて管を固定する。
4いずれか記載の管継手用のグリップリングと、管を挿
通する挿通孔を開口し前記グリップリングの外径の大き
い側が嵌挿される外周面に雄ねじ部を設けた略円筒状の
連結管部を備えた継手本体と、一端側の内周面に前記連
結管部の前記雄ねじに螺合する雌ねじ部が設けられ、他
端側の内周面に他端側に向けて内径が小さくなり前記雄
ねじ部に前記雌ねじ部を螺合させることにより前記グリ
ップリングの外径の小さい側が締め込まれて前記グリッ
プリングを縮径させる傾斜面を設けた略円筒状のカップ
リングナットとを具備したもので、継手本体の連結管部
の挿通孔にグリップリングのテーパ面により外径の大き
い側を嵌挿し、あらかじめカップリングナットを嵌挿し
た管をグリップリングに嵌挿し、カップリングナットを
連結管部に螺合して、カップリングナットの傾斜面にて
グリップリングを弾性に抗して締め付けて縮径させて内
周面の爪部を管の外周面に圧着させて管を固定する。
【0012】請求項6記載の管継手は、請求項5記載の
管継手において、継手本体は、内周面に設けられ内方に
向けて突出し内径が管の外径より径小の段部と、この段
部に軸方向の一端面が当接されて装着され軸方向の他端
面に前記管の挿入側の端部が当接される環状のパッキン
グとを具備したもので、継手本体の段部に軸方向の端部
を当接させてパッキングを装着するとともに、連結管部
の挿通孔からグリップリングの外径の大きい側を嵌挿し
て装着し、あらかじめカップリングナットを嵌挿した管
を端部がパッキングの端面に当接するまでグリップリン
グに嵌挿し、カップリングナットを連結管部に螺合し
て、カップリングナットの傾斜面にてグリップリングを
弾性に抗して締め付けて縮径させるとともに、グリップ
リングのテーパ面にてカップリングナットの締め付けに
よりグリップリングおよび管がさらに継手本体に嵌挿す
るように移動し、管の端部がパッキングの端面に圧着さ
れ、水密が容易に得られる。
管継手において、継手本体は、内周面に設けられ内方に
向けて突出し内径が管の外径より径小の段部と、この段
部に軸方向の一端面が当接されて装着され軸方向の他端
面に前記管の挿入側の端部が当接される環状のパッキン
グとを具備したもので、継手本体の段部に軸方向の端部
を当接させてパッキングを装着するとともに、連結管部
の挿通孔からグリップリングの外径の大きい側を嵌挿し
て装着し、あらかじめカップリングナットを嵌挿した管
を端部がパッキングの端面に当接するまでグリップリン
グに嵌挿し、カップリングナットを連結管部に螺合し
て、カップリングナットの傾斜面にてグリップリングを
弾性に抗して締め付けて縮径させるとともに、グリップ
リングのテーパ面にてカップリングナットの締め付けに
よりグリップリングおよび管がさらに継手本体に嵌挿す
るように移動し、管の端部がパッキングの端面に圧着さ
れ、水密が容易に得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の管継手の実施の一
形態を図面を参照して説明する。
形態を図面を参照して説明する。
【0014】図1および図2において、1は管継手で、
この管継手1は、継手本体2、グリップリング3および
カップリングナット4にて構成され、継手本体2は、例
えば合成樹脂製で略円筒状に形成され両端部に略円形の
挿通孔5を開口する略円筒状の連結管部6,6を略同軸
状に一体に設けて略円筒状に形成されている。また、こ
の継手本体2は、内周面の略中央部に、連結する管7の
外径より内径が小さくなるように位置決めリブ8が設け
られている。さらに、継手本体2の両端部である連結管
部6の端部の内周面にはOリング9が係止される段部10
が設けられ、連結管部6の外周面には雄ねじ部11が設け
られている。また、雄ねじ部11の基端側である継手本体
2の中央側には、カップリングナット4の端部が当接し
カップリングナット4の螺合を規制するストッパ部12が
突設されている。
この管継手1は、継手本体2、グリップリング3および
カップリングナット4にて構成され、継手本体2は、例
えば合成樹脂製で略円筒状に形成され両端部に略円形の
挿通孔5を開口する略円筒状の連結管部6,6を略同軸
状に一体に設けて略円筒状に形成されている。また、こ
の継手本体2は、内周面の略中央部に、連結する管7の
外径より内径が小さくなるように位置決めリブ8が設け
られている。さらに、継手本体2の両端部である連結管
部6の端部の内周面にはOリング9が係止される段部10
が設けられ、連結管部6の外周面には雄ねじ部11が設け
られている。また、雄ねじ部11の基端側である継手本体
2の中央側には、カップリングナット4の端部が当接し
カップリングナット4の螺合を規制するストッパ部12が
突設されている。
【0015】そして、継手本体2の連結管部6には、グ
リップリング3が嵌挿されている。このグリップリング
3は、図1ないし図5に示すように、合成樹脂にて弾性
が付与されて略円筒状に形成されている。そして、外周
面には、中間部分から一端側に向けて縮径するテーパ面
13が設けられている。
リップリング3が嵌挿されている。このグリップリング
3は、図1ないし図5に示すように、合成樹脂にて弾性
が付与されて略円筒状に形成されている。そして、外周
面には、中間部分から一端側に向けて縮径するテーパ面
13が設けられている。
【0016】また、グリップリング3には、軸方向に沿
って両端縁に亘る切り溝14が切り欠き形成されて、拡径
および縮径可能となっている。そして、この切り溝14
は、グリップリング3の周方向に凹凸状に凸状部15およ
び凹状部16が交互に設けられて略波状に形成されてい
る。そして、通常時は図3および図4に示すように2,
3mm程度の間隙となり、切り溝14の一縁側の凸状部15と
他縁側の凹状部16との軸方向の重なりが3mm程度とな
り、縮径した場合には図5に示すように対向する凸状部
15および凹状部16の頂部に1mm弱の隙間が生じるように
なる。
って両端縁に亘る切り溝14が切り欠き形成されて、拡径
および縮径可能となっている。そして、この切り溝14
は、グリップリング3の周方向に凹凸状に凸状部15およ
び凹状部16が交互に設けられて略波状に形成されてい
る。そして、通常時は図3および図4に示すように2,
3mm程度の間隙となり、切り溝14の一縁側の凸状部15と
他縁側の凹状部16との軸方向の重なりが3mm程度とな
り、縮径した場合には図5に示すように対向する凸状部
15および凹状部16の頂部に1mm弱の隙間が生じるように
なる。
【0017】さらに、グリップリング3の内周面には、
周方向に沿って壁状に突出する爪部17が設けられてい
る。この爪部17は、切り溝14の凸状部15および凹状部16
の頂部を通過する位置に設けられ、テーパ面13の縮径方
向側に向けて拡径するように傾斜する案内傾斜面18を有
している。
周方向に沿って壁状に突出する爪部17が設けられてい
る。この爪部17は、切り溝14の凸状部15および凹状部16
の頂部を通過する位置に設けられ、テーパ面13の縮径方
向側に向けて拡径するように傾斜する案内傾斜面18を有
している。
【0018】一方、カップリングナット4は、継手本体
2と同材質の合成樹脂にて略円筒状に形成され、軸方向
の一端側の内周面には、継手本体2の連結管部6の雄ね
じ部11に螺合する雌ねじ部20が設けられている。さら
に、軸方向の他端側の内周面には、他端側の開口がグリ
ップリング3の縮径した状態における外径より径小とな
るようにラッパ状に他端側に向けて径小となる傾斜面21
が設けられている。また、外周面には、カップリングナ
ット4を回転させる滑り止めのためのリブ22が複数設け
られている。
2と同材質の合成樹脂にて略円筒状に形成され、軸方向
の一端側の内周面には、継手本体2の連結管部6の雄ね
じ部11に螺合する雌ねじ部20が設けられている。さら
に、軸方向の他端側の内周面には、他端側の開口がグリ
ップリング3の縮径した状態における外径より径小とな
るようにラッパ状に他端側に向けて径小となる傾斜面21
が設けられている。また、外周面には、カップリングナ
ット4を回転させる滑り止めのためのリブ22が複数設け
られている。
【0019】次に、上記実施の一形態の管7を連結させ
る動作を説明する。
る動作を説明する。
【0020】あらかじめ継手本体2の両端部の段部10に
Oリング9を挿通孔5からそれぞれ装着し、さらにグリ
ップリング3のテーパ面13が設けられていない側の円筒
状の端部をOリング9を段部10に押し付けるように挿通
孔5からそれぞれ嵌挿する。一方、連結する管7にカッ
プリングナット4を管7の端部側にカップリングナット
4の雌ねじ部20側の端部が向くように嵌挿しておく。
Oリング9を挿通孔5からそれぞれ装着し、さらにグリ
ップリング3のテーパ面13が設けられていない側の円筒
状の端部をOリング9を段部10に押し付けるように挿通
孔5からそれぞれ嵌挿する。一方、連結する管7にカッ
プリングナット4を管7の端部側にカップリングナット
4の雌ねじ部20側の端部が向くように嵌挿しておく。
【0021】そして、カップリングナット4を挿通する
管7の端部を継手本体2の連結管部6の挿通孔5から露
出するグリップリング3の端部から挿入する。この管7
の挿入の際、管7の先端縁が爪部17の案内傾斜面18に案
内されて爪部17を乗り越えるように管7がグリップリン
グ3に嵌挿される。さらに、管7を挿入させると、管7
はOリング9に嵌合しさらに管7の先端が位置決めリブ
8に当接する。
管7の端部を継手本体2の連結管部6の挿通孔5から露
出するグリップリング3の端部から挿入する。この管7
の挿入の際、管7の先端縁が爪部17の案内傾斜面18に案
内されて爪部17を乗り越えるように管7がグリップリン
グ3に嵌挿される。さらに、管7を挿入させると、管7
はOリング9に嵌合しさらに管7の先端が位置決めリブ
8に当接する。
【0022】次に、カップリングナット4の雌ねじ部20
を連結管部6の雄ねじ部11に螺合させる。この螺合によ
り、カップリングナット4の傾斜面21が、グリップリン
グ3のテーパ面13および端部縁に当接してグリップリン
グ3が次第に締め付けられ、グリップリング3は曲率が
大きくなるように縮径し、爪部17が管7の外周面に食い
込むように圧着されて係止され、管7が管継手1に水密
に固定されて連結される。
を連結管部6の雄ねじ部11に螺合させる。この螺合によ
り、カップリングナット4の傾斜面21が、グリップリン
グ3のテーパ面13および端部縁に当接してグリップリン
グ3が次第に締め付けられ、グリップリング3は曲率が
大きくなるように縮径し、爪部17が管7の外周面に食い
込むように圧着されて係止され、管7が管継手1に水密
に固定されて連結される。
【0023】次に、上記実施の一形態の作用について説
明する。
明する。
【0024】まず、管径が規格より大きい場合には、管
7をグリップリング3に挿入する際、切り溝14の隙間を
開きグリップリング3を弾性に抗して拡径させつつ挿入
し、カップリングナット4を螺合してグリップリング3
を締め付け、爪部17を管7の外周面に食い込ませるよう
に圧着させ係止させて固定する。
7をグリップリング3に挿入する際、切り溝14の隙間を
開きグリップリング3を弾性に抗して拡径させつつ挿入
し、カップリングナット4を螺合してグリップリング3
を締め付け、爪部17を管7の外周面に食い込ませるよう
に圧着させ係止させて固定する。
【0025】また、管径が規格より小さい場合には、グ
リップリング3に挿入後、カップリングナット4を螺合
してグリップリング3を締め付けて弾性に抗して縮径さ
せ、グリップリング3を締め付けて、爪部17を管7の外
周面に食い込ませるように圧着させて係止させて固定す
る。
リップリング3に挿入後、カップリングナット4を螺合
してグリップリング3を締め付けて弾性に抗して縮径さ
せ、グリップリング3を締め付けて、爪部17を管7の外
周面に食い込ませるように圧着させて係止させて固定す
る。
【0026】上記実施の一形態によれば、弾性を有する
略円筒状のグリップリング3に軸方向に沿って両端縁に
亘る切り溝14を設けたため、連結や接続、分岐などを行
う管7の径が規格からはずれている場合でも、グリップ
リング3は弾性により縮径および拡径して管7を固定で
きるので、1つのグリップリング3で固定できる管径の
範囲が増大して、部品点数を減少でき、部品管理も容易
にできるとともに、連結や接続、分岐の作業の際、用意
する部品点数を減少でき、施工性を向上できる。
略円筒状のグリップリング3に軸方向に沿って両端縁に
亘る切り溝14を設けたため、連結や接続、分岐などを行
う管7の径が規格からはずれている場合でも、グリップ
リング3は弾性により縮径および拡径して管7を固定で
きるので、1つのグリップリング3で固定できる管径の
範囲が増大して、部品点数を減少でき、部品管理も容易
にできるとともに、連結や接続、分岐の作業の際、用意
する部品点数を減少でき、施工性を向上できる。
【0027】さらに、両端縁に亘る切り溝14により、カ
ップリングナット4にて締め付けられると、この締め付
けによるグリップリング3の外周面接線方向に力が掛か
り、曲率が大きくなるように全体的に縮径し、内周面が
管7の外周面に沿うように縮径するため、内周面に設け
た全部の爪部17を全体的に管7の外周面に圧着でき、管
7の固定強度を向上できる一方、この固定強度の向上分
をカップリングナット4の螺着強度の低減を図ることが
でき、小さい力でも強固に管7を固定でき、管7の連結
や接続、分岐などの作業が容易にできる。
ップリングナット4にて締め付けられると、この締め付
けによるグリップリング3の外周面接線方向に力が掛か
り、曲率が大きくなるように全体的に縮径し、内周面が
管7の外周面に沿うように縮径するため、内周面に設け
た全部の爪部17を全体的に管7の外周面に圧着でき、管
7の固定強度を向上できる一方、この固定強度の向上分
をカップリングナット4の螺着強度の低減を図ることが
でき、小さい力でも強固に管7を固定でき、管7の連結
や接続、分岐などの作業が容易にできる。
【0028】また、切り溝14を凸状部15および凹状部16
が交互に位置する略波状に形成して、対向する切り溝14
の縁の凸状部15の頂部が軸方向で重なり合うように形成
したため、切り溝14の部分でねじれの発生を抑制できる
とともに、固定する管径の許容範囲をさらに増大でき
る。さらに、グリップリング3が最小径に縮径状態とな
った際に、切り溝14を対向する凸状部15および凹状部16
の頂部が若干隙間を生じるように形成したため、切り溝
14の凸状部15および凹状部16の頂部以外の部分で当接す
るため、接線方向に働く締め付ける力を分散でき、締め
付け過ぎによるグリップリング3の損傷を防止できる。
が交互に位置する略波状に形成して、対向する切り溝14
の縁の凸状部15の頂部が軸方向で重なり合うように形成
したため、切り溝14の部分でねじれの発生を抑制できる
とともに、固定する管径の許容範囲をさらに増大でき
る。さらに、グリップリング3が最小径に縮径状態とな
った際に、切り溝14を対向する凸状部15および凹状部16
の頂部が若干隙間を生じるように形成したため、切り溝
14の凸状部15および凹状部16の頂部以外の部分で当接す
るため、接線方向に働く締め付ける力を分散でき、締め
付け過ぎによるグリップリング3の損傷を防止できる。
【0029】そして、拡径および縮径可能であるため、
型の構造が簡略化し、脱型も容易にでき、製造性を向上
できる。
型の構造が簡略化し、脱型も容易にでき、製造性を向上
できる。
【0030】次に、本発明の管継手の他の実施の形態を
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0031】図6に示す実施の形態は、図1ないし図5
に示す実施の形態において、Oリング9の代わりにパッ
キング25を設けたものである。
に示す実施の形態において、Oリング9の代わりにパッ
キング25を設けたものである。
【0032】すなわち、継手本体2の段部26は、内径が
挿入される管7の外径より径小となるように内方に突出
するように形成され、管7は挿入側の端部が段部26に当
接してこの段部26より嵌挿されないようになっている。
挿入される管7の外径より径小となるように内方に突出
するように形成され、管7は挿入側の端部が段部26に当
接してこの段部26より嵌挿されないようになっている。
【0033】また、パッキング25は、内径が管7の内径
と略同径の環状に形成され、軸方向の一端は平面状に形
成され、軸方向の他端外周縁は円弧状に切欠部27が切り
欠き形成されている。そして、パッキング25は、この切
欠部27が形成された側が段部26に当接するように継手本
体2の内周に装着されている。
と略同径の環状に形成され、軸方向の一端は平面状に形
成され、軸方向の他端外周縁は円弧状に切欠部27が切り
欠き形成されている。そして、パッキング25は、この切
欠部27が形成された側が段部26に当接するように継手本
体2の内周に装着されている。
【0034】そして、管7を連結させる際には、継手本
体2の連結管部6の挿通孔5からパッキング25を挿入
し、継手本体2の段部26にパッキング25の軸方向の端部
を当接させてパッキング25を継手本体2内に装着する。
次に、継手本体2の連結管部6の挿通孔5からグリップ
リング3の外径の大きい側を嵌挿してパッキング25の端
面にグリップリング3の径大側の端部を当接させてグリ
ップリング3を継手本体2内に装着する。
体2の連結管部6の挿通孔5からパッキング25を挿入
し、継手本体2の段部26にパッキング25の軸方向の端部
を当接させてパッキング25を継手本体2内に装着する。
次に、継手本体2の連結管部6の挿通孔5からグリップ
リング3の外径の大きい側を嵌挿してパッキング25の端
面にグリップリング3の径大側の端部を当接させてグリ
ップリング3を継手本体2内に装着する。
【0035】この後、図1ないし図5に示す実施の形態
と同様に、あらかじめカップリングナット4を嵌挿した
管7を、この管7の端部がパッキング25のグリップリン
グ3の径大側の端部が当接する端面に当接するまでグリ
ップリング3に嵌挿し、カップリングナット4の雌ねじ
部20を連結管部6の雄ねじ部11に螺合する。このカップ
リングナット4の螺合により、図1ないし図5に示す実
施の形態と同様に、カップリングナット4の傾斜面21
が、グリップリング3のテーパ面13および端部縁に当接
してグリップリング3が次第に締め付けられ、グリップ
リング3は曲率が大きくなるように縮径し、爪部17が管
7の外周面に食い込むように圧着されて管7が係止され
るとともに、グリップリング3のテーパ面13にてカップ
リングナット4の締め付けによりグリップリング3およ
びこのグリップリング3が圧着する管7がさらに継手本
体2に嵌挿するように移動し、グリップリング3および
管7の端部がパッキング25を弾性に抗して潰すように変
形させてパッキング25の端面に圧着され、管7が管継手
1に水密に固定されて連結される。
と同様に、あらかじめカップリングナット4を嵌挿した
管7を、この管7の端部がパッキング25のグリップリン
グ3の径大側の端部が当接する端面に当接するまでグリ
ップリング3に嵌挿し、カップリングナット4の雌ねじ
部20を連結管部6の雄ねじ部11に螺合する。このカップ
リングナット4の螺合により、図1ないし図5に示す実
施の形態と同様に、カップリングナット4の傾斜面21
が、グリップリング3のテーパ面13および端部縁に当接
してグリップリング3が次第に締め付けられ、グリップ
リング3は曲率が大きくなるように縮径し、爪部17が管
7の外周面に食い込むように圧着されて管7が係止され
るとともに、グリップリング3のテーパ面13にてカップ
リングナット4の締め付けによりグリップリング3およ
びこのグリップリング3が圧着する管7がさらに継手本
体2に嵌挿するように移動し、グリップリング3および
管7の端部がパッキング25を弾性に抗して潰すように変
形させてパッキング25の端面に圧着され、管7が管継手
1に水密に固定されて連結される。
【0036】この構成によれば、図1ないし図5に示す
Oリング9を用いる管継手1では、Oリング9に管7を
嵌挿する際に、管7とOリング9との摩擦により嵌挿が
容易ではなく、管7の嵌挿性を向上するために管7の端
部の外周縁を面取りする加工が必要となるが、上記図6
に示すパッキング25を用いてこのパッキング25の端面に
管7の端面を圧着させる構成によれば、管7を加工せず
とも容易に管7を嵌挿でき、管7の継手作業が容易にで
きる。
Oリング9を用いる管継手1では、Oリング9に管7を
嵌挿する際に、管7とOリング9との摩擦により嵌挿が
容易ではなく、管7の嵌挿性を向上するために管7の端
部の外周縁を面取りする加工が必要となるが、上記図6
に示すパッキング25を用いてこのパッキング25の端面に
管7の端面を圧着させる構成によれば、管7を加工せず
とも容易に管7を嵌挿でき、管7の継手作業が容易にで
きる。
【0037】なお、図6に示す実施の形態において、パ
ッキング25に切欠部27を設けて説明したが、この切欠部
27を設けなくてもできる。なお、切欠部27により、段部
26の角部とパッキング25との間に隙間が形成されるの
で、この隙間がパッキング25の弾性変形の際の逃げ部と
なって、パッキング25が損傷することなく弾性変形され
る管継手1の軸方向の寸法範囲を広く採ることができ
る。
ッキング25に切欠部27を設けて説明したが、この切欠部
27を設けなくてもできる。なお、切欠部27により、段部
26の角部とパッキング25との間に隙間が形成されるの
で、この隙間がパッキング25の弾性変形の際の逃げ部と
なって、パッキング25が損傷することなく弾性変形され
る管継手1の軸方向の寸法範囲を広く採ることができ
る。
【0038】また、図7に示すように、パッキング25の
切欠部27が設けられた側の端面に、さらに断面半円状の
環状溝部28を設けてもできる。この環状溝部28により、
さらにパッキング25を無理なく弾性変形でき、簡単な構
造でさらなる水密性を向上できる。
切欠部27が設けられた側の端面に、さらに断面半円状の
環状溝部28を設けてもできる。この環状溝部28により、
さらにパッキング25を無理なく弾性変形でき、簡単な構
造でさらなる水密性を向上できる。
【0039】なお、上記図1ないし図5に示す実施の形
態、図6に示す実施の形態、および、図7に示す実施の
形態において、切り溝14を凸状部15および凹状部16の頂
部が円弧状の波状に形成して説明したが、図8に示すよ
うにコ字状に形成したり、ぎざぎざ状に形成したり、図
9に示すようにコ字状とぎざぎざ状とを組み合わせるな
ど、いずれの波形状にすることができ、また軸方向に沿
って直線状に形成してもできる。
態、図6に示す実施の形態、および、図7に示す実施の
形態において、切り溝14を凸状部15および凹状部16の頂
部が円弧状の波状に形成して説明したが、図8に示すよ
うにコ字状に形成したり、ぎざぎざ状に形成したり、図
9に示すようにコ字状とぎざぎざ状とを組み合わせるな
ど、いずれの波形状にすることができ、また軸方向に沿
って直線状に形成してもできる。
【0040】また、爪部17は、図10に示すように千鳥
状に点在させて形成したり、図11および図12に示す
ようにスパイラル状に形成してもできる。そして、この
図11および図12に示す実施の形態によれば、管7を
グリップリング3の内周に容易に嵌挿できる。
状に点在させて形成したり、図11および図12に示す
ようにスパイラル状に形成してもできる。そして、この
図11および図12に示す実施の形態によれば、管7を
グリップリング3の内周に容易に嵌挿できる。
【0041】さらに、グリップリング3に、図13およ
び図14に示すように、略軸方向に沿って一部を切り欠
いた溝状部30を設けたり、略軸方向に沿って薄肉状に切
り欠いた溝凹部31を溝状に設け、これら溝状部30による
グリップリング3の軸方向の長さ寸法が短くなる部分お
よび溝凹部31によるグリップリング3の肉薄部分をヒン
ジ部32として構成してもできる。さらには、図15およ
び図16にも示すように、ヒンジ部32に溝凹部31を設け
てさらにヒンジ部32を肉薄に形成してもできる。これら
の構成により、グリップリング3の拡径および縮径の際
の弾性変形が、ヒンジ部32によりこのヒンジ部32を中心
に切り溝14の間隔寸法を広げたり縮める弾性変形が主体
となり、グリップリング3の拡径および縮径を容易にで
き、作業性を向上できる。なお、溝状部30および溝凹部
31は、軸方向に対して若干傾斜した方向や切り溝14のよ
うに若干波形状にするなどしてもよい。
び図14に示すように、略軸方向に沿って一部を切り欠
いた溝状部30を設けたり、略軸方向に沿って薄肉状に切
り欠いた溝凹部31を溝状に設け、これら溝状部30による
グリップリング3の軸方向の長さ寸法が短くなる部分お
よび溝凹部31によるグリップリング3の肉薄部分をヒン
ジ部32として構成してもできる。さらには、図15およ
び図16にも示すように、ヒンジ部32に溝凹部31を設け
てさらにヒンジ部32を肉薄に形成してもできる。これら
の構成により、グリップリング3の拡径および縮径の際
の弾性変形が、ヒンジ部32によりこのヒンジ部32を中心
に切り溝14の間隔寸法を広げたり縮める弾性変形が主体
となり、グリップリング3の拡径および縮径を容易にで
き、作業性を向上できる。なお、溝状部30および溝凹部
31は、軸方向に対して若干傾斜した方向や切り溝14のよ
うに若干波形状にするなどしてもよい。
【0042】また、グリップリング3の外周面に、図1
3および図14に示す実施の形態、および、図15およ
び図16に示す実施の形態のように、外方に環状に突出
し継手本体2の端部とカップリングナット4の内周面と
の間に挟持され、グリップリング3を位置決めするリン
グ部34を設けてもよい。
3および図14に示す実施の形態、および、図15およ
び図16に示す実施の形態のように、外方に環状に突出
し継手本体2の端部とカップリングナット4の内周面と
の間に挟持され、グリップリング3を位置決めするリン
グ部34を設けてもよい。
【0043】なお、図6に示す実施の形態、図7に示す
実施の形態、図13および図14に示す実施の形態、お
よび、図15および図16に示す実施の形態に示すよう
に、管7の端部がパッキング25の端面に当接する場合、
特に溝状部30および溝凹部31を設けたグリップリング3
を用いる場合には、図17に示すように、パッキング25
の端面にグリップリング3の外径の大きい側の端部を当
接させないように、例えばグリップリング3の軸方向の
長さ寸法を設定したり、図15および図16に示すよう
に、リング部34を設けてパッキング25への移動を規制し
たりするなどが好ましい。すなわち、グリップリング3
の径大側の端面を当接させ、この当接による圧着力が管
7の端面が当接することによるパッキング25との圧着力
より大きく、パッキング25と管7の端面との圧着が不十
分となった場合、管7を流れる流体の圧力によりパッキ
ング25と管7との間から漏れ出る流体が切り溝14や溝状
部30および溝凹部31を介して漏れ出るおそれがある。こ
のため、パッキング25と管7の端面との確実な圧着が得
られるように、グリップリング3がパッキング25の端面
に当接させないことが好ましい。
実施の形態、図13および図14に示す実施の形態、お
よび、図15および図16に示す実施の形態に示すよう
に、管7の端部がパッキング25の端面に当接する場合、
特に溝状部30および溝凹部31を設けたグリップリング3
を用いる場合には、図17に示すように、パッキング25
の端面にグリップリング3の外径の大きい側の端部を当
接させないように、例えばグリップリング3の軸方向の
長さ寸法を設定したり、図15および図16に示すよう
に、リング部34を設けてパッキング25への移動を規制し
たりするなどが好ましい。すなわち、グリップリング3
の径大側の端面を当接させ、この当接による圧着力が管
7の端面が当接することによるパッキング25との圧着力
より大きく、パッキング25と管7の端面との圧着が不十
分となった場合、管7を流れる流体の圧力によりパッキ
ング25と管7との間から漏れ出る流体が切り溝14や溝状
部30および溝凹部31を介して漏れ出るおそれがある。こ
のため、パッキング25と管7の端面との確実な圧着が得
られるように、グリップリング3がパッキング25の端面
に当接させないことが好ましい。
【0044】一方、継手本体2として両端部に連結管部
6,6を同軸上に設けた略円筒状に形成して説明した
が、L字状のもの、連結管部6が3方に突設されたT字
状のものなど複数の連結管部6,6を有するもの、連結
管部6の挿通孔5の径がそれぞれ異なるもの、一端側に
タンクなどの流通口の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部が設
けられて他端側に連結管部6を設けタンクから管7を分
岐させるためのものなど、気体、液体、粉粒体などの流
体が流過するいずれの管7を接続、分岐、連結などをす
るためのいずれの構造のものでもできる。
6,6を同軸上に設けた略円筒状に形成して説明した
が、L字状のもの、連結管部6が3方に突設されたT字
状のものなど複数の連結管部6,6を有するもの、連結
管部6の挿通孔5の径がそれぞれ異なるもの、一端側に
タンクなどの流通口の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部が設
けられて他端側に連結管部6を設けタンクから管7を分
岐させるためのものなど、気体、液体、粉粒体などの流
体が流過するいずれの管7を接続、分岐、連結などをす
るためのいずれの構造のものでもできる。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の管継手用のグリップリン
グによれば、切り溝を両端縁に亘って連続して設けたた
め、拡径および縮径でき、固定する管径の許容範囲を増
大できるとともに、拡径および縮径の際には内周面が挿
入される管の外周面に沿って軸方向の全域で曲率が大小
するため、内周面に設けた爪部の全体を管の外周面に圧
着でき、管の固定強度を増大できる。
グによれば、切り溝を両端縁に亘って連続して設けたた
め、拡径および縮径でき、固定する管径の許容範囲を増
大できるとともに、拡径および縮径の際には内周面が挿
入される管の外周面に沿って軸方向の全域で曲率が大小
するため、内周面に設けた爪部の全体を管の外周面に圧
着でき、管の固定強度を増大できる。
【0046】請求項2記載の管継手用のグリップリング
によれば、請求項1記載の管継手用のグリップリングに
加え、切り溝を周方向に凸状部および凹状部を交互に有
し、交互に位置する凸状部が軸方向に重なり合わせて略
波状に形成したため、切り溝の部分でねじれの発生を抑
制でき、固定する管径の許容範囲をさらに増大できる。
によれば、請求項1記載の管継手用のグリップリングに
加え、切り溝を周方向に凸状部および凹状部を交互に有
し、交互に位置する凸状部が軸方向に重なり合わせて略
波状に形成したため、切り溝の部分でねじれの発生を抑
制でき、固定する管径の許容範囲をさらに増大できる。
【0047】請求項3記載の管継手用のグリップリング
によれば、請求項1または2記載の管継手用のグリップ
リングに加え、略軸方向に沿って薄肉状に溝凹部を設け
たため、溝凹部により肉薄部分がヒンジ状に作用して、
拡径および縮径の際の弾性変形が容易にでき、作業性を
向上できる。
によれば、請求項1または2記載の管継手用のグリップ
リングに加え、略軸方向に沿って薄肉状に溝凹部を設け
たため、溝凹部により肉薄部分がヒンジ状に作用して、
拡径および縮径の際の弾性変形が容易にでき、作業性を
向上できる。
【0048】請求項4記載の管継手用のグリップリング
によれば、請求項1ないし3いずれか記載の管継手用の
グリップリングに加え、略軸方向に沿って一部が切り欠
かれた溝状部を設けたため、溝状部にて軸方向の長さ寸
法が短くなる部分がヒンジ状に作用して、拡径および縮
径の際の弾性変形が容易にでき、作業性を向上できる。
によれば、請求項1ないし3いずれか記載の管継手用の
グリップリングに加え、略軸方向に沿って一部が切り欠
かれた溝状部を設けたため、溝状部にて軸方向の長さ寸
法が短くなる部分がヒンジ状に作用して、拡径および縮
径の際の弾性変形が容易にでき、作業性を向上できる。
【0049】請求項5記載の管継手によれば、継手本体
の連結管部の挿通孔に、請求項1ないし4いずれか記載
の管継手用のグリップリングの外径が大きい側を嵌挿
し、管を連結管部の挿通孔から露出するグリップリング
に嵌挿し、あらかじめ管に嵌挿しておいたカップリング
ナットを連結管部に螺合して、カップリングナットの傾
斜面にてグリップリングを弾性に抗して締め付けて縮径
させて内周面の爪部を管の外周面に圧着させて管を固定
するので、グリップリングの外周面の接線方向へ働く締
め付け力により管の固定が小さい力で強固に固定できる
とともに、1つのグリップリングで固定できる管径範囲
を増大でき、部品点数を減少でき、部品管理も容易にで
き、施工性を向上できる。
の連結管部の挿通孔に、請求項1ないし4いずれか記載
の管継手用のグリップリングの外径が大きい側を嵌挿
し、管を連結管部の挿通孔から露出するグリップリング
に嵌挿し、あらかじめ管に嵌挿しておいたカップリング
ナットを連結管部に螺合して、カップリングナットの傾
斜面にてグリップリングを弾性に抗して締め付けて縮径
させて内周面の爪部を管の外周面に圧着させて管を固定
するので、グリップリングの外周面の接線方向へ働く締
め付け力により管の固定が小さい力で強固に固定できる
とともに、1つのグリップリングで固定できる管径範囲
を増大でき、部品点数を減少でき、部品管理も容易にで
き、施工性を向上できる。
【0050】請求項6記載の管継手によれば、請求項5
記載の管継手に加え、継手本体の内周面に管の外径より
径小の段部を内方に向けて突出形成させ、この段部に端
部に管の挿入側の端部が当接する環状のパッキングを装
着するため、カップリングナットを螺合してグリップリ
ングを縮径させることにより、グリップリングのテーパ
面にて管がさらに継手本体に嵌挿するように移動し、管
の端部がパッキングを弾性変形させて端面に圧着するの
で、水密が容易に得られる。
記載の管継手に加え、継手本体の内周面に管の外径より
径小の段部を内方に向けて突出形成させ、この段部に端
部に管の挿入側の端部が当接する環状のパッキングを装
着するため、カップリングナットを螺合してグリップリ
ングを縮径させることにより、グリップリングのテーパ
面にて管がさらに継手本体に嵌挿するように移動し、管
の端部がパッキングを弾性変形させて端面に圧着するの
で、水密が容易に得られる。
【図1】本発明の管継手の実施の一形態を示す一部を切
り欠いた側面図である。
り欠いた側面図である。
【図2】同上斜視図である。
【図3】同上グリップリングを示す側面図である。
【図4】同上断面図である。
【図5】同上グリップリングを縮径させた状態を示す側
面図である。
面図である。
【図6】本発明の管継手の他の実施の形態を示す一部を
切り欠いた側面図である。
切り欠いた側面図である。
【図7】本発明の管継手のさらに他の実施の形態を示す
一部を切り欠いた側面図である。
一部を切り欠いた側面図である。
【図8】本発明の管継手のさらに他の実施の形態のグリ
ップリングを示す側面図である。
ップリングを示す側面図である。
【図9】本発明の管継手のさらに他の実施の形態のグリ
ップリングを示す側面図である。
ップリングを示す側面図である。
【図10】本発明の管継手のさらに他の実施の形態のグ
リップリングを示す断面図である。
リップリングを示す断面図である。
【図11】本発明の管継手のさらに他の実施の形態のグ
リップリングを示す平面図である。
リップリングを示す平面図である。
【図12】同上断面図である。
【図13】本発明の管継手のさらに他の実施の形態のグ
リップリングを示す平面図である。
リップリングを示す平面図である。
【図14】同上断面図である。
【図15】本発明の管継手のさらに他の実施の形態のグ
リップリングを示す平面図である。
リップリングを示す平面図である。
【図16】同上断面図である。
【図17】本発明の管継手のさらに他の実施の形態を示
す一部を切り欠いた側面図である。
す一部を切り欠いた側面図である。
【図18】従来例の管継手を示す一部を切り欠いた側面
図である。
図である。
1 管継手 2 継手本体 3 グリップリング 4 カップリングナット 5 挿通孔 6 連結管部 7 管 11 雄ねじ部 13 テーパ面 14 切り溝 15 凸状部 16 凹状部 17 爪部 20 雌ねじ部 21 傾斜面 25 パッキング 26 段部 30 溝状部 31 溝凹部
Claims (6)
- 【請求項1】 弾性を有して略円筒状に形成され、この
略円筒状の内周面に管の外周面に当接する爪部が設けら
れ外周面に前記管が挿入される側の端部に向けて外径が
小さくなるテーパ面を有し拡径および縮径可能に両端縁
に亘って連続して切り溝を切り欠き形成したことを特徴
とする管継手用のグリップリング。 - 【請求項2】 切り溝は、周方向に凸状部および凹状部
を交互に有した略波状に形成され、交互に位置する凸状
部が軸方向に重なり合うことを特徴とする請求項1記載
の管継手用のグリップリング。 - 【請求項3】 略軸方向に沿って薄肉状の溝凹部が設け
られたことを特徴とする請求項1または2記載の管継手
用のグリップリング。 - 【請求項4】 略軸方向に沿って一部が切り欠かれた溝
状部が設けられたことを特徴とする請求項1ないし3い
ずれか記載の管継手用のグリップリング。 - 【請求項5】 請求項1ないし4いずれか記載の管継手
用のグリップリングと、 管を挿通する挿通孔を開口し前記グリップリングの外径
の大きい側が嵌挿される外周面に雄ねじ部を設けた略円
筒状の連結管部を備えた継手本体と、 一端側の内周面に前記連結管部の前記雄ねじに螺合する
雌ねじ部が設けられ、他端側の内周面に他端側に向けて
内径が小さくなり前記雄ねじ部に前記雌ねじ部を螺合さ
せることにより前記グリップリングの外径の小さい側が
締め込まれて前記グリップリングを縮径させる傾斜面を
設けた略円筒状のカップリングナットとを具備したこと
を特徴とする管継手。 - 【請求項6】 継手本体は、内周面に設けられ内方に向
けて突出し内径が管の外径より径小の段部と、 この段部に軸方向の一端面が当接されて装着され軸方向
の他端面に前記管の挿入側の端部が当接される環状のパ
ッキングとを具備したことを特徴とする請求項5記載の
管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4650496A JPH09189385A (ja) | 1995-09-28 | 1996-03-04 | 管継手および管継手用のグリップリング |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25076495 | 1995-09-28 | ||
| JP7-250764 | 1995-11-07 | ||
| JP28891895 | 1995-11-07 | ||
| JP7-288918 | 1995-11-07 | ||
| JP4650496A JPH09189385A (ja) | 1995-09-28 | 1996-03-04 | 管継手および管継手用のグリップリング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09189385A true JPH09189385A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=27292623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4650496A Pending JPH09189385A (ja) | 1995-09-28 | 1996-03-04 | 管継手および管継手用のグリップリング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09189385A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100515135B1 (ko) * | 2002-11-13 | 2005-09-14 | 태광농자재주식회사 | 용수 연결부재에 연질수지관의 밀봉 결합구조 |
| CN112576825A (zh) * | 2019-09-30 | 2021-03-30 | Smc 株式会社 | 管接头用螺母、管接头、流体压力设备及流体控制系统、螺母旋转用夹具及螺旋旋转方法 |
-
1996
- 1996-03-04 JP JP4650496A patent/JPH09189385A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100515135B1 (ko) * | 2002-11-13 | 2005-09-14 | 태광농자재주식회사 | 용수 연결부재에 연질수지관의 밀봉 결합구조 |
| CN112576825A (zh) * | 2019-09-30 | 2021-03-30 | Smc 株式会社 | 管接头用螺母、管接头、流体压力设备及流体控制系统、螺母旋转用夹具及螺旋旋转方法 |
| CN112576825B (zh) * | 2019-09-30 | 2024-04-26 | Smc株式会社 | 管接头用螺母、管接头、流体压力设备及流体控制系统、螺母旋转用夹具及螺旋旋转方法 |
| US12553553B2 (en) | 2019-09-30 | 2026-02-17 | Smc Corporation | Nut turning tool and fitting nut turning method |
| US12565953B2 (en) | 2019-09-30 | 2026-03-03 | Smc Corporation | Fitting nut, fitting, fluid pressure device, and fluid control system |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040121 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |