JPH09189831A - 光ファイバケーブル - Google Patents

光ファイバケーブル

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JPH09189831A
JPH09189831A JP8349574A JP34957496A JPH09189831A JP H09189831 A JPH09189831 A JP H09189831A JP 8349574 A JP8349574 A JP 8349574A JP 34957496 A JP34957496 A JP 34957496A JP H09189831 A JPH09189831 A JP H09189831A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頑強なケーブル要素を含む光ファイバケーブ
ルとこのケーブルの製造システムを提供する。 【解決手段】 本発明の第1実施例の光ファイバケーブ
ルは、1つ又は複数の光ファイバケーブル要素を有す
る。本発明の一実施例においては、各ケーブル要素は、
複数のバッファ付き光ファイバケーブルにより包囲され
接触する中央アラミドヤーン細長部材を含む。本発明の
第2の実施例においては、前記ケーブル要素は、複数の
バッファ付き光ファイバと、このバッファ付き光ファイ
バを包囲し、接触するアラミドヤーンとを含む。プラス
チックジャケットがケーブル要素内のアラミドヤーンを
包囲し接触する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の光ファイバ
ケーブル要素を有する光ファイバケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】各光ファイバケーブル要素は、ビルの立
ち上げケーブルのような多くの応用分野において、スタ
ンドアローンケーブルとして充分に頑強である。各光フ
ァイバケーブル要素は、数個(好ましくは6本あるいは
12本)の光ファイバケーブルを有し、いくつかのケー
ブル要素が光ファイバケーブル内に組み立てられると、
光ファイバケーブルは数多くの光ファイバを有するよう
になる。
【0003】図1は、従来技術に係る光ファイバケーブ
ル1の断面図である。従来技術に係る光ファイバケーブ
ル1は、数個にグループ分けされた光ファイバユニット
2を有する。各光ファイバユニット2は中央ファイバガ
ラスロッド3を有し、その中央ファイバガラスロッド3
の周囲にアラミドヤーン5に埋設された数個のバッファ
付き光ファイバ4が配置されている。光ファイバユニッ
ト2を互いに区別するために、光ファイバユニット2を
識別できる色付きの結合テープ6をアラミドヤーン5の
周囲に緩く巻回している。この結合テープ6は、着色繊
維リボンあるいは光ファイバユニット2の周囲に螺旋状
に巻回された熱可塑性テープである。
【0004】Mylar(登録商標)製ラッピングテープ7
が結合テープ6の周囲に巻回され、中央ファイバガラス
ロッド3とバッファ付き光ファイバ4とアラミドヤーン
5と結合テープ6をそれぞれの光ファイバユニット2の
中に保持している。数個の光ファイバユニット2は、一
体になって螺旋状に巻回され、リップコード8とMylar
(登録商標)製ラッピングテープ9により束ねられる。
そしてこのMylar (登録商標)製ラッピングテープ9
は、光ファイバユニット2とリップコード8を一体に保
持する。プラスチックジャケット10が、Mylar (登録
商標)製ラッピングテープ9を包囲し、従来技術に係る
光ファイバケーブル1の外側を形成する。
【0005】この従来技術に係る光ファイバケーブル1
には、いくつか欠点がある。例えば、バッファ付き光フ
ァイバ4を光ファイバユニット2から分離する際には、
中央ファイバガラスロッド3が露出してしまう。中央フ
ァイバガラスロッド3により、光ファイバのスプライス
のような作業がじゃまされるだけでなく、中央ファイバ
ガラスロッド3は、従来技術に係る光ファイバケーブル
1を設置したりサービスしたりする作業員に対し、危険
を与えてしまう。例えば、中央ファイバガラスロッド3
でもって手あるいは腕を傷つけてしまう。このような危
険性は、バッファ付き光ファイバ4を光ファイバユニッ
ト2から取り出す際に中央ファイバガラスロッド3が破
損してしまう時には特に危険である。
【0006】その理由は、中央ファイバガラスロッド3
の破損した端部は、極めてシャープだからである。さら
にまた従来技術に係る光ファイバケーブル1と遠隔地と
の間の光学信号伝送を行おうとするためには、バッファ
付き光ファイバ4は、特定の応用に適した大きさの一般
的には小さな寸法のケーブルの光ファイバにスプライス
しなければならないからである。このようなスプライス
作業は、困難なために単純で効果的な技術を用いて、ケ
ーブルから遠隔地までバッファ付きの光ファイバケーブ
ルを走らすことが望ましい。
【0007】さらにまた従来技術に係る光ファイバケー
ブル1の実施例の場合、着色した結合テープ6は、螺旋
状に巻回されるためにこの結合テープ6は、結合テープ
6が冷却するにつれて光ファイバユニット2に密着し、
そしてバッファ付き光ファイバ4がこの密着した結合テ
ープ6により損傷されることがあるからである。さらに
また結合テープ6が従来技術に係る光ファイバケーブル
1の他の実施例で用いられるように、光ファイバユニッ
ト2の周囲に緩く巻回される繊維リボン材料製の場合に
は、結合テープ6は、Mylar (登録商標)製ラッピング
テープ9とプラスチックジャケット10が従来技術に係
る光ファイバケーブル1から取り外された場合には、光
ファイバユニット2から巻き戻されてしまう傾向があ
る。
【0008】さらに結合テープ6のリボンは、光ファイ
バユニット2を互いに区別するためには、その使用が制
限されてしまう。さらに従来技術に係る光ファイバケー
ブル1の別の欠点としては、アラミドヤーン5は、細い
デニールで静電気に対し極めて弱く、その結果見づらく
なり、そして光ファイバユニット2および/またはバッ
ファ付き光ファイバ4の取扱いが難しくなる。さらに従
来技術に係る光ファイバケーブル1の光ファイバユニッ
ト2は、光ファイバユニット2がプラスチックジャケッ
ト10から一旦取り出されてしまうと、余り保護されて
おらずそのため容易に破損し易い。さらにまた従来技術
に係る光ファイバケーブル1の光ファイバユニット2の
螺旋状の巻回は、従来技術に係る光ファイバケーブル1
を製造する際に高価な遊星フィード装置が必要となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、上記の欠点を解決した光ファイバケーブルを提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施例による
光ファイバケーブルは、少なくとも1つのそして好まし
くは複数の光ファイバケーブル要素を有する。本発明の
一実施例においては各ケーブル要素は、複数(好ましく
は6本)のバッファ付き光ファイバケーブルにより包囲
され接触する中央アラミドヤーン細長部材を含む。アラ
ミドヤーン層がバッファ付き光ファイバを包囲かつ接触
し、プラスチックジャケットがこのアラミドヤーン層を
包囲し接触する。このプラスチックジャケットは、ケー
ブル要素を区別する着色顔料で形成される。光ファイバ
ケーブルにおいては、1つあるいは複数のケーブル要素
が中央補強部材に接触し、そしてその周囲に可逆巻回装
置でもって巻回される。
【0011】本発明のメインケーブルは、またケーブル
要素に接触し包囲する外部ジャケットを有する。メイン
ケーブル内に使用されるケーブル要素の数が、補強部材
を包囲するのに必要なケーブル要素の数よりも少ない場
合には、1つあるいは複数のスペーサ、特に押し出しプ
ラスチックチューブがケーブル要素間に配置され、それ
によりメインケーブルが通常の均一の形状をし、そして
各ケーブル要素は、他のケーブル要素および/またはス
ペーサ,補強部材と外部ジャケットとの間に配置され、
固定される。メインケーブルを抜き出したり、あるいは
メインケーブルの柔軟性を増すために、滑石粉末のよう
な潤滑剤がケーブル要素と外部ジャケットの内側に塗布
され、ケーブル要素の外側と外部ジャケットの内側との
間の摩擦を最小にする。
【0012】本発明の第2の実施例においては、ケーブ
ル要素は、複数(好ましくは12本)のバッファ付き光
ファイバと、このバッファ付き光ファイバを包囲し、接
触するアラミドヤーンとを含む。プラスチックジャケッ
トがケーブル要素内のアラミドヤーンを包囲し接触す
る。これ以外の点は、第2の実施例のケーブルは、第1
の実施例のケーブルに類似している。
【0013】本発明の第1あるいは第2の実施例のケー
ブル要素は、スタンドアローンケーブルとして用いるの
に充分頑強である。このためケーブル要素は、メインケ
ーブルから抜き出され、メインケーブルを他の小径のケ
ーブルにスプライスするような困難な仕事をすることな
く、遠隔場所に配置することができる。さらにまたメイ
ンケーブルとケーブル要素とは、例えば立ち上げケーブ
ル,非ハロゲンケーブル,プレナム級ケーブルとして用
いられるような、様々な応用分野に向けて製造すること
ができる。さらにまたケーブル要素は、可逆に巻回され
た状態でもって補強部材上に巻回されるために、従来技
術で用いられたような高価な遊星ケーブルペイオフシス
テムは、本発明のケーブルを使用するのには必要ではな
い。
【0014】さらにまた本発明のメインケーブルは、ケ
ーブル要素あるいはスペーサの配置に際し、標準化で
き、そしてその寸法も標準化できる。そしてさらにまた
光ファイバケーブルの数は、様々な光ファイバの本数を
有するケーブル要素を選択することにより、およびメイ
ンケーブルからスペーサを取り出したり、あるいはスペ
ーサを余分に用いることにより、幅広く変えることがで
きる。そのため本発明のメインケーブルは、顧客の要求
を満たすために大幅な変更することなく、容易に修正で
きあるいは本発明のメインケーブルの製造装置を変更す
ることなく容易に変更できる。
【0015】本発明はまた光ファイバケーブルの製造シ
ステムでもある。実施例においては、本発明の製造シス
テムは、可逆巻回(reverse-oscillated lay(RO
L))装置を有し、この装置は、本発明の第1と第2の
実施例のケーブルのいずれかにより補強部材と少なくと
も1つのケーブル要素を有する。このROL装置は、ケ
ーブル要素がそれに沿って前進するパスに沿って間隔を
おいて配置された複数の開口板を有する。この開口板
は、ケーブル要素が通過するそれぞれの開口を有し、可
逆巻回状態でもってケーブル要素を補強部材の周囲に捻
るような位相関係でもって振動させながら回転する。こ
こで、「可逆巻回」とは、補強部材の周囲に交互の方向
に巻回されることを意味する。
【0016】言い換えるとケーブルの長さ方向に沿って
ケーブル要素は、補強部材の周囲にある方向に所定数の
巻回だけ、そして次に可逆に所定数の巻回だけ捻られて
交互の捻りがケーブルの長さ方向に沿って持続する。捻
られたケーブル要素が、出てくるROL装置の開口板
は、出口開口板と称する。この出口開口板からケーブル
要素と補強部材が、粉末滑石のような潤滑剤を含む塗布
装置内を通過する。この塗布装置内で潤滑剤がケーブル
要素の外側表面に塗布される。
【0017】ROL装置の出口開口板から出てきた捻ら
れたケーブル要素と、補強部材を受け入れる側の反対側
の塗布装置の側に、次段開口板が配置される。この次段
開口板は、進んでくるケーブル要素と補強部材を受け入
れる開口を有する。この次段開口板の開口は、出口開口
板の開口に対応し、そして次段開口板は、ケーブル要素
の可逆巻回状態を保持するために出口開口板と同位層で
振動しながら回転する。この次段開口板からケーブル要
素は、整形ダイへ進みこの整形ダイが、制限的開口を規
定し、この開口がケーブル要素を緊密にし、好ましくは
補強部材と接触するよう力を加える。
【0018】ケーブル要素上に外側ジャケットを押し出
すために、ケーブル要素が前進するにつれてケーブル要
素の可逆巻回状態を保持するために少なくとも一対のロ
ーラが整形ダイに隣接して配置される。このローラは、
対抗する外周凹状表面を有する。ローラ間をケーブル要
素が前進する。この凹状ローラ表面が、ケーブル要素を
包囲し、凹状ローラ表面とケーブル要素との間の摩擦
が、ケーブル要素の捻りが戻るのを阻止する。そしてさ
らに補強部材上のケーブル要素の可逆巻回状態の喪失を
阻止する。
【0019】本発明の製造システムは、ROL装置を有
するために従来必要とされた高価な遊星フィード装置
は、本発明のケーブルを製造するのには必要でなくな
る。さらにまたROL装置の出口開口板と同層に振動
(回転)する次段開口板を使用することにより、塗布装
置内で潤滑剤を塗布する間、ケーブル要素の捻れが戻る
のを阻止できる。さらにローラは、外側ジャケットがR
OL構成のケーブル要素を保持するのに押し出される前
に、ケーブル要素のROLの捻れが戻るのを阻止する。
【0020】
【発明の実施の形態】図2Aに光ファイバケーブル要素
11の断面図が示されている。光ファイバケーブル要素
11は、本発明により、メインケーブルを製造するのに
用いられる基本的ユニットである。光ファイバケーブル
要素11は、中央アラミドヤーン細長部材12を有す
る。この中央アラミドヤーン細長部材12は、4×21
60デニールの Kevlar (登録商標)からなる。当然他
の寸法および他の構成のアラミドヤーンも使用できる。
中央アラミドヤーン細長部材12の周囲にそしてそれに
接触して少なくとも一本のそしてこの実施例では6本の
バッファ付き光ファイバ13が配置されている。
【0021】各バッファ付き光ファイバ13は、バッフ
ァ層15により接触し包囲された光ファイバ14を有す
る。そしてこのバッファ層15は、例えばナイロン,ポ
リプロピレン,塩化ポリビニル(PVC)のようなプラ
スチック材料の層から形成される。好ましい実施例にお
いては、U.S.標準に適合する0.035インチ(0.8
89mm)あるいは日本の国の標準に適する0.020
インチ(0.508mm)である。当然のことながらバ
ッファ付き光ファイバ13の他の寸法も使用することが
できる。
【0022】バッファ付き光ファイバ13は、中央アラ
ミドヤーン細長部材12の軸方向に平行にバッファ付き
光ファイバ13の周囲に配置されている。しかし好まし
くはバッファ付き光ファイバ13は、中央アラミドヤー
ン細長部材12の周囲に螺旋状に巻回されるか、あるい
は可逆方向に巻回される。「可逆巻回状態」とは、バッ
ファ付き光ファイバ13が中央アラミドヤーン細長部材
12の軸方向に沿って交互の方向に巻回されることを意
味する。バッファ付き光ファイバ13を中央アラミドヤ
ーン細長部材12の周囲に螺旋状あるいは可逆方向に巻
回することにより、光ファイバケーブル要素11が曲げ
られたときにどのバッファ付き光ファイバ13も光ファ
イバ14に引っ張りあるいは圧縮を掛けることはない。
【0023】アラミドヤーン層16がバッファ付き光フ
ァイバ13の周囲に巻回される。好ましくは、アラミド
ヤーン層16は、8×2160デニールの Kevlar(登
録商標) から構成されるが、他のアラミドヤーンの本
数、あるいはデニール、あるいは組成は、他の組成も本
発明では用いることができる。アラミドヤーン層16の
アラミドヤーンストランドは、中央アラミドヤーン細長
部材12の軸にほぼ平行に配置されるか、あるいはバッ
ファ付き光ファイバ13の周囲に螺旋状に巻回されるか
あるいは可逆方向に巻回される。
【0024】このようにしてバッファ付き光ファイバ1
3は、一側面が中央アラミドヤーン細長部材12により
他の側面がアラミドヤーン層16により吸収がやわらげ
られる。このように構成することにより、バッファ付き
光ファイバ13の移動が自由になり、光ファイバケーブ
ル要素11の曲げを吸収できるようになり、そしてさら
にまた中央アラミドヤーン細長部材12とアラミドヤー
ン層16は、光ファイバケーブル要素11に衝撃がかか
ったり,損傷したり、裂け目が入るのを阻止することが
できるアラミド材料から形成される。
【0025】プラスチックジャケット17は、好ましく
はチューブ状をしており、そしてこのプラスチックジャ
ケット17がアラミドヤーン層16に接触し包囲する。
好ましくはプラスチックジャケット17は、PVCから
なり、その厚さは0.020インチ(0.508mm)
である。プラスチックジャケット17のこの2種類の厚
さが用いられる理由は、以下に説明する。光ファイバケ
ーブル要素11は、図2Aに示すように断面が環状であ
る。この光ファイバケーブル要素11は、その直径は小
さく好ましい直径は0.165インチ(4.191m
m)である。
【0026】この光ファイバケーブル要素11は、以下
に説明する従来のシステムを用いて製造できる。中央ア
ラミドヤーン細長部材12とバッファ付き光ファイバ1
3は、従来のペイオフシステムのそれぞれのスプールか
ら繰り出され、そしてアラミドヤーン層16は、フィー
ドシステム内のそれぞれのスプールからアラミドヤーン
より糸を引き抜き、そして前進してくるバッファ付き光
ファイバ13を包囲するアラミドヤーンより糸を直線的
に供給し、バッファ付き光ファイバの周囲にこのアラミ
ドヤーンより糸を巻き付けるか、あるいは前進してくる
バッファ付き光ファイバの周囲に、従来の装置を用い
て、アラミドヤーンより糸を螺旋方向に巻回するかのい
ずれかを行うことにより形成する。
【0027】中央アラミドヤーン細長部材12とバッフ
ァ付き光ファイバ13とアラミドヤーン層16とをその
後押し出しダイに供給して、中央アラミドヤーン細長部
材12とバッファ付き光ファイバ13とアラミドヤーン
層16の周囲にプラスチックジャケット17を連続的に
押し出して光ファイバケーブル要素11を形成する。図
2Bは、図2Aの光ファイバケーブル要素11の切断斜
視図である。この図2Bは、光ファイバケーブル要素1
1の三次元の形状を示す。
【0028】光ファイバケーブル要素11は、様々な光
ファイバケーブル20を構成するための基本的ユニット
である。図3Aは、本発明による光ファイバケーブル2
0の断面図である。この光ファイバケーブル20は、中
央補強部材21を有し、この中央補強部材21は光ファ
イバケーブル20をドラムに巻き付けたり、あるいはド
ラムから巻き戻したりするために曲げられる程度に、あ
るいは光ファイバケーブル20が所望の設置パスの湾曲
に沿って曲げられる程度に柔軟性があり、そして中央補
強部材21が光ファイバに損傷を与えることのある光フ
ァイバケーブル20の曲げ過ぎを阻止できるほど充分な
剛性を有する。
【0029】中央補強部材21は、その中心部にロッド
22を有し、このロッド22は、PVCからなる管状の
プラスチック層23によりカバーされたファイバガラス
のような材料製である。ロッド22はその直径が0.0
40インチ(1.016mm)のファイバガラスで、プ
ラスチック層23はその厚さが0.0625インチ
(1.5875mm)であり、そして中央補強部材21
はその直径が0.165インチ(4.191mm)であ
る。中央補強部材21は、管状の断面を有し、その直径
は光ファイバケーブル要素11の直径と同一あるいは類
似寸法である。
【0030】中央補強部材21の周囲に可逆反転層で複
数(好ましくは6本)の光ファイバケーブル要素11が
巻回されている。好ましくは中央補強部材21と光ファ
イバケーブル要素11はほぼ同一の直径を有し、その結
果光ファイバケーブル要素11が中央補強部材21の周
囲に巻回された時には、各光ファイバケーブル要素11
は隣接する光ファイバケーブル要素11と中央補強部材
21により接触し、かつ支持されあるいは少なくとも隣
接する光ファイバケーブル要素11と中央補強部材21
により適宜な量移動できる程度に閉じ込められる(規制
される)。中央補強部材21と光ファイバケーブル要素
11とは、外側ジャケット24により一体に保持され、
そして保護される。
【0031】この外側ジャケット24は、管状で例えば
PVCのようなプラスチック材料製である。外側ジャケ
ット24は、光ファイバケーブル要素11と中央補強部
材21とを包囲し、外側ジャケット24の内側表面と中
央補強部材21の外側表面との間の光ファイバケーブル
要素11の外側表面に発生する摩擦に起因して光ファイ
バケーブル要素11の可逆方向に巻回された状態を保持
できる程度に光ファイバケーブル要素11を保持する。
実際問題として光ファイバケーブル要素11の外側表面
上の外側ジャケット24の内側表面により発生する摩擦
は余りにも大きく、外側ジャケット24を光ファイバケ
ーブル要素11から剥離することができなくなる程度で
ある。
【0032】また、外側ジャケット24の内側表面と光
ファイバケーブル要素11の外側表面と中央補強部材2
1の外側表面との間の摩擦力は、外側ジャケット24と
光ファイバケーブル要素11と中央補強部材21とを光
ファイバケーブル20の軸方向に沿って、互いに動きを
阻止してしまうことにより光ファイバケーブル20の柔
軟性を失わしめてしまう。この摩擦に無くすために、粉
末滑石のような潤滑剤25が外側ジャケット24の内側
表面と中央補強部材21の外側表面とおよび/または中
央補強部材21の外側表面に塗布される。
【0033】光ファイバケーブル20は、光ファイバケ
ーブル20を取り扱うのを容易にするために、含まれる
光ファイバの本数に対し、相対的にコンパクトとなるよ
う製造する。例えば、光ファイバケーブル20の直径が
約0.558インチ(14.1732mm)の場合に
は、図3に示すようなケーブルの実施例においては、3
6本の光ファイバが収納できるようなコンパクトなサイ
ズとなる。
【0034】次に動作に付いて説明する。光ファイバケ
ーブル20は、従来の光ファイバケーブルと少なくとも
一部は、類似の方法で用いられる。製造後輸送用および
保管用に光ファイバケーブル20は、ドラムあるいはス
プールの周囲に巻回される。設置する際に、光ファイバ
ケーブル20は、ドラムあるいはスプールから巻き戻さ
れて、所望のルートに沿って配置される。例えば、光フ
ァイバケーブル20はビルディング内の通信ダクト内に
挿入され、配置される。光ファイバケーブル20の端部
にある光ファイバケーブル要素11の端部は、中央オフ
ィス,ネットワーク,コンピュータシステムを接続する
ためにそれぞれの通信結合装置あるいは他のケーブルに
接続される。
【0035】しかし、従来のケーブルとは異なり、光フ
ァイバケーブル20を設置する場合には、光ファイバケ
ーブル20の外側ジャケット24が取り除かれて、中央
補強部材21の余分の長さが切断され、そして光ファイ
バケーブル要素11を他の適切な寸法のケーブルにスプ
ライスすることなく、それぞれの場所に配置することが
できる。実際光ファイバケーブル要素11はそれ自身が
充分に頑強で、ベルコアテスト(Bellcore test) 仕様
TR−NWT−000409に適合するスタンドアロー
ンケーブルとして機能できる。
【0036】さらにまた、ある種のアプリケーションに
望ましい場合には、光ファイバケーブル20(即ちバッ
ファ層15,プラスチックジャケット17,プラスチッ
ク層23,外側ジャケット24)に用いられるプラスチ
ック材料は、低煙性のハロゲンPVCと、ポリビニルジ
エンフロライド(polyvinyl diene fluoride(PVD
F))製でプレナムケーブルに対しては、Underwriter'
s Laboratories, Inc.(UL)テスト仕様910を、そ
して立ち上げケーブルに対しては、ULテスト仕様16
66を満足する。
【0037】かくして、例えば光ファイバケーブル要素
11が立ち上げケーブルの場合には、光ファイバケーブ
ル20は、ビル内の床下を通り、そして光ファイバケー
ブル要素11を光ファイバケーブル20から剥ぎとり、
ビル内の床あるいは専用領域を走らせて、オフィスネッ
トワークコンピュータシステム通信設備として機能させ
る。従来技術で必要とされた光ファイバケーブルのスプ
ライス(接合)は、困難で時間がかかる作業であるため
に、本発明の光ファイバケーブル20は、従来技術に比
較してケーブルの設置を極めて単純にし、そしてそのコ
ストを下げる。
【0038】さらにまた、光ファイバケーブルを設置す
るのに必要なスプライス作業をなくしたり、あるいはそ
の回数を減らすことにより本発明の光ファイバケーブル
20は、スプライス作業の間光ファイバを露出すること
により必然的に発生する光ファイバの損傷のリスクを回
避する。さらにまた、中央補強部材21が切断された際
には、プラスチック層23はロッド22の切断端部から
作業員を保護する。この切断端部は、極めてシャープで
そして作業員を傷つけることがあるために、本発明の中
央補強部材21は、本発明の光ファイバケーブル20で
作業する場合、作業員の安全性を大いに改善する。
【0039】さらにまた本発明の利点は、各光ファイバ
ケーブル要素11のプラスチックジャケット17を着色
して光ファイバケーブル20内の他のケーブル要素から
区別することができることである。この光ファイバケー
ブル要素11を着色することにより、それぞれの光ファ
イバケーブル要素11を区別でき、これは従来のケーブ
ルが外側ジャケット引き抜き作業後、その上に張り付け
られる色付きテープを用いる従来のケーブルとは異な
り、従来のケーブルでは2の光ファイバを損傷する可能
性がある場合とは異なる。
【0040】図3Bは、図3Aの光ファイバケーブル2
0の断面斜視図である。この図3Bは、光ファイバケー
ブル20と中央補強部材21と光ファイバケーブル要素
11と外側ジャケット24の三次元形態で示す。
【0041】図4は、中央補強部材21上の光ファイバ
ケーブル要素11の可逆に巻回された状態を表す光ファ
イバケーブル20の部分断面図である。図4に示すよう
に光ファイバケーブル20の長さ方向に沿って、光ファ
イバケーブル要素11は、図4のAとして示される第1
回転方向に光ファイバケーブル20の周囲に捻られる。
ケーブルの長さに沿ったB地点で、光ファイバケーブル
要素11の捻りは、反転される。図4のBとして示され
る右側では光ファイバケーブル要素11は、Aとは反対
方向のCの方向に捻られる。
【0042】光ファイバケーブル要素11を捻ることに
より、光ファイバケーブル20の曲げに起因する引っ張
り力および圧縮力を光ファイバケーブル要素11の全て
に均等に分配することができ、そのためどの光ファイバ
ケーブル要素11も光ファイバケーブル20を曲げたこ
とによる極端な引っ張り力あるいは圧縮力が掛かること
はない。光ファイバケーブル要素11の可逆方向に巻回
した状態により、光ファイバケーブル要素11の好まし
い捻りを提供し、光ファイバケーブル要素11が光ファ
イバケーブル20の大部分の長さに沿って、中央補強部
材21の周囲に螺旋状に巻回される場合に必要な遊星ペ
イオフシステムを必要としない。このため本発明の光フ
ァイバケーブル20は、螺旋状に巻回したケーブルの製
造に必要な高価な遊星装置を必要としない。
【0043】図5Aは、図2の光ファイバケーブル要素
11を用いた光ファイバケーブル20の第2の好ましい
実施例である。図5Aにおいて、スペーサ26は中央補
強部材21の右側と左側に配置されている。各スペーサ
26は、管状でその厚さは、0.030インチ(0.7
62mm)を有する。このスペーサ26は、中央補強部
材21と光ファイバケーブル要素11の上部と下部に接
触し、その結果スペーサ26と光ファイバケーブル要素
11と中央補強部材21とは相互に支持構成を提供する
ことになる。
【0044】別の構成としては、一本あるいは複数本の
中央補強部材21と光ファイバケーブル要素11とスペ
ーサ26は、互いにある程度離れて配置され、隣接する
光ファイバケーブル要素11とスペーサ26とおよび/
または中央補強部材21の自由な動きを制限するよう配
置される。このスペーサ26は、好ましくは、細長い管
状部材でPVCのようなプラスチック材料性である。図
3の光ファイバケーブル20と同様に図5の光ファイバ
ケーブル20は、PVCのようなプラスチック材料性の
外側ジャケット24を有し、この外側ジャケット24が
中央補強部材21と光ファイバケーブル要素11とスペ
ーサ26を包囲し、一体として保持する。
【0045】好ましくは、光ファイバケーブル要素11
とスペーサ26は中央補強部材21の周囲に可逆方向に
捻られて、これにより可逆方向の捻りは中央補強部材2
1の外側表面と外側ジャケット24の内側表面が光ファ
イバケーブル要素11とスペーサ26に対して発生する
摩擦により保持される。図3の光ファイバケーブル20
の第1実施例に際し、説明したようにこれらの摩擦力
は、外側ジャケット24の取り外しが困難な程度に強固
なものである。
【0046】したがって潤滑剤25は、光ファイバケー
ブル要素11とスペーサ26の外側表面および/または
外側ジャケット24の内側表面に塗布される。そしてそ
の量は、外側ジャケット24を光ファイバケーブル20
から取り出す際に、外側ジャケット24が光ファイバケ
ーブル要素11とスペーサ26から充分スライドする程
度であり、かつ光ファイバケーブル要素11とスペーサ
26の可逆方向に巻回された状態が光ファイバケーブル
要素11とスペーサ26の捻り力により、そして外側ジ
ャケット24の内側表面と中央補強部材21の外側表面
により光ファイバケーブル要素11とスペーサ26に掛
かる摩擦力を打ち消すような捻り力により失われること
がない程度である。
【0047】また外側ジャケット24の内側表面と光フ
ァイバケーブル要素11の外側表面とおよび/または中
央補強部材21の外側表面の間の摩擦力が光ファイバケ
ーブル要素11の動きを阻止することにより、光ファイ
バケーブル20の柔軟性を阻害する程度大きいものであ
る場合には、光ファイバケーブル要素11とスペーサ2
6と中央補強部材21との軸方向に沿ったお互いの相対
的動きを阻止することにより光ファイバケーブル20の
柔軟性が失われる程度大きい場合には、潤滑剤25を外
側ジャケット24の内側表面と光ファイバケーブル要素
11とスペーサ26と/または中央補強部材21の外側
表面に塗布して、光ファイバケーブル20に対する所望
の柔軟性を達成するようにする。
【0048】当然のことながら、光ファイバケーブル2
0の柔軟性を所望の程度維持しながら、潤滑剤25は光
ファイバケーブル要素11とスペーサ26の捻り力が外
側ジャケット24の内側表面と光ファイバケーブル要素
11と中央補強部材21の外側表面の間の摩擦力に対
し、打ち勝つ程度大きな量を塗布した結果、光ファイバ
ケーブル要素11とスペーサ26の可逆方向に巻回され
た状態が失われてはならない。
【0049】図5Bは、図5Aの光ファイバケーブル2
0の切断斜視図である。図5Bは図5Aの光ファイバケ
ーブル20の三次元の形状を理解しやすくするためであ
る。図5のケーブル要素30の使用方法は、図3のケー
ブル要素30の使用方法に類似するが、スペーサ26の
余分な長さはケーブル40を取り出すときに切断され
る。
【0050】図3の光ファイバケーブル20の第1実施
例と、図5の光ファイバケーブル20の第2実施例とを
比較すると、図3の光ファイバケーブル要素11と中央
補強部材21と外側ジャケット24の配置は、図5の光
ファイバケーブル要素11とスペーサ26と中央補強部
材21の配置に類似している。このため光ファイバケー
ブル20は、光ファイバケーブル20内に用いられる光
ファイバケーブル要素11の数、等価的にスペーサ26
の数を調整することにより光ファイバケーブル20を製
造するのに用いられる装置の大幅な変更をすることな
く、幅広い範囲の光ファイバ数でもって製造できる。
【0051】例えば、図3の36本の光ファイバを有す
る光ファイバケーブル20を製造するために用いられる
製造設備を、図5の24本の光ファイバを有する光ファ
イバケーブル20を製造するための製造設備に変更する
ためには、2本のケーブル要素を2つのスペーサ26で
もって置換するだけでよく、製造設備の変更は不用であ
る。光ファイバケーブル要素11とスペーサ26を挿入
したり、あるいは省いたりすることにより光ファイバケ
ーブル20を製造するのに用いられる製造設備は、容易
に変更できそして特定の顧客のニーズを満足する光ファ
イバ数を有するケーブルを生成でき、そして光ファイバ
ケーブル20は、顧客に対し素早く製造し提供できるこ
とになる。
【0052】図6Aは、本発明のケーブル要素30の断
面図である。光ファイバケーブル要素11が光ファイバ
ケーブル20に用いられる基本ユニットであるのと同様
に、ケーブル要素30は、図7,8,9の本発明のケー
ブルに用いられる基本ユニットである。ケーブル要素3
0は、複数(好ましくは12本)の光ファイバ14とバ
ッファ層15を含んだバッファ付き光ファイバ13を有
する。このバッファ付き光ファイバ13は、アラミドフ
ァイバ31内に埋設され、このアラミドファイバ31は
バッファ付き光ファイバ13の長軸方向にほぼ平行に配
置される。
【0053】好ましくはこのアラミドファイバ31は、
Kevlar(登録商標)のような材料から形成される。ジャ
ケット32は、アラミドファイバ31に接触し、アラミ
ドファイバ31とバッファ付き光ファイバ13とを包囲
する。好ましくはジャケット32は管状で、PVCのよ
うなプラスチック材料製で、その厚さは、0.020イ
ンチ(0.508mm)である。好ましくはケーブル要
素30はその直径が0.200インチ(5.08mm)
であるため、バッファ付き光ファイバ13の数に対し、
比較的コンパクトな構成となっている。
【0054】本発明のケーブル要素30は、従来の装置
と技術を用いて容易に製造できる。バッファ付き光ファ
イバ13は、スプールから巻き取られる。アラミドファ
イバ31は、それぞれのスプールからヤーンより糸で巻
き戻され、その結果ヤーンが進行するバッファ付き光フ
ァイバ13の一部あるいは全ての間に配置されるかおよ
びバッファ付き光ファイバ13の周囲に配置され、その
結果バッファ付き光ファイバ13がアラミドファイバ3
1内に埋設される。このバッファ付き光ファイバ13と
アラミドファイバ31とは、押し出しダイを介して共に
前進し、アラミドファイバ31の周囲にジャケット32
を押し出して本発明のケーブル要素30を形成する。
【0055】図6Bは、ケーブル要素30の切断斜視図
である。図6Bは、ケーブル要素30の三次元形状を表
す。
【0056】図7Aは、本発明の第2の実施例によるケ
ーブル40の断面図である。ケーブル40は、その中心
部にロッド22とプラスチック層23とを有する中央補
強部材21を有する。これらは、図3Aと同一の要素で
ある。図7Aにおいて、中央補強部材21と同一直径の
6本のケーブル要素30が中央補強部材21の周囲に可
逆方向に巻回されている。中央補強部材21とケーブル
要素30とはその直径がほぼ同一であるために、各ケー
ブル要素30は2つの近傍のケーブル要素30と中央補
強部材21により支持される。
【0057】このためケーブル40は、均一で頑強な構
成となる。外側ジャケット42は好ましくは管状の形状
をしており、中央補強部材21とケーブル要素30とを
包囲する。好ましくはケーブル40には、PVCのよう
なプラスチック材料製で、その厚さは0.030インチ
(0.762mm)である。図3の光ファイバケーブル
20と同様に、例えば、粉末滑石からなる潤滑剤25
が、ケーブル要素30と中央補強部材21の外側表面お
よび/または外側ジャケット42の内側表面に塗布さ
れ、外側ジャケット42がケーブル要素30から取り出
すのを容易にし、ケーブル40の柔軟性を高めるのに役
立つ。
【0058】図7Bは、図7Aのケーブル40の切断斜
視図である。この図7Bは、ケーブル40の三次元構成
を明らかにする。
【0059】図8Aは、ケーブル40の第2実施例の断
面図である。図8Aのケーブル40においては、4個の
ケーブル要素30(各2個が中央補強部材21の上側と
下側のそれぞれに配置され)と、2個のスペーサ26
(各1個のスペーサは中央補強部材21の右側と左側に
それぞれ配置され)とが、中央補強部材21の周囲に可
逆方向に巻回されている。スペーサ26は、ケーブル要
素30と同様にその直径は0.200インチ(5.08
mm)であり、その厚さは0.030インチ(0.76
2mm)で、ケーブル要素30の柔軟性に適合してい
る。外側ジャケット42が中央補強部材21とスペーサ
26とケーブル要素30とを包囲している。外側ジャケ
ット24の剥ぎとりを容易にするために、あるいはケー
ブル40の柔軟性を増すために潤滑剤25がスペーサ2
6とケーブル要素30と中央補強部材21の外側表面に
および/または外側ジャケット42の内側表面に塗布さ
れる。
【0060】図7と8に示されたケーブル40の第1と
第2の実施例を比較すると、図8においてケーブル要素
30とスペーサ26を中央補強部材21の周囲に配置す
ることは、図7において、ケーブル要素30を中央補強
部材21の周囲に配置することと類似している。図3と
5に関し説明したように、ケーブル40の第1と第2の
実施例の配置が類似することは、製造されるべきケーブ
ル40の光ファイバ数を変化する際にケーブル40の製
造に必要な設備の変更が最小となることを意味する。そ
のため、ケーブル40内に用いられるスペーサ26とケ
ーブル要素30の数を調整することにより、12本,2
4本,36本,48本,60本,72本の光ファイバを
有するようなケーブル40を製造設備の若干の変更で製
造できる。
【0061】図8のBは、ケーブル40の第2の実施例
の切断斜視図である。図8Bは、ケーブル40の第2実
施例の三次元構成を示す。
【0062】本発明のケーブル40は、ケーブル要素3
0に記載したのと同様な方法で、設置および使用するこ
とができる。同様に、スペーサ26の余分な長さを切断
することにより、スペーサ26の余分な長さは、ケーブ
ル要素30を別のケーブルにスプライスする際、干渉せ
ずあるいはケーブル要素30をケーブル40の取り出し
た部分から離れた場所に配置するときにじゃまにならな
い。ケーブル40内のケーブル要素30の各々ジャケッ
ト32は、着色することができ、これにより各ケーブル
要素30をケーブル40内の他のものと区別することが
できるようになる。
【0063】図9のAは、本発明の第3の実施例による
ケーブル50の断面図である。ケーブル50は、複数の
ケーブル要素30を有する。このケーブル要素30は、
上部から底部にかけて、水平方向のケーブル要素30の
数が2本,3本,4本,3本となるよう配置されてい
る。好ましくはケーブル要素30は、ケーブル50の長
軸方向に沿って、可逆方向に巻回された状態を有する。
外側ジャケット51は、好ましくは管状でPVCのよう
なプラスチック材料製で、その厚さは0.035インチ
(0.889mm)であり、ケーブル要素30を包囲し
保護する。
【0064】ケーブル50の直径は、約0.880イン
チ(22.352mm)である。ケーブル要素30の外
側表面の一部は、外側ジャケット51の内側表面と接触
しているために、潤滑剤25がケーブル要素30の外側
表面に塗布されて、ケーブル要素30の外側表面と外側
ジャケット51の内側表面との間の摩擦を減少させ、そ
れにより外側ジャケット51のむき出しが容易に行われ
るようにして、かつケーブル50の柔軟性を増すように
している。同時にまた、潤滑剤25をケーブル要素30
の外側表面に塗布することにより、ケーブル要素30は
ケーブル50の軸方向に沿って、互いに接触しながらス
ライドすることができるようになる。
【0065】光ファイバケーブル20,ケーブル要素3
0の第2の実施例と同様に、スペーサ26(図9Aには
図示せず)を用いて図9Aに示されたケーブル要素30
を、ケーブル50の構造を大幅に変更することなく、あ
るいはケーブル50の製造設備を変更することなく置換
することができる。適宜の数のスペーサ26を含めるこ
とにより、ケーブル50は、各ケーブル要素30内の1
2本の光ファイバのケーブル50内のケーブル要素30
の数により、1本から12本までのいかなる数の光ファ
イバも有するよう製造することができる。
【0066】図9Aには、それぞれが12本の光ファイ
バを有する12本のケーブル要素30が示されており、
その結果、トータルとして光ファイバの数は144本と
なる。この数は、比較的小さなサイズのケーブル50に
対し、極端に多くの光ファイバを含めることとなり、現
在の同等なサイズの光ファイバケーブルに対し、含める
光ファイバの量ははるかに多い。
【0067】図9Bは、図9Aのケーブル50の断面斜
視図である。図9Bは、ケーブル50の三次元構造を示
す。本発明のケーブル50は、ケーブル要素30に記載
されたのと同様な方法で用いることができる。
【0068】図10において、本発明のメインケーブル
製造システム60はペイオフシステム(図示せず)を有
し、このペイオフシステムは、光ファイバケーブル要素
11とスペーサ26と中央補強部材21とを可逆巻回状
態を生成する装置61に供給する。図10のメインケー
ブル製造システム60は、本発明の光ファイバケーブル
20(図3,5)を製造するよう構成されているが、若
干の変更を行うことによりメインケーブル製造システム
60は、本発明のメインケーブル40,50を製造する
のにも使用できる。
【0069】光ファイバケーブル要素11とスペーサ2
6は、中央補強部材21の周囲に可逆方向に巻回される
ために、ペイオフシステムは、高価な遊星機構を使用す
る必要がない。この遊星機構においては、光ファイバケ
ーブル要素11とスペーサ26が巻戻される供給用スプ
ールが、光ファイバケーブル要素11とスペーサ26が
進むのに沿ったFD供給方向に平行軸の周囲に回転し、
そしてこれは、光ファイバケーブル要素11とスペーサ
26が中央補強部材21の周囲に連続して螺旋状に巻回
する場合に必要なとの同様である。
【0070】このため光ファイバケーブル要素11とス
ペーサ26は、固定スプールから可逆巻回状態を生成す
る装置61に供給することができる。そしてこの固定ス
プールは、遊星供給システムに必要とされるような供給
方向FDに平行な軸の周囲に、供給スプールを回転させ
るのに必要な高価な装置を必要とはしない。このため図
10のメインケーブル製造システム60に用いられる供
給システムは、従来の比較的安価な供給システムであ
る。
【0071】可逆巻回状態を生成する装置61は、幅広
く市販されている装置の1つで、複数の開口板62を有
し、この開口板62は、可逆巻回状態を生成する装置6
1内に回転可能に搭載支持されている。好ましくは図1
1に示すように、各開口板62はディスク部材63を有
し、このディスク部材63の開口64の数が、光ファイ
バケーブル20内に含まれるべき光ファイバケーブル要
素11とスペーサ26の全数に相当する数を規定する。
【0072】図11において、6個の光ファイバケーブ
ル要素11とスペーサ26とが開口64を介して供給さ
れる。各開口64は、光ファイバケーブル要素11ある
いはスペーサ26を通過させることができるので、図1
0に用いられる参照番号11,26は、光ファイバケー
ブル20の製造に用いられる光ファイバケーブル要素1
1,スペーサ26を表すものとする。開口64は、図1
1において、ディスク部材63の中心の回転軸に対し、
等間隔で配置されている。
【0073】ディスク部材63はその中心部に中央補強
部材21を通過させる開口65を形成する。可逆巻回状
態を生成する装置61において、ディスク部材63は、
ディスク部材63の前周囲端部および/または後周囲端
部と、可逆巻回状態を生成する装置61のフレームとの
間に取り付けられたベアリング(図示せず)により支持
される。図10において、可逆巻回状態を生成する装置
61の開口板62は、開口64を介して光ファイバケー
ブル要素11とスペーサ26を受け入れ、同時にまた開
口65を介して中央補強部材21を受け入れる。
【0074】エンドレスベルト66が開口板62と駆動
プーリ67の外周にループ状に掛けられる。駆動プーリ
67は、モータ68に機械的にそして回転するよう駆動
される。モータ68は、制御装置69に電気的に結合さ
れる。制御装置69は、出力信号をモータ68に出し
て、モータ68の回転方向(時計回りあるいは反時計回
り)と速度を制御する。その結果開口板62の回転方向
とスピードを制御する。制御装置69は、開口板62を
所定の位相関係で回転させるために、モータ68を制御
するための信号を生成する。
【0075】例えば制御装置69は、供給方向(FD)
に沿って最も下流側にある開口板62(この開口板62
は以下開口板70と称する)を先端部の開口板62に対
し、反時計方向に回転させ、可逆巻回状態を生成する装
置61から供給システムまでの光ファイバケーブル要素
11とスペーサ26の供給スピードに対し、所定時間だ
け一定回数で開口板70を回転させる。開口板70が制
御装置69により所定回数だけ反時計方向に回転するよ
う制御装置69により駆動された後、制御装置69は、
モータ68に対し信号出力して、開口板70の回転方向
を逆転させ、そしてモータ68を制御して、今度は所定
回数だけ時計方向に開口板70を回転させる。
【0076】制御装置69は、中央補強部材21と光フ
ァイバケーブル要素11とスペーサ26が可逆巻回状態
を生成する装置61に連続的に供給されている限り、時
計方向と反時計方向にそれぞれ所定回転数だけ交互に開
口板70を回転させるよう駆動する。開口板70の供給
方向に対し、最も上流側の第1の開口板62の回転は、
開口板70と同様に制御されるが、開口板70の動きに
対し、所定量だけ位相が遅れている。
【0077】この開口板62から次の上流側の開口板6
2、即ち開口板70からの供給方向FDに対し、上流側
の第2の開口板62は、供給方向FDに対し、開口板7
0の第1の上流側にある開口板62と同様に回転する
が、開口板62から所定量だけ位相が遅れている。同様
に、開口板70から供給方向FDに対し、3番目に上流
側にある第3の開口板62は、開口板70の動きとは所
定量の3倍だけ遅延している。
【0078】同様に供給方向FDに対し、開口板70か
ら上流側の4番目の開口板62は、開口板70に対し、
所定量の4倍だけ遅延し、そして開口板70から上流側
の5番目の開口板62は、開口板70の動きに対し、所
定量の5倍だけ遅れている。このようにして開口板62
は、光ファイバケーブル要素11とスペーサ26を中央
補強部材21の周囲に可逆方向に回転可能に捻るような
方法で制御装置69により回転させられる。
【0079】開口板70から中央補強部材21の周囲に
捻られた光ファイバケーブル要素11とスペーサ26が
塗布装置71に供給され、この塗布装置71は、入口開
口72と出口開口73を有し、そこを介して光ファイバ
ケーブル要素11とスペーサ26と中央補強部材21が
供給方向FDに沿って供給される。塗布装置71は、粉
末滑石のような潤滑剤25を有し、この潤滑剤25が光
ファイバケーブル要素11とスペーサ26と中央補強部
材21に塗布あるいは粉末状で表面に付着される。
【0080】本発明によれば、光ファイバケーブル要素
11とスペーサ26を中央補強部材21の周囲に可逆巻
回を維持するために後段開口板74が、塗布装置71か
らの供給方向に沿った下流側に配置される。後段開口板
74の形状は、可逆巻回状態を生成する装置61の開口
板62(開口板70も含む)と同一である。各開口板6
2と同様に後段開口板74は、後段開口板74の前外周
端および/または後外周端と、後段開口板74を塗布装
置71からの光ファイバケーブル要素11とスペーサ2
6と中央補強部材21を受領する位置にある開口板70
を支持するフレームの間に取り付けられたベアリングで
もってフレームに搭載される。
【0081】後段開口板74は、後段開口板74の外周
端とモータ68に結合された駆動プーリ67との間にル
ープがけされたエンドレスベルト66により駆動され
る。後段開口板74を駆動するモータ68は、制御装置
69から開口板70を駆動するモータ68により受領さ
れたのとほぼ同一の制御信号を受領するよう接続され
る。重要なことは、後段開口板74は、開口板70と同
相でもって駆動され、光ファイバケーブル要素11とス
ペーサ26を中央補強部材21の周囲に反対方向の相を
保持する。言い換えると後段開口板74は、光ファイバ
ケーブル要素11とスペーサ26が塗布装置71内で、
捻りがほどけるのを阻止する。これは従来技術に対し、
優れた効果である。
【0082】さらにまた開口板70と後段開口板74
は、同相で回転するにつれて、光ファイバケーブル要素
11とスペーサ26が潤滑剤25と接触しながらスピン
するにつれて、それらの全てに塗布されるようにする。
後段開口板74から光ファイバケーブル要素11とスペ
ーサ26と中央補強部材21は、整形ダイ75まで進み
この整形ダイ75は、従来のものである。この整形ダイ
75は、中央補強部材21に接触して、その中に光ファ
イバケーブル要素11とスペーサ26を組み込むような
テーパ状のあるいは半楕円形の開口を規定する。
【0083】整形ダイ75から光ファイバケーブル要素
11とスペーサ26と中央補強部材21は、供給方向F
Dに沿って、本発明による少なくとも一対のローラー7
6の方向に前進する。ローラー76は、図10のFDに
沿って、駆動されるにつれて光ファイバケーブル要素1
1とスペーサ26と中央補強部材21とを収納する位置
にあるローラー76をサポートするために、ローラー軸
78の端部を保持するフレームにより支持される。
【0084】図12に示すように、前面から見た場合
(即ち、供給方向FDに沿ってローラー76の上流側か
らローラー76を見た場合)、ローラー76は対向外周
表面77を有し、この対向外周表面77は、凹型をして
ローラー76を支持するローラー軸78が通るローラー
76の回転軸に対し対照である。光ファイバケーブル要
素11とスペーサ26と中央補強部材21が、ローラー
76の対向する対向外周表面77の間を通過する。
【0085】一対のローラー76は、光ファイバケーブ
ル要素11とスペーサ26に係合し、光ファイバケーブ
ル要素11とスペーサ26と中央補強部材21が供給方
向FDに沿って、駆動されるにつれてローラー軸78上
で回転する。ローラー76は、光ファイバケーブル要素
11とスペーサ26に摩擦力を与え、これにより光ファ
イバケーブル要素11とスペーサ26が捻れが戻るのを
阻止し、そして可逆方向の巻回状態がとけるのを阻止す
る。ローラー76は、光ファイバケーブル要素11とス
ペーサ26が中央補強部材21の周囲に可逆に巻回され
た状態を、溶融状態の外側ジャケット24を光ファイバ
ケーブル要素11とスペーサ26の周囲に押し出すよう
な押し出しダイ79に供給されるまで保持する。
【0086】冷却されると、外側ジャケット24と光フ
ァイバケーブル要素11とスペーサ26との間の摩擦
は、潤滑剤25がその上に塗布された場合でも、光ファ
イバケーブル要素11とスペーサ26の可逆方向に巻回
した状態を保持するのに充分な程度となる。光ファイバ
ケーブル20は、図10の供給方向FDに沿って、供給
方向に対し、押し出しダイ79の下流側に配置されたモ
ータにより前進させられ、そして光ファイバケーブル2
0に係合し、光ファイバケーブル要素11とスペーサ2
6と中央補強部材21を、供給システムから可逆巻回状
態を生成する装置61と、塗布装置71と、後段開口板
74と、ローラー76と、押し出しダイ79を介して引
き出す。
【0087】
【発明の効果】本発明のメインケーブル製造システム6
0は、図7,8のケーブル40を製造するよう容易に変
更可能である。特に、ケーブル要素30は固定型供給ス
プールから開口板62内の開口64を介して糸状に延ば
される。ケーブル要素30とスペーサ26と中央補強部
材21とは、可逆巻回状態を生成する装置61の開口板
62,開口板70の開口64,65を介して供給方向F
Dに沿って前進し、そして塗布装置71内の入口開口7
2,出口開口73を通過し、さらに後段開口板74内の
開口64,65を通過する。ケーブル要素30とスペー
サ26と中央補強部材21とは、整形ダイ75と一対の
ローラー76を介して供給方向FDに沿って、押し出し
ダイ79方向に供給され、ケーブル40の外側ジャケッ
ト42を形成するために溶融プラスチック材料を押し出
す。
【0088】本発明のメインケーブル製造システム60
は、ケーブル50を製造するために容易に変更可能であ
る。特に、開口板62と開口板70と後段開口板74
は、図13に示したように構成され、複数(好ましくは
12個)の開口80を形成し、そこを介してケーブル要
素30が供給される。他の点に関しては、ケーブル50
を形成するためにメインケーブル製造システム60の構
成と操作は、光ファイバケーブル20を製造するために
用いられたシステムと類似である。本発明の光ファイバ
ケーブル20,ケーブル40,50は、図1の従来のケ
ーブルと同様にアラミド系リップコードを含んでも良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術に係るケーブルの断面図
【図2】A 本発明の第1実施例によるケーブル要素の
断面図 B Aのケーブル要素の断面斜視図
【図3】A 図2のケーブル要素を組み込んだメインケ
ーブルの断面図 B Aのメインケーブルの断面斜視図
【図4】可逆に巻回されたケーブル要素を表す本発明の
メインケーブルの部分断面図
【図5】A 図2のケーブル要素とスペーサとを含む本
発明のメインケーブルの断面図 B Aのメインケーブルの断面斜視図
【図6】A 本発明によるケーブル要素の第2の実施例
を表す断面図 B Aのケーブル要素の断面斜視図
【図7】A 図6のケーブル要素を組み込んだ本発明の
メインケーブルを表す断面図 B Aのメインケーブルの断面斜視図
【図8】A 図6のケーブル要素とスペーサとを含む本
発明のメインケーブルの断面図 B Aのメインケーブルの断面斜視図
【図9】A 図6のケーブル要素を含む本発明のメイン
ケーブルの断面図 B Aのメインケーブルの断面斜視図
【図10】本発明のケーブル要素巻回システムを表す側
面図
【図11】図3,5,7,8のメインケーブルを製造す
るために、複数のケーブル要素を巻回するシステムに用
いられる開口板の正面図
【図12】メインケーブルを構成する複数のケーブル要
素がその間を進行する一対の対向ローラの正面図
【図13】図9のメインケーブルを製造するために、複
数のケーブル要素を巻回するシステムに用いられる開口
板の正面図
【符号の説明】
1 従来技術に係る光ファイバケーブル 2 光ファイバユニット 3 中央ファイバガラスロッド 4 バッファ付き光ファイバ 5 アラミドヤーン 6 結合テープ 7,9 Mylar (登録商標)製ラッピングテープ 8 リップコード 10 外側プラスチックジャケット 11 光ファイバケーブル要素 12 中央アラミドヤーン細長部材 13 バッファ付き光ファイバ 14 光ファイバ 15 バッファ層 16 アラミドヤーン層 17 プラスチックジャケット 20 光ファイバケーブル 21 中央補強部材 22 ロッド 23 プラスチック層 24,42,51 外側ジャケット 25 潤滑剤 26 スペーサ 30 ケーブル要素 31 アラミドファイバ 32 ジャケット 40,50 ケーブル 60 メインケーブル製造システム 61 可逆巻回状態を生成する装置 62,70 開口板 63 ディスク部材 64,65 開口 66 エンドレスベルト 67 駆動プーリ 68 モータ 69 制御装置 71 塗布装置 72 入口開口 73 出口開口 74 後段開口板 75 整形ダイ 76 ローラー 77 対向外周表面 78 ローラー軸 79 押し出しダイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 アーティス コーネル ジェンキンズ アメリカ合衆国,30038 ジョージア,リ ソニア,フォックス デン トレイル 5655 (72)発明者 テリー ドン マティス アメリカ合衆国,30247 ジョージア,リ ルバーン,フィンガー クリーク 3562 (72)発明者 ワイン マッコール ニュートン アメリカ合衆国,30247 ジョージア,リ ルバーン,ブレントウェイ コート 808 (72)発明者 モントリー ヴィリヤユタコーン アメリカ合衆国,30093 ジョージア,ノ アクロス,ハンプトン クロッシング 1102

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1本のケーブル要素(11)
    を有する光ファイバケーブルにおいて、 前記ケーブル要素(11)は、中央アラミドヤーン細長
    部材(12)と、 前記中央アラミドヤーン細長部材(12)に接触し、そ
    の周囲に配置された複数のバッファ付き光ファイバ(1
    3)と、 前記バッファ付き光ファイバ(13)に接触し、それを
    包囲するアラミドヤーン層(16)と、 前記アラミドヤーン層(16)に接触し、それを包囲す
    るプラスチック製ジャケット(17)とからなることを
    特徴とする光ファイバケーブル。
  2. 【請求項2】 前記中央アラミドヤーン細長部材(1
    2)は、Kevlar(登録商標)からなることを特徴とする
    請求項1のケーブル。
  3. 【請求項3】 前記バッファ付き光ファイバケーブル
    (13)は、光ファイバ(14)を包囲するプラスチッ
    ク層(15)により被覆されていることを特徴とする請
    求項1のケーブル。
  4. 【請求項4】 前記バッファ付き光ファイバケーブル
    (13)は、光ファイバ(14)に接触しそれを包囲す
    る第1プラスチック材料層と、前記第1プラスチック材
    料層に接触しそれを包囲する第2プラスチック材料層と
    により被覆されていることを特徴とする請求項1のケー
    ブル。
  5. 【請求項5】 前記バッファ付き光ファイバケーブル
    は、前記中央アラミドヤーン細長部材の周囲に螺旋状に
    巻回されいることを特徴とする請求項1のケーブル。
  6. 【請求項6】 前記中央アラミドヤーン層は、Kevlar
    (登録商標)からなることを特徴とする請求項1のケー
    ブル。
  7. 【請求項7】 前記プラスチック製ジャケットは、熱可
    塑性材料からなることを特徴とする請求項1のケーブ
    ル。
  8. 【請求項8】 前記複数のケーブル要素(11)に接触
    する中央補強細長部材(21)と、 前記複数のケーブル要素(11)に接触し、それを包囲
    する外部ジャケットとをさらに有することを特徴とする
    請求項1のケーブル。
  9. 【請求項9】 前記補強部材(21)は、 細長いガラスロッド(22)と、 前記ガラスロッド(22)に接触し、それを包囲するプ
    ラスチック材料層(23)とを有することを特徴とする
    請求項8のケーブル。
  10. 【請求項10】 前記ケーブル要素は、中央補強細長部
    材(21)の周囲に可逆に巻回されていることを特徴と
    する請求項8のケーブル。
  11. 【請求項11】 前記外部ジャケットは、熱可塑性材料
    から構成されることを特徴とする請求項8のケーブル。
  12. 【請求項12】 前記2つのケーブル要素(11)の間
    に配置され、前記補強部材(22,23)に接触する少
    なくとも1つのスペーサ(26)をさらに有することを
    特徴とする請求項8のケーブル。
  13. 【請求項13】 前記外部ジャケット(24)と、ケー
    ブル要素(11)との間に配置された潤滑剤(25)を
    さらに有することを特徴とする請求項8のケーブル。
  14. 【請求項14】 前記ケーブル要素は、他のケーブル要
    素と区別できるよう着色されていることを特徴とする請
    求項8のケーブル。
  15. 【請求項15】 少なくとも1つのケーブル要素を含む
    光ファイバケーブルにおいて、 前記ケーブル要素は、 アラミドファイバと、 前記アラミドファイバ内に埋設された複数のバッファ付
    き光ファイバケーブルと、 前記バッファ付き光ファイバケーブルと、アラミドファ
    イバと、前記アラミドファイバの一部に接触して包囲す
    るプラスチック製ジャケットとを有することを特徴とす
    る光ファイバケーブル。
  16. 【請求項16】 前記バッファ付き光ファイバケーブル
    は、、光ファイバを包囲するプラスチック層により被覆
    されていることを特徴とする請求項15のケーブル。
  17. 【請求項17】 前記バッファ付き光ファイバケーブル
    は、光ファイバに接触しそれを包囲する第1プラスチッ
    ク材料層と、前記第1プラスチック材料層に接触しそれ
    を包囲する第2プラスチック材料層とにより被覆されて
    いることを特徴とする請求項15のケーブル。
  18. 【請求項18】 前記バッファ付き光ファイバは、螺旋
    状に巻回されいることを特徴とする請求項15のケーブ
    ル。
  19. 【請求項19】 前記アラミドファイバは、Kevlar(登
    録商標)からなることを特徴とする請求項15のケーブ
    ル。
  20. 【請求項20】 前記プラスチック製ジャケットは、熱
    可塑性材料からなることを特徴とする請求項15のケー
    ブル。
  21. 【請求項21】 前記複数のケーブル要素に接触して配
    置された中央補強細長部材と、 前記複数のケーブル要素に接触し、それを包囲する外部
    ジャケットとをさらに有することを特徴とする請求項1
    5のケーブル。
  22. 【請求項22】 前記補強部材は、 細長いガラスロッドと、 前記ガラスロッドに接触し、それを包囲するプラスチッ
    ク材料層とを有することを特徴とする請求項21のケー
    ブル。
  23. 【請求項23】 前記ケーブル要素は、補強部材の周囲
    に可逆に巻回されていることを特徴とする請求項21の
    ケーブル。
  24. 【請求項24】 前記外部ジャケットは、熱可塑性材料
    から構成されることを特徴とする請求項21のケーブ
    ル。
  25. 【請求項25】 前記2つのケーブル要素の間に配置さ
    れ、前記補強部材に接触する少なくとも1つのスペーサ
    をさらに有することを特徴とする請求項21のケーブ
    ル。
  26. 【請求項26】 前記外部ジャケットの内側と、少なく
    とも1つのケーブル要素とに配置された潤滑剤をさらに
    有することを特徴とする請求項21のケーブル。
  27. 【請求項27】 複数のケーブル要素からメインケーブ
    ルを製造するシステムにおいて、 ほぼ軸方向に沿ってケーブル要素(11、26)を収納
    し、ケーブル要素(11、26)を可可逆方向に巻回す
    る(ROL)装置(61)と、 前記ROL装置(61)は、出口開口板(73)を有す
    る複数の開口板(70)を有し、 前記開口板(62)は、ケーブル要素(11、26)が
    そこを通過する開口(64)を有し、 前記開口板は、ケーブル要素(11、26)を前記RO
    L装置(61)内で捻るよう所定の位相関係でもってそ
    れぞれの軸で回転し、 前記出口開口板(73)は、捻られたケーブル要素を出
    力し、潤滑剤をを塗布する塗布装置(71)と、 前記塗布装置は、捻られたケーブル要素を受領し、潤滑
    剤を前記ROLケーブル要素に塗布し、 それぞれのケーブル要素が通過する開口を有し、前記R
    OL装置の出口開口板(73)と同位相で回転する次段
    開口板(74)とを有することを特徴とする複数のケー
    ブル要素を収納するシステム。
  28. 【請求項28】 それぞれ凹状の外周面を有する、所定
    位置に配置された少なくとも1対のローラ(76)をさ
    らに有し、 前記ローラ(76)は、凹状の表面(77)の間に、捻
    られた複数のケーブル要素を受領し、ケーブル要素の逆
    転された巻回を維持することを特徴とする請求項27の
    システム。
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