JPH09189903A - 液晶装置及びその製造方法 - Google Patents
液晶装置及びその製造方法Info
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- JPH09189903A JPH09189903A JP8002674A JP267496A JPH09189903A JP H09189903 A JPH09189903 A JP H09189903A JP 8002674 A JP8002674 A JP 8002674A JP 267496 A JP267496 A JP 267496A JP H09189903 A JPH09189903 A JP H09189903A
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- layer
- color filter
- flattening
- filter layer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 平坦化層の平坦化性能及び耐酸性、耐アルカ
リ性を損なうことなく、平坦化層の耐久性を向上させる
ことでき、かつ平坦化層によるカラーフィルタの劣化を
防止することのできる液晶装置及びその製造方法を提供
する。 【解決手段】 基板1に形成されたカラーフィルタ層5
と、カラーフィルタ層5上面に設けられてカラーフィル
タ層5の凹凸を平坦化する平坦化層3との間に形成した
バリア層7により、基板1からの溶出物が平坦化層3に
触れるのを阻止し、この溶出物により平坦化層3が劣化
するのを防ぐようにする。さらに、このバリア層7にて
カラーフィルタ層5からの溶出物が平坦化層3に触れる
のを阻止し、この溶出物により平坦化層3が劣化するの
を防ぐようにする。また、このバリア層7により、平坦
化層3からの溶出物がカラーフィルタ層5に触れるのを
阻止し、この溶出物によりカラーフィルタ層5が劣化す
るのを防ぐようにする。
リ性を損なうことなく、平坦化層の耐久性を向上させる
ことでき、かつ平坦化層によるカラーフィルタの劣化を
防止することのできる液晶装置及びその製造方法を提供
する。 【解決手段】 基板1に形成されたカラーフィルタ層5
と、カラーフィルタ層5上面に設けられてカラーフィル
タ層5の凹凸を平坦化する平坦化層3との間に形成した
バリア層7により、基板1からの溶出物が平坦化層3に
触れるのを阻止し、この溶出物により平坦化層3が劣化
するのを防ぐようにする。さらに、このバリア層7にて
カラーフィルタ層5からの溶出物が平坦化層3に触れる
のを阻止し、この溶出物により平坦化層3が劣化するの
を防ぐようにする。また、このバリア層7により、平坦
化層3からの溶出物がカラーフィルタ層5に触れるのを
阻止し、この溶出物によりカラーフィルタ層5が劣化す
るのを防ぐようにする。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーフィルタ層
を有する液晶装置であるカラーディスプレーに関し、特
にカラーフィルタ層上面に形成される平坦化層に関す
る。
を有する液晶装置であるカラーディスプレーに関し、特
にカラーフィルタ層上面に形成される平坦化層に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のカラーフィルタ層を有する液晶装
置であるカラーディスプレーにおいては、図7に示すよ
うに、基板1の上面に赤色フィルタ層21、緑色フィル
タ層22、青色フィルタ層23及び図示しない白色フィ
ルタ層よりなるカラーフィルタ層2を形成するようにし
ている。ここで、このカラーフィルタ層2は、例えばフ
ォトリソ法により形成されるようになっているが、この
ようなカラーフィルタ層2を形成する際、各色フィルタ
層21,22,23の層厚に差が生じると、カラーフィ
ルタ層2の表面に凹凸が生じるようになる。
置であるカラーディスプレーにおいては、図7に示すよ
うに、基板1の上面に赤色フィルタ層21、緑色フィル
タ層22、青色フィルタ層23及び図示しない白色フィ
ルタ層よりなるカラーフィルタ層2を形成するようにし
ている。ここで、このカラーフィルタ層2は、例えばフ
ォトリソ法により形成されるようになっているが、この
ようなカラーフィルタ層2を形成する際、各色フィルタ
層21,22,23の層厚に差が生じると、カラーフィ
ルタ層2の表面に凹凸が生じるようになる。
【0003】ここで、このようにカラーフィルタ層2の
表面に凹凸が生じると、パターンエッジでの配向不良や
光漏れ等が生じるようになるので、従来はこの凹凸を均
一化するようカラーフィルタ層2の表面に平坦化層3を
形成するようにしている。
表面に凹凸が生じると、パターンエッジでの配向不良や
光漏れ等が生じるようになるので、従来はこの凹凸を均
一化するようカラーフィルタ層2の表面に平坦化層3を
形成するようにしている。
【0004】ところで、このような構成のカラーディス
プレーにおいて、基板1として青板ガラスを用いた場
合、青板ガラスに含まれているNa+ イオン等の不純物
が溶出し、このNa+ イオン等の溶出物により平坦化層
3が劣化することから、従来は同図に示すように、基板
1上にSiO2 等によるバリア層4を形成し、Na+ イ
オン等が平坦化層3に触れることがないようにしてい
た。
プレーにおいて、基板1として青板ガラスを用いた場
合、青板ガラスに含まれているNa+ イオン等の不純物
が溶出し、このNa+ イオン等の溶出物により平坦化層
3が劣化することから、従来は同図に示すように、基板
1上にSiO2 等によるバリア層4を形成し、Na+ イ
オン等が平坦化層3に触れることがないようにしてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のカラーディスプレーにおいては、平坦化層3はバ
リア層4によりNa+ イオン等の溶出物に触れるのは阻
止されるが、カラーフィルタ層2の上面に形成されてい
るのでカラーフィルタ層2の影響を受けるようになる。
即ち、カラーフィルタ層2からの残溶剤等の溶出物によ
り平坦化層3との間に化学反応が起こり、これによりガ
ス等が生じて平坦化層3が劣化するという問題点があっ
た。
従来のカラーディスプレーにおいては、平坦化層3はバ
リア層4によりNa+ イオン等の溶出物に触れるのは阻
止されるが、カラーフィルタ層2の上面に形成されてい
るのでカラーフィルタ層2の影響を受けるようになる。
即ち、カラーフィルタ層2からの残溶剤等の溶出物によ
り平坦化層3との間に化学反応が起こり、これによりガ
ス等が生じて平坦化層3が劣化するという問題点があっ
た。
【0006】さらに、カラーフィルタ層2においても平
坦化層3からの溶出物により劣化するという問題点も生
じるようになる。
坦化層3からの溶出物により劣化するという問題点も生
じるようになる。
【0007】なお、このような問題点を解決するため、
平坦化層3のNa+ イオンに対する耐性及びカラーフィ
ルタ層2からの溶出物等に対する耐性を向上させるよう
にすれば良いが、このような耐性性能を向上させるよう
にすると、本来の平坦化層3の目的である耐酸、耐アル
カリ性や平坦化性能等が低下し、特にFLCDの場合の
ように基板間のギャップ間隔を1.0〜1.5μmに制
御することが必要な液晶装置において、ギャップ間隔の
確保が困難になるという他の問題点が生じるようにな
る。
平坦化層3のNa+ イオンに対する耐性及びカラーフィ
ルタ層2からの溶出物等に対する耐性を向上させるよう
にすれば良いが、このような耐性性能を向上させるよう
にすると、本来の平坦化層3の目的である耐酸、耐アル
カリ性や平坦化性能等が低下し、特にFLCDの場合の
ように基板間のギャップ間隔を1.0〜1.5μmに制
御することが必要な液晶装置において、ギャップ間隔の
確保が困難になるという他の問題点が生じるようにな
る。
【0008】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、平坦化層の平坦化性能及び耐
酸性、耐アルカリ性を損なうことなく、平坦化層の耐久
性を向上させることでき、かつ平坦化層によるカラーフ
ィルタの劣化を防止することのできる液晶装置及びその
製造方法を提供することを目的とする。
めになされたものであり、平坦化層の平坦化性能及び耐
酸性、耐アルカリ性を損なうことなく、平坦化層の耐久
性を向上させることでき、かつ平坦化層によるカラーフ
ィルタの劣化を防止することのできる液晶装置及びその
製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板に形成さ
れたカラーフィルタ層と、このカラーフィルタ層上面に
設けられて該カラーフィルタ層の凹凸を平坦化する平坦
化層とを有する液晶装置において、前記カラーフィルタ
層と平坦化層との間に、前記基板及び前記カラーフィル
タ層からの溶出物が前記平坦化層に触れるのを阻止して
該平坦化層が前記溶出物により劣化するのを防ぐバリア
層を形成することを特徴とするものである。
れたカラーフィルタ層と、このカラーフィルタ層上面に
設けられて該カラーフィルタ層の凹凸を平坦化する平坦
化層とを有する液晶装置において、前記カラーフィルタ
層と平坦化層との間に、前記基板及び前記カラーフィル
タ層からの溶出物が前記平坦化層に触れるのを阻止して
該平坦化層が前記溶出物により劣化するのを防ぐバリア
層を形成することを特徴とするものである。
【0010】また本発明は、前記バリア層は、SiO
x、AlOx、TaOx等の酸化物にて形成されること
を特徴とするものである。
x、AlOx、TaOx等の酸化物にて形成されること
を特徴とするものである。
【0011】また本発明は、前記バリア層は、SiNx
などの窒化物にて形成されることを特徴とするものであ
る。
などの窒化物にて形成されることを特徴とするものであ
る。
【0012】また本発明は、前記バリア層は、イオンバ
リア性耐溶剤性を有するポリアミド系、ポリイミド系、
シロキサン系の有機材料から形成されることを特徴とす
るものである。
リア性耐溶剤性を有するポリアミド系、ポリイミド系、
シロキサン系の有機材料から形成されることを特徴とす
るものである。
【0013】また本発明は、前記バリア層により、前記
カラーフィルタ層が前記平坦化層からの溶出物に触れる
のを阻止して前記溶出物により該カラーフィルタ層が劣
化するのを防ぐようにしていることを特徴とするもので
ある。
カラーフィルタ層が前記平坦化層からの溶出物に触れる
のを阻止して前記溶出物により該カラーフィルタ層が劣
化するのを防ぐようにしていることを特徴とするもので
ある。
【0014】また本発明は、基板にカラーフィルタ層を
形成した後、前記カラーフィルタ層上面に該カラーフィ
ルタ層の凹凸を平坦化するための平坦化層を形成するよ
うにした液晶装置の製造方法において、前記カラーフィ
ルタ層と平坦化層との間に、前記基板及び前記カラーフ
ィルタ層からの溶出物が前記平坦化層に触れるのを阻止
して該平坦化層が前記溶出物により劣化するのを防ぐバ
リア層を形成することを特徴とするものである。
形成した後、前記カラーフィルタ層上面に該カラーフィ
ルタ層の凹凸を平坦化するための平坦化層を形成するよ
うにした液晶装置の製造方法において、前記カラーフィ
ルタ層と平坦化層との間に、前記基板及び前記カラーフ
ィルタ層からの溶出物が前記平坦化層に触れるのを阻止
して該平坦化層が前記溶出物により劣化するのを防ぐバ
リア層を形成することを特徴とするものである。
【0015】また本発明は、前記バリア層は、SiO
x、AlOx、TaOx等の酸化物にて形成されること
を特徴とするものである。
x、AlOx、TaOx等の酸化物にて形成されること
を特徴とするものである。
【0016】また本発明は、前記バリア層は、SiNx
などの窒化物にて形成されることを特徴とするものであ
る。
などの窒化物にて形成されることを特徴とするものであ
る。
【0017】また本発明は、前記バリア層は、イオンバ
リア性耐溶剤性を有するポリアミド系、ポリイミド系、
シロキサン系の有機材料から形成されることを特徴とす
るものである。
リア性耐溶剤性を有するポリアミド系、ポリイミド系、
シロキサン系の有機材料から形成されることを特徴とす
るものである。
【0018】また本発明は、前記バリア層により、前記
カラーフィルタ層が前記平坦化層からの溶出物に触れる
のを阻止して前記溶出物により該カラーフィルタ層が劣
化するのを防ぐようにしていることを特徴とするもので
ある。
カラーフィルタ層が前記平坦化層からの溶出物に触れる
のを阻止して前記溶出物により該カラーフィルタ層が劣
化するのを防ぐようにしていることを特徴とするもので
ある。
【0019】また、このように構成することにより、基
板に形成されたカラーフィルタ層と、このカラーフィル
タ層上面に設けられてカラーフィルタ層の凹凸を平坦化
する平坦化層との間に形成したバリア層により、基板か
らの溶出物が平坦化層に触れるのを阻止し、この溶出物
により平坦化層が劣化するのを防ぐようにする。さら
に、このバリア層にてカラーフィルタ層からの溶出物が
平坦化層に触れるのを阻止し、この溶出物により平坦化
層が劣化するのを防ぐようにする。
板に形成されたカラーフィルタ層と、このカラーフィル
タ層上面に設けられてカラーフィルタ層の凹凸を平坦化
する平坦化層との間に形成したバリア層により、基板か
らの溶出物が平坦化層に触れるのを阻止し、この溶出物
により平坦化層が劣化するのを防ぐようにする。さら
に、このバリア層にてカラーフィルタ層からの溶出物が
平坦化層に触れるのを阻止し、この溶出物により平坦化
層が劣化するのを防ぐようにする。
【0020】また、このバリア層により、平坦化層から
の溶出物がカラーフィルタ層に触れるのを阻止し、この
溶出物によりカラーフィルタ層が劣化するのを防ぐよう
にする。
の溶出物がカラーフィルタ層に触れるのを阻止し、この
溶出物によりカラーフィルタ層が劣化するのを防ぐよう
にする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。
の形態を説明する。
【0022】図1は、本発明の実施の形態に係る液晶装
置であるカラーディスプレーの表面拡大図、図2はその
基板部分の構成を示す断面図である。なお、図1,2に
おいて、図7と同一符号は、同一部分を示している。
置であるカラーディスプレーの表面拡大図、図2はその
基板部分の構成を示す断面図である。なお、図1,2に
おいて、図7と同一符号は、同一部分を示している。
【0023】図1において、1Aはカラーディスプレ
ー、R,B,G,Wはカラーディスプレー1Aに形成さ
れたカラーフィルタ層5を構成する赤色フィルタ層、青
色フィルタ層、緑色フィルタ層及び白色フィルタ層であ
る。なお、このカラーフィルタ層5の各色フィルタ層
R,B,G,Wは、フィルタ層形成材料となる各色感光
性樹脂(宇部興産社製、Pa、ポリアミド主体の感光性
樹脂)をスピンコート、露光、現像する行程を4回繰り
返すことにより形成されている。
ー、R,B,G,Wはカラーディスプレー1Aに形成さ
れたカラーフィルタ層5を構成する赤色フィルタ層、青
色フィルタ層、緑色フィルタ層及び白色フィルタ層であ
る。なお、このカラーフィルタ層5の各色フィルタ層
R,B,G,Wは、フィルタ層形成材料となる各色感光
性樹脂(宇部興産社製、Pa、ポリアミド主体の感光性
樹脂)をスピンコート、露光、現像する行程を4回繰り
返すことにより形成されている。
【0024】また、図2において6は基板1上に形成さ
れている遮光マスクであり、この遮光マスク6は、例え
ば青板ガラス上にCrなど金属スバッタ膜を形成した
後、フォトリソ法により形成されるようになっている。
れている遮光マスクであり、この遮光マスク6は、例え
ば青板ガラス上にCrなど金属スバッタ膜を形成した
後、フォトリソ法により形成されるようになっている。
【0025】ところで、カラーフィルタ層5は、この遮
光マスク6が形成された後形成されるようになっている
が、カラーフィルタ層5を形成する際、スピンコートに
よる膜厚制御では各色フィルタ層R,G,B,Wの膜厚
に差が生じ、この膜厚差によりカラーフィルタ層5の表
面に凹凸が生じるので、凹凸を均一化するよう既述した
ようにカラーフィルタ層5の表面に平坦化層3を形成す
るようにしている。
光マスク6が形成された後形成されるようになっている
が、カラーフィルタ層5を形成する際、スピンコートに
よる膜厚制御では各色フィルタ層R,G,B,Wの膜厚
に差が生じ、この膜厚差によりカラーフィルタ層5の表
面に凹凸が生じるので、凹凸を均一化するよう既述した
ようにカラーフィルタ層5の表面に平坦化層3を形成す
るようにしている。
【0026】なお、通常カラーフィルタ層5において
1.5μm程度の膜厚を得るようにした場合、材料や製
造プロセスの不安定さから最大膜厚と最小膜厚との差
は、約3000Åとなるが、このように平坦化層3を形
成することにより凹凸を1/10程度(300Å)とす
ることができる。
1.5μm程度の膜厚を得るようにした場合、材料や製
造プロセスの不安定さから最大膜厚と最小膜厚との差
は、約3000Åとなるが、このように平坦化層3を形
成することにより凹凸を1/10程度(300Å)とす
ることができる。
【0027】一方、同図において、7は平坦化層3とカ
ラーフィルタ層5との間に形成されたバリア層であり、
本実施の形態において、このバリア層7は平坦化層3の
形成前にSiO2 等により形成された500Å程度のス
パッタ膜である。
ラーフィルタ層5との間に形成されたバリア層であり、
本実施の形態において、このバリア層7は平坦化層3の
形成前にSiO2 等により形成された500Å程度のス
パッタ膜である。
【0028】ここで、このように平坦化層3とカラーフ
ィルタ層5との間にバリア層7を形成することにより、
平坦化層3と基板1とを隔離することができ、基板1か
らのNa+ イオンなどの溶出物が平坦化層3に接触する
のを防ぐことができるようにしている。これにより、青
板ガラスなど不純物の溶出がある基板1を使用した場合
でも、このバリア層7により平坦化層3の劣化を防止す
ることができる。
ィルタ層5との間にバリア層7を形成することにより、
平坦化層3と基板1とを隔離することができ、基板1か
らのNa+ イオンなどの溶出物が平坦化層3に接触する
のを防ぐことができるようにしている。これにより、青
板ガラスなど不純物の溶出がある基板1を使用した場合
でも、このバリア層7により平坦化層3の劣化を防止す
ることができる。
【0029】また、このバリア層7により平坦化層3と
カラーフィルタ層5とを隔離することができ、これによ
りカラーフィルタ層5からの溶出物が平坦化層3に接触
するのを防ぐことができ、化学反応による平坦化層3の
劣化を抑えることができるようにしている。さらに、カ
ラーフィルタ層5においても、平坦化層3と隔離される
ことにより、平坦化層3からの溶出物に触れることがな
くなるので劣化を防ぐことができる。
カラーフィルタ層5とを隔離することができ、これによ
りカラーフィルタ層5からの溶出物が平坦化層3に接触
するのを防ぐことができ、化学反応による平坦化層3の
劣化を抑えることができるようにしている。さらに、カ
ラーフィルタ層5においても、平坦化層3と隔離される
ことにより、平坦化層3からの溶出物に触れることがな
くなるので劣化を防ぐことができる。
【0030】したがって、このようにバリア層7により
平坦化層3と基板1及びカラーフィルタ層5とを隔離す
ることにより、平坦化層3は耐酸、アルカリ性や平坦化
性能等を損なうことなく、Na+ イオン等に対する耐性
及びカラーフィルタ層5からの溶出物(残溶剤、反応
物)等に対する耐性を向上させることができる。
平坦化層3と基板1及びカラーフィルタ層5とを隔離す
ることにより、平坦化層3は耐酸、アルカリ性や平坦化
性能等を損なうことなく、Na+ イオン等に対する耐性
及びカラーフィルタ層5からの溶出物(残溶剤、反応
物)等に対する耐性を向上させることができる。
【0031】さらに、このように平坦化性能を損なうこ
となく平坦化層3を形成することができるようにするこ
とにより、既述したFLCDの場合のように基板1のギ
ャップ間隔を1.0〜1.5μmに制御することが重要
な液晶装置においても、ギャップ間隔を確保することが
できる。
となく平坦化層3を形成することができるようにするこ
とにより、既述したFLCDの場合のように基板1のギ
ャップ間隔を1.0〜1.5μmに制御することが重要
な液晶装置においても、ギャップ間隔を確保することが
できる。
【0032】次に、このような構成のカラーディスプレ
ーの製造方法について説明する。
ーの製造方法について説明する。
【0033】カラーディスプレー1Aを製造するには、
まず図3に示すように青板ガラス等で形成された基板1
上にCr等の金属スバッタ膜を形成し、フォトリソ法に
より遮光マスク6を形成する。次に、感光性樹脂をスピ
ンコート、露光、現像する行程を計4回動繰り返すこと
により、図4に示すように基板1上に赤色フィルタ層
R、緑色フィルタ層R、青色フィルタ層B及び白色フィ
ルタ層(図示せず)よりなるカラーフィルタ層5を形成
する。
まず図3に示すように青板ガラス等で形成された基板1
上にCr等の金属スバッタ膜を形成し、フォトリソ法に
より遮光マスク6を形成する。次に、感光性樹脂をスピ
ンコート、露光、現像する行程を計4回動繰り返すこと
により、図4に示すように基板1上に赤色フィルタ層
R、緑色フィルタ層R、青色フィルタ層B及び白色フィ
ルタ層(図示せず)よりなるカラーフィルタ層5を形成
する。
【0034】次に、このように形成したカラーフィルタ
層5の上面に、図5に示すようにSiO2 等よりなるバ
リア層7を形成した後、バリア層7の上面に1〜2μm
の平坦化層3を形成する(図2参照)。更にこの後、こ
の平坦化層3の上に、ITO膜およびメタル補助電極膜
を各々パターニング、エッチングすることによりストラ
イプ電極を形成する。
層5の上面に、図5に示すようにSiO2 等よりなるバ
リア層7を形成した後、バリア層7の上面に1〜2μm
の平坦化層3を形成する(図2参照)。更にこの後、こ
の平坦化層3の上に、ITO膜およびメタル補助電極膜
を各々パターニング、エッチングすることによりストラ
イプ電極を形成する。
【0035】そして最後に、このように電極を形成した
基板1に絶縁層、配向膜を形成すると共に、この基板1
を対向して貼り合わせ、これら基板1のギャップ間に液
晶を注入、封止することによりカラーディスプレーが完
成する。
基板1に絶縁層、配向膜を形成すると共に、この基板1
を対向して貼り合わせ、これら基板1のギャップ間に液
晶を注入、封止することによりカラーディスプレーが完
成する。
【0036】ところで、これまでの説明においてはSi
O2 をバリア層7の形成材料として使用した場合につい
て述べてきたが、本発明はこれに限らず形成材料として
例えばSiCx、TaOx等の酸化物SiNrなどの窒
化物などの材料を使用することもできる。
O2 をバリア層7の形成材料として使用した場合につい
て述べてきたが、本発明はこれに限らず形成材料として
例えばSiCx、TaOx等の酸化物SiNrなどの窒
化物などの材料を使用することもできる。
【0037】また、この形成材料として要求される特性
としては、透過率の低下があまりなくバリア性に優れて
いることであることから、形成材料としては既述した酸
化物、窒化物に限らず高分子材料でも性能を十分満足で
きる。ところで、このような高分子材料としては、例え
ばポリイミド系や、カラーフィルタ層5の形成材料であ
るポリアミド系や、平坦化層3の形成材料であるシロキ
サン系がある。なお、このシロキサン系材料は、バリア
効果と平滑化性能を両立させるのは難しいことから、平
坦化層3を形成する場合には、まずバリア性を有するシ
ロキサン系材料にてバリア層7を形成し、次に平坦化性
能に優れているシロキサン系材料にて平坦化層3を形成
するようにしている。
としては、透過率の低下があまりなくバリア性に優れて
いることであることから、形成材料としては既述した酸
化物、窒化物に限らず高分子材料でも性能を十分満足で
きる。ところで、このような高分子材料としては、例え
ばポリイミド系や、カラーフィルタ層5の形成材料であ
るポリアミド系や、平坦化層3の形成材料であるシロキ
サン系がある。なお、このシロキサン系材料は、バリア
効果と平滑化性能を両立させるのは難しいことから、平
坦化層3を形成する場合には、まずバリア性を有するシ
ロキサン系材料にてバリア層7を形成し、次に平坦化性
能に優れているシロキサン系材料にて平坦化層3を形成
するようにしている。
【0038】一方、ストライプ電極を形成する際、平坦
化層上に更にSiO2 等のバリア層7を形成することに
より、ITO膜およびメタル補助電極膜形成におけるエ
ッチング液に対する耐溶剤性を平坦化層3から分離する
こともできる。なお、通常シロキサン系の平坦化層3の
場合は、耐酸性と平坦性との性能を分離させてもそれ程
のメリットはないことから、本実施の形態においてはバ
リア層7は基板1及びカラーフィルタ層2からの溶出物
から平坦化層3をバリアするために形成されている。
化層上に更にSiO2 等のバリア層7を形成することに
より、ITO膜およびメタル補助電極膜形成におけるエ
ッチング液に対する耐溶剤性を平坦化層3から分離する
こともできる。なお、通常シロキサン系の平坦化層3の
場合は、耐酸性と平坦性との性能を分離させてもそれ程
のメリットはないことから、本実施の形態においてはバ
リア層7は基板1及びカラーフィルタ層2からの溶出物
から平坦化層3をバリアするために形成されている。
【0039】ところで、図6は耐酸性、耐溶液性、平坦
化能力(平坦化層形成前と後とにおける凹凸の比)、カ
ラーフィルタ層との反応性に基づくシロキサン系の4つ
の平坦化材料(A,B,C,D)の使用の可否を示した
表である。
化能力(平坦化層形成前と後とにおける凹凸の比)、カ
ラーフィルタ層との反応性に基づくシロキサン系の4つ
の平坦化材料(A,B,C,D)の使用の可否を示した
表である。
【0040】そして、同表から明らかなように耐酸性、
耐溶液性等の特性から従来評価では平坦化材料として使
用できないと評価された平坦化材料B,C,Dにおいて
も、平坦化層3とカラーフィルタ層5との間にバリア層
7を形成することにより、平坦化層の膜性能から下地か
らの耐性効果を除くことができるため平坦化能力及び耐
酸性、耐アルカリ性の性能が更に向上した膜に改良する
ことが可能となる。
耐溶液性等の特性から従来評価では平坦化材料として使
用できないと評価された平坦化材料B,C,Dにおいて
も、平坦化層3とカラーフィルタ層5との間にバリア層
7を形成することにより、平坦化層の膜性能から下地か
らの耐性効果を除くことができるため平坦化能力及び耐
酸性、耐アルカリ性の性能が更に向上した膜に改良する
ことが可能となる。
【0041】なお、このように平坦化層の膜性能から下
地からの耐性効果を除くことができることにより、平坦
化材料として使用できる高分子材料の種類を増やすこと
ができる。
地からの耐性効果を除くことができることにより、平坦
化材料として使用できる高分子材料の種類を増やすこと
ができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カラーフィルタ層と平坦化層との間にバリア層を形成す
ることにより、基板及びカラーフィルタ層からの溶出物
により平坦化層が劣化するのを防ぐことができ、これに
より平坦化層の平坦化性能及び耐酸性、耐アルカリ性を
損なうことなく、平坦化層の耐久性を向上させることが
できる。
カラーフィルタ層と平坦化層との間にバリア層を形成す
ることにより、基板及びカラーフィルタ層からの溶出物
により平坦化層が劣化するのを防ぐことができ、これに
より平坦化層の平坦化性能及び耐酸性、耐アルカリ性を
損なうことなく、平坦化層の耐久性を向上させることが
できる。
【0043】また、このバリア層により、平坦化層から
の溶出物によりカラーフィルタ層が劣化するのを防ぐこ
とができ、平坦化層によるカラーフィルタの劣化を防止
することができる。
の溶出物によりカラーフィルタ層が劣化するのを防ぐこ
とができ、平坦化層によるカラーフィルタの劣化を防止
することができる。
【図1】本発明の実施の形態に係る液晶装置であるカラ
ーディスプレーの表面拡大図。
ーディスプレーの表面拡大図。
【図2】上記カラーディスプレーの基板部分の構成を示
す断面図。
す断面図。
【図3】上記カラーディスプレーの基板上に遮光マスク
を形成する様子を示す図。
を形成する様子を示す図。
【図4】上記基板上にカラーフィルタ層を形成する様子
を示す図。
を示す図。
【図5】上記カラーフィルタ層の上面にバリア層を形成
する様子を示す図。
する様子を示す図。
【図6】上記バリア層の上面に形成される平坦化層の4
つの平坦化材料の使用の可否を示した図表である。
つの平坦化材料の使用の可否を示した図表である。
【図7】従来のカラーディスプレーの基板部分の構成を
示す図。
示す図。
1 ガラス基板 1A カラーディスプレー 2,5 カラーフィルタ層 3 平坦化層 4,7 バリア層
Claims (10)
- 【請求項1】 基板に形成されたカラーフィルタ層と、
このカラーフィルタ層上面に設けられて該カラーフィル
タ層の凹凸を平坦化する平坦化層とを有する液晶装置に
おいて、 前記カラーフィルタ層と平坦化層との間に、前記基板及
び前記カラーフィルタ層からの溶出物が前記平坦化層に
触れるのを阻止して該平坦化層が前記溶出物により劣化
するのを防ぐバリア層を形成することを特徴とする液晶
装置。 - 【請求項2】 前記バリア層は、SiOx、AlOx、
TaOx等の酸化物にて形成されることを特徴とする請
求項1記載の液晶装置。 - 【請求項3】 前記バリア層は、SiNxなどの窒化物
にて形成されることを特徴とする請求項1記載の液晶装
置。 - 【請求項4】 前記バリア層は、イオンバリア性耐溶剤
性を有するポリアミド系、ポリイミド系、シロキサン系
の有機材料から形成されることを特徴とする請求項1記
載の液晶装置。 - 【請求項5】 前記バリア層により、前記カラーフィル
タ層が前記平坦化層からの溶出物に触れるのを阻止して
前記溶出物により該カラーフィルタ層が劣化するのを防
ぐようにしていることを特徴とする請求項1記載の液晶
装置。 - 【請求項6】 基板にカラーフィルタ層を形成した後、
前記カラーフィルタ層上面に該カラーフィルタ層の凹凸
を平坦化するための平坦化層を形成するようにした液晶
装置の製造方法において、 前記カラーフィルタ層と平坦化層との間に、前記基板及
び前記カラーフィルタ層からの溶出物が前記平坦化層に
触れるのを阻止して該平坦化層が前記溶出物により劣化
するのを防ぐバリア層を形成することを特徴とする液晶
装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記バリア層は、SiOx、AlOx、
TaOx等の酸化物にて形成されることを特徴とする請
求項6記載の液晶装置の製造方法。 - 【請求項8】 前記バリア層は、SiNxなどの窒化物
にて形成されることを特徴とする請求項6記載の液晶装
置の製造方法。 - 【請求項9】 前記バリア層は、イオンバリア性耐溶剤
性を有するポリアミド系、ポリイミド系、シロキサン系
の有機材料から形成されることを特徴とする請求項6記
載の液晶装置の製造方法。 - 【請求項10】 前記バリア層により、前記カラーフィ
ルタ層が前記平坦化層からの溶出物に触れるのを阻止し
て前記溶出物により該カラーフィルタ層が劣化するのを
防ぐようにしていることを特徴とする請求項6記載の液
晶装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8002674A JPH09189903A (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | 液晶装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8002674A JPH09189903A (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | 液晶装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09189903A true JPH09189903A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11535865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8002674A Pending JPH09189903A (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | 液晶装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09189903A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100476919B1 (ko) * | 2001-06-29 | 2005-03-17 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 컬러 필터 기판, 컬러 필터 기판의 제조 방법, 액정 표시장치, 전기 광학 장치, 전기 광학 장치의 제조 방법 및전자 기기 |
| JP2008026812A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-02-07 | Toppan Printing Co Ltd | カラーフィルターおよびその製造方法 |
| JP2013071390A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-22 | Konica Minolta Advanced Layers Inc | バリアーフィルム及びバリアーフィルムの製造方法 |
-
1996
- 1996-01-10 JP JP8002674A patent/JPH09189903A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100476919B1 (ko) * | 2001-06-29 | 2005-03-17 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 컬러 필터 기판, 컬러 필터 기판의 제조 방법, 액정 표시장치, 전기 광학 장치, 전기 광학 장치의 제조 방법 및전자 기기 |
| JP2008026812A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-02-07 | Toppan Printing Co Ltd | カラーフィルターおよびその製造方法 |
| JP2013071390A (ja) * | 2011-09-29 | 2013-04-22 | Konica Minolta Advanced Layers Inc | バリアーフィルム及びバリアーフィルムの製造方法 |
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