JPH0919000A - 車載用オーディオ装置 - Google Patents

車載用オーディオ装置

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JPH0919000A
JPH0919000A JP7162237A JP16223795A JPH0919000A JP H0919000 A JPH0919000 A JP H0919000A JP 7162237 A JP7162237 A JP 7162237A JP 16223795 A JP16223795 A JP 16223795A JP H0919000 A JPH0919000 A JP H0919000A
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JP
Japan
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sound
speaker
arrival time
speakers
delay
Prior art date
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Pending
Application number
JP7162237A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Nakamura
一啓 中村
Atsunobu Murase
敦信 村瀬
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0919000A publication Critical patent/JPH0919000A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車室内後部座席の受聴位置における音像定位
感を改善する。 【構成】 車室内117に設置した前スピーカFL113,F
R114、後スピーカRL115,RR116への入力信号の遅
延時間とレベルを、それぞれのスピーカごと独立に変更
できる遅延器101〜104と、乗算器105〜108を備え、後部
座席の受聴位置における前スピーカFL113,FR114か
らの音のレベルと到達時間を、後スピーカRL115,R
R116からの到達時間よりも大きくかつ早くなるように
する。そのため、設置距離が遠い前スピーカからの音が
受聴位置に早く大きく到達するため、スピーカと受聴位
置との距離が離れているリスニングルームのような自然
な音像定位感が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車室内における音像定
位感を改善する車載用オーディオ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の車載用オーディオ装置の
構成を示すブロック図である。図7において、701,70
2,703,704はそれぞれFL(前部左チャンネル:Front
Lch)、FR(前部右チャンネル:Front Rch)、RL(後
部左チャンネル:Rear Lch)、RR(後部右チャンネ
ル:Rear Rch)信号を増幅する増幅器、705,706,70
7,708はそれぞれスピーカFL,FR,RL,RR、70
9は車室内である。
【0003】次に上記構成の車載用オーディオ装置の動
作について説明する。図7において、左チャンネルLch
および右チャンネルRchの各オーディオ信号は、増幅器
701,703および702,704によってそれぞれ増幅され、ス
ピーカ705,707および706,708から、車室内709に放射
される。
【0004】図8は、後部左座席受聴位置における上記
従来のオーディオ装置で各スピーカFL,FR,RL,
RR705〜708から放射された音の到達時間(横軸)と振幅
(縦軸)の関係を示したものである。スピーカRL707,
RR708,FL705,FR706からの音が、それぞれ振幅
RL,LRR,LFL,LFRで、到達時間τRL,τRR
τFL,τFRで到達している。
【0005】また、図9は従来の車載用オーディオ装置
における音場制御装置の構成を示すブロック図である。
【0006】図9において、901,902,923〜926はLP
F、903,904はHPF、905,906はダウンサンプリング
手段、907〜914はFIR(Finite Impulse Filter)フィ
ルタ、915〜918,927〜930は加算器、919〜922はアップ
サンプリング手段である。
【0007】次に上記装置の動作について説明する。図
9においてRchおよびLchのディジタルオーディオ入力
信号はLPF901,902およびHPF903,904によって低
い周波数成分と高い周波数成分に分離される。LPF90
1,902およびHPF903,904のカットオフ周波数は、音
像の定位感と相関の深い帯域とそれ以外に分離するよう
に、500Hz〜4kHzの間に設定されている。これは、500H
z以下を制御しないと充分な音像の定位感改善効果が得
られず、また4kHz以上を制御すると波長との関係か
ら、音質が劣化し演算量も多くなってしまうからであ
る。そして、HPF903,904によって分離された高い周
波数成分は、加算器927〜930の一方の入力となる。
【0008】一方LPF901,902によって分離された低
い周波数成分は、ダウンサンプリング手段905,906によ
ってサンプリング周波数を下げられる。このサンプリン
グ周波数を下げられた信号は、FIRフィルタ907〜914
によって所望の振幅・位相特性にさせられ加算器915〜91
8の入力となる。この加算器915〜918の出力信号は、ア
ップサンプリング手段919〜922によってサンプリング周
波数を上げられ、スムージングフィルタであるLPF92
3〜926を通り、加算器927〜930のもう一方の入力とな
る。上記LPF923〜926のカットオフ周波数は、LPF
901,902と同じものとする。
【0009】図10は、上記従来の音場制御装置で車室内
に放射された音の、後部左座席受聴位置における到達時
間(横軸)と振幅(縦軸)を示したものである。LPF90
1,902およびHPF903,904によってディジタルオーデ
ィオ入力信号は、低域側と高域側に分離されるので、図
10には低域側(1)と高域側(2)の信号の到達時間と振幅を
示す。低域側(1)の信号は、前記FIRフィルタによっ
て振幅と位相を制御されているため、合成された1つの
音として後部左座席に到達時間τLOWで到達するが、高
域側(2)の信号は制御されていないために、上記従来の
オーディオ装置と同様にスピーカRL707,RR708,F
L705,FR706からの音がそれぞれ到達時間τRLHigh
τRRHigh,τFLHigh,τFRHighで別々に到達する。
【0010】このように、上記従来の車載用オーディオ
装置、音場制御装置でも、オーディオ信号を再生し、低
域の音の到達時間を制御することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車載用オーディオ装置、音場制御装置では、後部座
席において後スピーカRL,RRが前スピーカFL,F
Rよりも近いために、後スピーカRL,RRからの音が
前スピーカFL,FRからの音よりも早く到達し、音像
の方向や拡がり感、定位距離等の音像定位感が後スピー
カRL,RRからの音に支配され、リスニングルームの
ように離れた距離にスピーカを設置したときのような自
然なオーディオ再生ができないという問題があった。
【0012】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、リスニングルームのような自然な音像定位
感をもつオーディオ再生のできる車載用オーディオ装置
を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、車室内に設置してある各前後スピーカへの
入力信号の遅延時間を独立に制御する遅延器を設け、後
スピーカからの音の到達時間を前スピーカからの音の到
達時間よりも遅くなるようにしたものである。
【0014】
【作用】従って、本発明によれば、後部座席における受
聴位置において距離の遠い前スピーカからの音が先に到
達するため音像定位感が前スピーカからの音に支配さ
れ、離れた距離にスピーカを設置してあるリスニングル
ームのような自然な音像定位感を持つオーディオ再生が
できるという効果を有する。
【0015】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例における車載用
オーディオ装置の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、101〜104はそれぞれFL,FR,RL,RR信
号を遅延させる遅延器、105〜108はそれぞれFL,F
R,RL,RR信号のレベルを変更する乗算器、109〜1
12はそれぞれFL,FR,RL,RR信号増幅する増幅
器、113〜116はスピーカFL,FR,RL,RR、117
は車室内である。
【0016】次に上記第1の実施例の動作について説明
する。図1において、Lch,Rchオーディオ信号は遅延
器101〜104と乗算器105〜108によりそれぞれ別々に所定
の量の遅延時間変更、および所定の量のレベル変更がな
され、増幅器109〜112により増幅される。増幅された信
号は、スピーカFL,FR,RL,RR113〜116によっ
て車室内117に放射される。
【0017】次に遅延器101〜104と、乗算器105〜108の
パラメータ設定方法について説明する。前スピーカF
L,FRからの音の到達時間よりも後スピーカRL,R
Rからの音の到達時間の方を遅くするため、遅延器101
〜104のそれぞれの遅延時間D1〜D4を、
【0018】
【数1】D1=0 D2=0 D3>τFR−τRL4>τFR−τRR とする。ただし、τFR,τRL,τRRはそれぞれ、スピー
カFRから後部左座席の受聴位置まで、スピーカRLか
ら同受聴位置まで、スピーカRRから同受聴位置までの
音の到達時間であり、図8に示したものである。上記の
ように遅延器101〜104の到達時間D1〜D4を設定した場
合の後部左座席受聴位置における各スピーカからの音の
到達時間(横軸)と振幅(縦軸)の関係を図2に示す。ま
た、スピーカFLとスピーカFRからの到達時間を揃え
るために、
【0019】
【数2】D1=0 D2=τFR−τFL3>τFR−τRL4>τFR−τRR とすれば、図3のような到達時間(横軸)と振幅(縦軸)の
関係となる。ただし、τFLはスピーカFLから後部左座
席受聴位置までの到達時間であり、図8に示したもので
ある。さらに先に到達する音の方を、後から到達する音
よりも振幅を大きくするために、乗算器105〜108のそれ
ぞれの係数L1〜L4
【0020】
【数3】L1>LRL/LFL2>LRL/LFR3=1 L4=1 とすれば、図4のような到達時間(横軸)と振幅(縦軸)の
関係となる。ただし、LRL,LFL,LFRはそれぞれ後部
左座席受聴位置におけるスピーカRL,FL,FRから
の音の振幅で、図8に示したものである。また、後部右
座席受聴位置においても同様にすれば良い。
【0021】図5は本発明の第2の実施例における車載
用オーディオ装置の音場制御装置の構成を示すブロック
図である。
【0022】図5において、501,502,523〜526はLP
F、503,504はHPF、505,506はダウンサンプリング
手段、507〜514はFIRフィルタ、515〜518、527〜530
は加算器、519〜522はアップサンプリング手段、531〜5
34は遅延器である。
【0023】次に上記第2の実施例の動作について説明
する。図5において、LPF501,502およびHPF50
3,504、ダウンサンプリング手段505,506、FIRフィ
ルタ507〜514、加算器515〜518、アップサンプリング手
段519〜522、LPF523〜526、加算器527〜530の動作は
上記従来の図9に示した車載用オーディオ装置の音場制
御装置と同様である。ここで、図9と異なる点を説明す
ると、HPF503,504の出力信号は、遅延器531〜534の
入力となり、所定の遅延時間だけ遅延された後、加算器
527〜530に入力される。遅延器531〜534の遅延時間をそ
れぞれD1High,D2High,D3High,D4Highとすると、
【0024】
【数4】D1High=τLow−τFLHigh2High=τLow−τFRHigh3High=τLow−τRLHigh4High=τLow−τRRHigh とすることで、前スピーカFL,FRからの音の到達時
間を後スピーカRL,RRからの音の到達時間よりも遅
くし、さらに低域の音の到達時間と前スピーカからの音
の到達時間を揃えることができる。ただし、τLowは低
域の音の受聴位置における到達時間、τFLHigh,τ
FRHigh,τRLHigh,τRRHighは、それぞれ後部左座席受
聴位置におけるスピーカFL,FR,RL,RRからの
高域の音の到達時間であり、図10に示したものである。
上記のように設定した場合の受聴位置における低域と高
域の音の到達時間(横軸)と振幅(縦軸)を図6の(1),(2)
に示す。また、後部右座席受聴位置においても同様にす
れば良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車載用オー
ディオ装置は、後部座席受聴位置における距離の遠い前
スピーカからの音が後スピーカからの音よりも早く到達
し、前スピーカからの音を音像定位感について支配的に
なるように遅延器の遅延時間を調整するため、受聴位置
からスピーカまでの距離が遠いリスニングルームのよう
に自然な音像定位感をもつオーディオ再生ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における車載用オーディ
オ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の遅延器の遅延時間を所定値に設定した場
合の後部左座席受聴位置における音の到達時間と振幅の
関係を示す図である。
【図3】図1の遅延器の遅延時間を所定値に設定した場
合の後部左座席受聴位置における音の到達時間と振幅の
関係を示す図である。
【図4】図1の乗算器の係数を所定値に設定した場合の
後部左座席受聴位置における音の到達時間と振幅の関係
を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施例における車載用オーディ
オ装置の音場制御装置の構成を示すブロック図である。
【図6】図5の遅延器の遅延時間を所定値に設定した場
合の後部左座席受聴位置における音の到達時間と振幅の
関係を示す図である。
【図7】従来の車載用オーディオ装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図8】図7の後部左座席受聴位置における音の到達時
間と振幅の関係を示す図である。
【図9】従来の車載用オーディオ装置における音場制御
装置の構成を示すブロック図である。
【図10】図9の後部左座席受聴位置における音の到達
時間と振幅の関係を示す図である。
【符号の説明】
101〜104,531〜534…遅延器、 105〜108…乗算器、
109〜112、701〜704…増幅器、 113,705…スピーカF
L、 114,706…スピーカFR、 115,707…スピーカ
RL、 116,708…スピーカRR、 117,709…車室
内、 501,502,523〜526,901,902,923〜926…LP
F、 503,504,903,904…HPF、505,506,905,9
06…ダウンサンプリング手段、 507〜514,907〜914…
FIRフィルタ、 515〜518,527〜530,915〜918,92
7〜930…加算器、 519〜522,919〜922…アップサンプ
リング手段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車前部に2つ以上、後部に2つ以上のス
    ピーカを搭載した車の前記各スピーカへの入力信号をそ
    れぞれ独立に遅延させる遅延器と、前記入力信号を増幅
    する増幅器とを有することを特徴とする車載用オーディ
    オ装置。
  2. 【請求項2】 前記各スピーカへの入力信号のレベル
    を、それぞれ独立に変える乗算器を有することを特徴と
    する請求項1記載の車載用オーディオ装置。
  3. 【請求項3】 車後部座席における後スピーカからの音
    の到達時間を、前スピーカからの音の到達時間より遅く
    なるように前記遅延器の遅延時間を調整したことを特徴
    とする請求項1または2記載の車載用オーディオ装置。
  4. 【請求項4】 2つ以上の前スピーカからの音の到達時
    間を同一になるように前記遅延器の遅延時間を調整した
    ことを特徴とする請求項3記載の車載用オーディオ装
    置。
  5. 【請求項5】 後スピーカからの音のレベルを、前スピ
    ーカからの音のレベルよりも小さくなるように前記乗算
    器の係数を調整したことを特徴とする請求項2,3また
    は4記載の車載用オーディオ装置。
  6. 【請求項6】 オーディオ信号を低域と高域にそれぞれ
    分離するLPF,HPFフィルタと、低域のオーディオ
    信号のサンプリング周波数を下げるダウンサンプリング
    手段と、低域のオーディオ信号のレベルと位相を所望の
    特性に変えるFIRフィルタと、前記FIRフィルタを
    通ったオーディオ信号のサンプリング周波数を上げるア
    ップサンプリング手段と、前記アップサンプリング手段
    の出力信号を低域に分離するLPFとを有する音場制御
    装置における前スピーカからの高域信号の到達時間が低
    域信号の到達時間と同じかまたは遅くなるように、かつ
    後スピーカからの高域信号の到達時間が前スピーカから
    の到達時間よりも遅くなるように遅延時間を調整した遅
    延器を有することを特徴とする車載用オーディオ装置。
JP7162237A 1995-06-28 1995-06-28 車載用オーディオ装置 Pending JPH0919000A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001028799A (ja) * 1999-05-10 2001-01-30 Sony Corp 車載用音響再生装置
KR20040023334A (ko) * 2002-09-11 2004-03-18 현대모비스 주식회사 차량용 a/v 시스템의 스피커 지연시간 설정장치
WO2005112508A1 (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Pioneer Corporation 音響システム
EP1370115A3 (en) * 2002-06-07 2009-01-14 Panasonic Corporation Sound image control system

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