JPH09190416A - 二重化コンピュータシステム及び二重化i/o制御方法 - Google Patents

二重化コンピュータシステム及び二重化i/o制御方法

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JPH09190416A
JPH09190416A JP8001206A JP120696A JPH09190416A JP H09190416 A JPH09190416 A JP H09190416A JP 8001206 A JP8001206 A JP 8001206A JP 120696 A JP120696 A JP 120696A JP H09190416 A JPH09190416 A JP H09190416A
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JP8001206A
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Takahiro Saruta
隆弘 猿田
Yoshihiro Miyazaki
義弘 宮崎
Hiroaki Fukumaru
広昭 福丸
Shinichiro Yamaguchi
伸一朗 山口
Naoto Miyazaki
直人 宮崎
Soichi Takatani
壮一 高谷
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】片系異常発生時に、アドレスの異なるI/O
正、副に対し、アドレスを変更することなくアクセス可
能な二重化I/O制御方式を提供する。 【解決手段】CPU1−1、1−2からDSBA2−
1、2−2を介してI/O5−1、5−2にアクセスを
する。正常時はCPU1−1からA系バスを経由してI
/O(正)5−1にデータ転送し、CPU1−2からB
系バスを経由してI/O(副)5−2にデータ転送す
る。異常発生時はOSがDSBA2−1、2−2内のバ
スマッピング機構6を変更し、正常系CPU1−1、1
−2から正常系バスを経由してアドレスの異なるI/O
(正)5−1及びI/O(副)5−2両方にデータ転送
をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高信頼化コンピュー
タシステムに関し、特に、二重化I/O制御方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の高信頼化コンピュータシステム
は、例えば、特開平1−154242号公報に記載のよ
うに、CPUモジュール内にクロスリンクを設け、クロ
スリンク内のレジスタの値により、二重化I/Oを制御
している。
【0003】ここでは、A系とB系が完全に分離した二
重化システムにおいて、クロスリンク内のレジスタの値
により、以下のアクセス種類をサポートしている。
【0004】(1)A系、B系間の同期を取らない状
態。
【0005】(2)自系のデータは使用せず、他系のデ
ータを自系のI/Oに送出する状態。
【0006】(3)自系のデータを自系のI/Oと他系
のI/O両方に送出する状態。
【0007】(4)A系、B系間の同期を取りながらA
系、B系それぞれのI/Oにデータを送出する状態。
【0008】さらに、A系、B系内も更に二重化され、
一致チェックはI/Oモジュール内で行い、二重化I/
OはA系、B系それぞれからのみアクセス可能としてい
る。
【0009】しかし、この例のような方式ではI/Oが
片系にのみ接続されているため、IOバス又はI/Oモ
ジュールに異常が発生した場合、片系が切り離されて二
重化I/Oが実現できなくなる。
【0010】そこで、(株)日立製作所FT−6100
システム概説書(1992年発行、マニュアルNo.F
T61−1−001)に記載のように、二重化I/Oを
A系、B系の両方からアクセスできるようにして、IO
バス又はI/Oモジュールに異常が発生した場合にも、
二重化I/Oを実現しているものがある。この例では、
I/Oモジュールを二重化し、一方のI/Oモジュール
に異常が発生した場合に、他方のI/Oモジュールに対
してアクセスするため、CPUからのアクセスアドレス
を変更してアクセスしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の概説書の構成で
は、一方のI/Oモジュールに異常が発生した場合にも
二重化I/Oを実現できる。しかし、CPUからプログ
ラムのアクセスアドレスを変えて他方のI/Oモジュー
ルにアクセスするには、2本のIOバスのアドレス空間
をサポートしなければならないという問題点がある。
【0012】本発明の目的は、コンピュータシステムの
片系に異常発生時に、CPUからアクセスアドレスを変
更することなく、アドレスの異なる他系のI/Oへのア
クセスを可能とする、二重化I/O制御方法を提供する
ことにある。
【0013】また、本発明の目的は、1本のI/Oバス
のアドレス空間しかサポートしていないプロセッサシス
テムを二重化し、構成の簡単な二重化コンピュータシス
テムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、A系とB系からなるプロセッサ装置(以
下、CPU)及びバス接続機構(以下、DSBA)と、
異なるアドレスを持つ正、副のI/Oを備え、プロセッ
サ装置間でクロック同期しながら、一方を主系、他方を
従系として二重系運転を行うコンピュータシステムにお
いて、前記DSBAは、A系プロセッサ装置からA系バ
スを経由しI/O(正)へアクセスし、B系プロセッサ
装置からB系バスを経由しI/O(副)へアクセスする
プライオリティモードと、A系プロセッサ装置からA系
バスを経由しI/O(正)及びI/O(副)へアクセス
するA系モードと、B系プロセッサ装置からB系バスを
経由しI/O(正)及びI/O(副)へアクセスするB
系モードから、一つのモードを選択できるように構成し
たことを特徴とする。
【0015】前記DSBAは、CPUからのアクセスを
中継し、自系バス(DSバスP)を経由して正または副
のI/Oと接続する中継バッファPと、他系バス(DS
バスS)を経由して副または正のI/Oと接続する中継
バッファSを設けていることを特徴とする。
【0016】前記DSBAは、CPUからの設定モード
とアクセスするアドレスのI/O(正)またはI/O
(副)を識別して、設定モードに応じて前記バッファP
とバッファSの各々を出力可能/不可能に制御するモー
ド切替手段を設けていることを特徴とする。
【0017】前記モード切替手段は、CPUからの設定
モードとアクセスするアドレスのI/O(正)またはI
/O(副)を識別して、当該アクセスに対し自系バスま
たは他系バスを使用することを示す信号(BSEL)を
生成するバスマッピング手段を含むことを特徴とする。
【0018】前記DSBAは、CPUから出力される自
系の切離し信号(DISCON)と他系の切離し信号
(XDISCON)を受信可能となし、DISCONが
受信される場合は前記中継バッファP及び中継バッファ
Sの出力を不可能とし、XDISCONが受信される場
合は前記中継バッファP及び中継バッファSの出力を可
能に制御するモード切替手段設けていることを特徴とす
る。
【0019】本構成によれば、モード切り替えのため
に、アクセスするI/Oアドレスを変更する必要がない
ので、CPUは同一アドレスに対するアクセスを行えば
よく、1本のI/Oバスのアドレス空間のみサポートす
ればよい。
【0020】さらに、本発明の方法は、二重化されたA
系とB系のプロセッサ装置(CPU)から異なるアドレ
スを持つ正、副のI/Oへアクセスするコンピュータシ
ステムの二重化I/O制御方法において、通常時は、各
系のCPUからI/O(正)とI/O(副)へアクセス
し、A系のCPUからA系バスを経由してI/O(正)
へのアクセスのみを許可し、B系のCPUからB系バス
を経由してI/O(副)へアクセスのみを許可し、前記
A系バスからI/O(正)間に異常が発生した場合は、
CPUからの指示に基づいて、B系のCPUからB系バ
スを経由してI/O(正)及び(副)へのアクセスのみ
を許可し、前記B系バスからI/O(副)間に異常が発
生した場合は、CPUからの指示に基づいて、A系のC
PUからA系バスを経由してI/O(正)及び(副)へ
のアクセスのみを許可することを特徴とする。
【0021】これによれば、片系のI/Oバスやアダプ
タ(BA)などに異常が発生したとき、これを検知した
CPUから自系と他系に割込みを発生してDSBAによ
るモード切り替えが行われる。この結果、一方のCPU
から正常な系のI/Oバスを用いた、I/O(正)、
(副)へのアクセスが行われ、二重化I/Oへのアクセ
スを継続する。
【0022】また、本発明の方法は、通常時は、各系の
CPUからI/O(正)とI/O(副)へアクセスし、
A系のCPUからA系バスを経由してI/O(正)への
アクセスのみを許可し、B系のCPUからB系バスを経
由してI/O(副)へアクセスのみを許可し、自系のC
PUの切り離し信号がオンされたとき、自系からI/O
(正)とI/O(副)へのアクセスを抑止するととも
に、他系のCPUからA系バス及びB系バスを使用して
I/O(正)とI/O(副)へアクセスすることを特徴
とする。
【0023】これによれば、片系のCPUが異常や他の
目的で切り離された場合に、正常なCPUから両系のI
/Oバスを用いて、I/O(正)、(副)へのアクセス
が行われ、二重化I/Oへのアクセスを継続する。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態によ
るコンピュータシステムの構成図である。本例のコンピ
ュータシステムで、A、B2系のプロセッサ(CPU)
1−1、1−2は、システムバス8−1、8−2によ
り、バス接続機構(DSBA)2−1、2−2とそれぞ
れ接続されている。DSBA2−1、2−2は、バスマ
ッピング機構6−1、6−2を含んでいる。
【0025】DSBA2−1、2−2の各々は、DSバ
ス9−1、9−2により両系のバスアダプタ(BA)3
−1、3−2に接続されている。A系DSBA2−1の
P側(プライオリティ)にはA系のDSバス9−1が接
続され、S側(セカンダリィ)にはB系のDSバス9−
2が接続される。また、B系DSBA2−2のP側には
B系のDSバス9−2が接続、S側にはA系のDSバス
9−1が接続される。
【0026】BA3−1、3−2にはIOバス7−1、
7−2を介してIOアダプタ(IOA)4−1、4−2
が接続されている。IOA4はIOバス7に複数個、接
続することも可能である。IOA4−1、4−2のチャ
ネルCH0にはI/O(正)5−1、CH1にはI/O
(副)5−2がそれぞれ接続されている。
【0027】A系CPU1−1とB系CPU1−2はク
ロック同期をとっていて、A系CPU1−1からB系C
PU1−2へマスタ信号10−1とクロック11−1を
出力し、B系CPU1−2からA系CPU1−1へマス
タ信号10−2とクロック11−2を出力している。
【0028】図2は、DSBAの構成図である。DSB
A2はバスマッピング機構6、EOR回路25、NOT
回路26、28、AND回路27、29−1、29−
2、バッファP22−1、バッファS22−2、バス選
択回路23−1、23−2から構成されている。
【0029】図3に、バスマッピング機構の構成を示
す。バスマッピング機構6は、DEC61と、モード設
定レジスタ62から構成される。モード設定レジスタ6
2には、CPUによるモード設定信号(ライトデータ線
81)が書き込まれ、DEC61はモード設定信号とI
/Oアドレス(アドレス線82)の組合せからBSEL
67を出力する。
【0030】図4に、モード設定信号とBSEL信号の
データ構成を示す。モード設定信号は、モード変更時に
書き替えられ、MODE=11のときはプライオリティ
バス使用、MODE=10のときはA系バス使用、MO
DE=01のときはB系バス使用を意味する。プライオ
リティバス使用のときは、A系のDSBAはA系のバス
を、B系のDSBAはB系のバスを使用する。モードの
設定と変更は、異常の発生や特定の目的に応じて、CP
Uが指示する。
【0031】BSEL信号は、MODE=11でI/O
(副)、MODE=01でI/O(正、副)をアクセス
する場合に、BSEL=1となる。また、MODE=1
1でI/O(正)、MODE=10でI/O(正、副)
をアクセスする場合に、BSEL=0となる。
【0032】さらに、DSBA2では、バスマッピング
機構6のBSEL67と、自身の接続している系を示す
信号IDB89(A系=0、B系=1)をEOR回路2
5に入力する。EOR回路25は、BSEL=1でID
B=0、または、BSEL=0でIDB=1のとき信号
30を出力する。
【0033】信号30はAND回路29−2と、NOT
回路28を介したAND回路29−1に入力され、バス
要求83を制御する。すなわち、信号30=0のときバ
ス要求31−1をバッファP22−1に入力し、信号3
0=1のときバス要求31−2をバッファS22−2に
入力する。バッファP22−1とバッファS22−2の
各々には、アドレス線82によるI/Oアドレスとライ
トデータ線81による書き込みデータが入力される。
【0034】また、CPU異常時等に自系をシステムか
ら切り離したことを示すDISCON87が、NOT回
路26を介した信号24−1として、バッファP22−
1のOE(output enable)に入力される。また、NOT
回路26を介したDISCON87と、他系がシステム
から切り離されたことを示す信号XDISCON88と
が、AND回路27を介した信号24−2として、バッ
ファS22−2のOE(output enable)に入力される。
【0035】バッファP22−1は、信号30=0で信
号24−1=1のとき、DSバスP(A系の場合はDS
バス9−1、B系の場合はDSバス9−2)へバス要求
93−1を出力し、アドレス及びライトデータを転送す
る。それ以外のときはバス要求を抑止する。バッファS
22−2は、信号30=1で信号24−2=1のとき、
DSバスS(A系の場合はDSバス9−2、B系の場合
はDSバス9−1)へのバス要求93等を出力し、それ
以外のときは抑止する。
【0036】また、DSBA2では、リードデータ94
−1、94−2をバス選択回路23−1、23−2に入
力する。バス選択回路23−1、23−2は、バス要求
84−1、84−2を出力し、バス使用許可85−1、
85−2が返ってきたら、リードデータ86をシステム
バス8に出力する。
【0037】本例の二重系のコンピュータシステムは、
上記したDSBAを備えることによって、以下のような
動作を実現する。
【0038】通常は、A系CPU1−1とB系CPU1
−2からI/O(正)5−1とI/O(副)5−2に対
し、それぞれ一回ずつデータを転送する。モード設定は
プライオリティバス使用であり、I/O(正)にアクセ
スの場合BSEL=0、I/O(副)にアクセスの場合
BSEL=1となる。DISCON87、XDISCO
N88は0である。
【0039】従って、A系CPU1−1からI/O
(正)5−1に対するアクセス、例えばデータ転送は、
DSBA2−1のバッファPが出力し、BA3−1、I
OA4−1を通ってI/O(正)5−1に行われる。A
系CPU1−1からI/O(副)5−2に対するアクセ
スは、DSBA2−1のバッファSによって抑止され
る。
【0040】B系CPU1−2からI/O(副)5−2
に対するアクセスは、DSBA2−2のバッファPが出
力し、BA3−2、IOA4−2を通ってI/O(副)
5−2へ行われる。B系CPU1−2からI/O(正)
5−1に対するアクセスは、DSBA2−2内のバッフ
ァSが抑制する。
【0041】図5は、二重化I/OへアクセスするA
系、B系の正常時の動作を示すフローチャートである。
*印のあるステップはDSBAの動作である。
【0042】A系では、CPUがI/O(正)5−1へ
アクセスすると(step11)、DSBA2−1はD
Sバス9−1へアドレスとライトデータを出力する(s
tep12)。次に、I/O(副)5−2へアクセスす
ると(step13)、DSBA2−1はDSバス9−
1へのアドレス及びライトデータを抑止する(step
14)。
【0043】B系では、I/O(正)5−1へアクセス
すると(step21)、DSBA2−2はDSバス9
−1へのアドレス及びライトデータを抑止し(step
22)、I/O(副)5−2へアクセスすると(ste
p23)、DSBA2−2はDSバス9−2へアドレス
及びライトデータを出力する(step24)。
【0044】次に、一方の系の異常時の動作を、下流に
おけるI/Oバス経路異常と、上流におけるCPU異常
の場合について、それぞれ説明する。
【0045】例えば、CPU1−1からI/O(正)5
−1へデータ転送時に、A系のBA3−1で異常が発生
すると、CPU1−1、1−2から割込が発生し、OS
によってバスマッピング機構6−1、6−2のモード設
定が変更され、B系使用のMODE=01に切り換えら
れる。
【0046】この結果、I/O(正)、(副)をアクセ
スする場合、共にBSEL=1となる。したがって、A
系のDSBA2−1では、バッファP22−1、バッフ
ァS22−2ともに出力を抑止する。B系のDSBA2
−2では、I/O(正)、(副)ともに、バッファP2
2−1によって出力する。
【0047】図6は、二重化I/OへアクセスするA系
異常時の動作を示すフローチャートである。*印のある
ステップはDSBAの動作である。
【0048】A系の動作では、I/O(正)5−1へア
クセスすると(step31)、DSBA2−1はDS
バス9−1へアドレス及びライトデータを出力し(st
ep32)、エラーが報告される(step33)。エ
ラー報告により割込が発生し(step34)、OSは
モードを切り換える(step35)。モード切り換え
後に、I/O(正)5−1へリトライアクセスすると
(step36)、DSBA2−1はDSバス9−1へ
のアドレスとライトデータを抑止する(step3
7)。続いて、I/O(副)5−2へアクセスすると
(step38)、DSBA2−1はDSバス9−1へ
のアドレス及びライトデータを抑止(step39)す
る。
【0049】B系の動作では、I/O(正)5−1へア
クセスすると(step41)、DSBA2−2はDS
バス9−2へのアドレス及びライトデータを抑止する
(step42)。しかし、A系からエラーが報告を受
けると(step43)、割込が発生し(step4
4)、モードを切り換える(step45)。モード切
り換え後に、I/O(正)5−1へリトライアクセスす
ると(step46)、DSBA2−2はDSバス9−
2へアドレス及びライトデータを出力する(step4
7)。続いて、I/O(副)5−2へアクセスすると
(step48)、DSBA2−2はDSバス9−2へ
アドレス及びライトデータを出力(step49)す
る。
【0050】上記転送方向とは逆に、I/O5−1、5
−2からCPU1−1、1−2へデータ転送する場合、
通常はI/O(正)5−1からIOA4−1、BA3−
1を通り、両系のDSBA2−1、2−2を経由して両
系のCPU1−1、1−2へ転送する。A系のBA3−
1やIOバス7−1等に異常が発生した場合は、I/O
(副)5−2からIOA4−2、BA3−2を通り、両
系のDSBA2−1、2−2を経由して両系のCPU1
−1、1−2へと転送する。
【0051】図7に、二重化I/OへアクセスするA
系、B系のタイミングチャートを示す。同図(a)は正
常時で、A系とB系のシステムバス8−1,8−2に、
I/O(正)5−1とI/O(副)5−2へのアクセス
が出力される。A系DSバス9−1及びA系IOバス7
−1には、I/O(正)5−1へのアクセスのみが出力
される。B系DSバス9−2及びB系IOバス7−2に
は、I/O(副)5−2へのアクセスのみが出力され
る。
【0052】同図(b)はA系異常時で、A系とB系の
システムバス8にI/O(正)5−1へのアクセスが出
力される。A系DSバス9−1にI/O(正)5−1へ
のアクセスが出力されエラーが発生すると、割込が発生
してA系とB系のシステムバス8にモード切り換えを指
示する。モード切り換え終了後、A系とB系のシステム
バス8に、I/O(正)5−1へのリトライアクセスと
I/O(副)5−2へのアクセスが出力される。A系D
Sバス9−1には両方のアクセスとも抑止され、B系D
Sバス9−2にはI/O(正)5−1へのリトライアク
セスとI/O(副)5−2両方へのアクセスが出力され
る。
【0053】次に、CPU異常時の動作を説明する。図
8は、二重化I/OへアクセスするA系のCPU異常時
の動作を示すフローチャートである。*印のあるステッ
プはDSBAの動作である。CPU異常時には、バスマ
ッピング機構6はプライオリティモード(MODE=1
1)を維持する。
【0054】A系の動作では、I/O(正)5−1へア
クセスすると(step51)、CPU内でエラーが発
生し、DISCON87を1とする(step52)。
このとき、AND回路29−1はバス要求31−1をオ
ンしているが、DISCON=1により、バッファP2
2−1はDSバス9−1へのアドレス及びライトデータ
を抑止する(step53)。続いて、I/O(副)5
−2へアクセスすると(step54)、BSEL=1
となりバス要求31−2をオンしているが、DISCO
N=1、XDISCON=0のため、バッファS22−
2はDSバス9−2へのアドレス及びライトデータを抑
止する(step55)。
【0055】B系の動作では、I/O(正)5−1へア
クセスすると(step61)、A系CPUのDISC
ON=1の情報により、XDISCON88を1とする
(step62)。上記またはリトライによるI/O
(正)5−1のアクセスは、BSEL=0のためバス要
求31−2がオンし、DISCON=0、XDISCO
N=1のため、DSBA2−2のバッファS22−2に
より、アドレス及びライトデータがDSバス9−1へ出
力され(step63)、BA3−1、IOA4−1を
経てI/O(正)5−1へ、データ転送される。続い
て、I/O(副)5−2へアクセスすると(step6
4)、BSEL=1となるのでバス要求31−1がオン
し、DISCON=0のため、DSBA2−2のバッフ
ァP22−1により、アドレス及びライトデータがDS
バス9−2へ出力され(step63)、BA3−2、
IOA4−2を経てI/O(副)5−2へ、データ転送
される(step65)。
【0056】このように、A系CPUの異常時は、バス
マッピング機構6はプライオリティモードを維持し、A
系のDSBA2−1は自系の切離し信号によって、自系
バス(DSバス9−1)及び他系バス(DSバス9−
2)への出力を全て抑止し、B系のDSBA2−2は他
系の切離し信号に応じて、自系バス(DSバス9−2)
及び他系バス(DSバス9−1)への出力を全て可能に
するので、正常なCPUが自系バスと他系バスを使用し
て二重化I/Oを維持できる。
【0057】なお、上記では、CPU故障を例にとった
が、一方のCPUが立ち上がっていない場合、さらに
は、何らかの目的で他系が完全二重系運転から外れる場
合などにも適用できることは言うまでもない。
【0058】図9に、I/Oが複数ある場合に、OSか
らみた起動用のアドレス及び各CHと使用するバスの関
係を示す。同図(a)は正常時で、CHのNoが0,
2,4の偶数の場合にA系IOバス7−1、CHのNo
が1,3,5の奇数の場合にB系IOバス7−2を使用
する。同図(b)はA系異常時で、CHのNoの全てが
B系IOバス7−2を使用する。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、プライオリティモー
ド、A系バスの使用モード、B系バスの使用モードを切
り替え可能にハード構成しているので、片系異常時にア
ドレスを変更することなく、適宜にモード選択してI/
O(正)、I/O(副)のアクセスを継続でき、システ
ムの信頼性を向上できる。
【0060】また、CPU側でアドレス変更の必要がな
いので、CPUがサポートするIOバスのアドレス空間
が一系のみですみ、構成が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による二重化コンピュータ
システムの構成図。
【図2】DSBAの内部構成図。
【図3】バスマッピング機構の機能構成図。
【図4】モード設定信号とBSEL信号のデータ構成を
示す説明図。
【図5】I/Oへアクセスする正常時の動作を示すフロ
ーチャート。
【図6】I/OへアクセスするA系異常時の動作を示す
フローチャート。
【図7】I/OへアクセスするA系、B系のタイミング
チャート。
【図8】I/OへアクセスするA系CPU異常時の動作
を示すフローチャート。
【図9】I/Oが複数ある場合に、OSからみた起動用
のアドレス及び各CHと使用するバスの関係を示す説明
図。
【符号の説明】
1…CPU、2…DSBA、3…BA、4…IOA、5
−1…I/O(正)、5−2…I/O(副)、6…バス
マッピング機構、7…IOバス、8…システムバス、9
−1…DSバスP、9−2…DSバスS、22−1…バ
ッファP、22−2…バッファS、23…バス選択回
路、25…EOR回路、26,28…NOT回路、2
7,29…AND回路、67…BSEL、81…ライト
データ(線)、82…アドレス(線)、83…バス要求
(線)、87…DISCON(線)、88…XDISC
ON(線)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 伸一朗 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 宮崎 直人 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 高谷 壮一 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A系とB系からなるプロセッサ装置(以
    下、CPU)及びバス接続機構(以下、DSBA)と、
    異なるアドレスを持つ正、副のI/Oを備え、プロセッ
    サ装置間でクロック同期しながら、一方を主系、他方を
    従系として二重系運転を行うコンピュータシステムにお
    いて、 前記DSBAは、A系プロセッサ装置からA系バスを経
    由しI/O(正)へアクセスし、B系プロセッサ装置か
    らB系バスを経由しI/O(副)へアクセスするプライ
    オリティモードと、A系プロセッサ装置からA系バスを
    経由しI/O(正)及びI/O(副)へアクセスするA
    系モードと、B系プロセッサ装置からB系バスを経由し
    I/O(正)及びI/O(副)へアクセスするB系モー
    ドから、一つのモードを選択できるように構成したこと
    を特徴とする二重化コンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記DSBAは、CPUからのアクセスを中継し、自系
    バス(DSバスP)を経由して正または副のI/Oと接
    続する中継バッファPと、他系バス(DSバスS)を経
    由して副または正のI/Oと接続する中継バッファSを
    設けていることを特徴とする二重化コンピュータシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記DSBAは、CPUからの設定モードとアクセスす
    るアドレスのI/O(正)またはI/O(副)を識別し
    て、設定モードに応じて前記バッファPとバッファSの
    各々を出力可能/不可能に制御するモード切替手段を設
    けていることを特徴とする二重化コンピュータシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記モード切替手段は、CPUからの設定モードとアク
    セスするアドレスのI/O(正)またはI/O(副)を
    識別して、当該アクセスに対し自系バスまたは他系バス
    を使用することを示す信号(BSEL)を生成するバス
    マッピング手段を含むことを特徴とする二重化コンピュ
    ータシステム。
  5. 【請求項5】 請求項2または3または4において、 前記DSBAは、CPUから出力される自系の切離し信
    号(以下、DISCON)と他系の切離し信号(以下、
    XDISCON)を受信可能となし、DISCONが受
    信される場合は前記中継バッファP及び中継バッファS
    の出力を不可能とし、XDISCONが受信される場合
    は前記中継バッファP及び中継バッファSの出力を可能
    に制御するモード切替手段設けていることを特徴とする
    二重化コンピュータシステム。
  6. 【請求項6】 二重化されたA系とB系のプロセッサ装
    置(CPU)から異なるアドレスを持つ正、副のI/O
    へアクセスするコンピュータシステムの二重化I/O制
    御方法において、 通常時は、各系のCPUからI/O(正)とI/O
    (副)へアクセスし、A系のCPUからA系バスを経由
    してI/O(正)へのアクセスのみを許可し、B系のC
    PUからB系バスを経由してI/O(副)へアクセスの
    みを許可し、 前記A系バスからI/O(正)間に異常が発生した場合
    は、CPUからの指示に基づいて、B系のCPUからB
    系バスを経由してI/O(正)及び(副)へのアクセス
    のみを許可し、 前記B系バスからI/O(副)間に異常が発生した場合
    は、CPUからの指示に基づいて、A系のCPUからA
    系バスを経由してI/O(正)及び(副)へのアクセス
    のみを許可することを特徴とする二重化I/O制御方
    法。
  7. 【請求項7】 二重化されたA系とB系のプロセッサ装
    置(CPU)から異なるアドレスを持つ正、副のI/O
    へアクセスするコンピュータシステムの二重化I/O制
    御方法において、 通常時は、各系のCPUからI/O(正)とI/O
    (副)へアクセスし、A系のCPUからA系バスを経由
    してI/O(正)へのアクセスのみを許可し、B系のC
    PUからB系バスを経由してI/O(副)へアクセスの
    みを許可し、 自系のCPUの切り離し信号がオンされたとき、自系か
    らI/O(正)とI/O(副)へのアクセスを抑止する
    とともに、他系のCPUからA系バス及びB系バスを使
    用してI/O(正)とI/O(副)へアクセスすること
    を特徴とする二重化I/O制御方法。
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