JPH09190507A - 住所読取装置 - Google Patents
住所読取装置Info
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- JPH09190507A JPH09190507A JP8003609A JP360996A JPH09190507A JP H09190507 A JPH09190507 A JP H09190507A JP 8003609 A JP8003609 A JP 8003609A JP 360996 A JP360996 A JP 360996A JP H09190507 A JPH09190507 A JP H09190507A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】縦書き郵便物の住所情報の中にある横並び文字
を含む住所表示番号の認識を,高速にかつ精度良く認識
すること,さらに,新しい住所表示番号の表記パターン
の登録などのメンテナンスを容易にすることを目的とす
る。 【解決手段】同じ算用数字でも縦書き数字と横並び数字
を別々の任意の数字を表す記号,すなわち別々のワイル
ドカードを用いて表現した単語を辞書に登録しておく。
一方,文字識別した結果を上述したワイルドカードに変
換した候補文字群を用意し,それと辞書単語の照合を行
うことで住所表示番号を認識する。また,辞書から照合
する単語を検索するときに,ワイルドカードに変換した
候補文字群をインデックスとして検索し,さらに縦横書
きの属性が一致する単語のみを取り出して照合を行う。
を含む住所表示番号の認識を,高速にかつ精度良く認識
すること,さらに,新しい住所表示番号の表記パターン
の登録などのメンテナンスを容易にすることを目的とす
る。 【解決手段】同じ算用数字でも縦書き数字と横並び数字
を別々の任意の数字を表す記号,すなわち別々のワイル
ドカードを用いて表現した単語を辞書に登録しておく。
一方,文字識別した結果を上述したワイルドカードに変
換した候補文字群を用意し,それと辞書単語の照合を行
うことで住所表示番号を認識する。また,辞書から照合
する単語を検索するときに,ワイルドカードに変換した
候補文字群をインデックスとして検索し,さらに縦横書
きの属性が一致する単語のみを取り出して照合を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,郵便物を自動的に
区分するために,郵便物上に記載されている住所情報を
読み取る住所読み取り装置に関する。
区分するために,郵便物上に記載されている住所情報を
読み取る住所読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】住所情報として,例えば「秋川市高田11
1-2」が記述されている場合を想定する。この時,「秋
川市高田」を町域情報,「111-2」の数字で記述されて
いる部分を住所表示番号情報と定義する。住所表示番号
には同じ意味を持つ様々な記述形態が存在する。例え
ば,「111番地2号」,「111番地の2」,「11
1−2」,「111の2」は同じ住所表示番号を意味す
る。
1-2」が記述されている場合を想定する。この時,「秋
川市高田」を町域情報,「111-2」の数字で記述されて
いる部分を住所表示番号情報と定義する。住所表示番号
には同じ意味を持つ様々な記述形態が存在する。例え
ば,「111番地2号」,「111番地の2」,「11
1−2」,「111の2」は同じ住所表示番号を意味す
る。
【0003】従来,住所表示番号の読み取り方法につい
ては,特開平7−53946号に示されるようなワイル
ドカードを利用する方式が知られている。この方式の概
要は以下の通りである。住所表示番号を表す文字パター
ンをそれぞれ切出して識別した結果は,一つの文字パタ
ーンに複数の候補文字が付随する候補文字ラティスとし
て出力される。この候補文字ラティスに対して住所表示
番号の単語照合を行えば,正しい住所表示番号が抽出で
きると考えられる。しかし,住所表示番号は上述したよ
うに様々な表記形態がある上,丁目や番などを表す数字
は任意の数字を取り得る。そのため,全ての数字や表記
の組み合わせについて,住所表示番号の単語を保持する
のは記憶容量と処理速度の点で事実上不可能である。
ては,特開平7−53946号に示されるようなワイル
ドカードを利用する方式が知られている。この方式の概
要は以下の通りである。住所表示番号を表す文字パター
ンをそれぞれ切出して識別した結果は,一つの文字パタ
ーンに複数の候補文字が付随する候補文字ラティスとし
て出力される。この候補文字ラティスに対して住所表示
番号の単語照合を行えば,正しい住所表示番号が抽出で
きると考えられる。しかし,住所表示番号は上述したよ
うに様々な表記形態がある上,丁目や番などを表す数字
は任意の数字を取り得る。そのため,全ての数字や表記
の組み合わせについて,住所表示番号の単語を保持する
のは記憶容量と処理速度の点で事実上不可能である。
【0004】そこで,候補文字中の数字を直接単語照合
の対象とはせずに,数字候補を任意の数字を表すワイル
ドカードで置き換えた候補文字ラティスを作る。例えば
算用数字なら「n」,漢数字なら「k」という具合であ
る。一方,照合を行うための単語辞書には住所表示番号
の表記パターンをワイルドカードで表した単語を登録し
ておく。「111番地2号」の表記パターンに対応する
単語は「nnn番地n号」である。そして,ワイルドカ
ードで表現された単語とワイルドカードに置き換えられ
た候補文字ラティスとの単語照合を行う。
の対象とはせずに,数字候補を任意の数字を表すワイル
ドカードで置き換えた候補文字ラティスを作る。例えば
算用数字なら「n」,漢数字なら「k」という具合であ
る。一方,照合を行うための単語辞書には住所表示番号
の表記パターンをワイルドカードで表した単語を登録し
ておく。「111番地2号」の表記パターンに対応する
単語は「nnn番地n号」である。そして,ワイルドカ
ードで表現された単語とワイルドカードに置き換えられ
た候補文字ラティスとの単語照合を行う。
【0005】これにより,上で述べたような組み合わせ
の問題を回避することができ,正しい住所表示番号表記
パターンを表す単語を抽出することができる。そして,
単語照合の結果,上位の候補に上がってきたワイルドカ
ード単語の数字部分について,元の候補文字ラティスを
参照しながら数字に復元すれば,正しい候補が得られ
る。
の問題を回避することができ,正しい住所表示番号表記
パターンを表す単語を抽出することができる。そして,
単語照合の結果,上位の候補に上がってきたワイルドカ
ード単語の数字部分について,元の候補文字ラティスを
参照しながら数字に復元すれば,正しい候補が得られ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記の
方法では縦書きの住所の場合に大きな問題点がある。例
えば,図3のように縦書きの表記の中に算用数字が書か
れた場合は,算用数字の部分は通常横並びで書かれる。
この時,その部分の文字パターンを切り出しして認識
し,上述した特開平7−53946号の知識処理を適用
しようとすると次の問題が起こる。すなわち,算用数字
の「1」とその下に続く区切り文字「|」の形状が非常
に似通っているために,それぞれの認識結果として,数
字の「1」と区切り文字の「|」が同時に候補文字に挙
がってくる。このため,上記の知識処理を適用したとし
ても,住所表示番号の表記パターンとして許容される
「111|2」,「11|12」,「1|112」が同
じような確信度で候補に挙げられる。
方法では縦書きの住所の場合に大きな問題点がある。例
えば,図3のように縦書きの表記の中に算用数字が書か
れた場合は,算用数字の部分は通常横並びで書かれる。
この時,その部分の文字パターンを切り出しして認識
し,上述した特開平7−53946号の知識処理を適用
しようとすると次の問題が起こる。すなわち,算用数字
の「1」とその下に続く区切り文字「|」の形状が非常
に似通っているために,それぞれの認識結果として,数
字の「1」と区切り文字の「|」が同時に候補文字に挙
がってくる。このため,上記の知識処理を適用したとし
ても,住所表示番号の表記パターンとして許容される
「111|2」,「11|12」,「1|112」が同
じような確信度で候補に挙げられる。
【0007】このような弊害を防ぐために,縦書き中の
文字と縦書き中の横並び文字を検出し,それぞれを区別
して横並び文字列の直前直後の文字は必ず区切り文字で
あると仮定して,区切り文字以外の文字種が来た場合は
追加のペナルティを課すという方法も考えられる。しか
し,図3(b)に示すような「111|1|2」は横並び
文字の「111」の直後は「|」の区切り文字である
が,その後が横書き文字でないために「111|11
2」の候補も許すと言った弊害が出てくる。この弊害を
なくすために,さらに縦書きでは2桁以上の算用数字は
横書き文字しか有りえない等の様々な条件を課すこと
で,不要な候補を減らすことができる。しかし,精度を
高くしようとして様々な拘束条件を課そうとすればする
ほど,それはそれぞれの表記に応じて細かな場合分けを
必要として複雑になるだけでなく,表記法が変わった場
合にその保守も困難となる。
文字と縦書き中の横並び文字を検出し,それぞれを区別
して横並び文字列の直前直後の文字は必ず区切り文字で
あると仮定して,区切り文字以外の文字種が来た場合は
追加のペナルティを課すという方法も考えられる。しか
し,図3(b)に示すような「111|1|2」は横並び
文字の「111」の直後は「|」の区切り文字である
が,その後が横書き文字でないために「111|11
2」の候補も許すと言った弊害が出てくる。この弊害を
なくすために,さらに縦書きでは2桁以上の算用数字は
横書き文字しか有りえない等の様々な条件を課すこと
で,不要な候補を減らすことができる。しかし,精度を
高くしようとして様々な拘束条件を課そうとすればする
ほど,それはそれぞれの表記に応じて細かな場合分けを
必要として複雑になるだけでなく,表記法が変わった場
合にその保守も困難となる。
【0008】本発明は,処理速度を犠牲にすることなく
上記問題点を解決することを目的とする。
上記問題点を解決することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明では三つの手段を提供する。
に,本発明では三つの手段を提供する。
【0010】第一の手段は,縦書きで現われる横並び文
字を検出して切出し,検出された文字パターンに横並び
文字であることを示すマークを付けることである。
字を検出して切出し,検出された文字パターンに横並び
文字であることを示すマークを付けることである。
【0011】第二の手段は,第1の手段で付与したマー
クに応じて,同じ算用数字であっても縦書きの算用数字
と,縦書きで現われる横並びの算用数字をそれぞれ別の
ワイルドカードを割り当てて照合を行うことである。ま
ず,単語照合が行われる文字識別結果の候補文字ラティ
スについて述べる。図3(a)の場合では横並び部分「1
11」に対する算用数字の候補文字には,横並び算用数
字であることを示す「N」のワイルドカードで置き換え
る。「2」には通常の算用数字のワイルドカード「n」
で置き換える。その他の候補文字については従来と同じ
置き換えを行う。このような方法で識別結果の候補文字
ラティスから,2種類の算用数字を含めたワイルドカー
ドに置き換えられた候補文字ラティスを生成する。
クに応じて,同じ算用数字であっても縦書きの算用数字
と,縦書きで現われる横並びの算用数字をそれぞれ別の
ワイルドカードを割り当てて照合を行うことである。ま
ず,単語照合が行われる文字識別結果の候補文字ラティ
スについて述べる。図3(a)の場合では横並び部分「1
11」に対する算用数字の候補文字には,横並び算用数
字であることを示す「N」のワイルドカードで置き換え
る。「2」には通常の算用数字のワイルドカード「n」
で置き換える。その他の候補文字については従来と同じ
置き換えを行う。このような方法で識別結果の候補文字
ラティスから,2種類の算用数字を含めたワイルドカー
ドに置き換えられた候補文字ラティスを生成する。
【0012】次に照合を行う辞書単語について述べる。
住所表示番号の表記パターン辞書には,縦書きに部分的
な横並びが混在する表記パターンを「NNN−n」のよ
うに「N」と「n」の2種類の算用数字ワイルドカード
を用いて表現した単語を格納しておく。このように算用
数字について縦書き用と横並び用の2種類のワイルドカ
ードを用意し,それらのワイルドカードを用いた候補文
字ラティスと住所表示番号の表記パターンの単語を照合
する。その結果,縦書きに部分的な横並びが存在しても
正しい表記パターンが得られる。
住所表示番号の表記パターン辞書には,縦書きに部分的
な横並びが混在する表記パターンを「NNN−n」のよ
うに「N」と「n」の2種類の算用数字ワイルドカード
を用いて表現した単語を格納しておく。このように算用
数字について縦書き用と横並び用の2種類のワイルドカ
ードを用意し,それらのワイルドカードを用いた候補文
字ラティスと住所表示番号の表記パターンの単語を照合
する。その結果,縦書きに部分的な横並びが存在しても
正しい表記パターンが得られる。
【0013】第三の手段は,高速に単語照合を行うため
にインデックスを設けることである。住所表示番号の多
様な表記パターンに対応するためには,縦書きで現われ
る横並びの表記パターンを含めて多くの単語を登録して
おく必要があるり,それら単語群を全て照合すると膨大
な処理時間を必要とする。そこで,インデックスを設け
て不要な単語は照合を行わないようにする。以下に2つ
のインデックスを示す。
にインデックスを設けることである。住所表示番号の多
様な表記パターンに対応するためには,縦書きで現われ
る横並びの表記パターンを含めて多くの単語を登録して
おく必要があるり,それら単語群を全て照合すると膨大
な処理時間を必要とする。そこで,インデックスを設け
て不要な単語は照合を行わないようにする。以下に2つ
のインデックスを示す。
【0014】一つ目のインデックスは,記入文字の1文
字目,2文字目の候補文字をインデックスとすることで
ある。1文字目,2文字目の候補文字に単語の文字が含
まれるものは,正しい単語である可能性が高く,それに
漏れるものは可能性が低いと思われる。そこで,1文字
目,2文字目に該当する候補文字を含む単語のみを照合
することで,全ての単語を照合しなくても高速に正しい
解を探索することができる。
字目,2文字目の候補文字をインデックスとすることで
ある。1文字目,2文字目の候補文字に単語の文字が含
まれるものは,正しい単語である可能性が高く,それに
漏れるものは可能性が低いと思われる。そこで,1文字
目,2文字目に該当する候補文字を含む単語のみを照合
することで,全ての単語を照合しなくても高速に正しい
解を探索することができる。
【0015】二つ目のインデックスは,縦横書きのフラ
グである。住所表示番号の表記パターンには縦書きにし
か現われないもの,横書きにしか現われないもの,およ
び両方に現われるものの3種類に分けることができる。
例えば,上で述べたような縦書きに部分的な横並びが混
在する表記パターン「NNN−n」は縦書きでしか現わ
れない。そこで,縦書き文字切出しおよび識別を行うと
きに,縦横書きに関するフラグを出力するようにしてお
く。一方,ワイルドカードの単語にも縦横書きに関する
フラグを設けておき,それらのフラグを照らし合せるこ
とで,不必要な単語照合を避けることができる。
グである。住所表示番号の表記パターンには縦書きにし
か現われないもの,横書きにしか現われないもの,およ
び両方に現われるものの3種類に分けることができる。
例えば,上で述べたような縦書きに部分的な横並びが混
在する表記パターン「NNN−n」は縦書きでしか現わ
れない。そこで,縦書き文字切出しおよび識別を行うと
きに,縦横書きに関するフラグを出力するようにしてお
く。一方,ワイルドカードの単語にも縦横書きに関する
フラグを設けておき,それらのフラグを照らし合せるこ
とで,不必要な単語照合を避けることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施例を図1〜図
17を用いて説明する。
17を用いて説明する。
【0017】図1は本実施例の装置全体の構成図であ
る。郵便物100は供給部101に順次送られる。供給
部101において郵便物が所定位置を通過し,その通過
の間に郵便物の表面の画像は画像入力部102により撮
像される。画像入力部102はラインセンサのような光
電変換素子からの画像信号をデジタル化して住所認識部
106に送る。住所認識部106では,郵便物の表面に
記載された住所を読み取り区分情報を生成する。一方,
表面画像が撮像された当該郵便物は遅延搬送路103に
送られる。遅延搬送路103では,表面画像より区分情
報を生成するための所定時間分,郵便物は当該搬送路1
03を移動する。区分部104では,住所認識部106
からの区分情報に従って郵便物を区分けした後,区分棚
105に格納する。
る。郵便物100は供給部101に順次送られる。供給
部101において郵便物が所定位置を通過し,その通過
の間に郵便物の表面の画像は画像入力部102により撮
像される。画像入力部102はラインセンサのような光
電変換素子からの画像信号をデジタル化して住所認識部
106に送る。住所認識部106では,郵便物の表面に
記載された住所を読み取り区分情報を生成する。一方,
表面画像が撮像された当該郵便物は遅延搬送路103に
送られる。遅延搬送路103では,表面画像より区分情
報を生成するための所定時間分,郵便物は当該搬送路1
03を移動する。区分部104では,住所認識部106
からの区分情報に従って郵便物を区分けした後,区分棚
105に格納する。
【0018】住所認識部106は,制御部107,画像
処理部108,文字切出識別部109,町域照合部11
0,住所表示番号照合部111からなり,制御部107
は画像処理部108,文字切出識別部109,町域照合
部110,住所表示番号照合部111を制御する。町域
照合部110では町域単語辞書112を,住所表示番号
照合部111では住居表示番号表記パターン辞書113
をアクセスし,文字切出識別部109の認識結果の誤り
などを自動的に修正する。
処理部108,文字切出識別部109,町域照合部11
0,住所表示番号照合部111からなり,制御部107
は画像処理部108,文字切出識別部109,町域照合
部110,住所表示番号照合部111を制御する。町域
照合部110では町域単語辞書112を,住所表示番号
照合部111では住居表示番号表記パターン辞書113
をアクセスし,文字切出識別部109の認識結果の誤り
などを自動的に修正する。
【0019】住居表示番号表記パターン辞書113は,
表記パターン単語インデックス辞書114,表記パター
ン単語辞書115からなる。表記パターン単語辞書11
5は,街区の表記パターンを納めた辞書であり,表記パ
ターン単語インデックス辞書114は,表記パターン単
語辞書115から必要な単語を選択的に検索するための
インデックスを納めた辞書である。
表記パターン単語インデックス辞書114,表記パター
ン単語辞書115からなる。表記パターン単語辞書11
5は,街区の表記パターンを納めた辞書であり,表記パ
ターン単語インデックス辞書114は,表記パターン単
語辞書115から必要な単語を選択的に検索するための
インデックスを納めた辞書である。
【0020】図2は図1における住所認識部106の処
理全体の流れを示したものである。図2を用いて住所認
識部106の動作を説明する。
理全体の流れを示したものである。図2を用いて住所認
識部106の動作を説明する。
【0021】ステップ120では,画像入力部102が
郵便物の宛名書いてある面を撮像し,その画像を住所認
識部106に入力する。
郵便物の宛名書いてある面を撮像し,その画像を住所認
識部106に入力する。
【0022】ステップ121では,画像処理部108が
画像入力部102より送られてきた宛名の書いてある全
面の画像から宛名領域を抽出し,さらに宛名領域の画像
から文字行毎の画像を抽出する。例えば図3(a)の住所
文字行が得られたとする。
画像入力部102より送られてきた宛名の書いてある全
面の画像から宛名領域を抽出し,さらに宛名領域の画像
から文字行毎の画像を抽出する。例えば図3(a)の住所
文字行が得られたとする。
【0023】ステップ122では,文字切出識別部10
9がステップ121で得られた文字行の画像から,1文
字毎に町域の文字画像を切り出した後,切り出した1文
字毎に文字を認識して文字コードに変換する。ここで,
文字識別した結果は候補としての複数の文字コードと対
応する類似度が得られる。また,文字の方向,すなわち
縦書きか横書きかの情報も得られる。
9がステップ121で得られた文字行の画像から,1文
字毎に町域の文字画像を切り出した後,切り出した1文
字毎に文字を認識して文字コードに変換する。ここで,
文字識別した結果は候補としての複数の文字コードと対
応する類似度が得られる。また,文字の方向,すなわち
縦書きか横書きかの情報も得られる。
【0024】ステップ122の詳細を図4,図7を用い
て説明する。図4は図3(a)の住所文字行から一文字毎
の文字パターンを切り出すための切出し候補の仮説を,
ネットワークの形で表現した図である。図7は町域文字
切出識別の処理手順を示す図である。
て説明する。図4は図3(a)の住所文字行から一文字毎
の文字パターンを切り出すための切出し候補の仮説を,
ネットワークの形で表現した図である。図7は町域文字
切出識別の処理手順を示す図である。
【0025】ステップ170では,文字切出識別部10
9が文字パターンの切出し候補を作成し,図4に示すよ
うな切出し候補をネットワークの形で保持する。そし
て,この時点では住所表示番号「111」もその上の町
域と同じように縦方向にのみ文字パターンを切り出す。
9が文字パターンの切出し候補を作成し,図4に示すよ
うな切出し候補をネットワークの形で保持する。そし
て,この時点では住所表示番号「111」もその上の町
域と同じように縦方向にのみ文字パターンを切り出す。
【0026】ステップ171では,文字切出識別部10
9はステップ170で生成した文字切出し候補に対して
文字識別を行う。識別した結果は候補としての複数の文
字コードと,それに対応する類似度が得られる。さら
に,文字パターンを縦向き,横向きに識別してそれぞれ
の識別結果の類似度を比較することで縦書きが横書きか
を判定する。
9はステップ170で生成した文字切出し候補に対して
文字識別を行う。識別した結果は候補としての複数の文
字コードと,それに対応する類似度が得られる。さら
に,文字パターンを縦向き,横向きに識別してそれぞれ
の識別結果の類似度を比較することで縦書きが横書きか
を判定する。
【0027】ステップ172では,各切出し候補の文字
識別結果の類似度や文字パターン同士の隙間を基に各切
出し候補の確信度を計算する。すなわち,例えば図4の
127のような実際に存在しない文字切出しの候補は,
文字識別を行っても高い類似度は得られない。そこで,
識別の類似度を主体として切出し候補の確信度を計算す
ることが可能である。
識別結果の類似度や文字パターン同士の隙間を基に各切
出し候補の確信度を計算する。すなわち,例えば図4の
127のような実際に存在しない文字切出しの候補は,
文字識別を行っても高い類似度は得られない。そこで,
識別の類似度を主体として切出し候補の確信度を計算す
ることが可能である。
【0028】ステップ173では,ステップ172で計
算した各文字切出し候補の確信度に基づいて,全体の文
字の切出しの確信度が高くなるように切出し候補を選択
して,それに対応する候補文字ラティスが生成される。
例えば,図4において太線で示されるような切出し候補
が選択され,その切出し候補に対する識別結果が図10
の候補文字ラティスとして出力されえる。図10(a)は
候補文字ラティスの候補文字テーブルの例であり,図1
0(b)はそれに対応するコストテーブルの例である。こ
こでは,文字識別した時の類似度の高い順にコストが割
り当てられている。図10(a)の候補文字テーブルは,
記入文字番号毎に第1位から第m位(mは任意)まで,
候補文字の文字コードが並べられている。図10(b)の
コストテーブルは,図10(a)の候補文字テーブルの文
字コードが格納されている位置と対応する場所に,その
候補文字に対するコストが格納されている。例えば,記
入文字番号1の第1位の候補文字「秋」のコストは
「0」となる。
算した各文字切出し候補の確信度に基づいて,全体の文
字の切出しの確信度が高くなるように切出し候補を選択
して,それに対応する候補文字ラティスが生成される。
例えば,図4において太線で示されるような切出し候補
が選択され,その切出し候補に対する識別結果が図10
の候補文字ラティスとして出力されえる。図10(a)は
候補文字ラティスの候補文字テーブルの例であり,図1
0(b)はそれに対応するコストテーブルの例である。こ
こでは,文字識別した時の類似度の高い順にコストが割
り当てられている。図10(a)の候補文字テーブルは,
記入文字番号毎に第1位から第m位(mは任意)まで,
候補文字の文字コードが並べられている。図10(b)の
コストテーブルは,図10(a)の候補文字テーブルの文
字コードが格納されている位置と対応する場所に,その
候補文字に対するコストが格納されている。例えば,記
入文字番号1の第1位の候補文字「秋」のコストは
「0」となる。
【0029】以上のステップ170からステップ173
の処理により,図2ステップ122の町域の文字切出し
識別処理が行われる。
の処理により,図2ステップ122の町域の文字切出し
識別処理が行われる。
【0030】ステップ123では,町域照合部110
が,町域単語辞書112を用いてステップ122で得ら
れた候補文字ラティスから住所の町域情報を抽出する。
町域情報の抽出法としては,候補文字ラティスからオー
トマトンを生成して単語照合を行う手法が知られてい
る。これは「特願平1−262881」にその詳細が記
述されている。ステップ123の処理の結果,町域情報
として「秋川市高田」という町域文字列と,町域の終わ
りが5文字目,すなわち住所表示番号が6文字目から始
まるという住所表示番号の先頭位置の情報が得られる。
が,町域単語辞書112を用いてステップ122で得ら
れた候補文字ラティスから住所の町域情報を抽出する。
町域情報の抽出法としては,候補文字ラティスからオー
トマトンを生成して単語照合を行う手法が知られてい
る。これは「特願平1−262881」にその詳細が記
述されている。ステップ123の処理の結果,町域情報
として「秋川市高田」という町域文字列と,町域の終わ
りが5文字目,すなわち住所表示番号が6文字目から始
まるという住所表示番号の先頭位置の情報が得られる。
【0031】ステップ124では,文字切出識別部10
9がステップ122で得られた文字の切出し候補とステ
ップ123で得られた住所表示番号の先頭位置の情報か
ら,再度1文字毎に住所表示番号の文字画像を切り出し
た後,切り出した1文字毎に文字を認識して文字コード
に変換する。ここで,ステップ122で得られた縦書き
横書きの判定情報を用いて縦書きの場合は,縦書き中の
横並び文字がないか判定を行う。横並び文字があると判
定された場合は,横並び文字に対して再度文字切出し候
補を生成して文字識別を行う。
9がステップ122で得られた文字の切出し候補とステ
ップ123で得られた住所表示番号の先頭位置の情報か
ら,再度1文字毎に住所表示番号の文字画像を切り出し
た後,切り出した1文字毎に文字を認識して文字コード
に変換する。ここで,ステップ122で得られた縦書き
横書きの判定情報を用いて縦書きの場合は,縦書き中の
横並び文字がないか判定を行う。横並び文字があると判
定された場合は,横並び文字に対して再度文字切出し候
補を生成して文字識別を行う。
【0032】ステップ124の詳細を図5,図6,図
8,図10を用いて説明する。図6は図4の切出し候補
から横並び文字を検出して,横並び文字に対する切出し
候補を追加した例である。図8は住所表示番号の文字切
出識別の処理手順を示す図である。
8,図10を用いて説明する。図6は図4の切出し候補
から横並び文字を検出して,横並び文字に対する切出し
候補を追加した例である。図8は住所表示番号の文字切
出識別の処理手順を示す図である。
【0033】ステップ180では,図2のステップ12
3で得られた住所表示番号先頭位置情報を用いて図5の
128の位置から横並び文字が存在するかを各切出し候
補について判定を行う。ここで,横並び文字が存在する
かどうかの判定は切出し候補の文字識別結果の類似度が
低い,あるいは前後の文字切出し候補の中に「|」,
「丁」,「目」,「番」,「地」,「号」等の区切り文
字が存在するかどうかで行われる。図5に横並び文字が
検出された例を示す。
3で得られた住所表示番号先頭位置情報を用いて図5の
128の位置から横並び文字が存在するかを各切出し候
補について判定を行う。ここで,横並び文字が存在する
かどうかの判定は切出し候補の文字識別結果の類似度が
低い,あるいは前後の文字切出し候補の中に「|」,
「丁」,「目」,「番」,「地」,「号」等の区切り文
字が存在するかどうかで行われる。図5に横並び文字が
検出された例を示す。
【0034】ステップ181では,ステップ180の横
並び文字の判定結果に基づき,横並び文字が存在すると
判定される場合は,文字切出認識部109が文字パター
ンの候補を作成し,図6に示すような切出し候補をネッ
トワークの形で追加する。
並び文字の判定結果に基づき,横並び文字が存在すると
判定される場合は,文字切出認識部109が文字パター
ンの候補を作成し,図6に示すような切出し候補をネッ
トワークの形で追加する。
【0035】ステップ182では,文字切出認識部10
9はステップ181で追加生成した文字切出し候補に対
して文字識別を行う。識別した結果は候補としての複数
の文字コードと,それに対応する類似度が得られる。
9はステップ181で追加生成した文字切出し候補に対
して文字識別を行う。識別した結果は候補としての複数
の文字コードと,それに対応する類似度が得られる。
【0036】ステップ183では,図7のステップ17
2と同様に各切出し候補の文字識別結果の類似度や文字
パターン同士の隙間を基に各切出し候補の確信度を計算
する。
2と同様に各切出し候補の文字識別結果の類似度や文字
パターン同士の隙間を基に各切出し候補の確信度を計算
する。
【0037】ステップ184では,ステップ183で計
算した各文字切出し候補の確信度に基づいて,全体の文
字の切出しの確信度が高くなるように切出し候補を選択
して,それに対応する候補文字ラティスが生成される。
例えば,図6において斜線中の太線で示されるような切
出し候補が選択され,その切出し候補に対する識別結果
が図11の候補文字ラティスとして出力されえる。図1
1(a)は候補文字ラティス中の候補文字テーブルの例で
あり,図11(b)はそれに対応するコストテーブルの例
である。記入文字番号「6-1」,「6-2」,「6-3」には
図10の記入文字番号「6」の文字パターンが,横並び
文字として識別されたことを示す横並びフラグが立って
いる。
算した各文字切出し候補の確信度に基づいて,全体の文
字の切出しの確信度が高くなるように切出し候補を選択
して,それに対応する候補文字ラティスが生成される。
例えば,図6において斜線中の太線で示されるような切
出し候補が選択され,その切出し候補に対する識別結果
が図11の候補文字ラティスとして出力されえる。図1
1(a)は候補文字ラティス中の候補文字テーブルの例で
あり,図11(b)はそれに対応するコストテーブルの例
である。記入文字番号「6-1」,「6-2」,「6-3」には
図10の記入文字番号「6」の文字パターンが,横並び
文字として識別されたことを示す横並びフラグが立って
いる。
【0038】以上のステップ180からステップ184
の処理により,図2ステップ124の住所表示番号の文
字切出識別が行われる。
の処理により,図2ステップ124の住所表示番号の文
字切出識別が行われる。
【0039】ステップ125では,住所表示番号照合部
111が住居表示番号表記パターン辞書113を用い
て,ステップ124で得られた候補文字ラティスから住
所表示番号を抽出する。ステップ125の詳細を図1,
図9,図11〜図17を用いて詳細に説明する。図9に
おいてステップ191が本発明の特徴となっている。
111が住居表示番号表記パターン辞書113を用い
て,ステップ124で得られた候補文字ラティスから住
所表示番号を抽出する。ステップ125の詳細を図1,
図9,図11〜図17を用いて詳細に説明する。図9に
おいてステップ191が本発明の特徴となっている。
【0040】ステップ190では,図2のステップ12
4で生成した候補文字ラティスを図1の住所表示番号照
合部111に入力する。
4で生成した候補文字ラティスを図1の住所表示番号照
合部111に入力する。
【0041】ステップ191では,ステップ190で得
られた候補文字ラティスから,ワイルドカードラティス
を生成する。ここで,ワイルドカードラティスとは住所
表示番号の照合を行うために,候補文字ラティス中の数
字を任意の数字を表すワイルドカードで置き換えたラテ
ィスである。
られた候補文字ラティスから,ワイルドカードラティス
を生成する。ここで,ワイルドカードラティスとは住所
表示番号の照合を行うために,候補文字ラティス中の数
字を任意の数字を表すワイルドカードで置き換えたラテ
ィスである。
【0042】ステップ191の詳細を図11,図12,
図13を用いて説明する。
図13を用いて説明する。
【0043】図12はワイルドカードラティスを生成す
るために用いる変換テーブルであり,以下に詳細を述べ
る。
るために用いる変換テーブルであり,以下に詳細を述べ
る。
【0044】分類における「数字」のテーブルは,丁
目,街区,住居表示番号を表す数字に関わるテーブルで
あり,縦書きの候補文字ラティス中に任意の算用数字と
漢数字の候補文字があれば,それぞれ「n」,「k」と
いうワイルドカードに変換される。但し,縦書き中の横
並び算用数字は縦書きの「n」と区別するために,
「N」というワイルドカードに変換される。「英字」の
テーブルも同様に縦書きの英字は「a」,縦書き中の横
並び英字は「A」に変換される。
目,街区,住居表示番号を表す数字に関わるテーブルで
あり,縦書きの候補文字ラティス中に任意の算用数字と
漢数字の候補文字があれば,それぞれ「n」,「k」と
いうワイルドカードに変換される。但し,縦書き中の横
並び算用数字は縦書きの「n」と区別するために,
「N」というワイルドカードに変換される。「英字」の
テーブルも同様に縦書きの英字は「a」,縦書き中の横
並び英字は「A」に変換される。
【0045】「区切り文字」のテーブルは,例えば住所
中に「3丁目8−1」とある場合に,丁目や街区の数字
同士を区切るために使用される文字「丁目」や「−」に
関するテーブルである。ここでは縦書きの「丁」,
「目」,「番」,「地」,「の」,「ノ」については変
換せずに,そのままの文字を使用する。一方,縦書きの
「|」,「.」,「/」は「|」というワイルドカード
に変換されるが,縦書き中の横並びで現われる「−」,
「〜」は「−」に変換される。
中に「3丁目8−1」とある場合に,丁目や街区の数字
同士を区切るために使用される文字「丁目」や「−」に
関するテーブルである。ここでは縦書きの「丁」,
「目」,「番」,「地」,「の」,「ノ」については変
換せずに,そのままの文字を使用する。一方,縦書きの
「|」,「.」,「/」は「|」というワイルドカード
に変換されるが,縦書き中の横並びで現われる「−」,
「〜」は「−」に変換される。
【0046】「その他」のテーブルは,「数字」テーブ
ル,「区切り文字」テーブル以外の文字に関するテーブ
ルで,上記で述べた以外の文字は全て「e」というワイ
ルドカードに変換される。すなわち「その他」というの
は丁目,街区,住居表示番号に関わる文字以外の全てを
指す。
ル,「区切り文字」テーブル以外の文字に関するテーブ
ルで,上記で述べた以外の文字は全て「e」というワイ
ルドカードに変換される。すなわち「その他」というの
は丁目,街区,住居表示番号に関わる文字以外の全てを
指す。
【0047】図13は,図12の変換テーブルを用い
て,図11で示す住所表示番号の候補文字ラティスか
ら,ワイルドカードラティスを生成した例である。ワイ
ルドカードラティスは図13(a)で示すワイルドカード
テーブルと,図13(b)で示すコストテーブルの2つか
らなる。
て,図11で示す住所表示番号の候補文字ラティスか
ら,ワイルドカードラティスを生成した例である。ワイ
ルドカードラティスは図13(a)で示すワイルドカード
テーブルと,図13(b)で示すコストテーブルの2つか
らなる。
【0048】図13のワイルドカードラティスの生成
は,図11(a)の候補文字テーブルにおいて候補文字の
順位の高いほうから行う。まず第1位の候補文字をワイ
ルドカードに変換して図13(a)で示すワイルドカード
テーブルの第1位の場所に書き込む。それと同時に変換
された候補文字に対応するコストを,図13(b)のコス
トテーブルの該当する場所に書き込む。
は,図11(a)の候補文字テーブルにおいて候補文字の
順位の高いほうから行う。まず第1位の候補文字をワイ
ルドカードに変換して図13(a)で示すワイルドカード
テーブルの第1位の場所に書き込む。それと同時に変換
された候補文字に対応するコストを,図13(b)のコス
トテーブルの該当する場所に書き込む。
【0049】次に,第2位の候補文字を調べ,それが第
1位の候補文字と同じワイルドカードに属するなら,重
複するのでそれを省略する。もし違うワイルドカードに
属するのであれば,そのワイルドカードと対応するコス
トを,それぞれ図13(a)のワイルドカードテーブル,
図13(b)のコストテーブルに書き込む。以下,全ての
候補文字について同じことを繰り返す。
1位の候補文字と同じワイルドカードに属するなら,重
複するのでそれを省略する。もし違うワイルドカードに
属するのであれば,そのワイルドカードと対応するコス
トを,それぞれ図13(a)のワイルドカードテーブル,
図13(b)のコストテーブルに書き込む。以下,全ての
候補文字について同じことを繰り返す。
【0050】例えば,図11(a)の候補文字テーブルに
おける記入文字番号「6-1」の列の変換を考える。「6-
1」は横並び文字であることを示すフラグが立っている
ので,まず,第1位の候補文字「1」をワイルドカード
「N」に変換して,図13(a)のワイルドカードテーブ
ルにおける記入文字番号「6-1」の第1位の場所に書き
込む。それと同時に,候補文字「1」に対応するコスト
「0」を,図13(b)で示すコストテーブルの該当する
場所に書き込む。
おける記入文字番号「6-1」の列の変換を考える。「6-
1」は横並び文字であることを示すフラグが立っている
ので,まず,第1位の候補文字「1」をワイルドカード
「N」に変換して,図13(a)のワイルドカードテーブ
ルにおける記入文字番号「6-1」の第1位の場所に書き
込む。それと同時に,候補文字「1」に対応するコスト
「0」を,図13(b)で示すコストテーブルの該当する
場所に書き込む。
【0051】次に,第2位を見ると候補文字「ノ」は違
うワイルドカード「ノ」に属するので,省図13(b)の
コストテーブルの第2位の場所にそれを書き込む。更
に,第3位を見ると候補文字「|」は横並び文字では存
在しないので省略する。第4位についても同様な処理を
行い,第5位を見ると候補文字「7」は第1位の「1」
と同じワイルドカード「N」に属するので,省略して図
13(b)のワイルドカードテーブルには何も書かない。
以下,同様の処理を全ての順位の候補文字に対して行
う。
うワイルドカード「ノ」に属するので,省図13(b)の
コストテーブルの第2位の場所にそれを書き込む。更
に,第3位を見ると候補文字「|」は横並び文字では存
在しないので省略する。第4位についても同様な処理を
行い,第5位を見ると候補文字「7」は第1位の「1」
と同じワイルドカード「N」に属するので,省略して図
13(b)のワイルドカードテーブルには何も書かない。
以下,同様の処理を全ての順位の候補文字に対して行
う。
【0052】以上のステップ191の処理により,ステ
ップ190で得られた候補文字ラティスから,ワイルド
カードラティスが生成される。
ップ190で得られた候補文字ラティスから,ワイルド
カードラティスが生成される。
【0053】ステップ192では,ステップ191で生
成したワイルドカードラティスから,単語照合を行うた
めのオートマトンを生成する。ステップ192の詳細を
図14を用いて説明する。
成したワイルドカードラティスから,単語照合を行うた
めのオートマトンを生成する。ステップ192の詳細を
図14を用いて説明する。
【0054】図14は辞書から単語を取り出し,オート
マトンを用いて住所表示番号の表記パターンの単語照合
を行う過程を示したものである。まず,オートマトン2
41について説明する。住所表示番号パターンを表す辞
書単語とワイルドカードラティスの照合を行うために,
図13で示すワイルドカードラティスから有限オートマ
トン241を生成する。そして,オートマトン241は
文字列として表した辞書単語を順次入力し,その単語の
平均コストがいくらになるかを計算する。
マトンを用いて住所表示番号の表記パターンの単語照合
を行う過程を示したものである。まず,オートマトン2
41について説明する。住所表示番号パターンを表す辞
書単語とワイルドカードラティスの照合を行うために,
図13で示すワイルドカードラティスから有限オートマ
トン241を生成する。そして,オートマトン241は
文字列として表した辞書単語を順次入力し,その単語の
平均コストがいくらになるかを計算する。
【0055】オートマトン241において丸印は状態を
示し,その中に書かれた数字は状態番号を示す。加え
て,状態と状態の間が単語の各記入文字位置に対応し,
状態間の線は遷移経路を示す。遷移経路上の左側の文字
は,ある状態でオートマトンにその文字が入力された時
に,その遷移経路を辿って次の状態に遷移することを示
す。また,遷移経路上で「other」は遷移経路に対応す
る文字として明示されたもの以外の全ての文字を表す。
遷移経路上の[ ]内の数字は,その経路を辿って遷移
した時に有するコストである。
示し,その中に書かれた数字は状態番号を示す。加え
て,状態と状態の間が単語の各記入文字位置に対応し,
状態間の線は遷移経路を示す。遷移経路上の左側の文字
は,ある状態でオートマトンにその文字が入力された時
に,その遷移経路を辿って次の状態に遷移することを示
す。また,遷移経路上で「other」は遷移経路に対応す
る文字として明示されたもの以外の全ての文字を表す。
遷移経路上の[ ]内の数字は,その経路を辿って遷移
した時に有するコストである。
【0056】例として,オートマトン241を用いて,
単語「NNN−n」240が入力された時のコスト計算
を考える。まず,状態1から状態2に遷移するときに
「N」のコスト[0]が加算され,状態2から状態3に
遷移するときは「N」のコスト[2]が加算され,以下
同様に遷移が進んでいく。そして,単語の文字数分の遷
移が全て終わった後,積算されたコストを単語の文字数
で割ることでその単語の平均コスト242が得られる。
単語「NNN−n」240が入力された時のコスト計算
を考える。まず,状態1から状態2に遷移するときに
「N」のコスト[0]が加算され,状態2から状態3に
遷移するときは「N」のコスト[2]が加算され,以下
同様に遷移が進んでいく。そして,単語の文字数分の遷
移が全て終わった後,積算されたコストを単語の文字数
で割ることでその単語の平均コスト242が得られる。
【0057】次に,図13のワイルドカードラティスか
らの有限オートマトン241の生成を説明する。まず,
図14のオートマトン241の状態1と状態2の間の遷
移経路を生成し,図13(a)のワイルドカードテーブル
の記入文字番号「6-1」の候補文字をそれぞれ割り当て
る。それと共に,候補文字に対応する図13(b)で示す
コストテーブルのコストを,同様に状態1と状態2の間
の遷移経路にそれぞれ割り当てる。次に,明示されたも
の以外の全ての文字を表す遷移経路として「other」を
生成し,さらにそのコストを15とする。以下,同様に
状態と遷移経路をワイルドカードラティスから次々に生
成していく。ここで,遷移経路のコストはコストは必ず
しも上記の値にする必要はなく,任意の数字でよい。
らの有限オートマトン241の生成を説明する。まず,
図14のオートマトン241の状態1と状態2の間の遷
移経路を生成し,図13(a)のワイルドカードテーブル
の記入文字番号「6-1」の候補文字をそれぞれ割り当て
る。それと共に,候補文字に対応する図13(b)で示す
コストテーブルのコストを,同様に状態1と状態2の間
の遷移経路にそれぞれ割り当てる。次に,明示されたも
の以外の全ての文字を表す遷移経路として「other」を
生成し,さらにそのコストを15とする。以下,同様に
状態と遷移経路をワイルドカードラティスから次々に生
成していく。ここで,遷移経路のコストはコストは必ず
しも上記の値にする必要はなく,任意の数字でよい。
【0058】以上のステップ192の処理により,ワイ
ルドカードラティスからオートマトン241が生成され
る。
ルドカードラティスからオートマトン241が生成され
る。
【0059】ステップ193では,ステップ192で生
成したオートマトン241と図1の表記パターン単語イ
ンデックス辞書114,表記パターン単語辞書115を
用いて,住所表示番号表記パターンのオートマトン照合
を行う。ステップ193の詳細を図13,図14,図1
5,図16を用いて説明する。図15はオートマトン照
合処理の流れを示したPADである。図16は住所表示
番号単語辞書,住所表示番号単語インデックス辞書の構
成を示した図である。
成したオートマトン241と図1の表記パターン単語イ
ンデックス辞書114,表記パターン単語辞書115を
用いて,住所表示番号表記パターンのオートマトン照合
を行う。ステップ193の詳細を図13,図14,図1
5,図16を用いて説明する。図15はオートマトン照
合処理の流れを示したPADである。図16は住所表示
番号単語辞書,住所表示番号単語インデックス辞書の構
成を示した図である。
【0060】まず,図16の辞書の構成を説明する。表
記パターン単語辞書115はワイルドカードを用いて丁
目,街区,住居表示番号の表記パターンを表した単語,
およびその検索情報や属性を格納した辞書である。丁
目,街区,住居表示番号の表記パターンを表した単語と
しては,例えば「NNN−n」,「NNNのn」等が格
納されている。表記パターン単語インデックス辞書11
4は,照合を行うために必要な単語を表記パターン単語
辞書115から選択的に検索するためのインデックスを
格納した辞書である。インデックスは,辞書単語の第1
文字目,第2文字目の文字を使用する。
記パターン単語辞書115はワイルドカードを用いて丁
目,街区,住居表示番号の表記パターンを表した単語,
およびその検索情報や属性を格納した辞書である。丁
目,街区,住居表示番号の表記パターンを表した単語と
しては,例えば「NNN−n」,「NNNのn」等が格
納されている。表記パターン単語インデックス辞書11
4は,照合を行うために必要な単語を表記パターン単語
辞書115から選択的に検索するためのインデックスを
格納した辞書である。インデックスは,辞書単語の第1
文字目,第2文字目の文字を使用する。
【0061】表記パターン単語辞書115は,住所表示
番号の表記パターンを表す単語278,単語の第2文字
目が同一の文字を持つ単語間の相対アドレス279,縦
横書きを示すフラグ280からなる。
番号の表記パターンを表す単語278,単語の第2文字
目が同一の文字を持つ単語間の相対アドレス279,縦
横書きを示すフラグ280からなる。
【0062】縦横書きを示すフラグ280は,街区表記
を表す単語が横書きに属するのであれば1,縦書きに属
するのであれば2,縦横両方に属するのであれば3とい
う数字が格納されている。
を表す単語が横書きに属するのであれば1,縦書きに属
するのであれば2,縦横両方に属するのであれば3とい
う数字が格納されている。
【0063】表記パターン単語インデックス辞書114
は,1文字目インデックステーブル270,2文字目イ
ンデックステーブル274の二つのテーブルからなる。
1文字目インデックステーブル270は,辞書単語の第
1文字目の文字番号を格納したテーブル271,同一の
1文字目を持つ単語の数272,表記パターン単語辞書
115へのポインタテーブル273からなる。2文字目
インデックステーブル274は,同様に辞書単語の2文
字目の文字番号を格納したテーブル275,同一の2文
字目を持つ単語の数276,表記パターン単語辞書11
5へのポインタテーブル277からなる。
は,1文字目インデックステーブル270,2文字目イ
ンデックステーブル274の二つのテーブルからなる。
1文字目インデックステーブル270は,辞書単語の第
1文字目の文字番号を格納したテーブル271,同一の
1文字目を持つ単語の数272,表記パターン単語辞書
115へのポインタテーブル273からなる。2文字目
インデックステーブル274は,同様に辞書単語の2文
字目の文字番号を格納したテーブル275,同一の2文
字目を持つ単語の数276,表記パターン単語辞書11
5へのポインタテーブル277からなる。
【0064】次に,表記パターン単語インデックス辞書
114を用いて,表記パターン単語辞書115の単語を
検索する時の処理の流れを説明する。実線で表された矢
印は1文字目インデックステーブル270を用いて,第
1文字目が同一の文字である単語を検索するときの検索
の流れを示す。点線で表された矢印は2文字目インデッ
クステーブル274を用いて,2文字目が同一の文字で
ある単語を検索するときの検索の流れを示す。
114を用いて,表記パターン単語辞書115の単語を
検索する時の処理の流れを説明する。実線で表された矢
印は1文字目インデックステーブル270を用いて,第
1文字目が同一の文字である単語を検索するときの検索
の流れを示す。点線で表された矢印は2文字目インデッ
クステーブル274を用いて,2文字目が同一の文字で
ある単語を検索するときの検索の流れを示す。
【0065】例えば,単語の1文字目が「N」である単
語を辞書から検索する場合は,1文字目インデックステ
ーブル270の第1文字目が同一の文字である単語の数
m1,および「N」のポインタP1(1)を参照する。ポイン
タP1(1)には,住所表示番号単語辞書の中で1文字目が
「N」で始まる単語の最初のポインタが格納されている
ので,その単語を参照する。単語辞書の中では1文字目
が同じ文字の単語は連続して並べてあるので,「N」で
始まる最初の単語を見つけると,以下はポインタをイン
クリメントするだけで,次々に単語を検索することがで
きる。そして,m1回検索を行うと「N」で始まる単語の
終わりになるので,そこで単語の検索を終了する。
語を辞書から検索する場合は,1文字目インデックステ
ーブル270の第1文字目が同一の文字である単語の数
m1,および「N」のポインタP1(1)を参照する。ポイン
タP1(1)には,住所表示番号単語辞書の中で1文字目が
「N」で始まる単語の最初のポインタが格納されている
ので,その単語を参照する。単語辞書の中では1文字目
が同じ文字の単語は連続して並べてあるので,「N」で
始まる最初の単語を見つけると,以下はポインタをイン
クリメントするだけで,次々に単語を検索することがで
きる。そして,m1回検索を行うと「N」で始まる単語の
終わりになるので,そこで単語の検索を終了する。
【0066】単語の2文字目をインデックスとして検索
する場合も同様である。例えば,単語の2文字目が
「丁」である単語を辞書から検索する場合は,2文字目
インデックステーブル224の第1文字目が同一の文字
である単語の数q1,および「丁」のポインタP2(1)を参
照する。ポインタP2(1)には,表記パターン単語辞書の
中で2文字目が「丁」の単語のポインタが格納されてい
るのでその単語を参照する。その後,単語の第2文字目
が同一の文字を持つ単語間の相対アドレス279を参照
してポインタをシフトすることで,第2文字目が同じ
「丁」の単語を検索することができる。そして,q1回検
索を行うと2文字目が同じ「丁」の単語の終わりになる
ので,そこで単語の検索を終了する。
する場合も同様である。例えば,単語の2文字目が
「丁」である単語を辞書から検索する場合は,2文字目
インデックステーブル224の第1文字目が同一の文字
である単語の数q1,および「丁」のポインタP2(1)を参
照する。ポインタP2(1)には,表記パターン単語辞書の
中で2文字目が「丁」の単語のポインタが格納されてい
るのでその単語を参照する。その後,単語の第2文字目
が同一の文字を持つ単語間の相対アドレス279を参照
してポインタをシフトすることで,第2文字目が同じ
「丁」の単語を検索することができる。そして,q1回検
索を行うと2文字目が同じ「丁」の単語の終わりになる
ので,そこで単語の検索を終了する。
【0067】ここで,図2のステップ122の文字切り
出し・文字認識で,住所が縦書きか横書きかが分かって
いる場合は,縦横書きを示すフラグ280を参照するこ
とで,検索した単語の中から該当する単語を絞り込んで
取り出すことができる。
出し・文字認識で,住所が縦書きか横書きかが分かって
いる場合は,縦横書きを示すフラグ280を参照するこ
とで,検索した単語の中から該当する単語を絞り込んで
取り出すことができる。
【0068】次に,ステップ193の具体的処理内容を
図15の処理フロー,および図13,図14,図16を
用いて説明する。
図15の処理フロー,および図13,図14,図16を
用いて説明する。
【0069】ステップ250では,照合を行おうとする
住所に対して,図2のステップ122で得られた住所の
縦横書きを表すフラグをセットする。
住所に対して,図2のステップ122で得られた住所の
縦横書きを表すフラグをセットする。
【0070】ステップ252では,図13(a)のワイル
ドカードテーブルにおける記入文字番号「6-1」の第1
位の候補文字を取り出し,図16の1文字目インデック
ステーブル270を参照して,辞書単語数272,およ
び単語辞書のポインタ273を取得する。
ドカードテーブルにおける記入文字番号「6-1」の第1
位の候補文字を取り出し,図16の1文字目インデック
ステーブル270を参照して,辞書単語数272,およ
び単語辞書のポインタ273を取得する。
【0071】ステップ254では,ポインタが指してい
る先の単語を検索し,この単語がステップ250でセッ
トした縦横書きフラグと矛盾がないかを辞書の該当する
テーブル280を参照してチェックする。もし矛盾がな
ければステップ255に進む。
る先の単語を検索し,この単語がステップ250でセッ
トした縦横書きフラグと矛盾がないかを辞書の該当する
テーブル280を参照してチェックする。もし矛盾がな
ければステップ255に進む。
【0072】ステップ255では,検索した単語を図1
4のオートマトン241に入力して,状態を遷移させな
がら平均コストを計算する。
4のオートマトン241に入力して,状態を遷移させな
がら平均コストを計算する。
【0073】ステップ253では,ステップ254から
ステップ255の処理をステップ252で求めた辞書単
語の数だけ繰り返す。
ステップ255の処理をステップ252で求めた辞書単
語の数だけ繰り返す。
【0074】ステップ251では,図13(a)における
記入文字番地「6-1」の次順位の候補文字を取り出し,
ステップ252からステップ255の処理を記入文字番
地「6-1」の候補文字数回繰り返す。
記入文字番地「6-1」の次順位の候補文字を取り出し,
ステップ252からステップ255の処理を記入文字番
地「6-1」の候補文字数回繰り返す。
【0075】ステップ257では,図13(a)のワイル
ドカードテーブルの記入文字番号「6-2」の第1位の候
補文字を取り出し,図16の2文字目インデックステー
ブル274を参照して,辞書単語数276,および単語
辞書のポインタ277を取得する。
ドカードテーブルの記入文字番号「6-2」の第1位の候
補文字を取り出し,図16の2文字目インデックステー
ブル274を参照して,辞書単語数276,および単語
辞書のポインタ277を取得する。
【0076】ステップ259では,ポインタが指してい
る先の単語を検索し,この単語がステップ250でセッ
トした縦横書きフラグと矛盾がないかを辞書の該当する
テーブルを参照してチェックする。もし矛盾がなければ
ステップ260に進む。
る先の単語を検索し,この単語がステップ250でセッ
トした縦横書きフラグと矛盾がないかを辞書の該当する
テーブルを参照してチェックする。もし矛盾がなければ
ステップ260に進む。
【0077】ステップ260では,検索した単語を図1
4のオートマトン241に入力して,状態を遷移させな
がら平均コストを計算する。
4のオートマトン241に入力して,状態を遷移させな
がら平均コストを計算する。
【0078】ステップ258では,ステップ259から
ステップ260の処理をステップ257で求めた辞書単
語の数だけ繰り返す。
ステップ260の処理をステップ257で求めた辞書単
語の数だけ繰り返す。
【0079】ステップ256では,図13(a)の記入文
字番地「6-2」の次順位の候補文字を取り出し,ステッ
プ257からステップ260の処理を記入文字番地「6-
2」の候補文字数回繰り返す。
字番地「6-2」の次順位の候補文字を取り出し,ステッ
プ257からステップ260の処理を記入文字番地「6-
2」の候補文字数回繰り返す。
【0080】ステップ261では,ステップ250から
ステップ260の処理で求めた単語,および,そのコス
トを昇冪の順に並べ変える。
ステップ260の処理で求めた単語,および,そのコス
トを昇冪の順に並べ変える。
【0081】ステップ262では,ステップ261で並
べ変えたコストの小さい単語の上位L(L>1)個を選
択する。
べ変えたコストの小さい単語の上位L(L>1)個を選
択する。
【0082】以上のステップ250からステップ262
の処理により,図9におけるステップ193のオートマ
トン文字列照合が行われ,平均コストの小さい上位L個
の単語およびそのコストが得られる。
の処理により,図9におけるステップ193のオートマ
トン文字列照合が行われ,平均コストの小さい上位L個
の単語およびそのコストが得られる。
【0083】ステップ194では,ステップ193で得
られた上位L個のワイルドカードで表された単語につい
て,「N」,「n」,「k」の数字を表すワイルドカー
ドを元の数字に復元して,候補を生成する。ここではL
=1として,図14の単語「NNN−n」240を数字
に復元した結果を図17に示す。数字復元の処理は,ま
ず図11(a)に示す候補文字テーブルと単語「NNN−
n」240の位置合わせを行う。その後,数字「N」に
対応する場所の候補数字を図11(a)候補文字テーブル
から取り出して,実際の丁目や街区を生成する。また,
図11(b)のコストテーブルから数字に対応するコスト
取り出して,復元した表記パターン単語に対するコスト
を積算していく。
られた上位L個のワイルドカードで表された単語につい
て,「N」,「n」,「k」の数字を表すワイルドカー
ドを元の数字に復元して,候補を生成する。ここではL
=1として,図14の単語「NNN−n」240を数字
に復元した結果を図17に示す。数字復元の処理は,ま
ず図11(a)に示す候補文字テーブルと単語「NNN−
n」240の位置合わせを行う。その後,数字「N」に
対応する場所の候補数字を図11(a)候補文字テーブル
から取り出して,実際の丁目や街区を生成する。また,
図11(b)のコストテーブルから数字に対応するコスト
取り出して,復元した表記パターン単語に対するコスト
を積算していく。
【0084】ステップ195では,ステップ194で数
字に復元した候補からコストの小さいP(P>1)個の
候補を住所表示番号照合結果として選択する。P=2と
すれば,「111|2」,「171|2」が住所表示番
号照合結果として出力される。
字に復元した候補からコストの小さいP(P>1)個の
候補を住所表示番号照合結果として選択する。P=2と
すれば,「111|2」,「171|2」が住所表示番
号照合結果として出力される。
【0085】以上のステップ190からステップ195
までの処理により,図2のステップ125住所表示番号
照合が行われ,照合結果として住所表示番号の候補が得
られる。
までの処理により,図2のステップ125住所表示番号
照合が行われ,照合結果として住所表示番号の候補が得
られる。
【0086】ステップ126では,ステップ123の町
域照合で得られた町域候補「秋川市高田」と,ステップ
125の住所表示番号照合で得られた住所表示番号の候
補「111|2」,「171|2」をつないで住所候補
を生成する。この例では,「秋川市高田111|2」,
「秋川市高田171|2」が得られる。さらに,この住
所情報を用いて図1における区分部104を制御する制
御情報を生成する。
域照合で得られた町域候補「秋川市高田」と,ステップ
125の住所表示番号照合で得られた住所表示番号の候
補「111|2」,「171|2」をつないで住所候補
を生成する。この例では,「秋川市高田111|2」,
「秋川市高田171|2」が得られる。さらに,この住
所情報を用いて図1における区分部104を制御する制
御情報を生成する。
【0087】
【発明の効果】本発明は,次の3つの効果がある。第一
は,縦書き中の横並び文字であるという情報を有効に用
いて,様々な表記パターンの住所表示番号を正しく認識
できることである。本発明では,文字パターンを切出し
識別した結果の候補文字ラティスに対して,同じ算用数
字であっても縦書きの算用数字と,縦書きで現われる横
並びの算用数字をそれぞれ別のワイルドカードを割り当
てて照合を行う。このため,縦書き中の横並び文字があ
ることを含めた表記パターンを候補文字ラティスの中か
ら取り出すことができる。その結果,横並び文字は算用
数字しかありえない,または横並び文字の直前直後は
「|」などの区切り文字しかありえない,などの複雑な
ルールをプログラムに組み込まなくても,従来の単語照
合の枠組みの延長で高精度な住所表示番号の認識が可能
になる。
は,縦書き中の横並び文字であるという情報を有効に用
いて,様々な表記パターンの住所表示番号を正しく認識
できることである。本発明では,文字パターンを切出し
識別した結果の候補文字ラティスに対して,同じ算用数
字であっても縦書きの算用数字と,縦書きで現われる横
並びの算用数字をそれぞれ別のワイルドカードを割り当
てて照合を行う。このため,縦書き中の横並び文字があ
ることを含めた表記パターンを候補文字ラティスの中か
ら取り出すことができる。その結果,横並び文字は算用
数字しかありえない,または横並び文字の直前直後は
「|」などの区切り文字しかありえない,などの複雑な
ルールをプログラムに組み込まなくても,従来の単語照
合の枠組みの延長で高精度な住所表示番号の認識が可能
になる。
【0088】第二は,住所表示番号の表記パターンを詳
細に調べることができるにも関わらず,高速に処理され
ることである。まず,辞書から単語を検索するときに,
各文字パターンに対応する候補文字群をインデックスと
して検索するために,照合を行う単語数を減らすことが
できる。さらに,各単語に縦横書きに対応する属性を持
たせいているので,予め認識しようとする住所表示番号
が縦横書きのどちらであるかが分かっていれば,不必要
な単語の照合を防ぐことができ,高速な処理が可能とな
る。
細に調べることができるにも関わらず,高速に処理され
ることである。まず,辞書から単語を検索するときに,
各文字パターンに対応する候補文字群をインデックスと
して検索するために,照合を行う単語数を減らすことが
できる。さらに,各単語に縦横書きに対応する属性を持
たせいているので,予め認識しようとする住所表示番号
が縦横書きのどちらであるかが分かっていれば,不必要
な単語の照合を防ぐことができ,高速な処理が可能とな
る。
【0089】第三は,プログラムでルールを組み込む方
式ではなく辞書照合方式であるために,新しい表記パタ
ーンが発生した場合は簡単に辞書に登録することがで
き,メンテナンスが容易なことである。
式ではなく辞書照合方式であるために,新しい表記パタ
ーンが発生した場合は簡単に辞書に登録することがで
き,メンテナンスが容易なことである。
【図1】本発明における第1の実施例の装置の全体構成
図である。
図である。
【図2】本発明における第1の実施例の装置の処理全体
の流れを示す図である。
の流れを示す図である。
【図3】縦書き住所の入力画像の例を示す図である。
【図4】図3の入力画像に対して文字切出し候補をネッ
トワークの形で表現した図である。
トワークの形で表現した図である。
【図5】図4のネットワークで横並び文字を検出した例
を示す図である。
を示す図である。
【図6】図5で検出された横並び文字に対し,切出し候
補を追加した例を示す図である。
補を追加した例を示す図である。
【図7】町域の文字切出し識別の処理の流れを示すPA
Dである。
Dである。
【図8】縦書きの中に横並び文字を含む住所表示番号の
文字切出し識別の処理の流れを示す図である。
文字切出し識別の処理の流れを示す図である。
【図9】住所表示番号照合を行う処理の流れを示す図で
ある。
ある。
【図10】町域照合を行うための候補文字ラティスの例
を示す図である。
を示す図である。
【図11】住所表示番号領域の候補文字ラティスの例を
示す図である。
示す図である。
【図12】候補文字ラティスから住所表示番号照合を行
うためのワイルドカードラティスを生成する変換テーブ
ルを示す図である。
うためのワイルドカードラティスを生成する変換テーブ
ルを示す図である。
【図13】図12の変換テーブルを用いて,図6の候補
文字ラティスから生成したワイルドカードラティスの例
を示す図である。
文字ラティスから生成したワイルドカードラティスの例
を示す図である。
【図14】オートマトン単語照合の処理概要を示す図で
ある。
ある。
【図15】オートマトン単語照合の処理の流れを示すP
AD図である。
AD図である。
【図16】住所表示番号単語インデックス辞書,住所表
示番号単語辞書の構成を示す図である。
示番号単語辞書の構成を示す図である。
【図17】照合した結果の住所表示番号単語から数字部
分を復元した住所表示番号の候補の例を示す図である。
分を復元した住所表示番号の候補の例を示す図である。
100…郵便物,101…郵便物供給部,102…画像
入力部,103…遅延搬送部,104…区分部,105
…区分棚,106…住所認識部,107…制御部,10
8…画像処理部,109…文字認識部,110…町域照
合部,111…住所表示番号照合部,112…町域単語
辞書,113…住所表示番号表記パターン辞書,114
…表記パターン単語インデックス辞書,115…表記パ
ターン単語辞書。
入力部,103…遅延搬送部,104…区分部,105
…区分棚,106…住所認識部,107…制御部,10
8…画像処理部,109…文字認識部,110…町域照
合部,111…住所表示番号照合部,112…町域単語
辞書,113…住所表示番号表記パターン辞書,114
…表記パターン単語インデックス辞書,115…表記パ
ターン単語辞書。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸川 勝美 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 影広 達彦 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 酒匂 裕 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 嶋 好博 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 渡辺 成 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内
Claims (2)
- 【請求項1】郵便物上の文字情報を検出して,町域情報
と住所表示番号情報からなる住所情報を読み取る住所読
み取り装置において,郵便物上の画像を電気信号に変換
して入力する画像入力手段と,入力された画像から文字
情報を切り出して識別し,切り出された各文字パターン
に対して識別候補文字群を出力する文字切出識別手段で
あって,縦書き住所情報から横並び文字を検出して文字
情報を再度切り出して識別し,切り出された各文字パタ
ーンに対して識別候補文字群を出力する文字切出識別手
段と,該文字切出識別手段から出力された認識候補文字
群と,町域情報を格納した町域辞書と照合することによ
り町域を認識する町域照合手段と,該町域照合手段の認
識結果に基づき,住所表示番号領域の先頭を検出する住
所表示番号領域検出手段と,該住所表示番号領域検出手
段からの出力に基づいて決定された住所表示番号領域の
先頭以降の各文字パターンに対して,文字切出識別手段
の出力結果として,縦書き住所情報から横並び文字とし
て検出された各文字パターンに対する識別結果の候補文
字群中の数字を,縦書きと縦書き中の横並び文字に分
け,それぞれを別々に任意の数字を表すワイルドカード
で置き換えた候補文字群に変換するワイルドカード変換
手段と,上記ワイルドカードで表現された住所表示番号
の様々な表記パターンを単語として保持する住所表示番
号表記パターン辞書と,ワイルドカード変換手段の出力
結果と住所表示番号表記パターン辞書の単語とをオート
マトンを用いて照合し,住所表示番号の表記パターンを
認識する住所表示番号照合手段と,住所表示番号照合手
段の出力結果と,文字認識手段から出力される候補文字
群とを照らし合せ,ワイルドカードで置き換えられた候
補文字群中の数字を復元し,住所表示番号の候補を出力
する数字復元手段と,を有することを特徴とする住所読
み取り装置。 - 【請求項2】請求項1記載の住所読み取り装置におい
て,郵便物上の住所情報を表す文字群が縦書きである
か,横書きであるかを検出する文字方向検出手段と,各
表記パターンを表す単語に,縦書きで現われる表記パタ
ーンか横書きで現われる表記パターンかに関する属性を
持たせた住所表示番号表記パターン辞書と,ワイルドカ
ードで置き換えた任意の位置にある各文字パターンの候
補文字群に対し,その候補文字群の文字コードをインデ
ックスとして,住居表示番号表記パターン辞書から単語
を検索する単語検索手段と,文字方向検出手段の出力に
基づき,単語検索手段によって検索された単語の中か
ら,縦書き横書きのそれぞれの属性が一致する単語のみ
を読み出す単語選択手段と,を有することを特徴とする
住所読み取り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8003609A JPH09190507A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 住所読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8003609A JPH09190507A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 住所読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09190507A true JPH09190507A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11562242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8003609A Pending JPH09190507A (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 住所読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09190507A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014021883A (ja) * | 2012-07-23 | 2014-02-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報処理装置及び情報処理プログラム |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP8003609A patent/JPH09190507A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014021883A (ja) * | 2012-07-23 | 2014-02-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報処理装置及び情報処理プログラム |
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