JPH0919054A - 配電線の地絡保護装置 - Google Patents

配電線の地絡保護装置

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JPH0919054A
JPH0919054A JP18465095A JP18465095A JPH0919054A JP H0919054 A JPH0919054 A JP H0919054A JP 18465095 A JP18465095 A JP 18465095A JP 18465095 A JP18465095 A JP 18465095A JP H0919054 A JPH0919054 A JP H0919054A
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JP
Japan
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section
circuit breaker
switch
ground fault
distribution line
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Application number
JP18465095A
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English (en)
Inventor
Takashi Doi
孝 土居
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配電線の地絡発生時、無停電で事故区間を切
離して健全区間の給電を継続することを目的とする。 【構成】 配電線4の縦列配置された各区分開閉器7a
〜7dを、それぞれアーク消弧能力を有する開閉器によ
り形成し、開閉器7a〜7dそれぞれの下流側の地絡を
検出する地絡検出手段を設け、遮断器3及び各開閉器7
a〜7d毎に、タイムアップ時間が遮断器3で最も長く
下流側の開閉器7a〜7dになる程短く設定され,遮断
器3の過電流検出,各開閉器7a〜7dの下流側の地絡
検出それぞれにより起動され,タイムアップにより開放
指令を発生して遮断器3,各開閉器7a〜7dを開放す
る開放時限設定用のタイマ手段と、遮断器3の過電流検
出,各開閉器7a〜7dの下流側の地絡検出の消失によ
り各タイマ手段それぞれをリセットし,タイムアップ時
間内のリセットにより開放指令による遮断器3,各開閉
器7a〜7dの開放を禁止するリセット手段とを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の区分開閉器によ
り区切られた配電線の地絡事故の発生時、事故区間を切
離して健全区間の給電を継続する配電線の地絡保護装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力設備の配電系統は図9に示す
ように構成され、変電所1の3相の系統電源2にその遮
断器3を介して配電線4が接続される。
【0003】この配電線4は遮断器3及びその下流側
(負荷側)に縦列配置された常閉の複数の区分開閉器5
a,5b,5c,5dにより、上流側から順の複数の区
間#0,#1,#2,#3,#4に区分される。
【0004】さらに、地絡事故等が発生したときに下流
側から別系統の電源を給電するため、配電線4はその下
流端に常開開閉器6が設けられ、この開閉器6を介して
別系統の配電線に連結される。
【0005】そして、常時は遮断器3及び区分開閉器5
a〜5dが閉じて常開開閉器6が開き、系統電源2が遮
断器3を介して配電線4の各区間#0〜#4に給電され
る。
【0006】つぎに、例えば図10に示すように区間#
3に地絡事故が発生すると、変電所1の遮断器制御器
(図示せず)及び各区分開閉器5a〜5dに付設された
開閉器制御器(図示せず)の地絡保護動作により、従来
はつぎに説明するように、時限順試充電を2回(再閉
路,再々閉路)くり返して事故区間#3を系統電源#2
から切離し、残りの健全区間#0〜#2,#4を復電す
る。
【0007】すなわち、図11の遮断器3,各開閉器5
a〜5d,6の投入(閉),開放(開)のタイミングチ
ャートに示すように、t1 に区間#3に地絡事故が発生
すると、遮断器3の過電流検出により遮断器制御器が直
ちに遮断器3をトリップして開放する。
【0008】この開放により配電線4全体が一旦停電す
る。
【0009】また、区分開閉器5a〜5dそれぞれの上
流側の電源消失の検出に基づき、区分開閉器5a〜5d
の開閉器制御器が各区分開閉器5a〜5dを開放する。
【0010】つぎに、t1 から再閉路時限として設定さ
れた第1の一定期間,例えば1分が経過してt2 になる
と、1回目の試充電により遮断器3が投入されて閉じ
る。
【0011】この遮断器3の閉成により最上流の区間#
0が復電すると、区分開閉器5aがその上流側の復電に
より所定の投入時限τ1 で投入されて閉じ、つぎの区間
#1が復電する。
【0012】また、区間#1が復電すると、区分開閉器
5aの開閉器制御器は、所定の検出時限τ2 内に配電線
4が再び停電するか否かを監視し、この監視により区間
#1が事故区間か否かを判別する。
【0013】そして、検出時限τ2 が経過しても配電線
4が停電しなければ、つぎの区分開閉器5bがその上流
側の復電により投入時限τ1 で投入されて閉じ、つぎの
区間#2が復電するとともに、この復電から検出時限τ
2 内に配電線4が停電するか否かが監視される。
【0014】さらに、区間#2が復電すると、同様にし
て、つぎの区分開閉器5cがその上流側の復電により投
入時限τ1 で投入されて閉じ、つぎの区間#3が復電す
るとともに、この復電から検出時限τ2 内に配電線4が
停電するか否かが監視される。
【0015】そして、区間#3が事故区間であるため、
区分開閉器5cが閉じると、遮断器3が過電流検出によ
りt3 に開放され、前記の検出時限τ2 内に配電線4が
再び停電する。
【0016】このとき、区分開閉器5a〜5dはそれぞ
れの上流側の電源消失の検出により再び開放される。
【0017】また、区分開閉器5cはその開閉器制御器
により、事故区間の判別に基づいて開放状態にロックさ
れる。
【0018】そして、t3 から再々閉路時限として設定
された第2の一定期間,例えば3分が経過してt4 にな
ると、2回目の試充電により遮断器3が再び投入されて
閉じる。
【0019】このとき、1回目の試充電の場合と同様、
上流側の復電により区分開閉器5a,5bは順に投入時
限τ1 で投入されて閉じる。
【0020】しかし、区分開閉器5cは開放ロックされ
ているため、その上流側の区間#2が復電しても投入さ
れず、開放状態に保持される。
【0021】そのため、事故区間#3が系統電源2から
切離され、上流の健全区間#0〜#2が復電する。
【0022】また、各区分開閉器5a〜5dの開閉状態
の情報がそれぞれの開閉器制御器から変電所1の親局
(図示せず)に伝送され、これらの情報により変電所1
の作業員等に事故区間#3が通知される。
【0023】そして、事故区間#3が切離された後、変
電所の親局から常開開閉器6に投入の遠方監視制御情報
が伝送され、この情報の受信に基づき、t5 から一定の
投入時限τ3 で常開開閉器6が投入されてt6 に閉じ、
事故区間#3の下流の健全区間#4が常開開閉器6を介
した他の系統からの電源により復電し、この復電により
事故区間#3を切離して全ての健全区間#0〜#2,#
4を復電する地絡保護の一連の処理が完了する。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のように地絡
事故が発生したときに、時限順試充電を2回くり返して
事故区間を切離し、残りの健全区間を復電する場合、変
電所の遮断器の開放に伴う配電線4の停電が必ず発生
し、無停電で事故区間を切離して健全区間の給電を継続
することができない問題点がある。
【0025】本発明は、地絡事故が発生したときに、従
来のような試充電を行わず、無停電で事故区間を切離し
て健全区間の給電を継続することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の配電線の地絡保護装置においては、各区
分開閉器を、それぞれアーク消弧能力を有する開閉器に
より形成し、
【0027】各区分開閉器毎に該各区分開閉器それぞれ
の下流側の地絡を検出する地絡検出手段を設け、
【0028】遮断器及び各区分開閉器毎に,タイムアッ
プ時間が配電線の最上流の遮断器で最も長く配電線の下
流側の区分開閉器になる程短く設定され,遮断器の過電
流検出,各区分開閉器の下流側の地絡検出それぞれによ
り起動され,タイムアップにより開放指令を発生して遮
断器,各区分開閉器それぞれを開放する開放時限設定用
のタイマ手段と、
【0029】遮断器の過電流検出,各区分開閉器の下流
側の地絡検出それぞれの消失により各タイマ手段それぞ
れをリセットし,タイムアップ時間内のリセットにより
開放指令による遮断器,各区分開閉器それぞれの開放を
禁止するリセット手段とを設ける。
【0030】
【作用】前記のように構成された本発明の配電線の地絡
保護装置の場合、配電線に地絡事故が発生すると、変電
所の遮断器の過電流の検出及び事故区間より上流側の各
区分開閉器の地絡事故検出手段の下流側の地絡検出に基
づき、それらの開放時限設定用のタイマ手段が起動され
る。
【0031】そして、各タイマ手段のタイムアップ時間
が下流側の区分開閉器のもの程短くなるため、事故区間
を下流側隣接区間とする事故区間直前の区分開閉器のタ
イマ手段が最初にタイムアップし、このタイムアップに
より前記事故区間直前の区分開閉器が最初に開放され
る。
【0032】この開放により、変電所の遮断器が開放す
る前に事故区間が変電所の系統電源から切離される。
【0033】このとき、各区分開閉器がそれぞれアーク
消弧能力を有する開閉器により形成されるため、前記事
故区間直前の区分開閉器は確実に開放されて事故区間を
切離す。
【0034】そして、事故区間が系統電源から切離され
ると、遮断器の電流が正常に戻り、その過電流検出が消
失し、事故区間直前の区分開閉器より上流側の各区分開
閉器の地絡検出も消失する。
【0035】これらの消失に基づき、遮断器及び前記事
故区間直前の区分開閉器より上流側の各区分開閉器のタ
イマ手段は、タイムアップする前にそれぞれのリセット
手段によりリセットされ、それぞれ開放が禁止されて閉
成状態に保たれ、事故区間より上流側の健全区間の給電
が継続する。
【0036】したがって、従来の時限順試充電の場合の
ような試充電を行うことなく、無停電で事故区間を切離
して健全区間の給電が継続される。
【0037】
【実施例】実施例について、図1ないし図8を参照して
説明する。
【0038】(1実施例)まず、1実施例について、図
1ないし図6を参照して説明する。
【0039】図1は配電系統を示す。
【0040】この図1において、図9と同一符号は同一
のものを示し、7a,7b,7c,7dは図9の区分開
閉器5a〜5dの代わりに設けられた区分開閉器であ
り、通電中の開放を行うため、それぞれアーク消弧機能
を有する高速遮断開閉器により形成されている。
【0041】8は変電所1に設けられた遮断器制御器で
あり、区間#0に設けられた変流器9の検出出力により
動作する過電流検出手段としての過電流リレー等を内蔵
し、遮断器3の投入,開放を制御する。
【0042】10は区分開閉器7a〜7d及び常開開閉
器6毎に設けられた開閉器制御器であり、開閉器7a〜
7d,6それぞれの開閉機能及び変電所1の親局(図示
せず)との遠方監視制御の送受信機能等を有し、区分開
閉器7a〜7dの開閉器制御器10は後述の地絡保護手
段も有する。
【0043】11は区間#1〜#4それぞれに設けられ
た零相変流器であり、各区間#1〜#4の零相電流の検
出出力を区分開閉器7a〜7dの開閉器制御器10に供
給する。12は区間#0〜#3それぞれの零相電圧を検
出する零相変圧器であり、検出出力を区分開閉器7a〜
7dの開閉器制御器10に供給する。
【0044】なお、遮断器制御器8,各開閉器制御器1
0は配電線4から取出された駆動電源により動作する。
【0045】そして、零相変圧器12は図2に示すよう
に形成され、配電線4の各相の電圧を相毎のコンデンサ
13により合成し、合成された電圧を各コンデンサ13
とアースとの間に設けられた共通のコンデンサ14によ
り分圧し、この分圧出力を零相電圧として変圧器15の
2次側から出力する。
【0046】また、区分開閉器7a〜7dの開閉器制御
器9は図2に示す構成の地絡保護手段を有し、同図にお
いて、16は地絡検出手段及びリセット手段を形成する
デジタルリレー回路、17は開放時限設定用のタイマ手
段を形成するタイマ回路、18は区分開閉器7a〜7d
の開放リレーである。
【0047】なお、デジタルリレー回路16及びタイマ
回路17は実際にはマイクロコンピュータのソフトウエ
アにより形成されている。
【0048】一方、遮断器制御器8も図2と同様の地絡
保護手段を有し、この保護手段が図2と異なる点は、図
2のデジタルリレー回路16の代わりに前記過電流リレ
ー及びそのマイクロコンピュータ構成の制御回路により
過電流検出手段及びリセット手段が形成される点であ
る。
【0049】そして、常時は遮断器3及び区分開閉器7
a〜7dが閉じて常開開閉器6が開き、系統電源2が配
電線4の各区間#0〜#4に給電される。
【0050】つぎに、図3に示すように区間#3で地絡
事故が発生した場合につき、図6のタイミングチャート
を参照して説明する。
【0051】まず、T1 に区間#3で地絡が発生する
と、遮断器3が過電流になり、変流器9の検出出力に基
づき、遮断器制御器8の過電流リレー及びその制御回路
が直ちにこの過電流を検出し、過電流リレーを介して遮
断器制御器8のタイマ回路を直ちに起動する。
【0052】また、区分開閉器7a〜7dの開閉器制御
器10は、それぞれの零相変流器11及び零相変圧器1
2の検出出力に基づき、デジタルリレー回路16により
零相電流の大きさから地絡の発生を検出するとともに、
零相電圧を基準にして零相電圧と零相電流とのなす角か
ら地絡が区分開閉器7a〜7dそれぞれの上流側か下流
側か,すなわち各区分開閉器7a〜7dそれぞれを基準
にした地絡の方向を判別し、遮断器制御器8が過電流を
検出するのとほぼ同時に、区分開閉器7a〜7dそれぞ
れの下流側の地絡を検出する。
【0053】そして、区間#3で地絡が発生するとき
は、図3の矢印線に示すように、区分開閉器7a,7
b,7cについてはその下流側で地絡が発生し、区分開
閉器7dについてはその上流側で地絡が発生する。
【0054】そのため、区分開閉器7a,7b,7cの
開閉器制御器10はそのデジタルリレー回路16からタ
イマ回路17に地絡検出出力αを出力し、タイマ回路1
7を起動する。
【0055】ところで、遮断器制御器8のタイマ回路及
び各区分開閉器7a〜7dの開閉器制御器10のタイマ
回路17のタイムアップ時間を、最上流の遮断器制御器
8のタイマ回路から順にτCB,τa,τb,τc,τd
とすると、それぞれつぎのように設定されている。
【0056】すなわち、遮断器3がトリップして開放す
る前に事故区間を検出して切離すため、タイムアップ時
間τCBが最も長く、τBC>τa>τb>τc>τdにな
るように、例えばτCB=0.5秒,τa=0.4秒,τ
b=0.3秒,τc=0.2秒,τd=0.1秒に設定
されている。
【0057】したがって、区間#3で地絡が発生したと
きは、T1 からτc(0.2秒)経過すると、事故区間
#3の上流側直前の区分開閉器7cの開閉器制御器10
のタイマ回路17が最初にタイムアップし、このタイマ
回路17から開放指令βが発生し、この開放指令βによ
り開放リレー18が通電駆動され、所定の開放時限τx
で区分開閉器7cが開放される。
【0058】このとき、区分開閉器7cは、アーク消弧
能力を有する高速遮断開閉器により形成されているた
め、アークによる再点弧等なく高速かつ確実に開放され
る。
【0059】そして、区分開閉器7cがT2 に開放され
ると、図4に示すように事故区間#3が系統電源2から
切離される。
【0060】なお、図3,図4においては、配電線4の
充電部分を停電部分より太くしてその充停電状態を示し
ている。
【0061】そして、区分開閉器7cが開放されて事故
区間#3が切離されると、事故区間#3より上流側の各
健全区間#0,#1,#2は正常な充電状態になり、遮
断器3の過電流検出及び区分開閉器7a,7bの負荷側
の地絡検出が消失する。
【0062】この消失に基づき、遮断器制御器8のタイ
マ回路はそのリセット手段によりリセットされて元の待
機状態に戻り、同様に、区分開閉器7a,7bの開閉器
制御器10のタイマ回路17は、そのリセット手段とし
てのデジタルリレー回路16のリセット出力γによりリ
セットされて元の待機状態に戻る。
【0063】そして、遮断器制御器8のタイマ回路及び
区分開閉器7a,7bの開閉器制御器10のタイマ回路
17がいずれもそれぞれのタイムアップ時間τCB,τ
a,τbに達するまでにリセットされるため、遮断器3
及び区分開閉器7a,7bは一度も開放されず、閉成状
態に保たれる。
【0064】そのため、遮断器3を開放することなく、
事故区間#3より上流側の各健全区間#0,#1,#2
を無停電に保って事故区間#3が切離される。
【0065】このとき、最長のタイムアップ時間τBC
も0.5秒であり、1秒未満の瞬時に事故区間#3の切
離しが行われる。
【0066】また、事故区間#3が切離されると、その
負荷側の区分開閉器7dは上流側の電源消失に基づき、
タイムアップ時間等の遅れなく、いわゆる自然開放で開
放される。
【0067】さらに、変電所1の親局により各開閉器7
a〜7d,6の開閉器制御器10が呼出され、この呼出
しの応答により各開閉器7a〜7d,6の開閉状態が変
電所1に収集され、変電所1の作業員等に事故区間#3
が通知される。
【0068】そして、事故区間#3の負荷側の区分開閉
器7dが開放された後、変電所1の親局から常開開閉器
6の開閉器制御器10に投入の遠方監視制御情報が伝送
され、この情報の受信に基づき、常開開閉器6が投入さ
れてT3 に閉じ、図5に示すように事故区間#3より負
荷側の健全区間#4が他の系統の電源で復電し、全ての
健全区間#0〜#2,#4の充電が完了して地絡保護の
一連の処理が完了する。
【0069】なお、図5においては、図3,図4と同
様、配電線4の充電部分を停電部分より太くして示して
いる。
【0070】また、図6において、斜線部はタイマ回路
17の動作中を示す。
【0071】(他の実施例)他の実施例について、図7
及び図8を参照して説明する。
【0072】図7において、図1と同一符号は同一もし
くは相当するものを示し、図1と異なる点はつぎの点で
ある。
【0073】すなわち、図1の区分開閉器7a〜7d毎
の零相変圧器12を省き、代わりに変電所1に零相変圧
器19を設け、この変圧器19の零相電圧の情報を信号
ケーブル20を介して各区分開閉器7a〜7dの開閉器
制御器10に伝送し、各制御器10のデジタルリレー回
路16に供給した点である。
【0074】そして、零相変圧器19は図8に示すよう
に形成され、Y結線の接地された1次巻線19aが系統
電源2の各相に接続され、Y結線の2次巻線19b及び
いわゆるブロクンΔ結線の3次巻線19cを備え、この
3次巻線19cの開放された両端に零相電圧が発生す
る。
【0075】なお、図中の21は3次巻線19cの開放
両端間の抵抗である。
【0076】また、2次巻線19bの出力は遮断器制御
器8等の変電所1内各所に供給される。
【0077】したがって、この実施例の場合は、変電所
1から各区分開閉器7a〜7dの開閉器制御器10に零
相電圧の情報を伝送して1実施例と同様の効果が得られ
る。
【0078】そして、区分開閉器の個数,タイムアップ
時間の設定等は実施例に限定されるものではない。
【0079】また、区分開閉器7a〜7dはアーク消弧
能力を有する種々の開開閉器により形成してよいのは勿
論である。
【0080】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、以下に記載する効果を奏する。
【0081】配電線4に地絡が生じると、変電所1の遮
断器3の過電流検出及び事故区間より上流側の各区分開
閉器7a〜7dの地絡事故検出手段の下流側の地絡検出
に基づき、それらの開放時限設定用のタイマ手段が起動
される。
【0082】そして、各タイマ手段のタイムアップ時間
が下流側の区分開閉器のもの程短く設定されているた
め、事故区間を下流側の隣接区間とする事故区間直前の
区分開閉器のタイマ手段が最初にタイムアップし、この
タイムアップにより前記事故区間直前の区分開閉器が最
初に開放される。
【0083】この開放により変電所1の遮断器3が開放
する前に事故区間を変電所1の系統電源2から切離すこ
とができ、このとき、各区分開閉器7a〜7dがそれぞ
れアーク消弧能力を有する開閉器により形成されるた
め、事故区間直前の区分開閉器が確実に開放されて事故
区間を切離す。
【0084】そして、事故区間が系統電源2から切離さ
れると、遮断器3の過電流検出及び事故区間直前の区分
開閉器より上流側の各区分開閉器の地絡検出が消失し、
遮断器3及び前記事故区間直前の区分開閉器より上流側
の各区分開閉器のタイマ手段がタイムアップする前にそ
れぞれのリセット手段によりリセットされ、このリセッ
トにより遮断器3及び前記事故区間直前の区分開閉器よ
り上流側の各区分開閉器の開放を禁止し、事故区間より
上流側の健全区間の給電を継続することができる。
【0085】したがって、従来の時限順試充電の場合の
ような試充電を行うことなく、無停電で事故区間を切離
して健全区間の給電を継続することができ、配電設備の
信頼性を著しく向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の配電線系統図である。
【図2】図1の一部の詳細なブロック結線図である。
【図3】図1の地絡が発生したときの状態図である。
【図4】図1の事故区間が切離されたときの状態図であ
る。
【図5】図1の全健全区間が充電状態になったときの状
態図である。
【図6】図1の地絡が発生したときの動作説明用のタイ
ミングチャートである。
【図7】本発明の他の実施例の配電線系統図である。
【図8】図7の一部の詳細なブロック結線図である。
【図9】従来例の配電線系統図である。
【図10】図9の地絡が発生したときの状態図である。
【図11】図9の地絡が発生したときの動作説明用のタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
1 変電所 3 遮断器 4 配電線 7a〜7d 区分開閉器 8 遮断器制御器 9 変流器 10 開閉器制御器 11,19 零相変流器 12 零相変圧器 16 地絡検出手段,リセット手段を形成するデジタル
リレー回路 17 タイマ手段を形成するタイマ回路 #0〜#4 区間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過電流検出により開放される変電所の遮
    断器から引出された配電線の地絡事故発生時、前記遮断
    器及び前記配電線の縦列配置された複数の区分開閉器の
    開閉により、事故区間を切離して健全区間に給電する配
    電線の地絡保護装置において、 前記各区分開閉器を、それぞれアーク消弧能力を有する
    開閉器により形成し、 前記各区分開閉器毎に設けられ,該各区分開閉器それぞ
    れの下流側の地絡を検出する地絡検出手段と、 前記遮断器及び前記各区分開閉器毎に設けられ,タイム
    アップ時間が前記配電線の最上流の前記遮断器で最も長
    く前記配電線の下流側の区分開閉器になる程短く設定さ
    れ,前記遮断器の過電流検出,前記各区分開閉器の下流
    側の地絡検出それぞれにより起動され,タイムアップに
    より開放指令を発生して前記遮断器,前記各区分開閉器
    それぞれを開放する開放時限設定用のタイマ手段と、 前記遮断器及び前記各区分開閉器毎に設けられ,前記遮
    断器の過電流検出,前記各区分開閉器の下流側の地絡検
    出それぞれの消失により前記各タイマ手段それぞれをリ
    セットし,前記タイムアップ時間内のリセットにより前
    記開放指令による前記遮断器,前記各区分開閉器それぞ
    れの開放を禁止するリセット手段とを備えたことを特徴
    とする配電線の地絡保護装置。
JP18465095A 1995-06-27 1995-06-27 配電線の地絡保護装置 Pending JPH0919054A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100461471B1 (ko) * 2002-02-26 2004-12-10 형제전기주식회사 개별차단식 배선용 배전장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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