JPH09190903A - 正特性サーミスタ装置 - Google Patents

正特性サーミスタ装置

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JPH09190903A
JPH09190903A JP173596A JP173596A JPH09190903A JP H09190903 A JPH09190903 A JP H09190903A JP 173596 A JP173596 A JP 173596A JP 173596 A JP173596 A JP 173596A JP H09190903 A JPH09190903 A JP H09190903A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positive temperature
temperature coefficient
coefficient thermistor
main surface
insulating
Prior art date
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Pending
Application number
JP173596A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Yamauchi
宏保 山内
Toshikazu Nakamura
利和 中村
Kiyobumi Torii
清文 鳥井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組み立てが容易で且つ複数の正特性サーミスタ
素子を用いて大電力化に対応できる正特性サーミスタ装
置を提供することにある。 【解決手段】絶縁ケースには、正特性サーミスタ素子が
そのヒータ電極が形成された主面を前記絶縁板に面し、
かつ、耐熱性絶縁材料からなる枠体に位置決めされた状
態で、正特性サーミスタ素子、絶縁板及び放熱体が順に
重畳されるとともに、正特性サーミスタ素子の他方主面
には前記給電端子が配設された状態で収納されており、
給電端子は接触部が貫通孔を通過して絶縁ケース外部に
導出され、かつ、導出部がヒータ電極と導通する取り出
し電極に導通される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正特性サーミスタ
装置に関し、特に加熱用正特性サーミスタヒータとして
の用途に適している正特性サーミスタ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の正特性サーミスタ装置
は、例えば図3ないし図5に示すように構成されてい
る。正特性サーミスタ装置1は、放熱体2、絶縁板3、
正特性サーミスタ素子4、絶縁シート5、ケース6及び
外部導出用の給電端子7から構成される。
【0003】放熱体2はアルミニウム等の金属板からな
り、平らな主面8を備えている。主面8の端部には折り
曲げ用舌片9が複数設けられている。主面8にはアルミ
ナ等からなる絶縁板3を介して正特性サーミスタ素子4
が面接合される。放熱体2の主面8の反対主面10は放
熱面として機能する。
【0004】正特性サーミスタ素子4は、図5に示すよ
うに、板状の正特性サーミスタ素体の一方主面11に櫛
歯状の一対のヒータ電極4a,4bが互いに対向して形
成されるとともに、各ヒータ電極4a,4bに導通され
た取り出し電極4c,4dが正特性サーミスタ素子4の
側面を介して他方主面12にまで延在している。
【0005】絶縁シート5は、マイカ等からなり、正特
性サーミスタ素子4の他方主面12を覆うもので正特性
サーミスタ素子4の取り出し電極4c,4dに位置して
貫通孔13が形成されている。
【0006】ケース6は、アルミニウム等の金属板に凹
状の収納部が形成されたものであり、この収納部に上述
の絶縁板3、正特性サーミスタ素子4、絶縁シート5が
収納される。また、ケース6には、絶縁シート5と同様
に取り出し電極4c,4dに位置して貫通孔14が形成
されている。
【0007】給電端子7は金属からなり、略L字状に形
成され、一端7aが正特性サーミスタ素子4の取り出し
電極4c,4dと導通され、他端7bが絶縁シート5の
貫通孔13及びケース6の貫通孔14を通過してケース
6の外部に導出される。
【0008】正特性サーミスタ装置1は、図4に示され
ているように、放熱体2の主面8に絶縁板3を重ね、さ
らに正特性サーミスタ素子4を重ね、それぞれの間には
耐熱性、熱伝導性がよい熱硬化性樹脂を介在させて熱結
合され、正特性サーミスタ素子4の取り出し電極4c,
4dに位置して給電端子7が導電性接着材で接合され、
その上に絶縁シート5を介してケース6を重ねたもので
ある。なお、ケース6は放熱体2に設けられた舌片9を
折り曲げることによって固定される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
構成の正特性サーミスタ装置において、放熱体2、絶縁
板3及び正特性サーミスタ素子4との相対的な位置関係
を決める手段がないため、正特性サーミスタ素子4を複
数使用する場合、正特性サーミスタ素子4同志を接触さ
せることなく配置することが難しく、また、給電端子7
と絶縁シート5の貫通孔13及びケース6の貫通孔14
との位置関係がずれるという問題点を有していた。
【0010】本発明の目的は、上述の問題点を解消すべ
くなされたもので、組み立てが容易で且つ複数の正特性
サーミスタ素子を用いて大電力化に対応できる正特性サ
ーミスタ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の正特性サーミスタ装置においては、給電端
子と、絶縁板と、放熱体と、前記給電端子が挿通可能な
貫通孔を有する絶縁ケースと、平板の一方主面に一対の
ヒータ電極が形成され、他方主面に前記ヒータ電極に接
続された取り出し電極が形成された正特性サーミスタ素
子と、耐熱性絶縁材料からなり、前記正特性サーミスタ
素子を位置決めできる手段を備えた枠体とを備えてお
り、前記絶縁ケースには前記正特性サーミスタ素子がそ
の一方主面を前記絶縁板に面し、かつ、前記枠体に位置
決めされた状態で、前記正特性サーミスタ素子、前記絶
縁板及び前記放熱体が順に重畳されるとともに、前記正
特性サーミスタ素子の他方主面には前記給電端子が配設
された状態で収納されており、前記給電端子は一端が前
記貫通孔を通過して前記絶縁ケース外部に導出され、か
つ、他端が前記取り出し電極に導通されている。
【0012】さらに、前記放熱体は折り曲げ用舌片を備
えており、この折り曲げ用舌片を折り曲げることによっ
て前記絶縁ケースに固定されていることが好ましい。さ
らに、前記給電端子は、一端にばね接触部を備えてお
り、このばね接触部が、前記正特性サーミスタ素子の取
り出し電極にそれぞれ接触することによって前記ヒータ
電極と導通するとともに、前記正特性サーミスタ素子を
前記絶縁板側に押圧することが好ましい。
【0013】さらにまた、前記枠体は熱硬化性樹脂から
なり、加熱硬化されていることが好ましい。これによ
り、放熱体およびケースに対して正特性サーミスタ素子
の位置決めがなされ、精度よく容易に組み立てることが
できるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明による一つの実施の形態に
ついて、図面を参照して図1及び図2にもとづいて詳細
に説明する。但し、前述の従来例と同一部分について
は、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0015】正特性サーミスタ装置21は、放熱体2
2、絶縁板23、正特性サーミスタ素子4、枠体25、
絶縁ケース26及び外部導出用の給電端子27から構成
される。
【0016】放熱体22はアルミニウム等の金属板から
なり、平らな主面28を備えている。主面28の各端部
は、折り曲げられて側面22aが形成され、側面22a
の上方端部にはさらに伸びるように折り曲げ用舌片29
が複数設けられている。主面28には絶縁板23を介し
て正特性サーミスタ素子4が面接合される。主面28の
反対主面30は放熱面として機能する。絶縁板23は、
耐熱性がよいアルミナ等の絶縁体からなる板状のもであ
り、側面22aで囲まれた内部に収納されて位置決めさ
れるとともに、放熱体22の一方主面28に面接合され
る。
【0017】枠体25は、加熱硬化性樹脂等の絶縁体か
らなり、正特性サーミスタ素子4が収容可能かつ位置決
めできる貫通孔33が所定数(図2では6か所)設けら
れている。枠体25は、加熱硬化性樹脂のうちポリフェ
ニレンサルファイドから形成されるのが好ましい。
【0018】絶縁ケース26は、ポリフェニレンサルフ
ァイド等の絶縁樹脂から形成され、正特性サーミスタ素
子4を収納する。この絶縁ケース26は上述の絶縁板2
3、正特性サーミスタ素子4、枠体25、給電端子27
を収納して放熱体22と固定される。絶縁ケース26
は、正特性サーミスタ素子4の取り出し電極4c,4d
に位置して貫通孔34を備えている。
【0019】給電端子27はステンレス鋼等の金属から
なり、ばね接触部27aを備えた一端が正特性サーミス
タ素子4の取り出し電極4c,4dと導通され、導出部
27bを備えた他端が絶縁ケース26の貫通孔34を通
過して絶縁ケース26の外部に導出される。図2に示し
た給電端子27は、一端に接触部27aが3か所設けら
れている。なお、給電端子27は、その他端の導出部2
7bによって、絶縁ケース26の貫通孔34もしくは絶
縁ケース26の内側に備える溝35に挿入されて固定さ
れる。
【0020】正特性サーミスタ装置21は、図2に示さ
れているように、放熱体22の主面28に絶縁板23を
重ね、さらに枠体25を重ね、枠体25の貫通孔33内
に正特性サーミスタ素子4を6個収容する。放熱体22
の主面28と絶縁板23と正特性サーミスタ素子4との
隙間には耐熱性、熱伝導性がよい熱硬化性樹脂を用いて
熱結合される。そして、正特性サーミスタ素子4の取り
出し電極4c,4dに給電端子27が4個その一端にお
いて弾性的に接合され、その上から絶縁ケース26を重
ねたものである。なお、絶縁ケース26は放熱体2に設
けられた舌片29を折り曲げることによって固定され
る。
【0021】かかる正特性サーミスタ装置21は、放熱
体22に対してその側面22aによって絶縁板23及び
枠体25がまず位置決めされ、さらに枠体25の貫通孔
33によって正特性サーミスタ素子4が位置決めされ
る。従って、給電端子27は接触部27aが正特性サー
ミスタ素子4の取り出し電極4c,4dに確実に接触さ
れ、導出部27bが絶縁ケース26の貫通孔34に確実
に挿入される。
【0022】なお、正特性サーミスタ装置21は、第1
の給電端子27(図2中にAで示す)が3個の正特性サ
ーミスタ素子4の一方の取り出し電極4c(図2中に
a,b,cで示す)にそれぞれ接触され、第2の給電端
子27(図2中にBで示す)が3個の正特性サーミスタ
素子4の他方の取り出し電極4d(図2中d,e,fで
示す)にそれぞれ接触されて、3個の正特性サーミスタ
素子4の一対のヒータ電極4a,4bに給電されること
になる。同様に他の3個の正特性サーミスタ素子4につ
いても、第3及び第4の給電端子27によって給電され
る。
【0023】本発明による実施例を次のような条件で作
成した。22mm×33mm×1mmの大きさで、常温
抵抗値が150Ω、キュリー温度が190℃の正特性サ
ーミスタ素子4を6個を枠体に収容して大電力用のサー
ミスタ装置21を作成し、その電力を測定した。測定試
料10個についての電力の平均値が773.8W、3σ
n-1 が5.8W、3CVが0.75%であった。
【0024】比較例として枠体を用いない従来のサーミ
スタ装置を上述の実施例に用いた正特性サーミスタ素子
4を2個用いて作成し、その電力を測定した。測定試料
10個についての電力の平均値が257.1W、3σ
n-1 が14.7W、3CVが5.72%であった。な
お、σn-1 は試料数nの集合の標準偏差値を表し、3C
Vは3σn-1 /集合の電力の平均値を表す。
【0025】上述した実施例と比較例とを比較すると明
らかなように、実施例の3σn-1 が略1/3および3C
Vが略1/8に小さくなり、電力のばらつきが大幅に小
さくなるという効果がある。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による正特性
サーミスタ装置では、放熱体に対して枠体が、また、枠
体に対して正特性サーミスタ素子が位置決めされるた
め、枠体が位置決め手段となり、放熱体と正特性サーミ
スタ素子との位置関係が一定になる。したがって、正特
性サーミスタ素子と給電端子との電気的接触も確実にな
ると共に、組み立てが容易にできる。さらに、大電力化
のために、正特性サーミスタ素子を多数配置する場合、
正特性サーミスタ素子を収容するための所定数の貫通孔
を有する枠体を用いることにより、正特性サーミスタ素
子を所定の間隔に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る正特性サーミスタ装置の一つの実
施の形態の正面図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】従来の正特性サーミスタ装置の正面図である。
【図4】図3の分解斜視図である。
【図5】図2、図4に示されたヒータ素子4であって、
(a)は上面図、(b)は下面図である。
【符号の説明】
4 正特性サーミスタ素子 4a,4b ヒータ電極 4c,4d 取り出し電極 11 一方主面 12 他方主面 21 正特性サーミスタ装置 22 放熱体 23 絶縁板 25 枠体 26 絶縁ケース 27 給電端子 27a 接触部 27b 導出部 29 折り曲げ用舌片 34 貫通孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給電端子と、絶縁板と、放熱体と、 前記給電端子が挿通可能な貫通孔を有する絶縁ケース
    と、 平板の一方主面に一対のヒータ電極が形成され、他方主
    面に前記ヒータ電極に接続された取り出し電極が形成さ
    れた正特性サーミスタ素子と、 耐熱性絶縁材料からなり、前記正特性サーミスタ素子を
    位置決めできる手段を備えた枠体と、を備えており、 前記絶縁ケースには、前記正特性サーミスタ素子がその
    一方主面を前記絶縁板に面し、かつ、前記枠体に位置決
    めされた状態で、前記正特性サーミスタ素子、前記絶縁
    板及び前記放熱体が順に重畳されるとともに、前記正特
    性サーミスタ素子の他方主面には前記給電端子が配設さ
    れた状態で収納されており、 前記給電端子は一端が前記取り出し電極に導通され、か
    つ、他端が前記貫通孔を通過して前記絶縁ケース外部に
    導出されていることを特徴とする正特性サーミスタ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記放熱体は折り曲げ用舌片を備えてお
    り、この折り曲げ用舌片を折り曲げることによって前記
    絶縁ケースに固定されていることを特徴とする請求項1
    に記載の正特性サーミスタ装置。
  3. 【請求項3】 前記給電端子は、一端にばね接触部を備
    えており、このばね接触部が、前記正特性サーミスタの
    取り出し電極にそれぞれ接触することによって前記ヒー
    タ電極と導通するとともに、前記正特性サーミスタ素子
    を前記絶縁板側に押圧することを特徴とする請求項1又
    は2に記載の正特性サーミスタ装置。
  4. 【請求項4】 前記枠体は熱硬化性樹脂からなり、加熱
    硬化されていることを特徴とする請求項1,2又は3に
    記載の正特性サーミスタ装置。
JP173596A 1996-01-09 1996-01-09 正特性サーミスタ装置 Pending JPH09190903A (ja)

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