JPH09191158A - 分布帰還型半導体レーザ及びその作製方法 - Google Patents
分布帰還型半導体レーザ及びその作製方法Info
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- JPH09191158A JPH09191158A JP2053096A JP2053096A JPH09191158A JP H09191158 A JPH09191158 A JP H09191158A JP 2053096 A JP2053096 A JP 2053096A JP 2053096 A JP2053096 A JP 2053096A JP H09191158 A JPH09191158 A JP H09191158A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ホールバーニング効果による共振器内の屈折率
の軸方向空間的変動を打ち消す構造を有する分布帰還型
半導体レーザ装置の作製工程を簡略化することである。 【解決手段】基板101上に活性層104と光ガイド層
105をエピタキシャル成長し、この上に所定の周期の
並列ストライプ溝g1を形成する。一部の領城の並列ス
トライプ溝の凹部のみをフォトレジスト110で覆い、
そのフォトレジストをマスクとして基板をエッチングす
ることで並列ストライプ溝の凹凸の位相を反転させる。
このとき、位相非反転部分をフォトレジストで覆わない
ことで、この部分の光ガイド層厚をエッチングで薄くす
る。また、位相非反転部分をフォトレジスト、第4の材
料で覆うことで、この部分の光ガイド層をエッチングせ
ず、位相反転領域のガイド層厚を相対的に薄くしてもよ
い。
の軸方向空間的変動を打ち消す構造を有する分布帰還型
半導体レーザ装置の作製工程を簡略化することである。 【解決手段】基板101上に活性層104と光ガイド層
105をエピタキシャル成長し、この上に所定の周期の
並列ストライプ溝g1を形成する。一部の領城の並列ス
トライプ溝の凹部のみをフォトレジスト110で覆い、
そのフォトレジストをマスクとして基板をエッチングす
ることで並列ストライプ溝の凹凸の位相を反転させる。
このとき、位相非反転部分をフォトレジストで覆わない
ことで、この部分の光ガイド層厚をエッチングで薄くす
る。また、位相非反転部分をフォトレジスト、第4の材
料で覆うことで、この部分の光ガイド層をエッチングせ
ず、位相反転領域のガイド層厚を相対的に薄くしてもよ
い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ファイバ通信等に
用いられる動的単一モード発振の分布帰還型半導体レー
ザに関し、特に回折格子に位相シフトを有する分布帰還
型半導体レーザ及びその製造方法に関する。
用いられる動的単一モード発振の分布帰還型半導体レー
ザに関し、特に回折格子に位相シフトを有する分布帰還
型半導体レーザ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバ通信等に用いられる動
的単一モード(Dynamic Single Mod
e)半導体レーザとして、多くの分布帰還型半導体レー
ザが提案されている。これは、光導波路の共振器長方向
に回折格子となる周期的凹凸を設け、回折格子の波長選
択性を利用した半導体レーザである。しかし、光が分布
帰還を受ける強さが共振器長方向に一様である分布帰還
型半導体レーザにおいては、共振器内の光強度分布が中
心付近で増大した形になり、特に高出力時において軸方
向空間的ホールバーニング効果(これにより、軸方向光
強度分布の不均一性による軸方向屈折率分布の不均一性
が生じる)によって、軸モードの不安定化が生じ、狭ス
ペクトル線幅特性が損なわれてしまうという問題点があ
った。
的単一モード(Dynamic Single Mod
e)半導体レーザとして、多くの分布帰還型半導体レー
ザが提案されている。これは、光導波路の共振器長方向
に回折格子となる周期的凹凸を設け、回折格子の波長選
択性を利用した半導体レーザである。しかし、光が分布
帰還を受ける強さが共振器長方向に一様である分布帰還
型半導体レーザにおいては、共振器内の光強度分布が中
心付近で増大した形になり、特に高出力時において軸方
向空間的ホールバーニング効果(これにより、軸方向光
強度分布の不均一性による軸方向屈折率分布の不均一性
が生じる)によって、軸モードの不安定化が生じ、狭ス
ペクトル線幅特性が損なわれてしまうという問題点があ
った。
【0003】これに対して、軸方向の光強度分布の不均
一性を補正することで発振しきい値を低減させること等
が可能であることが知られている(特開昭63−166
281)。また、回折格子の位相をλ/4シフトさせた
部分を回折格子に導入することで、ストップバンド外側
での2モード発振を抑止し、ブラッグ波長での発振が可
能になることも知られている。この場合、レーザ光はλ
/4シフト部近傍に引きつけられ、共振器内の光強度分
布はシフト部近傍でもっとも強くなる。この光強度分布
は回折格子の形状などで決まる結合係数にも左右され
る。
一性を補正することで発振しきい値を低減させること等
が可能であることが知られている(特開昭63−166
281)。また、回折格子の位相をλ/4シフトさせた
部分を回折格子に導入することで、ストップバンド外側
での2モード発振を抑止し、ブラッグ波長での発振が可
能になることも知られている。この場合、レーザ光はλ
/4シフト部近傍に引きつけられ、共振器内の光強度分
布はシフト部近傍でもっとも強くなる。この光強度分布
は回折格子の形状などで決まる結合係数にも左右され
る。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかし、上記特開
昭63−166281の分布帰還型半導体レーザの製造
においては、位相シフトを有する回折格子を形成する工
程と共振器長方向で等価屈折率差を与えるための工程と
は別の工程であると考えざるを得なかった。特に、共振
器長方向での等価屈折率差を光導波路の層厚を部分的に
変えることで与える構成の場合、作製工程が増えるとい
う問題点があった。
昭63−166281の分布帰還型半導体レーザの製造
においては、位相シフトを有する回折格子を形成する工
程と共振器長方向で等価屈折率差を与えるための工程と
は別の工程であると考えざるを得なかった。特に、共振
器長方向での等価屈折率差を光導波路の層厚を部分的に
変えることで与える構成の場合、作製工程が増えるとい
う問題点があった。
【0005】従って、本出願に係る第1から第4の発明
の目的は、ホールバーニング効果による共振器内の屈折
率の軸方向空間的変動を打ち消す構造を有する分布帰還
型半導体レーザ装置の作製工程を簡略化できる作製方法
を提供することである(請求項1乃至4に対応)。
の目的は、ホールバーニング効果による共振器内の屈折
率の軸方向空間的変動を打ち消す構造を有する分布帰還
型半導体レーザ装置の作製工程を簡略化できる作製方法
を提供することである(請求項1乃至4に対応)。
【0006】また、本出願に係る第5から第8の発明の
目的は、上記作製方法において2つのマスク材として互
いに反応せず、相溶性のない組み合わせを提供すること
である(請求項5乃至8に対応)。
目的は、上記作製方法において2つのマスク材として互
いに反応せず、相溶性のない組み合わせを提供すること
である(請求項5乃至8に対応)。
【0007】また、本出願に係る第9の発明の目的は、
上記作製方法で作製し易い構造を有する分布帰還型半導
体レーザ装置を提供することである(請求項9に対
応)。
上記作製方法で作製し易い構造を有する分布帰還型半導
体レーザ装置を提供することである(請求項9に対
応)。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本出願に係る第1の発明は、第1の半導体層である
基板上に活性層となる第2の半導体層と光ガイド層とな
る第3の半導体層をエピタキシャル成長し、この上に所
定の周期の並列ストライプ溝を形成し、一部の領城の並
列ストライプ溝の凹部のみをフォトレジストで覆い、そ
のフォトレジストをマスクとして基板をエッチングする
ことで並列ストライプ溝の凹凸の位相を反転させるもの
である。このとき、位相を反転させない部分をフォトレ
ジストで覆わないことで、この部分の光ガイド層厚をエ
ッチングによって薄くするというものである。
め、本出願に係る第1の発明は、第1の半導体層である
基板上に活性層となる第2の半導体層と光ガイド層とな
る第3の半導体層をエピタキシャル成長し、この上に所
定の周期の並列ストライプ溝を形成し、一部の領城の並
列ストライプ溝の凹部のみをフォトレジストで覆い、そ
のフォトレジストをマスクとして基板をエッチングする
ことで並列ストライプ溝の凹凸の位相を反転させるもの
である。このとき、位相を反転させない部分をフォトレ
ジストで覆わないことで、この部分の光ガイド層厚をエ
ッチングによって薄くするというものである。
【0009】また、上記目的を達成するため、本出願に
係る第2から第4の発明は、第1の半導体層である基板
上に活性層となる第2の半導体層と光ガイド層となる第
3の半導体層をエピタキシャル成長し、この上に所定の
周期の並列ストライプ溝を形成し、一部の領域の溝部の
みをフォトレジストで覆い、そのフォトレジストをマス
クとして基板をエッチングすることで並列ストライプ溝
の凹凸の位相を反転させるものである。このとき、位相
を反転させない部分をフォトレジストおよび/又は第4
の材料で覆うことで、この部分の光ガイド層をエッチン
グせず、位相を反転させる領域のガイド層厚を相対的に
薄くするというものである。
係る第2から第4の発明は、第1の半導体層である基板
上に活性層となる第2の半導体層と光ガイド層となる第
3の半導体層をエピタキシャル成長し、この上に所定の
周期の並列ストライプ溝を形成し、一部の領域の溝部の
みをフォトレジストで覆い、そのフォトレジストをマス
クとして基板をエッチングすることで並列ストライプ溝
の凹凸の位相を反転させるものである。このとき、位相
を反転させない部分をフォトレジストおよび/又は第4
の材料で覆うことで、この部分の光ガイド層をエッチン
グせず、位相を反転させる領域のガイド層厚を相対的に
薄くするというものである。
【0010】詳細には、本出願に係る第1の発明の分布
帰還型半導体レーザの作製方法は、励起時に光強度分布
の比較的強くなる領域の等価屈折率を光強度分布の比較
的弱い領域の等価屈折率より小さくする層構成(これに
より、軸方向ホールバーニング効果による屈折率分布を
打ち消す)を有する分布帰還型半導体レーザの作製法で
あって、第1の半導体層である基板上に活性層である第
2の半導体層と活性層より屈折率の小さな光ガイド層で
ある第3の半導体層を有し、第3の半導体層は層厚の異
なる2つの部分からなっていることで領域ごとに等価屈
折率を変えていて、また第3の半導体層上に周期的スト
ライプ溝を形成しており、層厚の異なる2つの部分の間
でその凹凸形状の位相が反転している分布帰還型半導体
レーザの作製法に関わり、そして第1の半導体層である
基板上に、第2の半導体層と光ガイド層となる第3の半
導体層をエピタキシャル成長する工程(1)、第3の半
導体層上に所定の周期の並列ストライプ溝を形成する工
程(2)、基板上の一部の領城をフォトレジストで覆う
工程(3)、フォトレジストを均一にエッチングして前
記周期的ストライプ溝の凹部にのみ残す工程(4)、フ
ォトレジストをマスクとして第3の半導体層をエッチン
グする工程(5)、この上に第3の半導体層より屈折率
の小さな第4の半導体層をエピタキシャル成長する工程
(6)、をこの順番で含むことを特徴とする。
帰還型半導体レーザの作製方法は、励起時に光強度分布
の比較的強くなる領域の等価屈折率を光強度分布の比較
的弱い領域の等価屈折率より小さくする層構成(これに
より、軸方向ホールバーニング効果による屈折率分布を
打ち消す)を有する分布帰還型半導体レーザの作製法で
あって、第1の半導体層である基板上に活性層である第
2の半導体層と活性層より屈折率の小さな光ガイド層で
ある第3の半導体層を有し、第3の半導体層は層厚の異
なる2つの部分からなっていることで領域ごとに等価屈
折率を変えていて、また第3の半導体層上に周期的スト
ライプ溝を形成しており、層厚の異なる2つの部分の間
でその凹凸形状の位相が反転している分布帰還型半導体
レーザの作製法に関わり、そして第1の半導体層である
基板上に、第2の半導体層と光ガイド層となる第3の半
導体層をエピタキシャル成長する工程(1)、第3の半
導体層上に所定の周期の並列ストライプ溝を形成する工
程(2)、基板上の一部の領城をフォトレジストで覆う
工程(3)、フォトレジストを均一にエッチングして前
記周期的ストライプ溝の凹部にのみ残す工程(4)、フ
ォトレジストをマスクとして第3の半導体層をエッチン
グする工程(5)、この上に第3の半導体層より屈折率
の小さな第4の半導体層をエピタキシャル成長する工程
(6)、をこの順番で含むことを特徴とする。
【0011】また、本出願に係る第2の発明の分布帰還
型半導体レーザの作製方法は、上記構成の分布帰還型半
導体レーザの作製法であって、第1の半導体層である基
板上に、第2の半導体層と光ガイド層となる第3の半導
体層をエピタキシャル成長する工程(1)、第3の半導
体層上に所定の周期の並列ストライプ溝を形成する工程
(2)、基板上の一部の領域を第4の材料で覆う工程
(3)、基板上の残りの領域をフォトレジストで覆う工
程(4)、フォトレジストを均一にエッチングして前記
周期的ストライプ溝の凹部にのみ残す工程(5)、フォ
トレジストおよび第4の材料をマスクとして第3の半導
体層をエッチングする工程(6)、この上に第3の半導
体層より屈折率の小さな第5の半導体層をエピタキシャ
ル成長する工程(7)、をこの順番で含むことを特徴と
する。
型半導体レーザの作製方法は、上記構成の分布帰還型半
導体レーザの作製法であって、第1の半導体層である基
板上に、第2の半導体層と光ガイド層となる第3の半導
体層をエピタキシャル成長する工程(1)、第3の半導
体層上に所定の周期の並列ストライプ溝を形成する工程
(2)、基板上の一部の領域を第4の材料で覆う工程
(3)、基板上の残りの領域をフォトレジストで覆う工
程(4)、フォトレジストを均一にエッチングして前記
周期的ストライプ溝の凹部にのみ残す工程(5)、フォ
トレジストおよび第4の材料をマスクとして第3の半導
体層をエッチングする工程(6)、この上に第3の半導
体層より屈折率の小さな第5の半導体層をエピタキシャ
ル成長する工程(7)、をこの順番で含むことを特徴と
する。
【0012】また、本出願に係る第3の発明の分布帰還
型半導体レーザの作製方法は、上記構成の分布帰還型半
導体レーザの作製法であって、第1の半導体層である基
板上に、第2の半導体層と光ガイド層となる第3の半導
体層をエピタキシャル成長する工程(1)、第3の半導
体層上に所定の周期の並列ストライプ溝を形成する工程
(2)、基板上をフォトレジストで覆う工程(3)、基
板上の一部の領域を第4の材料で覆う工程(4)、フォ
トレジストを均一にエッチングして前記周期的ストライ
プ溝の凹部にのみ残す工程(5)、フォトレジストおよ
び第4の材料をマスクとして第3の半導体層をエッチン
グする工程(6)、この上に第3の半導体層より屈折率
の小さな第5の半導体層をエピタキシャル成長する工程
(7)、をこの順番で含むことを特徴とする。
型半導体レーザの作製方法は、上記構成の分布帰還型半
導体レーザの作製法であって、第1の半導体層である基
板上に、第2の半導体層と光ガイド層となる第3の半導
体層をエピタキシャル成長する工程(1)、第3の半導
体層上に所定の周期の並列ストライプ溝を形成する工程
(2)、基板上をフォトレジストで覆う工程(3)、基
板上の一部の領域を第4の材料で覆う工程(4)、フォ
トレジストを均一にエッチングして前記周期的ストライ
プ溝の凹部にのみ残す工程(5)、フォトレジストおよ
び第4の材料をマスクとして第3の半導体層をエッチン
グする工程(6)、この上に第3の半導体層より屈折率
の小さな第5の半導体層をエピタキシャル成長する工程
(7)、をこの順番で含むことを特徴とする。
【0013】また、本出願に係る第4の発明の分布帰還
型半導体レーザの作製方法は、上記構成の分布帰還型半
導体レーザの作製法であって、第1の半導体層である基
板上に、第2の半導体層と光ガイド層となる第3の半導
体層をエピタキシャル成長する工程(1)、第3の半導
体層上に所定の周期の並列ストライプ溝を形成する工程
(2)、基板上をフォトレジストで覆う工程(3)、フ
ォトレジストを均一にエッチングして前記周期的ストラ
イプ溝の凹部にのみ残す工程(4)、基板上の一部の領
域を第4の材料で覆う工程(5)、フォトレジストおよ
び第4の材料をマスクとして第3の半導体層をエッチン
グする工程(6)、この上に第3の半導体層より屈折率
の小さな第5の半導体層をエピタキシャル成長する工程
(7)、をこの順番で含むことを特徴とする。
型半導体レーザの作製方法は、上記構成の分布帰還型半
導体レーザの作製法であって、第1の半導体層である基
板上に、第2の半導体層と光ガイド層となる第3の半導
体層をエピタキシャル成長する工程(1)、第3の半導
体層上に所定の周期の並列ストライプ溝を形成する工程
(2)、基板上をフォトレジストで覆う工程(3)、フ
ォトレジストを均一にエッチングして前記周期的ストラ
イプ溝の凹部にのみ残す工程(4)、基板上の一部の領
域を第4の材料で覆う工程(5)、フォトレジストおよ
び第4の材料をマスクとして第3の半導体層をエッチン
グする工程(6)、この上に第3の半導体層より屈折率
の小さな第5の半導体層をエピタキシャル成長する工程
(7)、をこの順番で含むことを特徴とする。
【0014】また、第5から第8の発明に対応した手
段、作用は、第4の材料としてフォトレジスト、誘電
体、金属、ポリイミドを夫々用いるというものである。
段、作用は、第4の材料としてフォトレジスト、誘電
体、金属、ポリイミドを夫々用いるというものである。
【0015】また、第9の発明の分布帰還型半導体レー
ザは、光強度分布の比較的強くなる領域の等価屈折率を
光強度分布の弱い領域の等価屈折率より小さくする層構
成を有する分布帰還型半導体レーザにおいて、第1の半
導体層である基板上に活性層である第2の半導体層と活
性層より屈折率の小さな光ガイド層である第3の半導体
層を有し、第3の半導体層は層厚の異なる2つの部分か
らなっていることで領域ごとに等価屈折率を変えてい
て、そして第3の半導体層上に周期的ストライプ溝を形
成しており、層厚の異なる2つの部分の間でその凹凸形
状の位相が反転していて位相シフト部を形成しているこ
とを特徴とする。
ザは、光強度分布の比較的強くなる領域の等価屈折率を
光強度分布の弱い領域の等価屈折率より小さくする層構
成を有する分布帰還型半導体レーザにおいて、第1の半
導体層である基板上に活性層である第2の半導体層と活
性層より屈折率の小さな光ガイド層である第3の半導体
層を有し、第3の半導体層は層厚の異なる2つの部分か
らなっていることで領域ごとに等価屈折率を変えてい
て、そして第3の半導体層上に周期的ストライプ溝を形
成しており、層厚の異なる2つの部分の間でその凹凸形
状の位相が反転していて位相シフト部を形成しているこ
とを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】第1の実施例 本発明による分布帰還型半導体レーザの作製方法の第1
の実施例を図1によって説明する。
の実施例を図1によって説明する。
【0017】(a)n−InP基板101上に、0.2
μm厚のn−InP102、0.2μm厚のn−InG
aAsP層103(バンドギャップ波長1.15μ
m)、厚さ0.15μmのi(intrinsic)−
InGaAsPの活性層104(バンドギャップ波長
1.55μm)、0.2μm厚のp−InGaAsP層
105(バンドギャップ波長1.15μm)を順次成長
する。
μm厚のn−InP102、0.2μm厚のn−InG
aAsP層103(バンドギャップ波長1.15μ
m)、厚さ0.15μmのi(intrinsic)−
InGaAsPの活性層104(バンドギャップ波長
1.55μm)、0.2μm厚のp−InGaAsP層
105(バンドギャップ波長1.15μm)を順次成長
する。
【0018】(b)干渉露光法により、深さ0.05μ
m・ピッチ0.24μmの周期的ストライプ溝g1を形
成する。
m・ピッチ0.24μmの周期的ストライプ溝g1を形
成する。
【0019】(c)一部領域をフォトレジスト110で
覆う。フォトレジスト110の塗布膜厚は周期的ストラ
イプ溝g1の深さと同程度である。これにより、次のエ
ッチング工程が容易になる。また、表面張力によって塗
布面の上面はほぽ平坦になっている。
覆う。フォトレジスト110の塗布膜厚は周期的ストラ
イプ溝g1の深さと同程度である。これにより、次のエ
ッチング工程が容易になる。また、表面張力によって塗
布面の上面はほぽ平坦になっている。
【0020】(d)フォトレジスト110を均一にエッ
チングし、凹部だけに残す。酸素ガスを用いた反応性イ
オンエッチング等を施して上から均一にエッチングす
る。InGaAsP層105はエッチングされないの
で、適当な時間でエッチングを終了することによって凹
部にのみフォトレジスト110を残した。
チングし、凹部だけに残す。酸素ガスを用いた反応性イ
オンエッチング等を施して上から均一にエッチングす
る。InGaAsP層105はエッチングされないの
で、適当な時間でエッチングを終了することによって凹
部にのみフォトレジスト110を残した。
【0021】(e)残ったフォトレジスト110をマス
クとしてp−InGaAsP層105を0.lμm程度
エッチングする。例えば、異方性のエッチングとして塩
素ガスによる反応性イオンビームエッチングを行う。フ
ォトレジスト110の残っている領域(右側の部分で、
位相が反転される部分)ではフォトレジストをマスクと
してストライプ溝の凸部でエッチングが進行し、エッチ
ング時間が、概略0.lμm程度エッチングされる時間
のときに凹凸の反転した形状が得られる。フォトレジス
トのない部分(左側の部分で、位相を反転させない部
分)では凹凸の形を保ったまま全体の高さが低くなる。
クとしてp−InGaAsP層105を0.lμm程度
エッチングする。例えば、異方性のエッチングとして塩
素ガスによる反応性イオンビームエッチングを行う。フ
ォトレジスト110の残っている領域(右側の部分で、
位相が反転される部分)ではフォトレジストをマスクと
してストライプ溝の凸部でエッチングが進行し、エッチ
ング時間が、概略0.lμm程度エッチングされる時間
のときに凹凸の反転した形状が得られる。フォトレジス
トのない部分(左側の部分で、位相を反転させない部
分)では凹凸の形を保ったまま全体の高さが低くなる。
【0022】(f)フォトレジスト110を除去する。
【0023】(g)l.3μm厚のp−InP層10
6、0.5μm厚のp−InGaAs層107を順次形
成する。
6、0.5μm厚のp−InGaAs層107を順次形
成する。
【0024】この後、上面にp側電極であるCr/Au
ZnNi/Au層、基板側にn電極のAuGeNi/A
u層を形成し、これらを合金化する。次に、左側の部分
の位相を反転させない部分と右側の部分の位相が反転さ
れる部分との間の位相シフト部150の位置が共振器の
中央から光ガイド層105の薄い側(左側)に50μm
ずれるようにして共振器長300μmのデバイスをへき
開し、両端面にはSiO2膜を形成して反射防止膜(不
図示)とする。
ZnNi/Au層、基板側にn電極のAuGeNi/A
u層を形成し、これらを合金化する。次に、左側の部分
の位相を反転させない部分と右側の部分の位相が反転さ
れる部分との間の位相シフト部150の位置が共振器の
中央から光ガイド層105の薄い側(左側)に50μm
ずれるようにして共振器長300μmのデバイスをへき
開し、両端面にはSiO2膜を形成して反射防止膜(不
図示)とする。
【0025】以上のように、位相シフト回折格子を形成
する工程で、同時に光ガイド層105の層厚の異なる部
分を形成するので、工程の簡略化の効果が大きい。本実
施例では、反転領域と非反転領域の周期的ストライプ溝
の深さを概略等しくし両領域での結合係数κを等しくす
る様にしている。この様に構成された分布帰還型半導体
レーザでは、電流注入した時、位相シフト部150の辺
りの光強度分布が大きくなり更に位相シフト部150が
左側にずれているのでこちら側の光強度が右側の光強度
分布より大きくなる。しかし、この構成では、光強度分
布の大きな側の光ガイド層105が薄くなっていて、こ
この作りつけの屈折率を小さめにしているので、軸方向
ホールバーニング効果による屈折率分布を打ち消すもの
である。従って、より安定な単一軸モード発振が実現さ
れる。
する工程で、同時に光ガイド層105の層厚の異なる部
分を形成するので、工程の簡略化の効果が大きい。本実
施例では、反転領域と非反転領域の周期的ストライプ溝
の深さを概略等しくし両領域での結合係数κを等しくす
る様にしている。この様に構成された分布帰還型半導体
レーザでは、電流注入した時、位相シフト部150の辺
りの光強度分布が大きくなり更に位相シフト部150が
左側にずれているのでこちら側の光強度が右側の光強度
分布より大きくなる。しかし、この構成では、光強度分
布の大きな側の光ガイド層105が薄くなっていて、こ
この作りつけの屈折率を小さめにしているので、軸方向
ホールバーニング効果による屈折率分布を打ち消すもの
である。従って、より安定な単一軸モード発振が実現さ
れる。
【0026】第2の実施例 本発明による分布帰還型半導体レーザの作製方法の第2
の実施例を図2によって説明する。
の実施例を図2によって説明する。
【0027】(a)n−InP基板201上に、n−I
nP202、0.2μm厚のn−InGaAsP層20
3(バンドギャップ波長1.15μm)、厚さ0.15
μmのi−InGaAsPの活性層204、0.2μm
厚のp−InGaAsP層205(バンドギャップ波長
1.15μm)を順次成長する。
nP202、0.2μm厚のn−InGaAsP層20
3(バンドギャップ波長1.15μm)、厚さ0.15
μmのi−InGaAsPの活性層204、0.2μm
厚のp−InGaAsP層205(バンドギャップ波長
1.15μm)を順次成長する。
【0028】(b)干渉露光法により、深さ0.05μ
m・ピッチ0.24μmの周期的ストライプ溝g1を形
成する。
m・ピッチ0.24μmの周期的ストライプ溝g1を形
成する。
【0029】(c)その一部領域を環化ゴム系レジスト
210で覆う。
210で覆う。
【0030】(d)ノボラック系レジスト211を均一
に塗布する。ノボラック系レジスト211は環化ゴム系
レジスト210の上も覆う。ノボラック系レジスト21
1と環化ゴム系レジスト210は反応性及び相溶性がな
い為、積層する事が可能である。ノボラック系レジスト
211のみで覆われた領域(右側の部分)と、環化ゴム
系レジスト210とノボラック系レジスト211の2層
で覆われた領域(左側の部分)の両方ができる。前者
は、後に凹凸の位相が反転する領域になる。この領域を
第1の領域と呼び、後者を第2の領域と呼ぶことにす
る。周期的ストライプ溝g1の深さは50nm前後と浅
い。ノボラック系レジスト211の塗布膜厚もこれと同
程度にする。必要ならばレジストをシンナーで希釈す
る。一般的なレジストの塗布特性として、凹凸のある場
所に塗布すると平坦化することが言える。したがって、
この場合も図2(d)に示すように塗布膜の上面はほぼ
平らになり、周期的ストライプ溝g1の凸部の上は薄
く、凹部はそれより厚くなる。
に塗布する。ノボラック系レジスト211は環化ゴム系
レジスト210の上も覆う。ノボラック系レジスト21
1と環化ゴム系レジスト210は反応性及び相溶性がな
い為、積層する事が可能である。ノボラック系レジスト
211のみで覆われた領域(右側の部分)と、環化ゴム
系レジスト210とノボラック系レジスト211の2層
で覆われた領域(左側の部分)の両方ができる。前者
は、後に凹凸の位相が反転する領域になる。この領域を
第1の領域と呼び、後者を第2の領域と呼ぶことにす
る。周期的ストライプ溝g1の深さは50nm前後と浅
い。ノボラック系レジスト211の塗布膜厚もこれと同
程度にする。必要ならばレジストをシンナーで希釈す
る。一般的なレジストの塗布特性として、凹凸のある場
所に塗布すると平坦化することが言える。したがって、
この場合も図2(d)に示すように塗布膜の上面はほぼ
平らになり、周期的ストライプ溝g1の凸部の上は薄
く、凹部はそれより厚くなる。
【0031】(e)レジストを均一にエッチングし、ノ
ボラック系レジスト211は凹部だけに残す。酸素ガス
を用いた反応性イオンエッチング等を施すことにより、
レジストは全体に上から均一にエッチングされる。In
GaAsP205はエッチングされない。第1の領域
(右側部分)において、周期的ストライプ溝g1の凸部
上のレジスト211は薄いため、凹部上のレジスト21
1より先になくなる。したがって、適当な時間でエッチ
ングを終了することにより、凹部にのみレジスト211
を残すことができる。
ボラック系レジスト211は凹部だけに残す。酸素ガス
を用いた反応性イオンエッチング等を施すことにより、
レジストは全体に上から均一にエッチングされる。In
GaAsP205はエッチングされない。第1の領域
(右側部分)において、周期的ストライプ溝g1の凸部
上のレジスト211は薄いため、凹部上のレジスト21
1より先になくなる。したがって、適当な時間でエッチ
ングを終了することにより、凹部にのみレジスト211
を残すことができる。
【0032】(f)残ったレジスト210、211をマ
スクとしてInGaAsP層205をエッチングする。
凹部にレジスト211が残っている第1の領域では、こ
のフォトレジスト211がマスクとなり、InGaAs
P層205の凸部がエッチングされる。凸部はだんだん
と低くなり、次の段階には凸部が元の凹部よりも低くな
り、凹凸は反転する。凹凸を完全に反転させるには元の
凹凸の高さの2倍の深さだけエッチングする。一方、第
2の領域(左側部分で、凹凸の反転されない領域)で
は、厚い環化ゴム系レジスト210が凹凸を保護してい
るのでエッチングされない。こうして左側のInGaA
sP層205は比較的厚く、右側のInGaAsP層2
05は比較的薄くなる。また、右側の薄いInGaAs
P層205の溝のエッチング深さを浅くすることで凹凸
の反転する領域の結合係数が小さくなるようにすること
もできる。これにより、電流注入時の光強度分布の大き
な側の光ガイド層205が薄くなっていると共に結合係
数が小さくなっているので、軸方向ホールバーニング効
果による屈折率分布を、より効果的に打ち消すものであ
る。
スクとしてInGaAsP層205をエッチングする。
凹部にレジスト211が残っている第1の領域では、こ
のフォトレジスト211がマスクとなり、InGaAs
P層205の凸部がエッチングされる。凸部はだんだん
と低くなり、次の段階には凸部が元の凹部よりも低くな
り、凹凸は反転する。凹凸を完全に反転させるには元の
凹凸の高さの2倍の深さだけエッチングする。一方、第
2の領域(左側部分で、凹凸の反転されない領域)で
は、厚い環化ゴム系レジスト210が凹凸を保護してい
るのでエッチングされない。こうして左側のInGaA
sP層205は比較的厚く、右側のInGaAsP層2
05は比較的薄くなる。また、右側の薄いInGaAs
P層205の溝のエッチング深さを浅くすることで凹凸
の反転する領域の結合係数が小さくなるようにすること
もできる。これにより、電流注入時の光強度分布の大き
な側の光ガイド層205が薄くなっていると共に結合係
数が小さくなっているので、軸方向ホールバーニング効
果による屈折率分布を、より効果的に打ち消すものであ
る。
【0033】結果として第1の領域では凹凸の位相が反
転し、第2の領域では凹凸の位相は元のままである。以
上の工程で、これらの領域で構成される位相シフト回折
格子が得られる。
転し、第2の領域では凹凸の位相は元のままである。以
上の工程で、これらの領域で構成される位相シフト回折
格子が得られる。
【0034】(g)最後にフォトレジスト210、21
1を除去する。
1を除去する。
【0035】(h)l.3μm厚のp−InP層20
6、0.5μm厚のp−InGaAs層207を順次形
成する。
6、0.5μm厚のp−InGaAs層207を順次形
成する。
【0036】本実施例でも、続いて、上面にp側電極で
あるCr/AuZnNi/Au層、基板側にn電極のA
uGeNi/Au層209を形成し、これらを合金化し
ている。次に、位相シフト部250の位置が共振器の中
央から光ガイド層205の薄い側に50μmずれるよう
にして共振器長300μmのデバイスをへき開し、両端
面にはSiO2膜(不図示)を形成して反射防止膜とす
る。
あるCr/AuZnNi/Au層、基板側にn電極のA
uGeNi/Au層209を形成し、これらを合金化し
ている。次に、位相シフト部250の位置が共振器の中
央から光ガイド層205の薄い側に50μmずれるよう
にして共振器長300μmのデバイスをへき開し、両端
面にはSiO2膜(不図示)を形成して反射防止膜とす
る。
【0037】本実施例では、図2の記号210に環化ゴ
ム系レジスト、記号211にノボラック系レジストを使
用したが、この2つの材料は互いに反応しない事、相溶
性のない事という条件があれば他の材料で置き換えるこ
とができる。以下に使用可能な組み合わせの例を幾つか
示す。
ム系レジスト、記号211にノボラック系レジストを使
用したが、この2つの材料は互いに反応しない事、相溶
性のない事という条件があれば他の材料で置き換えるこ
とができる。以下に使用可能な組み合わせの例を幾つか
示す。
【0038】 記号210 記号211 環化ゴム系レジスト ノボラック系レジスト ノボラック系レジスト 環化ゴム系レジスト 誘電体 全てのレジスト 金属 全てのレジスト ポリイミド 全てのレジスト 本実施例による位相シフト回折格子では、凹凸の位相が
反転する境界部250に凹凸の高さに相当する段差が生
じるという特徴がある。作製された分布帰還型半導体レ
ーザの特徴、動作などは、第1実施例のものと実質的に
同じである。
反転する境界部250に凹凸の高さに相当する段差が生
じるという特徴がある。作製された分布帰還型半導体レ
ーザの特徴、動作などは、第1実施例のものと実質的に
同じである。
【0039】第3の実施例 本発明による分布帰還型半導体レーザの作製方法の第3
の実施例を図3によって説明する。
の実施例を図3によって説明する。
【0040】(a)n−InP基板301上に、n−I
nP302、0.2μm厚のn−InGaAsP層30
3(バンドギャップ波長1.15μm)、厚さ0.15
μmのi−InGaAsPの活性層304、0.2μm
厚のp−InGaAsP層305(バンドギャップ波長
1.15μm)を順次成長する。第2の実施例と同様の
構成である。
nP302、0.2μm厚のn−InGaAsP層30
3(バンドギャップ波長1.15μm)、厚さ0.15
μmのi−InGaAsPの活性層304、0.2μm
厚のp−InGaAsP層305(バンドギャップ波長
1.15μm)を順次成長する。第2の実施例と同様の
構成である。
【0041】(b)干渉露光法により、深さ0.05μ
m・ピッチ0.24μmの周期的ストライプ溝g1を形
成する。
m・ピッチ0.24μmの周期的ストライプ溝g1を形
成する。
【0042】(c)ノボラック系レジスト310を均一
に塗布する。回折格子の深さは50nm前後と浅い。ノ
ボラック系レジスト310の塗布膜厚もこれと同程度に
する。必要ならばレジストをシンナーで希釈する。一般
的なレジストの塗布特性として、凹凸のある場所に塗布
すると平坦化することが言える。したがって、この場合
も図3(c)に示すように、塗布膜の上面はほぼ平らに
なり、回折格子g1の凸部の上のレジスト310は薄
く、凹部の上のレジスト310はそれより厚くなる。
に塗布する。回折格子の深さは50nm前後と浅い。ノ
ボラック系レジスト310の塗布膜厚もこれと同程度に
する。必要ならばレジストをシンナーで希釈する。一般
的なレジストの塗布特性として、凹凸のある場所に塗布
すると平坦化することが言える。したがって、この場合
も図3(c)に示すように、塗布膜の上面はほぼ平らに
なり、回折格子g1の凸部の上のレジスト310は薄
く、凹部の上のレジスト310はそれより厚くなる。
【0043】(d)その一部領域を環化ゴム系レジスト
311で覆う。この膜厚は或る程度厚い方がよい。ノボ
ラック系レジスト310と環化ゴム系レジスト311は
反応性及び相溶性がない為、積層する事が可能である。
ノボラック系レジスト310のみで覆われた領域(右側
の部分)と、環化ゴム系レジスト311とノボラック系
レジスト310の2層で覆われた領域(左側の部分)の
両方ができる。前者は後に凹凸の位相が反転する領域に
なる。この領域を第1の領域と呼び、後者を第2の領域
と呼ぶことにする。
311で覆う。この膜厚は或る程度厚い方がよい。ノボ
ラック系レジスト310と環化ゴム系レジスト311は
反応性及び相溶性がない為、積層する事が可能である。
ノボラック系レジスト310のみで覆われた領域(右側
の部分)と、環化ゴム系レジスト311とノボラック系
レジスト310の2層で覆われた領域(左側の部分)の
両方ができる。前者は後に凹凸の位相が反転する領域に
なる。この領域を第1の領域と呼び、後者を第2の領域
と呼ぶことにする。
【0044】(e)レジスト310、311を均一にエ
ッチングし、ノボラック系レジスト310は凹部だけに
残す。酸素ガスを用いた反応性イオンエッチング等を施
すことにより、レジストは全体に上から均一にエッチン
グされる。第1の領域(右側部分)において、回折格子
の凸部上のレジスト310は薄いため、凹部上のレジス
ト310より先になくなる。したがって、適当な時間で
エッチングを終了することにより、凹部にのみレジスト
310を残すことができる。第2の領域において、環化
ゴム系レジスト311が十分厚ければこれを残すことが
できる。
ッチングし、ノボラック系レジスト310は凹部だけに
残す。酸素ガスを用いた反応性イオンエッチング等を施
すことにより、レジストは全体に上から均一にエッチン
グされる。第1の領域(右側部分)において、回折格子
の凸部上のレジスト310は薄いため、凹部上のレジス
ト310より先になくなる。したがって、適当な時間で
エッチングを終了することにより、凹部にのみレジスト
310を残すことができる。第2の領域において、環化
ゴム系レジスト311が十分厚ければこれを残すことが
できる。
【0045】(f)残ったレジスト310、311をマ
スクとしてInGaAsP層305をエッチングする。
凹部にレジスト310が残っている第1の領域では、こ
のフォトレジスト310がマスクとなり、InGaAs
P層305の凸部がエッチングされる。凸部はだんだん
と低くなり、次の段階には凸部が元の凹部よりも低くな
り、凹凸は反転する。凹凸を完全に反転させるには元の
凹凸の高さの2倍の深さだけエッチングする。一方、第
2の領域(左側部分)では、厚い環化ゴム系レジスト3
11が凹凸を保護しているのでエッチングされない。結
果として第1の領域では凹凸の位相が反転し、第2の領
域では凹凸の位相は元のままである。以上の工程で、こ
れらの領域で構成される位相シフト回折格子が得られ
た。
スクとしてInGaAsP層305をエッチングする。
凹部にレジスト310が残っている第1の領域では、こ
のフォトレジスト310がマスクとなり、InGaAs
P層305の凸部がエッチングされる。凸部はだんだん
と低くなり、次の段階には凸部が元の凹部よりも低くな
り、凹凸は反転する。凹凸を完全に反転させるには元の
凹凸の高さの2倍の深さだけエッチングする。一方、第
2の領域(左側部分)では、厚い環化ゴム系レジスト3
11が凹凸を保護しているのでエッチングされない。結
果として第1の領域では凹凸の位相が反転し、第2の領
域では凹凸の位相は元のままである。以上の工程で、こ
れらの領域で構成される位相シフト回折格子が得られ
た。
【0046】(g)最後にフォトレジスト310、31
1を除去する。
1を除去する。
【0047】(h)1.3μm厚のp−InP層30
6、0.5μm厚のp−InGaAs層307を順次形
成する。
6、0.5μm厚のp−InGaAs層307を順次形
成する。
【0048】本実施例でも、続いて、上面にp側電極で
あるCr/AuZnNi/Au層、基板側にn電極のA
uGeNi/Au層を形成し、これらを合金化する。次
に、位相シフト部350の位置が共振器の中央から光ガ
イド層305の薄い側に50μmずれるようにして、共
振器長300μmのデバイスをへき開し、両端面にはS
iO2膜を形成して反射防止膜(不図示)とする。
あるCr/AuZnNi/Au層、基板側にn電極のA
uGeNi/Au層を形成し、これらを合金化する。次
に、位相シフト部350の位置が共振器の中央から光ガ
イド層305の薄い側に50μmずれるようにして、共
振器長300μmのデバイスをへき開し、両端面にはS
iO2膜を形成して反射防止膜(不図示)とする。
【0049】本実施例では、図3の記号311に環化ゴ
ム系レジスト、記号310にノボラック系レジストを使
用したが、第2実施例と同様、この2つの材料は互いに
反応しない事、相溶性のない事という条件があれば他の
材料で置き換えることができる。使用可能な組み合わせ
は第2実施例で述べたものと同じである。
ム系レジスト、記号310にノボラック系レジストを使
用したが、第2実施例と同様、この2つの材料は互いに
反応しない事、相溶性のない事という条件があれば他の
材料で置き換えることができる。使用可能な組み合わせ
は第2実施例で述べたものと同じである。
【0050】本実施例による位相シフト回折格子でも、
凹凸の位相が反転する境界部350に凹凸の高さに相当
する段差が生じるという特徴がある。作製された分布帰
還型半導体レーザの特徴、動作などは、第1実施例のも
のと実質的に同じである。
凹凸の位相が反転する境界部350に凹凸の高さに相当
する段差が生じるという特徴がある。作製された分布帰
還型半導体レーザの特徴、動作などは、第1実施例のも
のと実質的に同じである。
【0051】第4の実施例 本発明による分布帰還型半導体レーザの作製方法の第4
の実施例を図4によって説明する。
の実施例を図4によって説明する。
【0052】(a)n−InP基板401上に、n−I
nP402、0.2μm厚のn−InGaAsP層40
3(バンドギャップ波長1.15μm)、厚さ0.15
μmのi−InGaAsPの活性層404、0.2μm
厚のp−InGaAsP層405(バンドギャップ波長
1.15μm)を順次成長する。第2の実施例と同様の
構成である。
nP402、0.2μm厚のn−InGaAsP層40
3(バンドギャップ波長1.15μm)、厚さ0.15
μmのi−InGaAsPの活性層404、0.2μm
厚のp−InGaAsP層405(バンドギャップ波長
1.15μm)を順次成長する。第2の実施例と同様の
構成である。
【0053】(b)干渉露光法により、深さ0.05μ
m・ピッチ0.24μmの周期的ストライプ溝g1を形
成する。
m・ピッチ0.24μmの周期的ストライプ溝g1を形
成する。
【0054】(c)ノボラック系レジスト410を均一
に塗布する。回折格子の深さは50nm前後と浅い。ノ
ボラック系レジスト410の塗布膜厚もこれと同程度に
する。必要ならばレジストをシンナーで希釈する。一般
的なレジストの塗布特性として、凹凸のある場所に塗布
すると平坦化することが言える。したがって、この場合
も図4(c)に示すように塗布膜の上面はほぼ平らにな
り、回折格子g1の凸部の上は薄く、凹部はそれより厚
くなる。
に塗布する。回折格子の深さは50nm前後と浅い。ノ
ボラック系レジスト410の塗布膜厚もこれと同程度に
する。必要ならばレジストをシンナーで希釈する。一般
的なレジストの塗布特性として、凹凸のある場所に塗布
すると平坦化することが言える。したがって、この場合
も図4(c)に示すように塗布膜の上面はほぼ平らにな
り、回折格子g1の凸部の上は薄く、凹部はそれより厚
くなる。
【0055】(d)レジスト410を均一にエッチング
し、ノボラック系レジスト410は凹部だけに残す。酸
素ガスを用いた反応性イオンエッチング等を施すことに
より、レジスト410は全体に上から均一にエッチング
される。回折格子g1の凸部上のレジスト410は薄い
ため、凹部上のレジスト410より先になくなる。した
がって、適当な時間でエッチングを終了することによ
り、凹部にのみレジスト410を残すことができる。
し、ノボラック系レジスト410は凹部だけに残す。酸
素ガスを用いた反応性イオンエッチング等を施すことに
より、レジスト410は全体に上から均一にエッチング
される。回折格子g1の凸部上のレジスト410は薄い
ため、凹部上のレジスト410より先になくなる。した
がって、適当な時間でエッチングを終了することによ
り、凹部にのみレジスト410を残すことができる。
【0056】(e)その一部領域を環化ゴム系レジスト
411で覆う。この膜厚は或る程度厚い方がよい。ノボ
ラック系レジスト410と環化ゴム系レジスト411は
反応性及び相溶性がない為、積層する事が可能である。
ノボラック系レジスト410のみで覆われた領域と、環
化ゴム系レジスト411とノボラック系レジスト410
の2層で覆われた領域の両方ができる。前者は後に凹凸
の位相が反転する領域になる。この領域を第1の領域
(右側領域)と呼び、後者を第2の領域(左側領域)と
呼ぶことにする。
411で覆う。この膜厚は或る程度厚い方がよい。ノボ
ラック系レジスト410と環化ゴム系レジスト411は
反応性及び相溶性がない為、積層する事が可能である。
ノボラック系レジスト410のみで覆われた領域と、環
化ゴム系レジスト411とノボラック系レジスト410
の2層で覆われた領域の両方ができる。前者は後に凹凸
の位相が反転する領域になる。この領域を第1の領域
(右側領域)と呼び、後者を第2の領域(左側領域)と
呼ぶことにする。
【0057】(f)レジスト411、410をマスクと
してInGaAsP層405をエッチングする。凹部に
レジスト410が残っている第1の領域では、このフォ
トレジスト410がマスクとなり、InGaAsP層4
05の凸部がエッチングされる。凸部はだんだんと低く
なり、次の段階には凸部が元の凹部よりも低くなり、凹
凸は反転する。凹凸を完全に反転させるには元の凹凸の
高さの2倍の深さだけエッチングする。一方、第2の領
域では、厚い環化ゴム系レジスト411が凹凸を保護し
ているのでエッチングされない。結果として第1の領域
では凹凸の位相が反転し、第2の領域では凹凸の位相は
元のままである。以上の工程で、これらの領域で構成さ
れる位相シフト回折格子が得られた。
してInGaAsP層405をエッチングする。凹部に
レジスト410が残っている第1の領域では、このフォ
トレジスト410がマスクとなり、InGaAsP層4
05の凸部がエッチングされる。凸部はだんだんと低く
なり、次の段階には凸部が元の凹部よりも低くなり、凹
凸は反転する。凹凸を完全に反転させるには元の凹凸の
高さの2倍の深さだけエッチングする。一方、第2の領
域では、厚い環化ゴム系レジスト411が凹凸を保護し
ているのでエッチングされない。結果として第1の領域
では凹凸の位相が反転し、第2の領域では凹凸の位相は
元のままである。以上の工程で、これらの領域で構成さ
れる位相シフト回折格子が得られた。
【0058】(g)最後にフォトレジスト410、41
1を除去する。
1を除去する。
【0059】(h)1.3μm厚のp−InP層40
6、0.5μm厚のp−InGaAs層407を順次形
成する。
6、0.5μm厚のp−InGaAs層407を順次形
成する。
【0060】本実施例でも、続いて、p側電極、n電
極、反射防止膜(不図示)などを形成する。また、本実
施例でも、図4の記号411に環化ゴム系レジスト、記
号410にノボラック系レジストを使用したが、この2
つの材料は互いに反応しない事、相溶性のないこととい
う条件があれば他の材料で置き換えることができる。使
用可能な組み合わせは第2実施例で述べたものと同じで
ある。更に、本実施例による位相シフト回折格子でも、
凹凸の位相が反転する境界部450に凹凸の高さに相当
する段差が生じるという特徴がある。作製された分布帰
還型半導体レーザの特徴、動作などは、第1実施例のも
のと実質的に同じである。
極、反射防止膜(不図示)などを形成する。また、本実
施例でも、図4の記号411に環化ゴム系レジスト、記
号410にノボラック系レジストを使用したが、この2
つの材料は互いに反応しない事、相溶性のないこととい
う条件があれば他の材料で置き換えることができる。使
用可能な組み合わせは第2実施例で述べたものと同じで
ある。更に、本実施例による位相シフト回折格子でも、
凹凸の位相が反転する境界部450に凹凸の高さに相当
する段差が生じるという特徴がある。作製された分布帰
還型半導体レーザの特徴、動作などは、第1実施例のも
のと実質的に同じである。
【0061】
【発明の効果】以上説明してきたように、第1から第4
の発明によって、ホールバーニング効果を打ち消す構造
を有すると共に位相シフトを有する分布帰還型半導体レ
ーザの簡略な作製方法が得られる。
の発明によって、ホールバーニング効果を打ち消す構造
を有すると共に位相シフトを有する分布帰還型半導体レ
ーザの簡略な作製方法が得られる。
【0062】また、第5から第8の発明によって、上記
工程に用いる相溶性や反応性のないマスク材の組み合わ
せが得られる。
工程に用いる相溶性や反応性のないマスク材の組み合わ
せが得られる。
【0063】また、第9の発明によって、上記作製法で
容易に作製される構成を持つ、ホールバーニング効果を
打ち消す構造を有すると共に位相シフトを有する分布帰
還型半導体レーザが得られる。
容易に作製される構成を持つ、ホールバーニング効果を
打ち消す構造を有すると共に位相シフトを有する分布帰
還型半導体レーザが得られる。
【図1】図1は本発明の第1の実施例による半導体レー
ザの作製法を示す図である。
ザの作製法を示す図である。
【図2】図2は本発明の第2の実施例による半導体レー
ザの作製法を示す図である。
ザの作製法を示す図である。
【図3】図3は本発明の第3の実施例による半導体レー
ザの作製法を示す図である。
ザの作製法を示す図である。
【図4】図4は本発明の第4の実施例による半導体レー
ザの作製法を示す図である。
ザの作製法を示す図である。
101、201、301、401 基板 104、204、304、404 活性層 105、205、305、405 光ガイド層 110 フォトレジスト 150、250、350、450 位相シフト部 210、310、410 環化ゴム系レジスト 211、311、411 ノボラック系レジスト g1 周期的ストライプ溝
Claims (9)
- 【請求項1】光強度分布の強い領域の等価屈折率を光強
度分布の弱い領域の等価屈折率より小さくする層構成を
有する分布帰還型半導体レーザの作製法であって、第1
の半導体層である基板上に活性層である第2の半導体層
と活性層より屈折率の小さな光ガイド層である第3の半
導体層を有し、該第3の半導体層は層厚の異なる2つの
部分からなっていることで領域ごとに等価屈折率を変え
ていて、また該第3の半導体層上に周期的ストライプ溝
を形成しており、該層厚の異なる2つの部分の間でその
凹凸形状の位相が反転している分布帰還型半導体レーザ
の作製法において、該第1の半導体層である基板上に、
該第2の半導体層と光ガイド層となる該第3の半導体層
をエピタキシャル成長する工程(1)、該第3の半導体
層上に所定の周期の並列ストライプ溝を形成する工程
(2)、該基板上の一部の領城をフォトレジストで覆う
工程(3)、該フォトレジストを均一にエッチングして
前記周期的ストライプ溝の凹部にのみ残す工程(4)、
該フォトレジストをマスクとして該第3の半導体層をエ
ッチングする工程(5)、この上に該第3の半導体層よ
り屈折率の小さな第4の半導体層をエピタキシャル成長
する工程(6)、をこの順番で含むことを特徴とする分
布帰還型半導体レーザの作製方法。 - 【請求項2】光強度分布の強い領城の等価屈折率を光強
度分布の弱い領域の等価屈折率より小さくする層構成を
有する分布帰還型半導体レーザの作製法であって、第1
の半導体層である基板上に活性層である第2の半導体層
と活性層より屈折率の小さな光ガイド層である第3の半
導体層を有し、該第3の半導体層は層厚の異なる2つの
部分からなっていることで領域ごとに等価屈折率を変え
ていて、また該第3の半導体層上に周期的ストライプ溝
を形成しており、該層厚の異なる2つの部分の間でその
凹凸形状の位相が反転している分布帰還型半導体レーザ
の作製法において、該第1の半導体層である基板上に、
該第2の半導体層と光ガイド層となる該第3の半導体層
をエピタキシャル成長する工程(1)、該第3の半導体
層上に所定の周期の並列ストライプ溝を形成する工程
(2)、該基板上の一部の領域を第4の材料で覆う工程
(3)、該基板上の残りの領域をフォトレジストで覆う
工程(4)、該フォトレジストを均一にエッチングして
前記周期的ストライプ溝の凹部にのみ残す工程(5)、
該フォトレジストおよび第4の材料をマスクとして該第
3の半導体層をエッチングする工程(6)、この上に該
第3の半導体層より屈折率の小さな第5の半導体層をエ
ピタキシャル成長する工程(7)、をこの順番で含むこ
とを特徴とする分布帰還型半導体レーザの作製方法。 - 【請求項3】光強度分布の強い領域の等価屈折率を光強
度分布の弱い領域の等価屈折率より小さくする層構成を
有する分布帰還型半導体レーザであって、第1の半導体
層である基板上に活性層である第2の半導体層と活性層
より屈折率の小さな光ガイド層である第3の半導体層を
有し、該第3の半導体層は層厚の異なる2つの部分から
なっていることで領域ごとに等価屈折率を変えていて、
また該第3の半導体層上に周期的ストライプ溝を形成し
ており、該層厚の異なる2つの部分の間でその凹凸形状
の位相が反転している分布帰還型半導体レーザの作製法
において、該第1の半導体層である基板上に、該第2の
半導体層と光ガイド層となる該第3の半導体層をエピタ
キシャル成長する工程(1)、第3の半導体層上に所定
の周期の並列ストライプ溝を形成する工程(2)、該基
板上をフォトレジストで覆う工程(3)、該基板上の一
部の領域を第4の材料で覆う工程(4)、該フォトレジ
ストを均一にエッチングして前記周期的ストライプ溝の
凹部にのみ残す工程(5)、該フォトレジストおよび第
4の材料をマスクとして該第3の半導体層をエッチング
する工程(6)、この上に該第3の半導体層より屈折率
の小さな第5の半導体層をエピタキシャル成長する工程
(7)、をこの順番で含むことを特徴とする分布帰還型
半導体レーザの作製方法。 - 【請求項4】光強度分布の強い領域の等価屈折率を光強
度分布の弱い領域の等価屈折率より小さくする層構成を
有する分布帰還型半導体レーザであって、第1の半導体
層である基板上に活性層である第2の半導体層と活性層
より屈折率の小さな光ガイド層である第3の半導体層を
有し、該第3の半導体層は層厚の異なる2つの部分から
なっていることで領域ごとに等価屈折率を変えていて、
また該第3の半導体層上に周期的ストライプ溝を形成し
ており、該層厚の異なる2つの部分の間でその凹凸形状
の位相が反転している該分布帰還型半導体レーザの作製
法において、該第1の半導体層である基板上に、該第2
の半導体層と光ガイド層となる該第3の半導体層をエピ
タキシャル成長する工程(1)、第3の半導体層上に所
定の周期の並列ストライプ溝を形成する工程(2)、該
基板上をフォトレジストで覆う工程(3)、該フォトレ
ジストを均一にエッチングして前記周期的ストライプ溝
の凹部にのみ残す工程(4)、該基板上の一部の領域を
第4の材料で覆う工程(5)、該フォトレジストおよび
第4の材料をマスクとして該第3の半導体層をエッチン
グする工程(6)、この上に該第3の半導体層より屈折
率の小さな第5の半導体層をエピタキシャル成長する工
程(7)、をこの順番で含むことを特徴とする分布帰還
型半導体レーザの作製方法。 - 【請求項5】前記第4の材料はフォトレジストであるこ
とを特徴とする請求項2、3又は4記載の分布帰還型半
導体レーザの作製方法。 - 【請求項6】前記第4の材料は誘電体であることを特徴
とする請求項2、3又は4記載の分布帰還型半導体レー
ザの作製方法。 - 【請求項7】前記第4の材料は金属であることを特徴と
する請求項2、3又は4記載の分布帰還型半導体レーザ
の作製方法。 - 【請求項8】前記第4の材料はポリイミドであることを
特徴とする請求項2、3又は4記載の分布帰還型半導体
レーザの作製方法。 - 【請求項9】光強度分布の比較的強くなる領域の等価屈
折率を光強度分布の弱い領域の等価屈折率より小さくす
る層構成を有する分布帰還型半導体レーザであって、第
1の半導体層である基板上に活性層である第2の半導体
層と活性層より屈折率の小さな光ガイド層である第3の
半導体層を有し、該第3の半導体層は層厚の異なる2つ
の部分からなっていることで領域ごとに等価屈折率を変
えていて、また該第3の半導体層上に周期的ストライプ
溝を形成しており、該層厚の異なる2つの部分の間でそ
の凹凸形状の位相が反転していて位相シフト部を形成し
ていることを特徴とする分布帰還型半導体レーザ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2053096A JPH09191158A (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 分布帰還型半導体レーザ及びその作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2053096A JPH09191158A (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 分布帰還型半導体レーザ及びその作製方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09191158A true JPH09191158A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=12029720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2053096A Pending JPH09191158A (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 分布帰還型半導体レーザ及びその作製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09191158A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109564362A (zh) * | 2016-11-23 | 2019-04-02 | 洛克利光子有限公司 | 光电装置 |
-
1996
- 1996-01-11 JP JP2053096A patent/JPH09191158A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109564362A (zh) * | 2016-11-23 | 2019-04-02 | 洛克利光子有限公司 | 光电装置 |
| CN109564362B (zh) * | 2016-11-23 | 2023-12-12 | 洛克利光子有限公司 | 光电装置 |
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