JPH09192144A - 手術用顕微鏡装置 - Google Patents
手術用顕微鏡装置Info
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- JPH09192144A JPH09192144A JP8006613A JP661396A JPH09192144A JP H09192144 A JPH09192144 A JP H09192144A JP 8006613 A JP8006613 A JP 8006613A JP 661396 A JP661396 A JP 661396A JP H09192144 A JPH09192144 A JP H09192144A
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- arm
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Abstract
(57)【要約】
【課題】観察光学系と被術眼とのアライメント作業をよ
り簡単化することができる手術用顕微鏡装置を提供す
る。 【解決手段】被術眼1を観察するための光学系を収容し
たケーシング10を移動機構20、30、40を介して
支持するアーム80と、アーム80が、被術眼1を観察
するための観察位置から予め定めた退避位置に移動した
ことを検出する検出スイッチ528と、アーム80が退
避位置に移動したことを検出スイッチ528が検出した
場合に、ケーシング10がアーム80に対する予め定め
た位置まで移動するように移動機構20、30、40を
駆動する駆動手段とを備える。
り簡単化することができる手術用顕微鏡装置を提供す
る。 【解決手段】被術眼1を観察するための光学系を収容し
たケーシング10を移動機構20、30、40を介して
支持するアーム80と、アーム80が、被術眼1を観察
するための観察位置から予め定めた退避位置に移動した
ことを検出する検出スイッチ528と、アーム80が退
避位置に移動したことを検出スイッチ528が検出した
場合に、ケーシング10がアーム80に対する予め定め
た位置まで移動するように移動機構20、30、40を
駆動する駆動手段とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被術部位を観察す
るための手術用顕微鏡装置、特に、眼科手術に用いられ
る手術用顕微鏡装置に関する。
るための手術用顕微鏡装置、特に、眼科手術に用いられ
る手術用顕微鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】眼科手術に用いられる手術用顕微鏡装置
の従来例を図4に示す。この手術用顕微鏡装置は、被術
部位(被術眼)1を観察するための光学系を収容したケ
ーシング10を移動機構20、30、40を介してアー
ム80に支持させると共に、ケーシング10をアーム8
0に対して移動させることができる。移動機構20は、
ケーシング10に設けられたラック21と、これに噛み
合ったギヤ22aによって構成されている。ギヤ22a
は、焦点微動装置50に設けられたモータ22の回転軸
に固定されている。焦点微動装置50は、後述するフッ
トスイッチの操作結果に応じてモータ22を駆動し、ケ
ーシング10を上下に移動させるものである。フットス
イッチは、足先で操作可能なスイッチであり、手術医
は、手術中、手が塞がっている場合でも、このスイッチ
を操作することができる。焦点微動装置50は、中間ア
ーム70を介してXY微動装置60に支持されている。
XY微動装置60は、移動機構30、40を内蔵してお
り、これらの移動機構を用いて、中間アーム70が取り
付けられた可動板62をXY方向(紙面と垂直なX方
向、及び、これと垂直なY方向)に移動させる。移動機
構30は、可動板62に固定されたX方向のラック31
と、これに噛み合ったギヤ32aで構成されている。ギ
ヤ32aは、XY微動装置60に設けられたモータ32
の駆動により回転する。移動機構40は、可動板62に
固定されたY方向のラック41と、これに噛み合ったギ
ヤ42aで構成されている。ギヤ42aは、XY微動装
置60に設けられたモータ42の駆動により回転する。
モータ32、42の駆動は、前述のフットスイッチの操
作結果に応じて行われる。
の従来例を図4に示す。この手術用顕微鏡装置は、被術
部位(被術眼)1を観察するための光学系を収容したケ
ーシング10を移動機構20、30、40を介してアー
ム80に支持させると共に、ケーシング10をアーム8
0に対して移動させることができる。移動機構20は、
ケーシング10に設けられたラック21と、これに噛み
合ったギヤ22aによって構成されている。ギヤ22a
は、焦点微動装置50に設けられたモータ22の回転軸
に固定されている。焦点微動装置50は、後述するフッ
トスイッチの操作結果に応じてモータ22を駆動し、ケ
ーシング10を上下に移動させるものである。フットス
イッチは、足先で操作可能なスイッチであり、手術医
は、手術中、手が塞がっている場合でも、このスイッチ
を操作することができる。焦点微動装置50は、中間ア
ーム70を介してXY微動装置60に支持されている。
XY微動装置60は、移動機構30、40を内蔵してお
り、これらの移動機構を用いて、中間アーム70が取り
付けられた可動板62をXY方向(紙面と垂直なX方
向、及び、これと垂直なY方向)に移動させる。移動機
構30は、可動板62に固定されたX方向のラック31
と、これに噛み合ったギヤ32aで構成されている。ギ
ヤ32aは、XY微動装置60に設けられたモータ32
の駆動により回転する。移動機構40は、可動板62に
固定されたY方向のラック41と、これに噛み合ったギ
ヤ42aで構成されている。ギヤ42aは、XY微動装
置60に設けられたモータ42の駆動により回転する。
モータ32、42の駆動は、前述のフットスイッチの操
作結果に応じて行われる。
【0003】また、焦点微動装置50には、センタリン
グ用の押しボタン式スイッチ51が設けられている。ス
イッチ51が押下されると、焦点微動装置50は、ラッ
ク21のほぼ中心位置にギヤ22aが配置されるようモ
ータ22を駆動する。XY微動装置60にも、同様な押
しボタン式スイッチ61が設けられている。スイッチ6
1が押下されると、XY微動装置60は、ラック31の
ほぼ中心位置にギヤ32aが配置されるようモータ32
を駆動すると共に、ラック41のほぼ中心位置にギヤ4
2aが配置されるようモータ42を駆動する。
グ用の押しボタン式スイッチ51が設けられている。ス
イッチ51が押下されると、焦点微動装置50は、ラッ
ク21のほぼ中心位置にギヤ22aが配置されるようモ
ータ22を駆動する。XY微動装置60にも、同様な押
しボタン式スイッチ61が設けられている。スイッチ6
1が押下されると、XY微動装置60は、ラック31の
ほぼ中心位置にギヤ32aが配置されるようモータ32
を駆動すると共に、ラック41のほぼ中心位置にギヤ4
2aが配置されるようモータ42を駆動する。
【0004】ケーシング10には、図5に示すような光
学系が収容されている。同図には、観察光学系110
と、照明光学系120と、同軸照明を実現するためのハ
ーフミラー130が示されている。観察光学系110
は、第1対物レンズ111、変倍光学系112、第2対
物レンズ113、正立プリズム114、菱形プリズム1
15、および、接眼レンズ116で構成されている。第
1対物レンズ111以外の各光学素子は、被術眼1を立
体観察できるよう左右で一対となっており、同図では、
その片側のみが図示されている。照明光学系120は、
リレーレンズ121、及び、コンデンサレンズ122で
構成されている。光源3は、光ファイバ4を介してコン
デンサレンズ122に照明光を照射する。
学系が収容されている。同図には、観察光学系110
と、照明光学系120と、同軸照明を実現するためのハ
ーフミラー130が示されている。観察光学系110
は、第1対物レンズ111、変倍光学系112、第2対
物レンズ113、正立プリズム114、菱形プリズム1
15、および、接眼レンズ116で構成されている。第
1対物レンズ111以外の各光学素子は、被術眼1を立
体観察できるよう左右で一対となっており、同図では、
その片側のみが図示されている。照明光学系120は、
リレーレンズ121、及び、コンデンサレンズ122で
構成されている。光源3は、光ファイバ4を介してコン
デンサレンズ122に照明光を照射する。
【0005】光源3から発せられた照明光束は、光ファ
イバ4、コンデンサレンズ122、及び、リレーレンズ
121を経て、ハーフミラー130へと導かれる。ハー
フミラー130は、この照明光束を反射して、観察光学
系110の光軸10aに沿って被術眼1に照射する。被
術眼1で反射した反射光束は、ハーフミラー130を通
過し、観察光学系110に導かれる。この反射光束は観
察光学系110を経て手術医眼2に到達するが、この
際、被術眼像は、変倍光学系112によって所定の倍率
に拡大される。この拡大像は、第2対物レンズ113、
正立プリズム114、菱形プリズム115、及び、接眼
レンズ116を介して手術医眼2で観察される。
イバ4、コンデンサレンズ122、及び、リレーレンズ
121を経て、ハーフミラー130へと導かれる。ハー
フミラー130は、この照明光束を反射して、観察光学
系110の光軸10aに沿って被術眼1に照射する。被
術眼1で反射した反射光束は、ハーフミラー130を通
過し、観察光学系110に導かれる。この反射光束は観
察光学系110を経て手術医眼2に到達するが、この
際、被術眼像は、変倍光学系112によって所定の倍率
に拡大される。この拡大像は、第2対物レンズ113、
正立プリズム114、菱形プリズム115、及び、接眼
レンズ116を介して手術医眼2で観察される。
【0006】つぎに、この従来例を、実際の手術におけ
る使用例に沿って説明する。
る使用例に沿って説明する。
【0007】図4において、手術医は、まず、センタリ
ング用の押しボタン式スイッチ51、61を押下し、焦
点微動装置50及びXY微動装置60のそれぞれにセン
タリング動作を行わせる。ラックの中心位置にモータの
ギヤを配置しておかないと、初期位置からのケーシング
10の可動範囲に偏りが生じてしまう。直前に行われた
手術の終了時点において該ギヤはラックの端部近傍に配
置されることもあり、このような状態で観察光学系11
0と被術眼1とのアライメントを開始すると、調整しき
れない可能性があるからである。
ング用の押しボタン式スイッチ51、61を押下し、焦
点微動装置50及びXY微動装置60のそれぞれにセン
タリング動作を行わせる。ラックの中心位置にモータの
ギヤを配置しておかないと、初期位置からのケーシング
10の可動範囲に偏りが生じてしまう。直前に行われた
手術の終了時点において該ギヤはラックの端部近傍に配
置されることもあり、このような状態で観察光学系11
0と被術眼1とのアライメントを開始すると、調整しき
れない可能性があるからである。
【0008】続いて手術医は、アーム80を手で動かし
ケーシング10を被術眼1の上方に位置させる。次に、
接眼レンズ116を通して被術眼1を観察する。倍率に
ついては、変倍光学系112で調節する。この際、ケー
シング10は、大まかな位置合わせしか行われていない
ため、被術眼1の観察像は、視野の中心からずれている
のが普通である。このような場合は、移動機構30、4
0のそれぞれをフットスイッチによって操作し、ケーシ
ング10をXY方向に微動させる。また、観察像のピン
ト調節については、移動機構20を用いて行う。具体的
には、移動機構20をフットスイッチで操作し、ケーシ
ング10を上下に微動させることで行う。接眼レンズ1
16で所望の観察像が観察されたらアライメントを終了
し、実際の手術を開始する。移動機構20、30、40
は、必要に応じて手術中にも用いられる。手術終了後
は、アーム80は、図示しない退避位置に移動させる。
ケーシング10を被術眼1の上方に位置させる。次に、
接眼レンズ116を通して被術眼1を観察する。倍率に
ついては、変倍光学系112で調節する。この際、ケー
シング10は、大まかな位置合わせしか行われていない
ため、被術眼1の観察像は、視野の中心からずれている
のが普通である。このような場合は、移動機構30、4
0のそれぞれをフットスイッチによって操作し、ケーシ
ング10をXY方向に微動させる。また、観察像のピン
ト調節については、移動機構20を用いて行う。具体的
には、移動機構20をフットスイッチで操作し、ケーシ
ング10を上下に微動させることで行う。接眼レンズ1
16で所望の観察像が観察されたらアライメントを終了
し、実際の手術を開始する。移動機構20、30、40
は、必要に応じて手術中にも用いられる。手術終了後
は、アーム80は、図示しない退避位置に移動させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来例においては、手術を始まる前に、必ずセンタリング
用の押しボタン式スイッチ51、61を押下する必要が
ある。この操作は、手術医にとって非常に煩雑である。
来例においては、手術を始まる前に、必ずセンタリング
用の押しボタン式スイッチ51、61を押下する必要が
ある。この操作は、手術医にとって非常に煩雑である。
【0010】このような問題点を考慮し、本発明の目的
は、観察光学系と被術眼とのアライメント作業をより簡
単化することができる手術用顕微鏡装置を提供すること
にある。
は、観察光学系と被術眼とのアライメント作業をより簡
単化することができる手術用顕微鏡装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの本発明の第1の態様によれば、被術部位を観察する
ための光学系を収容したケーシングを移動機構を介して
アームに支持させると共に、前記ケーシングを前記アー
ムに対して移動させる手術用顕微鏡装置において、前記
アームが、前記被術部位を観察するための観察位置から
予め定めた退避位置に移動したことを検出する検出手段
と、前記アームが前記退避位置に移動したことを前記検
出手段が検出した場合に、前記ケーシングが前記アーム
に対する予め定めた位置まで移動するように前記移動機
構を駆動する駆動手段と、を備えたことを特徴とする手
術用顕微鏡装置が提供される。
めの本発明の第1の態様によれば、被術部位を観察する
ための光学系を収容したケーシングを移動機構を介して
アームに支持させると共に、前記ケーシングを前記アー
ムに対して移動させる手術用顕微鏡装置において、前記
アームが、前記被術部位を観察するための観察位置から
予め定めた退避位置に移動したことを検出する検出手段
と、前記アームが前記退避位置に移動したことを前記検
出手段が検出した場合に、前記ケーシングが前記アーム
に対する予め定めた位置まで移動するように前記移動機
構を駆動する駆動手段と、を備えたことを特徴とする手
術用顕微鏡装置が提供される。
【0012】上記問題点を解決するための本発明の第2
の態様によれば、第1の態様において、操作部材をさら
に備え、前記駆動手段は、前記操作部材が操作され、か
つ、前記アームが前記予め定めた退避位置に移動したこ
とを前記検出手段が検出した場合に、前記ケーシングが
前記予め定めた位置まで移動するように前記移動機構を
駆動することを特徴とする手術用顕微鏡装置が提供され
る。
の態様によれば、第1の態様において、操作部材をさら
に備え、前記駆動手段は、前記操作部材が操作され、か
つ、前記アームが前記予め定めた退避位置に移動したこ
とを前記検出手段が検出した場合に、前記ケーシングが
前記予め定めた位置まで移動するように前記移動機構を
駆動することを特徴とする手術用顕微鏡装置が提供され
る。
【0013】上記問題点を解決するための本発明の第3
の態様によれば、第1又は第2の態様において、前記予
め定めた位置は、前記移動機構が前記ケーシングを移動
させる際のストロークのほぼ中心位置であることを特徴
とする手術用顕微鏡装置が提供される。
の態様によれば、第1又は第2の態様において、前記予
め定めた位置は、前記移動機構が前記ケーシングを移動
させる際のストロークのほぼ中心位置であることを特徴
とする手術用顕微鏡装置が提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る手術用顕微鏡
装置を、眼科手術に用いられる眼科手術用顕微鏡装置に
適用した場合の一実施形態について図面を参照しながら
説明する。
装置を、眼科手術に用いられる眼科手術用顕微鏡装置に
適用した場合の一実施形態について図面を参照しながら
説明する。
【0015】図1に、本実施形態の眼科手術用顕微鏡装
置の外観を示す。この眼科手術用顕微鏡装置は、被術部
位(被術眼)1を観察するための光学系を収容したケー
シング10を移動機構20、30、40を介してアーム
80に支持させると共に、ケーシング10をアーム80
に対して移動させることができる。移動機構20は、焦
点微動装置50と中間アーム70との間に設けられてい
る。移動機構30、40は、XY微動装置60に内蔵さ
れている。移動機構20、30、40の各構成部品につ
いては、図4を用いて既に説明したので図示省略する。
なお、移動機構20、30、40の各ラックの長さ(ス
トローク)は、約50mmである。アーム80は、上下
方向に揺動可能なカウンターバランス式アームである。
このカウンターバランス式アームは、ガスが封入された
シリンダを有して構成されるガスバネ機構81によっ
て、手術医が定める任意の位置でケーシング10を支持
することができる。アーム80は、矢印A方向の旋回が
可能なようにアーム93に取付けられている。具体的に
は、アーム80が、回転ブロック94に揺動可能に取付
けられており、さらに、回転ブロック94がアーム93
に水平回転可能に取付けられている。アーム93は、矢
印B方向の旋回が可能なように支柱92に取付けられて
いる。支柱92は、ベース91に固定されている。アー
ム93及びアーム80の旋回方向の位置決めは、手術医
が任意に行うことができる。ケーシング10には、図5
に示した光学系が収容されている。
置の外観を示す。この眼科手術用顕微鏡装置は、被術部
位(被術眼)1を観察するための光学系を収容したケー
シング10を移動機構20、30、40を介してアーム
80に支持させると共に、ケーシング10をアーム80
に対して移動させることができる。移動機構20は、焦
点微動装置50と中間アーム70との間に設けられてい
る。移動機構30、40は、XY微動装置60に内蔵さ
れている。移動機構20、30、40の各構成部品につ
いては、図4を用いて既に説明したので図示省略する。
なお、移動機構20、30、40の各ラックの長さ(ス
トローク)は、約50mmである。アーム80は、上下
方向に揺動可能なカウンターバランス式アームである。
このカウンターバランス式アームは、ガスが封入された
シリンダを有して構成されるガスバネ機構81によっ
て、手術医が定める任意の位置でケーシング10を支持
することができる。アーム80は、矢印A方向の旋回が
可能なようにアーム93に取付けられている。具体的に
は、アーム80が、回転ブロック94に揺動可能に取付
けられており、さらに、回転ブロック94がアーム93
に水平回転可能に取付けられている。アーム93は、矢
印B方向の旋回が可能なように支柱92に取付けられて
いる。支柱92は、ベース91に固定されている。アー
ム93及びアーム80の旋回方向の位置決めは、手術医
が任意に行うことができる。ケーシング10には、図5
に示した光学系が収容されている。
【0016】そして、本実施形態の眼科手術用顕微鏡装
置には、特に、アーム80が被術眼1を観察するための
観察位置(図1の位置)から予め定めた退避位置(図2
の位置)に移動したことを検出する検出スイッチ528
と、後述する指示スイッチ527と、指示スイッチ52
7が押下されている際に、アーム80が前記退避位置に
移動したことを検出スイッチ528が検出した場合に、
ケーシング10がアーム80に対する予め定めた位置ま
で移動するように移動機構20、30、40のそれぞれ
を駆動する駆動手段が設けられている。予め定めた位置
とは、本実施形態では、移動機構20、30、40の各
モータのギヤが、それぞれ、ラックのほぼ中心位置に存
在するような位置である。なお、このようなセンタリン
グ動作は、後述するセンタリングスイッチ530が操作
された場合にも実施される。図3に、この駆動手段の一
部を示す。
置には、特に、アーム80が被術眼1を観察するための
観察位置(図1の位置)から予め定めた退避位置(図2
の位置)に移動したことを検出する検出スイッチ528
と、後述する指示スイッチ527と、指示スイッチ52
7が押下されている際に、アーム80が前記退避位置に
移動したことを検出スイッチ528が検出した場合に、
ケーシング10がアーム80に対する予め定めた位置ま
で移動するように移動機構20、30、40のそれぞれ
を駆動する駆動手段が設けられている。予め定めた位置
とは、本実施形態では、移動機構20、30、40の各
モータのギヤが、それぞれ、ラックのほぼ中心位置に存
在するような位置である。なお、このようなセンタリン
グ動作は、後述するセンタリングスイッチ530が操作
された場合にも実施される。図3に、この駆動手段の一
部を示す。
【0017】図3には、ケーシング10を上下させて焦
点合わせを行う際に押下される上下スイッチ(UPスイ
ッチ501、DOWNスイッチ502)と、ケーシング
10を実際に上下させるモータ22と、ケーシング10
が上限位置に移動したことを検出する上限リミットスイ
ッチ511と、ケーシング10が下限位置に移動したこ
とを検出する下限リミットスイッチ512と、アーム8
0が被術眼1を観察するための観察位置から予め定めた
退避位置に移動したことを検出する検出スイッチ528
と、アーム80が退避位置に移動したことを検出スイッ
チ528が検出した場合に、ケーシング10のセンタリ
ングが行われるようにするための指示スイッチ527
と、検出スイッチ528の検出結果と無関係に強制的に
センタリングを行いたい場合に押下されるセンタリング
スイッチ530と、以上の各スイッチの動作結果に基づ
いてモータ22を制御する論理ゲート等が示されてい
る。UPスイッチ501、DOWNスイッチ502、及
び、検出スイッチ528以外の各電子部品は、焦点微動
装置50に設けられている。UPスイッチ501、DO
WNスイッチ502は、足先で操作可能なフットスイッ
チとして床面に設置されている。指示スイッチ527
は、ケーシング10のグリップ11に設けられている。
なお、図3では特に図示しないが、本実施形態の眼科手
術用顕微鏡装置には、各スイッチの動作結果に基づいて
モータ32、42(図4参照)を制御する各種電子部品
も設けられている。
点合わせを行う際に押下される上下スイッチ(UPスイ
ッチ501、DOWNスイッチ502)と、ケーシング
10を実際に上下させるモータ22と、ケーシング10
が上限位置に移動したことを検出する上限リミットスイ
ッチ511と、ケーシング10が下限位置に移動したこ
とを検出する下限リミットスイッチ512と、アーム8
0が被術眼1を観察するための観察位置から予め定めた
退避位置に移動したことを検出する検出スイッチ528
と、アーム80が退避位置に移動したことを検出スイッ
チ528が検出した場合に、ケーシング10のセンタリ
ングが行われるようにするための指示スイッチ527
と、検出スイッチ528の検出結果と無関係に強制的に
センタリングを行いたい場合に押下されるセンタリング
スイッチ530と、以上の各スイッチの動作結果に基づ
いてモータ22を制御する論理ゲート等が示されてい
る。UPスイッチ501、DOWNスイッチ502、及
び、検出スイッチ528以外の各電子部品は、焦点微動
装置50に設けられている。UPスイッチ501、DO
WNスイッチ502は、足先で操作可能なフットスイッ
チとして床面に設置されている。指示スイッチ527
は、ケーシング10のグリップ11に設けられている。
なお、図3では特に図示しないが、本実施形態の眼科手
術用顕微鏡装置には、各スイッチの動作結果に基づいて
モータ32、42(図4参照)を制御する各種電子部品
も設けられている。
【0018】図3に示す電子回路の詳細は、以下に示す
通りである。
通りである。
【0019】UPスイッチ501が押下されると、NO
Tゲート503は、ORゲート505に向けてハイレベ
ル(以下、「H」レベルとする)の信号を出力する。O
Rゲート505は、「H」レベルの信号が入力される
と、ANDゲート507に向けて「H」レベルの信号を
出力する。ANDゲート507の全ての入力が「H」レ
ベルになった場合、ANDゲート507からモータ駆動
用IC509に「H」レベルの信号が出力される。モー
タ駆動用IC509は、この間、ケーシング10が上方
に移動するようモータ22を駆動する。ANDゲート5
07の全ての入力とは、ORゲート505からの信号
と、NANDゲート514からの信号と、XORゲート
510からの信号の3つの信号の入力を意味する。
Tゲート503は、ORゲート505に向けてハイレベ
ル(以下、「H」レベルとする)の信号を出力する。O
Rゲート505は、「H」レベルの信号が入力される
と、ANDゲート507に向けて「H」レベルの信号を
出力する。ANDゲート507の全ての入力が「H」レ
ベルになった場合、ANDゲート507からモータ駆動
用IC509に「H」レベルの信号が出力される。モー
タ駆動用IC509は、この間、ケーシング10が上方
に移動するようモータ22を駆動する。ANDゲート5
07の全ての入力とは、ORゲート505からの信号
と、NANDゲート514からの信号と、XORゲート
510からの信号の3つの信号の入力を意味する。
【0020】DOWNスイッチ502が押下されると、
NOTゲート504は、ORゲート506に向けて
「H」レベルの信号を出力する。ORゲート506は、
「H」レベルの信号が入力されると、ANDゲート50
8に向けて「H」レベルの信号を出力する。ANDゲー
ト508の全ての入力が「H」レベルになった場合、A
NDゲート508からモータ駆動用IC509に「H」
レベルの信号が出力される。モータ駆動用IC509
は、この間、ケーシング10が下方に移動するようモー
タ22を駆動する。ANDゲート508の全ての入力と
は、ORゲート506からの信号と、NANDゲート5
13からの信号と、XORゲート510からの信号の3
つの信号の入力を意味する。
NOTゲート504は、ORゲート506に向けて
「H」レベルの信号を出力する。ORゲート506は、
「H」レベルの信号が入力されると、ANDゲート50
8に向けて「H」レベルの信号を出力する。ANDゲー
ト508の全ての入力が「H」レベルになった場合、A
NDゲート508からモータ駆動用IC509に「H」
レベルの信号が出力される。モータ駆動用IC509
は、この間、ケーシング10が下方に移動するようモー
タ22を駆動する。ANDゲート508の全ての入力と
は、ORゲート506からの信号と、NANDゲート5
13からの信号と、XORゲート510からの信号の3
つの信号の入力を意味する。
【0021】また、UPスイッチ501、DOWNスイ
ッチ502の各出力は、XORゲート510に入力され
る。XORゲート510の出力は、ANDゲート50
7、508に入力される。したがって、UPスイッチ5
01、DOWNスイッチ502の各スイッチが誤って同
時に押下された場合でも、ANDゲート507、508
には、XORゲート510からの「L」レベルの信号が
入力されるため、モータ22の駆動は行われないことと
なる。
ッチ502の各出力は、XORゲート510に入力され
る。XORゲート510の出力は、ANDゲート50
7、508に入力される。したがって、UPスイッチ5
01、DOWNスイッチ502の各スイッチが誤って同
時に押下された場合でも、ANDゲート507、508
には、XORゲート510からの「L」レベルの信号が
入力されるため、モータ22の駆動は行われないことと
なる。
【0022】ケーシング10が上方に移動して上限位置
に達した場合、上限リミットスイッチ511がオンし、
NOTゲート525から「H」レベルの信号が出力され
る。ケーシング10が下方に移動して下限位置に達した
場合には、下限リミットスイッチ512がオンし、NO
Tゲート525から「H」レベルの信号が出力されるこ
とになる。この「H」レベルの信号は、NANDゲート
513、514の両方に入力される。NANDゲート5
13(NANDゲート514)は、他方の入力として、
NOTゲート517の後段(前段)の信号を取り込んで
いる。
に達した場合、上限リミットスイッチ511がオンし、
NOTゲート525から「H」レベルの信号が出力され
る。ケーシング10が下方に移動して下限位置に達した
場合には、下限リミットスイッチ512がオンし、NO
Tゲート525から「H」レベルの信号が出力されるこ
とになる。この「H」レベルの信号は、NANDゲート
513、514の両方に入力される。NANDゲート5
13(NANDゲート514)は、他方の入力として、
NOTゲート517の後段(前段)の信号を取り込んで
いる。
【0023】ポテンショメータ521の電気抵抗は、ケ
ーシング10の位置に応じて変化する。オペアンプ52
2の出力も、この電気抵抗の変化に応じて変化する。具
体的には、オペアンプ522は、ケーシング10の位置
が上方に移動するほど出力電圧が高くなり、ケーシング
10の位置が下方に移動するほど、出力電圧が低くな
る。コンパレータ515、516は、いわゆるウインド
ウコンパレータを構成している。コンパレータ515、
516の各出力は、ケーシング10が予め定めたセンタ
リング範囲に位置した場合(ラック21の中央付近に定
めた所定長さの範囲にギヤ22aが位置した場合)に、
「H」レベルとなる。なお、ケーシング10が前記セン
タリング範囲よりも上方に位置していた場合には、コン
パレータ515の出力は、「L」レベルとなり、コンパ
レータ516の出力は「H」レベルとなる。また、ケー
シング10が前記センタリング範囲よりも下方に位置し
ていた場合には、コンパレータ515の出力は、「H」
レベルとなり、コンパレータ516の出力は「L」レベ
ルとなる。コンパレータ515、516の各出力が
「H」レベルになった場合、ANDゲート523、NO
Rゲート524により、ラッチ用IC526のCL端子
には、「H」レベルの信号が入力される。
ーシング10の位置に応じて変化する。オペアンプ52
2の出力も、この電気抵抗の変化に応じて変化する。具
体的には、オペアンプ522は、ケーシング10の位置
が上方に移動するほど出力電圧が高くなり、ケーシング
10の位置が下方に移動するほど、出力電圧が低くな
る。コンパレータ515、516は、いわゆるウインド
ウコンパレータを構成している。コンパレータ515、
516の各出力は、ケーシング10が予め定めたセンタ
リング範囲に位置した場合(ラック21の中央付近に定
めた所定長さの範囲にギヤ22aが位置した場合)に、
「H」レベルとなる。なお、ケーシング10が前記セン
タリング範囲よりも上方に位置していた場合には、コン
パレータ515の出力は、「L」レベルとなり、コンパ
レータ516の出力は「H」レベルとなる。また、ケー
シング10が前記センタリング範囲よりも下方に位置し
ていた場合には、コンパレータ515の出力は、「H」
レベルとなり、コンパレータ516の出力は「L」レベ
ルとなる。コンパレータ515、516の各出力が
「H」レベルになった場合、ANDゲート523、NO
Rゲート524により、ラッチ用IC526のCL端子
には、「H」レベルの信号が入力される。
【0024】一方、コンパレータ515の出力は、NO
Tゲート517と、NANDゲート513にも入力され
る。NOTゲート517の出力は、ANDゲート519
と、NANDゲート514に入力される。すなわち、コ
ンパレータ515の「H」レベルの出力がNANDゲー
ト513に入力された場合には、NOTゲート517の
「L」レベルの出力がNANDゲート514に入力さ
れ、コンパレータ515の「L」レベルの出力がNAN
Dゲート513に入力された場合には、NOTゲート5
17の「H」レベルの出力がNANDゲート514に入
力されることとなる。NOTゲート525からは、上限
リミットスイッチ511及び下限リミットスイッチ51
2のどちらがオンした場合でも、「H」レベルの信号が
出力されることになるので、これだけでは、どちらのリ
ミットスイッチがオンしたかを判断することができな
い。そこで本回路では、前述したように、コンパレータ
515の出力をNANDゲート513に入力すると共
に、NOTゲート517の出力をNANDゲート514
に入力し、上限リミットスイッチ511及び下限リミッ
トスイッチ512の何れかがオンした際に、その状態に
合わせて、NANDゲート513及びNANDゲート5
14の何れか一方のみから「H」レベルの信号が出力さ
れるようにしている。この「H」レベルの信号により、
ANDゲート507及びANDゲート508の何れか一
方が選択されることになる。例えば、上限リミットスイ
ッチ511がオンした際に、ANDゲート508には、
「H」レベルの信号が入力されるものの、ANDゲート
507には、「L」レベルの信号が入力されるので、モ
ータ22がこれ以上ケーシング10を上方に移動させな
いよう、モータ22の動きが制限される。反対に、下限
リミットスイッチ512がオンした際に、ANDゲート
507には、「H」レベルの信号が入力されるものの、
ANDゲート508には「L」レベルの信号が入力され
るので、モータ22がこれ以上ケーシング10を下方に
移動させないよう、モータ22が制限される。
Tゲート517と、NANDゲート513にも入力され
る。NOTゲート517の出力は、ANDゲート519
と、NANDゲート514に入力される。すなわち、コ
ンパレータ515の「H」レベルの出力がNANDゲー
ト513に入力された場合には、NOTゲート517の
「L」レベルの出力がNANDゲート514に入力さ
れ、コンパレータ515の「L」レベルの出力がNAN
Dゲート513に入力された場合には、NOTゲート5
17の「H」レベルの出力がNANDゲート514に入
力されることとなる。NOTゲート525からは、上限
リミットスイッチ511及び下限リミットスイッチ51
2のどちらがオンした場合でも、「H」レベルの信号が
出力されることになるので、これだけでは、どちらのリ
ミットスイッチがオンしたかを判断することができな
い。そこで本回路では、前述したように、コンパレータ
515の出力をNANDゲート513に入力すると共
に、NOTゲート517の出力をNANDゲート514
に入力し、上限リミットスイッチ511及び下限リミッ
トスイッチ512の何れかがオンした際に、その状態に
合わせて、NANDゲート513及びNANDゲート5
14の何れか一方のみから「H」レベルの信号が出力さ
れるようにしている。この「H」レベルの信号により、
ANDゲート507及びANDゲート508の何れか一
方が選択されることになる。例えば、上限リミットスイ
ッチ511がオンした際に、ANDゲート508には、
「H」レベルの信号が入力されるものの、ANDゲート
507には、「L」レベルの信号が入力されるので、モ
ータ22がこれ以上ケーシング10を上方に移動させな
いよう、モータ22の動きが制限される。反対に、下限
リミットスイッチ512がオンした際に、ANDゲート
507には、「H」レベルの信号が入力されるものの、
ANDゲート508には「L」レベルの信号が入力され
るので、モータ22がこれ以上ケーシング10を下方に
移動させないよう、モータ22が制限される。
【0025】前述した指示スイッチ527及び検出スイ
ッチ528の出力は、NORゲート529に入力されて
いる。NORゲート529は、指示スイッチ527及び
検出スイッチ528の両方がオン状態になった場合に、
「H」レベルの信号を出力する。また、前述したセンタ
リングスイッチ530がオン状態になった場合には、N
OTゲート531が「H」レベルの信号を出力する。O
Rゲート532は、これら2つの「H」レベルの信号の
何れかを入力されると、ラッチ用IC526のCK端子
に「H」レベルの信号を出力する。ラッチ用IC526
は、これを受けて、Q端子から「H」レベルの信号を出
力する。なお、この「H」レベルの信号の出力は、前述
のCL端子に「H」レベルの信号が入力されるまで継続
される。ラッチ用IC526の出力は、ANDゲート5
19、520に入力される。
ッチ528の出力は、NORゲート529に入力されて
いる。NORゲート529は、指示スイッチ527及び
検出スイッチ528の両方がオン状態になった場合に、
「H」レベルの信号を出力する。また、前述したセンタ
リングスイッチ530がオン状態になった場合には、N
OTゲート531が「H」レベルの信号を出力する。O
Rゲート532は、これら2つの「H」レベルの信号の
何れかを入力されると、ラッチ用IC526のCK端子
に「H」レベルの信号を出力する。ラッチ用IC526
は、これを受けて、Q端子から「H」レベルの信号を出
力する。なお、この「H」レベルの信号の出力は、前述
のCL端子に「H」レベルの信号が入力されるまで継続
される。ラッチ用IC526の出力は、ANDゲート5
19、520に入力される。
【0026】ここで、例えば、前記センタリング範囲よ
りも上方であるが上限リミットスイッチ511の検出位
置には至らない位置にケーシング10が配置されている
場合に、指示スイッチ527及び検出スイッチ528が
オン状態になったとすると、ANDゲート519、52
0には、ラッチ用IC526の「H」レベルの信号が入
力される。ケーシング10が前記センタリング範囲より
も上方に位置していれば、コンパレータ515の出力が
「L」レベルとなり、コンパレータ516の出力が
「H」レベルとなるため、ANDゲート519には、
「H」レベルの信号が、ANDゲート520には、
「L」レベルの信号が入力される。一方、ラッチ用IC
526のQ端子からは、前述したように「H」レベルの
信号が出力されているため、ANDゲート520から
は、「L」レベルの信号が出力され、ANDゲート51
9からは、「H」レベルの信号が出力されることにな
る。なお、ケーシング10が前記センタリング範囲より
も下方に位置していれば、コンパレータ515の出力が
「H」レベルとなり、コンパレータ516の出力が
「L」レベルとなるため、ANDゲート519には、
「L」レベルの信号が、ANDゲート520には、
「H」レベルの信号が入力される。そして、この際、ラ
ッチ用IC526のQ端子から「H」レベルの信号が出
力されていれば、ANDゲート520からは、「H」レ
ベルの信号が出力され、ANDゲート519からは、
「L」レベルの信号が出力されることになる。
りも上方であるが上限リミットスイッチ511の検出位
置には至らない位置にケーシング10が配置されている
場合に、指示スイッチ527及び検出スイッチ528が
オン状態になったとすると、ANDゲート519、52
0には、ラッチ用IC526の「H」レベルの信号が入
力される。ケーシング10が前記センタリング範囲より
も上方に位置していれば、コンパレータ515の出力が
「L」レベルとなり、コンパレータ516の出力が
「H」レベルとなるため、ANDゲート519には、
「H」レベルの信号が、ANDゲート520には、
「L」レベルの信号が入力される。一方、ラッチ用IC
526のQ端子からは、前述したように「H」レベルの
信号が出力されているため、ANDゲート520から
は、「L」レベルの信号が出力され、ANDゲート51
9からは、「H」レベルの信号が出力されることにな
る。なお、ケーシング10が前記センタリング範囲より
も下方に位置していれば、コンパレータ515の出力が
「H」レベルとなり、コンパレータ516の出力が
「L」レベルとなるため、ANDゲート519には、
「L」レベルの信号が、ANDゲート520には、
「H」レベルの信号が入力される。そして、この際、ラ
ッチ用IC526のQ端子から「H」レベルの信号が出
力されていれば、ANDゲート520からは、「H」レ
ベルの信号が出力され、ANDゲート519からは、
「L」レベルの信号が出力されることになる。
【0027】一方、先程のANDゲート519の「H」
レベルの信号を受けたORゲート506からは、「H」
レベルの信号が出力され、ANDゲート508の3つの
入力のうちの一つが「H」レベルとなる。また、上限リ
ミットスイッチ511及び下限リミットスイッチ512
の各検出位置にケーシング10が位置していない限り、
NANDゲート513の出力は、「H」レベルとなるた
め、ANDゲート508の3つの入力のうちの2つ目が
「H」レベルとなる。また、UPスイッチ501、DO
WNスイッチ502は、特に操作されていない為、AN
Dゲート508の3つの入力のうち3つ目が「H」レベ
ルとなる。全ての入力が「H」レベルとなったANDゲ
ート508からは、「H」レベルの信号が出力され、こ
の間、モータ22は、ケーシング10を下方側に移動さ
せる。そして、ケーシング10がセンタリング範囲に入
った場合には、前述したようにラッチ用IC526にク
リア信号(CK端子への「H」レベルの信号)が入力さ
れ、Q端子からの出力が「L」レベルとなる。この結
果、モータ22は停止する。
レベルの信号を受けたORゲート506からは、「H」
レベルの信号が出力され、ANDゲート508の3つの
入力のうちの一つが「H」レベルとなる。また、上限リ
ミットスイッチ511及び下限リミットスイッチ512
の各検出位置にケーシング10が位置していない限り、
NANDゲート513の出力は、「H」レベルとなるた
め、ANDゲート508の3つの入力のうちの2つ目が
「H」レベルとなる。また、UPスイッチ501、DO
WNスイッチ502は、特に操作されていない為、AN
Dゲート508の3つの入力のうち3つ目が「H」レベ
ルとなる。全ての入力が「H」レベルとなったANDゲ
ート508からは、「H」レベルの信号が出力され、こ
の間、モータ22は、ケーシング10を下方側に移動さ
せる。そして、ケーシング10がセンタリング範囲に入
った場合には、前述したようにラッチ用IC526にク
リア信号(CK端子への「H」レベルの信号)が入力さ
れ、Q端子からの出力が「L」レベルとなる。この結
果、モータ22は停止する。
【0028】つぎに、本手術用顕微鏡装置の動作につい
て説明する。
て説明する。
【0029】手術医は、手術が終わったら、グリップ1
1を掴みながら指示スイッチ527を押下し、図2に示
す退避位置までアーム80を跳ね上げる。これにより、
検出スイッチ528がオンとなり、ケーシング10のセ
ンタリングが自動的に行われる。具体的には、移動機構
20、30、40の各モータのギヤが、それぞれ、ラッ
クのほぼ中心位置に配置されることになる。その後、手
術医は、アーム80、93を旋回させて邪魔にならない
位置に移動させる。なお、図1においてケーシング10
は、手術医のちょうど腹部あたりの高さにあり、このま
まの状態でアーム80、93を旋回させることは非常に
危険なため、余程のことがない限りアーム80は先ず図
2に示す退避位置までを跳ね上げられることとなる。ま
た、自動でセンタリングを行いたくない場合には、指示
スイッチ527を押下せずにアーム80を跳ね上げれば
よい。また、グリップ11に指示スイッチ527を設け
ておけば、指示スイッチ527の押し忘れも起こらな
い。
1を掴みながら指示スイッチ527を押下し、図2に示
す退避位置までアーム80を跳ね上げる。これにより、
検出スイッチ528がオンとなり、ケーシング10のセ
ンタリングが自動的に行われる。具体的には、移動機構
20、30、40の各モータのギヤが、それぞれ、ラッ
クのほぼ中心位置に配置されることになる。その後、手
術医は、アーム80、93を旋回させて邪魔にならない
位置に移動させる。なお、図1においてケーシング10
は、手術医のちょうど腹部あたりの高さにあり、このま
まの状態でアーム80、93を旋回させることは非常に
危険なため、余程のことがない限りアーム80は先ず図
2に示す退避位置までを跳ね上げられることとなる。ま
た、自動でセンタリングを行いたくない場合には、指示
スイッチ527を押下せずにアーム80を跳ね上げれば
よい。また、グリップ11に指示スイッチ527を設け
ておけば、指示スイッチ527の押し忘れも起こらな
い。
【0030】次の患者を手術する場合には、アーム8
0、93を手で戻して、ベッド(図示省略)に寝ている
患者の顔の上方にケーシング10を一旦配置し、その
後、アーム80を手で動かして、図1に示す位置までケ
ーシング10を下げる。この際、アーム80を、矢印A
方向に僅かに回転させたり、また、上下方向に僅かに揺
動させたりして、該ケーシング10の内部の観察光学系
が被術眼1の真上にくるよう、おおよそのアライメント
を行う。続いて手術医は、接眼レンズ116を通して被
術眼1を観察する。倍率については、変倍光学系112
で調節する。ケーシング10は、大まかな位置合わせし
か行われていないため、この際、被術眼1の観察像は、
視野の中心からずれているのが普通である。このような
場合は、移動機構30、40のそれぞれをフットスイッ
チ(図示省略)によって操作し、ケーシング10をXY
方向に微動させる。また、観察像のピント調節について
は、移動機構20を用いて行う。具体的には、移動機構
20をUPスイッチ501、DOWNスイッチ502で
操作し、ケーシング10を上下させることで行う。接眼
レンズ116で所望の観察像が観察されたらアライメン
トを終了し、実際の手術を開始する。
0、93を手で戻して、ベッド(図示省略)に寝ている
患者の顔の上方にケーシング10を一旦配置し、その
後、アーム80を手で動かして、図1に示す位置までケ
ーシング10を下げる。この際、アーム80を、矢印A
方向に僅かに回転させたり、また、上下方向に僅かに揺
動させたりして、該ケーシング10の内部の観察光学系
が被術眼1の真上にくるよう、おおよそのアライメント
を行う。続いて手術医は、接眼レンズ116を通して被
術眼1を観察する。倍率については、変倍光学系112
で調節する。ケーシング10は、大まかな位置合わせし
か行われていないため、この際、被術眼1の観察像は、
視野の中心からずれているのが普通である。このような
場合は、移動機構30、40のそれぞれをフットスイッ
チ(図示省略)によって操作し、ケーシング10をXY
方向に微動させる。また、観察像のピント調節について
は、移動機構20を用いて行う。具体的には、移動機構
20をUPスイッチ501、DOWNスイッチ502で
操作し、ケーシング10を上下させることで行う。接眼
レンズ116で所望の観察像が観察されたらアライメン
トを終了し、実際の手術を開始する。
【0031】以上、本発明に係る手術用顕微鏡装置を、
眼科手術に用いられる眼科手術用顕微鏡装置に適用した
場合の一実施形態について説明したが、本発明は、これ
に限定されるわけでなく、様々な手術用顕微鏡装置に適
用可能である。また、指示スイッチ527を特に設けず
に、アーム80が退避位置まで跳ね上げられたら必ずセ
ンタリングが行われるように構成してもよい。
眼科手術に用いられる眼科手術用顕微鏡装置に適用した
場合の一実施形態について説明したが、本発明は、これ
に限定されるわけでなく、様々な手術用顕微鏡装置に適
用可能である。また、指示スイッチ527を特に設けず
に、アーム80が退避位置まで跳ね上げられたら必ずセ
ンタリングが行われるように構成してもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、アームを退避位置へ移
動させると、該アームに移動機構を介して支持されたケ
ーシングが所定の位置(例えば、移動機構がケーシング
を移動させる際のストロークのほぼ中心位置)まで自動
的に移動するので、ケーシングの内部に収容された観察
光学系と、被術眼とのアライメント作業が、より簡単に
なる。
動させると、該アームに移動機構を介して支持されたケ
ーシングが所定の位置(例えば、移動機構がケーシング
を移動させる際のストロークのほぼ中心位置)まで自動
的に移動するので、ケーシングの内部に収容された観察
光学系と、被術眼とのアライメント作業が、より簡単に
なる。
【図1】本発明に係る手術用顕微鏡装置の一実施形態の
外観図(その1)。
外観図(その1)。
【図2】本発明に係る手術用顕微鏡装置の一実施形態の
外観図(その2)。
外観図(その2)。
【図3】本発明に係る手術用顕微鏡装置の一実施形態の
駆動手段の一部を示す回路図。
駆動手段の一部を示す回路図。
【図4】従来の手術用顕微鏡装置の機構に関する構成
図。
図。
【図5】従来の手術用顕微鏡装置の光学系に関する構成
図。
図。
1:被術眼、 2:手術医眼、 3:光源、 4:光フ
ァイバ、 10:ケーシング、 11:グリップ、 2
0、30、40:移動機構、 21、31、41:ラッ
ク、 22、32、42:モータ、 50:焦点微動装
置、 51、61:スイッチ、 60:XY微動装置、
62:可動板、 70:中間アーム、80、93:ア
ーム、 81:ガスバネ機構、 91:ベース、 9
2:支柱、 94:回転ブロック、 110:観察光学
系、 111:第1対物レンズ、112:変倍光学系、
113:第2対物レンズ、 114:正立プリズム、
115:菱形プリズム、 116:接眼レンズ、 12
0:照明光学系、 121:リレ−レンズ、 122:
コンデンサレンズ、 130:ハーフミラー、501:
UPスイッチ、 502:DOWNスイッチ、 50
3、504、517、518、525、531:NOT
ゲート、 505、506、532:ORゲート、 5
07、508、519、520、523:ANDゲー
ト、 509:モータ駆動用IC、 510:XORゲ
ート、 511:上限リミットスイッチ、 512:下
限リミットスイッチ、 513、514:NANDゲー
ト、515、516:コンパレータ、 521:ポテン
ショメータ、 522:オペアンプ、 524:NOR
ゲート、 526:ラッチ用IC、 527:指示スイ
ッチ、 528:検出スイッチ、 529:NORゲー
ト、 530:センタリングスイッチ
ァイバ、 10:ケーシング、 11:グリップ、 2
0、30、40:移動機構、 21、31、41:ラッ
ク、 22、32、42:モータ、 50:焦点微動装
置、 51、61:スイッチ、 60:XY微動装置、
62:可動板、 70:中間アーム、80、93:ア
ーム、 81:ガスバネ機構、 91:ベース、 9
2:支柱、 94:回転ブロック、 110:観察光学
系、 111:第1対物レンズ、112:変倍光学系、
113:第2対物レンズ、 114:正立プリズム、
115:菱形プリズム、 116:接眼レンズ、 12
0:照明光学系、 121:リレ−レンズ、 122:
コンデンサレンズ、 130:ハーフミラー、501:
UPスイッチ、 502:DOWNスイッチ、 50
3、504、517、518、525、531:NOT
ゲート、 505、506、532:ORゲート、 5
07、508、519、520、523:ANDゲー
ト、 509:モータ駆動用IC、 510:XORゲ
ート、 511:上限リミットスイッチ、 512:下
限リミットスイッチ、 513、514:NANDゲー
ト、515、516:コンパレータ、 521:ポテン
ショメータ、 522:オペアンプ、 524:NOR
ゲート、 526:ラッチ用IC、 527:指示スイ
ッチ、 528:検出スイッチ、 529:NORゲー
ト、 530:センタリングスイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】被術部位を観察するための光学系を収容し
たケーシングを移動機構を介してアームに支持させると
共に、前記ケーシングを前記アームに対して移動させる
手術用顕微鏡装置において、 前記アームが、前記被術部位を観察するための観察位置
から予め定めた退避位置に移動したことを検出する検出
手段と、 前記アームが前記退避位置に移動したことを前記検出手
段が検出した場合に、前記ケーシングが前記アームに対
する予め定めた位置まで移動するように前記移動機構を
駆動する駆動手段と、 を備えたことを特徴とする手術用顕微鏡装置。 - 【請求項2】請求項1において、 操作部材をさらに備え、 前記駆動手段は、 前記操作部材が操作され、かつ、前記アームが前記予め
定めた退避位置に移動したことを前記検出手段が検出し
た場合に、前記ケーシングが前記予め定めた位置まで移
動するように前記移動機構を駆動することを特徴とする
手術用顕微鏡装置。 - 【請求項3】請求項1または2において、 前記予め定めた位置は、前記移動機構が前記ケーシング
を移動させる際のストロークのほぼ中心位置であること
を特徴とする手術用顕微鏡装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8006613A JPH09192144A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 手術用顕微鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8006613A JPH09192144A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 手術用顕微鏡装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09192144A true JPH09192144A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11643222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8006613A Pending JPH09192144A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 手術用顕微鏡装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09192144A (ja) |
-
1996
- 1996-01-18 JP JP8006613A patent/JPH09192144A/ja active Pending
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