JPH09192772A - ボールねじのナットの製造方法およびその内型 - Google Patents
ボールねじのナットの製造方法およびその内型Info
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- JPH09192772A JPH09192772A JP8022093A JP2209396A JPH09192772A JP H09192772 A JPH09192772 A JP H09192772A JP 8022093 A JP8022093 A JP 8022093A JP 2209396 A JP2209396 A JP 2209396A JP H09192772 A JPH09192772 A JP H09192772A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 切削加工に比べて生産性が良く、また充填性
の良い高精度の品質が得られる製造方法およびその内型
を提供する。 【解決手段】 パイプ状の素材Wに、外周にねじ溝成形
型部1aを有する内型1を挿入する。この素材Wの外径
面を回転式打撃装置7により外型3を介して繰り返して
打撃することにより、素材Wの内径面に前記ねじ溝成形
型部1aに倣ったねじ溝aを成形する。素材Wの成形品
に対して、内型1は相対的にねじりながら離脱させる。
の良い高精度の品質が得られる製造方法およびその内型
を提供する。 【解決手段】 パイプ状の素材Wに、外周にねじ溝成形
型部1aを有する内型1を挿入する。この素材Wの外径
面を回転式打撃装置7により外型3を介して繰り返して
打撃することにより、素材Wの内径面に前記ねじ溝成形
型部1aに倣ったねじ溝aを成形する。素材Wの成形品
に対して、内型1は相対的にねじりながら離脱させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種のボールね
じ、例えば各種の加工機および自動車用電動パワーステ
アリング等に用いられるボールねじにおけるナットを鍛
造するボールねじのナットの製造方法およびその内型に
関する。
じ、例えば各種の加工機および自動車用電動パワーステ
アリング等に用いられるボールねじにおけるナットを鍛
造するボールねじのナットの製造方法およびその内型に
関する。
【0002】
【従来の技術】図5,図6は、各々この発明の各実施形
態で製造するボールねじのナットを示し、図5はスプラ
イン無し形式の例を、図6はスプライン付きの例を各々
示す。従来、このようなナットのねじ溝形状を成形する
ためには、厚肉パイプ材の素材を用いて内径を旋削する
ことにより溝形状を成形し、焼き入れ後に研削により仕
上げている。図6のナットの場合は、上記の方法でねじ
溝を加工すると共に、歯切り盤により内歯スプラインを
加工し、熱処理のうえ、仕上げ研削を行っている。
態で製造するボールねじのナットを示し、図5はスプラ
イン無し形式の例を、図6はスプライン付きの例を各々
示す。従来、このようなナットのねじ溝形状を成形する
ためには、厚肉パイプ材の素材を用いて内径を旋削する
ことにより溝形状を成形し、焼き入れ後に研削により仕
上げている。図6のナットの場合は、上記の方法でねじ
溝を加工すると共に、歯切り盤により内歯スプラインを
加工し、熱処理のうえ、仕上げ研削を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のように
旋削や研削による機械加工でねじ溝を形成するのでは、
ねじ溝の加工に多大な工数がかかる。図6の例のような
スプライン付きのナットの場合は、さらに歯切り盤によ
る加工が必要であるため、工数が一層多くなり、製品の
コスト増加の原因となっている。前記のような機械加工
によるほか、塑性加工の応用として、パイプ状の素材の
内側に内型を嵌め込み、外型を軸方向から圧入すること
により、しごき加工でねじ溝を成形することも可能では
あるが、内型への材料の充填性が悪く、充填不足となっ
て良質の成形が難しい。
旋削や研削による機械加工でねじ溝を形成するのでは、
ねじ溝の加工に多大な工数がかかる。図6の例のような
スプライン付きのナットの場合は、さらに歯切り盤によ
る加工が必要であるため、工数が一層多くなり、製品の
コスト増加の原因となっている。前記のような機械加工
によるほか、塑性加工の応用として、パイプ状の素材の
内側に内型を嵌め込み、外型を軸方向から圧入すること
により、しごき加工でねじ溝を成形することも可能では
あるが、内型への材料の充填性が悪く、充填不足となっ
て良質の成形が難しい。
【0004】この発明の目的は、切削加工に比べて生産
性が良く、また充填性の良い高精度の品質が得られるボ
ールねじのナットの製造方法およびその内型を提供する
ことである。この発明の他の目的は、ねじ溝の成形と同
時に内歯スプラインの成形が行え、スプライン付きのナ
ットを効率良く生産できるようにすることである。
性が良く、また充填性の良い高精度の品質が得られるボ
ールねじのナットの製造方法およびその内型を提供する
ことである。この発明の他の目的は、ねじ溝の成形と同
時に内歯スプラインの成形が行え、スプライン付きのナ
ットを効率良く生産できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のボールねじの
ナットの製造方法は、外周にねじ溝成形型部を有する内
型をパイプ状の素材に挿入し、前記素材の外径面を回転
式打撃装置で繰り返して打撃することにより、前記素材
の内径面に前記内型のねじ溝成形型部でねじ溝を成形す
る方法である。このように素材の外周から打撃を加える
ことにより、冷間鍛造であっても、充填性の良い高精度
の品質が得られる。特に、素材の半径方向に打撃を加え
ることにより、充填性が良くなる。このように成形した
後、前記内型は、成形済み品であるナットに対して相対
的にねじりながら離脱させる。
ナットの製造方法は、外周にねじ溝成形型部を有する内
型をパイプ状の素材に挿入し、前記素材の外径面を回転
式打撃装置で繰り返して打撃することにより、前記素材
の内径面に前記内型のねじ溝成形型部でねじ溝を成形す
る方法である。このように素材の外周から打撃を加える
ことにより、冷間鍛造であっても、充填性の良い高精度
の品質が得られる。特に、素材の半径方向に打撃を加え
ることにより、充填性が良くなる。このように成形した
後、前記内型は、成形済み品であるナットに対して相対
的にねじりながら離脱させる。
【0006】内歯スプライン付きのナットを製造する場
合は、次のように行っても良い。すなわち、外周にねじ
溝成形型部を有する第1の内型と、外周にスプライン成
形型部を有する第2の内型とを、パイプ状の素材に前記
各成形型部を並べて挿入する。この状態の素材の外径面
を回転式打撃装置で繰り返して打撃することにより、素
材の内径面に第1の内型のねじ溝成形型部でねじ溝を成
形しかつ第2の内型のスプライン成形型部で内歯スプラ
インを成形する。成形後、成形品であるナットに対し
て、第1の内型はねじりながら離脱させ、第2の内型は
軸方向に離脱させる。このように第1および第2の内型
を使用することにより、互いに異なる形状部分であるね
じ溝と内歯スプラインとが同時に成形できる。
合は、次のように行っても良い。すなわち、外周にねじ
溝成形型部を有する第1の内型と、外周にスプライン成
形型部を有する第2の内型とを、パイプ状の素材に前記
各成形型部を並べて挿入する。この状態の素材の外径面
を回転式打撃装置で繰り返して打撃することにより、素
材の内径面に第1の内型のねじ溝成形型部でねじ溝を成
形しかつ第2の内型のスプライン成形型部で内歯スプラ
インを成形する。成形後、成形品であるナットに対し
て、第1の内型はねじりながら離脱させ、第2の内型は
軸方向に離脱させる。このように第1および第2の内型
を使用することにより、互いに異なる形状部分であるね
じ溝と内歯スプラインとが同時に成形できる。
【0007】この発明の内型は、ボールねじのナットを
回転式打撃装置で冷間鍛造する内型であって、外周にね
じ溝成形型部を有するものである。この内型を使用する
ことにより、前記の発明方法の成形が行える。
回転式打撃装置で冷間鍛造する内型であって、外周にね
じ溝成形型部を有するものである。この内型を使用する
ことにより、前記の発明方法の成形が行える。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図3に基づいて説明する。この方法は、厚肉のパイプ
状の素材Wに図3に示す内型1を挿入し、この素材Wの
外径面を図1(D)および図2に示すような回転式打撃
装置7の外型3で繰り返して打撃することにより、素材
Wの内径面にねじ溝aを成形する方法である。内型1は
2段の段付き軸状に形成され、その中径部分の外径部
が、反転ねじ溝形状のねじ溝成形型部1aとされてい
る。パイプ状素材Wは、この内型1に軸方向へ幅押え
4,5を介して送り込み、両側から前記幅押え4,5で
挟み込んで保持する。素材Wの片方の幅面は、内型1の
大径部1cとねじ溝成形型部1aとの間の段面に当接さ
せる。片方の幅押え4は内型1の小径部1bに外嵌する
内径に、もう片方の幅押え5は内型1の大径部1cに外
嵌する内径に各々形成されたパイプ状とされ、あるいは
割り筒状とされている。
し図3に基づいて説明する。この方法は、厚肉のパイプ
状の素材Wに図3に示す内型1を挿入し、この素材Wの
外径面を図1(D)および図2に示すような回転式打撃
装置7の外型3で繰り返して打撃することにより、素材
Wの内径面にねじ溝aを成形する方法である。内型1は
2段の段付き軸状に形成され、その中径部分の外径部
が、反転ねじ溝形状のねじ溝成形型部1aとされてい
る。パイプ状素材Wは、この内型1に軸方向へ幅押え
4,5を介して送り込み、両側から前記幅押え4,5で
挟み込んで保持する。素材Wの片方の幅面は、内型1の
大径部1cとねじ溝成形型部1aとの間の段面に当接さ
せる。片方の幅押え4は内型1の小径部1bに外嵌する
内径に、もう片方の幅押え5は内型1の大径部1cに外
嵌する内径に各々形成されたパイプ状とされ、あるいは
割り筒状とされている。
【0009】このように、幅押え4,5で挟み、外型3
内に素材Wを保持した状態で、素材Wの外径面を、外型
3を介して回転式打撃装置7で加圧することにより、内
型1のねじ溝成形型部1aの外面に倣った内径形状のね
じ溝aを有するナット(図1(B),(C))に成形す
る。成形後、内型1は、素材Wの成形品であるナットに
対して相対的にねじりながら離脱させる。離脱させた素
材Wに図5のように幅面のねじ孔13などの後加工を加
えて、ボールねじのナットが完成する。
内に素材Wを保持した状態で、素材Wの外径面を、外型
3を介して回転式打撃装置7で加圧することにより、内
型1のねじ溝成形型部1aの外面に倣った内径形状のね
じ溝aを有するナット(図1(B),(C))に成形す
る。成形後、内型1は、素材Wの成形品であるナットに
対して相対的にねじりながら離脱させる。離脱させた素
材Wに図5のように幅面のねじ孔13などの後加工を加
えて、ボールねじのナットが完成する。
【0010】回転式打撃装置7は、いわゆるロータリス
エージング方式の回転鍛造機であり、一般に市販されて
いるものが使用できる。この回転式打撃装置7は、放射
状に並ぶ複数の外型3で円筒面状の加圧面3aを形成す
るものであり、この例では4個の外型3を使用してい
る。これら外型3は、スピンドル8に設けたガイド溝8
aに楔部材9およびバッカー10と共に半径方向に進退
自在に嵌合させてあり、スピンドル8と円筒状のハウジ
ング11の間を転走するローラ12がガイド溝8aを通
過する都度、バッカー10および楔部材9を介して半径
方向内側へ加圧される。ローラ12は、外型3に対する
打撃部材となるものであり、スピンドル8とハウジング
11とを相対的に回転させることで、両者8,11の間
の円筒状の隙間を転走する。バッカー10と楔部材9と
は、図2のように互いの接触面を傾斜面としてあり、バ
ッカー10または楔部材9を軸方向に移動させること
で、外型3の半径方向のストロークが与えられる。素材
Wの成形に際しては、ローラ12の転走による加圧の開
始から、バッカー10または楔部材9を次第に深く進入
させることで、外型3を内径側へ移動させ、素材Wの外
径面を絞って内径面を内型1に押し付け、ねじ溝aを形
成する。
エージング方式の回転鍛造機であり、一般に市販されて
いるものが使用できる。この回転式打撃装置7は、放射
状に並ぶ複数の外型3で円筒面状の加圧面3aを形成す
るものであり、この例では4個の外型3を使用してい
る。これら外型3は、スピンドル8に設けたガイド溝8
aに楔部材9およびバッカー10と共に半径方向に進退
自在に嵌合させてあり、スピンドル8と円筒状のハウジ
ング11の間を転走するローラ12がガイド溝8aを通
過する都度、バッカー10および楔部材9を介して半径
方向内側へ加圧される。ローラ12は、外型3に対する
打撃部材となるものであり、スピンドル8とハウジング
11とを相対的に回転させることで、両者8,11の間
の円筒状の隙間を転走する。バッカー10と楔部材9と
は、図2のように互いの接触面を傾斜面としてあり、バ
ッカー10または楔部材9を軸方向に移動させること
で、外型3の半径方向のストロークが与えられる。素材
Wの成形に際しては、ローラ12の転走による加圧の開
始から、バッカー10または楔部材9を次第に深く進入
させることで、外型3を内径側へ移動させ、素材Wの外
径面を絞って内径面を内型1に押し付け、ねじ溝aを形
成する。
【0011】この成形方法によると、このように冷間鍛
造でねじ溝aを形成するため、従来の切削加工に比べて
加工速度が速く、低コストとなる。また、素材Wの半径
方向から回転式打撃で繰り返して打撃を加えるため、内
型1に対して充填性が良く、高精度なねじ溝aの成形が
行える。
造でねじ溝aを形成するため、従来の切削加工に比べて
加工速度が速く、低コストとなる。また、素材Wの半径
方向から回転式打撃で繰り返して打撃を加えるため、内
型1に対して充填性が良く、高精度なねじ溝aの成形が
行える。
【0012】図4はこの発明の第2の実施形態を示す。
この例は、ボールねじのナットとして、図6に示す内歯
スプラインdを内径面に有するものを製造する例であ
る。この場合も、図1〜図3の例と同様に、内型1と外
型3の間にパイプ状の素材Wを配置し、回転打撃を行う
が、内型として、前記形状の第1の内型1の他に、第2
の内型1Aを用いる。第1の内型1は、図3に示したも
のと同様のものであり、中径部がねじ溝成形型部1aと
されている。第2の内型1Aは、第1の内型1のねじ溝
成形型部1aから突出した小径軸部1bの外周に嵌合す
る円筒状のものであり、外径面の一端寄りにスプライン
成形型部1dを有している。
この例は、ボールねじのナットとして、図6に示す内歯
スプラインdを内径面に有するものを製造する例であ
る。この場合も、図1〜図3の例と同様に、内型1と外
型3の間にパイプ状の素材Wを配置し、回転打撃を行う
が、内型として、前記形状の第1の内型1の他に、第2
の内型1Aを用いる。第1の内型1は、図3に示したも
のと同様のものであり、中径部がねじ溝成形型部1aと
されている。第2の内型1Aは、第1の内型1のねじ溝
成形型部1aから突出した小径軸部1bの外周に嵌合す
る円筒状のものであり、外径面の一端寄りにスプライン
成形型部1dを有している。
【0013】成形に際しては、第1の内型1と第2の内
型1Aとを、パイプ状の素材Wに各成形型部1a,1d
を並べて挿入し、素材Wの外径面を前記回転式打撃装置
7により外型3を介して繰り返して打撃する。これによ
り、素材Wの内径面に第1の内型1のねじ溝成形型部1
aでねじ溝aを成形し、かつ第2の内型1Aのスプライ
ン成形型部1dで内歯スプラインdを成形する。成形
後、素材Wの成形品に対して、第1の内型1を前記と同
様にねじりながら離脱させる。このようにして、異なる
形状のボールねじ溝aと内歯スプラインdとを同時に成
形することができ、このような形状を機械加工する場合
に比べて生産性が大きく向上する。
型1Aとを、パイプ状の素材Wに各成形型部1a,1d
を並べて挿入し、素材Wの外径面を前記回転式打撃装置
7により外型3を介して繰り返して打撃する。これによ
り、素材Wの内径面に第1の内型1のねじ溝成形型部1
aでねじ溝aを成形し、かつ第2の内型1Aのスプライ
ン成形型部1dで内歯スプラインdを成形する。成形
後、素材Wの成形品に対して、第1の内型1を前記と同
様にねじりながら離脱させる。このようにして、異なる
形状のボールねじ溝aと内歯スプラインdとを同時に成
形することができ、このような形状を機械加工する場合
に比べて生産性が大きく向上する。
【0014】なお、この例は、内歯スプラインdをボー
ルねじ溝aと共に形成する場合につき説明したが、この
回転打撃による成形方法により、他の種々の形状部分を
ボールねじ溝aと同時に成形することもできる。また、
素材Wに第1の内型1で成形する部分と第2の内型2で
成形する部分とは、前記の回転式の冷間鍛造で個別に成
形することもできる。回転式打撃装置は、図示の例のも
のに限らず、各種の形式のものが使用できる。
ルねじ溝aと共に形成する場合につき説明したが、この
回転打撃による成形方法により、他の種々の形状部分を
ボールねじ溝aと同時に成形することもできる。また、
素材Wに第1の内型1で成形する部分と第2の内型2で
成形する部分とは、前記の回転式の冷間鍛造で個別に成
形することもできる。回転式打撃装置は、図示の例のも
のに限らず、各種の形式のものが使用できる。
【0015】
【発明の効果】この発明のボールねじのナットの製造方
法は、パイプ状の素材に内型を挿入し、素材の外径面を
回転式打撃装置で打撃することにより、素材の内径面に
ねじ溝を成形し、内型を相対的にねじりながら離脱させ
る方法であるため、切削加工に比べて生産性が良く、し
かも充填性の良い高精度な品質が得られる。この発明の
請求項2の製造方法の場合は、第1および第2の内型を
パイプ状素材に挿入して回転式打撃装置で外周より打撃
する方法であるため、異なる形状のねじ溝と内歯のスプ
ラインとが同時に成形でき、機械加工に比べて一層生産
性が向上する。この発明の請求項3の製造方法の場合
は、第2の内型を、第1の内型のねじ溝成形型部から突
出した軸部の外周に嵌合するものとするため、第2の内
型の支持が容易であり、かつ第1および第2の内型の軸
心位置の精度確保が容易である。この発明の内型によれ
ば、前記の製造方法によるナットの鍛造が行える。
法は、パイプ状の素材に内型を挿入し、素材の外径面を
回転式打撃装置で打撃することにより、素材の内径面に
ねじ溝を成形し、内型を相対的にねじりながら離脱させ
る方法であるため、切削加工に比べて生産性が良く、し
かも充填性の良い高精度な品質が得られる。この発明の
請求項2の製造方法の場合は、第1および第2の内型を
パイプ状素材に挿入して回転式打撃装置で外周より打撃
する方法であるため、異なる形状のねじ溝と内歯のスプ
ラインとが同時に成形でき、機械加工に比べて一層生産
性が向上する。この発明の請求項3の製造方法の場合
は、第2の内型を、第1の内型のねじ溝成形型部から突
出した軸部の外周に嵌合するものとするため、第2の内
型の支持が容易であり、かつ第1および第2の内型の軸
心位置の精度確保が容易である。この発明の内型によれ
ば、前記の製造方法によるナットの鍛造が行える。
【図1】(A)はこの発明の第1の実施形態にかかる製
造方法を示す要部の説明図、(B),(C)はその成形
品の断面図および正面図、(D)は回転式打撃装置の一
例の破断正面図である。
造方法を示す要部の説明図、(B),(C)はその成形
品の断面図および正面図、(D)は回転式打撃装置の一
例の破断正面図である。
【図2】回転式打撃装置の切欠斜視図である。
【図3】同製造方法に用いる内型の側面図である。
【図4】この発明の第2の実施形態にかかる製造方法を
示す要部の説明図である。
示す要部の説明図である。
【図5】第1の実施形態で成形したナットに後加工を加
えた完成品の断面図および正面図である。
えた完成品の断面図および正面図である。
【図6】第2の実施形態で成形したナットの断面図およ
び正面図である。
び正面図である。
1…内型(第1の内型)、1A…第2の内型、1a…ね
じ溝成形型部、1d…スプライン成形型部、3…外型、
4,5…幅押え、7…回転式打撃装置、8…スピンド
ル、9…楔部材、10…バッカー、11…ハウジング、
12…ローラ、a…ねじ溝、d…内歯スプライン、W…
素材
じ溝成形型部、1d…スプライン成形型部、3…外型、
4,5…幅押え、7…回転式打撃装置、8…スピンド
ル、9…楔部材、10…バッカー、11…ハウジング、
12…ローラ、a…ねじ溝、d…内歯スプライン、W…
素材
Claims (4)
- 【請求項1】 外周にねじ溝成形型部を有する内型をパ
イプ状の素材に挿入し、前記素材の外径面を回転式打撃
装置で繰り返して打撃することにより、前記素材の内径
面に前記ねじ溝成形型部に倣うねじ溝を成形し、その成
形品であるナットに対して前記内型を相対的にねじりな
がら離脱させるボールねじのナットの製造方法。 - 【請求項2】 外周にねじ溝成形型部を有する第1の内
型と、外周にスプライン成形型部を有する第2の内型と
を、パイプ状の素材に前記各成形型部を並べて挿入し、
前記素材の外径面を回転式打撃装置で繰り返して打撃す
ることにより、前記素材の内径面に前記第1の内型のね
じ溝成形型部でねじ溝を成形しかつ前記第2の内型のス
プライン成形型部で内歯スプラインを成形し、その成形
品であるナットに対して前記第1の内型をねじりながら
離脱させ、第2の内型を軸方向に離脱させるボールねじ
のナットの製造方法。 - 【請求項3】 前記第2の内型は、第1の内型のねじ溝
成形型部から突出した軸部の外周に嵌合するものである
請求項2記載のボールねじのナットの製造方法。 - 【請求項4】 ボールねじのナットを回転式打撃装置で
冷間鍛造する内型であって、外周にねじ溝成形型部を有
する軸状の内型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8022093A JPH09192772A (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | ボールねじのナットの製造方法およびその内型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8022093A JPH09192772A (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | ボールねじのナットの製造方法およびその内型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09192772A true JPH09192772A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=12073267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8022093A Pending JPH09192772A (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | ボールねじのナットの製造方法およびその内型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09192772A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0985470A3 (en) * | 1998-09-11 | 2002-05-15 | Thk Co., Ltd. | Ball screwed nut, linearly guiding apparatus using the same, ball screw for steering and method of manufacturing the ball screwed nut |
| KR100856284B1 (ko) * | 2006-12-26 | 2008-09-03 | 주식회사 포스코 | 런 아웃 테이블 구간에서의 압연 판 온도 제어 장치 및방법 |
| JP2008290146A (ja) * | 2007-05-24 | 2008-12-04 | Toshiji Ito | 雌螺子成形方法 |
| TWI424914B (ja) * | 2011-03-14 | 2014-02-01 |
-
1996
- 1996-01-11 JP JP8022093A patent/JPH09192772A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0985470A3 (en) * | 1998-09-11 | 2002-05-15 | Thk Co., Ltd. | Ball screwed nut, linearly guiding apparatus using the same, ball screw for steering and method of manufacturing the ball screwed nut |
| KR100568400B1 (ko) * | 1998-09-11 | 2006-04-05 | 티에치케이 가부시끼가이샤 | 볼나사 너트, 그 볼나사 너트를 사용한 직선 안내장치 및 스티어링용 볼나사 및 볼나사 너트의 제조방법 |
| KR100856284B1 (ko) * | 2006-12-26 | 2008-09-03 | 주식회사 포스코 | 런 아웃 테이블 구간에서의 압연 판 온도 제어 장치 및방법 |
| JP2008290146A (ja) * | 2007-05-24 | 2008-12-04 | Toshiji Ito | 雌螺子成形方法 |
| TWI424914B (ja) * | 2011-03-14 | 2014-02-01 |
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